JP2018519852A - 魚の外側の寄生生物の数を減少させるための装置及び方法 - Google Patents

魚の外側の寄生生物の数を減少させるための装置及び方法 Download PDF

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Abstract

魚の外側の寄生生物の数を減少させるための装置は、入口及び出口を有する中空円柱フィルタ部材(3)を備え、入口及び/又は出口の周囲にノズル(1a、1b)が設けられ、ノズルは、円柱フィルタ(3)の内部に向かって流体を噴出するための、入口及び/又は出口の周囲に沿った実質的な環状スリットを備える。

Description

本発明は、魚の外側の寄生生物(exterior parasites)の数を減少させるための装置及び方法に関する。
ウオジラミ及び他の外部寄生生物(ectoparasites)は彼らの宿主を常食とし、魚の皮及び鱗を失わさせ、これは、養殖及び野生の魚の両方に致命的な進入をもたらすことがある。この問題は、そこで見られる魚のより高い密度により、魚の養殖場から生じることが多い。養殖魚を処置する手段なく、養殖魚は、野生魚集団に侵入するかもしれない。
一般に使用される処置は、化学的処置及び機械的処置の両方をカバーする。機械的処置の適切な例は、WO98/24304中に見られ、これは、養殖場のサケから外側の寄生生物を取り除くための方法及び装置を開示している。この方法は、機械的なストリッピングとして説明され、魚は水流を通して導かれ、多数のノズルからの水噴射にさらされる。装置は、水ポンプにすべて接続されている4つ以上のノズルを備えるものとして説明されている。魚がノズルを通過して導かれるとき、魚はノズルから噴出される強い水噴射にさらされる。
別の例は、WO2015/043603中に見られ、システム及び方法が説明されている。ポンプシステムに接続された吸引管を使用して水と魚を吸い上げるように、システムは説明されている。これにより、魚は、吸引管を介して、最初の容量(volume)から上方に及び別の容量へ、運ばれる。魚が上方に移動している輸送経路の上方部には、吸引管に多数のノズルが設けられ、ノズルは、寄生生物にしぶきを飛ばすために水噴射を魚に向けて噴出する。離散ノズルは、魚の周囲のいくつかの部分が未処置のままである、点ごとの方法で、魚を処置する。魚の未処置又は未処置部分は、処置後に寄生生物が魚の皮上に残る可能性を増加させる。
本発明の1つの目的のこの背景は、魚の外側の寄生生物の数を減少させるための向上した装置及び方法を提供することである。製造及び動作する際に汎用的で費用効率の高い装置を提供することも本発明の目的である。
本発明にしたがうと、魚の外側の寄生生物の数を減少させるための装置であって、入口及び出口を有する中空円柱フィルタ部材を備え、入口及び/又は出口の周囲にノズルが設けられ、ノズルは、円柱フィルタの内部に向かって流体を噴出するための、入口及び/又は出口の周囲に沿った実質的な環状スリットを備える装置によって、これらの目的は満たされる。
本発明にしたがう装置は、その周辺全体において、魚の同質の処置を可能にする。さらに、入口及び/又は出口に設けられた環状ノズルを利用することにより、技術的構造が簡略化される。装置の構造の技術的簡略化は、製造コストをより低くし、限られたメンテナンスを必要とする装置を提供する。したがって、装置は、通過する魚の周囲全体の周りに周辺流体流を提供し、これにより、流体流が魚の周囲全体に衝突する。
流体が魚にあたった後、流体は、魚から取り除かれた寄生生物を含むだろう。周辺流体流を中空円周フィルタの内部に向けることによって、流体を含む寄生生物は、フィルタ部材に向けられるだろう。流体を含む寄生生物をフィルタに向けてガイドすることは、流体とそこに含まれる寄生生物の容易なフィルタを促進する。これは、次に、魚の近くから寄生生物を引き離し、寄生生物が魚に再付着することを防ぐ。したがって、寄生生物は、処置の間、魚から効率的に引き離される。
