JP2018532967A - 片持ち荷重を支持する自由端を有するヒンジ付き装置 - Google Patents

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Abstract

本発明は、片持ち荷重を支持するための自由端を有するヒンジ付き装置(1)であって、ヒンジ(C1)によって連結された少なくとも第1の要素(11)と第2の要素(12)とを含み、ヒンジは、第1の要素(11)に固定されたシリンダ(2)と、第2の要素(12)に固定されたハウジング(3)とを備え、シリンダ(2)とハウジング(3)は、シリンダ(2)の軸線(XI)の周りに共にヒンジ結合されており、ヒンジ(C1)は、少なくとも第1の引張ばね(4)と第2の引張ばね(5)とを有し、それぞれ引張ばね(4、5)は第2の要素(12)に連結された端部と第1の要素(11)のシリンダ(2)に連結された固定点(F4、F5)での端部とを有し、引張ばね(4、5)の固定点(F4、F5)は、互いに離れており、シリンダ軸線(XI)から離れて位置し、第1の要素(11)と第2の要素(12)との間のシリンダ軸線(XI)の周りにトルクを生成して片持ちによって生成されるトルクに抗する。

Description

本発明は、例えば、ランプヘッドを支持するための、建築家用ランプのような、片持ち荷重を支持するための自由端を含むヒンジ付き装置の分野に関する。
公知の方法では、前述のタイプのランプは、ベースと、ランプヘッドと、ベースをランプヘッドに連結するヒンジ式本体とを備える。実際には、ランプのベースは、作業台に加重又は固定される。ヒンジ式本体のおかげで、ベースが作業台に固定されたまま、ランプヘッドを作業場の所望の場所に移動させることが可能である。
ランプヘッドがベースから離れているとき、ヒンジ式本体は傾斜しており、ランプヘッドの質量を支持しなければならない。ランプヘッドの重量の影響下でヒンジ式本体の底部に向かう動きを回避するために、ヒンジ式本体は、レバーアームを形成するために引張ばねを備えている。実際には、レバーアームはヒンジ式本体から約3〜5cmの突出寸法を有しており、これは美的観点から不利である。また、突出レバーアームを持たず、片持ち式のランプヘッドを支持することができるヒンジ式本体を得ることが望まれている。
この欠点を解決するために、先行技術では、特許文献1によって規定されるようなヒンジ式本体内に連結システムを組み込むことが提案されている。しかしながら、その複雑さに言及せずとも、このような連結システムは、傾動振幅を制限するとともにコストが増大する。
米国特許第4494177号明細書
したがって、本発明は、安定位置へ容易に移動可能とするため、突出レバーアームを持たない片持ち荷重を支持するための自由端を含む一方、単純且つ安価な設計のヒンジ付き装置を提案することによりこれらの問題点を解決する。
本発明は、もともと建築家用ランプに由来するものであったが、片持ち荷重、特に工業用ハンドリングアームを支持するための自由端を備える任意のヒンジ付き装置を目的としている。
この目的のために、本発明は、片持ち荷重を支持するための自由端を備え、装置は、少なくとも1つの第1の要素と第2の要素とを備え、第1の要素と第2の要素は、第1の要素に固定されたシリンダと、シリンダの軸線に沿って共にヒンジ結合された第2の要素に固定されたハウジングとを含むヒンジによって連結され、ヒンジは、少なくとも1つの第1の引張ばねと第2の引張ばねとを含み、各引張ばねは、第2の要素に連結された端部と、固定点に従って第1の要素のシリンダに連結された端部とを有し、引張ばねの固定点は、肩持ちによって付与されるトルクに抗するために、第1の要素と第2の要素との間でシリンダ軸線の周りにトルクを発生させるように、互いに離隔し、シリンダ軸線から離れて位置しているヒンジ付き装置に関する。
