JP2019004519A - 原稿読取装置、原稿読取装置の制御方法及びプログラム - Google Patents

原稿読取装置、原稿読取装置の制御方法及びプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】 プルスキャン機能を利用する場合、ユーザは特定の画面を原稿読取装置に表示させる必要があった。また、当該特定の画面を表示させていなくてもプルスキャン機能を利用することを許可すると、ユーザの意図しない原稿が読み取られてしまう場合がある。【解決手段】 プルスキャン機能について、プルスキャン機能を利用する際に特定の画面を表示させる方法と、当該特定の画面を表示させていなくてもプルスキャン機能の利用を許可する方法のいずれを使用するかをユーザに選択させる。【選択図】 図7

Description

本発明は、原稿読取装置、原稿読取装置の制御方法及びプログラムに関する。
スキャナを備えるプリンタ等の原稿読取装置において、ホストコンピュータ等の外部装置からスキャン指示を受信し、そして受信したスキャン指示に従って原稿を読み取って、原稿画像を外部装置に送信する技術が知られている。この技術はプルスキャン(Pull Scan)機能と呼ばれ、様々な原稿読取装置がこのプルスキャン機能をサポートしている。
特許文献1には、プルスキャン機能を利用するための前準備として、オンラインボタンを押すことで原稿読取装置をオンライン状態に移行させる構成が開示されている。オンライン状態に移行することで、特許文献1の原稿読取装置はプルスキャン機能を実行することができる。
ユーザAがプルスキャン機能を利用する場合、ユーザAは一度原稿読取装置の前に移動し、原稿を原稿読取装置にセットしてからホストコンピュータに戻り、そしてホストコンピュータから原稿の読み取りを原稿読取装置に指示することになる。ユーザAが原稿を原稿読取装置にセットしてからホストコンピュータに戻るまでの間、原稿読取装置をユーザAとは異なるユーザBが使用する場合がある。ユーザBにしてみれば、原稿読取装置にセットされている原稿がプルスキャン機能を利用するためにユーザAによってセットされていると知る由もない。従って、原稿読取装置にセットされている原稿をユーザBが取り除いて、ユーザB自身の作業のために原稿読取装置を使用する可能性があった。
そこで従来の原稿読取装置では、ユーザAが特定の画面(例えばオンライン状態であることを示すオンライン画面)を原稿読取装置に表示させたうえでホストコンピュータに戻るということが行われている。このように特定の画面を表示させてからホストコンピュータに戻ることで、原稿読取装置にセットされている原稿がプルスキャン機能を利用するためにセットされている原稿であることをユーザBを含む他のユーザに通知することができる。
特開2005−277584号公報
上述の説明の通り、プルスキャン機能を利用する場合に、ユーザが特定の画面を原稿読取装置に表示させたうえでホストコンピュータに戻るということが従来行われている。従ってユーザにしてみれば、特定の画面を表示させるという手間が発生していた。
これに対して、特定の画面を表示させていなくてもプルスキャン機能を利用することを許可することも考えられる。しかしながら、この方法を使用すると、例えば他のユーザがコピーを行おうとしている場合に意図しない原稿がプルスキャン機能によって読み取られてしまう場合がある。
つまりプルスキャン機能について、プルスキャン機能を利用する際に特定の画面を表示させる方法と、当該特定の画面を表示させていなくてもプルスキャン機能の利用を許可する方法の2つが考えられるが、どちらも一長一短である。そこで本発明では、プルスキャン画面が表示されているときにプルスキャン機能を利用でき、機能選択画面が表示されているときにもプルスキャン機能を利用できるようにすることを目的とする。
上述した課題を解決するために、上述した課題を解決するために、本発明が提供する原稿読取装置は、原稿を読み取って画像データを生成し、当該画像データに基づいて印刷を行うコピー機能と、原稿を読み取って画像データを生成し当該画像データを外部装置に送信可能な送信機能と、画面を表示する表示手段とを有し、原稿を読み取り、読み取ることで得られた画像データを当該外部装置に送信するプルスキャンを、前記表示手段にプルスキャン画面が表示されている場合に当該外部装置から受信した指示に従って実行可能な原稿読取装置であって、前記表示手段に第1の画面が表示されている場合、前記原稿読取装置は前記外部装置から受信した前記指示に従って前記プルスキャンを実行し、前記表示手段に第2の画面が表示されている場合、前記原稿読取装置は前記外部装置から受信した前記指示に従って前記プルスキャンを実行せず、前記第1の画面は前記プルスキャン画面とは異なる画面であって、前記コピー機能と前記送信機能を含む複数の機能からユーザが利用する機能を選択するための機能選択画面であることを特徴とする。
本発明によれば、プルスキャン画面が表示されているときにプルスキャン機能を利用でき、機能選択画面が表示されているときにもプルスキャン機能を利用できる。
印刷装置の構成を示す図である。 メニュー画面を示す図である。 印刷装置によって表示される画面を示す図である。 プルスキャン機能に関する画面を示す図である。 プルスキャン機能の利用手順を示す図である。 設定画面を示す図である。 印刷装置が実行する処理を示すフローチャートである。 印刷装置が実行する処理を示すフローチャートである。 許可画面テーブルを示す図である。
