JP2019002386A - ダイヤフラムポンプ - Google Patents
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Abstract
Description
腕部には、ダイヤフラムの複数の変形部が取付けられている。ダイヤフラムの変形部は、ポンプ室の一部を構成している。吸入弁は、ポンプ室に接続された吸入通路を開閉する。吐出弁は、ポンプ室に接続された吐出通路を開閉する。ポンプ室が収縮することにより、吐出弁が開いてポンプ室内の流体が吐出される。一方、変形部が拡張することにより、吸入弁が開いてポンプ室内に流体が吸入される。
なお、この騒音の問題を解消するにあたっては、軸部をクランク体に接続するときの作業性が低くなることは避けなければならない。
また、複数の凹部は円環状の凹溝の外周壁を構成しており、組立時に駆動体の軸部の一端が凹溝内に入ることによって、偏心した位置にある凹部に導かれる。
したがって、本発明によれば、組立性を損なうことなく、軸部の一端とクランク体との衝突に起因する騒音が低減されるダイヤフラムポンプを提供することができる。
図1に示すダイヤフラムポンプ1は、図1において最も下に位置するモータ2に取付けられ、このモータ2によって駆動されて動作する。この実施の形態によるダイヤフラムポンプ1は、大気(空気)を吸込んで吐出するポンプである。この実施の形態においては、空気が本発明でいう「流体」に相当する。
このダイヤフラムポンプ1は、モータ2に固定されたハウジング3を備えている。このダイヤフラムポンプ1を構成する機能部品は、このハウジング3に保持されている。
変形部11の開口部分は、バルブホルダー8によって閉塞されている。この変形部11とバルブホルダー8との間にポンプ室13が形成されている。すなわち、ダイヤフラム7は、ポンプ室13の壁の一部を構成している。
カップ状を呈する変形部11の底壁11aにはポンプ室13とは反対方向に向けて突出する連結片14が設けられている。
第1の流体室15内の他端部は、ポンプ室13に連通されている。この第1の流体室15の他端部には、吐出用通路孔18が接続されている。この吐出用通路孔18は、一端が第1の流体室15に開口し、他端がバルブホルダー8における蓋体9側の端面に開口している。
吐出弁21は、ゴム材料によって形成され、バルブホルダー8の吐出孔17が開口する端面に密着する弁体21aを有している。この弁体21aは、自然状態で吐出孔17の開口部分を閉塞している。
クランク体31は、円柱状に形成されている。このクランク体31の軸線方向の一端部には、図3に示すように、非貫通孔からなる軸孔34が設けられている。この軸孔34は、クランク体31の軸心部でクランク体31の軸線方向に延びる形状に形成されている。
凹部37は、図3に示すように、クランク体31の他端面31aから一端側に向けてクランク体31の軸線C1と平行に延びる直線部41と、この直線部41の一端に接続されて円環状の凹溝35の底を構成する湾曲部42とによって構成されている。
係合部38は、図2に示すように、クランク体31の軸線方向から見て、クランク体31の軸心に向けて凸になる山形状に形成されており、凹部37と同様に直線部43(図3参照)と湾曲部44とを有している。
駆動体33の腕部47には、貫通孔47aが穿設されている。腕部47は、貫通孔47aにダイヤフラム7の連結片14が係入されることによって、この連結片14に連結されている。
また、複数の凹部37は、円環状の凹溝35の外周壁35bを構成しており、組立時に駆動体33の軸部46の一端(第1の軸45)が凹溝35内に入ることによって、偏心した位置にある凹部37に導かれる。
したがって、この実施の形態によれば、組立性を損なうことなく、軸部46の一端とクランク体31との衝突に起因する騒音が低減されるダイヤフラムポンプを提供することができる。
このため、駆動体33の軸部46の一端が凹部37に嵌合状態で確実に保持されるから、騒音の発生をより一層確実に防ぐことができる。また、組立時には駆動体33の第1の軸45が凹溝35の円錐状の内周壁35aに沿って複数の凹部37のうちの一つの凹部37に導かれるから、第1の軸45が凹部37に嵌合する構成を採っているにもかかわらず、組立作業を簡単に行うことができる。
Claims (2)
- ポンプ室の壁の一部を構成する変形部を有するダイヤフラムと、
モータの回転軸に軸線方向の一端部が固定され、軸線方向の他端部であって前記回転軸の軸線に対して偏心した位置に凹部を有するクランク体と、
前記凹部に一端が回転自在に係合して前記回転軸の軸線に対して傾斜した軸部を有しかつ前記軸部から径方向の外側に突出して前記変形部に接続された腕部を有し、前記クランク体の回転を往復運動に変換して前記変形部に伝達する駆動体と、
前記駆動体の往復運動に伴って前記ポンプ室から流体が吐出される状態と前記ポンプ室に流体が吸引される状態とを交互に繰り返すポンプ機構とを備え、
前記凹部は、前記クランク体の回転方向に所定の間隔をおいて離間する複数の位置にそれぞれ設けられ、
前記クランク体の軸線方向の他端部には、前記複数の凹部が外周壁となる円環状の凹溝が形成されているダイヤフラムポンプ。 - 請求項1記載のダイヤフラムポンプにおいて、
前記凹部は、前記軸部の一端が部分的に嵌合する形状に形成され、
前記円環状の凹溝の中心部には円錐状の突起が形成されていることを特徴とするダイヤフラムポンプ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2017120134A JP6936470B2 (ja) | 2017-06-20 | 2017-06-20 | ダイヤフラムポンプ |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2017120134A JP6936470B2 (ja) | 2017-06-20 | 2017-06-20 | ダイヤフラムポンプ |
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JP2019002386A true JP2019002386A (ja) | 2019-01-10 |
JP6936470B2 JP6936470B2 (ja) | 2021-09-15 |
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JP2017120134A Active JP6936470B2 (ja) | 2017-06-20 | 2017-06-20 | ダイヤフラムポンプ |
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Country | Link |
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JP (1) | JP6936470B2 (ja) |
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2017
- 2017-06-20 JP JP2017120134A patent/JP6936470B2/ja active Active
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JP6936470B2 (ja) | 2021-09-15 |
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