JP2018533460A - 可動義眼並びにその関連システム及び方法 - Google Patents

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Abstract

本発明は、支持部材を含む義眼を動かすための可動義眼装置、関連するシステム、及び該義眼を動かす方法に関する。義眼は前記支持部材に装着され、少なくとも2つの回転軸の周りで可動である。制御システムは、ヒトの眼球の瞳孔の感知された動作に基づいて前記義眼の動作を制御する。【選択図】図4

Description

本開示は、概してエピテーゼに関し、より具体的には、可動義眼並びにその関連システム及び方法に関する。
ヒトが疾患又は外傷のために眼球を失った場合、その欠損は、義眼と呼ばれる審美的代替物の使用によって偽装される。図1は、先行技術に従う義眼10の説明図である。義眼10は、一般に硬化樹脂材料から形成され、そして、義眼10がユーザの眼球に適合して生来の眼球の外見を得るように設計される。義眼10は、一般に一定の直径を有する瞳孔14を有する虹彩12を有し、虹彩12は、着用者の残りの生来の眼球の虹彩の色に合致するように着色される。
眼球並びにそれを囲む筋肉及び組織が疾患又は外傷のために失われる場合、欠損は、眼窩部エピテーゼによって審美的に偽装される。図2〜図3は、先行技術に従う眼窩部エピテーゼ20の正面図及び断面図である。眼窩部エピテーゼ20は、一般に、義眼10と、顔面エピテーゼ22と、の2つの部分から構成される。顔面エピテーゼ22は、一般に、シリコン等の成形可能材料から形成され、この材料は、ユーザの眼球孔の空洞内部に嵌合でき、そして、ユーザの顔面皮膚と連結されてエピテーゼをユーザの顔面と調和させ得る形状に形成される。顔面エピテーゼ22は、接着剤を使用して、1つ又は複数の骨結合インプラントを使用して、又は、所望の場所に顔面エピテーゼ22をしっかりと付着させる別の方法又は器具を使用して、ユーザの眼球孔空洞内部に固着されてもよい。顔面エピテーゼ22の縁部24がテーパ状であることにより、化粧又は類似の被覆によってエピテーゼをユーザの顔と調和させることを可能にしてもよい。義眼10は、顔面エピテーゼ22内に装着されてもよく、そして、顔面エピテーゼ22の中心は、義眼10のほぼ後方に配置された人工空洞26を含んでもよい。
非常に望ましいのは、義眼10及び眼窩部エピテーゼ20が自然に見える外観を提供することにより、義眼10及び/又は眼窩部エピテーゼ20を装着したユーザを見る人々が、エピテーゼの使用に気がつかず、それで、義眼10及び/又は眼窩部エピテーゼ20のユーザが、人の注意を引いていると感じないことである。義眼10及び眼窩部エピテーゼ20は、エピテーゼを使用しないことと比べて顔面欠損についての有意な改善をユーザに提供するけれども、多くの点で自然に見えないこともある。例えば、ほとんどの従来の義眼10は、ユーザの生来の眼球を模倣又は反映せず、見る人に容易に気付かれる。義眼の動作は、瞳孔の大きさ変更、又は眼球孔内部での眼球の動作を含んでもよい。その結果、義眼10及び/又は眼窩部エピテーゼ20が、ユーザが他の人と有意な交流をもたない限定された状況で、満足がいくことがある一方で、握手での挨拶、会話等のより広範囲な交流が生じる状況において、見る人が容易にエピテーゼの使用に気付く場合がしばしばある。
したがって、これまで対象にされなかったニーズが、前記の欠損及び機能不全を対象にする産業に存在する。
本開示の実施形態は、義眼を動かすためのシステム及び方法を提供する。簡潔にいうと、構成において、システムの一実施形態はとりわけ次のように実装されてもよい。義眼を動かすためのシステムは、少なくとも2つの回転軸を有する支持部材を有する。義眼は支持部材に装着されており、そして、義眼は、少なくとも2つの回転軸の周りで可動である。制御システムが、義眼の動作を制御する。
