JP2018535445A - 吸収反射両用型のワイヤグリッド偏光子 - Google Patents

吸収反射両用型のワイヤグリッド偏光子 Download PDF

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Abstract

WGP(10)が、透過性基板(11)の表面上に、隣接ロッド(14)間に間隙(15)を設けて配置された、互いに平行な細長いロッド(14)からなるアレイを含み得る。これらのロッド(14)のそれぞれは、リブ(12)間にはさまれた反射性ワイヤ(13)を含み得る。これらのリブ(12)の一方は、透過性リブであってよく、もう一方は吸収性リブであってよい。WGP(10)は、透過性リブ側に入射する光に対して高効率且つ高コントラストであってよく、吸収性リブ側に入射する光に対して低Rsであってよい。

Description

本出願は概して、ワイヤグリッド偏光子に関連しており、特にビームスプリッタに関連している。
ワイヤグリッド偏光子(単一のWGP、又は複数のWGP)は、一方の偏光(例えば、p偏光)を透過させ、反対の偏光(例えば、s偏光)を反射又は吸収することができる。用途によっては、両方の偏光ビーム(例えば、s及びp)が用いられるので、反対の偏光が高反射率(例えば、高Rs)であることが重要になり得る。この偏光の反射(Rs)が光学系と干渉し得るので、反対の偏光が高吸収/低反射率(例えば、低Rs)であることが重要になり得る。例えば、反射したs偏光が、イメージプロジェクタにおいてゴーストの原因になり得る。s偏光に関しては、高反射用に設計されたWGPもあれば、高吸収用に設計されたWGPもある。
光源の出力要件を最小限に抑えるために、一方の偏光の透過率が高い(例えば、高Tp)ことが、WGPの重要な特性になり得る。光画像解像度を向上させるには、反対の偏光の透過率(例えば、Ts)が低いことが重要になり得る。WGPの特性又は有効性は、効率(Tp×Rs)及びコントラスト(Tp/Ts)によって示され得る。効率とコントラストを両方とも最適化するのは困難になり得るので、1つのWGP設計によって効率が最適化されることがあり得、別のWGP設計によってコントラストが最適化されることがあり得る。
必要な効率(Tp×Rs)及び高コントラスト(Tp/Ts)の両方に対して、ワイヤグリッド偏光子(単一のWGP又は複数のWGP)を最適化することが有益であろう。本発明は、これらの要求を満たす様々な実施形態のWGPに関する。各実施形態は、これらの要求のうちの1つ、いくつか、又は全てを満たすことができる。
WGPは、透過性基板の表面上に、隣接ロッド間に間隙を設けて配置された、互いに平行な細長いロッドからなるアレイを含み得る。これらのロッドのそれぞれは、透過性リブと吸収性リブとの間にはさまれた反射性ワイヤを含み得る。
透過性基板11の表面上に、隣接ロッド14間に間隙15を設けて配置された、互いに平行な細長いロッド14からなるアレイを含むワイヤグリッド偏光子(単一のWGP又は複数のWGP)10の概略側面断面図である。これらのロッド14のそれぞれは、2つのリブ12の間にはさまれた反射性ワイヤ13を含み得る。本発明の一実施形態に従って、2つのリブ12の一方は透過性リブであってよく、もう一方は吸収性リブであってよい。
本発明の一実施形態による、図1のWGP10の概略斜視図である。
本発明の実施形態によるWGP10を含む、イメージプロジェクションシステム30を示す。 本発明の実施形態によるWGP10を含む、イメージプロジェクションシステム40を示す。
本発明の一実施形態によるWGPを作成する方法の段階を示す。 本発明の一実施形態によるWGPを作成する方法の段階を示す。 本発明の一実施形態によるWGPを作成する方法の段階を示す。
[定義] 本明細書で用いられるとき、「コントラスト」という用語は、主に透過する偏光がWGPを透過する割合(例えば、Tp)を、反対の偏光がWGPを透過する割合(例えば、Ts)で割ったものを表す。例えば、コントラスト=Tp/Tsである。
