JP2019005827A - 工作機械の主軸装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】ドローバーを用いた工具ホルダのクランプ機構の分野においては、工具ホルダの着脱がスムーズに行え、装置が大型化することなく低回転域から高回転域までドローバーを主軸に固定可能で、回転時の振動が抑制された装置が求められていた。【解決手段】ドローバー12の後端に、主軸の軸方向と直交する径方向に弾性変形可能な弾性部12bを設け、工具を主軸に固定する時には弾性部が主軸の後端側の内面を押圧し、工具を主軸から開放する時には弾性部が主軸の後端側の内面から離間するように構成する。簡易な構成により、工具ホルダの着脱がスムーズに行え、しかも低回転域から高回転域までドローバーを主軸に固定可能で、回転時の振動が抑制された工作装置を提供できる。【選択図】図1
Description
本発明は、工作機械の主軸装置に関し、特に工具ホルダのクランプ機構に関する。より詳しくは、ドローバーを主軸内で軸方向に進退移動させることで工具ホルダの固定と開放を行う機構に関する。
工作機械の主軸に工具を着脱するための機構として、高速に回転可能な中空主軸と、中空主軸内を軸方向に移動することにより中空主軸の先端に工具ホルダを着脱可能にするドローバーを備えた機構が知られている。
かかる機構を備えた装置においては、工具ホルダの着脱の際に中空主軸内でドローバーを進退移動させる必要があるため、中空主軸の内面とドローバーの外面との間には隙間を介在させる必要があった。
かかる機構を備えた装置においては、工具ホルダの着脱の際に中空主軸内でドローバーを進退移動させる必要があるため、中空主軸の内面とドローバーの外面との間には隙間を介在させる必要があった。
近年では、加工能率を向上するために工作機械の回転速度を高速化する傾向があるが、中空主軸およびドローバーを含む回転系が回転した場合に、上記隙間の分だけドローバーがラジアル方向にがたつくことがある。すると、回転系にアンバランスが生じ、振動が生じて加工精度が低下したり、場合によっては軸受けが破損するという問題が起こり得る。
そこで、回転時のドローバーの振動を低減するための試みが行われている。
そこで、回転時のドローバーの振動を低減するための試みが行われている。
例えば、特許文献1には、中空主軸とドローバーの間に、中空主軸の内壁にドローバーを押し付けるための押し当て手段を設けた装置が記載されている。
また、特許文献2には、ドローバーの重心を主軸の回転中心軸線から偏移させるとともに、主軸にカウンタバランスを設けておき、回転時には遠心力で主軸の内面にドローバーが押し付けられる装置が記載されている。
また、特許文献3には、テーパー面を有する円筒状体を主軸とドローバーの間に設け、皿バネの付勢力で円筒状体が主軸とドローバーの間で突張ることによりドローバーのがたつきを防止する装置が記載されている。
また、特許文献2には、ドローバーの重心を主軸の回転中心軸線から偏移させるとともに、主軸にカウンタバランスを設けておき、回転時には遠心力で主軸の内面にドローバーが押し付けられる装置が記載されている。
また、特許文献3には、テーパー面を有する円筒状体を主軸とドローバーの間に設け、皿バネの付勢力で円筒状体が主軸とドローバーの間で突張ることによりドローバーのがたつきを防止する装置が記載されている。
しかしながら、特許文献1の装置では、ドローバーが主軸に常に押し付けられている為、工具ホルダを着脱するためにドローバーを主軸の軸方向に進退移動させる際に摺動が発生し、摩擦による抵抗力や異音、更には摺動部の摩耗が発生するという課題がある。
また、特許文献2の装置では、低速回転時にはドローバーを主軸の内面に押し付ける遠心力が弱いため、振動を抑制し難いという課題が残る。
また、特許文献2の装置では、低速回転時にはドローバーを主軸の内面に押し付ける遠心力が弱いため、振動を抑制し難いという課題が残る。
特許文献3の装置では、工具ホルダを保持する為に必要な付勢力よりも大きな付勢力を有する皿バネを用いる必要があり、主軸やドローバーにかかる応力が増大し、主軸やドローバーをより強固にしなければならず、サイズや重量が大きくなる等の課題がある。また、工具を外す際に、皿バネの付勢力に逆行してドローバーを押すためのシリンダー等もより強力な物が必要になり、コストアップにもつながるという課題がある。
そこで、工具ホルダの着脱がスムーズに行え、装置が大型化することなく低回転域から高回転域までドローバーを主軸に固定可能で、回転時の振動が抑制された装置が求められていた。
