JP2019001085A - シート体 - Google Patents

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祐子 青山
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Abstract

【課題】色が変化する機能をより確実に発揮することができ、かつ、色が変化した状態をより長時間維持できるシート体を提供する。
【解決手段】シート体10は、温度によって視認される色が変化する可変色層13と、少なくとも可変色層13と重なる位置に配置され、力が加えられると熱を放出する蓄熱層12とを備える。これにより、シート体10に力を加えると、蓄熱層12が熱を放出して、可変色層13の色が変化して視認可能である。
【選択図】図1

Description

本発明は、色が変化する可変色部を備えたシート体に関するものである。
温度によって色が変化する示温インキ(サーモクロミックインキ)が従来から知られている(特許文献1参照)。
また、温度によって発光色が変化する蛍光体も開示されている(特許文献2参照)。
これら示温インキや蛍光体を利用する場合、色の変化をさせるためには、外部から熱を与える必要があった。例えば、指等で触れて人体の体温により該当物を温めることにより、温度変化させて色の変化をさせていた。
しかし、示温インキや蛍光体を備えたシート体は、熱を保持することができる時間が僅かであり、例えば、指を離した瞬間は色の変化を視認することができるが、直ぐに元の温度に戻ってしまい、使い勝手が悪かった。また、低温環境下では、人体の体温で温めることが難しい場合もあり、色が変化する機能を利用できないおそれがあった。
特許第3963240号公報 長谷川靖哉、″温度変化を感知 カメレオン発光体″、[online]、2013年5月10日、北海道大学 PRESS RELEASE、[平成27年5月31日検索]、インターネット〈URL:http://www.hokudai.ac.jp/news/130510_pr_eng.pdf〉
本発明の課題は、色が変化する機能をより確実に発揮することができ、かつ、色が変化した状態をより長時間維持できるシート体を提供することである。
本発明は、以下のような解決手段により、前記課題を解決する。なお、理解を容易にするために、本発明の実施形態に対応する符号を付して説明するが、これに限定されるものではない。
第1の発明は、温度によって視認される色が変化する可変色部(13,23,33,44c,54c,63,73)と、少なくとも前記可変色部(13,23,33,44c,54c,63,73)と重なる位置に配置され、力が加えられると熱を放出する蓄熱部(12,22,32,44b,54b,62,72)と、を備えるシート体(10,20,30,40,50,60,70)である。
第2の発明は、第1の発明に記載のシート体(10,20,30,60,70)において、前記可変色部(13,23,33,63,73)と前記蓄熱部(12,22,32,62,72)とは、それぞれが別の層として構成されていること、を特徴とするシート体(10,20,30,60,70)である。
第3の発明は、第2の発明に記載のシート体(70)において、前記可変色部(73)を含む層と、前記蓄熱部(72)を含む層とは、部分的に重なって構成されていること、を特徴とするシート体(70)である。
第4の発明は、第3の発明に記載のシート体(70)において、前記可変色部(73)を含む層と、前記蓄熱部(72)を含む層との少なくとも一方は、シート面に対する法線方向から見たときに、文字、絵柄、パターンの少なくとも1つを形成していること、を特徴とするシート体(70)である。
第5の発明は、第1の発明に記載のシート体(40,50)において、前記可変色部(44c,54c)と前記蓄熱部(44b,54b)とは、それぞれが同じ層内に混在していること、を特徴とするシート体(40,50)である。
第6の発明は、第1の発明から第5の発明までのいずれか1項に記載のシート体(60)において、基材(61)を備えており、前記基材(61)は、少なくとも一部に凹凸形状が形成されていること、を特徴とするシート体(60)である。
