JP2018527076A - ストラップを接続するためのバックル及びそれを含む呼吸マスクハーネス - Google Patents

ストラップを接続するためのバックル及びそれを含む呼吸マスクハーネス Download PDF

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Abstract

本開示は、ストラップを接続するためのバックル及びそれを含む呼吸マスクハーネスに関する。具体的には、本開示の一態様によれば、ストラップを接続するためのバックルであって、一位置から延在するように構成されたカプラと、ストラップ接続孔が形成されたストラップ接続部であって、ストラップ接続孔はマスク本体に接続されたストラップに接続される、ストラップ接続部と、一位置に接続されてカプラに対向するように構成された面を含むフック部と、を備え、カプラとフック部との間に、ヘルメットのタップ又はヘッドクレードルのタップが収容されるので、バックルの位置が固定される、バックルと、それを含む呼吸器ハーネスとが提供される。
【選択図】図1

Description

本開示は、ストラップを接続するためのバックル及びそれを含む呼吸マスクハーネスに関する。
呼吸マスクは、着用者が周囲の環境に存在する汚染物質を吸入することを防ぐためのデバイスであり、汚染された周囲の空気を新鮮な空気が存在するマスクの内側から分離するように、着用者の鼻や口に密着して着用されることによって使用されるものである。このとき、マスクを使用して、それを通過する空気を濾過することができる。かかる呼吸マスクは、建設、製造、車両塗装及び修理、医薬品製造、外科手術などのさまざまな産業分野で使用されている。
かかる呼吸マスクでは、マスクの両端に接続されたストラップが、着用者の頭部に装着されるように設けられたヘッドクレードルに連結され、ヘッドクレードルによって、マスクが着用者の顔面に密着して取付られて保持される。したがって、着用者が呼吸マスクを使用している間に着用者の顔面にマスク本体を保持するための部材は、一般的にハーネスと呼ばれる。
一般的な呼吸マスクに使用されるハーネスの一例が、韓国特許公開公報第10−2013−0049180号(「特許文献1」)に開示されている。
特許文献1に開示されたハーネスは、可撓性ストラップとこれに接続されたヘッドクレードルとを備え、ヘッドクレードルは、第1及び第2の横方向延在部材を含み、着用者が呼吸マスクを着用している間に、第1及び第2の横方向延在部材が着用者の頭部に設置されて支持されることができるように、構成されている。
ここで、上述の可撓性ストラップは、バックルを介してヘッドクレードルに接続され、マスク本体及びヘッドクレードルを、互いにヘッドクレードル及び呼吸マスク本体の各々の側方で接続するために設けられている。また、この可撓性ストラップは、バックルにおいて長さが調節可能とされており、着用者の頭部のサイズに適合するよう、着用者はストラップの長さを調節できる。
しかし、上述の従来技術には次のような問題がある。
呼吸マスクを使用する産業分野では、安全のためにヘルメットを着用する作業者がほとんどであり、作業者が呼吸器とヘルメットを共に着用したい場合は、呼吸マスクをヘルメットに接続する手段がないため、作業者の頭部にヘッドクレードルを着用している間、ヘルメットを更に着用しなければならない。この結果、ヘッドクレードルとヘルメットを重ねて着用するために、作業者の頭部に過度の圧力がかかり、作業者が不快を感じることがどうしても避けられない。更に、ヘルメットが作業者の頭部に密着しないため、作業者の頭部に衝撃が加わったときに、緩衝作用が正常に動作しないかも知れないという問題がある。
また、作業者が呼吸マスクとヘルメットの双方を着用していて、呼吸マスクのみ取り外したい場合、作業者は、まずヘルメットを取り外して所定の位置に置いた上でヘッドクレードルと呼吸マスクを取り外し、その後、ヘルメットを着用し直す不便さが存在する。
上述の問題を解決するために、本開示の一実施形態は、ヘルメットに対して一般的に着脱可能であり、簡単な操作で呼吸マスクを取り外すことができるヘッドクレードルと呼吸マスクハーネスとを提供することを目的とする。
本開示の一態様によれば、ストラップを接続するためのバックルであって、一位置から延在するように構成されたカプラと、ストラップ接続孔が形成されたストラップ接続部であって、マスク本体に接続されたストラップにストラップ接続孔が接続されているストラップ接続部と、一位置に接続されて、カプラに対向するように構成された面を含むフック部とを備え、ヘルメットのタップ又はヘッドクレードルのタップが、それらの位置が固定されるように、カプラとフック部との間に収容される、バックルが提供されてよい。
本開示の実施形態は、着用者に不快感を与えることなく、ヘッドクレードル及びヘルメットから普遍的に着脱可能であり得、ヘルメットを着用している間着用者が快適であるように、簡単な操作で呼吸器を着脱できるという効果をもたらし得る。
本開示の第1の実施形態に係るバックルを備えてマスク本体に連結された呼吸マスクハーネスが着用者の頭部に装着された状態を示す図である。 図1のバックルを示す斜視図である。 図1のバックルを示す側面図及び底面図である。 図1のバックルがヘッドクレードルに連結される状態を示す図である。 図1のバックルがヘッドクレードルに連結される状態を示す図である。 図4Bのバックル及びヘッドクレードルの線A−Aに沿った断面を示す断面図である。 図1のバックルがヘルメットに連結された状態を示す斜視図である。 図1のバックルがヘルメットに連結された状態を示す正面図である。 図7のバックル及びヘルメットの線B−Bに沿った断面を示す断面図である。 ストラップが本開示の第2の実施形態に係るバックルに連結された状態を示す斜視図である。 図9のバックルに含まれる固定用フラップに形成されたストラップ把持突起を示す斜視図である。 図9のストラップ接続部の拡大図である。 図9のバックルの線C−Cに沿った断面を示す断面図である。 本開示の第3の実施形態に係るバックルを示す斜視図である。 図13のバックルを分解して示す分解斜視図である。 図13のバックルを示す側面図である。 図13のバックルの加圧突起の動作を示す図である。 図13のバックルをヘルメットに連結した状態を示す斜視図である。 図13のバックルにストラップを接続した状態を示す断面図である。
以下、図面を参照しながら、本開示の趣旨を実現するための具体的な実施形態について詳細に説明する。説明の便宜上、図面は原寸に比例して図示されていないことに留意されたい。また、以下の本開示の説明において、既知の構成及び機能の詳細な説明が、本開示の実施形態の解釈を不明瞭にするように判断される場合、その詳細な説明は省略するものとする。
図1は、本開示の第1の実施形態に係るバックルを備えてマスク本体に連結された呼吸マスクハーネスが着用者の頭部に装着された状態を示す図である。
