JP2019002867A - 表示制御装置および表示制御プログラム - Google Patents
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Abstract
【課題】運転者の過去の操作履歴のみを考慮してタッチパネルボタンの表示形態を変化させる。【解決手段】登録された運転者の目線がタッチパネル201に向いているか判断する目線判断部104と、登録された運転者の目線がタッチパネル201に向いていると判断された場合に、登録された運転者の過去のタッチパネルボタンの押下情報が記憶されているか否か判断する押下情報判断部107と、登録された運転者の過去のタッチパネルボタンの押下情報が記憶されていると判断した場合に、過去に設定された条件を満たす押下があったタッチパネルボタンについて、登録された運転者の視認性を考慮した表示パラメータを読み出す表示パラメータ読み出し部108と、読み出された表示パラメータに基づいて、タッチパネルボタンの表示制御を行う表示制御部111とを備える。【選択図】図1
Description
この発明は、ユーザが操作する操作画面の表示技術に関するものである。
従来、ユーザが操作画面を操作した履歴情報に基づいて、ユーザの操作結果を反映した操作画面を表示する技術が存在する。
例えば、特許文献1に開示されたナビゲーション装置では、複数種類の操作のためのボタン(以下、タッチパネルボタンと記載する)が配置された操作画面において、ユーザにより選択されたタッチパネルボタンが、処理の実行に反映された際のタッチパネルボタンの選択回数を記録しておき、当該記録された選択回数に基づいて、タッチパネルボタン毎に使用頻度を算出し、算出した使用頻度に基づいて、操作画面におけるタッチパネルボタンの表示形態を変化させている。
例えば、特許文献1に開示されたナビゲーション装置では、複数種類の操作のためのボタン(以下、タッチパネルボタンと記載する)が配置された操作画面において、ユーザにより選択されたタッチパネルボタンが、処理の実行に反映された際のタッチパネルボタンの選択回数を記録しておき、当該記録された選択回数に基づいて、タッチパネルボタン毎に使用頻度を算出し、算出した使用頻度に基づいて、操作画面におけるタッチパネルボタンの表示形態を変化させている。
上述した特許文献1では、運転者に加え、同乗者によるタッチパネルボタンの使用頻度も考慮されている。そのため、運転者が操作画面を操作する場合に、運転者の過去の操作履歴のみを考慮して、操作画面におけるタッチパネルボタンの表示形態を変化させることができないという課題があった。
この発明は、上記のような課題を解決するためになされたもので、運転者の過去の操作履歴のみを考慮してタッチパネルボタンの表示形態を変化させることを目的とする。
この発明による表示制御装置は、登録された運転者の目線がタッチパネルに向いているか判断する目線判断部と、目線判断部において、登録された運転者の目線がタッチパネルに向いていると判断された場合に、登録された運転者の過去のタッチパネルボタンの押下情報が記憶されているか否か判断する押下情報判断部と、押下情報判断部が、登録された運転者の過去のタッチパネルボタンの押下情報が記憶されていると判断した場合に、過去に設定された条件を満たす押下があったタッチパネルボタンについて、登録された運転者の視認性を考慮した表示パラメータを読み出す表示パラメータ読み出し部と、表示パラメータ読み出し部が読み出した表示パラメータに基づいて、タッチパネルボタンの表示制御を行う表示制御部とを備えるものである。
この発明によれば、運転者の過去の操作履歴のみを考慮してタッチパネルボタンの表示形態を変化させることができる。これにより、タッチパネルボタンの誤操作を防止することができる。
実施の形態1.
図1は、実施の形態1に係る表示制御装置100の構成を示すブロック図である。
図1に示すように、表示制御装置100は、車両情報取得部101、認証情報取得部102、目線情報取得部103、目線判断部104、押下情報読み出し部105、押下情報記憶部106、押下情報判断部107、表示パラメータ読み出し部108、表示パラメータ記憶部109、デフォルト値記憶部110、表示制御部111、押下情報取得部112および押下情報書き込み部113を備える。
また、表示制御装置100には、入出力装置200が接続されている。入出力装置200は、LCD(Liquid Crystal Display)、PDP(Plasma Display Panel)、EL(Electroluminescence)ディスプレイ等から構成される。入出力装置200は、入力データまたはユーザ操作に応じて、操作画面等を表示する。また、入出力装置200は、表示領域がタッチパネル201で構成されている。入出力装置200は、当該タッチパネル201により、ユーザ操作またはデータ入力を受け付ける。
図1は、実施の形態1に係る表示制御装置100の構成を示すブロック図である。
図1に示すように、表示制御装置100は、車両情報取得部101、認証情報取得部102、目線情報取得部103、目線判断部104、押下情報読み出し部105、押下情報記憶部106、押下情報判断部107、表示パラメータ読み出し部108、表示パラメータ記憶部109、デフォルト値記憶部110、表示制御部111、押下情報取得部112および押下情報書き込み部113を備える。
