JP2018525785A - 照明制御 - Google Patents

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Abstract

照明システムは、環境を照明するための1つ以上の照明器具を有し、各照明器具は、コンフィギュラブルな照明を発するよう制御可能な少なくとも1つのランプを有する。コンフィギュレーションデータのセット(20')が、メモリから取り出され、コンフィギュレーションデータのセットは、照明システム内の1つ以上のランプのグループに関し、コンフィギュレーションデータのセットは、ランプのグループによってレンダリングするための初期照明シーンを規定する。照明システム内の少なくとも1つのランプが初期照明シーンを破壊するであろう照明を発しているのが検出され、破壊的な照明の少なくとも1つの特性が決定される。コンフィギュレーションデータのセットは、破壊的な照明を担うため、決定された特性に基づいて修正される。グループの1つ以上のランプが、修正されたセットにより規定される修正された照明シーンをレンダリングするため、制御インタフェースを介して、制御される。

Description

本発明は、それぞれが少なくとも1つのランプを有する1つ以上の照明器具を有する照明システムを制御することに関し、とりわけ、照明シーンをレンダリングするためランプのグループを制御することに関する。
近年、LEDベースの照明ソリューションが開発されている。これらは、従来の照明(例えば、白熱灯、CFL)技術を上回る追加のフィーチャを提供することができる。これらは、とりわけ、(例えば、ウォームホワイトからクールホワイトに)色温度を調整する可能性及び/又は広い色域を作る可能性を含む。例えば、Philips Hueの製品ファミリは、2200K〜6500Kの温度調整と約1600万の可能な色の組み合わせとの両オプションを可能にしている。
この開発の主な要因の1つは、顧客に、照明の一般的な使用(一定の輝度又は調光可能な輝度)を超え、これらのランプをいわゆるムード設定のため使用できるようにする(例えば、ある部屋の照明を特定の装飾に合うようにする、色の組み合わせを使用してあるエリアをハイライトし他のエリアを隠す、暖かい感情を高める、ユーザの集中力やエネルギを高める等々)ことにある。
環境を照明するための照明システムは、典型的には、1つ以上の照明器具を有し、照明器具の各々は、コンフィギュラブルな照明を環境に発するLEDランプ等の1つ以上のランプを有する。照明器具が複数のランプを有する場合、これらは、場合によっては、少なくともある程度個別に制御可能であってもよい。照明器具を介してランプを制御するために、これらは、ブリッジ(例えば、照明ブリッジ又はホームオートメーションサーバ)等の制御機構に(例えば、無線又は有線手段によって)接続され、斯くして、ネットワークノードが例えばランプ若しくはランプのセット及び/又は照明器具若しくは照明器具のセットである照明ネットワークを形成する。ネットワークは、ブリッジが全てのノードと直接通信するスタートポロジ、ノードが制御信号を他のノードからブリッジに/ブリッジから他のノードに中継するメッシュトポロジ、又は例えばスター状及びメッシュ状の接続の組み合わせに基づく、任意の他の適当なトポロジを含んでもよい。ネットワークは、専用コントローラ、ルータ、スイッチ等の他のタイプのノードを含んでもよい。
ムード設定は、現代の照明システムにおける重要な要素であり、"シーン"を照明することによって達成されることができる。各シーンは、そのシーンに属するランプのグループのための対応するコンフィギュレーションデータのセット(シーンデータセット)によって規定される、すなわち、シーン毎にデータセットが関連する。ランプは、1つの照明器具のものであってもよく、複数の照明器具に散在してもよい。シーンデータセットは、どのランプがそれに属するかについての情報を含み、これらランプのための1つ以上の照明設定、例えば、各ランプが設定されるカラーポイント及び/又は輝度等の色設定及び/又は輝度設定を規定する。シーンデータセットの設定は、グローバル(グループ内の全てのランプに適用)、個別(グループ内の単一のランプにのみ適用)又はその間のどこか(ランプのサブセットに適用)であってもよい。ユーザは、表したいあり得るムード(又は他の雰囲気作成シナリオ)の各々に対して構成される複数のシーンを持ち、所望に応じてこれらの中から選択することができる。
技術的な観点から、これは、ランプの照明能力だけでなく、ユーザからの入力に従ってランプを制御することができ、内的に有線(例えばDMX、DALI)又は無線(例えばZigBee)メカニズムを用いて通信するスマートシステムによっても可能になる。このため、ユーザは、最小限の努力で、所望のコンフィギュレーション又はシーンリコール(scene recall)を全ての関与する要素に転送することができる。これは、当技術分野では"コネクテッドライティング(connected lighting)"と呼ばれる。
コネクテッドライティングの課題は、照明ネットワークに属し、斯くして、シーンの一部であるかもしれないデバイスが、到達不能(unreachable)になり得ることである。これは、例えば、これらデバイスが範囲外にある場合、これらデバイスが給電されていない場合、又は内部機能不全(internal malfunction)に起因して、これらデバイスが通信できない若しくはコマンドに応じて動作できない場合に起こり得る。
範囲外のデバイスに通信することはできず、その結果、該デバイスは、ユーザからの入力に基づいて自身の最後の状態を変更しないであろう。これは、例えば、以下によって引き起こされ得る。
− 無線システム内のクリティカルノード間の範囲を変える何らかの一時的な影響。例えば、ネットワーク内の瞬時トラフィックの増加や、RF信号を正しく伝搬できなくする何らかのオブジェクトがデバイス間に置かれる等。
− デバイス(例えば携帯用ランプ)が最後の場所から移動され、その最後の場所がRF通信に適していない又は最も近いデバイスから離れすぎている。
− ノードのサブグループにメッセージを中継する鍵となるネットワーク内のノードが到達不能であり、サブグループ自体に特段の問題はないが、該鍵となるノードの到達不能性が、2つの分断されたセクションに該ネットワークを分ける。
給電されていないデバイスの場合、これは、該デバイスが取り外された又は破壊されたため、該デバイスが必要とする電源接続が解除されたため(例えば、ワイヤレスランプのための壁スイッチがオフにされている)、又は該デバイスの内部バッテリ電源が(バッテリ駆動ランプのため)使い果たされたためにあり得る。
場合によっては、ランプが範囲内にあり給電されていても到達不能に見えることがあり得る。これは、デバイスの通信機能を一時的又は永続的に無効にし、斯くして、照明設定を変更することができないデバイスの内部機能不全によることがあり得る。例えば、内部ソフトウェアをエラー(すなわち、"バグ")で更新したランプは、無線の観点から依然として範囲内にあり、主電源又はバッテリのいずれかによって給電されるが、ソフトウェアリセットの無限ループに入り、そこから出ることができず、斯くして、ネットワークから入ってくる全てのコマンドを無視することがあり得る。
いくつかの既存のタイプのブリッジは、既知のノードの可用性ステータスを取得するためのメカニズムを含み、斯くして、デバイスの到達不能性についてユーザに知らせることができる。
国際特許出願公開第2009/060369 A2号は、照明システムを用いた照明シーンの自動レンダリング、とりわけ、レンダリングの制御に関する。この発明の基本的な考え方は、レンダリングされた照明シーンのエイリアン光源又は動的摂動事象等の干渉を自動的に補償することにより照明シーンのレンダリングを改善することである。この発明の実施形態は、照明システムを用いて照明シーンを自動的にレンダリングするための照明制御システムであって、干渉の発生についてレンダリングされた照明シーンを監視し、干渉の監視された発生が補償されるように照明システムを自動的にリコンフィギュレーションするよう構成される照明制御システムを提供する。結果として、この発明は、例えば、欠陥のある光源又はエイリアン光源によって引き起こされる、動的な外乱又は予期せぬ事象が、意図された照明シーンのレンダリングを歪めるのを防止することを可能にする。
米国特許出願公開第US 2012/0068608 A1号は、少なくとも1つのセンサから受信したセンサデータに基づいて照明器具を位置付ける照明器具を自動コミッショニングするためのシステムに関する。照明器具を目標位置にフォーカスさせるために、システムは、照明器具の位置を変え、光センサが受ける光レベルが所定の光レベルに達する照明器具の位置を決定することができる。システムは、目標位置で光センサが受ける光の色が、色又は強度等の目標光特性と一致するように、照明器具によって放射される光の光特性を調整することができる。システムは、複数の目標位置に対するフォーカス位置及び光特性を決定することができる。システムは、複数の照明器具を自動コミッショニングすることができる。