本開示は、また、可動義眼装置を提供するものと考えられてもよい。簡潔にいうと、構成において、装置の一実施形態はとりわけ以下のように実装されてもよい。義眼支持体は、少なくとも2つの回転軸を有する。義眼は支持体に装着されており、そして、義眼は、少なくとも2つの回転軸の周りで可動である。
本開示は、また、義眼を動かす方法を提供するものと考えられてもよい。これに関して、かかる方法の一実施形態は、とりわけ、少なくとも2つの回転軸を有する支持体に義眼を装着する工程と、支持体をヒトの眼球孔内部に少なくとも部分的に設置する工程と、ヒトの眼球の瞳孔の動作を感知する工程と、ヒトの眼球の瞳孔の感知された動作に基づいて、義眼を動かすために支持体を動かす工程と、によって概括的に要約されてもよい。
本開示についての別のシステム、方法、特徴、及び利点が、以下の図面及び詳細な説明を考察すれば、当業者には自明であるか、又は明らかになるであろう。全てのかかる追加のシステム、方法、特徴、及び利点は、本説明の範囲内に含まれ、本開示の趣旨の範囲内にあり、そして、付随する請求項によって保護されることが意図されている。
本開示の多くの態様は、以下の図面を参照することによってよりよく理解される。図面の構成要素は、必ずしも一定の比率というわけではなく、本開示の原理を明確に示す際にはむしろ強調される。更に、図面においては、類似の数字はいくつかの図を通して対応する部分を示す。
先行技術に従う義眼についての説明図である。 先行技術に従う眼窩部エピテーゼの正面図である。 先行技術に従う眼窩部エピテーゼの断面図である。 本開示の第1の例示的な実施形態に従う可動義眼装置の等角図である。 図5A、図5B、図5C、図5Dは本開示の第1の例示的な実施形態に従う、図4の可動義眼装置の等角図である。 本開示の第1の例示的な実施形態に従う、顔面エピテーゼによって装着された図4の可動義眼装置の断面側面図である。 本開示の第1の例示的な実施形態に従う、可動眼瞼を有する顔面エピテーゼによって装着された図4の可動義眼装置の正面図である。 本開示の第1の例示的な実施形態に従う、義眼を動かすためのシステムの概略図である。 本開示の第1の例示的な実施形態に従う、図8の義眼を動かすためのシステムの略図である。 本開示の第1の例示的な実施形態に従う、義眼を動かすための方法を示すフローチャートである。 本開示の第2の例示的な実施形態に従う、図4と同様の義眼の図である。
図4は、本開示の第1の例示的な実施形態に従う、可動義眼装置110の等角図である。可動義眼装置110は、本明細書では単に「装置110」と呼ばれることがあるが、少なくとも2つの回転軸122、124を有するジンバル120を含む。義眼140は、ジンバル120に装着されており、義眼140は、少なくとも2つの回転軸122、124の周りで可動である。ジンバル120は、対象の回転動作を可能にする支持体として特徴付けられてもよい。図4に示すように、ジンバル120は、眼のフレーム部材126を含むいくつかのフレーム部材を含んでもよく、そして、この眼のフレーム部材は、義眼140を囲んで設置されており、そして、虹彩142及び瞳孔144の審美的複製物を備えている。
眼のフレーム部材126は、アーム130によって中央レール128に接続されることにより、中央レール128に対して実質的に静止した位置に眼のフレーム部材126を保持してもよい。このように、眼のフレーム部材126及びアーム130は、義眼140のためのハウジング又は防護物として有効に作用してもよく、また、ユーザの眼球孔内部に装置110を装着するための構造として作用してもよい。図4は、必ずしも一定の比率であるわけではなく、ジンバル120に対する義眼140の相対サイズは、装置110の特定の設計に基づいて変更可能であってもよいことに留意する。
