JP2018531178A6 - 電気光学素子を組み込んだサンルーフ - Google Patents

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Abstract

電気光学装置を含む車両用サンルーフが開示される。電気光学装置は、第1層、第2層、及び、第1層と第2層との間に配置される電気光学媒体、を含む可変透過窓を形成する。第1層と第2層の少なくとも一方は、ポリマーフィルムに相当する。サンルーフは、電気光学装置を車両に接続するよう構成されるフレームを更に備える。

Description

本開示は、概して電気光学装置に関し、より具体的には、車両用の電気光学サンルーフに関する。
本開示の一態様によると、電気光学装置を含む車両用サンルーフが開示されている。電気光学装置は、第1層、第2層、及び第1層と第2層との間に配置される電気光学媒体を含む、可変透過窓を形成する。第1層と第2層の少なくとも一方は、ポリマーフィルムに相当する。当該サンルーフは、電気光学装置を車両に接続するように構成されたフレームを更に備える。
本開示の別の態様によると、電気光学装置を含む車両用サンルーフが開示されている。電気光学装置は、第1層、第2層、及び第1層と第2層との間に配置される電気光学媒体を含む、可変透過窓を形成する。第1層と第2層の少なくとも一方は、ポリマーフィルムに相当する。電気光学媒体は、第1層と第2層とを共に積層させるように構成されている。当該サンルーフは、電気光学装置を車両に接続するように構成されたフレームを更に備える。
本開示の更に別の態様によると、電気光学装置を含む車両用サンルーフが開示されている。電気光学装置は、第1フィルム層、第2フィルム層、及び第1フィルム層と第2フィルム層との間に配置された電気光学媒体を含む、可変透過窓を形成する。サンルーフは、第1ラミネーション層を介して第1フィルム層に接合される第1保護基体を更に備える。第2保護基体が、第2ラミネーション層を介して第2フィルム層に接合される。フレームが、電気光学装置を車両に接続するように構成される。
本発明の装置のこれら及び他の特徴、利点、及び目的は、以下の明細書、特許請求の範囲、及び添付図面を参照することにより、当業者によって理解及び認識される。
図1は、電気光学装置を含むサンルーフの側面図である。
図2は、割れを防止するよう構成された、外側保護基体を有するサンルーフの側面図である。
図3は、割れを防止するよう構成された、外側保護基体及び内側保護基体を有するサンルーフの側面図である。
図4は、割れを防止するよう構成された、内側保護基体を有するサンルーフの側面図である。
図5は、割れを防止するよう構成された、外側保護基体を有するサンルーフの側面図である。
図6は、割れを防止するよう構成された、外側保護基体及び内側保護基体を有するサンルーフの側面図である。
図7は、本開示による、割れを防止するよう構成された、内側保護基体を有するサンルーフの側面図である。
本明細書における記述の目的のために、用語「上部の」、「下部の」、「右の」、「左の」、「後方の」、「前方の」、「垂直の」、「水平の」、及びそれについての派生語は、図1において方向付けられた装置に関するものとする。しかしながら、それとは逆に明確に特定されたもの以外は、本装置は様々な代わりの配向をとり得る、と理解されるべきである。添付図面に図示され、かつ以下の明細書に記述された特定のデバイス及びプロセスは、添付された特許請求の範囲において定義された発明概念の単なる例示的な実施形態であることも理解されるべきである。したがって、本明細書に開示された実施形態に関する特定の寸法及び他の物理的特性は、特許請求の範囲が明示的に別段に述べない限り、限定するものと見なされるべきではない。