本発明の第1の態様によれば、照明制御装置は、制御インタフェース、メモリ、シーンコントローラ、ディテクタ及びシーンモディファイアを有する。制御インタフェースは、環境を照明するための1つ以上の照明器具を有する照明システムに接続するよう構成され、各照明器具は、(例えば、コンフィギュラブルな輝度及び/又はコンフィギュラブルなカラーポイントを持つ)コンフィギュラブルな照明を発するよう制御可能な少なくとも1つのランプを有する。メモリは、照明システム内の1つ以上のランプのグループに関する少なくとも1つのコンフィギュレーションデータのセットを格納するよう構成され、コンフィギュレーションデータのセットは、ランプのグループによってレンダリングするための初期照明シーン(initial lighting scene)を規定する。シーンコントローラは、照明シーンをレンダリングするため、制御インタフェースを介して、ランプのグループを制御するためのものである。ディテクタは、照明システム内の少なくとも1つのランプが初期照明シーンを破壊するであろう(would disrupt)照明を発しているのを検出し、破壊的な照明(disruptive illumination)の少なくとも1つの特性を決定するよう構成される。シーンモディファイアは、破壊的な照明を担う(account for)ため、決定された特性に基づいてコンフィギュレーションデータのセットを修正するよう構成される。シーンコントローラは、修正されたセットにより規定される修正された照明シーンをレンダリングするため、制御インタフェースを介して、グループの1つ以上のランプを制御するよう構成される。グループを制御することは、上記少なくとも1つのランプ以外のランプの照明を調整することを含む。
有利なことに、シーンモディファイアは、グループ(又は依然として制御可能であるグループ内の少なくともいずれかのランプ(以下を参照))が、修正されたシーンをレンダリングする場合に、意図された全体照明(overall illumination)に少なくともほぼ合致する環境の全体照明、すなわち、(全体的な)グループが、意図されたように、破壊的な照明のない(未修正の)初期シーンをレンダリングすることが可能であった場合に提供されたであろう環境の全体照明を提供するように初期シーンを修正することができる。
ここで、合致(matching)とは、環境内のユーザの観点から、知覚される全体照明の破壊(disruption)に起因する変化が、最小限になるような、又は、修正なしに知覚されたであろう全体的な変化に対して少なくとも低減されるような知覚的な合致(perceptual matching)を意味する。例えば、変更は、修正されたシーンによって生成される雰囲気ができるだけ元のものに近いようなものであってもよい。例えば、特定のシーンの全体的な雰囲気を作り出すために重要な1つの重要なライトに到達できない場合がある。この場合、他のランプが元の雰囲気に可能な限り近づくよう試行し合致するよう調整される。目的は、元のシーンの意図されたユーザエクスペリエンスに可能な限り近いユーザエクスペリエンスを提供することにある。
ある実施形態において、グループは、照明システム内の2つ以上のランプから構成される。この場合、少なくとも1つのランプは、コンフィギュレーションデータが関連するグループの一部、すなわち、初期シーンに属するグループの一部であってもよい。少なくとも1つのランプは、ある時点でシーンコントローラによって制御不能になる可能性がある。例えば、シーンコントローラは、ランプと一時的に通信することができなくなる可能性がある、又はシーンコントローラをオーバーライドする(override)設定が手動又は自動的に適用される可能性がある。この場合、シーンコントローラは、その全体が制御可能であった場合にグループ全体が提供したであろう意図された全体照明に少なくともほぼ合致する環境の全体照明を提供するようにグループ内の残りのランプのうちの1つ以上を制御してもよい。
「制御不能な照明(uncontrollable illumination)」は、シーンコントローラ、すなわち、特に格納されたコンフィギュレーションデータのセットに基づいてランプを制御する構成要素が制御できない照明を意味する。ある実施形態において、制御不能な照明は、何らかの他の手段によって依然として制御可能であってもよく、場合によっては、照明制御装置自体の何らかの他の構成要素、例えば、手動又は自動的であってもよい、内部オーバーライドメカニズム等によって依然として制御可能であってもよい。
以下では、内部オーバーライドメカニズム及びシーンコントローラが、照明制御装置のプロセッサ上で実行されるソフトウェアコードによって実現される、ソフトウェアインプリメンテーションが述べられる。この例では、少なくとも1つの照明器具の照明が、シーンコントローラがソフトウェアのオーバーライドメカニズムを実現している何らかの他の部分によってオーバーライドされているため、該ソフトウェアのシーンコントローラを実現する部分によって制御できない場合がある。
他の実施形態において、少なくとも1つのランプは、コンフィギュレーションデータのセットが関連するグループの一部ではない、例えば、当該シーンと干渉するであろう、同じ環境内の異なるシーンを規定する異なるコンフィギュレーションデータのセットに基づいて制御される何らかの他のグループの一部である場合がある。一例として、グループは、ユーザによって1つのシーンが選択される環境内のテーブルを中心とするランプのグループであってもよく、少なくとも1つの照明器具は、例えば、TV関連コンテンツに追従する照明効果を作成するために異なるシーンが個別に選択された、家庭用娯楽システムの異なる照明グループの一部である場合がある。
コンフィギュレーションデータのセットは、グループ内のランプの色特性及び/又は輝度特性等の1つ以上の照明特性を規定してもよい。例えば、セット内の照明パラメータは、パラメータの変化が、当該照明器具の照明しか変えないような、グループ内の単一のランプ若しくはより一般的にはグループ内のランプのサブセットについての照明特性を規定してもよく、又はパラメータの変化が、グループ内の全てのランプの照明を変えるような、グループ内の全てのランプについての照明特性を規定してもよい。グループ内のランプは、単一の照明器具のランプであってもよく、複数の照明器具の間で分割されてもよい。
グループが照明システム内の2つ以上のランプからなるグループであり、少なくとも1つのランプがグループの一部である実施形態において、ディテクタは、少なくとも1つの照明器具がシーンコントローラにより制御できない照明を発しているのを検出することにより前記検出を実行し、修正された照明シーンをレンダリングするためグループ内の1つ以上の残りのランプを制御するよう構成されてもよい。
例えば、ディテクタは、少なくとも1つの照明器具に到達できないようになっていることを制御インタフェースを介して検出することにより前記検出を実行し、メモリ内の該少なくとも1つの照明器具の最新の既知の(最後に知られた)照明設定(last-known illumination setting)にアクセスすることにより前記決定を実行するよう構成されてもよい。
他の例において、ディテクタは、シーンコントローラをオーバーライドするため少なくとも1つの照明器具に適用される照明設定の指示(indication)をオーバーライドメカニズムから受けることにより前記検出を実行するよう構成され、前記決定は、受けた指示に基づいてもよい。
照明制御装置は、オーバーライドメカニズムを含んでもよい。例えば、照明制御装置は、ユーザインタフェースを有してもよく、オーバーライドメカニズムは、ユーザインタフェースを介して使用可能な手動オーバーライドメカニズムであってもよい。代替的に、オーバーライドメカニズムは、照明制御装置の外部にあってもよく、指示は、制御インタフェースを介して受けてもよい。
少なくとも1つのランプがグループの一部ではない実施形態において、メモリは、該少なくとも1つのランプに関する他のコンフィギュレーションデータのセットを保持するよう構成され、該他のコンフィギュレーションデータのセットは、該少なくとも1つのランプによりレンダリングするための他の照明シーンを規定してもよい。この場合、シーンコントローラは、該他の照明シーンをレンダリングするため該少なくとも1つのランプを制御し、これによって、該少なくとも1つのランプが破壊的な照明を発するよう構成される場合がある。
照明制御装置は、ユーザが、ユーザインタフェースを介して、メモリ内にコンフィギュレーションデータのセットを作成することを可能にするよう構成されるシーンクリエータを有してもよい。
決定された特性は、制御不能である照明の輝度及び/又は色特性を含んでもよく、コンフィギュレーションデータのセットは、当該グループ内の少なくとも1つの他のランプの照明の輝度及び/又は色特性を変えるよう修正されてもよい。例えば、色特性は、照明の色調及び/又は色温度を含んでもよい。
決定された照明特性は、制御不能である照明の色特性及び輝度の両方を含んでもよく、 コンフィギュレーションデータのセットは、当該グループ内の少なくとも第1の他のランプの照明の色特性並びに当該グループ内の該第1の他のランプ及び少なくとも第2の他のランプの照明の輝度を変えるよう修正されてもよい。