また、表示制御装置100には、入出力装置200が接続されている。入出力装置200は、LCD(Liquid Crystal Display)、PDP(Plasma Display Panel)、EL(Electroluminescence)ディスプレイ等から構成される。入出力装置200は、入力データまたはユーザ操作に応じて、操作画面等を表示する。また、入出力装置200は、表示領域がタッチパネル201で構成されている。入出力装置200は、当該タッチパネル201により、ユーザ操作またはデータ入力を受け付ける。
表示制御装置100の各構成について説明する。
車両情報取得部101は、表示制御装置100を搭載した車両の車両情報として、例えば車速情報を取得する。認証情報取得部102は、車両に備えられている運転者モニタリングシステム(Driver Monitoring System、以下DMSと記載する、図示しない)による認証情報を取得する。認証情報取得部102は、DMSが運転者の顔認証を行って運転者を特定した顔認証結果、またはDMSが運転者の指紋認証を行って運転者を特定した指紋認証結果を、認証情報として取得する。目線情報取得部103は、DMSが検知した運転者の目線を示す情報を、目線情報として取得する。車両情報取得部101、認証情報取得部102および目線情報取得部103が取得した情報は、目線判断部104に出力される。
車両情報取得部101は、表示制御装置100を搭載した車両の車両情報として、例えば車速情報を取得する。認証情報取得部102は、車両に備えられている運転者モニタリングシステム(Driver Monitoring System、以下DMSと記載する、図示しない)による認証情報を取得する。認証情報取得部102は、DMSが運転者の顔認証を行って運転者を特定した顔認証結果、またはDMSが運転者の指紋認証を行って運転者を特定した指紋認証結果を、認証情報として取得する。目線情報取得部103は、DMSが検知した運転者の目線を示す情報を、目線情報として取得する。車両情報取得部101、認証情報取得部102および目線情報取得部103が取得した情報は、目線判断部104に出力される。
目線判断部104は、車両情報取得部101から入力された車速情報を参照し、車両が走行中であるか否か判断する。車両が走行中である場合に、目線判断部104は、認証情報取得部102から入力された認証情報と、データベース(図示しない)との照合を行い、運転者が登録された運転者であるか判断する。また、目線情報取得部103から入力された目線情報を参照し、目線をタッチパネル201に向けているか判断する。登録された運転者であり、且つ目線をタッチパネル201に向けている場合には、目線判断部104は、押下情報読み出し部105に対して、運転者の登録情報を出力し、押下情報の読み出しを指示する。一方、登録された運転者が目線をタッチパネル201に向けていない場合には、目線判断部104は、表示パラメータ読み出し部108に対してデフォルト値の表示パラメータの読み出しを指示する。
押下情報読み出し部105は、目線判断部104から入力された指示に基づいて、押下情報記憶部106から運転者に対応した押下情報を読み出す。押下情報読み出し部105は、読み出した押下情報を押下情報判断部107に出力する。押下情報記憶部106は、登録された運転者毎に、押下情報を記憶している。押下情報は、タッチパネル201に表示される各ボタン(以下、タッチパネルボタンと記載する)が、過去に何回押下されて選択されたかを示す情報である。
押下情報判断部107は、押下情報読み出した押下情報を参照し、運転者に対応した押下情報の中に、タッチパネルボタンを運転者が過去に押下した回数(以下、押下回数と記載する)が記憶されているか判断する。記憶されていた場合には、押下情報判断部107は、運転者が過去に押下した回数(以下、押下回数と記載する)が最も多いタッチパネルボタンを特定する。なお、押下情報判断部107は、押下回数が最も多いタッチパネルボタン以外にも、押下回数が閾値以上(例えば、5回以上)のタッチパネルボタンを特定する、または押下回数が多い上位N個のタッチパネルボタンを特定する等してもよい。押下情報判断部107が、どのようにタッチパネルボタンを特定するかは、適宜設定可能である。また、押下情報判断部107は、押下回数に限定されることなく、押下した割合(以下、押下割合と記載する)に基づいてタッチパネルボタンを特定してもよい。
押下情報判断部107は、表示パラメータ読み出し部108に対して、特定したタッチパネルボタンの運転者の視認性を考慮した表示パラメータの読み出しを指示する。一方、押下情報判断部107は、運転者に対応した押下情報の中に押下回数が記憶されていない場合には、表示パラメータ読み出し部108に対してデフォルト値の表示パラメータの読み出しを指示する。
表示パラメータ読み出し部108は、押下情報判断部107から入力された、特定されたタッチパネルボタンの表示パラメータの読み出しを指示に基づいて、表示パラメータ記憶部109から運転者の視認性を考慮した表示パラメータを読み出す。また、表示パラメータ読み出し部108は、目線判断部104または押下情報判断部107から入力された、デフォルト値の表示パラメータの読み出し指示に基づいて、デフォルト値記憶部110からタッチパネルボタンのデフォルト値の表示パラメータを読み出す。表示パラメータ読み出し部108は、読み出した運転者の視認性を考慮した表示パラメータ、またはデフォルト値の表示パラメータを、表示制御部111に出力する。
表示パラメータ記憶部109は、タッチパネル201に表示する各タッチパネルボタンを、運転者が視認し易く表示するための表示パラメータを記憶している。運転者が視認し易い表示の表示パラメータとは、タッチパネルボタンの表示を拡大するパラメータ、タッチパネルボタンをハイライト表示するパラメータ、タッチパネルボタンの表示色を変更するパラメータ、タッチパネルボタンの表示位置を運転席側に移動させるパラメータ、タッチパネルボタンの表示位置を運転者の嗜好に合わせて移動させるパラメータである。デフォルト値記憶部110は、タッチパネル201に表示する各タッチパネルボタンの、表示パラメータのデフォルト値を記憶している。
