JP2018537483A5 - - Google Patents

Download PDF

Info

Publication number
JP2018537483A5
JP2018537483A5 JP2018530835A JP2018530835A JP2018537483A5 JP 2018537483 A5 JP2018537483 A5 JP 2018537483A5 JP 2018530835 A JP2018530835 A JP 2018530835A JP 2018530835 A JP2018530835 A JP 2018530835A JP 2018537483 A5 JP2018537483 A5 JP 2018537483A5
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
alkyl
alkylene
independently
cycloalkyl
substituted
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2018530835A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2018537483A (ja
JP7184646B2 (ja
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority claimed from PCT/US2016/066064 external-priority patent/WO2017106064A1/en
Publication of JP2018537483A publication Critical patent/JP2018537483A/ja
Publication of JP2018537483A5 publication Critical patent/JP2018537483A5/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7184646B2 publication Critical patent/JP7184646B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Claims (22)

  1. 下記式Iの化合物または医薬として許容されるその塩。
    Figure 2018537483

    [式中、
    Wは、結合またはOであり;
    およびRは独立に、水素、−SC−Cアルキル、C−Cアルキル、−(C−Cアルキレン)OC−Cアルキル、または−(C−Cアルキレン)NC−Cアルキルであり、前記−SC−Cアルキル、前記C−Cアルキル、前記−(C−Cアルキレン)OC−Cアルキルおよび前記−(C−Cアルキレン)NC−Cアルキルは、1から7個のフッ素原子で置換されていても良く;
    あるいは、RおよびRは、それらが結合している炭素とともに、単環式C−CシクロアルキルまたはN、OおよびSから独立に選択される1、2もしくは3個のヘテロ原子環原子を有する単環式C−C複素環アルキルを形成しており、前記C−Cシクロアルキルおよび前記C−C複素環アルキルは、−F、−OHおよび−OC−Cアルキルから独立に選択される1から3個の置換基で置換されていても良く;
    Xは、NまたはCRであり;
    は、水素、C−Cアルキル、またはハロゲンであり;前記C−Cアルキルは、1から3個のRで置換されていても良く;
    の各出現は独立に、水素、ハロゲン、C−Cアルキル、−NRまたは−ORであり;
    Zは、1から3個のRで置換されていても良いC−Cアルキレンであり;
    の各出現は独立に、−C−Cアルキル、−C−Cシクロアルキル、−C(O)OR、−C(O)NR、テトラゾリル、オキサジアゾロニル、HetA、AryA、−S(O)、−S(O)NR、または−P(O)(Rであり、前記−C−Cアルキルおよび前記−C−Cシクロアルキルは、1から3個のRで置換されていても良く;
    HetAは、1から4個のRで置換されていても良い、N、四級塩としてのN、OおよびSから独立に選択される1、2もしくは3個のヘテロ原子環原子を有する4から6員の飽和またはモノ不飽和単環式環であり;
    AryAは、1から4個のRで置換されていても良い、N、四級塩としてのN、OおよびSから独立に選択される0、1、2もしくは3個の環原子を有する5から6員の単環式芳香環であり;
    Yは、結合、O、NR、S、またはCHであり;
    は、水素、−C−Cアルキル、−C(O)R、−C(O)NR、−S(O)、または−S(O)NRであり、前記−C−Cアルキルは、1から3個のRで置換されていても良く;
    は、AryAであり;
    は、−(CHN(R−、C−Cシクロアルキル、AryCまたはHetCであり、前記C−Cシクロアルキルは、1から4個のRで置換されていても良く;
    AryCは、1から4個のRで置換されていても良い、N、四級塩としてのN、OおよびSから独立に選択される0、1、2もしくは3個の環原子を有する5から6員の単環式芳香環であり;
