JP2018527189A - 加工物とりわけ薄板を加工するためのマルチ工具 - Google Patents

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Abstract

本発明は、加工物、とりわけ薄板を加工するためのマルチ工具に関するものであり、工具本体(12)にあるそれぞれ1つの案内部(21)の周囲に順番に設けられた複数の工具(14)を備え、前記工具(14)は、工具ヘッド(22)と工具スタンプ(24)との間に設けられた案内部分(23)を有し、かつ該案内部分(23)によって案内部(21)の中で上下に可動に案内され、工具本体(12)と堅固に接続された調節リング(16)を備え、さらにインデックスホイール(18)を備え、該インデックスホイールは、調節リング(16)と工具本体(14)との間に回転可能に配置されており、かつリング面(35)を有し、該リング面は、工具本体(12)に向いたストローク空間(36)を形成し、工具(14)を取り囲み、かつストローク区間(36)を制限する、マルチ工具において、前記ストローク空間(36)にはインデックスホイール(18)と作用接続する制御エレメント(41)が設けられており、該制御エレメント(41)によって、工具(14)の1つが工具本体(12)よりも引き出された作業位置(28)に、残りの工具(14)は工具本体(12)よりも入り込んだ静止位置(54)に移行されている。【選択図】図3

Description

本発明は、請求項1の上位概念による、加工物とりわけ薄板を加工するためのマルチ工具に関する。
特許文献1から、加工物を加工するためのマルチ工具が公知であり、このマルチ工具は、複数の工具を工具本体に収容し、これらの工具は外周円に順番に設けられている。これらの工具は、工具ヘッドと工具スタンプとの間に設けられた案内部分を有し、この案内部分によって工具は工具本体の案内部の中で上下に可動に案内される。工具本体では調節リングが取り付けジャーナルと堅固に接続されており、この調節リングは工具本体に向いたカバーを形成する。調節リングと工具本体との間にはインデックスホイールが回転可能に設けられており、このインデックスホイールは半径方向にストローク空間を制限し、工具を取り囲む。同様にこのインデックスホイールによってストローク空間は軸方向に制限される。このようなインデックスリングにより、使用される工具はこれに配置された制御セグメントによってその作業位置が固定され、例えば切欠部を薄板に取り付けるための打ち抜き加工を行うことができる。
その他の工具は、加工ステップの間、ストローク空間に沈み込むことができる。
厚痕のない打ち抜き加工のためには、加工物の上側に、とりわけ薄板の上側に保護シートを存置し、これによりこの加工のために設けられていない工具が加工物の表面を損傷しないようにすることが必要である。
この危険性を回避するために特許文献2から、工具本体と工具、とりわけ工具ヘッドとの間に圧縮バネを取り付けることが公知である。これにより静止位置にある工具は工具本体内に入り込まれ、作業位置に移行された工具だけが工具本体よりも繰り出される。このようなアセンブリは、圧縮バネが取り付け空間を必要とするという欠点を有する。すなわち、工具本体から下方に突き出る工具スタンプの大きさが縦方向に小さくなる。さらにこのようなマルチ工具では、各工具は僅かな程度しか再研磨できない。なぜなら工具本体に対する突出部がすでに小さいからである。
独国実用新案第20220003915号明細書 米国特許第4555966号明細書
本発明の基礎とする課題は、非作動中工具は工具本体よりも入り込んだ静止位置に、作動中工具は工具本体よりも引き出された位置に簡単に調整可能であるマルチ工具を提案することである。
この課題は、個々の工具の工具ヘッドのストローク空間にはインデックスホイールと作用接続する制御エレメントが設けられており、この制御エレメントにより工具の1つが工具本体よりも引き出された作業位置に、残りの工具は工具本体よりも入り込んだ静止位置に移行されているマルチ工具によって解決される。この制御エレメントによって加工のために設けられていない工具は強制的に静止箇所に位置決めされ、したがって非作動中である。ここでこれらの工具は、作業位置に存在する工具よりも、加工物の加工中に静止箇所に存在する工具が加工すべき加工物の表面と接触しないように入り込んでいる。これにより、加工物の上側には圧痕も表面損傷も発生しない。かくて加工物の圧痕のない加工が、とりわけ薄板上側に保護シートを備えない薄板からも可能である。
