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Claims (22)
- 下記式Iの化合物または医薬として許容されるその塩。
[式中、
Wは、結合またはOであり;
RXおよびRZは独立に、水素、−SC1−C3アルキル、C1−C3アルキル、−(C1−C3アルキレン)nOC1−C3アルキル、または−(C1−C3アルキレン)nNC1−C3アルキルであり、前記−SC1−C3アルキル、前記C1−C3アルキル、前記−(C1−C3アルキレン)nOC1−C3アルキルおよび前記−(C1−C3アルキレン)nNC1−C3アルキルは、1から7個のフッ素原子で置換されていても良く;
あるいは、RXおよびRZは、それらが結合している炭素とともに、単環式C4−C7シクロアルキルまたはN、OおよびSから独立に選択される1、2もしくは3個のヘテロ原子環原子を有する単環式C4−C7複素環アルキルを形成しており、前記C4−C7シクロアルキルおよび前記C4−C7複素環アルキルは、−F、−OHおよび−OC1−C3アルキルから独立に選択される1から3個の置換基で置換されていても良く;
Xは、NまたはCR1であり;
R1は、水素、C1−C3アルキル、またはハロゲンであり;前記C1−C3アルキルは、1から3個のRaで置換されていても良く;
Raの各出現は独立に、水素、ハロゲン、C1−C3アルキル、−NRcRdまたは−OReであり;
Zは、1から3個のRbで置換されていても良いC1−C3アルキレンであり;
Rbの各出現は独立に、−C1−C8アルキル、−C3−C7シクロアルキル、−C(O)ORe、−C(O)NRcRd、テトラゾリル、オキサジアゾロニル、HetA、AryA、−S(O)mRe、−S(O)mNRcRd、または−P(O)(Re)pであり、前記−C1−C8アルキルおよび前記−C3−C7シクロアルキルは、1から3個のRaで置換されていても良く;
HetAは、1から4個のR4で置換されていても良い、N、四級塩としてのN、OおよびSから独立に選択される1、2もしくは3個のヘテロ原子環原子を有する4から6員の飽和またはモノ不飽和単環式環であり;
AryAは、1から4個のR4で置換されていても良い、N、四級塩としてのN、OおよびSから独立に選択される0、1、2もしくは3個の環原子を有する5から6員の単環式芳香環であり;
Yは、結合、O、NR2、S、またはCH2であり;
R2は、水素、−C1−C3アルキル、−C(O)Re、−C(O)NRcRd、−S(O)mRe、または−S(O)mNRcRdであり、前記−C1−C3アルキルは、1から3個のRaで置換されていても良く;
A1は、AryAであり;
A2は、−(CH2)nN(R3)2−、C3−C7シクロアルキル、AryCまたはHetCであり、前記C3−C7シクロアルキルは、1から4個のR4で置換されていても良く;
AryCは、1から4個のR4で置換されていても良い、N、四級塩としてのN、OおよびSから独立に選択される0、1、2もしくは3個の環原子を有する5から6員の単環式芳香環であり;
HetCは、1から4個のR4で置換されていても良い、N、四級塩としてのN、OおよびSから独立に選択される1、2もしくは3個のヘテロ原子環原子を有する4から7員の飽和またはモノ不飽和単環式環であり;
R4の各出現は独立に、−C1−C8アルキル、−C2−C8アルケニル、−C2−C8アルキニル、ハロゲン、−ORe、−S(O)mRe、−S(O)mNRcRd、−C(O)Re、−OC(O)Re、−C(O)ORe、−CN、−C(O)NRcRd、−NRcRd、−(CH2)nNRcRd;−NRcC(O)Re、−NRcC(O)ORe、−NRcC(O)NRcRd、−NRcS(O)mRe、=NH、−CF3、−OCF3、−OCHF2、−C3−C6シクロアルキル、−O−C3−C6シクロアルキル、−C1−C10アルキレン−C3−C6シクロアルキル、−O−C1−C10アルキレン−C3−C6シクロアルキル、HetB、−O−HetB、−C1−C10アルキレン−HetB、−O−C1−C10アルキレン−HetB、AryA、−O−AryA、−C1−C10アルキレン−AryA、または−O−C1−C10アルキレン−AryAであり、ここで、各R4は、置換されていないか又はハロゲン、−C1−C6アルキルおよび−(CH2)nNRcRdから選択される1から4個の置換基で置換されており、またはR4およびMが、それらが結合している原子とともに、O、Sおよび−NRgから独立に選択される1から2個の追加のヘテロ原子を含んでいても良い4から7員の複素環アルキルを形成しており;
HetBは、1から3個のRaで置換されていても良い、N、四級塩としてのN、OおよびSから独立に選択される1、2もしくは3個のヘテロ原子環原子を有する3から6員の飽和またはモノ不飽和単環式環であり;