第2の要素及びその端部に固定された可能な重量のため、肩持ちによって付与される駆動トルクは、シリンダ軸線に沿って第2の要素を第1の要素に対して回転させる傾向がある。本発明による組立体の結果、引張ばねは、第2の要素を不動に保つための、駆動トルクに抗する張力トルクを生成することができる。2つのばねを使用することにより、独立して取られる各ばねの機能限界に対する性能をさらに向上させることができる。本発明の結果、第2の要素は、かなりの長さのレバーアームが突出している従来技術による装置のように、安定した位置で、押すことによって、又は引っ張ることによって、力をかけずに移動することが可能である。有利なことに、本発明によるヒンジ付き装置は、容積が小さく、審美性が改善され、生産コストが制限される。
好ましくは、第1の引張ばねと第2の引張ばねは縦方向に延び、各引張ばねは螺旋体を含み、第1の引張ばねの螺旋体と第2の引張ばねの螺旋体は縦方向にオフセットされている。有利なことに、引張ばねは、第2の要素のキャビティ内に延在している。したがって、引張ばねは第2の要素に実際上組み立てることができ、螺旋体は長手方向に分配される。
好ましい態様によれば、引張ばねの固定点は、シリンダ軸線から同じ距離に位置する。このように、生成された張力トルクは、引張ばねを対称的に作用させるようにバランスを取る。
好ましくは、引張ばねの固定点は、ゼロでない広がり角によってシリンダ軸線に対して拡開する。したがって、ばねは、要素の傾動に応じて異なる働きをする。
好ましくは、引張ばねの固定点は、40°〜60°の間の広がり角だけシリンダ軸線に対して拡開しているので、ヒンジ傾動の大きな角度範囲にわたる第2の要素の質量を相殺できる。
有利なことに、引張ばねは、ハウジングに対してシリンダを平坦にすることにより、シリンダ軸線の周りの第2の要素に対して第1の要素の回転を制限する摩擦力を生成するように構成される。換言すれば、張力トルク及び摩擦力は、片持ち質量を支持する第2の要素の駆動トルクに抗することができる。
好ましくは、シリンダ及びハウジングは、ステンレス鋼の接触面を含む。これは、静的摩擦トルクが動的(運動)摩擦トルクよりも高く、第2の要素を安定位置間で容易に移動させることができれば特に有利である。
好ましくは、摩擦力を発生させるために、シリンダの周面の少なくとも120°がハウジングに対して平坦にされる。
好ましい態様によれば、シリンダは、シリンダ軸線に沿って軸線方向にオフセットされた2つの円筒状部分を備え、これらの間に、引張ばねのための組立スロットが設けられている。したがって、引張ばねは、シリンダ容積に一体化され、容積が制限され、一体化が改善される。
好ましくは、装置は、ヒンジを介して第1の要素と第2の要素との間に延在する電気接続ケーブルを含む。したがって、第2の要素に連結されたランプヘッドは、電気的に動力を得ることができる。好ましくは、電気接続ケーブルは、第1及び第2の要素のそれぞれのキャビティ内に、好ましくはここでも引張ばねと共に延在している。
有利なことに、電気接続ケーブルは組立スロット内に延在している。
好ましくは、第1の要素と第2の要素は第1のヒンジによって連結され、装置は、第2のヒンジによって第2の要素に連結された第3の要素を備え、第1のヒンジと同様に、第2のヒンジは、前記第3の要素に固定された第2のシリンダと前記第2のシリンダの軸線に沿って協働する前記第2の要素に固定された第2のハウジングを備える。
好ましくは、第2の要素は、第3の要素の質量を制限するために、すべての引張ばねを備える。好ましくは、第3の要素はランプヘッドに連結される。
好ましい態様では、美的態様を改善するために、カバージャケットを第2の要素の外部に組み付ける。言い換えれば、機械的態様(第2の要素)と美的態様(カバージャケット)は別体であるために同じ第2の要素とは異なる態様の装置を得られることが有利である。
好ましい態様によれば、本発明による装置はランプの形態で提供される。
別の好ましい態様によれば、本発明による装置はハンドリングアームの形態で提供される。
本発明は、例示のみを目的とした以下の説明を読むことによって、また、添付の図面を参照することによって、最も良く理解されるであろう。
