JP2018530731A - 小バッチの生成物を用いて凍結乾燥プロトコルを開発する装置および方法 - Google Patents
小バッチの生成物を用いて凍結乾燥プロトコルを開発する装置および方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2018530731A JP2018530731A JP2018514810A JP2018514810A JP2018530731A JP 2018530731 A JP2018530731 A JP 2018530731A JP 2018514810 A JP2018514810 A JP 2018514810A JP 2018514810 A JP2018514810 A JP 2018514810A JP 2018530731 A JP2018530731 A JP 2018530731A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- vials
- temperature
- vial
- product
- thermal
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Images
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F26—DRYING
- F26B—DRYING SOLID MATERIALS OR OBJECTS BY REMOVING LIQUID THEREFROM
- F26B5/00—Drying solid materials or objects by processes not involving the application of heat
- F26B5/04—Drying solid materials or objects by processes not involving the application of heat by evaporation or sublimation of moisture under reduced pressure, e.g. in a vacuum
- F26B5/06—Drying solid materials or objects by processes not involving the application of heat by evaporation or sublimation of moisture under reduced pressure, e.g. in a vacuum the process involving freezing
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F26—DRYING
- F26B—DRYING SOLID MATERIALS OR OBJECTS BY REMOVING LIQUID THEREFROM
- F26B21/00—Arrangements or duct systems, e.g. in combination with pallet boxes, for supplying and controlling air or gases for drying solid materials or objects
- F26B21/06—Controlling, e.g. regulating, parameters of gas supply
- F26B21/10—Temperature; Pressure
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F26—DRYING
- F26B—DRYING SOLID MATERIALS OR OBJECTS BY REMOVING LIQUID THEREFROM
- F26B3/00—Drying solid materials or objects by processes involving the application of heat
- F26B3/18—Drying solid materials or objects by processes involving the application of heat by conduction, i.e. the heat is conveyed from the heat source, e.g. gas flame, to the materials or objects to be dried by direct contact
- F26B3/20—Drying solid materials or objects by processes involving the application of heat by conduction, i.e. the heat is conveyed from the heat source, e.g. gas flame, to the materials or objects to be dried by direct contact the heat source being a heated surface, e.g. a moving belt or conveyor
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F26—DRYING
- F26B—DRYING SOLID MATERIALS OR OBJECTS BY REMOVING LIQUID THEREFROM
- F26B9/00—Machines or apparatus for drying solid materials or objects at rest or with only local agitation; Domestic airing cupboards
- F26B9/06—Machines or apparatus for drying solid materials or objects at rest or with only local agitation; Domestic airing cupboards in stationary drums or chambers
- F26B9/066—Machines or apparatus for drying solid materials or objects at rest or with only local agitation; Domestic airing cupboards in stationary drums or chambers the products to be dried being disposed on one or more containers, which may have at least partly gas-previous walls, e.g. trays or shelves in a stack
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
- Health & Medical Sciences (AREA)
- Molecular Biology (AREA)
- Microbiology (AREA)
- Drying Of Solid Materials (AREA)
Abstract
Description
本出願は、2015年9月22日に出願された仮特許出願第62/222,136号、2016年1月15日に出願された仮特許出願第62/279,564号、および2016年8月4日に出願された非仮特許出願第15/288/100号の優先権を主張する。
(1.技術分野)
本発明は、凍結乾燥プロセスにおける端部バイアルの温度制御に用いられることにより、凍結乾燥プロトコルの開発に必要な最小量の標本(サンプル)を用いて当該凍結乾燥プロトコルを分析、開発、および最適化することを可能にする、装置および方法に関する。
<問題点>:凍結乾燥プロセスの1次乾燥段階において、他の6個のバイアルに囲まれていない端部バイアルは、他の6個のバイアルに囲まれている中央部バイアルよりも速く昇華する。この「端部バイアル効果」(edge vial effect)は、以下の2つの問題aおよびbを引き起こす:
(a):第1に、大バッチにおいて、1次乾燥中の端部バイアルの不均一性により、歩留まりの低下、端部バイアルを臨界温度未満に保つための乾燥時間の増加、および生成物の品質のばらつきが生じる;
(b):第2に、小バッチの生成物を凍結乾燥しようと試みる場合には、端部バイアルの割合が大きくなり、当該生成物は、大バッチの場合と比較して著しく速く乾燥する。その結果、小バッチを凍結乾燥プロトコルの開発に用いることができない。大バッチの使用は、生成物、時間、およびリソースの増加につながる。
(a):第1に、大バッチにおいて、1次乾燥の不均一性が解消され、その結果、歩留まりの向上、品質の均一性の向上、および1次乾燥時間の短縮がもたらされる;
(b):第2に、装置により小バッチの生成物を用いて凍結乾燥プロトコルを分析および開発する方法が可能になる。これにより、ユーザは時間、金銭、およびリソースを大幅に節約することができる。
「中央部バイアル」(central vial)は、少なくとも外側2列のバイアルによって囲まれた単一のバイアルと定義されうる。より大きな凍結乾燥器におけるバイアルのうち、圧倒的多数は中央部バイアルと考えられる。中央部バイアルは、最小限の放射熱に晒され、昇華中の周囲バイアルからの冷却効果を受ける。その結果、凍結の減速、昇華速度の低下、および乾燥時間の増加が生じる。
