JP2018517326A - ハンドオフ中のレート適応 - Google Patents

ハンドオフ中のレート適応 Download PDF

Info

Publication number
JP2018517326A
JP2018517326A JP2017552991A JP2017552991A JP2018517326A JP 2018517326 A JP2018517326 A JP 2018517326A JP 2017552991 A JP2017552991 A JP 2017552991A JP 2017552991 A JP2017552991 A JP 2017552991A JP 2018517326 A JP2018517326 A JP 2018517326A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
communication
handoff
potential handoff
potential
rate
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2017552991A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6859265B2 (ja
JP2018517326A5 (ja
Inventor
アンチャン、キランクマー・ボジャ
バラスブラマニアン、スリニバサン
サンタナム、アルビンド・バルダラジャン
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Qualcomm Inc
Original Assignee
Qualcomm Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Qualcomm Inc filed Critical Qualcomm Inc
Publication of JP2018517326A publication Critical patent/JP2018517326A/ja
Publication of JP2018517326A5 publication Critical patent/JP2018517326A5/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6859265B2 publication Critical patent/JP6859265B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W36/00Hand-off or reselection arrangements
    • H04W36/24Reselection being triggered by specific parameters
    • H04W36/30Reselection being triggered by specific parameters by measured or perceived connection quality data
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W28/00Network traffic management; Network resource management
    • H04W28/02Traffic management, e.g. flow control or congestion control
    • H04W28/10Flow control between communication endpoints
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L43/00Arrangements for monitoring or testing data switching networks
    • H04L43/16Threshold monitoring
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L65/00Network arrangements, protocols or services for supporting real-time applications in data packet communication
    • H04L65/60Network streaming of media packets
    • H04L65/65Network streaming protocols, e.g. real-time transport protocol [RTP] or real-time control protocol [RTCP]
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W28/00Network traffic management; Network resource management
    • H04W28/02Traffic management, e.g. flow control or congestion control
    • H04W28/0231Traffic management, e.g. flow control or congestion control based on communication conditions
    • H04W28/0236Traffic management, e.g. flow control or congestion control based on communication conditions radio quality, e.g. interference, losses or delay
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W36/00Hand-off or reselection arrangements
    • H04W36/0005Control or signalling for completing the hand-off
    • H04W36/0011Control or signalling for completing the hand-off for data sessions of end-to-end connection
    • H04W36/0022Control or signalling for completing the hand-off for data sessions of end-to-end connection for transferring data sessions between adjacent core network technologies
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W36/00Hand-off or reselection arrangements
    • H04W36/14Reselecting a network or an air interface
    • H04W36/144Reselecting a network or an air interface over a different radio air interface technology
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W36/00Hand-off or reselection arrangements
    • H04W36/24Reselection being triggered by specific parameters
    • H04W36/30Reselection being triggered by specific parameters by measured or perceived connection quality data
    • H04W36/304Reselection being triggered by specific parameters by measured or perceived connection quality data due to measured or perceived resources with higher communication quality
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W72/00Local resource management
    • H04W72/20Control channels or signalling for resource management
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W36/00Hand-off or reselection arrangements
    • H04W36/14Reselecting a network or an air interface

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Multimedia (AREA)
  • Mobile Radio Communication Systems (AREA)
  • Communication Control (AREA)

Abstract

