JP2019002452A - 車両用シール部材、車両用シール構造、車両用ミラー装置 - Google Patents
車両用シール部材、車両用シール構造、車両用ミラー装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2019002452A JP2019002452A JP2017116566A JP2017116566A JP2019002452A JP 2019002452 A JP2019002452 A JP 2019002452A JP 2017116566 A JP2017116566 A JP 2017116566A JP 2017116566 A JP2017116566 A JP 2017116566A JP 2019002452 A JP2019002452 A JP 2019002452A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- shaft member
- seal
- vehicle
- standing wall
- vehicular
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Landscapes
- Sealing Devices (AREA)
- Rear-View Mirror Devices That Are Mounted On The Exterior Of The Vehicle (AREA)
- Sealing With Elastic Sealing Lips (AREA)
Abstract
【解決手段】この発明は、中央部20と、外周部21と、を備える。中央部20の厚さT1は、外周部21の厚さT2よりも薄い。中央部20には、挿入孔22が設けられている。挿入孔22の内径D1は、軸部材3の外径D2よりも小さい。中央部20の挿入孔22の縁部には、軸部材3に弾性当接して軸部材3をシールするシール部23が設けられている。この結果、この発明は、シール部23が軸部材3を確実にシールすることができ、かつ、シール部23が軸部材3の移動に対してスムーズに追従することができる。
【選択図】 図1
Description
以下、この実施形態にかかる車両用シール部材、車両用シール構造、車両用ミラー装置の構成について説明する。
図中、符号1は、この実施形態にかかる車両用ミラー装置である。車両用ミラー装置1は、この例では、車体(ドア)の外側に、ベース(図示せず)、シャフト(図示せず)および格納ユニット(図示せず)を介して傾倒可能に取り付けられる。車両用ミラー装置1は、図1、図2に示すように、車両用シール部材2と、軸部材3と、ミラーユニット4と、パワーユニット5と、角度検出記憶ユニット6と、ミラーハウジング7と、を備える。
ミラーハウジング7は、図2に示すように、正面(車両の後側の面)が開口している中空形状をなす。ミラーハウジング7内には、車両用シール部材2、軸部材3、ミラーユニット4、パワーユニット5および角度検出記憶ユニット6がそれぞれ収容されている。
パワーユニット5は、図1〜図4に示すように、ミラーハウジング7に取り付けられている。パワーユニット5は、前後に2分割されているハウジング50、51を有する。前側のハウジング50、後側のハウジング51内には、上下用のモータ(図示せず)、左右用のモータ(図示せず)がそれぞれ設けられている。上下用のモータ、左右用のモータには、上下用の動力伝達機構(図示せず)、左右用の動力伝達機構(図示せず)を介して、上下用のアジャストロッド52、左右用のアジャストロッド(図示せず)がそれぞれ連結されている。ここで、上下用のモータ、上下用の動力伝達機構、上下用のアジャストロッド52は、ミラーユニット4を水平軸回りに上下に回動させるモータ、動力伝達機構、アジャストロッド52である。また、左右用のモータ、左右用の動力伝達機構、左右用のアジャストロッドは、ミラーユニット4を垂直軸回りに左右に回動させるモータ、動力伝達機構、アジャストロッドである。
ミラーユニット4は、図2に示すように、ミラー40と、ミラー40を保持するミラーホルダ41と、を有する。ミラーホルダ41は、ピビット機構42を介して、パワーユニット5の後側のハウジング51に取り付けられている。ミラー40は、ミラーハウジング7の開口部70に臨まれている。ミラーホルダ41には、上下用のアジャストロッド52の球部58、左右用のアジャストロッドの球部がそれぞれ連結されている。これにより、ミラーユニット4は、パワーユニット5およびミラーハウジング7に対して、水平軸回りに上下に回動可能であり、かつ、垂直軸回りに左右に回動可能である。
角度検出記憶ユニット6は、軸部材3の軸方向の移動量に基づいてミラーユニット4の傾動角度を検出して記憶するものである。角度検出記憶ユニット6は、図1〜図4に示すように、車両用部品としてのケース60と、カバー61と、スプリング62を、を有する。
