JP2019003868A - マイクロ波加熱装置 - Google Patents

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理人 西森
達哉 廣瀬
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達哉 廣瀬
雅之 細田
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雅之 細田
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Abstract

【課題】小型で、効率よく加熱をすることのできるマイクロ波加熱装置を提供する。
【解決手段】被加熱物にマイクロ波を照射するアンテナと、前記アンテナに接続されているマイクロ波発生部と、前記アンテナまたは前記被加熱物を動かす駆動機構部と、を有し、前記マイクロ波の波長をλとした場合、前記駆動機構部は、前記アンテナと前記被加熱物との距離がλ/2πとなる範囲内で、前記アンテナと前記被加熱物との距離を近づけたり離したりする動作を繰り返すものであることを特徴とするマイクロ波加熱装置により上記課題を解決する。
【選択図】図3

Description

本発明は、マイクロ波加熱装置に関するものである。
マイクロ波加熱装置は、加熱対象となる被加熱物をマイクロ波加熱装置の加熱室内に設置し、マイクロ波発生源において発生させたマイクロ波を被加熱物に照射し、吸収させることにより、被加熱物を加熱する装置である(例えば、特許文献1)。このようなマイクロ波加熱装置においては、加熱室内に放射されたマイクロ波は、加熱室の壁面等において反射を繰り返し、被加熱物に照射される。
一般的には、マイクロ波加熱装置には、マイクロ波発生源として真空管の一種であるマグネトロンが用いられているが、マグネトロンに代わり半導体素子を用いることにより、マイクロ波加熱装置を小型軽量化することができ、出力制御性を向上させることができる。このような半導体素子としては、例えば、高周波領域においても高耐圧で大電流を流すことが可能な窒化ガリウム等を用いた半導体素子が挙げられる。
特開2009−16149号公報 特開昭58−30706号公報
具体的には、マイクロ波発生源においてマイクロ波を発生させ、発生させたマイクロ波をアンテナより、被加熱物に照射することにより被加熱物を加熱することができる。このようなマイクロ波加熱装置では、小型で、効率よく加熱をすることのできるものが求められている。
本実施の形態の一観点によれば、被加熱物にマイクロ波を照射するアンテナと、前記アンテナに接続されているマイクロ波発生部と、前記アンテナまたは前記被加熱物を動かす駆動機構部と、を有し、前記マイクロ波の波長をλとした場合、前記駆動機構部は、前記アンテナと前記被加熱物との距離がλ/2πとなる範囲内で、前記アンテナと前記被加熱物との距離を近づけたり離したりする動作を繰り返すものであることを特徴とする。
開示のマイクロ波加熱装置によれば、小型で、効率よく被加熱物を加熱することができる。
マイクロ波加熱装置のアンテナと載置板との距離に関する実験の説明図 マイクロ波加熱装置のアンテナと載置板との距離と電力反射率との相関図 第1の実施の形態におけるマイクロ波加熱装置の説明図 パッチアンテナの構造図 第1の実施の形態におけるマイクロ波加熱装置の変形例1の説明図 第1の実施の形態におけるマイクロ波加熱装置の変形例2の説明図 第2の実施の形態におけるマイクロ波加熱装置の説明図 第2の実施の形態におけるマイクロ波加熱装置の変形例の説明図 第3の実施の形態におけるマイクロ波加熱装置の説明図 第4の実施の形態におけるマイクロ波加熱装置の説明図 第5の実施の形態におけるマイクロ波加熱装置の説明図(1) 第5の実施の形態におけるマイクロ波加熱装置の説明図(2) 第6の実施の形態におけるマイクロ波加熱装置の構造図
実施するための形態について、以下に説明する。尚、同じ部材等については、同一の符号を付して説明を省略する。
〔第1の実施の形態〕
マイクロ波加熱装置を小型にするためには、被加熱物とアンテナとの距離を近づける方法が考えられるが、アンテナと被加熱物との距離が近くなるとアンテナの特性が変化する。具体的には、アンテナと被加熱物との距離が離れている場合と近い場合、即ち、アンテナの遠方界と近傍界では、アンテナの放射モードが変化する。