様々な熱源の効果を調べるために、一連の実験を行った。トレーいっぱいの生成物(12インチ×24インチ)を実験室規模の凍結乾燥器で処理し、1次乾燥時間を測定した。次に、同じ凍結乾燥プロトコルを用いて同じ実験室規模の凍結乾燥器で19個のバイアルを処理した。上記19個のバイアルの乾燥時間が512分であったのに対して、トレーいっぱいの上記生成物の乾燥時間は636分であった。上記19個のバイアルの乾燥時間の方が120分以上短かった。
TshelfTFD:ターゲット棚面温度(摂氏温度)(℃)
KvSFD:ソース凍結乾燥器のバイアルの熱伝導率
KvTFD:ターゲット凍結乾燥器のバイアルの熱伝導率
Tshelfsource:ソース棚面温度
Tproductsource:ソース生成物温度
Tproduct:ターゲット生成物温度
〔発明の概要〕
<解決策:装置>:温度が−80℃〜+105℃の範囲、またはより良好な範囲に制御された面(熱エミュレータ)であって、バイアルに接触または近接した面(以降「温度制御面」と呼ぶ)。小バッチのバイアルを処理する場合、端部バイアルは温度制御されてもよい。それにより、端部バイアル効果を制御および排除することができる:
(a):上記装置は、バイアルに接触または近接するように設計されうる;
(b):上記装置は、バイアルへの熱およびバイアルからの熱を伝達する熱導体を用いてもよい。
本発明のさらなる構成および利点、ならびに本発明の様々な実施形態の構造および動作は、以下の添付図面を伴う以下の好ましい実施形態の記載から明らかになり、より容易に理解されるであろう。
以下の例示的な実施形態の記載は、明細書全体の一部と見なされる添付図面とともに読まれることを意図している。当該記載において、「低い」、「高い」、「水平の」、「垂直の」、「〜より高い」、「〜より低い」、「上へ」、「下へ」、「上の」、および「底(の)」等の相対語、ならびにそれらの派生語(例えば、「水平に」、「下方へ」、「上方へ」等)は、当該記載において説明された、または議論の対象となっている図面において示された向きを意味すると理解されるべきである。これらの相対語は、説明の便宜上用いられるのであって、上記装置が特定の向きに構成されるまたは操作されることを要求するものではない。「接続された」および「相互に接続された」等の、取り付けおよび結合等に関する用語は、特に言及しない限り、構造物が直接的にまたは介在構造物を介して間接的に互いに固定または取り付けられる関係、ならびに、共に可動の、または可撓性の、または剛性の、取り付けまたは関係を意味する。「バイアル」は、ガラス瓶、シリンジ、トレー、ウエルプレート、またはその他の容器等の、生成物を保持するのに用いられる任意の容器タイプを意味する。「開発」(development)(またはDFD)または「ソース」(またはSFD)は、転用可能なプロトコルを作るために、より大きなバッチのターゲット凍結乾燥器の分析、作成、およびシミュレーションのために用いられている凍結乾燥器を意味する。「ターゲット」(またはTFD)は、上記転用可能なプロトコルを受容する凍結乾燥器を意味する。「プロトコル」は、棚温度および生成物チャンバの圧力、または、凍結乾燥用途のための作業工程の特定の順序のためのその他の重要なプロセスパラメータを定義する、レシピ(手法)、プロファイル、プロセス、または工程を意味する。「隣接バイアル」(adjacent vial)または「周囲バイアル」(surrounding vial)は、他のバイアルに近接または接触したバイアルを意味する。1つのバイアルに最大で6個の隣接バイアルが存在する、すなわち、1つのバイアルが6個のバイアルに囲まれることが可能である。「中央部バイアル」は、少なくとも外側2列のバイアル、つまり、第1の外環の6個のバイアルと第2の外環の12個のバイアルに囲まれたバイアルを意味する。「端部バイアル」は、外側2列未満のバイアルに囲まれたバイアルを意味する。「端部バイアル効果」は、端部バイアルと中央部バイアルとの間の、凍結乾燥状態の違いを意味する。上記「熱エミュレータ」は、バイアルと近接した温度制御された面(以降、「温度制御面」と呼ぶ)からなり、上記熱エミュレータからバイアルへの伝導の一助としての、「熱導体」あるいはその他の熱伝達装置、熱伝達材料、または熱伝達方法を備えても備えていなくてもよい。上記「熱導体」あるいはその他の熱伝達装置、熱伝達材料、または熱伝達方法は、上記「熱エミュレータ」と一体化されていてもされていなくてもよく、バイアルに接触または近接していてもよい。「バッチ」は、凍結乾燥器内に載置された生成物を意味し、1つ以上のバイアルまたは容器でありうる。「群」(nest)は、共に詰められた19個のバイアルのグループ等の、小バッチの生成物である。
・中央部バイアルまたは端部バイアル、あるいはより大きなバッチまたはTFDにおいてバイアルの供される他の状態を、シミュレートする能力;
・プロトコル開発に必要な生成物のコストを最小化するための最小標本サイズ;
・プロトコルの開発の簡略化および促進;
・パイロット規模の凍結乾燥システムおよび製造規模の凍結乾燥システムにおける問題等の、より大きなバッチで起こる処理上の問題を解決するために使用可能;
・凍結、1次乾燥、および2次乾燥を含む、凍結乾燥のあらゆる段階で機能することから、完全に最適化された凍結乾燥プロトコルの作成を実現;
・ロバスト性が高いプロトコルを開発するのに使用可能なだけでなく、適切な凍結および乾燥時間の削減のための条件を決定することによってプロトコルを最適化するのにも使用可能;
・重要なプロセスパラメータを測定するのに使用可能であることから、より大きなバッチまたはTFDへの改良プロトコルの転用を実現;
・作業コストの削減;
・省スペース化。
小型の凍結乾燥器における、バイアルから完全に切り離された、温度制御されたチャンバ壁を用いた先行実験の結果、放射源からの熱伝達は減少したが、別の熱源からの熱流の割合は、より大きなシステムのようには均衡がとれず、乾燥時間も予想以上に引き続き短いままであった。それゆえ、上記実験は、より大きなシステムを十分にシミュレートしていなかった。壁温を下げて壁面の放射率を低下させた実験では、プロセスに対してわずかな影響を与えるだけであった。
(a.実験1):壁温が−40℃である小型の凍結乾燥器における昇華の均一性を示す;
(b.実験2):壁温が−40℃である小型の凍結乾燥器における昇華の均一性と、放射を排除するための断熱例とを示す;
(c.表1):熱エミュレータを用いず、様々なバッチサイズおよび様々な端部状態で行われた同一の凍結乾燥プロトコルの1次乾燥時間を示す;
(d.実験3):温度制御壁の温度を、バイアル群のうちの外側列のバイアルへと伝導する場合の、向上した昇華の均一性を示す;
(e.実験4):バイアル群のうちの外側列のバイアルに接触または近接した熱エミュレータおよび熱導体を用いた、さらに向上した昇華の均一性を示す。
プロトコルの開発は、凍結乾燥プロセスの各モードである凍結工程、1次乾燥工程、および2次乾燥工程において、中央部バイアルまたは端部バイアルの状態をシミュレートすることによって行うことができる。以下は、使用されうる様々なプロセスの例である。凍結方法は、1次乾燥を妨害または促進しうる氷晶構造を形成する。そのため、オペレータは、複数の凍結方法を比較して、凍結方法の最適化を図ってもよい。いくつかの作業方法を以下に記載するが、これらは、様々な作業方法を説明することを意図しており、限定された範囲を規定することを目的としていない。
これらの方法の各々は、バイアル群のうちの外側バイアルの壁温を制御することによって、中央部バイアルまたは端部バイアルをシミュレートして行うことができる:
a)棚温度を、一連の勾配(ランプ)(ramp)および保持(hold)をなすように制御する;
i)熱エミュレータの温度を、プログラム化された工程によって調整する;
ii)1個のバイアルまたは数個のバイアルの平均の、測定された生成物の温度を追跡する(トラッキングする)ことによって、熱エミュレータの温度を調整する;
iii)1個のバイアルまたは複数のバイアルの平均の、壁温を追跡することによって、棚温度を調整する;
b)「a)」と同じであり、かつ、アニール工程を伴う;
c)「a)」と同じであり、かつ、制御された核形成事象を伴う;
d)「c)」と同じであり、かつ、核形成後の熱流に基づいて棚温度を制御する;
e)熱流に基づいて棚温度を低下させる;
i)熱エミュレータの温度を、プログラム化された工程によって調整する;
ii)1個のバイアルまたは数個のバイアルの平均の、測定された生成物の温度を追跡することによって、熱エミュレータの温度を調整する;
iii)1個のバイアルまたは複数のバイアルの平均の、壁温を追跡することによって、棚温度を調整する;
f)「e)」と同じであり、かつ、制御された核形成事象を伴う。
以下の方法の各々は、近接または接触した熱エミュレータを用いて、バイアル群のうちの外側バイアルの壁温を制御することによって、中央部バイアル、端部バイアル、またはその他のバイアルの状態をシミュレートしながら行うことができる。
b)熱電対またはその他の温度測定装置がバイアル内に設けられる場合、それらを、棚温度の調整により生成物の温度を制御するためのフィードバックとして用いることができる;
c)上記「b)」を用いて、臨界温度を少し下回るように生成物の温度を維持する;
d)上記「b)」または上記「c)」を用いて、生成物の温度変動に基づいて熱エミュレータの温度を自動的に調整する;
e)上記#2を用いて、中央部バイアル、端部バイアル、またはその他のバイアルの状態をシミュレートし、熱流束の監視および制御を利用してTFDシステムに類似した結果を生じさせる;
f)上記「e)」を用いるとともに、生成物の温度制御を加えて、臨界温度を少し下回るように生成物の温度を維持する;