軸部材3は、この例では、金属等の剛性部材から構成されている。軸部材3は、図1、図3、図4に示すように、円柱形をなす。軸部材3の一端部(後端部)30は、半球形状をなす。軸部材3の他端部(前端部)31は、板形状をなす。軸部材3は、パワーユニット5の前透孔53および角度検出記憶ユニット6の透孔64中に、軸方向に移動可能に通っている。軸部材3の中間部は、パワーユニット5の前側のハウジング50の前面と角度検出記憶ユニット6のケース60の後面との間に配置されている。
車両用シール部材2は、この例では、ゴムや樹脂などの弾性部材から構成されている。車両用シール部材2は、図1、図3〜図6に示すように、ほぼ円板形状をなす。車両用シール部材2は、軸部材3が軸方向に移動可能に通るケース60の透孔64の内周面(内面)と、軸部材3の外周面(側面)と、の間の隙間をシールするものである。
この実施形態にかかる車両用シール部材2、車両用シール構造、車両用ミラー装置1は、以上のごとき構成からなり、以下、その作用について説明する。
この実施形態にかかる車両用シール部材2、車両用シール構造、車両用ミラー装置1は、以上のごとき構成および作用からなり、以下、その効果について説明する。
なお、前記の実施形態においては、車両用シール部材2として、軸部材3が軸方向に移動可能に通る車両用部品としてのケース60の透孔64の内周面と軸部材3の側面との間の隙間をシールするものである。しかしながら、この発明においては、車両用シール部材2として、軸部材3の側面をシールするものであっても良い。この場合においては、補助シール部25を設けなくても良い。
2 車両用シール部材
20 中央部
21 外周部
22 挿入孔
23、230、231 シール部
24 角
25 補助シール部
3 軸部材
30 一端部
31 他端部
4 ミラーユニット
40 ミラー
41 ミラーホルダ
42 ピボット機構
5 パワーユニット
50 前側のハウジング
51 後側のハウジング
52 上下用のアジャストロッド
53 前透孔
54 後透孔
55 円筒部
56 当面
57 ねじ部
58 球部
59 リブ
6 角度検出記憶ユニット
60 ケース(車両用部品)
61 カバー
62 スプリング
63 収納孔部
64 透孔
65 立壁
66 凹部
67 棒部
7 ミラーハウジング
70 開口部
71 係合部
B 後
D 下
D1 挿入孔22の内径
D2 軸部材3の外径
D3 補助シール部25の外径
D4 立壁65の内径
F 前
T1 中央部20の厚さ
T2 外周部21の厚さ
T3 立壁65の高さ
U 上
Claims (9)
- 軸方向に移動可能な軸部材をシールする車両用シール部材において、
中央部と、前記中央部の外周に一体に設けられている外周部と、を備え、
前記中央部の厚さは、前記外周部の厚さよりも薄く、
前記中央部には、内径が前記軸部材の外径よりも小さく、前記軸部材が移動可能に挿入される挿入孔が、設けられていて、
前記中央部の前記挿入孔の縁部には、前記軸部材に弾性当接して前記軸部材をシールするシール部が、設けられている、
ことを特徴とする車両用シール部材。 - 前記シール部は、前記軸部材に弾性当接する角を有する、
ことを特徴とする請求項1に記載の車両用シール部材。 - 前記軸部材が軸方向に移動可能に通る車両用部品の透孔と、前記軸部材との間の隙間をシールする前記の請求項1または2に記載の車両用シール部材であって、
前記外周部には、外径が前記車両用部品に設けられている立壁の内径よりも大きく、前記立壁に弾性当接して前記立壁をシールする補助シール部が、設けられている、
ことを特徴とする車両用シール部材。 - 前記外周部の厚さと前記立壁の高さとは、同等もしくはほぼ同等である、
ことを特徴とする請求項3に記載の車両用シール部材。 - 軸方向に移動可能な軸部材と、
前記の請求項1または2に記載の車両用シール部材と、
を備える、
ことを特徴とする車両用シール構造。 - 前記軸部材が軸方向に移動可能に通る車両用部品の透孔と、前記軸部材との間の隙間をシールする前記の請求項5に記載の車両用シール構造であって、
前記外周部には、外径が前記車両用部品に設けられている立壁の内径よりも大きく、前記立壁に弾性当接して前記立壁をシールする補助シール部が、設けられている、
ことを特徴とする車両用シール構造。 - 前記外周部の厚さと前記立壁の高さとは、同等もしくはほぼ同等である、
ことを特徴とする請求項6に記載の車両用シール構造。 - 前記の請求項1〜4のいずれか1項に記載の車両用シール部材と、
軸方向に移動可能な軸部材と、
ミラーユニットと、
前記軸部材を軸方向に移動させて前記ミラーユニットを傾動させるパワーユニットと、
前記軸部材の軸方向の移動量に基づいて前記ミラーユニットの傾動角度を検出して記憶する角度検出記憶ユニットと、
を備える、
ことを特徴とする車両用ミラー装置。 - 前記の請求項5〜7のいずれか1項に記載の車両用シール構造と、
ミラーユニットと、
