JP2018523714A - 水素水を含むヘアパーマ形成用酸化剤及びこれを用いたヘアパーマ形成方法 - Google Patents

水素水を含むヘアパーマ形成用酸化剤及びこれを用いたヘアパーマ形成方法 Download PDF

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Abstract

水素水を含むヘアパーマ形成用酸化剤及びこれを用いたヘアパーマ形成方法を開示する。従来のヘアパーマ形成用酸化剤として使用される過酸化水素(HO)及び臭素酸ナトリウム(Br)の頭皮と毛髪に対する副作用を改善し、優れたカール形成力と持続力を維持するヘアパーマ形成用酸化剤、及びこれを用いたヘアパーマ形成方法を提供する。

Description

本発明は、水素水を含むヘアパーマ形成用酸化剤及びこれを用いたヘアパーマ形成方法に関する。
以下に記述される内容は、単に本実施例に係る背景情報のみを提供するものに過ぎず、従来技術を構成するものではない。
科学技術及び医術の発展に伴い、人間の期待寿命の延長に対する欲求が益々大きくなりながらゆったりとした生活を追求するようになり、美しい皮膚美容を維持しようとする欲求が高まっている。現代社会の環境調和や自然主義、ウェルビング(Wellbeing)などは、人体に直接施術する美容とファッション分野においても重要視されるようになった。ところが、美容施術分野では、化学製品の使用頻度数が高いパーマネントウェーブ施術の場合、先行研究がほとんど還元剤に関するものであり、ケラチンの3次構造を再形成する酸化剤に関する研究が不足している実情である。
従来のヘアパーマで使用される2浴法パーマ剤は、毛髪のジスルフィド結合の一部を切る還元剤、及び一部を再結合させる酸化剤の2つに区分されている。還元剤と酸化剤のうち、酸化剤としては過酸化水素(HO)と臭素酸ナトリウム(Br)を使用する。多数のヘアパーマ関連の研究資料を見ると、ヘアパーマ酸化剤を用いたヘアパーマ毛髪は、乾性を伴ううえ、抵抗性及び脱色の変化、乾きなどを示す。特に国際がん研究機関(IARC)では、臭素酸塩を潜在的発がん物質である「Group 2B」に分類しているが、臭素酸塩は、美容剤材として接することは容易であるが、中毒になる場合、腎不全、聴力消失などを引き起こすおそれがあり、死亡にも至るおそれのある危険な化学物質である。従来の酸化剤は、還元剤とは異なる極性のpHを有しており、頭皮と毛髪を急激に変化させて不安定にし、毛髪の脱色及び損傷、頭皮トラブルの発生、抵抗性の弱化、DNA変性ももたらす問題がある。また、従来の酸化剤成分である過酸化水素(HO)は、韓国食品医薬品安全評価院の資料によると、低濃度で皮膚に接触した場合には刺痛及び白化を誘発し、高濃度で皮膚に接触した場合には潰瘍性重症火傷、発赤、刺痛、涙及び視力不鮮明を誘発するという問題がある。
前述したような従来の酸化剤の問題点を解決するために、天然資源である水を電気分解して得られた塩基性電解水をヘアパーマ酸化剤として使用するための研究が行われたとともに、日本でも酸性電解水を用いたパーマ酸化剤の開発が行われたが、人体の健康及び環境のために、様々な研究と持続的な開発を必要とする。
本発明は、既存のヘアパーマ形成用酸化剤として使用される過酸化水素(HO)及び臭素酸ナトリウム(Br)の頭皮と毛髪に対する副作用を改善し、優れたカール形成力と持続力を維持するヘアパーマ形成用酸化剤及びこれを用いたヘアパーマ形成方法を提供することを目的とする。
本発明の一態様によれば、水素水を含むヘアパーマ形成用酸化剤を提供する。水素水は溶存水素量が少なくとも100ppbであり得る。