i)方法「f」において、熱電対、あるいはその他の温度測定装置または方法を用いる;
ii)方法「f」において、熱流束センサを用いて生成物の温度を計算する:
(ii)Tshelf…棚面の温度:℃
(iii)Kv…バイアルの熱伝導率:W/平方メートル度(sqM℃)
(iv)dQ/dt:ワット(W)
(v)Av…バイアルの面積:平方メートル(sqM)
(vi)HF…熱流束:ワット/平方メートル(W/SQM)
以下の方法は、使用されうる様々な構成の例である。動作の範囲を限定する意図はなく、単に使用例を提供することを目的としている。
熱エミュレータを外側バイアルに適用し、当該熱エミュレータの温度を手動または自動で制御して端部バイアル効果を排除し、それにより中央部バイアルをシミュレートする。凍結中、上記熱エミュレータは、上記外側バイアルが晒される可能性のある外部状態をシミュレートしてもよい。1次乾燥中、端部バイアルの壁温が低下し、それによって昇華速度が低下し、より大きなバッチの生成物が模倣される。
生成物温度に基づいて棚面の温度をさらに制御して生成物の特定の温度を維持することによって、方法1を改良する。
熱流およびその他の重要なプロセスパラメータの測定によって方法2を改良することにより、凍結および乾燥における熱伝達ダイナミクスに対する洞察が得られる。データを用いて、プロトコルを開発、改良および転用するための重要なプロセスパラメータを決定する。あるいは、当該データは、より大きなバッチまたはより大きな凍結乾燥器から収集された類似データと比較されてもよい。バイアルの熱伝導率(Kv)、生成物温度(Tb)、熱流(dQ/dt)、および質量流量(マスフロー)(dM/dt)等の重要なプロセス情報を集めることができ、また、生成物のケーキ抵抗(ケーク抵抗)(cake resistance)(Rp)等の、その他の重要なプロセスパラメータを計算することができる。
方法3を改良し、熱流およびその他の重要なプロセスパラメータを測定および制御することにより、改良された氷晶形成のための、所定の熱流速度、プログラム化された熱流速度、または計算された熱流速度での凍結プロセスの制御等の、最適化されたプロセス結果のためのプロセスの閉ループ制御が行われる。1次乾燥および2次乾燥の両方もまた、所定の熱流、プログラム化された熱流、または計算された熱流となるように制御された熱流を用いて制御されうる。
方法4を改良し、生成物温度の測定または計算、ならびに棚温度の制御をさらに行うことにより、生成物温度を、所定のレベルに、または出来るだけ臨界温度に近い温度に維持する。当該方法を用いて、1次乾燥プロセスを最適化し、その結果、総プロセス時間を削減できる。
熱導体を取り除くことにより端部バイアルをシミュレートすることができ、それによって、ユーザは、極端な端部条件下における凍結乾燥プロセスの影響をより良く理解することができる。一例として、熱接触がなく、棚温度よりも高い温度を有する熱エミュレータが設けられた、19個のバイアルからなるバイアル群(19 vial stack)では、放射が増え、乾燥時間が短くなる。また、外側2列のバイアルは、大バッチの端部バイアルに非常に類似するであろう。
適所に熱導体が設けられた端部バイアルをシミュレートすること、および当該熱導体の温度が高温になるよう制御することによって、ユーザは、極端な端部条件下における凍結乾燥プロセスの影響をより良く理解することができる。一例として、棚温度よりも高い温度を有する熱エミュレータに接触した、19個のバイアルからなるバイアル群では、バイアルの壁温が高くなり、乾燥時間が短くなる。また、外側2列のバイアルは、大バッチの端部バイアルに非常に類似するであろう。
小バッチのバイアルに熱エミュレータを用いて、より大きなシステムの熱伝達ダイナミクスをシミュレートする小型の専用凍結乾燥器からなる装置。効果的な熱エミュレータ装置への鍵となるのは、凍結乾燥プロセスにおいてバイアルのダイナミクスをシミュレートするために、十分な熱伝達経路と温度制御または熱流制御の方法とを開発することである。上記熱エミュレータ装置は、温度を急速に変動させてプロセスのダイナミクスを模倣できる一方で、例えば−80℃〜+105℃の広範囲にわたって温度を制御できなければならない。
(i)凍結乾燥チャンバ壁の温度制御:
・当該壁は、上記バイアルに密接または近接し;
・当該壁は、独立した導体を用いて熱を上記バイアルに伝達する;
(ii)チャンバ壁から独立しており、上記バイアルに対して温度制御または熱流制御を行う、コイル、プレートまたはその他の装置等の、熱エミュレータ面:
・当該制御は、上記熱エミュレータ面が上記バイアルに直接接触するかまたは近接することにより行われる;
・あるいは、当該制御は、独立した熱導体を用いて熱を上記バイアルに伝達することにより行われる。
(i)以下を用いた冷却:
・コイル、プレート、またはその他の構成内の流動液体;
・コイル、プレート、またはその他の構成内における冷媒の直接膨脹;
・熱電装置;
・LN2または低温窒素;
・冷却された強制空気;
・CO2、または;
・または、その他の冷却方法;
(ii)以下を用いた加熱:
・コイル、プレート、壁、またはその他の構成内の流動液体;
・高電圧または低電圧の抵抗発熱体;
・熱電装置;
・高温ガス;
・強制熱風;
・または、その他の適切な方法。
(i)プログラム化されたレシピまたはプロトコル:
(ii)処理中の上記バイアルのうちの1つ以上からの生成物温度のフィードバック:
・熱電対;
・ワイヤレス温度センサ;
・または、その他の温度検出装置;
(iii)上記バイアルの下方または付近の熱流束センサからのフィードバック:
(iv)熱流束測定によって判定された生成物温度のフィードバック:
(v)TDLAS等の質量流量センサによって算出された生成物温度のフィードバック
(vi)マノメータ温度測定に基づいた生成物温度からのフィードバック:
(vii)生成物温度を判定するその他の方法からのフィードバック。
・生成物温度の決定;
・氷晶の成長のための熱流制御;
・過冷却の終了;
・凍結の終了;
・1次乾燥の終了;
・2次乾燥の終了;
・プロセス分析。
熱流束を測定する一方法は、単位面積当たりの単位時間当たりのエネルギー換算で、面または界面を介した熱伝達の正確な直読値を得るように設計された面熱流束センサを用いることである。熱流束監視システムは、以前は利用できなかった凍結乾燥器に関するデータを提供する。棚とバイアルとの間の単一のセンサ、または複数の熱流束センサを用いることができる。例えば、これらのセンサは、棚とバイアルとの間、生成物の上方の放射面、バイアル上、生成物を囲む壁上、凝縮路等に設けることができる。複数のセンサによって、プロセス全体に関するより多くの情報が提供される。
重要なプロセスパラメータ(Critical Process Parameter)(「CPP」)は、限定されないが、以下を含む:
・棚温度プロファイル…Ts;
・熱流…dQ/dt;
・バイアル熱伝達係数(vial heat transfer coefficient)…Kv;
・質量流量…dM/dt;
・昇華前線温度(sublimation front temperature);
・生成物温度…Tp;
・生成物のケーク抵抗…Rp。
以下のシナリオに関連した以下の方法が作成されうる。当該シナリオとは、凍結プロファイル、1次乾燥プロファイル、および2次乾燥プロファイルである。DFDにとってロバスト性が高くかつ効率的である、基本的な最適化された凍結乾燥プロセスプロファイルを開発することもできる。プロセスデータは、用いられる熱伝達特性とともに収集および保存されうる。上記プロファイルを転用するために、ターゲットシステムの重要な熱伝達特性が初めに同定される。その後、変換プログラムを用いて、基本開発サイクルをターゲットシステムの棚温度プロファイルまたは熱流プロファイルに変換すればよい。
温度制御された導体のコンセプトを用いて、液体によって満たされた管あるいはその他の加熱または冷却コンセプト等の温度制御面が端部バイアルに対して接触または近接して設けられた凍結乾燥器において、端部バイアル効果を排除してもよい。
・生成物温度の判定;
・1次乾燥の終了。
・ミルロックテクノロジー社の、加圧による、氷霧および強制氷晶の制御された核形成(特許第8839528号および特許第8875413号);
・その他の氷霧技術;
・その他の強制氷晶技術;
・減圧;
・振動;
・その他の方法。
・生成物温度を判定および制御するために、ミルロックテクノロジー社製のAutoDry(特許第8434240号)を用いてもよい;
・生成物温度の判定、ならびに、プロセスを改良し当該プロセスを別の凍結乾燥器に転用するための重要なプロセスパラメータ情報の提供を行うために、ミルロックテクノロジー社製のAccuFlux(登録商標)およびLyoPAT(登録商標)の技術(特許第9121637号)を用いてもよい;
・生成物温度を判定するために、マノメータ温度測定を行ってもよい。
・生成物チャンバと凝縮器との間の蝶形比例弁;
・生成物チャンバと凝縮器との間の調整可能なボール弁;
・生成物チャンバと凝縮器との間のアイリス型開口;
・および、生成物チャンバと凝縮器との間の流れ(流量)を制限しうる、その他の真空制御方法。
1個〜37個のバイアル等の少量の生成物を用いて、より大きなバッチをシミュレーションすることができるように、装置および方法を実験室規模の凍結乾燥器および製造規模の凍結乾燥器に適用してもよい。
