JP2018521558A - マルチプレクサ - Google Patents

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Abstract

マルチプレクサは、弾性波により動作する。マルチプレクサは、マルチプレクサを少なくとも1つのアンテナと連結するためのアンテナ接続部(ANT)と、少なくとも1つの送信接続部(TxC)と、少なくとも1つの受信接続部(RxC)と、共通接続部(CC)と、を含む。更に、マルチプレクサは、少なくとも1つの受信接続部(RxC)と共通接続部(CC)との間で相互接続され、かつ弾性波により動作する受信フィルタ(RX)を含む、少なくとも1つの受信パスを備える。マルチプレクサは、少なくとも1つの送信接続部(TxC)と共通接続部(CC)との間で相互接続され、かつ弾性波により動作する送信フィルタ(TX)を含む、少なくとも1つの送信パスを備える。更に、マルチプレクサは、少なくとも1つのミラー回路網(PH)を備え、そのミラー回路網は、少なくとも1つの送信パス及び/又は少なくとも1つの受信パスのアンテナ側の出力反射係数(S22)の位相を所定の周波数帯域において、それぞれの出力反射係数の数値がその所定の周波数帯域において所定の閾値を超過するように回転させ、また、その所定の周波数帯域において信号を、妨害モード誘発が少なくとも1つの送信パスの送信フィルタ(TX)で、あるいは少なくとも1つの受信パスの受信フィルタ(RX)で起こらないままであるか、又は低減されるまで反射するために形成かつ配置されている。

Description

本発明は、弾性波により動作するマルチプレクサに関する。
マルチプレクサは、それぞれ送信フィルタを備えた少なくとも1つの送信信号パスと、それぞれ受信フィルタを備えた少なくとも1つの受信信号パスと、を含む。一般的に、これらの2つのフィルタが共通の接続部、例えば、アンテナ接続部と、直接相互接続されていることが、問題なく可能ということはない。そのためマルチプレクサでは通常、整合回路は、送信フィルタと受信フィルタとの間に設けられている。整合回路は、整合回路が送信信号パスと受信信号パスとの間の分離を、所定の仕様を満たす値まで高めるように設計されている。この場合はしたがって、妨害信号成分の減衰は、最適化される。
更に、相互変調積は、マルチプレクサにおいて重要である。マルチプレクサでは、またデュプレクサでは特に、アンテナ入力部で発生し、受信帯域内又は受信帯域近くにあるその種の相互変調積は、問題を生じる。その相互変調積は、受信信号パスを「阻害する」。なぜならば、相互変調積は、フィルタ措置によって容易には分離除去できないからである。それに加えて、受信使用周波数もまた使用不能となる恐れがある。そのような所望しない相互変調積は、特にデュプレクサでは、外部からアンテナを経由して受信した阻害信号との送信信号の加算により発生する恐れがある。送信信号に付随する受信通過帯域は、デュプレクサの場合には比較的近くに、送信通過帯域にほとんど重なって存在する。したがって、確かに送信信号の高調波ではないが、送信信号と外部から受信した信号とからなる相互変調積は、それ自体の受信通過帯域内に含まれる。この関連において、独国特許第10 2012 108 030 A1号は、1つ又は2つ以上の阻害パスを備えた、弾性波により動作するマルチプレクサを開示する。(単数又は複数の)阻害パスは、所望しない相互変調積をもたらす恐れがある周波数成分を抑制することを可能にする。またこの場合も、妨害信号成分の減衰は、最適化される。
既知であるように、特に、弾性波導波フィルタを妨害するモードにおいてもまた、例えば、導波モード、プレートモード、ラブモード及びせん断モードは、所望しない効果として発生する。導波モードは、例えば、図1に示した表面波フィルタのフィルタ通過曲線が周波数にわたって付与されたその減衰を、例えば、フィルタの上側の遮断領域において、狭い帯域のピークとしてどのように示すかに現れ、これらのピークの高さ及び周波数位置は、フィルタの弾性波アパーチャに依存する。弾性波により動作するマルチプレクサでは、したがって、所望しない性能の制約となる。マルチプレクサの弾性波により動作する送信フィルタでは、そのような妨害モードは、例えば、送信パスに到達する受信信号により誘発される。
