JP2018529910A5

JP2018529910A5 - ポペットバルブ及びポペットバルブを含むピストンコンプレッサ

Info

Publication number: JP2018529910A5
Application number: JP2018518642A
Authority: JP
Filing date: 2016-10-12
Publication date: 2019-10-17
Anticipated expiration: 2036-10-12

Claims

ピストンコンプレッサ用ポペットバルブ（１）であって、
ケージ（３）と、複数の吸込みダクト（２ａ）を備えるバルブ胴体（２）と、を有しており、各吸込みダクト（２ａ）はバルブシート（７ａ）内へ開口し、さらに、軸方向（Ａ）に移動可能な複数の閉止要素（４）を含んでおり、各吸込みダクト（２ａ）には閉止要素（４）が割り当てられており、前記バルブシート（７ａ）は、前記軸方向（Ａ）において関連する前記閉止要素（４）の反対の位置に配置されて、前記バルブシート（７ａ）は前記閉止要素（４）によって閉止可能であり、ばね（５）は前記ケージ（３）と前記閉止要素（４）との間に、前記閉止要素（４）に前記バルブシート（７ａ）に向けられた与圧荷重をかけるために配置されており、前記ケージ（３）上には、前記軸方向（Ａ）に延び、その上で前記閉止要素（４）が前記軸方向（Ａ）に移動可能に案内される案内部（６）が配置されており、前記閉止要素（４）は閉止ヘッド（４ａ）と案内区間（４ｂ）とを含んでおり、前記閉止ヘッド（４ａ）と前記案内区間（４ｂ）は、前記軸方向（Ａ）において相互に追従し、前記閉止要素（４）は、前記案内区間（４ｂ）から始まって、前記軸方向（Ａ）において前記閉止要素（４）の内部へと前記閉止ヘッド（４ａ）の方向に延び、その中には前記案内部（６）もまた延びる案内内部空間（４ｃ）を有しており、前記閉止ヘッド（４ａ）は、前記軸方向（Ａ）において前記案内区間（４ｂ）に向かう方向に、最大円周（４ｑ）まで広がる端面（４ｇ）を有しており、前記最大円周（４ｑ）は円周中心点（Ｍ_Ｆ）を有し、前記案内内部空間（４ｃ）は、前記閉止ヘッド（４ａ）の方向に、少なくとも前記円周中心点（Ｍ_Ｆ）が前記案内内部空間（４ｃ）の中に入るまで延びる、ポペットバルブ。
前記円周中心点（Ｍ_Ｆ）は、少なくとも前記閉止要素（４）が完全に開いたときに前記案内部（６）の輪郭内に入ることを特徴とする、請求項１に記載のポペットバルブ。
前記円周中心点（Ｍ_Ｆ）は、前記閉止要素（４）が閉じたときにも前記案内部（６）の輪郭内に入ることを特徴とする、請求項２に記載のポペットバルブ。
前記端面（４ｇ）は、円錐形又は矢じり形に延びるように設計されるか、あるいは円錐形又は矢じり形に部分的に延びるように設計されることを特徴とする、請求項１〜３のいずれか１項に記載のポペットバルブ。
前記端面（４ｇ）の表面は、少なくともその周辺領域において、前記軸方向（Ａ）に対する法線に関して少なくとも１０°の勾配を有することを特徴とする、請求項１〜４のいずれか１項に記載のポペットバルブ。
前記端面（４ｇ）は、少なくとも周辺から中心に向かう表面に沿った区間において、凹型に延びる区間（４ｉ）を有することを特徴とする、請求項１〜５のいずれか１項に記載のポペットバルブ。
前記案内区間（４ｂ）は前記ケージ（３）の方向に直径が漸減する外側輪郭を有することを特徴とする、請求項１〜６のいずれか１項に記載のポペットバルブ。
前記案内部（６）と前記案内区間（４ｂ）は円形断面を有し、これらが共に縦方向のガイドを形成することを特徴とする、請求項１〜７のいずれか１項に記載のポペットバルブ。
前記案内区間（４ｂ）は、内部断面積が比較的小さい第１の案内内部空間（４ｃ）と、それに続いて前記軸方向（Ａ）に、内部断面積が比較的大きい第２の案内内部空間（４ｎ）を含むことを特徴とする、請求項８に記載のポペットバルブ。
前記第１の案内内部空間（４ｃ）と前記第２の案内内部空間（４ｎ）との間に移行点が形成されることを特徴とする、請求項９に記載のポペットバルブ。
前記案内部（６）は、比較的小径の区間（６ｇ）と比較的大径の区間（６ｈ）とを有し、これらがそれぞれ前記第１及び第２の案内内部空間（４ｃ、４ｎ）内に支持されることを特徴とする、請求項９又は１０に記載のポペットバルブ。
前記案内区間（４ｂ）は、前記閉止ヘッド（４ａ）に関して反対の端に、増大された壁厚の第１のストッパ（４ｄ）を有することを特徴とする、請求項１〜１１のいずれか１項に記載のポペットバルブ。
前記閉止ヘッド（４ａ）は、前記案内区間（４ｂ）の方向に、支持部（４ｆ）を有し、前記支持部（４ｆ）が前記軸方向（Ａ）に関して円周方向に延び、前記ばね（５）を支持することを特徴とする、請求項１〜１２のいずれか１項に記載のポペットバルブ。
前記閉止要素（４）は、前記案内区間（４ｂ）に続いて、前記軸方向（Ａ）に延びるばね区間（４ｍ）を有することを特徴とする、請求項１〜１３のいずれか１項に記載のポペットバルブ。
前記閉止ヘッド（４ａ）の上に、前記軸方向（Ａ）において前記閉止ヘッド（４ａ）の表面より上に突出し、前記案内内部空間（４ｃ）の一部を形成する終端部（４ｈ）が配置されることを特徴とする、請求項１〜１４のいずれか１項に記載のポペットバルブ。
前記閉止ヘッド（４ａ）は、リング状に延び、前記バルブシート（７ａ）に当接するように配置されるシーリング面からなり、前記閉止ヘッド（４ａ）が接続部（４ｌ）によって前記案内区間（４ｂ）に接続されることを特徴とする、請求項１〜１５のいずれか１項に記載のポペットバルブ。
請求項１〜１６のいずれか１項に記載のポペットバルブ（１）を含むピストンコンプレッサ。