JP2018531176A - トイレモジュール - Google Patents

トイレモジュール Download PDF

Info

Publication number
JP2018531176A
JP2018531176A JP2018516717A JP2018516717A JP2018531176A JP 2018531176 A JP2018531176 A JP 2018531176A JP 2018516717 A JP2018516717 A JP 2018516717A JP 2018516717 A JP2018516717 A JP 2018516717A JP 2018531176 A JP2018531176 A JP 2018531176A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
wall
holding member
hook
seal
seal member
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2018516717A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2018531176A6 (ja
JP6542989B2 (ja
Inventor
サビアン スコット
サビアン スコット
ジェフリー スコーリー イアン
ジェフリー スコーリー イアン
ロング エリック
ロング エリック
Original Assignee
シーアンドディー ゾディアック,インコーポレイティド
シーアンドディー ゾディアック,インコーポレイティド
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Priority claimed from US15/080,377 external-priority patent/US9896213B2/en
Application filed by シーアンドディー ゾディアック,インコーポレイティド, シーアンドディー ゾディアック,インコーポレイティド filed Critical シーアンドディー ゾディアック,インコーポレイティド
Publication of JP2018531176A publication Critical patent/JP2018531176A/ja
Publication of JP2018531176A6 publication Critical patent/JP2018531176A6/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6542989B2 publication Critical patent/JP6542989B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B64AIRCRAFT; AVIATION; COSMONAUTICS
    • B64DEQUIPMENT FOR FITTING IN OR TO AIRCRAFT; FLIGHT SUITS; PARACHUTES; ARRANGEMENT OR MOUNTING OF POWER PLANTS OR PROPULSION TRANSMISSIONS IN AIRCRAFT
    • B64D11/00Passenger or crew accommodation; Flight-deck installations not otherwise provided for
    • B64D11/02Toilet fittings
    • EFIXED CONSTRUCTIONS
    • E03WATER SUPPLY; SEWERAGE
    • E03DWATER-CLOSETS OR URINALS WITH FLUSHING DEVICES; FLUSHING VALVES THEREFOR
    • E03D11/00Other component parts of water-closets, e.g. noise-reducing means in the flushing system, flushing pipes mounted in the bowl, seals for the bowl outlet, devices preventing overflow of the bowl contents; devices forming a water seal in the bowl after flushing, devices eliminating obstructions in the bowl outlet or preventing backflow of water and excrements from the waterpipe
    • E03D11/12Swivel-mounted bowls, e.g. for use in restricted spaces slidably or movably mounted bowls; combinations with flushing and disinfecting devices actuated by the swiveling or sliding movement of the bowl
    • EFIXED CONSTRUCTIONS
    • E03WATER SUPPLY; SEWERAGE
    • E03DWATER-CLOSETS OR URINALS WITH FLUSHING DEVICES; FLUSHING VALVES THEREFOR
    • E03D11/00Other component parts of water-closets, e.g. noise-reducing means in the flushing system, flushing pipes mounted in the bowl, seals for the bowl outlet, devices preventing overflow of the bowl contents; devices forming a water seal in the bowl after flushing, devices eliminating obstructions in the bowl outlet or preventing backflow of water and excrements from the waterpipe
    • E03D11/13Parts or details of bowls; Special adaptations of pipe joints or couplings for use with bowls, e.g. provisions in bowl construction preventing backflow of waste-water from the bowl in the flushing pipe or cistern, provisions for a secondary flushing, for noise-reducing
    • E03D11/14Means for connecting the bowl to the wall, e.g. to a wall outlet

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Aviation & Aerospace Engineering (AREA)
  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Hydrology & Water Resources (AREA)
  • Public Health (AREA)
  • Water Supply & Treatment (AREA)
  • Sanitary Device For Flush Toilet (AREA)
  • Residential Or Office Buildings (AREA)
  • Gasket Seals (AREA)

Abstract

壁に固定されるよう構成された保持部材を含むトイレモジュール取付け組立体。保持部材は、壁取付けフランジと、壁取付けフランジから略内側に延びる圧入部と、を含む。保持部材が壁に固定されたときに、壁と圧入部との間に溝が画定される。取付け組立体は同様にシール部材を含み、シール部材は保持部材の溝に収容される膨出部を含む。