本発明の課題は、より少ない妨害モード誘発を有する弾性波により動作するマルチプレクサを作り出すことである。
本課題は、独立請求項の特徴により解決される。本発明の有利な発展形態は、従属請求項において特徴付けられる。
本発明は、弾性波により動作するマルチプレクサにより特徴付けられる。マルチプレクサは、マルチプレクサを少なくとも1つのアンテナと連結するためのアンテナ接続部と、少なくとも1つの送信接続部と、少なくとも1つの受信接続部と、共通接続部と、を含む。更に、マルチプレクサは、少なくとも1つの受信接続部と共通接続部との間で相互接続され、かつ弾性波により動作する受信フィルタを含む、少なくとも1つの受信パスを備える。マルチプレクサは、少なくとも1つの送信接続部と共通接続部との間で相互接続され、かつ弾性波により動作する送信フィルタを含む、少なくとも1つの送信パスを備える。更に、マルチプレクサは、少なくとも1つのミラー回路網(Spiegelnetzwerk)を備え、そのミラー回路網は、少なくとも1つの送信パス及び/又は少なくとも1つの受信パスのアンテナ側の出力反射係数の位相を所定の周波数帯域において、それぞれの出力反射係数の数値がその所定の周波数帯域において所定の閾値を超過するように回転させ、また、その所定の周波数帯域において信号を、妨害モード誘発が少なくとも1つの送信パスの送信フィルタで、あるいは少なくとも1つの受信パスの受信フィルタで起こらないままであるか、又は低減されるまで反射するために形成かつ配置されている。
ミラー回路網は、少なくとも1つの送信パス及び/又は少なくとも1つの受信パスのアンテナ側の出力反射係数の位相を所定の周波数帯域において、それぞれの出力反射係数の数値がその所定の周波数帯域において所定の閾値を超過するように回転させ、また、その所定の周波数帯域において信号を、妨害モード誘発が少なくとも1つの送信パスの送信フィルタで、あるいは少なくとも1つの受信パスの受信フィルタで起こらないままであるか、又は低減されるまで反射するためにマルチプレクサで使用される。
弾性波により動作する受信フィルタ及び/又は送信フィルタでは、それぞれのフィルタの設計及び誘発に応じて、妨害モードは、発生する恐れがある。例えば、フィルタは、主要波としてレイリー波により動作してもよい。この場合、特にラブモード及びせん断モードは、妨害モードとして発生する恐れがある。
所定の周波数帯域は、好適には、モードのそれぞれの位置により決定されている。有利には、ミラー回路網のそれぞれの位相回転により、妨害モード誘発は、少なくとも1つの送信パス及び/又は少なくとも1つの受信パスで防止されるか、又は少なくとも大幅に低減される。反射を最適化するミラー回路網の適切な設計により、妨害モード誘発は、回避できるか、又は少なくとも低減できる。ミラー回路網は、少なくとも1つの送信パス及び/又は少なくとも1つの受信パスのアンテナ側の出力反射係数の適切な位相回転を可能にする。
モード誘発の防止又は低減により、所定の周波数帯域における選択性の同時改善は、可能である。
改善された出力反射は、例えば、モードを誘発する妨害信号が少なくとも1つの送信パスに到達しないか、又はほとんど到達しないことを可能にする。目的は、妨害するモードを誘発する信号を少なくとも1つの送信パス内で減衰あるいは抑制することではなく、目的は、そのような妨害するモードを誘発する信号が特に少なくとも1つの送信パスに到達することを防止することである。
試験結果は、妨害するモードを誘発する信号の改善された抑制が所定の周波数帯域において多くの場合十分ではなく、位相回転による妨害するモードを誘発する信号の反射の改善のように、そのような改善された結果をもたらさないことを示していた。なぜならば、不足する反射は、対向帯域(Gegenband)において挿入損失の悪化をもたらすからである。
その際、マルチプレクサの概念は、アンテナ接続部であってもよい少なくとも1つの共通接続部並びにm個のTx信号パス及びn個のRx信号パスを備えた周波数分配器(Frequenzweiche)に関し、m及びnは、≧1の自然数である。特に、マルチプレクサが1つのTxパス及び1つのRxパスを備えたデュプレクサであることが可能である。