義眼140は、可動アーム、すなわち、ピッチアーム132及びヨーアーム134を使用して、中央レール128に対して可動であってもよい。可動アームのそれぞれは、義眼140に接続されてもよく、そして、中央レール128と可動に接合されてもよい。例えば、図4に示すように、ピッチアーム132及びヨーアーム134のそれぞれは、半円形部材であり、これらの部材は、義眼140にその端部で接続され、そして、それらの中心に向かう中央レール128と可動に接合されている。中央レール128との可動接合は、中央レール128に形成された孔136内部にピッチアーム132及びヨーアーム134のそれぞれを設置することを含んでもよい。ピッチアーム132及びヨーアーム134のそれぞれは、それらのそれぞれの孔136内部で回転可能かつ側方摺動可能であることにより、義眼140の動作を容易にしてもよい。1つの例示的なタイプのジンバル120が図4に示されているけれども、別のジンバル器具もまた装置110内部で使用されてもよく、それらの全てが本開示の範囲内にあることに留意する。
図5A〜図5Dは、本開示の第1の例示的な実施形態に従う、図4の可動義眼装置110の等角図である。図4〜図5Dに関して、ピッチアーム132とヨーアーム134との組合せが使用されて、垂直方向の動作と水平方向の動作との現実的な組合せを提供することによって、ヒトの眼球の自然な動作を再現してもよい。ピッチアーム132は、垂直方向に沿った義眼140の動作、例えば、1つの回転軸124の周りで回転可能な上下位置の間での傾斜動作を容易にしてもよく、一方、ヨーアーム134は、水平方向に沿った義眼140の動作、例えば、別の回転軸122の周りで回転可能な左右位置の間でのパニング動作を容易にしてもよい。傾斜動作とパニング動作との組合せは、傾斜とパニングとの全ての組合せでの生来の眼球動作の模倣を可能にする。
図5Aに示すように、義眼140は、水平方向に中立で下方に傾斜した位置に示されており、この位置は、ジンバル120の中央レール128の孔136を通るヨーアーム134を上方に回転させることによって達成される。逆に、図5Bでは、義眼140は、水平方向に中立で上方に傾斜した位置に示されており、この位置は、中央レール128の孔136を通るヨーアーム134を下方に回転させることによって達成される。図5Cでは、義眼140は、鉛直方向に中立で左にパ二ングされた位置に示され、この位置は、ジンバル120の中央レール128の孔136を通るピッチアーム132を右方向に側方に回転させることによって達成される。また、逆に、図5Dでは、義眼140は、鉛直方向に中立で右にパ二ングされた位置に示され、この位置は、中央レール128の孔136を通るピッチアーム132を左方向に側方に回転させることによって達成される。パニング又は傾斜動作のそれぞれにおいて、ピッチアーム132又はヨーアーム134のいずれかは、他の孔136を通る他のアームが並進的に動かされることによって、孔136内部で回転させられることになる。ピッチアーム132及びヨーアーム134の両方が同時に動かされるとき、義眼140は、傾斜かつパ二ングさせられる、すなわち、対角動作させられる。パニングと傾斜との任意の組合せで、義眼140を鉛直及び水平の方向に動かすジンバル120の能力は、瞬きを含むヒトの眼球の全ての動作を再現することを可能にする。
図6は、本開示の第1の例示的な実施形態に従う、顔面エピテーゼ150と一緒に装着された図4の可動義眼装置110の断面側面図である。顔面エピテーゼ150は、装置110のユーザが、眼球を正常に支持する眼球孔の筋肉及び組織がないとき等、眼窩部エピテーゼを必要とするときに、装置110と一緒に使用されてもよい。この状況において、顔面エピテーゼ150は、装置110が一緒に使用されるヒトの眼球孔を再現するという審美的用途のものであってもよい。ジンバル120は、顔面エピテーゼ150自体を超える空間を占めないように、顔面エピテーゼ150の中央人工空洞154内部に嵌合するようにサイズ設定されてもよい。例えば、ジンバル120は、顔面エピテーゼ150内部に埋め込まれるのに十分小さくサイズ設定をされてもよい。ジンバル120は、ジンバル120の可動部材及び非可動部材と、顔面エピテーゼ150との間に障壁を提供する筐体138内部に設置されてもよい。装着板146が、また、ジンバル120と義眼140との間の位置で装置110と一緒に使用されてもよい。義眼140は、装着板146に取外し可能に装着されてもよく、その結果、義眼は、簡便にジンバル120と接続及び分離され得る。