以下、本発明を実施するための最良の形態について図面を用いて説明する。なお、以下の実施の形態は特許請求の範囲に係る発明を限定するものでなく、また実施の形態で説明されている特徴の組み合わせの全てが発明の解決手段に必須のものとは限らない。
(実施形態1)
まず、図1を用いて本実施形態に係るシステム及び印刷装置100の構成を説明する。
本実施形態に係るシステムは、印刷装置100、PC120、ネットワーク110とで構成される。印刷装置100とPC120は、ネットワーク110を介して互いに通信可能である。印刷装置100はスキャナ106を備え、スキャナ106は原稿を読み取ることで原稿画像を生成する。また印刷装置100は、PC120からスキャン指示を受信し、そして受信したスキャン指示に従って原稿を読み取って、原稿画像をPC120に送信することができる。このように、外部装置から受信したスキャン指示に従って原稿を読み取り、そして原稿画像を外部装置に送信する機能のことをプルスキャン(Pull Scan)機能と呼ぶ。プルスキャン機能をユーザが利用する場合、ユーザは印刷装置100に原稿をセットし、そしてPC120に戻ってPC120からスキャン指示を印刷装置100に送信する。
次に印刷装置100の構成について説明する。
CPU101はROM102が記憶している制御プログラムを読み出して、印刷装置100の動作を制御するための様々な処理を実行する。ROM102は、制御プログラムを記憶している。RAM103は、CPU101の主メモリ、ワークエリア等の一時記憶領域として用いられる。HDD104は、原稿画像やユーザ設定等の様々なデータを記憶する。
なお、印刷装置100の場合、1つのCPU101が後述するフローチャートに示す各処理を実行するものとするが、他の態様であっても構わない。例えば、複数のCPUが協働して後述するフローチャートに示す各処理を実行するようにすることもできる。
プリンタ105は、外部装置から受信した印刷ジョブやスキャナ106によって生成された原稿画像等の印刷データに基づいて、シートに印刷を実行する。スキャナ106は、原稿を読み取って原稿画像を生成する。スキャナ106によって生成された原稿画像は、プリンタ105によって印刷されたり、HDD104に記憶される。
操作部107は、タッチパネル機能を有する液晶表示部やキーボードを備え、後述する各種画面を表示する。ユーザは、操作部107を介して印刷装置100に対して指示や情報を入力することができる。
ネットワークI/F108はネットワーク110に接続し、外部装置との通信を実行する。ネットワークI/F108はLANケーブルを接続する有線I/Fであってよいし、無線通信を実行する無線I/Fであってもよい。ネットワークI/F108は、外部装置から送信された印刷ジョブを受信し、そして受信した印刷ジョブに基づく印刷をプリンタ105が実行する。また、印刷装置100がプルスキャン機能を実行する場合、スキャナ106によって生成された原稿画像は、スキャン指示の送信元である外部装置に対してネットワークI/F108によって送信される。
なお、本実施形態の印刷装置100はスキャナを備える原稿読取装置の一例であり、本実施形態を適用可能な装置は印刷装置に限定されない。印刷装置の他に、例えば印刷機能を備えないネットワークスキャナにも本実施形態を適用することができる。
次に操作部107が表示する操作画面について説明する。図2のメニュー画面200は操作部107が表示する画面であり、印刷装置100が提供する各種機能のうち、所望の機能をユーザが選択するために使用される。メニュー画面200においてユーザがボタン201を選択する(タッチパネルの場合はタッチする)と、ユーザはコピー機能を利用することができる。また、メニュー画面200においてユーザがボタン202を選択すると、ユーザは送信機能を利用することができる。また、メニュー画面200においてユーザがボタン203を選択すると、ユーザはプルスキャン機能を利用することができる。また、メニュー画面200においてユーザがボタン204を選択すると、ユーザは印刷装置100の各種設定を行うことができる。
メニュー画面200においてユーザがボタン201を選択すると、操作部107は図3(a)のコピー画面300を表示する。コピー画面300は、ユーザがコピー機能を利用するための画面である。コピー画面300において、ユーザは各種コピー設定を行うことができる。例えばユーザがボタン301を選択すると、操作部107は図3(b)のコピー設定画面310を表示する。図3(b)のコピー設定画面310は例として集約印刷の設定に関する画面を示しているが、他のコピー設定についても、コピー設定画面310と同様の画面が表示される。所望のコピー設定を行い、そして不図示のコピー実行ボタンをユーザが押すことで、印刷装置100はコピー機能を実行する。
メニュー画面200においてユーザがボタン202を選択すると、操作部107は図3(c)の送信画面320を表示する。送信画面320は、ユーザが送信機能を利用するための画面である。送信機能とは、原稿画像やHDD104に記憶された画像を指定された宛先に送信する機能である。送信画面320において、ユーザは各種送信設定を行うことができる。例えばユーザがボタン321を選択すると、操作部107は図3(d)の送信設定画面330を表示する。図3(d)の送信設定画面330は、例としてアドレス帳を用いて宛先を指定する画面を示しているが、他の送信設定についても、送信設定画面330と同様の画面が表示される。宛先や読取設定等の所望の送信設定を行い、そして不図示の送信実行ボタンをユーザが押すことで、印刷装置100は送信機能を実行する。