本発明は、先端に工具を取付け可能な中空状の主軸と、前記主軸の中空内部に配され、前記主軸の軸方向に沿って進退することにより前記主軸の先端への工具の固定と開放を行うドローバーと、前記工具を前記主軸に固定する方向に前記ドローバーを付勢する付勢手段と、前記工具を前記主軸から開放する方向に前記ドローバーを移動させる移動手段と、を備えた工作機械の主軸装置であって、前記ドローバーは、前記主軸の軸方向と直交する径方向に弾性変形可能な弾性部を備え、前記工具を前記主軸に固定する時には、前記弾性部が前記主軸の後端側の内面を押圧し、前記工具を前記主軸から開放する時には、前記弾性部が前記主軸の後端側の内面から離間することを特徴とする工作機械の主軸装置である。
本発明によれば、工具ホルダの着脱がスムーズに行え、装置が大型化することなく低回転域から高回転域までドローバーを主軸に固定可能で、回転時の振動が抑制された装置が実現可能である。
[第一の実施形態]
以下、図面を参照して、本発明の第一の実施形態である工具ホルダのクランプ機構について説明する。
図1を参照して、本実施形態の構成を説明するが、以後の説明では図1の左方向を前方向、右方向を後方向と記す場合がある。本実施形態は、高精度な加工を行う加工機の主軸構造であるため、軸受には、高い回転精度をもつ空気静圧軸受を採用している。しかし、本発明の実施形態は空気静圧軸受に限られるわけではなく、仕様に応じて転がり軸受等の他の支持手段を用いてもよい。
以下、図面を参照して、本発明の第一の実施形態である工具ホルダのクランプ機構について説明する。
図1を参照して、本実施形態の構成を説明するが、以後の説明では図1の左方向を前方向、右方向を後方向と記す場合がある。本実施形態は、高精度な加工を行う加工機の主軸構造であるため、軸受には、高い回転精度をもつ空気静圧軸受を採用している。しかし、本発明の実施形態は空気静圧軸受に限られるわけではなく、仕様に応じて転がり軸受等の他の支持手段を用いてもよい。
図1において、ハウジング1は主軸4を空気静圧で保持する軸受であり、不図示の加工機本体に固定されている。ハウジング1は、ラジアル静圧軸受パッド2aと、スラスト静圧軸受パッド2bを備え、これらの軸受けパッドにはハウジング1内に配置された空気の供給路3から圧縮空気が供給される。
本実施形態では、主軸4を回転させるためにトルクを付勢するモーターとして、ビルトインモーターを採用している。すなわち、コイル5がハウジング1に固定され、永久磁石6が主軸4に固定されている。
本実施形態では、主軸4を回転させるためにトルクを付勢するモーターとして、ビルトインモーターを採用している。すなわち、コイル5がハウジング1に固定され、永久磁石6が主軸4に固定されている。
主軸4は内部が中空状になっており、中空内部にはドローバー12と、皿バネ13が挿入されている。工具ホルダ14の固定と解放を行うことができるようにするため、本実施形態では主軸4の前端とドローバー12の前端で工具ホルダ14の後端のスタッドを牽引可能なプルスタッド構造を構成している。しかし、本発明の実施形態はプルスタッド構造に限られるわけではなく、ドローバーを介して主軸の先端に工具ホルダを取付け可能な構造でありさえすれば別の構造であってもよく、例えばHSK規格でもよい。
ドローバー12の後方には、シリンダー10が配置されており、シリンダー10には、ドローバー12に外力を印加する為のシリンダーロッド11が付設されている。シリンダーロッド11を前後方向に付勢する為、シリンダー10には不図示の圧力供給機構から圧力が供給されており、シリンダーロッド11を前進、後退、停止させることができるようになっている。
ドローバー12の後端部側すなわちシリンダーロッド11と対向する側には、主軸4の軸方向と直交する径方向に弾性変形することができる弾性部12bが設けられている。図2(a)に主軸4の断面を、図2(b)にドローバー12の外観を示すが、ドローバー12の弾性部12bは、薄肉の中空形状の弾性材料に複数の切り欠きの割り(スリット)を設けることで構成され、主軸4への挿抜にともない径方向に弾性変形可能である。弾性部12bは、弾性変形していない時にはその径方向の外径D2が、主軸4の後端側の中空部の内径D1よりも大きくなるように作られており、主軸4の内部にドローバー12を挿入する過程において、弾性部12bは、径方向内側に圧入された状態になる。