ワイヤレス通信のための方法、装置、およびコンピュータプログラム製品が提供される。装置は、その装置と通信している別の装置についての、潜在的ハンドオフを示す情報を受信し得る。装置は、潜在的ハンドオフを示す情報に基づいて、潜在的ハンドオフが起きる前に、通信に関連付けられた通信パラメータまたは通信レートを調整し得る。装置は、別の装置との通信中に潜在的ハンドオフを識別し得る。装置は、潜在的ハンドオフを識別したことに基づいて、潜在的ハンドオフが起きる前に、通信に関連付けられた通信パラメータまたは通信レートに対する調整を引き起こし得る。

Description

相互参照
[0001]本特許出願は、各々が本出願の譲受人に譲渡された、2015年4月10日に出願された、「Rate Adaptation During Handoffs」と題する、Anchanらによる米国仮特許出願第62/145,981号、および2016年4月6日に出願された、「Rate Adaptation During Handoffs」と題する、Anchanらによる米国特許出願第15/092,147号の優先権を主張する。
[0002]本開示は、概して通信システムに関し、より詳細には、ハンドオフ中のレート適応反応時間を改善することに関する。
[0003]ワイヤレス通信システムは、テレフォニー、ビデオ、データ、メッセージング、およびブロードキャストなど、様々な電気通信サービスを提供するために広く展開されている。通常のワイヤレス通信システムは、利用可能なシステムリソース(たとえば、帯域幅、送信電力)を共有することによって複数のユーザとの通信をサポートすることが可能な多元接続技術を採用する(employ)場合がある。そのような多元接続技術の例には、符号分割多元接続(CDMA)システム、時分割多元接続(TDMA)システム、周波数分割多元接続(FDMA)システム、直交周波数分割多元接続(OFDMA)システム、シングルキャリア周波数分割多元接続(SC−FDMA)システム、および時分割同期符号分割多元接続(TD−SCDMA)システムがある。
[0004]これらの多元接続技術は、様々なワイヤレスデバイスが都市、国家、地域、さらには地球規模で通信することを可能にする共通プロトコルを提供するために、様々な電気通信規格において採用されてきた。例示的な電気通信規格は、ロングタームエボリューション(LTE(登録商標))である。LTEは、第3世代パートナーシッププロジェクト(3GPP(登録商標))によって公表されたユニバーサル・モバイル通信システム(UMTS)モバイル規格に対する拡張のセットである。LTEは、スペクトル効率を改善すること、コストを下げること、サービスを改善すること、新しいスペクトルを利用すること、およびダウンリンク(DL)上ではOFDMAを使用し、アップリンク(UL)上ではSC−FDMAを使用し、多入力多出力(MIMO)アンテナ技術を使用して他のオープン規格とより良く統合することによって、モバイルブロードバンドインターネットアクセスをより良くサポートするように設計されている。しかしながら、モバイルブロードバンドアクセスに対する需要が増大し続けるにつれて、LTE技術のさらなる改善が必要である。好ましくは、これらの改善は、他の多元接続技術と、これらの技術を採用する電気通信規格とに適用可能であるべきである。
[0005]ワイヤレス通信の方法が記載される。方法は、ユーザ機器(UE)によって、UEと通信している別のUEについての、潜在的ハンドオフ(potential handoff)を示す情報を受信することを含み得る。方法は、UEによって、および潜在的ハンドオフを示す情報に基づいて、潜在的ハンドオフが起きる前に、通信に関連付けられた通信パラメータまたは通信レートを調整することを含み得る。
[0006]ワイヤレス通信のための装置が記載される。装置は、プロセッサと、プロセッサと電子通信しているメモリと、メモリに記憶された命令とを含み得る。命令は、プロセッサに、デバイスと通信している別のデバイスについての、潜在的ハンドオフを示す情報を受信させるように動作可能であり得る。命令はさらに、プロセッサに、潜在的ハンドオフを示す情報に基づいて、潜在的ハンドオフが起きる前に、通信に関連付けられた通信パラメータまたは通信レートを調整させるように動作可能であり得る。
[0007]さらなる装置が記載される。装置は、その装置と通信している別の装置についての、潜在的ハンドオフを示す情報を受信するための手段を含み得る。装置は、潜在的ハンドオフを示す情報に基づいて、潜在的ハンドオフが起きる前に、通信に関連付けられた通信パラメータまたは通信レートを調整するための手段を含み得る。
[0008]ワイヤレス通信のための非一時的コンピュータ可読媒体が記載される。非一時的コンピュータ可読媒体は、1つまたは複数のプロセッサに、デバイスによって、そのデバイスと通信している別のデバイスについての、潜在的ハンドオフを示す情報を受信させるための命令を含み得る。命令は、1つまたは複数のプロセッサに、潜在的ハンドオフを示す情報に基づいて、潜在的ハンドオフが起きる前に、通信に関連付けられた通信パラメータまたは通信レートを調整させる。
[0009]上述した方法、装置、または非一時的コンピュータ可読媒体のいくつかの例は、通信パラメータの期待値(expected value)を決定することと、通信パラメータの期待値は潜在的ハンドオフ中に予期される(expected)、および通信パラメータの期待値が通信パラメータの特定の値の閾値内であると決定することと、のためのプロセス、特徴、手段、または命令をさらに含み得る。上述した方法、装置、または非一時的コンピュータ可読媒体のいくつかの例において、通信パラメータまたは通信レートを調整することは、ハンドオフ情報または通信パラメータを記憶するデータ構造に記憶された情報に基づいて、通信遅延またはジッタプロファイル(jitter profile)のうちの少なくとも1つに関連付けられた特定の情報を決定することと、特定の情報に基づいて、および通信パラメータの期待値が通信パラメータの特定の値の閾値内であると決定したことに基づいて、通信パラメータまたは通信レートを調整することとを含み得る。
[0010]上述した方法、装置、または非一時的コンピュータ可読媒体のいくつかの例は、潜在的ハンドオフを示す情報を受信したことに基づいて、通信レートに対する調整を決定するために、レート適応アルゴリズムを利用するためのプロセス、特徴、手段、または命令をさらに含むことができ、ここで、通信レートを調整することは、通信レートに対する調整を決定したことに基づいて、ビデオテレフォニーエンコーダレート(video telephony encoder rate)を調整することをさらに備える。
[0011]上述した方法、装置、または非一時的コンピュータ可読媒体のいくつかの例において、潜在的ハンドオフを示す情報は、推定通信レート(estimated communication rate)、オーディオ−ビデオ同期遅延(audio to video synchronization delay)、エンコーダバッファサイズ、デコーダバッファサイズ、ジッタバッファサイズに影響を及ぼす期待ジッタ値(expected jitter value)、予測ハンドオフ時間(predicted handoff time)、予測ハンドオフ持続時間、または予測ハンドオフタイプのうちの少なくとも1つを含む。
[0012]上述した方法、装置、または非一時的コンピュータ可読媒体のいくつかの例において、通信パラメータは、ジッタバッファサイズ、通信コーデックパラメータ、コーデックフレーム毎秒レート(codec frame per second rate)、またはコーデック解像度のうちの少なくとも1つを含む。
[0013]上述した方法、装置、または非一時的コンピュータ可読媒体のいくつかの例は、潜在的ハンドオフを示す情報に基づいて、通信に関連付けられた推定アップリンクまたはダウンリンクレートを決定し、潜在的ハンドオフの指示を受信した後、推定アップリンクまたはダウンリンクレートに基づいて、通信パラメータまたは通信レートを調整するためのプロセス、特徴、手段、または命令をさらに含み得る。
[0014]上述した方法、装置、または非一時的コンピュータ可読媒体のいくつかの例は、潜在的ハンドオフが起きていないことを示す情報を受信し、潜在的ハンドオフが起きていないことを示す情報を受信したことに基づいて、通信パラメータまたは通信レートを調整するためのプロセス、特徴、手段、または命令をさらに含み得る。
[0015]上述した方法、装置、または非一時的コンピュータ可読媒体のいくつかの例は、潜在的ハンドオフが完了されたことを示す情報を受信し、潜在的ハンドオフが完了されたことを示す情報を受信したことに基づいて、通信パラメータまたは通信レートを調整するためのプロセス、特徴、手段、または命令をさらに含むことができ、ここで、潜在的ハンドオフを示す情報または潜在的ハンドオフが完了されたことを示す情報は、リアルタイムトランスポートプロトコル(RTP)制御プロトコル(RTCP)メッセージまたは汎用アプリケーションレイヤシグナリングメッセージのうちの少なくとも1つを介して受信される。
[0016]上述した方法、装置、または非一時的コンピュータ可読媒体のいくつかの例は、通信に関連付けられたジッタの量を示す情報を受信するためのプロセス、特徴、手段、または命令をさらに含んでよく、ここにおいて、ジッタの量は、潜在的ハンドオフを受ける(undergoing)別のUEに関連付けられ、ここで、ジッタの量は、別のUEが潜在的ハンドオフを受ける前の通信に関連付けられたジッタの量よりも大きい。追加または代替として、上述した方法、装置、または非一時的コンピュータ可読媒体のいくつかの例は、通信に関連付けられたパケット遅延の量を示す情報を受信することと、ここで、パケット遅延の量は、潜在的ハンドオフを受ける別のUEに関連付けられ、ここで、パケット遅延の量は、別のUEが潜在的ハンドオフを受ける前の通信に関連付けられたパケット遅延の量よりも大きい、およびジッタの量を示す情報またはパケット遅延の量を示す情報を受信した後、通信レートを維持することと、のためのプロセス、特徴、手段、または命令をさらに含み得る。