Description

関連出願の相互参照
本願は、2014年3月27日に出願された米国仮特許出願第61/971,495号及び2015年1月30日に出願された米国仮特許出願第62/110,380号の利益を主張する2015年3月25日に出願された米国特許出願第14/668,770号の一部継続出願であり、これら全ての出願は、その内容が参照により本明細書に援用される。また、本願は、2015年9月30日に出願された米国仮特許出願第62/235,278号の利益を主張するものであり、その全体が参照により本明細書に援用される。
本発明は、概して、トイレモジュールに関し、より詳細には、航空機内の化粧室で用いられるトイレモジュールに関する。
AirbusA320又はBoeing737などの商業航空機は、典型的には、モジュール部品で構成されており、モジュール部品の寸法、重量及び構造は、機体寸法、審美性及び安全性など多くの考慮事項によって規定される。これら要件の多くは、法規制により課される。頭上荷物入れ、座席、化粧室、厨房、照明システムなどの航空機部品は、全て厳しい限定のある空間内で機能することが求められる。
航空機の製造業者は、航空会社から課される費用、重量、整備ダウンタイム、安全性に関する各種制約下で、乗客及び乗組員にとってより快適で便利な航空機内装デザインを追求して開発を続けている。商業旅客機には、一般的に、乗客及び乗務員が使用するためのトイレが設置された化粧室が備えられている。このようなトイレの掃除及び交換は、困難であることが多い。
本発明の第1の態様によると、壁に固定するよう構成された保持部材を含むトイレモジュール取付け組立体が提供される。保持部材は、壁取付けフランジと、壁取付けフランジから略内側に延びる圧入部と、を含む。保持部材が壁に固定されたときに、壁と圧入部との間に溝が画定される。取付け組立体は、膨出部を有するシール部材を更に備え、膨出部は保持部材の溝に収容される。好ましい実施形態では、圧入部は縁を有し、膨出部は最内頂点を有する。保持部材が壁に固定されたときに、縁と壁との間に第1の幅が定義され、膨出部の最内頂点と壁との間に第2の幅が定義され、第1の幅は第2の幅よりも小さい。膨出部は略下方向に延びるのが好ましい。
好ましい実施形態では、取付け組立体は底部にフック連結部を備える。好ましくは、フック連結部は、互いに係合する保持部材上の第1のフックとシール部材上の第2のフックとを備える。好ましい実施形態では、第1のフック及び第2のフックはそれぞれ傾斜部を含む。好ましくは、シール部材は、シール部材から延びる少なくとも一つの突起部を含み、突起部は圧入部上に形成された切り欠きに収容される。好ましい実施形態では、壁取付けフランジは、壁取付けフランジから外側に延びる複数のインサートを備える。好ましくは、壁取付けフランジは、壁取付けフランジを貫通して画定された複数の開口を含み、各開口は、複数のインサートのうちの一つに隣接して配置され、そして、開口を通してインサートに接着剤を注入できる。
好ましい実施形態では、シール部材は内側シール端部を含み、保持部材が壁に固定されたときに、壁に接するように構成される。好ましくは、保持部材は、保持部材から内側に延びる支持フランジを含み、シール部材は、シール部材から内側に延びるシールフランジを含む。シールフランジ及び支持フランジは、それらの間にトイレ側板を支持するよう構成される。
本発明の別の態様によると、反対側に位置する第1及び第2の端部、並びに、第1及び第2の端部に関連付けられたトイレを有する側板と、第1及び第2の取付け組立体と、を含む、トイレモジュールが提供される。第1の取付け組立体は、第1の壁に固定されるように構成された第1の保持部材を含む。第1の保持部材は、第1の壁取付けフランジと、第1の壁取付けフランジから略内側に延びる第1の圧入部と、を含む。第1の保持部材が第1の壁に固定されたときに、第1の壁と第1の圧入部との間に第1の溝が画定される。第1の取付け部材は、第1の膨出部を有する第1のシール部材を更に備え、第1の膨出部は第1の保持部材の第1の溝に収容される。側板の第1の端部は、第1の保持部材又は第1のシール部材の少なくとも一つによって固定される。第2の取付け組立体は、第2の壁に固定されるように構成された第2の保持部材を含む。第2の保持部材は、第2の壁取付けフランジと、第2の壁取付けフランジから略内側に延びる第2の圧入部と、を含む。第2の保持部材が第2の壁に固定されたときに、第2の壁と第2の圧入部との間に第1の溝が画定される。第2の取付け組立体は、第2の膨出部を有する第2のシール部材を更に備え、第2の膨出部は第2の保持部材の第2の溝に収容される。側板の第2の端部は、第2の保持部材又は第2のシール部材の少なくとも一つによって固定される。
好ましい実施形態では、第1の保持部材は、第1の保持部材から内側に延びる第1の支持フランジを含み、第2の保持部材は、第2の保持部材から内側に延びる第2の支持フランジを含む。第1のシール部材は、第1のシール部材から内側に延びる第1のシールフランジを含み、第2のシール部材は、第2のシール部材から内側に延びる第2のシールフランジを含む。トイレ側板の第1の端部は、第1の支持フランジと第1のシールフランジとの間に配置され、トイレ側板の第2の端部は、第2の支持フランジと第2のシールフランジとの間に配置される。
本発明の別の態様によると、対向する第1の壁と第2の壁との間にトイレモジュールを固定する方法が提供される。トイレモジュールは、反対側に位置する第1及び第2の端部、背面、並びに、背面に関連付けられたトイレを有する、側板と、第1の壁に固定される第1の保持部材と、第2の壁に固定される第2の保持部材と、を含む。本方法は、第1の保持部材に関連付けられた第1の支持フランジ上にトイレ側板の背面を載せることと、第2の保持部材に関連付けられた第2の支持フランジ上にトイレ側板の背面を載せることと(これらの工程は同時に行われることがある)、第1のシール部材の膨出部を第1の保持部材に形成された溝に圧入することと、第2のシール部材の膨出部を第2の保持部材に形成された溝に圧入することと(これらの工程は同時に行われることがある)、を含む。
好ましい実施形態では、本方法は、第1の保持部材上の第1のフックを第1のシール部材上の第2のフックに係合させることと、第2の保持部材上の第1のフックを第2のシール部材上の第2のフックに係合させることと、を更に含む。本方法は、第1のシール部材上の第2のフックの傾斜部を第1の保持部材上の第1のフックの傾斜部に係合させることと、第2のシール部材上の第2のフックの傾斜部を第2の保持部材上の第1のフックの傾斜部に係合させること、とを更に含むことができる。これによって、第2のフックは第1のフックに沿って滑り、第2のフックは第1のフックに沿って滑る。
