JP2018528435A - 同伴流体検出診断 - Google Patents

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Abstract

磁気流量計(102)は、プロセス流体流内に磁場を発生させるように構成された少なくとも1つのコイル(122)を含む。一対の電極(124)は、磁場に反応した流動プロセス流体内の起電力を検出するように構成されている。測定回路(142)は、一対の電極(124)に接続され、検出された起電力の指示を提供するように構成されている。プロセッサ(148)は、測定回路(142)に接続され、検出された起電力の指示を受信し、検出された起電力に基づいて流動関連の出力を決定するように構成される。診断コンポーネント(154)は、検出された同伴流体の指示を提供するために磁気流量計(102)の複数の連続したパラメータを分析するように構成されている。

Description

[背景技術]
セパレータは、様々な工業プロセスに使用される公知のプロセスユニットである。セパレータは、プロセス流を受け取り、プロセス流の材料を、多くの場合、廃棄物とさらなる加工用の材料とに分離することによって作動する。セパレータは、様々な工業プロセスにおいて、液体、気体、固体又はそれらの組み合わせを含む様々なプロセス混合物に使用することができる。特に、セパレータは石油天然ガス採掘プロセスにおいて有用であり得る。
多相流を取り扱うセパレータが直面する1つの問題は、下流の処理、特にガスブローバイにおける同伴流体の問題である。気体流と液体流を受け取るセパレータでは、液体が容器から完全に排出されると、液体流のみを扱うように設計された下流の装置に気体が自由に流入することが可能になる。これはシステムに損傷や潜在的な危険をもたらす可能性があり、多くの場合、除去装置を作動させてシステムから同伴ガスを除去することが必要になる。
磁気流量計は、プロセス流体流内に磁場を発生させるように構成された少なくとも1つのコイルを含む。一対の電極は、磁場に反応した流動プロセス流体内の起電力を検出するように構成されている。測定回路は、一対の電極に結合され、検出された起電力の指示を提供するように構成されている。プロセッサは、測定回路に接続され、検出された起電力の指示を受信し、検出された起電力に基づいて流動関連の出力を決定するように構成される。診断コンポーネントは、検出された同伴流体の指示を提供するために磁気流量計のいくつかの連続したパラメータを分析するように構成されている。
特許請求される実施形態を特徴付ける上記及び様々な他の特徴及び利点は、以下の詳細な説明を読み、添付の図面を考察すれば明らかになるであろう。
本発明の実施形態が特に有用である例示的なプロセス環境の概略図である。 本発明の一実施形態によるプロセス制御システム内の磁気流量計を示す図である。 本発明の一実施形態による磁気流量計の簡略ブロック図である。 本発明の一実施形態による、プロセス流中の同伴ガスを検出するのに有用であり得る複数のプロセス変数を経時的に測定した結果を示す図である。 本発明の一実施形態による、プロセス流中の同伴ガスを検出するのに有用であり得る複数のプロセス変数を経時的に測定した結果を示す図である。 本発明の一実施形態による、プロセス流中の同伴ガスを検出するのに有用であり得る複数のプロセス変数を経時的に測定した結果を示す図である。 本発明の一実施形態による、プロセス流中の同伴ガスを検出するのに有用であり得る複数のプロセス変数を経時的に測定した結果を示す図である。 本発明の一実施形態による、プロセス流中の同伴油を検出するのに有用であり得る複数のプロセス変数を経時的に測定した結果を示す図である。 本発明の一実施形態による、プロセス流中の同伴油を検出するのに有用であり得る複数のプロセス変数を経時的に測定した結果を示す図である。 本発明の一実施形態による、プロセス流中の同伴油を検出するのに有用であり得る複数のプロセス変数を経時的に測定した結果を示す図である。 本発明の一実施形態による、プロセス流中の同伴油を検出するのに有用であり得る複数のプロセス変数を経時的に測定した結果を示す図である。 本発明の一実施形態によるプロセス環境における同伴流体の指示を提供する例示的な方法を示す図である。