[0017]上述した方法、装置、または非一時的コンピュータ可読媒体のいくつかの例において、通信はビデオ通信であり、通信レートはビデオテレフォニーレートである。上述した方法、装置、または非一時的コンピュータ可読媒体のいくつかの例において、潜在的ハンドオフは、潜在的無線アクセス技術間(RAT間)ハンドオフである。
[0018]上述した方法、装置、または非一時的コンピュータ可読媒体のいくつかの例は、潜在的ハンドオフが起きる推定時間を示す情報を受信するためのプロセス、特徴、手段、または命令をさらに含むことができ、ここで、通信パラメータまたは通信レートを調整することは、潜在的ハンドオフが起きる推定時間を示す情報を受信したことに基づいて、推定時間の前に通信レートを調整することをさらに備える。
[0019]ワイヤレス通信の方法が記載される。方法は、ユーザ機器(UE)によって、別のUEとの通信中に潜在的ハンドオフを識別することを含み得る。方法は、潜在的ハンドオフが起きる前に、UEによって、および潜在的ハンドオフを識別したことに基づいて、別のUEとの通信に関連付けられた通信パラメータまたは通信レートに対する調整を引き起こすことを含み得る。
[0020]ワイヤレス通信のための装置が記載される。装置は、プロセッサと、プロセッサと電子通信しているメモリと、メモリに記憶された命令とを含み得る。命令は、プロセッサに、別のデバイスとの通信中に潜在的ハンドオフを識別させるように動作可能であり得る。命令はさらに、プロセッサに、潜在的ハンドオフが起きる前に、潜在的ハンドオフを識別したことに基づいて、通信に関連付けられた通信レートに対する調整を引き起こさせるように動作可能であり得る。
[0021]さらなる装置が記載される。装置は、別の装置との通信中に潜在的ハンドオフを識別するための手段を含み得る。装置は、潜在的ハンドオフが起きる前に、潜在的ハンドオフを識別したことに基づいて、通信に関連付けられた通信レートに対する調整を引き起こすための手段を含み得る。
[0022]ワイヤレス通信のための非一時的コンピュータ可読媒体が記載される。非一時的コンピュータ可読媒体は、プロセッサに、デバイスによって、別のデバイスとの通信中に潜在的ハンドオフを識別させるための命令を含み得る。命令は、1つまたは複数のプロセッサに、潜在的ハンドオフが起きる前に、潜在的ハンドオフを識別したことに基づいて、通信に関連付けられた通信レートに対する調整を引き起こさせる。
[0023]上述した方法、装置、または非一時的コンピュータ可読媒体のいくつかの例は、潜在的ハンドオフの前に、別のUEに、潜在的ハンドオフに関連付けられた情報を提供するためのプロセス、特徴、手段、または命令をさらに含み得る。上述した方法、装置、または非一時的コンピュータ可読媒体のいくつかの例において、潜在的ハンドオフに関連付けられた情報を提供することは、アプリケーションレイヤシグナリングを介して、潜在的ハンドオフに関連付けられた情報を提供することをさらに備える。
[0024]上述した方法、装置、または非一時的コンピュータ可読媒体のいくつかの例において、通信レートはアプリケーションレイヤデータレートである。上述した方法、装置、または非一時的コンピュータ可読媒体のいくつかの例において、潜在的ハンドオフを識別することは、動きプロセッサ情報、信号強度情報、または無線アクセス技術(RAT)シグナリング情報のうちの少なくとも1つに基づいて、潜在的ハンドオフを識別することをさらに備える。
[0025]上述した方法、装置、または非一時的コンピュータ可読媒体のいくつかの例は、通信レートに対する調整を決定するために、レート適応アルゴリズムを利用するためのプロセス、特徴、手段、または命令をさらに含み得る。
[0026]上述した方法、装置、または非一時的コンピュータ可読媒体のいくつかの例において、通信パラメータまたは通信レートに対する調整を引き起こすことは、別のUEに、通信に関連付けられた通信パラメータまたは通信レートを調整させるために、潜在的ハンドオフが起きる前に、別のUEに潜在的ハンドオフに関連付けられた情報を提供することをさらに備え、ここで、潜在的ハンドオフに関連付けられた情報は、期待ハンドオフ時間、期待ハンドオフ持続時間、期待ハンドオフ完了時間、ハンドオフタイプ、推定通信レート、オーディオ−ビデオ同期遅延、エンコーダバッファサイズ、ジッタバッファサイズに影響を及ぼす期待ジッタ値、またはデコーダバッファサイズのうちの少なくとも1つを含む。
[0027]上述した方法、装置、または非一時的コンピュータ可読媒体のいくつかの例は、潜在的ハンドオフが完了されたと決定し、潜在的ハンドオフが特定のタイプのハンドオフであると決定し、潜在的ハンドオフが完了されたと決定したことに基づいて、およびハンドオフの特定のタイプに基づいて、通信パラメータまたは通信レートアルゴリズムをリセットすることに関連付けられた情報を提供するためのプロセス、特徴、手段、または命令をさらに含み得る。
[0028]上述した方法、装置、または非一時的コンピュータ可読媒体のいくつかの例は、潜在的ハンドオフが完了されたと決定し、潜在的ハンドオフが完了された後、潜在的ハンドオフに関連付けられた情報をデータ構造に記憶するためのプロセス、特徴、手段、または命令をさらに含み得る。
[0029]上述した方法、装置、または非一時的コンピュータ可読媒体のいくつかの例において、潜在的ハンドオフに関連付けられた情報は、潜在的ハンドオフに関連付けられたハンドオフ実行時間、潜在的ハンドオフに関連付けられた地理的ロケーション、または潜在的ハンドオフに関連付けられたタイプのうちの少なくとも1つを含む。上述した方法、装置、または非一時的コンピュータ可読媒体のいくつかの例は、潜在的ハンドオフが完了されたと決定し、潜在的ハンドオフが完了された後、通信パラメータまたは通信レートを調整するためのプロセス、特徴、手段、または命令をさらに含み得る。
[0030]上述した方法、装置、または非一時的コンピュータ可読媒体のいくつかの例において、通信パラメータまたは通信レートを調整することは、別のUEに、潜在的ハンドオフが完了された後、通信パラメータまたは通信レートを調整させるために、ターゲット無線アクセス技術(RAT)アップリンクレート推定値またはターゲットRATダウンリンクレート推定値のうちの少なくとも1つを識別する情報を別のUEに提供することをさらに備える。
[0031]上述した方法、装置、または非一時的コンピュータ可読媒体のいくつかの例において、通信パラメータまたは通信レートを調整することは、ターゲット無線アクセス技術(RAT)に関連付けられた情報を提供することをさらに備え、ターゲットRATは、潜在的ハンドオフの後、UEのネットワーク接続性を容易にすることに関連付けられたRATである。上述した方法、装置、または非一時的コンピュータ可読媒体のいくつかの例は、潜在的ハンドオフが起きていないと決定し、潜在的ハンドオフが起きていないと決定したことに基づいて、通信パラメータまたは通信レートに対する別の調整を引き起こすためのプロセス、特徴、手段、または命令をさらに含み得る。
[0032]上述した方法、装置、または非一時的コンピュータ可読媒体のいくつかの例において、潜在的ハンドオフが起きていないと決定することは、潜在的ハンドオフに関連付けられた閾値時間期間が経過したと決定することと、潜在的ハンドオフに関連付けられた閾値時間期間が経過したと決定したことに基づいて、潜在的ハンドオフが起きていないと決定することとをさらに備える。
[0033]上述した方法、装置、または非一時的コンピュータ可読媒体のいくつかの例において、別の調整を引き起こすことは、別のUEに、潜在的ハンドオフが起きていないことを示す情報を提供することをさらに備える。上述した方法、装置、または非一時的コンピュータ可読媒体のいくつかの例において、潜在的ハンドオフを識別することは、入力パラメータのセットを決定することと、入力パラメータのセットに基づいて、機械学習ベースの予測アルゴリズムを使用して、潜在的ハンドオフを識別することとをさらに備える。
[0034]ネットワークアーキテクチャの例を示す図。 [0035]アクセスネットワークの例を示す図。 [0036]LTEにおけるダウンリンク(DL)フレーム構造の例を示す図。 [0037]LTEにおけるアップリンク(UL)フレーム構造の例を示す図。 [0038]ユーザプレーンおよび制御プレーンのための無線プロトコルアーキテクチャの例を示す図。 [0039]アクセスネットワークの中の発展型ノードBおよびユーザ機器の例を示す図。 [0040]潜在的ハンドオフにプリエンプティブに反応する(pre-emptively reacting)例を示す図。 潜在的ハンドオフにプリエンプティブに反応する例を示す図。 [0041]ワイヤレス通信の方法のフローチャート。 [0042]ワイヤレス通信の方法のフローチャート。 [0043]ワイヤレス通信の方法のフローチャート。 [0044]ワイヤレス通信の方法のフローチャート。 [0045]ワイヤレス通信の方法のフローチャート。 [0046]ワイヤレス通信の方法のフローチャート。 [0047]例示的な装置中の様々なモジュール/手段/構成要素間のデータフローを示す概念データフロー図。 [0048]処理システムを利用する装置のためのハードウェア実装形態の例を示す図。
詳細な説明
[0049]添付の図面に関して以下で説明される詳細な説明は、様々な構成の説明として意図されており、本明細書で説明される概念が実践され得る構成を表すことは意図されていない。詳細な説明は、様々な概念の完全な理解を与えるための具体的な詳細を含む。しかしながら、これらの概念はこれらの具体的な詳細なしに実践され得ることは当業者には明らかであろう。いくつかの事例では、そのような概念を曖昧にするのを回避するために、よく知られている構造および構成要素がブロック図の形式で示される。