本発明による建築家用ランプの2つの別の配置を示す概略図である。 第1のヒンジの分解斜視概略図である。 第1のヒンジの概略断面図である。 第1の傾動による第1のヒンジの別の断面概略図である。 第2の傾動による第1のヒンジの別の断面概略図である。 第2のヒンジの斜視概略図である。 建築家用ランプのいくつかの構成を表した概略図である。 建築家用ランプのいくつかの構成を表した概略図である。 建築家用ランプのいくつかの構成を表した概略図である。
図面は、本発明を実施するための詳細な方法で本発明を説明するものであり、図は、必要であれば、本発明を最もよく定義するのに役立つことはもちろんである。
図1を参照すると、建築家用ランプ1が示されており、ベースを形成する第1の要素11と、第1のヒンジC1によって第1の要素11にヒンジ結合された第2の要素12と、第2のヒンジC2によって第2の要素12にヒンジ結合された第3の要素13と、第3の要素13に連結されたランプヘッド14を形成する第4の要素14とを含む。
実施例では、第2の要素12及び第3の要素13の長さはそれぞれ400mm〜550mmの間、好ましくは450mm〜500mmの間である。好ましくは、第2の要素12及び第3の要素13の断面直径はそれぞれ、約10mmである。
第2の要素12及び第3の要素13は、いくつかの構成に従って、ランプヘッド14をベースに対して移動可能とするヒンジ付きアームを形成する。この実施例では、図1を参照すると、ランプヘッド14は、折り畳まれた構成によって実質的にベースの上方で延在し、拡張された構成に従ってベースから隔離している。
後で示すように、ヒンジC1、C2は第2の要素12にその体積が集中するように対称的に組み立てられ、他の要素11、13は簡単な設計である。分かりやすく説明するため、第1のヒンジC1のみを詳細に示すが、第2のヒンジC2は第1のヒンジC1と同様である。
図2の分解図を参照すると、第1のヒンジC1は、第1の要素11に固定された第1のシリンダ2と、第2の要素12に固定された第1のハウジング3とを含む。シリンダ2は、後に「第1のシリンダ軸線X1」と称する第1のシリンダ2の軸線X1に沿って共にヒンジ結合されるように、第1のハウジング3内に組み込まれる。同様に、図7に示すように、第1の要素11と第2の要素12との間の第1の傾動角Ω1と、第2の要素12と第3の要素13との間の第2の傾動角Ω2を定義する。ここで、第1のヒンジC1は約40°の円錐傾動角を有し、第2のヒンジC2は約50°の円錐傾動角を有する。
第1のヒンジC1は、第1の引張ばね4と第2の引張ばね5とを備えている。図4及び5に示すように、各引張ばね4、5は、第2の要素12に連結された端部41、51と、固定点F4、F5に従って第1の要素11の第1のシリンダ2に連結された端部42、52とを有し、引張ばね4、5の固定点F4、F5が互いに離隔すると共に第1のシリンダ軸線X1から離れて位置し、後に提示されるように、第1の要素11と第2の要素12との間の第1のシリンダ軸線X1の周りに張力トルクを発生させる。
好ましい態様では、各引張ばね4、5の長さは60mm〜80mmの間であり、最も大きく延びる長さは12〜15mmの間である。好ましくは、各引張ばね4、5の直径は、要素12、13内に収容されるために4.5mm未満である。
好ましくは、引張ばね4、5は、ロッドを介して第1のシリンダ2に連結されるが、それらを直接的に後者に組み付けできることは言うまでもない。
図2に示すように、特にこの図の拡大部分では、引張ばね4、5の固定点F4、F5は、後に示すように、レバーアームを形成し、第1のシリンダ2をそのシリンダ軸線X1に対して回転させることができるように、シリンダ軸線X1に対して40°〜60°、好ましくは約50°の広がり角βで拡開している。このような広がり角βは、ランプの操作範囲にわたって引張ばねが同時に作用する角度範囲を規定するために安定した位置を取ることができるという利点を有する。さらに、これらばねにより、引張ばね4、5が極限位置に達したときには、相殺することができる。そして、このような広がり角βにより、安定性を保証する摩擦を発生させるのに最適な応力を形成することができる。