本発明の他の態様によれば、酸化剤を用いたヘアパーマ形成方法において、前記酸化剤は水素水を含むことを特徴とする、ヘアパーマの形成方法を提供する。
上述したように、本発明によれば、ヘアパーマ形成用酸化剤は、従来のヘアパーマ形成用酸化剤として使用される過酸化水素(HO)及び臭素酸ナトリウム(Br)の頭皮と毛髪に対する副作用を改善し、人体に無害でありながら優れたカール形成力及び持続力を維持することができるという効果がある。
本発明によれば、既存のヘアパーマ形成用酸化剤として使用される過酸化水素(HO)及び臭素酸ナトリウム(Br)の頭皮及び毛髪に対する副作用を改善し、優れたカール形成力及び持続力を示すヘアパーマ形成用酸化剤を提供することができるだけでなく、ヘアパーマ形成用酸化剤を用いたヘアパーマ形成方法を提供することができるという効果がある。
一般的に、脱色毛の場合、脱色過程で毛髪のカールを形成する毛表皮及び毛皮質が損傷してしまうので、脱色毛にさらにヘアパーマをかけても毛髪の再結合が容易ではなく、ヘアパーマの効果を得ることが難しく、本実施例の実験によれば、脱色毛にパーマをかける過程で既存の酸化剤として使用される過酸化水素(HO)及び臭素酸ナトリウム(Br)の代わりに水素水を用いる場合、カール形成力及びカール持続力に劣らないという効果がある。
本発明に係るヘアパーマ形成方法のうち、一般パーマをかける過程を示す図である。 本発明に係るヘアパーマ形成方法のうち、熱パーマをかける過程を示す図である。 本発明の実施例における実験で使用された試料の写真である。 本発明の実施例に係る臭素酸ナトリウム(Br)を酸化剤として用いた毛髪群と、溶存水素量100ppbの水素水(HW)を酸化剤として用いた毛髪群とを比較撮影した写真である。 本発明の実施例に係る過酸化水素(HO)を酸化剤として用いた毛髪群と、水素水製造機を約30分稼動して得られた水素水(HW)を酸化剤として用いた毛髪群とを比較撮影した写真である。 本発明の実施例に係る過酸化水素(HO)を酸化剤として用いた毛髪群と、水素水製造機を約30分稼動して得られた水素水(HW)を酸化剤として用いた毛髪群と、水素水製造機を約150分稼動して得られた水素水(HW)を酸化剤として用いた毛髪群とを比較した写真である。 本発明の実施例に係る水素水製造機を約150分稼動して得られた水素水をモデルに直接適用して熱パーマ過程で酸化剤として用いた結果を示す写真である。
本発明者は、従来のヘアパーマ形成用酸化剤として使用される過酸化水素(HO)及び臭素酸ナトリウム(Br)の頭皮と毛髪に対する副作用を改善するために努力している中で、ヘアパーマ形成に使用されなかった、人体に無害な水素水(HW)をヘアパーマ形成用酸化剤として使用する場合、非常に優れた効果を示すことを見出し、本発明を完成するに至った。
以下、添付図面を参照して本発明を詳細に説明する。
本発明に係るヘアパーマ形成用酸化剤は水素水(HW)を含む。水素水(HW)の製造は、市販されている公知の水素水製造機を用いて簡便かつ容易に製造することができる。本発明では、水素水製造機としてLourdes製品を用いた。溶存水素量の濃度は、水素水製造機の稼働時間を調節して容易に変更することができる。水素水(HW)は、溶存水素量が少なくとも100ppbであることが好ましい。水素水(HW)の溶存水素量が少なくとも100ppbである場合、人体に無害でありながら、従来のパーマ形成用酸化剤として使用される過酸化水素(HO)及び臭素酸ナトリウム(Br)に近いカール形成力及び持続力を示すことができる。