主軸4内に挿入された状態においては、弾性部12bは、径方向外側に向けて復元しようとする弾性力により主軸4の後端側の内面を押圧する状態になっており、主軸4の後端部内面に固定された状態になっている。弾性部12bの径方向の大きさD2は、主軸4に対する押圧の付勢力が、ドローバー12を固定するのに十分な大きさになり、かつ弾性変形領域内になるように設定する。
また、ドローバー12の前端は、前述のプルスタッド構造を有している為、工具ホルダ14を保持している状態において、主軸4に対して固定された状態にある。したがって、工具ホルダ14を保持している状態においては、ドローバー12の前端と後端が主軸4に対して固定された状態になる為、回転時におけるアンバランスの変動や振動を抑制することができる。
ドローバー12には、シリンダーロッド11と対向する側にテーパー形状12cが形成されている。また、シリンダーロッド11には、ドローバー12に外力を印加するための外力印加部として、ドローバー12と対向する側にテーパー部11aおよび平面部11bが形成されている。
シリンダーロッド11がドローバー12に向けて前進すると、テーパー部11aはテーパー形状12cと係合し、弾性部12bには径方向内側に弾性変形させる外力が印加される。そして、弾性部12bを径方向内側に弾性変形させた後に、シリンダーロッド11の平面部11bがドローバー12の後端部に突き当るようになっている。これにより、ドローバーの弾性部12bは主軸4の内面から離間し、摺動することなく主軸内を前進することができる。尚、各部の寸法形状は、弾性部12bが弾性限界を超えて変形することがないように適宜設定されている。
シリンダー10は、シリンダー保持部品7に固定されている。シリンダー保持部品7は、前後方向に移動可能にガイド部品8によって保持されている。シリンダー保持部品7とガイド部品8の間には、スプリング9が配置されている。スプリング9は、シリンダー保持部品7を前方向に付勢し、ガイド部品8の突き当て部8bに突き当てている。尚、ガイド部品8は、不図示の加工機本体に固定されている。
シリンダー保持部品7は、シリンダー保持部品7が後方向に移動すると、主軸4の後端にあるフランジ形状4cと係合する鉤形状7aを備えている。
シリンダー保持部品7は、シリンダー保持部品7が後方向に移動すると、主軸4の後端にあるフランジ形状4cと係合する鉤形状7aを備えている。
次に、工具ホルダ14が主軸4に固定された状態から、主軸4から解放された状態になるまでの装置各部の動作を、順を追って説明する。
まず、図1は、主軸4に工具ホルダ14が固定されている状態を示しており、この状態において、主軸は回転することができるようになっている。ドローバー12は、主軸4とドローバー12の間に配置された皿バネ13から、後方向に付勢力を受けており、それによってスタッドを牽引して工具ホルダ14を固定している。シリンダー保持部品7は、スプリング9による付勢力で、ガイド部品8にある突き当て部8bに突き当てられており、シリンダー保持部品7の鉤形状7aは、主軸4の後端にあるフランジ形状4cとは接触していない状態になっている。
この時、ドローバー12は、前述の通り主軸4に対して前端と後端が固定され、径方向に動くことが無い状態になっている。その為、主軸4が回転させた際には、低速回転域から高速回転域に至るまで、ドローバー12によるアンバランスの変動や振動を抑制することができる。
まず、図1は、主軸4に工具ホルダ14が固定されている状態を示しており、この状態において、主軸は回転することができるようになっている。ドローバー12は、主軸4とドローバー12の間に配置された皿バネ13から、後方向に付勢力を受けており、それによってスタッドを牽引して工具ホルダ14を固定している。シリンダー保持部品7は、スプリング9による付勢力で、ガイド部品8にある突き当て部8bに突き当てられており、シリンダー保持部品7の鉤形状7aは、主軸4の後端にあるフランジ形状4cとは接触していない状態になっている。
この時、ドローバー12は、前述の通り主軸4に対して前端と後端が固定され、径方向に動くことが無い状態になっている。その為、主軸4が回転させた際には、低速回転域から高速回転域に至るまで、ドローバー12によるアンバランスの変動や振動を抑制することができる。
ここで、主軸4に工具ホルダ14が固定されている状態の皿バネ13の付勢力をFaとし、シリンダー保持部品7がガイド部品8の突き当て部8bに突き当たっている状態におけるスプリング9の付勢力をFbとする。また、シリンダー保持部品7が後方向に移動し、鉤形状7aが主軸4の後端にあるフランジ形状4cと接触した状態におけるスプリング9の付勢力をFcとする。また、シリンダーロッド11のテーパー部11aが、ドローバー12の後端にある弾性部12bを弾性変形させ、ドローバー12の後端部が平面部11bに突き当たるのに必要な付勢力をFdとする。