噴出流体は、液体又はガスであってよい。最も一般的なのは、水及び/又は空気の使用である。噴出流体を提供するソースは、噴出流体の十分な速度を提供するために必要な噴出流体の圧力を供給できる遠心力ポンプ又は類似したポンプであってよい。噴出流体が、ガスのような圧縮可能な流体である場合、適切な性能の圧縮機もまた、噴出流体の必要な圧力及び速度を提供してよい。典型的に、流体が空気のようなガスである場合、ガスはノズルのスリットを出る前に少なくとも1.0MPaの圧力に圧縮され、ガスがスリットを出るとき、確実にガスの十分な速度にする。適切に、圧縮されたガスは、少なくとも1.5MPaのような、少なくとも1.2MPaの圧力を有する。一般的に、寄生生物の向上した除去は、10MPaを上回る圧力に対してもたらされない。入口ガスのノズルへの好ましい圧力は、経済的プロセスに対しては8.0MPaを上回らず、好ましくは、6.0MPaを上回らない。
本発明にしたがう装置は、使用するとき、動作部を有さず、これは、装置の各コンポーネント上の摩耗を制限する。摩耗を減らすことにより、装置の耐用年数は延長される。
ここで使用されるときに、用語「実質的な流体密封接続」は、一般的な条件下で通過することができない、エゼクター流体のような、装置に流体が適用される接続として理解すべきである。しかしながら、これが意図されている及び/又は意図された機能性を提供するケースにおいて、流体が通過できる開口は、「実質的な流体密封接続」中に設けられてよい。
用語「ブレード効果」及び「エゼクターブレード」は、通過する物体の表面上でこすることを提供するために、ノズルのスリットから噴出される実質的層流の薄い流れとして理解すべきである。本発明に関連して、魚の表面は、外側の寄生生物を取り除くために、エゼクターブレードによってこすり落とされる。層流という用語により、個々の流体コンポーネントが本質的に同じ方向に向けられる流体の動きが理解される。効果は、窓におけるスクイージの効果と類似している。この「ブレード効果」を使用する既知の市販されている製品は、Dyson Airblade(登録商標)である。
用語「円柱」又は「円柱の」は、母線によって生成されることができる任意の形状を含む。一般的に、母線は、装置の軸に並行している。円柱の特定の断面形状は、円形の又は多角形の形状を含む。多角形の形状の例は、三角形、四角形、五角形、六角形、七角形、八角形、九角形、十角形等を含む。
本発明にしたがう装置は、プラスチック及び/又は金属のさまざまな種類を含む、さまざまな異なる素材から作られることができる。本発明のある態様では、ガスと直接接触するノズル部分は、金属又はセラミックのような耐久性のある素材のものである。適切な素材は、陽極処置アルミニウムのようなアルミニウム又はステンレス鋼である。フィルタ又は排水管を含む装置の他の部分は、塩水によって容易に腐食しない素材で生成されてよい。適切な素材は、ポリエチレン(PE)、ポリ塩化ビニル(PVC)、ポリカーボネート、ポリテトラフルオロエチレン(PTFE)、ポリスチレン(PS)、ポリエチレンテレフタラート(PET)、ポリメタクリル酸メチル(PMMA)等のようなポリマーを含む。
本発明にしたがう装置の実施形態において、ノズルは、それぞれがスリットを有する多数の離散ノズル部材により形成され、離散ノズル部材は、入口及び/又は出口の周囲に沿って設けられている。スリットを有する多数の離散ノズル部材を使用することにより、ノズルのより頑丈な構造がもたらされる。入口及び/又は出口の周囲の周りにノズル部材を設けることにより、実質的な環状スリットは、環状ノズルの連続的スリットの効果に類似して生成される。実質的な環状スリットは、魚の同質な処置を提供する。ノズルの周囲の平面に対する角度でノズル部材を設けることにより、「円錐型」ブレードが生成される。各ノズルにおけるノズル部材の数が少ないほど、各ノズル部材のスリットは、より広くなってよい。上記の実施形態のさらなる展開において、離散ノズル部材の数は、5、6、7、8、9、10、11、12、13、14、15、16、17、18、19、20以上のような、4つ以上である。各ノズル部材におけるスリットの長さは、又は、各ノズル部材のスプレーによって生成される幅は、ノズル部材の数に影響を及ぼしてよい。使用される離散ノズルの数に関わらず、ノズルによって生成される「エゼクターブレード」効果は、魚が通過するエリアの十分な適用範囲を提供し、実質的に魚の周辺全体が「エゼクターブレード」効果によって処置されることが好ましい。