本明細書で用いられるとき、「効率」という用語は、主に透過する偏光がWGPを透過する割合(例えば、Tp)を、反対の偏光がWGPから反射する割合(例えば、Rs)で乗じたものを表す。例えば、効率=Tp×Rsである。
本明細書で用いられるとき、「細長い」という用語は、長さLのロッド14が、ロッド幅W及び/又はロッド厚Th14よりも十分に大きいことを表す。例えば、紫外光又は可視光向けのWGPは、用途に応じて、20〜100ナノメートルのロッド幅W、及び50〜500ナノメートルのロッド厚、並びに約1ミリメートルから20センチメートル又はそれより長いロッド長Lを有してよい。したがって、細長いロッド14は、ロッド幅W及び/又はロッド厚Th14の何倍も大きい(例えば、1つの態様では少なくとも10倍、別の態様では少なくとも100倍、別の態様では少なくとも1,000倍、別の態様では少なくとも10,000倍)長さLを有してよい。「細長い」という用語は、ロッド14の長さLが、使用目的の波長域のどの波長より長いことも表してよい。したがって、長さLは、可視光の最長波長である700nmより長くなり得る。
本明細書で用いられるとき、「Rs」という用語は、透過率を最小限に抑えることが必要な偏光の反射率又は反射割合を表す。
光学構造に用いられる多くの材料が、ある程度の光を吸収し、ある程度の光を反射し、ある程度の光を透過させる。以下の定義は、主に吸収性を有する、主に反射性を有する、又は主に透過性を有する、材料又は構造を区別することを目的としている。
1.本明細書で用いられるとき、「吸収性」という用語は、対象波長の光を十分に吸収することを表す。
a.ある材料が「吸収性」を有するかどうかは、偏光子に用いられる他の材料と相対的な関係にある。したがって、吸収性構造は、反射性構造又は透過性構造よりも十分に吸収することになる。
b.ある材料が「吸収性」を有するかどうかは、対象波長によって決まる。材料は、1つの波長域では吸収性を有していても、別の波長域では吸収性を有していないことがある。
c.1つの態様において、吸収性構造は、対象波長の光を、40%を超える割合で吸収し且つ60%未満の割合で反射することができる(吸収性構造が光学的に厚膜である、すなわち、表皮の厚さより厚いと仮定している)。
d.別の態様において、吸収性材料は、透過性材料と比べて、高い消光係数(k)を有することができ、例えば、1つの態様では0.01より大きく、別の態様では1.0より大きいなどである。
e.吸収性リブは、光の一方の偏光を選択的に吸収するために用いられ得る。
2.本明細書で用いられるとき、「反射性」という用語は、対象波長の光を十分に反射することを表す。
a.ある材料が「反射性」を有するかどうかは、偏光子に用いられる他の材料と相対的な関係にある。したがって、反射性構造は、吸収性構造又は透過性構造よりも十分に反射することになる。
b.ある材料が「反射性」を有するかどうかは、対象波長によって決まる。材料は、1つの波長域では反射性を有していても、別の波長域では反射性を有していないことがある。波長域によっては、高い反射性を有する材料を効果的に利用することができる。他の波長域、特に、材料劣化が起こる可能性が高い低波長側では、材料の選択がさらに限定される場合があり、光学設計者は、必要とされるよりも低い反射率を有する材料を受け入れなければならない場合がある。
c.1つの態様において、反射性構造は、対象波長の光を、80%を超える割合で反射し且つ20%未満の割合で吸収することができる(反射性構造が光学的に厚膜である、すなわち、表皮の厚さより厚いと仮定している)。
d.金属が、多くの場合に、反射性材料として用いられる。
e.反射性ワイヤが、光の一方の偏光を光の反対の偏光から分離するのに用いられ得る。
3.本明細書で用いられるとき、「透過性」という用語は、対象波長の光に対して十分に透過性を有することを表す。
