JP2018528380A - 金属プレートの熱処理のためのオーブン装置 - Google Patents

金属プレートの熱処理のためのオーブン装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2018528380A
JP2018528380A JP2018507030A JP2018507030A JP2018528380A JP 2018528380 A JP2018528380 A JP 2018528380A JP 2018507030 A JP2018507030 A JP 2018507030A JP 2018507030 A JP2018507030 A JP 2018507030A JP 2018528380 A JP2018528380 A JP 2018528380A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
temperature
oven
plate
temperature adjusting
zone
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2018507030A
Other languages
English (en)
Inventor
エッカーツベルガー,ゲラルト
フックス,トマス
ジョセフ エブナー,フリッツ
ジョセフ エブナー,フリッツ
ロホナー,ヘリベルト
エブナー,ロベルト
Original Assignee
エブナー インダストリエオフェンバウ ゲー.エム.ベー.ハー.
エブナー インダストリエオフェンバウ ゲー.エム.ベー.ハー.
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by エブナー インダストリエオフェンバウ ゲー.エム.ベー.ハー., エブナー インダストリエオフェンバウ ゲー.エム.ベー.ハー. filed Critical エブナー インダストリエオフェンバウ ゲー.エム.ベー.ハー.
Publication of JP2018528380A publication Critical patent/JP2018528380A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C21METALLURGY OF IRON
    • C21DMODIFYING THE PHYSICAL STRUCTURE OF FERROUS METALS; GENERAL DEVICES FOR HEAT TREATMENT OF FERROUS OR NON-FERROUS METALS OR ALLOYS; MAKING METAL MALLEABLE, e.g. BY DECARBURISATION OR TEMPERING
    • C21D1/00General methods or devices for heat treatment, e.g. annealing, hardening, quenching or tempering
    • C21D1/34Methods of heating
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F27FURNACES; KILNS; OVENS; RETORTS
    • F27DDETAILS OR ACCESSORIES OF FURNACES, KILNS, OVENS, OR RETORTS, IN SO FAR AS THEY ARE OF KINDS OCCURRING IN MORE THAN ONE KIND OF FURNACE
    • F27D19/00Arrangements of controlling devices
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C21METALLURGY OF IRON
    • C21DMODIFYING THE PHYSICAL STRUCTURE OF FERROUS METALS; GENERAL DEVICES FOR HEAT TREATMENT OF FERROUS OR NON-FERROUS METALS OR ALLOYS; MAKING METAL MALLEABLE, e.g. BY DECARBURISATION OR TEMPERING
    • C21D1/00General methods or devices for heat treatment, e.g. annealing, hardening, quenching or tempering
    • C21D1/62Quenching devices
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F27FURNACES; KILNS; OVENS; RETORTS
    • F27DDETAILS OR ACCESSORIES OF FURNACES, KILNS, OVENS, OR RETORTS, IN SO FAR AS THEY ARE OF KINDS OCCURRING IN MORE THAN ONE KIND OF FURNACE
    • F27D15/00Handling or treating discharged material; Supports or receiving chambers therefor
    • F27D15/02Cooling
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F27FURNACES; KILNS; OVENS; RETORTS
    • F27DDETAILS OR ACCESSORIES OF FURNACES, KILNS, OVENS, OR RETORTS, IN SO FAR AS THEY ARE OF KINDS OCCURRING IN MORE THAN ONE KIND OF FURNACE
    • F27D9/00Cooling of furnaces or of charges therein
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F27FURNACES; KILNS; OVENS; RETORTS
    • F27DDETAILS OR ACCESSORIES OF FURNACES, KILNS, OVENS, OR RETORTS, IN SO FAR AS THEY ARE OF KINDS OCCURRING IN MORE THAN ONE KIND OF FURNACE
    • F27D99/00Subject matter not provided for in other groups of this subclass
    • F27D99/0001Heating elements or systems
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F27FURNACES; KILNS; OVENS; RETORTS
    • F27DDETAILS OR ACCESSORIES OF FURNACES, KILNS, OVENS, OR RETORTS, IN SO FAR AS THEY ARE OF KINDS OCCURRING IN MORE THAN ONE KIND OF FURNACE
    • F27D19/00Arrangements of controlling devices
    • F27D2019/0003Monitoring the temperature or a characteristic of the charge and using it as a controlling value

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Crystallography & Structural Chemistry (AREA)
  • Thermal Sciences (AREA)
  • Materials Engineering (AREA)
  • Metallurgy (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Tunnel Furnaces (AREA)
  • Heat Treatment Of Articles (AREA)
  • Furnace Details (AREA)

Abstract

本発明は、プレート(101)を熱処理するためのオーブン装置(100)に関するものである。オーブン装置(100)は、その内部で前記プレート(101)が所定の温度で熱処理されるオーブン空間(113)を有するオーブンハウジング(102)と、オーブン空間(113)内に配置される温度調節体(103)と、を備える。さらにオーブン装置(100)は温度調節体(103)と温度調節装置とを備える。温度調節装置は、少なくとも第1位置において前記温度調節体(103)と熱的に接続し、第2位置において前記プレート(101)と熱的に接続できるように、前記オーブン空間(113)内の前記第1位置と前記第2位置との間で動作可能に配置されている。