図4及び5に示すように、引張ばね4、5の固定点F4、F5は、シリンダ軸線X1から同じ距離、且つ、引張ばね4、5が対称的に働くようにシリンダ軸線X1から離れて位置することにより、第1のヒンジC1の寿命を向上させる。好ましくは、固定点F4、F5は、シリンダ軸線X1から6mm未満の距離に配置される。
この実施例では、図2に示すように、第1のシリンダ2は、シリンダ軸線X1に沿って軸線方向にオフセットした2つの円筒形部分21、22を含むので、2つの引張ばね4、5の組み立てを可能にするスロット23をそれらの間に保持できる。さらに図2を参照すると、第1のハウジング3は、シリンダ軸線X1に沿って軸線方向にオフセットした2つの円筒形ループ31、32を含み、第1のシリンダ2の円筒形部分21、22と協働する。言い換えれば、各円筒形部分21、22は、円筒形ループ31、32内に導かれるので、第2の要素12に対して、第1の要素11のシリンダ軸線X1に沿ってヒンジを導く。
好ましい態様では、引張ばね4、5は、シリンダ2の円筒形部分21、22にそれぞれ連結されているので、バランスのとれた案内が可能である。
図3〜5を参照すると、第2の要素12は、長手のキャビティ120を有し、その中に引張ばね4、5が、第2の要素12に一体化されるように収容されている。換言すれば、この実施形態では、第1のシリンダ2の組立スロット23内に引張ばね4、5が内装されているが、組立体が異なっていてもよいことは言うまでもない。例えば、組立体は、第1のシリンダ2の外部で行なってもよい。図4及び5に示すように、第2の要素12は、その長手のキャビティ120に、引張ばね4、5の端部41、51が連結される連結部材121を備える。好ましい態様では、連結部材121の位置は、長手のキャビティ120において調節可能であるので、引張ばね4、5の張力を調整できる。
引張ばね4、5は、シリンダ2をハウジング3に対して平らにするように構成されているので、第2の要素12に対して第1の要素11の回転を制限する摩擦力をシリンダ軸線X1の周りに発生させることができる。好ましくは、シリンダ2の周面の少なくとも120°は、ハウジング3に対して平らにされているため、第1の要素11に対して第2の要素12を固定するのに十分な摩擦力を発生できる。磨耗及び断裂を抑制しつつ一貫した摩擦を実現するために、シリンダ2及びハウジング3はステンレス鋼接触面を備える。
好ましい態様では、ハウジング3を形成する円筒形ループ31、32は調節可能であるため、第1のシリンダ2との第1のハウジング3の摩擦力を制御することができる。図2を参照すると、第1のヒンジC1は、円筒形ループ31、32の周長を調節する手段8を備え、第1ハウジング3の摩擦力を第1のシリンダ2と調整する。換言すれば、円筒形ループ31、32はバンドブレーキを形成する。
図2を参照すると、第1の引張ばね4及び第2の引張ばね5は、長手方向に延び、それぞれ、「コイル」として知られている螺旋体40、50と、第2の要素12に連結された端部41、51と、第1のシリンダ2に連結された端部42、52とを備える。この実施例では、端部41、51、42、52はワイヤの形態で示されている。図3〜5を参照すると、引張ばね4、5の螺旋体40、50は長手方向にオフセットしているので、それらの横方向の体積が抑制されるため、第2の要素12の同じ長手のキャビティ120内にそれらを組み込むことができる。このような特性は、第2の要素12に電力ケーブル9を通すスペースを確保する必要があるランプの場合に特に有利である。
好ましい態様では、引張ばね4、5は、0.9dN.mm−1〜1.5dN.mm−1の間の一定荷重ばねを有する。このような引張ばね4、5は、摩耗及び断裂が抑制されつつ、最適な圧縮範囲で作動可能である。
図2に示すように、第1の要素11は、ランプ1の極限の構成において、すなわち第1の傾動角Ω1が非常に重要であるときに第2の要素12と協働するように構成された凹状のストッパ部6を備える。