マルチ工具の好ましい構成では、制御エレメントは制御ゲートを有し、この制御ゲートは、工具を作業位置に位置決めするための作動制御レベルと少なくとも1つの非作動制御レベルとを含み、この非作動制御レベルにより残りの工具は静止位置に配置されている。このマルチ工具は、インデックスリングの回転運動により作業位置に移行すべき工具の選択および選抜が可能であるという利点を有する。ここでは選択された工具の作業位置への強制的な移行が、残りの工具の静止位置への移行を引き起こす。制御ゲートを備えるこのような制御エレメントをマルチ工具のストローク空間に取り付けることはさらなる利点を有する。すなわちこの制御エレメントは、これまでのマルチ工具においても使用することができ、あるいはこれまでのマルチ工具の構造および寸法を引き続き使用することができるのである。
制御エレメントは好ましくは、開放した、または閉鎖されたリングとして構成されており、このリングは工具本体内で案内され、制御ゲートは工具の工具ヘッドに係合する。これにより制御エレメントを簡単にストローク空間に組み込むことができる。さらに工具の構造的な適合は必要ない。個々の工具の制御を行うためには小さな構造空間しか必要ない。
好ましくはリングとして構成された制御エレメントは、案内面により工具本体の凹部内で案内され、対向して制御ゲートが設けられている。これにより制御エレメントを確保して収容するためには、この制御エレメントを凹部に、とりわけリング溝に装着するだけで良い。さらに、使用される工具の選択のために、これまでもすでにインデックスホイールにより行われていた単純な回転運動によって、ここでもインデックス化のために使用することができる。
閉鎖されたリングを備える制御エレメントのさらなる好ましい構成では、案内面に対向して選択された工具の作業位置に対する作動制御レベルを有し、少なくとも1つのさらなる非作動制御レベルを残りの工具の静止位置に対して含み、ここで作動制御レベルと少なくとも1つの非作動制御レベルは傾斜部によって互いに接続されている。これにより、制御エレメントの単純な回転運動により、その工具ヘッドが制御ゲートに係合している工具を作動位置から非作動位置へ、およびその反対に移送することができる。例えば1つの工具本体に5つの工具が設けられている場合、1つの工具が作動制御レベルに配置可能であり、4つのさらなる工具は非作動制御レベルに当接ないし載置される。制御エレメントの択一的な構成では、制御エレメントが開放したリングとして構成されており、閉鎖されたリングの作動制御レベルの代わりに中断部を有する。作業位置のための作動制御レベルは、工具本体の片側または両側で凹部に隣接して設けられた支持面によって形成される。静止位置のための少なくとも1つの非作動制御レベルに工具を移送するために、中断部の始部と端部には傾斜部が設けられている。
さらに好ましくは、第1の傾斜部は、作動制御部分と非作動制御部分との間に案内面を基準にして20゜から50°の角度の勾配を有する。これにより、制御エレメントの回転運動を高速に行うことができ、工具本体内での工具の上昇運動を開始することができる。
好ましくは第2のさらなる傾斜部は、第2の少なくとも1つのさらなる非作動制御レベルの間に、第1の傾斜部の勾配よりも小さな勾配を有する。例えば2つまたはそれ以上の非作動制御レベルの構成は、とりわけ1つの工具本体に比較的多数の工具を備えるマルチ工具の場合に設けられる。工具が多数ある場合、傾斜部の長さに対して使用可能な空間が小さく、そのため比較的に大きな勾配が必要となる。しかしこのことは不利であり、したがって比較的小さな勾配を備える2つまたはそれ以上の傾斜部が設けられており、これにより十分に高速でかつ摩耗のない制御エレメントの回転運動を達成する。
制御エレメントのさらなる好ましい構成では、制御エレメントの少なくとも1つの傾斜部が内側に向かって傾斜した斜面を有する。れにより工具の工具ヘッドの上昇を改善し、摩耗を少なくし、または摩耗を無くすことができる。さらに工具ヘッドの外周面には多くの場合、ベベルが設けられており、このベベルは傾斜部の斜面において良好なスライドされ、案内することができる。好ましくは外周面に対して30°から45°の間の角度が内側に傾斜した斜面に対して設けられている。
さらに好ましくは、少なくとも第2またはさらなる傾斜部に対してそれぞれ1つの斜面が設けられており、角度は第1の傾斜部の斜面よりも大きい。
制御エレメントのさらなる好ましい構成では、制御ゲートが走行路として構成されており、この制御ゲートは工具ヘッドにおける載置面と同じ幅であるか、またはそれより幅広である。これにより工具の上昇運動を開始するための確実な制御と良好な力伝達を得ることができる。
