JP2018518224A - 折り畳み機構を有する家具 - Google Patents

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Abstract

【解決手段】家具は、床上でフレームを支持するためにフレームに取り付けられた基部を含んでいる。天板がフレームに取り付けられている。フレーム及び/又は天板は、天板の第1及び第2のセクションが可動であるように折り畳み機構に取り付けられているので、天板は、展開配置から折り畳み配置に、またその逆に調節可能である。折り畳み機構は、複数のヒンジに接続された複数のばね要素を含んでおり、それらばね要素は、天板の配置を調節するために必要な力の量と、天板が折り畳み配置と展開配置との間で回転する速度を制御することを助けるように構成されている。【選択図】図1

Description

[関連出願の相互参照]
本願は、2016年4月13日に出願された米国特許出願第15/097,317号及び2015年5月1日に出願された米国仮特許出願第62/155,750号について優先権を主張するものである。
本発明は、テーブルや机のような家具に関している。
テーブルやその他の家具は、大抵の場合、面を支える複数の脚部を有するように構成されている。例えば、テーブルは、天板を支える脚や別の種類の基部を備えてよく、机は、デスクトップを支える脚部や別の種類の基部を備えてよい。このような家具の例は、米国特許第6,164,217号、第6,637,352号、第6,845,723号、第7,066,098号、第7,614,351号、第7,712,422号、第7,845,290号、第7,878,128号、第8,051,784号、第8,069,795号、第8,091,488号、第8,171,863号、第8,297,208号、第8,359,983号、第8,413,593号、第8,578,864号、第8,869,715号、及び、米国特許出願公開第2008/0196635号から理解できるであろう。米国特許第9,265,340号はまた、家具と、家具に使用され得る機構の一例とを開示している。
ある種のテーブル、机、椅子やその他の種類の家具は、折り畳むことができ、スペースを維持するために収納される。例えば、折り畳み椅子は、座れるように座席が配置される形態から、座席が鉛直に向けられた折り畳み配置へと折り畳まれるように構成されてよく、占める床面積を少なくして、複数の折り畳み椅子をコンパクトに入れ子にできるような、互いに積み重ねできる構成が提供される。別の例としては、テーブルは、折り畳まれてテーブルの脚部が天板の下に畳まれるように構成されてよく、その結果、テーブルは、テーブルの収納のために要するスペースがより小さくてコンパクトな構成で収納され得る。このような折り畳まれたテーブルは、互いに積み重ねられて、又は互いに隣接するように置かれて、収納されてよい。
しかしながら、使用配置からよりコンパクトな形態に移行するように構成された家具は、しばしば問題となり得る。例えば、容易に折り畳まれるように設計されたテーブルは、テーブルを使用配置から折り畳み配置に、又はその逆に調整する際に、使用者が誤って挟まれやすいところ(pinch point)に指を挟み込むことを起こし得る。
家具と、家具用折り畳み機構と、そのような家具及び/又はそのような折り畳み機構を使用する方法が提供される。幾つかの実施形態では、家具は、構造体が、使用配置から、積み重ね配置、入れ子配置、又は他の種類の収納配置のような収納配置に移行可能とするように、構造体の配置をロック解除するために作動可能な折り畳み機構を含んでよい。本方法の幾つかの実施形態では、構造体が使用配置から収納配置に移動する前に、そのような折り畳み機構の実施形態を使用してよい。本発明の方法の実施形態はまた、収納配置に移行して収納場所に配置された後、使用のために家具をその使用配置に戻すような折り畳み機構の作動又は使用を可能にする。
幾つかの実施形態では、家具は、基部と、基部に接続されたフレームと、フレームに接続された天板と、天板が展開配置から折り畳み配置に移行できるように天板の第1のセクションと天板の第2のセクションとが互いに対して移動可能であるように、フレーム及び天板の少なくとも一方に接続された折り畳み機構とを備えている。折り畳み機構は、複数のヒンジと、複数のヒンジに取り付けられた複数のばね要素とを備えている。
幾つかの実施形態では、複数のヒンジは、第1のヒンジと第2のヒンジを含んでおり、複数のばね要素は、第1のばね要素、第2のばね要素、第3のばね要素、及び第4のばね要素を含んでいてよい。第1のヒンジと第2のヒンジとは、互いに離間している。第1のばね要素は、第1のヒンジの第1の部分に接続されてよく、第2のばね要素は、第1のヒンジの第2の部分に接続されてよく、第3のばね要素は、第2のヒンジの第1の部分に接続されてよく、第4のばね要素は、第2のヒンジの第2の部分に接続されてよい。ばね要素の各々は、トーションばねとして構成されてよく、又は、別の種類のばね要素(例えば、エラストマーばね要素など)として構成されてもよい。
幾つかの実施形態では、家具は、複数のヒンジは、第1のヒンジ、第2のヒンジ、及び第3のヒンジを含むように構成されてよい。第2のヒンジは、第1のヒンジと第3のヒンジとの間に配置されてよい。ヒンジは互いに離間していてよい。各ヒンジは、第2の部分に対して回転軸回りで回転可能な第1の部分を有してよい。第1のヒンジの回転軸が、第2のヒンジの回転軸及び第3のヒンジの回転軸と揃えられることで、天板が展開配置から折り畳み配置へと移行する場合に天板の第1のセッションが回転する回転軸が規定されてよい。例えば、第1のヒンジの回転軸は、第2のヒンジの回転軸と直線状に揃えられてよく、更に、第3のヒンジの回転軸と直線状に揃えられてよい。
折り畳み機構は、他の要素を含んでいてよい。例えば、折り畳み機構は、複数のアームを含んでいてよい。幾つかの実施形態では、複数のアームは、第1のアーム、第2のアーム、第3のアーム、及び第4のアームを含んでいてよい。第1及び第3のアームは、天板の第1のセクションに取り付けられてよく、第2及び第4のアームは、天板の第2のセクションに取り付けられてよい。第1、第2及び第3のヒンジを含むそのような実施形態においては、複数のばね要素は少なくとも、第1のヒンジの第1の部分と第2のアームとの間に第1のばね要素が接続され、第2のばね要素が、第1のヒンジの第2の部分と第1のアームとの間に接続され、第3のばね要素が、第3のヒンジの第1の部分と第4のアームとの間に接続され、第4のばね要素が、第3のヒンジの第2の部分と第3のアームとの間に接続され、第5のばね要素が、第2のヒンジの第2の部分と第1のアームとの間に接続され、第6のばね要素が、第2のヒンジの第2の部分と第3のアームとの間に接続され、第7のばね要素が、第2のヒンジの第1の部分と第2のアームとの間に接続され、第8のばね要素が、第2のヒンジの第1の部分と第4のアームとの間に接続されるように配置されてよい。第1のアームは、天板が展開配置にあるときに、第1のヒンジの第2の部分と第2のヒンジの第2の部分との間で天板の下側で延びるように配置されてよく、天板が展開配置にある場合、第2のアームは、第1のヒンジの第1の部分と第2のヒンジの第1の部分との間で天板の下側で延びており、天板が展開位置にある場合、第3のアームは、第2のヒンジの第2の部分と第3のヒンジの第2の部分との間で天板の下側で延びるように配置されてよく、天板が展開位置にある場合、第4のアームは、第2のヒンジの第1の部分と第3のヒンジの第1の部分との間で天板の下側で延びるように配置されてよい。第1のアームは、第2のアームから離間していてよく、第4のアームは、第3のアームから離間していてよい。幾つかの実施形態では、第1及び第3のアームは別々のアームであってもよく、他の実施形態では、それらは単一構造(例えば、ビーム、レール、ロッド、又は他の種類のアーム状構造)のセグメントであってよい。第2及び第4のアームは別個のアームであってもよく、又は単一の構造(例えば、ビーム、ロッド、レール又は他の種類のアーム状構造)のセグメントであってよい。
幾つかの実施形態では、フレームは、第2のヒンジの第1の部分に隣接して配置された第1のクロス部材と、第2のヒンジの第2の部分に隣接して配置された第2のクロス部材とを含んでいてよい。第1のクロス部材は、第1及び第3のヒンジの第1の部分に隣接して配置されてよい。第2のクロス部材は、第1及び第3のヒンジの第2の部分に隣接して配置されてよい。第1及び第2のヒンジのみが存在する実施形態では、第1のクロス部材は、第1及び第2のヒンジの第1の部分に隣接して配置され、第2のクロス部材は、第1及び第2のヒンジの第2の部分に隣接して配置されてよい。