    HetCは、1から4個のRで置換されていても良い、N、四級塩としてのN、OおよびSから独立に選択される1、2もしくは3個のヘテロ原子環原子を有する4から7員の飽和またはモノ不飽和単環式環であり;
    の各出現は独立に、−C−Cアルキル、−C−Cアルケニル、−C−Cアルキニル、ハロゲン、−OR、−S(O)、−S(O)NR、−C(O)R、−OC(O)R、−C(O)OR、−CN、−C(O)NR、−NR、−(CHNR;−NRC(O)R、−NRC(O)OR、−NRC(O)NR、−NRS(O)、=NH、−CF、−OCF、−OCHF、−C−Cシクロアルキル、−O−C−Cシクロアルキル、−C−C10アルキレン−C−Cシクロアルキル、−O−C−C10アルキレン−C−Cシクロアルキル、HetB、−O−HetB、−C−C10アルキレン−HetB、−O−C−C10アルキレン−HetB、AryA、−O−AryA、−C−C10アルキレン−AryA、または−O−C−C10アルキレン−AryAであり、ここで、各Rは、置換されていないか又はハロゲン、−C−Cアルキルおよび−(CHNRから選択される1から4個の置換基で置換されており、またはRおよびMが、それらが結合している原子とともに、O、Sおよび−NRから独立に選択される1から2個の追加のヘテロ原子を含んでいても良い4から7員の複素環アルキルを形成しており;
    HetBは、1から3個のRで置換されていても良い、N、四級塩としてのN、OおよびSから独立に選択される1、2もしくは3個のヘテロ原子環原子を有する3から6員の飽和またはモノ不飽和単環式環であり;
    Qは、結合、CH、O、S、−(CHNR−、または−NR(CH−であり、各CHは、置換されていないか又はハロゲン、−C−Cアルキル、ORおよび−(CHNRから選択される1から2個の置換基で置換されており;
    は、水素または−C−Cアルキルであり、前記−C−Cアルキルは、1から3個のRで置換されていても良く;
    Mは、R、−NHR、−N(R、−OR、−(CH、−C(O)R、−C(NH)R、または−S(O)であり;
    は、H、C−C10アルキル、C−Cシクロアルキル、C−Cアルキル−C−Cシクロアルキル、HetB、AryB、または−NH(C−Cアルキル)であり、前記C−Cアルキル、前記C−C10アルキルおよび前記C−Cシクロアルキルは、1から4個のRで置換されていても良く;
    AryBは、1から4個のRで置換されていても良い、N、OおよびSから独立に選択される0、1、2もしくは3個の環原子を有する5から6員の単環式芳香環であり;
    の各出現は、ハロゲン、−OR、−S(O)、−S(O)NR、−C(O)R、−OC(O)R、−C(O)OR、−CN、−C(O)NR、−C(NH)NR、−NR、−(CHNR、−N(R)(C(O)R)、−N(R)(C(O)OR)、−N(R)(C(O)NR)、−N(R)(S(O))、およびHetBからなる群から独立に選択され;
    およびRの各出現は独立に、水素、−C−C10アルキル、−C−C10アルケニル、−C−Cシクロアルキル、−C−C10アルキレン−C−Cシクロアルキル、HetA、−C−C10アルキレン−HetB、AryB、−C−C10アルキレン−AryB、および−C−C10アルキレン−HetBであるか、あるいは、Rcおよびが、それらが結合している窒素原子とともに、O、Sおよび−NRから独立に選択される1から2個の追加のヘテロ原子を含んでいても良い4から7員の複素環アルキルを形成しており、各RおよびRは、1から3個のRで置換されていても良く;
    の各出現は独立に、水素、−C−C10アルキル、−C−C10アルケニル、−OH、−OC−Cアルキル、−C−Cシクロアルキル、−C−C10アルキレン−C−Cシクロアルキル、HetB、−C−C10アルキレン−HetB、AryB、−C−C10アルキレン−AryB、または−C−C10アルキレン−HetBであり;各Rは、1から3個のRで置換されていても良く;
    の各出現は独立に、ハロゲン、−C−C10アルキル、−OH、−OC−Cアルキル、−S(O)−Cアルキル、−CN、−CF、−OCHF、−OCF、またはNHであり、前記−C−C10アルキルは、−OH、ハロゲン、シアノ、および−S(O)CHから独立に選択される1から3個の置換基で置換されていても良く;
    の各出現は独立に、水素、−C(O)R、および−C−C10アルキルであり、前記−C−C10アルキルは、1から5個のフッ素で置換されていても良く;
    の各出現は独立に、ハロゲン、−C−C10アルキル、−OH、−OC−Cアルキル、−S(O)−Cアルキル、−CN、−CF、−OCHF、または−OCFであり;前記−C−C10アルキルは、−OH、ハロゲン、シアノまたは−S(O)CHから独立に選択される1から3個の置換基で置換されていても良く;
    各nは独立に、0、1、2、3または4であり;
    各mは独立に、0、1または2であり、そして
    各pは独立に、1または2である。]
  2. 請求項1の下記式Iの化合物または医薬として許容されるその塩。
    Figure 2018537483