図1に、本発明の実施形態が特に有用である簡略化された例示的なプロセス環境を示す。プロセス流体は、例示的なプロセス環境50内を循環し、又はプロセス環境50によって生成され得る。プロセス流体は、天然ガス、油又は別の流体であってよい。流体は、坑口装置などの例示的な流体源10から発生し、流体を非生産的な材料から分離する、例えば、天然ガスを水圧破砕用流体又は処理水から分離するように構成されたセパレータ20に供給される。一実施形態では、流体がセパレータ20を通過すると、生成物はさらなる下流処理のためにプロセス流40内を移動する。非生産的な材料はそうではなく廃棄流30に誘導され得る。流量計102は、セパレータ20を出る廃棄流30に関連する1つ以上のプロセス変数又はパラメータを測定するように構成される。
プロセス流中の同伴流体を早期に検出すれば、廃棄ライン又は貯蔵システムに入るガス又は油を最小限に抑えることができる。廃棄流内でガスが検出された場合、そのガスを再捕獲し、又は焼却処理しなければならない。同伴ガスを早期に検出すれば、焼却処理を減らすことができる。焼却処理を最小限に抑えることにより、環境への影響が減少し、全体のガス生産量が増加する。典型的な設備では、同伴ガスは、圧力逃がし通気口を通して大気中に排出され、又はプロセス環境内にフレアシステムが設置されている場合には、同伴ガスは燃焼される。蒸気回収装置が設置されている場合、プロセス環境はそのガスを再捕獲することができるかもしれないが、そうでない場合、ガスからの収益が失われる可能性がある。収益の損失に加えて、放出されたガスにより、特定のプロセス環境での炭素排出量に関する規制に適合しなくなる可能性もある。
プロセス流内の同伴ガスは、コストの増加を引き起こす可能性がある。プロセス流中の同伴ガスは、典型的には、体積流量計が、生成された水の体積を過剰に記録する原因となる。これにより、貯蔵タンクが満杯でないときに、ポンパーが現場まで余分に往復することになりかねない。したがって、システム内の同伴ガスの検出及び除去は、廃棄物処理コストの管理及び他の潜在的な問題の検出にとって重要である。
したがって、可能な限り早く是正措置を講じるために、磁気流量計102がプロセス流内の同伴ガス及び/又は同伴油を検出できることが望ましい。
図2Aに、プロセス制御又は監視システム内の例示的な磁気流量計を示す。磁気流量計102は、プロセスプラント内の流体と関連付けられた流量関連のプロセス変数を監視するように構成されている。そのような流体の例には、化学薬品、パルプ、石油、ガス、医薬品、食品及び他の流体の処理プラントにおけるスラリー及び液体が含まれる。環境100において、磁気流量計102は、制御弁112にも結合されているプロセス配管104に結合されている。
流量計102などの磁気流量計において、監視されるプロセス変数は、プロセス配管及び流管108を流れるプロセス流体の速度に関するものである。流量計102によって取得された測定値は、以下でより詳細に説明するように、オペレータに他の情報、例えば廃棄流中の同伴ガス又は同伴油の指示を提供するために使用されてもよい。磁気流量計102は、流管108に連結された電子機器ハウジング120を含む。磁気流量計102の出力は、通信バス106を介してコントローラ、例えばコントローラ200やインジケータに長距離伝送されるように構成されている。典型的な処理プラントでは、通信バス106は、4〜20mAの電流ループ、FOUNDATION(商標)フィールドバスセグメント、パルス出力/周波数出力、Highway Addressable Remote Transducer(HART(登録商標))プロトコル通信、IEC 62591によるものなどの無線通信接続、イーサネット(登録商標)、又はシステムコントローラ/モニタ200などのコントローラへの光ファイバ接続、又は他の適切な装置とすることができる。システムコントローラ200は、流量情報を表示し、人間のオペレータのためにシステム内の問題の潜在的な指示を提供する、プロセスモニタとして、又は通信バス106上で制御弁112を使用してプロセスを制御するプロセスコントローラとしてプログラムされ得る。