折り畳み機構は、他の要素を含んでいてよい。例えば、折り畳み機構は更に、第1のクロス部材から第1の脚部へと延びる第1の細長部材であって、第1の細長部材の第1の端部は、第1のクロス部材に回転可能に接続されており、第1の細長部材の第2の端部は、第1の脚部に回転可能に接続されている、第1の細長部材を備えていてよい。折り畳み機構は更に、第2のクロス部材から第2の脚部へと延びる第2の細長部材であって、第2の細長部材の第1の端部は、第2のクロス部材に回転可能に接続されており、第2の細長部材の第2の端部は、第2の脚部に回転可能に接続されている、第2の細長部材を備えていてよい。折り畳み機構は更に、これらの細長部材に接続されたばね要素を含んでいてよい。例えば、第1の細長部材の第2の端部と第1の脚部との間に接続された第9のばね要素と、第2の細長部材の第2の端部と第2の脚部との間に接続された第10のばね要素とが存在してよい。これらのばね要素は、トーションばね又は別の種類のばね要素であってよい。
基部は、天板を床上で支持するための異なる複数の配置及び構造体を含むように構成されてよい。例えば、基部は、第1の脚部及び第2の脚部を含んでいてよい。他の実施形態では、基部は2つより多くの脚部(例えば、第3の脚部、第4の脚部など)を含んでいてよい。基部はまた、脚部に取り付けられた台足を含んでいてよい。台足は、幾つかの実施形態では、キャスタ又はグライドであってよい。
フレームは、複数の様々な構成を有していてよい。幾つかの実施形態では、フレームは、天板の第1のセクションに接続された第1の部分と、天板の第2のセクションに接続された第2の部分とを備えており、天板が展開配置にある場合、天板の第1のセクション及び第2のセクションの近接する端部は互いに接触、又は互いに接近しており、天板が展開配置にある場合、近接する端部は互いに向き合っていてよく、天板が展開配置から折り畳み配置に調節されると、近接する端部は、互いに離れるように移動し、天板が折り畳み配置にある場合、近接する端部は同じ方向を向いていてよい。
家具は、可動テーブルなどのテーブルとして構成されてよい。他の実施形態では、家具は、机、カウンタ、ベンチ又は他の家具であってよいと考えられる。
家具は、フレーム及び折り畳み機構の少なくとも一方に接続されたロック装置を含んでいてよい。ロック装置は、ロック位置から解除位置に調節可能であって、ロック位置にある場合に、天板が展開配置から折り畳み配置に移行するのを防止するように構成されている。
幾つかの実施形態では、家具には、第1のヒンジと第2のヒンジとが存在しており、家具は、第1のアームと、第2のアームと、第3のアームと、第4のアームとを備えており、複数のバネ要素は、第1のヒンジの第1の部分と第2のアームとの間に接続された第1のばね要素と、第1のヒンジの第2の部分と第1のアームとの間に接続された第2ばね要素と、第2のヒンジの第1の部分と第4のアームとの間に接続された第3のばね要素と、第2のヒンジの第2の部分と第3のアームとの間に接続された第4のばね要素と、を含んでいるように構成されてよい。第1のヒンジの第1の部分と第1のヒンジの第2の部分との間に接続された第1の歯車アセンブリと、第2のヒンジの第1の部分と第2のヒンジの第2の部分との間に接続された第2の歯車アセンブリとが存在してよい。第1のヒンジの第1の部分は、第1のヒンジの第2の部分に対して回転軸回りに回転可能であってよく、第2のヒンジの第1の部分は、第2のヒンジの第2の部分に対して回転軸回りに回転可能であってよい。第1のヒンジの回転軸が第2のヒンジの回転軸と揃えられることで、天板が展開配置から折り畳み配置に移行する場合に天板の第1のセクションが回転可能な回転軸が規定されてよい。このような実施形態では、第1のアームは、天板が展開配置にある場合には天板の下に配置され、第2のアームは、天板が展開配置にある場合には天板の下に配置され、第3のアームは、天板が展開配置にある場合には天板の下に配置され、第4のアームは、天板が展開配置にある場合には天板の下に配置されると考えられる。第4のアームは第3のアームから離間してよく、第1のアームは第2のアームから離間してよい。
家具の任意の実施形態を使用する方法も提供される。当該方法は、天板を展開配置から折り畳み配置に調節する工程と、天板を折り畳み配置から展開配置に調節する工程とを含んでいる。天板を展開配置から折り畳み配置に調節する工程は、家具の脚部が互いに接近するように動かされる間に複数のヒンジの高さが大きくなるように行われてよく、天板を折り畳み配置から展開配置に調節する工程は、家具の脚部が互いに離れるように動かされる間に複数のヒンジの高さが小さくなるように行われてよい。
本発明のその他の詳細、目的及び利点は、幾つかの典型的な実施形態及びそれらを実施する典型的な方法に関する以下の説明が進むにつれて明らかになるだろう。
折り畳み機構を有する家具の例示的な実施形態と、その折り畳み機構の実施形態とが添付の図面に示されており、それらを実施する例示的な幾つかの方法も図面に示されている。図面で使用される同じ参照番号は、同様な構成要素を示すことに留意のこと。
図1は、第1の配置にある家具の第1の例示的な実施形態の上面図である。家具の第1の例示的な実施形態の天板3は、図1において破線で概略的に示されており、家具の折り畳み機構の要素がより明確に見えるようになっている。 図2は、第1の配置にある家具の第1の例示的な実施形態の側面図である。家具の折り畳み機構の要素をより良く説明するために、天板3は削除されている。 図3は、第1の配置にある家具の第1の例示的な実施形態の斜視図である。家具の折り畳み機構の要素をより良く説明するために、天板3は削除されている。 図4は、第1の配置にある家具の第1の例示的な実施形態の斜視図である。家具の折り畳み機構の要素をより良く説明するために、天板3は削除されている。 図5は、家具の第1の例示的な実施形態の折り畳み機構の部分図である。ばね要素及び/又は他の要素を収容するために折り畳み機構に含まれ得る筐体要素は、収容されるこれらの構成要素を図示するために削除されている。 図6は、家具の第1の例示的な実施形態の折り畳み機構の部分図である。ばね要素及び/又は他の要素を収容するために折り畳み機構に含まれ得る筐体要素は、収容されるこれらの構成要素を図示するために削除されている。 図7は、家具の第1の例示的な実施形態の折り畳み機構の部分図である。ばね要素及び/又は他の要素を収容するために折り畳み機構に含まれ得る筐体要素は、収容されるこれらの構成要素を図示するために削除されている。 図8は、家具の第1の例示的な実施形態の折り畳み機構の部分図である。ばね要素及び/又は他の要素を収容するために折り畳み機構に含まれ得る筐体要素は、収容されるこれらの構成要素を図示するために削除されている。 図9は、折り畳み配置である家具の第1の例示的な実施形態の斜視図である。 図10は、折り畳み配置である家具の第1の例示的な実施形態の側面図である。
図1乃至図10を参照すると、家具1は、基部5によって支持された天板3を含んでいる。家具1は、テーブル、机、又はその他の種類の家具として構成されてよい。家具が机として構成されている場合、天板3はデスクトップと考えられるであろう。
基部は、台足7を含んでいる。台足7は、床に沿って転動するキャスタのような床接触構造であってよく、パッド又はグライダーパッドのような移動しない床接触構造であってよい。台足7が、基部5の脚部8又はその他の要素に取り付けられてよい。脚部8は、フレーム2へと延びており、フレーム2は、家具1が図1乃至図4に示す第1の配置のような使用配置にある場合に台足7及び脚部8が天板3を支持できるように、脚部8を天板3に取り付けるように構成されている。幾つかの実施形態では、基部5は、水平な細長い支持部材8dに取り付けられた垂直に延びる脚部8を含んでよく、支持部材8dは、フレーム2及び天板3を支持するために脚部をフレーム2に取り付けるように構成されている。
天板3の第1の配置では、天板は、水平又は実質的に水平になるように方向付けられている(例えば、上面は水平であり、天板3の長さLに沿って水平から10°以内にあり、又は、天板3の長さLに沿って且つ天板の幅Wに沿って水平から5°以内にある)。例えば、天板3の第1の側にある天板の第1の縁3cは、天板の第1の側の反対側にある天板の第2の側における第2の縁3dと同じ高さにあってよく、又は実質的に同じ高さにあってよい(例えば、25センチメートル以内、15センチメートル以内など)。また、第1の側と第2の側の間に位置する天板3の前端3e及び後端3fの各々は、天板3の第1の側の第1の縁3c及び第2の側の第2の縁3dの高さと同じ高さであってよく、又は実質的に同じ高さであってよい(例えば、25センチメートル以内、15センチメートル以内など)。
天板3に取り付けられるように構成された家具のフレーム2は、多角形構造、円形構造、又はその他の構造を有する天板3に取り付けられるように構成することができる。例えば、天板は、平坦な上面を有する矩形構造であってよく、平坦な上面を有する円形構造であってもよい。他の実施形態では、天板3は正方形であって、平坦な上面、或いは、上向き又は下向きに僅かに傾斜した上面を有する(例えば、上面の上又は下への傾斜角度は、1°乃至10°、0°乃至5°、又は0°乃至10°とされる)。