リングとして構成された制御エレメントの案内面と制御ゲートの作動制御レベルとの間の高さは、工具本体にある凹部と同じ大きさであるか、またはそれより小さい。これにより作業位置にある工具は、工具ヘッドにあるその当接面を工具本体の表面に完全に当接することができ、これにより規定どおりの確実な設置が得られる。工具ヘッドにおいて工具本体に向いた載置面にベベルが配置されていれば、作動制御レベルは工具本体の表面の上方にも僅かに存在することができる。その際に工具ヘッドの載置面は相変わらず工具本体の表面上に載置している。しかしこの実施形態により、工具を静止位置に移送するための上昇運動を迅速に開始することができる。
インデックスホイールの内周面とリングとして構成された制御エレメントとの間にはピン状またはノッチ状の接続部が設けられており、この接続部により制御エレメントはインデックスホイールに対して回動不能に接続されている。これによりインデックスホイールの回転運動の開始を制御エレメントに直接的に伝達することができ、したがって工具の直接的な制御を行うことができる。
ここで好ましくは、制御エレメントには半径方向に配向された少なくとも1つのピンが設けられており、このピンはインデックスホイールの内周面にある切欠部に係合する。このことは、インデックスホイールを工具本体の上に装着することによる簡単な組み立てを可能にする。したがって少なくとも1つのピンはインデックスホイールの内周面にある切欠部またはポケットに同時に係合する。
さらに好ましくは、インデックスホイールは制御セグメントを有し、この制御セグメントは工具の工具ヘッドの上方で回転可能であり、選択された工具を作業位置に固定する。これにより、作動作業位置に配置された工具を工具本体に対して押し付け、固定することができる。これに対して残りの工具は静止位置に移行する。ここで残りの工具はインデックスホイールのリング面に当接し、またはこれに対して間隔を置いて配置されている。したがってこれら残りの工具は、マルチ工具の作動運動の間、その場所に確保されている。
さらに好ましくは制御エレメントは、半径方向に工具本体にある凹部の周囲壁と、インデックスホイールにある内周面とによって案内される。これにより調整運動または制御運動の間、制御エレメントの後退または外側への変形を阻止することができる。
さらに好ましくは、工具の工具ヘッドには案内ノーズが設けられており、この案内ノーズは両側でこれに対して隣接して配置された切欠部を備える。そして案内ノーズは、工具を上昇下降運動するためのV字形に構成された制御面を有する。この案内ノーズは、側方に配置された制御面(複数)を備える突起の形態として用いられ、これら制御面の配向は好ましくは作動制御レベルと第1の非作動制御レベルとの間の少なくとも第1の傾斜部の勾配に相当する。これにより可能な摩耗をさらに低減することができる。
さらに好ましくは制御エレメントは、プラスチック、金属またはセラミックから形成されている。
本発明並びさらなる有利な実施形態およびその発展形態を、以下図面に示された例に基づき詳細に記述し、説明する。明細書および図面から引き出される特徴は、それ自体個別にまたは複数の任意の組み合わせにおいて本発明により適用することができる。
本発明のマルチ工具の斜視図である。 図1によるマルチ工具の部分斜視図である。 図1によるマルチ工具の概略的断面図である。 図1によるマルチ工具の概略的平面図である。 図1によるマルチ工具のインデックスホイールの概略的断面図である。 図3の制御エレメントの斜視図である。 図6の制御エレメントを上方から見た平面図である。 図7の制御エレメントの概略的側面図である。 図7のラインVII−VIIに沿った概略的断面図である。 図6の制御エレメントおよびこれと共に案内される図1の工具の斜視図である。 図10の概略的断面図である。 図10の工具ヘッドの択一的実施形態の概略的側面図である。 図12の工具ヘッドの概略的平面図である。 制御エレメントを備える図12の工具を制御するための概略的側面図である。 制御エレメントの択一的実施形態の概略図である。 図15による制御エレメントの概略的側面図である。 図15の制御エレメントの択一的実施形態の斜視図である。