図2Bは、本発明の一実施形態による磁気流量計の簡略ブロック図である。コイル122は、コイル駆動回路130からの印加駆動電流に応答して流体流において外部磁場を印加するように構成されている。EMFセンサ(電極)124は、流体流に電気的に結合し、EMF信号出力134を、増幅器132及びアナログ/デジタル変換器142を含む測定回路に提供する。増幅器132に提供される信号は、印加された磁場に起因して流体流で発生するEMFと、流体速度とに関連したものである。アナログ/デジタル変換器142は、デジタル化されたEMF信号をマイクロプロセッサシステム148に提供する。信号プロセッサ150は、EMF出力134に結合して流体速度に関連した出力152を提供する流量計電子回路140のマイクロプロセッサシステム148において実装される。メモリ178は、以下で論じるように、プログラム命令又は他の情報を格納するのに使用することができる。流量計102は、本明細書に記載の実施形態に従って、デジタル信号処理アルゴリズムを実行して、プロセス流体流内の同伴空気又は同伴油を検出するように構成された診断コンポーネント154を含む。
一実施形態では、流量計102は、デジタル通信回路162を使用して1台以上の遠隔装置と通信することができ、デジタル通信回路162は、一実施形態では、無線プロセス通信ループ又はセグメントで動作することができる。この場合、デジタル通信回路は無線送受信機を含み、よって、マイクロプロセッサシステム148からのコマンド及び/又はデータに基づいて、外部無線装置とやりとりすることができる。
同伴ガス及び/又は同伴油は、一実施形態では、磁気流量計102の様々な測定値又はパラメータを追跡、分析することによって、プロセス流内で検出可能とすることができる。測定値又はパラメータのいくつかは、流量値、差動電極電圧値、空パイプ値、及び信号対雑音比を含む。流量計102は、受け取った値と関連付けられた統計、例えば標準偏差や変動係数を計算することもできる。これらの変数を経時的に監視することにより、流量計102は、プロセス流が同伴ガス又は同伴油を含む場合にそれを検出することができる。例えば、以下でより詳細に説明するように、同伴ガスは、一実施形態では、流量値、差動電極電圧、及び空パイプ値に関連した測定変数値又は計算変数値の急激な増加及び減少によって検出することができる。他方、同伴油は、一実施形態では、空パイプ値、空パイプ位相角及び空パイプ振幅に関連した測定値の持続的な増加によって検出することができる。オペレータにシステム内の同伴ガス又は同伴油の存在を知らせることができる診断方法を有するため、より迅速な是正措置が可能になる。
同伴流体を指示するプロセス変数
図3A〜図3Dに、本発明の一実施形態による、プロセス流中の同伴ガスを検出するために有用であり得るいくつかのプロセス変数を示す。ガスが流体流内に混入すると、ガス泡が流体流を流れる際に電極124と接触するために信号対雑音比が減少する。この変数出力の急激な変化は、流量計102から報告される信号において目視で確認できる場合がある。図3A〜図3Dに示す結果は、一実施形態において、磁気流量計102によって取得され、又は受信信号に基づいて計算され、分析のためにコントローラ200に提供され得る様々なプロセス変数測定値を示している。一実施形態では、図3A〜図3Dに提示された結果は正規化された結果である。
図3A〜図3Dに示すように、例示的なプロセスの間の様々な時点で、流体流に空気を導入した。空気注入点306は、同伴空気の流体流への導入に対応している。同伴空気は、おおよそ、19秒、33秒、46秒、及び63秒の時点で導入した。
図3Aに、磁気流量計102の流量測定値の未処理の信号、計算された標準偏差、及び計算された変動係数をそれぞれ示すグラフ310、グラフ315、及びグラフ320を示す。グラフ310は、空気注入点306でプロセス流に空気を注入した際の、流量計102の例示的な未処理の流量値測定値304及び平均流量値測定値302を示している。グラフ315は、未処理の流量値の計算された標準偏差308を経時的に示している。グラフ320は、未処理の信号値の変動係数312を経時的に示している。変動係数312は、標準偏差308を平均値302で割ったものから計算される。変動係数312を使用する利点の1つは、生成される検出が流量値の変化に無関係であることである。したがって、同伴ガスを、受け取られた流量値信号304、計算された標準偏差値308及び/又は計算された変動係数312によって検出することができる。グラフ315に示すように、標準偏差値308は、システム内に同伴空気がなかったときに取得されたベースライン値の40倍を超える増加を示している。変動係数312も、ベースライン値の40倍を超える増加を示している。同伴空気が電極124と接触して通過する際の、計算された標準偏差308及び変動係数312の著しい増加及び減少は、プロセス流中の同伴ガスを検出するための示差的で認識可能な診断ツールを提供する。