実験室規模、パイロット規模、または製造規模の凍結乾燥器において一群のバイアルを囲む熱エミュレータからなる装置。上記熱エミュレータは、「端部バイアル」効果を排除するのに用いられる。当該端部バイアル効果においては、通常、外側2列のバイアルが中央部バイアルよりも速く乾燥し、それにより処理が異なってしまう。効果的な熱エミュレータ装置への鍵となるのは、凍結乾燥プロセスにおけるバイアルのダイナミクスをシミュレートするために、十分な熱伝達経路と温度または熱流を制御する方法とを開発することである。上記装置は、温度を急速に変動させて上記プロセスを模倣できる一方で、例えば−80℃〜+105℃の広範囲にわたって温度を制御できなければならない。
(i)以下を用いた冷却:
・コイル、プレート、壁、またはその他の構成内の流動液体;
・コイル、プレート、またはその他の構成内における冷媒の直接膨脹;
・熱電装置;
・LN2または低温窒素;
・冷却された強制空気;
・CO2;
・または、その他の冷却方法;
(ii)以下を用いた加熱:
・コイル、プレート、壁、またはその他の構成内の流動液体;
・高電圧または低電圧の抵抗発熱体;
・熱電装置;
・高温ガス;
・強制熱風;
・または、その他の適切な方法。
(i)プログラム化されたレシピまたはプロトコル:
(ii)処理中の上記バイアルのうちの1つ以上からの生成物温度のフィードバック:
・熱電対;
・ワイヤレス温度センサ;
・または、その他の温度検出装置;
(iii)上記バイアルの下方または近くの熱流束センサからのフィードバック:
(iv)熱流束測定から判定された生成物温度のフィードバック:
(v)TDLAS等の質量流量センサから計算された生成物温度のフィードバック:
(vi)マノメータ温度測定に基づいた生成物温度からのフィードバック:
(vii)生成物温度を判定するその他の方法からのフィードバック。
限定的に用いられうる独自のコンセプトは、バイアル群(例えば、1個〜37個のバイアル)を囲む、液体によって満たされた容器である。当該容器は、上記バイアルと密接するか近接する。上記容器は、上記バイアル内の材料の特性に類似した特性を有する流体によって満たされるので、上記容器内の流体は、上記バイアル内の上記材料と同様に凍結および乾燥し、プロセスの熱伝達ダイナミクスをシミュレートし、任意の凍結乾燥器において使用されうる。
Claims (45)
- 複数の中央部バイアルおよび複数の外側端部バイアル内に生成物の小標本を収容する開発凍結乾燥器において、より大きなバッチのターゲット凍結乾燥器における複数の中央部バイアルおよび複数の外側端部バイアル内の生成物の凍結状態および昇華状態をシミュレートするための装置であって、
上記開発凍結乾燥器における上記複数の外側端部バイアルに近接している、または、当該複数の外側端部バイアルに接続された温度制御面を備え、
上記温度制御面の温度を変動させることによって、上記ターゲット凍結乾燥器の上記複数の中央部バイアルおよび/または上記複数の外側端部バイアルの上記状態をシミュレートする装置。 - 上記温度制御面は、
熱導体によって上記複数の外側端部バイアルに接続されている、または、
上記複数の外側端部バイアルに近接している、請求項1に記載の装置。 - 上記熱導体は、熱伝導材料によって形成されている、請求項2に記載の装置。
- 上記熱導体は、銅、ステンレス鋼、アルミニウム、セラミック、ペースト、ホウ珪酸ガラス、および/または伝熱ゴムによって形成されている、請求項3に記載の装置。
- ここで、上記熱導体は、上記複数の端部バイアルまたは上記複数の中央部バイアルに密接するように伸縮可能な可撓性膜である、請求項2に記載の装置。
- 上記可撓性膜は、温度制御された熱伝導流体によって満たされている、請求項5に記載の装置。
- 上記熱導体は、上記複数のバイアルと十分に接触するように調整可能である、請求項3に記載の装置。
- 上記温度制御面は、循環流体、冷媒の直接膨脹、ペルチェ装置、強制空気、または強制気体によって制御される、請求項1に記載の装置。
- バイアル内に生成物の小標本を収容する開発凍結乾燥器において、より大きなバッチのターゲット凍結乾燥器における複数のバイアル内の生成物の凍結状態および昇華状態をシミュレートするように構成された装置であって、
温度制御された棚と、
様々な温度状態および様々な熱伝達状態をシミュレートするように調整可能な温度制御面と、
熱流束センサと、を備え、
上記温度制御面は、生成物を収容する少なくとも1つのバイアルに近接している、または、当該バイアルに接続されており、
上記熱流束センサは、上記温度制御された棚と生成物を収容する少なくとも1つのバイアルとの間の熱伝達を測定および制御する装置。 - 熱導体が、(i)上記温度制御面と、(ii)生成物を収容する少なくとも1つのバイアルとに、接触または近接している、請求項9に記載の装置。
- 上記熱流束センサは、上記複数のバイアルに向かう熱流を測定および制御するために、上記バイアルと上記熱導体との間の熱経路に設けられている、請求項10に記載の装置。
- 上記温度制御面は、循環流体、冷媒の直接膨脹、ペルチェ装置、強制空気、または強制気体によって制御される、請求項9に記載の装置。
- 上記接触導体は、銅、ステンレス鋼、アルミニウム、セラミック、ペースト、ホウ珪酸ガラス、および/または伝熱ゴムによって形成されている、請求項10に記載の装置。
- 上記熱導体は、上記複数のバイアルと十分に接触するように調整可能である、請求項10に記載の装置。
- 上記熱導体は、上記複数の端部バイアルまたは上記複数の中央部バイアルに密接するように伸縮可能な可撓性膜である、請求項10に記載の装置。
- 上記可撓性膜は、温度制御された熱伝導流体によって満たされている、請求項15に記載の装置。
- より大きなバッチのターゲット凍結乾燥器における凍結状態または乾燥状態をシミュレートするために、複数のバイアルの小標本を収容する開発凍結乾燥器において、複数の端部バイラルおよび複数の中央部バイアル内の生成物の凍結中または1次乾燥中における、上記複数の中央部バイアルと比較した場合の上記複数の端部バイアルの不均一性を排除または最小化するための装置であって、
上記複数のバイアルの温度を制御するために、上記複数の端部バイアルに近接または接触するように配置された温度制御面を備える装置。 - 上記温度制御面の温度は、端部バイアルまたは中央部バイアルにおける生成物の温度の検出に応じて制御される、請求項17に記載の装置。
- 上記温度制御面は、
液体によって満たされた管であり、かつ、
直接冷却、再循環流体、ペルチェ装置(熱電装置)、強制空気、または強制気体によって温度制御される、請求項17に記載の装置。 - 上記温度制御面は熱エミュレータである、請求項17に記載の装置。
- 熱導体が、
上記熱エミュレータと上記複数の端部バイアルとの間に配置されており、かつ、
上記熱エミュレータと上記複数の端部バイアルとに接触している、請求項20に記載の装置。 - 上記熱導体は、上記熱エミュレータからの距離が互いに異なるように配置された、複数の端部バイアルに接触するように調整可能である、請求項21に記載の装置。
- 上記熱導体は接触ブロックである、請求項22に記載の装置。
- (i)プログラム化された工程によって、または、
(ii)任意の測定されたバイアルにおける温度または熱流の変動に応じて、上記生成物の温度を動的にトラッキングすることによって、
上記熱エミュレータが制御される、請求項20に記載の装置。 - 上記熱エミュレータは、−80℃から+105℃までの範囲において温度を制御するように構成されている、請求項20に記載の装置。
- 上記熱エミュレータは、銅、ステンレス鋼、セラミック、ガラス、および/または伝熱ゴムによって形成されている、請求項20に記載の装置。
- 上記熱エミュレータは、上記複数の端部バイアルに密接するように伸縮可能な可撓性膜である、請求項20に記載の装置。
- 上記可撓性膜は、温度制御された熱伝導流体によって満たされている、請求項27に記載の装置。
- 複数の中央部バイアルおよび複数の端部バイアル内に少量の生成物を収容する開発凍結乾燥器において、より大きなバッチのターゲット凍結乾燥器における複数の中央部バイアルおよび複数の端部バイアル内の生成物の凍結状態および昇華状態をシミュレートする方法であって、
温度制御面の温度を変動させることによって上記ターゲット凍結乾燥器の上記複数の中央部バイアルおよび/または上記複数の端部バイアルの上記凍結状態および上記昇華状態をシミュレートするために、
上記開発凍結乾燥器における上記複数の端部バイアルに近接するように、または、当該複数の端部バイアルに接続されるように、上記温度制御面を配置する工程を含む方法。 - 上記温度制御面は、熱導体によって上記複数の端部バイアルに接続されている、請求項29に記載の方法。
- 上記熱導体は、熱伝導材料によって形成されている、請求項30に記載の方法。
- (i)プログラム化された工程によって、または、
(ii)任意の測定されたバイアルにおける温度または熱流の変動に応じて、上記生成物の温度を動的にトラッキングすることによって、
上記温度制御面の温度を制御する工程をさらに含む、請求項29に記載の方法。 - 凍結乾燥器において、複数の端部バイアルおよび複数の中央部バイアル内の生成物の凍結中または1次乾燥中における、上記複数の中央部バイアルと比較した場合の上記複数の端部バイアルの不均一性を排除または最小化するための装置であって、
上記複数のバイアルの温度を制御するために、上記複数の端部バイアル上に近接または接触するように配置された温度制御面を備える装置。 - 上記温度制御面は熱エミュレータである、請求項33に記載の装置。
- 熱導体が、
上記熱エミュレータと上記複数の端部バイアルとの間に配置されており、かつ、
上記熱エミュレータと上記複数の端部バイアルとに接触している、請求項34に記載の装置。 - 上記温度制御面は、上記凍結乾燥器の棚の上において、上記複数の端部バイアルを囲む、請求項33に記載の装置。
- 上記温度制御面は流体を含んでいる、請求項36に記載の装置。