表示制御部111は、表示パラメータ読み出し部108から入力された運転者の視認性を考慮した表示パラメータ、またはデフォルト値の表示パラメータに基づいて、入出力装置200のタッチパネル201にタッチパネルボタンを表示する制御を行う。押下情報取得部112は、タッチパネル201に表示されたタッチパネルボタンを選択する運転者の操作が入力された場合、いずれのタッチパネルボタンが押下されたかを示す押下情報を取得する。押下情報取得部112は、押下情報書き込み部113に対して、取得した押下情報の書き込みを指示する。押下情報書き込み部113は、押下情報取得部112から入力された指示に基づいて、押下情報と、認証情報取得部102が取得した認証情報とを紐付けて、押下情報記憶部106に書き込む。
次に、表示制御装置100のハードウェア構成例を説明する。
図2Aおよび図2Bは、表示制御装置100のハードウェア構成例を示す図である。
表示制御装置100における押下情報記憶部106、表示パラメータ記憶部109およびデフォルト値記憶部110は、ストレージ100aにより実現される。また、表示制御装置100における車両情報取得部101、認証情報取得部102、目線情報取得部103、目線判断部104、押下情報読み出し部105、押下情報判断部107、表示パラメータ読み出し部108、表示制御部111、押下情報取得部112および押下情報書き込み部113の各機能は、処理回路により実現される。即ち、表示制御装置100は、上記各機能を実現するための処理回路を備える。当該処理回路は、図2Aに示すように専用のハードウェアである処理回路100bであってもよいし、図2Bに示すようにメモリ100dに格納されているプログラムを実行するプロセッサ100cであってもよい。
図2Aおよび図2Bは、表示制御装置100のハードウェア構成例を示す図である。
表示制御装置100における押下情報記憶部106、表示パラメータ記憶部109およびデフォルト値記憶部110は、ストレージ100aにより実現される。また、表示制御装置100における車両情報取得部101、認証情報取得部102、目線情報取得部103、目線判断部104、押下情報読み出し部105、押下情報判断部107、表示パラメータ読み出し部108、表示制御部111、押下情報取得部112および押下情報書き込み部113の各機能は、処理回路により実現される。即ち、表示制御装置100は、上記各機能を実現するための処理回路を備える。当該処理回路は、図2Aに示すように専用のハードウェアである処理回路100bであってもよいし、図2Bに示すようにメモリ100dに格納されているプログラムを実行するプロセッサ100cであってもよい。
図2Aに示すように、車両情報取得部101、認証情報取得部102、目線情報取得部103、目線判断部104、押下情報読み出し部105、押下情報判断部107、表示パラメータ読み出し部108、表示制御部111、押下情報取得部112および押下情報書き込み部113が専用のハードウェアである場合、処理回路100bは、例えば、単一回路、複合回路、プログラム化したプロセッサ、並列プログラム化したプロセッサ、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)、FPGA(Field-programmable Gate Array)、またはこれらを組み合わせたものが該当する。車両情報取得部101、認証情報取得部102、目線情報取得部103、目線判断部104、押下情報読み出し部105、押下情報判断部107、表示パラメータ読み出し部108、表示制御部111、押下情報取得部112および押下情報書き込み部113の各部の機能それぞれを処理回路で実現してもよいし、各部の機能をまとめて1つの処理回路で実現してもよい。
図2Bに示すように、車両情報取得部101、認証情報取得部102、目線情報取得部103、目線判断部104、押下情報読み出し部105、押下情報判断部107、表示パラメータ読み出し部108、表示制御部111、押下情報取得部112および押下情報書き込み部113がプロセッサ100cである場合、各部の機能は、ソフトウェア、ファームウェア、またはソフトウェアとファームウェアとの組み合わせにより実現される。ソフトウェアまたはファームウェアはプログラムとして記述され、メモリ100dに格納される。プロセッサ100cは、メモリ100dに記憶されたプログラムを読み出して実行することにより、車両情報取得部101、認証情報取得部102、目線情報取得部103、目線判断部104、押下情報読み出し部105、押下情報判断部107、表示パラメータ読み出し部108、表示制御部111、押下情報取得部112および押下情報書き込み部113の各機能を実現する。即ち、車両情報取得部101、認証情報取得部102、目線情報取得部103、目線判断部104、押下情報読み出し部105、押下情報判断部107、表示パラメータ読み出し部108、表示制御部111、押下情報取得部112および押下情報書き込み部113は、プロセッサ100cにより実行されるときに、後述する図6に示す各ステップが結果的に実行されることになるプログラムを格納するためのメモリ100dを備える。また、これらのプログラムは、車両情報取得部101、認証情報取得部102、目線情報取得部103、目線判断部104、押下情報読み出し部105、押下情報判断部107、表示パラメータ読み出し部108、表示制御部111、押下情報取得部112および押下情報書き込み部113の手順または方法をコンピュータに実行させるものであるともいえる。