天板3は、天板3が折り畳み可能となるようにフレームの異なるセクションに別々に取り付けられた2つの構成要素を含むように構成されてよい。例えば、天板3は、第1のセクション3a及び第2のセクション3bを有してよい。これらの第1及び第2のセクションは、第1の配置にある場合に、天板3がその長さL及び幅Wに沿って平坦な表面又は実質的に平坦な表面を有するように、フレーム2を介して一緒に取り付けられてよい。第1のセクション3a及び第2のセクション3bの上面は、天板3が第1の展開配置にある場合に、上を向いてよい。第1のセクション3a及び第2のセクション3bは、天板が展開配置にある場合に、天板3の幅Wに沿って分離可能であってよい。幾つかの実施形態では、第1及び第2のセクションは夫々、天板3の上面の面積の半分を規定しており、天板の幅Wについて延びる軸に沿って分離可能であり、及び/又は、天板のWに沿って折り畳み可能である。他の実施形態では、 第1のセクション3a及び第2のセクション3bは、天板3が展開配置にある場合に、天板3の長さLに沿って延びる軸に沿って分離可能及び/又は折り畳み可能であってよく、天板3が展開配置にある場合に、各々が、天板3の上面の領域の半分を規定するように構成されてもよい。更に他の実施形態では、天板の第1及び第2のセクションの各々は、天板3が展開配置にある場合に、天板3の上面の面積の半分以下又はそれ以上を占めるように構成されてよい。(例えば、第1のセクション3a又は第2のセクション3bは、天板3が展開配置にある場合に天板3の上面の領域の半分よりも多くを規定してよく、第1及び第2のセクションの他方は、この領域の半分未満を規定してよい)。
第1のセクション3a及び第2のセクション3bは、天板3が第2の配置へと折り畳まれるように互いから分離可能であってよい。第2の折り畳み配置にある場合、第1のセクション3aの上面は、第2のセクション3bの上面が向く方向とは反対の方向に向いてよい(例えば、第1のセクション3aは右を向く一方で第2のセクションは左を向き、或いは、第1のセクション3aが前方を向く一方で、第2のセクション3bは後方を向く)。
家具のフレーム2は、ロック装置11及び/又は折り畳み機構10に取り付けられてよい。ロック装置11は、フレーム2及び/又は折り畳み機構10に結合されて、ロック位置と解除位置との間で調節可能である。ロック装置11がロック位置にある場合、天板が第1の配置から第2の配置へと動かないように、フレーム2及び/又は折り畳み機構10の動きは防止される。ロック装置が解除位置に動かされると、使用者は、天板の第1のセクション3a及び第2のセクション3bを折り畳んで、天板3を第2の折り畳み配置にする力を与えることができる。天板3に取り付けられたフレーム2及び脚部8もまた、天板3が折り畳まれる場合に動いてよい。
例えば、折り畳み機構10は、ロック装置11が解除位置に動かされると、折り畳み機構10を作動させて、天板を第1の配置から第2の配置に折り畳むことができるように、ロック装置11に結合されている。ロック装置11がそのロック位置に動かされると、天板3の第1のセクション3a及び第2のセクション3bの折り畳みをもたらす折り畳み機構10の関節動作(articulating)が防止される。
ロック装置11は、ノブを含んでおり、当該ノブは、天板3の第1のセクション3a及び第2のセクション3bを連結するヒンジ要素の歯車アセンブリ又は他の部分における少なくとも1つの歯車の1又は複数の歯と係合し、係合解除するようにデテントを回転することができる。他の実施形態では、ロック装置は、ノブ又はその他の種類のハンドルを含んでいる。当該ハンドルは、直線的に移動可能であり、天板3の第1のセクション3a及び第2のセクション3bの回転運動をロック及び解除するために、ヒンジ要素の歯車アセンブリ又は他の部分の少なくとも1つの歯車と係合し、係合解除するようにロッド又はその他の種類の部材を移動させる。 幾つかの実施形態においては、ロック装置11は、バー又はその他の剛性要素を含んでよく、当該剛性要素が、ヒンジアセンブリの長さに沿って延びることで、ヒンジアセンブリの回転が防止されて、それによって天板3の折り畳みが防止される。例えば、バー又はロッドは、それに接続されたアクチュエータを介して動作可能であって、第1の細長部材37aに沿って直線的に移動し、ヒンジアセンブリの少なくとも第1のヒンジ13aの一部に移動して、第1のヒンジ13aの動きをロックする。その部材は、剛性部材が第1のヒンジ13aから離れて、天板3を折り畳むためのヒンジの回転を十分に可能にするように、ロック位置から解除位置へと移動可能であってよい。
ロック装置11の更に別の実施形態では、ロック装置11は、複数の摩擦ディスクを含んでいてよく、これらの摩擦ディスクは、ヒンジアセンブリの一部を摩擦ディスクに接続するコネクタの回転又は直線運動によって互いに圧迫され、又は緩められる。摩擦ディスクがヒンジアセンブリの可動部分と係合することで、ヒンジアセンブリの位置をロックするための摩擦を引き起こして折り畳みが防止されてよく、摩擦ディスクは、コネクタを介して摩擦ディスクに接続されたアクチュエータの操作によって圧迫され、緩められる。摩擦ディスクの緩みが十分にロック装置を解除位置にし、摩擦ディスクの圧迫が、ヒンジ運動によるロック装置の折り畳みを防止するロック位置に置くことができるように、摩擦ディスクは、互いに隣接するようにコネクタに配置されてよい。例えば、摩擦ディスクが、少なくとも1つのヒンジと係合するように圧迫されることで、第1のヒンジ部分が他のヒンジ部分に対して回転することが防止されてよい。これによって、ロック装置がロック位置にあって、ヒンジの動きをロックするために摩擦ディスクが互いに緊密に配置されていると、天板は、展開配置から移行することができない。幾つかの実施形態では、第1の方向のコネクタの回転は、摩擦ディスクの緩めをもたらし、反対である第2の方向のコネクタの回転は、摩擦ディスクの圧迫をもたらしてよい。このようなコネクタに結合されたアクチュエータの操作は、このような回転をコネクタに与えるように構成されてよい。
折り畳み機構10は、直線状に整列して離間した複数のヒンジを含んでよい。幾つかの実施形態では、ヒンジの並びは、第1のヒンジ13a、第2のヒンジ13b、及び第3のヒンジ13cを含んでよい。各ヒンジは、他のヒンジから離間して配置されて、そのヒンジの回転軸又は何らかの回転の軸は、他の全てのヒンジの回転軸と揃えられてよい。第2のヒンジ13bは、第1のヒンジ13aと第3のヒンジ13cの間に配置されてよい。第1のヒンジは、天板3の第1の側に隣接して配置されてよく、第3のヒンジ13cは、天板3の第2の側に隣接して配置されてよい。第2のヒンジ13bは、第1のヒンジ13aと第3のヒンジ13cの間で、天板3の中央又は中間部分に隣接して配置されてよい。第2のセクション3bに対して直線的に揃えられたヒンジの回転軸で規定される回転軸回りで移動できる第1のセクション3aをフレームが有するように、第1、第2及び第3のヒンジ13a乃至13cの各々は、フレームに接続されてよい。ヒンジの回転軸は、天板の第1のセクション3a及び第2のセクション3bが回転可能な水平な回転軸を規定してよい。この水平軸は、天板3が展開配置にある場合に、天板3の幅Wに沿って延びてよい。他の実施形態では、離間したヒンジによって規定される水平な回転軸は、天板3の長さLに沿って延びてよい。
第1のヒンジ13aは、第2の部分46aに回転可能に結合された第1の部分44aを有してよい。第2のヒンジ13bは、第2の部分46bに回転可能に取り付けられた第1の部分44bを有してよい。第3のヒンジ13cは、第2の部分46cに回転可能に取り付けられた第1の部分44cを有してよい。各ヒンジの回転軸は、他のヒンジの回転軸に平行であって、これらの回転軸と直線状に揃えられて、単一の回転軸を規定している。展開配置と折り畳み配置の間で天板3の第1のセクション3a及び第2のセクション3bが動くことによって、当該単一の回転軸回りで、天板3が折り畳まれて、展開する。天板3の第1のセクション3aは、これらのヒンジの第1の部分44a,44b,44cに取り付けられ、天板3の第2のセクション3bは、これらのヒンジの第2の部分46a,46b,46cに取り付けられてよい。これらのヒンジの回転軸回りでの第2の部分に対する第1の部分の動きは、第1のセクション3aと第2のセクション3bの近接縁が、天板3が展開配置にある場合に互いに隣り合うようにし、天板3が図1乃至図4に示す開放配置から折り畳み配置に移行する際に、互いに離れるように移動するようにされる。第1のセクション3aと第2のセクション3bの近接縁は、天板が第1の展開配置に移行するまで互いに向かって移動する。展開配置では、第1のセクション3aと第2のセクション3bの近接縁は互いに向き合う。