図3Bに、磁気流量計102の差動電極電圧測定値の未処理の信号、計算された標準偏差、及び計算された変動係数をそれぞれ示すグラフ325、グラフ330、及びグラフ335を示す。グラフ325は、様々な空気注入点306でシステムに空気を注入した際の、磁気流量計102によって取得された例示的な未処理の差動電極電圧測定値304及び平均差動電極データ302を示している。グラフ330は、受け取られた差動電極電圧の計算された標準偏差308を経時的に示している。グラフ335は、差動電極電圧の変動係数312を経時的に示している。グラフ330に示すように、偏差基準308は、最低でも、システム内に同伴ガスが存在していなかったときに取得されたベースライン値の100倍超まで急激に増加し、次いで、急激にベースライン値に戻った。同様に、変動係数312も、ベースラインを超える非常に大きな増加と、ベースラインまでの急激な減少を示した。標準偏差308及び変動係数312の急激な増加及び減少は、プロセス流中に同伴ガスが存在し得るという検出可能な指示を提供する。
図3Cに、磁気流量計102の空パイプ値測定値の未処理の信号、計算された標準偏差、及び計算された変動係数にそれぞれ対応するグラフ340、グラフ345、及びグラフ350を示す。グラフ340は、様々な空気注入点306でシステムに空気を注入した際の、磁気流量計102の例示的な未処理の空パイプ値測定値304及び平均空パイプ値測定値302を示している。グラフ345は、受け取られた空パイプ値測定値の計算された標準偏差308を経時的に示している。グラフ350は、空パイプ値測定値の変動係数312を経時的に示している。空パイプ値は、グラフ340、グラフ345、及びグラフ350に示すように、システムへの空気注入発生の4回のうちの3回を首尾よく検出した。図3Cに示す例では、空パイプ値を毎秒1回だけ測定した。空パイプ値測定値をもっと頻繁に、例えば毎秒2回又は毎秒4回取れば、空パイプ値に基づく診断が、プロセス流への空気混入の発生を全て首尾よく検出することになる可能性がある。一実施形態では、空パイプ値に基づく診断の代わりにコモンモード電極電圧に基づく診断を使用することにより、全ての同伴空気の発生を検出することができるツールを提供することもできる。図3Cに示すように、空パイプ値を経時的に測定すれば、かなりの数のシステムへのガス混入の発生を検出することができる可能性がある。
図3Dに、5Hzで取得された磁気流量計102の信号対雑音比測定値の未処理の信号、計算された標準偏差、及び計算された変動係数にそれぞれ対応するグラフ355、グラフ360、及びグラフ365を示す。グラフ355は、様々な空気注入点306でシステムに空気を注入した際の、磁気流量計102の例示的な未処理の信号対雑音比測定値304、及び平均の未処理の信号対雑音比測定値302を示している。グラフ330は、信号対雑音比測定値の計算された標準偏差308を経時的に示している。グラフ335は、信号対雑音比測定の変動係数312を経時的に示している。ガスが流体中に混入すると、ガス泡が電極と接触するため、信号対雑音比は経時的に減少するはずである。これは、キャビテーションの有無にかかわらず、長期間にわたって見られることがある。しかし、図3Dに短時間で示されるように、信号対雑音比の使用は、同伴ガスがシステム内に存在する場合に著しい変化を示さない。
図4A〜図4Dに、本発明の一実施形態による、プロセス流中の同伴油を検出するのに有用であり得るいくつかのパラメータを経時的に測定した結果を示す。同伴油は、一実施形態では、油の導入に起因するプロセス流体流中の流体の導電率の変化として検出することができる。同伴油の検出が重要なのは、それが漏れを示すものであり、漏れの原因を特定するのに有用となる可能性があるからである。図4A〜図4Dに示す結果を得る際に、水流に油、キャノーラ油を注入した。注入点406から開始して、約60秒に対応する時間にわたって油を流れにゆっくりと注入した。一例では、図4A〜図4Dで表す結果は正規化される。
