JP2018521090A - 疼痛に対する多様な活性を有するアミド誘導体 - Google Patents
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Abstract
【選択図】なし
Description
ここにおいて、
mは1または2であり、
nは0、1または2であり、
pは0、1または2であり、
Xは結合、−C(RxRx’)−、C=O、または−O−であり、
Rxはハロゲン、−OR8、置換もしくは非置換C1〜6アルキル基、置換もしくは非置換C2〜6アルケニル基および置換もしくは非置換C2〜6アルキニル基から選択され、
Rx’は水素、ハロゲン、置換もしくは非置換C1〜6アルキル基、置換もしくは非置換C2〜6アルケニル基および置換もしくは非置換C2〜6アルキニル基から選択され、
R8は水素、置換もしくは非置換C1〜6アルキル基、置換もしくは非置換C2〜6アルケニル基および置換もしくは非置換C2〜6アルキニル基から選択され、
Wは窒素または炭素であり、
R1は置換もしくは非置換C1〜6アルキル基、置換もしくは非置換C2〜6アルケニル基、置換もしくは非置換C2〜6アルキニル基、置換もしくは非置換シクロアルキル基、置換もしくは非置換アリール基および置換もしくは非置換ヘテロシクリル基から選択され、
R2は水素、置換もしくは非置換C1〜6アルキル基、置換もしくは非置換C2〜6アルケニル基、置換もしくは非置換C2〜6アルキニル基、置換もしくは非置換シクロアルキル基、置換もしくは非置換アリール基および置換もしくは非置換ヘテロシクリル基から選択され、
R3は置換もしくは非置換C1〜6アルキル基、置換もしくは非置換C2〜6アルケニル基、置換もしくは非置換C2〜6アルキニル基、置換もしくは非置換シクロアルキル基、置換もしくは非置換アリール基、置換もしくは非置換ヘテロシクリル基、−NR7R7’および−CH2OR7’から選択され、
R7およびR7’は、独立して、水素、置換もしくは非置換C1〜6アルキル基、置換もしくは非置換C2〜6アルケニル基、置換もしくは非置換C2〜6アルキニル基、置換もしくは非置換シクロアルキル基、置換もしくは非置換アリール基および置換もしくは非置換ヘテロシクリル基から選択され、
R4およびR4’は、独立して、水素、置換もしくは非置換C1〜6アルキル基、置換もしくは非置換C2〜6アルケニル基および置換もしくは非置換C2〜6アルキニル基から選択され、
R5およびR5’は、独立して、水素、置換もしくは非置換C1〜6アルキル基、置換もしくは非置換C2〜6アルケニル基、および置換もしくは非置換C2〜6アルキニル基から選択され、
R6およびR6’は、独立して、水素、置換もしくは非置換C1〜6アルキル基、置換もしくは非置換C2〜6アルケニル基および置換もしくは非置換C2〜6アルキニル基から選択され、
また、
Rnは非置換C1〜6アルキル基、非置換C2〜6アルケニル基および非置換C2〜6アルキニル基から選択される。
−[CR5R5’]m−X−(CR6R6’)n−R2は、非置換メチルでない。
で表される化合物であって、ここにおいて、R1、R2、R3、R4、R4’、R5、R5’、R6、R6’、X、m、n、およびpは明細書中に定められている通りである。
ここにおいてR1、R2、R3、R4、R4’、R5、R5’、X、mおよびpは明細書中に定められている通りである。
であるため、本化合物は一般式(I4’)で表される化合物であって、
ここでR1、R2、R3、R4、R4’、R5、R5’、R6、R6’、Rn、X、W、m、n、およびpは明細書中に定められている通りである。
であるため、本化合物は一般式(I5’)で表される化合物であって、
ここでR1、R2、R3、R4、R4’、R5、R5’、R6、R6’、Rn、X、W、m、nおよびpは明細書中に定められている通りである。
であるため、本化合物は一般式(I6’)で表される化合物であって、
ここでR1、R2、R3、R4、R4’、R5、R5’、R6、R6’、Rn、X、W、m、nおよびpは明細書中に定められている通りである。
であるため、本化合物は一般式(I7’)で表される化合物であって、
ここでR1、R2、R3、R4、R4’、R5、R5’、R6、R6’、Rn、X、W、m、nおよびpは明細書中に定められている通りである。
ここでR1、R2、R3、R4、R4’、R5、R5’Xおよびpは明細書中に定められている通りである。
は、
に等しく、
ここで、括弧の内に−C(R4R4’)−、−C(R5R5’)−および−C(R6R6’)だけが含まれ、p、mおよびnは、それぞれ−C(R4R4’)−、−C(R5R5’)−および−C(R6R6’)が繰り返される数を表す。一般マルクーシュ式(I’)、(I2’)、(I2a’)、(I3’)、(I4’)、(I5’)、(I6’)または(I7’)にも同様のことが当てはまる。
・ヘテロアリール基(複素環式芳香族基または芳香族ヘテロシクリル基に相当する)は、少なくとも1つの芳香環が、環中に窒素、酸素および/または硫黄からなる群からの1つまたは複数のヘテロ原子を含有する1つまたは複数の環からなる5〜18員単環または多環芳香族複素環系であり、好ましくは、少なくとも1つの芳香環が、環中に窒素、酸素および/または硫黄からなる群からの1つまたは複数のヘテロ原子を含有する1つまたは2つの環の芳香族複素環系であり、より好ましくは、フラン、ベンゾフラン、チオフェン、ベンゾチオフェン、ピロール、ピリジン、ピリミジン、ピラジン、キノリン、イソキノリン、フタラジン、ベンゾチアゾール、インドール、ベンゾトリアゾール、カルバゾール、キナゾリン、チアゾール、イミダゾール、ピラゾール、オキサゾール、チオフェンおよびベンズイミダゾールから選択され、
・非芳香族ヘテロシクリル基は、少なくとも1つの環(ここで、この(またはこれらの)環は、芳香族ではない)が、環中に窒素、酸素および/または硫黄からなる群からの1つまたは複数のヘテロ原子を含有する1つまたは複数の環の5〜18員単環または多環複素環系であり、好ましくは、1つまたは両方の環(ここで、この1つまたは2つの環は、芳香族ではない)が、環中に窒素、酸素および/または硫黄からなる群からの1つまたは複数のヘテロ原子を含有する1つまたは2つの環の複素環系であり、より好ましくは、オキサゼパム、ピロリジン、ピペリジン、ピペラジン、テトラヒドロピラン、モルホリン、インドリン、オキソピロリジン、ベンゾジオキサン、オキセタンから選択され、特に、ベンゾジオキサン、モルホリン、テトラヒドロピラン、ピペリジン、オキソピロリジン、オキセタンおよびピロリジンである。
mは1または2であり、
nは0、1または2であり、
pは0、1または2であり、
Xは結合、−C(RxRx’)−、C=O、または−O−であり、
ここでRxはハロゲン、−OR8、置換もしくは非置換C1〜6アルキル基、置換もしくは非置換C2〜6アルケニル基および置換もしくは非置換C2〜6アルキニル基から選択され、
Rx’は水素、ハロゲン、置換もしくは非置換C1〜6アルキル基、置換もしくは非置換C2〜6アルケニル基および置換もしくは非置換C2〜6アルキニル基から選択され、
R8は水素、置換もしくは非置換C1〜6アルキル基、置換もしくは非置換C2〜6アルケニル基および置換もしくは非置換C2〜6アルキニル基から選択され、
Wは窒素または炭素であり、
R1は置換もしくは非置換C1〜6アルキル基、置換もしくは非置換C2〜6アルケニル基、置換もしくは非置換C2〜6アルキニル基、置換もしくは非置換シクロアルキル基、置換もしくは非置換アリール基および置換もしくは非置換ヘテロシクリル基から選択され、
ここでR1中のシクロアルキル基、アリール基またはヘテロシクリル基は、置換される場合、ハロゲン、−R11、−OR11、−NO2、−NR11R11’’’、NR11C(O)R11’、−NR11S(O)2R11’、−S(O)2NR11R11’、−NR11C(O)NR11’R11’’、−SR11、−S(O)R11、S(O)2R11、−CN、ハロアルキル基、ハロアルコキシ基、−C(O)OR11、−C(O)NR11R11’、−OCH2CH2OH、−NR11S(O)2NR11’R11’’および−C(CH3)2OR11から選択される一以上の置換基で置換され、
さらに、R1中のシクロアルキル基または非芳香族ヘテロシクリル基は、置換される場合、▽または=Oでも置換可能であり、
ここでR1中のアルキル基、アルケニル基またはアルキニル基は、置換される場合、−OR11、ハロゲン、−CN、ハロアルキル基、ハロアルコキシ基、−SR11、−S(O)R11、および−S(O)2R11から選択される一以上の置換基で置換され、
R11、R11’およびR11’’は、独立して、水素、非置換C1〜6アルキル基、非置換C2〜6アルケニル基および非置換C2〜6アルキニル基から選択され、
また、R11’’’は水素、非置換C1〜6アルキル基、非置換C2〜6アルケニル基、非置換C2〜6アルキニル基および−Bocから選択され、
R2は水素、置換もしくは非置換C1〜6アルキル基、置換もしくは非置換C2〜6アルケニル基、置換もしくは非置換C2〜6アルキニル基、置換もしくは非置換シクロアルキル基、置換もしくは非置換アリール基および置換もしくは非置換ヘテロシクリル基から選択され、
ここでR2中のシクロアルキル基、アリール基またはヘテロシクリル基は、置換される場合、ハロゲン、−R12、−OR12、−NO2、−NR12R12’’’、NR12C(O)R12’、−NR12S(O)2R12’、−S(O)2NR12R12’、−NR12C(O)NR12’R12’’、−SR12、−S(O)R12、S(O)2R12、−CN、ハロアルキル基、ハロアルコキシ基、−C(O)OR12、−C(O)NR12R12’、−NR12S(O)2NR12’R12’’およびC(CH3)2OR12から選択される一以上の置換基で置換され、
さらに、R2中のシクロアルキル基または非芳香族ヘテロシクリル基は、置換される場合、▽または=Oでも置換可能であり、
R2中のアルキル基、アルケニル基またはアルキニル基は、置換される場合、−OR12、ハロゲン、−CN、ハロアルキル基、ハロアルコキシ基、−SR12、−S(O)R12、および−S(O)2R12から選択される一以上の置換基で置換され、
R12、R12’およびR12’’は、独立して、水素、非置換C1〜6アルキル基、非置換C2〜6アルケニル基および非置換C2〜6アルキニル基から選択され、
また、R12’’’は水素、非置換C1〜6アルキル基、非置換C2〜6アルケニル基、非置換C2〜6アルキニル基および−Bocから選択され、
R3は置換もしくは非置換C1〜6アルキル基、置換もしくは非置換C2〜6アルケニル基、置換もしくは非置換C2〜6アルキニル基、置換もしくは非置換シクロアルキル基、置換もしくは非置換アリール基、置換もしくは非置換ヘテロシクリル基、-NR7R7’および-CH2OR7から選択され、
R7およびR7’は、独立して、水素、置換もしくは非置換C1〜6アルキル基、置換もしくは非置換C2〜6アルケニル基、置換もしくは非置換C2〜6アルキニル基、置換もしくは非置換シクロアルキル基、置換もしくは非置換アリール基および置換もしくは非置換ヘテロシクリル基から選択され、
R4およびR4’は、独立して、水素、置換もしくは非置換C1〜6アルキル基、置換もしくは非置換C2〜6アルケニル基、および置換もしくは非置換C2〜6アルキニル基から選択され、
R5およびR5’は、独立して、水素、置換もしくは非置換C1〜6アルキル基、置換もしくは非置換C2〜6アルケニル基および置換もしくは非置換C2〜6アルキニル基から選択され、
R6およびR6’は、独立して、水素、置換もしくは非置換C1〜6アルキル基、置換もしくは非置換C2〜6アルケニル基および置換もしくは非置換C2〜6アルキニル基から選択され、
ここにおいて、
Rnは非置換C1〜6アルキル基、非置換C2〜6アルケニル基および非置換C2〜6アルキニル基から選択され、
アルキル基、アルケニル基またはアルキニル基は、R1またはR2の中に定められているもの以外は、置換される場合、OR13、ハロゲン、−CN、ハロアルキル基、ハロアルコキシ基、−SR13、−S(O)R13、および−S(O)2R13から選択される一以上の置換基で置換され、
ここでR13およびR13’は独立に、水素、非置換C1〜6アルキル基、非置換C2〜6アルケニル基、および非置換C2〜6アルキニル基から選択され、
アリール基、ヘテロシクリル基またはシクロアルキル基は、R1またはR2の中に定められているもの以外は、置換される場合、ハロゲン、−R14、−OR14、−NO2、−NR14R14’’’、NR14C(O)R14’、−NR14S(O)2R14’、−S(O)2NR14R14’、−NR14C(O)NR14’R14’’、−SR14、−S(O)R14、S(O)2R14、−CN、ハロアルキル基、ハロアルコキシ基、−C(O)OR14、−C(O)NR14R14’、−NR14S(O)2NR14’R14’’、−OCH2CH2OHおよびC(CH3)2OR14から選択される一以上の置換基で置換され、
さらに、ここでシクロアルキル基または非芳香族ヘテロシクリル基は、R1またはR2の中に定められているもの以外は、置換される場合、▽または=Oでも置換可能であって、
ここで、R14、R14’およびR14’’は、独立して、水素、非置換C1〜6アルキル基、非置換C2〜6アルケニル基、非置換C2〜6アルキニル基、非置換アリール基、非置換シクロアルキル基および非置換ヘテロシクリル基から選択され、
また、R14’’’は水素、非置換C1〜6アルキル基、非置換C2〜6アルケニル基、非置換C2〜6アルキニル基および−Bocから選択されることを特徴とする化合物である。
任意選択的に、立体異性体、好ましくは、鏡像異性体もしくはジアステレオマー、ラセミ体のうちの1つの形態の、または任意の混合比における、立体異性体、好ましくは、鏡像異性体および/またはジアステレオマーのうちの少なくとも2つの混合物の形態の化合物、またはその対応する塩、またはその対応する溶媒和物である。