- 上記流体は、リング状構造を有する囲いによって囲まれている、請求項37に記載の装置。
- 上記温度制御面は、上記複数の端部バイアルを囲むリング状構造を有している、請求項33に記載の装置。
- 上記熱導体のサイズは調整可能である、請求項33に記載の装置。
- 凍結乾燥器の棚の上に設けられた、複数の端部バイアルおよび複数の中央部バイアル内の生成物の凍結中または1次乾燥中における、上記複数の中央部バイアルと比較した場合の上記複数の端部バイアルの不均一性を排除または最小化する方法であって、
上記複数の端部バイアルの温度を制御するために、上記複数の端部バイアルに接触または近接する温度制御面を有する装置を、上記凍結乾燥器の上記棚の上に設ける工程を含む方法。 - 上記温度制御面は、上記複数の端部バイアルを囲む熱エミュレータである、請求項41に記載の方法。
- 接触導体が、
上記熱エミュレータと上記複数の端部バイアルとの間に配置されており、かつ、
上記熱エミュレータと上記複数の端部バイアルとに接触している、請求項42に記載の方法。 - 上記熱導体のサイズは調整可能である、請求項43に記載の方法。
- より大きなバッチのターゲット凍結乾燥器における状態をシミュレートする開発凍結乾燥器であって、
蒸気口によって互いに接続された生成物チャンバおよび凝縮器と、
上記蒸気口内に設けられた比例弁と、を備え、
上記弁は、より大きなバッチの製造規模における凍結乾燥器の状態をシミュレートするために、上記蒸気口における流れを制限して上記生成物チャンバと上記凝縮器との間の圧力差を発生させるように調整可能である開発凍結乾燥器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2021204921A JP7295931B2 (ja) | 2015-09-22 | 2021-12-17 | 小バッチの生成物を用いて凍結乾燥プロトコルを開発する装置および方法 |
Applications Claiming Priority (7)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
US201562222136P | 2015-09-22 | 2015-09-22 | |
US62/222,136 | 2015-09-22 | ||
US201662279564P | 2016-01-15 | 2016-01-15 | |
US62/279,564 | 2016-01-15 | ||
US15/228,100 US10605527B2 (en) | 2015-09-22 | 2016-08-04 | Apparatus and method for developing freeze drying protocols using small batches of product |
US15/228,100 | 2016-08-04 | ||
PCT/US2016/051824 WO2017053160A1 (en) | 2015-09-22 | 2016-09-15 | Apparatus and method for developing freeze drying protocols using small batches of product |
Related Child Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2021204921A Division JP7295931B2 (ja) | 2015-09-22 | 2021-12-17 | 小バッチの生成物を用いて凍結乾燥プロトコルを開発する装置および方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2018530731A true JP2018530731A (ja) | 2018-10-18 |
JP7144319B2 JP7144319B2 (ja) | 2022-09-29 |
Family
ID=58276971
Family Applications (2)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2018514810A Active JP7144319B2 (ja) | 2015-09-22 | 2016-09-15 | 小バッチの生成物を用いて凍結乾燥プロトコルを開発する装置および方法 |
JP2021204921A Active JP7295931B2 (ja) | 2015-09-22 | 2021-12-17 | 小バッチの生成物を用いて凍結乾燥プロトコルを開発する装置および方法 |
Family Applications After (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2021204921A Active JP7295931B2 (ja) | 2015-09-22 | 2021-12-17 | 小バッチの生成物を用いて凍結乾燥プロトコルを開発する装置および方法 |
Country Status (5)
Country | Link |
---|---|
US (3) | US10605527B2 (ja) |
EP (1) | EP3353480A4 (ja) |
JP (2) | JP7144319B2 (ja) |
CN (1) | CN108139151B (ja) |
WO (1) | WO2017053160A1 (ja) |
Families Citing this family (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US10605527B2 (en) | 2015-09-22 | 2020-03-31 | Millrock Technology, Inc. | Apparatus and method for developing freeze drying protocols using small batches of product |
CN108896433B (zh) * | 2018-09-05 | 2020-09-11 | 福建省闽东力捷迅药业有限公司 | 一种验证冷冻干燥机板层热分布均匀性和升华效率的方法 |
EP3938742A1 (en) * | 2019-03-14 | 2022-01-19 | Terumo BCT Biotechnologies, LLC | Multi-part lyophilization container and method of use |
US11732964B2 (en) * | 2020-04-15 | 2023-08-22 | Navinta Iii Inc | Lyophilization promoting element |
WO2022256199A1 (en) * | 2021-06-01 | 2022-12-08 | Amgen Inc. | Lyophilization system |
WO2024003424A1 (es) * | 2022-06-28 | 2024-01-04 | Compliance Consulting And Engineering Services, S.L. | Sistema para el control del proceso de liofilización en un liofilizador con sistema de castillo de placas y método para la generación de un espacio de diseño |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH09113133A (ja) * | 1995-10-16 | 1997-05-02 | Kyowa Shinku Gijutsu Kk | 凍結乾燥機の凍結乾燥工程における乾燥対象物温度の監視方法と凍結乾燥機 |
JP2005524041A (ja) * | 2002-04-23 | 2005-08-11 | バイエル・テクノロジー・サービシーズ・ゲゼルシャフト・ミット・ベシュレンクテル・ハフツング | 凍結乾燥デバイス |
JP2013539004A (ja) * | 2010-09-28 | 2013-10-17 | バクスター・インターナショナル・インコーポレイテッド | 間隙凍結を使用する凍結乾燥のための核生成および結晶化の最適化 |
Family Cites Families (50)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US3199217A (en) * | 1962-03-28 | 1965-08-10 | Fmc Corp | Freeze drying apparatus with inflatable platen contact heating |
GB1221502A (en) | 1969-03-31 | 1971-02-03 | Hull Corp | Vacuum dryer shelf temperature control |
US3685163A (en) | 1971-03-16 | 1972-08-22 | Hercules Inc | Method of producing fine particle ammonium perchlorate |
US3961424A (en) | 1975-08-28 | 1976-06-08 | General Foods Corporation | Process for freezing coffee extract prior to lyophilization |