展開配置にある場合、天板3の第1のセクション3aと第2のセクション3bの近接縁は互いに接触してよく、又は互いに隣接して配置されてよい(例えば、間隙は、0.01センチメートル乃至3センチメートル、或いは0.1乃至2センチメートルにされる)。天板の第1のセクション3aと第2のセクション3bが移動して天板3がその折り畳み配置にある場合、近接する縁は同じ方向に向いてよく(例えば、同じ方向に上向き、下向きに、又は横向き)、互いに向かい合っていなくてよい。
折り畳み機構10は、複数のアームを含んでよく、これらのアームは、離間して配置されて、直線状に揃えられたヒンジ間に配置されてよい。これらのアームの各々は、天板がその展開配置にある場合に天板3の下に配置されてよい。例えば、第1のアーム15と第2のアーム17は、第1のヒンジ13aと第2のヒンジ13bの間に延びてよい。別の例では、第3のアーム16及び第4のアーム18が、第2のヒンジ13bと第3のヒンジ13cの間に延びてよい。第1のアーム15及び第3のアーム16は、ヒンジに取り付けられることで、天板の第1のセクション3aに取り付けられてよく、第2のアーム17及び第4のアーム18は、ヒンジに取り付けられることで、天板3の第2のセクション3bに取り付けられてよい。幾つかの実施形態では、第1のアーム15及び第3のアーム16は、第1のヒンジ13aから第3のヒンジ13cに延びる単一のビーム、部材、又は他のタイプのアーム構造の一部であってよい。第2のアーム17及び第4のアーム18は、第1のヒンジ13aから第3のヒンジ13cまで延びる単一のビーム、レール、又は他のタイプのアームの一部であってよい。他の実施形態では、第1のアーム15、第2のアーム17、第3のアーム16及び第4のアーム18の各々は、第2のヒンジ13bと第1のヒンジ13a又は第3のヒンジ13cとの間のような異なるヒンジ間に延びる別個のアーム構造であってよい。
更に、フレーム2は、ヒンジから延びる細長いフレーム要素と、天板3を支持するために天板3に取り付けられるように構成された他のフレーム要素とを含んでよい。例えば、フレーム2は、第1の細長部材37aであって、第1の細長部材37aの第1の端部に隣接する第1のヒンジ13aにおける第1の部分44aに取り付けられた第1の細長部材37aと、第2の細長部材35aであって、第2の細長部材35aの第1の端部に隣接する第1のヒンジ13aの第2の部分46aに取り付けられた第2の細長部材35aと、第3の細長部材37cであって、第3の細長部材37cの第1の端部に隣接する第3のヒンジ13cの第1の部分44cに取り付けられた第3の細長部材37cと、第4の細長部材35cであって、第4の細長部材35cの第1の端部に隣接する第3のヒンジ13cの第2の部分46cに取り付けられた第4の細長部材35cとを含んでいてよい。フレームはまた、横方向に延びる第1の端部材41a及び第2の端部材41bを含んでよい。第1の端部材41aは、天板の後端3fに近接して第1の細長部材37aと第3の細長部材37cとの間に延びてよく、その両端部は、それら細長部材の第2の端部に近接して第1の細長部材37aと第3の細長部材37cに連結されてよい。第2の端部材41bは、天板3の前端3e近接して第2の細長部材35aと第4の細長部材35cとの間に延びてよく、それら細長部材の第2の端部に隣接して第2の細長部材35aと第4の細長部材35cに連結されてよい。
第1のクロス部材41cと第2のクロス部材41dのような、第1の細長部材37aと第3の細長部材37cの間に延びる少なくとも1つのクロス部材と、第2の細長部材35aと第4の細長部材35cの間に延びる少なくとも1つの更なるクロス部材とがあってよい。第1のクロス部材41c及び第2のクロス部材41dの両端部は、それらの間に延在する異なる部材に接続されてよい。例えば、第1のクロス部材41cの第1の端部は、第1の細長部材37aに取り付けられてよく、第1のクロス部材41cの第2の端部は、第3の細長部材37cに取り付けられてよい。第2のクロス部材41dの第1の端部は、第2の細長部材35aに取り付けられてよく、第2のクロス部材41dの第2の端部は、第4の細長部材35cに取り付けられてよい。第1のクロス部材41c及び第2のクロス部材41dは、ヒンジの近傍に位置するように細長フレーム部材に接続されてよい。例えば、第2のヒンジ13bの第1の部分44bと第1のクロス部材41cの中間部分との間に隙間が設けられて、第2のヒンジ13bの第2の部分46bと第2のクロス部材41dの中間部分との間に隙間が設けられるように、これらのクロス部材は、第2のヒンジ13bの付近に配置されてよい。
フレーム2のクロス部材、端部材、及び細長部材の各々は、それらの部材の夫々に天板が取り付けられるように構成されてよい。ファスナ、接着剤及び/又は他のタイプの締結機構を使用して、天板3の底面を細長部材、端部材、及びクロス部材に接合してよい。
天板3が展開配置から折り畳み配置に移行すると、第1のセクション3aと第2のセクション3bが分離されるように(又は、天板3が展開配置にある場合に第1のセクション3aと第2のセクション3b間に間隙が存在する実施形態では、更に離されるように)、天板の異なるセクションは、異なる細長部材、端部材、及びクロス部材に別々に固定されるか、取り付けられている。例えば、天板の第1のセクション3aは、第2の細長部材35a、第4の細長部材35c、第2の端部材41b、第2のクロス部材41d、第1、第2及び第3のヒンジ13a,13b、13cの第2の部分46a,46b,46cに取り付けられた多角形状又は他の形状の上部構造であってよい。天板3の第2のセクション3bは、第1の細長部材37a、第3の細長部材37c、第1の端部材41a、第1のクロス部材41c、第1、第2及び第3のヒンジ13a,13b、13cの第1の部分44a、44b,44cに取り付けられてよい。
折り畳み機構10はまた、第2のヒンジ13bから基部5まで、又は、クロス部材の個々の1つから基部5まで延びる傾斜した細長部材を含んでよい。例えば、折り畳み機構10は、第5の細長部材39a及び第6の細長部材39bを含んでいる。これらの傾斜した第5の細長部材39a及び第6の細長部材39bは、天板3に直接取り付けられなくてよく、フレーム2の1又は複数のヒンジ及び/又は他の部分を介して天板に接続されてよい。
第5の細長部材39aは、第2のヒンジ13bの第2の部分46b及び/又は第2のクロス部材41dの付近から、基部の第1の脚部8aの第1の部分25aまで延びてよい。第6の細長部材39bは、第2のヒンジ13bの第1の部分44b及び/又は第1のクロス部材41cの付近から、第1の脚部に対向する第2の脚部8bの第1の部分25bまで延びてよい。第1の脚部8aは、天板の後端に隣接していてよく、第2の脚部は、天板の前端3eに隣接していてよい。天板3を床上で支持するために、第1の脚部8aは、個々の台足7に取り付けられてよく、第2の脚部8bは、個々の台足7に取り付けられてよい。第5の細長部材39aは、第2のヒンジ13bの第2の部分46b又は第2のクロス部材41dに枢動可能に取り付けられた第1の端部を有してよく、第1の端部の反対にあって、第1の脚部8aの第1の部分25に枢動可能に取り付けられた第2の端部を有してよい。第6の細長部材39bは、第2のヒンジ13bの第1の部分44b又は第1のクロス部材41cに枢動可能に取り付けられた第1の端部を有してよく、第1の端部の反対にあって、第2の脚部8bの第1の部分25bに枢動可能に取り付けられた第2の端部を有してよい。
天板を折り畳む間、第5の細長部材39a及び第6の細長部材39bは、それらの枢動連結部回りで回転して、脚部8の動きを容易にする。脚部8は、天板3の折り畳み中に互いに近づくように移動し、天板3の展開中に互いに離れるように移動する一方で、床面に沿って摺動可能又は水平に移動可能である。第5及び第6の細長部材の向きは、折り畳み配置と展開配置の間で天板が動く間に変化する。例えば、折り畳み配置に移行する場合、第5及び第6の細長部材の各々は枢転して、これらの部材は、天板が折り畳み配置になると、実質的に鉛直に又は、天板3が展開配置にある場合と比較してより鉛直になる。第5及び第6の細長部材の向きは、天板3がその展開配置にある場合には、天板3がその折り畳み配置にある場合と比較して、より水平に延びるようにされてよい。
複数のばね要素が、折り畳み機構10の一部であってよい。これらのばね要素は、フレーム2及びヒンジに取り付けられて、天板3の折り畳み及び展開を容易にすることができる。天板の第1のセクション3a及び第2のセクション3bの展開動作は、ばね要素によってもたらされる付勢力に逆らって作用する力を使用者が与えることによって起こるので、使用者が誤って第1のセクション3aと第2のセクション3bとの間に指や手を引っ掛けて、使用者の指又は手が傷つくような機会は減少する。ばね要素によってもたらされるこのような付勢力はまた、天板の第1のセクション3a及び第2のセクション3bを折り畳み配置に向かって回転させる付勢力を与えることで使用者が天板を折り畳むことを助けてよい。幾つかの実施形態では、ばね要素によって提供される付勢力は、第1及び第2のセクションを折り畳み配置に向かって途中まで移動させるのに十分であってよい(例えば、展開配置から折り畳み配置までの道程の5乃至10%だけ第1及び第2のセクションを動かす力が提供される)。