任意選択的に、立体異性体、好ましくは、鏡像異性体もしくはジアステレオマー、ラセミ体のうちの1つの形態の、または任意の混合比における、立体異性体、好ましくは、鏡像異性体および/またはジアステレオマーのうちの少なくとも2つの混合物の形態の化合物、またはその対応する塩、またはその対応する溶媒和物である。
mは1または2であり、および/または、
nは0、1または2であり、および/または、
pは0、1または2であり、および/または、
Xは結合、−C(RxRx’)−、C=O、または−O−であり、および/または、
Wは窒素または炭素であり、および/または、
R1は置換もしくは非置換C1〜6アルキル基、置換もしくは非置換C2〜6アルケニル基、置換もしくは非置換C2〜6アルキニル基、置換もしくは非置換シクロアルキル基、置換もしくは非置換アリール基および置換もしくは非置換ヘテロシクリル基から選択され、
C1〜6アルキル基は、好ましくはメチル基、エチル基、プロピル基、ブチル基、ペンチル基、ヘキシル基、イソプロピル基および2−メチルプロピル基から選択され、および/または、
C2〜6−アルケニル基は、好ましくはエチレン基、プロピレン基、ブチレン基、ペンチレン基およびヘキシレン基から選択され、および/または、
C2〜6−アルキニル基は、好ましくはエチン基、プロピン基、ブチン基、ペンチン基およびヘキシン基から選択され、および/または、
アリール基は、フェニル基、ナフチル基、またはアントラセン基から選択され、好ましくはナフチル基およびフェニル基から選択され、より好ましくはフェニル基から選択され、および/または、
ヘテロシクリル基は、少なくとも1つの環の中に、窒素、酸素、および/または硫黄からなる群より選択される一以上のヘテロ原子が含まれている、一以上の飽和または不飽和環からなる複素環系であって、好ましくは、少なくとも1つの環の中に、窒素、酸素、および/または硫黄からなる群より選択される一以上のヘテロ原子が含まれている、1個または2個の飽和または不飽和環からなる複素環系であって、より好ましくはイミダゾール、オキサジアゾール、テトラゾール、ピリジン、ピリミジン、ピペリジン、ピペラジン、ベンゾフラン、ベンゾイミダゾール、インダゾール、ベンゾチアゾール、ベンゾジアゾール、チアゾール、ベンゾチアゾール、テトラヒドロピラン、モルホリン、インドリン、フラン、トリアゾール、イソオキサゾール、ピラゾール、チオフェン、ベンゾチオフェン、ピロール、ピラジン、ピロロ[2,3b]ピリジン、キノリン、イソキノリン、フタラジン、ベンゾ−1,2,5−チアジアゾール、インドール、ベンゾトリアゾール、ベンゾオキサゾールオキソピロリジン、ピリミジン、ベンゾジオキソラン、ベンゾジオキサン、カルバゾールおよびキナゾリンから選択され、より好ましくは複素環はピリジンであって、および/または、
シクロアルキル基は、シクロプロピル基、シクロブチル基、シクロペンチル基、シクロヘキシル基、シクロヘプチル基、またはシクロオクチル基などのC3〜8シクロアルキル基であって、好ましくは、シクロプロピル基、シクロブチル基、シクロペンチル基、シクロヘキシル基、またはシクロヘプチル基などのC3〜7シクロアルキル基であって、より好ましくはシクロプロピル基、シクロブチル基、シクロペンチル基またはシクロヘキシル基などのC3〜6シクロアルキル基からなり、および/または、
R2は水素、置換もしくは非置換C1〜6アルキル基、置換もしくは非置換C2〜6アルケニル基、置換もしくは非置換C2〜6アルキニル基、置換もしくは非置換シクロアルキル基、置換もしくは非置換アリール基および置換もしくは非置換ヘテロシクリル基から選択され、
C1〜6アルキル基は、好ましくはメチル基、エチル基、プロピル基、ブチル基、ペンチル基、ヘキシル基、イソプロピル基および2−メチルプロピル基から選択され、および/または、
C2〜6−アルケニル基は、好ましくは、エチレン基、プロピレン基、ブチレン基、ペンチレン基およびヘキシレン基から選択され、および/または、
C2〜6−アルキニル基は、好ましくは、エチン基、プロピン基、ブチン基、ペンチン基およびヘキシン基から選択され、および/または、
アリール基はフェニル基、ナフチル基およびアントラセン基から選択され、好ましくはナフチル基またはフェニル基であって、より好ましくはフェニル基であって、および/または、
ヘテロシクリル基は、少なくとも1つの環の中に、窒素、酸素、および/または硫黄からなる群より選択される一以上のヘテロ原子が含まれている、一以上の飽和または不飽和環からなる複素環系であって、好ましくは少なくとも1つの環の中に、窒素、酸素、および/または硫黄からなる群より選択される一以上のヘテロ原子が含まれている、1個または2個の飽和または不飽和環からなる複素環系であって、
ヘテロシクリル基は、少なくとも1つの環の中に、窒素、酸素、および/または硫黄からなる群より選択される一以上のヘテロ原子が含まれている、一以上の飽和または不飽和環からなる複素環系であって、好ましくは、少なくとも1つの環の中に、窒素、酸素、および/または硫黄からなる群より選択される一以上のヘテロ原子が含まれている、1個または2個の飽和または不飽和環からなる複素環系であって、より好ましくは、イミダゾール、オキサジアゾール、テトラゾール、ピリジン、ピリミジン、ピペリジン、ピペラジン、ベンゾフラン、ベンゾイミダゾール、インダゾール、ベンゾチアゾール、ベンゾジアゾール、チアゾール、ベンゾチアゾール、テトラヒドロピラン、モルホリン、インドリン、フラン、トリアゾール、イソオキサゾール、ピラゾール、チオフェン、ベンゾチオフェン、ピロール、ピラジン、ピロロ[2,3b]ピリジン、キノリン、イソキノリン、フタラジン、ベンゾ−1,2,5−チアジアゾール、インドール、ベンゾトリアゾール、ベンゾオキサゾールオキソピロリジン、ピリミジン、ベンゾジオキソラン、ベンゾジオキサン、カルバゾールおよびキナゾリンから選択され、および/または、
シクロアルキル基は、シクロプロピル基、シクロブチル基、シクロペンチル基、シクロヘキシル基、シクロヘプチル基、またはシクロオクチル基などのC3〜8シクロアルキル基であって、好ましくはシクロプロピル基、シクロブチル基、シクロペンチル基、シクロヘキシル基、またはシクロヘプチル基などのC3〜7シクロアルキル基であって、より好ましくは、シクロプロピル基、シクロブチル基、シクロペンチル基またはシクロヘキシル基などのC3〜6シクロアルキル基からなり、および/または、
R3は置換もしくは非置換C1〜6アルキル基、置換もしくは非置換C2〜6アルケニル基、置換もしくは非置換C2〜6アルキニル基、置換もしくは非置換シクロアルキル基、置換もしくは非置換アリール基、置換もしくは非置換ヘテロシクリル基、NR7R7’および−CH2OR7から選択され、
C1〜6アルキル基は、好ましくはメチル基、エチル基、プロピル基、ブチル基、ペンチル基、ヘキシル基、イソプロピル基および2−メチルプロピル基から選択され、より好ましくはC1〜6アルキル基はエチル基であり、および/または、
C2〜6−アルケニル基は、好ましくはエチレン基、プロピレン基、ブチレン基、ペンチレン基およびヘキシレン基から選択され、および/または、
C2〜6−アルキニル基は、好ましくはエチン基、プロピン基、ブチン基、ペンチン基およびヘキシン基から選択され、および/または、
アリール基はフェニル基、ナフチル基およびアントラセン基から選択され、好ましくはナフチル基またはフェニル基であり、より好ましくはフェニル基であって、および/または、
ヘテロシクリル基は、少なくとも1つの環の中に、窒素、酸素、および/または硫黄からなる群より選択される一以上のヘテロ原子が含まれている、一以上の飽和または不飽和環からなる複素環系であって、好ましくは少なくとも1つの環の中に、窒素、酸素、および/または硫黄からなる群より選択される一以上のヘテロ原子が含まれている、1個または2個の飽和または不飽和環からなる複素環系であって、より好ましくはイミダゾール、オキサジアゾール、テトラゾール、ピリジン、ピリミジン、ピペリジン、ピペラジン、ベンゾフラン、ベンゾイミダゾール、インダゾール、ベンゾチアゾール、ベンゾジアゾール、チアゾール、ベンゾチアゾール、テトラヒドロピラン、モルホリン、インドリン、フラン、トリアゾール、イソオキサゾール、ピラゾール、チオフェン、ベンゾチオフェン、ピロール、ピラジン、ピロロ[2,3b]ピリジン、キノリン、イソキノリン、フタラジン、ベンゾ−1,2,5−チアジアゾール、インドール、ベンゾトリアゾール、ベンゾオキサゾールオキソピロリジン、ピリミジン、ベンゾジオキソラン、ベンゾジオキサン、カルバゾールおよびキナゾリンから選択され、および/または、
シクロアルキル基は、シクロプロピル基、シクロブチル基、シクロペンチル基、シクロヘキシル基、シクロヘプチル基、またはシクロオクチル基などのC3〜8シクロアルキル基、好ましくはシクロプロピル基、シクロブチル基、シクロペンチル基、シクロヘキシル基、またはシクロヘプチル基などのC3〜7シクロアルキル基、より好ましくはシクロプロピル基、シクロブチル基、シクロペンチル基またはシクロヘキシル基などのC3〜6シクロアルキル基であって、および/または、
R4およびR4’は、独立して、水素、置換もしくは非置換C1〜6アルキル基、置換もしくは非置換C2〜6アルケニル基および置換もしくは非置換C2〜6アルキニル基から選択され、
C1〜6アルキル基は、好ましくはメチル基、エチル基、プロピル基、ブチル基、ペンチル基、ヘキシル基、イソプロピル基および2−メチルプロピル基から選択され、および/または、
C2〜6−アルケニル基は、好ましくはエチレン基、プロピレン基、ブチレン基、ペンチレン基およびヘキシレン基から選択され、および/または、
C2〜6−アルキニル基は、好ましくはエチン基、プロピン基、ブチン基、ペンチン基およびヘキシン基から選択され、および/または、
R5およびR5’は、独立して、水素、置換もしくは非置換C1〜6アルキル基、置換もしくは非置換C2〜6アルケニル基、および置換もしくは非置換C2〜6アルキニル基から選択され、
C1〜6アルキル基は、好ましくはメチル基、エチル基、プロピル基、ブチル基、ペンチル基、ヘキシル基、イソプロピル基および2−メチルプロピル基から選択され、および/または、
C2〜6−アルケニル基は、好ましくはエチレン基、プロピレン基、ブチレン基、ペンチレン基およびヘキシレン基から選択され、および/または、
C2〜6−アルキニル基は、好ましくはエチン基、プロピン基、ブチン基、ペンチン基およびヘキシン基から選択され、および/または、
R6とR6’は、独立して、水素、置換もしくは非置換C1〜6アルキル基、置換もしくは非置換C2〜6アルケニル基および置換もしくは非置換C2〜6アルキニル基から選択され、
C1〜6アルキル基は、好ましくはメチル基、エチル基、プロピル基、ブチル基、ペンチル基、ヘキシル基、イソプロピル基および2−メチルプロピル基から選択され、および/または、
C2〜6−アルケニル基は、好ましくはエチレン基、プロピレン基、ブチレン基、ペンチレン基およびヘキシレン基から選択され、および/または、
C2〜6−アルキニル基は、好ましくはエチン基、プロピン基、ブチン基、ペンチン基およびヘキシン基から選択され、および/または、
R7およびR7’は、独立して、水素、置換もしくは非置換C1〜6アルキル基、置換もしくは非置換C2〜6アルケニル基および置換もしくは非置換C2〜6アルキニル基、置換もしくは非置換シクロアルキル基、置換もしくは非置換アリール基および置換もしくは非置換ヘテロシクリル基から選択され、
C1〜6アルキル基は、好ましくはメチル基、エチル基、プロピル基、ブチル基、ペンチル基、ヘキシル基、イソプロピル基および2−メチルプロピル基から選択され、および/または、
C2〜6−アルケニル基は、好ましくはエチレン基、プロピレン基、ブチレン基、ペンチレン基およびヘキシレン基から選択され、および/または、
C2〜6−アルキニル基は、好ましくはエチン基、プロピン基、ブチン基、ペンチン基およびヘキシン基から選択され、および/または、
R8は水素、置換もしくは非置換C1〜6アルキル基、置換もしくは非置換C2〜6アルケニル基および置換もしくは非置換C2〜6アルキニル基から選択され、
C1〜6アルキル基は、好ましくはメチル基、エチル基、プロピル基、ブチル基、ペンチル基、ヘキシル基、イソプロピル基および2−メチルプロピル基から選択され、および/または、
C2〜6−アルケニル基は、好ましくはエチレン基、プロピレン基、ブチレン基、ペンチレン基およびヘキシレン基から選択され、および/または、
C2〜6−アルキニル基は、好ましくはエチン基、プロピン基、ブチン基、ペンチン基およびヘキシン基から選択され、および/または、
R11、R11’およびR11’’は、独立して、水素、非置換C1〜6アルキル基、非置換C2〜6アルケニル基および非置換C2〜6アルキニル基から選択され、
R11’’’は水素、非置換C1〜6アルキル基、非置換C2〜6アルケニル基、非置換C2〜6アルキニル基および−Bocから選択され、
C1〜6アルキル基は、好ましくはメチル基、エチル基、プロピル基、ブチル基、ペンチル基、ヘキシル基、イソプロピル基および2−メチルプロピル基から選択され、および/または、
C2〜6−アルケニル基は、好ましくはエチレン基、プロピレン基、ブチレン基、ペンチレン基およびヘキシレン基から選択され、および/または、
C2〜6−アルキニル基は、好ましくはエチン基、プロピン基、ブチン基、ペンチン基およびヘキシン基から選択され、および/または、
R12、R12’およびR12’’は、独立して、水素、非置換C1〜6アルキル基、非置換C2〜6アルケニル基および非置換C2〜6アルキニル基から選択され、
R12’’’は水素、非置換C1〜6アルキル基、非置換C2〜6アルケニル基、非置換C2〜6アルキニル基および−Bocから選択され、
C1〜6アルキル基は、好ましくはメチル基、エチル基、プロピル基、ブチル基、ペンチル基、ヘキシル基、イソプロピル基および2−メチルプロピル基から選択され、および/または、
C2〜6−アルケニル基は、好ましくはエチレン基、プロピレン基、ブチレン基、ペンチレン基およびヘキシレン基から選択され、および/または、
C2〜6−アルキニル基は、好ましくはエチン基、プロピン基、ブチン基、ペンチン基およびヘキシン基から選択され、および/または、