Qは、結合、CH2、O、S、−(CH2)nNR3−、または−NR3(CH2)n−であり、各CH2は、置換されていないか又はハロゲン、−C1−C6アルキル、OReおよび−(CH2)nNRcRdから選択される1から2個の置換基で置換されており;
R3は、水素または−C1−C3アルキルであり、前記−C1−C3アルキルは、1から3個のRaで置換されていても良く;
Mは、R5、−NHR5、−N(R5)2、−OR5、−(CH2)nR5、−C(O)R5、−C(NH)R5、または−S(O)mR5であり;
R5は、H、C2−C10アルキル、C3−C7シクロアルキル、C1−C6アルキル−C3−C7シクロアルキル、HetB、AryB、または−NH(C1−C6アルキル)であり、前記C1−C6アルキル、前記C2−C10アルキルおよび前記C3−C7シクロアルキルは、1から4個のR6で置換されていても良く;
AryBは、1から4個のR4で置換されていても良い、N、OおよびSから独立に選択される0、1、2もしくは3個の環原子を有する5から6員の単環式芳香環であり;
R6の各出現は、ハロゲン、−ORe、−S(O)mRe、−S(O)mNRcRd、−C(O)Re、−OC(O)Re、−C(O)ORe、−CN、−C(O)NRcRd、−C(NH)NRcRd、−NRcRd、−(CH2)nNRcRd、−N(Rc)(C(O)Re)、−N(Rc)(C(O)ORe)、−N(Rc)(C(O)NRcRd)、−N(Rc)(S(O)mRe)、およびHetBからなる群から独立に選択され;
RcおよびRdの各出現は独立に、水素、−C1−C10アルキル、−C2−C10アルケニル、−C3−C6シクロアルキル、−C1−C10アルキレン−C3−C6シクロアルキル、HetA、−C1−C10アルキレン−HetB、AryB、−C1−C10アルキレン−AryB、および−C1−C10アルキレン−HetBであるか、あるいは、RcおよびRdが、それらが結合している窒素原子とともに、O、Sおよび−NRgから独立に選択される1から2個の追加のヘテロ原子を含んでいても良い4から7員の複素環アルキルを形成しており、各RcおよびRdは、1から3個のRfで置換されていても良く;
Reの各出現は独立に、水素、−C1−C10アルキル、−C2−C10アルケニル、−OH、−OC1−C4アルキル、−C3−C6シクロアルキル、−C1−C10アルキレン−C3−C6シクロアルキル、HetB、−C1−C10アルキレン−HetB、AryB、−C1−C10アルキレン−AryB、または−C1−C10アルキレン−HetBであり;各Reは、1から3個のRhで置換されていても良く;
Rfの各出現は独立に、ハロゲン、−C1−C10アルキル、−OH、−OC1−C4アルキル、−S(O)mC1−C4アルキル、−CN、−CF3、−OCHF2、−OCF3、またはNH2であり、前記−C1−C10アルキルは、−OH、ハロゲン、シアノ、および−S(O)2CH3から独立に選択される1から3個の置換基で置換されていても良く;
Rgの各出現は独立に、水素、−C(O)Re、および−C1−C10アルキルであり、前記−C1−C10アルキルは、1から5個のフッ素で置換されていても良く;
Rhの各出現は独立に、ハロゲン、−C1−C10アルキル、−OH、−OC1−C4アルキル、−S(O)mC1−C4アルキル、−CN、−CF3、−OCHF2、または−OCF3であり;前記−C1−C10アルキルは、−OH、ハロゲン、シアノまたは−S(O)2CH3から独立に選択される1から3個の置換基で置換されていても良く;
各nは独立に、0、1、2、3または4であり;
各mは独立に、0、1または2であり、そして
各pは独立に、1または2である。] - 請求項1の下記式Iの化合物または医薬として許容されるその塩。
[式中、
Wは、結合またはOであり;
RXおよびRZは独立に、水素、−SC1−C3アルキル、C1−C3アルキル、−(C1−C3アルキレン)nOC1−C3アルキル、または−(C1−C3アルキレン)nNC1−C3アルキルであり、前記−SC1−C3アルキル、前記C1−C3アルキル、前記−(C1−C3アルキレン)nOC1−C3アルキルおよび前記−(C1−C3アルキレン)nNC1−C3アルキルは、1から7個のフッ素原子で置換されていても良く;
あるいは、RXおよびRZが、それらが結合している炭素とともに、単環式C4−C7シクロアルキルまたはN、OおよびSから独立に選択される1、2もしくは3個のヘテロ原子環原子を有する単環式C4−C7複素環アルキルを形成しており、前記C4−C7シクロアルキルおよび前記C4−C7複素環アルキルは、−F、−OHおよび−OC1−C3アルキルから独立に選択される1から3個の置換基で置換されていても良く;
Xは、NまたはCR1であり;
