JP2019004991A - 遊技機 - Google Patents
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Abstract
Description
遊技を行う遊技機(たとえば、遊技機1)において、
遊技者が操作可能な操作手段(例えば、十字キー70)と、
前記操作手段の操作が受け付け可能であることを報知する報知手段(例えば、液晶表示器51)と、
第1状態(たとえば、通常状態)および前記第1状態と異なる第2状態(たとえば、有利状態)において前記操作手段により第1操作(たとえば、左右キーの操作)が行われたときに該第1操作を受け付けて第1制御(たとえば、音量設定画像を表示させる制御)を行う第1制御手段(たとえば、図2(a)(c)、図3(a)(c)に示す部分、図6のSc11の処理を行う部分)と、
前記第2状態において前記操作手段により第2操作(たとえば、上下キーの操作)が行われたときに該第2操作を受け付けて第2制御(たとえば、楽曲設定画像を表示させる制御)を行う第2制御手段(たとえば、図4(a)(c)に示す部分、図6のSc14の処理を行う部分)とを備え、
前記報知手段は、前記第2状態において、前記第1操作が受け付け可能であることは報知せずに前記第2操作が受け付け可能であることを報知する(たとえば、図2(a)、図3(a)、図4(a)に示す部分、図5のSa5の処理を行う部分)。
この構成によれば、第1状態および第2状態で可能な操作に対する報知は行わないため、遊技者に煩わしさを感じさせない一方で、第2状態で可能な操作に対する報知は行われるため、遊技者の利便性を向上させることができる。
この構成によれば、演出の出力態様の調整を指示する報知が敢えて行われないため、遊技者が煩わしさを感じることを防止することができる。
この構成によれば、第1操作を受け付けたことを遊技者に分かりやすくすることができる。
この構成によれば、同一の操作部品で複数の操作を可能にすることができる。
遊技者による所定操作(たとえば、左右キー)を受付ける第1受付手段と、
遊技者による特定操作(たとえば、プッシュスイッチ56)を受付ける第2受付手段と、
前記第1受付手段が有効に受付けた前記所定操作に基づいて演出設定(たとえば、音量設定)を行う演出設定手段と、
前記第2受付手段が有効に受付けた前記特定操作に基づいて前記遊技機に関する情報(たとえば、配当表、遊技履歴)を閲覧可能にする閲覧手段とを備え、
前記第1受付手段は遊技が行われていない非遊技中であって遊技が終了した以降に前記所定操作の受付を有効にし(たとえば、遊技終了から5秒経過したタイミングで図10(A)に示すように左右キーが有効になる)、
前記第2受付手段は遊技が行われていない非遊技中であって遊技が終了した以降に前記特定操作の受付を有効にし(たとえば、図10(B)に示すように、遊技終了から10秒経過したタイミングでプッシュスイッチ56への操作が有効になる)、
前記第1受付手段は、遊技が終了した以降において前記第2受付手段が前記特定操作の受付を有効にするよりも前に、前記所定操作の受付を有効にする(図10に示すように、プッシュスイッチ56への操作が有効になる前に、左右キーへの操作が有効になる)。
このような構成によれば、特定操作の受付が有効になる前に所定操作の受付が有効になるため、遊技機に関する情報の閲覧よりも前に演出設定を行うことができる。そのため、遊技者に演出設定ができる状態を待つという煩わしさを感じさせることを防止することができる。
演出のための操作に用いられる演出操作手段(たとえば、スロットマシン1の演出用スイッチ56、パチンコ遊技機の演出ボタン)と、
遊技を進行させるための操作に用いられる遊技進行操作手段(たとえば、スロットマシンのストップスイッチ8L,8C,8R、パチンコ遊技機の打球操作ハンドル)と、
前記演出操作手段の操作を促す第1促進演出(たとえば、図11の時刻t5〜t6の液晶表示器51に示すように、演出用スイッチ56の操作を促す演出、パチンコ遊技機における演出ボタンの操作を促す演出)を実行する第1促進手段(たとえば、第1促進演出を実行する処理)と、
前記遊技進行操作手段の操作を促す第2促進演出(たとえば、図11の時刻t2〜t3,t4〜t5の液晶表示器51に示すようにストップスイッチ8L,8C,8Rの正解手順をナビする演出、パチンコ遊技機における右打ちを指示する演出)を実行する第2促進手段(たとえば、第2促進演出を実行する処理)と、
音(たとえば、BGM、第1促進音、第2促進音)を出力する音出力手段(たとえば、スピーカ53,54にBGM等を出力させる処理)とを備え、