自動車用窓は、耐久性を向上させるために、強化ガラスとされ得る。フロントガラスが、例えば強化ガラスを含んで、割れが発生しにくいようにされ得る。強化ガラスは、両外面が圧縮下にあるため、非常に強い。しかも、強化ガラスは、割れる時に、基体全体が小片に粉砕し得る。これは、大きな破片ができないという点において有用である。ただし、強化ガラスでは、基体中のシードや気泡といった小さな欠陥が、自然発生的な割れの原因となる場合がある。
図1を参照すると、電気光学装置8が、車両用のサンルーフ10の一部として組み込まれて図示されている。電気光学装置8は、第1基体12及び第2基体14に相当する2つの基体から構成され得る。第1基体12及び第2基体14は、フレーム16によってサンルーフ10のアセンブリに固定される。第1基体12は、外部環境に露出するよう構成された外部基体に相当し得る。第2基体14は、内部基体に相当し得る。基体のそれぞれは、様々なサンルーフ構成に適合するように様々な輪郭(例えば、凸状、凹状、曲面状)面を有するよう形成され得る、軟質(柔軟)または硬質の材料に相当し得る。従って、サンルーフ10は、車両で使用される可変透過装置を提供するのに利用され得る。
例示的な一実施形態において、電気光学媒体18が、第1基体12及び第2基体14を結合させるためのラミネートとして使用され得る。電気光学媒体18は、基体12及び基体14の両方に接着して、基体12及び基体14を接合するためのラミネーションのように機能する、重度に架橋された材料を含み得る。電気光学装置8の基体12及び基体14は、様々な材料から形成され得る。例えば、基体12及び基体14は、プラスチックの基体としてもよい。基体用のプラスチックには、これに限定されないが、透明ポリカーボネート、ポリエチレンテレフタレート(PET)、ポリアミド、アクリル、環状オレフィン、ポリエチレン(PEN)、メタロセンポリエチレン(mPE)、シリコン、ウレタン、及び、様々なポリマー材料、が含まれ得る。基体は、これに限定されないが、ソーダ石灰フロートガラス、ホウケイ酸ガラス、ボロアルミノケイ酸ガラス、または様々なその他の組成物を含む、様々な形態のガラスの基体であり得る。ガラス基体を使用する場合、これらは、アニール、熱強化、化学強化、部分強化または全体強化され得る。電気光学装置8は、サンルーフ30を所望に支持および動かすのに使用され得る、部分フレームまたはフルフレーム16によって保持され得る。
一部の実施形態において、電気光学装置8の基体12及び基体14は、薄いフィルム状の基体に相当し得る。こうした実施形態では、基体のそれぞれは、フィルム層20と称され得る。上記のように、基体12及び基体14、すなわちフィルム層20は、プラスチックまたはポリマー材料から形成され得る。例えば、本明細書に記載されるフィルム層は、ポリエチレンテレフタレート(PET)フィルム、メタロセンポリエチレン(mPE)フィルム、シリコンフィルム、ウレタンフィルム、または様々なフィルム状の材料に相当し得る。この構成において、フィルム層20は、電気光学装置8の電気光学媒体18の外表面と内表面とをそれぞれ封入するよう構成された第1フィルム層22と第2フィルム層24とを形成し得る。従って、電気光学装置8は、サンルーフ10の様々な形状及び輪郭に適合し得る、薄くて軟質なアセンブリを形成し得る。
電気光学媒体18の架橋材料は、基体12及び基体14の1つ以上に接着し得る、様々な重度に架橋された材料に相当し得る。例えば、架橋材料は、以下の材料:ポリビニルブチラール(PVB)、エチレンビニルアセテート(EVA)、熱硬化性EVAエチレンビニルアセテート(EVA)、及び、熱可塑性ポリウレタン(TPU)、のうちの少なくとも1つに相当し得る。本明細書に記述された具体的な材料は、基体12及び基体14の1つ以上に接着するための重度に架橋された材料として使用され得る、例示的材料に相当し得る。従って、本明細書に記述された具体的な実施例は、非制限的な実施例とみなされる。
