JP3984234B2 - バンドパスフィルタ回路 - Google Patents

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Description

本発明は、送信周波数と受信周波数とが異なる周波数とされている複信用無線機において発生する複信用無線機間の相互干渉を軽減するバンドパスフィルタ回路に関するものである。
双方向通信方式において同時に双方からデータを送信したり受信したりすることができる全二重通信がある。この全二重通信は、上り回線と下り回線とで異なる周波数を用意して2つの回線を確保することで実現することができる。この全二重通信を無線回線を使用して行う場合に用いる複信用無線機では、送信周波数と受信周波数とで異なる周波数が割り当てられた複信用無線機となる。
このような複信無線機が同時運用されると、送信信号は常時送出されていることから互いに干渉を起こしやすく相互干渉により通信に支障をきたすおそれがあった。そこで、従来は、複信用無線機ごとの使用周波数を相互干渉を起こさないように変えたり、複信用無線機の間隔をあけて配置したり、送信電力を低減することにより相互干渉を防止するようにしていた。
しかしながら、近年のデジタル化等による無線システムでは、送信周波数と受信周波数とで異なる周波数を割り当て、送信と受信とを時分割で切り替えることにより二重通信を行う無線システムがある。このように、送信と受信とを時分割で切り替える二重通信の複信無線機が同時運用されると、複信無線機にはアンテナ共用器が備えられておらず送信フィルタと受信フィルタを有していないことから隣接する無線機の送信信号により受信障害を起こし通信に支障をきたすおそれがあった。
従来、これを解決するために図8に示すバンドパスフィルタ回路100を無線機110とアンテナ116との間に挿入することが提案されていた。
図8に示すバンドパスフィルタ回路100は、無線機110に第1のポートaが接続され、第2のポートbが第1のバンドパスフィルタ(BPF)112に接続され、第3のポートcが第2のバンドパスフィルタ(BPF)115に接続されている第1のサーキュレータ111と、第1のバンドパスフィルタ(BPF)112に第1のポートaが接続され、第2のポートbがアンテナ116に接続され、第3のポートcがアイソレータ114に接続されている第2のサーキュレータ113とを備えている。第1のBPF112は、無線機110が送信する送信周波数の帯域のみ通過させる特性とされ、第2のBPF115は、無線機110が受信する受信周波数の帯域のみ通過させる特性とされている。
このバンドパスフィルタ回路100では、送信波の伝達経路と受信波の伝達経路が並列とされている。送信波の伝達経路を説明すると、無線機110から送信された所定の送信周波数の送信波は、第1のサーキュレータ111の第1のポートaに入力されてその第2のポートbから出力され、第1のBPF112に入力される。第1のBPF112では、無線機110から送信された送信波の帯域のみが通過して出力され、この出力は第2のサーキュレータの第1のポートaに入力されてその第2のポートbから出力され、アンテナ116から送信されるようになる。
次に、受信波の伝達経路を説明すると、アンテナ116で受信された受信波は、第2のサーキュレータ113の第2のポートbに入力されてその第3のポートcから出力されアイソレータ114を介して第2のBPF115に入力される。第2のBPF115では、無線機110が受信すべき受信波の帯域のみが通過して出力される。この出力は、第1のサーキュレータ111の第3のポートcに入力されて、その第1の出力ポートaから出力されて無線機110で受信される。
なお、アイソレータ114の作用は次の通りである。BPF112では無線機110が送信する送信周波数の帯域のみ通過させる特性とされ、その他の周波数成分は反射されるようになる。BPF112で反射された周波数成分はサーキュレータ111の第2のポートbに入力されてその第3のポートcから出力されるようになってBPF115に入力されるようになる。BPF115では無線機110が受信する受信周波数の帯域の信号がBPF115を通過するようになり、BPF115を通過した信号はアイソレータ114により終端されるようになる。ここで、アイソレータ114がない場合は、BPF115を通過した信号はサーキュレータ113の第3のポートcに入力されてその第1のポートaから出力され、さらにBPF112で反射される。この反射された信号は再度第2のサーキュレータ113の第1のポートaに入力されてその第2のポートbから出力されてアンテナ116から放射されるため、送信雑音成分となる受信周波数の帯域の信号が送信されてしまうようになる。このように、アイソレータ114では送信雑音成分となる受信周波数の帯域の信号が送信されないようにしているのである。
