JP2018523416A - ファインタイミング測定(ftm)プロトコルにおける部分タイミング同期機能(tsf)同期 - Google Patents

ファインタイミング測定(ftm)プロトコルにおける部分タイミング同期機能(tsf)同期 Download PDF

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Abstract

第1のワイヤレスデバイスと第2のワイヤレスデバイスとの間のタイミング同期のための技法が本明細書で開示される。本技法は、第1のワイヤレスデバイスによって第2のワイヤレスデバイスに第1のメッセージを送ることと、第1のワイヤレスデバイスによって第1のワイヤレスデバイスにおいて第1のタイムスタンプを取得することと、第1のワイヤレスデバイスによって、第1のメッセージに応答して第2のワイヤレスデバイスからファインタイミング測定フレームを受信することとを含む。ファインタイミング測定フレームは、第2のワイヤレスデバイスからの第2のタイムスタンプの少なくとも一部を含む。本技法は、第1のワイヤレスデバイスによって、第2のタイムスタンプの一部と第1のタイムスタンプとに少なくとも部分的に基づいて、第1のワイヤレスデバイスが第2のワイヤレスデバイスに同期されていないと決定することを更に含む。

Description

[0001]本開示の態様は、ワイヤレス通信システムにおいて固定局、ポータブル局又は移動局を同期させることに関する。局は少なくとも1つのローカルクロック又はタイマーを含み得、局はそれの通信及びデータ処理をそれに基づかせる。しかしながら、システムにおいて幾つかの局の間のローカルクロックを正確に同期させることは通常困難である。
[0002]本明細書では、ファインタイミング測定(FTM:fine timing measurement)フレームを受信する開始ワイヤレスデバイスが、受信されたタイミング同期機能(TSF:timing synchronization function)タイマー値に基づいてそれのローカルTSFクロックを設定し得るように、開始ワイヤレスデバイスによる要求に応答して、応答ワイヤレスデバイスからのFTMフレーム中にTSFタイマー値の少なくとも一部を埋め込むことによる、ワイヤレスデバイス間のタイミング同期のための方法、システム、コンピュータ可読媒体及び装置が開示される。
[0003]幾つかの実施形態では、第1のワイヤレスデバイスと第2のワイヤレスデバイスとの間のタイミング同期の方法は、第1のワイヤレスデバイスによって第2のワイヤレスデバイスに第1のメッセージを送ることと、第1のワイヤレスデバイスによって第1のワイヤレスデバイスにおいて第1のタイムスタンプを取得することと、第1のワイヤレスデバイスによって、第1のメッセージに応答して第2のワイヤレスデバイスからファインタイミング測定フレームを受信することとを含む。ファインタイミング測定フレームは、第2のワイヤレスデバイスからの第2のタイムスタンプの少なくとも一部を含み得る。本方法は、第1のワイヤレスデバイスによって、第2のタイムスタンプの一部と第1のタイムスタンプとに少なくとも部分的に基づいて、第1のワイヤレスデバイスが第2のワイヤレスデバイスに同期されていないと決定することを更に含む。幾つかの実施形態では、第1のワイヤレスデバイスが第2のワイヤレスデバイスに同期されていないと決定することは、第1のワイヤレスデバイスと第2のワイヤレスデバイスとの間のラウンドトリップ時間に更に基づき得る。様々な実施形態では、ファインタイミング測定フレームは、第2のタイムスタンプの2、3、4、5又は8オクテットのうちの1つを含み得る。ファインタイミング測定フレームは、タイムスタンプ情報がファインタイミング測定フレーム中に存在することを示す予約済みビットを含み得る。幾つかの実施形態では、本方法は、第1のワイヤレスデバイスが第2のワイヤレスデバイスに同期されていないという決定に応答して、第2のタイムスタンプの一部に少なくとも部分的に基づいて第1のワイヤレスデバイス上のクロックを調整することを更に含む。
[0004]第1のワイヤレスデバイスと第2のワイヤレスデバイスとの間のタイミング同期の方法の幾つかの実施形態では、第1のメッセージはファインタイミング測定要求フレームである。一実施形態では、第1のタイムスタンプは、第1のワイヤレスデバイスからの第1のメッセージの出発時間に基づき、第2のタイムスタンプは、第2のワイヤレスデバイスにおける第1のメッセージの到着時間に基づく。別の実施形態では、第1のタイムスタンプは、第1のワイヤレスデバイスにおけるファインタイミング測定フレームの到着時間に基づき、第2のタイムスタンプは、第2のワイヤレスデバイスからのファインタイミング測定フレームの出発時間に基づく。
[0005]幾つかの実施形態では、第1のワイヤレスデバイスと第2のワイヤレスデバイスとの間のタイミング同期の方法は、第1のワイヤレスデバイスによって、第1のメッセージに応答して第2のワイヤレスデバイスから、肯定応答フレームなど、第2のメッセージを受信することを更に備える。第1のタイムスタンプは、第1のワイヤレスデバイスにおける第2のメッセージの到着時間に基づき得、第2のタイムスタンプは、第2のワイヤレスデバイスからの第2のメッセージの出発時間に基づき得る。
[0006]本明細書では、メモリと、クロックと、ワイヤレス通信サブシステムと、メモリ、クロック及びワイヤレス通信サブシステムに通信可能に結合された処理ユニットとを含むワイヤレスデバイスも開示される。ワイヤレス通信サブシステムは、第2のワイヤレスデバイスに第1のメッセージを送ることと、第1のメッセージに応答して第2のワイヤレスデバイスからファインタイミング測定フレームを受信することとを行うように構成される。ファインタイミング測定フレームは、第2のワイヤレスデバイスからの第1のタイムスタンプの少なくとも一部を含み得る。処理ユニットは、ワイヤレスデバイスにおいて第2のタイムスタンプを取得することと、第1のタイムスタンプの一部と第2のタイムスタンプとに少なくとも部分的に基づいて、ワイヤレスデバイスが第2のワイヤレスデバイスに同期されていないと決定することとを行うように構成される。幾つかの実施形態では、処理ユニットは、ワイヤレスデバイスが第2のワイヤレスデバイスに同期されていないという決定に応答して、第1のタイムスタンプの一部に少なくとも部分的に基づいてクロックを調整するように更に構成される。様々な実施形態では、ファインタイミング測定フレームは、第1のタイムスタンプの2、3、4、5又は8オクテットのうちの1つを含み得る。ファインタイミング測定フレームは、タイムスタンプ情報がファインタイミング測定フレーム中に存在することを示す予約済みビットを含み得る。
[0007]ワイヤレスデバイスの幾つかの実施形態では、第1のメッセージはファインタイミング測定要求フレームである。幾つかの実施形態では、第1のタイムスタンプは、第2のワイヤレスデバイスにおける第1のメッセージの到着時間に基づき、第2のタイムスタンプは、ワイヤレスデバイスからの第1のメッセージの出発時間に基づく。幾つかの実施形態では、第1のタイムスタンプは、第2のワイヤレスデバイスからのファインタイミング測定フレームの出発時間に基づき、第2のタイムスタンプは、ワイヤレスデバイスにおけるファインタイミング測定フレームの到着時間に基づく。
[0008]ワイヤレスデバイスの幾つかの実施形態では、ワイヤレス通信サブシステムは、第1のメッセージに応答して第2のワイヤレスデバイスから、肯定応答フレームなど、第2のメッセージを受信するように更に構成される。第1のタイムスタンプは、第2のワイヤレスデバイスからの第2のメッセージの出発時間に基づき得る。第2のタイムスタンプは、ワイヤレスデバイスにおける第2のメッセージの到着時間に基づき得る。
[0009]本開示の別の態様は、第1のワイヤレスデバイスを第2のワイヤレスデバイスに同期させるためのその上に記憶された機械可読命令を含む非一時的コンピュータ可読記憶媒体である。命令は、1つ又は複数のプロセッサによって実行されたとき、第1のワイヤレスデバイスに、(1)第2のワイヤレスデバイスに第1のメッセージを送ることと、(2)第1のワイヤレスデバイスにおいて第1のタイムスタンプを取得することと、(3)第1のメッセージに応答して第2のワイヤレスデバイスからファインタイミング測定フレームを受信することと、ファインタイミング測定フレームは、第2のワイヤレスデバイスからの第2のタイムスタンプの少なくとも一部を含む、(4)第2のタイムスタンプの一部と第1のタイムスタンプとに少なくとも部分的に基づいて、第1のワイヤレスデバイスが第2のワイヤレスデバイスに同期されていないと決定することとを行わせ得る。様々な実施形態では、ファインタイミング測定フレームは、第2のタイムスタンプの2、3、4、5又は8オクテットのうちの1つを含み得る。ファインタイミング測定フレームは、タイムスタンプ情報がファインタイミング測定フレーム中に存在することを示す予約済みビットを含み得る。幾つかの実施形態では、命令は、1つ又は複数のプロセッサによって実行されたとき、第1のワイヤレスデバイスに、第1のワイヤレスデバイスが第2のワイヤレスデバイスに同期されていないという決定に応答して、第2のタイムスタンプの一部に少なくとも部分的に基づいて第1のワイヤレスデバイス上のクロックを調整することを更に行わせる。
[0010]非一時的コンピュータ可読記憶媒体の幾つかの実施形態では、第1のメッセージはファインタイミング測定要求フレームである。幾つかの実施形態では、第1のタイムスタンプは、第1のワイヤレスデバイスからの第1のメッセージの出発時間に基づき、第2のタイムスタンプは、第2のワイヤレスデバイスにおける第1のメッセージの到着時間に基づく。幾つかの実施形態では、第1のタイムスタンプは、第1のワイヤレスデバイスにおけるファインタイミング測定フレームの到着時間に基づき、第2のタイムスタンプは、第2のワイヤレスデバイスからのファインタイミング測定フレームの出発時間に基づく。
[0011]非一時的コンピュータ可読記憶媒体の幾つかの実施形態では、命令は、1つ又は複数のプロセッサによって実行されたとき、第1のワイヤレスデバイスに、第1のメッセージに応答して第2のワイヤレスデバイスから、第2のメッセージ、例えば、肯定応答フレームを受信することを更に行わせる。第1のタイムスタンプは、第1のワイヤレスデバイスにおける第2のメッセージの到着時間に基づき得る。第2のタイムスタンプは、第2のワイヤレスデバイスからの第2のメッセージの出発時間に基づき得る。
[0012]本開示の別の態様は装置である。本装置は、(1)第1のワイヤレスデバイスから第2のワイヤレスデバイスに第1のメッセージを送るための手段と、(2)第1のワイヤレスデバイスにおいて第1のタイムスタンプを取込むための手段と、(3)第1のメッセージに応答して第2のワイヤレスデバイスからファインタイミング測定フレームを受信するための手段と、ファインタイミング測定フレームは、第2のワイヤレスデバイスからの第2のタイムスタンプの少なくとも一部を含む、(4)第2のタイムスタンプの一部と第1のタイムスタンプとに少なくとも部分的に基づいて、第1のワイヤレスデバイスが第2のワイヤレスデバイスに同期されていないと決定するための手段とを含む。幾つかの実施形態では、本装置は、第1のワイヤレスデバイスが第2のワイヤレスデバイスに同期されていないという決定に応答して、第2のタイムスタンプの一部に少なくとも部分的に基づいて第1のワイヤレスデバイス上のクロックを調整するための手段を更に含む。
[0013]本装置の幾つかの実施形態では、第1のタイムスタンプは、第1のワイヤレスデバイスからの第1のメッセージの出発時間に基づき、第2のタイムスタンプは、第2のワイヤレスデバイスにおける第1のメッセージの到着時間に基づく。第1のメッセージはファインタイミング測定要求フレームであり得る。幾つかの実施形態では、第1のタイムスタンプは、第1のワイヤレスデバイスにおけるファインタイミング測定フレームの到着時間に基づき、第2のタイムスタンプは、第2のワイヤレスデバイスからのファインタイミング測定フレームの出発時間に基づく。
[0014]幾つかの実施形態では、本装置は、第1のメッセージに応答して第2のワイヤレスデバイスから、第2のメッセージ、例えば、肯定応答フレームを受信するための手段を更に含む。第1のタイムスタンプは、第1のワイヤレスデバイスにおける第2のメッセージの到着時間に基づき得る。第2のタイムスタンプは、第2のワイヤレスデバイスからの第2のメッセージの出発時間に基づき得る。
[0015]本開示の態様が例として示される。以下の図を参照すれば、様々な実施形態の性質及び利点の理解が得られ得る。添付の図では、同様の参照番号が同様の要素を示す。
[0016]一実施形態による、ワイヤレス通信システムの簡略図。 [0017]局が同期され得る例示的なセットアップを示す図。 [0018]局が同期され得る別の例示的なセットアップを示す図。 [0019]IEEE802.11REVmcにおけるファインタイミング測定(FTM)セッションを示す図。 [0020]IEEE802.11REVmcにおける初期FTM要求フレームを示す図。 [0021]IEEE802.11REVmcにおける初期FTMフレームを示す図。 [0022]本開示の幾つかの実施形態による、部分タイミング同期機能タイマーがFTMフレーム中に埋め込まれたFTMセッションを示す図。 [0023]例示的な変更された初期FTMフレームを示す図。 [0024]例示的な変更された第1の非初期FTMフレームを示す図。 [0025]例示的な変更されたFTMパラメータフィールドを示す図。 [0026]予約済みビットを使用する例示的な変更された初期FTMフレームを示す図。 [0027]予約済みビットを使用する例示的な変更された第1の非初期FTMフレームを示す図。 [0028]本開示の一実施形態による、FTMセッションを示す図。 [0029]本開示の別の実施形態による、FTMセッションを示す図。 [0030]FTMフレームにおいて部分タイミング同期機能タイムスタンプを使用する開始ワイヤレスデバイス上のタイミング同期の方法の幾つかの実施形態を示すフローチャート。 [0031]FTMフレームにおいて部分タイミング同期機能タイムスタンプを使用するワイヤレスデバイス上のタイミング同期の方法の一実施形態を示すフローチャート。 [0032]FTMフレームにおいて部分タイミング同期機能タイムスタンプを使用するワイヤレスデバイス上のタイミング同期の方法の別の実施形態を示すフローチャート。 [0033]FTMフレームにおいて部分タイミング同期機能タイムスタンプを使用するワイヤレスデバイス上のタイミング同期の方法の別の実施形態を示すフローチャート。 [0034]FTMフレームにおいて部分タイミング同期機能タイムスタンプを使用する応答ワイヤレスデバイス上のタイミング同期の方法の一実施形態を示すフローチャート。 [0035]ワイヤレスデバイスの一実施形態のブロック図。 [0036]コンピュータデバイスの一実施形態のブロック図。
[0037]次に、本出願の一部を形成する、添付の図面に関して幾つかの例示的な実施形態が説明される。以下の説明は、(1つ又は複数の)実施形態を与えるにすぎず、本開示の範囲、適用性又は構成を限定するものではない。そうではなく、(1つ又は複数の)実施形態の以下の説明は、一実施形態を実装することを可能にする説明を当業者に与える。本開示の趣旨及び範囲から逸脱することなく、要素の機能及び構成において様々な変更が行われ得ることを理解されたい。
[0038]本明細書で開示される技法は、ワイヤレスデバイス間のタイミング同期の効率及び電力消費を改善することができる。本技法は、ファインタイミング測定(FTM)フレームを受信するワイヤレスデバイスが、受信されたタイミング同期機能(TSF)タイマー値に基づいてそれのローカルTSFタイマーを設定し得るように、FTMフレーム中に部分TSFタイマー値を埋め込むことを伴う。
[0039]単一のインフラストラクチャ基本サービスセット(BSS)又は独立BSS(IBSS:independent BSS)中の固定局(STA)、ポータブル局又は移動局は、通常、共通クロックに同期される。802.11REVmcでは、STAは、同期又は他の目的のためにローカルTSFタイマーを維持する。TSFタイマーは、264の最大カウンタ値を用いてマイクロ秒の増分で計数する。タイミング同期機能は、同じBSS中の全てのSTAについてTSFタイマーを同期された状態に保つ。BSS中のアクセスポイント(AP)は、TSFのためのタイミングマスタであり得る。
[0040]FTMプロトコルでは、開始STAが、正確なタイミング測定のための応答STA又はAPのTSFの感覚を有することが必要である。AP又は応答STAは、他のSTAのTSFタイマーを同期させるために、APのTSFタイマーの値を含むビーコン又は告知フレームを周期的に送信し得る。STAは、常にビーコン又は告知フレームを受信又は構文解析(parsing)することによって、それのローカルTSFタイマーをAP又は応答STAに同期させることができる。代替的に、開始STAは、プローブ要求フレームをアクティブに送信し、時間情報を含むプローブ応答を待ち得る。開始STAのTSFタイマーが、受信されたビーコン、告知フレーム又はプローブ応答中のタイムスタンプとは異なる場合、開始STAは、受信されたタイムスタンプ値に基づいてそれのローカルTSFタイマーを設定し得る。本明細書で使用されるタイムスタンプは、あるイベントが行われた時間を示す符号化された情報を指す。