一部の実施形態では、電気光学装置8は、1つ以上の基準に適合するよう構成され得る。こうした基準の一例には、連邦自動車安全基準(FMVSS)のボール落下試験が含まれ得る。この試験において、サンルーフ10は、地上における通常の重力下(つまり、約9.8m/s2)で9メートルから約225グラム(8オンス)の鋼球を落下した衝撃に耐えることが求められ得る。当該ボール落下試験のパスに成功するためには、サンルーフ10は、鋼球が当該サンルーフ10を貫通することを防止しなければならない。また、割れた場合に、当該サンルーフは高い割合の割れたガラスを保持しなければならない。実験結果は、本開示のサンルーフの様々な実施形態は、鋼球の貫通を防止して前記基準によって要求されるように割れたガラスを保持するよう動作可能である、ということを実証している。
本明細書に記載される電気光学装置8は、本明細書に記載されるサンルーフの様々な実施形態において、少なくとも基体12及び基体14を通る光の透過を変えるように構成され得る。電気光学装置8は、1つ以上の制御回路から印加される電圧に応答して本明細書に記載されるサンルーフアセンブリの透過性を変えるよう構成されたエレクトロクロミック装置に相当し得る。電極を提供するよう構成され得る制御回路および関連装置、並びに、電気光学装置8を制御するよう構成されるハードウェアの例が、同一出願人による、「VARIABLE TRANSMISSION WINDOW SYSTEM」と題された米国特許第8,547,624号、「ELECTROCHROMIC MEDIUM HAVING A COLOR STABILITY」と題された米国特許第6,407,847号、「ELECTROCHROMIC STRUCTURES」と題された米国特許第6,239、898号、「ELECTRODE DESIGN FOR ELECTROCHROMIC DEVICES」と題された米国特許第6,597,489号、および、「ELECTRO−OPTIC WINDOW INCORPORATING A DISCRETE PHOTOVOLTAIC DEVICE」と題された米国特許第5,805,330号に記述されており、これらのそれぞれの開示の全体が、当該参照によって本明細書に組み込まれる。窓に用いられ得るエレクトロクロミック装置の例は、「COLOR−STABILIZED ELECTROCHROMIC DEVICES」と題された米国特許第6,433,914号、「ELECTROCHROMIC MEDIA WITH CONCENTRATION−ENHANCED STABILITY,PROCESS FOR THE PREPARATION THEREOF AND USE IN ELECTROCHROMIC DEVICES」と題された米国特許第6,137,620号、「ELECTROCHROMIC MIRROR WITH TWO THIN GLASS ELEMENTS AND A GELLED ELECTROCHROMIC MEDIUM」と題された米国特許第5,940,201号、および「VEHICULAR REARVIEW MIRROR ELEMENTS AND ASSEMBLIES INCORPORATING THESE ELEMENTS」と題された米国特許公報第2006/0056003号、に記述されており、これらのそれぞれの開示の全体が、当該参照によって本明細書に組み込まれる。可変透過窓およびこれを制御するためのシステムの他の例は、同一出願人による、「VARIABLE TRANSMISSION WINDOW CONSTRUCTIONS」と題された米国特許第7,085,609号、「SYSTEM TO INTERCONNECT,LINK,AND CONTROL VARIABLE TRANSMISSION WINDOWS AND VARIABLE TRANSMISSION WINDOW CONSTRUCTIONS」と題された米国特許第6,567,708号に開示されており、これらのそれぞれは、当該参照によってその全体が本明細書に組み込まれる。