アンテナは、一般的に、電波を遠くに飛ばすという要求から、アンテナとの距離が十分離れている遠方界を想定している。このため、近傍界に関しては、十分な検討がなされていないことから、発明者は、アンテナと被加熱物との距離を近づけた実験等を行った。この結果、アンテナより放射されるマイクロ波の波長をλとした場合に、アンテナと被加熱物との距離がλ/2π以下になると、アンテナの放射モードが変化することを見出した。更に、近傍界においては、アンテナがパッチアンテナの場合では、一辺の長さが約λ/4の正方形の形状のパッチアンテナの方が、一辺の長さが約λ/2の正方形の形状のパッチアンテナよりも、被加熱物にマイクロ波が吸収されやすいことを見出した。尚、本願においては、アンテナからの距離がλ/2π以下の場合(アンテナと被加熱物との距離がλ/2π以下の場合)を近傍界と記載する場合がある。
これらの点を踏まえ、更に、アンテナと被加熱物との距離とマイクロ波の電力反射率との関係について実験を行った。具体的には、図1に示されるように、金属により形成されたマイクロ波加熱装置の筐体20の内部に被加熱物100を設置し、被加熱物100とアンテナ10との距離を変えた場合において、放射されたマイクロ波の反射率を測定する実験を行った。尚、この実験では、被加熱物100は、マイクロ波加熱装置の載置板21の上に載置し、載置板21とアンテナ10との距離dを変えて、放射されたマイクロ波の反射率を測定した。アンテナ10より放射されるマイクロ波の周波数は、2.5GHzである。筐体20は金属等により形成されており、載置板21は、マイクロ波を透過する材料により形成されており、厚さは2〜3mmである。載置板21を形成する材料としては、セラミックス、絶縁性を有する樹脂材料、ガラス、木材等が挙げられるが、耐熱性や強度の観点からセラミックスが好ましい。また、載置板21の厚さは、厚すぎると近傍界から外れるため、2mm〜3mmが好ましい。尚、アンテナ10は一辺の長さが30mmの正方形の形状のパッチアンテナである。
この実験結果を図2に示す。図2に示されるように、載置板21とアンテナ10との距離dを変化させると、マイクロ波の電力反射率も変化する。電力反射率は、アンテナ10より放射されたマイクロ波のうち、アンテナ10に戻ったマイクロ波の比率である。従って、電力反射率が低いと、アンテナ10に戻るマイクロ波が少なく、被加熱物100にマイクロ波が多く吸収され、電力反射率が高いと、アンテナ10に戻るマイクロ波が多く、被加熱物100に吸収されるマイクロ波が少ない。従って、マイクロ波加熱装置では、電力反射率が低く、被加熱物100に吸収されるマイクロ波が多い方が、被加熱物100を効率よく加熱することができる。
図2に示されるように、載置板21とアンテナ10との距離dが約1.6mmの場合では、電力反射率は約3%であった。距離dが約3mmの場合では、電力反射率は約4.6%であった。距離dが約4.4mmの場合では、電力反射率は約2%であった。距離dが約5.8mmの場合では、電力反射率は約5%であった。距離dが約7.2mmの場合では、電力反射率は約10%であった。距離dが約8.6mmの場合では、電力反射率は約15%であった。距離dが約10mmの場合では、電力反射率は約19.5%であった。
図2からは、全体的には、載置板21とアンテナ10との距離dが長くなると電力反射率が高くなり、被加熱物100の加熱の効率は悪くなり、距離dが短くなると電力反射率が低くなり、被加熱物100を効率よく加熱することができる傾向にある。しかしながら、図2に示されるように、最も電力反射率が低くなるのは、載置板21とアンテナ10との距離dが4.4mmの場合であり、これよりも距離dが長くなっても、短くなっても電力反射率は高くなる。
従って、載置板21とアンテナ10との距離dを4.4mmに保った状態でアンテナ10よりマイクロ波を照射すれば、被加熱物100を効率よく加熱することができる。しかしながら、加熱対象となる被加熱物100とアンテナ10との距離dが、所定の距離となるように厳密に調整することは困難である。また、被加熱物100が加熱されると、被加熱物の100の温度が変化し、これによりマイクロ波の電力反射率が最も低くなる被加熱物100とアンテナ10との距離dも変化し、加熱効率も変化してしまう。
尚、載置板21とアンテナ10との距離dが変化するとマイクロ波の電力反射率が変化するのは、載置板21の上の被加熱物100とアンテナ10との距離が変化するとマイクロ波のインピーダンスも変化するからである。また、電力反射率が高い場合には、被加熱物100を効率よく加熱することができないのみならず、アンテナ10に戻ったマイクロ波がマイクロ波発生部に入り、マイクロ波発生部にダメージを与える可能性がある。
一般的には、マイクロ波は周波数が300MHz以上、3THz以下の電磁波であるが、この範囲よりも広い範囲においても、マイクロ波という言葉が用いられる場合がある。
(マイクロ波加熱装置)