Description

本発明は、金属プレートの熱処理のためのオーブン装置、及び、金属プレートの熱処理のための方法に関する。
車両の車体構造においては、少ない重量と、同時に所望の強度及び所望の変形挙動を有する部品が好ましい。クラッシュ時に特に高い負荷にさらされ得る車体の領域において、高強度鋼から製造され、異なる延性領域を有するプレス硬化部品が使用される。かかる部品の例としては、車両のAピラー及びBピラー、バンパー(Stossstange)及びドアインパクトビーム(Tueraufpralltrager)が挙げられる。
異なる延性領域を有する部品は、例えば、金属プレートが異なって熱処理された領域を有することにより製造される。この、金属プレートの異なる領域の異なる熱処理は例えば異なる温度プロファイル又は冷却プロファイルの所期の設定によって制御される。
DE102012216468は、例えば、金属部材(Metallbauteil)の異なる領域が異なる冷却プロファイル又は冷却速度で冷却され、従って両領域が異なる延性特性を有する、金属部材の製造を開示する。
独国特許登録第102012216468号公報
本発明の課題は、金属プレートのフレキシブルで効率的な熱処理を実現するオーブン装置を提供することにある。
この課題は、独立請求項による、金属プレートの熱処理のためのオーブン装置、及び金属プレートの熱処理のための方法によって解決される。
本発明の第1態様によれば、プレート(例えば金属プレート)の熱処理のためのオーブン装置が記載される。オーブン装置は、オーブン空間を有するオーブンハウジングを備え、オーブン空間の内部でプレートが所定の温度で熱処理される。さらに、オーブン装置は、オーブン空間内に配置される温度調節体を備える。
さらに、オーブン装置は、温度調節装置を備え、温度調節装置は、少なくとも第1位置において温度調節体と熱的に接触し、第2位置においてプレートと熱的に接触できるように(bringbar)、オーブン空間の内部の第1位置と第2位置との間で動作可能に配置される。
例示的な実施形態において、温度調節装置は、帯状要素として及び/又は複数の(einer Vielzahl)温度調節ピンとともに形成されている。両実施形態を以下で詳細に説明する。
帯状要素は第1区域を有する。温度調節体は温度調節面を有し、第1区域が第1位置において温度調節体と熱的に接触し、第1区域が第2位置においてプレートと熱的に接触できるように、帯状要素はオーブン空間内部の第1位置と第2位置との間で動作可能に配置される。
複数の温度調節ピンを有する例示的実施形態において、温度調節体は、相応の複数の収容孔を有し、収容孔内にはそれぞれ、複数の温度調節ピンの内の1つを装入可能である。複数の温度調節ピンは、第1位置において温度調節体と熱的に接触し、第2位置においてプレートと熱的に接触できるように第1位置と第2位置との間で動作可能に配置されている。
本発明のさらなる態様によれば、プレートの熱処理のための方法が述べられる。この方法によれば、プレートをオーブン装置のオーブンハウジングのオーブン空間内に提供し、オーブン空間内ではプレートが所定の温度で熱処理される。帯状要素はオーブン空間内部で第1位置と第2位置との間で動作し、第1位置において第1区域がオーブン空間に配置された温度調節体の温度調節面に熱的に接触し、第2位置において第1区域がプレートと熱的に接触する。
プレートは、金属加工品、又は半製品を表し、そこから所望の形状及び延性を有する部品が製造される。プレートは例えば、約2cm未満、特に1cm未満の厚さを有する金属板である。この金属部材を用いて、例えば、車両用部品のような金属装置が製造される。例えば、車両用部品は、車両のAピラー又はBピラー、車両のバンパー又はドアインパクトビームを表すことができる。
プレートは、鉄の他に製造工程による不純物を含みうる鋼から成ることができる。さらに金属部材は、例えば、(重量%において)C:0.02〜0.6%、Mn:0.5〜2.0%、Al:0.01〜0.06%、Si:0.1〜0.4%、Cr:0〜1.2%、P:0〜0.035%、S:0〜0.035%の合金成分を含むことができる。さらに金属部材は、Ti、B、Mo、Ni、Cu及び/又はNを含む群のうちの1つ以上の要素を含むことができ、ここでTiは0〜0.05%の濃度、Cuは0〜0.01%の濃度、Bは0.0008〜0.005%の濃度、Moは0〜0.4%の濃度、Niは0〜0.4%、Nは0〜0.01%の濃度を含むことができる。
オーブン装置はプレートの過熱のために構成されている。プレートは、オーブン装置内で所望の温度、例えばオーステナイト化温度(Austenitisierungstemperatur)に加熱され又は冷却される。オーステナイト化温度は、例えば約750℃〜約1000℃であり、ここでオーステナイト化温度の下限は金属部材の材料(鋼の割合及び合金の割合)に依存する。オーステナイト化温度より上では完全にオーステナイト化した組織が金属部材内に存在する。
オーブン装置は、1つのオーブン空間又は複数の異なるオーブン空間を有する。各オーブン空間において、例えば所定の温度が設定されることができ、従ってプレートは各オーブン空間内で加熱のため又は冷却のために所定の温度にさらされる。オーブン装置は、特に、オーブン空間内で、所定の、時間的に変化する温度プロファイルを設定できるように、構成されている。温度プロファイルは、プレートがオーブン装置のオーブンハウジングのオーブン空間内にある間、プレートに影響を与える。例えば、全温度調節プロファイルの間、プレートが位置固定されて静止してオーブンハウジング内にあり、従って、1つのかつ同じオーブン空間内にあるように、オーブン装置が構成されることができる。あるいは、オーブン装置は、例えば連続オーブン(Durchlaufofens)の構造形式で設計されており、従ってプレートが搬送装置によって、順次又は連続的に、1つのオーブン空間を通り抜けて又は複数の、搬送方向に沿って次々と配置されたオーブン空間を通り抜けて運搬される。
所定の時間的に変化可能な温度プロファイル(例えば加熱及び/又は冷却)は、所定のオーブン空間において設定可能でありプレート全体又はプレートの所定の領域に影響を与える温度の位置的及び/又は時間的温度経過を表す。従って例えばオーブン装置内でプレートが第1オーブン空間内で所定の温度に加熱され、別の時点又はさらなる第2オーブン空間内では、プレートに作用してこれを加熱し又は冷却する別の温度が設定されることができる。
ここで、所望の温度プロファイルをオーブン空間内に設定するためにオーブン空間内において例えばヒーター要素又はクーラー要素が配置されることができ、従ってプレートは所期のように加熱され冷却され又は一定温度に保たれる。オーブン装置のオーブン空間内における温度は、例えば約100℃〜約1000℃の間で設定されることができる。
プレートの所期の異なる延性領域を生じさせるために、プレートの所期の所定の領域が時間的に異なって加熱され、特に、時間的に異なって冷却され、結果的に異なる組織領域がプレートの異なる領域において生じる。特に、金属部材の過熱の際には加熱速度は約1K/s〜約20K/sの値になりうる。オーブン空間の温度調節により、特に以下に詳細を述べる帯状要素の温度調節により、金属部材の複数の領域は例えば冷却されることもできる。即ち、約1K/s〜約40K/sの冷却速度が実現され得る。
加熱、保温、冷却の間にプレート内で生じる組織は、時間‐温度‐変更ダイアグラム(ZTU‐ダイアグラム)から読み取ることができる。ZTU−ダイアグラムにおいて、異なる温度プロファイル又は冷却中の冷却速度における組織成長が読み取られることができる。
本発明によれば、特に、帯状要素第1区域及び/又は温度調節ピンが、プレートの、冷却されるべき所定の表面領域と熱的に接触するようにすることで、プレートの所定の領域がゆっくりと又は早く冷却されることができる。あるいは、帯状要素の第1区域及び/又は温度調節ピンが、プレートの、早く加熱されるべき所定の表面領域と熱的に接触するようにすることで、特にプレートの所定の領域が早く加熱されることができる。
さらに、「熱的に接触(thermischer Kontakt)」という用語は、2つの相応の要素の間、例えば、一方の帯状要素の第1区域及び/又は温度調節ピンと他方のプレートとの間の熱的相互作用と解釈され、従って、相応の2つの要素の間での早い温度交換が可能になる。相応の2つの要素(例えば、一方の帯状要素の相応の区域及び/又は温度調節ピンと他方のプレートと)の間での、かかる早い温度交換は、特に、例えば帯状要素の相応の区域及び/又は温度調節ピンなどの第1要素が、第2要素又はプレートの所望の領域に、物理的に接触することによって実現される。これは、例えば、帯状要素の相応の区域及び/又は温度調節ピンが、プレートの所望の領域に触れることを意味し、従って熱エネルギーが両要素の間で早く交換されることが可能である。これはプレートの所望の領域の冷却又は加熱に導く。
あるいは、2つの要素の間で、例えば、一方の帯状要素の相応の区域及び/又は温度調節ピンと他方のプレートの相応の領域との間で、小さい間隔、即ち約1ミリメートル〜約2センチメートルの間の間隔が生じていることが、熱的接触として理解されることができる。
温度調節体は、特に高い蓄熱容量(Waermespeicherkapazitaet)を有し、従ってこれは帯状要素の第1区域及び/又は温度調節ピンの複数の冷却サイクルを実行できる。さらに以下で異なる例示的実施形態に関して詳細に述べられるように、温度調節体は、交換可能にオーブン空間内に配置され、及び/又は冷却装置又は加熱装置(即ち温度調節装置)を備える。温度調節体は、冷媒が充填された中空体であることができる。冷媒は、例えば、水や他の適した流体等の液状の媒体であることができる。温度調節体の壁は、例えば金属材料のような高い熱伝導性を有する材料からなることができる。
帯状要素は、可撓性(flexiblen)又は変形可能な材料からなることができ、駆動装置を用いて第1位置と第2位置との間で動作可能に配置される。帯状要素は例えば板状の帯体から形成されることができる。さらに、帯状要素は、リングメッシュ(Ringgewebe)、特に金属製のリングメッシュからなることができる。
プレート又はプレートの所定の領域の高速な冷却又は加熱の可能性は、本発明によって、帯状要素の、予め冷却された又は予め加熱された区域を使用することによって達成することができる。温度調節体は、好適な実施形態において、換言すると、オーブン空間内の温度より顕著に冷たい温度、特にオーブン空間内の温度の半分より低い温度を有する冷却体である。