第7の発明は、第1の発明から第6の発明までのいずれか1項に記載のシート体(40,50,60)において、前記蓄熱部(44b,54b)を含む層は、粉体状に形成された前記蓄熱部(44b,54b)を樹脂又はインキに混練したものを硬化して構成されたものであること、を特徴とするシート体(40,50)である。
第8の発明は、第1の発明から第5の発明までのいずれか1項に記載のシート体(50)において、基材(54)を備えており、前記可変色部(54c)及び前記蓄熱部(54b)は、前記基材(54)に含まれていること、を特徴とするシート体(50)である。
第9の発明は、第1の発明から第8の発明のいずれかに記載のシート体(10,20,30,40,50,60,70)を備えるカードである。
本発明によれば、色が変化する機能をより確実に発揮することができ、かつ、色が変化した状態をより長時間維持できるシート体を提供することができる。
第1実施形態のシート体10の断面を示す図である。 第2実施形態のシート体20の断面を示す図である。 第3実施形態のシート体30の断面を示す図である。 第4実施形態のシート体40の断面を示す図である。 第5実施形態のシート体50の断面を示す図である。 第6実施形態のシート体60の断面を示す図である。 第7実施形態におけるシート体70をシート面の法線方向から見た図である。
以下、本発明を実施するための最良の形態について図面等を参照して説明する。
(第1実施形態)
図1は、第1実施形態のシート体10の断面を示す図である。
なお、図1を含め、以下に示す各図は、模式的に示した図であり、各部の大きさ、形状は、理解を容易にするために、適宜誇張して示している。
また、以下の説明では、具体的な数値、形状、材料等を示して説明を行うが、これらは、適宜変更することができる。
本明細書において、シートとの言葉を使用しているが、これは、一般的な使い方として、厚さの厚い順に、板、シート、フィルムの順で使用されており、本明細書中でもそれに倣って使用している。しかし、このような使い分けには、技術的な意味は無いので、これらの文言は、適宜置き換えることができるものとする。
本明細書中において、シート面とは、各シートにおいて、そのシート全体として見たときにおける、シートの平面方向となる面を示すものであるとする。なお、板面、フィルム面に関しても同様であるとする。
シート体10は、基材11と、蓄熱層12と、可変色層13とを備えている。第1実施形態のシート体10は、図1中の上方から視認することを想定したものである。シート体10は、例えば、伝票、チケット、紙幣、金券等に利用することができる。なお、上記例示した以外の用途にシート体10を用いてもよい。例えば、シート体10を備えるカードとして構成してもよい。すなわち、カードは、シート体10を積層して構成したり、カードを形成する樹脂層にシート体10を埋め込んで構成したりすることができる。このカードは、例えば、IDカードやパスポートとして利用するものであってもよい。なお、シート体10に限らず、以下の各実施形態において説明するシート体(10,20,30,40,50,60,70)についても同様である。
第1実施形態の基材11は、上質紙であってもよいし、樹脂シートであってもよい。また、基材11は、透明であるか不透明であるかを問わない。
蓄熱層12は、基材11の上に積層配置されている層であり、力が加えられると熱を放出する蓄熱部としての機能を備えている。具体的には、蓄熱層12は、力が加えられると熱が放出される蓄熱セラミックス等を含んだ樹脂又はインキが硬化して構成されている。したがって、蓄熱層12の形成には、印刷が利用可能である。
蓄熱セラミックスは、熱を与えると蓄熱することができ、所定以上の圧力を与えると放熱を行うことができる材料である。この蓄熱と放熱は、繰り返し行うことができる。なお、本実施形態のようなシート体10では、蓄熱層12の形成前に予め蓄熱しておくことが望ましい。
蓄熱セラミックスは、粉体状に形成されていることから、容易に樹脂又はインキに含めることが可能である。
蓄熱セラミックスについては、例えば、下記公知技術を適用することができる。
公知技術:大越慎一、外5名、″永続的に熱エネルギーを保存でき、弱い圧力で放熱できる “蓄熱セラミックス” を発見″、[online]、2015年5月12日、東京大学大学院理学系研究科・理学部 プレスリリース、[平成27年5月31日検索]、インターネット〈URL:http://www.hokudai.ac.jp/news/130510_pr_eng.pdf〉