この時、Fa〜Fdの付勢力の関係は、以下の関係を満たすように設定されている。
Fa>Fc>Fb>Fd・・・付勢力の関係(1)
この時、Fa〜Fdの付勢力の関係は、以下の関係を満たすように設定されている。
Fa>Fc>Fb>Fd・・・付勢力の関係(1)
次に、図3乃至図6を参照して、工具ホルダ14が解放されるまでの過程について段階を追って説明する。
図3は、シリンダー10が、シリンダーロッド11を前方向へ付勢し始め、シリンダーロッドの前端部にあるテーパー部11aが、ドローバー12の後端にあるテーパー形状12cと接触した状態を示している。この時の、シリンダー10がシリンダーロッド11に付勢している力をF2とすると、F2は以下の関係を満たすように設定されている。
Fa>Fc>Fb>Fd>F2・・・付勢力の関係(2)
図3は、シリンダー10が、シリンダーロッド11を前方向へ付勢し始め、シリンダーロッドの前端部にあるテーパー部11aが、ドローバー12の後端にあるテーパー形状12cと接触した状態を示している。この時の、シリンダー10がシリンダーロッド11に付勢している力をF2とすると、F2は以下の関係を満たすように設定されている。
Fa>Fc>Fb>Fd>F2・・・付勢力の関係(2)
この状態において、ドローバー12の弾性部12bは、テーパー形状12cがシリンダーロッド11の前端部にあるテーパー部11aと係合して押されることにより、径方向内側への付勢力を受け、弾性変形し始める。
次に、図4を参照して、工具ホルダ14が解放されるまでの過程の第二段階を説明する。図4は、シリンダーロッド11が、図3の状態から、さらに前方向へ移動した状態を示している。この時に、シリンダー10がシリンダーロッド11に付勢している力をF3とすると、F3は以下の関係を満たすように設定されている。
Fa>Fc>Fb>F3>Fd・・・付勢力の関係(3)
Fa>Fc>Fb>F3>Fd・・・付勢力の関係(3)
シリンダー10の付勢力F3が、Fdを超えた状態になっている為、ドローバー12の弾性部12bは径方向内側に弾性変形し、シリンダーロッド11の有する平面部11bとドローバー12の後端部が接触した状態になっている。上記の弾性変形により、ドローバー12の弾性部12bは、主軸4の後端部にある中空部の内面から離間し、主軸4の後端部との固定が解除されている。
また、F3は、Fa、Fc、Fbよりも小さい為、シリンダー保持部品7はスプリングの付勢力Fbにより動かず、ドローバー12は皿バネ13の付勢力Faにより動かない。また、ガイド部品8は、不図示の加工機本体に固定されている為、シリンダー10の付勢力F3は、加工機本体に固定されているハウジング1に伝わっている。
次に、図5を参照して、工具ホルダ14が解放されるまでの過程の第三段階を説明する。図5は、シリンダーロッド11が、図4の状態から、さらに前方向へ移動した状態を示している。この時に、シリンダー10がシリンダーロッド11に付勢している力をF4とすると、F4は以下の関係を満たすように設定されている。
Fa>F4>Fc>Fb>Fd・・・付勢力の関係(4)
Fa>F4>Fc>Fb>Fd・・・付勢力の関係(4)
この時、シリンダー10は、シリンダーロッド11に与えている前方向の付勢力F4の反作用として、これと同等の付勢力を後方向に受けることになる。F4は、Fcよりも大きい為、シリンダーに固定されているシリンダー保持部品7は、スプリング9を縮め、後方向に移動し、シリンダー保持部品7の鉤形状7aと主軸4の後端にあるフランジ形状4cが係合した状態になっている。また、F4はFaよりも小さい為、ドローバー12は、皿バネ13の付勢力Faにより拘束され動かない。また、ガイド部品8は不図示の加工機本体に固定されている為、スプリング9の付勢力Fcは加工機本体に固定されているハウジング1には伝わっているが、F4の付勢力がハウジング1に伝わることは無い。
次に、図6を参照して、工具ホルダの解放が完了した状態を説明する。図6は、シリンダーロッド11が、図5の状態から、さらに前方向へ移動した状態を示している。この時に、シリンダー10がシリンダーロッド11に付勢している力をF5とすると、F5は以下の関係を満たすように設定されている。
F5>Fa>Fc>Fb>Fd・・・付勢力の関係(5)
F5>Fa>Fc>Fb>Fd・・・付勢力の関係(5)