[0050]ここで、様々な装置および方法を参照しながら電気通信システムのいくつかの態様が提示される。これらの装置および方法は、以下の詳細な説明で説明され、様々なブロック、モジュール、構成要素、回路、ステップ、プロセス、アルゴリズムなど(「要素」と総称される)によって添付の図面に示される。これらの要素は、電子ハードウェア、コンピュータソフトウェア、またはそれらの任意の組合せを使用して実装され得る。そのような要素がハードウェアとして実装されるか、またはソフトウェアとして実装されるかは、特定の適用例および全体的なシステムに課される設計制約に依存する。
[0051]例として、要素、または要素の任意の部分、または要素の任意の組合せは、1つまたは複数のプロセッサを含む「処理システム」を用いて実装されてもよい。プロセッサの例としては、マイクロプロセッサ、マイクロコントローラ、デジタル信号プロセッサ(DSP)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)、プログラマブル論理デバイス(PLD)、状態機械、ゲート論理、個別ハードウェア回路、および本開示全体にわたって説明される様々な機能性を実施するように構成された他の好適なハードウェアがある。処理システム中の1つまたは複数のプロセッサはソフトウェアを実行し得る。ソフトウェアは、ソフトウェア、ファームウェア、ミドルウェア、マイクロコード、ハードウェア記述言語と呼ばれるか、または他の名称で呼ばれるかにかかわらず、命令、命令セット、コード、コードセグメント、プログラムコード、プログラム、サブプログラム、ソフトウェアモジュール、アプリケーション、ソフトウェアアプリケーション、ソフトウェアパッケージ、ルーチン、サブルーチン、オブジェクト、実行可能ファイル、実行スレッド、プロシージャ、関数などを意味すると広く解釈されるものとする。
[0052]したがって、1つまたは複数の例示的な実施形態では、説明される機能は、ハードウェア、ソフトウェア、ファームウェア、またはそれらの任意の組合せで実装され得る。ソフトウェアで実装される場合、機能は、1つまたは複数の命令またはコードとして、コンピュータ可読媒体上に記憶されるか、または符号化され得る。コンピュータ可読媒体はコンピュータ記憶媒体を含む。記憶媒体は、コンピュータによってアクセスされ得る任意の利用可能な媒体であってよい。限定ではなく例として、そのようなコンピュータ可読媒体は、ランダムアクセスメモリ(RAM)、読取り専用メモリ(ROM)、電気的消去可能プログラマブルROM(EEPROM(登録商標))、コンパクトディスクROM(CD−ROM)もしくは他の光ディスクストレージ、磁気ディスクストレージもしくは他の磁気ストレージデバイス、上述のタイプのコンピュータ可読媒体の組合せ、またはコンピュータによってアクセスされ得る、命令もしくはデータ構造の形態のコンピュータ実行可能コードを記憶するために使用され得る任意の他の媒体を備えることができる。
[0053]第1のユーザ機器(UE)および第2のUEが、ビデオテレフォニー通信、音声通信などのような通信をしている場合がある。通信に関連付けられた通信パラメータまたは通信レートが、第1のUEおよび第2のUEによって、ビデオテレフォニーレート適応アルゴリズムなどのレート適応アルゴリズムを利用して決定され得る。第1のUEおよび/または第2のUEは、ビデオテレフォニーレート適応アルゴリズムに基づいて、通信に関連付けられた通信パラメータまたは通信レートを、通信に関連付けられた通信遅延、通信に関連付けられた特定のジッタプロファイルなどを検出したことに基づいて変更する(alter)ことができる。
[0054]第1のUEが、(たとえば、第1の無線アクセス技術(RAT)から第2のRATへの)ハンドオフまたはハンドオーバを受けると、データ割込みが起き得る。第1のUEおよび第2のUEは、スループット低減、スループット割込みなどを決定するために、1つまたは複数のリアルタイムトランスポートプロトコル(RTP)制御プロトコル(RTCP)送付者レポート(SR:sender report)メッセージなど、1つまたは複数のメッセージを交換することができる。たとえば、第2のUEが、受信されるべきRTPパケットの期待量(expected Quantity)を報告するRTCP SRメッセージを受信し、受信されるRTPパケットの実際の量が期待量よりも少ないとき、第2のUEは、第2のUEに関連付けられたレート適応アルゴリズムに従って、通信を維持するために通信パラメータまたは通信レートを調整し得る。
[0055]ただし、RTCPメッセージは、第1のUEから第2のUEへの送信において遅延される場合があり、結果として、第2のUEは、ハンドオフが完了する後まで、ハンドオフが起きた結果としてデータレート低減が有益であると決定しないことになる。その結果、第2のUEは、ハンドオフが完了する後まで、レート適応アルゴリズムに従って通信レートを低減することができない場合があり、ハンドオフ中の性能が乏しくなり(たとえば、乏しいユーザエクスペリエンス、ビデオ停止など)、ハンドオフ後に(たとえば、RTCPメッセージパケットが、遅延されたRTPパケットで受信され得るとき)通信レートが不必要に低減することになる。ハンドオフ完了遅延が、パケット配信遅延を引き起こし得る。
[0056]第1のUEおよび/または第2のUEが、レート適応アルゴリズムに従って、(たとえば、遅延されたシグナリングおよび遅延されたデータ配信の結果として)不満足なほど遅延したハンドオフから生じるデータレート低減イベントに反応するので、第1のUEおよび/または第2のUEは、乏しい反応時間を有すると言うことができる。潜在的ハンドオフを識別し、潜在的ハンドオフをプリエンプティブにシグナリングすることによって、第1のUEおよび/または第2のUEの反応時間を改善する技法が、本明細書に記載される。
[0057]第1のUEが潜在的ハンドオフを(たとえば、動きセンサー情報、信号強度情報、第1のRATとのシグナリング情報などに基づいて)予測することができる技法が記載される。潜在的ハンドオフを予測したことに基づいて、第1のUEは、通信に関連付けられた通信パラメータまたは通信レートに対する調整を引き起こし得る。たとえば、第1のUEは、第2のUEにプリエンプティブに通信パラメータまたは通信レートを調整させる、潜在的ハンドオフを示す、送付側および受信側アプリケーションによって理解されるRTCPメッセージまたは汎用アプリケーションレイヤシグナリングメッセージを第2のUEにプリエンプティブに(たとえば、潜在的ハンドオフが起きる前に、またはハンドオフが進行している間に)送信することができる。このようにして、レート適応反応時間(たとえば、レート適応アルゴリズムの反応時間)が改善され、そうすることによって、ハンドオフ中のユーザエクスペリエンスが向上し、ハンドオフ中に通信レートを適切に管理することができない結果としての過度に大きい通信レート変化が回避され、ハンドオフ中の、第2のUEによる遅延耐性(delay tolerance)が向上する。
[0058]図1は、LTEネットワークアーキテクチャ100を示す図である。LTEネットワークアーキテクチャ100は、発展型パケットシステム(EPS)100と呼ばれることがある。EPS100は、1つまたは複数のユーザ機器(UE)102と、発展型UMTS地上無線アクセスネットワーク(E−UTRAN)104と、発展型パケットコア(EPC)110と、事業者のインターネットプロトコル(IP)サービス122と、ワイヤレスローカルエリアネットワーク(WLAN)アクセスポイント130とを含み得る。EPSは他のアクセスネットワークと相互接続することができるが、簡単にするために、それらのエンティティ/インターフェースは図示されていない。図示のように、EPSはパケット交換サービスを提供するが、当業者が容易に諒解するように、本開示全体にわたって提示される様々な概念は、回線交換サービスを提供するネットワークに拡張され得る。
[0059]E−UTRANは、発展型ノードB(eNB)106と、他のeNB108とを含み、マルチキャスト協調エンティティ(MCE)128を含み得る。eNB106は、UE102に向かうユーザプレーンプロトコル終端と制御プレーンプロトコル終端とを与える。eNB106は、バックホール(たとえば、X2インターフェース)を介して他のeNB108に接続され得る。MCE128は、発展型マルチメディア・ブロードキャスト・マルチキャスト・サービス(MBMS)(eMBMS)のために時間/周波数無線リソースを割り振り、eMBMSのために無線構成(たとえば、変調およびコーディング方式(MCS))を決定する。MCE128は、別個のエンティティ、またはeNB106の一部であり得る。eNB106は、基地局、ノードB、アクセスポイント、基地トランシーバ局、無線基地局、無線トランシーバ、トランシーバ機能、基本サービスセット(BSS)、拡張サービスセット(ESS)、または何らかの他の好適な用語で呼ばれることもある。eNB106は、EPC110へのアクセスポイントをUE102に対して提供する。UE102の例としては、セルラーフォン、スマートフォン、セッション開始プロトコル(SIP)フォン、ラップトップ、携帯情報端末(PDA)、衛星無線、全地球測位システム、マルチメディアデバイス、ビデオデバイス、デジタルオーディオプレーヤ(たとえば、MP3プレーヤ)、カメラ、ゲーム機、タブレット、または任意の他の同様の機能デバイスがある。UE102は、当業者によって、移動局、加入者局、モバイルユニット、加入者ユニット、ワイヤレスユニット、リモートユニット、モバイルデバイス、ワイヤレスデバイス、ワイヤレス通信デバイス、リモートデバイス、モバイル加入者局、アクセス端末、モバイル端末、ワイヤレス端末、リモート端末、ハンドセット、ユーザエージェント、モバイルクライアント、クライアント、または何らかの他の適切な用語で呼ばれることもある。