帯状要素の第1区域はプレートの冷却後第1位置に進むことができ、第1位置において第1区域は温度調節体の温度調節面に熱的に接触する。これは、第1区域の第1位置において温度調節面上に載置され、又は、例えば温度調節面から2センチメートルよりも小さい距離を有することを意味する。第1位置において、帯状要素の第1区域は、このようにして予め冷却され(又は加熱され)、その後第2位置に進められ、第2位置において第1区域は、プレートを急激に冷却するため(又は急激に加熱するため)に、プレートと熱的に接触する。その後第1区域は改めて、予め冷却され又は予め加熱されるために、第1位置へ進められることができる。
このようにして効果的にプレートの所定の領域又はプレート全体が、帯状要素の第1位置で冷却され、又は、あるいは加熱されることができる。同時に、オーブン装置の構成上の高いコスト又は時間的に煩雑な設備変更を必要とすることなく、複数のプレート又は複数のプレートの複数の領域を温度調節するために、第1区域は温度調節体を用いて複数回冷却されることができる。
さらなる例示的実施形態によれば、帯状要素は、温度調節体を取り囲む帯状ループ(eine Bandschlinge)を形成する。
帯状ループとしての帯状要素は、例えば1つ以上のローラの上を通って延在し、少なくも1つのローラは、第1区域を第1位置と第2位置との間で往復動作させるために、例えば駆動ローラとして機能して帯状要素を駆動する。帯状ループとしての帯状要素は、例えば駆動ロールの上に緩く配置されることができ、又は、駆動ロールの周りに予め張力をかけて配置されることができる。帯状要素は、例えばベルト駆動の形態によって駆動されることができる。そこで、帯状要素は、例えば歯付きベルトの形態の歯要素を有することができ、帯状要素を駆動するために相応の歯要素で駆動ロールに噛合する。換言すると、Vベルト(ein Keilriemen)又は歯付きベルト駆動が可能になる。あるいは駆動ローラの周りに帯状要素の張力を予めかける場合、平ベルト駆動(ein Flachriemenantrieb)が可能になる。
さらに、帯状要素は、2つの自由端領域を有するオープンな帯として形成されることができ、帯状要素の第1端部は例えば第1駆動ローラ上に巻き付けられており、第1端部の反対側の第2端部はさらなる第2駆動ローラに巻き付けられている。相応に、第1駆動ローラ及び第2駆動ローラの制御によって、帯状要素は第1位置と第2位置との間で往復動作できる。
さらなる例示的実施形態によれば、第1区域は第2位置において温度調節体から離間している。帯状要素は、第1区域が第2位置において温度調節体とプレートとの間で配置可能であり、第1区域が温度調節体から離間するように、配置される。
さらなる例示的実施形態によれば、帯状要素は第1区域から離間する第2区域をさらに備える。第2区域は、第2位置において第2区域がプレートから離間して配置され得るように形成されている。
特に、さらなる例示的実施形態において、第2位置において第2区域が温度調節体の温度調節面に熱的に接触するように、第2区域は形成されている。
帯状要素の第2区域の構成によって、1つ以上のプレートを、帯状要素を用いてより効果的に温度調節し、特に冷却することができる。第1区域が例えば第2位置において1つのプレートを介して加熱され又は冷却される間、第2区域は温度調節体を用いて冷却され又は加熱される。後続の製造ステップにおいて、帯状要素は第2位置から第1位置に動作し、第1区域が温度調節体によって温度調節され、第2区域はプレート又はさらなるプレートを温度調節する。
相応に、帯状要素はさらなる第3区域を備えることができ、第3区域は第1区域と第2区域との間に配置され、例えば帯状要素の第3位置において温度調節体の温度調節面及び/又はプレートと熱的に接触する。
このようにして、オーブン装置による処理量(der Durchsatz)が高められることができ、このようにしてオーブン装置全体が効果的に構成されることができる。
さらなる例示的実施形態によれば、プレートの動作の際に、帯状要素の温度調節体に対する相対的な動作が生成されるように、帯状要素はプレート上に載置可能に構成されている。帯状要素のプレート上への載置によって、帯状要素とプレートとの間で摩擦力が生成される。プレートが搬送方向に動作すると、プレートが動作する際に帯状要素を連行し(mitnehmen)、帯状要素は動作し、場合によっては、第1位置から第2位置へ、またその逆に動作させられる。さらなる駆動装置はこの場合省略されることができる。この実施形態は、帯状要素が上述したように帯状ループとして形成されている場合に、帯状要素の1つの同じ運動方向において(bei ein- und derselben Bewegungsrichtung des Bandelements)、第1区域及び第2区域が交互に、金属プレートの異なる領域上に、又は搬送方向に沿って次々に配置された金属プレート上に載置されることができるので、特に有利である。
温度調節ピンは、例えばマグネシウム、銅又はアルミニウム等のような、例えば高熱伝導性材料から形成され得る。温度調節ペンは例えば約4〜約15ミリメートルの直径を有することができる。温度調節ピンはたとえが約5〜約50センチメートルの長さを有し、特に約10〜約20センチメートルの長さを有することができる。
温度調節体は、例えば銅などの、例えば同様に熱伝導性材料から形成され得る。例示的実施形態において、温度調節ピンは、例えば約4.8ミリメートルの直径を有し得る。相応に収容孔は例えば約5ミリメートルの直径を有することができる。温度調節ピンのより良いガイドのために、温度調節体は約20〜約50センチメートルの厚さの温度調節体を有することができる。
さらなる例示的実施形態によれば、温度調節ピンが第2位置においてプレートの表面上に載置されることができ、プレートの表面の輪郭又は形状(Kontur)に適合することができるように、温度調節ピンは各収容孔内にスライド可能に配置されている。
温度調節ピンはプレートの表面上に直接載置されることができる。プレートの表面の輪郭を持ち上げること(Erhebungen)は、相応の温度調節ピンを温度調節体の方向へスライドさせ、プレートの表面の輪郭を引き下げること(Vertiefungen)は、相応の温度調節ピンを温度調節体から先へ(fort)スライドさせる。従って、プレートが平面でない形態であっても、温度調節ピンはプレートの表面上に載置されることができる。このようにして、プレート平面でない場合であっても、プレートの均一な温度調節(加熱又は冷却)を実現することができる。
さらなる例示的実施形態において、温度調節ピンは、例えば相応のバネ機構を有するように構成されることができ、従って温度調節ピンは温度調節体におけるニュートラル位置に関して予め付勢されることができる。プレートの平面でない表面は、温度調節ピンを温度調節体に対して相対的に相応にスライドさせ、プレートが離れた後、温度調節ピンはその予付勢に基づいて再びニュートラルポジションにスライドされる。バネ機構は、例えば、温度調節ピンにそれぞれ相応に割当られた相応の牽引バネ又は圧縮バネを有することができる。
さらなる例示的実施形態によれば、オーブン装置は、駆動装置をさらに有することができる。駆動装置は、温度調節装置を第1位置と第2位置との間で動作させるように構成されている。上記でさらに述べたとように、駆動装置は1つ以上の駆動ローラを有し、駆動ローラは帯状要素を第1位置と第2位置との間で動作させる。さらに、駆動装置はリフト装置であり得、これを用いて温度調節ピン及び/又は温度調節体をプレートの方向へ動作させることができる。
さらなる例示的実施形態によれば、温度調節体はオーブン装置内に交換可能に配置されている(in dem Ofenraum angeordnet)。温度調節体はこのようにして、温度調節ピン又は帯状要素の第1区域及び/又は第2区域の温度調節の後、例えば、特定の回数の温度調節サイクルの後、整備のために又は自身の温度調節のために交換されることができる。
例えば、温度調節体は、受動的な温度調節体として形成されることができる。このことは、温度調整体が高い蓄熱容量を有し、オーブン空間内での配置の際に(bei Anordnung in dem Ofenraum)能動的に温度調節されないことを意味する。このことは、温度調節ピン又は帯状要素の相応の区域の複数回の加熱又は冷却の後、温度調節体がそれ自体で温まり又は冷める(aufwaermt oder abkuehlt)ということを意味する。温度調節体が所定の境界温度に達した後、これらは交換されることができ、例えば予め温度調節された別の温度調節体で置き換えられることができる。このようにして、オーブン装置は長い準備時間なしで、引き続き相応のプレートを温度調節することができる。
さらなる実施形態によれば、温度調節体は温度調節装置、即ち冷却装置又は加熱装置を有する。温度調節装置は温度調節体を温度調節し、即ち冷却又は加熱し、従って温度調節面に熱的に接触している、温度調節ピン又は帯状要素のその区域が、相応に所望の温度で温度調節される。温度調節の後、相応の区域はプレートと熱的に接触させられ、従ってこれが温度調節される。
本発明のさらなる例示的実施形態において、温度調節装置は管を備え、環は温度調節体の内部に延在する。温度調節体の温度調節のための媒体は、(特にオーブンハウジング102の外部で)管内に供給可能である。温度調節のための媒体は、特に気体状又は流体状である。例えば、媒体は、温度調節体を冷却するための冷却剤又は冷却流体であることができる。このようにして、温度調節体の流体冷却は実現されることができ、従って、引き続き改めて金属プレートを温度調節するために、温度調節面と熱的に接触している、温度調節ピン又は帯状要素のその区域が持続的に冷却される。
さらなる例示的実施形態によれば、オーブン空間内に配置される隔離ハウジングが用意される。隔離ハウジングが隔離ハウジングを取り囲むオーブン空間の領域から温度調節体及び帯状要素若しくは温度調節ピンを熱的に保護するように、隔離ハウジングは、温度調節体及び帯状要素若しくは温度調節ピンを少なくとも部分的に取り囲む。例えば、隔離ハウジングを取り囲むオーブン空間の領域は、高い温度を有し、従ってプレートを加熱するのに用いられる。そうすると、隔離ハウジングは、隔離ハウジングの内部空間を隔離ハウジンの周囲から熱的に隔離するので、隔離ハウジングの内部でより低い温度が優勢になる。このようにしてプレートの温度調節が帯状要素又は温度調節ピンによって効果的に実行されることができる。オーブン空間の他の領域からのより重要でない(geringere)熱的影響が妨害されて作用するからである。