ばね要素は、第1のばね要素21a、第2のばね要素23a、第3のばね要素21c、第4のばね要素23c、第5のばね要素23d、第6のばね要素23e、第7のばね要素23f、第8のばね要素23gを含んでよい。第1のばね要素21aは、第1のヒンジ13aの第1の部分44aと第2のアーム17とに接続されてよい。第2ばね要素23aは、第1のヒンジ13aの第2の部分46aと第1のアーム15とに接続されてよい。第3ばね要素21cは、第4のアーム18と、第3のヒンジ13cの第1の部分44cとに接続されてよい。第4のばね要素23cは、第3のアーム16と、第3のヒンジ13cの第2の部分46cに接続されてよい。第5のばね要素23dは、第1のアーム15と、第2のヒンジ13bの第2の部分46bに接続されてよい。第6のばね要素23eは、第3のアーム16と、第2のヒンジ13bの第2の部分46bとに接続されてよい。第7のばね要素23fは、第2のヒンジ13bの第1の部分44bと、第2のアーム17とに接続されてよい。第8のばね要素23gは、第4のアーム18と、第2のヒンジ13bの第1の部分44bとに接続されてよい。
幾つかの実施形態では、ばね要素の各々は、トーションばねであってもよい。 例えば、幾つかの実施形態では、第1のばね要素21aは、第1のヒンジ13aの第1の部分44aに接続された第1の端部28と、第2のアーム17に接続された第2の端部26とを有するトーションばねであってよい。第2のばね要素23aは、第1のヒンジ13aの第2の部分46aに接続された第1の端部28と、第1のアーム15に接続された第2の端部26とを有するトーションばねであってよい。第3のばね要素21cは、第3のヒンジ13cの第1の部分44cに接続された第1の端部28と、第4のアーム18に接続された第2の端部26とを有するトーションばねであってよい。第4のばね要素23cは、第3のヒンジ13cの第2の部分46cに接続された第1の端部28と、第3のアーム16に接続された第2の端部26とを有するトーションばねであってよい。第5のばね要素23dは、第2のヒンジ13bの第2の部分46bに接続された第1の端部と、第1のアーム15に接続されている第2の端部24とを有するトーションばねであってよい。第6のばね要素23eは、第2のヒンジ13bの第2の部分46bに接続された第1の端部と、第3のアーム16に接続された第2の端部24とを有するトーションばねであってよい。第7のばね要素23fは、第2のヒンジ13bの第1の部分44bに接続された第1端部と、第2のアーム17に接続された第2の端部24とを有するトーションばねであってよい。第8のばね要素23gは、第2のヒンジ13bの第1の部分44bに接続された第1の端部と、第4のアーム18に接続された第2の端部24とを有するトーションばねであってよい。他の実施形態では、第1乃至第8のばね要素は、エラストマーばねの又は他の種類のばね要素のような異なる種類のばねであってもよいと考えられる。幾つかの実施形態では、ばね要素の第1及び第2の端部は、その端部の接続を容易にする舌部又は他の種類の構造として構成されてよく、アーム又はヒンジ部に接続するために、その端部を受け入れ保持するような大きさのスロット又は他の開口内に配置されてよい。
更に、折り畳み機構10は、フレーム2の基部5と細長部材の間に接続されたばね要素を含んでよく、これらのばね要素はまた、天板3を折り畳み配置に向けて付勢する付勢力に寄与してよい。例えば、各脚部8は、脚部8と、対向するフレーム部材35a及びフレーム部材35c又は対向するフレーム部材37a及びフレーム部材37cとの間に取り付けられたばね要素8cを含んでよい。
例えば、各脚部8は、水平で細長い支持部材8dに取り付けられてよい。個々のばね要素8cは、支持部材8dの各端部に隣接して配置されてよく、支持部材8dは、支持部材の端部と、支持部材の端部が枢転可能に接続されるフレーム部材との間に接続されるように構成されている。例えば、第1の脚部8aに取り付けられた支持部材8dの両端部は、第1のフレーム部材37a及び第3のフレーム部材37cに枢着されている。これらの枢着接続部と支持部材8dとの間には、ばね要素8cが接続されてよい。
例えば、第9のばね要素8eは、第2の細長フレーム部材35aに接続された第1の端部と、第1の端部の反対にあって、支持部材8dの第1の端部に接続された第2の端部とを有している。第10のばね要素8fは、第4の細長フレーム部材35cに接続された第1の端部と、第1の端部の反対にあって、支持部材8dの第2の端部に接続された第2の端部とを有している。幾つかの実施形態では、第9及び第10のばね要素の各々は、トーションばねとして構成されて、支持部材8dとフレームの第2の細長部材35a及び第4の細長部材35cとの間に接続されて、天板3の第1のセクション3aが折り畳み配置に向かう動きを付勢するための付勢力を提供してよい。
第2の脚部8bはまた、第1の脚部8aに接続された第9のばね要素8e及び第10のばね要素8fと同様に配置されたばね要素を含んでよい。例えば、第2の脚部8bに取り付けられており、水平に延びる支持部材8dは、第11のばね要素を含んでよく、第11のばね要素は、第1の細長フレーム部材37aに接続された第1の端部と、支持部材8dの第1の端部に接続された第2の端部とを有している。第12のばね要素は、第3の細長フレーム部材37cに接続されたその第1の端部と、支持部材8dの第2の端部に接続された第2の端部とを有してよい。幾つかの実施形態では、第11及び第12のばね要素の各々は、トーションばねとして構成されてよい。
幾つかの実施形態では、折り畳み機構10は、第5の細長部材39a及び第6の細長部材39bに取り付けられたばね要素を含んでおり、これらのばね要素は、天板3を折り畳み配置に付勢する付勢力を提供するように構成されてよいと考えられる。例えば、第1の脚部8aの第1の部分25aの枢動連結部は、第5の細長部材39aの第2の端部に接続された第1の端部と、第1の脚部8aの第1の部分25aに接続された第2の端部とを有する第13のばね要素を含んでよい。別の例では、第2の脚部8bの第1の部分25bの枢動連結部は、第6の細長部材39bの第2の端部に接続された第1の端部と、第2の脚部8bの第1の部分25bに接続された第2の端部とを有する第14のばね要素を含んでよい。第13及び第14のばね要素は、トーションばねであってよい。他の実施形態では、第13及び第14のばね要素は、他の種類のばね要素であってよいと考えられる。
歯車アセンブリ50は、天板3の第1のセクション3aと第2のセクション3bを折り畳み可能に接続する1又は複数のヒンジにおける第1の部分と第2の部分の間に接続されてよい。例えば、第1のヒンジ13a及び第3のヒンジ13cの各々は、別個の歯車アセンブリ50に接続されてよい。各歯車アセンブリ50は、個々のヒンジの第1の部材と第2の部分の間に広がるように構成されてよく、それが接続されるヒンジの各部分が、天板3の折り畳み配置と展開配置の間で、等しく且つ同時に確実に回転するのを助ける。
各歯車アセンブリ50は、第1の歯車52、第2の歯車54、第3の歯車56及び第4の歯車58を含んでよい。幾つかの実施形態では、各歯車は、平歯車、ウォームギア、又はマイタ歯車として構成されてよい。各歯車は、歯を含んでよく、これらの歯は、歯車本体から離れて歯の遠位端へと延びる。歯は、互いに離れており、1つの歯車の歯は、歯車アセンブリの少なくとも1つの他の歯車の歯と噛み合って、その歯車の回転により、その歯車の歯が噛み合う他の歯車も回転する。例えば、第1の歯車52は、第2の歯車54の歯と噛み合う歯を有してよい。第2の歯車54の歯はまた、第3の歯車56の歯と噛み合ってよい。第3の歯車56の歯は、第4の歯車58の歯と噛み合ってよい。第1の歯車52の回転は、第1の歯車52の回転により得られる第2及び第3の歯車の回転と、これらの歯車の噛み合った歯とを介して、第4の歯車58の回転をもたらす。第4の歯車58の回転はまた、第4の歯車58の回転により得られる第2の歯車54及び第3の歯車56の回転と、これら歯車の噛み合った歯とを介して、第1の歯車52の回転をもたらす。
各歯車アセンブリ50は、天板3を折り畳む、即ち、天板3の第1のセクション3a及び第2のセクション3bを折り畳むヒンジの一部の移動が、歯車アセンブリの歯車を回転させるように構成されてよい。歯車アセンブリ50は、ヒンジの第1の部分と第2の部分とを連結して、各部分が他の部分に対して同期して等しく回転できるように構成されてよく、これによって、各部分が実質的に同じ速度で移動し、天板の第1のセクション3a及び第2のセクション3bの折り畳み動作及び展開動作は、同時に、且つ同じ速度又は実質的に同じ速度で行われる(例えば、他方のセクションの回転速度の10%以内、5%以内、また5%乃至15%以内)。