次に、本実施の形態におけるマイクロ波加熱装置について説明する。本実施の形態におけるマイクロ波加熱装置は、図3に示されるように、アンテナ10、筐体20、マイクロ波発生部30、駆動機構部50、制御部60等を有しており、被加熱物100は筐体20内の載置板21の上に載置されている。具体的には、被加熱物100は、載置板21の一方の面21aの上に載置されており、載置板21の他方の面21bの側には、アンテナ10及びマイクロ波発生部30が設置されている。
アンテナ10は、パッチアンテナであり、図4に示されるように、放射電極11と接地電極12とを有しており、放射電極11と接地電極12との間には、誘電体部13が設けられており、マイクロ波を供給するための同軸ケーブル14が接続されている。本実施の形態においては、放射電極11は一辺が約λ/4である約30mmの正方形の形状により形成されている。筐体20は金属等により形成されており、載置板21は、厚さが2〜3mmのマイクロ波を透過する材料により形成されている。
マイクロ波発生部30は、マイクロ波を発生させる信号発振器及び増幅器を有しており、信号発振器において発生させたマイクロ波となる周波数の電気信号を増幅器において増幅して出力する。本実施の形態においては、マイクロ波発生部30からは、2.5GHzの交流の電気信号が出力され、アンテナ10よりマイクロ波として放射される。増幅器には、GaN等の窒化物半導体を用いた半導体素子、例えば、GaN−HEMT(High Electron Mobility Transistor)等が用いられている。
駆動機構部50は、アンテナ10及びマイクロ波発生部30を周期的に上下方向に駆動、即ち、アンテナ10及びマイクロ波発生部30を被加熱物100に周期的に近づけたり離したりする駆動するためのものである。従って、駆動機構部50により、被加熱物100とアンテナ10とが、近づいたり離れたりする動作が繰り返される。
図3に示す場合では、アンテナ10及びマイクロ波発生部30は駆動機構部50の設置台51の上に設置されており、駆動機構部50により、アンテナ10及びマイクロ波発生部30を一緒に動かす構造のものである。具体的には、駆動機構部50により、載置板21とアンテナ10との距離が所定の範囲で上下方向に動かされる。制御部60は、駆動機構部50及びマイクロ波発生部30と接続されており、駆動機構部50やマイクロ波発生部30の制御を行う。
本実施の形態においては、図3(a)に示すように、被加熱物100とアンテナ10との距離が近づいている状態から、駆動機構部50によりアンテナ10及びマイクロ波発生部30を下方向に動かすことにより、被加熱物100から離す。これにより、図3(b)に示す状態を経て、図3(c)に示すように、被加熱物100とアンテナ10との距離が離れている状態になる。次に、駆動機構部50によりアンテナ10及びマイクロ波発生部30を上方向に動かすことにより、被加熱物100に近づけ、図3(b)に示す状態を経て、図3(a)に示すように、被加熱物100とアンテナ10との距離が近づいている状態になる。本実施の形態におけるマイクロ波加熱装置では、この動作を連続して繰り返す。この動作の周期は、例えば、約1秒であり、アンテナ10の上下方向に動く周波数は、約1Hzである。
本実施の形態においては、電力反射率が10%以下の範囲でアンテナ10を上下方向に動かすことが好ましく、更には、電力反射率が5%以下の範囲でアンテナ10を上下方向に動かすことが好ましい。
本実施の形態は、図3(b)は、アンテナ10より放射されるマイクロ波の電力反射率が約2%とと最も低くなる距離であり、載置板21とアンテナ10との距離dが4.4mmの状態を示す。本実施の形態においては、この前後の距離でアンテナ10及びマイクロ波発生部30を上下方向に動かす動作を繰り返す。これにより、アンテナ10は上下方向に動いている途中で、電力反射率が最も低くなる距離となる場合があり、この距離となった場合に、被加熱物100を効率よく加熱することができる。また、被加熱物100が加熱されて温度が上昇し、電力反射率が最も低くなる距離が変化しても、変化した距離がアンテナ10を上下方向に動かす距離の範囲内にあれば、アンテナ10を上下方向に動かしている途中で電力反射率が最も低くなる距離になる場合がある。従って、電力反射率が最も低くなる距離が変化しても、アンテナ10を上下方向に動かしていれば、電力反射率が最も低くなる距離となる場合があるため、被加熱物100は効率よく加熱される。
