JP2015526649A5 - - Google Patents

Claims (15)

1. ケージ（３）、バルブシート（２）及び複数の閉鎖要素（４）を備える、圧縮機のポペットバルブ（１）であって、前記ケージ（３）は、軸方向（Ａ）に延びる複数のボア（１３）を有し、該ボア（１３）は前記バルブシート（２）に向かって開き、該バルブシート（２）とは反対の端に底部要素（７）を有し、前記軸方向（Ａ）に移動可能な閉鎖要素（４）が各ボア（１３）内に配置され、前記バルブシート（２）は、前記軸方向（Ａ）に前記ボア（１３）に対向して配置される複数の通路開口（１２）を有し、それによって、前記通路開口（１２）のそれぞれを前記閉鎖要素（４）のうちの１つによって閉じることができ、支持要素（８）が前記ボア（１３）のそれぞれに配置され、ばね（５）が、前記バルブシート（２）に向かって方向付けられる予荷重力を前記閉鎖要素（４）に印加するために、各支持要素（８）とそれぞれの前記閉鎖要素（４）との間に配置され、
   前記支持要素（８）は、前記ボア（１３）に対して偏心して配置される少なくとも１つの支持要素開口（８ａ）を有すること、並びに、前記底部要素（７）は、前記支持要素（８）及び該底部要素（７）を通って前記軸方向（Ａ）に前記ボア（１３）に対して偏心して配置される通路（１６）を形成するために、前記ボア（１３）に対して偏心して配置される少なくとも１つの底部要素開口（７ａ）を有することを特徴とする、ポペットバルブ。
2. 前記支持要素開口（８ａ）は、前記支持要素（８）が前記底部要素（７）に載る基部本体（８ｄ）を有するように構成されること、及び、前記基部本体（８ｄ）は、周方向に少なくとも１つの部分（８ｇ）を有し、該部分（８ｇ）に沿って前記支持要素開口（８ａ）を形成するために、前記基部本体（８ｄ）が前記部分（８ｇ）に沿って縮小した直径を有していることを特徴とする、請求項１に記載のポペットバルブ。
3. 前記基部本体（８ｄ）は、前記周方向に部分（８ｇ）に沿って凹状の形状を有することを特徴とする、請求項２に記載のポペットバルブ。
4. 前記支持要素（８）は基部本体（８ｄ）を有すること、及び、該基部本体（８ｄ）は前記支持要素開口（８ａ）を形成する少なくとも１つのオリフィスを有することを特徴とする、請求項１に記載のポペットバルブ。
5. 複数の支持要素開口（８ａ）が前記支持要素（８）の周方向に離間して配置されることを特徴とする、請求項１〜４のいずれか一項に記載のポペットバルブ。
6. 前記軸方向（Ａ）に延びる前記ばね（５）は外径（５ａ）を有すること、及び、前記支持要素開口（８ａ）はこの外径（５ａ）の外側に配置されることを特徴とする、請求項１〜５のいずれか一項に記載のポペットバルブ。
7. 前記底部要素（７）は、該底部要素（７）の周方向に離間して配置される複数の底部要素開口（７ａ）を有することを特徴とする、請求項１〜６のいずれか一項に記載のポペットバルブ。
8. 前記底部要素開口（７ａ）はボアとして構成されることを特徴とする、請求項７に記載のポペットバルブ。
9. 前記支持要素（８）は、前記ボア（１３）内に移動可能に取り付けられることを特徴とする、請求項１〜８のいずれか一項に記載のポペットバルブ。
10. 前記少なくとも１つの底部要素開口（７ａ）及び前記少なくとも１つの支持要素開口（８ａ）は、前記底部要素（７）に対する前記支持要素（８）の全ての可能な位置において、前記支持要素（８）及び前記底部要素（７）を通る開口通路（１６）が形成されるように互いに適合して構成されることを特徴とする、請求項１〜９のいずれか一項に記載のポペットバルブ。
11. 前記支持要素（８）は、前記軸方向（Ａ）に対して径方向に振動運動を行うことができるように前記ボア（１３）の壁に対して遊びを有することを特徴とする、請求項１〜１０のいずれか一項に記載のポペットバルブ。
12. 前記支持要素（８）はその長手方向軸（Ａ）を中心に回転可能に取り付けられることを特徴とする、請求項１〜１１のいずれか一項に記載のポペットバルブ。
13. 前記支持要素（８）は前記ばね（５）の案内要素（８ｃ）を有する、請求項１〜１２のいずれか一項に記載のポペットバルブ。
14. 請求項１〜１３のいずれか一項に記載のポペットバルブ（１）を備えるピストン圧縮機。
15. 請求項１〜１３のいずれか一項に記載のポペットバルブ（１）の修理キットであって、少なくとも１つの閉鎖要素（４）、及び、偏心して配置される支持要素開口（８ａ）を有する少なくとも１つの支持要素（８）を含む、修理キット。