ここで、プロセッサ100cとは、例えば、CPU(Central Processing Unit)、処理装置、演算装置、プロセッサ、マイクロプロセッサ、マイクロコンピュータ、またはDSP(Digital Signal Processor)などのことである。
メモリ100dは、例えば、RAM(Random Access Memory)、ROM(Read Only Memory)、フラッシュメモリ、EPROM(Erasable Programmable ROM)、EEPROM(Electrically EPROM)等の不揮発性または揮発性の半導体メモリであってもよいし、ハードディスク、フレキシブルディスク等の磁気ディスクであってもよいし、ミニディスク、CD(Compact Disc)、DVD(Digital Versatile Disc)等の光ディスクであってもよい。
メモリ100dは、例えば、RAM(Random Access Memory)、ROM(Read Only Memory)、フラッシュメモリ、EPROM(Erasable Programmable ROM)、EEPROM(Electrically EPROM)等の不揮発性または揮発性の半導体メモリであってもよいし、ハードディスク、フレキシブルディスク等の磁気ディスクであってもよいし、ミニディスク、CD(Compact Disc)、DVD(Digital Versatile Disc)等の光ディスクであってもよい。
なお、車両情報取得部101、認証情報取得部102、目線情報取得部103、目線判断部104、押下情報読み出し部105、押下情報判断部107、表示パラメータ読み出し部108、表示制御部111、押下情報取得部112および押下情報書き込み部113の各機能について、一部を専用のハードウェアで実現し、一部をソフトウェアまたはファームウェアで実現するようにしてもよい。このように、表示制御装置100における処理回路100bは、ハードウェア、ソフトウェア、ファームウェア、またはこれらの組み合わせによって、上述の各機能を実現することができる。
次に、押下情報記憶部106、表示パラメータ記憶部109およびデフォルト値記憶部110が記憶する情報について、具体例を参照しながら説明する。
図3は、実施の形態1に係る表示制御装置100の押下情報記憶部106に記憶された押下情報の一例を示す図である。
押下情報は、識別IDに、タッチパネルボタンの種別および押下回数が紐付けて記憶されている。識別IDは、登録されている運転者を識別するためのIDである。
タッチパネルボタンの種別は、例えばナビゲーションシステムを操作するための「経路検索ボタン」、「案内開始ボタン」および「地図拡大ボタン」等である。押下回数は、各運転者が各タッチパネルボタンを、過去に押下した回数を示す。図3の例では、押下した回数を例と示したが、回数に限定されることなく、押下割合を示してもよい。
表示制御装置100がナビゲーションシステムに加えて、コンテンツ再生システムの表示制御を行っている場合には、例えば「再生ボタン」、「一時停止ボタン」および「停止ボタン」等の種別を示した押下情報を記憶する。
図3は、実施の形態1に係る表示制御装置100の押下情報記憶部106に記憶された押下情報の一例を示す図である。
押下情報は、識別IDに、タッチパネルボタンの種別および押下回数が紐付けて記憶されている。識別IDは、登録されている運転者を識別するためのIDである。
タッチパネルボタンの種別は、例えばナビゲーションシステムを操作するための「経路検索ボタン」、「案内開始ボタン」および「地図拡大ボタン」等である。押下回数は、各運転者が各タッチパネルボタンを、過去に押下した回数を示す。図3の例では、押下した回数を例と示したが、回数に限定されることなく、押下割合を示してもよい。
表示制御装置100がナビゲーションシステムに加えて、コンテンツ再生システムの表示制御を行っている場合には、例えば「再生ボタン」、「一時停止ボタン」および「停止ボタン」等の種別を示した押下情報を記憶する。
図4は、実施の形態1に係る表示制御装置100の表示パラメータ記憶部109に記憶された運転者の視認性を考慮した表示パラメータの一例を示す図である。
運転者の視認性を考慮した表示パラメータは、タッチパネルボタンの種別に、表示サイズ、ハイライト表示、表示色、表示位置および指定条件が紐付けて記憶されている。タッチパネルボタンの種別は、図3と同様である。表示サイズは、タッチパネルボタンの表示サイズを拡大させるためのパラメータが設定されている。ハイライト表示は、タッチパネルボタンのハイライト表示の有無を示すパラメータが設定されている。表示色は、タッチパネルボタンの表示色を示すパラメータが設定されている。表示位置は、タッチパネルボタンの表示位置を示すパラメータが設定されている。指定条件は、タッチパネルボタンの表示について、運転者の嗜好を反映したパラメータが設定されている。表示制御装置100は、予め、タッチパネルボタンの表示パターンを運転者に提示し、運転者が好きな表示パターンを選択することにより、選択された表示パターンを指定条件に反映させておく。