前記第1促進演出の実行中に前記演出操作手段が操作されたときに、特典に関する報知が行われ(たとえば、図11の時刻t5〜t6の液晶表示器51に示すように、演出用スイッチ56の操作を促す「PUSH!」という表示および「このボタンを押せ!!」という音声出力がされたときに、演出用スイッチ56を操作すると、ナビストックの付与を示唆する「WIN!」が画面上に表示される)、
前記音出力手段は、所定音(たとえば、BGM)の出力中に前記第1促進演出が実行されているときには、当該所定音の音量を小さくする(たとえば、図11の時刻t5〜t6に示すように、第1促進演出が実行されているときには、BGMの音量を小さくする)一方で、前記所定音の出力中に前記第2促進演出が実行されているときには、当該所定音の音量を維持する(たとえば、図11の時刻t2〜t3,t4〜t5に示すように、第2促進演出が実行されているときには、BGMの音量を維持する)。
このような構成によれば、所定音の出力中において、特典に関する報知が行われる際に演出操作手段の操作が促される第1促進演出が実行されているときには、当該所定音の音量が小さくなる。このため、遊技者に演出操作手段の操作に集中させることができる。
遊技を行う遊技機(たとえば、遊技機1)において、
遊技者の操作(たとえば、十字キーの操作による音量設定開始操作、十字キーの操作による楽曲設定開始操作、メニュー状態におけるプッシュボタン56の操作)に応じて、遊技者の特定操作(たとえば、十字キーの操作による音量選択操作、十字キーの操作による楽曲選択操作)を受け付ける特定状態(たとえば、音量設定状態、楽曲設定状態)に制御する特定状態制御手段(たとえば、図2〜図4に示す部分、図7のSb3、Sb6、Sb5の処理を行う部分)と、
前記特定状態を終了させる特定状態終了手段(たとえば、図2〜図4に示す部分、図7のSb5の処理を行う部分)と、
前記特定状態に制御されていることを報知する報知手段(たとえば、図2(c)(d)図3(c)(d)図4(c)(d)、図6のSc11,Sc14の処理を行う部分)と、を備え、
前記特定状態終了手段は、
前記特定状態に制御してから第1期間(たとえば、5秒)が経過するまでに前記特定操作が行われなかったときに前記特定状態を終了させる第1特定状態終了手段(たとえば、図2〜図4に示す部分、図7のSb3、Sb5の処理を行う部分)と、
前記特定状態に制御してから前記第1期間が経過するまでに前記特定操作が行われた場合に、該特定操作が行われてから前記第1期間よりも短い第2期間(たとえば、1.5秒)が経過するまでに再度の前記特定操作が行われなかったときに前記特定状態を終了させる第2特定状態終了手段(たとえば、図2〜図4に示す部分、図7のSb6、Sb5の処理を行う部分)とを含む
この構成によれば、特定状態に制御された後、遊技者の意図に応じた適切な時期に特定状態を終了させるため、遊技者が煩わしさを感じることを防止することができる。
この構成によれば、演出の出力態様の調整において、遊技者が煩わしさを感じることを防止することができる。
この構成によれば、第2操作を受け付けたことを遊技者に分かりやすくすることができる。
前記報知手段は、特定操作を受け付けたときの状況が第1状況である場合に特定操作を受け付けたことの報知を行い、特定操作を受け付けたときの状況が前記第1状況と異なる第2状況である場合に特定操作を受け付けたことの報知を行わず、
第2特定状態終了手段は、特定操作を受け付けたときの状況に関わらず、該操作が行われてから第2期間が経過するまでに再度の特定操作が行われなかったときに特定状態を終了させる(たとえば、図6のSc9の処理、図7のSb6,Sb5の処理を行う部分)。
この構成によれば、操作を受け付けた状況に応じて適切に第2操作を受け付けたことの報知が行われるとともに、いずれの状況においても第2操作を行った遊技者の意図に応じた適切な時期に特定状態を終了させるため、遊技者が煩わしさを感じることを防止することができる。
図1は、本実施の形態に係る遊技機1を示す図である。図1に示すように、本実施の形態に係る遊技機1は、画像を表示する液晶表示器51と、音を出力するスピーカ53,54と、プッシュボタン56と、十字キー70とを備える。プッシュボタン56は、後述するメニュー画像を液晶表示器51に表示させたり、後述する選択項目における選択を確定したりするために操作されるスイッチである。十字キー70は、メニュー画像や後述する音量設定画像、楽曲選択画像を液晶表示器51に表示させたり、各選択項目を選択したり、音量や楽曲を選択するために操作されるスイッチである。なお、十字キー70の左右のスイッチを左右キーと称し、上下のスイッチを上下キーと称する。