図1を参照すると、本開示の一実施形態に係るバックル100は、着用者が周囲の環境に存在する汚染物質を吸入することを防ぐために、着用者の鼻と口の上に密着して接触するデバイスである呼吸マスク1に使用することができる。呼吸マスク1は、着用時に着用者の顔面に接触して呼吸マスクに流入する異物を遮断するマスク本体20と、マスク本体20を着用者の頭部に固定するハーネス10とを備え得る。
特に、ハーネス10は、マスク本体20の両側に連結されたストラップ12と、着用者の頭部に密着するヘッドクレードル200と、ストラップ12をヘッドクレードル200に接続するバックル100とを含んでもよい。
その一方で、バックル100は、ハーネス10を使用する呼吸マスク1に接続するためだけではなく、マスク本体20を図6に示すヘルメット30に接続するためにも使用することができ、その具体的な実施形態は後述する。
マスク本体20は、着用者の口や鼻を塞ぐように形成してもよく、着用者に不快感を与えないように、突起部が含まれてもよい。
また、マスク本体20には、着用者が吸入する空気を濾過することができるフィルタが含まれ得る。例えば、マスク本体20は、1つ以上のフィルタ層を有するフィルタ構造体と、フィルタ構造を支持して外観を保持するための支持構造体とを含むことができる。この点において、フィルタ構造体は、シート形態で作製してもよく、さまざまな他の形状及び構成を有してもよい。
更に、フィルタ構造体は、着用者が吸い込み又は吐き出すときに空気が通過する流体透過性表面領域を含むことができる。
更に、フィルタ構造体は、粒子捕捉フィルタ、又は気体及び蒸気フィルタであってもよい。場合によっては、マスク本体20は、フィルタ構造体に接続された呼気弁(図示せず)を更に備え、着用者が吐き出す空気をマスクの内部から迅速に除去することができ、呼気弁は、マスク本体20の中心部分に形成することができる。
ストラップ12の一端をマスク本体20の一つの側部に接続し、他端をバックル100に接続してもよい。また、外力が加えられた場合には、ストラップ12は、その全長の2倍を超えて伸長することができ、外力が解除された場合に元の状態に復元するような弾性を有することができる。
マスク本体20の両側にあるストラップ12は、所定の長さまで伸長することができ、着用者の頭部の両側にあるバックル100によって、ヘッドクレードル200の図4に示すタップ210、又はヘルメット30の図6に示すタップ300に接続することができる。このとき、弾性を有するストラップ12の復元力によってストラップ12に張力が発生し、ストラップ12のこのような張力によってマスク本体20が着用者の顔面に密着することができる。
例えば、ストラップ12は、約25〜60cmの範囲の長さ、5〜10mmの範囲の幅、及び0.9mm〜1.5mmの範囲の厚さを有し得る。
また、ストラップ12は、例えば、熱硬化性ゴム、熱可塑性エラストマー、ブレード編み糸又は編み糸とゴムとの組み合わせ、非弾性のブレード編み構成材などのさまざまな材料から製作することができる。
その一方で、バックル100は、バックル100の一方の側でストラップ12に接続され、バックル100の他方の側でヘッドクレードル200のタップ210及びヘルメット30のタップ300に選択的に接続され、着用者による簡単な操作で着脱が容易な構成とすることができる。以下、かかるバックル100の詳細な構成について、図2及び図3を参照して説明する。
図2は、図1のバックルを示す斜視図であり、図3は、図1のバックルを示す側面図及び底面図である。
図2及び図3を参照すると、バックル100は単一の部品として製作することができ、ヘルメット30の側部に形成されたタップ300に連結して、マスク本体20に接続されたストラップ12をヘルメット30に接続するように設けられてもよいし、ヘッドクレードル200の端部に形成されたタップ210に連結して、着用者の頭部に密着するヘッドクレードル200をストラップ12に接続するように設けられてもよい。
また、バックル100は、可撓性を有する材料、例えば可撓性を有するポリマー系プラスチック材料から製作してもよい。
特に、バックル100は、一位置102から第1方向104に延在するカプラ120と、一位置102から第2方向106に延在するストラップ接続部130と、一位置102から、第3方向108に突出してカプラ120に対向する表面を含むように形成されたフック部110とを備えることができる。ここで、第1方向104と第2方向106とは互いに反対方向であるが、これは一例に過ぎず、本開示の趣旨はこれに限定されるものではない。
カプラ120は、ヘルメット30に連結されているときにヘルメット30の側部に形成されたタップ300の内部空間に挿入され、カプラ120は、ヘッドクレードル200に連結されているときに、ヘッドクレードル200のタップ210に密着する。
また、第1方向104の端部から第2方向106に向けて凹状に形成し、カプラ120の両面を貫通させることによって、1つ以上の連結凹部126をカプラ120に形成することができる。かかる連結凹部126により、カプラ120は、後述するヘルメット30のタップ300の形状に対応することによって、タップ300の内部空間に挿入可能とされ得、更に、かかる連結凹部126は、カプラ120の挿入を誘導する役割を果たし得る。
具体的には、カプラ120は、連結凹部126によって分割された複数の部分から構成してもよく、本実施形態では、カプラ120が2つの連結凹部126で分割された3つの分割部分で構成されている場合が例として示されている。ここで、上述の例は、単に、一般に使用されているヘルメット30のタップ300の形状に従ったものであり、バックル100が適用されるヘルメット30の形状に応じて、連結凹部126の数及びカプラ120の分割部分の数を変更することができる。
本実施形態では、カプラ120は、2つの連結凹部126によって3つの分割部分に分割されるように構成されてよく、これらの分割部分は、中央連結部材122及びその両側に形成された側部連結部材124に各々対応していてよい。
中央連結部材122及び側部連結部材124の全ての端部は、バックル100を手で握ってヘルメット30又はヘッドクレードル200に連結するときの端部の角ばった形状による不快感を除去することを目的とする丸め処理を施すことができる。しかし、本開示の趣旨はこれに限定されない。
また、着用者がバックル100をヘルメット30のタップ300又はヘッドクレードル200のタップ210に連結する場合、着用者はカプラ120のおおよその位置を定めての挿入を試みるにもかかわらず、中央連結部材122及び側部連結部材124の各々の端部形状をこのようにすることで、ヘルメット30のタップ300の端部又はヘッドクレードル200のタップ210の端部が、連結部材122又は124の各々の端部の丸みを持たせた部分を円滑に越えることができ、バックル100の連結を容易とし得る。