R1は、水素、C1−C3アルキル、またはハロゲンであり;前記C1−C3アルキルは、1から3個のRaで置換されていても良く;
Raの各出現は独立に、水素、ハロゲン、C1−C3アルキル、−NRcRdまたは−OReであり;
Zは、1から3個のRbで置換されていても良いC1−C3アルキレンであり;
Rbの各出現は独立に、−C1−C8アルキル、−C3−C7シクロアルキル、−C(O)ORe、−C(O)NRcRd、テトラゾリル、オキサジアゾロニル、HetA、AryA、−S(O)mRe、−S(O)mNRcRd、またはP(O)(Re)pであり、前記−C1−C8アルキルおよび前記−C3−C7シクロアルキルは、1から3個のRaで置換されていても良く;
AryAは、1から4個のR4で置換されていても良い、N、四級塩としてのN、OおよびSから独立に選択される0、1、2もしくは3個の環原子を有する5から6員の単環式芳香環であり;
HetAは、1から4個のR4で置換されていても良い、N、四級塩としてのN、OおよびSから独立に選択される1、2もしくは3個のヘテロ原子環原子を有する4から6員の飽和またはモノ不飽和単環式環であり;
Yは、結合、O、NR2、S、またはCH2であり;
R2は、水素、−C1−C3アルキル、−C(O)Re、−C(O)NRcRd、−S(O)mRe、または−S(O)mNRcRdであり、前記−C1−C3アルキルは、1から3個のRaで置換されていても良く;
A1は、AryAであり;
A2は、C3−C7シクロアルキル、AryCまたはHetCであり、前記C3−C7シクロアルキルは、1から4個のR4で置換されていても良く;
AryCは、1から4個のR4で置換されていても良い、N、四級塩としてのN、OおよびSから独立に選択される0、1、2もしくは3個の環原子を有する5から6員の単環式芳香環であり;
HetCは、1から4個のR4で置換されていても良い、N、四級塩としてのN、OおよびSから独立に選択される1、2もしくは3個のヘテロ原子環原子を有する4から7員の飽和またはモノ不飽和単環式環であり;
R4の各出現は独立に、−C1−C8アルキル、−C2−C8アルケニル、−C2−C8アルキニル、ハロゲン、−ORe、−S(O)mRe、−S(O)mNRcRd、−C(O)Re、−OC(O)Re、−C(O)ORe、−CN、−C(O)NRcRd、−NRcRd、−NRcC(O)Re、−NRcC(O)ORe、−NRcC(O)NRcRd、−NRcS(O)mRe、=NH、−CF3、−OCF3、−OCHF2、−C3−C6シクロアルキル、−O−C3−C6シクロアルキル、−C1−C10アルキレン−C3−C6シクロアルキル、−O−C1−C10アルキレン−C3−C6シクロアルキル、HetB、−O−HetB、−C1−C10アルキレン−HetB、−O−C1−C10アルキレン−HetB、AryA、−O−AryA、−C1−C10アルキレン−AryA、または−O−C1−C10アルキレン−AryAであり;
HetBは、1から3個のRaで置換されていても良い、N、四級塩としてのN、OおよびSから独立に選択される1、2もしくは3個のヘテロ原子環原子を有する3から6員の飽和またはモノ不飽和単環式環であり;
Qは、結合、CH2、O、S、−(CH2)nNR3−、または−NR3(CH2)n−であり;
R3は、水素または−C1−C3アルキルであり、前記−C1−C3アルキルは、1から3個のRaで置換されていても良く;
Mは、R5、−NR5、−OR5、−(CH2)nR5、−C(O)R5、−CH(NH)R5、または−S(O)mR5であり;
R5は、C2−C10アルキル、C3−C7シクロアルキル、HetB、またはAryBであり、前記C2−C10アルキルおよび前記C3−C7シクロアルキルは、1から4個のR6で置換されていても良く;
AryBは、1から4個のR4で置換されていても良い、N、OおよびSから独立に選択される0、1、2もしくは3個の環原子を有する5から6員の単環式芳香環であり;
R6の各出現は、ハロゲン、−ORe、−S(O)mRe、−S(O)mNRcRd、−C(O)Re、−OC(O)Re、−C(O)ORe、−CN、−C(O)NRcRd、−C(NH)NRcRd、−NRcRd、−N(Rc)(C(O)Re)、−N(Rc)(C(O)ORe)、−N(Rc)(C(O)NRcRd)、および−N(Rc)(S(O)mRe)からなる群から独立に選択され;
RcおよびRdの各出現は独立に、水素、−C1−C10アルキル、−C2−C10アルケニル、−C3−C6シクロアルキル、−C1−C10アルキレン−C3−C6シクロアルキル、HetA、−C1−C10アルキレン−HetB、AryB、−C1−C10アルキレン−AryB、および−C1−C10アルキレン−HetBであるか、あるいは、RcおよびRdが、それらが結合している窒素原子とともに一緒になって、O、Sおよび−NRgから独立に選択される1から2個の追加のヘテロ原子を含んでいても良い4から7員の複素環アルキルを形成しており、各RcおよびRdは、1から3個のRfで置換されていても良く;