このように、バンドパスフィルタ回路100により送信波の帯域のみ通過する第1のバンドパスフィルタ112により送信雑音成分が除去されて送信されるようになると共に、受信波の帯域のみ通過する第2のバンドパスフィルタ115により妨害波成分が除去されて受信されるようになることから、多くの無線機が同時運用されても充分に相互の干渉を防止することができるようになる。しかしながら、図8に示すバンドパスフィルタ回路100は、アイソレータが必要なため部品点数が増加し、小型化することができないと共にコストも高くなるという問題点があった。
そこで、本発明は部品点数を削減することができ、小型化することができると共にコストも低減することができるバンドパスフィルタ回路を提供することを目的としている。
上記目的を達成するために、本発明のバンドパスフィルタ回路は、第1の入出力手段に入力される規定された第1の周波数帯域の第1の信号のみを通過させる第1のフィルタと、第2の入出力手段から出力される規定された第2の周波数帯域の第2の信号のみを通過させる第2のフィルタとを備え、第1のフィルタで反射させた信号を第2の入出力手段から出力させるようにすると共に、第2のフィルタで反射させた信号を第1の入出力手段に入力させるようにすることを最も主要な特徴としている。
本発明によれば、第1の入出力手段に入力される規定された第1の周波数帯域の第1の信号のみを通過させる第1のフィルタと、第2の入出力手段から出力される規定された第2の周波数帯域の第2の信号のみを通過させる第2のフィルタとを備え、第1のフィルタで反射させた信号を第2の入出力手段から出力させるようにすると共に、第2のフィルタで反射させた信号を第1の入出力手段に入力させるようにするしている。これにより、アイソレータを不要とすることができ小型化することができると共にコストも低減することができるバンドパスフィルタ回路を提供することができるようになる。
部品点数を削減することができ、小型化することができると共にコストも低減することができるバンドパスフィルタ回路を提供するという目的を、第1の入出力手段に入力される規定された第1の周波数帯域の第1の信号のみを通過させる第1のフィルタと、第2の入出力手段から出力される規定された第2の周波数帯域の第2の信号のみを通過させる第2のフィルタとを備え、第1のフィルタで反射させた信号を第2の入出力手段から出力させるようにすると共に、第2のフィルタで反射させた信号を第1の入出力手段に入力させるようにしたことで実現した。
本発明のバンドパスフィルタ回路の実施例の構成を図1に示す。
図1に示す本発明の実施例のバンドパスフィルタ回路1は、複信用の無線機10とアンテナ17との間に挿入されて設置される。このバンドパスフィルタ回路1は、第1のサーキュレータ11と第2のサーキュレータ14を縦続接続しており、第1のサーキュレータ11には無線機10に割り当てられている送信周波数の帯域が少なくとも阻止域とされているフィルタA12が接続されており、第2のサーキュレータ14には無線機10に割り当てられている受信周波数の帯域が少なくとも阻止域とされているフィルタB15が接続されている。このような構成の本発明にかかるバンドパスフィルタ回路1は、送信波および受信波とされる高周波の伝送方向によって伝送特性の異なる非可逆性の回路となる。
送信波が伝送される際のバンドパスフィルタ回路1の動作について説明すると、無線機10から送信された送信波は、第1のサーキュレータ11の第1のポートaに入力され、その第2のポートbから出力されてフィルタA12に入力される。フィルタA12の阻止域は少なくとも無線機10に割り当てられている送信周波数の帯域とされているため、無線機10から送信された送信波の送信周波数成分はフィルタA12で全反射されて第1のサーキュレータ11の第2のポートbに入力される。そして、送信波に含まれている送信周波数帯域外の送信雑音成分は、フィルタA12を通過して終端抵抗13で吸収されるようになる。このようにして、第1のサーキュレータ11の第2のポートbに入力された不要波成分が除去された送信波は、第1のサーキュレータの第3のポートcから出力されて第2のサーキュレータ14の第1のポートaに入力される。第2のサーキュレータ14の第1のポートaに入力された送信波は、第2のサーキュレータ14の第3のポートcから出力されてアンテナ17に供給されて、送信雑音成分が除去された送信波がアンテナ17から送信されるようになる。