本発明にしたがう装置の実施形態において、装置は、中空円柱フィルタ部材を入れ、入口及び出口に接続され、実質的に流体密封接続を提供する筐体をさらに備えている。このような筐体は、周辺への外防壁を提供し、これは、流体を含む寄生生物を含み、おそらくは、制御することを手助けし、これにより、生息地又は周辺に寄生生物が再び入ることを防ぐ。筐体は、例えば、導管及び/又は排水管のような複数の追加のコンポーネントとの接続を可能にするように適合されることができる。
本発明にしたがう装置の実施形態において、ノズルの環状スリットは、中空円柱フィルタの第1の予め定められた点に向かって流体を噴出する。通過する魚のサイズがさまざまであったとしても、噴出された流体を中空円柱フィルタの第1の予め定められた点に向けることは、魚の周辺全体の追加の均一な処置を可能にする。
本発明にしたがう装置の実施形態において、装置は、第1のノズルによって占有されていない入口及び/又は出口の周囲に沿った実質的な環状スリットを有する第2のノズルをさらに備え、第2のノズルの実質的な環状スリットは、中空円柱フィルタ部材の第2の予め定められた点に向かって流体を噴出するように設けられている。噴出された流体の対向する方向は、処置の第1の部分に潜在的に抵抗する寄生生物が第2の処置に対してより影響を受けやすいという事実により、より効果的な処置を提供する。さらに、魚の幾何学的形態は、単一の流体噴出により魚のある部分から寄生生物を取り除くことを難しくするかもしれない。環状スリットを有するノズルを適用することにより、入口及び出口のそれぞれにおいて、対向する方向への流体の噴出は、装置内の噴出流体の制限をさらに手助けし、魚から流体の効果的な濾過を促進し、寄生生物から魚を開放する。
本発明にしたがう装置の実施形態において、第1及び第2の予め定められた点は、中空フィルタの異なる位置に設けられている。2つの環状スリットから噴出された流体を、異なる予め定められた点に向けることを目的にすることにより、第3の混合ゾーンによって引き離される2つのゾーンが生成されることができ、中空円柱フィルタのフィルタ開口を通して寄生生物がガイドされてよい。
本発明にしたがう装置の実施形態において、スリットのうちの少なくとも1つは、0.01mm及び2mmの間である。スリットを0.01mm及び2mmの間の開口にすることにより、「ブレード効果」が達成されることができ、すなわち、高い速度の細い実質的な層噴出流が提供され、これは、魚の表面と衝突し、寄生生物を一掃する。機能するために流体をほとんど必要としないことから、この細い「エゼクターブレード」は、エネルギ−及びリソース効率がよい。ノズルのスリット自体からの少量の流体に沿って、周辺エリアからの大量の流体を同伴するコアンダ効果を使用して、スリット全体に沿って流体の実質的な層流を生成する。望ましい効果を提供するために、スリットは、0.02mm、0.03mm、0.04mm又は0.05mmのような、0.01mmを上回ることが好ましい。しかしながら、1.0mm、0.8mm、0.5mm、0.2mm、又は0.1mmを上回るような、一般的に、2.00を上回るスリット開口を使用する必要はない。スリット開口の間隙は、エゼクターブレードの衝撃力に汎用性を提供するような適切な手段により調節可能であってよい。流体の同じ入力圧力を適用することは、より広い間隙に対してより柔らかな「エゼクターブレード」を提供する一方で、より細い開口は、より硬い「エゼクターブレード」効果を提供するだろう。この関連におけるスリットの「広さ」又は「間隙」は、直径と垂直な開口の測定として理解すべきである。