更に、図3の底面図に基づいて見ると、側部連結部材124の各々は、連結凹部126を構成する一直線状の側面と、曲線形状の他の側面とから構成することができる。具体的には、この曲線形状は、側部連結部材124の幅がその端部に向かって徐々に狭くなる形状としてもよい。しかし、かかる側部連結部材124の形状は一例に過ぎず、本発明の趣旨はこれに限定されるものではなく、側部連結部材124の形状は、本開示の趣旨から逸脱しない範囲で、自由に変更することができる。
また、連結凹部126は、丸め処理された2つの端部を除いて、第1方向104に沿って一定の幅で形成され、仮想中心線Xに対して第1方向104に沿って、対称的に形成することができる。その結果、中央連結部材122及び側部連結部材124の形状は、中心線Xに対して対称的に形成することができる。
更に、カプラ120のフック部110と対向する面121は傾斜して構成されてよく、表面121の断面積が第1方向104へ徐々に狭くなっている。バックル100がヘルメット30又はヘッドクレードル200に連結されるとき、カプラ120の表面121がヘルメット30のタップ300又はヘッドクレードル200のタップ210と擦れ合うことがあるが、カプラ120をこのような形状とすることにより、この点における接触面積を最小にすることができ、それによって、着用者は、カプラ120を挿入するときに滑らかな感触を得られる。
その一方で、フック部110は、バックル100の一位置102から第3方向108へ延在するように形成してもよい。ここで、第3方向108は、第2方向106よりも第1方向104へ傾くように形成することができる。言い換えると、第3方向108と第1方向104との間の角度は、第3方向108と第2方向106との間の角度よりも小さくなり得る。したがって、フック部110は、緩やかに湾曲した表面を形成すると共にカプラ120に対向する表面117を含むように延在し得る。
ここで、フック部110とカプラ120との間の接続部は、接続部の内側と外側で緩やかな丸みを帯びた形状を有するように形成され、かかる形状によれば、良好な外観を確保することができ、フック部110とカプラ120との間の接続部の面積が広くなり、それによって、接続部が容易に外れないように構成することができる。
また、ヘルメット30のタップ300又はヘッドクレードル200のタップ210は、分離空間128の中に挿入され、この空間の一部は、カプラ120に対向するフック部110の面117と、フック部110に対向するカプラ120の面121とで囲まれ、それにより、バックル100をヘルメット30又はヘッドクレードル200に連結し得る。
かかるフック部110は、カプラ120に対向する面117からカプラ120に向かって突出するように形成されたフック突起112を含んでいる。ここで、フック突起112は、分離空間128の第1方向104における開口部を狭めるために、突出するように形成することができる。
また、突出方向に沿った断面積を減少させるために、フック突起112の内側壁1122が、カプラ120と対向するフック部110の面117に対して段を有するように形成され、フック突起112の外側壁1124が、内側壁1122に対して傾斜するように形成されてもよい。フック突起112のかかる形状により、バックル100がヘルメット30のタップ300又はヘッドクレードル200のタップ210に連結されるとき、ヘルメット30のタップ300又はヘッドクレードル200のタップ210は、フック突起112の外側壁1124を越えて内側壁1122の段差部で掛止されるので、連結状態を保持することができる。
フック部110の全体形状は、互いに向かって延在する複数の湾曲部によって形成されてよく、各湾曲部は曲線形状を有するので、フック部110には、カプラ120に対向する湾曲面と、反対側の湾曲面とが含まれる。ここで、各湾曲部に含まれる湾曲面の曲率は互いに異なり得る。
具体的には、フック部110は、カプラ120と合流する一位置102から突出する突出湾曲部114と、突出湾曲部114から延在する対向湾曲部116と、対向湾曲部116から延出する延出湾曲部118とを有し得る。
突出湾曲部114は、カプラ120に近い方向に、第3方向108へ湾曲するように形成される。また、突出湾曲部114から延在する対向湾曲部116は、カプラ120と対向する面117を含んでもよく、突出湾曲部114よりも小さい曲率で形成することができる。
更に、延出湾曲部118は、第1方向104に関して、カプラ120よりも外側に突出するように延出してもよく、フック突起112は、対向湾曲部116と延出湾曲部118との間の接続位置から突出し得る。したがって、フック突起112によって狭められた分離空間128の開口部129を、カプラ120の第1方向104への端部近傍に形成することができる。
上述のように形成された開口部129を通して、ヘルメット30のタップ300又はヘッドクレードル200のタップ210を分離空間128の中に挿入することができ、分離空間128への挿入が完了すると、フック突起112によって、ヘルメット30のタップ300又はヘッドクレードル200のタップ210を掛止状態に保持し得る。
ここで、バックル100は、上述のように可撓性を有する材料から構成することができ、バックル100に含まれるフック部110もまた可撓性を有し得る。したがって、開口部129の幅よりも大きい厚さを有するヘルメット30のタップ300又はヘッドクレードル200のタップ210が開口部129を通して挿入され、フック突起112は、ヘルメット30のタップ300又はヘッドクレードル200のタップ210によって後方に移動され、それにより、フック部110は、開口部129が広がる方向にたわみ、挿入が完了して、その結果フック突起112を押す力が解除された後、フック部110は元の形状に復元し、フック突起112は、ヘルメット30のタップ300又はヘッドクレードル200のタップ210により掛止される。
その一方で、フック部110の端部に対応する延出湾曲部118の端部119は、カプラ120に接近するように湾曲してもよい。上述のように、延出湾曲部118の端部119はカプラ120に向かって湾曲しており、バックル100の最大高さは、図3の側面図に基づけば、端部119が(カプラ120に向かって)湾曲していない場合と比較して、低くなっている。かかる構成により、着用者がバックル100を用いて呼吸マスク1を着用すると、バックル100が着用者の頭部の左右方向に大きく突出することを防止することができる。
したがって、マスク本体20のほかに、溶接シールドや耳保護具などの他の機器を顔面の一部に装着する必要がある一般的な産業分野において、バックル100を使用する場合に、マスク本体20が着用者の頭部における他の機器を支持する部材と干渉する問題を低減させることができる。