図4Aに、磁気流量計102の流量値測定値の未処理の信号、計算された標準偏差、及び計算された変動係数にそれぞれ対応するグラフ410、グラフ415、及びグラフ420を示す。グラフ410は、油導入点406から開始して、システムに油を導入した際の、磁気流量計102の例示的な未処理の流量値測定値404、及び平均流量値測定値402を示している。グラフ415は、流量値測定値の計算された標準偏差408を経時的に示している。グラフ420は、流量値測定値の変動係数412を経時的に示している。図4Aに示すように、流量測定値及び計算された標準偏差は、油がシステムに導入される際にあまり変化しなかった。これは、システムに同伴空気を導入した場合の図3Aに示す流量値測定値の著しい急激なスパイクとは対照的である。したがって、本明細書に記載する実施形態による診断システムは、プロセス流中の同伴ガスを検出し、同定することができる可能性がある。
図4Bに、磁気流量計102の空パイプ値測定値の未処理の信号、計算された標準偏差、及び計算された変動係数にそれぞれ対応するグラフ425、グラフ430、及びグラフ435を示す。グラフ425は、油導入点406から開始して、ある期間にわたってシステムに油を導入した際の、磁気流量計102の例示的な未処理の空パイプ値測定値404、及び平均空パイプ値測定値402を示している。グラフ430は、空パイプ値測定値の計算された標準偏差408を経時的に示している。グラフ435は、受け取られた空パイプ値測定値の変動係数412を経時的に示している。図4Bに示すように、空パイプ値測定値は、油がシステムに導入された後のある期間にわたって迅速かつ持続的な増加を示している。グラフ425に示すように、空パイプ値測定値の未処理の信号は、100秒前後に著しく変動し始める。空パイプ値の標準偏差も、油が流体流に入った後30秒に対応する90秒前後から著しく持続的な増加が開始することを示している。加えて、変動係数412も、90秒前後に、以前に測定されたベースラインと比較して、著しい増加を示している。また、グラフ430に示すように、標準偏差408は、単に増加するだけではなく、油を同伴する前の状態の20倍を超えて増加する。標準偏差も、経時的にベースラインよりも少なくとも10倍大きいままである。変動係数412も著しい検出可能な増加を示しており、ベースラインの30倍を超えて上昇し、一貫してベースラインの10倍を超えたままでとどまる。
図4Bに示す結果は、空パイプ値測定値が、同伴油がシステムにいつ入ったかについての指示を確実に提供できることを示している。加えて、システム内の同伴空気に対応する、図3Cに見られる空パイプ値測定値と比較すると、図4Bの空パイプ値測定値は、同伴油が存在する場合の持続的な増加を示している。よって、空パイプ値測定値は、プロセス流中の同伴異質流体の確実な指示を提供し、受け取られた、又は計算された変数測定値に基づいて異質流体を同伴空気又は同伴油として確実に識別することができる。
図4Cに、油導入点406から開始して、ある期間にわたってシステムに油を導入した際の、磁気流量計102の空パイプ値から計算された空パイプ位相角412及び空パイプ値振幅414の標準偏差に対応するグラフ440を示す。左側の軸には度単位で測定された位相角412を示し、右側の軸には kオーム単位の振幅414を示す。図示のように、位相角412は、同伴油がプロセス流体流に導入された直後に急激かつ著しい減少を示している。加えて、位相角の振幅414も、同伴油がシステムに入った直後に著しい増加を示している。位相角412及び振幅414は、油がプロセス流体流に入る際の導電率及び誘電率の変化に起因して著しく変化する。