本発明にしたがう装置の実施形態において、装置は、筐体中に設けられた排水管をさらに備え、排水管は寄生生物を収容するように構成されている少なくとも1つの開口を有する。排水管の筐体への追加は、取り除いた寄生生物の除去を促進し、これにより、装置筐体内の寄生生物の堆積を防ぐ。排水管は、筐体の不可欠な部分であってよい。さらに、排水管を通して制御された方法で寄生生物を排水することによって、寄生生物が生息地に再び入ることを回避する。排水管への複数の開口とともに複数の別々の排水管が設けられることができる。排水管はまた、装置から収容した濾過された流体及び寄生生物をさらに処置するように、1つ以上のフィルタ及び/又は分類メカニズムを備えていてよい。
本発明にしたがう装置の実施形態において、ノズルは、中空円柱フィルタ部材の軸に沿って配置されている2つ以上のレベルで構成されている2つ以上のノズル要素を備える。異なるレベルにおける2つ以上のノズル要素を構成することは、必ずしも排他的ではないが、特に、多数の離散ノズル部材によって作られるノズル要素が使用されるときに好ましい。異なるレベルでノズル要素を構成することにより、1つのレベル中のノズル要素は、別のレベル中のノズル要素の処置を補足できる。1つのレベルにおける1つのノズル部材の誤動作が依然として別のレベルのノズル部材をそのまま及び動作可能にすることから、これは、より多くの安全を提供し、したがって、ノズル部材の誤動作に対して補うことができる。ノズル部材の異なる部材は類似した効果を提供することができると理解すべきである。1つのレベルのみのノズル部材を構成することは、いくつかのケースでは十分であるかもしれず、いくつかのケースでは、2より多くのレベルがより適しているかもしれない。各ノズル要素の形状は、円形又は半月型のような部分的な円形であってよい。部分的に円形のノズル要素が使用されるとき、魚の完全な処置を確実にするようにこれらは異なるレベルで互いに補足するように構成されている。各レベルにおけるノズル部材の数は同じである必要はない。
上記の実施形態のさらなる展開において、少なくとも1つのレベルのノズル要素のノズル部材は、別のレベルにおけるノズル要素のノズル部材に関してオフセットされている。1つのノズルを互いに関してオフセットすることにより、レベル間のより良い補足が達成される。例えば、ノズル部材の障害によってもたらされる「盲点」の場合、他のレベルの他のノズル部材が補うだろう。
本発明にしたがう装置の実施形態において、中空円柱フィルタ部材は、周囲の周りに多数の並行に間隔を空けた棒を備える。フィルタ部材の周囲の周りに並行に間隔を空けて構成することにより、これらは入口と出口との間にかかり、自然なガイドがフィルタ部材の内側に生成される。まっすぐな棒により、フィルタ部材を通過する魚に対して円滑なガイドが生成される。棒間の空間は、水を含む寄生生物を通過させるが魚を保持するのに空間が十分大きいような、そのフィルタ特性をフィルタ部材に提供する。棒は、所定の位置に棒を保持するように機能するコネクタへの各端に固定される。コネクタはまた、筐体内の中空円柱フィルタ部材の実質的に一定の位置付けを保つスペーサとして機能してよい。この実施形態における棒は、円形、楕円形、多角形、長方形等を含む、任意の断面形状であってよいことを理解すべきである。したがって、棒は、制限された方法で理解すべきではない。したがって、棒を、水を含む寄生生物が通過できるが処置される魚は通過できない空間又は穴を提供する任意の構造として理解すべきである。中空円柱フィルタ部材は、1つのピース又は組み立てられる複数のピースとして設けられてよい。フィルタ部材は、フィルタ部材に対するフィルタ特性を提供するために、任意の適切な数の棒を備えていてよい。棒は、メッシュのような構造を提供するように相互接続されてよい。
本発明の第2の態様は、魚の外側の寄生生物の数を低減させるための方法に関し、
a.実質的に魚の周囲全体に向かって環状ノズルのスリットから不均一に噴出される流体により魚の寄生生物に衝突することと、