図6に示すように、装置110は、着用者の眼球孔102に接続された複数の骨結合インプラント160によって着用者に装着されてもよい。骨結合インプラント160は、眼球孔102の骨に固定され、そしてユーザの顔面皮膚を通って延在してもよい。ジンバル120、又は装置110の別の構成要素が、骨結合インプラント160の端部に取外し可能に接続されることにより、ユーザの眼球孔102への装置110の着脱を可能にしてもよい。多くの代替案のうちの1つにおいて、装置110は、顔面エピテーゼ150とユーザの眼球孔102の外面スキン層との間に接合された接着材料によってユーザ上に設置及び保持されてもよく、そして、装置110は、顔面エピテーゼ150内部に保持されてもよい。装置110は、任意の時間の間に、着用者に着脱されるように設計されてもよいことが留意される。例えば、装置110は、1日単位で、又は1度に数週間等の長期間単位で着用者に着脱されてもよい。更に、装置110をユーザに装着する別の器具及び/又は方法もまた使用されてもよいことが留意され、その全てが本開示の範囲内にある。
図6に示すように、装置110が、顔面エピテーゼ150と一緒に使用される場合、顔面エピテーゼ150は、可動義眼140と一緒に作動するのに適した構造に設計されてもよい。例えば、顔面エピテーゼ150は、義眼140のフットプリントよりも大きいサイズの眼の空洞152を含むことにより、義眼140が顔面エピテーゼ150に対して動かされるのを可能にしてもよい。顔面エピテーゼ150内部の眼の空洞152の使用に対する代替案のうちの1つでは、過剰なエピテーゼ材料が、顔面エピテーゼ150の開口部の周りに使用されることにより、義眼140の動作を可能にしてもよい。
図7は、本開示の第1の例示的な実施形態に従う、可動人工眼瞼156を有する顔面エピテーゼ150と一緒に装着された、図4の可動義眼装置110の正面図である。装置110が顔面エピテーゼ150と一緒に使用される場合、顔面エピテーゼ150が、瞬きを模倣するために、義眼140の外面上を上下位置の間で移動可能である人工眼瞼156を含むことが望ましいことがある。人工眼瞼156は、顔面エピテーゼ150の材料と同一又は類似の材料から形成されてもよく、そして、人工眼瞼156の上側縁部において顔面エピテーゼ150に接続されてもよい。人工眼瞼156の動作は、人工眼瞼156を上下させることができるジンバルと接合された駆動器による等、装置110によって制御されてもよい。図8〜図9に関して論じたように、人工眼瞼156の動作は、義眼140の動作が制御されるのと同じ態様で、制御システムを使用して制御されてもよい。
図8は、本開示の第1の例示的な実施形態に従う、義眼を動かすためのシステム112の概略図である。具体的には、図8は、1つの眼球孔内に1つの生来の眼球32と、別の眼球孔内に設置された装置110と、を有するヒトのユーザ30の2つの図である。図9は、本開示の第1の例示的な実施形態に従う、図8の義眼を動かすためのシステム112の略図である。義眼を動かすためのシステム112は、本明細書では単に「システム112」と呼ばれることがあるが、図4〜図7に関して開示された装置110の構成要素と連携して作動することにより、義眼140の動作及び装置110の別の態様を制御してもよい。図8〜図9に関して、システム112は、少なくとも2つの回転軸(図4)を有するジンバル120と、ジンバル120に装着された義眼140と、を使用し、この場合、義眼140は少なくとも2つの回転軸の周りで可動である。更に、システム112は、義眼140の動作を制御するための制御システム160を含む。制御システム160は、ユーザ30の生来の眼球32の動作に基づいて、義眼140の動作を制御してもよい。具体的には、制御システム160は、生来の眼球32の瞳孔34の動作を感知して、ジンバル120にミラーリングパターンで義眼140を動かすように命令してもよい。したがって、システム112は、着用者の義眼の使用を生来の眼球動作と調和させるのを助けてもよい。