可変色層13は、蓄熱層12の上に積層配置されている層であり、温度によって視認される色が変化する可変色部としての機能を備えている。可変色層13は、例えば、示温インキ(サーモクロミックインキ)を用いて構成してもよいし、特許文献2に開示されているような温度で色が変る蛍光体を用いて構成してもよい。いずれの材料を用いた場合であっても、可変色層13の形成には、印刷が利用可能である。
上述の基材11と、蓄熱層12と、可変色層13との層厚は、適宜設定が可能であるが、例えば、基材11の層厚=10〜10000μm、蓄熱層12の層厚=0.5〜2000μm、可変色層13の層厚=0.5〜2000μm程度に構成するとよい。
次に、本実施形態のシート体10の利用方法について説明する。
蓄熱層12は、力が加えられると熱を放出するので、その上に配置された可変色層13に熱が伝わり、可変色層13の温度が上昇する。この温度上昇により、可変色層13は、その色、又は、その発光色が変化して視認される。この変色を利用して、例えば、偽造防止のための構成としてもよいし、特有の意匠表現としてもよい。
ここで、シート体10への力の加え方は、例えば、手や器具を使って叩いてもよいし、圧力をかけながらこすってもよい。また、力をかけるための専用の器具を用意してもよい。
以上説明したように、第1実施形態によれば、蓄熱層12と可変色層13とを重ねて構成したので、蓄熱層12に力を加えることにより、熱を放出させて可変色層13の色を変化させることができる。この熱の放出及び色の変化は、蓄熱層12が蓄えている熱により行われるので、従来よりも確実に色の変化を生じさせることができる。また、蓄熱層12からの熱の放出は、長時間にわたって行われるので、色の変化を長時間維持することができる。
(第2実施形態)
図2は、第2実施形態のシート体20の断面を示す図である。
第2実施形態のシート体20は、主に各層の配置が異なる点が第1実施形態のシート体10と異なっている。よって、前述した第1実施形態と同様の機能を果たす部分には、末尾に同一の符号を付して、重複する説明を適宜省略する。
第2実施形態のシート体20は、基材21と、蓄熱層22と、可変色層23とを備えている。第2実施形態のシート体20は、図2中の上方から視認することを想定したものである。
第2実施形態の基材21は、第1実施形態の基材11とは異なり、透明又は半透明であることが必要である。基材21を透して可変色層23を視認可能とするためである。したがって、基材21は、透明又は半透明な樹脂シートにより構成されている。
可変色層23は、基材21の下側(観察される面とは反対側)に積層配置されている層であり、温度によって視認される色が変化する可変色部としての機能を備えている。可変色層23は、その位置の他は、第1実施形態の可変色層13と同様である。
蓄熱層22は、可変色層23の下側(観察される面とは反対側)に積層配置されている層であり、力が加えられると熱を放出する蓄熱部としての機能を備えている。蓄熱層22は、その位置の他は、第1実施形態の蓄熱層12と同様である。
第2実施形態のシート体20は、第1実施形態のシート体10と同様な手法により、熱の放出及び色の変化を生じさせることができる。また、第2実施形態のシート体20は、視認される側が基材21となっているので、例えば、その表面をこすられるような使用形態の場合に、耐久性を高めることが可能である。
(第3実施形態)
図3は、第3実施形態のシート体30の断面を示す図である。
第3実施形態のシート体30は、主に各層の配置が異なる点が第1実施形態のシート体10と異なっている。よって、前述した第1実施形態と同様の機能を果たす部分には、末尾に同一の符号を付して、重複する説明を適宜省略する。
第3実施形態のシート体30は、基材31と、蓄熱層32と、可変色層33とを備えている。第3実施形態のシート体30は、図3中の上方から視認することを想定したものである。