コンフィギュレーションデータのセットは、少なくとも他のランプによりレンダリングされるべき時間的に変化する効果(time-varying effect)を規定してもよく、前記修正は、破壊的な照明を担うため該時間的に変化する効果を修正することを含んでもよい。
コンフィギュレーションデータのセットは、メモリ内に該セットの別個の修正されたバージョンを生成することにより修正され、斯くして、初期シーンを規定する前記セットは、未修正の形態でメモリ内に維持されてもよい。
ディテクタは、少なくとも1つの照明器具が破壊的な照明を発しなくなるのを検出するよう構成されてもよく、シーンコントローラは、この検出に応じて、未修正のコンフィギュレーションデータのセットにアクセスし、初期照明シーンをレンダリングするため当該グループを制御するよう構成されてもよい。
シーンモディファイアは、コンフィギュレーションデータのセットのタイプを決定するよう構成されてもよく、前記修正は、決定されたタイプに基づいてもよい。
本発明の第2の態様は、環境を照明するための1つ以上の照明器具を有する照明システムを制御する方法であって、各照明器具は、コンフィギュラブルな照明を発するよう制御可能な少なくとも1つのランプを有し、当該方法は、照明システム内の1つ以上のランプのグループに関するコンフィギュレーションデータのセットをメモリから取り出すステップであって、コンフィギュレーションデータのセットは、ランプのグループによってレンダリングするための初期照明シーンを規定する、ステップ、照明システム内の少なくとも1つのランプが初期照明シーンを破壊するであろう照明を発しているのを検出するステップ、破壊的な照明の少なくとも1つの特性を決定するステップ、破壊的な照明を担うため、決定された特性に基づいてコンフィギュレーションデータのセットを修正するステップ、及び、修正されたセットにより規定される修正された照明シーンをレンダリングするため、制御インタフェースを介して、グループの1つ以上のランプを制御するステップを有し、グループを制御することは、前記少なくとも1つのランプ以外のランプの照明を調整することを含む、方法を対象とする。
ある実施形態において、方法は、本願明細書に開示される任意の照明制御装置の機能を実現してもよい。
本発明の第3の態様は、コンピュータ可読記憶媒体に格納される実行可能コードを含むコンピュータプログラムであって、実行された場合、本願明細書に開示される照明制御装置の機能又は方法を実施するよう構成されるコンピュータプログラムを対象とする。
本発明の理解を助け、実施形態がどのように実施されるかを示すために、例として添付の図面を参照する。
照明システムの概略図である。 照明器具の概略的なブロック図である。 ユーザデバイスの形態の第1の例示的な照明制御装置の概略的なブロック図である。 ブリッジの形態の第2の例示的な照明制御装置の概略的なブロック図である。 照明制御装置のソフトウェアモジュールを示す。 照明制御アルゴリズムに関するフローチャートである。
本発明のいくつかの実施形態は、制御された照明システムの照明ネットワーク内の1つ以上の欠落した(missing)、又は制御不能なネットワーク要素(例えば、ランプ、照明器具、制御又はリレーコンポーネント等)に基づくシーン及び雰囲気の適用(adaptation)を提供し、これにより、1つ以上のランプは、それらが利用できなくなった場合に設定されていた何らかの光出力モードで"スタック(stuck)"してしまう。
他の実施形態は、ネットワーク要素それ自体は制御不能ではないが、それにもかかわらず、該ネットワーク要素が、例えばユーザがシステムに相反する照明条件、すなわち、ある程度互換性がない照明条件を課したため破壊的である、斯かる適用を提供する。
システムが、ノード到達可能性の知識に基づいて、既知の照明コンフィギュレーションを訂正及び更新し、予想されるものにできるだけ近く類似した(周囲環境の作成(ambiance creation)又は他のファクタの観点での)エクスペリエンスをユーザに提供することができる、種々のメカニズムが提供される。これにより、たとえノードが到達不能であったり、破壊的であったりしても、全体的なユーザエクスペリエンスは影響を受けず、又は少なくともその悪影響は可能な限り軽減される。
以下では、ランプのグループに属している又は影響を及ぼすネットワーク要素が誤動作しているか又は存在していないことを検出し、この検出の結果として、ユーザによってこのグループに対して一般に呼び出される(recalled)設定を適応又は調整することを含む照明制御方法が述べられる。これにより、どのようにしてシーンや全体的な雰囲気が、システムの堅牢性を高め、(知覚される)影響を制限するように達成されるかという観点で、最適化されたユーザエクスペリエンスが提供される。
複数のデバイス又はノードがネットワークの一部であり、ユーザがリストから選択できる既知の状態を確立する目的で、これらデバイス又はノードのそれぞれ又は全てについて特定のコンフィギュレーションを割り当て及び呼び出すことが可能である、無線照明システムが提供される。このシステムは、ネットワークに属する全てのノードの到達可能性の状態(到達可能又は到達不能)が確立され得るメカニズムを含む。
ネットワーク内のデバイスのコンフィギュレーションオプションのセットが提供され、該コンフィギュレーションオプションのセットにより、異なるパラメータが、これらデバイスに対して個別に設定されることができ、修正及び読み出されることができる。1つ以上の制御メカニズムがまた、ユーザが異なるコンフィギュレーションオプションを編集、保存及び選択するために提供される。
既知のデバイスのリスト、これらデバイスの使用可能なパラメータ、これらデバイスの使用されているパラメータ、及びこれらデバイスの到達可能性の状態に基づいて、提供される積分効果(integral effect)が、予め決定されたコンフィギュレーションオプションのセットに類似するようにこれらパラメータを更新、改善又は訂正することができる、アルゴリズムのセットが提供される。
実施形態は、通信が、ブリッジとして知られる主制御デバイスを介してZigBee無線プロトコルを使用して行われる、システムアーキテクチャの文脈で述べられる。例えば、Philips Hueファミリ製品はこのアーキテクチャに基づく。これは例示的なものであり、主題は他のタイプのアーキテクチャ(下記参照)にも適用されることができる。例えば、照明システム内の通信は、Bluetooth(登録商標)、Wi-Fi等に基づいてもよい。
図1は、開示された技術が実施され得る照明システムの一例を示す。このシステムは、環境2に設置され、該環境2を照明するために光を放射するよう構成される1つ以上の照明器具4を備える。環境2は、1つ以上の部屋及び/若しくは廊下等の屋内空間、公園若しくは庭等の屋外空間、スタジアム若しくは展望台等の部分的に覆われた空間、車内等の任意の他の空間、又はこれらの任意の組み合わせであってもよい。照明器具4の各々は、LEDベースのランプ、ガス放電ランプ又はフィラメント電球等の少なくとも1つの対応するランプと、任意の関連するハウジング又は支持体とを有する。照明器具4の各々は、天井若しくは壁に取り付けられた照明器具、自立式の照明器具、ウォールウォッシャ、家具の表面若しくは家具に組み込まれた照明器具等のわずかに従来とは異なる形態、又は環境2を照明するように環境2内に照明を照射する任意の他のタイプの照明デバイス等の任意の適当な形態をとってもよい。
照明システムを制御するために、ユーザデバイス6が、ユーザ8によって操作される。例えば、ユーザデバイス6は、スマートフォン、タブレット若しくはラップトップ等のモバイルユーザデバイス、又は照明システム用の専用遠隔制御ユニットの形態を取ってもよい。代替的に、ユーザデバイス6は、デスクトップコンピュータ又はウォールパネル等の非モバイル端末であってもよい。ユーザデバイス6は、主電源供給若しくはバッテリ電源供給されることができ、又はそのエネルギーを供給するためにエネルギハーベスティング技術を用いることができる。ユーザデバイス6は、照明システム内の1つ以上の照明器具4によって放射される照明を制御することができるよう構成される。これは、照明の色、及び場合によっては、照明における全体的な強度又は動的(時変)効果等の1つ以上の他の特性を制御できることを少なくとも含む。ユーザデバイス6は、環境2内に存在する必要はない(ただし、その可能性は除外されない)。
図2は、照明器具4の一つを示す。照明器具4は、それぞれが照明を放射するよう構成される1つ以上の制御可能なランプ5を有する。照明器具4によって放射される照明は、そのランプによって放射される集合照明(aggregate illumination)である。3つのランプ5a、5b、5cが図2に示されているが、これは純粋に例示的なものである。制御可能なランプ5は、放射される照明の少なくとも1つの照明特性(例えば、色特性、輝度特性)を変えるように制御可能である。所与の照明器具4が複数の制御可能なランプ5を有する場合、これらの照明特性は、完全に独立して制御可能であってもよい。すなわち、この例では、ランプ5aの照明特性はランプ5b、5cとは独立して制御可能であり、ランプ5bはランプ5a、5cとは独立して制御可能であり、ランプ5cはランプ5a、5bとは独立して制御可能である。代替的に、これらの照明特性は、該照明特性が全てのランプ5について一緒にしか変更できないように、互いに独立して制御可能でなくてもよく、又は、例えば、ランプ5b、5cとは独立してランプ5aを制御できるが、ランプ5b、5cは一緒にしか制御できないように、部分的に独立してもよい。異なる照明特性は、異なるレベルの独立性を持ってもよい。例えば、あるタイプの特性は、完全に又は部分的に独立して制御可能であり、別のタイプの特性は、独立して制御可能ではないか、部分的に独立してはいるが、別個のやり方であってもよい。