a.ある材料が「透過性」を有するかどうかは、偏光子に用いられる他の材料と相対的な関係にある。したがって、透過性構造は、吸収性構造又は反射性構造よりも十分に透過することになる。
b.ある材料が「透過性」を有するかどうかは、対象波長によって決まる。材料は、1つの波長域では透過性を有していても、別の波長域では透過性を有していないことがある。
c.1つの態様において、透過性構造は、フレネル反射損失を無視すると、対象波長又は使用する波長域の光を、90%を超える割合で透過し且つ10%未満の割合で吸収することができる。
d.別の態様では、透過性構造は、対象波長又は使用する波長域において、0.01未満又は0.001未満の消光係数(k)を有し得る。
4.これらの定義に用いられるとき、「材料」という用語は、特定の構造の全体的な材料を指す。したがって、ある程度の反射性成分又は透過性成分を含み得る材料であったとしても、全体として十分に吸収性を有する材料で、「吸収性」を有する構造が作られる。したがって例えば、光を十分に吸収するように十分な量の吸収性材料で作られたリブは、内部に埋め込まれたある程度の反射性材料又は透過性材料を含み得るとしても、吸収性リブである。
図1〜図2に例示されるように、透過性基板11(例えば、ガラス)の表面11上に、隣接ロッド14間に間隙15を設けて配置された、互いに平行な細長いロッド14からなるアレイを備えた、ワイヤグリッド偏光子10(単一のWGP又は複数のWGP)が示されている。これらのロッド14のそれぞれは、2つのリブ12の間にはさまれた反射性ワイヤ13を含み得る。2つのリブ12のうち一方は透過性リブであってよく、もう一方は吸収性リブであってよい。
1つの実施形態において、吸収性リブは、基板11により近接して配置されたリブ12であってよく、透過性リブは、基板11からより遠くに配置されたリブ12であってよい。別の実施形態において、透過性リブは、基板11により近接して配置されたリブ12であってよく、吸収性リブは、基板11からより遠くに配置されたリブ12であってよい。吸収性リブ又は透過性リブが、基板11により近接して配置されたリブ12であるかどうかの判定は、(1)細長いロッド14が配置されている表面11に入射光が面しているかどうか、又は基板11の反対側11に入射光が面しているかどうか、(2)必要な光ビームが主に反射されるか、又は透過するか、及び(3)高反射率(高Rs)が必要か、又は高吸収率(低Rs)が必要かに基づいてよい。
例えば、吸収性リブが基板11により近接して配置され、細長いロッド14が配置されている表面11に光が面している場合、透過性リブは、反射性ワイヤ13と共に、一方の偏光の反射率を増やす(例えば、Rsを増やす)ことができ、吸収性リブは、コントラストを増やす(例えば、Tp/Tsを増やす)ことができる。基板11の反対側11に入射する光については、吸収性リブはs偏光を吸収することができ、したがってRsを減らすことができる。したがって、1つのWGP10は、細長いロッド14が配置されている表面11に入射する光に対して、高効率(Tp×Rs)及び高コントラスト(Tp/Ts)を両方とも有することができ、基板11の反対側11に入射する光に対して、s偏光の高吸収率(低Rs)を有することができる。
例えば、WGPの透過性リブ側に45°の角度から入射する可視光の波長(例えば、450、550、又は650ナノメートル)の場合、WGP10は、1つの態様において少なくとも85%、別の態様において少なくとも87%、若しくは別の態様において少なくとも89%の効率を有することができ、及び/又は、WGP10は、1つの態様において少なくとも2000、別の態様において少なくとも3000、別の態様において少なくとも3500、若しくは別の態様において少なくとも4000のコントラストを有することができる。別の例において、WGPの吸収性リブ側に45°の角度から入射する可視光の波長(例えば450、550、又は650ナノメートル)の場合、WGP10は、1つの態様において15%未満、別の態様において10%未満、又は別の態様において5%未満のRsを有することができる。