図4Dに、磁気流量計102の空パイプ値位相角測定値の未処理の信号、計算された標準偏差、及び計算された変動係数にそれぞれ対応するグラフ445、グラフ450、及びグラフ455を示す。グラフ445は、油導入点406から開始して、ある期間にわたってシステムに油を導入した際の、磁気流量計102の例示的な未処理の空パイプ値位相角測定値404、及び平均空パイプ値位相角測定値402を示している。グラフ450は、受け取られた空パイプ値位相角測定値の計算された標準偏差408を経時的に示している。グラフ455は、受け取られた空パイプ位相角値測定値の変動係数412を経時的に示している。グラフ445、グラフ450及びグラフ455の各々において、油がシステムに入る点は、同伴油注入点406によって示されている。約90秒のところにはっきりと示されるように、平均空パイプ位相角信号は、劇的な減少を示し、次いで110秒に再度の増加の開始を示している。未処理の空パイプ位相角信号も、経時的に値の劇的に大きな変動を示し始める。空パイプ位相角の標準偏差408も、90秒前後から著しい増加を示し、ベースラインの10倍を超えて増加している。加えて、空パイプ位相角の変動係数412も、グラフ455で示すように、90秒間前後で著しい増加を示している。グラフ445、グラフ450、及びグラフ455は、空パイプ位相角測定に基づく診断ツールが、プロセス流中の同伴油の指示を提供できるという証拠を提供している。
図3及び図4に示されている様々な変数測定値及び計算値は、プロセス流体流内の同伴異質流体の様々な確実な指標を示している。加えて、これらの指標のいくつかは、同伴流体を同伴ガス又は同伴油として識別するための識別可能な傾向も提供する。一実施形態では、流量計102は、有用な診断出力を提供するために、流量値、空パイプ測定値、空パイプ位相角、空パイプ値振幅、差動電極電圧、コモンモード電圧、及び/又は信号対雑音比の各プロセス変数測定値の全部又は一部を処理することができる。しかし、パラメータ/データ又は少なくともいくつかをプロセスコントローラ又は他の適切な装置に送信することもでき、そのデバイスによってそのような診断を実行できることも企図されている。流量計又は他のプロセス装置は、次いで、プロセス変数測定値の各々の標準偏差又は変動係数のいずれか又は両方を計算することができる。流量計はまた、各変数若しくはパラメータ、それらの標準偏差、及び/又はそれらの変動係数の閾値を用いてプログラムされてもよい。流量計は、受信信号が設定された閾値を上回っていることを検出すると、警報を出すようにプログラムすることができる。閾値は、オペレータが選択可能とすることもでき、製造者によって事前設定されてもよく、同伴流体のないプロセス流体流のベースライン値を指示する履歴データに基づくものであってもよい。
一実施形態では、未処理の変数測定値及び/又は計算された統計値のグラフ表示を、外部ディスプレイ上でオペレータに提示することができる。別の実施形態では、標準偏差及び/又は変動係数は、外部ディスプレイ上で未処理の信号あり又はなしでオペレータに提供される。別の実施形態では、信号のいずれもディスプレイ上では提供されず、流量計又は他の処理装置は、受信信号を分析し、プロセス流内の同伴油又は同伴空気の警報、例えば可聴アラームや点滅光を提供するように構成される。一実施形態では、信号は、同伴油及び/又は同伴ガスが検出されたときに警報機構と共に外部ディスプレイで提供される。一実施形態では、警報は可聴警報であってもよい。別の実施形態では、警報は、視覚的警報、例えばディスプレイ上の指示や、プロセス環境内に位置する点滅光であってもよい。あるいは、警報は遠隔地でオペレータに表示することもできる。
同伴流体を同定する方法
図5に、本発明の一実施形態によるプロセス環境における同伴流体の指示を提供する例示的な方法を示す。ブロック502で、方法500は、磁気流量計を使用してプロセス変数測定値を取得する。プロセス変数測定値は、流量値、空パイプ値、差動電極電圧値、空パイプ位相角若しくは振幅値、コモンモード値、又はそれらの任意の組み合わせのいずれかを含むことができる。加えて、これらの値のいずれか1つ以上を経時的に取得して保存することもできる。一実施形態では、(図2Bに示す)マイクロプロセッサシステム148などのコントローラが、取得した信号を閾値と比較する。コントローラは、データの統計分析を行うために取得したプロセス値をメモリに保存することもできる。
ブロック504で、コントローラは、ブロック502で取得した(1つ以上の)プロセス変数測定値から1つ以上の統計値を計算する。計算される統計値は、例えば、標準偏差及び/又は変動係数とすることができる。一実施形態では、コントローラは、計算した統計量を未処理のプロセス変数と併せてメモリ178などのメモリコンポーネントに格納する。