マルチプレクサは、弾性波により動作する。例えば、表面弾性波(英語でSAW=Surface Acoustic Wave)、バルク弾性波(BAW=Bulk Acoustic Wave)又は指向性バルク弾性波(GBAW=Guided Bulk Acoustic Wave)が適している。
それぞれの送信フィルタが上述の種類の弾性波のうち1つで動作し、その一方で、それぞれの受信フィルタが別の種類の弾性波で動作することもまた可能である。
有利な態様に従って、ミラー回路網は、少なくとも1つの送信パスにおいて送信フィルタにアンテナ側で上流側に接続されており、ミラー回路網は、少なくとも1つの送信パスのアンテナ側の出力反射係数の位相を所定の周波数帯域において、出力反射係数の数値がその所定の周波数帯域において所定の閾値を超過するように回転させ、また、その所定の周波数帯域において信号を、妨害モード誘発が少なくとも1つの送信パスの送信フィルタで起こらないままであるか、又は低減されるまで反射するために形成されている。有利には、これは、非常に柔軟な設計であり、その結果、例えば、クアドプレクサは、非常に良好な伝送特性を備えることができる。
更なる有利な態様に従って、ミラー回路網は、アンテナ接続部と共通接続部との間で相互接続されている。
更なる有利な態様に従って、少なくとも1つの受信フィルタ及び/又は少なくとも1つの送信フィルタは、表面弾性波により、バルク弾性波により又は指向性バルク弾性波により動作する。これは、高いフィルタ選択性が実現できるという利点を有する。
更なる有利な態様に従って、ミラー回路網は、弾性波により動作する共振器を備える。有利には、これは、マルチプレクサの柔軟な設計及び費用を節約する製造を可能にする。
更なる有利な態様に従って、ミラー回路網は、直列分岐共振器と、その直列分岐共振器に並列に接続された誘導素子と、を備える。有利には、付加的な設計自由度が利用できる。
更なる有利な態様に従って、ミラー回路網は、直列分岐キャパシタと、その直列分岐キャパシタに並列に接続された誘導素子と、を備える。
更なる有利な態様に従って、ミラー回路網は、直列分岐共振器と、その直列分岐共振器に並列に接続された誘導素子と、並列分岐共振器と、を備える。有利には、付加的な設計自由度が利用できる。
更なる有利な態様に従って、マルチプレクサは、それぞれ更なる送信フィルタを備えた1つ又は2つ以上の送信パスと、それぞれ更なる受信フィルタを備えた1つ又は2つ以上の受信パスと、を更に含む。したがって、デュプレクサの他に、トリプレクサ、クアドプレクサなどもまた容易に備えることができる。
更なる有利な態様に従って、マルチプレクサは、デュプレクサ又はトリプレクサ又はクアドプレクサ又はクイントプレクサである。
本発明の実施例は、以下に概略図面を参照して説明する。
表面弾性波フィルタのフィルタ通過曲線を示す図である。 弾性波により動作するマルチプレクサの第1の実施例を示す図である。 ミラー回路網の第1の実施例を示す図である。 電気弾性波共振器の等価回路図である。 ミラー回路網の第2の実施例を示す図である。 ミラー回路網の第3の実施例を示す図である。 弾性波により動作するマルチプレクサの第2の実施例を示す図である。 弾性波により動作するマルチプレクサの第3の実施例を示す図である。 第1の送信パスのアンテナ側の出力反射係数の例示的な推移を示す図である。 第1の送信パスのアンテナ側の出力反射係数の更なる例示的な推移を示す図である。 第1の送信パスのアンテナ側の出力反射係数の例示的な数値の推移を示す図である。 第1の送信パスのアンテナ側の出力反射係数の例示的な位相の推移を示す図である。 第1の送信パスの前方透過係数の数値の推移を示す図である。
同一の構造又は機能の要素は、図面全体にわたって同一の参照符号が付されている。
図2は、弾性波により動作するマルチプレクサの第1の実施例を示す。マルチプレクサは、例えば、送信接続部TxCと、受信接続部RxCと、共通接続部CCと、を含む。更に、マルチプレクサは、受信接続部RxCと共通接続部CCとの間で相互接続され、かつ弾性波により動作する受信フィルタRXを含む、受信パスを備える。マルチプレクサは、第1の送信接続部Tx1Cと共通接続部CCとの間で相互接続され、かつ弾性波により動作する送信フィルタTXを含む、送信パスを更に含む。