例えば、使用者が展開配置から折り畳み配置へと天板3を折り畳むために力を加えることで、第1のヒンジの第1の部分44aの回転が引き起こされる場合、第1のヒンジ13aの第1の部分44aは、天板の第1のセクション3aに対する力の下方への印加(例えば、天板の前端3eに近接した使用者によって下向きに加えられる力)によって回転を開始してよい。第1の部分44aの回転は、歯車アセンブリの第1の歯車を、その第1の歯車の第1の部分44aへの接続を介して回転させる。その歯車の回転により、歯車アセンブリの他の歯車もそれらの噛合い歯を介して回転し、第1のヒンジ13aの第2の部分44cも、第1のヒンジ13aの第1の部分44aと同時に実質的に同じ速度で回転する。
第1のセクション3aの前端に近接する使用者によるこのような下向きの力はまた、第3のヒンジ13cの第2の部分46cに対する第3のヒンジ13cの第1の部分44cの回転も誘導する。これらの2つの部分の間に接続された歯車アセンブリ50は、その回転を、第1のヒンジ13aの部分の回転と実質的に同時に及び実質的に同じ速度で生じさせる。
別の例としては、使用者が天板3を折り畳み配置から展開配置に展開する力を加えることで第3のヒンジ13cの第2の部分46cの回転が起こると、第3のヒンジ13cの第2の部分46cは、第3のヒンジの第1の部分44cに対して、第3のヒンジ13cのこれらの部分の間に接続された歯車アセンブリ50を介して、実質的に同じ速度で同期して回転する。使用者によって与えられる力は、天板3の後端3fに加えられる引っ張り力であってもよく、天板3が折り畳み配置にある場合には、天板3の後端3fは、天板の第2のセクション3bの下縁とされてよい。第2の部分46cの回転は、歯車アセンブリ50の第4の歯車58を、その第4の歯車58の第2の部分46cへの接続を介して回転させる。第4の歯車58の回転により、歯車アセンブリの他の歯車もそれらの噛み合い歯を介して回転することで、第3のヒンジ13cの第1の部分44cも、第3のヒンジ13cの第2の部分46cと同時に実質的に同じ速度で回転する。
天板の第2のセクション3bが折り畳み配置にある場合に天板の後端3fに近接した使用者が与える引っ張り力はまた、第1のヒンジ13aの第1の部分44aに対する第1のヒンジ13aの第2の部分46aの回転を誘導する。これらの2つの部分の間に接続された歯車アセンブリ50は、その回転を、第3のヒンジ13cの部分の回転と実質的に同時に且つ実質的に同じ速度で生じさせる。
他のヒンジの第1及び第2の部分も、同じようにして実質的に同じ速度で回転してよい。このような同期運動と、折り畳み及び展開の速度とをもたらすことを助けるために、1つの歯車アセンブリのみを使用して、複数のヒンジの1つのヒンジのみの異なる部分が接続されてもよい。他の実施形態では、第1のヒンジ13aの第1の部分と第2の部分の間に配置された第1の歯車アセンブリと、第3のヒンジ13cの第1の部分と第2の部分との間に配置された第2の歯車アセンブリのような、少なくとも2つの歯車アセンブリ50が存在してよい。更に他の実施形態では、第2のヒンジ13bの第1の部分と第2の部分の間に接続された第3の歯車アセンブリが存在してよい。
フレーム2は、天板3の第1の折り畳み可能セクション3a及び第2の折り畳み可能セクション3bに夫々取り付けられた第1及び第2の折り畳み可能セクションを有しており、フレーム2が使用者によって操作されることで、天板が展開されており、使用するために支持されている使用配置から、折り畳み機構10を介して天板の第1のセクション3a及び第2のセクション3bが折り畳まれた折り畳み配置へと、1又は複数の使用者によって家具が折り畳まれる。このような家具の折り畳みによって、基部5もその構成を変えることになってよい。例えば、脚部8は、天板3の折り畳み中に再配置されてよい。このような脚部8の再配置は、天板が折り畳まれる際に起こってよく、ヒンジの高さが増すことで、天板が折り畳まれるのと同時にヒンジの整列された回転軸が規定する回転軸が高くなるように構成されてよい。折り畳み機構10は、使用者がロック装置11を解除位置へと調節した後に、使用者によって作動されてよい。
ロック装置11は、ハンドル又は他のタイプのアクチュエータを含んでよく、これは、ロック装置の位置をロック位置から解除位置に調整するために、回転可能で、直線的に移動可能又は枢転可能である。ロック装置が複数のヒンジの1つ以上に接続されることで、ロック装置11がロック位置にある場合に、ヒンジの第1の部分がヒンジの第2の部分に対して回転軸回りに回転することが防止されてよい。リンクアセンブリ又は他の要素が、ロック装置のハンドル又は他のアクチュエータに結合されてよく、ハンドルの動きにより、リンクアセンブリ又は他の要素が動くことで、ロック装置の位置がロック位置と解除位置の間で調節される。
天板を折り畳むために、使用者は、まず、ロック装置のハンドルを操作することによって、ロック装置11を解除位置に調節してよい。その後、使用者は、天板3の第1のセクション3a又は第2のセクション3bに力を加えて、そのセクションを、天板の第1のセクション3aと天板3の第2のセクション3bが折り畳み配置に移行するまで、第1、第2及び第3のヒンジ13a乃至13cの軸回りに回転させる。それらの軸は、第1のセクション3aと第2のセクション3bが回転する水平軸を規定する。それらの折り畳み配置では、天板の各セクションの向きは、それらの長さが互いに平行又は実質的に平行(例えば、15°以内で平行、又は20°以内で平行)に延びて、それらの幅が互いに平行又は実質的に平行に延びるようにされる。他の実施形態では、折り畳み配置になることで、第1のセクション3aと第2のセクション3bが旋回して、第1の脚部8aに取り付けられた台足が、床に沿って摺動又は転動して第2の脚部8bに取り付けられた台足に近づくように動かされてよい。これによって、折り畳みは配置にある場合に、家具が床面に占める面積がより小さくなる。脚部8のこの動きはまた、ヒンジの高さを増加させることになる。
天板3が折り畳まれる間、ヒンジの第1の部分44a乃至44cとヒンジの第2の部分46a乃至46cの各々は、それらの回転軸回りで回転する。歯車アセンブリ50は、第1のヒンジ13a及び第3のヒンジ13cの少なくとも一方の第1の部分と第2の部分との間に接続されてよく、展開配置から折り畳み配置に移動する際に、第1のセクション3aと第2のセクション3bの回転速度及び同期運動を制御及び調整することを助ける。これらのヒンジのこれらの部分の回転は、第1乃至第4の細長部材37a,35a,37c,及び35cを、ヒンジの軸によって規定される回転軸回りに動かす。また、第1の端部材41a及び第2の端部材41bと、第1のクロス部材41c及び第2のクロス部材41dとは、ヒンジの回転軸によって規定されたこの水平軸回りに回転する。また、それらヒンジと、及び/又は、第1のクロス部材41c及び第2のクロス部材41dとの回転により、第5の細長部材39a及び第6の細長部材39bが移動する。そして、天板3が折り畳まれる間に、第5及び第6の細長部材の動きを介して床に沿って台足が転動又は摺動することによって、第1の脚部8a及び第2の脚部8bが、互いに接近するように移動する。これによって、脚部8が互いに接近するように動くことでヒンジの高さが大きくなる。幾つかの実施形態では、台足が床に係合している場合に天板3が折り畳み状態に調節されると、5の細長部材39a及び第6の細長部材39bは、第2のヒンジ13b付近から脚部8付近へと実質的に水平方向及び鉛直方向に延びる角度配置から、第5の細長部材39a及び第6の細長部材39bが鉛直方向又は実質的に鉛直方向に(例えば、完全に鉛直から5°以内、又は、完全に鉛直から10°以内)延びる略鉛直位置へと動く。
第1乃至第8のばね要素(8つを超えるばね要素を有する幾つかの実施形態の場合、第1乃至第12のばね要素、又は第1乃至第14のばね要素)は、天板がその折り畳み配置に移動する際にヒンジの回転に付勢力を提供することで、展開配置と折り畳み配置の間における第1及び第2のセクションの移動の少なくとも一部について、予め選択された速度範囲で、ヒンジが回転するように構成されてよい。このようなヒンジの回転運動の付勢は、複数の利点を提供する。例えば、家具の配置を意図的に変更するのに十分な力を使用者に要求することができる。別の例では、そのような付勢によって、天板の第1及び第2のセクションが使用者によって妥当な速度で移動されて、使用者が家具の全重量に逆らって一人で押す必要がなくなり、使用者は、天板の折り畳みにおいて過度に働かされることがない。これにより、使用者は、自分の行為を十分に制御することができ、天板3の第1のセクション3aと第2のセクション3bの間などの任意の挟まれやすいところに指や手が引っ掛かってしまうのをより良好に回避することができる。また、歯車アセンブリ50が少なくとも1つのヒンジの第1の部分と第2の部分との間に接続されることで、天板3の折り畳み中に天板3の第1のセクション3aと第2のセクション3bの動作と速度の同期を助けることができる。