R13およびR13’は、それぞれ独立に、水素、非置換C1〜6アルキル基、非置換C2〜6アルケニル基、および非置換C2〜6アルキニル基から選択され、
C1〜6アルキル基は、好ましくはメチル基、エチル基、プロピル基、ブチル基、ペンチル基、ヘキシル基、イソプロピル基および2−メチルプロピル基から選択され、
および/または、
C2〜6−アルケニル基は、好ましくはエチレン基、プロピレン基、ブチレン基、ペンチレン基およびヘキシレン基から選択され、および/または、
C2〜6−アルキニル基は、好ましくはエチン基、プロピン基、ブチン基、ペンチン基およびヘキシン基から選択され、および/または、
R14、R14’およびR14’’は、独立して、水素、非置換C1〜6アルキル基、非置換C2〜6アルケニル基、非置換C2〜6アルキニル基、非置換アリール基、非置換シクロアルキルおよび非置換ヘテロシクリル基から選択され、かつ、
R14’’’は水素、非置換C1〜6アルキル基、非置換C2〜6アルケニル基、非置換C2〜6アルキニル基および−Bocから選択され、
C1〜6アルキル基は、好ましくはメチル基、エチル基、プロピル基、ブチル基、ペンチル基、ヘキシル基、イソプロピル基および2−メチルプロピル基から選択され、および/または、
C2〜6−アルケニル基は、好ましくはエチレン基、プロピレン基、ブチレン基、ペンチレン基およびヘキシレン基から選択され、および/または、
C2〜6−アルキニル基は、好ましくはエチン基、プロピン基、ブチン基、ペンチン基およびヘキシン基から選択され、および/または、
ヘテロシクリル基は、少なくとも1つの環の中に、窒素、酸素、および/または硫黄からなる群より選択される一以上のヘテロ原子が含まれている、一以上の飽和または不飽和環からなる複素環系であって、好ましくは少なくとも1つの環の中に、窒素、酸素、および/または硫黄からなる群より選択される一以上のヘテロ原子が含まれている、1個または2個の飽和または不飽和環からなる複素環系であって、より好ましくは、イミダゾール、オキサジアゾール、テトラゾール、ピリジン、ピリミジン、ピペリジン、ピペラジン、ベンゾフラン、ベンゾイミダゾール、インダゾール、ベンゾチアゾール、ベンゾジアゾール、チアゾール、ベンゾチアゾール、テトラヒドロピラン、モルホリン、インドリン、フラン、トリアゾール、イソオキサゾール、ピラゾール、チオフェン、ベンゾチオフェン、ピロール、ピラジン、ピロロ[2,3b]ピリジン、キノリン、イソキノリン、フタラジン、ベンゾ−1,2,5−チアジアゾール、インドール、ベンゾトリアゾール、ベンゾオキサゾールオキソピロリジン、ピリミジン、ベンゾジオキソラン、ベンゾジオキサン、カルバゾールおよびキナゾリンから選択され、および/または、
シクロアルキル基はシクロプロピル基、シクロブチル基、シクロペンチル基、シクロヘキシル基、シクロヘプチル基、またはシクロオクチル基などのC3−8シクロアルキルであって、好ましくは、シクロプロピル基、シクロブチル基、シクロペンチル基、シクロヘキシル基、またはシクロヘプチル基などのC3−7シクロアルキル基、より好ましくは、シクロプロピル基、シクロブチル基、シクロペンチル基またはシクロヘキシル基などのC3〜6シクロアルキルからなり、および/または、
RXは水素、−OR8、置換もしくは非置換C1〜6アルキル基、置換もしくは非置換C2〜6アルケニル基および置換もしくは非置換C2〜6アルキニル基から選択され、
C1〜6アルキル基は、好ましくはメチル基、エチル基、プロピル基、ブチル基、ペンチル基、ヘキシル基、イソプロピル基および2−メチルプロピル基から選択され、
および/または、
C2〜6−アルケニル基は、好ましくはエチレン基、プロピレン基、ブチレン基、ペンチレン基およびヘキシレン基から選択され、および/または、
C2〜6−アルキニル基は、好ましくはエチン基、プロピン基、ブチン基、ペンチン基およびヘキシン基から選択され、および/または、
Rx’は水素、ハロゲン、置換もしくは非置換C1〜6アルキル基、置換もしくは非置換C2〜6アルケニル基および置換もしくは非置換C2〜6アルキニル基から選択され、
C1〜6アルキル基は、好ましくはメチル基、エチル基、プロピル基、ブチル基、ペンチル基、ヘキシル基、イソプロピル基および2−メチルプロピル基から選択され、および/または、
C2〜6−アルケニル基は、好ましくはエチレン基、プロピレン基、ブチレン基、ペンチレン基およびヘキシレン基から選択され、および/または、
C2〜6−アルキニル基は、好ましくはエチン基、プロピン基、ブチン基、ペンチン基およびヘキシン基から選択され、および/または、
Rnは、非置換C1〜6アルキル基、非置換C2〜6アルケニル基および非置換C2〜6アルキニル基から選択され、
C1〜6アルキル基は、好ましくはメチル基、エチル基、プロピル基、ブチル基、ペンチル基、ヘキシル基、イソプロピル基および2−メチルプロピル基から選択され、好ましくはC1〜6アルキル基はメチル基であり、および/または、
C2〜6−アルケニル基は、好ましくはエチレン基、プロピレン基、ブチレン基、ペンチレン基およびヘキシレン基から選択され、および/または、
C2〜6−アルキニル基は、好ましくはエチン基、プロピン基、ブチン基、ペンチン基およびヘキシン基から選択され、
任意選択的に、立体異性体、好ましくは、鏡像異性体もしくはジアステレオマー、ラセミ体のうちの1つの形態の、または任意の混合比における、立体異性体、好ましくは、鏡像異性体および/またはジアステレオマーのうちの少なくとも2つの混合物の形態の化合物、またはその対応する塩、またはその対応する溶媒和物である。
C1〜6アルキル基は、好ましくはメチル基、エチル基、プロピル基、ブチル基、ペンチル基、ヘキシル基、イソプロピル基および2−メチルプロピル基から選択され、および/または、
C2〜6−アルケニル基は、好ましくはエチレン基、プロピレン基、ブチレン基、ペンチレン基およびヘキシレン基から選択され、および/または、
C2〜6−アルキニル基は、好ましくはエチン基、プロピン基、ブチン基、ペンチン基およびヘキシン基から選択され、および/または、
アリール基はフェニル基、ナフチル基、またはアントラセン基、好ましくはナフチルおよびフェニル、より好ましくはフェニルから選択され、および/または、
ヘテロシクリル基は、少なくとも1つの環の中に、窒素、酸素、および/または硫黄からなる群より選択される一以上のヘテロ原子が含まれている、一以上の飽和または不飽和環からなる複素環系であって、好ましくは少なくとも1つの環の中に、窒素、酸素、および/または硫黄からなる群より選択される一以上のヘテロ原子が含まれている、1個または2個の飽和または不飽和環からなる複素環系であって、より好ましくはイミダゾール、オキサジアゾール、テトラゾール、ピリジン、ピリミジン、ピペリジン、ピペラジン、ベンゾフラン、ベンゾイミダゾール、インダゾール、ベンゾチアゾール、ベンゾジアゾール、チアゾール、ベンゾチアゾール、テトラヒドロピラン、モルホリン、インドリン、フラン、トリアゾール、イソオキサゾール、ピラゾール、チオフェン、ベンゾチオフェン、ピロール、ピラジン、ピロロ[2,3b]ピリジン、キノリン、イソキノリン、フタラジン、ベンゾ−1,2,5−チアジアゾール、インドール、ベンゾトリアゾール、ベンゾオキサゾールオキソピロリジン、ピリミジン、ベンゾジオキソラン、ベンゾジオキサン、カルバゾールおよびキナゾリンから選択され、より好ましくは複素環はピリジンであって、および/または、
シクロアルキル基はシクロプロピル基、シクロブチル基、シクロペンチル基、シクロヘキシル基、シクロヘプチル基、またはシクロオクチル基などのC3〜8シクロアルキルであって、好ましくは、シクロプロピル基、シクロブチル基、シクロペンチル基、シクロヘキシル基、またはシクロヘプチル基などのC3〜7シクロアルキル基、より好ましくは、シクロプロピル基、シクロブチル基、シクロペンチル基またはシクロヘキシル基などのC3〜6シクロアルキル基からなり、
任意選択的に、立体異性体、好ましくは、鏡像異性体もしくはジアステレオマー、ラセミ体のうちの1つの形態の、または任意の混合比における、立体異性体、好ましくは、鏡像異性体および/またはジアステレオマーのうちの少なくとも2つの混合物の形態の化合物、またはその対応する塩、またはその対応する溶媒和物である。
C1〜6アルキル基は、好ましくはメチル基、エチル基、プロピル基、ブチル基、ペンチル基、ヘキシル基、イソプロピル基および2−メチルプロピル基から選択され、および/または、
C2〜6−アルケニル基は、好ましくはエチレン基、プロピレン基、ブチレン基、ペンチレン基およびヘキシレン基から選択され、および/または、
C2〜6−アルキニル基は、好ましくはエチン基、プロピン基、ブチン基、ペンチン基およびヘキシン基から選択され、および/または、
アリール基はフェニル基、ナフチル基およびアントラセン基から選択され、好ましくはナフチル基またはフェニル基であって、より好ましくはフェニル基であって、および/または、
ヘテロシクリル基は、少なくとも1つの環の中に、窒素、酸素、および/または硫黄からなる群より選択される一以上のヘテロ原子が含まれている、一以上の飽和または不飽和環からなる複素環系であって、好ましくは少なくとも1つの環の中に、窒素、酸素、および/または硫黄からなる群より選択される一以上のヘテロ原子が含まれている、1個または2個の飽和または不飽和環からなる複素環系であって、より好ましくはイミダゾール、オキサジアゾール、テトラゾール、ピリジン、ピリミジン、ピペリジン、ピペラジン、ベンゾフラン、ベンゾイミダゾール、インダゾール、ベンゾチアゾール、ベンゾジアゾール、チアゾール、ベンゾチアゾール、テトラヒドロピラン、モルホリン、インドリン、フラン、トリアゾール、イソオキサゾール、ピラゾール、チオフェン、ベンゾチオフェン、ピロール、ピラジン、ピロロ[2,3b]ピリジン、キノリン、イソキノリン、フタラジン、ベンゾ−1,2,5−チアジアゾール、インドール、ベンゾトリアゾール、ベンゾオキサゾールオキソピロリジン、ピリミジン、ベンゾジオキソラン、ベンゾジオキサン、カルバゾールおよびキナゾリンから選択され、および/または、
シクロアルキル基はシクロプロピル基、シクロブチル基、シクロペンチル基、シクロヘキシル基、シクロヘプチル基、またはシクロオクチル基などのC3〜8シクロアルキルであって、好ましくは、シクロプロピル基、シクロブチル基、シクロペンチル基、シクロヘキシル基、またはシクロヘプチル基などのC3〜7シクロアルキル基、より好ましくは、シクロプロピル基、シクロブチル基、シクロペンチル基またはシクロヘキシル基などのC3〜6シクロアルキル基からなり、
任意選択的に、立体異性体、好ましくは、鏡像異性体もしくはジアステレオマー、ラセミ体のうちの1つの形態の、または任意の混合比における、立体異性体、好ましくは、鏡像異性体および/またはジアステレオマーのうちの少なくとも2つの混合物の形態の化合物、またはその対応する塩、またはその対応する溶媒和物である。
C1〜6アルキル基は、好ましくはメチル基、エチル基、プロピル基、ブチル基、ペンチル基、ヘキシル基、イソプロピル基および2−メチルプロピル基から選択され、より好ましくはC1〜6アルキル基はメチルであり、および/または、
C2〜6−アルケニル基は、好ましくはエチレン基、プロピレン基、ブチレン基、ペンチレン基およびヘキシレン基から選択され、および/または、
C2〜6−アルキニル基は、好ましくはエチン基、プロピン基、ブチン基、ペンチン基およびヘキシン基から選択され、および/または、
アリール基はフェニル、ナフチルおよびアントラセンから選択され、好ましくはナフチルまたはフェニルであって、より好ましくはフェニルであり、および/または、
ヘテロシクリル基は、少なくとも1つの環の中に、窒素、酸素、および/または硫黄からなる群より選択される一以上のヘテロ原子が含まれている、一以上の飽和または不飽和環からなる複素環系であって、好ましくは少なくとも1つの環の中に、窒素、酸素、および/または硫黄からなる群より選択される一以上のヘテロ原子が含まれている、1個または2個の飽和または不飽和環からなる複素環系であって、より好ましくは、イミダゾール、オキサジアゾール、テトラゾール、ピリジン、ピリミジン、ピペリジン、ピペラジン、ベンゾフラン、ベンゾイミダゾール、インダゾール、ベンゾチアゾール、ベンゾジアゾール、チアゾール、ベンゾチアゾール、テトラヒドロピラン、モルホリン、インドリン、フラン、トリアゾール、イソオキサゾール、ピラゾール、チオフェン、ベンゾチオフェン、ピロール、ピラジン、ピロロ[2,3b]ピリジン、キノリン、イソキノリン、フタラジン、ベンゾ−1,2,5−チアジアゾール、インドール、ベンゾトリアゾール、ベンゾオキサゾールオキソピロリジン、ピリミジン、ベンゾジオキソラン、ベンゾジオキサン、カルバゾールおよびキナゾリンから選択され、および/または、シクロアルキル基はシクロプロピル基、シクロブチル基、シクロペンチル基、シクロヘキシル基、シクロヘプチル基、またはシクロオクチル基などのC3〜8シクロアルキルであって、好ましくは、シクロプロピル基、シクロブチル基、シクロペンチル基、シクロヘキシル基、またはシクロヘプチル基などのC3〜7シクロアルキル基、より好ましくは、シクロプロピル基、シクロブチル基、シクロペンチル基またはシクロヘキシル基などのC3〜6シクロアルキルからなり、
任意選択的に、立体異性体、好ましくは、鏡像異性体もしくはジアステレオマー、ラセミ体のうちの1つの形態の、または任意の混合比における、立体異性体、好ましくは、鏡像異性体および/またはジアステレオマーのうちの少なくとも2つの混合物の形態の化合物、またはその対応する塩、またはその対応する溶媒和物である。
C2〜6−アルケニル基は、好ましくはエチレン基、プロピレン基、ブチレン基、ペンチレン基およびヘキシレン基から選択され、および/または、
C2〜6−アルキニル基は、好ましくはエチン基、プロピン基、ブチン基、ペンチン基およびヘキシン基から選択され、