好ましい実施形態では、適切に位置を合わせるため、本方法は、第1のシール部材から延びる突起部を第1の保持部材上に形成された切り欠きに挿し込むことと、第2のシール部材から延びる突起部を第2の保持部材上に形成された切り欠きに挿し込むこと、とを含む。好ましくは、第1のシール部材の一部が第1の壁に押し付けられて密閉を提供し、第2のシール部材の一部が第2の壁に押し付けられて密閉を提供する。
本発明の別の態様によると、壁に固定するように構成された保持部材と、シール部材とを、含む、トイレモジュール取付け組立体が提供される。保持部材は、壁取付けフランジと、壁取付けフランジから略内側に延びる圧入部と、を含む。保持部材が壁に固定されたときに、壁と圧入部との間に溝が画定される。シール部材は、溝が形成された受け部と、保持部材の溝に収容される膨出部と、を含む。好ましい実施形態では、圧入部は縁を有し、膨出部は最内頂点を有する。保持部材が壁に固定されたときに、縁と壁との間に第1の幅が定義され、膨出部の最内頂点と壁との間に第2の幅が定義され、第1の幅は第2の幅よりも小さい。好ましくは、溝は略内側を向き、膨出部は略下方向に延びる。
好ましい実施形態では、取付け組立体は、底部にフック連結部を備える。フック連結部は、好ましくは、互いに係合する保持部材上の第1のフックとシール部材上の第2のフックとを備える。好ましくは、第1のフック及び第2のフックはそれぞれ傾斜部を含む。
好ましい実施形態では、シール部材は、シール部材から略下方向に延びる少なくとも一つの突起部を含み、突起部は、圧入部上に形成された切り欠きに収容される。好ましくは、シール部材は、シール部材から略内側に延びる少なくとも一つの円柱状突起部を含み、円柱状突起部は、圧入部上に形成された切り欠きに収容される。好ましい実施形態では、壁取付けフランジは、壁取付けフランジから外側に延びる複数のインサートを備える。
本発明の別の態様によると、反対側に位置する第1及び第2の端部と、第1及び第2の端部に関連付けられたトイレと、を有する側板を含む、トイレモジュールが提供される。第1の取付け組立体は、壁に固定されるよう構成される保持部材を含み、保持部材は、壁取付けフランジと、壁取付けフランジから略内側に延びる圧入部と、を含む。保持部材が壁に固定されたときに、壁と圧入部との間に溝が画定される。第1の取付け組立体は、シール部材を更に含み、シール部材は、溝が形成された受け部と、保持部材の溝に収容される膨出部と、を含む。側板の第1の端部は、溝に収容される。第2の取付け組立体は、壁に固定されるよう構成された保持部材を含み、保持部材は、壁取付けフランジと、壁取付けフランジから略内側に延びる圧入部と、を含む。保持部材が壁に固定されたときに、壁と圧入部との間に溝が画定される。第2の取付け組立体は、シール部材を更に含み、シール部材は、溝が形成された受け部と、保持部材の溝に収容される膨出部と、を含む。側板の第2の端部は、溝に収容される。
本発明の別の態様によると、対向する第1の壁と第2の壁との間にトイレモジュールを固定する方法が提供される。トイレモジュールは、反対側に位置する第1及び第2の端部、並びに、第1及び第2の端部に関連付けられたトイレを有する、側板と、第1の壁に固定される第1の保持部材と、第2の壁に固定される第2の保持部材と、を含む。本方法は、(a)側板の第1の端部を第1のシール部材に形成された溝に挿し込む工程と、(b)側板の第2の端部を第2のシール部材に形成された溝に挿し込む工程と、(c)第1のシール部材の膨出部を第1の保持部材に形成された溝に圧入する工程と、(d)第2のシール部材の膨出部を第2の保持部材に形成された溝に圧入する工程と、を含む。
好ましい実施形態では、本方法は、第1の保持部材上の第1のフックを第1のシール部材上の第2のフックに係合させることと、第2の保持部材上の第1のフックを第2のシール部材上の第2のフックに係合させることと、を更に含む。本方法は、好ましくは、第1のシール部材上の第2のフックの傾斜部を第1の保持部材上の第1のフックの傾斜部に係合させ、これによって、第2のフックを第1のフックに沿って滑らせることと、第2のシール部材上の第2のフックの傾斜部を第2の保持部材上の第1のフックの傾斜部に係合させ、これによって、第2のフックを第1のフックに沿って滑らせることと、を更に含む。
好ましい実施形態では、本方法は、第1のシール部材から略下方向に延びる突起部を第1の保持部材上に形成された切り欠きに挿し込むことと、第2のシール部材から略下方向に延びる突起部を第2の保持部材上に形成された切り欠きに挿し込むことと、を含む。
別の好ましい実施形態では、本方法は、第1のシール部材から略内側に延びる円柱状突起部を第1の保持部材上に形成された切り欠きに挿し込むことと、第2のシール部材から略内側に延びる円柱状突起部を第2の保持部材上に形成された切り欠きに挿し込むことと、を(c)工程の前に含み、そして、側板を下方向に回転させることを含む。側板を下方向に回転後、本方法は、第1のシール部材から略下方向に延びる突起部を第1の保持部材上に形成された切り欠きに挿し込むことと、第2のシール部材から略下方向に延びる突起部を第2の保持部材上に形成された切り欠きに挿し込むことと、を更に含むことができる。本方法の各工程は、所望のいずれの順序で実施されてもよい。
好ましい実施形態では、側板は、化粧室の一部を成す2つの壁の間に延びる。好ましい実施形態では、組立体は、機械的固定具(ネジ、ボルト、リベットなど)及びRTVシーラントを含まない。しかし、これに限定されることなく、必要性に応じて機械的固定具及び/又はRTVシーラントを使用することができる。
本発明の好ましい実施形態に係るトイレモジュールの斜視図である。 保持部材の一つが壁に取り付けられた、図1のトイレモジュールの分解斜視図である。 図1のトイレモジュールの一部を示す、上方からの分解斜視図である。 シール部材の溝に収容された側板と、保持部材に収容されたシール部材と、壁に取り付けられた保持部材と、を示す断面図である。 シール部材の溝に収容された側板と、保持部材から取り外されたシール部材と、壁に取り付けられた保持部材と、を示す断面図である。 図1のトイレモジュールの一部の断面図であり、フック連結部を示す。 図1のトイレモジュールの一部の斜視図であり、フック連結部を示す。 図6Aに示される部品の分解斜視図である。 取付け組立体の分解斜視図であり、シール部材を保持部材に接続する様子を示す。 取付け組立体の立面図であり、保持部材に接続されたシール部材を示す。 図1のトイレモジュールが設置された化粧室の斜視図である。 トイレモジュールが取り外された図7の化粧室の斜視図である。 本発明の別の好ましい実施形態に係るトイレモジュールの斜視図である。 図11のトイレモジュールの分解図である。 図11のトイレモジュールの一部を示す、上方からの分解斜視図である。 保持部材の支持フランジに載せられた側板と、保持部材に収容されたシール部材と、壁に取り付けられた保持部材と、を示す断面図である。 保持部材から分解された側板及びシール部材と、壁に取り付けられた保持部材と、を示す断面図である。 図11のトイレモジュールの一部の斜視図であり、フック連結部を示す。 図15Aに示される部品の分解斜視図である。 取付け組立体の分解斜視図であり、シール部材を保持部材に接続する様子を示す。 取付け組立体の立面図であり、保持部材に接続されたシール部材を示す。