ユーザデバイス6が照明を制御することを可能にするため、例えば以下のようなオプションがある。
図3Aは、一例におけるユーザデバイス6をより詳細に示す。ユーザデバイス6は、(1つ以上の処理ユニットを有する)プロセッサ11、プロセッサ11に接続された(1つ以上の記憶デバイスを有する)メモリ16、及び照明システムと通信するための通信インタフェース14の形態の制御インタフェースを有する。メモリ16は、プロセッサ11上での実行のために照明制御コード22を保持する。プロセッサ11は、インタフェース14を介して、システムの1つ以上の照明器具4のうちの1つ以上によって放射される照明の述べられた制御を実行するため通信インタフェースに動作可能に結合される。通信インタフェース14は、Wi-Fi、ZigBee又はBluetooth(登録商標)インタフェース等の無線送信機又は送受信機を有してもよく、イーサネット(登録商標)、DMX、又はDALIインタフェース等の有線接続を有してもよい。メモリ16は、複数の異なるタイプのメモリから形成されることができる。例えば、照明制御コード22は、シーン変数(scene variable)と異なるタイプのメモリ(場合によってはプロセッサ11の一部である)に格納されることができる。
ユーザデバイス6はまた、制御システム12に動作可能に結合されるユーザインタフェース(UI)18を有する。あるシステムにおいて、ユーザインタフェースは、画面の形態のディスプレイ及びユーザからの入力を受けるための手段を有する。例えば、ユーザインタフェース18は、マウス、トラックパッド又はトラッカーボール等を有するポイントアンドクリックユーザインタフェース又はタッチスクリーンを有してもよい。代替的又は追加的に、ユーザインタフェースは、照明システムを制御するための専用の制御パネルを有してもよい。例えば、ユーザデバイスは、例えば、1つ以上のボタン、スライダスイッチ及び/又は専用コントロールパネルのダイヤルを用いて、ユーザ2によって操作可能な専用の制御ユニット(有線又は無線)の形態であってもよい。専用制御ユニットの例には、リモコン、壁取付け型スイッチ等が含まれる。
図3Aの例において、シーン処理は、ユーザデバイス6によって実行される。
図3Bは、シーン処理の少なくともいくつかが(時にはブリッジとして知られる)中央制御モジュール10によって実行される、好ましい代替例を示す。この場合、プロセッサ11、メモリ16及び制御インタフェース14はブリッジ10の一部を形成する。この例において、ユーザデバイス6のユーザインタフェース18は、ブリッジ10によるシーン処理を制御するために用いられる。ユーザデバイス6は、例えば、この文脈では、リモートコントロール、タブレット、電話等であってもよい。
図4は、該当する場合はブリッジ10又はユーザデバイス6のプロセッサ11上でコード22を実行することによって実現される制御システム12を示す機能ブロック図である。より一般的には、制御システムは、システム10内の複数のデバイスに分散させることができ、例えば、その一部はユーザデバイス6に実現され、他の部分はブリッジ10に実現されることができる。
制御システム12は、シーンコントローラ30、ディテクタ32、シーンモディファイア34、シーンクリエータ36及び(内部)オーバーライドメカニズム38を有する。機能モジュールは、ソフトウェアモジュールであり、すなわち、各モジュールは、プロセッサ11上でコード22の対応する部分を実行することによって実現される機能(functionality)を表す。
制御システム12、とりわけ、シーンコントローラ30及びオーバーライドメカニズム38の各々は、例えば、照明の選択された色をレンダリングするため又は照明の選択された輝度を提供するため、UIを介して受ける入力に基づいて、ランプ5の色及び/又は輝度等の照明特性を制御するよう構成される。この制御は、制御インタフェース14を介して行われる。
照明システムによって放射される照明の制御において、制御システム12は、ユーザデバイス6上で実現される場合、インタフェース14を使用して、制御される1つ以上の照明器具4の個々の照明器具に照明制御リクエストを通信し、これら照明器具を個別に制御してもよい。代替的に、制御システム12は、ユーザデバイス6上で実現される場合、インタフェース14を用いて照明制御リクエストをブリッジ10に通信し、ブリッジ10が、照明制御リクエストを処理して、それに応じて1つ以上の関連する照明器具4を制御してもよい。制御システム12がブリッジ10で実現される場合、制御システム12の動作は、ユーザデバイス6からリクエストを送ることによって制御される。
中央制御モジュール10は、環境2に設置された専用の制御ユニット、例えば、壁に取り付けられた制御ユニットに実現されてもよい。または、中央制御モジュール10は、該環境内(例えば、同じビルディング)及び/又は離れた場所のオフサイトのいずれかの、1つ以上のサイトにおいて1つ以上のサーバユニットを有するサーバ上に実現されてもよい。
いずれにしても、リクエストは無条件に行われてもよく、1つ以上の条件が制御モジュール10又は照明装置4によって適用されてもよい。例えば、中央制御モジュール10を介して制御が行われる場合、中央制御モジュール10は、制御を許可する前に、ユーザデバイス6又はそのユーザ8の身元を確認するよう構成されてもよく、及び/又は、制御を許可する前に、ユーザデバイス6又はそのユーザ8が、(例えば、屋内測位ネットワーク又は存在感知システムに基づいて)ある空間的又は地理的領域内に見つかることを確認する、例えば、ユーザデバイス6又はそのユーザ8が、制御されている照明4と同じ環境(例えば、同じ部屋又はビルディング)内に位置していることを確認するよう構成されてもよい。
無線インタフェース14の場合、通信は、例えば、無線アクセス技術としてZigBee又はBluetooth(登録商標)を使用して、各照明器具4又は中央制御モジュール10上の対応する受信機又は送受信機と直接行われてもよく、 無線アクセス技術としてWi-Fiを使用して、環境2に配置された中間無線ルータ9を介して行われてもよい(しかしながら、これらの技術は、これら直接的又はルータベースの構成に限定されない)。
シーンクリエータ36は、ユーザが、UI18を介してランプグループのための照明シーンを作成することを可能にするよう構成される。照明シーンは、後で使用するために、コンフィギュレーションデータのセット20("シーンデータセット")としてメモリ16に格納される。ランプグループは、シーンコントローラ30によって制御可能である(又は少なくとも制御可能であることが意図される)少なくとも1つ、好ましくは複数のランプ5のグループである。ランプグループ内のランプは、同じ照明器具4の一部であってもよく、複数の照明器具4に散在されてもよい。シーンデータセット20は、1つ以上の照明設定(パラメータ)を含み、それにより、ランプグループ内の各ランプの照明の少なくとも1つの照明特性を構成する。
シーンデータセット20が関連するランプグループ内の各ランプのため、当該セット内の少なくとも1つの照明パラメータが、当該ランプに適用される。照明パラメータは、グループ内の全てのランプに適用されるグループワイドパラメータであってもよく、例えば、最も単純な場合、シーンデータセットは、グループ内の全てのランプに適用される単一のパラメータ、例えば、色又は輝度から成ってもよい。しかしながら、少なくともある程度の個別化された制御が可能であるように、パラメータの少なくともある程度の独立性があることが好ましい。例えば、シーンは、各ランプの少なくとも1つの照明特性がグループ内の他の全てのランプとは独立して制御され得るように、グループ内の各ランプについて少なくとも1つの個別パラメータ(すなわち、ランプ毎に少なくとも1つの独立したパラメータ) )を含んでもよい。場合によっては、3つの独立したパラメータが、各ランプの輝度及び色がグループ内のグループ内の他の全てのランプとは完全に独立して制御され得るように、グループ内の各ランプに提供されてもよい(すなわち、ランプ毎に3つの独立したパラメータが提供されてもよい)。例えば、シーンは、当該ランプについての色(すなわち、クロミナンス)及び明度を規定し、ユーザが UI18を介し構成した、グループ内の各ランプについての色空間(例えばCIE色空間)内の3色ベクトル(color 3-vector)を含んでもよい。一例として、シーンクリエータ36は、ユーザによって選択される画像を表示し、ユーザがセット内の照明パラメータの値を設定するために用いられる該画像内の色を選択できるよう構成されてもよい。他の例として、照明パラメータの値は、例えば、ランプグループが画像の本質(essence)を反映する照明シーンをレンダリングする目的で、ユーザが選択した画像に基づいて自動的に設定されてもよい。値が、ユーザが選択した画像に基づいて一部自動的に設定され、ユーザが画像の特定の部分を選択することに基づいて一部設定されるように、2つの手法が組み合わされることもできる。