受信フィルタRX及び/又は送信フィルタTXは、弾性波により動作する共振器、例えば、SAW共振器、BAW共振器又はGBAW共振器を備えた、例えば、T型回路を含む。
代替的又は追加的に、受信フィルタRX及び/又は送信フィルタTXは、例えば、共振器からなるいわゆるπ型回路を含んでもよい。
図2に示した実施例では、マルチプレクサは、送信パスにおいて送信フィルタTXにアンテナ側で上流側に接続されているミラー回路網PHを備える。ミラー回路網PHは、送信パスのアンテナ側の出力反射係数S22の位相を所定の周波数帯域において、出力反射係数S22の数値がその所定の周波数帯域において所定の閾値を超過するように回転させ、また、その所定の周波数帯域においてアンテナ側で受信した信号を、妨害モード誘発が送信フィルタTXで起こらないままであるか、又は低減されるまで反射するために形成されている。
図3は、ミラー回路網PHの第1の実施例を備えた図2のマルチプレクサの第1の実施例を示す。この場合、ミラー回路網PHは、共振器Rを備える。共振器Rは、例えば、電気弾性波共振器として形成されている。ミラー回路網PHは、例えば、直列分岐共振器R1と、その直列分岐共振器R1に並列に接続された誘導素子Lと、を備える。
図4は、電気弾性波共振器Rの等価回路図ECDを示す。その際、等価回路図は、静的なキャパシタC0と、その静的なキャパシタに並列に接続された、動的なキャパシタCD及び動的なインダクタンスLDからなる直列回路と、を含む。弾性波作動周波数から遠く離れた周波数では、共振器Rは、実質的に静的なキャパシタC0を備えた容量素子になる。動的なキャパシタCD及び動的なインダクタンスLDは、実質的に無視できる。それ以外の場合は、共振器の動作範囲にある。その場合、動的なキャパシタCD及び動的なインダクタンスLDは、実質的に共振器の挙動の大半を占めるが、その一方で、静的なキャパシタC0は、従属的な役割をする。電気弾性波共振器Rの設計及びその動作範囲の確定に応じて、したがって、共振器Rは、純粋な容量素子として、又は純粋な電気弾性波素子として、又は両方の素子の混合形態として稼働することができ、その結果、共振器Rは、適合させることができる。その際、共振器Rの提供のために、製造用の別の処理工程は、実質的に必要ではなく、その結果、提案されたマルチプレクサは、追加の費用をかけずに製造可能である。
図5は、ミラー回路網PHの第2の実施例を備えた図2のマルチプレクサの第1の実施例を示す。この場合、ミラー回路網PHは、直列分岐キャパシタCと、その直列分岐キャパシタCに並列に接続された誘導素子Lと、を備える。
図6は、ミラー回路網PHの第3の実施例を備えた図2のマルチプレクサの第1の実施例を示す。この場合、ミラー回路網PHは、2つの共振器を備える。共振器は、例えば、電気弾性波共振器として形成されている。ミラー回路網PHは、例えば、直列分岐共振器R1と、その直列分岐共振器R1に並列に接続された誘導素子Lと、を備える。更に、ミラー回路網PHは、並列分岐共振器R2を備える。
図7は、弾性波により動作するマルチプレクサの第2の実施例を示す。図2に示した実施例と異なり、ミラー回路網PHは、アンテナ接続部ANTと共通接続部CCとの間で相互接続されている。
図8は、弾性波により動作するマルチプレクサの第3の実施例を示す。マルチプレクサは、この場合、クアドプレクサとして形成されている。
マルチプレクサは、第1の送信接続部Tx1Cと、第1の受信接続部Rx1Cと、第2の送信接続部Tx2Cと、第2の受信接続部Rx2Cと、共通接続部CCと、を備える。更に、マルチプレクサは、第1の受信接続部Rx1Cと共通接続部CCとの間で相互接続され、かつ第1の受信周波数通過帯域fRX1を有する、弾性波により動作する第1の受信フィルタRX1を備えた、第1の受信パスを含む。マルチプレクサは、第1の送信接続部TxC1と共通接続部CCとの間で相互接続され、かつ第1の送信周波数通過帯域fTX1を有する、弾性波により動作する第1の送信フィルタTX1を備えた、第1の受信パスに付随する第1の送信パスを含む。
マルチプレクサは、第2の受信接続部Rx2Cと共通接続部CCとの間で相互接続され、かつ第2の受信周波数通過帯域fRX2を有する、弾性波により動作する第2の受信フィルタRX2を備えた、第2の受信パスを含む。マルチプレクサは、第2の送信接続部Tx2Cと共通接続部CCとの間で相互接続され、かつ第2の送信周波数通過帯域fTX2を有する、弾性波により動作する第2の送信フィルタTX2を備えた、第2の受信パスに付随する第2の送信パスを備える。