図面中の幾つかの図で、同様の参照番号は同様の部分を示す。
以下の説明及び図面は例示であり、限定とは解釈されない。本開示の完全な理解を提供するために、数多くの具体的な詳細が記載される。しかし、説明を不明瞭にすることを回避するために、特定の例では、周知技術又は従来技術の詳細は省略される。本開示において、一実施形態又はある実施形態に関する記述は、同じ実施形態への言及であり得るが、必ずしも同じ実施形態への言及である必要はなく、そのような言及は、少なくとも一つの実施形態を意味する。
本明細書中での「一実施形態」又は「ある実施形態」への言及は、その実施形態に関連して記載される特定の機能、構造又は特徴が、本開示の少なくとも一つの実施形態に含まれることを意味する。本明細書中の様々な場所での「一実施形態」という表現の出現は、必ずしも全てが同じ実施形態に言及しておらず、また、必ずしも他の実施形態を互いに除外する別個の又は代替的な実施形態でもない。また、一部の実施形態によっては示されるが他の実施形態によっては示されない様々な特徴が記載されている。同様に、一部の実施形態に対する要件であるが他の実施形態に対する要件ではない様々な要件が記載されている。
本明細書中で用いられる用語は、本開示の文脈中で、また、各用語が用いられる特定の文脈中で、概して当分野における通常の意味合いを持つ。本開示を説明するために用いられる特定の用語は、本開示の説明に関して実施者に追加ガイダンスを提供するために、以下で又は本明細書中のいずれかの箇所で説明される。便宜上、特定の用語が、例えばイタリック体及び/又は引用符を用いて強調されることがある。強調の使用は、用語の範囲及び意味に影響を及ぼさず、用語の範囲及び意味は、強調されるか否かに関わらず、同一文脈中では同一である。
同じ事項が2つ以上の方法で記載可能であることが正しく理解されるであろう。そのため、本明細書中に記載される一以上の用語に対して、代替表現及び同義語が用いられることがある。本明細書中である用語が詳述又は説明されるか否かに特別な重要性はない。特定の用語に対しては類義語が提供される。一以上の類義語を詳説しても、他の類義語の使用を排除するものではない。本明細書中で説明されるいずれかの用語の例を含む本明細書中のいずれかの箇所における例の使用は、例示のみであり、本開示又はいずれかの例示された用語の範囲及び意味を更に限定することは意図されていない。同様に、本開示は、本明細書中で与えられる様々な実施形態に限定されない。
本開示の範囲を更に限定する意図なく、本開示の実施形態による器具、装置、方法、及び、それらの関連する成果の例を以下に示す。読み手の便宜のために実施例に題名又は副題が用いられることがあるが、これは本開示の範囲を全く限定しない。別途明記されない限り、本明細書中で用いられる全ての技術的及び科学的用語は、本開示が関連する分野の当業者による共通理解と同じ意味を有する。矛盾がある場合には、定義を含む本文書が優先する。
本明細書中で用いられる「正面」、「背面」、「上部」、「底部」、「横」、「短」、「長」、「上」、「下」、「後部」、「前部」、「機内」、「機外」及び「下部」などの用語は、単に説明の容易性のためであり、図面中に示される部品の向きに関する。本明細書中に記載される部品の向きは、いずれも本発明の範囲内にあることが理解される。
図1から図10は、本発明の好ましい実施形態に係るトイレモジュール10を示す。図面に示されるように、好ましい実施形態では、トイレモジュール10は、概して、側板14の両側に取付け組立体12を含む。側板は、トイレ16を含む。トイレ16は、側板14に取り付けられることができる、又は、側板14と一体であることができる。トイレの型又は部品は、本発明の限定事項ではない。例えば、当分野で周知のように、トイレ16は、便器18、及びヒンジ結合された座面20を含むことができる。
取付け組立体12は、基本的に互いの鏡面像である。したがって、単純化のために、本明細書中では、一つの取付け組立体12のみを説明する。概して、取付け組立体12は、壁24に固定されるよう構成された保持部材22と、シール部材26と、を含む。図3から図4に最もよく示されるように、保持部材22は、壁取付けフランジ28と、壁取付けフランジ28から外側に延びる圧入部30と、を含む。圧入部30は、溝32を有し、図3に示されるように、溝32は、圧入部30が壁に取り付けられたときに、より明確に画定される。シール部材は、そこに画定された溝36を有する受け部34と、圧入部30の溝32に収容される膨出部38と、を含む。
好ましい実施形態では、図4Aに示されるように、膨出部38が押し込まれて溝32に収容されることができるように、シール部材26は、ゴムなどの柔軟な素材で構成される。図4Bに示されるように、保持部材22は、縁40を有し、縁40と壁24との間の空間の幅W1は、膨出部38の最内部又は最内頂点と壁24との間の空間の幅W2よりも小さい。これは、膨出部38が溝32内に圧入されることを要求し、膨出部38の柔軟性が、これが生じることを可能にする。
同様に、シール部材26の柔軟性は、図4Aに示されるように、側板14が溝36に収容され保持されることを可能にする。さらに、好ましい実施形態では、シール部材26は、シール端部42を有し、シール端部42は、壁24に押し付けられて液体又はその他の物が溝32に入り込むのを防止する。好ましい実施形態では、側板14の幅に関わらず、トイレモジュール両側のシール端部42は、常に壁24を密閉する。これは、図4Aに示される、側板の外側端部と溝36の内側端部との間の空間又はゆとり43によって、表されている。これは、保持部材22(嵌合構造のメス部)及び膨出部38(嵌合構造のオス部)の寸法又は幅によって実現される。この寸法が、シール端部42が壁24に押し付けられることを常に維持する。言い換えると、保持部材22は、シール端部42が壁24に押し付けられることを確実にする(密閉に対する基準点は、側板自体ではなく、保持部材22である)。そして、側板14は、溝36内で「浮揚(floats)」し(空間43参照)、壁への適切な密閉を確実にする。また、図4A及び図4Bに示すように、受け部34は、側板にシール45を提供する。