制御システム160は、生来の眼球32の瞳孔34の動作を感知するように設置される、眼鏡フレーム170に装着されたセンサ162を含んでもよい。センサ162は、赤外線(IR)センサ、又は別のタイプの感知器具を含んでもよい。センサ162は、瞳孔34の動作及び/又は位置取り、並びに動作が生じている速度、瞳孔34の拡張サイズ、及びユーザ30の天然の眼瞼の動作等の生来の眼球32の動作の別の態様を識別できてもよい。センサ162は、又はそのレンズの任意の適切な部分に設置されてもよい。
一旦瞳孔34の動作及び/又は方向が感知されると、高周波(RF)送信器等の無線送信器164は、眼鏡フレーム170の少なくとも1つの制御信号166を、ジンバル120に接続された、RF受信器等の無線受信器168に通信するために使用されてもよい。無線受信器168は、メモリ174を有する集積回路172と通信していてもよい。集積回路172は、トルクモータ等の1つ又は複数のモータ176に接続されてもよく、そのモータは、ジンバル120に含まれて、ジンバル120のアームを動かすことができる。メモリ174は、集積回路172のプロセッサによって実行可能である、その上に記憶された追跡アルゴリズムを含んでもよい。1つ又は複数の指導命令が、集積回路172からモータ176まで送信されることにより、モータ176に命令して、ピッチアーム132及び/又はヨーアーム134を動かし、次に、義眼140を動かす。したがって、義眼140の動作は、生来の眼球32の瞳孔34の感知された動作に基づいている制御信号166に基づく。
システム112は、生来の眼球32の動作に基づいて、システム112の良好な機能を達成するか、又は装置110の適切な機能を提供する多くの別の特徴を含んでもよいことが更に留意される。例えば、センサ162は、顔面エピテーゼが使用される(図8〜図9に示されていない)場合、生来の眼球32の眼瞼動作を感知して、ジンバル120に装置110の人工眼瞼を動かすように命令することができてもよい。別の例では、ジンバル120及び/又は眼鏡フレーム170は、電池等の電源178を含んでもよい。別の特徴としては、入力/出力装置、様々なソフトウェア又はプログラミングを有する非一過性メモリ、通信プロトコル、状態表示器、及び可動人工器具によって使用されてもよい任意の別の構成要素が挙げられてもよい。更に、装置110及びシステム112は、着用者による便利な使用のために設計されてもよく、それで、それらは、装置110の重量によって偶発的にユーザの顔から落ちることがないように十分軽い場合がある。
図10は、本開示の第1の例示的な実施形態に従う、義眼を動かす方法を示すフローチャート200である。本開示の技術分野の当業者であれば理解するように、フローチャートの任意のプロセス説明又はブロックは、プロセスに特定の論理機能を実装するための1つ又は複数の命令を含むモジュール、セグメント、コードの部分、又は工程を表すとして理解されなければならない、そして、機能が、関係する機能性に基づいて、実質的に同時に又は逆の順序であることを含む、示された又は論じられた順序から外れて実行されてもよい代替実施形態が、本開示の範囲内に含まれることに留意すべきである。
ブロック202が示すように、義眼は、少なくとも2つの回転軸を有するジンバルに装着されている。ジンバルは、ヒトの眼球孔内部に少なくとも部分的に設置されている(ブロック204)。ヒトの眼球の瞳孔の動作が感知される(ブロック206)。ジンバルが動かされることにより、ヒトの眼球の瞳孔の感知された動作に基づいて義眼を動かす(ブロック208)。方法は、任意の数の追加の工程、プロセス、機能、又は構造を含んでもよく、これらは、本開示の任意の図に関して開示された任意のものを含む。例えば、ヒトの眼球の瞳孔の動作を感知することは、ヒトによって着用された眼鏡フレームに設置された赤外線センサによってヒトの眼球の瞳孔の動作を感知することを含んでもよい。