次に図4を用いて、プルスキャン機能をユーザが利用する場合の操作手順について説明する。図2のメニュー画面200においてユーザがボタン203を選択すると、操作部107は図4(a)のプルスキャン画面400を表示する。ユーザがプルスキャン機能を利用する場合、ユーザは原稿を印刷装置100のスキャナ106にセットして、そしてユーザ自身のPC(例えばPC120)に戻ることになる。つまり、原稿を印刷装置100にセットしたまま印刷装置100から離れることになるため、プルスキャン機能を実行しようとしていることを他のユーザに通知することが望ましい。そこで本実施形態では、プルスキャン機能を利用する際に、まずユーザはボタン401を選択する。ボタン401が選択されると、操作部107は図4(b)のプルスキャン画面410を表示する。
図4(b)のプルスキャン画面410は、プルスキャン機能を実行可能であることを示している。また、例えばユーザAがプルスキャン画面410を表示させた後に印刷装置100を離れたとしても、ユーザBはプルスキャン画面410を確認することで、他のユーザがプルスキャン機能を利用中であることを把握することができる。プルスキャン機能の利用が完了した場合又は他のユーザが他の機能を利用したい場合は、ボタン411を選択すればよい。
また、後述の図6で説明する自動プルスキャン設定が「無効」に設定されている場合、操作部107がプルスキャン画面410を表示していることを条件にして、プルスキャン機能の実行が許可される。言い換えれば、操作部107がプルスキャン画面410とは異なる画面、例えばメニュー画面200やコピー画面300が表示している場合は、プルスキャン機能の実行は許可されない。例えば操作部107がコピー画面300を表示しているときにプルスキャン機能を実行すると、プルスキャン機能の実行を指示したユーザが意図しない原稿がスキャナ106によって読み取られる場合がある。操作部107がプルスキャン画面410を表示していることを条件にしてプルスキャン機能の実行が許可することで、意図しない原稿が誤って読み取られる可能性を軽減することができる。
以上、図4を用いてユーザがプルスキャン機能を利用する場合の操作手順を説明した。プルスキャン画面410を表示させることを条件にしてプルスキャン機能の実行を許可することで、ユーザの意図しない原稿が誤って読み取られる可能性を軽減することができる。しかしながらこの方法だと、プルスキャン機能を利用する際に、プルスキャン画面410を表示させるという手間が発生する。また、ユーザによっては、図4を用いて説明した操作手順をそもそも把握していない場合もある。そこで本実施形態では、図4を用いて説明した第1の利用手順に加えて、プルスキャン画面410のような特定の画面を表示させていなくてもプルスキャン機能の実行を許可する第2の利用手順をユーザに提供する。
図5のシーケンス図を用いて、第1の利用手順と対比させながら第2の利用手順を具体的に説明する。まず図5(a)を用いて第1の利用手順を再度説明する。
ステップS501において、ユーザは印刷装置100のスキャナ106に原稿をセットする。そしてステップS502において、ユーザは図4(b)のプルスキャン画面410を表示させる。印刷装置100にプルスキャン画面410を表示させると、ユーザはPC120に戻り、ステップS503においてPC120からプルスキャン機能の実行を指示する。ユーザがPC120においてプルスキャン機能の実行を指示すると、ステップS504において、PC120はプルスキャン機能の実行指示をネットワーク110を介して印刷装置100に送信する。
プルスキャン機能の実行指示を受信した印刷装置100は、ステップS505において、プルスキャン機能の実行可否を判定する。このステップS505で実行される判定については後述する図7、図8のフローチャートで再度詳しく説明するが、ステップS505では、印刷装置100は操作部107がプルスキャン画面410を表示しているか否かを判定する。操作部107がプルスキャン画面410を表示している場合に、印刷装置100はステップS505においてプルスキャン機能の実行が可能であると判定し、ステップS506において原稿を読み取る。そしてステップS507において、原稿を読み取ることで生成した原稿画像を印刷装置100がPC120に送信する。
次に図5(b)を用いて第2の利用手順を説明する。ステップS511において、ユーザは印刷装置100のスキャナ106に原稿をセットする。原稿をセットしたユーザは、図5(a)で説明した第1の利用手順とは異なり、図4(b)のプルスキャン画面410を表示させることなくPC120に戻ることができる。PC120に戻ると、ステップS512において、ユーザはPC120においてプルスキャン機能の実行を指示する。ユーザがPC120においてプルスキャン機能の実行を指示すると、ステップS513において、PC120はプルスキャン機能の実行指示をネットワーク110を介して印刷装置100に送信する。
プルスキャン機能の実行指示を受信した印刷装置100は、ステップS514において、プルスキャン機能の実行可否を判定する。ステップS514で実行される判定は、図4(a)のステップS505で説明した第1の利用手順で実行される判定とは異なる。ステップS514では、操作部107が表示している画面がメニュー画面200やコピー画面300、送信画面320のような特定種類の画面を表示している場合に、プルスキャン機能の実行が可能であると判定する。S505の判定と比較すると、プルスキャン機能の実行が許可される画面の種類が増えていると言える。ステップS514においてプルスキャン機能の実行が可能であると判定すると、ステップS515において原稿を読み取る。そしてステップS516において、原稿を読み取ることで生成した原稿画像を印刷装置100がPC120に送信する。