[0041]これは、例えば、マルチバーストシナリオ(multi-burst scenarios)において、2つのバースト間の時間間隔が、例えば、1時間よりも長くなり得、STAが、その時間中に電力節約モードにあり得、ビーコンを収集しないことになるので、問題になった。更に、ビーコン又はプローブ応答を使用して常に同期することは、時間がかかることがあり、大量の電力を消費することがある。IEEE802.11REVmcなど、ワイヤレスローカルエリアネットワーク(WLAN)通信のための既存のプロトコルを使用するより効率的な同期方法が望まれる。
I. ワイヤレス通信システム
[0042]ワイヤレス通信システムは、ワイヤレスデバイスと、ワイヤレスデバイスが1つ又は複数のワイヤレス規格を使用してワイヤード又はワイヤレスネットワークに接続することを可能にするAPとを備え得る。APは、一般に、1つのSTAを含み、関連付けられたSTAのためのワイヤレス媒体を介して配信サービスへのアクセスを与える、エンティティと呼ばれる。STAは、ワイヤレス媒体への媒体アクセス制御(MAC)及び物理レイヤ(PHY)インターフェースの単独でアドレス指定可能なインスタンスである論理エンティティである。幾つかのワイヤレス通信システムは、ワイヤレスデバイスが、互いの間で、又はAPを通して通信することができるSTAとして構成されることを可能にし得る。そのような通信のために、IEEE802.11ac、802.11ad、802.11v、802.11REVmcなどの規格が通常使用される。これらの規格は、通信の品質を保証するためのエラー仕様を含むことができる。
[0043]IEEE802.11は、無認可(2.4、3.6、5及び60GHz)周波数帯域において、Wi−Fi(登録商標)と呼ばれる、ワイヤレスローカルエリアネットワーク(WLAN)通信を実装するためのメディアアクセス制御及び物理レイヤ仕様のセットである。Wi−Fiは、屋内ロケーションの増大する適用において重要な役割を果たす。屋内ロケーションにおける主要な適用可能なWi−Fi技術は、デバイス間の距離がデバイスロケーションを決定するために使用され得るので、IEEE802.11において定義されている飛行時間(TOF:time-of-flight)測距測定を使用する測距である。
[0044]IEEE802.11REVmcでは、測距のためにファインタイミング測定プロトコルが提案される。FTMに基づいて、開始局は、飛行時間又はラウンドトリップ時間(RTT:round trip time)を測定するためにFTMフレームを応答局と交換する。開始局は、次いで、応答局からファインタイミング測定値(即ち、FTMフレームの出発時間とそれの対応する肯定応答ACKフレームの到着時間とに対応するタイムスタンプ)を受信した後に、応答局までのそれの距離(range)を算出する。FTM測位では、開始局は、それの絶対ロケーションを決定するために、TOF測定のためにFTMフレームを複数の応答APと交換する。例えば、3D測位では、開始局は、それの絶対ロケーションを決定するためにFTMフレームを少なくとも3つのAPと交換する。
[0045]図1Aは、一実施形態による、ワイヤレス通信システム100の簡略図である。ワイヤレス通信システム100は、1つ又は複数のSTA105と、(1つ又は複数の)AP120と、データ通信ネットワーク130とを含むことができる。図1Aは、様々な構成要素の一般化された図を与えるにすぎず、それらの構成要素のいずれか又は全てが適宜に利用され得ることに留意されたい。更に、構成要素は、所望の機能に応じて、並べ替えられ、組み合わせられ、分離され、置換され、及び/又は省略され得る。例えば、図1Aに示されているワイヤレス通信システム100において幾つかのSTA105及びAPのみが示されているが、実施形態は、より少ない又はより多い数のSTA及び/又はAPのいずれか又は両方を含み得る。例えば、実施形態は、ダースの、数百の、数千の、若しくはより多くのSTA及び/又はAPのいずれか又は両方を含み得る。更に、(1つ又は複数の)STA105及び/又は(1つ又は複数の)AP120は、図1Aに示されていない様々な構成要素(例えば、サーバ、衛星、基地局など)を有することができる、セルラーキャリアネットワーク、衛星測位ネットワークなど、1つ又は複数の追加のネットワークと接続され得る。当業者は、図示された実施形態の多くの変更形態を認識されよう。
[0046]本明細書で説明されるワイヤレスデバイス又はSTAは、システム、加入者ユニット、加入者局、固定局、ポータブル局、移動局、リモート移動局、リモート端末、モバイルデバイス、ユーザ端末、端末、ワイヤレス通信デバイス、ユーザエージェント、ユーザデバイス、ユーザ機器(UE)又はアクセスポイントを備え得る。例えば、STAは、セルラー電話、コードレス電話、セッション開始プロトコル(SIP)電話、ワイヤレスローカルループ(WLL)局、携帯情報端末(PDA)、ワイヤレス接続機能を有するハンドヘルドデバイス、コンピュータデバイス又はワイヤレスモデムに接続された他の処理デバイスであり得る。
[0047]更に、本明細書で説明される技法は、2つのSTA間のクロックを同期させることを指すが、実施形態はそのように限定されないことに留意されたい。本明細書で説明される技法は、より一般的には、AP及び/又は他のワイヤレスデバイスを含む、2つのワイヤレストランシーバに適用され得る。
[0048]上述のように、(1つ又は複数の)STA105は、(1つ又は複数の)STA105がデータ通信ネットワーク130を通して通信することを可能にすることができる、(1つ又は複数の)AP120と通信することができる。(1つ又は複数の)STA105との間での通信はまた、従って、幾つかの実施形態では、データ通信ネットワーク130によって決定され得る、様々なワイヤレス通信規格及び/又はプロトコルを使用して実装され得る。幾つかの実施形態は、例えば、上記で説明されたIEEE802.11規格ファミリーのうちの1つ又は複数を含むことができる。データ通信ネットワーク130は、ローカルエリアネットワーク(LAN)又はパーソナルエリアネットワーク(PAN)などのローカルネットワーク、インターネットなどのワイドエリアネットワーク(WAN)及び/又は様々なパブリック及び/又はプライベート通信ネットワークのいずれかを含む、様々なネットワークのうちの1つ又は複数を備え得る。その上、ネットワーキング技術は、光、無線周波数(RF)、ワイヤード、衛星及び/又は他の技術を利用するスイッチング及び/又はパケット化ネットワークを含むことができる。
[0049]ワイヤレス通信システム100は、1つ又は複数のSTA105のロケーションを計算又は推定するために測位能力を与え得る。そのような能力は、全地球測位システム(GPS)など、衛星測位システム(SPS)及び/又は、(1つ又は複数の)AP120など、固定構成要素によって行われる三角測量及び/又は三辺測量を含むことができる。追加又は代替として、ワイヤレス通信システム100において複数のSTA105があるとき、STA105は、互いからのそれらの決定された距離に基づいて測位能力を与えるように構成され得る。IEEE802.11規格を使用する測位又はロケーションベースの適用例では、2つのSTA間の距離の指示を与えるために、例えば、2つのSTA間の事前指定されたメッセージ又はダイアログのためのラウンドトリップ時間の決定が使用され得る。
[0050]STA105は少なくとも1つのローカルクロックを含むことができ、STA105はそれの通信及びデータ処理をそれに基づかせる。しかしながら、通常、幾つかのSTAの間でローカルクロックを正確に同期させることは不可能であり、従って、各ローカルクロックは、他のSTAのクロックに対してそれ自体のタイミングエラー又はクロックドリフトを有し得る。
[0051]図1Bは、一実施形態による、STA間の同期が達成され得る例示的なセットアップを示す。ここで、2つのSTA(STA1 105−1及びSTA2 105−2)は、ワイヤレス通信信号110を使用して互いと通信することができる。STA105は、図1Aに示されているワイヤレス通信システム100など、より大きいシステムの一部であり得る。一方のSTAから他方のSTAまでのRTT及び推定距離を取得するために、STA105は、以下で説明されるように、ファインタイミング測定フレーム及び肯定応答の交換に関与し得る。
[0052]図1Cは、STAが同期され得る別の例示的なセットアップである。ここで、APは、ワイヤレス通信信号110を使用して、3つのSTA、STA1 105−a、STA2 105−b及びSTA3 105−cと通信することができる。ワイヤレス通信信号110は、アップリンク(UL)及び/又はダウンリンク(DL)フレームを含み得る。STAは、更に、同様の手段を介して互いと直接通信し得る。追加のSTA及び/又はAP(図示せず)が、同じワイヤレスシステム(例えば、WLAN)の一部であり得る。幾つかのワイヤレスシステムは、より多い又はより少ないSTAを有し得る。本明細書で説明される技法が、図示された構成及び/又は構成要素とは異なる構成及び/又は構成要素を有するシステムにおいて利用され得ることを理解されよう。その上、ワイヤレスシステムは他のタイプのワイヤレスデバイスを含み得る。当業者は、図1A〜図1Cに示されている実施形態のこれら及び他の変形形態を認識されよう。STA及び/又はAPは、ワイヤレスデバイスに対応することができ、及び/又は、本開示において以下で説明される、コンピュータシステムなど、コンピュータの構成要素を組み込み得る。
[0053]概して、本明細書で説明される実施形態は、様々なIEEE802.11通信規格に従って、WLANなど、ワイヤレス通信システム100を利用するデバイスのためのワイヤレス通信に関係し得る。幾つかの実施形態は、IEEE802.11規格ファミリー以外の規格を利用し得る。幾つかの実施形態では、衛星地理測位データを送信する地上波基地局からの衛星信号又は支援データに依拠するのではなく、STAは、ワイヤレスAPを使用してそれらの地理的ロケーションを獲得し得る。APは、802.11g、802.11n、802.11ac、802.11ad、802.11vなど、様々なIEEE802.11規格に従ってワイヤレス信号を送信及び受信し得る。幾つかの実施形態では、STAは、複数のアンテナからの信号を送信又は受信している間、802.11ac、802.11v及び/又は802.11REVmc規格に準拠し得る。幾つかの実施形態は、0.1ナノ秒(ns)又は1ピコ秒(ps)増分でタイミング信号をサンプリングし得るが、幾つかの他の実施形態は、依然としてそれらの規格に準拠しながら、例えば、1.5ns、2ns、0.1nsなど、10nsよりも小さい時間増分で信号をサンプリングし得る。
[0054]実施形態は、複数のアンテナからの送信信号を考慮する定義に基づいてIEEE802.11規格からの出発時間(TOD)測定及び到達時間(TOA)測定を実装し得る。幾つかの実施形態では、TOA及びTODではなく、TOAとTODとの間の時間差が送信され得る。幾つかの実施形態では、受信STAと送信STAの両方は、TOD測定値及びTOA測定値を算出するのに十分な情報を送信し得る。幾つかの実施形態では、情報の一部は、改訂された802.11規格において成文化され得る。APは、STAとの間で、TOA測定値及びTOD測定値など、タイミング測定値を送信及び受信し得る。STAが、APの地理的測位情報とともに、3つ又はそれ以上のAPからタイミング測定値を取得したとき、STAは、複数のタイミング測定値を使用して、例えば三辺測量など、GPS測位と同様の技法を実行することによってそれのロケーションを決定することが可能であり得る。幾つかの場合には(例えば、特にSTAのうちの少なくとも1つが固定であるとき)、STAは、互いの間のRTT及び距離を取得するために互いの間でタイミング測定値を送信及び受信し得る。
II. FTMプロトコル
[0055]図2は、複数のバーストを用いたIEEE802.11REVmc FTMセッション200を示す。ファインタイミング測定プロシージャを開始するために、(開始STAと呼ばれる)開始側としてファインタイミング測定プロトコルをサポートするSTA220は、初期FTM要求フレーム230を送信する。(応答STAと呼ばれる)応答側としてファインタイミング測定プロトコルをサポートするSTA210は、ピアSTAが、開始側としてファインタイミング測定プロトコルをサポートし、応答STA210が、ピアSTAから初期FTM要求フレームを受信しない限り、ピアSTAにFTMフレームを送信しない。FTM要求フレーム230は、トリガフィールドと、測定交換のための開始STAの利用可能性を記述する、FTMパラメータフィールド中のスケジューリングパラメータのセットとを含み得る。応答STA210は、開始STA220に、初期FTM要求230の正常な受信を肯定応答するACKフレーム232を送り得る。
[0056]FTMセッション200における第1のFTMフレームは、初期FTMフレームFTM_1 234である。応答STA210は、概して、初期FTM要求フレーム230に応答して10ms内に初期FTMフレームFTM_1 234を送信し得る。初期FTMフレームFTM_1 234はFTMパラメータフィールドを含む。初期FTMフレームFTM_1 234中のステータス指示フィールドの値は、初期FTM要求が成功したのか、不可能であったのか、失敗したのかを示す。開始STA220は、ACKフレーム236を送ることによって初期FTMフレームFTM_1 234の受信を肯定応答する。
[0057]FTMフレームは、概して、バーストインスタンスと呼ばれる時間ウィンドウ中に送られる。バーストインスタンスのタイミングは、初期FTM要求フレーム又は初期FTMフレームのFTMパラメータフィールド中の以下のパラメータ、即ち、(1)第1のバーストインスタンスの開始のための部分TSFタイマー値と、(2)バースト持続時間、即ち、バースト期間の境界において開始する各バーストインスタンスの持続時間と、(3)バースト期間、即ち、あるバーストインスタンスの開始から後続のバーストインスタンスの開始までの間隔とによって定義され得る。
[0058]図2に示されているFTMセッション200では、FTM要求フレーム中の「ASAP」フィールドが0に設定される。ASAPフィールドは、FTMセッションの第1のバーストインスタンスを可能な限り早く開始するようにとの開始STAの要求かどうかを示す。ASAPフィールドが開始STAによって0に設定されたとき、開始STAは、FTM要求フレーム中の部分TSFタイマーフィールドによって指定された第1のバーストインスタンスの開始を要求する。FTM要求フレーム中のASAPフィールドが開始STAによって1に設定されたとき、FTM要求フレーム中の部分TSFタイマーフィールドは、ASAPフィールドが初期FTMフレーム中で0に設定された場合に第1のバーストインスタンスの要求された開始を示す。
[0059]ASAPフィールドが0に設定されたとき、FTMトリガフレームが、各バーストインスタンスをトリガするために使用され得る。FTMトリガフレームは、1に設定されたトリガフィールドを有し、測定要求フィールド又はFTMパラメータフィールドを含まない、FTM要求フレームである。第1のバーストインスタンスは、初期FTMフレーム中の部分TSFタイマーフィールドによって示された値において開始する。ASAPが応答STAによって1に設定されたとき、部分TSFタイマーフィールド値は、直近の初期FTM要求フレームの受信から10ms未満の値に設定され得る。
[0060]ASAPフィールドはまた、できるだけ早くFTMセッションの第1のバーストインスタンスを開始するようにとの開始STAの要求が受け付けられたか否かを信号伝達するために、応答STAによって使用され得る。ASAPフィールドが応答STAによって0に設定されたとき、初期ファインタイミング測定フレーム中の部分TSFタイマーフィールドは、第1のバーストインスタンスの開始時間と、FTMトリガが開始STAによって送られるべきである最早時間とを示す。ASAPフィールドが応答STAによって1に設定されたとき、初期ファインタイミング測定フレーム中の部分TSFタイマーフィールドは、第1のバーストインスタンスの開始時間と、初期ファインタイミング測定フレームが送られる最早時間とを示す。応答STAは、ファインタイミング測定フレームを至急送るようにとのSTAの意図を示すために、ASAPフィールドを1に設定し得る。
[0061]図2に示されているように、開始STA220は、それがチャネル上で利用可能になるとすぐに、バーストの最初にFTMトリガフレーム238を送信する。これは、バーストインスタンスの残りのための開始STA220の利用可能性を応答STA210に示す。FTMトリガフレーム238に続いて、応答STA210は、ACKフレーム240を送信し、バースト持続時間が経過する前に、FTM_2 242及びFTM_3 246など、非初期FTMフレームを送信する。開始STA220は、FTMフレームが正常に受信されるたびに、ACKフレーム244又は248など、ACKフレームを送る。バーストインスタンス内で、連続するFTMフレームは、少なくとも最小デルタFTM、離間される。バースト期間の後に、動作250、252、254、256、258及び260によって示されているように、第1のバーストインスタンスの場合と同様の動作を含む、次のバーストインスタンスが開始し得る。