次に図2を参照すると、外側保護基体32を含むサンルーフ30の実施形態が図示されている。説明を明瞭にするために、同一の参照符号は、本明細書に記載される実施形態のそれぞれで言及される同一の要素を記述するために使用され得る。図2において、電気光学装置8は、ラミネーション材料から形成されるラミネーション層36を用いて外側保護基体32に積層される。外側保護基体32は、様々な材料から形成され得る。例えば、外側保護基体32は、透明ポリカーボネート、ソーダ石灰フロートガラス、ホウケイ酸ガラス、ボロアルミノケイ酸ガラス、Gorilla(登録商標)ガラス、または様々なその他の組成物などのプラスチックの基体であり得る。外側保護基体32は、アニール、熱強化、化学強化、部分強化または全体強化され得る。基体12及び基体14を参照して記載されるように、保護基体(例えば、外側保護基体32及び内側保護基体42)も、様々なサンルーフ構成に適合するように様々な輪郭(例えば、凸状、凹状、曲面状)面を有するよう形成され得る。
外側保護基体32は、サンルーフ30に衝撃を与え得る石などの外部破片から電気光学装置8を保護するよう構成され得る。外側保護基体32が割れる場合に、ラミネーション層36は、破片が基体12及び基体32から剥離することを防止し得る。また、電気光学装置8の電気光学媒体18は、基体12及び基体14に接着するよう構成された重度に架橋された材料を含み得る。この構成では、電気光学装置8は、外側保護基体32と組み合わされて機能し、基体12、基体14及び基体32の一部がサンルーフ30から剥離することを防止し得る。
また、図1を参照して記載されるように、基体12及び基体14はまた、プラスチックまたはポリマー材料から形成されるフィルム層20に相当し得る。こうした実施形態では、第1フィルム層22及び第2フィルム層24が、外側保護基体32に対して調整または形成され、サンルーフ30の外形形状を形成し得る。こうした実施形態では、電気光学装置8は、本明細書に記載されるように、保護基体の様々な形状及び輪郭に対して形成または接合され得る、薄い軟質のアセンブリを形成し得る。実験データに基づくと、本明細書に記載されるサンルーフアセンブリは、非常に薄い全厚を有しながら、9mのボール落下試験にパスすることに成功し得る。従って、少なくとも1つのフィルム層20を包含することは、本明細書に記載される薄いサンルーフに対する有益な構成を提供し得る。
ラミネーション層36のラミネーション材料は、外側保護基体32の断片を保持および支持するよう構成され得る。しかしながら、第1基体12が割れ、電気光学媒体18が形成された破片を保持するには不十分である場合、第1基体12の断片が車両内部に放出され得る。構造全体の強度を向上させるためには、外側保護基体32は、本明細書に記載される、積層され得る複数の基体に相当し得る。外側保護基体32の厚さは、重量および全厚を最小化するよう、1.4mm未満としてもよい。もっとも、特定の用途に適合させるために、広範囲の厚さと重量とが利用され得る。
ラミネーション層36のラミネーション材料は、単独または組み合わせで、様々な材料に相当し得る。例えば、ラミネーション材料は、ポリビニルブチラール(PVB)、エチレンビニルアセテート(EVA)、熱硬化性EVA、及び熱可塑性ポリウレタン(TPU)、並びに様々なその他の材料、のうちの1つ以上に相当し得る。従って、ラミネーション材料は、特定の用途に対して変わり得る。例示的な一実施形態では、ラミネーション層36は0.7mm未満の厚さとしてもよく、一部の実施形態では、ラミネーション層36は0.5mm未満の厚さとしてもよい。ラミネーション層36のラミネーション材料の厚さを最小化することは、本明細書の様々な実施形態において記述されるように、サンルーフの全厚を最小化することを促進し得る。