本発明では、水素水(HW)の溶存水素量の濃度が高いほど、さらに優れたカール形成力と持続力(100ppb<400ppb<1000ppb<2,000ppb<2500ppb<4400ppb)を示すことができる。水素水(HW)の溶存水素量は、少なくとも400ppbであることが好ましい。水素水(HW)の溶存水素量が少なくとも400ppbである場合、人体に無害でありながら、従来のパーマ形成用酸化剤として使用される過酸化水素(HO)及び臭素酸ナトリウム(Br)より優れたカール形成力と持続力を示すことができる。水素水(HW)の溶存水素量が少なくとも約1,000ppbである場合、人体に無害でありながら、従来のパーマ形成用酸化剤として使用される過酸化水素(HO)及び臭素酸ナトリウム(Br)よりも著しく優れたカール形成力と持続力を示すことができる。水素水の溶存水素量は水素水製造機によってその範囲が一部異なり得るが、いずれも本発明に含まれる。
本発明の水素水(HW)を含むヘアパーマ形成用酸化剤は、7以上7.3程度以下のpHを有するため、毛髪及び頭皮に安定的に適用できる。水素水(HW)は、pHの範囲が素水製造機によって一部異なり得るが、いずれも本発明に含まれる。つまり、水素水(HW)を含むヘアパーマ形成用酸化剤は、pHが7以上7.3程度以下であることが好ましいが、これに限定されるものではなく、pHが7以上7.9程度以下である場合にも、毛髪及び頭皮に安定に適用できる。また、水素水(HW)のpHを酸性に変換して適用することができる。水素水(HW)のpHを酸性に変換する場合、水素水(HW)のpHが4程度であることが好ましいが、これに限定されるものではなく、pHが3以上5程度以下である場合にも、毛髪及び頭皮に安定的に適用できる。
本発明は、酸化剤を用いたヘアパーマ形成方法において、酸化剤が水素水を含む、ヘアパーマ形成方法を提供する。
ヘアパーマ形成方法は、図1及び図2に示された一般パーマ過程及び熱パーマ過程の両方ともに適用できる。ヘアパーマ形成方法は、既存のパーマ形成用酸化剤として使用される過酸化水素(HO)及び臭素酸ナトリウム(Br)を代替することにより、人体に安全で優れたカール形成力及び持続力を示すことができる。
図1は一般パーマをかける過程を示す図である。毛髪を洗浄(S110)した後、還元剤(チオグリコール酸塩、システイン酸塩)を毛髪に塗布(S120)し、毛髪のシスチン結合を切って毛髪の既存形態を解く。ロッドを用いて、還元剤の塗布された毛髪を所望の形態に固定(S130)する。その後、予め設定された時間の間(例えば、15分)熱を用いて、ロッドでワインディングされた毛髪(還元剤が塗布された状態)の化学反応を迅速に進行させる(S140)。ただし、熱処理過程(S140)は省略可能である。その後、毛髪を、予め設定された時間(例えば、10分)の間非熱処理で放置する(S150)。酸化剤を毛髪に塗布して毛髪のシスチン結合を誘導する(S160)。本発明では、図1のS160で、既存の酸化剤(過酸化水素(HO)、臭素酸ナトリウム(Br))の代わりに水素水(HW)を用いて毛髪の形態を完成させることができる。水素水(HW)が毛髪に塗布されて酸化剤として毛髪のシスチン結合を誘導する過程で水素ラジカル(Radical)により毛髪の形態が完成できる。本発明に係る水素水(HW)は、溶存水素量が少なくとも約100ppb以上4400ppb以下であり得る。酸化剤(水素)が塗布された毛髪を、予め設定された時間の間(例えば、10分)自然放置(S170)した後、毛髪を洗浄(S180)する。