b.魚から引き離した寄生生物を除去することとのステップを備え、
噴出される流体は、魚の動く方向に関して垂直と並行の間の角度の方向を有する。
本発明の第2の態様の実施形態において、魚に衝突させるために使用される流体は、多数の離散ノズル部材によって形成されたノズルから噴出され、離散ノズル部材はそれぞれスリットを有し、入口及び/又は出口の周囲に沿って設けられる。
本発明の第2の態様の実施形態において、噴出流体は空気又は水である。空気は、寄生生物に対するネイティブ環境ではないことから、噴出流体としての空気の使用は、寄生生物を取り除くことに寄与する。さらに、噴出流体として空気を使用することにより、装置は、塩水の腐食性に耐えることができない、腐食しやすい素材で製造されてよい。水を使用することにより、魚は、いくつかのケースでは好ましい、より長い時間期間の間湿気を保つ。
噴出流体の方向は、魚の動く方向に関して垂直及び水平の間の角度を有していてよいが、魚のうろこ又は皮を傷つけることなく寄生生物の数の満足な減少をもたらすように、一般的に、10度と60度の間の角度、好ましくは、20度と45度の間の角度を有することが望ましい。
本発明の第2の態様の実施形態において、流体は、環状ノズルのスリット開口において70又は100m/sを上回るような、50m/sの速度で噴出される。流体の速度は、典型的に音速以下であり、すなわち、好ましくは200m/sを下回り、300m/sを下回るように、343m/sを下回る。
ステップaより前に、魚が養殖されている囲い又はタンクに魚がやさしく捕らえられる。魚が装置に入る前に、魚は、一般的に水から引き離される。魚を装置に運ぶ、任意の種類のポンプを介して及び/又は任意の種類のコンベヤベルトを介して、一般的に魚は水性環境から取り除かれる。代替的に、魚は、直接装置に導かれてよい。分離は、例えば、分離格子又は単なる格子によりもたらされてよい。魚は、オプション的にオペレータによって手助けされる、又は、機械的手段によって支援される装置を通過してよい。魚が噴出された流体により処置され、寄生生物が除去された後、魚は、囲い又はタンクに再び入る。処置された魚の汚染を回避するために、魚を中間囲い又はタンクに隔離することが有利であるかもしれない。代替的に、魚が戻る前に、魚が生まれるタンク又は囲いが清潔にされ、消毒される。
魚に取り付き、寄生できる共通の特徴を有する、魚に取り付く外側の寄生生物は、さまざまなタイプであってよい。500より多くの種が認識され、いくつかの属に分類されている。ウオジラミは、ほんの数ミリメートルから30ミリメートル超の長さまでサイズがさまざまであり、雌が通常雄よりもいくらか大きい。これらは、広い甲皮によりほぼ全体的にカバーされている、平らで楕円の体を有している。これらの複眼は、一般的に突き出ており、口顎部及び触覚の第1の対は、寄生生活への適合として、かぎ状の、吸盤をもったとがった吻を形成するように変更されている。これらは4つの対の胸肢を有し、胸肢は、宿主に取りつかなかったときに泳ぐために使用される。
本発明は、任意の魚、特に、コイ、テラピア、バサ、Roho labeo、サケ、グチ、サケ科の魚、ハタ、マス、アジ科ブリ属の魚、タイ科の魚、スズキ科の魚、ボラ、コイ科の魚、バラマンディ、及び、マーブルゴビーを含む養殖魚に適用されてよい。シラミは、これらの宿主に特有である傾向がある。
タイセイヨウサケは、ノルウェー、グリーンランド、アイスランド、フェロー諸島、カナダ島の北の海で養殖されている。サケジラミは、Lepeophtheirus属及びウオジラミ属のシラミを含む。サケジラミLepeophtheirus salmonisは、Lepeophtheirus属のカイアシ類の種である。これらは「ウオジラミ」として知られている。これらは、魚の粘液、皮及び血に寄生して生きている。これらは、成長しきったサケのような魚の天然海洋寄生生物である。これらが海産魚に遭遇するとき、これら自身を魚の皮、ヒレ、えらに付着させ、粘液又は皮を取って食べる。ウオジラミは、魚のみに影響を及ぼし、人間に有害ではない。