上述したように、第1のヒンジC1及び第2のヒンジC2は互いに類似しているが、図6に示すように反転して組み立てられている。そのため、第2のヒンジC2は、第1の引張ばね4’と第2の引張ばね5’を備え、各引張ばね4’、5’は、固定点F4’、F5’に応じて第2の要素12に連結された端部(図示せず)と、第3の要素13の第2のシリンダ2’に連結された端部42’、52’を有し、引張ばね4’、5’の固定点F4’、F5’は、互いに離隔し、第2のシリンダ2’の軸線X2から離れて位置しているので、第2の要素12と第3の要素13との間の第2のシリンダ軸線X2の周りに張力トルクを発生させる。
好ましい態様では、第1のヒンジC1の引張ばね4、5は、より長い片持ち長さを支持しなければならない場合には、第2のヒンジC2のものよりも高い一定荷重ばねを有する。
好ましい態様では、第2の要素12は、ばね4、5に連結される構造フレームと、構造フレームを包囲するジャケット又はキャスケットとを備える。その有利な機械的性能に加えて、第2の要素12は、そのジャケットのおかげで優れた美的態様を提供可能である。
したがって、第1のヒンジC1の機能を、図4及び図5に理論的に示しているが、第2のヒンジC2の機能は同様である。
この実施例では、第1の要素11はランプ1のベースに対応し、固定されたままである。第2の要素12は、第1の要素11に対して移動することができる一方、移動後は不動のままとなる。換言すれば、第2の要素12の位置は、第1の傾動角Ω1を修正した後は安定していなければならない。
図4に示すように、第1の位置において、第1の傾動角Ω1は180°に等しく、第1の要素11と第2の要素12とは整列している。片持ちは弱く、第2の要素12を動かすことを目的とする駆動トルクも弱い。
2つの引張ばね4、5は、第1のシリンダ2に作用して、第1のハウジング3に対してこれを平坦にする。この第1の位置では、第1の引張ばね4はわずかに緊張しているが、第2の引張ばね5の方がそれよりわずかに緊張の度合いが高い。この結果、第1のヒンジC1に移行する弾性力はほとんどないので、第2の要素12を不動に保つ。引張ばね4、5の固定点F4、F5のオフセットは、凧のように弱い駆動トルクに抗する弱い張力トルクを加えることによって、第2の要素12の位置決めを制御できるようになる。
また、図5に示すように、第1の傾動角Ω1が40°に等しい第2の位置に第2の要素12の位置を変更することは、ユーザにとって簡単である。この第2の位置では、第2の引張ばね5は非常に緊張しているが、第1の引張ばね5はそれよりさらに緊張の度合いが高い。これにより、第1のヒンジC1に移行する顕著な弾性力を生成し、第2の要素12に張力トルクを加えて片持ちに連結された強い駆動トルクを相殺する傾向がある。引張ばね4、5による平坦化により、第1のシリンダ2とハウジング3との間の摩擦も大きく、いかなる動きも防止し、第2の要素12の位置が安定する。かくして、かなりの片持ち状態であっても、第2の要素12は固定されたままとなる。
有利なことに、第1のヒンジC1の摩擦は、静止している場合は動的な場合(又は運動している場合)より大きくなり、それにより、オペレータは、第2の要素12の位置を第1の傾動角Ω1から独立して容易に変更することができるようになり、第2の要素12は、その移動の後も不動に保たれる。ステンレス鋼表面を使用することにより、静的でもそうであるように動的な状態の性能が改善され、第1のヒンジC1の寿命も改善される。
図7〜9を参照して、本発明によるランプ1のいくつかの異なる位置を示す。ランプ1の重心がベースに対してよりオフセットされればされるほど、引張ばね4、5、4’、5’が引っ張り力を付与し、張力トルクと摩擦力を生成してランプ1を安定的に定位置のままにする。
ランプヘッドがベースから離れている図9に示すように、第1のヒンジC1の引張ばね4、5が強く引っ張り力を付与し、張力トルク及び摩擦力を与えて、片持ち式のランプヘッドの重量によって付与される駆動トルクを相殺する。