その一方で、バックル100のカプラ120と反対側にはストラップ接続部130が形成され、このストラップ接続部130には、ストラップ12が貫通して接続されるストラップ接続孔132が形成される。ストラップ12がストラップ接続孔132を貫通した後、ストラップ12の貫通した端部を(ストラップ12の)別の部分に結合して、離間しないようにバックル100と接続してもよい。
このとき、ストラップ12の結合手段は、一例として接着剤を用いた接着であってもよいが、ストラップ12のこの結合手段に本開示の趣旨を限定することはできない。
ストラップ接続孔132は、一例として半円形に形成してもよく、かかる半円形に形成される場合、ストラップ12がバックル100に対して移動可能な利用できる空間を設けてもよい。したがって、着用者がバックル100を用いて呼吸マスク1を着用した場合、ヘルメット30又はヘッドクレードル200に対するストラップ12の相対位置は、ヘルメット30又はヘッドクレードル200の装着位置、着用者の頭部及び顔面の形状等に応じて、自由に変更することができる。
上述の、バックル100のフック部110、カプラ120、及びストラップ接続部130の各々は、仮想中心線Xに対して対称な形状を有し得る。上述のように、バックル100は単体で左右対称形状となるように構成され、左右対称に製造し易い金型を用いて射出成形により容易に製造することができる利点を有する。
以下、上述のように構成されたバックル100がヘルメット30及びヘッドクレードル200に容易に連結される原理について、順序を追って説明する。まず、図4A、図4B及び図5を参照して、バックル100がヘッドクレードル200に連結される原理について説明する。
図4A及び図4Bは、図1のバックルがヘッドクレードルに連結される状態を示す図であり、図5は、図4Bのバックル及びヘッドクレードルの線A−Aに沿った断面を示す断面図である。
図4A、図4B及び図5を参照すると、ヘッドクレードル200は、着用者の頭部に密着して、バックル100及びストラップ12によって着用者の顔面に密着するように接続されたマスク本体20を保持する役割を果たす。この目的のために、ヘッドクレードル200は、両側に各々所定の角度で開くように接続された2つの支持部材を備えることができる。
この2つの支持部材が互いに接続された箇所から延在するヘッドクレードル200のタップ210は、バックル100に連結可能な構造を有し得る。具体的には、ヘッドクレードル200のタップ210は、バックル100の連結凹部126に対応する形状を有し、対応する位置に形成される一面から突出する、突起部材212を含んでもよい。ここで、突起部材212は、ヘッドクレードル200のタップ210の一面に沿って延在する方向に沿って、連結凹部126の幅と同じ厚さで形成することができる。
例えば、バックル100のカプラ120に形成された2つの連結凹部126に対応して2つの突起部材212を形成してもよく、カプラ120の中央連結部材122は2つの突起部材212間の空間内に挿入されてよい。言い換えれば、バックル100のヘッドクレードル200に対する相対位置を固定するようにバックル100がカプラ120に連結されるときに、突起部材212が連結凹部126に挿入される。
また、バックル100をヘッドクレードル200に連結したときにバックル100のフック突起112が収容され得るフック孔214を、ヘッドクレードル200のタップ210に形成してもよい。
更に、ヘッドクレードル200の突起部材212が突出する面とは反対側の面を、ヘッドクレードル200のタップ210の断面積が外側に向かって徐々に減少するように、所定の角度で傾斜するように形成してもよい。したがって、バックル100をヘッドクレードル200のタップ210に連結すると、フック突起112が傾斜面に沿って円滑に前進し、フック突起112が前進すると、分離空間128の開口部129は急激に広がらないので、カプラ120とフック部110との接続部が損傷する可能性を低減することができる。
上述の形状を有するヘッドクレードル200のタップ210にバックル100を連結するプロセスを説明すると、次の通りである。バックル100は、着用者に把持された状態で、第1方向104へ、ヘッドクレードル200のタップ210に接近し得る。バックル100のフック突起112がヘッドクレードル200のタップ210の傾斜面に沿って前進し始めると、中央連結部材122が突起部材212間の空間に進入し得ると同時に、バックル100の可撓性により開口部129が広がり得る。
上述のように、バックル100がヘッドクレードル200のタップ210に向かって前方に連続的に移動し、このためにフック突起112がフック孔214に収容されると、開口部129を広げるようにたわんだフック部110が再び復元して、フック突起112はフック孔214を構成する側壁で掛止される。言い換えれば、フック突起112がフック孔214に収容されると、フック突起112の内側壁1122がフック孔214の側壁に接触する。
その結果として、バックル100をヘッドクレードル200に連結するプロセスが完了し得、フック突起112がフック孔214に収容されると同時に、突起部材212が連結凹部126に収容され、バックル100のヘッドクレードル200に対する連結状態を保持することができる。
上述のように、着用者は、連結を完了させるためにバックル100をヘッドクレードル200のタップ210に向かってただ差し込むだけで、ヘッドクレードル200を頭部に装着したままで、バックル100を容易に連結することができ、それによって、マスク本体20を顔面に装着することができる。
更に、ヘッドクレードル200を取り外すためにバックル100との連結を解除する場合、バックル100を連結の際とは逆に前進させ、フック部110の延出湾曲部118を引いて開口部129を人為的に広げた状態にすることによって連結を容易に分離できる。したがって、ヘッドクレードル200を装着した状態でヘッドクレードル200をヘルメット30と取り換えたい場合には、着用者は、まず、バックル100を切り離してヘッドクレードル200を取り外した後、ヘルメット30を装着し、それによって、バックル100を更にまたヘルメット30に連結することにより、容易に取り換えを行うことができるという利点が存在し得る。
以下、バックル100をヘルメット30に連結する原理について、図6〜図8を参照して説明する。
図6は、図1のバックルがヘルメットに連結された状態を示す斜視図であり、図7は、図1のバックルがヘルメットに連結された状態を示す正面図であり、図8は、図7のバックルとヘルメットの線B−Bに沿った断面を示す断面図である。
図6〜図8を参照すると、ヘルメット30は着用者の頭部に装着され、頭部を外部の衝撃から保護する。一般的に、かかるヘルメット30は、溶接シールド、耳保護具などを含む機器と共に頻繁に着用され使用される。かかる機器をヘルメット30に固定するために、タップ300は、通常は、産業分野で使用されるヘルメット30の両側部分に形成し得る。