ウオジラミは、サケ養殖者への主要な脅威のうちの1つである。少数では、ウオジラミは、魚にほどんど損害をもたらさないが、魚上の個体数が増えると、これは、魚の死又は成長率の抑止をもたらすことがある。寄生生物は、魚のヒレへの物理的損害、皮の侵食、継続的な出血、他の病原体に対する進路を生成する開放創をもたらすことがある。ウオジラミは、野生の及び養殖のサケ間の病気に対する媒介生物としても機能するかもしれない。
装置の入口の内側の直径は、一般的に魚の周辺に調節される。したがって、成長しきった魚を処置するための適切な装置の直径よりも短い入口の直径を有する本発明にしたがう装置により、一般的に若い魚が処置される。一般的に、直径は、5cm(2”)から25cm(10”)の範囲である。タイセイヨウサケに関しては、直径は、10cm(4”)から20cm(8”)の適切な範囲である。
以下に、図面を参照して、本発明にしたがうデバイスの例示的な実施形態をこれから説明する。
図1は、第1の例示的な実施形態にしたがう装置の分解斜視図を示している。 図2は、断面図からの、第1の例示的な実施形態にしたがう部分的に組み立てられた装置を示している。 図3Aは、本発明の実施形態にしたがうフィルタ部材を示している。 図3Bは、本発明の実施形態にしたがうノズルを示している。 図4は、図3A中で示されている実施形態からのフィルタリング装置、図3B中で示されている実施形態からのノズルが使用される実施形態を示しており、図4は、コンポーネントの相対位置も示している。
例示的な実施形態にしたがう装置は、図1及び2中で示されている複数の個々のパーツからなる。装置は、2つの環状ノズル1a及び1b;2つのオリフィス板2a及び2b;フィルタ部材3;6つのスペーサ4、筐体5、あるいは、排水管6からなる。
環状ノズル1a及び1bには、それぞれ取付具100が設けられており、適切な手段によって流体源に接続されるように適合されている。各環状ノズル1a及び1bは、2つの接続された半体として設けられている。各オリフィス板2a及び2bは、2つの接続された半体として設けられている。中空円柱フィルタ部材3は、入口300、出口301、及び、本体302を有している。フィルタ部材の本体302は、本体302中に設けられた多数の穴303による穿孔から、そのフィルタリング特性を取得する。穴は、寄生生物が通過できるが、魚は中空円柱内部に維持されるサイズを有している。フィルタ部材3は、2つのパーツとして構築され、それぞれがフィルタ部材3の半分を構成する。筐体5は、2つの半体から組み立てられた円形中空円柱である本体500を有しており、2つの半体は、開口502に対向する端501に沿って接続されている。開口502は、2つの半体の間の筐体の軸に並行するスリットとして設けられている。排水管6は、一端が開き、他が閉じている、中空円柱からなる。中空円筒は、筐体の開口502を取り付けるように適合された縦開口601を有している。排水管6の開放端は、適切な排水手段に接続されるように適合された出口602を提供する。
フィルタ部材3は、筐体5内に位置付けられ、スペーサ4によって同軸の所定の位置に保持される。スペーサ4は、図2で見られるように、一端がフィルタ部材3の外側に、他端が筐体5の内部に接続されている。筐体5の各端には、オリフィスリング2a又は2bが接続され、筐体5ならびにオリフィスリング2a及び2b間で流体密封接続を形成する。開口502の周囲では、筐体500の外側に排水管6が接続されている。排水管は、開口601と開口502が互いに流体接続するように並べられる。環状ノズル部材は、フィルタ部材3から離れて面するオリフィスリング2a及び2bの側にそれぞれ接続される。
ノズル1bから噴出された空気が魚の表面に達するとき、魚の周囲の周りに第1の衝撃ゾーンが形成される。魚がノズル1bを通して動くと漸次的に、魚の表面と噴出された流体との間の第1の衝撃ゾーンは、魚の全体の長さと周囲に沿って動き、確実に魚の外側すべての部分の処置をする。魚は、一般的に頭を先にしてノズル1bにおいて装置に入る。ノズルが中空円柱フィルタ3の内部の予め定められた点に向かって気流を噴出すると、魚の表面と噴出された空気の方向との間に角度が形成されるだろう。