次に、送信波と割り当てられた周波数帯域が異なる受信波が伝送される際のバンドパスフィルタ回路1の動作について説明すると、アンテナ17により受信された受信波は、第2のサーキュレータ14の第3ポートcに入力し、その第2のポートbから出力されてフィルタB15に入力される。フィルタB15の阻止域は少なくとも無線機10に割り当てられている受信周波数の帯域とされているため、アンテナ17により受信された受信波の受信すべき周波数成分はフィルタB15で全反射されて第2のサーキュレータ14の第2のポートbに入力される。そして、受信波に含まれている受信周波数帯域外の妨害波成分はフィルタB15を通過して終端抵抗16により吸収されるようになる。このようにして、第2のサーキュレータ14の第2のポートbに入力された妨害波成分が除去された受信波は、第2のサーキュレータ14の第1のポートaから出力されて第1のサーキュレータ11の第3のポートcに入力される。第1のサーキュレータ11の第3のポートcに入力された受信波は、第1のサーキュレータ11の第1のポートaから出力されて無線機10に供給されて、無線機10で受信されるようになる。
このように、無線機10から送信される送信波は、第2のサーキュレータ14をスルーするためフィルタB15の影響を受けることがないと共に、アンテナ17で受信された受信波は、第1のサーキュレータ11をスルーするためフィルタA12の影響を受けることがないようにされている。このように、本発明のバンドパスフィルタ回路1は、送信波/受信波の伝送方向によって伝送特性の異なる非可逆性となり、複信用の無線機10に好適なバンドパスフィルタ回路1となる。また、原理上アイソレータを不要とすることができることから部品点数を削減することができ、小型化することができると共にコストも低減することができる。
なお、第1のサーキュレータ11の第1のポートaに接続されるものは無線機10に限るものではなく所定の周波数帯域の出力信号を出力すると共に、これと異なる周波数帯域の入力信号が入力される入出力手段であればよく、第2のサーキュレータ14の第3のポートcに接続されるものはアンテナ17に限るものではなく入出力機能を有する入出力手段であればよい。また、これとは逆に第1のサーキュレータ11の第1のポートaに入出力機能を有する入出力手段を接続し、第2のサーキュレータ14の第3のポートcに所定の周波数帯域の出力信号を出力すると共に、これと異なる周波数帯域の入力信号が入力される入出力手段を接続するようにしてもよい。
次に、フィルタA12とフィルタB15の第1の実施例の周波数特性を図2に示す。この図に示すように、フィルタA12とフィルタB15はバンドエリミネーションフィルタにより構成されている。バンドエリミネーションフィルタであるノッチフィルタは、簡易な構成で急峻な特性を得やすいフィルタとされている。バンドエリミネーションフィルタにより構成されたフィルタA12は、図2に示すように阻止域が無線機10における送信周波数帯域Btとされている。これにより、フィルタA12において送信周波数帯域Btのみの成分が反射され、送信雑音となる成分は通過して終端抵抗13により吸収されるようになる。このフィルタA12により反射された送信周波数帯域Btの成分がアンテナ17から送信されるようになるが、バンドエリミネーションフィルタにより構成されたフィルタA12の遮断特性は急峻とされることから、アンテナ17から送信される送信波からは送信雑音成分が十分除去されており、相互干渉を起こすことを十分防止することができるようになる。
また、バンドエリミネーションフィルタにより構成されたフィルタB15は、図2に示すように阻止域が無線機10における受信周波数帯域Brとされている。これにより、フィルタB15において受信周波数帯域Brのみの成分が反射され、妨害波となる成分は通過して終端抵抗16により吸収されるようになる。このフィルタB15により反射された受信周波数帯域Brの成分が無線機10で受信されるようになるが、バンドエリミネーションフィルタにより構成されたフィルタB15の遮断特性は急峻とされることから、アンテナ17で受信された受信波からは妨害波成分が十分除去されており、受信障害を起こすことを十分防止することができるようになる。
次に、フィルタA12とフィルタB15の第2の実施例の周波数特性を図3に示す。この図に示すように、フィルタA12とフィルタB15はバンドパスフィルタにより構成されている。バンドパスフィルタにより構成されたフィルタA12は、図3に示すように通過域が無線機10における受信周波数帯域Brとされて送信周波数帯域Btは阻止域に属するようにされている。これにより、フィルタA12において送信雑音となる受信周波数帯域Brの成分は通過して終端抵抗13により吸収されるようになり、送信周波数帯域Btの成分は反射されるようになる。このフィルタA12により反射された送信周波数帯域Btの成分がアンテナ17から送信されるようになるが、バンドパスフィルタにより構成されたフィルタA12の遮断特性は十分急峻とされることから、アンテナ17から送信される送信波からは送信雑音成分が十分除去されており、相互干渉を起こすことを十分防止することができるようになる。