[0060]eNB106は、EPC110に接続される。EPC110は、モビリティ管理エンティティ(MME)112と、ホーム加入者サーバ(HSS)120と、他のMME114と、サービングゲートウェイ116と、マルチメディア・ブロードキャスト・マルチキャスト・サービス(MBMS)ゲートウェイ124と、ブロードキャスト・マルチキャスト・サービスセンター(BM−SC)126と、パケットデータネットワーク(PDN)ゲートウェイ118と、発展型PDNゲートウェイ(ePDG)134とを含み得る。MME112は、UE102とEPC110との間のシグナリングを処理する制御ノードである。概して、MME112はベアラおよび接続管理を提供する。すべてのユーザIPパケットは、サービングゲートウェイ116を通して転送され、サービングゲートウェイ116自体はPDNゲートウェイ118に接続される。PDNゲートウェイ118は、UEのIPアドレス割振りならびに他の機能を提供する。PDNゲートウェイ118およびBM−SC126は、IPサービス122に接続される。IPサービス122は、インターネット、イントラネット、IPマルチメディアサブシステム(IMS)、PSストリーミングサービス(PSS)、および/または他のIPサービスを含み得る。BM−SC126は、MBMSユーザサービスプロビジョニングおよび配信のための機能を与え得る。BM−SC126は、コンテンツプロバイダMBMS送信のためのエントリポイントとして働き得、PLMN内のMBMSベアラサービスを許可し開始するために使用され得、MBMS送信をスケジュールし配信するために使用され得る。MBMSゲートウェイ124は、特定のサービスをブロードキャストするマルチキャスト・ブロードキャスト単一周波数ネットワーク(MBSFN)エリアに属するeNB(たとえば、106、108)にMBMSトラフィックを分配するために使用され得、セッション管理(開始/停止)と、eMBMS関係の課金情報を収集することとを担当し得る。
[0061]ePDG134は、PDNゲートウェイ118に接続し、信頼できないワイヤレスローカルエリアネットワーク(WLAN)アクセス接続(たとえば、Wi−Fi(登録商標)接続)を利用するとき、UE102へのIPセキュリティ(IPsec)トンネルを作成する働きをし得る。EPC110へのWi−Fiアクセス接続の統合により、UE102がWLANアクセス接続を利用しているとき、UE102にとって利用可能なモバイルサービス(たとえば、IMSベースの音声およびビデオ呼出し、マルチメディアメッセージングサービス(MMS)、ショートメッセージサービス(SMS)など)が容易になる。WLAN(たとえば、Wi−Fi)アクセスは、信頼できるWi−Fiアクセス(たとえば、UE102が、汎用パケット無線サービス(GPRS)トンネリングプロトコル(GTP)を使用するS2aインターフェースを介してPDNゲートウェイ118に直接接続することができる場合)と、信頼できないWi−Fiアクセス(たとえば、UE102が、GTPを使用するS2bインターフェースを介してPDNゲートウェイ118にネットワークトラフィックをフォワードするePDG134と、SWnインターフェースを使用するePDG134との間で確立されたIPsecトンネルを介して接続することができる場合)とを含み得る。
[0062]UE102は、対応するアクセスポイントを介して、特定の無線アクセス技術(RAT)に接続することができる。たとえば、E−UTRAN104に関して、UE102は、LTE RATを提供するeノードB106に接続することができる。同様に、UE102は、非LTE RAT132を提供するアクセスポイント130に接続することができる。いくつかの態様において、アクセスポイント130は、IPサービス122に接続することができる。いくつかの態様において、アクセスポイント130は、EPC110、E−UTRAN104などの1つまたは複数のデバイスなど、1つまたは複数の他のデバイスに接続することができる。非LTE RAT132は、UMTSベースのRAT、ワイヤレスローカルエリアネットワーク(WLAN)ベースのRAT(たとえば、Wi−FiベースのRAT)、インテリジェントWLAN(IWLAN)ベースのRAT、CDMAベースのRATなどであってよい。いくつかの態様において、RAT間ハンドオフを実施するとき、UE102は、eノードB106によって提供されるLTE RATなど、第1のRATから、アクセスポイント130によって提供される非LTE RATなど、第2のRATに切り替えてよい。いくつかの態様において、RAT内ハンドオフを実施するとき、UE102は、eノードB106によって提供される第1のLTE RATなど、第1のRATから、他のeノードB108のうちの1つによって提供される第2のLTE RATなど、第2のRATに切り替えてよい。後でさらに詳しく開示されるように、UE102が、たとえばビデオテレフォニー通信、音声通信などの間に別のUE102と通信しているとき、潜在的ハンドオフが起き得る。本明細書で開示されるいくつかの態様によると、UE102は、潜在的ハンドオフが起きる前に、通信に関連付けられた通信パラメータまたは通信レート(たとえば、ビデオテレフォニーレート)を調整することができる。いくつかのケースでは、調整は、ハンドオフが進行している間に起き得る。いくつかの態様において、UE102は、別のUE102に、潜在的ハンドオフが起きる前に別の通信パラメータまたは通信レートを調整させるために、潜在的ハンドオフのインジケータを送信してよい。潜在的ハンドオフが完了された後、UE102は、通信パラメータもしくは通信レートを調整し、および/または別のUE102に、別の通信パラメータもしくは通信レートを調整させることができる。
[0063]図2は、LTEネットワークアーキテクチャにおけるアクセスネットワーク200の例を示す図である。この例では、アクセスネットワーク200は、いくつかのセルラー領域(セル)202に分割される。1つまたは複数のより低電力クラスのeNB208が、セル202のうちの1つまたは複数と重なるセルラー領域210を有し得る。より低電力クラスのeNB208は、フェムトセル(たとえば、ホームeNB(HeNB))、ピコセル、マイクロセル、またはリモートラジオヘッド(RRH)であり得る。マクロeNB204はそれぞれ、それぞれのセル202に割り当てられ、セル202内のすべてのUE206に対してEPC110へのアクセスポイントを与えるように構成される。UE206は、第1のeNB208から第2のeNB208への、第1のeNB208からマクロeNB204への、マクロeNB204またはeNB208から、あるアクセスポイント(たとえば、図1のアクセスポイント130など)への、などのハンドオフを受ける場合がある。
[0064]これらのハンドオフの間、UE206のうちの特定の1つが、1つまたは複数の他のUE206と通信し、本明細書で開示される態様に従って、通信品質を向上させ、ハンドオフの間および後のパケット紛失と遅延とを減少させるために、通信に関連付けられた通信パラメータまたは通信レートをプリエンプティブに調整する場合がある。本明細書で開示される予測技法が、潜在的ハンドオフを識別するのに使われてよく、UE206は、潜在的ハンドオフが起きる前に通信レートを調整することができるようになる。いくつかのケースでは、調整は、ハンドオフが進行している間に起き得る。UE206は、潜在的ハンドオフの指示を、UE206と通信している別のUE206に送ることもでき、別のUE206は、通信パラメータまたは通信レートの、対応する調整を行うことができるようになる。通信パラメータまたは通信レートのさらなる調整が、ハンドオフが完了された後に行われてよい。
[0065]アクセスネットワーク200のこの例には集中型コントローラはないが、代替構成では集中型コントローラが使用され得る。eNB204は、無線ベアラ制御、承認制御、モビリティ制御、スケジューリング、セキュリティ、およびサービングゲートウェイ116への接続性を含む、すべての無線関係機能を担当する。eNBは、1つまたは複数(たとえば、3つ)のセル(セクタとも呼ばれる)をサポートし得る。「セル」という用語は、特定のカバレージエリアにサービスするeNBサブシステム、および/またはeNBの最小カバレージエリアを指すことができる。さらに、「eNB」、「基地局」、および「セル」という用語は、本明細書では互換的に使用されることがある。
[0066]アクセスネットワーク200によって採用される変調方式および多元接続方式は、展開されている特定の電気通信規格に応じて異なり得る。LTE適用例では、周波数分割複信(FDD)と時分割複信(TDD)の両方をサポートするために、DL上でOFDMが使用され、UL上でSC−FDMAが使用される。当業者が以下の詳細な説明から容易に諒解するように、本明細書で提示する様々な概念は、LTE適用例に好適である。しかしながら、これらの概念は、他の変調および多元接続技法を採用する他の電気通信規格に容易に拡張され得る。例として、これらの概念は、エボリューションデータオプティマイズド(EV−DO)またはウルトラモバイルブロードバンド(UMB)に拡張され得る。EV−DOおよびUMBは、CDMA2000規格ファミリーの一部として第3世代パートナーシッププロジェクト2(3GPP2)によって公表されたエアインターフェース規格であり、移動局にブロードバンドインターネットアクセスを提供するためにCDMAを採用する。これらの概念はまた、広帯域CDMA(W−CDMA(登録商標))とTD−SCDMAなどのCDMAの他の変形態とを採用するユニバーサル地上無線アクセス(UTRA)、TDMAを採用するモバイル通信用グローバルシステム(GSM(登録商標))、ならびにOFDMAを採用する発展型UTRA(E−UTRA)、IEEE802.11(Wi−Fi)、IEEE802.16(WiMAX(登録商標))、IEEE802.20、およびFlash−OFDM、に拡張され得る。UTRA、E−UTRA、UMTS、LTE、およびGSMは、3GPP団体からの文書に記載されている。CDMA2000およびUMBは、3GPP2団体からの文書に記載されている。採用される実際のワイヤレス通信規格および多元接続技術は、特定の適用例と、システムに課される全体的な設計制約とによって決まることになる。