さらなる例示的実施形態によれば、オーブン装置は隔離要素(隔離ブロック)を有し、隔離要素は温度調節体とプレートとの間に選択的に装入されることができる(einbringbar)。特に、隔離要素は、温度調節装置の第1位置において温度調節体とプレートとの間にあることができる。このようにして温度調節装置は、温度調節体103によって効果的に所望の温度にされ(加熱され又は冷却され)ることができる。温度調節体は隔離要素を用いてプレートの熱的影響から隔離されるからである。隔離要素は特に良好な減衰特性を有する。隔離要素は、例えばセラミック又はセラミック合成材料から成ることができる。隔離要素は例えばさらなる搬送装置によって、一方の温度調節体及び温度調節装置と、他方のプレートとの間に選択的に装入され得る。
さらなる例示的実施形態において、オーブン装置はさらに、オーブン空間内部でプレートを搬送するための搬送装置を備える。搬送装置は例えば、複数の駆動可能な搬送ローラを備える。搬送ローラ上に配置されたプレートは、搬送ローラの回転によって、オーブン空間を通って搬送方向に沿って進められる。あるいは、搬送装置は搬送ベルトを有し、その上にプレートが載置される。搬送ベルトは駆動されることができ、従ってプレートはオーブン空間を通って搬送方向に進められる。
搬送装置によって特にオーブン装置は、例示的な実施形態において連続オーブン(Durchlaufofen)として構成されることができる。
本発明の実施形態は、異なる発明対象との関連において記載されていることに留意されたい。特に、本発明のいくつかの実施形態は装置の請求項で、本発明の別の実施形態は方法の請求項で記載される。しかしながら、本出願を読んだ当業者には、他に明示的に述べられていない限り、1つの発明対象の種類に属する特徴を組み合わせることに加えて、異なる発明対象の種類に属する特徴を任意に組合せることも可能であることは明らかであろう。
以下では、本発明のさらなる説明とより良い理解のために、添付の図面を参照する。
本発明の例示的実施形態による帯状要素を有するオーブン装置を模式的に示す図である。 本発明の例示的実施形態による帯状要素を有するさらなるオーブン装置を模式的に示す図である。 本発明の例示的実施形態による帯状要素を有するさらなるオーブン装置を示す斜視図である。 本発明の例示的実施形態による温度調節ピンを有するオーブン装置を模式的に示す図である。 本発明の例示的実施形態による温度調節ピン及び隔離要素を有するオーブン装置を模式的に示す図である。
異なる図における同一又は類似のコンポーネントは、同一の符号を有する。図面中の図は模式的なものである。
図1は、プレート101、特に金属プレートの熱処理のためのオーブン装置100を示す。オーブン装置100は、金属プレート101を所定の温度で熱処理可能であるオーブン空間113を有するオーブンハウジング102と、オーブン空間113内に配置された温度調節体103とを有し、温度調節体103は温度調節面104を有する。
さらに、オーブン装置100は温度調節装置105、405を有し、温度調節装置105、405が少なくとも第1位置において温度調節体103に熱的に接触し、第2位置において金属プレート101に熱的に接触できるように、オーブン空間113内で第1位置と第2位置との間で動作可能に配置されている。
例示的実施形態において、温度調節装置は、帯状要素105(図1及び図2参照)として及び/又は複数の温度調節ピン(図4及び図5参照)として構成されている。
図1の例示的実施形態によれば、オーブン装置100は、第1区域106を有する帯状要素105を備える。帯状要素105は、第1区域106が第1位置において温度調節体104と熱的に接触し、第2位置において金属プレート101に熱的に接触できるように、オーブン空間113の内部で第1位置と第2位置との間で動作可能に配置されている。
オーブン装置100は、金属プレート101を加熱するために設計されている。金属プレート101はオーブン装置100内で所望の温度、例えばオーステナイト化温度に加熱され又は冷却される。オーステナイト化温度は、例えば約750℃〜約1000℃であり、オーステナイト化温度の下限は金属部材の材料(鋼の割合及び合金の割合)に依存する。
オーブン装置100はオーブン空間(図1参照)又は複数の異なるオーブン空間を有する。各オーブン空間において、例えば所定の温度が設定されることができ、金属プレート101は各オーブン空間内において、加熱又は冷却のために所定の温度にさらされる。オーブン装置100は、特に、所定の時間的に変化する温度プロファイルがオーブン空間内において設定できるように設計されている。温度プロファイルは、金属プレート101がオーブン装置のオーブンハウジング102のオーブン空間内にある間、金属プレート101に影響を及ぼす。
図1において、オーブン装置100は例えば連続オーブンの構造形式で設計されており、従って、金属プレート101は搬送方向114に沿って順次又は連側的に1つのオーブン空間を通りって又は複数の、搬送方向に沿って次々と配置されたオーブン空間を通って運搬される。
所望の温度プロファイルをオーブン空間内に設定するためにオーブン空間内において例えばヒーター要素又はクーラー要素のような温度調節要素111を配置することができ、従って金属プレート101は所期のように加熱され冷却され又は一定温度に保たれる。オーブン装置100のオーブン空間内における温度は、例えば約100℃〜約1000℃の間で設定されることができる。
金属プレート101の所期の異なる延性領域を生じさせるために、金属プレート101の所期の所定の領域が時間的に異なって加熱され、特に、時間的に異なって冷却され、結果的に異なる組織領域が金属プレート101の異なる領域において生じる。
帯状要素105の第1区域106が金属プレート101の、冷却されるべき所定の表面領域と熱的に接触するようにすることで、オーブン装置100内で特に、金属プレート101の所定の領域を冷却することができる。図1の実施形態の状態においては、第2区域107が金属プレート101の上に載置されている。
温度調節体103は特に高い蓄熱容量を備え、従って、これは帯状要素の第1区域106又は第2区域107の複数の冷却サイクルを実行できる。
帯状要素105は、可撓性又は変形可能な材料からなることができ、駆動装置201(図2参照)を用いて第1位置と第2位置との間で動作可能に配置される。帯状要素105は例えば板状の(blechartigen)帯体から形成されることができる。さらに、帯状要素105は、リングメッシュ、特に金属製のメッループからなることができる。
帯状要素105はさらに、第1区域106から離間した第2区域107を備える。第2区域107は、例えば、第2位置において第2区域107が金属プレート101から離間して配置されるように設計されている。特に第2区域107は、第2位置において第2区域107が温度調節体103の温度調節面104と熱的に接触し、又は、温度調節面104に載置されるように設計されている。
第1区域106が第2位置において例えば金属プレート101を冷却する間、第2区域107は温度調節体103によって冷却され、さらにその逆も同様である。続く製造ステップにおいて、帯状要素105は第2位置から第1位置へ動作し、従って第1区域106は、温度調節体103によって温度調節され、第2区域107は金属プレート101又はさらなる金属プレートを温度調節する。
相応に帯状要素105はさらなる第3区域を備えることができ、第3区域は、第1区域106と第2区域107との間に配置され、例えば帯状要素105の第2位置において、温度調節体103の温度調節面104に、及び/又は金属プレート101に熱的に接触している。帯状要素105の第1区域106(又は第2区域107)は、金属プレート101の冷却後、第1位置に進められることができ、第1位置において、第1区域106が温度調節体103の温度調節面104に熱的に接触している。このことは、第1区域106の第1位置において、第1区域が温度調節面104上に例えば載置されることを意味する。第1位置において帯状要素105の第1区域106が予冷却され、続いて第2位置に進められ、第2位置において第1区域106が金属プレート101と熱的に接触し、これを急激に冷却する(abzuschrecken)。続いて、第1区域106は、予冷却のために改めて第1位置に進められることができる。
このようにして、金属プレート101の所定の領域又は金属プレート101の全体が、帯状要素105の第1区域106(又は第2区域107)で冷却され、又は、代替的に加熱されることができる。同時に、オーブン装置100の構成上の高いコスト又は時間的に煩雑な設備変更を必要とすることなく、複数の金属プレート101又は複数の金属プレート101の複数の領域を温度調節するために、区域106は温度調節体103を用いて複数回冷却されることができる。
図1の温度調節体103は、温度調節装置108、即ち、冷却装置又は加熱装置を有する。温度調節装置108は温度調節体103を温度調節し、即ち冷却又は加熱し、従って温度調節面104に熱的に接触していない、帯状要素105のその区域106、107が、相応に所望の温度に温度調節される。温度調節後、相応の区域106、107は、金属プレート101と熱的に接触させられ、このようにして温度調節される。
温度調節装置108は管109を有し、管109は温度調節体103の内部に延在する。温度調節体の温度調節のための媒体は、(特にオーブンハウジング102の外部で)管109の中に供給可能である。温度調節のための媒体は、特に気体状又は流体状である。例えば、媒体は、温度調節装置108を冷却するための冷却剤又は冷却流体であることができる。このようにして、温度調節体103の流体冷却は実現されることができ、従って、引き続き改めて金属プレート101を温度調節するために、温度調節面104と熱的に接触している帯状要素105のその区域106、107が、持続的に冷却される。温度調節体103は好適な実施形態において換言すると、オーブン空間内の温度より顕著に冷たい温度、特にオーブン空間内の温度の半分よりも低い温度を有する冷却体であり得る。
図1の実施形態において帯状要素105は帯状ループを形成し、温度調節体105を取り囲む。第2位置において第1区域106は、温度調節体103から離間している。第1位置において第2区域107は、温度調節体から離間している。帯状要素105は、第2位置において第1区域106が温度調節体103と金属プレート101との間に配置可能であって、第1区域106が温度調節体103から離間するように、配置される。