図1には、本発明のマルチ工具11の斜視図が示されている。このマルチ工具11は工具本体12を含み、この工具本体には複数の工具14が設けられている。工具本体12には調節リング16が固定されており、この調節リングは、マルチ工具11を詳細に図示しない工作機械に取り付けるための取り付けジャーナル17を有する。調節リング16と工具本体12との間にはインデックスホイール18が回転可能に収容されており、このインデックスホイールはその外周面に歯部19を有し、これは歯車として構成されている。
図2と3からマルチ工具11の構造がより詳細に理解される。工具本体12は、この実施例によれば5つの貫通孔部を有し、これらの貫通孔部は、工具14を収容するための案内部21として設けられている。択一的により多数の工具14、例えば10の工具を工具本体12に配置することができる。工具14は、順次連続して1つの共通の外周円上に配置されている。工具14は、工具ヘッド22およびこれに続く案内部分23と工具スタンプ24から形成されている。工具ヘッド22は案内部分23よりも半径方向に外側に突き出ており、かつ載置面26を有する。この載置面では工具ヘッド22が、図3の左に図示した作業位置28において工具本体12の表面に支持される。工具スタンプ24は、打ち抜きスタンプとしての工具14の構成において切断工具を形成することができ、その幾何形状は、詳細に図示しない加工物、例えば薄板に切欠部を取り付けるように構成することができる。択一的に工具スタンプ24は、曲げ工具または変形工具として構成することもできる。
工具本体12は脱着可能に調節リング16と接続されている。例えばネジまたは差込接続等が設けられている。工具本体12、調節リング16および取り付けジャーナル17の回転軸は工作機械のいわゆるC軸31を形成し、このC軸を中心にマルチ工具11は作業位置に移行するために回転される。そのために好ましくは溝32およびインデックスエレメント33が配向のために設けられている。
工具本体12と調節リング16との間ではインデックスホイール18が回転可能に案内される。このインデックスホイール18は軸31に向いたリング面35を有し、このリング面は工具本体12の表面に対して間隔を置いて配置されており、ストローク空間36内を上下に可動の工具ヘッド22に対してストローク空間36を形成する。インデックスホイール18は内周面37を有し、この内周面はストローク空間36を半径方向に制限し、工具14の工具ヘッド22を取り囲む。工具14にある工具スタンプ24を配向するために各工具ヘッド22は平坦部38を有し、この平坦部の配向面は対向する位置決め装置39に当接する。これにより工具ヘッド22、ひいては工具14の回転が阻止される。
マルチ工具11のストローク空間36には制御エレメント41が設けられている。この制御エレメント41はリングとして構成されており、ストローク空間36内を伸長し、外周円において工具14に隣接する。
図4には工具本体12を上から見た概略的平面図が示されている。工具本体12は凹部42,とりわけ溝状の凹部42を有し、この凹部は好ましくは完全に周回しており、リング状の凹部42を形成する。凹部42に隣接して片側または両側には支持面43が設けられている。これは、工具ヘッド21に対する作業レベルも形成する。支持面43には案内部21を配置することもできる。凹部42は案内部21を取り囲み、したがって案内部は凹部42の中に存在する。凹部42によって制御エレメント41が案内される。
図5にはインデックスホイール18の断面が概略的に示されている。インデックスホイール18は、ショルダ46を備える周回する周縁部45を有し、ショルダは工具本体12を取り囲み、ショルダ46は工具本体上に当接している。ショルダ46に隣接して内周面37が形成されており、この内周面はリングとして構成された制御エレメント41を、外周を基準にして支持する。このことは図3に示されている。さらに内周面37には少なくとも1つの切欠部48、好ましくは互いに対向する2つの切欠部48が設けられている。これらの切欠部は、後でさらに詳細に説明する制御エレメント41との作用接続の一部を形成する。
インデックスホイール18のリング面35には、2つの乗り上げ斜面52を備える制御セグメント51が形成されている。この制御セグメント51は、選択された工具14を作業位置28に押さえ付ける。このことは図3に示されている。制御セグメント51にそれぞれ隣接する領域では、工具ヘッド22を図3の右に示す静止位置54に配置することができる。これらの乗り上げ斜面52は、工具ヘッドを下方に移動するために工具ヘッド22の外側面取部に係合する。
図6には制御エレメント41の斜視図が示されている。図7は、上方から見た概略図を示す。図8には、図7の制御エレメント41の側面図が示されており、図9は図7のラインVII−VIIに沿った断面図を示す。