FR2508993A1 (fr) | 1981-07-01 | 1983-01-07 | Usifroid | Installation de lyophilisation a double serie d'etageres |
US4780964A (en) | 1987-11-30 | 1988-11-01 | Fts Systems, Inc. | Process and device for determining the end of a primary stage of freeze drying |
JPH0676868B2 (ja) | 1988-12-23 | 1994-09-28 | 共和真空技術株式会社 | 凍結乾燥方法と凍結乾燥装置の乾燥庫 |
JPH0672742B2 (ja) * | 1989-05-12 | 1994-09-14 | 共和真空技術株式会社 | 凍結真空乾燥装置および凍結真空乾燥方法 |
DE4033781C1 (ja) * | 1990-10-24 | 1992-01-30 | Mercedes-Benz Aktiengesellschaft, 7000 Stuttgart, De | |
US5367786A (en) | 1990-11-06 | 1994-11-29 | Jennings; Thomas A. | Method and apparatus for monitoring the processing of a material |
FR2685065B1 (fr) | 1991-12-12 | 1994-03-04 | Guy Beurel | Procede de regulation de lyophilisation. |
US5398426A (en) | 1993-12-29 | 1995-03-21 | Societe' De Gestion Et De Diffusion North America, Inc. | Process and apparatus for desiccation |
JP3850442B2 (ja) | 1995-02-14 | 2006-11-29 | ヴィルヘルム エートイェン ゲオルク | 凍結乾燥工程での後乾燥中の残留湿分の測定方法 |
US5689895A (en) | 1996-10-31 | 1997-11-25 | S.P. Industries, Inc., The Virtis Division | Probe positioning device for a flask freeze drying |
DE19719398A1 (de) | 1997-05-07 | 1998-11-12 | Amsco Finn Aqua Gmbh | Verfahren zur Steuerung eines Gefriertrocknungsprozesses |
US6220048B1 (en) | 1998-09-21 | 2001-04-24 | Praxair Technology, Inc. | Freeze drying with reduced cryogen consumption |
WO2002077555A1 (en) | 2000-12-06 | 2002-10-03 | Eisai Co., Ltd. | System and method for measuring freeze dried cake resistance |
DE10136498A1 (de) | 2001-07-27 | 2003-02-06 | Steris Gmbh | Kammer für eine Gefriertrocknungseinrichtung |
US6971187B1 (en) | 2002-07-18 | 2005-12-06 | University Of Connecticut | Automated process control using manometric temperature measurement |
JP4053541B2 (ja) | 2002-11-04 | 2008-02-27 | リサーチ イン モーション リミテッド | 無線データ接続を維持するための方法およびシステム |
EP1563237A2 (en) | 2002-11-21 | 2005-08-17 | Transform Pharmaceuticals, Inc. | Freeze-drying microscope stage apparatus and process of using the same |
WO2006008006A1 (en) * | 2004-07-23 | 2006-01-26 | Bayer Technology Services Gmbh | Sterile freezing, drying, storing, assaying and filling process (sfd-saf process) (pellet freeze-drying process for parenteral biopharmaceuticals) |
WO2007079292A2 (en) | 2005-12-29 | 2007-07-12 | Boehringer Ingelheim Vetmedica, Inc. | Method and apparatus for accurate temperature monitoring in lyophilization chambers |
US8793895B2 (en) | 2006-02-10 | 2014-08-05 | Praxair Technology, Inc. | Lyophilization system and method |
CN100376880C (zh) * | 2006-03-02 | 2008-03-26 | 浙江大学 | 验证冻干机搁板温度分布均匀性的测温垫系统 |
ITTO20060270A1 (it) | 2006-04-11 | 2007-10-12 | Torino Politecnico | Ottimazione e controllo del processo di liofilizzazione di prodotti farmaceutici |
EP1870649A1 (en) | 2006-06-20 | 2007-12-26 | Octapharma AG | Lyophilisation targetting defined residual moisture by limited desorption energy levels |
US8015841B2 (en) * | 2006-09-08 | 2011-09-13 | Praxair Technology, Inc. | Cryogenic refrigeration system for lyophilization |
EP1903291A1 (en) * | 2006-09-19 | 2008-03-26 | Ima-Telstar S.L. | Method and system for controlling a freeze drying process |
CA2665902A1 (en) | 2006-10-03 | 2008-04-10 | Wyeth | Lyophilization methods and apparatuses |
US8240065B2 (en) | 2007-02-05 | 2012-08-14 | Praxair Technology, Inc. | Freeze-dryer and method of controlling the same |
EP2195593B1 (de) * | 2007-08-28 | 2019-05-15 | Vetter Pharma-Fertigung GmbH & Co. KG | Vorrichtung zum temperieren von gefriergut |
TWI436789B (zh) | 2008-01-21 | 2014-05-11 | Intervet Int Bv | 含有藥學化合物的顆粒之冷凍乾燥方法及含有此顆粒的藥學包 |
JP2010144966A (ja) | 2008-12-17 | 2010-07-01 | Kyowa Shinku Gijutsu Kk | 凍結乾燥装置 |
EP2202472A1 (en) | 2008-12-29 | 2010-06-30 | Ludwig-Maximilians-Universität München | Freeze dryer monitoring device |
US20110179667A1 (en) * | 2009-09-17 | 2011-07-28 | Lee Ron C | Freeze drying system |
CN201653078U (zh) * | 2009-12-31 | 2010-11-24 | 梅州永利机械设备实业有限公司 | 全自动真空冷冻干燥设备 |
FR2955927B1 (fr) | 2010-02-01 | 2012-04-06 | Alcatel Lucent | Dispositif et procede de pilotage d'une operation de deshydratation durant un traitement de lyophilisation |
US8966782B2 (en) | 2010-09-28 | 2015-03-03 | Baxter International Inc. | Optimization of nucleation and crystallization for lyophilization using gap freezing |