[0062]バーストインスタンス内で、開始STA220は、それに宛てられた各FTMフレーム上でファインタイミング測定を実行し得る。例えば、応答STA210は、FTMフレームFTM_2 242を送信し、FTMフレームFTM_2 242が送信された第1の時間t1_2を取込む。開始STA220は、FTMフレームFTM_2 242が開始STA220に到着した第2の時間t2_2を取込む。更に、開始STA220は、それがACKフレーム244を送信したヘン第3の時間t3_2を取込む。応答STA210は、ACKフレーム244が応答STA210に到着した第4の時間t4_2を取込む。応答STA210は、次いで、次のFTMフレームFTM_3 246中で、開始STA220に、取込まれた第1の時間t1_2と第4の時間t4_2とを送る。開始STA220は、次いで、ラウンドトリップ時間(RTT)=(t4_2−t1_2)−(t3_2−t2_2)としてRTTを計算することができる。
[0063]図3Aは、例えば、図2の初期FTM要求230、FTM要求238又はFTM要求250に対応するFTM要求フレーム310の一例を示す。図3Aに示されているように、FTM要求フレーム310は、1オクテットのカテゴリーフィールドと、1オクテットのパブリックアクション(Public Action)フィールドと、1オクテットのトリガフィールドと、随意のロケーション構成情報(緯度、経度及び高度情報を含み得る、LCI)測定要求フィールドと、随意のロケーションシビック測定要求(Location Civic Measurement Request)フィールドと、随意のFTMパラメータフィールドとを含む。カテゴリーフィールドはパブリックのための値に設定される。パブリックアクションフィールドは、これがFTM要求フレームであることを示すように設定される。トリガフィールド中の「1」は、開始STAが、応答STAがFTM測定フレームを送ることを開始又は継続することを要求することを示す。トリガフィールド中の「0」は、開始STAが、応答STAがFTM測定フレームを送ることを停止することを要求することを示す。LCI測定要求フィールドは、存在する場合、LCIに等しい測定タイプをもつ測定報告要素についての要求を示す、LCI要求に等しい測定タイプをもつ測定要求要素を含む。ロケーションシビック測定要求フィールドは、存在する場合、ロケーションシビック報告に等しい測定タイプをもつ測定報告についての要求を示す、ロケーションシビック要求に等しい測定タイプをもつ測定要求要素を含む。FTMパラメータフィールドは、図2の初期FTM要求230など、初期FTM要求フレーム中に存在するが、図2中のFTM要求フレーム238又は250など、後続のFTM要求(トリガ)フレーム中には存在しない。存在する場合、FTMパラメータフィールドはFTMパラメータを含む。
[0064]図3Bは、例えば、図2のFTM_1 234、FTM_2 242、FTM_3 246、FTM_4 254又はFTM_5 258に対応するFTMフレーム320の一例である。図3Bに示されているように、FTMフレーム320は、1オクテットのカテゴリーフィールドと、1オクテットのパブリックアクションフィールドと、1オクテットのダイアログトークンフィールドと、1オクテットのフォローアップダイアログトークンフィールドと、6オクテットのTODフィールドと、6オクテットのTOAフィールドと、2オクテットのTODエラーフィールドと、2オクテットのTOAエラーフィールドと、随意のLCI報告フィールドと、随意のロケーションシビック報告(Location Civic Report)フィールドと、随意のFTMパラメータフィールドとを含む。カテゴリーフィールドはパブリックのための値に設定される。パブリックアクションフィールドは、これがFTMフレームであることを示すように設定される。ダイアログトークンフィールドは、FTM_3 246など、後で送られるべき第2の又はフォローアップFTMフレームとともに、図2中のFTM_2 242など、ペアの第1のものとしてFTMフレームを識別するために応答STAによって選定された非0値である。ダイアログトークンフィールドは、FTMフレームの後に後続のフォローアップFTMフレームが続かないことを示すように「0」に設定され得る。フォローアップダイアログトークンフィールドは、それがフォローアップFTMフレームであることと、TOD、TOA、TODエラー及びTOAエラーフィールドが、ペアの第1のFTMフレームのための取込まれたタイムスタンプの値を含むことを示す、最後の送信されたFTMフレームのダイアログトークンフィールドの非0値である。例えば、FTM_3 246は、FTMフレームFTM_2 242のための取込まれたタイムスタンプを含み得る。フォローアップダイアログトークンフィールドは、FTMフレームが最後の送信されたFTMに対するフォローアップでないことを示すように「0」に設定される。TOD、TOA、TODエラー及びTOAエラーフィールドは、0.1nsの単位で表され得る。TODフィールドは、タイムベースに関して、最後の送信されたFTMフレームのプリアンブルの開始が送信アンテナコネクタに現れた時間を表すタイムスタンプを含む。TOAフィールドは、タイムベースに関して、最後の送信されたFTMフレームへのACKフレームのプリアンブルの開始が受信アンテナコネクタに到着した時間を表すタイムスタンプを含む。TODエラーフィールドは、TODフィールドにおいて指定された値におけるエラーのための上限を含む。TOAエラーフィールドは、TOAフィールドにおいて指定された値におけるエラーのための上限を含む。LCI報告フィールドは随意に存在する。存在する場合、LCI報告フィールドは、LCI報告に等しい測定タイプをもつ測定報告要素を含む。ロケーションシビック報告フィールドは随意に存在する。存在する場合、ロケーションシビック報告フィールドは、ロケーションシビック報告に等しい測定タイプをもつ測定報告要素を含む。FTMパラメータフィールドは、図2中のFTM_1 234など、初期FTMフレーム中に存在するが、図2中のFTM_2 242又はFTM_3 246など、後続のFTMフレーム中には存在しない。存在する場合、ファイルされたFTMパラメータはFTMパラメータを含む。
III. 変更されたFTMセッション及びフレーム
[0065]FTMフレームが、ファインタイミング測定のための時間情報を交換するために開始STA及び応答STAによってすでに使用されているので、FTMプロトコルは、ファインタイミング測定のための時間情報とともにFTMフレーム内でTSFタイマー値を送信するために拡張又は変更され得る。
[0066]図4は、本開示の幾つかの実施形態による、部分タイミング同期機能タイマー値がFTMフレーム中に埋め込まれたFTMセッションを示す図400である。図4は図2と同様であるが、追加のタイムスタンプが取込まれ及び送信される。図4に示されているように、(それのためにACKが開始STAによって適切に受信された)最後の正常に送信されたFTM要求フレーム、例えば、図4中の初期FTM要求430並びにFTMトリガ要求438及び450のタイムスタンプが、FTM要求の出発時間(TOD)において開始STA420と、FTM要求の到着時間(TOA)において応答STA410との両方において取込まされ得る。応答STA410は、次いで、FTMフレーム中で、最後の正常に送信されたFTM要求のTOAにおいて、取込まれたタイムスタンプを送ることができる。例えば、図4に示されているように、応答STA410は、初期FTM要求430のTOAにおいてそれのタイマー値t0_1を取込み、開始STA420にFTM_1 434中でタイマー値t0_1を送り得、開始STA420は、次いで、応答STA410との同期のために、時間値t0_1と、応答STA410が初期FTM要求430のTODにおいて取込んだタイムスタンプt0_0とを使用し得る。同様に、各バーストインスタンスについて、応答STA410は、FTM要求438又は450など、第1の非初期FTM要求(FTMトリガ要求)のTOAにおいてそれのタイマー値t0_3又はt0_5を取込み、開始STA420に、FTM_2 442中でタイマー値t0_3又はFTM_4 454中でt0_5を送り得、開始STA420は、次いで、応答STA410との同期のために、時間値t0_3又はt0_5と、応答STA410がFTM要求438(t0_2)又は450(t0_4)のTODにおいて取込んだタイムスタンプを使用し得る。
[0067]幾つかの実施形態は、開始STAの要求に応じて、図4に示されているFTMセッションとは異なり得る。例えば、FTMセッションは複数バースト又は単一バーストモードであり得、開始STAは、応答STA710に、バーストインスタンスを「至急」開始することを要求し得る。様々な実施形態では、タイムスタンプを決定し、メッセージを送る順序が変更され得る。例えば、幾つかの実施形態では、t0_3又はt0_5など、応答STAにおいて取込まれたタイムスタンプは、可能な場合、FTM_3 446又はFTM_5 458中で開始STAに送られ得る。幾つかの実施形態では、応答STAにおいて取込まれたタイムスタンプは、2つ又はそれ以上の部分中で送られ得る。例えば、タイムスタンプt0_3の一部がFTM_2 442中で送られ得、タイムスタンプt0_3の他の部分がFTM_3 446中で送られ得る。当業者は、図示された実施形態の多くの変形形態を認識されよう。
[0068]図5Aは、初期FTM要求430など、初期FTM要求に応答する、図4中のFTM_1 434など、例示的な変更された初期FTMフレーム500を示す。FTMフレーム500は、図3Bに示されているFTMフレーム320と比較して新しいフィールド510を含む。新しいフィールド510は、1オクテットの要素IDと、1オクテットの長さと、2、3、4又は5オクテットの、FTM要求フレームの部分TSFとを含み得る。要素IDは、予め定義された数によって要素のタイプを識別する。長さフィールドは、長さフィールドに続くオクテットの数を指定する。例えば、長さフィールドは、FTMフレーム500のために2、3、4又は5の値を有し得る。FTM要求フレームの部分TSFは、応答STAによってFTM要求フレームのTOAにおいて取込まれたタイムスタンプの少なくとも一部を含み得、例えば、2オクテット、3オクテット、4オクテット又は5オクテットを含み得る。様々な実施形態では、新しいフィールド510は、LCI報告フィールドの前など、FTMフレーム500中の異なるロケーションにおいて追加され得る。
[0069]FTM要求フレームの部分TSFフィールド(partial TSF of FTM request frame field)が2オクテット長であるとき、部分TSFは、64ビットフルTSFタイマー値(&0x0000000003FFFC00)のビット[25:10]を表し得、従って、210又は1024μsの単位と約67秒のラップアラウンド時間とを有する。このフォーマットは、FTMフレームのFTMパラメータフィールド中で使用される部分TSFフィールドに合致する。
[0070]FTM要求フレームの部分TSFフィールドが3オクテット長であるとき、部分TSFは、64ビットフルTSFタイマー値(&0x0000000000FFFFFF)のビット[23:0]を表し得、従って、1μsの単位と約17秒のラップアラウンド時間とを有する。これは、より良いタイミング精度を必要とする、バースト持続時間が250μsであるときに役立ち得る。代替的に、部分TSFは、フルTSFタイマー値(&0x00000000FFFFFF00)のビット[31:8]を表し得、従って、28又は256μsの単位と約1.2時間のラップアラウンド時間とを有する。
[0071]FTM要求フレームの部分TSFフィールドが4オクテット長であるとき、部分TSFは、フルTSFタイマー値(&0x00000000FFFFFFFF)のビット[31:0]を表し得、従って、1μsの単位と約1.2時間のラップアラウンド時間とを有する。これは、より良いタイミング精度を必要とする、バースト持続時間が250μsであるときに役立ち得る。
[0072]FTM要求フレームの部分TSFフィールドが5オクテット長であるとき、部分TSFは、フルTSFタイマー値(&0x000000FFFFFFFFFF)のビット[39:0]を表し得、従って、1μsの単位と約305時間のラップアラウンド時間とを有する。
[0073]幾つかの実施形態では、フル64ビットTSFタイマー値が、部分TSFタイマー値を送るだけではなく、初期FTM要求に応答して初期FTMフレーム500中に含まれ得る。
[0074]図5Bは、バーストインスタンスの最初に、図4中のFTM要求438又は450など、第1の非初期FTM要求に応答する、図4のFTM_2及びFTM_4など、例示的な変更された非初期FTMフレーム550を示す。非初期FTMフレーム550は、初期FTMフレーム500と同様にして第1の非初期FTMフレームと比較して新しいフィールド560を含む。初期FTMフレーム500の場合のように、非初期FTMフレーム550中の新しいフィールド560は、1オクテットの要素IDと、1オクテットの長さと、2、3、4又は5オクテットの、FTM要求フレームの部分TSFとを含み得る。要素IDは、予め定義された数によって要素のタイプを識別する。長さフィールドは、長さフィールドに続くオクテットの数を指定する。例えば、長さフィールドは、非初期FTMフレーム550のために2、3、4又は5の値を有し得る。FTM要求フレームの部分TSFは、応答STAによって非初期FTM要求フレームにおいて取込まれたタイムスタンプの少なくとも一部を含み得、2オクテット、3オクテット、4オクテット又は5オクテットを含み得、ここで、部分TSF値は、図5A中の初期FTMフレーム500に関して上記で説明されたのと同じビットを含み得る。
[0075]幾つかの実施形態では、フル64ビットTSFタイマー値は、初期FTM要求に応答して初期FTMフレーム500中に含まれ得、2、3、4又は5オクテットの部分TSF値は、非初期FTMフレーム550中に含まれ得る。幾つかの実施形態では、部分TSF値は、5オクテットよりも大きいか又は2オクテットよりも小さくなり得る。
[0076]図5Cは、例示的な変更されたFTMパラメータフィールド580を示す。図5Cに示されているように、予約済みビットB40が、部分TSFタイマー選好なしビット(Partial TSF Timer No Preference bit)として指定され得る。このようにして、開始STAが、初期FTM要求フレーム中で使用されるべき部分TSF値の知識を有しない場合、開始STAは、FTM要求フレーム中の部分TSFタイマーにおける選好なしを示すことが可能である。「1」に設定されたとき、FTMパラメータフィールド580中の部分TSFタイマー選好なしビットは、開始STAが、第1のバーストインスタンスがいつ開始するかに関する選好を有しないことを示し、対応する部分TSFタイマーフィールド(B24〜B39)が、予約され、応答STAによって無視されるべきである。部分TSFタイマー選好なしビットは、FTMパラメータフィールド580がファインタイミング測定フレーム中に含まれるとき、予約されるか、又は「0」に設定される。
[0077]幾つかの実施形態では、TOAエラーフィールド中の予約済みビットは、FTMフレーム500又は550中の要素ID及び長さフィールドが、送信されるビット数を低減するために省略され得るように、FTM要求フレームの部分TSFフィールドが存在することを示すように設定され得る。
[0078]図6Aは、予約済みビットを使用する、図4のFTM_1など、例示的な変更された初期FTMフレーム600を示し、ここで、TOAエラーフィールド中の予約済みビットが、FTM要求フレームの部分TSFフィールドが存在することを示すように1に設定され、FTM要求フレームの部分TSFフィールド620が、TOAエラーフィールドの後に挿入される。図5Aの初期FTMフレーム500の場合のように、FTM要求フレームの部分TSFフィールド620は、2、3、4又は5オクテット長であり得、図5A中の初期FTMフレーム500に関して上記で説明されたのと同じビットを表し得る。幾つかの実施形態では、フル64ビットTSF値が、部分TSFを送るだけではなく、初期FTM要求に応答してFTMフレーム600中に含まれ得る。
[0079]図6Bは、バーストインスタンスの最初に第1の非初期FTM要求に応答する、図4のFTM_2及びFTM_4など、例示的な変更された第1の非初期FTMフレーム650を示し、ここで、予約済みビットが、FTM要求フレームの部分TSFフィールドが存在することを示すように1に設定される。図6Bに示されているように、FTM要求フレームの部分TSFフィールド660が、TOAエラーフィールドの後に挿入される。図5Bの非初期FTMフレーム550の場合のように、FTM要求フレームの部分TSFフィールド660は、2、3、4又は5オクテット長であり得、図5B中の非初期FTMフレーム550に関して上記で説明されたのと同じビットを表し得る。
[0080]上記の例は、複数バースト状況における、及びASAPが0に設定された、本開示の幾つかの実施形態を示す。しかしながら、上記で説明された方法は、複数バーストシナリオと単一バーストシナリオの両方に、及びASAP=0であるのかASAP=1であるのかにかかわらず、適用可能である。上記で説明されたFTM要求フレームの部分TSFフィールドは、非初期FTM要求に応答する任意のバーストインスタンスの第1のFTMに、及び/又は初期FTM要求に応答する初期FTMフレームに挿入され得る。