任意選択的に、立体異性体、好ましくは、鏡像異性体もしくはジアステレオマー、ラセミ体のうちの1つの形態の、または任意の混合比における、立体異性体、好ましくは、鏡像異性体および/またはジアステレオマーのうちの少なくとも2つの混合物の形態の化合物、またはその対応する塩、またはその対応する溶媒和物である。
C1〜6アルキル基は、好ましくはメチル基、エチル基、プロピル基、ブチル基、ペンチル基、ヘキシル基、イソプロピル基および2−メチルプロピル基から選択され、および/または、
C2〜6−アルケニル基は、好ましくはエチレン基、プロピレン基、ブチレン基、ペンチレン基およびヘキシレン基から選択され、および/または、
C2〜6−アルキニル基は、好ましくはエチン基、プロピン基、ブチン基、ペンチン基およびヘキシン基から選択され、
任意選択的に、立体異性体、好ましくは、鏡像異性体もしくはジアステレオマー、ラセミ体のうちの1つの形態の、または任意の混合比における、立体異性体、好ましくは、鏡像異性体および/またはジアステレオマーのうちの少なくとも2つの混合物の形態の化合物、またはその対応する塩、またはその対応する溶媒和物である。
C1〜6アルキル基は、好ましくはメチル基、エチル基、プロピル基、ブチル基、ペンチル基、ヘキシル基、イソプロピル基および2−メチルプロピル基から選択され、および/または、
C2〜6−アルケニル基は、好ましくはエチレン基、プロピレン基、ブチレン基、ペンチレン基およびヘキシレン基から選択され、および/または、
C2〜6−アルキニル基は、好ましくはエチン基、プロピン基、ブチン基、ペンチン基およびヘキシン基から選択され、任意選択的に、立体異性体、好ましくは、鏡像異性体もしくはジアステレオマー、ラセミ体のうちの1つの形態の、または任意の混合比における、立体異性体、好ましくは、鏡像異性体および/またはジアステレオマーのうちの少なくとも2つの混合物の形態の化合物、またはその対応する塩、またはその対応する溶媒和物である。
C2〜6−アルケニル基は、好ましくはエチレン基、プロピレン基、ブチレン基、ペンチレン基およびヘキシレン基から選択され、および/または、
C2〜6−アルキニル基は、好ましくはエチン基、プロピン基、ブチン基、ペンチン基およびヘキシン基から選択され、および/または、
アリール基はフェニル基、ナフチル基およびアントラセン基から選択され、好ましくはナフチル基またはフェニル基であって、より好ましくはフェニル基であって、および/または、
ヘテロシクリル基は、少なくとも1つの環の中に、窒素、酸素、および/または硫黄からなる群より選択される一以上のヘテロ原子が含まれている、一以上の飽和または不飽和環からなる複素環系であって、好ましくは少なくとも1つの環の中に、窒素、酸素、および/または硫黄からなる群より選択される一以上のヘテロ原子が含まれている、1個または2個の飽和または不飽和環からなる複素環系であって、より好ましくはイミダゾール、オキサジアゾール、テトラゾール、ピリジン、ピリミジン、ピペリジン、ピペラジン、ベンゾフラン、ベンゾイミダゾール、インダゾール、ベンゾチアゾール、ベンゾジアゾール、チアゾール、ベンゾチアゾール、テトラヒドロピラン、モルホリン、インドリン、フラン、トリアゾール、イソオキサゾール、ピラゾール、チオフェン、ベンゾチオフェン、ピロール、ピラジン、ピロロ[2,3b]ピリジン、キノリン、イソキノリン、フタラジン、ベンゾ−1,2,5−チアジアゾール、インドール、ベンゾトリアゾール、ベンゾオキサゾールオキソピロリジン、ピリミジン、ベンゾジオキソラン、ベンゾジオキサン、カルバゾールおよびキナゾリンから選択され、および/または、
シクロアルキル基はシクロプロピル基、シクロブチル基、シクロペンチル基、シクロヘキシル基、シクロヘプチル基、またはシクロオクチル基などのC3〜8シクロアルキルであって、好ましくは、シクロプロピル基、シクロブチル基、シクロペンチル基、シクロヘキシル基、またはシクロヘプチル基などのC3〜7シクロアルキル基、より好ましくは、シクロプロピル基、シクロブチル基、シクロペンチル基またはシクロヘキシル基などのC3〜6シクロアルキル基からなり、
任意選択的に、立体異性体、好ましくは、鏡像異性体もしくはジアステレオマー、ラセミ体のうちの1つの形態の、または任意の混合比における、立体異性体、好ましくは、鏡像異性体および/またはジアステレオマーのうちの少なくとも2つの混合物の形態の化合物、またはその対応する塩、またはその対応する溶媒和物である。
C1〜6アルキル基は、好ましくはメチル基、エチル基、プロピル基、ブチル基、ペンチル基、ヘキシル基、イソプロピル基および2−メチルプロピル基から選択され、よおよび/または、
C2〜6−アルケニル基は、好ましくはエチレン基、プロピレン基、ブチレン基、ペンチレン基およびヘキシレン基から選択され、および/または、
C2〜6−アルキニル基は、好ましくはエチン基、プロピン基、ブチン基、ペンチン基およびヘキシン基から選択され、
任意選択的に、立体異性体、好ましくは、鏡像異性体もしくはジアステレオマー、ラセミ体のうちの1つの形態の、または任意の混合比における、立体異性体、好ましくは、鏡像異性体および/またはジアステレオマーのうちの少なくとも2つの混合物の形態の化合物、またはその対応する塩、またはその対応する溶媒和物である。
C1〜6アルキル基は、好ましくはメチル基、エチル基、プロピル基、ブチル基、ペンチル基、ヘキシル基、イソプロピル基および2−メチルプロピル基から選択され、および/または、
C2〜6−アルケニル基は、好ましくはエチレン基、プロピレン基、ブチレン基、ペンチレン基およびヘキシレン基から選択され、および/または、
C2〜6−アルキニル基は、好ましくはエチン基、プロピン基、ブチン基、ペンチン基およびヘキシン基から選択され、
任意選択的に、立体異性体、好ましくは、鏡像異性体もしくはジアステレオマー、ラセミ体のうちの1つの形態の、または任意の混合比における、立体異性体、好ましくは、鏡像異性体および/またはジアステレオマーのうちの少なくとも2つの混合物の形態の化合物、またはその対応する塩、またはその対応する溶媒和物である。
C1〜6アルキル基は、好ましくはメチル基、エチル基、プロピル基、ブチル基、ペンチル基、ヘキシル基、イソプロピル基および2−メチルプロピル基から選択され、および/または、
C2〜6−アルケニル基は、好ましくはエチレン基、プロピレン基、ブチレン基、ペンチレン基およびヘキシレン基から選択され、および/または、
C2〜6−アルキニル基は、好ましくはエチン基、プロピン基、ブチン基、ペンチン基およびヘキシン基から選択され、
任意選択的に、立体異性体、好ましくは、鏡像異性体もしくはジアステレオマー、ラセミ体のうちの1つの形態の、または任意の混合比における、立体異性体、好ましくは、鏡像異性体および/またはジアステレオマーのうちの少なくとも2つの混合物の形態の化合物、またはその対応する塩、またはその対応する溶媒和物である。
C1〜6アルキル基は、好ましくはメチル基、エチル基、プロピル基、ブチル基、ペンチル基、ヘキシル基、イソプロピル基および2−メチルプロピル基から選択され、および/または、
C2〜6−アルケニル基は、好ましくはエチレン基、プロピレン基、ブチレン基、ペンチレン基およびヘキシレン基から選択され、および/または、
C2〜6−アルキニル基は、好ましくはエチン基、プロピン基、ブチン基、ペンチン基およびヘキシン基から選択され、
任意選択的に、立体異性体、好ましくは、鏡像異性体もしくはジアステレオマー、ラセミ体のうちの1つの形態の、または任意の混合比における、立体異性体、好ましくは、鏡像異性体および/またはジアステレオマーのうちの少なくとも2つの混合物の形態の化合物、またはその対応する塩、またはその対応する溶媒和物である。
C1〜6アルキル基は、好ましくはメチル基、エチル基、プロピル基、ブチル基、ペンチル基、ヘキシル基、イソプロピル基および2−メチルプロピル基から選択され、
および/または、
C2〜6−アルケニル基は、好ましくはエチレン基、プロピレン基、ブチレン基、ペンチレン基およびヘキシレン基から選択され、および/または、
C2〜6−アルキニル基は、好ましくはエチン基、プロピン基、ブチン基、ペンチン基およびヘキシン基から選択され、
任意選択的に、立体異性体、好ましくは、鏡像異性体もしくはジアステレオマー、ラセミ体のうちの1つの形態の、または任意の混合比における、立体異性体、好ましくは、鏡像異性体および/またはジアステレオマーのうちの少なくとも2つの混合物の形態の化合物、またはその対応する塩、またはその対応する溶媒和物である。
C1〜6アルキル基は、好ましくはメチル基、エチル基、プロピル基、ブチル基、ペンチル基、ヘキシル基、イソプロピル基および2−メチルプロピル基から選択され、および/または、
C2〜6−アルケニル基は、好ましくはエチレン基、プロピレン基、ブチレン基、ペンチレン基およびヘキシレン基から選択され、および/または、
C2〜6−アルキニル基は、好ましくはエチン基、プロピン基、ブチン基、ペンチン基およびヘキシン基から選択され、
任意選択的に、立体異性体、好ましくは、鏡像異性体もしくはジアステレオマー、ラセミ体のうちの1つの形態の、または任意の混合比における、立体異性体、好ましくは、鏡像異性体および/またはジアステレオマーのうちの少なくとも2つの混合物の形態の化合物、またはその対応する塩、またはその対応する溶媒和物である。
C1〜6アルキル基は、好ましくはメチル基、エチル基、プロピル基、ブチル基、ペンチル基、ヘキシル基、イソプロピル基および2−メチルプロピル基から選択され、および/または、
C2〜6−アルケニル基は、好ましくはエチレン基、プロピレン基、ブチレン基、ペンチレン基およびヘキシレン基から選択され、および/または、
C2〜6−アルキニル基は、好ましくはエチン基、プロピン基、ブチン基、ペンチン基およびヘキシン基から選択され、および/または、
ヘテロシクリル基は、少なくとも1つの環の中に、窒素、酸素、および/または硫黄からなる群より選択される一以上のヘテロ原子が含まれている、一以上の飽和または不飽和環からなる複素環系であって、好ましくは少なくとも1つの環の中に、窒素、酸素、および/または硫黄からなる群より選択される一以上のヘテロ原子が含まれている、1個または2個の飽和または不飽和環からなる複素環系であって、より好ましくはイミダゾール、オキサジアゾール、テトラゾール、ピリジン、ピリミジン、ピペリジン、ピペラジン、ベンゾフラン、ベンゾイミダゾール、インダゾール、ベンゾチアゾール、ベンゾジアゾール、チアゾール、ベンゾチアゾール、テトラヒドロピラン、モルホリン、インドリン、フラン、トリアゾール、イソオキサゾール、ピラゾール、チオフェン、ベンゾチオフェン、ピロール、ピラジン、ピロロ[2,3b]ピリジン、キノリン、イソキノリン、フタラジン、ベンゾ−1,2,5−チアジアゾール、インドール、ベンゾトリアゾール、ベンゾオキサゾールオキソピロリジン、ピリミジン、ベンゾジオキソラン、ベンゾジオキサン、カルバゾールおよびキナゾリンから選択され、および/または、
シクロアルキル基はシクロプロピル基、シクロブチル基、シクロペンチル基、シクロヘキシル基、シクロヘプチル基、またはシクロオクチル基などのC3〜8シクロアルキルであって、好ましくは、シクロプロピル基、シクロブチル基、シクロペンチル基、シクロヘキシル基、またはシクロヘプチル基などのC3〜7シクロアルキル基、より好ましくは、シクロプロピル基、シクロブチル基、シクロペンチル基またはシクロヘキシル基などのC3〜6シクロアルキル基からなり、任意選択的に、立体異性体、好ましくは、鏡像異性体もしくはジアステレオマー、ラセミ体のうちの1つの形態の、または任意の混合比における、立体異性体、好ましくは、鏡像異性体および/またはジアステレオマーのうちの少なくとも2つの混合物の形態の化合物、またはその対応する塩、またはその対応する溶媒和物である。
C1〜6アルキル基は、好ましくはメチル基、エチル基、プロピル基、ブチル基、ペンチル基、ヘキシル基、イソプロピル基および2−メチルプロピル基から選択され、および/または、
C2〜6−アルケニル基は、好ましくはエチレン基、プロピレン基、ブチレン基、ペンチレン基およびヘキシレン基から選択され、および/または、
C2〜6−アルキニル基は、好ましくはエチン基、プロピン基、ブチン基、ペンチン基およびヘキシン基から選択され、
任意選択的に、立体異性体、好ましくは、鏡像異性体もしくはジアステレオマー、ラセミ体のうちの1つの形態の、または任意の混合比における、立体異性体、好ましくは、鏡像異性体および/またはジアステレオマーのうちの少なくとも2つの混合物の形態の化合物、またはその対応する塩、またはその対応する溶媒和物である。
C1〜6アルキル基は、好ましくはメチル基、エチル基、プロピル基、ブチル基、ペンチル基、ヘキシル基、イソプロピル基および2−メチルプロピル基から選択され、および/または、
C2〜6−アルケニル基は、好ましくはエチレン基、プロピレン基、ブチレン基、ペンチレン基およびヘキシレン基から選択され、および/または、
C2〜6−アルキニル基は、好ましくはエチン基、プロピン基、ブチン基、ペンチン基およびヘキシン基から選択され、
任意選択的に、立体異性体、好ましくは、鏡像異性体もしくはジアステレオマー、ラセミ体のうちの1つの形態の、または任意の混合比における、立体異性体、好ましくは、鏡像異性体および/またはジアステレオマーのうちの少なくとも2つの混合物の形態の化合物、またはその対応する塩、またはその対応する溶媒和物である。
C1〜6アルキル基は、好ましくはメチル基、エチル基、プロピル基、ブチル基、ペンチル基、ヘキシル基、イソプロピル基および2−メチルプロピル基から選択され、および/または、
C2〜6−アルケニル基は、好ましくはエチレン基、プロピレン基、ブチレン基、ペンチレン基およびヘキシレン基から選択され、および/または、
C2〜6−アルキニル基は、好ましくはエチン基、プロピン基、ブチン基、ペンチン基およびヘキシン基から選択され、
任意選択的に、立体異性体、好ましくは、鏡像異性体もしくはジアステレオマー、ラセミ体のうちの1つの形態の、または任意の混合比における、立体異性体、好ましくは、鏡像異性体および/またはジアステレオマーのうちの少なくとも2つの混合物の形態の化合物、またはその対応する塩、またはその対応する溶媒和物である。