US8434240B2 (en) * | 2011-01-31 | 2013-05-07 | Millrock Technology, Inc. | Freeze drying method |
JP5876424B2 (ja) | 2011-02-08 | 2016-03-02 | 共和真空技術株式会社 | 凍結乾燥装置に適用される被乾燥材料の昇華面温度、底部品温及び昇華速度の算出方法及び算出装置 |
US8839528B2 (en) | 2011-04-29 | 2014-09-23 | Millrock Technology, Inc. | Controlled nucleation during freezing step of freeze drying cycle using pressure differential ice fog distribution |
US9435586B2 (en) | 2012-08-13 | 2016-09-06 | Millrock Technology, Inc. | Controlled nucleation during freezing step of freeze drying cycle using pressure differential ice crystals distribution from condensed frost |
US8875413B2 (en) | 2012-08-13 | 2014-11-04 | Millrock Technology, Inc. | Controlled nucleation during freezing step of freeze drying cycle using pressure differential ice crystals distribution from condensed frost |
US9170053B2 (en) * | 2013-03-29 | 2015-10-27 | Tokitae Llc | Temperature-controlled portable cooling units |
JP6025649B2 (ja) | 2013-04-26 | 2016-11-16 | 共和真空技術株式会社 | 凍結乾燥用の棚及びその棚を用いた凍結乾燥装置 |
US9121637B2 (en) * | 2013-06-25 | 2015-09-01 | Millrock Technology Inc. | Using surface heat flux measurement to monitor and control a freeze drying process |
US9470453B2 (en) | 2013-08-06 | 2016-10-18 | Millrock Technology, Inc. | Controlled nucleation during freezing step of freeze drying cycle using pressure differential water vapor CO2 ice crystals |
CN203758626U (zh) | 2013-12-27 | 2014-08-06 | 楚天科技股份有限公司 | 用于自动进料冻干机的温度监控装置 |
US10605527B2 (en) | 2015-09-22 | 2020-03-31 | Millrock Technology, Inc. | Apparatus and method for developing freeze drying protocols using small batches of product |
-
2016
- 2016-08-04 US US15/228,100 patent/US10605527B2/en active Active
- 2016-09-15 JP JP2018514810A patent/JP7144319B2/ja active Active
- 2016-09-15 EP EP16849366.6A patent/EP3353480A4/en active Pending
- 2016-09-15 CN CN201680054271.2A patent/CN108139151B/zh active Active
- 2016-09-15 WO PCT/US2016/051824 patent/WO2017053160A1/en active Application Filing
-
2019
- 2019-05-01 US US16/400,045 patent/US11486640B2/en active Active
-
2020
- 2020-01-16 US US16/744,309 patent/US11885564B2/en active Active
-
2021
- 2021-12-17 JP JP2021204921A patent/JP7295931B2/ja active Active
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH09113133A (ja) * | 1995-10-16 | 1997-05-02 | Kyowa Shinku Gijutsu Kk | 凍結乾燥機の凍結乾燥工程における乾燥対象物温度の監視方法と凍結乾燥機 |
JP2005524041A (ja) * | 2002-04-23 | 2005-08-11 | バイエル・テクノロジー・サービシーズ・ゲゼルシャフト・ミット・ベシュレンクテル・ハフツング | 凍結乾燥デバイス |
JP2013539004A (ja) * | 2010-09-28 | 2013-10-17 | バクスター・インターナショナル・インコーポレイテッド | 間隙凍結を使用する凍結乾燥のための核生成および結晶化の最適化 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
US20200149815A1 (en) | 2020-05-14 |
US20170082361A1 (en) | 2017-03-23 |
JP7144319B2 (ja) | 2022-09-29 |
EP3353480A4 (en) | 2019-07-03 |
US11885564B2 (en) | 2024-01-30 |
JP7295931B2 (ja) | 2023-06-21 |
US20190285342A1 (en) | 2019-09-19 |
WO2017053160A1 (en) | 2017-03-30 |
CN108139151B (zh) | 2020-09-01 |
JP2022033989A (ja) | 2022-03-02 |
EP3353480A1 (en) | 2018-08-01 |
US11486640B2 (en) | 2022-11-01 |
CN108139151A (zh) | 2018-06-08 |
US10605527B2 (en) | 2020-03-31 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP7295931B2 (ja) | 小バッチの生成物を用いて凍結乾燥プロトコルを開発する装置および方法 | |
Pisano et al. | Quality by design: scale-up of freeze-drying cycles in pharmaceutical industry | |
Pisano et al. | Heat transfer in freeze-drying apparatus | |
Giordano et al. | On the use of mathematical models to build the design space for the primary drying phase of a pharmaceutical lyophilization process | |
Barresi et al. | Monitoring of the primary drying of a lyophilization process in vials | |
JP6153664B2 (ja) | フリーズドライ工程を監視および制御するための表面熱流束測定の利用 | |
Tang et al. | Evaluation of manometric temperature measurement, a process analytical technology tool for freeze-drying: part I, product temperature measurement | |
Sadikoglu et al. | Freeze-drying of pharmaceutical products: Research and development needs | |
Schneid et al. | Evaluation of a new wireless temperature remote interrogation system (TEMPRIS) to measure product temperature during freeze drying | |
Bosca et al. | Design and validation of an innovative soft-sensor for pharmaceuticals freeze-drying monitoring | |