代替的又は追加的に、シーンクリエータ36は、コンフィギュレーションオプションのリストをユーザに提示するよう構成されてもよい。これらには、ランプの場合、輝度、色、及び動的で時間的に変化する視覚効果を導入するためこれらの時間的変化(temporal variation)の値があり得る。ランプグループのためのシーンデータセット20が、ユーザが選択したオプションに基づいてメモリ16に作成される。
一例として、図3は、3つのそのようなユーザが作成したシーンデータセット20a、20b、20cを保持するメモリ16を示す。これらは、同じランプグループに関連してもよく、異なるランプグループ等に関連してもよい。
ある実施形態において、制御コード22は、シーンデータセットとしてメモリ16に保持される予め構成されたシーンを規定する事前構成されたシーンデータセットとともに分散されてもよい。ユーザは、これらの事前構成されたシーンを(場合によっては)修正することができ、UI18を介して自分自身で作成した自分のシーンを修正することもできる。シーンが修正される場合、シーンクリエータ36は、それに応じてメモリ16内の関連するシーンデータセット20を更新する。
シーンコントローラ30は、ユーザが、UI18を介して、設定されるべき関心のある雰囲気又はムードのタイプに応じて、好みにシーン20を呼び出せるよう構成される。ユーザが、メモリ16内の特定のシーンデータセット20により規定されるシーンを選択する場合、環境内で検出された破壊的な照明がない場合(下記参照)、シーンコントローラ30は、シーンデータセット20に基づいて該シーンをレンダリングするため該シーンが関連するランプグループ内の全てのランプを、これらの照明の1つ以上の照明特性を変更するため該ランプグループ内のランプ5の照明設定を制御することにより制御する。
シーンクリエータ36は、ユーザが、メモリ16に保持されているシーン20を、例えばそれらを自分の好みに合わせて洗練又は微調整することを可能にする。
対照的に、シーンモディファイア34は、特定の状況下で、すなわち、ユーザがそうするよう明示的に指示することなくシーンを自動的に修正するよう構成される。以下でさらに詳細に説明されるように、シーンモディファイア24は、元のシーンデータセット20とは別個にメモリ16に格納されるシーンデータセットの修正バージョン20 'を生成することによりシーンデータセット20を修正する。元のシーンデータ20は、元の未修正の形式でメモリに依然として保持され、シーンコントローラ30にアクセス可能なままである。シーンデータ20は、照明される環境における破壊的な照明を考慮するためシーンモディファイア34により更新される。
一例として、破壊源(source of disruption)は、未修正のシーンデータ20により規定される元のシーン自体に属するランプグループ内の、シーンコントローラ30によって通常制御可能であるが、制御インタフェース14を介して到達不能になっていて、特定の光出力モードでスタックしているランプ5であり得る。
シーンコントローラ30はまた、ランプグループ内のランプ5についての現在の照明設定をメモリ16に格納するよう構成される。図4において、格納された設定は、21がラベリングされている。格納された設定21は、ランプグループ内のランプ5の設定がシーンコントローラ30によって変更される場合に更新され、斯くして、ランプグループ内のランプ5の最新の既知の設定(last known settings)を構成する。格納された設定21は、最新の既知の設定でスタックしたことが知られ(又は仮定され得)、これにより、破壊的な照明を放射している照明器具を担うように、シーンデータセット20を修正するためシーンモディファイア34にアクセス可能である。
ここで、シーンモディファイア34によって実現され得、関連するノードのいくつかが到達可能でない場合にシーンを更新することができる様々な例示のアルゴリズムが述べられる。
以下の例において、アルゴリズムは、ランプが既知の設定でスタックしていることに加え、(ランプが任意の照明を放射できないように)障害がある(failing)ランプを区別し適合させることができる。
様々な技術が、オフ状態のランプと、特定の照明設定でスタックしているランプとを区別するために用いられ得る。いくつかの例を以下に示す。
第1の例として、第1の、ファンクショナルライティング(functional lighting)シーン20a(図3)が作成される。この場合、ランプグループ内の全てのランプ5が、均質な照明(homogeneous illumination) のために所定の色(例えば白色)に設定され、特定の輝度レベルで設定される。制御システム12によって実現される第1の適応アルゴリズムは、ファンクショナルライティングを提供するランプの1つ又はいくつかが到達不能であるかどうかを判断する。そうである場合、第1のアルゴリズムは、元のシーンからの輝度レベルに匹敵する全体的な周囲輝度レベルを提供することを目的として、所望の式に従って個々の輝度レベルが増加される、到達可能なランプに新しいシーン設定を再配置(redeploy)する。
例えば、大きな食卓の上の照明器具4に複数のランプ5があり、そのうちの1つが故障したり、低輝度でスタックした場合、残りのランプが、食卓上の光束が意図した高さになるように輝度を増すことができる。この第1のアルゴリズムがない場合、部屋にダークスポットが存在するか、利用可能な輝度が特定のタスクを実行するのに十分ではないであろう。シーンコントローラがこれを行うことは常に可能ではない。例えば、シーン内の全てのランプが既に最大輝度に設定されている場合、スタックしたランプを補うためにシーンコントローラができることはない。それにもかかわらず、可能な限り、シーンコントローラは、補償しようと試みるであろう。
第2の例として、第2のシーンであるカラーマッチング(colour matching)シーン20bが、写真又は他の(例えば屋外の)環境等の特定の設定の色及び色調を複製するため作成される。シーン20bは、ユーザが写真を選択することに応じて、又は他の環境のモニタリングに応じて、自動的に作成されてもよい。
このタイプの設定において、選択された色に完全にうまく合致させることは一般的に重要ではなく、むしろこれらの色が存在する又は正しく混合されていることの全体的な印象を与えることが重要である。このシーン内の1つ以上のランプ5が到達不能になる場合、全体的なエクスペリエンスは、意図されたソースと異なる又は似ない可能性がある。例えば、照明シーンを作成するために用いられる開花している樹の画像は、不飽和の緑色及びピンク色の照明色に変換される(translated)可能性がある。その目標のライトに到達できないため、ピンク色のレンダリングができない場合、緑色のライトが、ピンク色のライトに代替され得る。
第2の適応アルゴリズムは、合計で、指定された色スペクトルの全体をカバーする印象を与えるように、ランプグループ内の他の全てのランプ5の色調をわずかに修正する。例えば、紅葉を再現するシーンでは、赤と黄色の大きなコンテンツがある。あるランプに障害が発生した場合、グループ内の他の全ての照明が、同じ又は少なくとも類似の全体的な印象を与えるためスペクトル内でオレンジ色に近づくよう移動されてもよい。例えば、1つの可能性は、スタックしたランプの効果を相殺するように、より"コントラストの強い"カラーポイントに移動し、場合によっては、より高い輝度に移動することによって色を強調することであろう。例えば、緑色及び青色の範囲の色が望まれ、ランプが赤色でスタックした場合、残りのランプは、赤色からより遠く離れ、より青色に移動し、可能であれば、状況に応じて赤色のランプの彩度及び輝度より大きな彩度及び輝度を持つように制御されてもよい。
第3の例として、その中のいくつかの色は他の色よりも明るさに敏感である特定の色のパレットを再現することが望まれる場合、第1及び第2のアルゴリズムが組み合わせて用いられることができる。組み合わせられたアルゴリズムは、色のミスマッチだけでなく、全体的な周囲光が維持されるように影響を受けたランプの輝度も補償する。第1及び第2のアルゴリズムを組み合わせることは、例えば、機能的な態様及びカラーマッチングの態様を組み合わせた第3のシーン20cに適している。この場合、システムは、所望の光レベルを提供するために、ファンクショナルライトが到達可能でない場合には、雰囲気照明に用いられるライトをファンクショナルライティングと置換することを決定してもよい。
到達不能なランプが、後のある時点で再び到達可能になるか、又はそれらが決して回復しない状態にあるかどうかは、シーンコントローラ30にとって未知である。シーンコントローラ30それ自体は、ユーザによって構成された元のシーン20を決定的に覆さない(overrule)よう構成される。これらの例において、メモリ16に保持されている元のシーン20は、関与する全てのランプ5が利用可能になった場合、該シーンがこれに応じてトリガされるシーンであるように、関連する適応アルゴリズムの出発点として常に用いられる。