    [式中、
    Wは、結合またはOであり;
    およびRは独立に、水素、−SC−Cアルキル、C−Cアルキル、−(C−Cアルキレン)OC−Cアルキル、または−(C−Cアルキレン)NC−Cアルキルであり、前記−SC−Cアルキル、前記C−Cアルキル、前記−(C−Cアルキレン)OC−Cアルキルおよび前記−(C−Cアルキレン)NC−Cアルキルは、1から7個のフッ素原子で置換されていても良く;
    あるいは、RおよびRが、それらが結合している炭素とともに、単環式C−CシクロアルキルまたはN、OおよびSから独立に選択される1、2もしくは3個のヘテロ原子環原子を有する単環式C−C複素環アルキルを形成しており、前記C−Cシクロアルキルおよび前記C−C複素環アルキルは、−F、−OHおよび−OC−Cアルキルから独立に選択される1から3個の置換基で置換されていても良く;
    Xは、NまたはCRであり;
    は、水素、C−Cアルキル、またはハロゲンであり;前記C−Cアルキルは、1から3個のRで置換されていても良く;
    の各出現は独立に、水素、ハロゲン、C−Cアルキル、−NRまたは−ORであり;
    Zは、1から3個のRで置換されていても良いC−Cアルキレンであり;
    の各出現は独立に、−C−Cアルキル、−C−Cシクロアルキル、−C(O)OR、−C(O)NR、テトラゾリル、オキサジアゾロニル、HetA、AryA、−S(O)、−S(O)NR、またはP(O)(Rであり、前記−C−Cアルキルおよび前記−C−Cシクロアルキルは、1から3個のRで置換されていても良く;
    AryAは、1から4個のRで置換されていても良い、N、四級塩としてのN、OおよびSから独立に選択される0、1、2もしくは3個の環原子を有する5から6員の単環式芳香環であり;
    HetAは、1から4個のRで置換されていても良い、N、四級塩としてのN、OおよびSから独立に選択される1、2もしくは3個のヘテロ原子環原子を有する4から6員の飽和またはモノ不飽和単環式環であり;
    Yは、結合、O、NR、S、またはCHであり;
    は、水素、−C−Cアルキル、−C(O)R、−C(O)NR、−S(O)、または−S(O)NRであり、前記−C−Cアルキルは、1から3個のRで置換されていても良く;
    は、AryAであり;
    は、C−Cシクロアルキル、AryCまたはHetCであり、前記C−Cシクロアルキルは、1から4個のRで置換されていても良く;
    AryCは、1から4個のRで置換されていても良い、N、四級塩としてのN、OおよびSから独立に選択される0、1、2もしくは3個の環原子を有する5から6員の単環式芳香環であり;
    HetCは、1から4個のRで置換されていても良い、N、四級塩としてのN、OおよびSから独立に選択される1、2もしくは3個のヘテロ原子環原子を有する4から7員の飽和またはモノ不飽和単環式環であり;
    の各出現は独立に、−C−Cアルキル、−C−Cアルケニル、−C−Cアルキニル、ハロゲン、−OR、−S(O)、−S(O)NR、−C(O)R、−OC(O)R、−C(O)OR、−CN、−C(O)NR、−NR、−NRC(O)R、−NRC(O)OR、−NRC(O)NR、−NRS(O)、=NH、−CF、−OCF、−OCHF、−C−Cシクロアルキル、−O−C−Cシクロアルキル、−C−C10アルキレン−C−Cシクロアルキル、−O−C−C10アルキレン−C−Cシクロアルキル、HetB、−O−HetB、−C−C10アルキレン−HetB、−O−C−C10アルキレン−HetB、AryA、−O−AryA、−C−C10アルキレン−AryA、または−O−C−C10アルキレン−AryAであり;