図5Aから図6Bに示すように、好ましい実施形態では、取付け組立体12は、底部にフック連結部44を備える。保持部材22は、第1のフック46を含み、シール部材26は、第2のフック48を含む。シール部材26が保持部材22上で押圧されると、図5及び図6Aに示されるように、第2のフック48が有する傾斜部50が、第1のフック46の傾斜部52上に載るか、傾斜部52に沿って滑り、第1のフック及び第2のフックは、係合する又は嵌まる。フックを解除するには、ユーザは、第2のフック48を略下方向に引っ張り、シール部材26と保持部材22とを引き離す。好ましい実施形態では、第1のフック46は、壁取付けフランジ28から略内側下方向に延びる拡張部材60上に配置される。さらに、好ましい実施形態では、シール部材26及び保持部材22は、補完的空隙62及び64を更に含み、第1のフック46及び第2のフック48が互いに係合するのを可能にする(図6B参照)。シール部材26は、底部シール拡張部66を更に含むことができ、底部シール拡張部66は、溝36の一部境界を構成し、側板14の底部フランジ14aを保護する。ある実施形態では、底部シール拡張部66は、化粧室の床に係合し、これによって密閉を提供する。
図3、図7、図8に示されるように、好ましい実施形態では、取付け組立体12は、シール部材26を保持部材22に整合させる、又は、揃える手段を含む。好ましい実施形態では、シール部材26は、下方向に延長する突起部54a(図7参照)と、内側に延長する突起部54b(図3)と、を含み、突起部54a及び54bは、圧入部30の切り欠き56に嵌まる。シール部材26を保持部材22に設置又は取り付ける際、まず、円柱状突起部54bを対応する切り欠き56に配置し、下方向に延びる突起部54aが対応する切り欠き56に収容されるまでシール部材を下方向に回転する。そして、上述したようにフックを互いに係合させる。
保持部材22が、接着剤、溶着、リベット、ねじ結合など如何なる方法で壁24に取り付けられてもよいことが正しく理解されるであろう。好ましい実施形態では、図1、図6A、図6Bに示されるように、壁取付けフランジ28は、壁取付けフランジ28から外方向に延びるインサート57を含み、インサートは壁の開口に挿入され、接着されるか、嵌め込まれる。接着剤は壁取付けフランジ28の開口57aから注入できる。壁取付けフランジ28は、溝47を更に含み、フランジを壁24に固定するために、溝47には接着剤又は粘着剤が充填されてもよい。溝47は、所定量の接着剤を測って提供できる大きさであってもよい。溝47は、壁取付けフランジ28の長さの全体又は少なくとも一部に亘って延びることができる。
トイレモジュール10を設置するには、まず、保持部材22を化粧室100の対向壁24に固定し、そして、側板14の対向側面を溝36に配置することによって、シール部材26を側板14の対向側面に固定する。図2及び図5に示されるように、側板14は、底部フランジ14aを含み、底部フランジ14aは、溝36の底部に挿し込まれる。次に、円柱状突起部54bを対応する切り欠き56に配置し、下方向に延びる突起部54aが対応する切り欠き56に収容されるまで、シール部材26と一緒に側板14(本明細書中では側板組立体58と呼ばれる)を一緒に下方向に回転させる。同時に、シール部材26を内側/下方向に押圧し、膨出部38を溝32に収容する。第2のフック46を内側に押圧することで、傾斜部50が第1のフック48の傾斜部52に載り、これによってフックを互いに係合させる。側板組立体58を保持部材22に固定する工程は、どのような順序で行われてもよい。
図11から図17は、トイレモジュール70の別の好ましい実施形態を示す。トイレモジュール70は、上述したトイレモジュール10に類似しており、図面中の同様の参照番号は同様の部分を示す。図面に示されるように、好ましい実施形態では、トイレモジュール70は、概して側板14の両側に取付け組立体72を含む。側板は、トイレ16を含む。トイレ16は、側板14に取り付けられることができる、又は、側板14と一体であることができる。
取付け組立体72は、基本的に互いの鏡面象である。したがって、単純化のために本明細書中では一つの取付け組立体72のみを説明する(トイレモジュール70と対向したときに、右側の取付け組立体72)。概して、取付け組立体72は、壁に固定されるよう構成された保持部材22と、シール部材26と、を含む。図12から図14Bに最もよく示されるように、保持部材22は、壁取付けフランジ28と、壁取付けフランジ28から外側に延びる圧入部30と、支持フランジ31と、を含む。圧入部30は、溝32を有しており、溝32は、圧入部30が壁に取り付けられたときにより明確に画定される。シール部材26は、端部に縁76が形成されたシールフランジ74と、圧入部30の溝32に収容される膨出部38と、を含む。
好ましい実施形態では、図14Aに示されるように、膨出部38が押し込まれて溝32に収容できるように、シール部材26(又は少なくともその一部)は、ゴムなどの柔軟な素材で作成される。図14Bに示されるように、保持部材22は縁40を有し、縁40と壁24との間の空間の幅W1は、膨出部38の最内部又は最内頂点と壁24との間の空間の幅W2よりも小さい。これは、膨出部38が溝32内に圧入されることを必要とし、膨出部38の柔軟性が、これが生じることを可能にする。
シール部材26の柔軟性は、同様に、図14Aに示されるように、縁シール76が側板14の表面を密閉するのを可能にする。さらに、好ましい実施形態では、シール部材26は、シール端部42を有し、シール端部42は、壁24に押し付けられて液体又はその他の物が溝32に入り込むのを防止する。図14A及び図14Bに示されるように、シール端部42及び縁シール76は、シール部材26の残りの部分とは別個の部品又は別個の素材であることができる。例えば、シール部材26の主要部は、シール端部42及び縁シール76よりも硬い又は柔軟性が低いことができる。
好ましい実施形態では、側板14の幅に関わらず、トイレモジュール両側のシール端部42は常に壁24を密閉する。これは、保持部材22(嵌合構造のメス部)及び膨出部38(嵌合構造のオス部)の寸法又は幅によって、実現される。この寸法が、シール端部42が壁24に押し付けられることを常に維持する。言い換えると、保持部材22が、シール端部42が壁24に押し付けられることを確実にする(密閉に対する基準点は、側板自体ではなく、保持部材22である)。