タップ300は、ヘルメット30の上下方向に通過する貫通孔を含む形状であってもよく、ヘルメット30の下端部に形成してもよい。また、タップ300の貫通孔は、ヘルメット30の湾曲した側面を通過するものである。更に、タップ300の貫通孔は、四角形の断面を有する形状であってもよい。
バックル100は、マスク本体20に接続されたストラップ12がヘルメット30に接続されるように、ヘルメット30に形成されたかかるタップ300に連結されるので、マスク本体20がヘルメット30に支持され、このため、(マスク本体20が)着用者の顔面に密着した状態を保持する。
具体的には、着用者は、バックル100をヘルメット30に連結する場合に、バックル100をタップ300に向けて下側から上側に前進させて、バックル100のカプラ120をタップ300の内部空間に進入させることができる。カプラ120がタップ300へ進入を開始すると、フック部110がたわんで開口部129が広げられ、フック突起112がタップ300の内側壁面を越えて摺動可能にタップ300内に進入する。
フック突起112がタップ300の上面に到達すると、たわんだフック部110は再び復元して、タップ300の内側壁1122が(タップ300の)上面に接触し、その結果として、フック突起112がタップ300で掛止されて、バックル100の連結が完了する。
上述のように、本実施形態では、バックル100は、ヘッドクレードル200なしにヘルメット30に連結可能であり、ヘッドクレードル200が装着された状態でヘルメット30が装着される一般的な呼吸マスクハーネス構造と比較して、使用上の利便性及び更に外部の衝撃に対するより一層の安全性に関する効果が得られる。
以下、本開示のバックルの第2の実施形態について、図9〜図12を参照して説明する。
図9は、ストラップが、本開示の第2の実施形態に係るバックルに連結された状態を示す斜視図であり、図10は、図9のバックルに含まれる固定用フラップに形成されたストラップ把持突起を示す斜視図であり、図11は、図9のストラップ接続部の拡大図であり、図12は、図9のバックルの線C−Cに沿った断面を示す断面図である。
本実施形態のバックル100aでは、ストラップ接続部130の構成が上述の第1の実施形態と相違しており、同じ構成及び参照番号は第1の実施形態と同じものを参照する。
図9〜図12を参照すると、バックル100aのストラップ接続部130には、矩形のストラップ接続孔132を形成してもよく、ヒンジ138を介してストラップ接続孔132を形成する一方の側壁に接続された矩形の断面を有する固定用フラップ134をストラップ接続部130に含むことができる。また、固定用フラップ134の端部1344と選択的に接触する段差部136を、ストラップ接続孔132の他の側壁に内側に突出させるように形成してもよい。
端部1344が段差部136の段差面1364に接触すると、固定用フラップ134はヒンジ138を中心として回動して、ストラップ接続孔132から外側に突出する。したがって、着用者は、固定用フラップ134を回動させて固定用フラップ134と段差部136との間に間隙を形成し、ストラップ接続孔132にストラップ12の端部を通過させることができる。かかる状態で、着用者はストラップ12の端部を間隙に押し込んでストラップ接続孔132にストラップ12を貫通させ、それによって、バックル100aをストラップ12に接続することができる。
上述のように貫通したストラップ12は、ストラップ12のバックル100aに対する位置が固定され得るように、固定用フラップ134の端部1344及び段差部136によって把持してもよい。そして、より具体的には、固定用フラップ134の端部1344で突出するように形成された1つ以上のストラップ把持突起1342が、段差部136に形成された1つ以上のストラップ把持凹部1362に挿入される圧力によって、ストラップ12を押し付けて把持することができる。
この目的のために、段差部136において、ストラップ把持凹部1362は、ストラップ把持突起1342に対応する位置においてストラップ接続孔132の内面から凹状に形成してもよい。また、ストラップ把持突起1342は、ストラップ把持凹部1362の幅に対応する厚さで形成することができる。
ここで、ヒンジ138で発生した復元力(トルク)が固定用フラップ134の端部1344に伝達され、ストラップ12を把持する圧力が(ストラップ12に)作用する。
また、ストラップ把持突起1342は、段差部136の段差面1364に対向する固定用フラップ134の面に対して所定の下向き角度で傾斜するように形成してもよい。かかる形状によれば、ストラップ12を把持する場合に、ストラップ12を把持する圧力が伝達され、かくして、ストラップ把持突起1342とストラップ把持凹部1362とによってストラップ12が強固に把持されて、ストラップ12の把持位置を保持することができる。
更に、ストラップ12の長さを調節したい場合には、着用者は、ストラップ12の一部を引っ張り、ストラップ把持突起1342の突出方向と逆方向に送り、それによって、ストラップ12をストラップ把持突起1342の傾斜した表面上で摺動させて、ストラップ12に作用する把持圧力にもかかわらず、ストラップ12の長さを容易に調節することができる。
このとき、ストラップ12の長さを逆方向に調節したい場合、着用者は、固定用フラップ134を手で回動させることにより、固定用フラップ134の端部1344と段差部136との間に間隙が形成されたときに、ストラップ12を逆方向に引っ張って、長さを調節することができる。
その一方で、上述のヘルメット30は、タップ300の外面がヘルメット30の鍔32で妨げられることなく、ヘルメット30の底面まで延在する形状を有する。かかる形状によれば、第1及び第2の実施形態に係るバックル100,100aをヘルメット30の下側からタップ300内に挿入することができる。
しかし、図17に示すように、ヘルメット30aは、鍔32aがタップ300の外面よりも外方に延在する形状を有する場合、鍔32aの干渉により、ヘルメット30aの下側から、第1及び第2の実施形態に係るバックル100及び100aを挿入することが非常に困難となり得る。
上述のように、第1及び第2の実施形態に係るバックル100及び100aは、鍔32aの側部の幅が広く、タップ300よりも外側に延出する形状を有するヘルメット30aには使用しにくいため、本開示の第3の実施形態に係るバックル100bを上述のかかる問題に対処するために提案し、以下に説明する。
以下では、図13〜図16を参照して、本開示の第3の実施形態に係るバックルの詳細な構成について説明する。図13は、本開示の第3の実施形態に係るバックルを示す斜視図であり、図14は、図13のバックルを分解して示す分解斜視図であり、図15は、図13のバックルを示す側面図であり、図16は、図13のバックルの弾性突起部の動作を説明する図である。