到達不能なランプ5の数及び/又はタイプの両方が時間とともに変化し得るという意味で、関連するアルゴリズムの結果として作成される適応シーン20 'は最終的ではない。したがって、ユーザがこのシーンを呼び出すたびに、シーンコントローラ30は、到達不能性に基づいて適応が必要かどうかを評価し、そうであれば、アルゴリズムが、(修正されたシーン20 'ではなく)元のシーン20に対して実行される。
適応は、シーンを選択する場合、又は現在のシーンに関与するランプの到達可能性状態が変化したことをシステムが検出した場合に行うことができる。
要約すると、適応されたシーン20 'は、シーンコントローラ30によって、必要な条件、すなわち、関連するランプが再び利用可能になったという条件を満たす場合には回復する(recover)ことが望まれるような、一時的な解決策と見なされる。
ここで、これらの様々なアルゴリズムを組み込んだ照明制御方法が、該方法のフローチャートを示す図5を参照して述べられる。
ステップS2において、ユーザは、それぞれの1つ以上の照明設定(例えば、色及び/又は輝度)を所望のレベルに設定することによって、UI18を介して、1つ以上の所望のランプ5のランプグループを特定の照明コンフィギュレーションに設定し、これにより、これらランプによってレンダリングするためのシーンを作成する。シーンコントローラ30は、制御インタフェース14を介してシーンをレンダリングするためランプ5を制御する。
ステップS4において、ユーザは、UI18を用いてシーンを保存する。ユーザは、新しいシーンとして設定を保存することを選択してもよい。この場合、シーンを規定する新しいシーンデータセット20が、シーンコントローラ30によってメモリ16内に作成される。または、ユーザは、既存のシーンとして設定を保存することを選択してもよい。この場合、既存のシーンデータセット20が、シーンコントローラ30によってメモリ16において修正される(これは、シーンモディファイア34による任意の自動修正とは別個である、手動修正であることに留意されたい)。
ステップS6において、ディテクタ32は、ランプグループ内のランプ5の到達可能性状態を決定する。これは、制御インタフェース14を介して、例えば、ランプ5を照会し、応答がタイムアウト前に受信されるかどうかを判断することによって、又は期待される信号がランプ5によって受信されたかどうかを監視する(例えば、ランプ5は、定期的な間隔でハートビート信号を制御システム12に起こさせる(instigate)よう構成されてもよい)ことによって決定される。
本方法は、静的及び動的(時変)照明シーン、すなわち、静的照明効果のみを規定するシーン及び少なくとも1つの時変照明効果を規定するシーンを区別する。静的シーンの場合、照明設定は、シーンが最初に選択される場合又はそれらランプのうちの1つのランプの到達可能性状態が変化する場合にしか関連するランプ5に適用される必要はない。対照的に、時変シーンの場合、新しい設定が、動的効果を実現するために、到達可能性に変化がなくても時変シーンが選択されたままである限り、ランプ5に繰り返し適用される必要がある。
現在選択されているシーンが静的シーンである場合(s9a、No分岐)、現在のシーン(S8)が選択され、ランプグループ内の全てのランプ5が到達可能である(S10)である限り、ステップS6が、ランプグループ内のランプ5の現在の到達可能性状態を監視するよう繰り返される(動的シーンについては以下を参照)。
現在のシーンが選択されている間に、ランプグループ内の1つ以上のランプ5の到達可能性状態が変化する場合(S14)、方法はステップS10に進む。グループ内のランプ5の全てが到達可能でない場合、方法はステップS16に進み、適切なシーン修正アルゴリズムが、これを担うために起こされる。
また、メモリ16内の新たな、予め作成されたシーンデータを選択することにより、ユーザが新たな、予め記憶されたシーンを選択することに応答して、新しいシーンが時変であるかどうかが判断される(S9b)。そうであれば、それがメモリ16にログされる。いずれにせよ、方法はステップS10に進み、ディテクタ32は、新しいシーンデータセットが関連するランプグループ(以前に選択されたシーンのランプグループと同一又は異なる可能性がある)内の全てのランプ5が到達可能であるかどうかを判断する。全て到達可能でない場合、方法は同様にしてステップS16に進む。
斯くして、ステップS10は、状況に応じて、ランプ5が到達不能になったことに応じて、又は(既に到達不能なランプ5が新たに選択されたシーンに属してしまう場合)ユーザがシーンの変化を起こすことに応じてトリガされてもよい。ステップS10は、ステップS12又はステップS24(以下参照)のいずれかにおいて、ランプグループ内のランプ5に新しい設定が適用される結果常に生じることに留意されたい。静的シーンの場合、これは、照明設定が常に適切な時間に更新されるようにするのに十分である。動的シーンの場合、追加のステップが、時変効果を実現するためにシーンが選択されたまま異なる設定を繰り返し適用するため実行される(下記参照)。
ステップS18において、シーンモディファイア34は、現在のシーンのタイプを決定し、決定されたタイプに基づいて適用されるべきシーン修正アルゴリズムを選択する。タイプは、例えば、シーンデータセットに関連して(例えば、ユーザによって設定されて)保存されてもよく、シーンデータセット20を分析することによって自動的に決定されてもよい。
例えば、シーンが、機能的シーンデータセット20aによって規定されたもの等の純粋に機能的なタイプである場合、第1のアルゴリズムが、基礎となるシーンデータセット20aに適用される(S20a)。例えば、グループ内のランプ5が特定の輝度でスタックする場合、グループ内の残りのランプの輝度が、これを担うため、同じ全体的な明るさが(制御不能なランプを含む)グループ全体で提供されるよう適切に増減されてもよい。
シーンが、カラーマッチングシーンデータセット20bによって規定されたもの等のカラーマッチングタイプのものである場合、第2のアルゴリズムが、基礎となるシーンデータセット20bに適用される(S20b)。例えば、残りのランプの色は、(制御不能なランプを含む)グループ全体が、意図された全体的な色調と可能な限り合致するよう調整されてもよい。
シーンが、ミックストシーンデータセット20cによって規定されたもの等のミックスト(mixed)タイプのものである場合、第1及び第2のアルゴリズムの両方が、例えば適切なカラーシフトを先ず決定し(S20c(i))、次いで輝度の変化を決定する (S20c(ii))よう適用されてもよい。これは例示的なものであり、ステップS20c(i)及びS20c(ii)は、いずれかの順序で、又は並列して適用されてもよい。
ステップS22において、修正されたバージョンのシーン20 'が、元のシーンデータセット20のいずれも上書きすることなく、一時的なオプションとしてメモリ16に保存される。修正されたバージョンのシーン20 'は修正されたシーンを規定し、ステップS24において、ランプグループ内の残りのランプ5が、シーンコントローラ30によりレンダリングのため制御される。
到達可能性状態の変化は、全てのランプが到達可能になること、又は新しいシーンが関連するランプグループ内の全てのランプが、選択された時点で到達可能である場合に生じ、方法は、ステップS10からステップS12に進む。ステップS12において、ランプグループ内の全てのランプ5が、元のシーンデータセット20により規定される未修正のシーン(該当する場合には、一時的なオプションが好ましい)をレンダリングするため制御される。その後、方法は、ステップS6から上記のように進行する。
動的シーンの場合、当該シーンが選択されたままである限り、到達可能なランプ5の照明設定は、関連するランプの到達可能性の状態に変更が無くても、当該シーンが規定する動的効果を実現するため時間とともに依然繰り返し更新される(S9c)。全ての関連するランプ5が到達可能である場合、これらの設定は、元のシーン20により規定される。少なくとも1つが到達可能でない場合、これらの設定は、適切な修正されたシーン20 'により規定される。
ある実施形態において、ランプ5の少なくとも1つが到達不能である場合、方法は、動的シーンにより規定される変化が生じるたびに、(例えば、ステップS9aのYES分岐をフローチャートのステップS10にルーティングすることにより)その際適用されるべき新しい照明設定を決定するためステップS20のアルゴリズムの1つを繰り返し実行する。
他の実施形態において、シーン修正アルゴリズムは、シーンがロードされたままであり且つランプ到達可能状態が変化しない限りにおいて全てのあり得る時点を網羅する、修正されたシーンの照明設定の全てを決定するために、動的シーンが最初に選択される場合、又は到達可能状態の変化が生じる場合にのみ実行される。この場合、ステップS9aにおいて、特定の時点に適用される修正された設定のうちのいずれかのサブセットが、その時点で用いられる。
ランプが到達不能になる及び既知の照明設定にスタックすることは、本発明のメカニズムが担える破壊的な照明の一例に過ぎないことに留意されたい。