遊技機1は、遊技状態、デモ状態、メニュー状態、および音量設定状態、楽曲設定状態などの各種状態に制御可能であり、それぞれに応じた画像が後述する図2に示す液晶表示器51に表示される。
図2は、通常状態において音量設定を行う方法についての説明図である。
図3は、有利状態において音量設定を行う方法についての説明図である。図4は、有利状態において楽曲設定を行う方法についての説明図である。
次に、遊技機1が一定時間間隔(本実施形態では、約0.56ミリ秒)毎に実行するタイマ割込処理内で実行する操作受付表示処理について説明する。
次に、遊技機1が一定時間間隔(本実施形態では、約0.56ミリ秒)毎に実行するタイマ割込処理内で実行する特定状態移行処理について説明する。
次に、遊技機1が一定時間間隔(本実施形態では、約0.56ミリ秒)毎に実行するタイマ割込処理内で実行する特定状態終了処理について説明する。
通常状態および有利状態において音量設定開始操作および楽曲設定開始操作の受け付けタイミングおよび楽曲設定画像の表示タイミングについて説明する。
音量設定状態および楽曲設定状態の終了タイミングについて説明する。
なお、遊技機1において遊技状態の非遊技中になったときに左右キーの有効化時間とプッシュスイッチ56の有効化時間を同一の5秒としたが、遊技状態の非遊技中になったときに左右キーの有効化時間をプッシュスイッチ56の有効化時間よりも早くすることが可能である。具体的には、左右キーの有効化時間を5秒に設定し、プッシュスイッチ56の有効化時間を10秒に設定することが可能である。
本実施形態おける遊技機1によって実行される演出には、遊技者に操作手段の操作を促す促進演出が含まれる。促進演出には、第1促進演出と第2促進演出とが含まれる。
図11は、BGMの出力制御と促進演出の実行との関係を示すタイミングチャートである。横軸は時刻tを示し、上から「BGM(所定音)」の音量が大であるか小であるか、「第1促進演出」および「第2促進演出」が実行されている(on状態である)か実行されていない(off状態である)か、液晶表示器51の表示、実行中の連続演出が何ゲーム目であるかを示している。以下、図11のタイミングチャートに沿って説明する。
本実施形態においては、第1状態である通常状態および第2状態である有利状態で第1操作である音量設定開始操作(左右キーの操作)を受け付け可能にするとともに、有利状態で第2操作である楽曲設定開始操作(上下キーの操作)を受け付け、音量設定開始操作を受け付け中であることの報知は行わないが、楽曲設定開始操作を受け付け中であることの報知は行う(本例では、図2(a)、図3(a)、図4(a)に示す部分、図5のSa5の処理を行う部分)。
よって、通常状態および有利状態で可能な操作に対する報知は行わないため、遊技者に煩わしさを感じさせない一方で、有利状態で可能な操作に対する報知は行われるため、遊技者の利便性を向上させることができる。
よって、演出の音声の調整を指示する報知が敢えて行われないため、遊技者が煩わしさを感じることを防止することができる。
よって、音量設定開始操作を受け付けたことを遊技者に分かりやすくすることができる。
よって、同一の操作部品で複数の操作を可能にすることができる。
よって、音量設定画像や楽曲設定画像が表示開始された後、遊技者の意図に応じた適切な時期に音量設定画像や楽曲設定画像が表示開始が終了されるため、遊技者が煩わしさを感じることを防止することができる。
よって、演出の出力態様の調整において、遊技者が煩わしさを感じることを防止することができる。
よって、受け付けたことを遊技者に分かりやすくすることができる。
よって、操作を受け付けた状況に応じて適切に音量選択操作や楽曲選択操作を受け付けたことの報知が行われるとともに、いずれの状況においても音量選択操作や楽曲選択操作を行った遊技者の意図に応じた適切な時期に特定状態が終了されるため、遊技者が煩わしさを感じることを防止することができる。
よって、遊技者に演出設定ができる状態を待つという煩わしさを感じさせることを防止することができる。
よって、遊技者に演出操作手段の操作に集中させることができる。
以上、本発明における主な実施の形態を説明してきたが、本発明は、上記の実施の形態に限られず、種々の変形、応用が可能である。以下、本発明に適用可能な上記の実施の形態の変形例について説明する。