高コントラスト及び高効率を両方とも備えた、吸収反射両用型のWGPが、例えば、図3に示されるイメージプロジェクタ30又は図4に示されるイメージプロジェクタ40などのイメージプロジェクタにおいて、有用になり得る。イメージプロジェクタ30又は40は、本明細書で説明されるWGPの実施形態に従って、光ビーム33又は43を放射することが可能な光源31又は41、投影レンズ系35、空間光変調器37、及びWGP10を含み得る。
投影レンズ系35は、光ビーム33又は43の少なくとも一部を受光するように配置されてよく、また画像を投影してよい。投影レンズ系35は、米国特許第6,585,378号及び第6,447,120号に説明されており、これらの特許は全体の参照により本明細書に組み込まれる。
空間光変調器37は、光源31又は41と投影レンズ系35との間の光路において、光ビーム33又は43の少なくとも一部を受光するように配置されてよい。空間光変調器37は、複数のピクセルを有してよく、各ピクセルは、信号を受信することが可能である。信号は、電子信号であってよい。各ピクセルが信号を受信するかどうか又は信号の強度に応じて、ピクセルは、光ビーム33若しくは43の一部の偏光を回転させるか、又は光ビーム33若しくは43の一部の偏光に変化を生じさせずに、光ビーム33若しくは43の一部を透過させるか反射することができる。空間光変調器37は、液晶デバイス/ディスプレイ(LCD)であってよく、透過型、反射型、又は半透過型であってよい。
WGP10は、空間光変調器37に入る前、空間光変調器37から出た後、又はその両方の光ビーム33又は43の少なくとも一部に配置されてよい。WGP10は、WGP10の種類、及び各ピクセルが信号を受信したかどうかに応じて、各ピクセルが光を透過、反射、又は吸収することで、画像を形成するのに役立つ。
図3に示されるように、イメージプロジェクタ30はさらに、色分割光学素子32と、色合成光学素子38とを含んでよい。光源31は、光ビーム33を放射することができ、この光ビーム33は、最初は偏光されていなくてよい。色分割光学素子32は、光ビーム33の少なくとも一部を受光するように配置されてよく、光源31と空間光変調器37との間に配置されてよく、光ビーム33を複数の異なる有色光ビームに分割して、有色ビーム33を画定してよい。これらの有色ビーム33は、原色であってよい。
色合成光学素子38は、空間光変調器37と投影レンズ系35との間に配置されてよく、有色ビーム33の少なくとも一部を受光するように配置されてよい。色合成光学素子38は、有色ビーム33の少なくとも一部を、最終ビーム又は合成ビーム33に再合成することができる。色合成光学素子38は、異なる色の光を、投影される単一の画像に合成するためのコンピュータプロジェクタに用いられる。色合成光学素子38は、Xキューブ、Xキューブプリズム、Xプリズム、光再合成プリズム、又はクロスダイクロイックプリズムと呼ばれることがある。Xキューブは通常、ダイクロイックコーティング付きの4つの直角プリズムで作られ、これらの直角プリズムが共に接合されてキューブを形成する。
投影レンズ系35は、合成ビーム33を受光するように配置されてよく、有色画像33を投影してよい。有色画像33は、画面36上又は人の目に投影されてよい。
空間光変調器37は、色分割光学素子32と色合成光学素子38との間の光路において、有色ビーム33のうち少なくとも1つを受光するように配置されてよい。イメージプロジェクタ30は、有色ビーム33のそれぞれに対して、1つの空間光変調器37を含んでよい。WGP10は、空間光変調器37に入る前、空間光変調器37から出た後、又はその両方の有色ビーム33のうち少なくとも1つに配置されてよい。