最初に、魚の前端は、ノズル1bからの気流によって衝突する。気流は、魚の前端の表面と鋭角を形成する。魚の尾が第1の衝撃ゾーンに達するとき、魚の形状により、角度は鋭くなくなるだろう。魚の皮から寄生生物を落とす際に、いくつかの角度が他の角度よりも効果的であると考えられる。したがって、第1の衝突ゾーンの後に、いくつかの寄生生物が魚の表面上に残っているかもしれない。ノズル1からの噴出された空気と魚の表面とによって形成される第2の衝撃ゾーンに魚が到達するとき、魚の表面上に残っている寄生生物は、第1の衝撃ゾーンの気流の角度の反対方向に方向付けられた角度を有する気流により処置されるだろう。これにより、異なる処置角度を有する2つの衝撃ゾーンで魚の全体表面が処置される。
ノズル1a及び1bは、会社Nex Flow(登録商標)によって製造及び販売されている市販タイプのRing Blade(登録商標)であってよい。Ring Bladeにおいて、圧縮空気は環状室に入り、高速で小型のリングノズルを通して絞られる。この気流は、空気流を円筒フィルタの内部に向ける「コアンダ」プロフィールに執着する。空気流は、魚の表面を最良に洗浄し、拭き取りさせるように向けられた「円錐型」を生成する角度である。周囲の空気が取り込まれ、増幅された360度の円錐気流を生成し、Ring Bladeを通過する魚の表面を均一に拭き取る。Ring Bladeは、25.4mm(1”)か153mm(6”)の範囲の内径で市販されている。
実施形態にしたがうフィルタ部材は、図3A中に示されている。フィルタ部材3は、2つの半体からできており、それぞれは、2本の半棒11の間で間隔を置いた7本の棒10を含んでいる。棒のそれぞれは、端部において、傾斜がフィルタ部材の中心に向かって内側に面するように傾斜している。フィルタ部材の2つの半体が互いに位置付けられるとき、これらは、フィルタ部材3の周囲に均等に間隔を空けた16本の棒によるフィルタ部材を形成する。フィルタ部材のそれぞれの半体に2つのコネクタ12a、12bが設けられる。各コネクタは、フィルタ部材3の7本の棒10の一端と半分の2本の半棒11との近くに取り付けられており、棒を、互いに距離を置いて、平行に保つ。各コネクタ12は、フィルタ部材の棒の半円と半分の半棒との周りに半円を形成する小ビームのような形をしている。フィルタ部材の2つの半体が互いに取り付けられるとき、2つの補足的なコネクタは、すべての16本の棒の周りに完全な円柱を形成する。
図3B中に示すノズル20は、2つの入口15と、合計16個のノズル部材13と、入口15とノズル部材13とを接続する導管体14とを含む。各ノズル部材13は、流体の薄い「エゼクターブレード」を提供するように流体を噴出することができる排水スリット16を有する。8つのノズル部材は、ノズル20の導管体14の周囲の周りに1つのレベルで位置付けられ、これらの8つのノズルのスリット16は、これらがノズル20の周囲の周りに実質的に環状スリットを提供するように構成されている。これは、原理的には、先に説明した連続した環状ノズルと類似した方法で、「エゼクターブレード」効果を提供する。ノズル20の周囲の周りには、8つのノズル部材13が別のレベルで位置付けられ、これらがノズル20の周囲の周りに実質的に環状スリットを提供するように同様に構成される。ノズル20のノズル部材13は、各レベル内で互いから等距離のところに位置付けられ、1つのレベルのノズル部材13は、他のレベルのノズル部材13に関してオフセットされている。
図4は、組み立てられた状態でその相対位置における、図3A中で示した実施形態にしたがうフィルタ部材3と図3B中で示した実施形態にしたがう2つのノズル20を示している。フィルタ部材3の各端に、1つのノズル20が位置付けられている。

Claims (18)