リングとして構成された制御エレメント41は、一平面内にある案内面56を有し、この案内面は工具本体12の凹部42に当接し、これにより制御エレメント41をその中で回転可能に案内する。案内面56に対向して制御ゲートが設けられており、この制御ゲートは第1ないし作動制御レベル58を含む。この作動制御レベル58は、案内面56に対して平行に配向されている。第1の制御レベル58には両側で傾斜部59が続いており、この傾斜部は第2ないし非作動制御レベル61に至る。第1の制御レベル58の高さは、好ましくはこれが凹部42の高さに相当するか、または凹部42の高さよりも小さくなるように寸法設定されている。非作動制御レベル61は高さを有しており、したがって工具14は作業位置28から静止位置54に移行することができる。この静止位置54では工具ヘッド22の上側が好ましくはインデックスホイール18のリング面35と接触することができ、またはこれに対して小さな間隔で配置されている。
第1ないし作動制御レベル58は制御ゲートの長さまたは走行路を有し、したがって工具14は作業位置28に存在し、さらなる工具14は静止位置54に存在する。制御エレメント41の制御ゲートは、工具ヘッド22の載置面26に係合し、これにより工具14の上昇および下降運動を開始する。制御ゲートの幅は、好ましくは載置面26の幅よりも大きい。
傾斜部59は好ましくは内側に指向された斜面63を有し、これらの斜面は外周面64に対して例えば30゜から45°の角度を含む。これらの斜面63は、第1の制御レベル58と第2の制御レベル61の水平に配向された走行路に移行する。傾斜部59およびこれに配置された傾斜63により、工具14の工具ヘッド14は幾何的に簡単に構成することができる。すなわち、工具ヘッドは、半径方向で外側の領域にベベル27(図11)を有することもできる平坦な載置面を含む。
制御エレメント41には、図6に示すように半径方向の周壁45にピン65が設けられている。このピン65はインデックスホイール18の切欠部48に係合し、制御セグメント51は半径方向で上方に、かつ制御エレメント41の第1の制御レベル58に向かって配向されており、これにより工具14は、図3に示した作業位置28を取ることができる。
図10と11には斜視図および断面図が示されており、この図から制御エレメント41による工具14の走行位置が理解される。傾斜部59における斜面63により工具14の力を低減した上昇運動を、工具ヘッド22の載置面26の外縁部にまだベベル27が設けられている場合であっても開始することができる。
図12と13には、工具14の工具ヘッド22の択一的な実施形態が示されている。この工具ヘッド22は案内ノーズ67を有し、この案内ノーズは、図10の工具14の工具ヘッド22から出発して、側方に取り付けられた切欠部68に基づき形成されている。この案内ノーズ67は、前方に尖って経過する端部に斜面を有し、この斜面はベベル27と対応する。この案内ノーズ67は、好ましくはV字形に配向された2つの制御面69を有し、これらの制御面は、制御エレメント41の傾斜部59に類似するまたは同じ勾配を含む。制御面69は、制御エレメント41の制御ゲートに対して傾斜している。これにより工具ヘッド22の上昇運動を、制御面69が傾斜部59に沿ってスライドすることにより容易に開始することができる。これは例えば図14に示されている。とりわけ工具本体12に装着された多数の工具14を含む工具14の場合、工具ヘッド22の直径が小さく、周方向に並置された多数の工具ヘッド22があるため、傾斜部59に残された経路は小さく、そのため傾斜部を、図1から9による実施形態の場合よりも急峻に構成しなければならない。案内ノーズ67の構成により急峻な傾斜部59を可能にすることができる。
図12から15によるこの実施形態は図6から11による実施形態とは、図12から15による実施形態では作動制御レベル58は傾斜部59として、非作動制御レベル61は平坦な端面側として構成することができ、その際に付加的に傾斜部69の領域に斜面63およびこれに対応する移行部ないし丸み部を設ける必要がない点で異なる。図10の制御エレメント41の実施形態の場合のように制御エレメント41に設けられたこの斜面63は、図12から15による実施形態では工具14の工具ヘッド22に設けられており、制御面69により形成されている。