図4のイメージプロジェクタ40に示されるように、光源41は、複数の異なる有色光ビームを連続的に放射して、有色ビーム43を画定してよい(したがって、光ビーム43は、有色ビーム43として画定されてよい)。これらの有色ビーム43は、原色であってよい。投影レンズ系35は、有色ビーム43を受光するように配置されてよく、有色画像33を投影してよい。有色画像33は、画面36上又は人の目に投影されてよい。空間光変調器37は、光源41と投影レンズ系35との間の光路において、有色ビーム43を受光するように配置されてよい。WGP10は、空間光変調器37に入る前、空間光変調器37から出た後、又はその両方の有色ビーム43に配置されてよい。
イメージプロジェクタ30及び40の両方について、透過性リブ側のWGP10に入射する光が、高コントラスト且つ高効率に偏光されてよく、吸収性リブ側のWGP10に入射するs偏光された光が吸収されてよい。
高コントラスト且つ高効率が必要かどうか、又は一方の偏光が高吸収であることが必要かどうかに応じて、吸収性リブは、透過性リブと比べて、空間光変調器37、光源31若しくは41、又は投影レンズ系35により近接していても、又はより遠くにあってもよい。
1つの実施形態において、吸収性リブは、光源41若しくは入射光ビームに面していても、又はこれにより近接していてもよく、及び/又は、透過性リブは、空間光変調器37に面していても、若しくはこれにより近接していてもよい。例えば、吸収性リブは、基板11により近接して配置されたリブ12であってよい。細長いロッド14が配置されている表面11の反対側にある、基板11の面11が、光源41により近接して配置されてよい。WGPは選択的に、光の一方の偏光(例えば、Ts)の大部分を吸収し、反対の偏光(例えば、Tp)の大部分を透過してよい。透過性リブは、基板11からより遠くに配置されたリブ12であってよく、細長いロッド14が配置されている表面11は、空間光変調器37により近接して配置されてよい。WGPは選択的に、空間光変調器37から入ってくる光の一方の偏光(例えば、Tp)の大部分を反射してよい。
必要な偏光の最適な透過率(例えば、高Tp)については、透過性リブが、高い屈折率(n)及び低い消光係数(k)を有することが有益になり得る。例えば、透過性リブは、使用目的の光波長又は波長域(例えば、400〜500ナノメートル、500〜600ナノメートル、又は600〜700ナノメートルの可視光)において、1つの態様では1.9より大きい、別の態様では2.0より大きい、別の態様では2.2より大きい、若しくは別の態様では2.4より大きい屈折率(n)、及び/又は、1つの態様では0.01未満、別の態様では0.001未満、若しくは別の態様では0.0001未満の消光係数(k)を有してよい。
透過性リブの材料は、透過性基板11の材料と異なってよい。透過性リブは、透過性基板11から離間していてよい。
透過性リブ材料の例には、窒化アルミニウム、酸化ハフニウム、炭化ケイ素、窒化ケイ素、五酸化タンタル、二酸化チタン、硫化亜鉛、又はこれらの組み合わせが含まれる。透過性リブを堆積する際の欠陥が原因で、これらの化学化合物は、必ずしも正確な化学量論比になるとは限らない。例えば、「二酸化チタン」という用語は、2つの酸素原子ごとに、1つのチタン原子があることをおおよそ意味し、例えば、Tiにおいて、0.9≦x≦1.1且つ1.9≦y≦2.1などである。別の例として、窒化ケイ素は一般にSiを指すが、本明細書で用いられるとき、窒化ケイ素という用語は、4つの窒素原子ごとに3つのケイ素原子があることをおおよそ意味し、例えば、Siにおいて、2.9≦v≦3.1且つ3.9≦z≦4.1などである。
適切な屈折率(n)と消光係数(k)とを有する材料を選択することで、透過性リブは、高い透過率と低い吸収率とを有することができる。例えば、フレネル反射損失を無視すると、透過性リブの材料が、ある厚さ(Th又はTh)の透過性リブにおいて、使用する波長域の光を、90%を超える割合で透過し且つ10%未満の割合で吸収することができる。
吸収性リブは、透過性リブと比べて、高い消光係数(k)を有してよい。例えば、吸収性リブは、1つの態様では0.01より大きい、又は別の態様では1.0より大きい消光係数(k)を有してよい。吸収性リブは、少なくとも80重量%のケイ素、又は少なくとも80重量%のゲルマニウムを含んでよい。