    HetBは、1から3個のRで置換されていても良い、N、四級塩としてのN、OおよびSから独立に選択される1、2もしくは3個のヘテロ原子環原子を有する3から6員の飽和またはモノ不飽和単環式環であり;
    Qは、結合、CH、O、S、−(CHNR−、または−NR(CH−であり;
    は、水素または−C−Cアルキルであり、前記−C−Cアルキルは、1から3個のRで置換されていても良く;
    Mは、R、−NR、−OR、−(CH、−C(O)R、−CH(NH)R、または−S(O)であり;
    は、C−C10アルキル、C−Cシクロアルキル、HetB、またはAryBであり、前記C−C10アルキルおよび前記C−Cシクロアルキルは、1から4個のRで置換されていても良く;
    AryBは、1から4個のRで置換されていても良い、N、OおよびSから独立に選択される0、1、2もしくは3個の環原子を有する5から6員の単環式芳香環であり;
    の各出現は、ハロゲン、−OR、−S(O)、−S(O)NR、−C(O)R、−OC(O)R、−C(O)OR、−CN、−C(O)NR、−C(NH)NR、−NR、−N(R)(C(O)R)、−N(R)(C(O)OR)、−N(R)(C(O)NR)、および−N(R)(S(O))からなる群から独立に選択され;
    およびRの各出現は独立に、水素、−C−C10アルキル、−C−C10アルケニル、−C−Cシクロアルキル、−C−C10アルキレン−C−Cシクロアルキル、HetA、−C−C10アルキレン−HetB、AryB、−C−C10アルキレン−AryB、および−C−C10アルキレン−HetBであるか、あるいは、Rcおよびが、それらが結合している窒素原子とともに一緒になって、O、Sおよび−NRから独立に選択される1から2個の追加のヘテロ原子を含んでいても良い4から7員の複素環アルキルを形成しており、各RおよびRは、1から3個のRで置換されていても良く;
    の各出現は独立に、水素、−C−C10アルキル、−C−C10アルケニル、−OH、−OC−Cアルキル、−C−Cシクロアルキル、−C−C10アルキレン−C−Cシクロアルキル、HetB、−C−C10アルキレン−HetB、AryB、−C−C10アルキレン−AryB、または−C−C10アルキレン−HetBであり;各Rは、1から3個のRで置換されていても良く;
    の各出現は独立に、ハロゲン、−C−C10アルキル、−OH、−OC−Cアルキル、−S(O)−Cアルキル、−CN、−CF、−OCHF、または−OCFであり;前記−C−C10アルキルは、−OH、ハロゲン、シアノ、および−S(O)CHから独立に選択される1から3個の置換基で置換されていても良く;
    の各出現は独立に、水素、−C(O)R、および−C−C10アルキルであり、前記−C−C10アルキルは、1から5個のフッ素で置換されていても良く;
    の各出現は独立に、ハロゲン、−C−C10アルキル、−OH、−OC−Cアルキル、−S(O)−Cアルキル、−CN、−CF、−OCHF、または−OCFであり;前記−C−C10アルキルは、−OH、ハロゲン、シアノまたは−S(O)CHから独立に選択される1から3個の置換基で置換されていても良く;
    各nは独立に、0、1、2、3または4であり;
    各mは独立に、0、1または2であり、そして
    各pは、1または2である。]
  3. 式II−1、II−2、II−3、III−1、III−2、またはIII−3を有する請求項2の化合物または医薬として許容されるその塩。
    Figure 2018537483