前記軸部材を軸方向に移動させて前記ミラーユニットを傾動させるパワーユニットと、
前記軸部材の軸方向の移動量に基づいて前記ミラーユニットの傾動角度を検出して記憶する角度検出記憶ユニットと、
を備える、
ことを特徴とする車両用ミラー装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2017116566A JP2019002452A (ja) | 2017-06-14 | 2017-06-14 | 車両用シール部材、車両用シール構造、車両用ミラー装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2017116566A JP2019002452A (ja) | 2017-06-14 | 2017-06-14 | 車両用シール部材、車両用シール構造、車両用ミラー装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2019002452A true JP2019002452A (ja) | 2019-01-10 |
Family
ID=65005749
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2017116566A Pending JP2019002452A (ja) | 2017-06-14 | 2017-06-14 | 車両用シール部材、車両用シール構造、車両用ミラー装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2019002452A (ja) |
-
2017
- 2017-06-14 JP JP2017116566A patent/JP2019002452A/ja active Pending
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP4705039B2 (ja) | 鏡面角度調整装置 | |
JP6937563B2 (ja) | 車両用ドア開閉装置 | |
CN104002732A (zh) | 车辆用后视镜装置及其镜面角度检测装置的密封构造 | |
JP2017078654A (ja) | スイッチ装置および時計 | |
US11603932B2 (en) | Sealing device | |
JP4579253B2 (ja) | 鏡面角度調整装置 | |
WO2019244983A1 (ja) | 車両用鏡面角度調整装置、車両用ミラー装置 | |
JP6284415B2 (ja) | 鏡面角度調整装置 | |
JP2019002452A (ja) | 車両用シール部材、車両用シール構造、車両用ミラー装置 | |
US11107650B2 (en) | Limit switch | |
US11306822B2 (en) | Sealing device | |
CN109469728B (zh) | 防尘罩 | |
JP4695601B2 (ja) | 鏡面角度調整装置 | |
JP6132147B2 (ja) | ラックガイド装置 | |
CN114096772B (zh) | 流路切换阀 | |
CN112888887B (zh) | 流路切换阀 | |
US20200411258A1 (en) | Limit switch | |
JP2009210070A (ja) | ボールジョイント | |
US11056295B2 (en) | Limit switch | |
JP7329793B2 (ja) | 弁装置 | |
JP4579252B2 (ja) | 鏡面角度調整装置 | |
JP2017030693A (ja) | 車両用サイドミラー | |
JP2017001623A (ja) | ラックガイド装置 | |
KR20070064616A (ko) | 경면각도 조정장치 | |
JP2019007552A (ja) | 密封装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20200608 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20210310 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20210323 |
|
A601 | Written request for extension of time |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601 Effective date: 20210519 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20210721 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20211005 |