この時、ドローバー12が受ける前方向の付勢力F5は、皿バネ13から受けている後方向の付勢力Faを上回っている為、ドローバー12が前方向に移動する。これにより、主軸4の前端とドローバー12の前端により構成されるプルスタッド構造は、工具ホルダ14を解放する。また、この時、シリンダー保持部品7の鉤形状7aと主軸4の後端にあるフランジ形状4cが係合している為、スプリング9の付勢力Fcがハウジング1に伝わり、ハウジング1にシリンダー10の付勢力F5は伝わらない。
以上、工具ホルダ14を主軸4から開放する手順を説明したが、工具ホルダ14を主軸4に固定する場合には、上記の工程を逆の順番で行えばよい。
以上、工具ホルダ14を主軸4から開放する手順を説明したが、工具ホルダ14を主軸4に固定する場合には、上記の工程を逆の順番で行えばよい。
以上に説明したように、本実施形態の装置では、径方向に変形可能な弾性部を設けたことにより、工具ホルダを固定した位置において、ドローバー12は主軸4に対して前端と後端が固定され、径方向にぶれることが無い状態になっている。その為、主軸4が回転した際には、低回転域から高回転域までドローバー12によるアンバランスの変動や振動を抑制することができる。したがって、工作機械として安定して高精度な加工を行うことができる。テーパーを利用して弾性部を弾性変形させることにより工具ホルダの着脱がスムーズに行え、装置が大型化することもない。
また、本実施形態の構成によれば、工具ホルダを解放する際に、主軸の軸受にかかる付勢力をスプリング9の付勢力Fcと同等に抑えることができ、軸受に過大な付勢力がかかることがない。このため、特に、本実施形態のように静圧軸受けを用いる場合には、装置の信頼性や耐久性を高めることができる。
また、本実施形態によれば、皿バネの付勢力は工具ホルダの固定を行う為に十分な付勢力を有してさえいればよい為、特許文献3の装置と比較して、主軸とドローバーのサイズを小さくすることができ、シリンダー10を大型化する必要もない。
また、本実施形態によれば、皿バネの付勢力は工具ホルダの固定を行う為に十分な付勢力を有してさえいればよい為、特許文献3の装置と比較して、主軸とドローバーのサイズを小さくすることができ、シリンダー10を大型化する必要もない。
[第二の実施形態]
第二の実施形態は、第一の実施形態の加工機の主軸構造にドローバーの位置を検知する機構を設け、工具ホルダの着脱状態を検知可能にした装置である。第一の実施形態と同様の部分については、説明を省略ないし簡単化する。
第二の実施形態は、第一の実施形態の加工機の主軸構造にドローバーの位置を検知する機構を設け、工具ホルダの着脱状態を検知可能にした装置である。第一の実施形態と同様の部分については、説明を省略ないし簡単化する。
本実施形態では、ドローバー12の後端部に設けられた弾性部12bの位置を検出するためのセンサ部として、2つの光学式センサを設けている。第1センサは、主軸装置に工具ホルダ14を正しく固定した際のドローバー後端部位置を検知するセンサである。第2センサは、主軸装置から工具ホルダ14を解放・取外した後、皿バネ13の付勢力によって後方向に正しく後退した際のドローバー後端部位置を検知するセンサである。
図7に示すように、本実施形態では透過型光学式を用いており、第1センサは発光部15aと受光部15b、第2センサは発光部16aと受光部16bから構成される。発光部15aと受光部15bを結ぶ一点鎖線は第1センサの検知光の光路15xを、発光部16aと受光部16bを結ぶ一点鎖線は第2センサの検知光の光路16xを示している。光路上にドローバーが存在する時には、検知光が遮られるため、これを検知することができる。
尚、第一の実施例で説明したように、ドローバー12の後端部には複数の切り欠きの割り(スリット)を設けた弾性部12bが形成されているが、センサの光路が切り欠きと重なる場合には、光がドローバーを透過してしまうためこれを検知できない。そこで、本実施形態では、光路15xおよび光路16xがドローバーの中心軸を通らない位置になるように発光部と受光部を配置する。図8は、ドローバーの弾性部12bとセンサの位置関係を、主軸の回転軸方向に沿って見た図であり、光路15xおよび光路16xがドローバーの中心を通らないようにオフセットされていることがわかる。このような配置を採用したことにより、ドローバーが存在する時には確実にセンサの光路を遮蔽するため、検知漏れが発生することはない。偶数個の切り欠きを角度間隔が等しくなるように設けた等により、切り欠きが回転中心を挟んで対向して配置される場合には、検知光が確実に遮蔽されるようにするため、図8に例示したようにセンサの光路を中心からオフセットさせればよい。弾性部12bを高精度に作成するためには、放電加工等の加工方法が選択されることが多いが、切り欠き数は偶数かつ周方向に等配であることが工作上は望ましいからである。