図13〜図16を参照すると、第3の実施形態に係るバックル100bは、カプラ120がヘルメット30aのタップ300の上面からタップ300の内部空間に進入し、それによってヘルメット30aに連結することができるように構成されている。
具体的には、バックル100bは、円筒形の本体1000と、フック部110と、本体1000から突出するように形成されたカプラ120と、ストラップ12が接続されるストラップ接続部130とを備えている。また、タップ300は、フック部110とカプラ120との間に形成された分離空間128に挿入され、バックル100bをヘルメット30aに連結することができる。更に、本体1000には、その上面が開放された円形状の収容空間101が形成され、ストラップ接続部130は、ストラップ接続部130が収容空間101の中に収容され得るように、収容空間101内に収容可能な形状を有してもよい。
カプラ120は、本体1000に対して所定の角度で傾斜するように突出して形成され、本体1000の収容空間101の開放面とは反対側の面と共に外向きに湾曲したV字形の面を形成することができる。また、フック部110をカプラ120と略平行に突出するように形成して、分離空間128が本体1000に対して所定の角度で傾斜するように形成してもよい。
更に、カプラ120の中央部には貫通孔123が形成され、カプラ120には、貫通孔123の内部に収容された可撓性部材125を含むことができる。貫通孔123は、略四角形状に形成され、可撓性部材125は、貫通孔123の4つの内面のうちの1つから突出した形状を有してもよい。
更に、可撓性部材125の端部には、フック部110に向かって突出する加圧突起1252を形成することができる。したがって、図16に示すように、加圧突起1252を押す力が外側から印加された場合には、カプラ120に接続された部分を中心として可撓性部材125を回動させて、加圧突起1252を貫通孔123の中に収容することができる。
カプラ120の端部127には、フック部110と対向する面とは反対側を向いた面に段差面1272を形成してもよい。かかる段差面1272は、バックル100bがヘルメット30aのタップ300に挿入されたときにタップ300で掛止され、ヘルメット30aとバックル100bとの連結状態を保持する役割を果たす。本実施形態では、2段に形成されたカプラ120の端部127の段差面1272を一例として示したが、これは一例に過ぎず、段差面1272は、1段又は3段以上に形成してもよい。
ストラップ接続部130は、一般的に、収容空間101に対向する面から突出する連結用突起131を含む円筒状に構成することができる。連結用突起131の端部にはフランジが形成され、このフランジによって、ストラップ接続部130が収容空間101に収容されたときにストラップ接続部130が逃げないようにすることができる。また、連結用突起131を収容し得る連結孔103が、収容空間101の下面を貫通して形成される。したがって、ストラップ接続部130は、バックル100bの本体から分離されないで、収容空間101に収容されたときに回転可能に設けることができる。
ストラップ接続部130は、その上面の端部を形成する円の一部が除去された形状を有することができ、その結果、ストラップ接続部130が収容空間101に収容されたときに、収容空間101と連通するストラップ接続孔132を形成し得る。上述のように形成されたストラップ接続孔132を通して、ストラップ12の端部をストラップ接続部130に挿入することができる。
また、ストラップ接続部130の上面には第1のストラップ連結孔1322及び第2のストラップ連結孔1324を形成することができ、ストラップ接続部130の中央部には第1のストラップ連結孔1322を形成し、ストラップ接続孔132と反対側の部分に第2のストラップ連結孔1324を形成してもよい。更に、ストラップ接続孔132、第1のストラップ連結孔1322及び第2のストラップ連結孔1324の全ては、ストラップ接続部130の内部で互いに連通するように形成してもよい。
上述のように形成されたストラップ接続孔132、第1のストラップ連結孔1322、第2のストラップ連結孔1324の全てを通過するようにストラップ12を挿入することができ、それによって、ストラップ12をストラップ接続部130に接続することができる。
また、1つ以上のラビング突起133を、第1のストラップ連結孔1322と第2のストラップ連結孔1324との間に突出するように形成してもよく、ストラップ12は、ストラップ12の表面がラビング突起133に接触するときに生じる摩擦力によって、簡単にゆるみ得ない。
本実施形態に係る上述の構成を有するバックル100bの動作及び効果について、図17及び図18を参照して説明する。図17は、図13のバックルをヘルメットに連結した状態を示す斜視図であり、図18は、図13のバックルにストラップを接続した状態を示す断面図である。
図17及び図18を参照すると、本実施形態に係るバックル100bは、ヘルメット30aの上部側からタップ300の中に装着することができ、ここで、カプラ120はタップ300の内部空間に挿入され、それによって、カプラ120をタップ300に連結することができる。
かかるバックル100bは、図17に示すように、鍔32aがタップ300に対して外側に突出した形状を有するヘルメット30aに適用することができるし、また、図6に示すような、鍔32がタップ300に対して外側に突出しない形状を有するヘルメット30にも適用することができる。
具体的には、バックル100bのカプラ120がタップ300の上側からタップ300の中に進入すると、加圧突起1252はタップ300の内側壁に押し付けられ、したがって、可撓性部材125が回動して、加圧突起1252は、カプラ120の貫通孔123内に収容され得る。
かかる状態で、カプラ120がタップ300への進入を完了すると、カプラ120の端部127に形成された段差面1272がタップ300で掛止され、カプラ120が進入方向とは逆方向に離脱するのを防止して、タップ300に対するバックル100bの連結状態を保持することができる。ここで、加圧突起1252は、回動方向とは逆方向に向いた圧力をタップ300の内側面に絶えず印加することができ、このため、タップ300に対するバックル100bの連結状態を強固に保持することができる。
その一方で、マスク本体20に接続されたストラップ12はバックル100bのストラップ接続部130に接続されるが、より具体的には、ストラップ12の自由端がストラップ接続孔132に挿入され、続いて、その挿入された自由端は、更にまた第1ストラップ連結孔1322を貫通し、それによって、ストラップ接続部130の外側にはみ出ることになる。
上述のようにはみ出たストラップ接続部130は、第2のストラップ連結孔1324を通って収容空間101に再挿入され、第2のストラップ連結孔1324を貫通したストラップ12の自由端は、ストラップ接続孔132を再び貫通して、ストラップ接続部130の外側に脱出する。