図2は熱パーマをかける過程を示す図である。毛髪を洗浄(S210)した後、還元剤(チオグリコール酸塩、システイン酸塩)を毛髪に塗布(S220)して毛髪のシスチン結合を切って毛髪の既存形態を解く。予め設定された時間の間(例えば、15分)熱を用いて、還元剤が塗布された毛髪の化学反応を迅速に進行させる(S230)。ただし、熱処理過程(S230)は省略可能である。還元剤塗布過程(S220)または熱処理過程(S230)の後に加えられる熱によって還元剤の化学反応が直接起こらないように毛髪洗浄(S240)を行う。熱が加わる熱パーマ形成機器(ヘアパーマセッティング機器、デジタル機器及びマジックストレート機器)で形態を固定する(S250)。酸化剤を毛髪に塗布して毛髪のシスチン結合を誘導する(S260)。本発明では、図2のS260で既存の酸化剤(過酸化水素(HO)、臭素酸ナトリウム(Br))の代わりに水素水(HW)を用いて毛髪の形態を完成させることができる。水素水(HW)が毛髪に塗布されて酸化剤として毛髪のシスチン結合を誘導する過程で水素ラジカルにより毛髪の形態が完成できる。本発明に係る水素水(HW)は、溶存水素量が少なくとも約100ppb以上4400ppb以下であり得る。酸化剤(水素水)が塗布された毛髪を、予め設定された時間の間(例えば、10分)自然放置(S270)した後、毛髪洗浄(S280)を行う。
以下、本発明の理解を助けるために好適な実施例を提示するが、下記の実施例は、本発明を例示するものに過ぎず、本発明の範囲を限定するものではない。
本実施例では、20代の女性モデル(ソウル在住)の人毛を用いて試料を製造し、美容室現場でのヘアパーマ過程と同様に実験した。実験結果として、毛髪のカール形成力と持続力を確認しただけでなく、美容専門家(約20年以上のキャリア)が毛髪及び頭皮の損傷の程度を確認した。
水素水(HW)は、既存の商用化された水素水製造機を用いて取得した。本実施例では、水素水製造機を用いて溶存水素量100ppb以上の水を段階的に生成して最大4,400ppb以上まで生成した。溶存水素量の数値は、水の量と飽和濃度に応じて上がっていく。つまり、溶存水素量の数値は、現実的に測定機器の測定範囲の限界のため、2,000ppbのみ測定することができるが、実際にはppbが上がるほどヘアパーマ過程でのカール形成力が上がることができ、約4400ppb以上まで生成することができる。設置した水素水製造機を用いて生成された水素水(HW)は、pHが7.0以上7.3以下であった。
水素水(HW)は、pHの範囲が水素水製造機によって一部相違し得るが、いずれも本発明に含まれる。つまり、水素水(HW)を含むヘアパーマ形成用酸化剤は、pHが7以上7.3程度以下であることが好ましいが、これに限定されるものではなく、pHが7以上7.9程度以下である場合にも、毛髪及び頭皮に安定的に適用できる。また、水素水(HW)のpHを酸性に変換して適用することができる。水素水(HW)のpHを酸性に変換する場合、水素水(HW)のpHが4程度であることが好ましいが、これに限定されるものではなく、pHが3以上5程度以下である場合にも、毛髪及び頭皮に安定的に適用できる。
試料毛髪に使用した水素水(HW)は、溶存水素量100ppb以上4,400ppb以下の水素水(HW)であって、合計400gを2回に分けて200gずつ毛髪に塗布した。1回200gを毛髪に塗布し、10分後に200gを毛髪に再度塗布して、美容室で採用するパーマ過程と同様に行った。水素水(HW)を酸化剤として用いたパーマ過程で使用された試料毛髪は、同じ女性の毛髪を直接切って同じ長さと同じ重量で製作(3g、20cmの長さ)した。
水素水(HW)を酸化剤として使用したヘアパーマ完成の可能性を確認するための実験比較対照群では、既存のヘアパーマ酸化剤である臭素酸ナトリウム(Br)、過酸化水素(HO)を酸化剤として使用し、実験群では、水素水(HW)を酸化剤として使用した。