[0067]eNB204は、MIMO技術をサポートする複数のアンテナを有し得る。MIMO技術の使用により、eNB204は、空間多重化、ビームフォーミング、および送信ダイバーシティをサポートするために空間ドメインを活用することが可能になる。空間多重化は、異なるデータストリームを同じ周波数上で同時に送信するために使用され得る。データストリームは、データレートを増大させるために単一のUE206に送信されるか、または全体的なシステム容量を増大させるために複数のUE206に送信され得る。これは、各データストリームを空間的にプリコーディングし(すなわち、振幅および位相のスケーリングを適用し)、次いで、DL上で複数の送信アンテナを通して空間的にプリコーディングされた各ストリームを送信することによって達成される。空間的にプリコーディングされたデータストリームは、異なる空間シグネチャとともにUE206に到着し、これにより、UE206の各々がそのUE206に宛てられた1つまたは複数のデータストリームを復元することが可能になる。UL上では、各UE206は、空間的にプリコーディングされたデータストリームを送信し、これにより、eNB204は、空間的にプリコーディングされた各データストリームのソースを識別できるようになる。
[0068]空間多重化は、概して、チャネル状態が良好なときに使用される。チャネル状態があまり好ましくないとき、送信エネルギーを1つまたは複数の方向に集中させるためにビームフォーミングが使用され得る。これは、複数のアンテナを介して送信するためのデータを空間的にプリコーディングすることによって達成され得る。セルのエッジにおいて良好なカバレージを達成するために、送信ダイバーシティと組み合わせてシングルストリームビームフォーミング送信が使用されてもよい。
[0069]以下の詳細な説明では、DL上でOFDMをサポートするMIMOシステムに関して、アクセスネットワークの様々な態様が説明される。OFDMは、OFDMシンボル内でいくつかのサブキャリアを介してデータを変調するスペクトル拡散技法である。サブキャリアは、正確な周波数で離間される。この離間は、受信機がサブキャリアからデータを復元することを可能にする「直交性」をもたらす。時間ドメインでは、OFDMシンボル間干渉に対抗するために、各OFDMシンボルにガードインターバル(たとえば、サイクリックプレフィックス)が付加されてもよい。ULは、高いピーク対平均電力比(PAPR)を補償するために、DFT拡散OFDM信号の形でSC−FDMAを使用することができる。
[0070]図3は、LTEにおけるDLフレーム構造の例を示す図300である。フレーム(10ms)は、等しいサイズの10個のサブフレームに分割され得る。各サブフレームは、2つの連続するタイムスロットを含み得る。2つのタイムスロットを表すためにリソースグリッドが使用される場合があり、各タイムスロットはリソースブロックを含む。リソースグリッドは複数のリソース要素に分割される。LTEでは、ノーマルサイクリックプレフィックスの場合、リソースブロックは、合計84個のリソース要素について、周波数ドメイン中に12個の連続するサブキャリアを含んでおり、時間ドメイン中に7つの連続するOFDMシンボルを含んでいる。拡張サイクリックプレフィックスの場合、リソースブロックは、合計72個のリソース要素について、周波数ドメイン中に12個の連続するサブキャリアを含んでおり、時間ドメイン中に6つの連続するOFDMシンボルを含んでいる。R302、304として示されるリソース要素のうちのいくつかは、DL基準信号(DL−RS)を含む。DL−RSは、(共通RSと呼ばれることもある)セル固有RS(CRS)302と、UE固有RS(UE−RS)304とを含む。UE−RS304は、対応する物理DL共有チャネル(PDSCH)がマッピングされるリソースブロック上で送信される。各リソース要素によって搬送されるビット数は変調方式に依存する。したがって、UEが受信するリソースブロックが多いほど、および変調方式が高いほど、UEのデータレートは高くなる。
[0071]本明細書で開示されるいくつかの態様によると、図2のUE206などのUEは、潜在的ハンドオフを予測するために、DL LTEフレームに関連付けられた情報を処理することができる。たとえば、UEは、DL LTEフレームに関連付けられた信号強度、DL LTEフレーム中に含まれる信号のセット、または、潜在的ハンドオフを示すことに関連付けられた同様なものを識別することができる。いくつかの態様において、別のUEは、別のDL LTEフレームを介して、潜在的ハンドオフを識別する情報を(たとえば、UEから)受信する場合がある。
[0072]図4は、LTEにおけるULフレーム構造の例を示す図400である。ULのための利用可能なリソースブロックは、データセクションと制御セクションとに区分され得る。制御セクションは、システム帯域幅の2つのエッジにおいて形成されることがあり、構成可能なサイズを有することがある。制御セクション内のリソースブロックは、制御情報を送信するためにUEに割り当てられ得る。データセクションは、制御セクションの中に含まれないすべてのリソースブロックを含み得る。ULフレーム構造は、単一のUEがデータセクションの中の連続サブキャリアのすべてを割り当てられることを可能にし得る、連続サブキャリアを含むデータセクションをもたらす。
[0073]UEには、eNBに制御情報を送信するために、制御セクション中のリソースブロック410a、410bが割り当てられ得る。UEには、eNBにデータを送信するために、データセクション中のリソースブロック420a、420bも割り当てられ得る。UEは、制御セクションの中に割り当てられたリソースブロック上の物理UL制御チャネル(PUCCH)において制御情報を送信し得る。UEは、データセクションの中に割り当てられたリソースブロック上の物理UL共有チャネル(PUSCH)においてデータまたはデータと制御情報の両方を送信し得る。UL送信は、サブフレームの両方のスロットに及ぶ場合があり、周波数にわたってホッピングすることができる。
[0074]本明細書で開示されるいくつかの態様によると、UEは、潜在的ハンドオフが差し迫っているという情報を別のUEに提供するために、UL LTEフレームのある部分を利用することができる。たとえば、UEは、潜在的ハンドオフの指示および/または潜在的ハンドオフに関する情報(たとえば、ハンドオフタイプ、ハンドオフ持続時間など)を提供することができる。いくつかの態様において、UEは、通信パラメータまたは通信レートに対する変更を引き起こすために、潜在的ハンドオフが完了された後、および/または起きていないと決定された後、情報を送信するために、UL LTEフレームのある部分を利用することができる。いくつかの例では、通信パラメータは、ジッタバッファサイズ、通信コーデックパラメータ、コーデックフレーム毎秒レート、またはコーデック解像度であってよい。
[0075]物理ランダムアクセスチャネル(PRACH)430中で初期システムアクセスを実施し、UL同期を達成するために、リソースブロックのセットが使用され得る。PRACH430は、ランダムシーケンスを搬送し、いかなるULデータ/シグナリングも搬送することができない。各ランダムアクセスプリアンブルは、6つの連続するリソースブロックに対応する帯域幅を占有する。開始周波数はネットワークによって指定される。すなわち、ランダムアクセスプリアンブルの送信は、特定の時間および周波数リソースに限定される。いくつかの態様では、PRACHの場合、周波数ホッピングはない。PRACH試行は単一のサブフレーム(1ms)中で、または少数の連続サブフレームのシーケンス中で搬送され、UEは、フレーム(10ms)ごとに単一のPRACH試行を行うことができる。
[0076]図5は、LTEにおけるユーザプレーンおよび制御プレーンのための無線プロトコルアーキテクチャの例を示す図500である。UEおよびeNBのための無線プロトコルアーキテクチャは、レイヤ1、レイヤ2、およびレイヤ3という3つのレイヤで示される。レイヤ1(L1レイヤ)は最下位レイヤであり、様々な物理レイヤ信号処理機能を実装する。L1レイヤは、本明細書では物理レイヤ506と呼ばれる。レイヤ2(L2レイヤ)508は、物理レイヤ506の上にあり、物理レイヤ506を介したUEとeNBとの間のリンクを担当する。いくつかの態様において、UEは、シグナリング情報、通信レート情報などのような、L1、L2、および/またはL3レイヤに関連付けられた情報に基づいて、潜在的ハンドオフを識別することができる。
[0077]ユーザプレーンでは、L2レイヤ508は、ネットワーク側のeNBにおいて終端される、メディアアクセス制御(MAC)サブレイヤ510と、無線リンク制御(RLC)サブレイヤ512と、パケットデータコンバージェンスプロトコル(PDCP)514サブレイヤとを含む。図示されていないが、UEは、ネットワーク側のPDNゲートウェイ118において終端されるネットワークレイヤ(たとえば、IPレイヤ)と、接続の他端(たとえば、遠端UE、サーバなど)において終端されるアプリケーションレイヤとを含めて、L2レイヤ508の上にいくつかの上位レイヤを有し得る。
[0078]PDCPサブレイヤ514は、異なる無線ベアラと論理チャネルとの間での多重化を提供する。また、PDCPサブレイヤ514は、無線送信オーバヘッドを低減するための上位レイヤデータパケットのためのヘッダ圧縮と、データパケットを暗号化することによるセキュリティと、UEのためのeNB間ハンドオーバサポートとを提供する。RLCサブレイヤ512は、上位レイヤデータパケットのセグメント化および再アセンブリと、紛失データパケットの再送信と、ハイブリッド自動再送要求(HARQ)に起因して順が狂った受信を補正するためのデータパケットの並べ替えとを行う。MACサブレイヤ510は、論理チャネルとトランスポートチャネルとの間の多重化を行う。MACサブレイヤ510はまた、複数のUEの間で1つのセル中の様々な無線リソース(たとえば、リソースブロック)を割り当てることを担当する。MACサブレイヤ510は、HARQオペレーションも担当する。