    [式中、Rb1、Rb2、およびRb3は独立に、水素、C−Cアルキル、C−Cシクロアルキル、−C(O)OR、−C(O)NR、テトラゾリル、オキサジアゾロニル、HetA、AryA、−S(O)、−S(O)NR、または−P(O)(Rであり前記C−Cアルキルおよび前記C−Cシクロアルキルは、1から3個のRで置換されていても良い。]
  4. b1およびRb2が独立に、水素、C−Cアルキル、テトラゾリル、オキサジアゾロニルまたは−C(O)ORであり;Rb3が水素である、請求項3に記載の化合物または医薬として許容されるその塩。
  5. XがNである、請求項2もしくは3に記載の化合物または医薬として許容されるその塩。
  6. XがCRである、請求項2もしくは3に記載の化合物または医薬として許容されるその塩。

  7. Figure 2018537483

    であり、
    Figure 2018537483

    が化合物の残りの部分への結合箇所を示す、請求項2から6のいずれか1項に記載の化合物または医薬として許容されるその塩。
  8. が、HetC、または、1から4個のRで置換されていても良い、N、四級塩としてのN、OおよびSから独立に選択される1、2もしくは3個の環原子を有する5から6員の単環式芳香環である、請求項2から7のいずれか1項に記載の化合物または医薬として許容されるその塩。

  9. Figure 2018537483

    Figure 2018537483

    であり、
    がQへの結合を示し、**がMへの結合を示す、請求項2から8のいずれか1項に記載の化合物または医薬として許容されるその塩。
  10. Mが−(CHまたはRである、請求項2から9のいずれか1項に記載の化合物または医薬として許容されるその塩。
  11. Mが、−NRで置換されたC−C10アルキルである、請求項2から10のいずれか1項に記載の化合物または医薬として許容されるその塩。
  12. およびRがメチルであり、またはRがメチルであり、そしてRが水素である、請求項2から11のいずれか1項に記載の化合物または医薬として許容されるその塩。
  13. 下記構造を有する請求項2に記載の化合物または医薬として許容されるその塩。
    Figure 2018537483

    Figure 2018537483

    Figure 2018537483

    Figure 2018537483

    Figure 2018537483
  14. 請求項13の化合物のトリフルオロ酢酸塩。
  15. 請求項2の化合物のトリフルオロ酢酸塩。
  16. 治療上有効量の請求項1から13のいずれか1項に記載の化合物または医薬として許容されるその塩または請求項14もしくは15に記載の塩、および医薬として許容される担体を含む医薬組成物。
  17. 治療上有効量のβ−ラクタマーゼ阻害剤化合物をさらに含む、請求項16に記載の医薬組成物。
  18. 前記β−ラクタマーゼ阻害剤化合物が、レレバクタム、ダゾバクタム、クラブラン酸、スルバクタム、およびアビバクタムからなる群から選択される請求項17に記載の医薬組成物。
  19. 細菌感染の治療用である請求項16から18のいずれか1項に記載の医薬組成物
  20. 細菌感染治療用のβ−ラクタマーゼ阻害剤化合物と組み合わせて、または細菌感染治療用医薬の製造においてβ−ラクタマーゼ阻害剤化合物と組み合わせての、細菌感染治療用の医薬製造における、細菌感染を治療するための請求項1から13のいずれか1項に記載の化合物もしくは医薬として許容されるその塩の使用。
  21. 前記β−ラクタマーゼ阻害剤化合物が、レレバクタム、ダゾバクタム、クラブラン酸、スルバクタム、およびアビバクタムからなる群から選択される、請求項20に記載の使用。
  22. 前記細菌感染が、シュードモナス(Pseudomonas)属種、クレブシエラ(Klebsiella)属種、エンテロバクター(Enterobacter)属種、エシェリキア(Escherichia)属種、モルガネラ(Morganella)属種、シトロバクター(Citrobacter)属種、セラチア(Serratia)属種またはアシネトバクター(Acinetobacter)属種によるものである、請求項19に記載の医薬組成物、または、請求項20に記載の使用。
JP2018530835A 2015-12-15 2016-12-12 ビアリールモノバクタム化合物および細菌感染治療のためのそれの使用方法 Active JP7184646B2 (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US201562267855P 2015-12-15 2015-12-15
US62/267,855 2015-12-15
PCT/US2016/066064 WO2017106064A1 (en) 2015-12-15 2016-12-12 Biaryl monobactam compounds and methods of use thereof for the treatment of bacterial infections