C1〜6アルキル基は、好ましくはメチル基、エチル基、プロピル基、ブチル基、ペンチル基、ヘキシル基、イソプロピル基および2−メチルプロピル基から選択され、および/または、
C2〜6−アルケニル基は、好ましくはエチレン基、プロピレン基、ブチレン基、ペンチレン基およびヘキシレン基から選択され、および/または、
C2〜6−アルキニル基は、好ましくはエチン基、プロピン基、ブチン基、ペンチン基およびヘキシン基から選択され、
任意選択的に、立体異性体、好ましくは、鏡像異性体もしくはジアステレオマー、ラセミ体のうちの1つの形態の、または任意の混合比における、立体異性体、好ましくは、鏡像異性体および/またはジアステレオマーのうちの少なくとも2つの混合物の形態の化合物、またはその対応する塩、またはその対応する溶媒和物である。
Wが窒素または炭素、好ましくはWは窒素であって、Rnは非置換C1〜6アルキル基であって、任意選択的に、立体異性体、好ましくは、鏡像異性体もしくはジアステレオマー、ラセミ体のうちの1つの形態の、または任意の混合比における、立体異性体、好ましくは、鏡像異性体および/またはジアステレオマーのうちの少なくとも2つの混合物の形態の化合物、またはその対応する塩、またはその対応する溶媒和物である。
Wが窒素または炭素、好ましくはWは窒素であって、意選択的に、立体異性体、好ましくは、鏡像異性体もしくはジアステレオマー、ラセミ体のうちの1つの形態の、または任意の混合比における、立体異性体、好ましくは、鏡像異性体および/またはジアステレオマーのうちの少なくとも2つの混合物の形態の化合物、またはその対応する塩、またはその対応する溶媒和物である。
Wが窒素または炭素、好ましくはWは窒素であって、Rnは非置換C1〜6アルキル基であって、任意選択的に、立体異性体、好ましくは、鏡像異性体もしくはジアステレオマー、ラセミ体のうちの1つの形態の、または任意の混合比における、立体異性体、好ましくは、鏡像異性体および/またはジアステレオマーのうちの少なくとも2つの混合物の形態の化合物、またはその対応する塩、またはその対応する溶媒和物である。
であって、
mは1または2であり、
nは0、1または2であり、
pは0、1または2であり、
Xは結合、−C(RxRx’)−、C=Oまたは−O−であり、
ここにおいてRxはハロゲン、−OR8、置換もしくは非置換C1〜6アルキル基、置換もしくは非置換C2〜6アルケニル基および置換もしくは非置換C2〜6アルキニル基から選択され、
Rx’は水素、ハロゲン、置換もしくは非置換C1〜6アルキル基、置換もしくは非置換C2〜6アルケニル基および置換もしくは非置換C2〜6アルキニル基から選択され、
R8は水素、置換もしくは非置換C1〜6アルキル基、置換もしくは非置換C2〜6アルケニル基および置換もしくは非置換C2〜6アルキニル基から選択され、
R1は置換もしくは非置換C1〜6アルキル基、置換もしくは非置換C2〜6アルケニル基、置換もしくは非置換C2〜6アルキニル基、置換もしくは非置換シクロアルキル基、置換もしくは非置換アリール基、および置換もしくは非置換ヘテロシクリル基から選択され、
ここでR1中のシクロアルキル基、アリール基またはヘテロシクリル基は、置換される場合、ハロゲン、−R11、−OR11、−NO2、−NR11R11’’’、NR11C(O)R11’、−NR11S(O)2R11’、−S(O)2NR11R11’、−NR11C(O)NR11’R11’’、−SR11、−S(O)R11、S(O)2R11、−CN、ハロアルキル基、ハロアルコキシ基、−C(O)OR11、−C(O)NR11R11’、−NR11S(O)2NR11’R11’’およびC(CH3)2OR11から選択される一以上の置換基で置換され、
加えて、R1の中において、シクロアルキル基または非芳香族ヘテロシクリル基は、置換される場合、▽または=Oでも置換可能であって、ここでR1中のアルキル基、アルケニル基またはアルキニル基は、置換される場合、−OR11、ハロゲン、−CN、ハロアルキル基、ハロアルコキシ基、−SR11、−S(O)R11、および−S(O)2R11から選択される一以上の置換基で置換され、
ここでR11、R11’およびR11’’は、独立して、水素、非置換C1〜6アルキル基、非置換C2〜6アルケニル基および非置換C2〜6アルキニル基から選択され、
また、R11’’’は水素、非置換C1〜6アルキル基、非置換C2〜6アルケニル基、非置換C2〜6アルキニル基および−Bocから選択され、
R2は水素、置換もしくは非置換C1〜6アルキル基、置換もしくは非置換C2〜6アルケニル基、置換もしくは非置換C2〜6アルキニル基、置換もしくは非置換シクロアルキル基、置換もしくは非置換アリール基および置換もしくは非置換ヘテロシクリル基から選択され、
ここでR2中のシクロアルキル基、アリール基またはヘテロシクリル基は、置換される場合、ハロゲン、−R12、−OR12、−NO2、−NR12R12’’’、NR12C(O)R12’、−NR12S(O)2R12’、−S(O)2NR12R12’、−NR12C(O)NR12’R12’’、−SR12、−S(O)R12、S(O)2R12、−CN、ハロアルキル基、ハロアルコキシ基、−C(O)OR12、−C(O)NR12R12’、−NR12S(O)2NR12’R12’’およびC(CH3)2OR12から選択される一以上の置換基で置換され、
加えて、R2中のシクロアルキル基または非芳香族ヘテロシクリル基は、置換される場合、▽または=Oでも置換可能であって、
ここでR2中のアルキル基、アルケニル基またはアルキニル基は、置換される場合、−OR12、ハロゲン、−CN、ハロアルキル基、ハロアルコキシ基、−SR12、−S(O)R12、および−S(O)2R12から選択される一以上の置換基で置換され、
ここでR12、R12’およびR12’’は、独立して、水素、非置換C1〜6アルキル基、非置換C2〜6アルケニル基および非置換C2〜6アルキニル基から選択され、
また、R12’’’は水素、非置換C1〜6アルキル基、非置換C2〜6アルケニル基、非置換C2〜6アルキニル基および−Bocから選択され、
R3は置換もしくは非置換C1〜6アルキル基、置換もしくは非置換C2〜6アルケニル基、置換もしくは非置換C2〜6アルキニル基、置換もしくは非置換シクロアルキル基、置換もしくは非置換アリール基、置換もしくは非置換ヘテロシクリル基、-NR7R7’および-CH2OR7から選択され、
ここでR7およびR7’は、独立して、水素、置換もしくは非置換C1〜6アルキル基、置換もしくは非置換C2〜6アルケニル基、置換もしくは非置換C2〜6アルキニル基、置換もしくは非置換シクロアルキル基、置換もしくは非置換アリール基および置換もしくは非置換ヘテロシクリル基から選択され、
R4とR4’は、独立して、水素、置換もしくは非置換C1〜6アルキル基、置換もしくは非置換C2〜6アルケニル基および置換もしくは非置換C2〜6アルキニル基から選択され、
R5とR5’は、独立して、水素、置換もしくは非置換C1〜6アルキル基、置換もしくは非置換C2〜6アルケニル基および置換もしくは非置換C2〜6アルキニル基から選択され、
R6とR6’は、独立して、水素、置換もしくは非置換C1〜6アルキル基、置換もしくは非置換C2〜6アルケニル基および置換もしくは非置換C2〜6アルキニル基から選択され、
R1またはR2で定められたもの以外の、アルキル基、アルケニル基またはアルキニル基は、置換される場合、−OR13、ハロゲン、−CN、ハロアルキル基、ハロアルコキシ基、−SR13、−S(O)R13、および−S(O)2R13から選択される一以上の置換基で置換され、
ここで、R13とR13’はそれぞれ独立に、水素、非置換C1〜6アルキル基、非置換C2〜6アルケニル基、および非置換C2〜6アルキニル基から選択され、
R1またはR2のなかで定められたもの以外の、アリール基、ヘテロシクリル基またはシクロアルキル基は、置換される場合、ハロゲン、−R14、−OR14、−NO2、−NR14R14’’’、NR14C(O)R14’、−NR14S(O)2R14’、−S(O)2NR14R14’、−NR14C(O)NR14’R14’’、−SR14、−S(O)R14、S(O)2R14、−CN、ハロアルキル基、ハロアルコキシ基、−C(O)OR14、−C(O)NR14R14’、−OCH2CH2OH、−NR14S(O)2NR14’R14’’およびC(CH3)2OR14から選択される一以上の置換基で置換され、
加えて、R1またはR2に定められたもの以外のシクロアルキル基または非芳香族ヘテロシクリル基は、置換される場合、▽または=Oでも置換可能であって、
ここでR14、R14’およびR14’’は、独立して、水素、非置換C1〜6アルキル基、非置換C2〜6アルケニル基、非置換C2〜6アルキニル基、非置換アリール基、非置換シクロアルキルおよび非置換ヘテロシクリル基から選択され、
またR14’’’は水素、非置換C1〜6アルキル基、非置換C2〜6アルケニル基、非置換C2〜6アルキニル基および−Bocから選択され、
任意選択的に、立体異性体、好ましくは、鏡像異性体もしくはジアステレオマー、ラセミ体のうちの1つの形態の、または任意の混合比における、立体異性体、好ましくは、鏡像異性体および/またはジアステレオマーのうちの少なくとも2つの混合物の形態の化合物、またはその対応する塩、またはその対応する溶媒和物である。
mは1または2であり;好ましくはmは1であり;および/または、
nは0、1または2であり;好ましくはnは0であり;および/または、
pは0、1または2であり;好ましくはpは0であり;
任意選択的に、立体異性体、好ましくは、鏡像異性体もしくはジアステレオマー、ラセミ体のうちの1つの形態の、または任意の混合比における、立体異性体、好ましくは、鏡像異性体および/またはジアステレオマーのうちの少なくとも2つの混合物の形態の化合物、またはその対応する塩、またはその対応する溶媒和物である。
mは1または2であり;好ましくはmは1または2であり;および/または、
nは0、1または2であり;好ましくはnは0であり;および/または、
pは0、1または2であり;好ましくはpは0であり;
任意選択的に、立体異性体、好ましくは、鏡像異性体もしくはジアステレオマー、ラセミ体のうちの1つの形態の、または任意の混合比における、立体異性体、好ましくは、鏡像異性体および/またはジアステレオマーのうちの少なくとも2つの混合物の形態の化合物、またはその対応する塩、またはその対応する溶媒和物である。
であって、
Xは結合、−C(RxRx’)−、C=Oまたは−O−であって;好ましくはXは結合、C=Oまたは−O−であって;より好ましくはXは結合であって;
mは1または2であり;好ましくはmは1であって;また
pは0、1または2であり;好ましくはpは0であり;
任意選択的に、立体異性体、好ましくは、鏡像異性体もしくはジアステレオマー、ラセミ体のうちの1つの形態の、または任意の混合比における、立体異性体、好ましくは、鏡像異性体および/またはジアステレオマーのうちの少なくとも2つの混合物の形態の化合物、またはその対応する塩、またはその対応する溶媒和物である。
であって、
m’は0または1であり;
pは0、1または2であり;
Xは結合、−C(RxRx’)−、C=Oまたは−O−であり;
ここにおいてRxはハロゲン、−OR8、置換もしくは非置換C1〜6アルキル基、置換もしくは非置換C2〜6アルケニル基および置換もしくは非置換C2〜6アルキニル基から選択され、
Rx’は水素、ハロゲン、置換もしくは非置換C1〜6アルキル基、置換もしくは非置換C2〜6アルケニル基および置換もしくは非置換C2〜6アルキニル基から選択され、
R8は水素、置換もしくは非置換C1〜6アルキル基、置換もしくは非置換C2〜6アルケニル基および置換もしくは非置換C2〜6アルキニル基から選択され、
Wは窒素または炭素であり;
R1は置換もしくは非置換C1〜6アルキル基、置換もしくは非置換C2〜6アルケニル基、置換もしくは非置換C2〜6アルキニル基、置換もしくは非置換シクロアルキル基、置換もしくは非置換アリール基および置換もしくは非置換ヘテロシクリル基から選択され、
ここでR1中のシクロアルキル基、アリール基またはヘテロシクリル基は、置換される場合、ハロゲン、−R11、−OR11、−NO2、−NR11R11’’’、NR11C(O)R11’、−NR11S(O)2R11’、−S(O)2NR11R11’、−NR11C(O)NR11’R11’’、−SR11、−S(O)R11、S(O)2R11、−CN、ハロアルキル基、ハロアルコキシ基、−C(O)OR11、−C(O)NR11R11’、−NR11S(O)2NR11’R11’’およびC(CH3)2OR11から選択される一以上の置換基で置換され、
加えて、R1のシクロアルキル基または非芳香族ヘテロシクリル基は、置換される場合、▽または=Oでも置換可能であって、
ここでR1中のアルキル基、アルケニル基またはアルキニル基は、置換される場合、−OR11、ハロゲン、−CN、ハロアルキル基、ハロアルコキシ基、−SR11、−S(O)R11、および−S(O)2R11から選択される一以上の置換基で置換され、
R11、R11’とR11’’は、独立して、水素、非置換C1〜6アルキル基、非置換C2〜6アルケニル基および非置換C2〜6アルキニル基から選択され、
R11’’’は水素、非置換C1〜6アルキル基、非置換C2〜6アルケニル基、非置換C2〜6アルキニル基および−Bocから選択され、
R2は水素、置換もしくは非置換C1〜6アルキル基、置換もしくは非置換C2〜6アルケニル基、置換もしくは非置換C2〜6アルキニル基、置換もしくは非置換シクロアルキル基、置換もしくは非置換アリール基および置換もしくは非置換ヘテロシクリル基から選択され、
ここでR2のシクロアルキル基、アリール基またはヘテロシクリル基は、置換される場合、ハロゲン、−R12、−OR12、−NO2、−NR12R12’’’、NR12C(O)R12’、−NR12S(O)2R12’、−S(O)2NR12R12’、−NR12C(O)NR12’R12’’、−SR12、−S(O)R12、S(O)2R12、−CN、ハロアルキル基、ハロアルコキシ基、−C(O)OR12、−C(O)NR12R12’、−NR12S(O)2NR12’R12’’およびC(CH3)2OR12から選択される一以上の置換基で置換され、