[0079]制御プレーンにおいて、UEおよびeNBのための無線プロトコルアーキテクチャは、制御プレーンに関するヘッダ圧縮機能がないことを除いて、物理レイヤ506およびL2レイヤ508についても実質的に同じである。制御プレーンはまた、レイヤ3(L3レイヤ)の中に無線リソース制御(RRC)サブレイヤ516を含む。RRCサブレイヤ516は、無線リソース(たとえば、無線ベアラ)を取得することと、eNBとUEとの間のRRCシグナリングを使用して下位レイヤを構成することとを担当する。
[0080]図6は、アクセスネットワークにおいてUE650と通信しているeNB610のブロック図である。DLでは、コアネットワークからの上位レイヤパケットが、コントローラ/プロセッサ675に提供される。コントローラ/プロセッサ675は、L2レイヤの機能性を実装する。DLでは、コントローラ/プロセッサ675は、ヘッダ圧縮と、暗号化と、パケットのセグメント化および並べ替えと、論理チャネルとトランスポートチャネルとの間の多重化と、様々な優先度メトリックに基づくUE650への無線リソース割振りとを行う。コントローラ/プロセッサ675はまた、HARQオペレーションと、紛失パケットの再送信と、UE650へのシグナリングとを担当する。
[0081]送信(TX)プロセッサ616は、L1レイヤ(すなわち、物理レイヤ)のための様々な信号処理機能を実装する。信号処理機能は、UE650における前方誤り訂正(FEC)と、様々な変調方式(たとえば、2位相シフトキーイング(BPSK)、4位相シフトキーイング(QPSK)、M位相シフトキーイング(M−PSK)、多値直交振幅変調(M−QAM:M-quadrature amplitude modulation))に基づく信号コンスタレーションへのマッピングとを容易にするための、コーディングとインターリービングとを含む。次いで、コーディングおよび変調されたシンボルが、並列ストリームに分割される。各ストリームは、次いで、時間ドメインOFDMシンボルストリームを搬送する物理チャネルを生成するために、OFDMサブキャリアにマッピングされ、時間ドメインおよび/または周波数ドメイン中で基準信号(たとえば、パイロット)と多重化され、次いで逆高速フーリエ変換(IFFT)を使用して一緒に組み合わされる。OFDMストリームは、複数の空間ストリームを生成するために空間的にプリコーディングされる。チャネル推定器674からのチャネル推定値は、コーディングおよび変調方式を決定するために、ならびに空間処理のために使用されてもよい。チャネル推定値は、UE650によって送信されるチャネル状態フィードバックおよび/または基準信号から導出されてもよい。各空間ストリームは、次いで、別個の送信機618TXを介して異なるアンテナ620に与えられ得る。各送信機618TXは、送信のためにそれぞれの空間ストリームでRFキャリアを変調し得る。
[0082]UE650において、各受信機654RXは、それのそれぞれのアンテナ652を通して信号を受信する。各受信機654RXは、RFキャリア上に変調された情報を復元し、その情報を受信(RX)プロセッサ656に与える。たとえば、受信機654RXは、ハンドオーバをシグナリングする情報、ハンドオーバに関連付けられた通信パラメータまたは通信レートに対する調整をシグナリングする情報などを復元することができる。RXプロセッサ656はL1レイヤの様々な信号処理機能を実装する。RXプロセッサ656は、UE650に宛てられた任意の空間ストリームを復元するために、その情報に対して空間処理を実施し得る。複数の空間ストリームがUE650に宛てられた場合、それらの空間ストリームはRXプロセッサ656によって単一のOFDMシンボルストリームに組み合わされ得る。RXプロセッサ656は、次いで、高速フーリエ変換(FFT)を使用してOFDMシンボルストリームを時間ドメインから周波数ドメインにコンバートする。周波数ドメイン信号はOFDM信号のサブキャリアごとに別々のOFDMシンボルストリームを備える。各サブキャリア上のシンボルと基準信号とは、eNB610によって送信される、可能性が最も高い信号のコンスタレーションポイントを決定することによって復元され、復調される。これらの軟決定は、チャネル推定器658によって計算されたチャネル推定値に基づく場合がある。次いで、軟決定は、物理チャネル上でeNB610によって最初に送信されたデータおよび制御信号を復元するために、復号されデインタリーブされる。データおよび制御信号は、次いで、コントローラ/プロセッサ659に提供される。
[0083]コントローラ/プロセッサ659はL2レイヤを実装する。コントローラ/プロセッサは、プログラムコードとデータとを記憶するメモリ660に関連付けられ得る。メモリ660はコンピュータ可読媒体と呼ばれることがある。ULにおいて、コントローラ/プロセッサ659は、コアネットワークからの上位レイヤパケットを復元するために、トランスポートチャネルと論理チャネルとの間の逆多重化と、パケットリアセンブリと、暗号解読と、ヘッダ解凍と、制御信号処理とを提供する。次いで、上位レイヤパケットはデータシンク662に提供され、データシンク662はL2レイヤの上のすべてのプロトコルレイヤを表す。様々な制御信号が、L3処理のためにデータシンク662に提供されてもよい。コントローラ/プロセッサ659はまた、HARQオペレーションをサポートするために、肯定応答(ACK)および/または否定応答(NACK)プロトコルを使用する誤り検出を担当する。
[0084]ULにおいて、データソース667は、コントローラ/プロセッサ659に上位レイヤパケットを与えるために使用される。たとえば、ハンドオーバをシグナリングすること、ハンドオーバに関連した通信パラメータまたは通信レートの調整をシグナリングすることなどに関連付けられたパケットが、送信用に提供され得る。データソース667はL2レイヤの上のすべてのプロトコルレイヤを表す。eNB610によるDL送信に関して説明した機能性と同様に、コントローラ/プロセッサ659は、ヘッダ圧縮と、暗号化と、パケットのセグメント化および並べ替えと、eNB610による無線リソース割振りに基づく論理チャネルとトランスポートチャネルとの間の多重化とを行うことによって、ユーザプレーンおよび制御プレーンに関するL2レイヤを実装する。また、コントローラ/プロセッサ659は、HARQオペレーションと、紛失パケットの再送信と、eNB610へのシグナリングとを担当する。
[0085]eNB610によって送信される基準信号またはフィードバックからチャネル推定器658によって導出されるチャネル推定値は、適切なコーディングおよび変調方式を選択することと、空間処理を容易にすることとを行うために、TXプロセッサ668によって使用されてもよい。TXプロセッサ668によって生成された空間ストリームは、別個の送信機654TXを介して異なるアンテナ652に与えられ得る。各送信機654TXは、送信のためにそれぞれの空間ストリームを用いてRFキャリアを変調し得る。
[0086]UL送信は、UE650における受信機機能に関して説明した様式と同様の様式でeNB610において処理される。各受信機618RXは、それのそれぞれのアンテナ620を通して信号を受信する。各受信機618RXは、RFキャリア上に変調された情報を復元し、その情報をRXプロセッサ670に提供する。RXプロセッサ670はL1レイヤを実装し得る。
[0087]コントローラ/プロセッサ675は、L2レイヤを実装する。コントローラ/プロセッサ675は、プログラムコードとデータとを記憶するメモリ676に関連付けられ得る。メモリ676はコンピュータ可読媒体と呼ばれることがある。ULでは、コントローラ/プロセッサ675は、トランスポートチャネルと論理チャネルとの間の逆多重化と、パケットリアセンブリと、暗号解読と、ヘッダ解凍と、制御信号処理とを行って、UE650からの上位レイヤパケットを復元する。コントローラ/プロセッサ675からの上位レイヤパケットは、コアネットワークに提供され得る。コントローラ/プロセッサ675はまた、HARQオペレーションをサポートするために、ACKおよび/またはNACKのプロトコルを使用する誤り検出を担当する。
[0088]図7Aおよび図7Bは、潜在的ハンドオフにプリエンプティブに反応する例700を示す図である。図7Aに示すように、例700は、(たとえば、図1の1つまたは複数のUE102、図2のUE206、図6のUE650などを含み得る)UE710と、(たとえば、図1のeNB106、108、図2のeNB204、208、図6のeNB610などのうちの1つまたは複数を含み得る)ソースRAT720と、(たとえば、図1の1つまたは複数のUE102、図2のUE206、図6のUE650などを含み得る)UE730と、(たとえば、図1のeNB106、108、図2のeNB204、208、図6のeNB610などのうちの1つまたは複数を含み得る)eNB740と、(たとえば、図1のeNB106、108、図2のeNB204、208、図6のeNB610などのうちの1つまたは複数を含み得る)ターゲットRAT750とを含み得る。