ヒトの眼球の瞳孔の感知された動作に基づいて義眼を動かすためにジンバルを動かすことは、少なくとも1つの制御信号をジンバル内部に設置された受信機に無線で送信することを含んでもよい。少なくとも1つの制御信号は、追跡アルゴリズム内で処理されてもよく、追跡アルゴリズムは、ジンバル内部に設置された集積回路のメモリに記憶される。次いで、方向指示命令が、集積回路からジンバルに作動可能に接続された少なくとも1つのモータに送信されてもよい。その結果、ヒトの眼球の瞳孔の感知された動作が利用されて、義眼がヒトの眼球の瞳孔の動作を反映するのを可能にしてもよい。方法は、また、顔面エピテーゼの使用を含んでもよい。この例では、顔面エピテーゼは、人工眼瞼を含んでもよく、人工眼瞼は、瞬きを模倣するために義眼の外面上で可動である。
本開示についての上記の実施形態、特に、何らかの「好ましい」実施形態は、本開示の原理の明確な理解ために単に説明された、単に可能な実装の例であることが強調されるべきである。様々な変形及び修正が、本開示の趣旨及び原理から逸脱することなく、本開示の上記の実施形態に対してなされてもよい。例えば、図11は、本発明の別の実施形態に従う、眼球孔内に直接装着された可動義眼装置の、図6と同様の断面図である。図11に示す義眼装置300は、図4〜図6に示す義眼/眼窩部エピテーゼの義眼部分に類似している。しかし、図11の実施形態は、単に義眼、すなわち、上記と異なる損傷していない眼球孔内に装着するための義眼を目的としている。
本明細書において単に「装置310」と呼ばれるこの第2の実施形態に従う可動義眼装置310は、虹彩342及び瞳孔344の審美的複製物を備える義眼340を含む。
義眼340は、可動アーム、すなわち、ピッチアーム332及びヨーアーム334を使用して、中央レール又は支持部材328の1つの端部によって支持され、そして、それに対して可動である。可動アーム332、334のそれぞれは、中央レール328と接続されてもよく、そしてそれと可動に接合されてもよい。例えば、図11に示すように、ピッチアーム332及びヨーアーム334のそれぞれは、その終端部が義眼340に接続され、そして、その中心に向かう中央レール328と可動に接合されている半円形部材である。中央レール328との可動接合は、ピッチアーム332及びヨーアーム334のそれぞれを中央レール328に形成された孔336内部に設置することを含んでもよい。ピッチアーム332及びヨーアーム334のそれぞれは、それらのそれぞれの孔336内部で回転可能かつ側方摺動可能であることにより、義眼340の動作を容易にしてもよい。中央レール328の他の端部は、個人の眼球孔に植え込まれているソケット352と選択的に係合するための球350等の固定具と嵌合される。
義眼340の動作は、ヨーアーム334及びピッチアーム332を回転させることによって達成され、上記の義眼140に類似した動作である。
全てのかかる修正及び変更が、本明細書において本開示の趣旨及び本開示の範囲内に含まれ、そして以下の請求項によって保護されることが意図されている。
30 ユーザ
32 生来の眼球
34 生来の眼球の瞳孔
110 可動義眼装置
120 ジンバル
122 回転軸
124 回転軸
126 眼のフレーム部材
128 中央レール
130 アーム
132 ピッチアーム
134 ヨーアーム
136 孔
140 義眼
150 顔面エピテーゼ
156 人工眼瞼
160 骨結合インプラント
160 制御システム
162 センサ
164 無線送信器
168 無線受信器
170 眼鏡フレーム
172 集積回路
174 メモリ
176 モータ
178 電源

Claims (15)

  1. 義眼を動かすためのシステムであって:
    支持部材;
    前記支持部材に装着された義眼であって、前記義眼は、少なくとも2つの回転軸の周りで可動である、義眼と、
    前記義眼の動作を制御する制御システムと、を備える、システム。
  2. 前記制御システムは:
    ヒトの瞳孔の動作を感知するように設置されたセンサと;