次に図3を参照すると、外側保護基体32及び内側保護基体52を含むサンルーフ50の一実施形態が図示されている。一部の実施形態では、内側保護基体52は、電気光学装置8の第1基体12の内表面に積層され得る。図3に例証されているサンルーフ50の実施形態では、電気光学装置8は、ラミネーション層36を用いて内側保護基体52に積層されている。外側保護基体32と同様に、内側保護基体52は様々な材料から形成され得る。例えば、内側保護基体52は、透明ポリカーボネート、ソーダ石灰フロートガラス、ホウケイ酸ガラス、ボロアルミノケイ酸ガラス、または様々なその他の組成物などのプラスチックの基体であり得る。内側保護基体52は、アニール、熱強化、化学強化、部分強化または全体強化され得る。こうして、内側保護基体52は、基体12、基体14及び基体42のそれぞれの、外れたまたはひび割れた一部が車両の内部に入ることを防止するよう構成され得る。
例えば、第2基体14が割れ、電気光学媒体18が形成された破片を保持するには不十分である場合、第2基体14の断片が車両外部へと消失し、車両を損傷させる原因となる場合がある。サンルーフ50の構成全体の強度を高めるために、内側保護基体52が第2基体の内表面に積層されてもよい。また、内側保護基体は、1つ以上の基体を含んでもよい。内側保護基体52の厚さは、重量および全厚を最小化するよう、1.4mm未満としてもよい。もっとも、特定の用途に適合させるために、広範囲の厚さと重量とが利用され得る。
既に記載したように、基体12及び基体14は、プラスチックまたはポリマー材料から形成され得るフィルム層20に相当し得る。こうした実施形態では、第1フィルム層22は外側保護基体32に対して調整及び形成され、第2フィルム層24は内側保護基体42に対して調整及び形成され得る。こうした実施形態では、電気光学装置8は、本明細書に記載されるように、保護基体32及び保護基体42の様々な形状及び輪郭に対して接着、形成または接合され得る、薄い軟質のアセンブリを形成し得る。実験データに基づくと、本明細書に記載されるサンルーフアセンブリは、非常に薄い全厚を有しながら、9mのボール落下試験にパスすることに成功し得る。従って、少なくとも1つのフィルム層20またはフィルム層22、24の包含は、本明細書に記載される薄いサンルーフに対する有益な構成の提供を可能にし得る。
本明細書に記載されるように、サンルーフ50は4つの基体を備え得る。例えば、4つの基体は、第1基体12、第2基体14、外側保護基体42、及び内側保護基体52に相当し得る。こうした構成では、当該4つの基体、電気光学媒体18、及びラミネーション層36は、それぞれ厚さを有し、足し合わされるとサンルーフ50の全厚を画定する。一部の例示的な実施形態では、4つの基体のサンルーフの全厚は5mm未満としてもよい。実験的な一実施形態では、4つの基体のサンルーフ(例えばサンルーフ50)の全厚は4.5mm未満と測定され、当該4つの基体のサンルーフは、本明細書に記載されるボール落下試験において鋼球の衝撃に耐えるよう動作可能であった。
次に図4を参照すると、一部の実施形態において、サンルーフ70の一実施形態は、外側保護基体42を含まず、内側保護基体52を含んで製造され得る。こうした実施形態では、内側保護基体52が、電気光学装置8の第1基体12の内表面に積層され得る。構造全体の強度を向上させるためには、内側保護基体52は、本明細書に記載されるように積層され得る複数の基体に相当し得る。内側保護基体52は、基体12、基体14及び基体52のそれぞれの外れた部分またはひび割れた部分が車両の内部に入ることを防止するよう構成され得る。
次に図2及び図4を参照すると、サンルーフ(例えば、サンルーフ30及びサンルーフ70)は、3つの基体を備え得る。例えば、3つの基体は、第1基体12、第2基体14、及び外側保護基体42と内側保護基体52の一方、に相当し得る。また、3つの基体は、第1フィルム層22、第2フィルム層24、及び保護層32と保護層42の少なくとも一方、に対応し得る。こうした構成では、当該3つの基体、電気光学媒体18、及びラミネーション層36は、それぞれ厚さを有し、足し合わされると3つの基体のサンルーフの全厚を画定する。一部の例示的な実施形態では、3つの基体のサンルーフの全厚は3.5mm未満としてもよい。実験的な一実施形態では、3つの基体のサンルーフの全厚は3mm未満と測定され、当該3つの基体のサンルーフは、本明細書に記載されるボール落下試験において鋼球の衝撃に耐えるよう動作可能であった。