図1の実施形態において、金属プレート101の動作の際に温度調節体103に対する相対的な動作を生成できるように、帯状要素105は金属プレート101上に載置可能に形成されている。帯状要素105の金属プレート101上への載置によって、帯状要素105と金属プレート101との間に摩擦力が生成される。金属プレート101が搬送装置114に沿って動作すると、金属プレート101はその動作の際に摩擦力に基づいて帯状要素105を連行し、帯状要素105が第1位置から第2位置へ動作し、さらにその逆に動作することもできる。帯状要素105の1つの同じ運動方向において、第1区域106及び第2区域107は交互に、金属プレート101の異なる領域上に、又は搬送方向に沿って次々に配置された金属プレート101上に載置される。
さらに、隔離ハウジング110がオーブン装置内に配置されている。隔離ハウジング110が隔離ハウジング110を取り囲むオーブン空間の領域から温度調節体103及び帯状要素105を熱的に保護するように、隔離ハウジング110は、温度調節体103及び帯状要素105を少なくとも部分的に取り囲む。隔離ハウジング110はフード形状を有し、温度調節体103上にかぶせられる。隔離ハウジング110は金属プレート101方向に開口を有し、従って、帯状要素105は区域106、107で、金属プレート101に接触するようにされることができる。例えば、隔離ハウジング110を取り囲むオーブン空間の領域は、高い温度を有し、従って金属プレート110を加熱するために使用される。そうすると、隔離ハウジング110が隔離ハウジング110の内部空間を隔離ハウジング110の周囲から熱的に隔離するので、隔離ハウジング110の内部でより低い温度が優勢になる。このようにして金属プレート101の温度調節が帯状要素105によって効果的に実行されることができる。オーブン空間の他の領域からのより重要でない熱的影響が妨害されて作用するからである。
オーブン装置100は、搬送方向114に沿ってオーブン空間内部で金属プレート101を搬送するための搬送装置112をさらに有する。搬送装置112は、例えば駆動されることができる複数の搬送ロールを有する。搬送ロールの上に配置された金属プレート101は、搬送ロールの回転によって搬送方向114に沿ってオーブン空間を通って輸送されることができる。
温度調節装置としての帯状要素105に代えて、温度調節体103の相応の形態で、図1のオーブン装置100内に複数の温度調節ピン405も使用されることができる。
図2はさらなる実施形態によるオーブン装置を示す。図1のオーブン装置の特徴に加えて、又は代えて、図2のオーブン装置は、駆動装置201を有する。駆動装置201は、帯状要素105を第1位置と第2位置との間で動作させるように構成されている。駆動装置201は、帯状要素105を第1位置と第2位置との間で動作させる1つ以上の駆動ロール202を備える。
帯状ループとしての帯状要素105は、例えば1つ以上の駆動ロール202上を通って延在し、区域106、107を第1位置と第2位置との間で、往復動作させる(hin- und herzubewegen)ために、少なくとも1つの駆動ロールが駆動され、帯状要素が従って駆動される。帯状ループとしての帯状要素105は、例えば、駆動ローラ202の上方に緩く配置することができ、又は駆動ローラ202の周りに予め張力をかけて配置することができる。帯状要素105は例えばベルト駆動の形態によって駆動されることができる。そこで、帯状要素105は例えば歯付きベルト(eines Zahnriemens)の形態の歯要素を有することができ、帯状要素105を駆動するために相応の歯要素で駆動ローラ202に噛み合う。換言すると、Vベルト(Keilriemen)又は歯付きベルト駆動が可能になる。代替的に駆動ローラ202の周りに帯状要素105の張力を予めかける場合、平ベルト駆動が可能になる。
図3は、図1又は図2のオーブン装置100の斜視図を示す。図3のオーブン装置100において、複数の温度調節体103、103’が、例えば搬送方向114に沿って配置されることができることが示される。各温度調節体103、103’の周りに、例えばそれぞれ帯状要素105が延在することができる。さらに、帯状要素105は複数の温度調節体103、103’の周りに延在することができる。
さらに、温度調節体103、103’は交換可能にオーブンハウジング102内に配置されることができ、及び/又は冷却装置若しくは加熱装置(即ち、温度調節装置108を用いて)を設けられることができる。
温度調節体103、103’は、このようにして、第1区域106及び/又は第2区域107を用いた温度調節の後、又は特定の回数の温度調節サイクルの後、整備のために又は自身の温度調節のために交換されることができる。
例えば、温度調節体103、103’は受動的な温度調節体103、103’として形成されることができる。このことは、温度調節体103、103’が高い蓄熱容量を有し、オーブン空間内に配置されているとき(bei Anordnung in dem Ofenraum)に能動的に温度調節されないことを意味する。このことは、温度調節体103、103’が、帯状要素105の相応の区域106及び107の複数回の加熱又は冷却の後、自身で温まり、冷めるということを意味する。それぞれの温度調節体103、103’が所定の境界温度に達した後、これらは交換されることができ、例えば予め温度調節された別の温度調節体103、103’で置き換えられることができる。従って、オーブン装置100は、長い準備時間なしで、引き続き相応の金属プレート101を温度調節することができる。
図4及び図5は、プレート101を熱処理するためのオーブン装置100のさらなる例示的実施形態を示す。オーブン装置100は、オーブン空間113を有するオーブンハウジング102を備え、オーブン空間内では、金属プレート101を所定の温度で熱処理可能である。オーブン装置100は、オーブン空間113内に配置された温度調節体103を備える。さらに、オーブン装置は、複数の(eine Vielzahl)温度調節ピン405を有する。温度調節体103は相応に複数の収容孔501(図5参照)を有し、その中に、複数の温度調節ピン405のうちの1つをそれぞれ装入することができる。複数の温度調節ピン405は、複数の温度調節ピン405が第1位置において温度調節体103に熱的に接触し、第2位置においてプレート101と熱的に接触できるように、第1位置と第2位置との間で動作可能に配置される。
温度調節体103は温度調節ピン405とともにプレート101に対して相対的に動作することができる。あるいは複数の温度調節ピン405は温度調節体103及びプレート101に対して相対的に動作することができる(図5の実施形態参照)。温度調節ピン405は温度調節体103の収容孔501内に導かれる。温度調節ピン405は温度調節体に熱的に結合され、従って加熱され又は相応に冷却されることができる。
温度調節ピン405が第2位置においてプレート101の表面上に載置されることができ、プレート101の表面の輪郭に適合することができるように、温度調節ピン405は各収容孔501内にスライド可能に配置されている。
温度調節ピン405は、第2位置においてプレート101の表面上に直接載置される。プレート101の表面輪郭が上がることは、相応の温度調節ピン405を温度調節体103の方向へスライドさせ、プレート101の表面輪郭が下がることは、相応の温度調節ピン405を温度調節体103から先へスライドさせる。従って、プレート101が平面でない形態であっても(図4参照)、温度調節ピン405はプレート101の表面上に載置されることができる。
温度調節ピン405及び/又は温度調節体103は、駆動装置401を用いてリフト方向(Hubrichtung)402に沿ってプレート101に向けて、又はプレート101から離れるように動作することができる。駆動装置401は例えば気体式又は液体式で運転されるリフト装置(Hubeinrichtung)を有する。
図5に示すように、温度調節体103は、複数の収容孔501を有する中央領域を備えることができる。中央領域は、例えば一体化された管109を介して、冷却され、管109は中央領域の周辺に延在し、これを介して冷却剤が流れる。このようにして、温度調節体103の中央領域は所望の温度に保たれる。
図5においてさらに示されるように、オーブン装置100は隔離要素502(隔離ブロック)を備え、隔離要素502は、温度調節体103とプレート101との間に選択的に装入されることができる(einbringbar)。特に隔離要素502は、温度調節装置105の第1位置において温度調節体103とプレート101との間にあることができる。このようにして温度調節装置105、405は、温度調節体103によって効果的に所望の温度にされることができる。温度調節体103は隔離要素502を用いてプレート101及び周辺のオーブン空間113の熱的影響から隔離されるからである。隔離要素502は、例えばさらなる搬送装置によって、一方の温度調節体103及び温度調節装置105、104と、他方のプレート101との間で選択的に装入されることができ、例えば、走行装置503に沿って動作することができる。走行装置503は例えばプレート101の搬送方向114に垂直に、オーブン装置100内で形成される。
補足すると、「有する、備える又は含む(umfassend)」が他の要素又はステップを除外するものではなく、「1つの(”eine” oder ”ein”)」が複数を除外するものではないことに留意されたい。
さらに、上記の複数の実施形態のうちの1つを参照して説明された特徴又はステップが上述の他の実施形態の他の特徴又はステップとの組み合わせにおいれ適用されることができることに留意されたい。
特許請求の範囲の符号は限定としてみなされない。
100 オーブン装置
101 金属プレート
102 オーブンハウジング
103 温度調節体
104 温度調節面
105 帯状要素
106 第1区域
107 第2区域
108 温度調節装置
109 管
110 隔離ハウジング
111 温度調節要素
112 搬送装置
113 オーブン空間
114 搬送方向
201 駆動装置
202 駆動ローラ
401 駆動装置
402 駆動方向
405 温度調節ピン
501 収容孔
502 隔離要素
503 隔離要素の進行方向