[0081]図7Aは、本開示の一実施形態による、FTMセッション700を示し、ここで、開始STA720が、応答STA710に、ASAPフィールドを1に設定することによってバーストインスタンスを「可能な限り早く」開始することを要求する。図7Aでは、バースト期間705において、開始STA720は、応答STA710にFTM要求722を送り、応答STA710は、FTM要求722を受信したことに応答して、開始STA720にACKフレーム724を送る。応答STA710は、次いで、開始STA720に第1のFTMフレームFTM_1 726を送り始める。開始STA720は、FTM_1 726を受信すると応答STA710にACK728を送る。応答STA710は、次いで、開始STA720に第2のFTMフレームFTM_2 730を送る。FTM_2 730を受信すると、開始STA720は、応答STA710にACKフレーム732を送る。FTM要求フレーム734、ACKフレーム736、FTM_3 738、ACKフレーム740、FTM_4 742及びACKフレーム744によって示されているように、同様のプロセスが次のバーストインスタンスにおいて行われ得る。
[0082]FTMフレームFTM_1 726又はFTM_3 738など、各バーストインスタンスの第1のFTMフレームは、FTM要求フレーム722又は734の部分TSFを含み得る。FTMフレームFTM_1 726及びFTM_3 738のフォーマット及びフィールドは、上記で説明されたように、図5A又は図5Bに示されているFTMフレーム500若しくは550又は図6A若しくは図6Bに示されているFTMフレーム600若しくは650と同じであり得る。FTM要求フレームの部分TSFフィールド中の値は、図7A中のt0_1及びt0_3によって示されているように、FTM要求フレーム722又は734の到着時間において応答STA710において取込まれたタイムスタンプであり得る。
[0083]図7Bは、本開示の別の実施形態による、FTMセッション750を示し、ここで、開始STA770が、バースト数指数フィールド(Number of Bursts Exponent field)(図5CのB8〜B11)を0に設定し、ASAPフィールドを1に設定することによって、ファインタイミング測定の単一のバーストが至急とられることを要求する。図7Bでは、開始STA770は、応答STA760にFTM要求780を送り、応答STA760は、FTM要求780を受信したことに応答して、開始STA770にACKフレーム782を送る。応答STA760は、次いで、開始STA770に第1のFTMフレームFTM_1 784を送り始める。開始STA770は、FTM_1 784を受信すると応答STA760にACKフレーム786を送る。応答STA760は、次いで、開始STA770に第2のFTMフレームFTM_2 788を送る。FTM_2 788を受信すると、開始STA770は、応答STA760にACKフレーム790を送る。
[0084]単一のバーストの第1のFTMフレーム、例えば、FTMフレームFTM_1 784は、FTM要求フレーム780の部分TSFを含み得る。FTMフレームFTM_1 784のフォーマットは、上記で説明されたように、図5A又は図5B中のFTMフレーム500若しくは550又は図6A若しくは図6B中のFTMフレーム600若しくは650と同じであり得る。FTM要求フレームの部分TSFフィールド中の値は、FTM要求780の到着時間において応答STA760において取込まれたタイムスタンプであり得る。
[0085]図7A及び図7Bはまた、FTMフレーム中に埋め込まれた部分TSFの可能な値の幾つかの他の実施形態を示す。例えば、図7Aに示されているように、FTM要求722の到着時間において応答STA710においてタイムスタンプt0_1を取込み、FTMフレームFTM_1 726に埋め込まれるために、取込まれたタイムスタンプt0_1を部分TSFに変換するのではなく、応答STA710における現在のFTMフレームFTM_1 726の出発時間(t1_1)が、取込まれ、部分TSFに変換され、FTMフレームFTM_1 726に埋め込まれ得る。FTMフレームFTM_1 726を受信した後に、開始STA720は、同期のために、t1_1の部分TSFと、開始STA720におけるFTMフレームFTM_1 726の到着時間(t2_1)とを使用し得る。
[0086]別の例として、図7Bでは、FTM要求780の到着時間において応答STA760においてタイムスタンプを取込み、FTMフレームFTM_1 784に埋め込まれるために、取込まれたタイムスタンプを部分TSFに変換するのではなく、応答STA760におけるACKフレーム782の出発時間(t0_1)が、取込まれ、部分TSFに変換され、FTMフレームFTM_1 784に埋め込まれ得る。開始STA770は、開始STA770におけるACKフレーム782の到着時間t0_2を取込み得る。FTMフレームFTM_1 784を受信した後に、開始STA770は、同期のために、t0_1の部分TSFと、開始STA770におけるACKフレーム782の取込まれた到着時間t0_2とを使用し得る。
[0087]上記の実施形態は特定の例において説明されるが、それらの適用例は、上記で説明された特定の例に限定されない。むしろ、時間同期のために使用される部分TSF又はフルTSFの可能な値の実施形態は、FTMセッションが複数のバーストに設定されるのか、単一のバーストに設定されるのか、及びASAPが0に設定されるのか1に設定されるのかにかかわらず、様々な設定の下で、FTM要求の後の第1のFTMフレームにおいて実装され得る。例えば、部分TSF又はフルTSFの値は、ASAPが0又は1のいずれかに設定される、複数バーストモード又は単一バーストモードのいずれかで、応答STAにおけるFTM要求の到着時間、FTM要求に応答する応答STAからのACKフレームの出発時間又は応答STAからの第1のFTMフレームの出発時間のうちのいずれか1つであり得る。
IV. 例示的な方法
[0088]図8A〜図8Dは、本開示で開示される開始STA上のタイミング同期方法の幾つかの実施形態を示す。図8A〜図8Dは動作を逐次プロセスとして説明するが、動作の多くは並列に又は同時に実行され得ることに留意されたい。更に、動作の順序は並べ替えられ得る。動作は、図に含まれない追加のステップを有し得る。幾つかの動作は、随意であり得、従って、様々な実施形態では省略され得る。1つのブロックにおいて説明される幾つかの動作は、別のブロックにおける動作と一緒に実行され得る。更に、本方法の実施形態は、ハードウェア、ソフトウェア、ファームウェア、ミドルウェア、マイクロコード、ハードウェア記述言語又はそれらの任意の組合せで実装され得る。
[0089]図8Aは、FTMフレームにおいて部分タイミング同期機能タイムスタンプを使用する開始ワイヤレスデバイス上のタイミング同期の方法の幾つかの実施形態を示すフローチャート800である。
[0090]ブロック802において、開始STA420、720又は770など、第1のワイヤレスデバイスが、応答STA410、710又は760など、第2のワイヤレスデバイスに第1のメッセージを送る。第1のメッセージは、図4中の初期FTM要求フレーム430など、初期FTM要求フレーム又は図4中のFTM要求フレーム438若しくは450、図7A中のFTM要求フレーム722若しくは734又は図7B中のFTM要求フレーム780など、非初期FTM要求フレームであり得る。ブロック802における機能を実行するための手段は、限定はしないが、例えば、図10に示され、以下で詳細に説明される、ワイヤレス通信サブシステム1030、処理ユニット1010、メモリ1060及び/又はバス1005を含み得る。幾つかの実施形態では、ブロック802における機能を実行するための手段は、限定はしないが、例えば、図11に示され、以下で詳細に説明される、ワイヤレス通信サブシステム1133、処理ユニット1110、ワーキングメモリ1135及び/又はバス1105を含み得る。
[0091]ブロック804において、第1のワイヤレスデバイスは、随意に、第1のワイヤレスデバイスからの第1のメッセージの出発時間を示す第1のタイムスタンプを取込むか、又はさもなければ取得する。第1のワイヤレスデバイスは、第1のワイヤレスデバイス上で動作しているローカルクロックに基づいて第1のタイムスタンプを取得し得る。第1のタイムスタンプは、例えば、図4中のt0_0、t0_2若しくはt0_4、図7A中のt0_0若しくはt0_2又は図7B中のt0_0であり得る。ブロック804における機能を実行するための手段は、限定はしないが、例えば、図10に示され、以下で詳細に説明される、クロック1045、処理ユニット1010、メモリ1060、(1つ又は複数の)入力デバイス1070及び/又はバス1005を含み得る。幾つかの実施形態では、ブロック804における機能を実行するための手段は、限定はしないが、例えば、図11に示され、以下で詳細に説明される、クロック1150、処理ユニット1110、ワーキングメモリ1135及び/又はバス1105を含み得る。
[0092]随意に、ブロック806において、第1のワイヤレスデバイスは、第1のメッセージに応答して第2のワイヤレスデバイスから第2のメッセージを受信する。第2のメッセージは、第1のメッセージの正常な受信を示す、第2のワイヤレスデバイスから第1のワイヤレスデバイスへの肯定応答メッセージであり得る。例えば、第2のメッセージは、図4中のACKフレーム432、440若しくは452、図7A中のACKフレーム724若しくは736又は図7B中のACKフレーム782のうちの1つであり得る。ブロック806における機能を実行するための手段は、限定はしないが、例えば、図10に示されている、ワイヤレス通信サブシステム1030、処理ユニット1010、メモリ1060及び/又はバス1005を含み得る。幾つかの実施形態では、ブロック806における機能を実行するための手段は、限定はしないが、例えば、図11に示され、以下で詳細に説明される、ワイヤレス通信サブシステム1133、処理ユニット1110、ワーキングメモリ1135及び/又はバス1105を含み得る。
[0093]ブロック808において、第1のワイヤレスデバイスは、開始STA770におけるACKフレーム782の到着時間を示す、図7Bに示されているt0_2など、第1のワイヤレスデバイスにおける第2のメッセージの到着時間における代替の第1のタイムスタンプを取込むか、又はさもなければ取得する。ブロック808における機能を実行するための手段は、限定はしないが、例えば、図10に示されている、クロック1045、処理ユニット1010、メモリ1060、(1つ又は複数の)入力デバイス1070及び/又はバス1005を含み得る。幾つかの実施形態では、ブロック808における機能を実行するための手段は、限定はしないが、例えば、図11に示され、以下で詳細に説明される、クロック1150、処理ユニット1110、ワーキングメモリ1135及び/又はバス1105を含み得る。
[0094]ブロック810において、第1のワイヤレスデバイスは、第2のワイヤレスデバイスから第3のメッセージを受信する。第3のメッセージは、例えば、図4中のFTM_1 434、FTM_2 442若しくはFTM_4 454、図7A中のFTM_1 726若しくはFTM_3 738又は図7B中のFTM_1 784など、FTMフレームであり得る。第3のメッセージは、第2のワイヤレスデバイスによって取得された第2のタイムスタンプの少なくとも一部を含み得る。第2のタイムスタンプは、図4中のt0_1、t0_3若しくはt0_5など、第2のワイヤレスデバイスにおける第1のメッセージの到着時間において、図7B中のt0_1など、第2のワイヤレスデバイスによって第1のワイヤレスデバイスに送られた第2のメッセージの出発時間において、又は図7A中のt1_1若しくはt1_3など、第2のワイヤレスデバイスからの第3のメッセージの出発時間において、第2のワイヤレスデバイスによって取込まれ得る。第2のワイヤレスデバイスは、第2のワイヤレスデバイス上で動作しているローカルクロックに基づいて第2のタイムスタンプを取込み得る。ブロック810における機能を実行するための手段は、限定はしないが、例えば、図10に示されている、ワイヤレス通信サブシステム1030、処理ユニット1010、メモリ1060、クロック1045及び/又はバス1005を含み得る。幾つかの実施形態では、ブロック810における機能を実行するための手段は、限定はしないが、例えば、図11に示され、以下で詳細に説明される、ワイヤレス通信サブシステム1133、処理ユニット1110、ワーキングメモリ1135、クロック1150及び/又はバス1105を含み得る。
[0095]ブロック812において、第1のワイヤレスデバイスは、随意に、図4のt2_2及びt2_4、図7Aのt2_1及びt2_3又は図7Bのt2_1など、第1のワイヤレスデバイスにおける第3のメッセージの到着時間において、別の代替の第1のタイムスタンプを取込むか、又はさもなければ取得し、それは又はインタイミング測定においてラウンドトリップ時間計算のために使用される。ブロック812における機能を実行するための手段は、限定はしないが、例えば、図10に示されている、クロック1045、処理ユニット1010、メモリ1060、(1つ又は複数の)入力デバイス1070及び/又はバス1005を含み得る。幾つかの実施形態では、ブロック812における機能を実行するための手段は、限定はしないが、例えば、図11に示され、以下で詳細に説明される、クロック1150、処理ユニット1110、ワーキングメモリ1135及び/又はバス1105を含み得る。
[0096]ブロック814において、第1のワイヤレスデバイスは、初期タイムスタンプ(第1のタイムスタンプ又は代替の第1のタイムスタンプ)と第2のタイムスタンプとの間の差に少なくとも部分的に基づいて、第1のワイヤレスデバイスが第2のワイヤレスデバイスに同期されていないと決定する。第1のワイヤレスデバイスが第2のワイヤレスデバイスに同期されていないという決定はまた、第1のワイヤレスデバイスと第2のワイヤレスデバイスとの間のラウンドトリップ時間に基づき得る。例えば、第1のタイムスタンプ(又は代替の第1のタイムスタンプ)と第2のタイムスタンプとの間の差がラウンドトリップ時間の半分とは異なる場合、第1のワイヤレスデバイスと第2のワイヤレスデバイスとは同期されていないことがある。ブロック814における機能を実行するための手段は、限定はしないが、例えば、図10に示されている、処理ユニット1010、メモリ1060及び/又はバス1005を含み得る。幾つかの実施形態では、ブロック814における機能を実行するための手段は、限定はしないが、例えば、図11に示され、以下で詳細に説明される、処理ユニット1110、ワーキングメモリ1135及び/又はバス1105を含み得る。
[0097]一実施形態では、第1のワイヤレスデバイスが第2のワイヤレスデバイスに同期されていないという決定に応答して、第1のワイヤレスデバイスは、それのタイマー又はローカルクロックを調整し得る。調整は、受信された第2のタイムスタンプ、取得された第1のタイムスタンプ(又は代替の第1のタイムスタンプ)又は第1のワイヤレスデバイスと第2のワイヤレスデバイスとの間のラウンドトリップ時間に少なくとも部分的に基づき得る。タイマー調整機能を実行するための手段は、限定はしないが、例えば、図10に示されている、クロック1045、処理ユニット1010、メモリ1060、(1つ又は複数の)入力デバイス1070及び/又はバス1005を含み得る。幾つかの実施形態では、タイマー調整機能を実行するための手段は、限定はしないが、例えば、図11に示され、以下で詳細に説明される、クロック1150、処理ユニット1110、ワーキングメモリ1135及び/又はバス1105を含み得る。
[0098]図8Bは、FTMフレームにおいて部分タイミング同期機能タイムスタンプを使用するワイヤレスデバイス上のタイミング同期の方法の一実施形態を示すフローチャート820である。図8Bは、例えば、図4の図400、図7AのFTMセッション700又は図7BのFTMセッション750を参照すると、より良く理解され得る。
[0099]ブロック822において、図4の開始STA420など、第1のワイヤレスデバイスが、図4の応答STA410など、第2のワイヤレスデバイスに第1のメッセージを送る。第1のメッセージは、図4中の初期FTM要求430によって示されているように、初期FTM要求フレーム又は図4中のFTM要求フレーム438若しくは450など、非初期FTM要求であり得る。ブロック822における機能を実行するための手段は、限定はしないが、例えば、図10に示され、以下で詳細に説明される、ワイヤレス通信サブシステム1030、処理ユニット1010、メモリ1060及び/又はバス1005を含み得る。幾つかの実施形態では、ブロック822における機能を実行するための手段は、限定はしないが、例えば、図11に示され、以下で詳細に説明される、ワイヤレス通信サブシステム1133、処理ユニット1110、ワーキングメモリ1135及び/又はバス1105を含み得る。