加えて、R2のシクロアルキル基または非芳香族ヘテロシクリル基は、置換される場合、▽または=Oでも置換可能であって、
R2のアルキル基、アルケニル基またはアルキニル基は、置換される場合、−OR12、ハロゲン、−CN、ハロアルキル基、ハロアルコキシ基、−SR12、−S(O)R12、および−S(O)2R12から選択される一以上の置換基で置換され、
R12、R12’とR12’’は、独立して、水素、非置換C1〜6アルキル基、非置換C2〜6アルケニル基および非置換C2〜6アルキニル基から選択され、かつ、
R12’’’は水素、非置換C1〜6アルキル基、非置換C2〜6アルケニル基、非置換C2〜6アルキニル基および−Bocから選択され、
R3は置換もしくは非置換C1〜6アルキル基、置換もしくは非置換C2〜6アルケニル基、置換もしくは非置換C2〜6アルキニル基、置換もしくは非置換シクロアルキル基、置換もしくは非置換アリール基、置換もしくは非置換ヘテロシクリル基、−NR7R7’および−CH2OR7’から選択され、
R7およびR7’は、独立して、水素、置換もしくは非置換C1〜6アルキル基、置換もしくは非置換C2〜6アルケニル基、置換もしくは非置換C2〜6アルキニル基、置換もしくは非置換シクロアルキル基、置換もしくは非置換アリール基および置換もしくは非置換ヘテロシクリル基から選択され、
R4およびR4’は、独立して、水素、置換もしくは非置換C1〜6アルキル基、置換もしくは非置換C2〜6アルケニル基および置換もしくは非置換C2〜6アルキニル基から選択され、
R5およびR5’は、独立して、水素、置換もしくは非置換C1〜6アルキル基、置換もしくは非置換C2〜6アルケニル基、および置換もしくは非置換C2〜6アルキニル基から選択され、
R5’’およびR5’’’は、独立して、水素、置換もしくは非置換C1〜6アルキル基、置換もしくは非置換C2〜6アルケニル基、および置換もしくは非置換C2〜6アルキニル基から選択され、
R1またはR2に定められたもの以外のアルキル基、アルケニル基またはアルキニル基は、置換される場合、−OR13、ハロゲン、−CN、ハロアルキル基、ハロアルコキシ基、−SR13、−S(O)R13、および−S(O)2R13から選択される一以上の置換基で置換され、
R13とR13’は独立に、水素、非置換C1〜6アルキル基、非置換C2〜6アルケニル基、および非置換C2〜6アルキニル基から選択され、
R1またはR2に定められたもの以外のアリール基、ヘテロシクリル基またはシクロアルキル基は、置換される場合、ハロゲン、−R14、−OR14、−NO2、−NR14R14’’’、NR14C(O)R14’、−NR14S(O)2R14’、−S(O)2NR14R14’、−NR14C(O)NR14’R14’’、−SR14、−S(O)R14、S(O)2R14、−CN、ハロアルキル基、ハロアルコキシ基、−C(O)OR14、−C(O)NR14R14’、−OCH2CH2OH、−NR14S(O)2NR14’R14’’およびC(CH3)2OR14から選択される一以上の置換基で置換され、
加えて、R1またはR2に定められたもの以外のシクロアルキル基または非芳香族ヘテロシクリル基は、置換される場合、▽または=Oでも置換可能であって、
R14、R14’およびR14’’は、独立して、水素、非置換C1〜6アルキル基、非置換C2〜6アルケニル基、非置換C2〜6アルキニル基、非置換アリール基、非置換シクロアルキル基および非置換ヘテロシクリル基から選択され、
R14’’’は水素、非置換C1〜6アルキル基、非置換C2〜6アルケニル基、非置換C2〜6アルキニル基および−Bocから選択され、
任意選択的に、立体異性体、好ましくは、鏡像異性体もしくはジアステレオマー、ラセミ体のうちの1つの形態の、または任意の混合比における、立体異性体、好ましくは、鏡像異性体および/またはジアステレオマーのうちの少なくとも2つの混合物の形態の化合物、またはその対応する塩、またはその対応する溶媒和物である。
であって、任意選択的に、立体異性体、好ましくは、鏡像異性体もしくはジアステレオマー、ラセミ体のうちの1つの形態の、または任意の混合比における、立体異性体、好ましくは、鏡像異性体および/またはジアステレオマーのうちの少なくとも2つの混合物の形態の化合物、またはその対応する塩、またはその対応する溶媒和物である。
R1は置換もしくは非置換C1〜6アルキル基、置換もしくは非置換C2〜6アルケニル基、置換もしくは非置換C2〜6アルキニル基、置換もしくは非置換シクロアルキル基、置換もしくは非置換アリール基、および置換もしくは非置換ヘテロシクリル基から選択され、
好ましくは、R1は置換もしくは非置換アリール基および置換もしくは非置換ヘテロシクリル基から選択され、
より好ましくは、R1は置換もしくは非置換フェニル基または置換もしくは非置換ピリジンであって、
任意選択的に、立体異性体、好ましくは、鏡像異性体もしくはジアステレオマー、ラセミ体のうちの1つの形態の、または任意の混合比における、立体異性体、好ましくは、鏡像異性体および/またはジアステレオマーのうちの少なくとも2つの混合物の形態の化合物、またはその対応する塩、またはその対応する溶媒和物である。
任意選択的に、立体異性体、好ましくは、鏡像異性体もしくはジアステレオマー、ラセミ体のうちの1つの形態の、または任意の混合比における、立体異性体、好ましくは、鏡像異性体および/またはジアステレオマーのうちの少なくとも2つの混合物の形態の化合物、またはその対応する塩、またはその対応する溶媒和物である。
任意選択的に、立体異性体、好ましくは、鏡像異性体もしくはジアステレオマー、ラセミ体のうちの1つの形態の、または任意の混合比における、立体異性体、好ましくは、鏡像異性体および/またはジアステレオマーのうちの少なくとも2つの混合物の形態の化合物、またはその対応する塩、またはその対応する溶媒和物である。
R3は非置換エチル基である。
R5とR5’は何れも水素である。
から選択され、任意選択的に、立体異性体、好ましくは、鏡像異性体もしくはジアステレオマー、ラセミ体のうちの1つの形態の、または任意の混合比における、立体異性体、好ましくは、鏡像異性体および/またはジアステレオマーのうちの少なくとも2つの混合物の形態の化合物、またはその対応する塩、またはその対応する溶媒和物である。
から選択され、任意選択的に、立体異性体、好ましくは、鏡像異性体もしくはジアステレオマー、ラセミ体のうちの1つの形態の、または任意の混合比における、立体異性体、好ましくは、鏡像異性体および/またはジアステレオマーのうちの少なくとも2つの混合物の形態の化合物、またはその対応する塩、またはその対応する溶媒和物である。
R1は置換もしくは非置換C1〜6アルキル基、置換もしくは非置換C2〜6アルケニル基、置換もしくは非置換C2〜6アルキニル基、置換もしくは非置換シクロアルキル基、置換もしくは非置換アリール基および置換もしくは非置換ヘテロシクリル基から選択され、
ここでR1中のシクロアルキル基、アリール基またはヘテロシクリル基は、置換される場合、ハロゲン、−R11、−OR11、−NO2、−NR11R11’’’、NR11C(O)R11’、−NR11S(O)2R11’、−S(O)2NR11R11’、−NR11C(O)NR11’R11’’、−SR11、−S(O)R11、S(O)2R11、-CN、ハロアルキル基、ハロアルコキシ基、−C(O)OR11、−C(O)NR11R11’、−NR11S(O)2NR11’R11’’および−C(CH3)2OR11から選択される一以上の置換基で置換され、
さらに、R1中のシクロアルキル基または非芳香族ヘテロシクリル基は、置換される場合、▽または=Oでも置換可能であり、
ここでR1中のアルキル基、アルケニル基またはアルキニル基は、置換される場合、−OR11、ハロゲン、−CN、ハロアルキル基、ハロアルコキシ基、−SR11、−S(O)R11、および−S(O)2R11から選択される一以上の置換基で置換され、
R11、R11’およびR11’’は、独立して、水素、非置換C1〜6アルキル基、非置換C2〜6アルケニル基および非置換C2〜6アルキニル基から選択され、
また、R11’’’は水素、非置換C1〜6アルキル基、非置換C2〜6アルケニル基、非置換C2〜6アルキニル基および−Bocから選択され、
任意選択的に、立体異性体、好ましくは、鏡像異性体もしくはジアステレオマー、ラセミ体のうちの1つの形態の、または任意の混合比における、立体異性体、好ましくは、鏡像異性体および/またはジアステレオマーのうちの少なくとも2つの混合物の形態の化合物、またはその対応する塩、またはその対応する溶媒和物である。
さらに、R2中のシクロアルキル基または非芳香族ヘテロシクリル基は、置換される場合、▽または=Oでも置換可能であり、
R2中のアルキル基、アルケニル基またはアルキニル基は、置換される場合、−OR12、ハロゲン、−CN、ハロアルキル基、ハロアルコキシ基、−SR12、−S(O)R12、および−S(O)2R12から選択される一以上の置換基で置換され、
R12、R12’およびR12’’は、独立して、水素、非置換C1〜6アルキル基、非置換C2〜6アルケニル基および非置換C2〜6アルキニル基から選択され、
また、R12’’’は水素、非置換C1〜6アルキル基、非置換C2〜6アルケニル基、非置換C2〜6アルキニル基および−Bocから選択され、
任意選択的に、立体異性体、好ましくは、鏡像異性体もしくはジアステレオマー、ラセミ体のうちの1つの形態の、または任意の混合比における、立体異性体、好ましくは、鏡像異性体および/またはジアステレオマーのうちの少なくとも2つの混合物の形態の化合物、またはその対応する塩、またはその対応する溶媒和物である。
任意選択的に、立体異性体、好ましくは、鏡像異性体もしくはジアステレオマー、ラセミ体のうちの1つの形態の、または任意の混合比における、立体異性体、好ましくは、鏡像異性体および/またはジアステレオマーのうちの少なくとも2つの混合物の形態の化合物、またはその対応する塩、またはその対応する溶媒和物である。
加えて、R1またはR2に定められたもの以外のシクロアルキル基または非芳香族ヘテロシクリル基は、置換される場合、▽または=Oでも置換可能であって、
ここでR14、R14’およびR14’’は、独立して、水素、非置換C1〜6アルキル基、非置換C2〜6アルケニル基、非置換C2〜6アルキニル基、非置換アリール基、非置換シクロアルキルおよび非置換ヘテロシクリル基から選択され、
またR14’’’は水素、非置換C1〜6アルキル基、非置換C2〜6アルケニル基、非置換C2〜6アルキニル基および−Bocから選択され、
任意選択的に、立体異性体、好ましくは、鏡像異性体もしくはジアステレオマー、ラセミ体のうちの1つの形態の、または任意の混合比における、立体異性体、好ましくは、鏡像異性体および/またはジアステレオマーのうちの少なくとも2つの混合物の形態の化合物、またはその対応する塩、またはその対応する溶媒和物である。
R1のシクロアルキル基、アリール基またはヘテロシクリル基は、置換される場合、ハロゲン、−R11、−OR11、−NO2、−NR11R11’’’、NR11C(O)R11’、−NR11S(O)2R11’、−S(O)2NR11R11’、−NR11C(O)NR11’R11’’、−SR11、−S(O)R11、S(O)2R11、−CN、ハロアルキル基、ハロアルコキシ基、−C(O)OR11、−C(O)NR11R11’、−NR11S(O)2NR11’R11’’および−C(CH3)2OR11から選択される一以上の置換基で置換され、
任意選択的に、立体異性体、好ましくは、鏡像異性体もしくはジアステレオマー、ラセミ体のうちの1つの形態の、または任意の混合比における、立体異性体、好ましくは、鏡像異性体および/またはジアステレオマーのうちの少なくとも2つの混合物の形態の化合物、またはその対応する塩、またはその対応する溶媒和物である。
Yは
であって、またPGはベンジル基またはtert−ブトキシカルボニル基などの保護基である。
前記プロセスには式VII
の化合物を、スキーム1の工程4の後に、式(VIIIa)の化合物とアルキル化反応させるか、または式(VIIIb)の化合物と還元的アミノ化反応させることが含まれる。
の生成プロセスがあり、記プロセスには式IIaまたはIIbの化合物
を、スキーム1の工程1に続いて、それぞれ式IIIの化合物と反応させることが含まれる。
一般式Iの化合物の調製のプロセスはスキーム1で説明され、
ここでR1、R2、R3、R4、R4’、R5、R5’、R6、R6’、WおよびXは上に定義された通りの意味を有する。Lはハロゲン、メシラート、トシレートまたはトリフラートなどの脱離基であって、またZはクロロ基、ブロモ基、ヒドロキシ基、メトキシ基またはエトキシ基であって、Yはスキーム1で四角の中に表示された官能基であって、またPGはベンジル基やtert−ブトキシカルボニル基などの保護基である。
式IVaまたはIVbの化合物は、式IIaまたはIIbの化合物をそれぞれ式IIIの化合物と反応させることによって調製される。pとR1の意味に応じて、異なる反応条件が適用される。
(b)pが1または2の場合、化合物IIIはアルキル化剤であって、Lは、ハロゲン、メシラート、トシレートまたはトリフレートなどの脱離基を表す。このアルキル化反応は、アセトニトリル、ジクロロメタン、1,4−ジオキサン、ジメチルホルムアミド、好ましくはアセトニトリルなどの好適な溶媒中、K2CO3もしくはCs2CO3などの無機塩基の存在下、またはトリエチルアミンもしくはジイソプロピルエチルアミンなどの有機塩基の存在下、好ましくはK2CO3の存在下で、常温から還流温度までの好適な温度で、好ましくは加熱しながら実行され、場合によっては、この反応は、マイクロ波反応器中で行ってもよい。さらに、NaIなどの活性剤が使用できる。