図3を参照すると、サンルーフ40は、4つの基体を備え得る。例えば、4つの基体は、第1フィルム層22、第2フィルム層24、外側保護基体42、及び内側保護基体52に相当し得る。こうした構成では、当該4つの基体、電気光学媒体18、及びラミネーション層36は、それぞれ厚さを有し、足し合わされると4つの基体のサンルーフの全厚を画定する。一部の例示的な実施形態では、4つの基体のサンルーフの全厚は4mm未満としてもよい。実験的な一実施形態では、4つの基体のサンルーフの全厚は3.5mm未満と測定され、3つの基体のサンルーフは、本明細書に記載されるボール落下試験において、鋼球をサンルーフに貫通させることなく鋼球の衝撃に耐えるよう動作可能であった。
図3に例証されているように、4つの基体の構造は、様々な形態において適用され得る。例えば、当該4つの基体の構造は、表1に列挙される材料および要素から形成され得る。

表1:2つのフィルム層を有する4つの基体の構造の例示的実施形態
Figure 2018531178

こうしたフィルム層20の構成は、組み合わさって、本明細書に記載されるいずれの実施形態にも同様に適用され得る(例えば、図1及び図2)。
次に図5乃至図7を参照すると、様々な実施形態は、ラミネーション層36を、基体12、基体14の少なくとも一方と、保護基体42、保護基体52のうちの1つ以上と、の間に配置し得ることを例証している。一部の実施形態では、ラミネーション層36は、ラミネーション材料内に配置された層間フィルム54を更に備えてもよい。層間フィルム54は、フィルム層20に類似の薄いフィルム材料に相当してもよく、ラミネーション層36を基体12、基体14と1つ以上の保護基体42、保護基体52とに結合するよう構成され得る。この構成では、層間フィルム54は、割れの場合に、基体12、基体14または保護基体42、保護基体52の粉々になった断片を保持し得る。
層間フィルム54は、様々な材料に相当し得る。例えば、層間フィルム54は、ポリエチレンテレフタレート(PET)フィルム、メタロセンポリエチレン(mPE)フィルム、シリコンフィルム、ウレタンフィルム、または様々なフィルム状の材料、に相当し得る。一部の実施形態では、複数のラミネーションフィルム層を、サンルーフのさらなる強化に利用してもよい。層間フィルム54を含むサンルーフの実施形態は、一部の用途のための追加の強化を提供し得る。従って、本明細書に記載されるサンルーフの様々な実施形態は、所望の用途に応じて、保護基体42、保護基体52、及び層間フィルム54のうちの1つ以上を含み得る。
一部の実施形態では、それぞれが1.7mm未満の厚さのガラス基体に相当する、第1基体12及び第2基体14を有することが望ましい場合がある。こうした厚さのガラスの強化は容易ではなく、より厚いガラスよりも割れやすい。ガラスを熱的または化学的に強化することは、耐久性を高め得るが、一部の実施形態(例えば、1.7mm未満の薄いガラス)では、薄いガラスはこうした強化を受けることができない場合がある。こうした実施形態では、層間フィルム54が、サンルーフの耐久性を向上させるのに特に有益であり得る。
例示的な一実施形態では、電気光学装置(例えばエレクトロクロミック装置)が、それぞれが0.7mmの厚さのガラスを有するガラス基体に相当する、第1基体12及び第2基体14で形成され得る。電気光学媒体18は、第1基体12と第2基体14との間に配置され得る。また、第1基体12と第2基体14の少なくとも一方は、外側保護基体42または内側保護基体52に積層され得て、後者はまた、0.7mmの厚さを有するガラス層に相当し得る。