ブロック506で、コントローラは、取得したプロセス変数及び/又は計算した統計値を事前設定された閾値と比較する。一実施形態では、閾値は製造業者によって事前設定され、例えば、プロセス流内の流体の予想される成分に応じて、ユーザが選択可能とすることができる。一実施形態では、プロセス変数及び計算された統計値は正規化されてよく、閾値は公知のベースラインと比較した増加に対応していてよい。例えば、閾値は、一実施形態では、5倍を超える標準偏差値の検出とすることができる。しかし、公知のベースラインの10倍超や20倍超など、他の倍数も使用することができる。図3及び図4に示すように、同伴ガスは経時的にプロットされるとベースラインからの検出可能な変化を提供する。別の実施形態では、閾値は、規定の値にではなく、規定の変化、例えば、前の60秒で検出された値からの5倍を超える標準偏差及び/又は変動係数の増加の検出に対応していてよい。しかし、前の60秒で検出された値の10倍超や20倍超など、他の倍数も使用することができる。加えて、最後の90秒や最後の数分などの他の時間窓も使用することができる。
ブロック508で、コントローラは、例えば、受け取られたプロセス変数情報又は計算された統計値の経時的な変化の検出に基づいて、プロセス流内に同伴ガス又は同伴油が存在すると判定する。例えば、流量値の標準偏差で変化が検出された場合、これは、同伴油ではなく同伴ガスが存在することを指示する。加えて、例えば、差動電極電圧又は空パイプ値の突然の増加及び減少は、同伴ガスが存在することを指示し得るが、空パイプ値の持続的な増加は、同伴ガスではなく同伴油がプロセス流体流中に存在することを指示し得る。しかし、別の実施形態では、コントローラは、異質流体が同伴油かそれとも同伴ガスかを検出せず、異物が存在すると判断するだけである。
図3及び図4に示すように、様々な診断測定値を経時的に追跡し、分析することにより、オペレータがプロセス流内の同伴異質流体を検出し、識別することが可能になる。同伴油は、空パイプ値及びコモンモード電圧の標準偏差の変化によって検出可能とすることができる。コモンモード電圧標準偏差は、ある期間にわたる同伴空気も指示することができる。加えて、同伴油の濃度が十分に高い場合、差動電圧の測定値を使用して、同伴油を検出することもできる。
ブロック510で、方法はオペレータに警報を提供する。一実施形態では、警報は、取得されたプロセス変数及び/又は計算された統計値に基づくプロセス環境に何らかの問題があるという指示を含み、流量計のオペレータがプロセスをチェックし、エラーの原因が何か突き止めるよう提案することができる。しかし、別の実施形態では、コントローラは、プロセス変数及び計算された統計量の検出された変化に基づいて、システム内に同伴ガス又は同伴油が存在すると判定し、ブロック510で、例えばシステムのオペレータにシステム内に同伴油が存在するという警報を提供するなど、より詳細な警報を提供することができる。加えて、方法500は、特定の流量計102の位置に基づいて、システム内の同伴流体の潜在的な位置を指示することもできる。例えば、同伴油は漏れがある弁を指示している可能性もある。コントローラは、環境100内の流量計102の位置に基づいて、漏れが上流にある可能性が最も高いと指示できる場合もある。複数の流量計102を有する例示的な環境では、警報を発していない第1の流量計102の下流の第2の流量計102からの警報は、漏れが2つの流量計102の中間に位置する弁からであると指示することができる。
一実施形態では、ブロック516で、警報が必要であるとコントローラが判断した後、警報の状況を適切なディスプレイに表示することができる。これは、一実施形態では、同伴流体が存在することを指示する視覚的警報を含むことができる。別の実施形態では、警報は、同伴流体の同伴空気又は同伴油のいずれかとしての識別を含むことができる。別の実施形態では、警報は、同伴流体の供給源の潜在的な位置を指示することができる。
本発明を、好ましい実施形態を参照して説明したが、当業者は、本発明の趣旨及び範囲から逸脱することなく、形態及び詳細に変更を加えることができることを認めるであろう。

Claims (20)

  1. プロセス流体流内に磁場を発生させるように構成された少なくとも1つのコイルと、
    前記磁場に反応した前記流動プロセス流体内の起電力を検出するように構成された一対の電極と、
    前記一対の電極に接続され、前記検出された起電力の指示を提供するように構成された測定回路と、