図15Aから図17に示されるように、好ましい実施形態では、取付け組立体12は、底部にフック連結部44を備える。保持部材22は、第1のフック46を含み、シール部材26は、第2のフック48を含む。シール部材26が保持部材22上で押圧されると、第2のフック48が有する傾斜部50が、第1のフック46の傾斜部52上に乗るか、傾斜部52下に滑り、第1のフック及び第2のフックが係合する又は嵌まる(第1のフック50がポケット51に収容される)。フックを解除するには、ユーザは、第2のフック48を略下方向に引っ張り、シール部材26と保持部材22とを引き離す。好ましい実施形態では、第1のフック46は、壁取付けフランジ28から略内側下方向に延びる拡張部材60上に配置される。さらに、好ましい実施形態では、シール部材26及び保持部材22は、補完的空隙62及び64を更に含み、第1のフック46及び第2のフック48が互いに係合するのを可能にする(図15B参照)。シール部材26は、同様に、底部シール拡張部66を更に含むことができる。ある実施形態では、底部シール拡張部66は、化粧室の床に係合し、これによって密閉を提供する。
図15Aから図17に示されるように、好ましい実施形態では、取付け組立体12は、シール部材26を保持部材22に整合させる、又は、揃える手段を含む。好ましい実施形態では、シール部材26は、内側に延びる突起部54b(図15B)を含み、突起部54bは、圧入部30の切り欠き56に嵌まる。シール部材26を保持部材22に設置又は取り付ける際、まず、円柱状突起部54bを対応する切り欠き56に配置し、そして、膨出部38が溝32に収容されるまでシール部材を下方向に回転する。続いて、上述したようにフックを互いに係合させる。
保持部材22が、接着剤、溶着、リベット、ねじ結合など如何なる方法で壁24に取り付けられてもよいことが正しく理解されるであろう。好ましい実施形態では、壁取付けフランジ28は、壁取付けフランジ28から外側に延びるインサート57を含み、インサートは、壁の開口に挿入され、接着又は嵌め込まれる。
トイレモジュール70を設置するために、まず、保持部材22を化粧室の対向壁に固定する。続いて、側板14を(トイレ16と一緒に)保持部材22の対向する支持フランジ31に配置する。続いて、図14Aに示されるように、シール部材26の円柱状突起部54bを対応する切り欠き56に配置し、膨出部38を溝32内に圧入する。第2のフック46を内側に押圧することで、傾斜部50が第1のフック48の傾斜部52に載り、これによってフックを互いに係合させる。シールフランジ74は、側板14の表面に載せられる。側板組立体58(側板14及びシール部材26)を保持部材22に固定する工程は、どのような順序で行われてもよい。
本発明には改変がなされ得ることが当業者によって正しく理解されるであろう。例えば、整合又は揃えるための手段は逆であってもよく、突起部が保持部材上にあり、切り欠きがシール部材上にあってもよい。別の実施形態では、整合するための手段は省略されることができる、及び/又は、フックは省略されることができる。さらに、トイレモジュール10に関して説明された特徴は、トイレモジュール70に含まれることができ、またその逆もある。
別の好ましい実施形態では、シール部材は側板の対向側面と一体化していてもよい。膨出部は側板から下方向に延びて、保持部材の溝に挿し込まれてもよい。
文脈上別段の解釈が必要でない限り、本明細書及び特許請求の範囲を通して、「備える」、「備えている」などの用語は、包括的意味合いに解釈される。これは排他的又は網羅的意味合いとは対照的な意味合いであり、「含むがこれらに限られない」という意味である。本明細書中で用いられる「接続する」、「結合する」という用語又はその類義語は、2つ以上の要素の何らかの直接又は間接的接続、結合を意味し、要素間の接続の結合は、物理的、論理的、又はその組み合わせでもよい。加えて、「本明細書中で」、「上記」、「下記」という用語及び同様の用語は、本願中で用いられる場合、本願全体を意味し、本願の特定の一部のみを示唆するものではない。文脈上整合性があれば、上記発明を実施するための形態において単数又は複数で用いられた用語は、それぞれ複数又は単数も含むことがある。2つ以上の項目を列記する際の「又は」という用語は、列記された項目のいずれか、列記された項目の全て、及び、列記された項目のいずれかの組み合わせ、という解釈全てを包含する。
上述した本開示の実施形態の説明は全てを網羅するものではなく、あるいは、その内容を開示された詳細な形式に限定するものでもない。本開示の特定の実施形態又は実施例が以上で例示の目的で説明されたが、当業者が認識するように、本開示の範囲内で様々な同等の改変がなされ得る。さらに、本明細書中に示される如何なる特定の数字も例示のみであり、代替的な実施は、異なる値、測定値又は範囲を採用するかもしれない。
本明細書中で提供される本開示の教示は、必ずしも上述のシステムのみでなく、他のシステムにも適用できる。上述の様々な実施形態の要素又は動作は、組み合わされて更なる実施形態を提供できる。本明細書中に記載された、又は、用いられた測定値はいずれも例示のみであり、本発明を限定するものではない。その他の測定値も用いることができる。さらに、本明細書中に示される特定の素材はいずれも例示のみであり、代替的な実施は、異なる素材を採用するかもしれない。
上記特許、特許出願、その他の引用文献は、付属の出願文書中で列記される文献も含めて、参照によりその全体が本明細書中に援用される。本開示の態様は、上述した各種参照文献のシステム、機能、概念を用いるために必要に応じて改変され、本開示の更なる実施形態を提供してもよい。
上記発明を実施するための形態を踏まえて、これら又はその他の変更が本開示になされ得る。上記説明では本開示の特定の実施形態が記載され、考えられる最良の態様が記載されるが、如何に詳細に説明されているかに関わらず、本発明の内容は多くの方法で実現され得る。システムの詳細は実施の細部において大きく異なることがあるが、本明細書で開示した主題の範囲に含まれる。上述したように、本開示の特定の機能又は態様の説明に用いられた特定の用語は、本明細書中でその用語が再定義されてその用語に関連した本開示の特定の特徴、機能又は態様に限定されることを示唆するものと取られるべきではない。概して、以下の特許請求の範囲で用いられる用語は、発明を実施するための形態で明示的に定義されない限り、本開示を明細書中に開示された特定の実施形態に限定すると解釈されるべきではない。したがって、本開示の実際の範囲は、開示された実施形態のみではなく、特許請求の範囲の開示事項を実行又は実施する同等のやり方全てを内含する。
したがって、本発明の例示的な実施形態が示され説明されたが、本明細書中で用いられた全ての用語は限定するものではなく、説明のためであり、本発明の趣旨及び範囲から逸脱することなく、多くの変更、改変、置換が当業者によってなされ得ることが理解されるべきである。