本発明により、ヒンジ式本体が突出部を含まず、その設計が、連結システムを有するヒンジ式本体に比べて単純で安価である建築家用ランプが得られる。
本発明はまた、その自由端にサイドボード、例えばプレートを含んでいるためにツール又は部品の一時的な保管が容易となる産業用ハンドリングアームを目的とする。使用される引張ばねの種類は、産業用アームによって受けられる大きさ及び力に適合されることは言うまでもない。

Claims (11)

  1. 片持ち荷重(14)を支持する自由端を備えたヒンジ付き装置(1)であって、装置(1)は、ヒンジ(C1)によって連結された少なくとも1つの第1の要素(11)と第2の要素(12)とを備え、ヒンジ(C1)は、第1の要素(11)に固定されたシリンダ(2)と、第2の要素(12)に固定されたハウジング(3)とを有し、シリンダ(2)とハウジング(3)は、シリンダ(2)の軸線(X1)に沿って共にヒンジ結合されており、ヒンジ(C1)は、少なくとも1つの第1の引張ばね(4)と第2の引張ばね(5)とを有し、各引張ばね(4、5)は、固定点(F4、F5)に従って第2の要素(12)に連結された端部(41、51)と第1の要素(11)のシリンダ(2)に連結された端部(42、52)とを有し、引張ばね(4、5)の固定点(F4、F5)は、互いに離隔するとともにシリンダ軸線(X1)から離れて位置して、第1の要素(11)と第2の要素(12)との間のシリンダ軸線(X1)の周りにトルクを生成して片持ちによって生成されるトルクに抗するヒンジ付き装置(1)。
  2. 第1の引張ばね(4)と第2の引張ばね(5)は、長手方向に延在し、各引張ばね(4、5)は、螺旋体(40、50)を備え、第1の引張ばね(4)の螺旋体(40)と、第2の引張ばね(5)の螺旋体(50)とは長手方向にオフセットしている請求項1に記載の装置。
  3. 引張ばね(4、5)の固定点(F4、F5)は、シリンダ軸線(X1)から同じ距離に位置する請求項1又は2に記載の装置。
  4. 引張ばね(4、5)の固定点(F4、F5)は、シリンダ軸線(X1)に関してゼロでない広がり角(β)で拡開する請求項1〜3のいずれか1項に記載の装置。
  5. 引張ばね(4、5)の固定点(F4、F5)は、シリンダ軸線(X1)に関して40°〜60°の間の広がり角(β)で拡開する請求項1〜4のいずれか1項に記載の装置。
  6. 引張ばね(4、5)は、ハウジング(3)に対してシリンダ(2)を平坦化して第1の要素(11)の第2の要素(12)に対するシリンダ軸線(X1)の周りの回転を制限する摩擦力を生成するように構成される請求項1〜5のいずれか1項に記載の装置。
  7. シリンダ(2)は、シリンダ軸線(X1)に沿って軸線方向にオフセットした2つの円筒形部分(21、22)を有しており、それらの間に引張ばね(4、5)の組立スロット(23)を保持するように2つの円筒形部分(21、22)を有している、請求項1〜6のいずれか1項に記載の装置。
  8. 第1の要素(11)と第2の要素(12)との間でヒンジ(C1)を介して延在する電気接続ケーブル(9)を備えた請求項1〜7のいずれか1項に記載の装置。
  9. 電気接続ケーブル(9)が、組立スロット(23)内に延在する請求項7又は8に記載の装置。
  10. 第1の要素(11)と第2の要素(12)とは、第1のヒンジ(C1)で連結されており、装置は、第2のヒンジ(C2)により第2の要素(12)に連結された第3の要素(13)を備え、第1のヒンジ(C1)に類似して、第2のヒンジ(C2)は、前記第3の要素(13)に固定した第2のシリンダ(2’)と、前記第2のシリンダ(2’)の軸線(X2)に沿って協働する前記第2の要素(12)に固定した第2のハウジング(3’)とを備える請求項1〜9のいずれか1項に記載の装置。
  11. 第3の要素(13)が、ランプヘッド(14)に連結された請求項10に記載の装置。
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