また、バンドパスフィルタにより構成されたフィルタB15は、図3に示すように通過域が無線機10における送信周波数帯域Btとされて受信周波数帯域Brは阻止域に属するようにされている。これにより、フィルタB15において妨害波となる成分は通過して終端抵抗16により吸収されるようになり、受信周波数帯域Brの成分は反射されるようになる。このフィルタB15により反射された受信周波数帯域Brの成分が無線機10で受信されるようになるが、バンドパスフィルタにより構成されたフィルタB15の遮断特性は十分急峻とされることから、アンテナ17で受信された受信波からは妨害波成分が十分除去されており、受信障害を起こすことを十分防止することができるようになる。
次に、フィルタA12とフィルタB15の第3の実施例の周波数特性を図4に示す。この図に示すように、フィルタA12はバンドパスフィルタにより構成され、フィルタB15はバンドエリミネーションフィルタにより構成されている。バンドパスフィルタにより構成されたフィルタA12は、図4に示すように通過域が無線機10における受信周波数帯域Brとされて送信周波数帯域Btは阻止域に属するようにされている。これにより、フィルタA12において送信雑音となる受信周波数帯域Brの成分は通過して終端抵抗13により吸収されるようになり、送信周波数帯域Btの成分は反射されるようになる。このフィルタA12により反射された送信周波数帯域Btの成分がアンテナ17から送信されるようになるが、バンドパスフィルタにより構成されたフィルタA12の遮断特性は十分急峻とされることから、アンテナ17から送信される送信波からは送信雑音成分が十分除去されており、相互干渉を起こすことを十分防止することができるようになる。
また、バンドエリミネーションフィルタにより構成されたフィルタB15は、図4に示すように阻止域が無線機10における受信周波数帯域Brとされている。これにより、フィルタB15において受信周波数帯域Brのみの成分が反射され、妨害波となる成分は通過して終端抵抗16により吸収されるようになる。このフィルタB15により反射された受信周波数帯域Brの成分が無線機10で受信されるようになるが、バンドエリミネーションフィルタにより構成されたフィルタB15の遮断特性は急峻とされることから、アンテナ17で受信された受信波からは妨害波成分が十分除去されており、受信障害を起こすことを十分防止することができるようになる。
次に、フィルタA12とフィルタB15の第4の実施例の周波数特性を図5に示す。この図に示すように、フィルタA12はバンドエリミネーションフィルタにより構成され、フィルタB15はバンドパスフィルタにより構成されている。バンドエリミネーションフィルタにより構成されたフィルタA12は、図5に示すように阻止域が無線機10における送信周波数帯域Btとされている。これにより、フィルタA12において送信周波数帯域Btのみの成分が反射され、送信雑音となる成分は通過して終端抵抗13により吸収されるようになる。このフィルタA12により反射された送信周波数帯域Btの成分がアンテナ17から送信されるようになるが、バンドエリミネーションフィルタにより構成されたフィルタA12の遮断特性は急峻とされることから、アンテナ17から送信される送信波からは送信雑音成分が十分除去されており、相互干渉を起こすことを十分防止することができるようになる。
また、バンドパスフィルタにより構成されたフィルタB15は、図5に示すように通過域が無線機10における送信周波数帯域Btとされて受信周波数帯域Brは阻止域に属するようにされている。これにより、フィルタB15において妨害波となる成分は通過して終端抵抗16により吸収されるようになり、受信周波数帯域Brの成分は反射されるようになる。このフィルタB15により反射された受信周波数帯域Brの成分が無線機10で受信されるようになるが、バンドパスフィルタにより構成されたフィルタB15の遮断特性は十分急峻とされることから、アンテナ17で受信された受信波からは妨害波成分が十分除去されており、受信障害を起こすことを十分防止することができるようになる。