なお、第2の利用手順において、ユーザは第1の利用手順と同様に図4(b)のプルスキャン画面410を表示させてもよい。操作部107がプルスキャン画面410を表示している場合にも、ステップS514においてプルスキャン機能の実行が可能であると判定される。
図5(b)の第2の利用手順の場合、印刷装置100が省電力モードに移行することで操作部107が表示する画面が消えている、言い換えれば操作部107が画面を表示をしていないことがある。このように、操作部107が画面を表示していない場合も、プルスキャン機能の実行は許可される。
図5(b)の第2の利用手順によれば、プルスキャン機能を利用する場合に、ユーザはプルスキャン画面410のような特定の画面を表示させる手間がなくなる。また、図5(a)の第1の利用法に必要な「プルスキャン画面410を表示させる」という操作手順を知らないユーザであっても、第2の利用手順であればプルスキャン機能を利用することができる。
なお、操作部107が表示している画面がコピー設定画面310や送信設定画面330のような各種設定を行う画面である場合は、プルスキャン機能を利用しようとしているユーザとは異なるユーザが印刷装置100を操作している可能性が高い。このような場合にプルスキャン機能を実行すると、プルスキャン機能を利用しようとしているユーザが意図していない原稿が誤って読み取られてしまう可能性がある。そこで本実施形態の第2の利用手順では、操作部107が表示している画面がコピー設定画面310や送信設定画面330のような各種設定を行う画面である場合は、プルスキャン機能の実行指示を受信したとしても印刷装置100はプルスキャン機能を実行しない。ステップS514で実行される判定については、後述する図7、図8のフローチャートで再度詳しく説明する。第2の利用手順は、プルスキャン画面410を表示させていなくても自動的にプルスキャン機能を実行することができるため、以降の説明では第2の利用手順のことを自動プルスキャンと呼ぶ場合がある。
以上、図5を用いて説明したように、本実施形態ではプルスキャン機能の実行方法として図5(a)で説明した第1の利用手順と、図5(b)で説明した第2の利用手順(自動プルスキャン)の二種類の方法をユーザに提供することができる。本実施形の印刷装置100は、この第1の利用手順と第2の利用手順の何れを使用するかを、デバイス設定としてユーザが選択して設定することができる。この設定について、図6を用いて説明する。
図6(a)の設定画面600は、図2のメニュー画面200においてユーザがボタン204を選択することで操作部107が表示する画面である。設定画面600において、ユーザは印刷に使用する用紙の設定やネットワークの設定等、様々な設定を行うことができる。
設定画面600においてユーザがボタン601を選択すると、操作部107は図6(b)の設定画面610を表示する。設定画面610は、印刷装置100のデバイス設定として、自動プルスキャンを有効にするか、又は、無効にするかをユーザが設定するための画面である。自動プルスキャンが無効に設定されている場合、印刷装置100は、プルスキャン機能を実行するための方法として図5(a)で説明した第1の利用手順を選択する。一方、自動プルスキャンが有効に設定されている場合、印刷装置100は、プルスキャン機能を実行するための方法として図5(b)で説明した第2の利用手順を選択する。図5(b)の設定画面610は自動プルスキャンが無効に設定されている場合を示す図であり、自動プルスキャンを有効にする場合、ユーザはボタン611を選択すればよい。ユーザがボタン611を選択すると、操作部107は図6(c)の設定画面620を表示する。図6(c)の設定画面620は、は自動プルスキャンが有効に設定されている場合を示す図である。
プルスキャン機能を利用する際にプルスキャン画面410のような特定の画面を印刷装置100に表示させることで、プルスキャン機能を利用するユーザが意図しない原稿が誤って読み取られる可能性を軽減することができる。このように、誤った原稿を読み取る可能性を軽減することを優先したい場合は、自動プルスキャンを無効に設定すればよい。一方、プルスキャン機能を利用する際の手間を出来る限り軽減したい、あるいは、図5(a)で説明した第1の利用手順を把握していないユーザが多い場合は、自動プルスキャンを有効に設定すればよい。このように、例えばシステム管理者は、自動プルスキャンを有効にするか、又は、無効にするかをユーザの利用環境や利用目的に応じて適宜選択して設定することができる。
次に、プルスキャン機能の実行に関して、印刷装置100によって実行される処理を、図7及び図8のフローチャートを用いて説明する。図7及び図8のフローチャートに示す各ステップは、CPU101がROM102等のメモリに格納された制御プログラムをRAM103に展開して実行することによって処理される。なお、図6で説明した設定画面によって、自動プルスキャンが有効又は無効に予め設定されていて、その設定結果がHDD104等の記憶領域に記憶されていることとする。
まずステップS701において、印刷装置100のネットワークI/F108は、PC120等の外部装置から送信されたプルスキャン機能の実行指示を受信する。ステップS701で受信する実行指示には、原稿を読み取る際の読取解像度、原稿画像のフォーマット等の各種設定情報が含まれている。