本実施の形態においては、載置板21とアンテナ10との距離が3mm〜5.8mmの範囲でアンテナ10を上下方向に動かしている。即ち、図3(a)に示される状態が載置板21とアンテナ10との距離dが3mmであり、図3(c)に示される状態は、載置板21とアンテナ10との距離dが5.8mmとなるようにアンテナ10を上下方向に動かしている。尚、図3(a)に示される状態は、電力反射率が約4.6%であり、図3(c)に示される状態は、電力反射率が約5%である。従って、マイクロ波の電力反射率が5%以下となる加熱効率が比較的高い範囲において、アンテナ10を上下に動かすことにより、被加熱物100を効率よく加熱するとともに、反射波によりマイクロ波発生部30が受けるダメージを減らすことができる。
また、被加熱物100の大きさ、材質、載置される位置等により、アンテナ10から放射されるマイクロ波のインピーダンスが変化する場合があり、これに伴い電力反射率が最も低くなる距離が微妙に変化する場合がある。しかしながら、本実施の形態は、所定の範囲で被加熱物100とアンテナ10との距離が連続的に変化する駆動をしているため、電力反射率が最も低くなる距離が多少変化しても、被加熱物100を効率よく加熱することができる。
図3においては、アンテナ10及びマイクロ波発生部30の双方を、駆動機構部50により上下方向に動かす場合を示したが、アンテナ10のみを上下方向に動かすものであってもよい。この場合、駆動機構部50の設置台51の上には、軽量なアンテナ10のみが設置され上下方向に動かすため、駆動機構部50を簡単なものにすることができる。
また、従来からある電子レンジでは、アンテナの遠方界における被加熱物を加熱することを想定して作られており、筐体内に放射されたマイクロ波は多重反射している。このため、マイクロ波が強め合う領域と弱め合う領域とが存在し、場所によりマイクロ波の強度ムラが生じることから、アンテナや被加熱物を回転させていた。このように、マイクロ波の多重反射の経路を変え、被加熱物においてマイクロ波が強め合う領域と弱め合う領域とを変化させて、加熱ムラを解消していた。
これに対し、アンテナの近傍界においては、従来のようなマイクロ波の多重反射は想定し難く、単にアンテナを回転させるだけでは、加熱効率を変化させることができない。本実施の形態におけるマイクロ波加熱装置では、近傍界においてアンテナを上下方向に動かすことによって、加熱ムラを解消することも可能である。
(変形例1)
また、本実施の形態におけるマイクロ波加熱装置は、図5に示すように、載置板21を上下方向に動かすものであってもよい。具体的には、図5に示すように、載置板21を上下方向に動かす駆動機構部52が設けられており、アンテナ10及びマイクロ波発生部30は、載置板21の下の筐体20の底板22の上に設置されている。変形例1では、アンテナ10及びマイクロ波発生部30を動かさないため、マイクロ波加熱装置の信頼性を高めることができる。尚、駆動機構部52は制御部60に接続されている。
本実施の形態においては、図5(a)に示すように、被加熱物100とアンテナ10との距離が近づいている状態から、駆動機構部52により載置板21を上方向に動かすことにより、アンテナ10から被加熱物100を離す。これにより、図5(b)に示す状態を経て、図5(c)に示すように、被加熱物100とアンテナ10との距離が離れている状態になる。次に、図5(c)に示すように、被加熱物100とアンテナ10との距離が離れている状態から、駆動機構部52により載置板21を下方向に動かすことにより、アンテナ10に被加熱物100を近づける。これにより、図5(b)に示す状態を経て、図5(a)に示すように、被加熱物100とアンテナ10との距離が近づいている状態になる。このマイクロ波加熱装置では、この動作を連続して繰り返す。
本実施の形態は、図5(b)は、アンテナ10より放射されるマイクロ波の電力反射率が約2%とと最も低くなる距離であり、載置板21とアンテナ10との距離dが4.4mmの状態である。本実施の形態においては、載置板21とアンテナ10との距離が3mm〜5.8mmの範囲で載置板21を上下方向に動かしている。即ち、図5(a)に示される状態が載置板21とアンテナ10との距離dが3mmであり、図5(c)に示される状態は、載置板21とアンテナ10との距離dが5.8mmとなるように載置板21を上下方向に動かしている。
(変形例2)
また、本実施の形態におけるマイクロ波加熱装置は、図6に示すように、被加熱物100の上方にアンテナ10及びマイクロ波発生部30を設置し上下方向に動かすものであってもよい。具体的には、図6に示すように、被加熱物100の上方に設置されたアンテナ10及びマイクロ波発生部30を上下方向に動かす駆動機構部53が設けられており、アンテナ10及びマイクロ波発生部30は、筐体20の底板22の上に設置されている。尚、駆動機構部53は制御部60に接続されている。