毛髪試料は、長さ20cmの女性毛髪を切って洗浄を行い、ADC社製のマルチパーマ剤を還元剤(パーマ1製)として用いて塗布した。還元剤の塗布後にワインディング、熱処理過程、自然放置過程を行った。また、酸化剤として、それぞれ臭素酸ナトリウム(Br)、過酸化水素(HO)、水素水(HW)を使用した。
カール形成力を測定するために、同じ長さと同じ重量の毛髪を美容室でのパーマ形成方法と同様に行い、同じ太さのロッドを用いて同一の実験者がワインディングした。
パーマの結果を比較するために、実験前後の毛髪全長が減少する程度を測定した。測定方法は、方眼紙に毛髪試料を吊り、パーマによりスプリングのように形成された毛髪の短くなった総長さを実験前後で比較して、毛髪の全長が減少する程度からカール形成力を測定した。
図3は実験前の毛髪試料の長さを測定した写真である。ソウル在住の20代女性の毛髪を直接切って同じ長さと同じ重量で製作(3g、20cmの長さ)し、毛根の方向である上側部位は、シリコーン及びテーピング作業を施して緩まないように固定した。実験者の試料に対する認識をなくすために、ヘアパーマ過程中の酸化剤処理過程までマーキングをせず、同じ条件で実験の前処理とワインディングを行えるようにした。
図4は本発明の実施例に係る臭素酸ナトリウム(Br)を酸化剤として使用した毛髪群と、溶存水素量100ppbの水素水(HW)を酸化剤として使用した毛髪群とを比較撮影した写真である。つまり、図4は溶存水素量100ppb(水素水製造機約5分稼動)の水素水(HW)をヘアパーマ酸化剤として使用した実験結果の写真である。対照群では、臭素酸ナトリウム(Br)を使用し、臭素酸ナトリウム(Br)の長さが、図3に示すように、ヘアパーマ前20cmからヘアパーマ後約14cmへと約6cm減少したことを確認することができる。水素水(HW)をヘアパーマ酸化剤として使用した水素水(HW)の場合、パーマ前20cmから約17cmへと約3cm短くなったことを確認することができる。実験結果、二つの毛髪試料の両方ともでカールが形成されることを確認した。
表1は図4から毛髪のカール持続力を測定した結果である。カールの持続力測定結果からも、施術後14日間毎日シャンプーして比較したときに臭素酸ナトリウム(Br)で9mm、水素水(HW)で11mmが類似の割合で伸びたことを確認することができた。
表1に示すように、結果的に、水素水(HW)を酸化剤として使用したヘアパーマ結果から、カール持続力は、臭素酸ナトリウム(Br)と水素水(HW)における毛髪のカールが類似の割合で伸びたことから確認することができ、時間の流れによる毛髪のカールの垂れが大きくないため、美容室現場でヘアパーマ酸化剤として使用した場合、カールの形態が既存の酸化剤と同様に持続できることを確認した。
図5は本実施例に係る過酸化水素(HO)を酸化剤として使用した毛髪群と、水素水製造機を約30分間稼動した水素水(HW)を酸化剤として使用した毛髪群とを比較撮影した写真である。つまり、図5は溶存水素量1,000ppb(水素水製造機約30分稼動)の水素水(HW)をヘアパーマ酸化剤として用いて脱色毛に適用したときを比較実験した写真である。過酸化水素(HO)と比較したとき、水素水(HW)を酸化剤として使用した場合に毛髪のカール形成がよりうまくなされたことを確認することができる。
したがって、美容室現場で少なくとも溶存水素量約1,000ppbの水素水(HW)をヘアパーマ酸化剤として、脱色毛の場合には過酸化水素(HO)酸化剤の代わりに使用することができることを確認した。