運転者の視認性を考慮した表示パラメータは、タッチパネルボタンの種別に、表示サイズ、ハイライト表示、表示色、表示位置および指定条件が紐付けて記憶されている。タッチパネルボタンの種別は、図3と同様である。表示サイズは、タッチパネルボタンの表示サイズを拡大させるためのパラメータが設定されている。ハイライト表示は、タッチパネルボタンのハイライト表示の有無を示すパラメータが設定されている。表示色は、タッチパネルボタンの表示色を示すパラメータが設定されている。表示位置は、タッチパネルボタンの表示位置を示すパラメータが設定されている。指定条件は、タッチパネルボタンの表示について、運転者の嗜好を反映したパラメータが設定されている。表示制御装置100は、予め、タッチパネルボタンの表示パターンを運転者に提示し、運転者が好きな表示パターンを選択することにより、選択された表示パターンを指定条件に反映させておく。
図5は、実施の形態1に係る表示制御装置100のデフォルト値記憶部110に記憶されたデフォルト値の表示パラメータの一例を示す図である。
デフォルト値は、タッチパネルボタンの種別に、表示サイズ、ハイライト表示、表示色および表示位置が紐付けて記憶されている。デフォルト値は、予め設定された固定値である。
デフォルト値は、タッチパネルボタンの種別に、表示サイズ、ハイライト表示、表示色および表示位置が紐付けて記憶されている。デフォルト値は、予め設定された固定値である。
図4の運転者の視認性を考慮した表示パラメータは、図5のデフォルト値の表示パラメータと比較して、運転者がタッチパネルボタンを視認し易い条件となっている。例えば、図4で示した表示サイズは、図5のデフォルト値の表示サイズよりも大きい値としている。また、図4で示したハイライトは全て「有り」となっている。また、図4で示した表示色は、図5のデフォルト値よりも明るい色となっている。また、図4で示した表示位置を、タッチパネル領域の運転席側に設定することにより、運転者がタッチパネル領域を注視できない場合にも、視認し易くなる。
次に、表示制御装置100の動作について説明する。
図6は、実施の形態1に係る表示制御装置100の動作を示すフローチャートである。
目線判断部104は、車両情報取得部101から入力された車速情報を参照し、車両が走行中であるか否か判断する(ステップST1)。車両が走行中である場合(ステップST1;YES)、目線判断部104はさらに認証情報取得部102から入力された認証情報および目線情報取得部103から入力された目線情報を参照し、運転者が登録された運転者であり、且つ運転者が入出力装置200のタッチパネル201に目線を向けているか否か判断する(ステップST2)。
図6は、実施の形態1に係る表示制御装置100の動作を示すフローチャートである。
目線判断部104は、車両情報取得部101から入力された車速情報を参照し、車両が走行中であるか否か判断する(ステップST1)。車両が走行中である場合(ステップST1;YES)、目線判断部104はさらに認証情報取得部102から入力された認証情報および目線情報取得部103から入力された目線情報を参照し、運転者が登録された運転者であり、且つ運転者が入出力装置200のタッチパネル201に目線を向けているか否か判断する(ステップST2)。
運転者が登録された運転者であり、且つ運転者がタッチパネル201に目線を向けている場合(ステップST2;YES)、目線判断部104は、押下情報読み出し部105に対して押下情報の読み出しを指示する(ステップST3)。押下情報読み出し部105は、ステップST3で入力された指示に基づいて、運転者に対応した押下情報を、押下情報記憶部106から読み出し(ステップST4)、押下情報判断部107に出力する。押下情報判断部107は、ステップST4で入力された押下情報を参照し、運転者に対応した押下情報から押下回数が読み出されたか否か判断する(ステップST5)。
運転者に対応した押下情報から押下回数が読み出されていた場合(ステップST5;YES)、押下情報判断部107は読み出した押下回数が最大のタッチパネルボタンを特定する(ステップST6)。押下情報判断部107は、表示パラメータ読み出し部108に対して、ステップST6で特定したタッチパネルボタンの運転者の視認性を考慮した表示パラメータの読み出し、およびその他のタッチパネルボタンのデフォルト値の表示パラメータの読み出しを指示する(ステップST7)。表示パラメータ読み出し部108はステップST7の指示に基づいて、特定したタッチパネルボタンの運転者の視認性を考慮した表示パラメータを表示パラメータ記憶部109から読み出し、その他のタッチパネルボタンのデフォルト値の表示パラメータをデフォルト値記憶部110から読み出す(ステップST8)、表示制御部111に出力する。表示制御部111は、ステップST8で読み出された表示パラメータに基づいたタッチパネルボタンを、タッチパネル201に表示するように表示制御を行う(ステップST9)。
一方、運転者に対応した押下情報から押下回数が読み出されていなかった場合(ステップST5;NO)、押下情報判断部107は表示パラメータ読み出し部108に対してデフォルト値の表示パラメータの読み出しを指示する(ステップST10)。表示パラメータ読み出し部108は、ステップST10の指示に基づいて、デフォルト値の表示パラメータをデフォルト値記憶部110から読み出し(ステップST11)、表示制御部111に出力する。表示制御部111は、ステップST11で読み出された表示パラメータに基づいたタッチパネルボタンを、タッチパネル201に表示するように表示制御を行う(ステップST12)。