Publications (3)

Publication Number Publication Date
JP2018537483A JP2018537483A (ja) 2018-12-20
JP2018537483A5 true JP2018537483A5 (ja) 2020-01-16
JP7184646B2 JP7184646B2 (ja) 2022-12-06

Family

ID=59057420

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2018530835A Active JP7184646B2 (ja) 2015-12-15 2016-12-12 ビアリールモノバクタム化合物および細菌感染治療のためのそれの使用方法

Country Status (12)

Country Link
US (2) US20180339983A1 (ja)
EP (2) EP3390357B1 (ja)
JP (1) JP7184646B2 (ja)
KR (1) KR20180093925A (ja)
CN (1) CN108368040A (ja)
AU (1) AU2016371600B2 (ja)
BR (1) BR112018010962A8 (ja)
CA (1) CA3008006C (ja)
MA (1) MA44083A (ja)
MX (1) MX2018005382A (ja)
RU (1) RU2746129C2 (ja)
WO (1) WO2017106064A1 (ja)

Families Citing this family (20)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DK2790681T4 (da) 2011-11-18 2023-05-01 Regeneron Pharma Fremgangsmåde til fremstilling af en farmaceutisk formulering med langvarig frigivelse omfattende polymercoatede proteinmikropartikler ved anvendelse af spraytørring
EP3307262B1 (en) 2015-06-15 2021-05-19 NMD Pharma A/S Compounds for use in treating neuromuscular disorders
US20180339983A1 (en) 2015-12-15 2018-11-29 Merck Sharp & Dohme Corp. Biaryl monobactam compounds and methods of use thereof for the treatment of bacterial infections
JP7252948B2 (ja) * 2017-10-02 2023-04-05 メルク・シャープ・アンド・ドーム・エルエルシー 細菌感染症を治療するためのクロマンモノバクタム化合物
US11147788B2 (en) 2017-12-14 2021-10-19 Nmd Pharma A/S Compounds for the treatment of neuromuscular disorders
US11730714B2 (en) 2017-12-14 2023-08-22 Nmd Pharma A/S Compounds for the treatment of neuromuscular disorders
US10385028B2 (en) 2017-12-14 2019-08-20 Nmd Pharma A/S Compounds for the treatment of neuromuscular disorders
US11591284B2 (en) 2017-12-14 2023-02-28 Nmd Pharma A/S Compounds for the treatment of neuromuscular disorders
CN108362789B (zh) * 2018-01-19 2020-09-01 珠海优润医药科技有限公司 一种阿维巴坦钠光学异构体的高效液相色谱检测方法
EP3747883A4 (en) * 2018-01-29 2020-12-16 Medshine Discovery Inc. B-LACTAM MONOCYCLIC COMPOUND FOR TREATMENT OF BACTERIAL INFECTION
WO2020048827A1 (en) 2018-09-03 2020-03-12 Bayer Aktiengesellschaft 1, 3, 9-triazaspiro[5.5] undecan-2-one compounds
WO2020048828A1 (en) 2018-09-03 2020-03-12 Bayer Pharma Aktiengesellschaft 5-heteroaryl-3,9-diazaspiro[5.5]undecane compounds
KR20210083285A (ko) * 2018-11-13 2021-07-06 난징 산홈 팔마세우티칼 컴퍼니 리미티드 모노박탐 화합물 및 그의 사용
US11034669B2 (en) 2018-11-30 2021-06-15 Nuvation Bio Inc. Pyrrole and pyrazole compounds and methods of use thereof
CN111303144B (zh) * 2019-12-13 2020-11-27 苏州信诺维医药科技有限公司 一种治疗细菌感染的化合物
EP4079305A4 (en) * 2019-12-19 2024-01-10 Shenzhen Optimum Biological Technology Co., Ltd APPLICATION OF A COMPOUND IN THE PREPARATION OF DRUG
EP4007759A4 (en) * 2020-08-06 2024-04-10 Ningxia Academy of Agriculture and Forestry Sciences BETA-LACTAM COMPOUNDS, THEIR PREPARATION AND THEIR USE AS ANTIBACTERIAL AGENTS
CN112661667B (zh) * 2020-12-28 2023-02-03 浦拉司科技(上海)有限责任公司 一种三氟乙脒的制备方法
CN115463219A (zh) * 2021-11-09 2022-12-13 中国医学科学院医药生物技术研究所 包含β-内酰胺类化合物的药物组合物及其用途
WO2023091438A1 (en) 2021-11-18 2023-05-25 Merck Sharp & Dohme Llc Chromane amidine monobactam antibiotics