反射性ワイヤ13は、金属などの導電性且つ反射性の材料で作られてよい。例えば、反射性ワイヤ13は、少なくとも99重量%のアルミニウムを含んでよい。
WGPは、1つを超える吸収性リブを含んでよく、このことは、2015年11月10日に出願された米国特許出願第14/937,488号に記載されており、この特許出願は、2015年1月16日に出願された米国仮特許出願第62/104,371号に基づく優先権を主張し、これらの特許出願は両方とも、全体の参照により本明細書に組み込まれる。
WGPを作成する方法が、以下の段階を含んでよく、これらの段階は、説明される順序で行われてよい。
1.透過性基板11の表面11上に第1の層51を堆積する。図5aを参照のこと。
2.第1の層51の表面上に第2の層52を堆積する。図5bを参照のこと。
3.第2の層52の表面上に第3の層53を堆積する。図5cを参照のこと。
4.3つの層51〜53をエッチングして、独立したロッド14を形成する。図1〜図2を参照のこと。
第2の層52は、反射性材料であってよい。第1の層51及び第3の層53のうち一方は、吸収性材料であってよく、もう一方は、透過性材料であってよい。
WGPを作成する方法が、以下の段階を含んでよく、これらの段階は、説明される順序で行われてよい。
1.透過性基板11の表面11上に第1の層51を堆積する。図5aを参照のこと。
2.第1の層51の表面上に第2の層52を堆積する。図5bを参照のこと。
3.第2の層52の表面上に第3の層53を堆積する。図5cを参照のこと。
4.3つの層51〜53をエッチングして、独立したロッド14を形成する。図1〜図2を参照のこと。
第2の層52は、反射性材料であってよい。第1の層51及び第3の層53のうち一方は、吸収性材料であってよく、もう一方は、透過性材料であってよい。
(項目1)
透過性基板の表面上に、隣接ロッド間に間隙を設けて配置された、互いに平行な細長いロッドからなるアレイを備えたワイヤグリッド偏光子(WGP)であって、
a.上記ロッドのそれぞれは、透過性リブと吸収性リブとの間にはさまれた反射性ワイヤを含み、
b.上記透過性リブの材料は、上記透過性基板の材料と異なる、又は上記透過性リブは上記透過性基板から離間している、又はそれらの両方である、WGP。
(項目2)
上記透過性リブは、窒化アルミニウム、酸化ハフニウム、炭化ケイ素、窒化ケイ素、五酸化タンタル、二酸化チタン、硫化亜鉛、又はこれらの組み合わせを含む、項目1に記載のWGP。
(項目3)
上記透過性リブの屈折率(n)が、使用目的の光波長において、1.9より大きい、項目1に記載のWGP。
(項目4)
上記透過性リブの消光係数(k)が、使用目的の光波長において0.01未満である、項目1に記載のWGP。
(項目5)
上記WGPは、上記WGPの透過性リブ側に45°の角度から入射する可視光の波長に対して、少なくとも87%の効率と、少なくとも3500のコントラストを有する、項目1に記載のWGP。
(項目6)
a.上記WGPは、上記WGPの透過性リブ側に45°の角度から入射する可視光の波長に対して、少なくとも85%の効率と、少なくとも2000のコントラストを有し、
b.上記WGPの吸収性リブ側に45°の角度から入射する可視光の上記波長に対して、15%未満のRsを有する、項目1に記載のWGP。
(項目7)
上記WGPは、イメージプロジェクタの一部を形成し、
上記イメージプロジェクタは、
a.光ビームを放射することが可能な光源と、
b.上記光ビームの少なくとも一部を受光するように配置され、画像を投影することが可能な投影レンズ系と、
c.空間光変調器であって、
i.上記光源と上記投影レンズ系との間の光路において、上記光ビームの少なくとも一部を受光するように配置され、
ii.複数のピクセルを有しており、各ピクセルは、信号を受信し、偏光に変化を生じさせずに上記光ビームの少なくとも一部を透過させるか、又は、上記光ビームの少なくとも一部の偏光を上記信号に基づいて回転させることが可能である、