第3実施形態では、基材31を蓄熱層32と可変色層33とにより挟み込む形態で積層している。したがって、基材31は、蓄熱層32が放出する熱を伝達しやすい、すなわち、熱伝導率が高い材料を用いることが機能面では望ましい。その観点からは、アルミニウム等の金属シートとしてもよい。しかし、金属シートでは、使い勝手がよくないことから、力を加えてから色が変化するまでの時間が多少長くなるが、上質紙や樹脂シート等を用いてもよい。蓄熱層32に用いられる蓄熱セラミックスは、若干濃い色がついているので、本実施形態の構成とすれば、その色の影響を受けることなく、可変色層33の色を視認可能とすることができる。なお、蓄熱層32の色を見えなくするという観点からは、基材31は、不透明とすることが望ましい。
(第4実施形態)
図4は、第4実施形態のシート体40の断面を示す図である。
第4実施形態のシート体40は、蓄熱部の機能と、可変色部の機能とを、1つの層にまとめて構成した点が、上記第1実施形態から第3実施形態と異なっている。
第4実施形態のシート体40は、基材41と、蓄熱可変色層44とを備えている。第4実施形態のシート体40は、図4中の上方から視認することを想定したものである。
基材41は、上質紙であってもよいし、樹脂シートであってもよい。また、基材41は、透明であるか不透明であるかを問わない。
蓄熱可変色層44は、基材41上に積層されている層である。蓄熱可変色層44は、バインダー樹脂44aと、蓄熱部44bと、可変色部44cとを備えている。
バインダー樹脂44aは、透明な樹脂であれば、特にその種類を問わないが、印刷形成が可能な樹脂を用いることが望ましい。
蓄熱部44bは、第1実施形態の蓄熱層12に含めた蓄熱セラミックスと同等のものであって、粉体状に形成されており、バインダー樹脂44aに混練されている。
可変色部44cは、第1実施形態の可変色層13に用いられる示温インキ(サーモクロミックインキ)を用いて構成してもよいし、特許文献2に開示されているような温度で色が変る蛍光体を用いて構成してもよい。可変色部44cは、例えば図4に示すように粒体状に構成してバインダー樹脂44aに混練されている。
第4実施形態のシート体40は、蓄熱部の機能と、可変色部の機能とを、1つの蓄熱可変色層44にまとめて構成したので、製造工程を簡素化できる。
(第5実施形態)
図5は、第5実施形態のシート体50の断面を示す図である。
第5実施形態のシート体50は、第4実施形態の基材41と蓄熱可変色層44とを1つの層にまとめた点が、第4実施形態と異なっている。
第5実施形態のシート体50は、第4実施形態の蓄熱可変色層44について基材としての十分な強度を確保できるように、厚さを増して構成したものである。そして、第4実施形態の基材41と蓄熱可変色層44とを1つの基材54にまとめて、蓄熱可変色層としての機能も持たせたものである。基材54は、第4実施形態と同様に、バインダー樹脂54aと、蓄熱部54bと、可変色部54cとを備えている。
第5実施形態のシート体50は、蓄熱可変色層としての機能を1つの基材54にまとめた構成としたので、製造工程をさらに簡素化できる。
(第6実施形態)
図6は、第6実施形態のシート体60の断面を示す図である。
第6実施形態のシート体60は、基材61の形態が異なる点が第1実施形態のシート体10と異なっている。よって、前述した第1実施形態と同様の機能を果たす部分には、末尾に同一の符号を付して、重複する説明を適宜省略する。
第6実施形態のシート体60は、基材61と、蓄熱層62と、可変色層63とを備えている。第6実施形態のシート体60は、図6中の上方から視認することを想定したものである。
第6実施形態の蓄熱層62及び可変色層63は、第1実施形態の蓄熱層12及び可変色層13と同様な層である。
第6実施形態の基材61は、その素材自体は、第1実施形態の基材11と同様であるが、蓄熱層62及び可変色層63と積層される領域に凹凸形状が賦型されている点が、第1実施形態の基材11と異なっている。基材61に設けた凹凸形状は、シート体60に力を加えたときに、凹凸形状の凸部における圧力がより高くなることを目的として設けている。よって、蓄熱層62及び可変色層63の構成が第1実施形態と同じであっても、第6実施形態のシート体60では、より小さな力で、蓄熱層62から放熱をさせることが可能である。
(第7実施形態)
図7は、第7実施形態におけるシート体70をシート面の法線方向から見た図である。なお、図7では、可変色層73の下側(図7における紙面奥側)に配置された蓄熱層72を破線で示している。