他の例として、破壊的な照明は、ユーザがシーンを設定し、次いで、ユーザが該シーンのランプを手動オーバーライドメカニズムを用いてその出力を変更するよう制御する場合に生じ得る。一例として、全てのランプは、所望のシーンをレンダリングする際に低調光レベルに設定される可能性がある。次いで、ユーザが、あるべきものより多くの光がシーン内に突然現れるように、(場面全体に及ぼす影響をほとんど又は全く与えない)ランプ5のうちの1つのリーディング機能をオンにする可能性がある。
例えば、図4は、シーンコントローラ30をオーバーライドするためユーザインタフェース18を介して制御可能な同じユーザデバイス6のソフトウェア22により提供される手動オーバーライドメカニズム38を示している。代替的に又は追加的に、ランプ5又は照明器具4に埋め込まれたメカニズム等の外部オーバーライドメカニズムが設けられてもよい。その作用は、制御インタフェース12を介してディテクタ32により検出可能である。いずれにしても、ディテクタ32は、オーバーライド設定が適用されたことを検出することができる。シーンモディファイア34が、オーバーライド設定を受け取る。すなわち、シーンモディファイア34は、どのような輝度、色等がシーンコントローラ30をオーバーライドするため適用されたかを知り、オーバーライド設定を担うためそれに応じてシーンデータセット20を修正することができる。
代替的又は追加的に、自動オーバーライドメカニズム(内部又は外部)が、同じ効果を持ってもよく、同様に適応されてもよい。例えば、自動オーバーライドメカニズムは、動き検出等の外部トリガに基づいて、ランプが過熱するのを止めるためシーンコントローラ30をオーバーライドしてもよい。
手動又は自動オーバーライドの原因が何であれ、シーンモディファイア34は、オーバーライド設定を担うため(さらなる)ユーザ入力なしでシーンを自動的に修正する。
手動オーバーライドの場合、シーンモディファイア34は、ユーザ(又は異なるユーザ)が照明システムに対して競合する命令(すなわち、一方では、シーンを選択し、ランプグループ全体にわたる特定の知覚効果を指示し、他方では、これらのランプのうちの少なくとも1つについて個別の、競合する要求を指示している)を提供したことを事実上認識するであろう。シーンモディファイア34は、ユーザの個々の要求を依然として満足しながらシーンの全体的な所望の効果が可能な限り保持されるようシーンを変更することによりこれを担う。
より一般的には、シーンは、照明システム内の1つ以上のランプ(当該シーンで用いられている又は用いられていない可能性がある)が新しい、異なる及び/又は第三者関連のイベントの結果として変更されることを知った結果として、シーンモディファイア34により適合されることができる。
一例として、これは、斯かるイベントがシーン全体を支配すること(すなわち、全体的な雰囲気を変化させること)を防止するために行われ得る。例えば、ランプのグループが、周期的な既知の動的効果(その効果が知られている必要はないが、少なくとも、システムがその光設定に周期的な変化を予期すべきものである)のために用いられている場合、残りのランプは、シーンの少なくとも一部がユーザにとって変わらないように、それらの特徴を強調することができる。例えば、上方に照明器具があるダイニングテーブル、及び周囲にランプがあるカウチやテレビが存するリビングルームにおける場合がある。誰かがテーブル上で作業していて"集中(concentrating)"シーンを設定しているが、別の人がゲームエフェクトにリンクされたTV /カウチランプを用いてビデオゲームをしたい場合、両シーンは、例えば 、テーブルランプの輝度を増したり、テレビランプの輝度を下げたり、テレビからの影響をコントラストがそれほど大きくないように少し白くする(a little bit whiter)等により、シーン間の干渉をどのように制限するかについて取り決めなければならない。
換言すれば、同じ環境内の2つのランプグループが、別々のシーンをレンダリングするため別々に制御されてもよい。これらの選択が同じユーザデバイス6で行われ得る場合、別々で個別に選択可能なシーンデータセット20がメモリ16に保持される。
一方のシーンの観点から見ると、他方からの照明は、シーンモディファイア34によって担われ得る破壊である(及びその逆もあり得る)。シーンは、同一のユーザ又は同じユーザデバイス6若しくは異なるユーザデバイスを使用する異なるユーザによって、別々に選択される。2つのシーンが同じユーザデバイス6を用いて選択された場合、シーンモディファイア34は、事実上ユーザから2組の競合する命令を受けたという事実を担い、選択された厳密なシーンから僅かなずれしか伴わない場合であっても、各選択されたシーンのため所望の知覚効果に可能な限り近づけることによりこの競合を解消するであろう。
これらの様々なメカニズムは、フィリップスのHueファミリ製品による実現にとりわけ適している。なぜなら、これらは、シーン、ムード設定、雰囲気作成機能を持つからである。しかしながら、本発明の主題は、これに限定されるものではなく、色、輝度及び/若しくはCCT(相関色温度)等に対する修正、又はそれらの組み合わせが、不変の又は知覚的に似通ったユーザエクスペリエンスを維持するために望まれる他の照明システムにも適用可能である。例えば、本メカニズムは、例えばオフィスや街灯のようなプロの照明システムに有用な用途を持つ。
動的な(すなわち時間変化する)シーンの場合、シーンの時変効果が、破壊的な照明を担うため修正されてもよい。例えば、初期シーンは、シーン内の全てのランプが虹の色を循環するようなコンフィギュレーションを規定する可能性がある。
特定の例として、虹の色を循環することは、オフセット循環であってもよい。その場合、最初の時点で、第1のランプは赤色、第2のランプはオレンジ色、第3のランプは黄色、等々である。第2の時点で、第1のランプはオレンジ色に、第2のランプは黄色に、第3のランプは緑色に、等々変化する。第3の時点で、第1のランプは黄色に、第2のランプは緑色に、第3のランプは青色に、等々変化する。どの時点においても、虹の各色は、これらランプのうちの1つだけによってレンダリングされる。これらランプのうちの1つが、例えばオレンジ色でスタックした場合、他の全てのランプがオレンジ色をスキップする、すなわち、赤色、黄色、緑色、青色、藍色、紫色の間を循環するように効果を修正することができる。斯くして、効果は、依然として動的であり知覚的にオリジナルに近いままであるが、虹の各色の特性は一度に1つのランプだけによってレンダリングされることを維持する。
破壊的な照明を担う際に、シーンモディファイア34は、破壊的な照明の少なくとも1つの照明特性(例えば、色特性及び/又は輝度特性)を、
− (スタックしている破壊的なランプのための)最新の既知の設定21、
− (オーバーライド設定が適用された破壊的なランプのための)受けたオーバーライド設定、
− (異なるシーンに属する破壊的なランプのための)シーンコントローラ30又は他の斯様なシーンコントローラから受ける同じ環境内でレンダリングされる異なるシーンに関する情報。
シーンモディファイア34は、決定された特性に基づいて、ソースが何であっても破壊的な照明を担う。例えば、決定された特性が輝度(色特性)である場合、シーンモディファイア34は、例えば同じ全体的な輝度(同じ平均色、色の広がり(分散等)等)を達成するため、当該シーンに属するランプグループ内の1つ以上の制御可能なランプ5の輝度(色特性)を調整してもよい。
上記の実施形態において、制御システム12は、メモリ16に格納され、本明細書で開示される技術に従って動作を実行するよう構成されたソフトウェアコード22で実施される。代替的に、制御システム12は、専用ハードウェア回路、又はPGA、FPGA、マイクロコントローラ若しくはマイクロプロセッサ等のコンフィギュラブル若しくはリコンフィギュラブル回路、又はソフトウェアとハードウェアの任意の組み合わせ(単一のデバイスで、又は複数のデバイスに分散して)で実施されてもよい。
上述したように、様々な技術が、オフ状態のランプと、既知の照明設定にスタックしているランプとを区別するために用いられ得る。
第1の例として、タイムスタンプが用いられ得る。この場合、各ランプ5(又はネットワーク内の他のデバイス)は、給電されている間一定の時間毎に増加するカウンタを持つ。メッセージが送信される度に、ランプ5は、該メッセージに該カウンタの最新の値(すなわち、タイムスタンプ)を加え、送信する。受信システムは、このタイムスタンプを自身のものと比較し、それに基づいて、以下のように当該送信機のランプの到達可能性を判断することができる。
a. 受信機からのタイムスタンプが(遅れや既知のオフセットを考慮に入れて)送信機のタイムスタンプよりも"新しい"場合、送信機のランプはオフされていることを意味する、
b. 受信機からのタイムスタンプが送信機のタイムスタンプよりも"古い"場合、受信機のランプがオフされていることを意味する、
c. 送信機と受信機の両方のランプのタイムスタンプがおおよそ似ているがどちらか一方が通信できない場合、オフにされているのではなく、到達しない(out of reach)ことを意味する(したがって、最新の既知の照明設定でスタックしていると仮定される) 。