本実施の形態においては、図6(a)に示すように、被加熱物100とアンテナ10との距離が近づいている状態から、駆動機構部53によりアンテナ10及びマイクロ波発生部30を上方向に動かすことにより、被加熱物100から離す。これにより、図6(b)に示す状態を経て、図6(c)に示すように、被加熱物100とアンテナ10との距離が離れている状態になる。次に、図6(c)に示すように、被加熱物100とアンテナ10との距離が離れている状態から、駆動機構部53によりアンテナ10及びマイクロ波発生部30を下方向に動かすことにより、被加熱物100に近づける。これにより、図6(b)に示す状態を経て、図6(a)に示すように、被加熱物100とアンテナ10との距離が近づいている状態になる。図6に示されるマイクロ波加熱装置では、この動作を連続して繰り返す。
この変形例では、図6(b)は、アンテナ10より放射されるマイクロ波の電力反射率が約2%とと最も低くなる距離であり、この前後の距離でアンテナ10及びマイクロ波発生部30を上下方向に動かしている。
〔第2の実施の形態〕
次に、第2の実施の形態におけるマイクロ波加熱装置について説明する。本実施の形態におけるマイクロ波加熱装置は、図7に示すように、アンテナ10を載置板21に対し平行ではなく傾けて設置し、アンテナ10及びマイクロ波発生部30を回転させるものである。このため、図7に示すように、アンテナ10及びマイクロ波発生部30を回転させるための駆動機構部150が設けられており、アンテナ10及びマイクロ波発生部30は、駆動機構部150の回転台151の上に設置されている。被加熱物100は、載置板21の上に載置されており、駆動機構部150は制御部60に接続されている。
アンテナ10は、アンテナ10と載置板21とが離れている部分の距離d1が約5.8mm、近い部分の距離d2が約3mmとなるように傾いた状態で設置されている。このようにアンテナ10を載置板21に対し傾いた状態で設置することにより、アンテナ10の中心部分における載置板21との距離は、距離d1と距離d2の中間の約4.4mmとなり、マイクロ波の電力反射率が最も低くなる。
本実施の形態におけるマイクロ波加熱装置では、図7(a)に示す状態から、駆動機構部150により、アンテナ10を180°回転させることにより、図7(b)に示す状態となり、更に180°回転させることにより、図7(a)に示す状態に戻る。本実施の形態においては、アンテナ10を載置板21に対し傾けた状態で設置し、アンテナ10を回転させることにより、被加熱物100を均一に加熱することができる。この際、この回転の周期は、例えば、約1秒であり、アンテナ10の回転周波数は、約1Hzである。
また、図7では、駆動機構部150によりアンテナ10及びマイクロ波発生部30を回転させる場合を示しているが、マイクロ波発生部30を回転させることなく、アンテナ10のみを回転させてもよい。
また、被加熱物100の上方において、被加熱物100に対しアンテナ10を傾けた状態で設置し、アンテナ10を回転させるものであってもよい。更には、図8に示すように、アンテナ10を載置板21に対し傾けた状態で設置し、載置板21を駆動機構部152により回転させるものであってもよい。載置板21を回転させることにより、載置板21の上に載置されている被加熱物100が回転するため、上記と同様の効果を得ることができる。
尚、上記以外の内容については、第1の実施の形態と同様である。
〔第3の実施の形態〕
次に、第3の実施の形態におけるマイクロ波加熱装置について説明する。本実施の形態におけるマイクロ波加熱装置は、図9に示されるように、アンテナ10と被加熱物100の距離に対応して、アンテナ10の移動速度を変化させるものである。
具体的には、図2に示されるように、載置板21とアンテナ10との距離dが4.4mmの場合、マイクロ波の電力反射率が最も低く、被加熱物100を効率よく加熱することができる。
従って、図3に示されるマイクロ波加熱装置を例に説明すると、載置板21とアンテナ10との距離dが4.4mmの近傍ではアンテナ10の移動速度を遅くして、距離dが4.4mmから離れるに伴い、アンテナ10の移動速度を速くする。これにより、載置板21とアンテナ10との距離dが4.4mmの近傍の電力反射率が低い領域においてアンテナ10の移動速度が遅くなり、比較的電力反射率が低くなる時間が長くなるため、効率よく被加熱物100を加熱することができる。