ステップST9またはステップST12の処理が行われた後、予め設定された時間(例えば、3秒)経過すると、押下情報取得部112は、タッチパネルボタンの押下を示す押下情報を取得したか否か判断する(ステップST13)。ステップST13の判断は、特定したタッチパネルボタンに限定されることなく、表示されたいずれかのタッチパネルボタンの押下情報が取得されればよい。押下情報を取得した場合(ステップST13;YES)、押下情報取得部112は、押下情報書き込み部113に対して、取得した押下情報を押下情報記憶部106に書き込むように指示する(ステップST14)。押下情報書き込み部113は、ステップST14の指示に基づいて、取得された押下情報と、認証情報取得部102が取得した運転者の認証情報とを紐付けて押下情報記憶部106に書き込み、情報を更新する(ステップST15)。その後、フローチャートはステップST1の処理に戻り、上述した処理を繰り返す。一方、押下情報を取得しなかった場合(ステップST13;NO)、フローチャートはステップST1の処理に戻り、上述した処理を繰り返す。
一方、車両が走行中でない場合(ステップST1;NO)、運転者が登録された運転者でない、または運転者がタッチパネル201に目線を向けていない場合(ステップST2;NO)、目線判断部104は表示パラメータ読み出し部108に対してデフォルト値の表示パラメータの読み出しを指示する(ステップST16)。表示パラメータ読み出し部108は、ステップST16の指示に基づいて、デフォルト値の表示パラメータをデフォルト値記憶部110から読み出し(ステップST17)、表示制御部111に出力する。表示制御部111は、ステップST17で読み出されたデフォルト値の表示パラメータに基づいたタッチパネルボタンを、タッチパネル201に表示するように表示制御を行う(ステップST18)。その後、フローチャートはステップST1の処理に戻り、上述した処理を繰り返す。
上記では、目線判断部104が、認証情報取得部102から入力された認証情報を参照して、運転者が登録された運転者であるか否か判断する構成を示した。より詳細には、目線判断部104は、まず認証情報取得部102から認証情報として顔認証結果を取得し、運転者が登録された運転者であるか判断する。目線判断部104は、顔認証結果から、運転者が登録された運転者であると判断した場合には、続いて目線情報を用いた判断を行う。一方、目線判断部104は、顔認証結果から、運転者が登録された運転者であると判断できない場合、さらに認証情報取得部102から認証情報として指紋認証結果を取得し、運転者が登録された運転者であるか判断する。
しかし、目線判断部104は、処理負荷を考慮して、顔認証結果のみに基づいて登録された運転者であるか否か判断してもよいし、指紋認証結果のみに基づいて運転者であるか否か判断してもよい。
顔認証および指紋認証は、例えば、車両のエンジン起動時、または運転者が運転席に着座した際に実行され、認証情報取得部102に入力される。車両のエンジンが起動してから停止するまでは、認証情報取得部102は同一の顔認証結果および指紋認証結果を保持し、目線判断部104に入力する。
しかし、目線判断部104は、処理負荷を考慮して、顔認証結果のみに基づいて登録された運転者であるか否か判断してもよいし、指紋認証結果のみに基づいて運転者であるか否か判断してもよい。
顔認証および指紋認証は、例えば、車両のエンジン起動時、または運転者が運転席に着座した際に実行され、認証情報取得部102に入力される。車両のエンジンが起動してから停止するまでは、認証情報取得部102は同一の顔認証結果および指紋認証結果を保持し、目線判断部104に入力する。
また、上記では、押下情報取得部112が、タッチパネルボタンの押下を示す押下情報を取得したと判断すると、押下情報記憶部106に記憶された情報を更新する構成を示した。ここで、押下情報取得部112が、タッチパネルボタンの押下を行ったのが運転者であるかを確認する処理を追加して行ってもよい。
具体的には、押下情報取得部112は、押下情報に加えて、運転者を撮像したカメラ(図示しない)の撮像画像も合わせて取得する。押下情報取得部112は、押下情報を取得したと判断した際に、押下情報が入力された際の撮像画像を取得し、当該撮像画像からタッチパネルボタンの押下を行ったのが運転者であるか判断する。押下情報取得部112は、押下を行ったのが運転者であると判断した場合には、押下情報書き込み部113に対して、押下情報の書き込みを指示する。一方、押下情報取得部112は、押下を行ったのが助手席または後部座席に着座した同乗者であると確認した場合には、押下情報書き込み部113に対して、押下情報の書き込みを指示しない。
押下情報取得部112が、撮像画像も合わせて確認することにより、運転者が行ったタッチパネルボタンの押下のみを、確実に押下情報記憶部106に書き込むことができる。
具体的には、押下情報取得部112は、押下情報に加えて、運転者を撮像したカメラ(図示しない)の撮像画像も合わせて取得する。押下情報取得部112は、押下情報を取得したと判断した際に、押下情報が入力された際の撮像画像を取得し、当該撮像画像からタッチパネルボタンの押下を行ったのが運転者であるか判断する。押下情報取得部112は、押下を行ったのが運転者であると判断した場合には、押下情報書き込み部113に対して、押下情報の書き込みを指示する。一方、押下情報取得部112は、押下を行ったのが助手席または後部座席に着座した同乗者であると確認した場合には、押下情報書き込み部113に対して、押下情報の書き込みを指示しない。
押下情報取得部112が、撮像画像も合わせて確認することにより、運転者が行ったタッチパネルボタンの押下のみを、確実に押下情報記憶部106に書き込むことができる。
次に、上述した表示制御装置100によるタッチパネルボタンの表示の効果について説明する。
図7Aは、実施の形態1に係る表示制御装置100のデフォルト値の表示パラメータを用いた表示制御例を示している。図7Bは、実施の形態1に係る表示制御装置100の特定したタッチパネルボタンの運転者の視認性を考慮した表示パラメータを用いた表示制御例を示している。