保護層42または保護層52は、ラミネーション層36を介して第1基体12及び第2基体の一方に積層され得る。ラミネーション層36は、層間フィルム54(例えば、mPE)と第1基体12または第2基体14とに積層されたラミネーション材料(例えば、EVA)の第1層56を有し得る。ラミネーション層36は、層間フィルム54(例えば、mPE)と保護基体42または保護基体52とに積層されたラミネーション材料(例えば、EVA)の第2層58を有し得る。この構成において、3つの基体の構造が形成され得るが、これは、9mのボール落下試験をパスすることが実証されている。図5及び図7に例証されている3つの基体の構造を参照して説明されたが、層間フィルム54は、図6に例証されている4つの基体の構造にも同様に適用され得る。
0.7mmのガラス基体の3つの基体の構造は、薄い全厚を有するように構成され得る。例えば、3つのガラス基体12、14、及び42と52の一方、電気光学媒体18、及びラミネーション層36は、それぞれ厚さを有し、足し合わされると3つの基体のサンルーフの全厚を画定する。3つの基体のサンルーフの全厚は5mm未満としてもよい。実験的な一実施形態では、3つの基体のサンルーフの全厚は4.5mm未満と測定され、このサンルーフは本明細書に記載される9mのボール落下試験において鋼球の衝撃に耐えるよう動作可能であった。
図7に例証されているように、3つの基体の構造は、第2基体14と内側保護層42との間に配置された複数の層間フィルム54を含み得る。例えば、当該3つの基体の構造は、表2に列挙される材料および要素から形成され得る。

表2:3つの基体の構造の例示的実施形態
Figure 2018531178

こうした層間フィルム54の構成は、組み合わさって、本明細書に記載されるいずれの実施形態にも同様に適用され得る(例えば、図5及び図6)。
図6に例証されているように、4つの基体の構造も、様々な形態において適用され得る。例えば、当該4つの基体の構造は、表3に列挙された材料および要素から形成され得る。

表3:4つの基体の構造の例示的実施形態
Figure 2018531178
一部の実施形態では、ラミネーション層36を、外側保護基体及び内側保護基体という保護構造に依存する代わりに用いることはできない。この場合には、ラミネーション材料36は、電気光学装置8と、基体12、基体14及び/または保護基体のうちの1つ以上と、の間のエアギャップで置換され得る。
任意の記述されたプロセスまたは記述されたプロセス内の手順は、記述されたその他のプロセスまたは手順と組み合わせて、本開示の装置の範囲内での構造を形成しうることが、理解されよう。本明細書で開示されている例示的構造およびプロセスは、例示の目的であり、限定するものとは解釈されないものとする。
また、本開示の装置の概念を逸脱することなく、前述の構造および方法に対して変形および変更をすることができ、更に、こうした概念は、特許請求の範囲に文言で明示的に別段の定めをした場合を除き、以下の特許請求の範囲によって網羅されることが意図されていることを理解されたい。
上記の説明は、好適な実施形態についてのみのものと考えられる。当業者や本装置の製作者または使用者には、装置の変形が発生するであろう。したがって、図面および上記の説明に示した実施形態は、単に例示的目的であって、本装置の範囲を限定することを意図したものではなく、本装置の範囲は、均等論を含む特許法の原則に従って解釈される以下の特許請求の範囲によって定義されることが理解されよう。

Claims (20)

  1. 可変透過窓を形成する電気光学装置と、
    前記電気光学装置を車両に接続するよう構成されるフレームと、
    を備え、
    前記電気光学装置は、
    第1層と、
    第2層と、
    前記第1層と前記第2層との間に配置される電気光学媒体と、
    を有しており、
    前記第1層と前記第2層の少なくとも一方は、ポリマーフィルムに相当する
    ことを特徴とする車両用サンルーフ。
  2. 前記ポリマーフィルムに隣接する第1保護基体
    を更に備えたことを特徴とする請求項1に記載のサンルーフ。
  3. 前記ポリマーフィルムは、前記第1保護基体の輪郭に適合するよう構成された軟質の材料に相当する
    ことを特徴とする請求項2に記載のサンルーフ。