空間光変調器と、
d.上記空間光変調器に入る前、又は上記空間光変調器から出た後、又はその両方の上記光ビームの少なくとも一部に、上記透過性リブが上記空間光変調器に面している状態で配置された上記WGPと
を有する、項目1に記載のWGP。
(項目8)
上記吸収性リブは、上記透過性リブに比べて、上記基板により近接して配置される、項目1に記載のWGP。
(項目9)
フレネル反射損失を無視すると、上記透過性リブの材料が、上記透過性リブの厚さにおいて、使用する上記波長域の光を、90%を超える割合で透過させ且つ10%未満の割合で吸収することが可能である、項目1に記載のWGP。
(項目10)
上記透過性リブの材料が、上記透過性基板の材料と異なる、項目1に記載のWGP。

Claims (10)

  1. 透過性基板の表面上に、隣接ロッド間に間隙を設けて配置された、互いに平行な細長いロッドからなるアレイを備えたワイヤグリッド偏光子(WGP)であって、
    a.前記ロッドのそれぞれは、透過性リブと吸収性リブとの間にはさまれた反射性ワイヤを含み、
    b.前記透過性リブの材料は、前記透過性基板の材料と異なる、又は前記透過性リブは前記透過性基板から離間している、又はそれらの両方である、WGP。
  2. 前記透過性リブは、窒化アルミニウム、酸化ハフニウム、炭化ケイ素、窒化ケイ素、五酸化タンタル、二酸化チタン、硫化亜鉛、又はこれらの組み合わせを含む、請求項1に記載のWGP。
  3. 前記透過性リブの屈折率(n)が、使用目的の光波長において、1.9より大きい、請求項1に記載のWGP。
  4. 前記透過性リブの消光係数(k)が、使用目的の光波長において0.01未満である、請求項1に記載のWGP。
  5. 前記WGPは、前記WGPの透過性リブ側に45°の角度から入射する可視光の波長に対して、少なくとも87%の効率と、少なくとも3500のコントラストを有する、請求項1に記載のWGP。
  6. a.前記WGPは、前記WGPの透過性リブ側に45°の角度から入射する可視光の波長に対して、少なくとも85%の効率と、少なくとも2000のコントラストを有し、
    b.前記WGPの吸収性リブ側に45°の角度から入射する可視光の前記波長に対して、15%未満のRsを有する、請求項1に記載のWGP。
  7. 前記WGPは、イメージプロジェクタの一部を形成し、
    前記イメージプロジェクタは、
    a.光ビームを放射することが可能な光源と、
    b.前記光ビームの少なくとも一部を受光するように配置され、画像を投影することが可能な投影レンズ系と、
    c.空間光変調器であって、
    i.前記光源と前記投影レンズ系との間の光路において、前記光ビームの少なくとも一部を受光するように配置され、
    ii.複数のピクセルを有しており、各ピクセルは、信号を受信し、偏光に変化を生じさせずに前記光ビームの少なくとも一部を透過させるか、又は、前記光ビームの少なくとも一部の偏光を前記信号に基づいて回転させることが可能である、
    空間光変調器と、
    d.前記空間光変調器に入る前、又は前記空間光変調器から出た後、又はその両方の前記光ビームの少なくとも一部に、前記透過性リブが前記空間光変調器に面している状態で配置された前記WGPと
    を有する、請求項1に記載のWGP。
  8. 前記吸収性リブは、前記透過性リブに比べて、前記基板により近接して配置される、請求項1に記載のWGP。
  9. フレネル反射損失を無視すると、前記透過性リブの材料が、前記透過性リブの厚さにおいて、使用する前記波長域の光を、90%を超える割合で透過させ且つ10%未満の割合で吸収することが可能である、請求項1に記載のWGP。
  10. 前記透過性リブの材料が、前記透過性基板の材料と異なる、請求項1に記載のWGP。
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