Claims (19)

  1. プレート、特に金属プレートを熱処理するためのオーブン装置であって、
    前記オーブン装置は、
    オーブン空間を有し、その内部で前記プレートが所定の温度で熱処理されるオーブンハウジングと、
    前記オーブン空間内に配置され、温度調節面を有する温度調節体と、
    温度調節装置と、を備え、
    前記温度調節装置は、少なくとも第1位置において前記温度調節体と熱的に接続し、第2位置において前記プレートと熱的に接続できるように、前記オーブン空間内の前記第1位置と前記第2位置との間で動作可能に配置されている、
    オーブン装置。
  2. 前記温度調節装置は、帯状要素として形成されており、
    前記帯状要素は第1区域を有し、
    前記温度調節体は温度調節面を有し、
    前記第1区域が前記第1位置において前記温度調節面と熱的に接続し、前記第1区域が第2位置において前記プレートと熱的に接続できるように、前記帯状要素は前記オーブン空間内の第1位置と第2位置との間で動作可能に配置されている、
    請求項1記載のオーブン装置。
  3. 前記帯状要素は、前記温度調節体を包囲する帯状ループを形成し、
    前記帯状要素は、前記第2位置において前記第1区域が前記温度調節体と前記プレートとの間に配置されるように、配置されている、
    請求項2記載のオーブン装置。
  4. 前記第2位置において前記第1区域は前記温度調節体から離間している、
    請求項2又は3記載のオーブン装置。
  5. 前記帯状要素は、前記第1区域から離間する第2区域をさらに有し、
    前記第2区域は、前記第2位置において前記第2区域が前記プレートから離間するように形成されている、
    請求項2乃至4いずれか1項記載のオーブン装置。
  6. 前記第2区域は、前記第2位置において前記第2区域が前記温度調節体の前記温度調節面に熱的に接触するように形成されている、
    請求項5記載のオーブン装置。
  7. 前記プレートの動作の際に、前記温度調節体に対して相対的な前記帯状要素の動作を生成できるように、前記帯状要素は前記プレート上に載置可能に形成されている、
    請求項2乃至6いずれか1項記載のオーブン装置。
  8. 前記帯状要素はリングメッシュ、特に金属リング網を有する、
    請求項2乃至7いずれか1項記載のオーブン装置。
  9. 前記オーブン装置は、駆動装置をさらに備え、
    前記駆動装置は、前記温度調節装置が第1位置と第2位置との間で動作可能に構成されている、
    請求項1乃至8いずれか1項記載のオーブン装置。
  10. 前記温度調節装置は複数の温度調節ピンを有し、
    前記温度調節体は複数の収容孔を有し、前記収容孔にはそれぞれ、前記複数の温度調節ピンのうちの1つを装入可能であり、
    前記複数の温度調節ポンが前記第1位置において前記温度調節体と熱的に接触し、前記第2位置において前記プレートに熱的に接触するように、前記複数の温度調節ピンは前記第1位置と前記第2位置との間で動作可能に配置されている、
    請求項1乃至9いずれか1項記載のオーブン装置。
  11. 温度調節ピンが前記第2位置において前記プレートの表面上に載置でき、前記プレートの表面の形状に適合できるように、前記温度調節ピンは各収容孔内に移動可能に配置されている、
    請求項10記載のオーブン装置。
  12. 前記温度調節体は交換可能に前記オーブン空間内に配置されている、
    請求項1乃至11いずれか1項記載のオーブン装置。