    前記測定回路に接続され、前記検出された起電力の前記指示を受信し、前記検出された起電力に基づいて流動関連の出力を決定するように構成されたプロセッサと、
    検出された同伴流体の指示を提供するために前記磁気流量計の複数の連続したパラメータを分析するように構成された診断コンポーネントと
    を含む、磁気流量計。
  2. 無線プロセス通信ループに接続するように構成された通信モジュールをさらに含む、請求項1に記載の磁気流量計。
  3. 前記連続したパラメータは、
    流量値、
    差動電極電圧、
    コモンモード電極電圧、
    空パイプ値、
    信号対雑音比、
    空パイプ位相角、及び
    空パイプ振幅
    のうちの少なくとも1つを含む、請求項1に記載の磁気流量計。
  4. 前記診断コンポーネントは、前記連続したパラメータの標準偏差を計算するように構成されている、請求項1に記載の磁気流量計。
  5. 前記診断コンポーネントは、前記連続したパラメータの変動係数を計算するように構成されている、請求項1に記載の磁気流量計。
  6. 前記提供される指示は警報である、請求項1に記載の磁気流量計。
  7. 前記提供される指示は、前記同伴流体の識別を含む、請求項1に記載の磁気流量計。
  8. 磁気流量計で同伴流体を検出する方法であって、該方法は、
    複数のプロセス変数信号測定値を取得するステップと、
    前記複数のプロセス変数信号測定値に少なくとも一部は基づいて、統計値を計算するステップと、
    前記計算された統計値を所定の閾値と比較するステップと、
    前記比較に基づいて、同伴流体が存在するかどうか判定するステップと、
    同伴流体が存在するという指示を提供するステップと
    を含む、方法。
  9. 前記比較に基づいて、前記同伴流体は同伴ガスを含むことを検出し、同伴ガスが存在するという指示を提供するステップ
    をさらに含む、請求項8に記載の方法。
  10. 前記比較に基づいて、前記同伴流体は同伴油を含むことを検出し、同伴油が存在するという指示を提供するステップ
    をさらに含む、請求項8に記載の方法。
  11. 前記所定の閾値は、前記磁気流量計のメモリコンポーネント内に格納された、以前に測定された値に少なくとも一部は基づくものである、請求項8に記載の方法。
  12. 前記プロセス変数信号測定値及び前記計算された統計値のうちの少なくとも1つを外部ディスプレイに表示するステップ
    をさらに含む、請求項8に記載の方法。
  13. 前記提供される指示は視覚的警報を含む、請求項8に記載の方法。
  14. 前記提供される指示は可聴警報を含む、請求項8に記載の方法。
  15. 前記プロセス変数信号測定値は、
    流量値、
    差動電極電圧、
    コモンモード電極電圧、
    空パイプ値、
    信号対雑音比、
    空パイプ位相角、及び
    空パイプ振幅
    のうちの少なくとも1つの測定値を含む、請求項8に記載の方法。
  16. 前記計算される統計値は標準偏差である、請求項8に記載の方法。
  17. 前記計算される統計値は変動係数である、請求項8に記載の方法。
  18. プロセス流内の同伴流体を検出するための装置であって、
    プロセス流の特性を指示するセンサ信号を受信するように構成された信号受信コンポーネントであって、該センサ信号は、該プロセス流に結合された磁気流量計と関連付けられたセンサによって生成される、信号受信コンポーネントと、
    前記受信したセンサ信号を分析し、前記受信したセンサ信号に少なくとも一部は基づいて統計値を計算するように構成された診断コンポーネントと、
    前記計算した統計値に少なくとも一部は基づいて、前記プロセス流内に同伴流体が存在すると判定し、検出された同伴流体の指示を提供するように構成されたプロセッサコンポーネントと
    を含む、装置。
  19. 前記装置は、前記磁気流量計内の診断コンポーネントである、請求項18に記載の方法。
  20. 前記装置は、プロセス通信ループ上で前記磁気流量計に通信可能に結合されている、請求項18に記載の方法。
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