[00100]ブロック824において、第1のワイヤレスデバイスは、第1のタイムスタンプを取込むか、又はさもなければ取得する。第1のワイヤレスデバイスは、第1のワイヤレスデバイス上で動作しているローカルクロックに基づいて第1のタイムスタンプを取込み得る。例えば、第1のタイムスタンプは、第1のワイヤレスデバイスからの、図4中の初期FTM要求430など、第1のメッセージ又は図4中のFTM要求フレーム438若しくは450など、非初期FTM要求の出発時間に基づき得る。第1のタイムスタンプは、例えば、図4中のt0_0、t0_2又はt0_4であり得る。第1のタイムスタンプはまた、以下で説明されるように、第2のワイヤレスデバイスからの(ファインタイミング測定フレーム又は肯定応答フレームなどの)メッセージの第1のワイヤレスデバイスにおける到着時間に基づき得る。ブロック824における機能を実行するための手段は、限定はしないが、例えば、図10に示され、以下で詳細に説明される、クロック1045、処理ユニット1010、メモリ1060、(1つ又は複数の)入力デバイス1070及び/又はバス1005を含み得る。幾つかの実施形態では、ブロック824における機能を実行するための手段は、限定はしないが、例えば、図11に示され、以下で詳細に説明される、クロック1150、処理ユニット1110、ワーキングメモリ1135及び/又はバス1105を含み得る。
[00101]ブロック826において、第1のワイヤレスデバイスは、第1のメッセージに応答して第2のワイヤレスデバイスからファインタイミング測定フレームを受信する。ファインタイミング測定フレームは、例えば、図4中のFTM_1 434、FTM_2 442又はFTM_4 454であり得る。ファインタイミング測定フレームは、第2のワイヤレスデバイスからの第2のタイムスタンプの少なくとも一部を含み得る。第2のタイムスタンプは、図4中のt0_1、t0_3又はt0_5など、第2のワイヤレスデバイスにおける第1のメッセージの到着時間において、第2のワイヤレスデバイスによって取込まれ得る。幾つかの実施形態では、第2のタイムスタンプは、図7A中のt1_1又はt1_3など、第2のワイヤレスデバイスにおけるファインタイミング測定フレームの出発時間において、第2のワイヤレスデバイスによって取込まれ得る。第2のタイムスタンプはまた、図7B中のt0_1など、第2のワイヤレスデバイスにおける肯定応答フレームの出発時間において、第2のワイヤレスデバイスによって取込まれ得る。第2のワイヤレスデバイスは、第2のワイヤレスデバイス上で動作しているローカルクロックに基づいて第2のタイムスタンプを取込み得る。ブロック826における機能を実行するための手段は、限定はしないが、例えば、図10に示されている、ワイヤレス通信サブシステム1030、処理ユニット1010、メモリ1060、クロック1045及び/又はバス1005を含み得る。幾つかの実施形態では、ブロック826における機能を実行するための手段は、限定はしないが、例えば、図11に示され、以下で詳細に説明される、ワイヤレス通信サブシステム1133、処理ユニット1110、ワーキングメモリ1135、クロック1150及び/又はバス1105を含み得る。
[00102]ブロック828において、第1のワイヤレスデバイスは、第2のタイムスタンプの一部と第1のタイムスタンプとに少なくとも部分的に基づいて、第1のワイヤレスデバイスが第2のワイヤレスデバイスに同期されていないと決定する。第1のワイヤレスデバイスが第2のワイヤレスデバイスに同期されているかどうかの決定はまた、第1のワイヤレスデバイスと第2のワイヤレスデバイスとの間のラウンドトリップ時間に基づき得る。例えば、第1のタイムスタンプと第2のタイムスタンプとの間の差がラウンドトリップ時間の半分とは異なる場合、第1のワイヤレスデバイスと第2のワイヤレスデバイスとは同期されていないことがある。ブロック828における機能を実行するための手段は、限定はしないが、例えば、図10に示されている、処理ユニット1010、メモリ1060及び/又はバス1005を含み得る。幾つかの実施形態では、ブロック828における機能を実行するための手段は、限定はしないが、例えば、図11に示され、以下で詳細に説明される、処理ユニット1110、ワーキングメモリ1135及び/又はバス1105を含み得る。
[00103]一実施形態では、第1のワイヤレスデバイスが第2のワイヤレスデバイスに同期されていないという決定に応答して、第1のワイヤレスデバイスは、第2のタイムスタンプの一部に少なくとも部分的に基づいて、それのタイマー又はローカルクロックを調整し得る。第1のワイヤレスデバイスはまた、第1のタイムスタンプ又は第1のワイヤレスデバイスと第2のワイヤレスデバイスとの間のラウンドトリップ時間に基づいて、それのタイマー又はローカルクロックを調整し得る。タイマー調整機能を実行するための手段は、限定はしないが、例えば、図10に示されている、クロック1045、処理ユニット1010、メモリ1060(1つ又は複数の)入力デバイス1070及び/又はバス1005を含み得る。幾つかの実施形態では、タイマー調整機能を実行するための手段は、限定はしないが、例えば、図11に示され、以下で詳細に説明される、クロック1150、処理ユニット1110、ワーキングメモリ1135及び/又はバス1105を含み得る。
[00104]図8Cは、FTMフレームにおいて部分タイミング同期機能タイムスタンプを使用するワイヤレスデバイス上のタイミング同期の方法の別の実施形態を示すフローチャート840である。図8Cは、例えば、図7BのFTMセッション750を参照すると、より良く理解され得る。
[00105]ブロック842において、図7B中の開始STA770など、第1のワイヤレスデバイスが、応答STA760など、第2のワイヤレスデバイスに第1のメッセージを送る。第1のメッセージは、図7B中のFTM要求フレーム780など、非初期FTM要求であり得る。ブロック842における機能を実行するための手段は、限定はしないが、例えば、図10に示され、以下で詳細に説明される、ワイヤレス通信サブシステム1030、処理ユニット1010、メモリ1060及び/又はバス1005を含み得る。幾つかの実施形態では、ブロック842における機能を実行するための手段は、限定はしないが、例えば、図11に示され、以下で詳細に説明される、ワイヤレス通信サブシステム1133、処理ユニット1110、ワーキングメモリ1135及び/又はバス1105を含み得る。
[00106]ブロック844において、第1のワイヤレスデバイスは、第1のメッセージに応答して第2のワイヤレスデバイスから第2のメッセージを受信する。第2のメッセージは、第1のメッセージの正常な受信を示す、第2のワイヤレスデバイスによって第1のワイヤレスデバイスに送られた肯定応答メッセージであり得る。例えば、第2のメッセージは、図7B中のACKフレーム782であり得る。ブロック844における機能を実行するための手段は、限定はしないが、例えば、図10に示され、以下で詳細に説明される、ワイヤレス通信サブシステム1030、処理ユニット1010、メモリ1060及び/又はバス1005を含み得る。幾つかの実施形態では、ブロック844における機能を実行するための手段は、限定はしないが、例えば、図11に示され、以下で詳細に説明される、ワイヤレス通信サブシステム1133、処理ユニット1110、ワーキングメモリ1135及び/又はバス1105を含み得る。
[00107]ブロック846において、第1のワイヤレスデバイスは、開始STA770におけるACKフレーム782の到着時間を示す、図7Bに示されているt0_2など、第1のワイヤレスデバイスにおける第2のメッセージの到着時間第1の指示を取得する。ブロック846における機能を実行するための手段は、限定はしないが、例えば、図10に示され、以下で詳細に説明される、クロック1045、処理ユニット1010、メモリ1060、(1つ又は複数の)入力デバイス1070及び/又はバス1005を含み得る。幾つかの実施形態では、ブロック846における機能を実行するための手段は、限定はしないが、例えば、図11に示され、以下で詳細に説明される、クロック1150、処理ユニット1110、ワーキングメモリ1135及び/又はバス1105を含み得る。
[00108]ブロック848において、第1のワイヤレスデバイスは、第1のメッセージに応答して、第2のワイヤレスデバイスから、図7B中のFTM_1 784など、ファインタイミング測定フレームを受信する。ファインタイミング測定フレームは、図7B中のt0_1など、第2のワイヤレスデバイスからの第2のメッセージの出発時間の第2の指示を含み得る。第2のワイヤレスデバイスは、第2のワイヤレスデバイス上で動作しているローカルクロックに基づいて第2の指示を取込み得る。ブロック848における機能を実行するための手段は、限定はしないが、例えば、図10に示されている、ワイヤレス通信サブシステム1030、処理ユニット1010、メモリ1060、クロック1045及び/又はバス1005を含み得る。幾つかの実施形態では、ブロック848における機能を実行するための手段は、限定はしないが、例えば、図11に示され、以下で詳細に説明される、ワイヤレス通信サブシステム1133、処理ユニット1110、ワーキングメモリ1135、クロック1150及び/又はバス1105を含み得る
[00109]ブロック850において、第1のワイヤレスデバイスは、第1の指示と第2の指示とに少なくとも部分的に基づいて、第1のワイヤレスデバイスが第2のワイヤレスデバイスに同期されていないと決定する。第1のワイヤレスデバイスが第2のワイヤレスデバイスに同期されていないという決定はまた、第1のワイヤレスデバイスと第2のワイヤレスデバイスとの間のラウンドトリップ時間に基づき得る。例えば、第1の指示と第2の指示との間の差がラウンドトリップ時間の半分とは異なる場合、第1のワイヤレスデバイスと第2のワイヤレスデバイスとは同期されていないことがある。ブロック850における機能を実行するための手段は、限定はしないが、例えば、図10に示されている、処理ユニット1010、メモリ1060及び/又はバス1005を含み得る。幾つかの実施形態では、ブロック850における機能を実行するための手段は、限定はしないが、例えば、図11に示され、以下で詳細に説明される、処理ユニット1110、ワーキングメモリ1135及び/又はバス1105を含み得る。
[00110]一実施形態では、第1のワイヤレスデバイスが第2のワイヤレスデバイスに同期されていないという決定に応答して、第1のワイヤレスデバイスは、第2の指示に少なくとも部分的に基づいて、それのタイマー又はローカルクロックを調整し得る。第1のワイヤレスデバイスはまた、第1の指示又は第1のワイヤレスデバイスと第2のワイヤレスデバイスとの間のラウンドトリップ時間に基づいて、それのタイマー又はローカルクロックを調整し得る。タイマー調整機能を実行するための手段は、限定はしないが、例えば、図10に示されている、クロック1045、処理ユニット1010、メモリ1060、(1つ又は複数の)入力デバイス1070及び/又はバス1005を含み得る。幾つかの実施形態では、タイマー調整機能を実行するための手段は、限定はしないが、例えば、図11に示され、以下で詳細に説明される、クロック1150、処理ユニット1110、ワーキングメモリ1135及び/又はバス1105を含み得る。
[00111]図8Dは、FTMフレームにおいて部分タイミング同期機能タイムスタンプを使用するワイヤレスデバイス上のタイミング同期の方法の一実施形態を示すフローチャート860である。図8Dは、例えば、図7AのFTMセッション700を参照すると、より良く理解され得る。
[00112]ブロック862において、図7Aの開始STA720など、第1のワイヤレスデバイスが、応答STA710など、第2のワイヤレスデバイスに第1のメッセージを送る。第1のメッセージは、初期FTM要求フレーム又は図7A中のFTM要求フレーム722若しくは734など、非初期FTM要求であり得る。ブロック862における機能を実行するための手段は、限定はしないが、例えば、図10に示され、以下で詳細に説明される、ワイヤレス通信サブシステム1030、処理ユニット1010、メモリ1060及び/又はバス1005を含み得る。幾つかの実施形態では、ブロック862における機能を実行するための手段は、限定はしないが、例えば、図11に示され、以下で詳細に説明される、ワイヤレス通信サブシステム1133、処理ユニット1110、ワーキングメモリ1135及び/又はバス1105を含み得る。
[00113]ブロック864において、第1のワイヤレスデバイスは、第2のワイヤレスデバイスからファインタイミング測定フレームを受信する。ファインタイミング測定フレームは、例えば、図7A中のFTM_1 726又はFTM_3 738であり得る。ファインタイミング測定フレームは、図7A中のt1_1又はt1_3など、第2のワイヤレスデバイスからのファインタイミング測定フレームの出発時間の第1の指示を含み得る。第2のワイヤレスデバイスは、第2のワイヤレスデバイス上で動作しているローカルクロックに基づいて第1の指示を取込み得る。ブロック864における機能を実行するための手段は、限定はしないが、例えば、図10に示されている、ワイヤレス通信サブシステム1030、処理ユニット1010、メモリ1060、クロック1045及び/又はバス1005を含み得る。幾つかの実施形態では、ブロック864における機能を実行するための手段は、限定はしないが、例えば、図11に示され、以下で詳細に説明される、ワイヤレス通信サブシステム1133、処理ユニット1110、ワーキングメモリ1135、クロック1150及び/又はバス1105を含み得る。
[00114]ブロック866において、第1のワイヤレスデバイスは、図7A中のt2_1又はt2_3など、第1のワイヤレスデバイスにおけるファインタイミング測定フレームの到着時間の第2の指示を取込むか、又はさもなければ取得し、それは又はインタイミング測定においてラウンドトリップ時間計算のために使用される。ブロック866における機能を実行するための手段は、限定はしないが、例えば、図10に示され、以下で詳細に説明される、クロック1045、処理ユニット1010、メモリ1060、(1つ又は複数の)入力デバイス1070及び/又はバス1005を含み得る。幾つかの実施形態では、ブロック866における機能を実行するための手段は、限定はしないが、例えば、図11に示され、以下で詳細に説明される、クロック1150、処理ユニット1110、ワーキングメモリ1135及び/又はバス1105を含み得る。
[00115]ブロック868において、第1のワイヤレスデバイスは、第1の指示と第2の指示とに基づいて、第1のワイヤレスデバイスが第2のワイヤレスデバイスに同期されていないと決定する。第1のワイヤレスデバイスが第2のワイヤレスデバイスに同期されていないという決定はまた、第1のワイヤレスデバイスと第2のワイヤレスデバイスとの間のラウンドトリップ時間に基づき得る。例えば、第1の指示と第2の指示との間の差がラウンドトリップ時間の半分とは異なる場合、第1のワイヤレスデバイスと第2のワイヤレスデバイスとは同期されていないことがある。ブロック868における機能を実行するための手段は、限定はしないが、例えば、図10に示されている、処理ユニット1010、メモリ1060及び/又はバス1005を含み得る。幾つかの実施形態では、ブロック868における機能を実行するための手段は、限定はしないが、例えば、図11に示され、以下で詳細に説明される、処理ユニット1110、ワーキングメモリ1135及び/又はバス1105を含み得る。
[00116]一実施形態では、第1のワイヤレスデバイスが第2のワイヤレスデバイスに同期されていないという決定に応答して、第1のワイヤレスデバイスは、第1の指示に少なくとも部分的に基づいて、それのタイマー又はローカルクロックを調整し得る。第1のワイヤレスデバイスはまた、第2の指示又は第1のワイヤレスデバイスと第2のワイヤレスデバイスとの間のラウンドトリップ時間に基づいて、それのタイマー又はローカルクロックを調整し得る。タイマー調整機能を実行するための手段は、限定はしないが、例えば、図10に示されている、クロック1045、処理ユニット1010、メモリ1060、(1つ又は複数の)入力デバイス1070及び/又はバス1005を含み得る。幾つかの実施形態では、タイマー調整機能を実行するための手段は、限定はしないが、例えば、図11に示され、以下で詳細に説明される、クロック1150、処理ユニット1110、ワーキングメモリ1135及び/又はバス1105を含み得る。
[00117]図9は、FTMフレームにおいて部分タイミング同期機能タイムスタンプを使用する応答STA上のタイミング同期の方法の一実施形態を示すフローチャート900である。図9は動作を逐次プロセスとして説明するが、動作の多くは並列に又は同時に実行され得ることに留意されたい。更に、動作の順序は並べ替えられ得る。動作は、図に含まれない追加のステップを有し得る。幾つかの動作は、随意であり得、従って、様々な実施形態では省略され得る。1つのブロックにおいて説明される幾つかの動作は、別のブロックにおける動作と一緒に実行され得る。更に、本方法の実施形態は、ハードウェア、ソフトウェア、ファームウェア、ミドルウェア、マイクロコード、ハードウェア記述言語又はそれらの任意の組合せで実装され得る。