例えば、載置板21とアンテナ10との距離dが離れる場合では、図3(a)に示される載置板21とアンテナ10との距離dが3mmの近傍においては、電力反射率が約5%であるため、約6mm/secでアンテナ10を移動させる。アンテナ10の移動速度は、載置板21とアンテナ10との距離dが離れるに伴い徐々に減速し、図3(b)に示される載置板21とアンテナ10との距離dが4.4mmの近傍においては、約1mm/secでアンテナ10を移動させる。この後、アンテナ10の移動速度は、載置板21とアンテナ10との距離dが離れるに伴い徐々に加速し、図3(c)に示される載置板21とアンテナ10との距離dが5.8mmの近傍においては、約6mm/secでアンテナ10を移動させる。
次に、載置板21とアンテナ10との距離dが近づく場合では、図3(c)に示される載置板21とアンテナ10との距離dが5.8mmの近傍においては、電力反射率が約5%であるため、約6mm/secでアンテナ10を移動させる。アンテナ10の移動速度は、載置板21とアンテナ10との距離dが近づくに伴い徐々に減速し、図3(b)に示される載置板21とアンテナ10との距離dが4.4mmの近傍においては、約1mm/secでアンテナ10を移動させる。この後、アンテナ10の移動速度は、載置板21とアンテナ10との距離dが近づくに伴い徐々に加速し、図3(a)に示される載置板21とアンテナ10との距離dが3mmの近傍においては、約6mm/secでアンテナ10を移動させる。
本実施の形態においては、電力反射率が2%と低くなる載置板21とアンテナ10との距離dが3mmの近傍においては、1mm/secと低速でアンテナ10を移動させている。これにより、比較的電力反射率が低い領域において、マイクロ波が照射される時間が長くなり、効率よく被加熱物100を加熱することができる。
尚、上記以外の内容については、第1の実施の形態と同様である。
〔第4の実施の形態〕
次に、第4の実施の形態におけるマイクロ波加熱装置について説明する。本実施の形態におけるマイクロ波加熱装置は、図10に示されるように、アンテナ10と被加熱物100の距離に対応して、アンテナ10より放射されるマイクロ波の照射パワーを変化させるものである。
具体的には、図2に示されるように、載置板21とアンテナ10との距離dが4.4mmの場合、マイクロ波の電力反射率が最も低く、被加熱物100を効率よく加熱することができる。
従って、図3に示されるマイクロ波加熱装置を例に説明すると、載置板21とアンテナ10との距離dが4.4mmの近傍では、アンテナ10より放射されるマイクロ波の照射パワーを高くし、距離dが4.4mmから離れるに伴いマイクロ波の照射パワーを低くする。これにより、載置板21とアンテナ10との距離dが4.4mmの近傍の電力反射率が低い領域においてマイクロ波の照射パワーが強く、効率よく被加熱物100を加熱することができる。
例えば、載置板21とアンテナ10との距離dが離れる場合では、図3(a)に示される載置板21とアンテナ10との距離dが3mmの近傍においては、電力反射率が約5%であるため、マイクロ波の照射パワーを20Wにする。マイクロ波の照射パワーは、載置板21とアンテナ10との距離dが離れるに伴い徐々に増加し、図3(b)に示される載置板21とアンテナ10との距離dが4.4mmの近傍においては、マイクロ波の照射パワーを100Wにする。この後、マイクロ波の照射パワーは、載置板21とアンテナ10との距離dが離れるに伴い徐々に減少させ、図3(c)に示される載置板21とアンテナ10との距離dが5.8mmの近傍においては、マイクロ波の照射パワーを20Wにする。
次に、載置板21とアンテナ10との距離dが近づく場合では、図3(c)に示される載置板21とアンテナ10との距離dが5.8mmの近傍においては、電力反射率が約5%であるため、マイクロ波の照射パワーを20Wにする。マイクロ波の照射パワーは、載置板21とアンテナ10との距離dが近づく伴い徐々に増加し、図3(b)に示される載置板21とアンテナ10との距離dが4.4mmの近傍においては、マイクロ波の照射パワーを100Wにする。この後、マイクロ波の照射パワーは、載置板21とアンテナ10との距離dが近づく伴い徐々に減少させ、図3(a)に示される載置板21とアンテナ10との距離dが3mmの近傍においては、マイクロ波の照射パワーを20Wにする。
本実施の形態においては、電力反射率が2%と低い、載置板21とアンテナ10との距離dが3mmの近傍においては、マイクロ波の照射パワーが高いため、効率よく被加熱物100を加熱することができる。
〔第5の実施の形態〕