図8に示した実施例では、マルチプレクサは、第1の送信パスにおいて第1の送信フィルタTX1にアンテナ側で上流側に接続されているミラー回路網PHを備える。
ミラー回路網PHは、例えば、送信パスのアンテナ側の出力反射係数S22の位相を、第2の受信フィルタRX2の第2の受信周波数通過帯域fRX2と同じであるか又はほとんど受信周波数通過帯域に相当する所定の周波数帯域において、出力反射係数S22の数値がその所定の周波数帯域において所定の閾値を超過するように回転させ、また、その所定の周波数帯域においてアンテナ側で受信した信号を、妨害モード誘発が第1の送信フィルタTX1で起こらないままであるか、又は低減されるまで反射するために形成されている。
図9は、第1の送信パスのアンテナ側の出力反射係数S22の推移を、ミラー回路網PHを持たない図8によるクアドプレクサに関して例示的に示す。この場合、出力反射係数S22の推移は、第2の受信フィルタRX2の第2の受信周波数通過帯域fRX2に対しては点で標示され、第2の送信フィルタTX2の第2の送信周波数通過帯域fTX2に対しては線で標示されている。
出力反射係数S22の推移は、第2の受信フィルタRX2の第2の受信周波数通過帯域fRX2の領域で特に、モード誘発の原因となる恐れがある狭い帯域のピークを示す。これは、対向帯域において、すなわち、第2の受信パスの第2の受信周波数通過帯域fRX2において、増大した整合損失をもたらす。なぜならば、信号は、第2の受信パスをもはや利用できないからである。
図10は、第1の送信パスのアンテナ側の出力反射係数S22の推移を、ミラー回路網PHを備えた図8によるクアドプレクサに関して例示的に示す。この場合、出力反射係数S22の推移は、第2の受信フィルタRX2の第2の受信周波数通過帯域fRX2に対しては点で標示され、第2の送信フィルタTX2の第2の送信周波数通過帯域fTX2に対しては線で標示されている。
出力反射係数S22の位相位置は、ミラー回路網PHにより回転され、モード誘発の原因となる恐れがある狭い帯域のピークは、消滅している。
図11は、第1の送信パスのアンテナ側の出力反射係数S22の数値の推移を、ミラー回路網PHを持たない図8によるクアドプレクサ(破線)及びミラー回路網PHを備えた図8によるクアドプレクサ(実線)に関して示す。
図12は、第1の送信パスのアンテナ側の出力反射係数S22の位相の推移を、ミラー回路網PHを持たない図8によるクアドプレクサ(破線)及びミラー回路網PHを備えた図8によるクアドプレクサ(実線)に関して示す。
図11でも図12でも、ミラー回路網PHの位相回転により妨害モード誘発が第1の送信パスにおいて、特に第1の送信フィルタTX1において防止できるか、又は少なくとも大幅に低減できることが明らかに認められる。
改善された出力反射は、モードを誘発する妨害信号が第1の送信パスに到達しないか、又はほとんど到達しないことを可能にする。目的は、妨害するモードを誘発する信号を第1の送信パス内で減衰あるいは抑制することではなく、目的は、そのような妨害するモードを誘発する信号が特に第1の送信パスに到達することを防止することである。
図13は、第1の送信パスのアンテナ側の前方透過係数S21の数値の推移を、ミラー回路網PHを持たない図8によるクアドプレクサ(破線)及びミラー回路網PHを備えた図8によるクアドプレクサ(実線)に関して示す。前方透過係数S21が対向帯域において、すなわち、第2の受信周波数通過帯域fRX2の領域及び第2の送信周波数帯域の領域において、妨害モード誘発の防止又は低減に基づいて同様に顕著に改善されていることが明らかに認められる。
ANT アンテナ接続部
CO 静的なキャパシタ
CC 共通接続部
CD 動的なキャパシタ
ECD 等価回路図
fRX1 第1の受信周波数通過帯域
fRX2 第2の受信周波数通過帯域
fTX1 第1の送信周波数通過帯域
ftX2 第2の送信周波数通過帯域
L 誘導性素子
LD 動的なインダクタンス
PH ミラー回路網
R 共振器
R1 直列分岐共振器
R2 並列分岐共振器
RX 受信フィルタ