択一的に制御エレメント41は、第1の傾斜部59が第1ないし作動制御レベル58から発して中間接続された制御レベル71に、そしてこの中間接続された制御レベル71から第2の制御レベル61に移行するように構成することもできる。ここで中間接続された制御レベル71は、高さの点で作動制御レベル58に対して比較的に大きな間隔を、第2の制御レベル61に対しては比較的に小さな間隔を有することができる。これにより例えば工具ヘッド22、とりわけ工具ヘッド22の案内ノーズ67はこの中間接続された制御レベル71に当接し、加工すべき加工物の表面と接触することがすでに回避される。
インデックスホイール18との作用接続によって同期されたこのような制御エレメント41により、インデックスホイール18の回転運動が外部から開始されることによって制御エレメント41が回転し、これにより工具14の1つの工具は作業位置28に移行され、他の工具14は同時に静止位置54に配置されている。インデックスホイール18がさらに回転すると、作業位置28に配置された工具14に対する上昇運動が開始される。このことはこの工具が載置面26と共に、制御エレメント41の制御ゲートに沿って、とりわけ傾斜部59に沿って静止位置54に移行することによって行われる。その際に制御エレメント41の回転方向で見て次に続く工具14が作業位置28に下降される。
マルチ工具11は、加工機械において打ち抜き、刻印および/または変形のためのアッパーツールとして使用され、機械フレームにおいてロアツールと共同作業する。アッパーツールとロアツールとの間では加工すべき加工物が機械テーブルないし加工物受け部の上で案内される。
図17には、図15に対する択一的な実施形態が斜視的に示されている。この実施形態は、作動制御レベル58の代わりに中断部73が設けられている点で異なる。これにより制御エレメント41は開放したリングとして構成されている。制御エレメント41のそれぞれの開放端部には傾斜部59の始部を設けることができ、この始部は制御レベル71へ、それに続いて制御レベル61へ移行する。傾斜部59の端部にある開放したリングの自由端部も残余部が残るように構成することができ、この残余部は凹部42の高さを有するか、またはこの高さは凹部42よりも小さく構成されている。
図8による実施形態も開放したリングとして構成することができ、したがって作動制御レベル58の代わりに中断部73が設けられている。

Claims (16)

  1. 加工物、とりわけ薄板を加工するためのマルチ工具であって、
    工具本体(12)にあるそれぞれ1つの案内部(21)の外周円に順番に設けられた複数の工具(14)を備え、
    前記工具(14)は、工具ヘッド(22)と工具スタンプ(24)との間に設けられた案内部分(23)を有し、かつ該案内部分(23)によって案内部(21)の中で上下に可動に案内され、
    工具本体(12)と堅固に接続された調節リング(16)を備え、さらに
    インデックスホイール(18)を備え、
    該インデックスホイールは、調節リング(16)と工具本体(14)との間に回転可能に配置されており、かつストローク空間(36)を有し、
    該ストローク空間は、半径方向にインデックスホイール(18)によって制限されており、軸方向に調節リング(16)と工具本体(12)の間に伸長し、前記ストローク空間(36)を半径方向に制限し、かつ軸方向にストローク区間(36)を工具本体(12)に対して制限するリング面(35)を有する、マルチ工具において、
    前記ストローク空間(36)にはインデックスホイール(18)と作用接続する制御エレメント(41)が設けられており、
    該制御エレメントは、工具(14)の1つを工具本体(12)よりも引き出された作業位置(28)に、残りの工具(14)を工具本体(12)よりも入り込んだ静止位置(54)に移行する、ことを特徴とするマルチ工具。
  2. 制御エレメント(41)は制御ゲートを含み、該制御ゲートは、選択された工具(14)を作業位置(28)に位置決めするための作動制御レベル(58)を有し、少なくとも1つの非作動制御レベル(61,71)を含み、該非作動制御レベルによって残りの工具(14)は静止位置(54)に配置されている、ことを特徴とする請求項1に記載のマルチ工具。
  3. 前記制御エレメント(41)は、開放した、または閉鎖されたリングとして構成されており、該リングは工具本体(12)内で案内され、
    制御エレメント(41)の前記制御ゲートは、工具(14)の工具ヘッド(22)に係合する、ことを特徴とする請求項1または2に記載のマルチ工具。
  4. リングとして構成された制御エレメント(41)は、案内面(56)により工具本体(12)の凹部(42)内で案内され、