一方、奇数個の切り欠きを角度間隔が等しくなるよう設けた場合のように、切り欠きが中心を挟んで対向していない場合には、センサの光路はドローバーにより確実に遮蔽される。したがって、図9に例示するように、センサの光路15x、16xが中心を通るように配置してもよい。
尚、ドローバー後端部の位置を検知するためのセンサは、透過型光学式には限られず、例えば反射型光学式センサを用いてもよい。
尚、ドローバー後端部の位置を検知するためのセンサは、透過型光学式には限られず、例えば反射型光学式センサを用いてもよい。
次に、本実施形態における工具ホルダの脱着状態の検出方法を説明する。以下の説明では、センサの光路がドローバーによって遮蔽されている状態、すなわちドローバーがセンサの光路上に存在する場合を、センサがドローバーを検知したと呼ぶ。
図7は、工具ホルダ14を正常に保持している場合のドローバーの位置を示している。工具ホルダ14を正常に保持している場合には、発光部15aと受光部15bから成る第1センサは検知状態に、発光部16aと受光部16bから成る第2センサは非検知状態となる。
一方、例えば工具ホルダ14とドローバー12間に異物を噛み込んでしまった場合には、ドローバー12が正規位置より前方向で固定されるため、第1センサと第2センサが共に非検知となり、工具ホルダ14が正しく装着されていないことを検出できる。
また、シリンダーロッド11を前進させて工具ホルダ14を解放・取り外した後に、工具ホルダ14がない状態でクランプ動作を実施すると、シリンダーロッド11が後退することで、ドローバー12も皿バネ13によって図10に示す位置まで後退する。
この場合には、15aと15bから成る第1センサと、16aと16bから成る第2センサは、ともにドローバーを検知する。この検知状態は工具ホルダ無しクランプに相当し、ドローバー12の前端に遊びが存在するので、主軸4は回転不可とするインターロック制御を行うことで、主軸装置を安全に運用することができる。
この場合には、15aと15bから成る第1センサと、16aと16bから成る第2センサは、ともにドローバーを検知する。この検知状態は工具ホルダ無しクランプに相当し、ドローバー12の前端に遊びが存在するので、主軸4は回転不可とするインターロック制御を行うことで、主軸装置を安全に運用することができる。
[第三の実施形態]
第三の実施形態として、ドローバー12の弾性部12bの位置を検出するために2つの近接センサを設けた装置について説明する。第二の実施形態では、光学式センサを用いたが、本実施形態では、例えば磁気式の近接センサを用いる。尚、第一の実施形態や第二の実施形態と同様の部分については、説明を省略ないし簡単化する。
第三の実施形態として、ドローバー12の弾性部12bの位置を検出するために2つの近接センサを設けた装置について説明する。第二の実施形態では、光学式センサを用いたが、本実施形態では、例えば磁気式の近接センサを用いる。尚、第一の実施形態や第二の実施形態と同様の部分については、説明を省略ないし簡単化する。
図11は、ドローバーの位置を検出するセンサとして磁気式の近接センサを用いた装置の概略図である。図11において、シリンダー保持部品7の所定位置には近接センサ18と近接センサ19が設置されている。近接センサ18および近接センサ19は、ドローバーの進退位置を非接触で検出するため、ドローバーと近距離に配置する必要があるが、あまりドローバー本体に近接させすぎると、シリンダーロッド11と干渉してしまう可能性がある。そこで、本実施形態では、近接センサで検出するための被検出部17をドローバー12に設けた。これにより、シリンダーロッド11と干渉しない位置に配置した近接センサを用いて、ドローバーを検出することができる。
図12は、近接センサ18、近接センサ19、被検出部17、弾性部12bの配置関係を示す図で、主軸の回転軸方向に沿って見た図である。尚、被検出部17同士の隙間の大きさは、近接センサの検知幅よりも小さくなるように構成されている。
本実施形態の装置においては、近接センサでドローバーの進退位置を検出することにより、工具ホルダが正しく装着されているか否かや、工具ホルダ無しクランプ状態にあるか否かを検出することができるため、主軸装置を安全に運用することが可能である。
[第四の実施形態]