次に、第5の実施の形態におけるマイクロ波加熱装置について説明する。本実施の形態におけるマイクロ波加熱装置は、アンテナ10と被加熱物100の距離に対応して、アンテナ10より放射されるマイクロ波の周波数を変化させるものである。図11は、周波数が2.45GHzと2.5GHzにおける載置板21とアンテナ10との距離dとマイクロ波の電力反射率との関係を示す。周波数が2.45GHzのマイクロ波では、距離dが1.6mmでは、電力反射率は約0%であり、距離dが3mmでは、電力反射率は約0%であり、距離dが約4.4mmでは、電力反射率は約5%であり、距離dが約5.8mmでは、電力反射率は約10%である。従って、距離dが約3.8mmでは、2.45GHzのマイクロ波の電力反射率と2.5GHzのマイクロ波の電力反射率は略同じとなる。即ち、電力反射率は、距離dが3.8mm未満では、周波数が2.45GHzの方が低く、距離dが3.8mmを超えると、周波数が2.5GHzの方が低くなる。
従って、アンテナ10と被加熱物100との距離の変化に伴い、被加熱物100に照射されるマイクロ波の周波数を変化させることにより、より効率よく被加熱物100を加熱することができる。具体的には、図12に示されるように、アンテナ10と載置板21との距離の変化に伴い、被加熱物100に照射されるマイクロ波の周波数を変化させることにより、より効率よく被加熱物100を加熱することができる。即ち、載置板21とアンテナ10との距離dが3.8mm以下の場合には、2.5GHzのマイクロ波を照射し、載置板21とアンテナ10との距離dが3.8mmを超えた場合には、周波数を変えて2.45GHzのマイクロ波を照射する制御を行う。
〔第6の実施の形態〕
次に、第6の実施の形態について説明する。本実施の形態は、図13に示されるように、載置板21とアンテナ10との間に誘電体板70を設けた構造のものであってもよい。尚、載置板21及び誘電体板70は誘電体により形成されているが、誘電体板70は、載置板21よりも比誘電率の高い材料により形成されている。例えば、誘電体板70はAl(アルミナ、比誘電率:8.5)により形成されており、載置板21はSiO(石英、比誘電率:3.8)により形成してもよい。
本実施の形態においては、駆動機構部50により、アンテナ10を載置板21に周期的に近づけたり離したりするように動かすが、誘電体板70を入れることにより、マイクロ波加熱装置をより小型にしたり、整合状態を調整したりすることが可能となる。
尚、上記以外の内容については、第1の実施の形態等と同様である。
以上、実施の形態について詳述したが、特定の実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された範囲内において、種々の変形及び変更が可能である。
上記の説明に関し、更に以下の付記を開示する。
(付記1)
被加熱物にマイクロ波を照射するアンテナと、
前記アンテナに接続されているマイクロ波発生部と、
前記アンテナまたは前記被加熱物を動かす駆動機構部と、
を有し、
前記マイクロ波の波長をλとした場合、前記駆動機構部は、前記アンテナと前記被加熱物との距離がλ/2πとなる範囲内で、前記アンテナと前記被加熱物との距離を近づけたり離したりする動作を繰り返すものであることを特徴とするマイクロ波加熱装置。
(付記2)
前記被加熱物は、誘電体により形成された載置板の一方の面の上に設置されており、
前記アンテナは、前記載置板の他方の面の側に設置されており、
前記駆動機構部は、前記アンテナを前記載置板に近づけたり離したりする動作を繰り返すものであることを特徴とする付記1に記載のマイクロ波加熱装置。
(付記3)
前記被加熱物は、誘電体により形成された載置板の一方の面の上に設置されており、
前記アンテナは、前記載置板の他方の面の側に設置されており、
前記駆動機構部は、前記載置板を前記アンテナに近づけたり離したりする動作を繰り返すものであることを特徴とする付記1に記載のマイクロ波加熱装置。
(付記4)
前記駆動機構部は、前記アンテナを前記被加熱物に近づけたり離したりする動作を繰り返すものであることを特徴とする付記1に記載のマイクロ波加熱装置。
(付記5)
前記載置板と前記アンテナとの間には、前記載置板よりも比誘電率の高い誘電体により形成された誘電体板が設けられていることを特徴とする付記2または3に記載のマイクロ波加熱装置。
(付記6)
前記駆動機構部の動作は、周期的であることを特徴とする付記1から5のいずれかに記載のマイクロ波加熱装置。
(付記7)
前記駆動機構部に接続された制御部を有し、
前記制御部は、前記アンテナと前記被加熱物との距離に対応して、前記アンテナまたは前記被加熱物の移動速度を変化させる制御を行うものであることを特徴とする付記1から6のいずれかに記載のマイクロ波加熱装置。
(付記8)
前記駆動機構部及び前記マイクロ波発生部に接続された制御部を有し、