次にステップS702において、印刷装置100のCPU101は、操作部107が表示している画面が図4(b)で説明したプルスキャン画面410であるか否かを判定する。操作部107が表示している画面がプルスキャン画面410のような特定の画面である場合、図6の自動プルスキャンの設定に関わらず、プルスキャン機能の実行が許可される。操作部107が表示している画面がプルスキャン画面410であるとCPU101が判定すると、ステップS708に進み、CPU101は、ステップS701で受信した実行指示に従ってプルスキャン機能を実行する。具体的には、ステップS701で受信した実行指示に含まれる設定情報に従ってスキャナ106が原稿を読み取り、そして原稿を読み取ることで得られた原稿画像を、実行指示の送信元である外部装置にネットワークI/F108が送信する。
一方、操作部107が表示している画面がプルスキャン画面410ではないとステップS702においてCPU101が判定すると、ステップS703に進む。ステップS703において、CPU101は、自動プルスキャンが有効に設定されているか否かを判定する。この判定は、HDD104等の記憶領域に記憶されている情報をCPU101が参照することで実行される。自動プルスキャンが有効ではない、つまり自動プルスキャンが無効に設定されているとステップS703においてCPU101が判定すると、ステップS709に進み、CPU101がプルスキャン機能を実行することなく、フローチャートが示す処理を終了する。
一方、自動プルスキャンが有効に設定されているとステップS703においてCPU101が判定すると、ステップS704に進む。ステップS704において、CPU101は、印刷装置100が省電力モードで動作しているか否かを判定する。本実施形態の印刷装置100は、省電力モードで動作している場合に画面を表示せずに、省電力モードで動作してない場合、つまり通常電力モードで動作している場合は、画面を表示する。省電力モードで動作しているとステップS704においてCPU101が判定すると、ステップS707に進む。一方、省電力モードで動作していないとステップS704においてCPU101が判定すると、ステップS705に進む。
ステップS705について説明する。ステップS705において、CPU101は、操作部107が表示している画面が許可画面であるか否かを判定する。本実施形態における許可画面とは、自動プルスキャンが有効に設定されている場合においてプルスキャン機能の実行が許可される画面の総称である。本実施形態の場合、例えばメニュー画面200やコピー画面300が許可画面に分類されている。図9の許可画面テーブル900は、許可画面に分類される画面の画面IDを記憶するテーブルであり、HDD104等の記憶領域に記憶される。本実施形態では、操作部107が表示している画面が許可画面テーブル900に記憶されている画面IDを有する画面であるか否かに基づいて、プルスキャン機能を実行するか否かが決定される。
例えば操作部107がコピー設定画面310や送信設定画面330を表示している場合、これらの画面は許可画面テーブルに記憶されていないため、操作部107が表示している画面が許可画面ではないとステップS705においてCPU101が判定する。そしてステップS709に進み、CPU101がプルスキャン機能を実行することなく、フローチャートが示す処理を終了する。
一方、例えば操作部107がメニュー画面200やコピー画面300のような許可画面を表示している場合、操作部107が表示している画面が許可画面であるとステップS705においてCPU101が判定し、そしてステップS706に進む。
次にステップS706において、CPU101は、操作部107が現在表示している画面の画面IDをHDD104やRAM103等のメモリに一時的に記憶する。そしてステップS707において、CPU101は、図4(b)のプルスキャン画面410を表示するように操作部107を制御する。ここで図4(b)のプルスキャン画面410を表示することで、プルスキャン機能を利用しているユーザとは異なるユーザが印刷装置100を使用したとしても、そのユーザにプルスキャン機能を利用中であることを通知することができる。また、ステップS706で画面IDを記憶するのは、ステップS707の処理によって表示する画面を変更した場合に、表示する画面を後で元の画面に戻すためである。ステップS707の処理を実行すると、ステップS708において、CPU101は、ステップS701で受信した実行指示に従ってプルスキャン機能を実行する。
次にプルスキャン機能を実行した後の処理について、図8のフローチャートを用いて説明する。ステップS708においてプルスキャン機能の実行が完了すると(原稿画像の送信が完了すると)、ステップS801において、CPU101は、HDD104やRAM103等のメモリに画面IDを記憶しているか否かを判定する。ステップS706で画面IDを一時的に記憶している場合、ステップS801において画面IDを記憶しているとCPU101が判定し、ステップS802に進む。
ステップS802において、CPU101は、画面IDが示す画面を表示するように操作部107を制御する。本実施形態の場合、表示している画面をステップS707において一時的にプルスキャン画面410に変更している。ステップS802の処理を実行することで、操作部107が表示する画面を変更前の画面に戻すことができる。ステップS802の処理が完了すると、ステップS803において、CPU101はHDD104やRAM103等のメモリに一時的に記憶していた画面IDを削除する。