Reの各出現は独立に、水素、−C1−C10アルキル、−C2−C10アルケニル、−OH、−OC1−C4アルキル、−C3−C6シクロアルキル、−C1−C10アルキレン−C3−C6シクロアルキル、HetB、−C1−C10アルキレン−HetB、AryB、−C1−C10アルキレン−AryB、または−C1−C10アルキレン−HetBであり;各Reは、1から3個のRhで置換されていても良く;
Rfの各出現は独立に、ハロゲン、−C1−C10アルキル、−OH、−OC1−C4アルキル、−S(O)mC1−C4アルキル、−CN、−CF3、−OCHF2、または−OCF3であり;前記−C1−C10アルキルは、−OH、ハロゲン、シアノ、および−S(O)2CH3から独立に選択される1から3個の置換基で置換されていても良く;
Rgの各出現は独立に、水素、−C(O)Re、および−C1−C10アルキルであり、前記−C1−C10アルキルは、1から5個のフッ素で置換されていても良く;
Rhの各出現は独立に、ハロゲン、−C1−C10アルキル、−OH、−OC1−C4アルキル、−S(O)mC1−C4アルキル、−CN、−CF3、−OCHF2、または−OCF3であり;前記−C1−C10アルキルは、−OH、ハロゲン、シアノまたは−S(O)2CH3から独立に選択される1から3個の置換基で置換されていても良く;
各nは独立に、0、1、2、3または4であり;
各mは独立に、0、1または2であり、そして
各pは、1または2である。] - Rb1およびRb2が独立に、水素、C1−C3アルキル、テトラゾリル、オキサジアゾロニルまたは−C(O)OReであり;Rb3が水素である、請求項3に記載の化合物または医薬として許容されるその塩。
- XがNである、請求項2もしくは3に記載の化合物または医薬として許容されるその塩。
- XがCR1である、請求項2もしくは3に記載の化合物または医薬として許容されるその塩。
- A2が、HetC、または、1から4個のR4で置換されていても良い、N、四級塩としてのN、OおよびSから独立に選択される1、2もしくは3個の環原子を有する5から6員の単環式芳香環である、請求項2から7のいずれか1項に記載の化合物または医薬として許容されるその塩。
- Mが−(CH2)nR5またはR5である、請求項2から9のいずれか1項に記載の化合物または医薬として許容されるその塩。
- Mが、−NRcRdで置換されたC2−C10アルキルである、請求項2から10のいずれか1項に記載の化合物または医薬として許容されるその塩。
- RXおよびRZがメチルであり、またはRXがメチルであり、そしてRZが水素である、請求項2から11のいずれか1項に記載の化合物または医薬として許容されるその塩。
- 請求項13の化合物のトリフルオロ酢酸塩。
- 請求項2の化合物のトリフルオロ酢酸塩。
- 治療上有効量の請求項1から13のいずれか1項に記載の化合物または医薬として許容されるその塩または請求項14もしくは15に記載の塩、および医薬として許容される担体を含む医薬組成物。
- 治療上有効量のβ−ラクタマーゼ阻害剤化合物をさらに含む、請求項16に記載の医薬組成物。
- 前記β−ラクタマーゼ阻害剤化合物が、レレバクタム、ダゾバクタム、クラブラン酸、スルバクタム、およびアビバクタムからなる群から選択される請求項17に記載の医薬組成物。
- 細菌感染の治療用である請求項16から18のいずれか1項に記載の医薬組成物。
- 細菌感染治療用のβ−ラクタマーゼ阻害剤化合物と組み合わせて、または細菌感染治療用医薬の製造においてβ−ラクタマーゼ阻害剤化合物と組み合わせての、細菌感染治療用の医薬製造における、細菌感染を治療するための請求項1から13のいずれか1項に記載の化合物もしくは医薬として許容されるその塩の使用。
- 前記β−ラクタマーゼ阻害剤化合物が、レレバクタム、ダゾバクタム、クラブラン酸、スルバクタム、およびアビバクタムからなる群から選択される、請求項20に記載の使用。
- 前記細菌感染が、シュードモナス(Pseudomonas)属種、クレブシエラ(Klebsiella)属種、エンテロバクター(Enterobacter)属種、エシェリキア(Escherichia)属種、モルガネラ(Morganella)属種、シトロバクター(Citrobacter)属種、セラチア(Serratia)属種またはアシネトバクター(Acinetobacter)属種によるものである、請求項19に記載の医薬組成物、または、請求項20に記載の使用。
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