先に説明した第1実施形態のシート体10から第6実施形態のシート体60では、蓄熱層と可変色層とを同一面積で重ねた例を挙げて説明した。これに対して、第7実施形態では、図7に示すように、基材71の上に蓄熱層72を可変色層73よりも小さな領域に形成し、○印の図形パターンを形成した。よって、第7実施形態のシート体70は、シート面の法線方向から見たとき蓄熱層72と可変色層73との形成領域が第1実施形態のシート体10とは異なるが、それ以外の構成は、第1の実施形態のシート体10と同様の構成となっている。このような構成により、第7実施形態のシート体70では、力を加えることにより、○印の図形パターンに対応した領域の色が変化して視認される。これにより、真贋判定に用いる場合等に、より的確な真贋判定を行うことができる。
なお、図2又は図3のような層構成でもあっても、本実施形態と同様に、蓄熱層を可変色層よりも小さな領域に形成し、○印等の図形パターンを形成することができ、同様の効果が得られる。
(変形形態)
以上説明した実施形態に限定されることなく、種々の変形や変更が可能であって、それらも本発明の範囲内である。
(1)各実施形態において、層構成は上述した構成に限らず、様々に変化させてもよい。例えば、最小面に保護層を設けてもよいし、可変色層を複数種類重ねて積層してもよい。
(2)第7実施形態において、蓄熱層72を可変色層73よりも小さな領域に形成して図形パターンを形成した例を挙げて説明した。これに限らず、例えば、可変色層により図形パターンを形成してもよい。また、図形パターンに限らず、文字や絵柄等、他の形状を形成してもよい。
なお、第1実施形態〜第7実施形態及び変形形態は、適宜組み合わせて用いることもできるが、詳細な説明は省略する。また、本発明は以上説明した各実施形態によって限定されることはない。
10 シート体
11 基材
12 蓄熱層
13 可変色層
20 シート体
21 基材
22 蓄熱層
23 可変色層
30 シート体
31 基材
32 蓄熱層
33 可変色層
40 シート体
41 基材
44 蓄熱可変色層
44a バインダー樹脂
44b 蓄熱部
44c 可変色部
50 シート体
54 基材
54a バインダー樹脂
54b 蓄熱部
54c 可変色部
60 シート体
61 基材
62 蓄熱層
63 可変色層
70 シート体
72 蓄熱層
73 可変色層

Claims (9)

  1. 温度によって視認される色が変化する可変色部と、
    少なくとも前記可変色部と重なる位置に配置され、力が加えられると熱を放出する蓄熱部と、
    を備えるシート体。
  2. 請求項1に記載のシート体において、
    前記可変色部と前記蓄熱部とは、それぞれが別の層として構成されていること、
    を特徴とするシート体。
  3. 請求項2に記載のシート体において、
    前記可変色部を含む層と、前記蓄熱部を含む層とは、部分的に重なって構成されていること、
    を特徴とするシート体。
  4. 請求項3に記載のシート体において、
    前記可変色部を含む層と、前記蓄熱部を含む層との少なくとも一方は、シート面に対する法線方向から見たときに、文字、絵柄、パターンの少なくとも1つを形成していること、
    を特徴とするシート体。
  5. 請求項1に記載のシート体において、
    前記可変色部と前記蓄熱部とは、それぞれが同じ層内に混在していること、
    を特徴とするシート体。
  6. 請求項1から請求項5までのいずれか1項に記載のシート体において、
    基材を備えており、
    前記基材は、少なくとも一部に凹凸形状が形成されていること、
    を特徴とするシート体。
  7. 請求項1から請求項6までのいずれか1項に記載のシート体において、
    前記蓄熱部を含む層は、粉体状に形成された前記蓄熱部を樹脂又はインキに混練したものを硬化して構成されたものであること、
    を特徴とするシート体。
  8. 請求項1から請求項5までのいずれか1項に記載のシート体において、
    基材を備えており、
    前記可変色部及び前記蓄熱部は、前記基材に含まれていること、
    を特徴とするシート体。
  9. 請求項1から請求項8のいずれかに記載のシート体を備えるカード。
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