一方、ステップS706の処理を実行することなくプルスキャン機能を実行している場合、ステップS801において画面IDを記憶していないとCPU101が判定し、ステップS804に進む。ステップS804において、CPU101は、タイムアウトが発生したか否かを判定する。本実施形態の場合、原稿画像の送信が完了したタイミングで、タイマのカウントが開始される。印刷装置100に予め設定されている時間が経過した場合、ステップS804において、CPU101はタイムアウトが発生したと判定し、ステップS805に進む。そしてステップS805において、CPU101は、図4(a)のプルスキャン画面400を表示するように操作部107を制御する。タイムアウトと判定される時間は、0秒を含めてユーザが自由に設定できる。タイムアウトと判定される時間として0秒が設定されると、原稿画像の送信が完了したタイミングで即時にステップS805の処理が実行される。
ステップS804においてタイムアウトが発生していないとCPU101によって判定された場合、ステップS806に進む。そしてステップS806において、CPU101は、プルスキャン画面410のボタン411がユーザによって選択されたか否かを判定する。プルスキャン画面410のボタン411がユーザによって選択されたとステップS806においてCPU101が判定すると、ステップS805に進み、CPU101は、図4(a)のプルスキャン画面400を表示するように操作部107を制御する。一方、プルスキャン画面410のボタン411がユーザによって選択されていないとステップS806においてCPU101が判定すると、ステップS807に進む。
ステップS807において、CPU101は、PC120等の外部装置からプルスキャン機能の実行指示を受信したか否かを判定する。ネットワークI/F108がプルスキャン機能の実行指示を受信した場合、ステップS702に戻りプルスキャン機能が実行される。一方、ネットワークI/F108がプルスキャン機能の実行指示を受信していない場合、ステップS804に戻る。
以上の説明の通り、本実施形態によれば、プルスキャン機能を利用する際に特定の画面(本実施形態の場合はプルスキャン画面410)を表示させる必要がある第1の利用手順と、特定の画面を表示させなくても良い第2の利用手順をユーザに提供することができる。また、本実施形態によれば、第1の利用手順と第2の利用手順のどちらを使用するかを、例えばシステム管理者がユーザの利用環境や利用目的に応じて適宜選択してデバイス設定として設定することができる。
(その他の実施形態)
本発明は、上述の実施形態の1以上の機能を実現するプログラムを、ネットワーク又は記憶媒体を介してシステム又は装置に供給し、そのシステム又は装置のコンピュータにおける1つ以上のプロセッサがプログラムを読出し実行する処理でも実現可能である。また、1以上の機能を実現する回路(例えば、ASIC)によっても実現可能である。
100 印刷装置
101 CPU
102 ROM
103 RAM
104 HDD
106 スキャナ
107 操作部
108 ネットワークI/F

Claims (16)

  1. 原稿を読み取って画像データを生成し、当該画像データに基づいて印刷を行うコピー機能と、原稿を読み取って画像データを生成し当該画像データを外部装置に送信可能な送信機能と、画面を表示する表示手段とを有し、原稿を読み取り、読み取ることで得られた画像データを当該外部装置に送信するプルスキャンを、前記表示手段にプルスキャン画面が表示されている場合に当該外部装置から受信した指示に従って実行可能な原稿読取装置であって、
    前記表示手段に第1の画面が表示されている場合、前記原稿読取装置は前記外部装置から受信した前記指示に従って前記プルスキャンを実行し、前記表示手段に第2の画面が表示されている場合、前記原稿読取装置は前記外部装置から受信した前記指示に従って前記プルスキャンを実行せず、
    前記第1の画面は前記プルスキャン画面とは異なる画面であって、前記コピー機能と前記送信機能を含む複数の機能からユーザが利用する機能を選択するための機能選択画面であることを特徴とする原稿読取装置。
  2. 第1の設定または第2の設定を設定可能な設定手段を更に有し、
    前記設定手段によって前記第1の設定が設定されていて、前記表示手段に前記第1の画面が表示されている場合、前記原稿読取装置は前記外部装置から受信した前記指示に従って前記プルスキャンを実行し、
    前記設定手段によって前記第1の設定が設定されていて、前記表示手段に前記第2の画面が表示されている場合、前記原稿読取装置は前記外部装置から受信した前記指示に従って前記プルスキャンを実行せず、
    前記設定手段によって前記第2の設定が設定されていて、前記表示手段に前記第1の画面が表示されている場合、前記原稿読取装置は前記外部装置から受信した前記指示に従って前記プルスキャンを実行せず、
    前記設定手段によって前記第2の設定が設定されていて、前記表示手段に前記第2の画面が表示されている場合、前記原稿読取装置は前記外部装置から受信した前記指示に従って前記プルスキャンを実行しないことを特徴とする請求項1に記載の原稿読取装置。
  3. 第1の設定または第2の設定を設定可能な設定手段を更に有し、
    前記設定手段によって前記第1の設定が設定されていて、前記表示手段に前記第1の画面が表示されている場合、前記原稿読取装置は前記外部装置から受信した前記指示に従って前記プルスキャンを実行し、