上述した遊技機1は、各々が識別可能な複数種類の識別情報を変動表示可能な可変表示部を複数備え、可変表示部を変動表示した後、可変表示部の変動表示を停止することで表示結果を導出し、複数の可変表示部の表示結果の組合せである表示結果組合せに応じて入賞が発生可能なスロットマシンであってもよい。上述した遊技機1は、各々が識別可能な複数種類の識別情報の変動表示の結果に応じて、遊技者にとって有利な大当り遊技状態に制御可能なパチンコ遊技機であってもよい。
上記実施形態では、第1状態として通常状態の非遊技時、第2状態として有利状態の非遊技を例に挙げたが、第1状態、第2状態は上記実施形態と異なる状態でもよい。たとえば、異なる演出状態を第1状態、第2状態とすることが可能である。
上記実施形態では、第1操作として音量設定開始操作、第2操作として楽曲設定開始操作を例に挙げたが、第1操作、第2操作は上記実施形態と異なる操作でもよい。たとえば、第1操作、第2操作を、音量選択操作、楽曲選択操作、演出の態様(液晶表示器51におけるキャラクタ、ストーリーなど)を選択する操作、液晶表示器51における背景を選択する操作、ランプやLEDの光量(輝度)や光の色を選択する操作とすることが可能である。なお、第1操作と第2操作を別個の操作部品により行うように構成してもよい。このように構成した場合には、各操作を区別しやすくなるため、操作を分かりやすくすることができる。
上記実施形態では、第1制御として音量設定画像を表示する制御、第2制御として楽曲設定画像を表示する制御を例に挙げたが、第1制御、第2制御は上記実施形態と異なる状態でもよい。たとえば、第1制御、第2制御を、音量や楽曲を選択する制御、演出の態様(液晶表示器51におけるキャラクタ、ストーリーなど)設定する制御、液晶表示器51における背景を設定する制御、ランプやLEDの光量を設定する制御とすることが可能である。
上記実施形態では、特定状態として音量設定状態、楽曲設定状態を例に挙げたが、特定状態は上記実施形態と異なる状態でもよい。たとえば、特定状態を、遊技者の意思により複数種類の選択事項のうちからいずれかを選択する状態とすることが可能であり、具体的には、特定状態を、ランプやLEDの光量を選択および設定するための光量設定状態、演出の態様(種類)を選択および設定するための演出選択状態、液晶表示器51における背景の選択状態などにすることが可能である。また、特定状態を、複数種類の選択事項のうちからいずれかを選択する状態において「決定」の選択肢を最終的に遊技者に選択させないような状態とすることが可能であり、具体的には、特定状態を、遊技者の特定操作にもとづくフォーカスの移動により選択肢が決定される表示状態とすることが可能である。
上記実施形態では、第1状況として、音量設定状態において、最小音量以外の音量が選択されているときに音量を下げる操作がされた状況、最大音量以外の音量が選択されているときに音量を上げる操作がされた状況を例に挙げ、第2状況として、音量設定状態において、最小音量が選択されているときに音量を下げる操作がされた状況、最大音量が選択されているときに音量を上げる操作がされた状況を例に挙げたが、第1状況、第2状況を上記実施形態と異なる状況としてもよい。たとえば、第1状況を特定の演出態様である状況、第2状況を特定の演出態様以外の態様である状況とする、第1状況をランプやLEDの光量が特定の光量である状況、第2状況をランプやLEDの光量が特定の光量以外の光量である状況とする、第1状況を液晶表示器51の背景が特定背景である状況、第2状況を液晶表示器51の背景が特定背景以外の背景である状況とすることが可能である。
本実施の形態においては、メニュー状態を経由して制御された音量設定状態と、遊技状態から直接的に制御された音量設定状態とで、ともに同じ音量設定画像が液晶表示器51に表示されたが、両者の音量設定画像が異なるものであってもよい。楽曲設定画像についても同様である。
Claims (1)
- 遊技を行う遊技機において、
遊技者が操作可能な操作手段と、
前記操作手段の操作が受け付け可能であることを報知する報知手段と、
第1状態および前記第1状態と異なる第2状態において前記操作手段により第1操作が行われたときに該第1操作を受け付けて第1制御を行う第1制御手段と、
前記第2状態において前記操作手段により第2操作が行われたときに該第2操作を受け付けて第2制御を行う第2制御手段とを備え、
前記報知手段は、前記第2状態において、前記第1操作が受け付け可能であることは報知せずに前記第2操作が受け付け可能であることを報知する
ことを特徴とする遊技機。
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