幾つかの実施形態では、折り畳み機構における一連のばね要素の使用は、展開配置から折り畳み配置に家具を折り畳むことと、その逆とを、天板の全長に沿って延びて露出する長いコイルばねを使用することなくできるように、家具を設計されるように決められてよい。このようなコイルばねは、一部の使用者にとって審美的に望ましくないことがある。更に、そのような長い露出したコイルばねによって、挟まれやすいところ又は引っかかりやすいところが存在する可能性があるので、このようなコイルばねは、使用者に危険をもたらす。第1乃至第8のばね要素、第1乃至第12のばね要素、又は第1乃至第14のばね要素がトーションばねである家具の実施形態は、家具に対して滑らかできれいな美的影響をもたたらす一方で、長くて露出したコイルばねにより引き起こされ得る問題を回避する。他の実施形態では、ばね要素の各々は、別の種類のばねであってよく、ヒンジ部分が回転する回転速度を、及び/又は、 第5の細長部材39a及び第6の細長部材39bが回転する回転速度を制御するために異なる構成要素の間に接続されて、挟まれやすいところの露出を避けるためにハウジング内に収容されてよい。このようなばね要素は、露出した長いコイルばねとは実質的に異なる効果であって、きれいで滑らかな美的効果を提供するように構成されてよい。
家具の幾つかの実施形態は、折り畳み配置に移行した後、ロック装置を再びロック位置へと作動させて、ヒンジの回転を防止して家具を折り畳み配置にロックするように構成されてよい(例えば、ロック装置が動作すると、歯車アセンブリの歯車と係合して、歯車の回転を防止することで、天板のセクションの位置がロックされてよい)。他の実施形態は、天板の折り畳み配置をロックするロック装置を有していなくてよく、又は、折り畳まれた家具の意図しない展開を防止するために作動される別個の折り畳み配置ロック装置を有していてよい。家具の更に別の実施形態は、ロック装置11を含んでおらず、その結果、ロック装置11の位置決めの調整は不要となっている。
折り畳まれた家具を、保管のために所望の場所に移動させてよい。台足7がキャスタである場合、家具は、所望の収納位置へと使用者によって床に沿って転がされてよい。台足7が静止した台足(例えば、グライド(glide))である場合、使用者は家具を摺動させて、又は折り畳まれた家具を持ち上げて、保管のために所望の場所に移動させてよい。
収納された後、家具は、再び必要とされて、1又は複数の使用者によって使用されるであろう。そして、家具は、収納場所から取り出されて、所望の位置に移動させられるであろう。その後、使用者は、(天板が折り畳まれた後に、ロック装置がロック位置に予め設定されていた場合には)ロック装置を解除位置に調節して、次いで、天板の第1のセクション3a及び第2のセクション3bの少なくとも一方に、引っ張り力及び/又はその他の力を与えて、ヒンジの軸(例えば、第1のヒンジ13a、第2のヒンジ13b、及び第3のヒンジ13cの整列した回転軸)によって規定される回転軸回りで天板のセクションを回転させる。脚部8も、天板3が展開される際に互いに離れるように移動するので、天板3の展開中にヒンジの高さが減少する。1又は複数のヒンジの第1の部分と第2の部分の間に接続された1又は複数の歯車アセンブリは、天板3が折り畳み配置から展開配置へと移行する際に、第1及び第2のセクションの同期運動と、これらのセクションが互いに対して回転する速度とを制御することを助ける。
幾つかの実施形態では、少なくとも1つのダンパが配置されて、第1のセクション3a及び第2のセクション3bの少なくとも一方と、フレーム2又は基部5とに取り付けられてよい。各ダンパは、第1及び第2のセクションが展開配置に移行する前に、第1及び第2のセクションが展開配置へと移動するのに逆らう付勢力を与えて、それらの近接する端部は、互いに接触するか、互いに近づけられる(例えば、近接する端部は、これらの端部を隔てる0.01センチメートル乃至1センチメートルの間の間隙で互いに向かい合う)ように構成されてよい。各ダンパは、第1及び第2のセクションをそれらの展開配置に完全に移動させるために、近接する端部の動きを完了させる反力をもたらすように構成されてよい。これによって、使用者は、第1のセクション3a及び第2のセクション3bの近接する端部の近くで更なる下向きの力を加えてダンパに逆らって作用させて、第1及び第2のセクションを展開配置に移動させることで、天板の展開を完了する必要がある。各ダンパは、第1のセクション3a及び第2のセクション3bが展開配置(展開配置にある場合の5%乃至10%以内)に非常に接近している場合に、そのような反力を提供するように構成されてよい。ダンパをこのように配置及び構成することで、天板3を展開配置に移動させる際に、第1のセクション3a及び第2のセクション3bの近接する端部の間で使用者の指が不用意に傷つくこと、又はつぶされることを防止できる。これは、使用者には、この挟まれやすいところ領域から手が離れることを確実にする時間があり、天板をその展開配置に完全に移動させるために更に力を与えるが求められることによる。
少なくとも1つのそのようなダンパを有する実施形態では、使用者は、第1のセクション3a及び第2のセクション3bをそれらの展開配置に近い位置へと引いた後に、下向きの力を与えることを要求される。その下向きの力は、第1及び第2のセクションの近接する端部の近くにて提供されてよい。この下向きの力は、第1及び第2のセクションをそれらの展開配置へと動かすために、1又は複数のダンパ(例えば、ガススプリング又は他のタイプのダンパ)が与える力よりも大きくてよい。
天板のセクションが展開配置に移動すると、ロック装置が操作されて、ハンドル又は他のアクチュエータの操作を介して、ロック装置がロック位置へと動かされてよい。その後、家具の支持された天板3は、使用状態(例えば、作業用紙やコンピュータを保持し、他の作業のために基部によって支持される作業面を提供する)に置かれる。
家具及び折り畳み機構の実施形態は、様々な異なる設計基準を満たすように修正されてもよいことを理解すべきである。例えば、フレーム2の細長部材、フレームの端部材、フレーム2のクロス部材、及び折り畳み機構10の細長部材は夫々、ロッド、バー、レール、梁のような、適切な任意の種類の材料を含む任意の種類の細長部材であってよく、或いは、木材、金属、ポリマー材料、複合材料又は別の種類の材料で作られた別の種類の細長部材であってよい。別の例としては、3つより多い数のヒンジ又は3つよりも少ない数のヒンジが、家具及び/又は折り畳み機構の実施形態で利用されてよいことを理解すべきである。例えば、幾つかの実施形態は2つのヒンジのみを有しており、別の実施形態は4つ又は5つのヒンジを有していてよい。2つのみのヒンジを有する実施形態では、2つのヒンジは、第1のヒンジ13a及び第3のヒンジ13cであってよく、この場合、第3のヒンジ13cは2つ目のヒンジと考えられる。更に別の例として、天板3は、金属、木材、ポリマー材料、複合材料又は他のタイプの材料などの適切な任意の種類の材料で構成されてよい。更に別の例では、家具の基部5は、家具を床に支持するための様々な多数の設計の何れかを有していてよい。例えば、幾つかの基部の設計については2つを超える脚部が存在してもよい。別の例では、基部5の各脚部8は、1つの台足にのみ取り付けられてよく、又は複数の異なる台足7に取り付けられてよい。更に別の例では、各脚部の形状、長さ、及び幅は、複数の適切な構成の何れかであって、角度が異なる複数のセグメントを含んでおり、特定の審美的効果を提供し、及び/又は他の設計基準を満たしてよい。更に別の例では、第1のヒンジ13a及び第3のヒンジ13cの第1及び第2の部分は、細長フレーム部材に固定された、又は、このようなフレーム部材に一体化された別個の部材として構成されてよい。更に、幾つかの実施形態では、フレーム2の要素は、折り畳み機構10の構成要素(例えば、第1の細長部材37a、第2の細長部材35a、第3の細長部材37c及び第4の細長部材37cと、第1のクロス部材41c及び第2のクロス部材41d)とみなされてよい。更に別の例として、フレーム2及び天板3は、特定の組の設計基準を満たすために、任意の種類の所望の形状を有するような大きさ及び構成にされてよく、例えば、円形、多角形、不規則形状、長方形、又は他の種類の形状又は構造とされてよい。更に別の例では、家具の実施形態は、ロック装置11を備えていなくてもよい。
このように、家具と家具用の折り畳み機構と、それらの製造方法及び使用方法とについて特定の例示的な実施形態を本明細書で説明及び例示したが、本発明はそれらに限定されず、添付の特許請求の範囲内で様々に具体化されて実行されてよいことが理解されるべきである。

Claims (20)

  1. 基部と、
    前記基部に接続されたフレームと、
    前記フレームに接続された天板と、
    前記天板が展開配置から折り畳み配置に移行できるように前記天板の第1のセクションと前記天板の第2のセクションとが互いに対して移動可能であるように、前記フレーム及び前記天板の少なくとも一方に接続された折り畳み機構と、