  13. 前記温度調節体は、前記プレートの方向に進行可能に配置されている、
    請求項1乃至12いずれか1項記載のオーブン装置。
  14. 前記温度調節体は温度調節装置を有する、
    請求項1乃至13いずれか1項記載のオーブン装置。
  15. 前記温度調節装置は、前記温度調節体の内部に延在する管を有し、
    前記温度調節体の温度調節のための媒体を前記管内に供給可能である、
    請求項14記載のオーブン装置。
  16. 前記オーブン空間内に配置された隔離ハウジングをさらに有し、
    前記隔離ハウジングが前記温度調節体及び前記帯状要素を、前記オーブン空間の、前記隔離ハウジングを覆う領域から熱的に遮蔽するように、前記隔離ハウジングは前記温度調節体及び前記帯状要素を少なくとも部分的に包囲する、
    請求項1乃至15いずれか1項記載のオーブン装置。
  17. 前記温度調節体と前記プレートとの間に選択的に装入可能である隔離要素をさらに有する、
    請求項1乃至16いずれか1項記載のオーブン装置。
  18. 前記プレートを前記オーブン空間内部で搬送するための搬送装置をさらに有する、
    請求項1乃至17いずれか1項記載のオーブン装置。
  19. プレートを熱処理するための方法であって、
    前記プレートをオーブン装置のオーブンハウジングのオーブン空間内に提供するステップであって、前記オーブン空間内で前記プレートは所定の温度で熱処理される、ステップと、
    温度調節装置が前記オーブン空間内で第1位置と第2位置との間で動作するステップであって、前記第1位置において前記温度調節装置が前記オーブン空間内に配置された温度調節体と熱的に接触し、前記第2位置において前記温度調節装置が前記プレートと熱的に接触する、ステップと、
    を含む方法。
JP2018507030A 2015-08-13 2016-08-12 金属プレートの熱処理のためのオーブン装置 Pending JP2018528380A (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
DE102015113407.1A DE102015113407B4 (de) 2015-08-13 2015-08-13 Ofenvorrichtung zum Wärmebehandeln einer Metallplatine
DE102015113407.1 2015-08-13
PCT/EP2016/069265 WO2017025632A1 (de) 2015-08-13 2016-08-12 Ofenvorrichtung zum wärmebehandeln einer metallplatine