    前記案内面(56)に対向して制御ゲートが設けられており、
    該制御ゲートは、好ましくは少なくとも1つの非作動制御レベル(61,71)と少なくとも1つの傾斜部(59)を有する、ことを特徴とする請求項3に記載のマルチ工具。
  5. 閉鎖されたリングとしての制御エレメント(41)は、案内面(56)に対向する作動制御レベル(58)を作業位置(28)に対して含み、少なくともさらなる非作動制御レベル(61,71)を工具(14)の静止位置(54)に対して含み、これら制御レベルは少なくとも1つの傾斜部(59)によって互いに接続されている、ことを特徴とする請求項4に記載のマルチ工具。
  6. 制御エレメント(41)は開放したリングとして構成されており、かつ中断部(73)を有し、
    工具(14)の作業位置(28)に対する作動制御レベル(58)は、工具本体(12)の片側または両側に設けられ、凹部(42)に隣接して配置された支持面(43)によって形成されており、工具(14)の静止位置(54)に対する少なくとも1つのさらなる非作動制御レベル(61,71)を含み、
    非作動制御レベルは少なくとも1つの傾斜部(59)によって互いに接続されている、ことを特徴とする請求項4に記載のマルチ工具。
  7. 第1の傾斜部(59)は、第1の制御レベル(58)と第2の制御レベル(61)との間に案内面(56)を基準にして20゜から50°の角度の勾配を有し、好ましくは第2のさらなる傾斜部(59)は第1の傾斜部(59)よりも小さな勾配を有する、ことを特徴とする請求項5に記載のマルチ工具。
  8. 制御エレメント(41)の少なくとも1つの傾斜部(59)は、内側に向かって傾斜した斜面(63)を含む内側輪郭を有し、前記斜面は好ましくは制御エレメント(41)の外周面に対して30゜から45°の間の角度で配向されている、ことを特徴とする請求項5から7のいずれか一項に記載のマルチ工具。
  9. 少なくとも第2またはさらなる傾斜部(59)はそれぞれ1つの斜面(63)を有し、該斜面は第1の傾斜部(59)の斜面(63)よりも大きい、ことを特徴とする請求項8に記載のマルチ工具。
  10. 制御エレメント(41)の制御ゲートは、工具(14)の工具ヘッド(22)の載置面の幅と同じ幅であるか、またはそれよりも幅広である、ことを特徴とする請求項1から9のいずれか一項に記載のマルチ工具。
  11. 案内面(56)と作動制御レベル(58)との間の高さは、工具本体(12)にある凹部(42)と同じ大きさであるか、またはそれより小さい、ことを特徴とする請求項4から10のいずれか一項に記載のマルチ工具。
  12. インデックスホイール(18)の内周面(36)とリングとして構成された制御エレメント(41)との間にはピン状またはノッチ状の接続部が設けられており、
    該接続部により制御エレメント(41)とインデックスホイール(18)とは互いに回動不能に接続されており、
    好ましくは制御エレメント(41)には、半径方向に外を指す少なくとも1つのピン(65)が設けられており、該ピンは、インデックスホイール(18)の内周面(37)の切欠部(48)に係合する、
    ことを特徴とする請求項1から11のいずれか一項に記載のマルチ工具。
  13. インデックスホイール(18)は制御セグメント(51)を有し、
    該制御セグメントは、工具(14)の工具ヘッド(22)の上方で走行可能であり、選択された工具(14)を作業位置(28)に位置決めする、ことを特徴とする請求項1から12のいずれか一項に記載のマルチ工具。
  14. 制御エレメント(41)は、工具本体(12)にある凹部(42)の周囲壁とインデックスホイール(18)の内周面(47)とによって半径方向に案内される、ことを特徴とする請求項1から13のいずれか一項に記載のマルチ工具。
  15. 工具ヘッド(22)は案内ノーズ(67)およびこれに隣接する切欠部(68)を有し、さらに好ましくは案内ノーズ(67)にV字形に構成された制御面(69)を工具の上昇および下降運動のために有し、
    前記制御面は好ましくは制御エレメント(41)に対して傾斜されている、ことを特徴とする請求項1から14のいずれか一項に記載のマルチ工具。
  16. 制御エレメント(41)は、プラスチック、金属またはセラミックから形成されている、ことを特徴とする請求項1から15のいずれか一項に記載のマルチ工具。
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