    前記支持部材に接続されたモータと、
    前記センサと前記モータとの間で通信される少なくとも1つの制御信号と、を更に備える、請求項1に記載のシステム。
  3. 前記センサは、眼鏡フレームに装着された赤外線センサを好ましくは備え、及び/又は前記少なくとも1つの制御信号は、前記眼鏡フレームに設置されたRF送信器及び前記ジンバルに接続されたRF受信器から好ましくは通信され、前記システムは、前記モータに接続されたメモリを有する集積回路を任意選択で更に備え、前記メモリに記憶された追跡アルゴリズムが、前記少なくとも1つの制御信号に基づいて前記モータに方向指示命令を送信する、請求項2に記載のシステム。
  4. 前記支持部材は、少なくとも2つの回転軸を有するジンバルに接続されている、請求項1乃至3のいずれかに記載の支持。
  5. 前記ジンバルは、顔面エピテーゼ内部に設置され、前記顔面エピテーゼは、人工眼瞼を任意選択で更に備え、前記人工眼瞼は、前記義眼の外面上で可動であり、前記システムは、前記義眼と前記ジンバルとの間に設置された装着板を任意選択で更に備える、請求項4に記載のシステム。
  6. 前記ジンバルの少なくとも2つの回転軸は、少なくともピッチ回転及びヨー回転を更に含む、請求項4又は5に記載のシステム。
  7. 前記支持部材は、骨結合インプラントによってヒトの眼球孔内部に取外し可能に装着可能であるように適合されている、請求項1乃至6のいずれかに記載のシステム。
  8. 前記ジンバルは、骨結合支持体によってヒトの眼球孔内部に装着可能であるように適合されている、請求項4に記載のシステム。
  9. 可動義眼装置であって:
    支持部材と、
    前記支持部材に装着された義眼であって、前記義眼は、少なくとも2つの回転軸の周りで可動である、義眼と、を備える、可動義眼装置。
  10. 前記支持部材の前記少なくとも2つの回転軸は、少なくともピッチ回転と、ヨー回転と、を更に含み、及び/又は前記支持部材は、少なくとも2つの回転軸を有するジンバルに装着されており、前記ジンバルは、顔面エピテーゼ内部に好ましくは設置されており、及び/又は前記顔面エピテーゼは、人工眼瞼を更に備え、前記人工眼瞼は、前記義眼の外面上で可動である、請求項9に記載の可動義眼装置。
  11. 義眼を動かす方法であって、前記方法は;
    義眼を支持部材に装着する工程と;
    前記支持部材をヒトの眼球孔内部に少なくとも部分的に設置する工程と;
    前記ヒトの眼球の瞳孔の動作を感知する工程と、
    前記ヒトの眼球の瞳孔の感知された動作に基づいて前記義眼を動かす工程と、を含む、方法。
  12. 前記ヒトの眼球の瞳孔の動作を感知する工程は、前記ヒトによって着用されるように適合された眼鏡フレームに設置された赤外線センサによって前記ヒトの眼球の瞳孔の動作を感知する工程を更に含む、請求項11に記載の方法。
  13. 前記ヒトの眼球の瞳孔の感知された動作に基づいて前記義眼を動かす工程は:
    少なくとも1つの制御信号を前記ジンバル内部に設置された受信器に無線送信する工程と;
    前記少なくとも1つの制御信号を追跡アルゴリズム内で処理する工程であって、前記追跡アルゴリズムは、前記ジンバル内部に設置された集積回路のメモリに記憶されている、工程と、
    前記集積回路から、前記ジンバルに動作可能に接続された少なくとも1つのモータに方向指示命令を送信する工程と、を更に含む、請求項11又は12に記載の方法。
  14. 前記義眼は、人工眼瞼を有する顔面エピテーゼ内部に装着されており、前記人工眼瞼は、前記義眼の外面上で可動である、請求項11乃至13のいずれかに記載の方法。
  15. 前記ヒトの眼球の瞳孔の感知された動作に基づいて前記義眼を動かすことは、前記ヒトの眼球の瞳孔の動作を反映するように前記義眼を動かすことを更に含む、請求項11乃至14のいずれかに記載の方法。
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