第一の実施形態から第三の実施形態においては、ドローバーの軸部材の一部を切り欠いて弾性部12bを形成していたが、第四の実施形態では、ドローバーの軸部材とは別体で形成した弾性体部品20を軸部材に組付けて弾性部を構成する。尚、第一の実施形態と同様の部分については、説明を省略ないし簡単化する。
第一の実施形態から第三の実施形態においては、ドローバーの軸部材の一部を切り欠いて弾性部12bを形成していたが、第四の実施形態では、ドローバーの軸部材とは別体で形成した弾性体部品20を軸部材に組付けて弾性部を構成する。尚、第一の実施形態と同様の部分については、説明を省略ないし簡単化する。
図13は、第四の実施形態の概略図で、主軸4の径方向に弾性変形することができる弾性体部品20がドローバー12に組付けられている。弾性体部品20は、第一の実施形態の弾性部12bと同様に、工具ホルダ14を固定して回転する時には、主軸4の内壁を押圧してドローバー後部を主軸4に固定する。また、工具ホルダ14を開放するときには、シリンダーロッド11の前進にともない、弾性体部品20はシリンダーロッド11のテーパー部と係合して径方向内側に弾性変形し、主軸4の内壁から離脱する。
図14は、本実施形態のドローバー12、弾性体部品20、センサの位置関係を、主軸の回転軸方向に沿って見た図である。第一の実施形態において切欠きが中心を挟んで対向した場合とは異なり、本実施形態ではドローバー12の端部を回転位相に関係なく検出可能であるため、第1センサの光路15xおよび第2センサの光路16xをドローバーの中心軸上に配置してもよい。
本実施形態によれば、ドローバーの基材を加工して弾性部を形成する場合と比較して、弾性体部品の形状や材料の設計自由度が高く、軽量化や重量バランスの調整が容易である。本実施形態によれば、回転系のバランスに優れた弾性部を有するドローバーを容易に用いることができるとともに、確実に工具ホルダの脱着状態を検出することができる。
[他の実施形態]
本発明の実施形態は、上述した第一〜第四の実施形態に限られるものではなく、適宜変更したり、組み合わせたりすることが可能である。
例えば、主軸に工具ホルダを着脱するのではなく、主軸に工具を直接着脱する機構であってもよい。
また、近接センサは磁気式のセンサに限らず、たとえば超音波式のセンサであってもよい。
本発明の実施形態は、上述した第一〜第四の実施形態に限られるものではなく、適宜変更したり、組み合わせたりすることが可能である。
例えば、主軸に工具ホルダを着脱するのではなく、主軸に工具を直接着脱する機構であってもよい。
また、近接センサは磁気式のセンサに限らず、たとえば超音波式のセンサであってもよい。
1・・・ハウジング/2a・・・ラジアル静圧軸受パッド/2b・・・スラスト静圧軸受パッド/3・・・空気の供給路/4・・・主軸/5・・・コイル/6・・・永久磁石/7・・・シリンダー保持部品/8・・・ガイド部品/8b・・・突き当て部/9・・・スプリング/10・・・シリンダー/11・・・シリンダーロッド/11a・・・テーパー部/11b・・・平面部/12・・・ドローバー/13・・・皿バネ/14・・・工具ホルダ/15a、16a・・・発光部/15b、16b・・・受光部/15x、16x・・・センサの光路/17・・・被検出部/18、19・・・近接センサ/20・・・弾性体部品
Claims (14)
- 先端に工具を取付け可能な中空状の主軸と、
前記主軸の中空内部に配され、前記主軸の軸方向に沿って進退することにより前記主軸の先端への工具の固定と開放を行うドローバーと、
前記工具を前記主軸に固定する方向に前記ドローバーを付勢する付勢手段と、
前記工具を前記主軸から開放する方向に前記ドローバーを移動させる移動手段と、を備えた工作機械の主軸装置であって、
前記ドローバーは、前記主軸の軸方向と直交する径方向に弾性変形可能な弾性部を備え、
前記工具を前記主軸に固定する時には、前記弾性部が前記主軸の後端側の内面を押圧し、
前記工具を前記主軸から開放する時には、前記弾性部が前記主軸の後端側の内面から離間する、
ことを特徴とする工作機械の主軸装置。 - 弾性変形していない状態における前記弾性部の外径は、前記主軸の後端側の内径よりも大きい、
ことを特徴とする請求項1に記載の工作機械の主軸装置。 - 前記移動手段は、前記工具を前記主軸から開放する方向に前記ドローバーを移動させる時に、前記主軸の内面から離間する方向に弾性変形させる外力を前記弾性部に印加する外力印加部を備える、
ことを特徴とする請求項1または2に記載の工作機械の主軸装置。 - 前記外力印加部は、前記弾性部に設けられたテーパー形状と係合するテーパー部を備えたシリンダーロッドである、