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2018528380A true JP2018528380A (ja) 2018-09-27

Family

ID=56683964

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2018507030A Pending JP2018528380A (ja) 2015-08-13 2016-08-12 金属プレートの熱処理のためのオーブン装置

Country Status (9)

Country Link
US (1) US11131001B2 (ja)
EP (1) EP3334845A1 (ja)
JP (1) JP2018528380A (ja)
KR (1) KR20180041698A (ja)
CN (1) CN108138248B (ja)
CA (1) CA2995307A1 (ja)
DE (1) DE102015113407B4 (ja)
MX (1) MX2018001742A (ja)
WO (1) WO2017025632A1 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US11644240B2 (en) 2017-12-01 2023-05-09 Ebner Industrieofenbau Gmbh Temperature-control unit for a furnace device for heat treating a plate

Family Cites Families (17)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US2561583A (en) * 1941-05-15 1951-07-24 Gen Motors Corp Method of making articles from metal powder
US4573667A (en) * 1984-11-13 1986-03-04 C. I. Hayes Inc. Apparatus for quenching substantially flat workpieces
US5435378A (en) 1991-06-04 1995-07-25 Process And Equipment Development, Inc. Apparatus for accurately heating and cooling articles
BE1017683A3 (fr) 2007-07-12 2009-03-03 Drever Internat Sa Procede, dispositif et systeme de traitement thermique d'une bande metallique en defilement.
EP2182081B1 (de) 2008-10-29 2014-01-22 Neue Materialien Bayreuth GmbH Verfahren zur thermischen Behandlung eines beschichteten Stahlblechkörpers
DE102010035322A1 (de) 2010-08-24 2012-03-01 Schuler Smg Gmbh & Co. Kg Verfahren zum Temperieren von metallenen Platinen und Wärmetauschervorrichtung für metallene Platinen
DE102011053672B4 (de) 2011-09-16 2017-08-10 Benteler Automobiltechnik Gmbh Verfahren und Anordnung zum Erwärmen einer Metallplatine
DE102012216468B3 (de) * 2012-09-14 2014-01-16 Ebner Industrieofenbau Gmbh Verfahren zum Herstellen eines Metallbauteils für eine Metallvorrichtung
DE102012218159B4 (de) 2012-10-04 2018-02-08 Ebner Industrieofenbau Gmbh Handhabungseinrichtung
DE102012111271A1 (de) 2012-11-22 2014-05-22 Neue Materialien Bayreuth Gmbh Verfahren und Vorrichtung zur Wärmebehandlung sowie Wärmetransfervorrichtung
DE102013108972B4 (de) 2013-08-20 2016-03-17 Benteler Automobiltechnik Gmbh Temperierstation mit Induktorerwärmung
ES2828179T3 (es) 2014-01-23 2021-05-25 Schwartz Gmbh Procedimiento de tratamiento térmico
DE102014201259A1 (de) * 2014-01-23 2015-07-23 Schwartz Gmbh Wärmebehandlungsvorrichtung
CN104087725B (zh) 2014-07-06 2015-09-09 吉林大学 高强度钢热成形局部加热装置
DE102014112244A1 (de) * 2014-08-26 2016-03-03 Benteler Automobiltechnik Gmbh Verfahren und Presse zur Herstellung wenigstens abschnittsweise gehärteter Blechbauteile
DE102015215179A1 (de) 2015-08-07 2017-02-09 Schwartz Gmbh Verfahren zur Wärmebehandlung und Wärmebehandlungsvorrichtung
DE102017128574B3 (de) * 2017-12-01 2019-03-14 Ebner Industrieofenbau Gmbh Temperiereinheit für eine Ofenvorrichtung zum Wärmebehandeln einer Platine

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US11644240B2 (en) 2017-12-01 2023-05-09 Ebner Industrieofenbau Gmbh Temperature-control unit for a furnace device for heat treating a plate

Also Published As

Publication number Publication date
EP3334845A1 (de) 2018-06-20
MX2018001742A (es) 2018-08-15
US20180237871A1 (en) 2018-08-23
DE102015113407A1 (de) 2017-02-16
US11131001B2 (en) 2021-09-28
KR20180041698A (ko) 2018-04-24
CA2995307A1 (en) 2017-02-16
CN108138248B (zh) 2020-03-17
WO2017025632A1 (de) 2017-02-16
CN108138248A (zh) 2018-06-08
DE102015113407B4 (de) 2018-01-11

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US20110094282A1 (en) Method and hot forming system for producing a hardened, hot formed workpiece
ES2955824T3 (es) Método para recortar una pieza conformada en caliente
US10099870B2 (en) Handling device
CN100366763C (zh) 辊的热处理加工装置及方法
JP7160917B2 (ja) コーティングされた鋼に対するプレス方法及び鋼の使用法
JP2015523467A (ja) レールの熱処理のための方法及びシステム
KR20180109864A (ko) 연속 유동 냉각 장치 및 금속 스트립 냉각 방법
KR20170012224A (ko) 강 스트립을 제조하기 위한 방법 및 장치
KR20080066751A (ko) 탄소강에 베이나이트 조직을 연속적으로 형성하기 위한 방법 및 장치
Nürnberger et al. Spray cooling of early extracted hot stamped parts
JP2018528380A (ja) 金属プレートの熱処理のためのオーブン装置
JP2018532882A (ja) 異なる強度の領域を有する金属部品を製造するための出発材料の製造方法
JP6758913B2 (ja) 軌道輪の製造方法
JP5179203B2 (ja) 筒形金属部材用熱処理装置
EP2840153B1 (de) Temperierstation mit Induktorerwärmung
WO2017137259A1 (de) Wärmebehandlungsverfahren und wärmebehandlungsvorrichtung
EP2604710A1 (en) Method for hardening of a metallic workpiece
JP2005331005A (ja) 転動体の製造方法および装置
JP2019535890A (ja) 特別に調整された特性を有する金属シート
DE202013103764U1 (de) Temperierstation mit Induktorerwärmung
JP2019141890A (ja) 熱延棒鋼の加速冷却方法
KR101613040B1 (ko) 밀폐형 무산화 등온냉각장치 및 이를 이용한 열처리 공정
US20120018061A1 (en) Liquid quench
JP6403960B2 (ja) 熱処理装置
KR20080006088U (ko) 연속식 분위기 열처리장치