一般式VIまたはIの化合物は、化合物IVaまたはIVbのNH基のアシル化により調製される。アシル化剤は式Vaのハロゲン化アシル、または式Vbの無水物とすることが可能で、反応は、アセトニトリル、ジクロロメタン、1,4−ジオキサン、1,2−ジクロロエタン、トルエンまたはジメチルホルムアミドなどの適当な溶媒の存在下で、トリエチルアミン、ピリジンまたはジイソプロピルエチルアミンなどの有機塩基の存在下、常温から還流温度までの好適な温度で実行され、場合によっては、反応をマイクロ波反応器中で行なってもよい。
中間体および実施例
AcOEt:酢酸エチル
BINAP:2,2’−ビス(ジフェニルホスフィノ)−1,1’−ビナフチル
Conc:濃縮
CH:シクロヘキサン
DCM:ジクロロメタン
DIPEA:N,N−ジイソプロピルエチルアミン
EtOH:エタノール
Ex:実施例
h:時間/s
HPLC:高速液体クロマトグラフィー
INT:中間体
MeOH:メタノール
MS:質量分析法
Min.:分
Quant:定量的
Ret.:保持時間
r.t.:室温
Sat:飽和
TEA:Et3N,トリエチルアミン
TFA:トリフルオロ酢酸
THF:テトラヒドロフラン
Wt:重量
A:カラム:Acquity UPLC BEH C18 2.1×50mm,1.7μm;流量 0.61mL/分;A:NH4HCO3 10mM;B:ACN;勾配:98%Aで0.3分、98%Aから5%Aまで2.7分、0%Aで2分、0%Aから98%Aまで0.2分、98%Aで0.55分
B:カラム:Aqcuity BEH C18 2.1×50 mm 1.7μm;流量 600 μl/分;A:NH4HCO3 10mM;B: ACN;勾配:90%Aで0.3分、90%Aから5%Aまで2.7分、5%Aで0.7分、5%Aから90%Aまで0.1分、90%Aで1.2分
tert−ブチル3−(メチルスルホニルオキシ)ピロリジン−1−カルボキシラート
Et3N(5.58mL、40mmol)が、乾燥DCM(35mL)中のtert−ブチル3−ヒドロキシピロリジン−1−カルボキシラート(3g、16.02mmol)の溶液に添加された。溶液は0℃まで冷却され、10分間攪拌された後、塩化メタンスルホニル(2.1mL、27.24mmol)が添加され、反応混合物は0℃で攪拌された。1時間後、反応混合物は常温まで温められ、0.5時間攪拌された。反応混合物は氷水に注がれ、DCMで希釈された。有機層は水で洗浄され、Na2SO4で乾燥され、ろ過され、蒸発乾固されることで黄色オイル状の表題化合物(4.25g、収率99%)が得られ、これはさらに精製されることなく次の工程で使用された。1HNMR(400MHz、CDC13)δppm1.49(s,9H)2.08−2.21(m,1H)2.29(br.s.,1H)3.07(s,3H)3.36−3.64(m,3H)3.65−3.75(m,1H)5.28(tt,J=4.23,2.08Hz,1H))
tert−ブチル3−(ベンジル(メチル)アミノ)ピロリジン−1−カルボキシラート
tert−ブチル3−(メチルスルホニルオキシ)ピロリジン−1−カルボキシラート(中間体1、4.25g、16.02mmol))とN−メチル−1−フェニルメタンアミン(6.20mL、48.07mmol)の混合物が窒素雰囲気下、100℃で3時間攪拌され加熱された。残渣はDCM/水に分けられた。水相はジクロロメタンを用いてさらに抽出された。混合抽出物は塩水で洗浄され、乾燥(Na2SO4)ろ過されて蒸発された。このようにして得られた粗生成物が、CH/AcOEt勾配が(100:0)から(70:30)のシリカゲルでのフラッシュクロマトグラフィーにより精製されることにより、黄色オイル状の表題化合物(2.93g、63%収率)が得られた。HPLC−MS(手法A):保持時間,2.20分;ESI+−MSm/z,291(M+1)
N−ベンジル−N−メチルピロリジン−3−アミン.
DCM(20mL)中のtert−ブチル3−(ベンジル(メチル)アミノ)ピロリジン−1−カルボキシラート(中間体2、2.5g、8.71mmol)の懸濁液に、TFA(16.7mL、218mmol)が添加され、混合物が常温で1時間攪拌された。溶媒は濃縮除去された。粗残渣はH2O(30mL)で希釈され、10%NaOH水溶液によりpH12まで上昇され、DCM(30mL)で抽出された。混合有機層はNa2SO4で乾燥され、ろ過して濃縮されることでブラウンオイル状の表題化合物(1.66g、定量的収率)が得られた。HPLC−MS(手法A):保持時間,1.01分;ESI+−MSm/z,191(M+1)
tert−ブチル2−(3−(ベンジル(メチル)アミノ)ピロリジン−1−イル)エチルカルバマート
tert−ブチル2−ブロモエチルカルバマート(0.71g、3.15mmol)が、N−ベンジル−N−メチルピロリジン−3−アミン(中間体3、0.4g、2.1mmol)とDIPEA(0.73mL、4.2mmol)からなるACN(15mL)の溶液に添加された。反応混合物は60℃で一晩攪拌された後、常温まで冷却された。溶媒は真空で濃縮され、残渣はAcOEtとNaHCO3飽和水溶液とに分離された。有機層は分離され、Na2SO4で乾燥され、ろ過濃縮された。このようにして得られた粗生成物が、DCM:MeOHの勾配が(100:0)から(70:30)のシリカゲルでのフラッシュクロマトグラフィーにより精製されることで、表題化合物(0.42g、60%の収率)が得られた。HPLC−MS(手法A):保持時間,1.84分;ESI+−MSm/z,334(M+1)。
1−(2−アミノエチル)−N−ベンジル−N−メチルピロリジン−3−アミン
DCM(6mL)中のtert−ブチル2−(3−(ベンジル(メチル)アミノ)ピロリジン−1−イル)エチルカルバマート(中間体4A、0.42g、1.26mmol)の懸濁液に、TFA(2.36mL、30.86mmol)が添加され、混合物が常温で4時間攪拌された。溶媒は濃縮除去された。粗残渣はH2O(5mL)で希釈され、10%NaOH水溶液によりpH12まで上昇され、DCM(10mL)で抽出された。混合有機層はNa2SO4上で乾燥され、ろ過して濃縮されることでオイル状の表題化合物(0.26g、収率90%)が得られたHPLC−MS(手法A):保持時間,1.12分;ESI+−MSm/z,234(M+1)。
N−(2−(3−(ベンジル(メチル)アミノ)ピロリジン−1−イル)エチル)−3−フルオロピリジン−2−アミン
1−(2−アミノエチル)−N−ベンジル−N−メチルピロリジン−3−アミン(中間体5A、0.17g、0.73mmol)、Pd2(dba)3(0.067g、0.07mmol)、2,2’−ビス(ジフェニルホスフィノ)−1,1’−ビナフチル(BINAP、0.055g、0.087mmol)およびtBuOK(0.210g、2.19mmol)が窒素下でRaddley管に添加され、無水THF(15mL)に溶解された。2−ブロモ−3−フルオロピリジン(0.135g、0.76mmol)が添加されて反応混合物が55℃で一晩攪拌された。溶媒が蒸発され、残渣はEtOAcと飽和NaHCO3水溶液に溶解された。EtOAcで水層が抽出され、混合有機層がNa2SO4で乾燥され、ろ過され、濃縮された。このように得られた粗生成物は、(100:0)から(80:20)のCH:AcOEtの勾配の中性アルミナでのフラッシュクロマトグラフィーにより精製され、固体状の表題化合物(0.08g、34%の収率)が得られた。HPLC−MS(手法A):保持時間,1.76分;ESI+−MSm/z,329(M+1)。
N−(2−(3−(ベンジル(メチル)アミノ)ピロリジン−1−イル)エチル)−N−(3−フルオロピリジン−2−イル)プロピオンアミド
プロピオン酸クロライド(78.5μL、0.616mmol)が、窒素雰囲気下で、プロセスバイアル中の、N−(2−(3−(ベンジル(メチル)アミノ)ピロリジン−1−イル)エチル)−3−フルオロピリジン−2−アミン(中間体6A、0.08g、0.205mmol)とN−エチル−N−イソプロピルプロパン−2−アミン(104.6μL、0.82mmol)からなるDCE(10mL)の水溶液に添加された。反応混合物はマイクロ波照射条件の下で80℃で60分間加熱され、その後、常温に達した。反応混合物はDCM(10mL)で希釈され、水(10mL)が添加された。水相は10%HClで酸性化され、各層が分離された。有機相を10%HClで抽出し、水相は冷却されながら、20%NaOHでアルカリ性にされた。AcOEt(10mL)が添加され、各層が分離され、AcOEtで水相が抽出された。混合有機相をNa2SO4で乾燥させ、ろ過し濃縮することで、表題化合物(0.076g、収率96%)が得られた。HPLC−MS(手法A):保持時間,1.74分;ESI+−MSm/z,385(M+1)。
実施例2の2つの鏡像体を、Chiralpak ICカラム、流量11mL/分A:n−ヘプタン;B:(EtOH+0.33%DEA)90/10、常温、を用いて分離することで実施例3および実施例4が得られた。
N−(2−(3−(ベンジル(メチル)アミノ)ピロリジン−1−イル)エチル)−N−(6−(トリフルオロメチル)ピリジン−2−イル)プロピオンアミド
プロピオン酸クロライド(259μL、2.97mmol)が、N−(2−(3−(ベンジル(メチル)アミノ)ピロリジン−1−イル)エチル)−6−(トリフルオロメチル)ピリジン−2−アミン(中間体6B、375mg、0.99mmol)とN−エチル−N−イソプロピルプロパン−2−アミン(690μL、3.96mmol)からなるトルエン(35mL)中の溶液に添加された。反応混合物は85℃で5時間攪拌され、その後常温に達した。反応混合物はDCM(10mL)で希釈され、HCl(2N)(10mL)が添加され、各相は分離された。2NのHClを用いて有機相が抽出され、水相は20%NaOH水溶液を用いて冷却しながらアルカリ性にされた。AcOEtが添加され、各相が分離されAcOEtにより水相が抽出された。混合有機相はNa2SO4で乾燥され、ろ過し濃縮させることで表題化合物(340mg、収率79%)が得られた。HPLC−MS(手法A):保持時間、2.18分;ESI+−MSm/z,435(M+1)。実施例5のうち2つの鏡像体を、Chiralpak ICカラム,流量11mL/分A:n−ヘプタン;B:(EtOH+0.33%DEA)90/10,常温、を用いて分離することで実施例6および実施例7が得られた。
N−(2−(3−(ベンジル(メチル)アミノ)アゼチジン−1−イル)エチル)−N−(6−(トリフルオロメチル)ピリジン−2−イル)プロピオンアミド
プロパン酸無水物(178μL、1.45mmol)が、N−(2−(3−(ベンジル(メチル)アミノ)アゼチジン−1−イル)エチル)−6−(トリフルオロメチル)ピリジン−2−アミン(中間体6E、176mg、0.48mmol)からなるピリジン(7mL)中の溶液に0℃にて添加された。反応混合物は常温に達し一晩攪拌された。その後、揮発成分が真空で除去され、粗生成物はNaHCO3飽和水溶液で洗浄しながらEtOAcに抽出された。各混合有機相はNa2SO4で乾燥され、ろ過し濃縮された。このように得られた粗生成物は、(100:0)から(85:15)の勾配のDCM/MeOHのシリカでのフラッシュクロマトグラフィーにより精製されることで、表題化合物(80mg、39%の収率)が得られた。HPLC−MS(手法A):保持時間、2.06分;ESI+−MSm/z,421(M+1)。
N−(2−(3−(イソブチル(メチル)アミノ)ピロリジン−1−イル)エチル)−N−(6−(トリフルオロメチル)ピリジン−2−イル)プロピオンアミド
a)N−(2−(3−(メチルアミノ)ピロリジン−1−イル)エチル)−N−(6−(トリフルオロメチル)ピリジン−2−イル)プロピオンアミド
N−(2−(3−(ベンジル(メチル)アミノ)ピロリジン−1−イル)エチル)−N−(6−(トリフルオロメチル)ピリジン−2−イル)プロピオンアミド(実施例5、270mg、0.62mmol)が、MeOH(20mL)に溶解され、ギ酸アンモニウム(176mg、2.80mmol)とPd(55mg、20%Wt)が添加された。懸濁液はN2雰囲気下で65℃、3時間攪拌された。反応混合物はセライトを通してろ過され、MeOHで洗浄され濃縮されることで、表題化合物(186mg、収率87%)が得られた。HPLC−MS(手法A):保持時間、1.31分;ESI+−MSm/z、345(M+1)。
1−ブロモ−2−メチルプロパン(125μL、1.15mmol)が、前工程で得られた化合物(99mg、0.28mmol)とK2CO3(119mg、0.86mmol)からなるACN(12mL)中の溶液に添加された。反応混合物は70℃で48時間攪拌され、その後、常温まで冷却された。AcOEtと飽和NaHCO3水溶液が添加され、各相が分離された。有機層はNa2SO4で乾燥され、ろ過し濃縮させることで表題化合物(66mg、収率57%)が得られた。HPLC−MS(手法A):保持時間、2.06分;ESI+−MSm/z,401(M+1)。実施例12の2つの鏡像体が、Chiralpak ICカラム,流量11mL/分A:n−ヘプタン;B:(EtOH+0.33%DEA)90/10,常温、で分離されることにより実施例13と実施例14が得られた。
N−(2−(5−イソブチルヘキサヒドロピロロ[3,4−c]ピロール−2(1H)−イル)エチル)−N−(6−(トリフルオロメチル)ピリジン−2−イル)プロピオンアミド
a)N−(2−(ヘキサヒドロピロロ[3,4−c]ピロール−2(1H)−イル)エチル)−N−(6−(トリフルオロメチル)ピリジン−2−イル)プロピオンアミド
N−(2−(5−ベンジルヘキサヒドロピロロ[3,4−c]ピロール−2(1H)−イル)エチル)−N−(6−(トリフルオロメチル)ピリジン−2−イル)プロピオンアミド(実施例8、760mg、1.7mmol)がDCE(10mL)中に溶解され、クロロギ酸クロロエチル(487mg、3.4mmol)が添加された。混合物は16時間85℃で攪拌された。その後、揮発成分が真空下で除去され、MeOH(8mL)が添加されて還流温度で2時間攪拌された。粗混合物が濃縮されることで表題化合物(174mg、収率51%)が得られ、これは次の工程でさらに精製されることなく使用された。HPLC−MS(手法A):保持時間、1.36分;ESI+−MSm/z,357(M+1).