Claims (23)

  1. 壁に固定されるよう構成された保持部材であって、壁取付けフランジと、前記壁取付けフランジから略内側に延びる圧入部と、を含み、当該保持部材が壁に固定されたときに、前記壁と前記圧入部との間に溝が画定される、保持部材と、
    前記保持部材の前記溝に収容される膨出部を含むシール部材と、
    を備える、トイレモジュール取付け組立体。
  2. 前記圧入部は縁を含み、前記膨出部は最内頂点を含み、前記保持部材が壁に固定されたときに、前記縁と前記壁との間に第1の幅が定義され、前記膨出部の前記最内頂点と前記壁との間に第2の幅が定義され、前記第1の幅は前記第2の幅よりも小さい、請求項1に記載の取付け組立体。
  3. 前記膨出部は略下方向に延びる、請求項2に記載の取付け組立体。
  4. 底部にフック連結部を更に備える、請求項1に記載の取付け組立体。
  5. 前記フック連結部は、互いに係合する前記保持部材上の第1のフックと前記シール部材上の第2のフックとを備える、請求項4に記載の取付け組立体。
  6. 前記第1のフック及び前記第2のフックの各々が、傾斜部を備える、請求項5に記載の取付け組立体。
  7. 前記シール部材は、前記シール部材から延びる少なくとも一つの突起部を含み、前記突起部は、前記圧入部に形成された切り欠きに収容される、請求項1に記載の取付け組立体。
  8. 前記シール部材は、前記シール部材から略内側に延びる少なくとも一つの円柱状突起部を含み、前記円柱状突起部は、前記圧入部に形成された切り欠きに収容される、請求項1に記載の取付け組立体。
  9. 前記壁取付けフランジは、前記壁取付けフランジから外側に延びる複数のインサートを含む、請求項1に記載の取付け組立体。
  10. 前記壁取付けフランジは、前記壁取付けフランジを貫通して画定された複数の開口を含み、各開口は、前記複数のインサートのうちの一つに隣接して配置され、これによって前記開口を通して前記インサートに接着剤が注入できる、請求項9に記載の取付け組立体。
  11. 前記シール部材は、内側シール端部を含み、前記内側シール端部は、前記保持部材が前記壁に固定されたときに、前記壁に接するように構成される、請求項1に記載の取付け組立体。
  12. 前記保持部材は、前記保持部材から内側に延びる支持フランジを含み、前記シール部材は、前記シール部材から内側に延びるシールフランジを含み、前記シールフランジ及び前記支持フランジは、それらの間にトイレ側板を支持するよう構成される、請求項1に記載の取付け組立体。
  13. 反対側に位置する第1及び第2の端部、並びに、前記第1及び第2の端部と関連付けられるトイレを含む、側板と、
    第1の保持部材及び第1のシール部材を備える、第1の取付け組立体であって、前記第1の保持部材は、第1の壁に固定されるように構成され、前記第1の保持部材は、第1の壁取付けフランジと、前記第1の壁取付けフランジから略内側に延びる第1の圧入部と、を含み、前記第1の保持部材が前記第1の壁に固定されたときに、前記第1の壁と前記第1の圧入部との間に第1の溝が画定され、前記第1のシール部材は、前記第1の保持部材の前記第1の溝に収容される第1の膨出部を含み、前記側板の前記第1の端部は、前記第1の保持部材又は前記第1のシール部材の少なくとも一つによって固定される、第1の取付け組立体と、
    第2の保持部材及び第2のシール部材を備える、第2の取付け組立体であって、前記第2の保持部材は、第2の壁に固定されるように構成され、前記第2の保持部材は、第2の壁取付けフランジと、前記第2の壁取付けフランジから略内側に延びる第2の圧入部と、を含み、前記第2の保持部材が前記第2の壁に固定されたときに、前記第2の壁と前記第2の圧入部との間に第2の溝が画定され、前記第2のシール部材は、前記第2の保持部材の前記第2の溝に収容される第2の膨出部を含み、前記側板の前記第2の端部は、前記第2の保持部材又は前記第2のシール部材の少なくとも一つによって固定される、前記第2の取付け組立体と、
    を備える、トイレモジュール。
  14. 前記第1の圧入部は第1の縁を含み、前記第1の膨出部は第1の最内頂点を含み、前記第1の保持部材が前記第1の壁に固定されたときに、前記第1の縁と前記第1の壁との間に第1の幅が定義され、前記第2の圧入部は第2の縁を含み、前記第2の膨出部は第2の最内頂点を含み、前記第2の保持部材が前記第2の壁に固定されたときに、前記第2の縁と前記第2の壁との間に第2の幅が定義され、前記第1の幅が前記第2の幅よりも小さい請求項13に記載のトイレモジュール。
  15. 前記第1の取付け組立体は、底部に第1のフック連結部を含み、前記第2の取付け組立体は、底部に第2のフック連結部を含む、請求項13に記載のトイレモジュール。
  16. 前記第1のフック連結部は、互いに係合する前記第1の保持部材上の第1のフックと前記第1のシール部材上の第2のフックとを備え、前記第2のフック連結部は、互いに係合する前記第2の保持部材上の第1のフックと前記第2のシール部材上の第2のフックとを備える、請求項15に記載のトイレモジュール。
  17. 前記第1のシール部材は、前記第1のシール部材から略下方向に延びる少なくとも一つの突起部を含み、前記突起部は、前記第1の圧入部に形成された切り欠きに収容される、請求項13に記載のトイレモジュール。
  18. 前記第1の保持部材は、前記第1の保持部材から内側に延びる第1の支持フランジを含み、前記第2の保持部材は、前記第2の保持部材から内側に延びる第2の支持フランジを含み、前記第1のシール部材は、前記第1のシール部材から内側に延びる第1のシールフランジを含み、前記第2のシール部材は、前記第2のシール部材から内側に延びる第2のシールフランジを含み、前記トイレ側板の前記第1の端部は、前記第1の支持フランジと前記第1のシールフランジとの間に配置され、前記トイレ側板の前記第2の端部は、前記第2の支持フランジと前記第2のシールフランジとの間に配置される、請求項13に記載のトイレモジュール。
  19. 対向する第1の壁と第2の壁との間にトイレモジュールを固定する方法であって、前記トイレモジュールは、反対側に位置する第1及び第2の端部、背面、並びに、背面に関連付けられるトイレを有する、側板と、前記第1の壁に固定される第1の保持部材と、前記第2の壁に固定される第2の保持部材と、を含み、当該方法は
    (a)前記トイレ側板の前記背面を、前記第1の保持部材に関連付けられた第1の支持フランジ上に載せる工程と、
    (b)前記トイレ側板の前記背面を、前記第2の保持部材に関連付けられた第2の支持フランジ上に載せる工程と、
    (c)前記第1のシール部材の膨出部を、前記第1の保持部材に形成された溝内に圧入する工程と、
    (d)前記第2のシール部材の膨出部を、前記第2の保持部材に形成された溝内に圧入する工程と、
    を含む、方法。
  20. 前記第1の保持部材上の第1のフックを前記第1のシール部材上の第2のフックに係合させる工程と、前記第2の保持部材上の第1のフックを前記第2のシール部材上の第2のフックに係合させる工程と、を更に含む、請求項19に記載の方法。
  21. 前記第1のシール部材上の前記第2のフックの傾斜部を、前記第1の保持部材上の前記第1のフックの傾斜部に係合させ、それによって、前記第2のフックは前記第1のフックに沿って滑る工程と、前記第2のシール部材上の前記第2のフックの傾斜部を、前記第2の保持部材上の前記第1のフックの傾斜部に係合させ、それによって、前記第2のフックは前記第1のフックに沿って滑る工程と、を更に含む、請求項20に記載の方法。
  22. 前記第1のシール部材から延びる突起部を、前記第1の保持部材上に形成された切り欠きに挿し込む工程と、前記第2のシール部材から延びる突起部を、前記第2の保持部材上に形成された切り欠きに挿し込む工程と、を更に含む、請求項19に記載の方法。
  23. 前記第1のシール部材の一部は、前記第1の壁に押し付けられて密閉を提供し、前記第2のシール部材の一部は、前記第2の壁に押し付けられて密閉を提供する、請求項19に記載の方法。
JP2018516717A 2015-09-30 2016-03-30 トイレモジュール Active JP6542989B2 (ja)