    前記設定手段によって前記第1の設定が設定されていて、前記表示手段に前記第2の画面が表示されている場合、前記原稿読取装置は前記外部装置から受信した前記指示に従って前記プルスキャンを実行せず、
    前記設定手段によって前記第2の設定が設定されていて、前記表示手段に前記プルスキャン画面が表示されている場合、前記原稿読取装置は前記外部装置から受信した前記指示に従って前記プルスキャンを実行し、
    前記設定手段によって前記第2の設定が設定されていて、前記表示手段に前記プルスキャン画面以外の画面が表示されている場合、前記原稿読取装置は前記外部装置から受信した前記指示に従って前記プルスキャンを実行しないことを特徴とする請求項1に記載の原稿読取装置。
  4. 前記設定手段により前記第1の設定が設定されている場合かつ前記原稿読取装置が省電力モードである場合、前記原稿読取装置は前記外部装置から受信した前記指示に従って前記プルスキャンを実行することを特徴とする請求項2または3に記載の原稿読取装置。
  5. 原稿を読み取って画像データを生成し、当該画像データに基づいて印刷を行うコピー機能と、画面を表示する表示手段とを有し、当該外部装置から受信した指示に従って原稿を読み取り、読み取ることで得られた画像データを当該外部装置に送信するプルスキャンを、前記表示手段にプルスキャン画面が表示されている場合に実行可能な原稿読取装置であって、
    少なくとも前記コピー機能を選択可能な機能選択画面において、ユーザが前記コピー機能を選択することにより表示されるコピー画面が前記表示手段に表示されている場合、前記原稿読取装置は前記外部装置から受信した前記指示に従って前記プルスキャンを実行し、当該コピー画面において前記原稿読取装置がユーザの操作を受け付けることにより表示される前記コピー機能の設定を行うためのコピー設定画面が前記表示手段に表示されている場合、前記原稿読取装置は前記外部装置から受信した前記指示に従って前記プルスキャンを実行しないことを特徴とする原稿読取装置。
  6. 第1の設定または第2の設定を設定可能な設定手段を更に有し、
    前記設定手段によって前記第1の設定が設定されていて、前記表示手段に前記コピー画面が表示されている場合、前記原稿読取装置は前記外部装置から受信した前記指示に従って前記プルスキャンを実行し、
    前記設定手段によって前記第1の設定が設定されていて、前記表示手段に前記コピー設定画面が表示されている場合、前記原稿読取装置は前記外部装置から受信した前記指示に従って前記プルスキャンを実行せず、
    前記設定手段によって前記第2の設定が設定されていて、前記表示手段に前記コピー画面が表示されている場合、前記原稿読取装置は前記外部装置から受信した前記指示に従って前記プルスキャンを実行せず、
    前記設定手段によって前記第2の設定が設定されていて、前記表示手段に前記コピー設定画面が表示されている場合、前記原稿読取装置は前記外部装置から受信した前記指示に従って前記プルスキャンを実行しないことを特徴とする請求項5に記載の原稿読取装置。
  7. 第1の設定または第2の設定を設定可能な設定手段を更に有し、
    前記設定手段によって前記第1の設定が設定されていて、前記表示手段に前記第1の画面が表示されている場合、前記原稿読取装置は前記外部装置から受信した前記指示に従って前記プルスキャンを実行し、
    前記設定手段によって前記第1の設定が設定されていて、前記表示手段に前記第2の画面が表示されている場合、前記原稿読取装置は前記外部装置から受信した前記指示に従って前記プルスキャンを実行せず、
    前記設定手段によって前記第2の設定が設定されていて、前記表示手段に前記プルスキャン画面が表示されている場合、前記原稿読取装置は前記外部装置から受信した前記指示に従って前記プルスキャンを実行し、
    前記設定手段によって前記第2の設定が設定されていて、前記表示手段に前記プルスキャン画面以外の画面が表示されている場合、前記原稿読取装置は前記外部装置から受信した前記指示に従って前記プルスキャンを実行しないことを特徴とする請求項5に記載の原稿読取装置。
  8. 前記設定手段により前記第1の設定が設定されている場合かつ前記原稿読取装置が省電力モードである場合、前記原稿読取装置は前記外部装置から受信した前記指示に従って前記プルスキャンを実行することを特徴とする請求項6または7に記載の原稿読取装置。
  9. 画像データを外部装置に送信可能な送信機能と画面を表示する表示手段を有し、当該外部装置から受信した指示に従って原稿を読み取り、読み取ることで得られた画像データを当該外部装置に送信するプルスキャンを、前記表示手段にプルスキャン画面が表示されている場合に実行可能な原稿読取装置であって、
    少なくとも前記送信機能を選択可能な選択画面において、前記送信機能を選択することにより表示される送信画面が前記表示手段に表示されている場合、前記原稿読取装置は前記外部装置から受信した前記指示に従って前記プルスキャンを実行し、当該送信画面において前記原稿読取装置がユーザの操作を受け付けることにより表示される前記送信機能の設定を行うための送信設定画面が前記表示手段に表示されている場合は、前記原稿読取装置は前記外部装置から受信した前記指示に従って前記プルスキャンを実行しないことを特徴とする原稿読取装置。
  10. 第1の設定または第2の設定を設定可能な設定手段を更に有し、