    を備えており、前記折り畳み機構は、
    複数のヒンジと、前記複数のヒンジに取り付けられた複数のばね要素と、
    を備えている、家具。
  2. 前記複数のヒンジは、第1のヒンジと第2のヒンジを含んでおり、前記複数のばね要素は、第1のばね要素、第2のばね要素、第3のばね要素、及び第4のばね要素を含んでおり、前記第1のばね要素は、前記第1のヒンジの第1の部分に接続されており、前記第2のばね要素は、前記第1のヒンジの第2の部分に接続されており、前記第3のばね要素は、前記第2のヒンジの第1の部分に接続されており、前記第4のばね要素は、前記第2のヒンジの第2の部分に接続されている、請求項1に記載の家具。
  3. 前記複数のばね要素の各々は、トーションばねで構成されているか、トーションばねである、請求項2に記載の家具。
  4. 前記複数のヒンジは、第1のヒンジ、第2のヒンジ、及び第3のヒンジを含んでおり、前記第2のヒンジは前記第1のヒンジと前記第3のヒンジの間にあり、
    前記複数のヒンジは、互いに離間しており、
    前記複数のヒンジの各々は、第2の部分に対して回転軸回りで回転可能な第1の部分を有しており、
    前記第1のヒンジの回転軸が、前記第2のヒンジの回転軸及び前記第3のヒンジの回転軸と揃えられることで、前記天板が前記展開配置から前記折り畳み配置へと移行する場合に前記天板の第1のセッションが回転する回転軸が規定される、請求項1に記載の家具。
  5. 前記折り畳み機構は、
    第1のアームと、
    第2のアームと、
    第3のアームと、
    第4のアームと、
    を備えており、
    前記複数のばね要素は、
    前記第1のヒンジの第1の部分と前記第2のアームとの間に接続された第1のばね要素と、
    前記第1のヒンジの第2の部分と前記第1のアームとの間に接続された第2のばね要素と、
    前記第3のヒンジの第1の部分と前記第4のアームとの間に接続された第3のばね要素と、
    前記第3のヒンジの第2の部分と前記第3のアームとの間に接続された第4のばね要素と、
    前記第2のヒンジの第2の部分と前記第1のアームとの間に接続された第5のばね要素と、
    前記第2のヒンジの第2の部分と前記第3のアームとの間に接続された第6のばね要素と、
    前記第2のヒンジの第1の部分と前記第2のアームとの間に接続された第7のばね要素と、
    前記第2のヒンジの第1の部分と前記第4のアームとの間に接続された第8のばね要素と、
    を含んでいる、請求項4に記載の家具。
  6. 前記第1のアームは、前記第1のヒンジの第2の部分と前記第2のヒンジの第2の部分との間に延びており、
    前記第2のアームは、前記第1のヒンジの第1の部分と前記第2のヒンジの第1の部分との間に延びており、前記第1のアームは前記第2のアームから離間しており、
    前記第3のアームは、前記第2のヒンジの第2の部分と前記第3のヒンジの第2の部分との間に延びており、
    前記第4のアームは、前記第2のヒンジの第1の部分と前記第3のヒンジの第1の部分との間に延びており、前記第4のアームは前記第3のアームから離間している、請求項5に記載の家具。
  7. 前記フレームは、前記第2のヒンジの第1の部分に隣接して配置された第1のクロス部材と、前記第2のヒンジの第2の部分に隣接して配置された第2のクロス部材とを備える、請求項6に記載の家具。
  8. 前記基部は、第1の脚部及び第2の脚部を備えており、
    前記折り畳み機構は、
    前記第1のクロス部材から前記第1の脚部へと延びる第1の細長部材であって、前記第1の細長部材の第1の端部は、前記第1のクロス部材に回転可能に接続されており、前記第1の細長部材の第2の端部は、前記第1の脚部に回転可能に接続されている、第1の細長部材と、
    前記第2のクロス部材から前記第2の脚部へと延びる第2の細長部材であって、前記第2の細長部材の第1の端部は、前記第2のクロス部材に回転可能に接続されており、前記第2の細長部材の第2の端部は、前記第2の脚部に回転可能に接続されている、第2の細長部材と、
    を備えている、請求項7に記載の家具。
  9. 前記折り畳み機構は、
    前記第1の細長部材の第2の端部と前記第1の脚部との間に接続された第9のばね要素と、
    前記第2の細長部材の第2の端部と前記第2の脚部との間に接続された第10のばね要素と、
    を備えている、請求項8に記載の家具。
  10. 前記第1、第2、第3、第4、第5、第6、第7、第8、第9及び第10のばね要素の各々は、トーションばねで構成されている、請求項9に記載の家具。
  11. 前記第1のヒンジの回転軸は、前記第2のヒンジの回転軸と直線状に揃えられており、更に、前記第3のヒンジの回転軸と直線状に揃えられている、請求項4に記載の家具。
  12. 前記基部は、複数の台足に取り付けられた複数の脚部で構成されており、前記複数の台足は、複数のキャスタで構成されている、請求項11に記載の家具。
  13. 前記フレームは、前記天板の第1のセクションに接続された第1の部分と、前記天板の第2のセクションに接続された第2の部分とを備えており、前記天板が前記展開配置にある場合、前記天板の第1のセクション及び第2のセクションの近接する端部は互いに接触、又は互いに接近しており、前記天板が前記展開配置にある場合、それらの近接する端部は互いに向き合っており、前記天板が前記展開配置から前記折り畳み配置へと調節されると、それらの近接する端部は、互いに離れるように移動し、前記天板が前記折り畳み配置にある場合、それらの近接する端部は同じ方向を向いている、請求項1に記載の家具。
  14. 机又はテーブルである、請求項1に記載の家具。
  15. 前記フレーム及び前記折り畳み機構の少なくとも一方に接続されたロック装置を備えており、
    前記ロック装置は、ロック位置から解除位置に調節可能であって、前記ロック位置にある場合に、前記天板が前記展開配置から前記折り畳み配置に移行するのを防止するように構成されている、請求項1に記載の家具。
  16. 前記複数のヒンジは、第1のヒンジと第2のヒンジとを含んでおり、
    前記家具は、
    第1のアームと、
    第2のアームと、
    第3のアームと、
    第4のアームと、
    を備えており、
    前記複数のばね要素は、
    前記第1のヒンジの第1の部分と前記第2のアームとの間に接続された第1のばね要素と、
    前記第1のヒンジの第2の部分と前記第1のアームとの間に接続された第2のばね要素と、
    前記第2のヒンジの第1の部分と前記第4のアームとの間に接続された第3のばね要素と、
    前記第2のヒンジの第2の部分と前記第3のアームとの間に接続された第4のばね要素と、
    を含んでいる、請求項1に記載の家具。
  17. 前記第1のヒンジの第1の部分と前記第1のヒンジの第2の部分との間に接続された第1の歯車アセンブリと、
    前記第2のヒンジの第1の部分と前記第2のヒンジの第2の部分との間に接続された第2の歯車アセンブリと、
    を備えており、
    前記第1のヒンジの第1の部分は、前記第1のヒンジの第2の部分に対して回転軸回りに回転可能であり、前記第2のヒンジの第1の部分は、前記第2のヒンジの第2の部分に対して回転軸回りに回転可能であり、
    前記第1のヒンジの回転軸が前記第2のヒンジの回転軸と揃えられることで、前記天板が前記展開配置から前記折り畳み配置に移行する場合に前記天板の第1のセクションが回転する回転軸が規定される、請求項16に記載の家具。
  18. 前記第1のアームは、前記天板が前記展開配置にある場合に前記天板の下に配置され、
    前記第2のアームは、前記天板が前記展開配置にある場合に前記天板の下に配置され、 前記第1のアームは前記第2のアームから離間しており、
    前記第3のアームは、前記天板が前記展開配置にある場合に前記天板の下に配置され、
    前記第4のアームは、前記天板が前記展開配置にある場合は前記天板の下に配置され、前記第4のアームは前記第3のアームから離間している、請求項17に記載の家具。
  19. 請求項1に記載の家具を使用する方法であって、
    前記天板を前記展開配置から前記折り畳み配置に調節する工程と、
    前記天板を前記折り畳み配置から前記展開配置に調節する工程と、
    を含む、方法。
  20. 前記天板を前記展開配置から前記折り畳み配置に調節する工程は、前記家具の脚部が互いに接近するように動かされる間に前記複数のヒンジの高さが大きくなるように行われ、
    前記天板を前記折り畳み配置から前記展開配置に調節する工程は、前記家具の脚部が互いに離れるように動かされる間に前記複数のヒンジの高さが小さくなるように行われる、請求項19に記載の方法。
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