前記制御部は、前記アンテナと前記被加熱物との距離に対応して、前記アンテナより放射されるマイクロ波の強度を変化させる制御を行うものであることを特徴とする付記1から6のいずれかに記載のマイクロ波加熱装置。
(付記9)
前記駆動機構部及び前記マイクロ波発生部に接続された制御部を有し、
前記制御部は、前記アンテナと前記被加熱物との距離に対応して、前記アンテナより放射されるマイクロ波の周波数を変化させる制御を行うものであることを特徴とする付記1から6のいずれかに記載のマイクロ波加熱装置。
(付記10)
被加熱物にマイクロ波を照射するアンテナと、
前記アンテナに接続されているマイクロ波発生部と、
前記被加熱物を載置する誘電体により形成された載置板と、
前記アンテナまたは前記載置板を回転させる駆動機構部と、
を有し、
前記アンテナは、前記載置板に対し、前記アンテナと前記被加熱物との距離がλ/2πの範囲内で、傾いた状態で設置されていることを特徴とするマイクロ波加熱装置。
(付記11)
前記アンテナは、パッチアンテナであることを特徴とする付記1から10のいずれかに記載のマイクロ波加熱装置。
(付記12)
前記被加熱物及び前記アンテナは、金属により形成された筐体内に入れられていることを特徴とする付記1から11のいずれかに記載のマイクロ波加熱装置。
10 アンテナ
11 放射電極
12 接地電極
13 誘電体部
14 同軸ケーブル
20 筐体
21 載置板
22 底板
30 マイクロ波発生部
50 駆動機構部
51 設置台
52 駆動機構部
60 制御部
70 誘電体板
100 被加熱物

Claims (9)

  1. 被加熱物にマイクロ波を照射するアンテナと、
    前記アンテナに接続されているマイクロ波発生部と、
    前記アンテナまたは前記被加熱物を動かす駆動機構部と、
    を有し、
    前記マイクロ波の波長をλとした場合、前記駆動機構部は、前記アンテナと前記被加熱物との距離がλ/2πとなる範囲内で、前記アンテナと前記被加熱物との距離を近づけたり離したりする動作を繰り返すものであることを特徴とするマイクロ波加熱装置。
  2. 前記被加熱物は、誘電体により形成された載置板の一方の面の上に設置されており、
    前記アンテナは、前記載置板の他方の面の側に設置されており、
    前記駆動機構部は、前記アンテナを前記載置板に近づけたり離したりする動作を繰り返すものであることを特徴とする請求項1に記載のマイクロ波加熱装置。
  3. 前記被加熱物は、誘電体により形成された載置板の一方の面の上に設置されており、
    前記アンテナは、前記載置板の他方の面の側に設置されており、
    前記駆動機構部は、前記載置板を前記アンテナに近づけたり離したりする動作を繰り返すものであることを特徴とする請求項1に記載のマイクロ波加熱装置。
  4. 前記駆動機構部は、前記アンテナを前記被加熱物に近づけたり離したりする動作を繰り返すものであることを特徴とする請求項1に記載のマイクロ波加熱装置。
  5. 前記載置板と前記アンテナとの間には、前記載置板よりも比誘電率の高い誘電体により形成された誘電体板が設けられていることを特徴とする請求項2または3に記載のマイクロ波加熱装置。
  6. 前記駆動機構部に接続された制御部を有し、
    前記制御部は、前記アンテナと前記被加熱物との距離に対応して、前記アンテナまたは前記被加熱物の移動速度を変化させる制御を行うものであることを特徴とする請求項1から5のいずれかに記載のマイクロ波加熱装置。
  7. 前記駆動機構部及び前記マイクロ波発生部に接続された制御部を有し、
    前記制御部は、前記アンテナと前記被加熱物との距離に対応して、前記アンテナより放射されるマイクロ波の強度を変化させる制御を行うものであることを特徴とする請求項1から5のいずれかに記載のマイクロ波加熱装置。
  8. 前記駆動機構部及び前記マイクロ波発生部に接続された制御部を有し、
    前記制御部は、前記アンテナと前記被加熱物との距離に対応して、前記アンテナより放射されるマイクロ波の周波数を変化させる制御を行うものであることを特徴とする請求項1から5のいずれかに記載のマイクロ波加熱装置。
  9. 被加熱物にマイクロ波を照射するアンテナと、
    前記アンテナに接続されているマイクロ波発生部と、
    前記被加熱物を載置する誘電体により形成された載置板と、
    前記アンテナまたは前記載置板を回転させる駆動機構部と、
    を有し、
    前記アンテナは、前記載置板に対し、前記アンテナと前記被加熱物との距離がλ/2πの範囲内で、傾いた状態で設置されていることを特徴とするマイクロ波加熱装置。
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