上記説明した本発明にかかるバンドパスフィルタ回路におけるフィルタA12とフィルタB15とが第1の実施例の周波数特性とされている具体的な構成を図6に示す。図6に示すバンドパスフィルタ回路2ではフィルタA12が第1のバンドエリミネーションフィルタ(BEF)22とされ、フィルタB15が第2のバンドエリミネーションフィルタ(BEF)25とされている。
図6に示すバンドパスフィルタ回路2において、第1のBEF22は阻止域が無線機10における送信周波数帯域Btとされている。これにより、第1のBEF22において送信周波数帯域Btのみの成分が反射され、送信雑音となる成分は通過して終端抵抗13により吸収されるようになる。この第1のBEF22により反射された送信周波数帯域Btの成分がアンテナ17から送信されるようになるが、バンドエリミネーションフィルタにより構成されたフィルタA12の遮断特性は急峻とされることから、アンテナ17から送信される送信波からは送信雑音成分が十分除去されており、相互干渉を起こすことを十分防止することができるようになる。
また、第2のBEF25は阻止域が無線機10における受信周波数帯域Brとされている。これにより、フィルタB15において受信周波数帯域Brのみの成分が反射され、妨害波となる成分は通過して終端抵抗16により吸収されるようになる。このフィルタB15により反射された受信周波数帯域Brの成分が無線機10で受信されるようになるが、バンドエリミネーションフィルタにより構成された第2のBEF25の遮断特性は急峻とされることから、アンテナ17で受信された受信波からは妨害波成分が十分除去されており、受信障害を起こすことを十分防止することができるようになる。
図6に示すバンドパスフィルタ回路2の伝送特性を示す周波数特性のグラフを図7に示す。この場合、例えば無線機10の送信周波数帯域Btは160±0.6MHzとされ受信周波数帯域Brは156±0.6MHzとされている。
前述したようにバンドパスフィルタ回路1の伝送特性は送信波がアンテナ17に向かう場合と、受信波が無線機10に向かう場合とで非可逆性である。図7においては、アンテナ17に向かう送信波の伝送特性がTo ANTで示されており、無線機10に向かう受信波の伝送特性がFrom ANTで示されている。図7を参照すると、送信波の伝送特性においては送信周波数帯域Btにおいて通過損失が約1.5dBとされ、受信周波数帯域Brにおいて約24dB以上のの減衰量が得られていることが分かる。また、受信波の伝送特性においては受信周波数帯域Brにおいて通過損失が約1dBとされ、送信周波数帯域Btにおいて約20dB以上の減衰量が得られていることが分かる。
なお、以上の説明では無線機とアンテナとの間に設けるバンドパスフィルタ回路、あるいは、第1の入出力手段と第2の入出力手段との間に設けるバンドパスフィルタ回路としたが、本発明は、これに限るものではなく非可逆性のバンドパス特性が必要な回路として一般的に用いることができるものである。
本発明のバンドパスフィルタ回路の実施例の構成を示す図である。 本発明のバンドパスフィルタ回路におけるフィルタAとフィルタBの第1の実施例の周波数特性を示す図である。 本発明のバンドパスフィルタ回路におけるフィルタAとフィルタBの第2の実施例の周波数特性を示す図である。 本発明のバンドパスフィルタ回路におけるフィルタAとフィルタBの第3の実施例の周波数特性を示す図である。 本発明のバンドパスフィルタ回路におけるフィルタAとフィルタBの第4の実施例の周波数特性を示す図である。 本発明のバンドパスフィルタ回路の具体的な構成を示す図である。 本発明のバンドパスフィルタ回路の具体的な構成における伝送特性を示すグラフである。 従来のバンドパスフィルタ回路の構成を示す図である。
符号の説明
1 バンドパスフィルタ回路、2 バンドパスフィルタ回路、10 無線機、11 第1のサーキュレータ、12 フィルタA、13 終端抵抗、14 第2のサーキュレータ、15 フィルタB、16 終端抵抗、17 アンテナ、22 第1のバンドエリミネーションフィルタ、25 第2のバンドエリミネーションフィルタ、100 バンドパスフィルタ回路、110 無線機、111 第1のサーキュレータ、112 第1のバンドパスフィルタ、113 第2のサーキュレータ、114 アイソレータ、115 第2のバンドパスフィルタ、116 アンテナ、Br 受信周波数帯域、Bt 送信周波数帯域

Claims (6)

  1. 規定された第1の周波数帯域のみの第1の信号が第1の入出力手段に入力され、規定された第2の周波数帯域のみの第2の信号が第2の入出力手段から出力されるように、前記第1の入出力手段と前記第2の入出力手段との間に設けられるバンドパスフィルタ回路であって、
    前記第1の入出力手段に接続される第1のポートと、前記第1の周波数帯域の成分のみを通過させる第1のフィルタが接続されている第2のポートと、第3のポートとを有する第1のサーキュレータと、