  1. 養殖魚の外側の寄生生物の数を減少させるための装置であって、
    入口及び出口を有する中空円柱フィルタ部材を備え、
    前記入口及び/又は出口の周囲にノズルが設けられ、
    前記ノズルは、前記中空円柱フィルタの内部に向かって流体を噴出するための、前記入口及び/又は出口の周囲に沿った実質的な環状スリットを備える、装置。
  2. 前記ノズルは、それぞれがスリットを有する多数の離散ノズル部材により形成され、
    前記離散ノズル部材は、前記入口及び/又は出口の周囲に沿って設けられている請求項1に記載の装置。
  3. 前記離散ノズル部材の数は4つ以上である、請求項2に記載の装置。
  4. 前記中空円柱フィルタ部材を入れ、前記入口及び出口に接続され、実質的に流体密封接続を提供する筐体をさらに備える、請求項1から3のうちのいずれか一項に記載の装置。
  5. 前記ノズルの前記環状スリットは、前記中空円柱フィルタの第1の予め定められた点に向かって流体を噴出する請求項1から4のうちのいずれか一項に記載の装置。
  6. 第1のノズルによって占有されていない前記入口及び/又は出口の周囲に沿った実質的な環状スリットを有する第2のノズルを備え、前記第2のノズルの実質的な環状スリットは、前記中空円柱フィルタの第2の予め定められた点に向かって流体を噴出するように設けられている、請求項1から5のうちのいずれか一項に記載の装置。
  7. 前記第2のノズルは、それぞれがスリットを有する多数の離散ノズル部材により形成され、
    前記離散ノズル部材は、前記第1のノズルによって占有されていない前記入口及び/又は出口の周囲に沿って設けられている、請求項6に記載の装置。
  8. 前記ノズルは、前記中空円柱フィルタ部材の軸に沿って配置されている2つ以上のレベルで構成されている2つ以上のノズル要素を備える、請求項1又は7に記載の装置。
  9. 1つのレベルにおけるノズル要素のノズル部材は、別のレベルにおけるノズル要素に関してオフセットされている、請求項8に記載の装置。
  10. 第1及び第2の予め定められた点は、前記中空円柱フィルタの異なる位置に設けられている、請求項6から9のうちのいずれか一項に記載の装置。
  11. 前記環状スリットのうちの少なくとも1つは、0.01mm及び2mmの間である、請求項1から10のうちのいずれか一項に記載の装置。
  12. 前記筐体中に設けられた排水管をさらに備え、
    前記排水管は、前記寄生生物を収容するように構成されている少なくとも1つの開口を有する、請求項1から11のうちのいずれか一項に記載の装置。
  13. 前記中空円柱フィルタ部材は、前記周囲の周りに多数の並行に間隔を空けた棒を備える、請求項1から12のうちのいずれか一項に記載の装置。
  14. 魚の外側の寄生生物の数を減少させるための方法であって、
    a.実質的に前記魚の周囲全体に向かって環状ノズルのスリットから不均一に噴出される流体が前記魚の寄生生物に衝突することと、
    b.前記魚から引き離した前記寄生生物を除去することとのステップを備え、
    前記噴出される流体は、前記魚の動く方向に関して垂直と並行の間の角度の方向を有する方法。
  15. ステップaにおいて、前記魚に衝突させるために使用される流体は、多数の離散ノズル部材によって形成されたノズルから噴出され、
    前記離散ノズル部材はそれぞれスリットを有し、入口及び/又は出口の周囲に沿って設けられる、請求項14に記載の方法。
  16. 噴出流体は空気又は水である、請求項14又は15に記載の方法。
  17. 前記流体は、前記環状ノズルのスリット開口において100m/sを上回る速度で噴出される、請求項14から16のうちのいずれか一項に記載の方法。
  18. 前記魚は、ステップaより前に水性環境から取り除かれる、請求項14から17のうちのいずれか一項に記載の方法。
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