  4. 前記第1保護基体は、当該サンルーフの外側保護層を形成する
    ことを特徴とする請求項2に記載のサンルーフ。
  5. 前記少なくとも1つの保護基体は、ラミネーション層によって前記ポリマーフィルムに接合されている
    ことを特徴とする請求項2に記載のサンルーフ。
  6. 前記第1層と前記第2層は、それぞれ、軟質のポリマー材料のフィルム層に相当する
    ことを特徴とする請求項1に記載のサンルーフ。
  7. 第2保護基体
    を更に備えたことを特徴とする請求項2に記載のサンルーフ。
  8. 前記第2保護基体は、当該サンルーフの内側保護層を形成する
    ことを特徴とする請求項7に記載のサンルーフ。
  9. 前記第1保護基体は、第1ラミネーション基体によって前記第1層に接合され、
    前記第2保護基体は、第2ラミネーション層によって前記第2層に結合される
    ことを特徴とする請求項7に記載のサンルーフ。
  10. 前記第1保護基体、前記第2保護基体、前記ラミネーション層、及び、前記電気光学装置は、組み合わされた厚さを形成し、前記厚さは4mm以下である
    ことを特徴とする請求項9に記載のサンルーフ。
  11. 4mm以下の前記厚さの当該サンルーフは、9mの重力加速度の後に前記第1保護基体にぶつかる225グラムの鋼球が突き刺さるのを防止するよう動作可能である
    ことを特徴とする請求項10に記載のサンルーフ。
  12. 前記第1保護基体及び前記第2保護基体は、それぞれ、1.4mm以下の厚さを有する
    ことを特徴とする請求項7に記載のサンルーフ。
  13. 可変透過窓を形成する電気光学装置と、
    前記電気光学装置を車両に接続するよう構成されるフレームと、
    を備え、
    前記電気光学装置は、
    第1層と、
    第2層と、
    前記第1層と前記第2層との間に配置される電気光学媒体と、
    を有しており、
    前記第1層と前記第2層の少なくとも一方は、ポリマーフィルムに相当する
    ことを特徴とする車両用サンルーフ。
  14. 前記電気光学媒体は、前記第1層と前記第2層とを共に積層させるよう構成されている
    ことを特徴とする請求項13に記載のサンルーフ。
  15. 前記電気光学媒体は、前記第1基体と前記第2基体とに接着する重度に架橋された材料であるエレクトロクロミック材料に相当する
    ことを特徴とする請求項13に記載のサンルーフ。
  16. 前記第1層に隣接する少なくとも1つの保護基体
    を更に備えたことを特徴とする請求項13に記載のサンルーフ。
  17. 前記少なくとも1つの保護基体は、ラミネーション層によって前記第1層に接合されている
    ことを特徴とする請求項16に記載のサンルーフ。
  18. 前記ラミネーション層は、ポリビニルブチラール(PVB)、エチレンビニルアセテート(EVA)、熱硬化性EVA、及び、熱可塑性ポリウレタン(TPU)、のうちの少なくとも1つに相当するラミネーション材料を含む
    ことを特徴とする請求項17に記載のサンルーフ。
  19. 第1フィルム層、第2フィルム層、及び、前記第1フィルム層と前記第2フィルム層との間に配置されるエレクトロクロミック媒体、を含む、可変透過窓を形成する電気光学装置と、
    第1ラミネーション層を介して前記第1フィルム層に接合されている第1保護基体と、
    第2ラミネーション層を介して前記第2フィルム層に接合されている第2保護基体と、
    前記電気光学装置を車両に接続するよう構成されるフレームと、
    を備えたことを特徴とする車両用サンルーフ。
  20. 前記電気光学装置、前記第1保護層、前記第2保護層、及び、前記ラミネーション層は、組み合わさって当該サンルーフの厚さを形成し、前記厚さは4mm未満である
    ことを特徴とする請求項19に記載のサンルーフ。
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