    前記第1のサーキュレータの第3のポートが接続されている第1のポートと、前記第2周波数帯域の成分を通過させる第2のフィルタが接続されている第2のポートと、前記第2の入出力手段が接続されている第3のポートとを有する第2のサーキュレータとを備え、
    前記第1の入出力手段から前記第1のサーキュレータの第1のポートに入力された信号が、その第2のポートから出力されて前記第1のフィルタに出力され、該第1のフィルタにより前記第1の周波数帯域の成分を除く成分が反射されて前記第1のサーキュレータの第3のポートから出力されて、前記第2のサーキュレータの第1のポートに入力され、その第3のポートから出力されて前記第2の入出力手段に供給されることにより、前記第2の周波数帯域のみの前記第2の信号が前記第2の入出力手段から出力され、
    前記第2の入出力手段から前記第2のサーキュレータの第3のポートに入力された信号が、その第2のポートから前記第2のフィルタに出力され、該第2のフィルタにより前記信号の前記第2の周波数帯域の成分を除く成分が反射されて前記第2のサーキュレータの第1のポートから出力されて、前記第1のサーキュレータの第3のポートに入力され、その第1のポートから出力されて前記第1の入出力手段に供給されることにより、前記第1の周波数帯域のみの前記第1信号が前記第1の入出力手段に入力されることを特徴とするバンドパスフィルタ回路。
  2. 規定された第1の周波数帯域のみの第1信号が第1の入出力手段に入力され、規定された第2の周波数帯域のみの第2の信号が第2の入出力手段から出力されるように、前記第1の入出力手段と前記第2の入出力手段との間に設けられるバンドパスフィルタ回路であって、
    前記第1の入出力手段に接続される第1のポートと、前記第2の周波数帯域の成分を阻止する第1のフィルタが接続されている第2のポートと、第3のポートとを有する第1のサーキュレータと、
    前記第1のサーキュレータの第3のポートが接続されている第1のポートと、前記第1周波数帯域の成分を阻止する第2のフィルタが接続されている第2のポートと、前記第2の入出力手段が接続されている第3のポートとを有する第2のサーキュレータとを備え、
    前記第1の入出力手段から前記第1のサーキュレータの第1のポートに入力された信号が、その第2のポートから出力されて前記第1のフィルタに出力され、該第1のフィルタにより前記第2の周波数帯域の成分が反射されて前記第1のサーキュレータの第3のポートから出力されて、前記第2のサーキュレータの第1のポートに入力され、その第3のポートから出力されて前記第2の入出力手段に供給されることにより、前記第2の周波数帯域のみの前記第2の信号が前記第2の入出力手段から出力され、
    前記第2の入出力手段から前記第2のサーキュレータの第3のポートに入力された信号が、その第2のポートから前記第2のフィルタに出力され、該第2のフィルタにより前記信号の前記第1の周波数帯域の成分が反射されて前記第2のサーキュレータの第1のポートから出力されて、前記第1のサーキュレータの第3のポートに入力され、その第1のポートから出力されて前記第1の入出力手段に供給されることにより、前記第1の周波数帯域のみの前記第1信号が前記第1の入出力手段に入力されることを特徴とするバンドパスフィルタ回路。
  3. 規定された第1の周波数帯域のみの第1信号が第1の入出力手段に入力され、規定された第2の周波数帯域のみの第2の信号が第2の入出力手段から出力されるように、前記第1の入出力手段と前記第2の入出力手段との間に設けられるバンドパスフィルタ回路であって、
    前記第1の入出力手段に接続される第1のポートと、前記第1の周波数帯域の成分のみを通過させる第1のフィルタが接続されている第2のポートと、第3のポートとを有する第1のサーキュレータと、
    前記第1のサーキュレータの第3のポートが接続されている第1のポートと、前記第1周波数帯域の成分を阻止する第2のフィルタが接続されている第2のポートと、前記第2の入出力手段が接続されている第3のポートとを有する第2のサーキュレータとを備え、
    前記第1の入出力手段から前記第1のサーキュレータの第1のポートに入力された信号が、その第2のポートから出力されて前記第1のフィルタに出力され、該第1のフィルタにより前記第1の周波数帯域の成分を除く成分が反射されて前記第1のサーキュレータの第3のポートから出力されて、前記第2のサーキュレータの第1のポートに入力され、その第3のポートから出力されて前記第2の入出力手段に供給されることにより、前記第2の周波数帯域のみの前記第2の信号が前記第2の入出力手段から出力され、