上述のように、ストラップ接続孔132、第1のストラップ連結孔1322及び第2のストラップ連結孔1324を順次通過してそれらを脱出したストラップの自由端が強く引っ張られると、ストラップ12の一表面がラビング突起133によって掛止されるので、ストラップ12をストラップ接続部130に強固に接続することができる。
ストラップ12がストラップ接続部130に接続された状態で、バックル100bが上述したプロセスによりタップ300に挿入されると、マスク本体20及びヘルメット30aは、ストラップ12及びバックル100bを介して互いに接続することができ、このため、マスク本体20を着用者の顔に密着した状態を保持することができる。
また、ストラップ接続部130がバックル100bの本体1000に対して回転可能であるため、バックル100bがタップ300に連結されたときにストラップ接続部130が回転して、ストラップ12がマスク本体20に接続される位置に向いた方向に、ストラップ接続孔132を配置することができる。したがって、バックル100bがヘルメット30aに連結され、このために、バックル100bの位置が固定されても、ストラップ12の捩じれによる着用者の不快感は生じ得ない。
その一方で、着用者がヘルメット30aからバックル100bを離脱させたい場合には、カプラ120の端部127をタップ300の内側方向に手で押圧しながら、バックル100bをタップ300の上方向に押すことによって、バックル100bはヘルメット30aから離脱することになる。
以下に、本開示の実施形態を列挙する。
項目1は、ストラップを接続するためのバックルであり、このバックルは、一位置から延在するように構成されたカプラと、
ストラップ接続孔が形成されたストラップ接続部であって、マスク本体に接続されたストラップにストラップ接続孔が接続されているストラップ接続部と、一位置に接続されて、カプラに対向するように構成された面を含むフック部と、を備え、ヘルメットのタップ又はヘッドクレードルのタップが、それらの位置が固定されるように、カプラとフック部との間に収容される。
項目2は、ストラップを接続するためのバックルであり、このバックルは、ヘッドクレードルのタップに接続してヘッドクレードルをストラップに接続するように、又はヘルメットのタップに接続してヘルメットをストラップに接続するように設けられる。
項目3は、ストラップを接続するためのバックルであり、フック部は、カプラとフック部との間の空間の開口部を狭めるためにカプラに向かってカプラに面するように構成された面から突出するように形成されたフック突起を含む。
項目4は、ストラップを接続するためのバックルであり、フック突起は、フック部から突出する方向にフック突起の断面積が徐々に減少する形状に形成され、フック突起の内側壁は、フック部のカプラに対向するように構成された面に対して階段状であり、フック突起の外側壁は内側壁に対して傾斜している。
項目5は、ストラップを接続するためのバックルであり、フック部は、一位置から突出するように構成された突出湾曲部と、突出湾曲部から延出してカプラに対向するように構成された対向湾曲部と、対向湾曲部から延出するように構成された延出湾曲部と、を含み、フック突起は、対向湾曲部と延出湾曲部との間の接続位置で突出するように形成される。
項目6は、ストラップを接続するためのバックルであり、延出湾曲部の端部は、カプラに接近するように湾曲している。
項目7は、ストラップを接続するためのバックルであり、連結凹部が、カプラにおいて、その外端部から凹状に形成されている。
項目8は、ストラップを接続するためのバックルであり、カプラは、中央連結部材と、中央連結部材の両側に形成された側部連結部材と、を含み、連結凹部は、中央連結部材とその両側に形成された側部連結部材との間の境界を画定するように形成されている。
項目9は、ストラップを接続するためのバックルであり、ヘルメットのタップ又はヘッドクレードルのタップが、カプラとフック部との間に収容されているとき、ヘルメットのタップ又はヘッドクレードルのタップの端部が、フック部に形成されたフック突起で掛止された状態に保持される。
項目10は、ストラップを接続するためのバックルであり、カプラは、フック部に対向するように構成された面を含み、面の断面積が第1方向へ徐々に減少するように傾斜して形成される。
項目11は、ストラップを接続するためのバックルであり、ストラップ接続孔は、半円形に形成される。
項目12は、ストラップを接続するためのバックルであり、ストラップ接続部は、ストラップ接続孔の一方の側壁に接続される固定用フラップを含み、固定用フラップの端部が選択的に接触する段差部がストラップ接続孔の他方の側壁に突出するように形成される。
項目13は、ストラップを接続するためのバックルであり、ストラップ接続部は、段差部に凹状に形成された1つ以上のストラップ把持凹部を含み、固定用フラップは、1つ以上のストラップ把持凹部に対応する位置に段差部に対向するように構成された面から突出して形成されたストラップ把持突起を含む。
項目14は、ストラップを接続するためのバックルであり、ストラップ把持突起は、固定用フリップの段差部に対向するように構成された面に対して傾斜して形成される。
項目15は、ストラップを接続するためのバックルであり、カプラ、フック部及びストラップ接続部の各々は、第1方向に延出する仮想中心線に対して対称な形状を有する。
項目16は、ストラップを接続するためのバックルであり、円筒形の本体を更に備え、カプラとフック部とが本体から突出するように形成され、ストラップ接続部は、本体から独立した部材として設けられる。
項目17は、ストラップを接続するためのバックルであり、カプラは、本体に対して所定の角度で傾斜するように突出する形状に形成される。
項目18は、ストラップを接続するためのバックルであり、カプラは、カプラの中央に形成された貫通孔の内部に収容されて、貫通孔の複数の内側面のうちの一面から突出するように形成された可撓性部材と、可撓性部材の端部においてフック部に向かって突出するように構成された加圧突起とを含む。
項目19は、ストラップを接続するためのバックルであり、カプラの端部において、フック部に対向する面とは反対側を向いた面に段差面が形成され、カプラがヘルメットのタップ又はヘッドクレードルのタップの中に挿入されて連結されているとき、段差面が、ヘルメットのタップ又はヘッドクレードルのタップに掛止されて、ヘルメットとの連結状態が保持される。
項目20は、ストラップを接続するためのバックルであり、上面が開放された円形状の収容空間が本体に形成され、ストラップ接続部が収容空間の内部に回転可能に収容される。
項目21は、ストラップを接続するためのバックルであり、ストラップ接続部は、収容空間に対向する面から突出するように構成された連結用突起を含み、連結用突起が連結可能な連結孔が収容空間の下面に形成され、ストラップ接続部が収容空間に収容されているとき、連結用突起が連結孔に挿入された状態が保持される。