[00118]ブロック910において、応答STAなど、第2のワイヤレスデバイスが、開始STAなど、第1のワイヤレスデバイスから第1のメッセージを受信する。第1のメッセージは、図4中の初期FTM要求430など、初期FTM要求フレーム又は図4中のFTM要求フレーム438若しくは450、図7A中のFTM要求フレーム722若しくは734又は図7B中のFTM要求フレーム780など、非初期FTM要求であり得る。幾つかの実施形態では、ブロック910における機能を実行するための手段は、限定はしないが、例えば、図10に示され、以下で詳細に説明される、ワイヤレス通信サブシステム1030、処理ユニット1010、メモリ1060及び/又はバス1005を含み得る。幾つかの実施形態では、ブロック910における機能を実行するための手段は、限定はしないが、例えば、図11に示され、以下で詳細に説明される、ワイヤレス通信サブシステム1133、処理ユニット1110、ワーキングメモリ1135及び/又はバス1105を含み得る。
[00119]ブロック920において、第1のワイヤレスデバイスから第1のメッセージを受信した後に、第2のワイヤレスデバイスは、第1のワイヤレスデバイスに第2のメッセージを送る。第2のメッセージは、第1のメッセージの正常な受信を示す、第2のワイヤレスデバイスによって第1のワイヤレスデバイスに送られた肯定応答メッセージであり得る。例えば、第2のメッセージは、図4中のACKフレーム432、440若しくは452、図7A中のACKフレーム724若しくは736又は図7B中のACKフレーム782のうちの1つであり得る。幾つかの実施形態では、ブロック920における機能を実行するための手段は、限定はしないが、例えば、図10に示され、以下で詳細に説明される、ワイヤレス通信サブシステム1030、処理ユニット1010、メモリ1060及び/又はバス1005を含み得る。幾つかの実施形態では、ブロック920における機能を実行するための手段は、限定はしないが、例えば、図11に示され、以下で詳細に説明される、ワイヤレス通信サブシステム1133、処理ユニット1110、ワーキングメモリ1135及び/又はバス1105を含み得る。
[00120]ブロック930において、第2のワイヤレスデバイスはタイムスタンプを取得する。タイムスタンプは、(1)図4中のt0_1、t0_3又はt0_5など、第2のワイヤレスデバイスにおける第1のメッセージの到着時間、(2)図7B中のt0_1など、第2のワイヤレスデバイスからの第2のメッセージの出発時間又は(3)図7A中のt1_1など、第2のワイヤレスデバイスによって第1のワイヤレスデバイスに送られるべき第3のメッセージの出発時間において、第2のワイヤレスデバイスによって取込まれ得る。幾つかの実施形態では、ブロック930における機能を実行するための手段は、限定はしないが、例えば、図10に示され、以下で詳細に説明される、クロック1045、処理ユニット1010、メモリ1060及び/又はバス1005を含み得る。幾つかの実施形態では、ブロック930における機能を実行するための手段は、限定はしないが、例えば、図11に示され、以下で詳細に説明される、クロック1150、処理ユニット1110、ワーキングメモリ1135及び/又はバス1105を含み得る。
[00121]ブロック940において、第2のワイヤレスデバイスは、第1のワイヤレスデバイスに第3のメッセージを送る。第3のメッセージは、第2のワイヤレスデバイスによって取得されたタイムスタンプの少なくとも一部を含む。第3のメッセージは、例えば、図4中のFTM_1 434、FTM_2 442若しくはFTM_4 454、図7A中のFTM_1 726若しくはFTM_3 738又は図7B中のFTM_1 784など、FTMフレームであり得る。第3のメッセージを受信した後に、第1のワイヤレスデバイスは、受信されたタイムスタンプに少なくとも部分的に基づいて、第1のワイヤレスデバイスが第2のワイヤレスデバイスに同期されているかどうかを決定し得る。幾つかの実施形態では、ブロック940における機能を実行するための手段は、限定はしないが、例えば、図10に示され、以下で詳細に説明される、ワイヤレス通信サブシステム1030、処理ユニット1010、メモリ1060及び/又はバス1005を含み得る。幾つかの実施形態では、ブロック940における機能を実行するための手段は、限定はしないが、例えば、図11に示され、以下で詳細に説明される、ワイヤレス通信サブシステム1133、処理ユニット1110、ワーキングメモリ1135及び/又はバス1105を含み得る。
V. デバイス及びシステム例
[00122]図10は、本明細書において上記で説明されたように利用され得る、ワイヤレスデバイス1000の一実施形態を示す。例えば、ワイヤレスデバイス1000は、本明細書で前に提供された実施形態に関して説明されたように、AP及び/又はSTAとして使用され得る。図10は、様々な構成要素の一般化された図を与えるものにすぎず、それらの構成要素のいずれか、又は全てが適宜に利用され得ることに留意されたい。幾つかの事例では、図10によって示されている構成要素が、単一の物理デバイスに局所化され得、及び/又は、異なる物理的ロケーションに配設され得る様々なネットワーク化されたデバイス間に分散され得ることに留意されたい。幾つかの実施形態では、例えば、ワイヤレスデバイス1000は、セルラー電話又は他のモバイル電子デバイスであり得る。幾つかの実施形態では、ワイヤレスデバイス1000は、APなど、固定デバイスであり得る。従って、前に示されたように、構成要素は実施形態ごとに異なり得る。
[00123]バス1005を介して電気的に結合され得る(又は、適宜に、他の方法で通信していることがある)ハードウェア要素を備えるワイヤレスデバイス1000が示されている。ハードウェア要素は、限定はしないが、1つ又は複数の汎用プロセッサ、(デジタル信号処理(DSP)チップ、グラフィックスアクセラレーションプロセッサ、特定用途向け集積回路(ASIC)などの)1つ又は複数の専用プロセッサ及び/又は本明細書で説明された方法のうちの1つ又は複数を実行するように構成され得る他の処理構造又は手段を含むことができる、(1つ又は複数の)処理ユニット1010を含み得る。図10に示されているように、幾つかの実施形態は、所望の機能に応じて別個のDSP1020を有し得る。ワイヤレスデバイス1000はまた、限定はしないが、タッチスクリーン、タッチパッド、マイクロフォン、(1つ又は複数の)ボタン、(1つ又は複数の)ダイヤル、(1つ又は複数の)スイッチなどを含むことができる1つ又は複数の入力デバイス1070と、限定はしないが、ディスプレイ、発光ダイオード(LED)、スピーカーなどを含むことができる1つ又は複数の出力デバイス1015とを含むことができる。
[00124]ワイヤレスデバイス1000はまた、限定はしないが、(Bluetooth(登録商標)デバイス、IEEE802.11デバイス(例えば、本明細書で説明される802.11規格のうちの1つ又は複数を利用するデバイス)、IEEE802.15.4デバイス、WiFi(登録商標)デバイス、WiMax(登録商標)デバイス、セルラー通信設備などの)モデム、ネットワークカード、赤外線通信デバイス、ワイヤレス通信デバイス及び/又はチップセットなどを含むことができる、ワイヤレス通信サブシステム1030を含み得る。ワイヤレス通信サブシステム1030は、データが、図1A〜図1Cの構成など、ネットワーク、ワイヤレスアクセスポイント、他のコンピュータシステム及び/又は本明細書で説明される他の電子デバイスと交換されることを可能にし得る。通信は、ワイヤレス信号1034を送る及び/又は受信する1つ又は複数のワイヤレス通信アンテナ1032を介して行われ得る。
[00125]所望の機能に応じて、ワイヤレス通信サブシステム1030は、ワイヤレスワイドエリアネットワーク(WWAN)、ワイヤレスローカルエリアネットワーク(WLAN)又はワイヤレスパーソナルエリアネットワーク(WPAN)など、異なるデータネットワーク及び/又はネットワークタイプと通信することを含み得る、基地トランシーバ局並びに他のワイヤレスデバイス及びアクセスポイントと通信するための別個のトランシーバを含むことができる。WWANは、例えば、符号分割多元接続(CDMA)ネットワーク、時分割多元接続(TDMA)ネットワーク、周波数分割多元接続(FDMA)ネットワーク、直交周波数分割多元接続(OFDMA)ネットワーク、シングルキャリア周波数分割多元接続(SC−FDMA)ネットワーク、WiMax(IEEE1002.16)などであり得る。CDMAネットワークは、cdma2000、広帯域CDMA(W−CDMA(登録商標))などの1つ又は複数の無線アクセス技術(RAT)を実装し得る。cdma2000は、IS−95、IS−2000及び/又はIS−856規格を含む。TDMAネットワークは、モバイル通信用グローバルシステム(GSM(登録商標):Global System for Mobile Communications)、デジタルアドバンストモバイルフォンシステム(D−AMPS:Digital Advanced Mobile Phone System)又は何らかの他のRATを実装し得る。OFDMAネットワークは、LTE(登録商標)、LTEアドバンストなどを採用し得る。LTE、LTEアドバンスト、GSM及びW−CDMAは、3GPP(登録商標)からの文書に記載されている。cdma2000は、「第3世代パートナーシッププロジェクト2」(3GPP2:3rd Generation Partnership Project 2)と称する団体からの文書に記載されている。3GPP及び3GPP2の文書は公的に入手可能である。WLANはIEEE802.11xネットワークであり得る。WPANは、Bluetoothネットワーク、IEEE802.15xネットワーク又は何らかの他のタイプのネットワークであり得る。また、本明細書で説明される技法は、WWAN、WLAN及び/又はWPANの任意の組合せのために使用され得る。
[00126]ワイヤレスデバイス1000は、バス1005上の様々な構成要素を同期させるための信号を生成することができる、バス1005上のクロック1045を含み得る。クロック1045は、インダクタキャパシタ(LC)発振器、水晶発振器、リング発振器、クロック分周器又はクロックマルチプレクサなどのデジタルクロック生成器、位相ロックループ若しくは他のクロック生成器を含み得る。前に示されたように、クロックは、他のワイヤレスデバイス上の対応するクロックと同期され(又は実質的に同期され)得る。クロック1045は、ワイヤレスデバイス1000のクロック1045を1つ又は複数の他のデバイスに同期させるために使用され得る、ワイヤレス通信インターフェース1030によって駆動され得る。
[00127]ワイヤレスデバイス1000は(1つ又は複数の)センサー1040を更に含むことができる。そのようなセンサーは、限定はしないが、1つ又は複数の加速度計、(1つ又は複数の)ジャイロスコープ、(1つ又は複数の)カメラ、(1つ又は複数の)磁力計、(1つ又は複数の)高度計、(1つ又は複数の)マイクロフォン、(1つ又は複数の)近接度センサー、(1つ又は複数の)光センサーなどを含むことができる。(1つ又は複数の)センサー1040の一部又は全部が、特に、デッドレコニング及び/又は他の測位方法のために利用され得る。そのような測位方法は、ワイヤレスデバイス1000のロケーションを決定するために使用され得、本明細書で説明されるFTM技法を使用して取得されるRTT値を利用及び/又は補完し得る。
[00128]モバイルデバイスの実施形態はまた、標準測位サービス(SPS:Standard Positioning Service)アンテナ1082を使用して1つ又は複数のSPS衛星から信号1084を受信することが可能なSPS受信機1080を含み得る。そのような測位は、本明細書で説明されるRTTを計算するための技法を補完及び/又は組み込むために利用され得る。SPS受信機1080は、全地球航法衛星システム(GNSS:Global Navigation Satellite System)(例えば、全地球測位システム(GPS))、Galileo、Glonass、Compass、日本の準天頂衛星システム(QZSS:Quasi-Zenith Satellite System)、インドのインド地域航法衛星システム(IRNSS:Indian Regional Navigational Satellite System)、中国のBeidouなど、SPSシステムのSPS衛星ビークル(SV:satellite vehicle)から、従来の技法を使用して、モバイルデバイスの位置を抽出することができる。その上、SPS受信機1080は、1つ又は複数の全地球及び/又は地域航法衛星システムに関連付けられるか又はさもなければそれとともに使用するために有効にされ得る、様々なオーグメンテーションシステム(例えば、衛星ベースオーグメンテーションシステム(SBAS:Satellite Based Augmentation System))使用することができる。限定ではなく例として、SBASは、例えば、ワイドエリアオーグメンテーションシステム(WAAS:Wide Area Augmentation System)、欧州静止ナビゲーションオーバーレイサービス(EGNOS:European Geostationary Navigation Overlay Service)、多機能衛星オーグメンテーションシステム(MSAS:Multi-functional Satellite Augmentation System)、GPS支援ジオオーグメンテッドナビゲーション又はGPS及びジオオーグメンテッドナビゲーションシステム(GAGAN:GPS Aided Geo Augmented Navigation又はGPS a
nd Geo Augmented Navigation system)など、完全性情報、差分補正などを与える(1つ又は複数の)オーグメンテーションシステムを含み得る。従って、本明細書で使用されるSPSシステムは、1つ又は複数の全地球及び/又は地域航法衛星システム及び/又はオーグメンテーションシステムの任意の組合せを含み得、SPS信号は、SPS信号、SPS様の信号及び/又は1つ又は複数のそのようなSPSシステムに関連付けられた他の信号を含み得る。
[00129]ワイヤレスデバイス1000は、メモリ1060を更に含み、及び/又はそれと通信していることがある。メモリ1060は、限定はしないが、ローカルストレージ(局部記憶装置)及び/又はネットワークアクセス可能ストレージ(アクセス可能記憶装置)と、ディスクドライブと、ドライブアレイと、光ストレージデバイスと、プログラム可能、フラッシュアップデート可能などであり得るランダムアクセスメモリ(「RAM」)及び/又は読取り専用メモリ(「ROM」)などのソリッドステートストレージデバイスとを含むことができる。そのようなストレージデバイスは、限定はしないが、様々なファイルシステム、データベース構造などを含む、任意の適切なデータストアを実装するように構成され得る。
[00130]ワイヤレスデバイス1000のメモリ1060はまた、オペレーティングシステム、デバイスドライバ、実行可能ライブラリ及び/又は1つ又は複数のアプリケーションプログラムなどの他のコードを含む、ソフトウェア要素(図示せず)を備えることができ、1つ又は複数のアプリケーションプログラムは、様々な実施形態によって提供されるコンピュータプログラムを備え得、及び/又は、本明細書で説明される、他の実施形態によって提供される方法を実装するように及び/又はシステムを構成するように設計され得る。単に例として、図8及び/又は図9に示されている方法など、上記で説明された機能に関して説明された1つ又は複数のプロシージャは、ワイヤレスデバイス1000、ワイヤレスデバイス1000内の処理ユニット及び/又はワイヤレスシステムの別のデバイスによって実行可能なコード及び/又は命令として実装され得る。一態様では、そのようなコード及び/又は命令は、説明された方法に従って1つ又は複数の動作を実行するように汎用コンピュータ(又は他のデバイス)を構成及び/又は適応させるために使用され得る。
[00131]図11は、一実施形態による、コンピュータシステム1100の構成要素を示す。例えば、コンピュータシステム1100は、本明細書で前に提供された実施形態に関して説明されたように、APとして使用され得、前に説明されたように、ワイヤレス通信システムにおいて1つ又は複数のSTAと通信し得る。モバイルであり得る、図10のワイヤレスデバイス1000とは対照的に、図11のコンピュータシステム1100は、例えば、固定デバイス(又はデバイスのセット)であり得る。図11は、様々な構成要素の一般化された図を与えるものにすぎず、それらの構成要素のいずれか、又は全てが適宜に利用され得ることに留意されたい。その上、システム要素は、比較的分離された、又は比較的より統合された様式で実装され得る。
[00132]バス1105を介して電気的に結合され得る(又は、適宜に、他の方法で通信していることがある)ハードウェア要素を備えるコンピュータシステム1100が示されている。ハードウェア要素は、限定はしないが、1つ又は複数の汎用プロセッサ及び/又は(デジタル信号処理チップ、グラフィックスアクセラレーションプロセッサなどの)1つ又は複数専用プロセッサ、1つ又は複数の入力デバイス1115及び1つ又は複数の出力デバイス1120を含む、処理ユニット1110を含み得る。(1つ又は複数の)入力デバイス1115は、限定はしないが、(1つ又は複数の)カメラ、タッチスクリーン、タッチパッド、(1つ又は複数の)マイクロフォン、キーボード、マウス、(1つ又は複数の)ボタン、(1つ又は複数の)ダイヤル、(1つ又は複数の)スイッチなどを含むことができる。出力デバイス1120は、限定はしないが、ディスプレイデバイス、プリンタ、発光ダイオード(LED)、スピーカーなどを含み得る。