実施例8の工程bに記載された方法に従って表題化合物が得られた。HPLC−MS(手法A):保持時間、1.99分;ESI+−MSm/z,414 (M+1)。
生物学的活性
薬理学的研究
ヒトσ 1 受容体放射性リガンドアッセイ
ヒトσ1受容体に対する試験化合物の結合特性を調べるために、トランスフェクトされたHEK−293膜および[3H](+)−ペンタゾシン(パーキンエルマー社、NET−1056)を、放射性リガンドとして使用した。緩衝液または10μMのハロペリドールのいずれかの非存在下または存在下で、7μgの膜懸濁液、5nMの[3H](+)−ペンタゾシンを用いて、全結合および非特異的結合のそれぞれについて分析を行った。結合用緩衝液は、pH8でトリス−HClを50mMを含有していた。プレートを37℃で120分間培養した。培養期間後、次に、反応混合物を、MultiScreenHTS、FCプレート(ミリポア)に移し、ろ過し、プレートを、氷冷した10mMのトリス−HCL(pH7.4)で3回洗浄した。フィルタを乾燥させ、EcoScint液体シンチレーションカクテルを用いて、MicroBetaシンチレーションカウンタ(パーキンエルマー社)中で、約40%の効率で計数した。
ヒトμ−オピオイド受容体に対する試験化合物の結合特性を調べるために、トランスフェクトされたCHO−K1細胞膜および[3H]−DAMGO(パーキンエルマー社、ES−542−C)を、放射性リガンドとして使用した。緩衝液または10μMのナロキソンのいずれかの非存在下または存在下で、20μgの膜懸濁液、1nMの[3H]−DAMGOを用いて、全結合および非特異的結合のそれぞれについて分析を行った。結合用緩衝液は、pH7.4でトリス−HClを50mM、MgClを25mM含有していた。プレートを27℃で60分間培養した。培養期間後、次に、反応混合物を、MultiScreenHTS、FCプレート(ミリポア)に移し、ろ過し、プレートを、氷冷した10mMのトリス−HCL(pH7.4)で3回洗浄した。フィルタを乾燥させ、EcoScint液体シンチレーションカクテルを用いて、MicroBetaシンチレーションカウンタ(パーキンエルマー社)中で、約40%の効率で計数した。
本発明は、σ1受容体およびμ−オピオイド受容体の二重のリガンドとして働く化合物、または化学的に関連する一連の化合物を提供することを目的としているため、σ1受容体およびμ−オピオイド受容体の二重のリガンドとして働く化合物、特に、両方の受容体について好ましくは1000nM未満、より好ましくは500nM未満、さらにより好ましくは100nM未満であるKiとして表される結合を有する化合物が選択されるのが、非常に好ましい実施形態である。
+ Ki−μおよびKi−σ1が両方とも500nM以上である
++ 一方のKiが500nM未満である一方、他方のKiは500nM以上である
+++ Ki−μおよびKi−σ1が両方とも500nM未満である
++++ Ki−μおよびKi−σ1が両方とも100nM未満である
Claims (16)
- 一般式(I)で表される化合物であって、
mは1または2であり、
nは0、1または2であり、
pは0、1または2であり、
Xは結合、−C(RxRx’)−、C=Oまたは−O−であり、
Rxはハロゲン、−OR8、置換もしくは非置換C1〜6アルキル基、置換もしくは非置換C2〜6アルケニル基および置換もしくは非置換C2〜6アルキニル基から選択され、
Rx’は水素、ハロゲン、置換もしくは非置換C1〜6アルキル基、置換もしくは非置換C2〜6アルケニル基および置換もしくは非置換C2〜6アルキニル基から選択され、
R8は水素、置換もしくは非置換C1〜6アルキル基、置換もしくは非置換C2〜6アルケニル基および置換もしくは非置換C2〜6アルキニル基から選択され、
Wは窒素または炭素であり、
R1は置換もしくは非置換C1〜6アルキル基、置換もしくは非置換C2〜6アルケニル基、置換もしくは非置換C2〜6アルキニル基、置換もしくは非置換シクロアルキル基、置換もしくは非置換アリール基および置換もしくは非置換ヘテロシクリル基から選択され、
ここでR1中のシクロアルキル基、アリール基またはヘテロシクリル基は、置換される場合、ハロゲン、−R11、−OR11、−NO2、−NR11R11’’’、NR11C(O)R11’、−NR11S(O)2R11’、−S(O)2NR11R11’、−NR11C(O)NR11’R11’’、−SR11、−S(O)R11、S(O)2R11、−CN、ハロアルキル基、ハロアルコキシ基、−C(O)OR11、−C(O)NR11R11’、−NR11S(O)2NR11’R11’’および−C(CH3)2OR11から選択される一以上の置換基で置換され、
加えて、R1中のシクロアルキル基または非芳香族ヘテロシクリル基は、置換される場合、▽または=Oでも置換可能であって、
R1中のアルキル基、アルケニル基またはアルキニル基は、置換される場合、−OR11、ハロゲン、−CN、ハロアルキル基、ハロアルコキシ基、−SR11、−S(O)R11、および−S(O)2R11から選択される一以上の置換基で置換され、
ここでR11、R11’とR11’’は、独立して、水素、非置換C1〜6アルキル基、非置換C2〜6アルケニル基および非置換C2〜6アルキニル基から選択され、
R11’’’は、水素、非置換C1〜6アルキル基、非置換C2〜6アルケニル基、非置換C2〜6アルキニル基および−Bocから選択され、
R2は水素、置換もしくは非置換C1〜6アルキル基、置換もしくは非置換C2〜6アルケニル基、置換もしくは非置換C2〜6アルキニル基、置換もしくは非置換シクロアルキル基、置換もしくは非置換アリール基および置換もしくは非置換ヘテロシクリル基から選択され、
R3は置換もしくは非置換C1〜6アルキル基、置換もしくは非置換C2〜6アルケニル基、置換もしくは非置換C2〜6アルキニル基、置換もしくは非置換シクロアルキル基、置換もしくは非置換アリール基、置換もしくは非置換ヘテロシクリル基、−NR7R7’および−CH2OR7から選択され、
ここでR7とR7’は、独立して、水素、置換もしくは非置換C1〜6アルキル基、置換もしくは非置換C2〜6アルケニル基、置換もしくは非置換C2〜6アルキニル基、置換もしくは非置換シクロアルキル基、置換もしくは非置換アリール基および置換もしくは非置換ヘテロシクリル基から選択され、
R4とR4’は、独立して、水素、置換もしくは非置換C1〜6アルキル基、置換もしくは非置換C2〜6アルケニル基および置換もしくは非置換C2〜6アルキニル基から選択され、
R5とR5’は、独立して、水素、置換もしくは非置換C1〜6アルキル基、置換もしくは非置換C2〜6アルケニル基および置換もしくは非置換C2〜6アルキニル基から選択され、
R6とR6’は、独立して、水素、置換もしくは非置換C1〜6アルキル基、置換もしくは非置換C2〜6アルケニル基および置換もしくは非置換C2〜6アルキニル基から選択され、
また、
ここでRnは非置換C1〜6アルキル基、非置換C2〜6アルケニル基および非置換C2〜6アルキニル基から選択され、
R1またはR2に定められたもの以外のアルキル基、アルケニル基またはアルキニル基は、置換される場合、−OR13、ハロゲン、−CN、ハロアルキル基、ハロアルコキシ基、−SR13、−S(O)R13、および−S(O)2R13から選択される一以上の置換基で置換され、
ここでR13とR13’は、独立して、水素、非置換C1〜6アルキル基、非置換C2〜6アルケニル基および非置換C2〜6アルキニル基から選択され、
一般式(I)による化合物は、任意選択的に、立体異性体、好ましくは、鏡像異性体もしくはジアステレオマー、ラセミ体のうちの1つの形態の、または任意の混合比における、立体異性体、好ましくは、鏡像異性体および/またはジアステレオマーのうちの少なくとも2つの混合物の形態の化合物、またはその対応する塩、またはその対応する溶媒和物であることを特徴とする化合物。 - Xは結合,−C(RxRx’)−,C=Oまたは−O−であって、好ましくはXが結合,C=Oまたは−O−であって、より好ましくはXが結合であって、および/または、
mは1または2であって、好ましくはmは1であって、および/または、
nは0,1または2であって、好ましくはnは0であって、および/または
pは0,1または2であって、好ましくはpは0であって、
より好ましくは一般式(I2’)で表される化合物であって、
ここにおいて、
Xは結合,C=Oまたは−O−であって、より好ましくはXは結合であって、
mは1または2であって、好ましくはmは1であって、また
pは0,1または2であって、好ましくはpは0であって、
最も好ましくは一般式(I3’)で表される化合物
であることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の化合物。 - R1は置換もしくは非置換C1〜6アルキル基、置換もしくは非置換C2〜6アルケニル基、置換もしくは非置換C2〜6アルキニル基、置換もしくは非置換シクロアルキル基、置換もしくは非置換アリール基および置換もしくは非置換ヘテロシクリル基から選択され、
好ましくはR1は置換もしくは非置換アリール基および置換もしくは非置換ヘテロシクリル基から選択され、
より好ましくはR1は置換もしくは非置換フェニル基または置換もしくは非置換ピリジンであることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の化合物。 - R2は水素、置換もしくは非置換C1〜6アルキル基、置換もしくは非置換C2〜6アルケニル基、置換もしくは非置換C2〜6アルキニル基、置換もしくは非置換シクロアルキル基、置換もしくは非置換アリール基および置換もしくは非置換ヘテロシクリル基から選択され、
好ましくはR2が置換もしくは非置換アリール基であって、
より好ましくはR2が置換もしくは非置換フェニル基であることを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の化合物。 - R3が置換もしくは非置換C1〜6アルキル基、置換もしくは非置換C2〜6アルケニル基、置換もしくは非置換C2〜6アルキニル基、置換もしくは非置換シクロアルキル基、置換もしくは非置換アリール基、置換もしくは非置換ヘテロシクリル基、−NR7R7’および−CH2OR7から選択され、好ましくはR3が置換もしくは非置換エチル基、最も好ましくは非置換エチル基であることを特徴とする請求項1〜6のいずれか1項に記載の化合物。
- R4とR4’が、独立して、水素、置換もしくは非置換C1〜6アルキル基、置換もしくは非置換C2〜6アルケニル基および置換もしくは非置換C2〜6アルキニル基から選択されることを特徴とする請求項1〜7のいずれか1項に記載の化合物。
- R5とR5’が、独立して、水素、置換もしくは非置換C1〜6アルキル基、置換もしくは非置換C2〜6アルケニル基および置換もしくは非置換C2〜6アルキニル基から選択され、好ましくはR5とR5’が何れも水素であることを特徴とする請求項1〜8のいずれか1項に記載の化合物。
- 請求項1〜11の何れか1項に記載された式(I)で表された化合物またはその薬学的に許容できる塩と、薬学的に許容できる担体、補助剤またはビヒクルとを含む医薬組成物。
- 薬物治療に使用される請求項1〜11の何れか1項に記載の式(I)で表された化合物。
- 疼痛、特に、中程度ないし激しい疼痛、内臓痛、慢性疼痛、癌性疼痛、片頭痛、炎症性痛覚、急性疼痛または神経因性疼痛、異痛症または痛覚過敏の治療に使用するための請求項1〜11のいずれか1項に記載の式(I)で表された化合物。
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