第2の例として、"最後のあがき(last gasp)"法が用いられ得る。この場合、各ランプ5は、その電源(主電源、バッテリー、又はその他)が除去されたことを非常に迅速に決定する特別な回路、及びこの電源が除去された後限定的な時間の間エネルギを保存するためのメカニズムを持つ。回路がパワーアウトを検出した場合、残りの蓄積エネルギが、電源がオフになっていることを通知する即時の優先度の高いメッセージ("最後のあがきメッセージ")をネットワークに送信するため用いられる。このメッセージは、中央コントローラ(ブリッジ10等)によって直接取り出されるか、又はコントローラ10に到達するまで中間ノードを介して渡される。このメッセージは、以下のようにランプの到達可能性を判断することを可能にする要素である。
a. コントローラがランプに通信できないと判断したが、この"最後のあがき"メッセージを受信した場合、コントローラは、ランプが電源オフされていることを知る、
b. コントローラがランプに通信できないと判断したが、この"最後のあがき"メッセージを受信していない場合、ランプは範囲外にあるが、電力は供給されたままであると仮定する(したがって、最新の既知の照明設定でスタックしていると仮定される)。
第3の例として、ネイバー情報が用いられ得る。メッシュ能力を持つほとんどのネットワークにおいて、各ノードは、メッセージの他のインテリジェントルーティング、RSSI(信号強度)の測定等によりその近傍の他のノードに関する知識を有する。ランプ5が中央コントローラ10によって到達不能と判断された場合、該コントローラは、欠落しているランプの近傍のランプのポーリングを開始して、隣接するランプの履歴/ログをチェックすることができる。以下が起こる可能性がある。
a. 隣接するランプは全て、欠落しているランプが(大雑把に)同じ時間に消失したことを検出した。これは、ランプの電源が切られたことを意味する。
b. 隣接するランプは、異なる瞬時に欠落しているランプが消失するのを見たか、又は信号強度の漸次的又は部分的な低下を見た隣接するランプがあった。これは、RF送信を妨げるものがある(すなわち、信号強度の漸次的/部分的な劣化)こと、又は欠けているランプが所定位置から移動された(したがって、ランプの中には、他より早く欠けているランプが消滅したことを見る)ことを意味する。これは、ランプが到達不能で、電源が切られていないことを意味する(したがって、最新の既知の照明設定でスタックしていると仮定される)。
理解されるように、これらの技術は、例示的なものであり、本明細書では例示のためにのみ提供される。当業者には明らかであるように、本発明の文脈で特定の照明設定でスタックしたランプとオフ状態にあるランプとを区別するために用いられ得る他の技術がある。
開示された実施例に対する他の変更は、図面、開示、及び添付の特許請求の範囲の研究から、特許請求の範囲に記載の発明を実施する際の当業者によって理解され達成され得る。請求項において、「有する」という用語は、他の要素又はステップを除外せず、単数形表記は、複数の存在を除外しない。単一のプロセッサ又は他のユニットが、請求項に列挙されたいくつかの項目の機能を果たすことができる。単に、特定の手段が、相互に異なる従属請求項において引用されているという事実は、これらの手段の組み合わせが有利になるように用いられることができないことを示すものではない。コンピュータプログラムは、他のハードウェアと一緒に又は他のハードウェアの一部として供給される光記憶媒体又は固体媒体のような適切な媒体上に記憶/分配され得るが、インターネット又は他の有線又は無線の電気通信システム。請求項における如何なる参照符号も、範囲を限定するものとして解釈されるべきではない。

Claims (10)

  1. 環境を照明するための1つ以上の照明器具を有する照明システムに接続するよう構成される制御インタフェースであって、各照明器具は、コンフィギュラブルな照明を発するよう制御可能な少なくとも1つのランプを有する、制御インタフェース、
    前記照明システム内のランプのグループに関する少なくとも1つのコンフィギュレーションデータのセットを格納するよう構成されるメモリであって、前記コンフィギュレーションデータのセットは、前記ランプのグループによってレンダリングするための初期照明シーンを規定する、メモリ、
    照明シーンをレンダリングするため、前記制御インタフェースを介して、前記ランプのグループを制御するためのシーンコントローラ、
    前記グループの前記ランプのうちの少なくとも1つのランプが前記初期照明シーンを破壊するであろう照明を発しているのを、前記少なくとも1つのランプが前記シーンコントローラにより制御不能であるのを検出することにより、及び前記少なくとも1つのランプが到達不能になっていることを前記制御インタフェースを介して検出することにより検出し、前記メモリ内の前記少なくとも1つのランプの最新の既知の照明設定にアクセスすることにより破壊的な前記照明の少なくとも1つの特性を決定するよう構成されるディテクタ、及び
    破壊的な前記照明を担うため、決定された前記特性に基づいて前記コンフィギュレーションデータのセットを修正するよう構成されるシーンモディファイア、
    を有する照明制御装置であって、
    前記シーンコントローラは、修正された前記セットにより規定される修正された照明シーンをレンダリングするため、前記制御インタフェースを介して、前記グループの1つ以上のランプを制御するよう構成され、前記グループを制御することは、前記少なくとも1つのランプ以外の1つ以上のランプの照明を調整することを含む、照明制御装置。
  2. 前記ディテクタは、前記シーンコントローラをオーバーライドするため前記少なくとも1つのランプに適用される照明設定の指示をオーバーライドメカニズムから受けることにより前記検出を実行するよう構成され、前記決定は、受けた前記指示に基づく、請求項1に記載の照明制御装置。
  3. ユーザが、ユーザインタフェースを介して、前記メモリ内に前記コンフィギュレーションデータのセットを作成することを可能にするよう構成されるシーンクリエータを有する、請求項1又は2に記載の照明制御装置。
  4. 決定された前記特性は、制御不能である照明の輝度及び/又は色特性を含み、前記シーンモディファイアは、当該グループ内の少なくとも1つの他のランプの照明の輝度及び/又は色特性を変えるよう構成される、請求項1、2又は3に記載の照明制御装置。
  5. 前記色特性は、照明の色調及び/又は色温度を含む、請求項4に記載の照明制御装置。
  6. 前記コンフィギュレーションデータのセットは、少なくとも前記他のランプによりレンダリングされるべき時間的に変化する効果を規定し、前記シーンモディファイアは、破壊的な前記照明を担うため前記時間的に変化する効果を修正するよう構成される、請求項4又は5に記載の照明制御装置。
  7. 前記シーンモディファイアは、前記メモリ内に前記セットの別個の修正されたバージョンを生成することにより前記コンフィギュレーションデータのセットを修正するよう構成され、初期シーンを規定する前記セットは、未修正の形態で前記メモリ内に維持される、請求項1乃至6の何れか一項に記載の照明制御装置。
  8. 前記ディテクタは、前記少なくとも1つのランプが破壊的な前記照明を発しなくなるのを検出するよう構成され、前記シーンコントローラは、この検出に応じて、未修正の前記コンフィギュレーションデータのセットにアクセスし、前記初期照明シーンをレンダリングするため前記グループを制御するよう構成される、請求項7に記載の照明制御装置。
  9. 環境を照明するための1つ以上の照明器具を有する照明システムを制御する方法であって、各照明器具は、コンフィギュラブルな照明を発するよう制御可能な少なくとも1つのランプを有し、当該方法は、
    前記照明システム内の1つ以上のランプのグループに関するコンフィギュレーションデータのセットをメモリから取り出すステップであって、前記コンフィギュレーションデータのセットは、前記ランプのグループによってレンダリングするための初期照明シーンを規定する、ステップ、
    前記照明システム内の前記ランプのうちの少なくとも1つのランプが前記初期照明シーンを破壊するであろう照明を発しているのを検出するステップ、
    破壊的な前記照明の少なくとも1つの特性を決定するステップ、
    破壊的な前記照明を担うため、決定された前記特性に基づいて前記コンフィギュレーションデータのセットを修正するステップ、及び
    修正された前記セットにより規定される修正された照明シーンをレンダリングするため、制御インタフェースを介して、前記グループの1つ以上のランプを制御するステップ、
    を有し、前記グループを制御することは、前記少なくとも1つのランプ以外のランプの照明を調整することを含む、方法。
  10. コンピュータ可読記憶媒体に格納される実行可能コードを含むコンピュータプログラムであって、実行された場合、請求項1乃至8の何れか一項に記載の照明制御装置の機能又は請求項9に記載の方法を実施するよう構成されるコンピュータプログラム。
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