図6は本実施例に係る過酸化水素(HO)を酸化剤として使用した毛髪群と、水素水製造機を約30分稼動した水素水(HW)を酸化剤として使用した毛髪群と、水素水製造機を約150分間稼動した水素水(HW)を酸化剤として使用した毛髪群とを比較した写真である。つまり、図6は溶存水素量約4,400ppb(水素水製造機約150分稼動)の水素水(HW)をヘアパーマ酸化剤として人毛試料に実験した結果の写真である。対照群の過酸化水素(HO)をヘアパーマ酸化剤として使用した毛髪群と、溶存水素量約1,000ppb(水素水製造機約30分稼動)の水素水(HW)をヘアパーマ酸化剤として使用した毛髪群(HW1)と、溶存水素量約4,400ppb(水素水製造機約150分稼動)の水素水(HW)をヘアパーマ酸化剤として使用した毛髪群(HW5)とを比較した場合、従来の過酸化水素(HO)を酸化剤として使用した毛髪群よりも、約4,400ppbの水素水(HW)を酸化剤として用いた毛髪群(HW5)の毛髪カール形成がよりうまくなされたことを確認することができる。
表2は図5及び図6に示された実験結果をヘアパーマ前後の毛髪の長さが減少した程度を測定し、カール形成力を数値で示すものである。サンプルBは脱色人毛試料と溶存水素量約1,000ppbの水素水(水素水製造機約30分稼動)をヘアパーマ酸化剤として使用し、過酸化水素(HO)を使用したサンプルAよりもカール形成力が13%ポイントさらに良いことが分かった(図5)。
表2に示されるように、また、サンプルEのカール形成力をみると、溶存水素量約4,400ppbの水素水(HW)(水素水製造機約150分稼動)をヘアパーマ酸化剤として使用した場合、正常毛に過酸化水素(HO)を酸化剤として使用したサンプルCよりもカール形成力が10.8%ポイントさらに良いことが分かった。前述した結果により、脱色毛と正常毛は、過酸化水素(HO)及び臭素酸ナトリウム(Br)をヘアパーマ酸化剤として使用した場合よりも、水素水(HW)をヘアパーマ酸化剤として使用する場合がより良いカール形成力を示すことを確認した。
正常人毛で過酸化水素(HO)や臭素酸ナトリウム(Br)よりもさらに良いカール形成力を示す物質は、まだ発見されたことがないが、高濃度の水素水は、既存のこれらの酸化剤よりも正常人毛で優れたカール形成力を示す効果を示した。このような人毛に適用した水素水の効能はまだ発見されたことのない効果であるといえる。ちなみに、正常人毛はパーマ、染色、脱色などの何らの処理もしないため、損傷毛よりもカールがうまく形成されない毛髪である。また、溶存水素量約1,000ppbの水素水(HW)をヘアパーマ酸化剤として使用したサンプルDの場合にも、サンプルCのカール形成力と比較したとき、専門家も大きく感じられない0.5cmの差であった。そして、脱色毛はカール形成力に劣るためパーマ施術をしないが、水素水(HW)はこれを克服することができるという利点がある。
図7は溶存水素量(L)約4,400ppbの水素(水素水製造機約150分稼動)を酸化剤として使用して韓国江南区所在地の美容室で約20年以上のキャリアを持つ美容専門家がヘア熱パーマを行った写真である。ソウル市に住む20代の女性を対象に、図2の過程を行った。図7に示されている(7A)は、ヘア熱パーマをかける前に毛髪を撮影した写真である。図7に示されている(7B)は、熱パーマの後に毛髪を撮影した写真である。図7に示されている(7C)は、カールの形態を肉眼で詳しく確認することができるように懐中電灯を使って明るく撮影した写真である。図7に示されているように、ヘア熱パーマの前(7A)と後(7B)それぞれに対する毛髪のカールを確認することができる。図7の結果により、毛髪のカールがよく形成されて現場でも直ちに使用可能であることを確認した。また、毛髪の損傷が既存のヘアパーマ酸化剤(過酸化水素(HO)、臭素酸ナトリウム(Br))と比較して乾きやばさばさ感が少なく、毛髪の弾力のよさを確認した。また、水素水(HW)を酸化剤として使用した熱パーマを行った被施術者の意見では、既存のヘアパーマと比較したとき、頭皮がひりひり痛くなく、かゆみがほとんどなく、熱パーマ後の頭皮と毛髪からの臭いも殆どないと評価した。水素水(HW)を酸化剤として使用した熱パーマを行った後から約3ヶ月が経過するまで毛髪の状態を持続的に測定した結果、ヘアカールの持続力は過酸化水素(HO)及び臭素酸ナトリウム(Br)を酸化剤として使用したヘアパーマよりも改善されたことが分かった。