KR20190035808A (ko) | 냉동-건조를 위한 방법 및 장치 및 컨테이너 | |
Fissore et al. | Using mathematical modeling and prior knowledge for QbD in freeze-drying processes | |
Barresi et al. | In-line control of the lyophilization process. A gentle PAT approach using software sensors | |
Bosca et al. | Freeze-drying monitoring using a new Process Analytical Technology: Toward a “zero defect” process | |
Chen et al. | Finite element method (FEM) modeling of freeze-drying: monitoring pharmaceutical product robustness during lyophilization | |
Wang et al. | Freeze drying with dielectric‐material‐assisted microwave heating | |
Smith et al. | The application of dual-electrode through vial impedance spectroscopy for the determination of ice interface temperatures, primary drying rate and vial heat transfer coefficient in lyophilization process development | |
Chen et al. | Numerical and experimental study on the heat and mass transfer of kiwifruit during vacuum freeze-drying process | |
Harguindeguy et al. | Micro freeze-dryer and infrared-based PAT: Novel tools for primary drying design space determination of freeze-drying processes | |
Thompson et al. | Advances in Process Analytical Technology: A Small-Scale Freeze-Dryer for Process Analysis, Optimization, and Transfer | |
Thompson et al. | Use of a micro freeze-dryer for developing a freeze-drying process | |
Hindmarsh et al. | NMR verification of single droplet freezing models | |
Kessler et al. | Tunable diode laser absorption spectroscopy in lyophilization | |
Ramšak et al. | Numerical and experimental modeling of lyophilization of lactose and mannitol water solutions in vials | |
Tchessalov et al. | Science of Scale for Freeze Drying |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A529 | Written submission of copy of amendment under article 34 pct |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A529 Effective date: 20180518 |
|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20190816 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20201027 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20201224 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20210302 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20210817 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20211217 |
|
C60 | Trial request (containing other claim documents, opposition documents) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: C60 Effective date: 20211217 |
|
C11 | Written invitation by the commissioner to file amendments |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: C11 Effective date: 20220105 |
|
A911 | Transfer to examiner for re-examination before appeal (zenchi) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911 Effective date: 20220202 |
|
C21 | Notice of transfer of a case for reconsideration by examiners before appeal proceedings |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: C21 Effective date: 20220208 |
|
A912 | Re-examination (zenchi) completed and case transferred to appeal board |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A912 Effective date: 20220225 |
|
C211 | Notice of termination of reconsideration by examiners before appeal proceedings |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: C211 Effective date: 20220301 |
|
C22 | Notice of designation (change) of administrative judge |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: C22 Effective date: 20220419 |
|
C13 | Notice of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: C13 Effective date: 20220607 |
|
C22 | Notice of designation (change) of administrative judge |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: C22 Effective date: 20220705 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20220708 |
|
C23 | Notice of termination of proceedings |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: C23 Effective date: 20220726 |
|
C03 | Trial/appeal decision taken |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: C03 Effective date: 20220823 |
|
C30A | Notification sent |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: C3012 Effective date: 20220823 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20220915 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 7144319 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |