JP2018518628A - デコンプレッションエンジンブレーキを有するディーゼルエンジン用の弁列 - Google Patents
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Abstract
エンジンドライブモードおよびエンジン制動モードにおいて作動可能なエンジンブレーキロッカーアームアセンブリは、排気弁ロッカーアームアセンブリとエンジンブレーキ作動アセンブリとを有する。エンジンブレーキロッカーアームアセンブリは第1および第2の排気弁を選択的に開放させる。排気弁ロッカーアームアセンブリは、ロッカーシャフトを中心に回転するように構成された排気ロッカーアームを有する。エンジンブレーキ作動アセンブリは、アクチュエータアセンブリと、アクチュエータレバーと、機械的に制御されるエンジンブレーキアクチュエータとを備える。エンジンブレーキアクチュエータは(i)第2の排気弁が第1の排気弁より前に開放されるエンジンブレーキモードに対応する第1の位置と、(ii)第2の弁が第1の排気弁より前に開放されないドライブモードに対応する第2の位置との間を移動する。
Description
関連出願との相互参照
本願は、2015年6月24日に出願された英国特許出願第1511117.2号明細書の利益を請求する。上記出願の開示は、参照により本明細書に援用される。
本願は、2015年6月24日に出願された英国特許出願第1511117.2号明細書の利益を請求する。上記出願の開示は、参照により本明細書に援用される。
分野
本開示は、一般に、弁列アセンブリにおいて使用するためのロッカーアームアセンブリに関し、より詳細には、ドライブ(燃焼)モードにおいて排気弁のオーバーリフティングを生じない形式で、制動の間に一方の排気弁のみを開放させるロッカーアームアセンブリに関する。
本開示は、一般に、弁列アセンブリにおいて使用するためのロッカーアームアセンブリに関し、より詳細には、ドライブ(燃焼)モードにおいて排気弁のオーバーリフティングを生じない形式で、制動の間に一方の排気弁のみを開放させるロッカーアームアセンブリに関する。
圧縮エンジンブレーキは、ヘビーデューティまたはミディアムデューティのディーゼルエンジンによって動力を生じる比較的大型の車両、例えばトラックにおいて、ホイールブレーキに加えて補助的なブレーキとして使用することができる。圧縮エンジン制動システムは、作動時に、エンジンシリンダ内のピストンがその圧縮行程の上死点位置の近くにあるときにエンジンシリンダの排気弁の付加的な開放を提供して、圧縮空気を排気弁から放出させることができるように、構成されている。これにより、エンジンは、動力を消費する空気圧縮機として機能し、これが車両を減速させる。
圧縮エンジンブレーキとともに使用される典型的な弁列アセンブリにおいて、排気弁はロッカーアームによって作動され、ロッカーアームは、弁ブリッジによって排気弁に係合する。ロッカーアームは、回転するカムシャフト上のカムに応答して揺動し、弁ブリッジを押し下げ、弁ブリッジ自体が排気弁を押し下げ、排気弁を開放させる。弁列アセンブリ内の構成部材の間に形成されるあらゆるラッシュまたは間隙を排除するために、液圧式ラッシュアジャスタが弁列アセンブリ内に設けられてもよい。
ここに提供された背景技術の説明は、開示の内容を一般的に示すためのものである。この背景技術部分に説明された範囲までの、ここに氏名が記載された発明者らの業績、および、出願時に従来技術としてさもなければ認定されないであろう説明の態様は、本開示に対する従来技術として、明示的にも暗示的にも認められない。
本開示の一例による、エンジンドライブモードおよびエンジン制動モードにおいて作動可能なエンジンブレーキロッカーアームアセンブリは、排気弁ロッカーアームアセンブリとエンジンブレーキ作動アセンブリとを有する。エンジンブレーキロッカーアームアセンブリは第1および第2の排気弁を選択的に開放させる。排気弁ロッカーアームアセンブリは、ロッカーシャフトを中心に回転するように構成された排気ロッカーアームを有する。エンジンブレーキ作動アセンブリは、アクチュエータアセンブリと、アクチュエータレバーと、機械的に制御されるエンジンブレーキアクチュエータとを備える。エンジンブレーキアクチュエータは(i)第2の排気弁が第1の排気弁より前に開放されるエンジンブレーキモードに対応する第1の位置と、(ii)第2の弁が第1の排気弁より前に開放されないドライブモードに対応する第2の位置との間を移動する。
付加的な特徴によれば、アクチュエータアセンブリは、液圧式に作動され、アクチュエータピストンを有する。アクチュエータピストンは、作動シリンダ内を並進し、アクチュエータレバーの移動と、第1および第2の位置の間での、機械的に制御されるエンジンブレーキアクチュエータの最終的な移動とを生じさせる。アクチュエータアセンブリは、さらに、作動シャフトを有し、作動シャフトは、作動シリンダから延びており、コンプライアンスシリンダに収容されたコンプライアンスピストンに結合されている。アクチュエータピストンおよびコンプライアンスピストンは一緒に並進する。
別の特徴によれば、アクチュエータアセンブリは、(i)作動ピストン戻しばねと、(ii)コンプライアンスばねとをさらに備える。作動ピストン戻しばねは、アクチュエータピストンと作動シリンダとの間で付勢されている。コンプライアンスばねは、コンプライアンスピストンとコンプライアンスシリンダとの間で付勢されている。エンジンブレーキアクチュエータは、第1のクラウン部材と、第2のクラウン部材と、第1のクラウン部材と第2のクラウン部材とを離すように付勢するクラウン付勢部材とを備える。第1のクラウン部材は、第1の一連の歯および第1の凹所を有する。第2のクラウン部材は、第2の一連の歯および第2の凹所を有する。エンジンブレーキモードの間、ラッチ位置において、第1の一連の歯は第2の一連の歯に向き合う。ドライブモードの間、非ラッチ位置において、第2の一連の歯は第1の凹所と整列する。
さらに別の特徴によれば、第1および第2のクラウン部材は、エンジン制動モードとドライブモードとの間を移動するときに互いに対して回転する。エンジンブレーキアクチュエータは、ドライブモードの間、収縮する。戻しばねは、戻しばねハウジングに収容されており、アクチュエータレバーを作動シャフトに向かって移動させるようにアクチュエータレバーに対して作用する。
別の特徴では、アクチュエータアセンブリは、アクチュエータレバーを作動させるために加圧空気によって空圧式に作動する空圧式アクチュエータを有する。別の構成では、アクチュエータアセンブリは、アクチュエータレバーがソレノイド作動によって作動されるソレノイドアクチュエータを含む。別の構成では、アクチュエータアセンブリは、アクチュエータレバーが電気機械式作動に基づいて作動する電気機械式アクチュエータを含む。第1のフィンガは、アクチュエータレバーと第1のクラウン部材との間に結合されている。第2のフィンガは、アクチュエータレバーと第2のクラウン部材との間に結合されている。スピゴットアセンブリは、排気ロッカーアームに配置されており、第1および第2の排気弁に係合された弁ブリッジに係合するように構成されている。
本開示の別の一例による、燃焼エンジンモードおよびエンジン制動モードにおいて作動可能なエンジンブレーキロッカーアームアセンブリは、ロッカーシャフトと、排気弁ロッカーアームアセンブリと、アクチュエータアセンブリと、ラッチピンアセンブリとを備える。エンジンブレーキロッカーアームアセンブリは、第1および第2の排気弁を選択的に開放させる。排気弁ロッカーアームアセンブリは、排気ロッカーアームを有し、排気ロッカーアームは、ロッカーシャフトを収容しており、ロッカーシャフトを中心に回転するように構成されている。アクチュエータアセンブリは、エンジンブレーキアクチュエータと、アクチュエータレバーと、アクチュエータピストンと、アクチュエータばねとを有する。ラッチピンアセンブリはアクチュエータアセンブリと協働する。燃焼エンジンモードにでは、アクチュエータピストンおよびアクチュエータレバーは、第1および第2の排気弁が同時に移動するように、引っ込められた位置にある。エンジン制動モードでは、アクチュエータピストンおよびアクチュエータレバーは、ラッチピンアセンブリがエンジンブレーキアクチュエータをロックするように、前方位置にある。
別の特徴によれば、エンジンブレーキアクチュエータは、排気弁ロッカーアームの内径に沿って摺動可能に収容されている。エンジンブレーキアクチュエータは、エンジンブレーキロッカーアームによって押し付けられると、選択的に並進可能である。エンジンブレーキアクチュエータは、ひいては、エンジン制動モードの間、第1および第2の排気弁のうちの一方を開放させる。ラッチピンアセンブリは、第1のピンと、第2のピンと、第3のピンとを有する。第1のピンは、排気ロッカーアームに配置された第1のガイドによって収容されている。第2のピンは、エンジンブレーキアクチュエータにおける第2のガイドによって収容されている。第3のピンは、排気ロッカーアームにおける第3のガイドによって収容されている。戻しばねは、第3のピンをアクチュエータレバーに向かって押し付ける。位置合わせボルトは、第1、第2および第3のラッチピンを整列させるように構成されている。
本開示は、詳細な説明および添付の図面からより十分に理解されるであろう。
ヘビーデューティ(HD)ディーゼルエンジンは、特に低いエンジン速度において、高い制動力を必要とする。幾つかのHDディーゼルエンジンは、弁ブリッジを有する弁列を備えて構成され、シングルオーバーヘッドカム(SOHC)およびオーバーヘッドバルブ(OHV)弁列を有する。本開示は、弁列の残りの部分(特にプッシュロッドおよびカムシャフト)に高い負荷を加えることなく高い制動力を提供する。これに関して、本開示は、制動の間、1つの排気弁のみを開放させる構成を提供する。一例において、好適な力およびロッカー比も、ドライブ(燃焼)モードにおける排気弁の「オーバーリフティング」を生じない形式で提供される。
最初に図1を参照すると、本開示の一例に従って構成されたエンジンブレーキロッカーアームが示されており、全体が符号10で示されている。エンジンブレーキロッカーアームアセンブリ10は、6気筒エンジンにおける一対の3気筒バンク部分を有するような、エンジン制動を利用する弁列アセンブリに組み込まれた排気弁ロッカーアームアセンブリ12を有する。しかしながら、本教示がそのように限定されないということが認識されるであろう。これに関して、本開示は、エンジン制動を利用する弁ブリッジを備えるあらゆる弁列アセンブリにおいて使用されてもよい。
排気弁ロッカーアームアセンブリ12は、ロッカーシャフト16を中心に回転する排気ロッカーアーム14を有することができる。ロッカーシャフト16を弁列キャリヤ(特に示されていない)によって収容することができ、ロッカーシャフト16は排気ロッカーアーム14の回転を支持する。排気弁ロッカーアームアセンブリ12は、加えて、弁ブリッジ22、スピゴットアセンブリ24およびエンジンブレーキアクチュエータ26を有することができる。弁ブリッジ22は、エンジン(図示せず)のシリンダに関連した第1および第2の排気弁30,32に係合する。排気ロッカーアーム14は、カムシャフト34のリフト輪郭に基づきロッカーシャフト16を中心に回転する。
排気弁ロッカーアームアセンブリ12は、アクチュエータレバー42と、アクチュエータピストン44と、アクチュエータばね46と、位置合わせボルト48とを有するアクチュエータアセンブリ40を有することができる。排気弁ロッカーアームアセンブリ12は、さらに、アクチュエータアセンブリ40と協働するラッチピンアセンブリ50を有することができる。ラッチピンアセンブリ50は、第1のピン52と、第2のピン54と、第3のピン56とを有する。第1のピン52は第1のガイド62に収容されており、第2のピン54は第2のガイド64に収容されており、第3のピン56は第3のガイド66に収容されている。第1のガイド62を排気ロッカーアーム14に配置することができる。第2のガイド64を、エンジンブレーキアクチュエータ26を貫通して形成することができる。第3のガイド66を排気ロッカーアーム14に配置することができる。戻しばね70は、第3のピン56を、図1で見て右へ、アクチュエータレバー42に向かう方向に付勢することができる。位置合わせボルト48は、各ラッチピン52,54および56が完全にそれぞれのガイド62,64および66内にとどまるように、ラッチピン52,54および56を整列させることができる。
弁ブリッジ22上のエンジンブレーキ排気弁32の弁ラッシュは、弁ラッシュねじ80およびナット82によって調節されてもよい。ブリッジ22の中央接触点における弁ラッシュセットは、調節ねじ86および調節ナット88によって調節されてもよい。これに関して、所望のロストモーションストロークLMSを提供するように、ナット82を調節することができる。その他の構成が使用されてもよい。
エンジンがドライブ(燃焼)モードであるとき、アクチュエータピストン44は引っ込められており(実線)、アクチュエータばね46はアクチュエータピストン44をアクチュエータレバー42から離反させておく。ラッチピン52,54および56は、エンジンブレーキアクチュエータ26が排気弁32の運動を生じさせることなくロストモーションストローク(上方への移動)によって作動することができるように、整列されている。両排気弁30,32の運動は、同時に移動し(完全なリフト;開閉)、中央Eフット94によってのみ制御される。
制動モードでは、符号100で特定された油圧(または電子機械式および空圧式を含むがこれらに限定されないその他の作動形式)は、アクチュエータピストン44を押し出し(破線)、アクチュエータピストン44は、アクチュエータレバー42を前方位置(破線)へ移動させ、その結果、ラッチピン62,64および66を係合させ、エンジンブレーキアクチュエータ26をロックする。排気ロッカーアーム14が下方へ移動すると、アクチュエータレバー42はアクチュエータピストン44から離れるように移動し、エンジンブレーキアクチュエータ26が負荷され、ラッチピン52,54および56を係合させておく。EBアクチュエータがもはや負荷されないと(位置A3〜B3に到達している、図4)、戻しばね66が、ピン56,54および52を、全てのピンがEBアクチュエータ本体と整列する位置へと押し戻し、これにより、弁閉鎖において、EBアクチュエータは排気弁32の運動に対する「障害」とはならず、両弁30および32は一緒に閉鎖する。
ここで図2Aを参照すると、ブレーキガス再循環(BGR)および圧縮リリース(CR)と共に、カムリフト、エンジンブレーキ排気リフト、非エンジンブレーキ排気リフトを示す図が示されている。エンジン制動作動モードの間に両排気弁30,32ではなく一方の排気弁30,32を開放させることにより、エンジンブレーキ排気弁30または32は、圧縮行程においてより遅く開放し、これにより、より高い制動力を提供する。図2Bは、エンジン制動作動モードの間における2つの排気弁ではなく1つの排気弁の開放を示す図である。図3Aおよび図3Bは、本開示の一例によるドライブモードおよび制動モードにおける排気弁および吸気弁のリフトを示す図を示している。
図1〜図4を特に参照して、本開示の付加的な特徴を説明する。エンジンブレーキアクチュエータ26(図1)は、基礎円(A1−B1)において係合し、最初に、一方の排気弁32(B)のみが、ロストモーションストローク(LMS、図1)が0になる瞬間まで開放する。この時点で、排気弁30は、移動を開始する。A3−B3の時点で、弁ブリッジ22は「水平」になる。この瞬間に、全ての弁列負荷が、中央Eフット94によって引き受けられる。エンジンブレーキアクチュエータ26はもはや負荷されず、ここで戻しばね70がラッチピン52,54および56を初期整列位置に押し付ける。この移動が起こるために利用可能な時間は、A3−B3からA4−B4へ、そしてA3−B3へ戻るまでである(弁閉鎖パス)。A3−B3へ戻ると、エンジンブレーキアクチュエータ26は再び負荷されるが、この時(ラッチピン52,54および56が整列しているので)、エンジンブレーキアクチュエータ26は、ロストモーションによって上方へ移動し、ラッチピン52,54および56を不整列にする。戻ると(弁閉鎖)、アクチュエータレバー42はアクチュエータピストン44に係合するが、アクチュエータレバー42はピンに再係合することはできない。アクチュエータレバー42は、アクチュエータピストン44に関連したアクチュエータばね46を予負荷し、基礎円に戻ったときにのみ、ラッチピン52,54および56は再び整列し、レバー42はエンジンブレーキアクチュエータ26に再び係合する。
ここで図5〜図14を参照すると、付加的な特徴に従って構成されたエンジンブレーキロッカーアームアセンブリが示されており、全体が符号110で示されている。エンジンブレーキロッカーアームアセンブリ110は、6気筒エンジンにおける一対の3気筒バンク部分を有するような、エンジン制動を利用する弁列アセンブリに組み込まれた排気弁ロッカーアームアセンブリ112を有する。しかしながら、エンジンブレーキロッカーアームアセンブリはその他のエンジンに組み込まれるように構成されてもよいことが認められる。
排気弁ロッカーアームアセンブリ112は、ロッカーシャフト(ロッカーシャフト16参照、図1)を中心に回転する排気ロッカーアーム114を有する。排気弁ロッカーアームアセンブリ112は、弁ブリッジ122と、スピゴットアセンブリ124と、第1および第2の排気弁130,132(図1)とを有する構成において使用されるエンジンブレーキロッカーアームアセンブリ110を含むことができる。弁ブリッジ122上のエンジンブレーキ排気弁132の弁ラッシュは、弁ラッシュねじ180およびナット182によって調節されてもよい。
エンジンブレーキロッカーアームアセンブリ110は、図示されかつ全体が符号136で示された、付加的な特徴に従って構成されたエンジンブレーキ作動アセンブリを有する。エンジンブレーキ作動アセンブリ136は、概して、アクチュエータアセンブリ140と、アクチュエータレバー142と、エンジンブレーキカプセルまたはアクチュエータ144とを有する。以下の説明から認められるように、エンジンブレーキアクチュエータ144は、ラッチ位置(図13)と非ラッチ位置(図14)との間で機械的に制御される。エンジンブレーキアクチュエータ144は、第1のクラウン部材146と、第2のクラウン部材148と、クラウン付勢部材150(図11)とを有する。クラウン付勢部材150は、第1および第2のクラウン部材146および148を互いに離すように付勢する。エンジンブレーキアクチュエータ144は機械的に制御されるので、液圧式制御に関する制限が排除される。
第1および第2のクラウン部材146および148は、ラッチ位置(図13)と非ラッチ位置(図14)との間で移動するように構成されている。第1のクラウン部材146は、第1の一連の歯152および第1の凹所154を有する。第2のクラウン部材148は、第2の一連の歯162および第2の凹所164を有する。戻しばね170はアクチュエータレバー142に対して作用することができる。戻しばね170は、戻しばねハウジング172に収容されている。
図5に示されたアクチュエータアセンブリ140は、液圧式に作動し、作動シリンダ188内で並進するアクチュエータピストン184を有する。作動ピストン戻しばね190は、図6に示したようにピストン184を左方向へ戻すように、アクチュエータピストン184と作動シリンダ188との間で付勢されている。アクチュエータピストン184は、作動シリンダ188から延びる作動シャフト194に固定されている。作動シャフト194は、反対側の端部において、コンプライアンスシリンダ204内に収容されたコンプライアンスピストン202に結合されている。アクチュエータピストン184およびコンプライアンスピストン202は、作動中に一緒に並進する。コンプライアンスばね210は、コンプライアンスピストン202とコンプライアンスシリンダ204との間で付勢されている。図示の例では、アクチュエータピストン184は、流体がアクチュエータピストン184の背後で作動シリンダ188に進入した結果として作動することができる。流体は、加圧エンジンオイルまたはその他の作動流体であってもよい。
図5Aを参照すると、アクチュエータアセンブリ140Aは、その他の形式を採ることができる。例えば、アクチュエータアセンブリ140Aは、アクチュエータレバー142を作動させるために加圧空気によって空圧式に作動する空圧式アクチュエータであってもよい。アクチュエータアセンブリ140Aは、代替的に、アクチュエータレバー142がソレノイド作動によって作動されるソレノイドアクチュエータであってもよい。代替的に、アクチュエータアセンブリ140Aは、アクチュエータレバー142が電気機械式作動に基づいて作動する電気機械式アクチュエータであってもよい。エンジンブレーキアクチュエータ144を作動させるためのその他の構成が、本開示の範囲内で考えられる。
ブレーキモードにおいて、アクチュエータアセンブリ140は作動し(アクチュエータピストン184は図6において右へ並進し)、レバー142を回転させ、これにより、第1のクラウン部材146を図13に示された位置へ回転させる。第1のクラウン部材146における第1の一連の歯152は、第2のクラウン部材148における第2の一連の歯162の第1の側に係合することができる。第2の歯162は第1のクラウン部材146に係合し、第2のクラウン部材148を拡張させ、最終的に、排気弁132を開放させる。ドライブモードにおいて、アクチュエータアセンブリ140は非作動位置へ戻る(アクチュエータピストン184は図6において左へ並進する)。第1のクラウン部材146における第1の一連の歯152は、第2のクラウン部材148における第2の一連の歯162の第2の側に係合することができる。排気弁132が第2のクラウン部材148から開放されないように、第2の歯162は凹所154と整列する。言い換えれば、エンジンブレーキアクチュエータまたはカプセル144は収縮する。ドライブモードにおいて、第1および第2の排気弁130および132を同時に開放させることができる。
図11を特に参照すると、第1のフィンガ220はアクチュエータレバー142を第1のクラウン部材146に結合している。第2のフィンガ222はアクチュエータレバー142を第2のクラウン部材148に結合している。その他の構成が考えられる。
実施例の上記説明は、例示および説明の目的のために提供されている。網羅的であることまたは開示を制限することは意図されていない。特定の実施例の個々の要素または特徴は、一般に、当該特定の実施例に限定されるのではなく、適用可能であれば相互に交換可能であり、特に図示または説明されていないとしても、選択された実施例において用いることができる。同じものが多くの形式で異なっていてもよい。このような変化は、開示からの逸脱と見なされるべきではなく、全てのこのような修正は、開示の範囲内に含まれることが意図されている。
Claims (20)
- エンジンドライブモードおよびエンジン制動モードにおいて作動可能なエンジンブレーキロッカーアームアセンブリであって、該エンジンブレーキロッカーアームアセンブリは、第1の排気弁および第2の排気弁を選択的に開放させ、
ロッカーシャフトを中心に回転するように構成された排気ロッカーアームを有する排気弁ロッカーアームアセンブリと、
エンジンブレーキ作動アセンブリと、を備え、該エンジンブレーキ作動アセンブリは、
アクチュエータアセンブリと、
アクチュエータレバーと、
機械的に制御されるエンジンブレーキアクチュエータと、を有し、該エンジンブレーキアクチュエータは、(i)前記第2の排気弁が前記第1の排気弁より前に開放される前記エンジン制動モードに対応する第1の位置と、(ii)前記第2の排気弁が前記第1の排気弁より前に開放されない前記エンジンドライブモードに対応する第2の位置との間を移動する、エンジンブレーキロッカーアームアセンブリ。 - 前記アクチュエータアセンブリは、液圧式に作動されかつアクチュエータピストンを有し、該アクチュエータピストンは、作動シリンダ内を並進し、前記アクチュエータレバーの移動を生じさせ、最終的に、前記第1の位置と前記第2の位置との間での、前記機械的に制御されるエンジンブレーキアクチュエータの移動を生じさせる、請求項1記載のエンジンブレーキロッカーアームアセンブリ。
- 前記アクチュエータアセンブリは、作動シャフトをさらに備え、該作動シャフトは、前記作動シリンダから延びており、前記作動シャフトは、コンプライアンスシリンダに収容されたコンプライアンスピストンに結合されており、前記アクチュエータピストンおよび前記コンプライアンスピストンは一緒に並進する、請求項2記載のエンジンブレーキロッカーアームアセンブリ。
- 前記アクチュエータアセンブリは、(i)前記アクチュエータピストンと前記作動シリンダとの間で付勢された作動ピストン戻しばねと、(ii)前記コンプライアンスピストンと前記コンプライアンスシリンダとの間で付勢されたコンプライアンスばねとをさらに備える、請求項3記載のエンジンブレーキロッカーアームアセンブリ。
- 前記エンジンブレーキアクチュエータは、第1のクラウン部材と、第2のクラウン部材と、前記第1のクラウン部材と前記第2のクラウン部材とを離すように付勢するクラウン付勢部材とを備える、請求項2記載のエンジンブレーキロッカーアームアセンブリ。
- 前記第1のクラウン部材は、第1の一連の歯および第1の凹所を有し、前記第2のクラウン部材は、第2の一連の歯および第2の凹所を有する、請求項5記載のエンジンブレーキロッカーアームアセンブリ。
- 前記第1の一連の歯は、前記エンジン制動モードの間、ラッチ位置において、前記第2の一連の歯と向き合っており、前記第2の一連の歯は、前記エンジンドライブモードの間、非ラッチ位置において、前記第1の凹所と整列する、請求項6記載のエンジンブレーキロッカーアームアセンブリ。
- 前記第1のクラウン部材および前記第2のクラウン部材は、前記エンジン制動モードと前記エンジンドライブモードとの間で移動するときに互いに対して回転する、請求項7記載のエンジンブレーキロッカーアームアセンブリ。
- 前記エンジンブレーキアクチュエータは、前記エンジンドライブモードの間、収縮する、請求項7記載のエンジンブレーキロッカーアームアセンブリ。
- 戻しばねハウジングに収容された戻しばねをさらに有し、該戻しばねは、前記アクチュエータレバーを前記作動シャフトに向かって移動させるように前記アクチュエータレバーに対して作用する、請求項3記載のエンジンブレーキロッカーアームアセンブリ。
- 前記アクチュエータアセンブリは、前記アクチュエータレバーを作動させるために加圧空気によって空圧式に作動する空圧式アクチュエータを含む、請求項1記載のエンジンブレーキロッカーアームアセンブリ。
- 前記アクチュエータアセンブリは、前記アクチュエータレバーがソレノイド作動によって作動されるソレノイドアクチュエータを含む、請求項1記載のエンジンブレーキロッカーアームアセンブリ。
- 前記アクチュエータアセンブリは、電気機械式作動に基づいて前記アクチュエータレバーが作動する電気機械式アクチュエータを含む、請求項1記載のエンジンブレーキロッカーアームアセンブリ。
- 前記アクチュエータレバーと前記第1のクラウン部材との間に結合された第1のフィンガと、前記アクチュエータレバーと前記第2のクラウン部材との間に結合された第2のフィンガとをさらに備える、請求項5記載のエンジンブレーキロッカーアームアセンブリ。
- 前記排気ロッカーアームに配置され、前記第1の排気弁および前記第2の排気弁に係合した弁ブリッジに係合するように構成された、スピゴットアセンブリをさらに備える、請求項1記載のエンジンブレーキロッカーアームアセンブリ。
- 燃焼エンジンモードおよびエンジン制動モードにおいて作動可能なエンジンブレーキロッカーアームアセンブリであって、該エンジンブレーキロッカーアームアセンブリは、第1の排気弁および第2の排気弁を選択的に開放させ、
ロッカーシャフトと、
前記ロッカーシャフトを収容し、該ロッカーシャフトを中心に回転するように構成された排気ロッカーアームを有する排気弁ロッカーアームアセンブリと、
エンジンブレーキアクチュエータ、アクチュエータレバー、アクチュエータピストンおよびアクチュエータばねを有するアクチュエータアセンブリと、
前記アクチュエータアセンブリと協働するラッチピンアセンブリと、を備え、
(i)前記燃焼エンジンモードでは、前記アクチュエータピストンおよび前記アクチュエータレバーは、前記第1の排気弁および前記第2の排気弁が同時に移動するように引っ込められており、(ii)前記エンジン制動モードでは、前記アクチュエータピストンおよび前記アクチュエータレバーは、前記ラッチピンアセンブリが前記エンジンブレーキアクチュエータをロックするように前方位置にある、
エンジンブレーキロッカーアームアセンブリ。 - 前記エンジンブレーキアクチュエータは、前記排気弁ロッカーアームの内径に沿って摺動可能に収容されており、前記エンジンブレーキアクチュエータは、前記エンジンブレーキロッカーアームによる押し付けにより選択的に並進可能であり、前記エンジンブレーキアクチュエータは、ひいては、前記エンジン制動モードの間に前記第1の排気弁および前記第2の排気弁のうちの一方を開放させる、請求項16記載のエンジンブレーキロッカーアームアセンブリ。
- 前記ラッチピンアセンブリは、
前記排気ロッカーアームに配置された第1のガイドによって収容された第1のピンと、
前記エンジンブレーキアクチュエータにおける第2のガイドによって収容された第2のピンと、
前記排気ロッカーアームにおける第3のガイドによって収容された第3のピンと、
をさらに備える、請求項16記載のエンジンブレーキロッカーアームアセンブリ。 - 前記第3のピンを前記アクチュエータレバーに向かって押し付ける戻しばねをさらに備える、請求項18記載のエンジンブレーキロッカーアームアセンブリ。
- 前記第1のラッチピンと、前記第2のラッチピンと、前記第3のラッチピンとを整列させるように構成された位置合わせボルトをさらに備える、請求項16記載のエンジンブレーキロッカーアームアセンブリ。
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