図7Aでは、地図情報を表示したナビゲーション画面200aにおいて、地図の拡大を操作するためのタッチパネルボタン200bが、タッチパネル領域200cの左隅に表示されている。
一方、図7Bでは、タッチパネルボタン200dが、押下回数最大のタッチパネルボタンであると特定された場合に、タッチパネル領域200cの右下に、且つ拡大されて表示されている。また、タッチパネルボタン200dのハイライトも明るい色調に変更された表示されている。
図7Bの表示とすることにより、押下回数が多いタッチパネルボタン200dが、運転者が視認し易い位置に、視認し易く表示される。これにより、ナビ画面を注視することができない運転中の運転者が、タッチパネルボタン200dの誤操作を防止することができる。
図7Aは、実施の形態1に係る表示制御装置100のデフォルト値の表示パラメータを用いた表示制御例を示している。図7Bは、実施の形態1に係る表示制御装置100の特定したタッチパネルボタンの運転者の視認性を考慮した表示パラメータを用いた表示制御例を示している。
図7Aでは、地図情報を表示したナビゲーション画面200aにおいて、地図の拡大を操作するためのタッチパネルボタン200bが、タッチパネル領域200cの左隅に表示されている。
一方、図7Bでは、タッチパネルボタン200dが、押下回数最大のタッチパネルボタンであると特定された場合に、タッチパネル領域200cの右下に、且つ拡大されて表示されている。また、タッチパネルボタン200dのハイライトも明るい色調に変更された表示されている。
図7Bの表示とすることにより、押下回数が多いタッチパネルボタン200dが、運転者が視認し易い位置に、視認し易く表示される。これにより、ナビ画面を注視することができない運転中の運転者が、タッチパネルボタン200dの誤操作を防止することができる。
なお、図7Bのタッチパネルボタン200e,200fは、押下情報判断部107が、押下回数が最大のタッチパネルボタンとして特定しなかったボタンである。そのため、表示パラメータ読み出し部108は、デフォルト値記憶部110からタッチパネルボタン200e,200fのデフォルト値の表示パラメータの読み出しを行った。よって、図7Bに示したタッチパネルボタン200e,200fの表示は変化がなく、図7Aで示したタッチパネルボタン200e,200fの表示は同一となっている。
以上のように、この実施の形態1によれば、登録された運転者の目線がタッチパネルに向いているか判断する目線判断部104と、登録された運転者の目線がタッチパネルに向いていると判断された場合に、登録された運転者の過去のタッチパネルボタンの押下情報が記憶されているか否か判断する押下情報判断部107と、登録された運転者の過去のタッチパネルボタンの押下情報が記憶されていると判断した場合に、過去に設定された条件を満たす押下があったタッチパネルボタンについて、登録された運転者の視認性を考慮した表示パラメータを読み出す表示パラメータ読み出し部108と、読み出された表示パラメータに基づいて、タッチパネルボタンの表示制御を行う表示制御部111とを備えるように構成したので、運転者の過去の操作履歴のみを考慮してタッチパネルボタンの表示形態を変化させることができ、タッチパネルボタンの押し間違いを防ぐことができる。
また、この実施の形態1によれば、目線判断部104が登録された運転者の目線がタッチパネルに向いていないと判断した場合、または押下情報判断部107が登録された運転者の過去のタッチパネルボタンの押下情報が記憶されていないと判定された場合、表示パラメータ読み出し部108は、タッチパネルボタンのデフォルト値の表示パラメータを取得するように構成したので、タッチパネルボタンの不要な表示形態の変化を抑制することができる。
また、この実施の形態1によれば、登録された運転者に対して表示したタッチパネルボタンの押下を示す押下情報を取得する押下情報取得部112と、取得された押下情報を、登録された運転者と紐付けて、登録された運転者の過去のタッチパネルボタンの押下情報として書き込む押下情報書き込み部113とを備えるように構成したので、各運転者の操作性の癖を記憶させ、次回の表示制御に反映させることができる。
また、この実施の形態1によれば、認証情報取得部102は、車両のエンジンが起動した時、または運転者が車両の運転席に着座した時に、認証情報を取得するように構成したので、運転者を認証する処理の処理負荷を軽減することができる。
また、この実施の形態1によれば、押下情報取得部112は、タッチパネルへの操作入力を撮像した撮像画像を参照し、登録された運転者がタッチパネルボタンの押下を行っていると判断した場合に、押下情報書き込み部に対して押下情報の書き込みを指示するように構成したので、運転者が行ったタッチパネルボタンの押下のみを確実に押下情報記憶部106に書き込むことができる。
上述した実施の形態1で示した表示制御装置100は、車両等の移動体に搭載されるナビゲーション装置などの車載機器、車両等の移動体に取り付け可能なポータブル機器、タブレット等の携帯端末、等に適用することができる。
なお、本願発明はその発明の範囲内において、実施の形態の任意の構成要素の変形、もしくは実施の形態の任意の構成要素の省略が可能である。
100 表示制御装置、101 車両情報取得部、102 認証情報取得部、103 目線情報取得部、104 目線判断部、105 押下情報読み出し部、106 押下情報記憶部、107 押下情報判断部、108 表示パラメータ読み出し部、109 表示パラメータ記憶部、110 デフォルト値記憶部、111 表示制御部、112 押下情報取得部、113 押下情報書き込み部。