    前記設定手段によって前記第1の設定が設定されていて、前記表示手段に前記送信画面が表示されている場合、前記原稿読取装置は前記外部装置から受信した前記指示に従って前記プルスキャンを実行し、
    前記設定手段によって前記第1の設定が設定されていて、前記表示手段に前記送信設定画面が表示されている場合、前記原稿読取装置は前記外部装置から受信した前記指示に従って前記プルスキャンを実行せず、
    前記設定手段によって前記第2の設定が設定されていて、前記表示手段に前記送信画面が表示されている場合、前記原稿読取装置は前記外部装置から受信した前記指示に従って前記プルスキャンを実行せず、
    前記設定手段によって前記第2の設定が設定されていて、前記表示手段に前記送信設定画面が表示されている場合、前記原稿読取装置は前記外部装置から受信した前記指示に従って前記プルスキャンを実行しないことを特徴とする請求項9に記載の原稿読取装置。
  11. 第1の設定または第2の設定を設定可能な設定手段を更に有し、
    前記設定手段によって第1の設定が設定されていて、前記表示手段に前記送信画面が表示されている場合、前記原稿読取装置は前記外部装置から受信した前記指示に従って前記プルスキャンを実行し、
    前記設定手段によって前記第1の設定が設定されていて、前記表示手段に前記送信設定画面が表示されている場合、前記原稿読取装置は前記外部装置から受信した前記指示に従って前記プルスキャンを実行せず、
    前記設定手段によって第2の設定が設定されていて、前記表示手段に前記プルスキャン画面が表示されている場合、前記原稿読取装置は前記外部装置から受信した前記指示に従って前記プルスキャンを実行し、
    前記設定手段によって前記第2の設定が設定されていて、前記表示手段に前記プルスキャン画面以外の画面が表示されている場合、前記原稿読取装置は前記外部装置から受信した前記指示に従って前記プルスキャンを実行しないことを特徴とする請求項9に記載の原稿読取装置。
  12. 前記設定手段により前記第1の設定が設定されている場合かつ前記原稿読取装置が省電力モードである場合、前記原稿読取装置は前記外部装置から受信した前記指示に従って前記プルスキャンを実行することを特徴とする請求項10または11に記載の原稿読取装置。
  13. 原稿を読み取って画像データを生成し、当該画像データに基づいて印刷を行うコピー機能と、原稿を読み取って画像データを生成し当該画像データを外部装置に送信可能な送信機能と、画面を表示する表示手段とを有し、原稿を読み取り、読み取ることで得られた画像データを当該外部装置に送信するプルスキャンを、前記表示手段にプルスキャン画面が表示されている場合に当該外部装置から受信した指示に従って実行可能な原稿読取装置の制御方法であって、
    前記表示手段に第1の画面が表示されている場合、前記原稿読取装置は前記外部装置から受信した前記指示に従って前記プルスキャンを実行し、前記表示手段に第2の画面が表示されている場合、前記原稿読取装置は前記外部装置から受信した前記指示に従って前記プルスキャンを実行せず、
    前記第1の画面は前記プルスキャン画面とは異なる画面であって、前記コピー機能と前記送信機能を含む複数の機能からユーザが利用する機能を選択するための機能選択画面であることを特徴とする原稿読取装置の制御方法。
  14. 原稿を読み取って画像データを生成し、当該画像データに基づいて印刷を行うコピー機能と画面を表示する表示手段を有し、当該外部装置から受信した指示に従って原稿を読み取り、読み取ることで得られた画像データを当該外部装置に送信するプルスキャンを、前記表示手段にプルスキャン画面が表示されている場合に実行可能な原稿読取装置の制御方法であって、
    少なくとも前記コピー機能を選択可能な機能選択画面において、ユーザが前記コピー機能を選択することにより表示されるコピー画面が前記表示手段に表示されている場合、前記原稿読取装置は前記外部装置から受信した前記指示に従って前記プルスキャンを実行し、当該コピー画面において前記原稿読取装置がユーザの操作を受け付けることにより表示される前記コピー機能の設定を行うためのコピー設定画面が前記表示手段に表示されている場合、前記原稿読取装置は前記外部装置から受信した前記指示に従って前記プルスキャンを実行しないことを特徴とする原稿読取装置の制御方法。
  15. 画像データを外部装置に送信可能な送信機能と画面を表示する表示手段を有し、当該外部装置から受信した指示に従って原稿を読み取り、読み取ることで得られた画像データを当該外部装置に送信するプルスキャンを、前記表示手段にプルスキャン画面が表示されている場合に実行可能な原稿読取装置の制御方法であって、
    少なくとも前記送信機能を選択可能な選択画面において、前記送信機能を選択することにより表示される送信画面が前記表示手段に表示されている場合、前記原稿読取装置は前記外部装置から受信した前記指示に従って前記プルスキャンを実行し、当該送信画面において前記原稿読取装置がユーザの操作を受け付けることにより表示される前記送信機能の設定を行うための送信設定画面が前記表示手段に表示されている場合は、前記原稿読取装置は前記外部装置から受信した前記指示に従って前記プルスキャンを実行しないことを特徴とする原稿読取装置の制御方法。
  16. 請求項13乃至15の何れか1項に記載の原稿読取装置の制御方法をコンピュータに実行させるためのプログラム。
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