[00133]コンピュータシステム1100はまた、ワイヤード通信サブシステム1130と、ワイヤレス通信サブシステム1133によって管理され、制御されるワイヤレス通信技術とを含むことができる。従って、ワイヤード通信サブシステム1130及びワイヤレス通信サブシステム1133は、限定はしないが、(Bluetoothデバイス、IEEE802.11デバイス(例えば、本明細書で説明されるIEEE802.11規格のうちの1つ又は複数を利用するデバイス)、WiFiデバイス、WiMaxデバイス、セルラー通信設備などの)モデム、ネットワークインターフェース(ワイヤレス、ワイヤード、その両方、又はそれらの他の組合せ)、赤外線通信デバイス、ワイヤレス通信デバイス及び/又はチップセットなどを含むことができる。ネットワークインターフェースの副構成要素は、コンピュータシステム1100のタイプ(例えば、モバイルフォン、パーソナルコンピュータなど)に応じて、異なり得る。ワイヤード通信サブシステム1130及びワイヤレス通信サブシステム1133は、データが、本明細書で説明されるデータネットワーク、他のコンピュータシステム及び/又は他のデバイスと交換されることを可能にするために、1つ又は複数の入力及び/又は出力通信インターフェースを含み得る。その上、ワイヤード通信サブシステム1130及び/又はワイヤレス通信サブシステム1133は、コンピュータシステム1100が、アップリンク(UL)多入力多出力(MIMO)プロセスを介してRTTを決定することを可能にし得る。
[00134]図10のワイヤレスデバイス1000と同様に、図11のコンピュータシステム1100は、バス1105上の様々な構成要素を同期させるための信号を生成することができる、バス1105上のクロック1150を含み得る。クロック1150は、LC発振器、水晶発振器、リング発振器、クロック分周器又はクロックマルチプレクサなどのデジタルクロック生成器、位相ロックループ若しくは他のクロック生成器を含み得る。クロックは、本明細書で説明される技法を実行しながら、他のワイヤレスデバイス上の対応するクロックと同期され(又は実質的に同期され)得る。クロック1150は、コンピュータシステム1100のクロック1150を1つ又は複数の他のデバイスに同期させるために使用され得る、ワイヤレス通信サブシステム1133によって駆動され得る。
[00135]コンピュータシステム1100は、1つ又は複数の非一時的ストレージデバイス1125を更に含み得(及び/又は、それらと通信していることがあり)、非一時的ストレージデバイス(記憶デバイス)1125は、限定はしないが、ローカルストレージ及び/又はネットワークアクセス可能ストレージを備えることができ、及び/又は、限定はしないが、ディスクドライブと、ドライブアレイと、光ストレージデバイスと、プログラム可能、フラッシュアップデート可能などであり得る、ランダムアクセスメモリ(「RAM」)及び/又は読取り専用メモリ(「ROM」)などのソリッドステートストレージデバイスとを含むことができる。そのようなストレージデバイスは、限定はしないが、様々なファイルシステム、データベース構造などを含む、任意の適切なデータストアを実装するように構成され得る。例えば、(1つ又は複数の)ストレージデバイス1125は、ワイヤード通信サブシステム1130又はワイヤレス通信サブシステム1133を介して、AP及び/又は他のデバイスに与えられ得る、本明細書の実施形態において説明されるようにタイムスタンプ値を記憶するように構成されたデータベース1127(又は他のデータ構造)を含み得る。
[00136]多くの実施形態では、コンピュータシステム1100は、上記で説明されたように、RAM又はROMデバイスを含むことができるワーキングメモリ1135を更に備え得る。ワーキングメモリ1135内に現在位置するものとして示されている、ソフトウェア要素は、様々な実施形態によって提供されるソフトウェアプログラムを備え得、及び/又は、図2〜図9に関して説明された方法の一部又は全部など、本明細書で説明されるように、他の実施形態によって提供される、方法を実装するように、及び/又はシステムを構成するように設計され得る、オペレーティングシステム1140、デバイスドライバ、実行可能ライブラリ及び/又は1つ又は複数のアプリケーションプログラム1145などの他のコードを含むことができる。単に例として、上記で説明された(1つ又は複数の)方法に関して説明された1つ又は複数のプロシージャは、コンピュータ(及び/又はコンピュータ内のプロセッサ)によって実行可能なコード及び/又は命令として実装され得る。一態様では、そのようなコード及び/又は命令は、説明された方法に従って1つ又は複数の動作を実行するように汎用コンピュータ(又は他のデバイス)を構成及び/又は適応させるために使用され得る。
[00137]これらの命令又はコードのセットは、上記で説明された(1つ又は複数の)非一時的ストレージデバイス1125など、非一時的コンピュータ可読記憶媒体に記憶され得る。幾つかの場合には、記憶媒体は、コンピュータシステム1100など、コンピュータシステム内に組み込まれ得る。他の実施形態では、記憶媒体は、コンピュータシステムとは別個(例えば、フラッシュドライブなど、リムーバブル媒体)であり、及び/又は、記憶媒体が、その上に記憶された命令/コードで汎用コンピュータをプログラムし、構成し、及び/又は適応させるために使用され得るようなインストールパッケージで提供され得る。これらの命令は、コンピュータシステム1100によって実行可能である実行可能コードの形態をとり得、及び/又は、(例えば、様々な一般に利用可能なコンパイラ、インストールプログラム、圧縮/解凍ユーティリティなどのいずれかを使用して)コンピュータシステム1100上でコンパイル及び/又はインストールしたときに実行可能コードの形態をとる、ソースコード及び/又はインストール可能コードの形態をとり得る。
[00138]実質的な変形形態が、特定の要件に従って行われ得ることが当業者には明らかであろう。例えば、カスタマイズされたハードウェアも使用され得、及び/又は特定の要素が、ハードウェア、(アプレットなど、ポータブルソフトウェアを含む)ソフトウェア又はその両方で実装され得る。更に、ネットワーク入出力デバイスなど、他のコンピュータデバイスへの接続が採用され得る。
[00139]添付の図を参照すると、メモリを含むことができる構成要素は、非一時的機械可読媒体を含むことができる。本明細書で使用される「機械可読媒体」及び「コンピュータ可読媒体」という用語は、機械を特定の様式で動作させるデータを与えることに関与する任意の記憶媒体を指す。上記で与えられた実施形態では、様々な機械可読媒体が、実行のために処理ユニット及び/又は(1つ又は複数の)他のデバイスに命令/コードを与えることに関与し得る。追加又は代替として、機械可読媒体は、そのような命令/コードを記憶及び/又は搬送するために使用され得る。多くの実装形態では、コンピュータ可読媒体は、物理及び/又は有形記憶媒体である。そのような媒体は、限定はしないが、不揮発性媒体、揮発性媒体及び伝送媒体を含む、多くの形態をとり得る。コンピュータ可読媒体の一般的な形態は、例えば、磁気及び/又は光媒体、パンチカード、紙テープ、穴のパターンをもつ任意の他の物理媒体、RAM、PROM、EPROM、FLASH−EPROM、任意の他のメモリチップ又はカートリッジ、以下で説明されるような搬送波又はコンピュータが命令及び/又はコードをそれから読み取ることができる任意の他の媒体を含む。
[00140]本明細書で説明される方法、システム及びデバイスは例である。様々な実施形態は、適宜に様々なプロシージャ又は構成要素を省略、置換、又は追加し得る。例えば、幾つかの実施形態に関して説明される特徴は、様々な他の実施形態において組み合わせられ得る。実施形態の異なる態様及び要素が、同様にして組み合わせられ得る。本明細書で提供される図の様々な構成要素は、ハードウェア及び/又はソフトウェアで実施され得る。また、技術は発展し、従って、要素の多くは例であり、それらの例は本開示の範囲をそれらの特定の例に限定しない。
[00141]主に一般的な用法という理由で、そのような信号をビット、情報、値、要素、記号、文字、変数、項、数、数字などと呼ぶことが時々便利であることがわかっている。但し、これら又は同様の用語は全て、適切な物理量に関連付けられるべきものであり、便利なラベルにすぎないことを理解されたい。別段に明記されていない限り、上記の説明から明らかなように、本明細書全体にわたって、「処理すること」、「算出すること」、「計算すること」、「決定すること」、「確認すること」、「識別すること」、「関連付けること」、「測定すること」、「実行すること」などの用語を利用する説明は、専用コンピュータ又は同様の専用電子コンピュータデバイスなど、特定の装置のアクション又はプロセスを指すことを諒解されたい。従って、本明細書のコンテキストでは、専用コンピュータ又は同様の専用電子コンピュータデバイスは、専用コンピュータ又は同様の専用電子コンピュータデバイスのメモリ、レジスタ又は他の情報記憶デバイス、送信デバイス又はディスプレイデバイス内の電子的、電気的、又は磁気的な物理量として一般に表される信号を操作又は変換することが可能である。
[00142]本明細書で説明されるメッセージを通信するために使用される情報及び信号は、様々な異なる技術及び技法のいずれかを使用して表され得ることを当業者は諒解されよう。例えば、上記の説明全体にわたって言及され得るデータ、命令、コマンド、情報、信号、ビット、シンボル及びチップは、電圧、電流、電磁波、磁界又は磁性粒子、光場又は光学粒子、あるいはそれらの任意の組合せによって表され得る。
[00143]本明細書で使用される「及び」及び「又は」という用語は、そのような用語が使用されるコンテキストに少なくとも部分的に依存することも予想される様々な意味を含み得る。一般に、「又は」がA、B又はCなどのリストを関連付けるために使用される場合、ここで包含的な意味で使用されるA、B及びCを意味し、並びにここで排他的な意味で使用されるA、B又はCを意味するものとする。更に、本明細書で使用される「1つ又は複数」という用語は、単数形の任意の特徴、構造又は特性について説明するために使用され得るか、又は特徴、構造若しくは特性の何らかの組合せについて説明するために使用され得る。但し、これは例示的な例にすぎないこと、及び請求される主題がこの例に限定されないことに留意されたい。更に、「のうちの少なくとも1つ」という用語は、A、B又はCなどの列挙を関連付けるために使用された場合、A、AB、AA、AAB、AABBCCCなど、A、B及び/又はCの任意の組合せを意味すると解釈され得る。
[00144]幾つかの実施形態について説明したが、本開示の趣旨から逸脱することなく、様々な変更形態、代替構成及び等価物が使用され得る。例えば、上記の要素は、より大きいシステムの構成要素にすぎないことがあり、他のルールが、本明細書で説明される実施形態の適用例よりも優先するか又はさもなければ本明細書で説明される実施形態の適用例を変更し得る。また、上記の要素が考慮される前に、考慮されている間に、又は考慮された後に、幾つかのステップが行われ得る。従って、上記の説明は本開示の範囲を限定しない。
[00144]幾つかの実施形態について説明したが、本開示の趣旨から逸脱することなく、様々な変更形態、代替構成及び等価物が使用され得る。例えば、上記の要素は、より大きいシステムの構成要素にすぎないことがあり、他のルールが、本明細書で説明される実施形態の適用例よりも優先するか又はさもなければ本明細書で説明される実施形態の適用例を変更し得る。また、上記の要素が考慮される前に、考慮されている間に、又は考慮された後に、幾つかのステップが行われ得る。従って、上記の説明は本開示の範囲を限定しない。
以下に本願の出願当初の特許請求の範囲に記載された発明を付記する。
[C1]
第1のワイヤレスデバイスと第2のワイヤレスデバイスとの間のタイミング同期の方法であって、前記方法は、
前記第1のワイヤレスデバイスが、前記第2のワイヤレスデバイスに第1のメッセージを送ることと、
前記第1のワイヤレスデバイスが、前記第1のワイヤレスデバイスにおいて第1のタイムスタンプを取得することと、
前記第1のワイヤレスデバイスが、前記第1のメッセージに応答して前記第2のワイヤレスデバイスからファインタイミング測定フレームを受信することと、前記ファインタイミング測定フレームが、前記第2のワイヤレスデバイスからの第2のタイムスタンプの少なくとも一部を含む、
前記第1のワイヤレスデバイスが、前記第2のタイムスタンプの前記一部と前記第1のタイムスタンプとに少なくとも部分的に基づいて、前記第1のワイヤレスデバイスが前記第2のワイヤレスデバイスに同期されていないと決定することと
を備える、方法。
[C2]
前記第1のワイヤレスデバイスが前記第2のワイヤレスデバイスに同期されていないという決定に応答して、前記第2のタイムスタンプの前記一部に少なくとも部分的に基づいて前記第1のワイヤレスデバイス上のクロックを調整すること
を更に備える、C1に記載の方法。
[C3]
前記第1のメッセージがファインタイミング測定要求フレームである、C1に記載の方法。
[C4]
前記第1のタイムスタンプが、前記第1のワイヤレスデバイスからの前記第1のメッセージの出発時間に基づき、
前記第2のタイムスタンプが、前記第2のワイヤレスデバイスにおける前記第1のメッセージの到着時間に基づく、
C1に記載の方法。
[C5]
前記第1のワイヤレスデバイスが、前記第1のメッセージに応答して前記第2のワイヤレスデバイスから第2のメッセージを受信すること
を更に備え、
ここにおいて、前記第1のタイムスタンプが、前記第1のワイヤレスデバイスにおける前記第2のメッセージの到着時間に基づき、
ここにおいて、前記第2のタイムスタンプが、前記第2のワイヤレスデバイスからの前記第2のメッセージの出発時間に基づく、
C1に記載の方法。
[C6]
前記第2のメッセージが肯定応答フレームである、C5に記載の方法。
[C7]
前記第1のタイムスタンプが、前記第1のワイヤレスデバイスにおける前記ファインタイミング測定フレームの到着時間に基づき、
前記第2のタイムスタンプが、前記第2のワイヤレスデバイスからの前記ファインタイミング測定フレームの出発時間に基づく、
C1に記載の方法。
[C8]
前記ファインタイミング測定フレームが、前記第2のタイムスタンプの2、3、4、5又は8オクテットのうちの1つを含む、C1に記載の方法。
[C9]
前記ファインタイミング測定フレームは、タイムスタンプ情報が前記ファインタイミング測定フレーム中に存在することを示す予約済みビットを含む、C1に記載の方法。
[C10]
前記第1のワイヤレスデバイスが前記第2のワイヤレスデバイスに同期されていないと決定することが、前記第1のワイヤレスデバイスと前記第2のワイヤレスデバイスとの間のラウンドトリップ時間に更に基づく、C1に記載の方法。
[C11]
ワイヤレスデバイスであって、
メモリと、
クロックと、
第2のワイヤレスデバイスに第1のメッセージを送ることと、
前記第1のメッセージに応答して前記第2のワイヤレスデバイスからファインタイミング測定フレームを受信することと、前記ファインタイミング測定フレームが、前記第2のワイヤレスデバイスからの第1のタイムスタンプの少なくとも一部を含む、
を行うように構成されたワイヤレス通信サブシステムと、
前記メモリ、前記クロック及び前記ワイヤレス通信サブシステムに通信可能に結合された処理ユニットと
を備え、前記処理ユニットは、
前記ワイヤレスデバイスにおいて第2のタイムスタンプを取得することと、
前記第1のタイムスタンプの前記一部と前記第2のタイムスタンプとに少なくとも部分的に基づいて、前記ワイヤレスデバイスが前記第2のワイヤレスデバイスに同期されていないと決定することと
を行うように構成された、
ワイヤレスデバイス。
[C12]
前記処理ユニットは、
前記ワイヤレスデバイスが前記第2のワイヤレスデバイスに同期されていないという決定に応答して、前記第1のタイムスタンプの前記一部に少なくとも部分的に基づいて前記クロックを調整する
ように更に構成された、C11に記載のワイヤレスデバイス。
[C13]
前記第1のメッセージがファインタイミング測定要求フレームである、C11に記載のワイヤレスデバイス。
[C14]
前記第1のタイムスタンプが、前記第2のワイヤレスデバイスにおける前記第1のメッセージの到着時間に基づき、
前記第2のタイムスタンプが、前記ワイヤレスデバイスからの前記第1のメッセージの出発時間に基づく、
C11に記載のワイヤレスデバイス。
[C15]
前記ワイヤレス通信サブシステムが、前記第1のメッセージに応答して前記第2のワイヤレスデバイスから第2のメッセージを受信するように更に構成され、
前記第1のタイムスタンプが、前記第2のワイヤレスデバイスからの前記第2のメッセージの出発時間に基づき、
前記第2のタイムスタンプが、前記ワイヤレスデバイスにおける前記第2のメッセージの到着時間に基づき、
前記第2のメッセージが肯定応答フレームである、
C11に記載のワイヤレスデバイス。
[C16]
前記第1のタイムスタンプが、前記第2のワイヤレスデバイスからの前記ファインタイミング測定フレームの出発時間に基づき、
前記第2のタイムスタンプが、前記ワイヤレスデバイスにおける前記ファインタイミング測定フレームの到着時間に基づく、
C11に記載のワイヤレスデバイス。
[C17]
前記ファインタイミング測定フレームが、前記第1のタイムスタンプの2、3、4、5又は8オクテットのうちの1つを含む、C11に記載のワイヤレスデバイス。