Family Cites Families (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4537886A (en) * 1982-03-31 1985-08-27 Beecham Group P.L.C. β-lactam antibacterial agents and compositions containing them
US4684722A (en) 1986-01-06 1987-08-04 E. R. Squibb & Sons, Inc. Monosulfactams
RS52068B (en) 2005-12-07 2012-06-30 Basilea Pharmaceutica Ag. USEFUL MANOBACTAM ANTIBIOTICS
DK2646436T3 (en) * 2010-11-29 2015-06-29 Pfizer monobactams
UY34585A (es) * 2012-01-24 2013-09-02 Aicuris Gmbh & Co Kg Compuestos b-lactámicos sustituidos con amidina, su preparación y uso
US8969570B2 (en) * 2012-03-30 2015-03-03 Cubist Pharmaceuticals, Inc. Beta-lactamase inhibitors
US20140275007A1 (en) 2013-03-14 2014-09-18 Rempex Pharmaceuticals, Inc. Oxamazin antibiotics
WO2015103583A1 (en) 2014-01-06 2015-07-09 President And Fellows Of Harvard College Monobactams and methods of their synthesis and use
CN106164072B (zh) * 2014-03-24 2019-10-01 诺华股份有限公司 用于治疗细菌感染的单环内酰胺有机化合物
US20180339983A1 (en) 2015-12-15 2018-11-29 Merck Sharp & Dohme Corp. Biaryl monobactam compounds and methods of use thereof for the treatment of bacterial infections

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2018537483A5 (ja)
RU2018123484A (ru) Биарильные монобактамные соединения и способы их применения для лечения бактериальных инфекций
RU2018134948A (ru) Бициклические арильные монобактамовые соединения и способы их применения для лечения бактериальных инфекций
JP2019507768A5 (ja)
JP2020536082A5 (ja)
RU2014141579A (ru) Гетероциклические соединения в качестве ингибиторов бета-лактамаз
RU2018105549A (ru) Производные бензодиазепина как ингибиторы rsv
JP2020526561A5 (ja)
RU2012137501A (ru) Сигма-лиганды для применения при профилактике и/или лечении послеоперационной боли
RU2008112691A (ru) Азотсодержащее гетероциклическое соединение и его фармацевтическое применение
JP2016510038A5 (ja)
SI3099687T1 (en) MACROCYCLES WITH HETEROCYCLIC P2 'GROUPS AS FACTOR XIA INHIBITORS
RU2017138972A (ru) Ингибиторы репликации вируса иммунодефицита человека
AR076486A1 (es) Inhibidores de fosfoinositida 3 kinasa y composiciones farmaceuticas que los contienen.
JP2008530099A5 (ja)
JP2018528942A5 (ja)
JP2016505619A5 (ja)
JP2008503484A5 (ja)
CA2443950A1 (en) Inhibition of raf kinase using quinolyl, isoquinolyl or pyridyl ureas
JP2014515349A5 (ja)
RU2013149174A (ru) Новое имидазооксазиновое соединение или его соль
AR082218A1 (es) Derivados de arilamida que tienen propiedades antiandrogenicas y proceso de preparacion
JP2017525699A5 (ja)
RU2013141274A (ru) Содержащие фосфор соединения в качестве ингибиторов протеинкиназ
RU2013136895A (ru) Новое бициклическое соединение или его соль