Claims (8)
- 登録された運転者の目線がタッチパネルに向いているか判断する目線判断部と、
前記目線判断部において、前記登録された運転者の目線がタッチパネルに向いていると判断された場合に、前記登録された運転者の過去のタッチパネルボタンの押下情報が記憶されているか否か判断する押下情報判断部と、
前記押下情報判断部が、前記登録された運転者の過去の前記タッチパネルボタンの押下情報が記憶されていると判断した場合に、過去に設定された条件を満たす押下があった前記タッチパネルボタンについて、前記登録された運転者の視認性を考慮した表示パラメータを読み出す表示パラメータ読み出し部と、
前記表示パラメータ読み出し部が読み出した表示パラメータに基づいて、前記タッチパネルボタンの表示制御を行う表示制御部とを備えた表示制御装置。 - 前記目線判断部が前記登録された運転者の目線がタッチパネルに向いていないと判断した場合、または前記押下情報判断部が前記登録された運転者の過去の前記タッチパネルボタンの押下情報が記憶されていないと判定された場合、前記表示パラメータ読み出し部は、前記タッチパネルボタンのデフォルト値の表示パラメータを取得することを特徴とする請求項1記載の表示制御装置。
- 前記登録された運転者に対して表示した前記タッチパネルボタンの押下を示す押下情報を取得する押下情報取得部と、
前記押下情報取得部が取得した押下情報を、前記登録された運転者と紐付けて、前記登録された運転者の過去の前記タッチパネルボタンの押下情報として書き込む押下情報書き込み部とを備えたことを特徴とする請求項1または請求項2記載の表示制御装置。 - 前記運転者の視認性を考慮した表示パラメータは、前記タッチパネルボタンの表示サイズを拡大させるパラメータ、前記タッチパネルボタンの強調レベルを上げるパラメータ、前記タッチパネルボタンの表示位置を前記運転者が視認し易い位置に移動させるパラメータであることを特徴とする請求項1から請求項3のうちのいずれか1項記載の表示制御装置。
- 前記運転者が搭乗する車両の車速情報を取得する車両情報取得部と、
前記運転者の認証情報を取得する認証情報取得部と、
前記運転者の目線を示す情報を取得する目線情報取得部とを備え、
前記目線判断部は、前記車両情報取得部が取得した車速情報を参照して、前記車両が走行中であると判断した場合に、前記認証情報取得部が取得した認証情報および前記目線情報取得部が取得した目線情報を参照して、前記運転者が前記登録された運転者であり、且つ前記登録された運転者の目線が前記タッチパネルに向いているかを判断することを特徴とする請求項1から請求項4のうちのいずれか1項記載の表示制御装置。 - 前記認証情報取得部は、前記車両のエンジンが起動した時、または前記運転者が前記車両の運転席に着座した時に、前記認証情報を取得することを特徴とする請求項5記載の表示制御装置。
- 前記押下情報取得部は、前記タッチパネルへの操作入力を撮像した撮像画像を参照し、前記登録された運転者が前記タッチパネルボタンの押下を行っていると判断した場合に、前記押下情報書き込み部に対して前記押下情報の書き込みを指示することを特徴とする請求項3記載の表示制御装置。
- 登録された運転者の目線がタッチパネルに向いているか判断する手順と、
前記登録された運転者の目線がタッチパネルに向いていると判断された場合に、前記登録された運転者の過去のタッチパネルボタンの押下情報が記憶されているか否か判断する手順と、
前記登録された運転者の過去の前記タッチパネルボタンの押下情報が記憶されていると判断した場合に、過去に設定された条件を満たす押下があった前記タッチパネルボタンについて、前記登録された運転者の視認性を考慮した表示パラメータを読み出す手順と、
前記取得された表示パラメータに基づいて、前記タッチパネルボタンの表示制御を行う手順とをコンピュータに実行させるための表示制御プログラム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2017119618A JP2019002867A (ja) | 2017-06-19 | 2017-06-19 | 表示制御装置および表示制御プログラム |
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JP2017119618A Pending JP2019002867A (ja) | 2017-06-19 | 2017-06-19 | 表示制御装置および表示制御プログラム |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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WO2020145368A1 (ja) | 2019-01-10 | 2020-07-16 | シャープ株式会社 | 基地局装置、端末装置、および、通信方法 |
JP2020129269A (ja) * | 2019-02-08 | 2020-08-27 | コニカミノルタ株式会社 | 画像形成装置および表示制御方法 |
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2017
- 2017-06-19 JP JP2017119618A patent/JP2019002867A/ja active Pending
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