したがって、本発明の実施例に係る水素水(HW)を含む酸化剤が、既存のヘアパーマ形成用酸化剤として使用される過酸化水素(HO)及び臭素酸ナトリウム(Br)の頭皮と毛髪に対する副作用を改善し、優れたカール形成力と持続力を示すことを確認することができる。
以上の説明は、本発明の技術思想を例示的に説明したものに過ぎず、本発明の属する技術分野における通常の知識を有する者であれば、本発明の本質的な特性から逸脱しない範囲で様々な修正及び変形が可能であろう。よって、本発明は、本発明の技術思想を限定するためのものではなく、説明するためのものであり、本発明の技術思想の範囲を限定するものではない。本発明の保護範囲は下記の請求の範囲によって解釈されるべきであり、それと同等の範囲内にあるすべての技術思想は本発明の権利範囲に含まれるものと解釈されるべきである。
CROSS-REFERENCE TO RELATED APPLICATION(関連出願の相互参照)
本特許出願は、2015年8月21日に韓国に出願した特許出願番号第10−2015−0118239号に対して米国特許法119(a)条(35 U.S.C§119(a))に基づいて優先権を主張すると、そのすべての内容は、参考文献として本特許出願に組み込まれる。さらに、本特許出願は米国以外の国でも上記と同じ理由で優先権を主張すると、そのすべての内容は参考文献として本特許出願に組み込まれる。

Claims (10)

  1. 水素水(HW)を含むヘアパーマ形成用酸化剤。
  2. 前記水素水(HW)は溶存水素量が少なくとも100ppbであることを特徴とする、請求項1に記載のヘアパーマ形成用酸化剤。
  3. 前記水素水(HW)は溶存水素量が少なくとも400ppb以上4,400ppb以下であることを特徴とする、請求項1に記載のヘアパーマ形成用酸化剤。
  4. 前記水素水(HW)はpHが7.0以上7.3以下であることを特徴とする、請求項1に記載のヘアパーマ形成用酸化剤。
  5. 前記水素水(HW)はpHが7.0以上7.9以下であることを特徴とする、請求項1に記載のヘアパーマ形成用酸化剤。
  6. 前記水素水(HW)のpHを酸性に変換することを特徴とする、請求項1に記載のヘアパーマ形成用酸化剤。
  7. 前記水素水(HW)はpHが3以上5以下であることを特徴とする、請求項6に記載のヘアパーマ形成用酸化剤。
  8. 酸化剤を用いたヘアパーマ形成方法において、
    前記酸化剤は水素水(HW)を含むことを特徴とする、ヘアパーマ形成方法。
  9. 前記水素水(HW)は溶存水素量が少なくとも100ppbであることを特徴とする、請求項8に記載のヘアパーマ形成方法。
  10. 前記水素水(HW)は溶存水素量が400ppb以上4,400ppb以下であることを特徴とする、請求項8に記載のヘアパーマ形成方法。
JP2018528927A 2015-08-21 2016-08-19 水素水を含むヘアパーマ形成用酸化剤及びこれを用いたヘアパーマ形成方法 Active JP6669867B2 (ja)

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