Applications Claiming Priority (5)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US201562235278P 2015-09-30 2015-09-30
US62/235,278 2015-09-30
US15/080,377 US9896213B2 (en) 2014-03-27 2016-03-24 Toilet module
US15/080,377 2016-03-24
PCT/US2016/025040 WO2017058284A1 (en) 2015-09-30 2016-03-30 Toilet module

Publications (3)

Publication Number Publication Date
JP2018531176A true JP2018531176A (ja) 2018-10-25
JP2018531176A6 JP2018531176A6 (ja) 2018-12-13
JP6542989B2 JP6542989B2 (ja) 2019-07-10

Family

ID=58427838

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2018516717A Active JP6542989B2 (ja) 2015-09-30 2016-03-30 トイレモジュール

Country Status (6)

Country Link
EP (1) EP3355754B1 (ja)
JP (1) JP6542989B2 (ja)
CN (1) CN108024673B (ja)
CA (1) CA2996029C (ja)
RU (1) RU2673652C1 (ja)
WO (1) WO2017058284A1 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
PL241058B1 (pl) 2018-10-04 2022-07-25 Frankowski Marian P P H U Frankopol Zespół mocowania urządzeń sanitarnych

Citations (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US2736930A (en) * 1953-10-28 1956-03-06 John D Longley Door frame
US4341255A (en) * 1981-06-12 1982-07-27 Cetec Corporation Storm window
US4738426A (en) * 1987-03-23 1988-04-19 Knape & Vogt Manufacturing Company Resilient sleeve glass shelf bracket
EP0284490A1 (fr) * 1987-03-18 1988-09-28 Christophe Duvillier Procédé de fixation pour miroir de grande dimension et profil d'encadrement et de maintien
US4871136A (en) * 1987-08-10 1989-10-03 Knape & Vogt Manufacturing Co. Interlock shelf and bracket
US20050081763A1 (en) * 2003-10-15 2005-04-21 Ramirez Von Holle Sergio Collapsible integrated pallet system
US20120090777A1 (en) * 2009-06-29 2012-04-19 Frank Braun Installation System for Quickly Attaching Fastening Elements by Means of Light-Curing Adhesives
US20140263448A1 (en) * 2010-09-29 2014-09-18 Tim Erskine-Smith Dispensing container
WO2015064494A1 (ja) * 2013-10-30 2015-05-07 横浜ゴム株式会社 航空機用化粧室ユニットの備品の取り付け構造

Family Cites Families (17)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5064158A (en) * 1986-05-22 1991-11-12 Cliffhanger (Export) Limited Shelf support
CN2046738U (zh) * 1988-12-03 1989-11-01 关伟时 出恭器
JP2707414B2 (ja) 1994-07-15 1998-01-28 株式会社アート・ウッド松川 照明器具備付け天井板を用いた照明器具施工方法
CN2262514Y (zh) * 1995-10-27 1997-09-17 朴营培 用于轮船或火车车厢的可自动关闭的厕所
DE29815271U1 (de) 1998-08-19 1999-03-04 Langner, Norbert, 01309 Dresden Acryl-Wand WC + Urinal Schnellmontage
NZ503755A (en) * 2000-04-04 2001-08-31 Englefield Ind Ltd A preplumbed shower door system incorporating a mixer and a shower rose
US6986171B1 (en) * 2002-04-26 2006-01-17 Bradley Fixtures Corporation Lavatory system
CN2618829Y (zh) * 2003-05-16 2004-06-02 卫志海 一种新型厕所
WO2006099644A1 (de) 2005-03-21 2006-09-28 Karl Laher Vorrichtung und verfahren zur befestigung eines sanitärgegenstandes an einer tragfläche unter verwendung einer montageplatte
AU2005203620B2 (en) * 2005-08-12 2007-07-05 John Hopkins Display mounting system
WO2007106824A2 (en) * 2006-03-14 2007-09-20 3Form, Inc. Sliding panel system
WO2010081295A1 (en) * 2009-01-15 2010-07-22 Duraflex Hong Kong Limited Cord lock
CH705265A2 (de) * 2011-07-05 2013-01-15 Maria Ayer Toilettendeckel-Garnitur.
NO2644791T3 (ja) 2012-03-29 2018-06-09
FR2995361B1 (fr) * 2012-09-07 2014-08-29 Snecma Dispositif de bouchage d'une ouverture d'une paroi d'enceinte pour l'acces a un arbre rotatif.
JP6070089B2 (ja) * 2012-11-09 2017-02-01 Toto株式会社 壁掛便器の取付構造及び壁掛便器
CN204023742U (zh) * 2014-07-10 2014-12-17 合肥荣事达电子电器集团有限公司 一种方便安装的洁身器

Patent Citations (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US2736930A (en) * 1953-10-28 1956-03-06 John D Longley Door frame
US4341255A (en) * 1981-06-12 1982-07-27 Cetec Corporation Storm window
EP0284490A1 (fr) * 1987-03-18 1988-09-28 Christophe Duvillier Procédé de fixation pour miroir de grande dimension et profil d'encadrement et de maintien
US4738426A (en) * 1987-03-23 1988-04-19 Knape & Vogt Manufacturing Company Resilient sleeve glass shelf bracket
US4871136A (en) * 1987-08-10 1989-10-03 Knape & Vogt Manufacturing Co. Interlock shelf and bracket
US20050081763A1 (en) * 2003-10-15 2005-04-21 Ramirez Von Holle Sergio Collapsible integrated pallet system
US20120090777A1 (en) * 2009-06-29 2012-04-19 Frank Braun Installation System for Quickly Attaching Fastening Elements by Means of Light-Curing Adhesives
US20140263448A1 (en) * 2010-09-29 2014-09-18 Tim Erskine-Smith Dispensing container
WO2015064494A1 (ja) * 2013-10-30 2015-05-07 横浜ゴム株式会社 航空機用化粧室ユニットの備品の取り付け構造

Also Published As

Publication number Publication date
EP3355754B1 (en) 2021-06-30
CN108024673B (zh) 2021-04-27
EP3355754A4 (en) 2019-05-08
CN108024673A (zh) 2018-05-11
WO2017058284A1 (en) 2017-04-06
JP6542989B2 (ja) 2019-07-10
CA2996029A1 (en) 2017-04-06
EP3355754A1 (en) 2018-08-08
RU2673652C1 (ru) 2018-11-28
CA2996029C (en) 2019-06-04

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US9638233B1 (en) Fastener system
JP6679338B2 (ja) パネルシステム及びパネルシステムを組み立てる方法
CN102905970B (zh) 用于在飞机中安装部件的轨道系统、方法和系统
US7905452B2 (en) Window frame for aircraft
CN102458982A (zh) 用于附接飞机的垂直尾翼稳定器的零件
US8454261B2 (en) Snap-and-click hatrack fastener
JP2010501390A (ja) フレーム素子、航空機空調システムおよび航空機へのフレーム素子の取り付け方法
US20100044513A1 (en) Aircraft cabin window assembly method
JP2018103986A (ja) アルコーブを伴うモジュール式ラバトリー
US20170334540A1 (en) Window assembly for an aircraft
JP2018531176A (ja) トイレモジュール
JP2018531176A6 (ja) トイレモジュール
US10723460B2 (en) Toilet module attachment assembly and method of use
US9567082B2 (en) Attachment assembly for a toilet module
EP3899365B1 (en) Connection system for a luminaire, and a lighting system using the connection system
US10704576B2 (en) Module attachment device
US20230272812A1 (en) Cover Fastening System for a Vehicle
EP3282135B1 (en) Equipment mounting device and installation arrangement including an equipment mounting device
JP2011074673A (ja) 手摺り用接続具
US20190291265A1 (en) Wing majors entry and exit aid
US20130031770A1 (en) Connection system for elongate hollow bodies and method for connecting elongate hollow bodies

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20180330

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20190115

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20190412

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20190514

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20190613

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6542989

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250