[C18]
前記ファインタイミング測定フレームは、タイムスタンプ情報が前記ファインタイミング測定フレーム中に存在することを示す予約済みビットを含む、C11に記載のワイヤレスデバイス。
[C19]
第1のワイヤレスデバイスを第2のワイヤレスデバイスに同期させるためのその上に記憶された機械可読命令を含む非一時的コンピュータ可読記憶媒体であって、前記命令は、1つ以上のプロセッサによって実行されたとき、前記第1のワイヤレスデバイスに、
前記第2のワイヤレスデバイスに第1のメッセージを送ることと、
前記第1のワイヤレスデバイスにおいて第1のタイムスタンプを取得することと、
前記第1のメッセージに応答して前記第2のワイヤレスデバイスからファインタイミング測定フレームを受信することと、前記ファインタイミング測定フレームが、前記第2のワイヤレスデバイスからの第2のタイムスタンプの少なくとも一部を含む、
前記第2のタイムスタンプの前記一部と前記第1のタイムスタンプとに少なくとも部分的に基づいて、前記第1のワイヤレスデバイスが前記第2のワイヤレスデバイスに同期されていないと決定することと
を行わせる、非一時的コンピュータ可読記憶媒体。
[C20]
前記命令は、1つ以上のプロセッサによって実行されたとき、前記第1のワイヤレスデバイスに、
前記第1のワイヤレスデバイスが前記第2のワイヤレスデバイスに同期されていないという決定に応答して、前記第2のタイムスタンプの前記一部に少なくとも部分的に基づいて前記第1のワイヤレスデバイス上のクロックを調整すること
を更に行わせる、C19に記載の非一時的コンピュータ可読記憶媒体。
[C21]
前記第1のタイムスタンプが、前記第1のワイヤレスデバイスからの前記第1のメッセージの出発時間に基づき、
前記第2のタイムスタンプが、前記第2のワイヤレスデバイスにおける前記第1のメッセージの到着時間に基づく、
C19に記載の非一時的コンピュータ可読記憶媒体。
[C22]
前記命令が、1つ以上のプロセッサによって実行されたとき、前記第1のワイヤレスデバイスに、
前記第1のメッセージに応答して前記第2のワイヤレスデバイスから第2のメッセージを受信すること
を更に行わせ、
ここにおいて、前記第1のタイムスタンプが、前記第1のワイヤレスデバイスにおける前記第2のメッセージの到着時間に基づき、
ここにおいて、前記第2のタイムスタンプが、前記第2のワイヤレスデバイスからの前記第2のメッセージの出発時間に基づき、
ここにおいて、前記第2のメッセージが肯定応答フレームである、
C19に記載の非一時的コンピュータ可読記憶媒体。
[C23]
前記第1のタイムスタンプが、前記第1のワイヤレスデバイスにおける前記ファインタイミング測定フレームの到着時間に基づき、
前記第2のタイムスタンプが、前記第2のワイヤレスデバイスからの前記ファインタイミング測定フレームの出発時間に基づく、
C19に記載の非一時的コンピュータ可読記憶媒体。
[C24]
前記ファインタイミング測定フレームが、前記第2のタイムスタンプの2、3、4、5又は8オクテットのうちの1つを含む、C19に記載の非一時的コンピュータ可読記憶媒体。
[C25]
前記ファインタイミング測定フレームは、タイムスタンプ情報が前記ファインタイミング測定フレーム中に存在することを示す予約済みビットを含む、C19に記載の非一時的コンピュータ可読記憶媒体。
[C26]
第1のワイヤレスデバイスから第2のワイヤレスデバイスに第1のメッセージを送るための手段と、
前記第1のワイヤレスデバイスにおいて第1のタイムスタンプを取込むための手段と、
前記第1のメッセージに応答して前記第2のワイヤレスデバイスからファインタイミング測定フレームを受信するための手段と、前記ファインタイミング測定フレームが、前記第2のワイヤレスデバイスからの第2のタイムスタンプの少なくとも一部を含む、
前記第2のタイムスタンプの前記一部と前記第1のタイムスタンプとに少なくとも部分的に基づいて、前記第1のワイヤレスデバイスが前記第2のワイヤレスデバイスに同期されていないと決定するための手段と
を備える装置。
[C27]
前記第1のワイヤレスデバイスが前記第2のワイヤレスデバイスに同期されていないという決定に応答して前記第2のタイムスタンプの前記一部に少なくとも部分的に基づいて前記第1のワイヤレスデバイス上のクロックを調整するための手段
を更に備える、C26に記載の装置。
[C28]
前記第1のタイムスタンプが、前記第1のワイヤレスデバイスからの前記第1のメッセージの出発時間に基づき、
前記第2のタイムスタンプが、前記第2のワイヤレスデバイスにおける前記第1のメッセージの到着時間に基づく、
C26に記載の装置。
[C29]
前記第1のメッセージに応答して前記第2のワイヤレスデバイスから第2のメッセージを受信するための手段
を更に備え、
ここにおいて、前記第1のタイムスタンプが、前記第1のワイヤレスデバイスにおける前記第2のメッセージの到着時間に基づき、
ここにおいて、前記第2のタイムスタンプが、前記第2のワイヤレスデバイスからの前記第2のメッセージの出発時間に基づき、
ここにおいて、前記第2のメッセージが肯定応答フレームである、
C26に記載の装置。
[C30]
前記第1のタイムスタンプが、前記第1のワイヤレスデバイスにおける前記ファインタイミング測定フレームの到着時間に基づき、
前記第2のタイムスタンプが、前記第2のワイヤレスデバイスからの前記ファインタイミング測定フレームの出発時間に基づく、
C26に記載の装置。

Claims (30)

  1. 第1のワイヤレスデバイスと第2のワイヤレスデバイスとの間のタイミング同期の方法であって、前記方法は、
    前記第1のワイヤレスデバイスが、前記第2のワイヤレスデバイスに第1のメッセージを送ることと、
    前記第1のワイヤレスデバイスが、前記第1のワイヤレスデバイスにおいて第1のタイムスタンプを取得することと、
    前記第1のワイヤレスデバイスが、前記第1のメッセージに応答して前記第2のワイヤレスデバイスからファインタイミング測定フレームを受信することと、前記ファインタイミング測定フレームが、前記第2のワイヤレスデバイスからの第2のタイムスタンプの少なくとも一部を含む、
    前記第1のワイヤレスデバイスが、前記第2のタイムスタンプの前記一部と前記第1のタイムスタンプとに少なくとも部分的に基づいて、前記第1のワイヤレスデバイスが前記第2のワイヤレスデバイスに同期されていないと決定することと
    を備える、方法。
  2. 前記第1のワイヤレスデバイスが前記第2のワイヤレスデバイスに同期されていないという決定に応答して、前記第2のタイムスタンプの前記一部に少なくとも部分的に基づいて前記第1のワイヤレスデバイス上のクロックを調整すること
    を更に備える、請求項1に記載の方法。
  3. 前記第1のメッセージがファインタイミング測定要求フレームである、請求項1に記載の方法。
  4. 前記第1のタイムスタンプが、前記第1のワイヤレスデバイスからの前記第1のメッセージの出発時間に基づき、
    前記第2のタイムスタンプが、前記第2のワイヤレスデバイスにおける前記第1のメッセージの到着時間に基づく、
    請求項1に記載の方法。
  5. 前記第1のワイヤレスデバイスが、前記第1のメッセージに応答して前記第2のワイヤレスデバイスから第2のメッセージを受信すること
    を更に備え、
    ここにおいて、前記第1のタイムスタンプが、前記第1のワイヤレスデバイスにおける前記第2のメッセージの到着時間に基づき、
    ここにおいて、前記第2のタイムスタンプが、前記第2のワイヤレスデバイスからの前記第2のメッセージの出発時間に基づく、
    請求項1に記載の方法。
  6. 前記第2のメッセージが肯定応答フレームである、請求項5に記載の方法。
  7. 前記第1のタイムスタンプが、前記第1のワイヤレスデバイスにおける前記ファインタイミング測定フレームの到着時間に基づき、
    前記第2のタイムスタンプが、前記第2のワイヤレスデバイスからの前記ファインタイミング測定フレームの出発時間に基づく、
    請求項1に記載の方法。
  8. 前記ファインタイミング測定フレームが、前記第2のタイムスタンプの2、3、4、5又は8オクテットのうちの1つを含む、請求項1に記載の方法。
  9. 前記ファインタイミング測定フレームは、タイムスタンプ情報が前記ファインタイミング測定フレーム中に存在することを示す予約済みビットを含む、請求項1に記載の方法。
  10. 前記第1のワイヤレスデバイスが前記第2のワイヤレスデバイスに同期されていないと決定することが、前記第1のワイヤレスデバイスと前記第2のワイヤレスデバイスとの間のラウンドトリップ時間に更に基づく、請求項1に記載の方法。
  11. ワイヤレスデバイスであって、
    メモリと、
    クロックと、
    第2のワイヤレスデバイスに第1のメッセージを送ることと、
    前記第1のメッセージに応答して前記第2のワイヤレスデバイスからファインタイミング測定フレームを受信することと、前記ファインタイミング測定フレームが、前記第2のワイヤレスデバイスからの第1のタイムスタンプの少なくとも一部を含む、
    を行うように構成されたワイヤレス通信サブシステムと、
    前記メモリ、前記クロック及び前記ワイヤレス通信サブシステムに通信可能に結合された処理ユニットと
    を備え、前記処理ユニットは、
    前記ワイヤレスデバイスにおいて第2のタイムスタンプを取得することと、
    前記第1のタイムスタンプの前記一部と前記第2のタイムスタンプとに少なくとも部分的に基づいて、前記ワイヤレスデバイスが前記第2のワイヤレスデバイスに同期されていないと決定することと
    を行うように構成された、
    ワイヤレスデバイス。
  12. 前記処理ユニットは、
    前記ワイヤレスデバイスが前記第2のワイヤレスデバイスに同期されていないという決定に応答して、前記第1のタイムスタンプの前記一部に少なくとも部分的に基づいて前記クロックを調整する
    ように更に構成された、請求項11に記載のワイヤレスデバイス。
  13. 前記第1のメッセージがファインタイミング測定要求フレームである、請求項11に記載のワイヤレスデバイス。
  14. 前記第1のタイムスタンプが、前記第2のワイヤレスデバイスにおける前記第1のメッセージの到着時間に基づき、
    前記第2のタイムスタンプが、前記ワイヤレスデバイスからの前記第1のメッセージの出発時間に基づく、
    請求項11に記載のワイヤレスデバイス。
  15. 前記ワイヤレス通信サブシステムが、前記第1のメッセージに応答して前記第2のワイヤレスデバイスから第2のメッセージを受信するように更に構成され、
    前記第1のタイムスタンプが、前記第2のワイヤレスデバイスからの前記第2のメッセージの出発時間に基づき、
    前記第2のタイムスタンプが、前記ワイヤレスデバイスにおける前記第2のメッセージの到着時間に基づき、
    前記第2のメッセージが肯定応答フレームである、
    請求項11に記載のワイヤレスデバイス。
  16. 前記第1のタイムスタンプが、前記第2のワイヤレスデバイスからの前記ファインタイミング測定フレームの出発時間に基づき、
    前記第2のタイムスタンプが、前記ワイヤレスデバイスにおける前記ファインタイミング測定フレームの到着時間に基づく、
    請求項11に記載のワイヤレスデバイス。
  17. 前記ファインタイミング測定フレームが、前記第1のタイムスタンプの2、3、4、5又は8オクテットのうちの1つを含む、請求項11に記載のワイヤレスデバイス。
  18. 前記ファインタイミング測定フレームは、タイムスタンプ情報が前記ファインタイミング測定フレーム中に存在することを示す予約済みビットを含む、請求項11に記載のワイヤレスデバイス。
  19. 第1のワイヤレスデバイスを第2のワイヤレスデバイスに同期させるためのその上に記憶された機械可読命令を含む非一時的コンピュータ可読記憶媒体であって、前記命令は、1つ以上のプロセッサによって実行されたとき、前記第1のワイヤレスデバイスに、
    前記第2のワイヤレスデバイスに第1のメッセージを送ることと、
    前記第1のワイヤレスデバイスにおいて第1のタイムスタンプを取得することと、
    前記第1のメッセージに応答して前記第2のワイヤレスデバイスからファインタイミング測定フレームを受信することと、前記ファインタイミング測定フレームが、前記第2のワイヤレスデバイスからの第2のタイムスタンプの少なくとも一部を含む、
    前記第2のタイムスタンプの前記一部と前記第1のタイムスタンプとに少なくとも部分的に基づいて、前記第1のワイヤレスデバイスが前記第2のワイヤレスデバイスに同期されていないと決定することと
    を行わせる、非一時的コンピュータ可読記憶媒体。
  20. 前記命令は、1つ以上のプロセッサによって実行されたとき、前記第1のワイヤレスデバイスに、
    前記第1のワイヤレスデバイスが前記第2のワイヤレスデバイスに同期されていないという決定に応答して、前記第2のタイムスタンプの前記一部に少なくとも部分的に基づいて前記第1のワイヤレスデバイス上のクロックを調整すること
    を更に行わせる、請求項19に記載の非一時的コンピュータ可読記憶媒体。
  21. 前記第1のタイムスタンプが、前記第1のワイヤレスデバイスからの前記第1のメッセージの出発時間に基づき、
    前記第2のタイムスタンプが、前記第2のワイヤレスデバイスにおける前記第1のメッセージの到着時間に基づく、
    請求項19に記載の非一時的コンピュータ可読記憶媒体。
  22. 前記命令が、1つ以上のプロセッサによって実行されたとき、前記第1のワイヤレスデバイスに、
    前記第1のメッセージに応答して前記第2のワイヤレスデバイスから第2のメッセージを受信すること
    を更に行わせ、
    ここにおいて、前記第1のタイムスタンプが、前記第1のワイヤレスデバイスにおける前記第2のメッセージの到着時間に基づき、
    ここにおいて、前記第2のタイムスタンプが、前記第2のワイヤレスデバイスからの前記第2のメッセージの出発時間に基づき、
    ここにおいて、前記第2のメッセージが肯定応答フレームである、
    請求項19に記載の非一時的コンピュータ可読記憶媒体。
  23. 前記第1のタイムスタンプが、前記第1のワイヤレスデバイスにおける前記ファインタイミング測定フレームの到着時間に基づき、
    前記第2のタイムスタンプが、前記第2のワイヤレスデバイスからの前記ファインタイミング測定フレームの出発時間に基づく、
    請求項19に記載の非一時的コンピュータ可読記憶媒体。
  24. 前記ファインタイミング測定フレームが、前記第2のタイムスタンプの2、3、4、5又は8オクテットのうちの1つを含む、請求項19に記載の非一時的コンピュータ可読記憶媒体。
  25. 前記ファインタイミング測定フレームは、タイムスタンプ情報が前記ファインタイミング測定フレーム中に存在することを示す予約済みビットを含む、請求項19に記載の非一時的コンピュータ可読記憶媒体。
  26. 第1のワイヤレスデバイスから第2のワイヤレスデバイスに第1のメッセージを送るための手段と、
    前記第1のワイヤレスデバイスにおいて第1のタイムスタンプを取込むための手段と、
    前記第1のメッセージに応答して前記第2のワイヤレスデバイスからファインタイミング測定フレームを受信するための手段と、前記ファインタイミング測定フレームが、前記第2のワイヤレスデバイスからの第2のタイムスタンプの少なくとも一部を含む、
    前記第2のタイムスタンプの前記一部と前記第1のタイムスタンプとに少なくとも部分的に基づいて、前記第1のワイヤレスデバイスが前記第2のワイヤレスデバイスに同期されていないと決定するための手段と
    を備える装置。
  27. 前記第1のワイヤレスデバイスが前記第2のワイヤレスデバイスに同期されていないという決定に応答して前記第2のタイムスタンプの前記一部に少なくとも部分的に基づいて前記第1のワイヤレスデバイス上のクロックを調整するための手段
    を更に備える、請求項26に記載の装置。
  28. 前記第1のタイムスタンプが、前記第1のワイヤレスデバイスからの前記第1のメッセージの出発時間に基づき、
    前記第2のタイムスタンプが、前記第2のワイヤレスデバイスにおける前記第1のメッセージの到着時間に基づく、
    請求項26に記載の装置。
  29. 前記第1のメッセージに応答して前記第2のワイヤレスデバイスから第2のメッセージを受信するための手段
    を更に備え、
    ここにおいて、前記第1のタイムスタンプが、前記第1のワイヤレスデバイスにおける前記第2のメッセージの到着時間に基づき、
    ここにおいて、前記第2のタイムスタンプが、前記第2のワイヤレスデバイスからの前記第2のメッセージの出発時間に基づき、
    ここにおいて、前記第2のメッセージが肯定応答フレームである、
    請求項26に記載の装置。
  30. 前記第1のタイムスタンプが、前記第1のワイヤレスデバイスにおける前記ファインタイミング測定フレームの到着時間に基づき、
    前記第2のタイムスタンプが、前記第2のワイヤレスデバイスからの前記ファインタイミング測定フレームの出発時間に基づく、
    請求項26に記載の装置。
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