    前記第2の入出力手段から前記第2のサーキュレータの第3のポートに入力された信号が、その第2のポートから前記第2のフィルタに出力され、該第2のフィルタにより前記信号の前記第1の周波数帯域の成分が反射されて前記第2のサーキュレータの第1のポートから出力されて、前記第1のサーキュレータの第3のポートに入力され、その第1のポートから出力されて前記第1の入出力手段に供給されることにより、前記第1の周波数帯域のみの前記第1信号が前記第1の入出力手段に入力されることを特徴とするバンドパスフィルタ回路。
  4. 規定された第1の周波数帯域のみの第1信号が第1の入出力手段に入力され、規定された第2の周波数帯域のみの第2の信号が第2の入出力手段から出力されるように、前記第1の入出力手段と前記第2の入出力手段との間に設けられるバンドパスフィルタ回路であって、
    前記第1の入出力手段に接続される第1のポートと、前記第2の周波数帯域の成分を阻止する第1のフィルタが接続されている第2のポートと、第3のポートとを有する第1のサーキュレータと、
    前記第1のサーキュレータの第3のポートが接続されている第1のポートと、前記第2周波数帯域の成分を通過させる第2のフィルタが接続されている第2のポートと、前記第2の入出力手段が接続されている第3のポートとを有する第2のサーキュレータとを備え、
    前記第1の入出力手段から前記第1のサーキュレータの第1のポートに入力された信号が、その第2のポートから出力されて前記第1のフィルタに出力され、該第1のフィルタにより前記第2の周波数帯域の成分が反射されて前記第1のサーキュレータの第3のポートから出力されて、前記第2のサーキュレータの第1のポートに入力され、その第3のポートから出力されて前記第2の入出力手段に供給されることにより、前記第2の周波数帯域のみの前記第2の信号が前記第2の入出力手段から出力され、
    前記第2の入出力手段から前記第2のサーキュレータの第3のポートに入力された信号が、その第2のポートから前記第2のフィルタに出力され、該第2のフィルタにより前記信号の前記第2の周波数帯域の成分を除く成分が反射されて前記第2のサーキュレータの第1のポートから出力されて、前記第1のサーキュレータの第3のポートに入力され、その第1のポートから出力されて前記第1の入出力手段に供給されることにより、前記第1の周波数帯域のみの前記第1信号が前記第1の入出力手段に入力されることを特徴とするバンドパスフィルタ回路。
  5. 無線機とアンテナとの間に設けられるバンドパスフィルタ回路であって、
    前記無線機に接続される第1のポートと、前記無線機が送信すべき送信周波数帯域を阻止域とする第1のバンドエリミネーションフィルタが接続されている第2のポートと、第3のポートとを有する第1のサーキュレータと、
    前記第1のサーキュレータの第3のポートが接続されている第1のポートと、前記無線機が受信すべき受信周波数帯域を阻止域とする第2のバンドエリミネーションフィルタが接続されている第2のポートと、アンテナが接続されている第3のポートとを有する第2のサーキュレータとを備え、
    前記無線機から前記第1のサーキュレータの第1のポートに入力された送信波が、その第2のポートから出力されて前記第1のバンドエリミネーションフィルタに出力され、該第1のバンドエリミネーションフィルタにより前記送信波の前記送信周波数帯域成分が反射されて前記第1のサーキュレータの第3のポートから出力されて、前記第2のサーキュレータの第1のポートに入力され、その第3のポートから出力されて前記アンテナに供給されることにより、前記送信周波数帯域の成分のみが前記アンテナから送信され、
    前記アンテナから前記第2のサーキュレータの第3のポートに入力された受信波が、その第2のポートから前記第2のバンドエリミネーションフィルタに出力され、該第2のバンドエリミネーションフィルタにより前記受信波の前記受信周波数帯域成分のみが反射されて前記第2のサーキュレータの第1のポートから出力されて、前記第1のサーキュレータの第3のポートに入力され、その第1のポートから出力されて前記無線機に供給されることにより、前記受信周波数帯域成分のみが前記無線機で受信されることを特徴とするバンドパスフィルタ回路。
  6. 前記第1のバンドエリミネーションフィルタの出力側が終端されていると共に、前記第2のバンドエリミネーションフィルタの出力側が終端されていることを特徴とする請求項5記載のバンドパスフィルタ回路。
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