本開示のストラップを接続するためのバックル及びそれを含む呼吸マスクハーネスについて、いくつかの具体的な実施形態を参照して説明したが、これらの実施形態は単なる例示に過ぎず、本開示はこれに限定されるものではなく、実施形態は本明細書に開示される基本的な趣旨の全範囲を有することを理解されたい。また、本開示の範囲から逸脱することなく、当業者は、本明細書に開示された実施形態を組み合わせて置き換えることによって、本明細書で言及しない形状のパターンを実装することができる。上述に加えて、当業者は、本実施形態の説明に基づいて、本明細書に開示される実施形態を容易に変更又は修正することができ、かかる変更又は修正は、添付の特許請求の範囲によって画定される本開示の範囲内に含まれるべきものである。

Claims (21)

  1. ストラップを接続するためのバックルであって、
    一位置から延在するように構成されたカプラと、
    ストラップ接続孔が形成されたストラップ接続部であって、マスク本体に接続されたストラップに前記ストラップ接続孔が接続されているストラップ接続部と、
    前記一位置に接続されて、前記カプラに対向するように構成された面を含むフック部と、を備え、
    ヘルメットのタップ又はヘッドクレードルのタップが、それらの位置が固定されるように、前記カプラと前記フック部との間に収容される、バックル。
  2. ストラップを接続するための前記バックルは、前記ヘッドクレードルの前記タップに接続して前記ヘッドクレードルを前記ストラップに接続するように、又は前記ヘルメットの前記タップに接続して前記ヘルメットを前記ストラップに接続するように設けられる、請求項1に記載のバックル。
  3. 前記フック部は、前記カプラと前記フック部との間の空間の開口部を狭めるために、前記カプラに向かって前記カプラに面するように構成された前記面から突出するように形成されたフック突起を含む、請求項2に記載のバックル。
  4. 前記フック突起は、前記フック部から突出する方向に前記フック突起の断面積が徐々に減少する形状に形成され、前記フック突起の内側壁は、前記フック部の前記カプラに対向するように構成された前記面に対して階段状であり、前記フック突起の外側壁は前記内側壁に対して傾斜している、請求項3に記載のバックル。
  5. 前記フック部は、
    前記一位置から突出するように構成された突出湾曲部と、
    前記突出湾曲部から延出して前記カプラに対向するように構成された対向湾曲部と、
    前記対向湾曲部から延出するように構成された延出湾曲部と、を含み、
    前記フック突起は、前記対向湾曲部と前記延出湾曲部との間の接続位置で突出するように形成される、請求項3に記載のバックル。
  6. 前記延出湾曲部の端部は、前記カプラに接近するように湾曲している、請求項5に記載のバックル。
  7. 連結凹部が、前記カプラにおいて、その外端部から凹状に形成されている、請求項1に記載のバックル。
  8. 前記カプラは、
    中央連結部材と、
    前記中央連結部材の両側に形成された側部連結部材と、を含み、
    前記連結凹部は、前記中央連結部材とその両側に形成された前記側部連結部材との間の境界を画定するように形成されている、請求項7に記載のバックル。
  9. 前記ヘルメットの前記タップ又は前記ヘッドクレードルの前記タップが、前記カプラと前記フック部との間に収容されているとき、前記ヘルメットの前記タップ又は前記ヘッドクレードルの前記タップの端部が、前記フック部に形成されたフック突起で掛止された状態に保持される、請求項8に記載のバックル。
  10. 前記カプラは、前記フック部に対向するように構成された面を含み、前記面の断面積が第1方向へ徐々に減少するように傾斜して形成される、請求項7に記載のバックル。
  11. 前記ストラップ接続孔は、半円形に形成される、請求項1に記載のバックル。
  12. 前記ストラップ接続部は、
    前記ストラップ接続孔の一方の側壁に接続される固定用フラップを含み、
    前記固定用フラップの端部が選択的に接触する段差部が、前記ストラップ接続孔の他方の側壁に突出するように形成される、請求項1に記載のバックル。
  13. 前記ストラップ接続部は、前記段差部に凹状に形成された1つ以上のストラップ把持凹部を含み、
    前記固定用フラップは、前記1つ以上のストラップ把持凹部に対応する位置に前記段差部に対向するように構成された面から突出して形成されたストラップ把持突起を含む、請求項12に記載のバックル。
  14. 前記ストラップ把持突起は、前記固定用フリップの前記段差部に対向するように構成された面に対して傾斜して形成される、請求項13に記載のバックル。
  15. 前記カプラ、前記フック部及び前記ストラップ接続部の各々は、前記第1方向に延出する仮想中心線に対して対称な形状を有する、請求項1〜14のいずれか一項に記載のバックル。
  16. 円筒形の本体を更に備え、
    前記カプラと前記フック部とが前記本体から突出するように形成され、前記ストラップ接続部は、前記本体から独立した部材として設けられる、請求項1に記載のバックル。
  17. 前記カプラは、前記本体に対して所定の角度で傾斜するように突出する形状に形成される、請求項16に記載のバックル。
  18. 前記カプラは、
    前記カプラの中央に形成された貫通孔の内部に収容されて前記貫通孔の複数の内側面のうちの一面から突出するように形成された可撓性部材と、
    前記可撓性部材の端部において前記フック部に向かって突出するように構成された加圧突起とを含む、請求項16に記載のバックル。
  19. 前記カプラの端部において、前記フック部に対向する面とは反対側を向いた面に段差面が形成され、前記カプラが前記ヘルメットの前記タップ又は前記ヘッドクレードルの前記タップの中に挿入されて連結されているとき、前記段差面が、前記ヘルメットの前記タップ又は前記ヘッドクレードルの前記タップに掛止されて、前記ヘルメットとの連結状態が保持される、請求項16に記載のバックル。
  20. 上面が開放された円形状の収容空間が前記本体に形成され、前記ストラップ接続部が前記収容空間の内部に回転可能に収容される、請求項16に記載のバックル。
  21. 前記ストラップ接続部は、
    前記収容空間に対向する面から突出するように構成された連結用突起を含み、
    前記連結用突起が連結可能な連結孔が前記収容空間の下面に形成され、前記ストラップ接続部が前記収容空間に収容されているとき、前記連結用突起が前記連結孔に挿入された状態が保持される、請求項20に記載のバックル。
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