RX1 第1の受信フィルタ
Rx1C 第1の受信接続部
RX2 第2の受信フィルタ
Rx2C 第2の受信接続部
RxC 受信接続部
S21 前方透過係数
S22 出力反射係数
TX 送信フィルタ
TX1 第1の送信フィルタ
Tx1C 第1の送信接続部
TX2 第2の送信フィルタ
Tx2C 第2の送信接続部
TxC 送信接続部
Φ 出力反射係数の位相

Claims (10)

  1. マルチプレクサであって、弾性波により動作し、かつ
    −該マルチプレクサを少なくとも1つのアンテナと連結するためのアンテナ接続部(ANT)と、
    −少なくとも1つの送信接続部(TxC)と、少なくとも1つの受信接続部(RxC)と、共通接続部(CC)と、
    −該少なくとも1つの受信接続部(RxC)と該共通接続部(CC)との間で相互接続され、かつ弾性波により動作する受信フィルタ(RX)を含む、少なくとも1つの受信パスと、
    −該少なくとも1つの送信接続部(TxC)と該共通接続部(CC)との間で相互接続され、かつ弾性波により動作する送信フィルタ(TX)を含む、少なくとも1つの送信パスと、
    −該少なくとも1つの送信パス及び/又は該少なくとも1つの受信パスのアンテナ側の出力反射係数(S22)の位相を所定の周波数帯域において、それぞれの該出力反射係数(S22)の数値が該所定の周波数帯域において所定の閾値を超過するように回転させ、また、該所定の周波数帯域において信号を、妨害モード誘発が該少なくとも1つの送信パスの該送信フィルタ(TX)で、あるいは該少なくとも1つの受信パスの該受信フィルタ(RX)で起こらないままであるか、又は低減されるまで反射するために形成かつ配置されている、少なくとも1つのミラー回路網(PH)と、を備える、マルチプレクサ。
  2. 前記ミラー回路網(PH)は、前記少なくとも1つの送信パスにおいて前記送信フィルタ(TX)にアンテナ側で上流側に接続されており、前記ミラー回路網(PH)は、前記少なくとも1つの送信パスのアンテナ側の前記出力反射係数(S22)の位相を前記所定の周波数帯域において、前記出力反射係数(S22)の数値が前記所定の周波数帯域において前記所定の閾値を超過するように回転させ、また、前記所定の周波数帯域において信号を、妨害モード誘発が前記少なくとも1つの送信パスの前記送信フィルタ(TX)で起こらないままであるか、又は低減されるまで反射するために形成されている、請求項1に記載のマルチプレクサ。
  3. 前記ミラー回路網(PH)は、前記アンテナ接続部(ANT)と前記共通接続部との間で相互接続されている、請求項1に記載のマルチプレクサ。
  4. 前記少なくとも1つの受信フィルタ(RX)及び/又は前記少なくとも1つの送信フィルタ(TX)は、表面弾性波により、バルク弾性波により又は指向性バルク弾性波により動作する、請求項1〜3のいずれか一項に記載のマルチプレクサ。
  5. 前記ミラー回路網(PH)は、弾性波により動作する共振器(R)を備える、請求項1〜4のいずれか一項に記載のマルチプレクサ。
  6. 前記ミラー回路網(PH)は、直列分岐共振器(R1)と、該直列分岐共振器(R1)に並列に接続された誘導素子(L)と、を備える、請求項1〜5のいずれか一項に記載のマルチプレクサ。
  7. 前記ミラー回路網(PH)は、直列分岐キャパシタ(C)と、該直列分岐キャパシタ(C)に並列に接続された誘導素子(L)と、を備える、請求項1〜6に記載のマルチプレクサ。
  8. 前記ミラー回路網(PH)は、直列分岐共振器(R1)と、該直列分岐共振器(R1)に並列に接続された誘導素子(L)と、並列分岐共振器(R2)と、を備える、請求項1〜7のいずれか一項に記載のマルチプレクサ。
  9. −それぞれ更なる送信フィルタを備えた1つ又は2つ以上の更なる送信パスと、
    −それぞれ更なる受信フィルタを備えた1つ又は2つ以上の更なる受信パスと、を更に含む、請求項1〜8のいずれか一項に記載のマルチプレクサ。
  10. 前記マルチプレクサは、ダイプレクサ又はトリプレクサ又はクアドプレクサ又はクイントプレクサである、請求項1〜9のいずれか一項に記載のマルチプレクサ。
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