ことを特徴とする請求項3に記載の工作機械の主軸装置。 - 前記移動手段は、前記ドローバーを前記主軸の軸方向に沿って移動させるための外力を前記弾性部の後端に印加する平面部を備える、
ことを特徴とする請求項1乃至4のうちの何れか1項に記載の工作機械の主軸装置。 - 前記弾性部は、前記軸方向に沿って形成されたスリットを有する、
ことを特徴とする請求項1乃至5のうちの何れか1項に記載の工作機械の主軸装置。 - 前記弾性部は、前記ドローバーの軸部材に付設された弾性体部品である、
ことを特徴とする請求項1乃至5のうちの何れか1項に記載の工作機械の主軸装置。 - 前記ドローバーの位置を検出するためのセンサ部を備える、
ことを特徴とする請求項1乃至7のうちの何れか1項に記載の工作機械の主軸装置。 - 前記センサ部は、前記ドローバーが前記工具を前記主軸に固定した位置にあることを検知可能である、
ことを特徴とする請求項8に記載の工作機械の主軸装置。 - 前記センサ部は、前記ドローバーが前記工具を前記主軸から開放した位置にあることを検知可能である、
ことを特徴とする請求項8または9に記載の工作機械の主軸装置。 - 前記センサ部は、前記ドローバーが前記工具を前記主軸に正常に固定していない位置にあることを検知可能である、
ことを特徴とする請求項8乃至10のうちの何れか1項に記載の工作機械の主軸装置。 - 前記センサ部は、光学式センサを備える、
ことを特徴とする請求項8乃至11のうちの何れか1項に記載の工作機械の主軸装置。 - 前記光学式センサは、検知光の光路が前記ドローバーの回転中心からオフセットするように配置されている、
ことを特徴とする請求項12に記載の工作機械の主軸装置。 - 前記センサ部は、近接センサを備える、
ことを特徴とする請求項8乃至11のうちの何れか1項に記載の工作機械の主軸装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2017121681A JP2019005827A (ja) | 2017-06-21 | 2017-06-21 | 工作機械の主軸装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2017121681A JP2019005827A (ja) | 2017-06-21 | 2017-06-21 | 工作機械の主軸装置 |
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Publication Number | Publication Date |
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JP2019005827A true JP2019005827A (ja) | 2019-01-17 |
Family
ID=65025680
Family Applications (1)
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JP2017121681A Pending JP2019005827A (ja) | 2017-06-21 | 2017-06-21 | 工作機械の主軸装置 |
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Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2019005827A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN110576197A (zh) * | 2019-09-14 | 2019-12-17 | 浙江能伟科技有限公司 | 一种电主轴 |
CN113400242A (zh) * | 2021-06-17 | 2021-09-17 | 深圳市日野精密科技有限公司 | 一种机床主轴拉爪安装工具及其使用方法 |
JP2022049635A (ja) * | 2020-09-16 | 2022-03-29 | アールピーエス、カンパニー、リミテッド | 自動工具交換が可能な超音波スピンドル装置 |
-
2017
- 2017-06-21 JP JP2017121681A patent/JP2019005827A/ja active Pending
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