[0089]図7Aに示すように、UE710およびUE730は、通信(たとえば、ソースRAT720およびeNB740を介したビデオテレフォニー通信)中に接続され得る。参照番号755によって示されるように、UE710は、通信中に、(たとえば、ソースRAT720からターゲットRAT750への)潜在的ハンドオフを識別する場合がある。UE710は、動きプロセッサ情報に基づいて(たとえば、UE710が、ソースRAT720から離れて、および/またはターゲットRAT750に向かって移動されていると決定したことに基づいて)、信号強度情報に基づいて(たとえば、ソースRAT720の信号強度が、第1の閾値を満足することができないことに基づいて、および/またはターゲットRAT750の信号強度が第2の閾値を満足することに基づいて)、シグナリング情報に基づいて(たとえば、ソースRAT720および/またはターゲットRAT750から、潜在的ハンドオフを示す特定の信号を受信したことに基づいて)、などして、潜在的ハンドオフを識別することができる。潜在的ハンドオフを識別したことに基づいて、UE710は、第1の通信パラメータまたは第1の通信レートに対する調整を引き起こしてよい。たとえば、UE710は、UE730との通信に関連付けられたアップリンク通信レートを調整するために、レート適応アルゴリズムを利用することができる。このようにして、UE710は、通信の通信レートをプリエンプティブに調整することができ、その結果、通信レートがプリエンプティブに調整されない別の通信と比較して、ハンドオフ中の性能の低下はより軽微になり得る。いくつかの例では、通信パラメータは、ジッタバッファサイズ、通信コーデックパラメータ、コーデックフレーム毎秒レート、またはコーデック解像度であってよい。
[0090]図7Aにさらに示されるように、UE710は、(たとえば、ソースRAT720およびeNB740を介して)UE730への、潜在的ハンドオフを示すメッセージ760(たとえば、リアルタイムトランスポートプロトコル(RTP)制御プロトコル(RTCP)メッセージ)、(たとえば、UE710に関連付けられた)送付側アプリケーションおよび(たとえば、UE730に関連付けられた)受信側アプリケーションによって理解される汎用アプリケーションレイヤシグナリングメッセージなどを送信することができる。メッセージ760は、潜在的ハンドオフのタイプ(たとえば、eNB間ハンドオフ、RAT間ハンドオフ、LTEからWi−Fiへのハンドオフなど)、オーディオビデオ同期遅延パラメータ、推定アップリンクレートパラメータなどを識別する情報を含み得る。参照番号765によって示されるように、メッセージ760に基づいて、UE730は、第2の通信パラメータまたは第2の通信レートを調整することができる。たとえば、UE730は、UE710との通信に関連付けられたダウンリンク通信レートを調整するために、レート適応アルゴリズムを利用することができる。このようにして、UE730は、通信の通信レートをプリエンプティブに調整することができ、その結果、通信レートがプリエンプティブに調整されない別の通信と比較して、ハンドオフ中の性能の低下はより軽微になり得る。
[0091]図7Bに示すように、UE710は、潜在的ハンドオフを完了し、ターゲットRAT750に接続することができる(たとえば、ターゲットRAT750は、UE710用のネットワーク接続性を容易にする)。UE710は、UE730との通信を(たとえば、ターゲットRAT750およびeNB740を介して)続けることができる。参照番号780によって示されるように、潜在的ハンドオフが完了されたと決定したことに基づいて、UE710は、たとえば、通信に関連付けられたアップリンク通信レートを調整することによって、第1の通信パラメータまたは第1の通信レートに対する別の調整を引き起こしてよい。UE710は、(たとえば、ターゲットRAT750およびeNB740を介して)潜在的ハンドオフが完了されたことを示すメッセージ785(たとえば、別のRTCPメッセージ)、(たとえば、UE710に関連付けられた)送付側アプリケーションおよび(たとえば、UE730に関連付けられた)受信側アプリケーションによって理解される汎用アプリケーションレイヤシグナリングメッセージなどを送信すればよい。メッセージ785は、潜在的ハンドオフが完了された後の推定アップリンクレートパラメータを識別する情報などを含み得る。参照番号790によって示されるように、メッセージ785を受信したことに基づいて、UE730は、第2の通信パラメータまたは第2の通信レートを調整することができる。たとえば、UE730は、推定アップリンクレートパラメータに基づいて第2の通信レートを調整することができる。このようにして、UE730は、ハンドオフが起きていないときに利用される通信レートに戻ることができ、そうすることによって、ユーザエクスペリエンスを向上させる。いくつかの例では、通信パラメータは、ジッタバッファサイズ、通信コーデックパラメータ、コーデックフレーム毎秒レート、またはコーデック解像度であってよい。
[0092]上記のように、図7Aおよび図7Bは、例として与えられている。他の例が可能であり、他の例は図7Aおよび図7Bに関連して説明されたものとは異なることがある。
[0093]図8は、ワイヤレス通信の方法800のフローチャートである。方法800は、(たとえば、図1の1つまたは複数のUE102、図2のUE206、図6のUE650、図7Aおよび/または図7BのUE710、730、図14の装置1402、図15の装置1402’などを含み得る)UEによって実施され得る。
[0094]802において、UEは、UEと通信している別のUEについての、潜在的ハンドオフを示す情報を受信し得る。たとえば、図7Aおよび図7Bとの関連で説明したように、UE730は、UE710についての、潜在的ハンドオフを示す情報を受信し得る。いくつかの態様において、潜在的ハンドオフを示す情報は、通信遅延、ジッタプロファイル、潜在的ハンドオフのタイプ、潜在的ハンドオフ中の推定通信レート、潜在的ハンドオフに関連付けられたオーディオ−ビデオ同期遅延、エンコーダバッファサイズ、デコーダバッファサイズ、ジッタバッファサイズに影響を及ぼす期待ジッタ値、予測ハンドオフ時間、予測ハンドオフ持続時間、予測ハンドオフタイプなど、に関連付けられた情報を含み得る。たとえば、UE730は、メッセージ760(たとえば、RTCPメッセージ、アプリケーションレイヤ固有メッセージなど)を介して情報を受信し得る。いくつかの態様において、RTCPメッセージは、非標準RTCPアプリケーション定義RTCPパケット(RTCP APP)メッセージを含み得る。たとえば、RTCPメッセージは、潜在的ハンドオフに関連付けられた情報を含み得る。別の例では、送付側アプリケーションおよび受信側アプリケーションによって理解される汎用アプリケーションレイヤシグナリングメッセージは、1つまたは複数のフィールドと、その1つまたは複数のフィールドに関連付けられた1つまたは複数の対応する値とのマッピングを静的に定義するバイナリシグナリングモジュールに基づき得る(他のアプリケーションレイヤ信号プロトコルと同様である)。いくつかの態様において、ハンドオフタイプは、RAT間ハンドオフ、RAT内ハンドオフなどを示し得る。たとえば、UE730は、メッセージ760を受信することができ、UE710が、Wi−FiからWi−Fiへのハンドオフ、Wi−FiからLTEへのハンドオフなどを受けていると決定することができる。
[0095]804において、UEは、潜在的ハンドオフを示す情報に基づいて、潜在的ハンドオフが起きる前に、通信に関連付けられた通信パラメータまたは通信レートを調整することができる。たとえば、図7Aおよび図7Bとの関連で説明したように、UE730は、潜在的ハンドオフが起きる前に、通信に関連付けられた通信レートを調整することができる。いくつかのケースでは、調整は、ハンドオフが進行している間に起き得る。いくつかの態様において、UE730は、(たとえば、メッセージ760を介して)UE710から受信された情報に基づいて通信レートを調整することができる。たとえば、UE730は、通信についての特定のジッタプロファイルを示す特定の情報を受信することができ、UE730は、特定のジッタプロファイルに基づいて通信レートを調整することができる。別の例では、UE730は、ジッタプロファイル、通信遅延などを識別する情報などの情報を、ハンドオフ情報を記憶するデータ構造から取得することができる。この場合、UE730は、データ構造から取得された情報に基づいて通信レートを調整することができる。いくつかの態様において、UE730は、メッセージ760中の、潜在的ハンドオフを示す情報に基づいて、潜在的ハンドオフについての期待時間を決定することができる。この場合、UE730は、潜在的ハンドオフについての期待時間の前に通信レートを調整することができる。いくつかの例では、通信パラメータは、ジッタバッファサイズ、通信コーデックパラメータ、コーデックフレーム毎秒レート、またはコーデック解像度を含み得る。
[0096]いくつかの態様において、UE730は、潜在的ハンドオフを示す情報に含まれる情報に基づいて通信パラメータまたは通信レートを調整することができる。たとえば、UE730は、UE710から受信された情報に基づいて、オーディオ−ビデオ同期遅延を決定することができ、オーディオ−ビデオ同期遅延に基づいて、通信パラメータまたは通信レートを調整することができる。別の例では、UE730は、UE710から受信された情報に基づいて、通信に関連付けられた推定アップリンクまたはダウンリンクレートを決定することができ、推定アップリンクまたはダウンリンクレートに基づいて、通信パラメータまたは通信レートを調整することができる。この場合、UE730は、推定アップリンクまたはダウンリンクレートに基づいて、潜在的ハンドオフの前、潜在的ハンドオフの間、潜在的ハンドオフの後などに、通信パラメータまたは通信レートを調整することができる。たとえば、UE730は、潜在的ハンドオフ指示を受信した後、通信パラメータまたは通信レートを調整することができる。
[0097]いくつかの態様において、UE730は、レート適応アルゴリズムを使って、通信パラメータまたは通信レートを調整することができる。たとえば、UE730は、メッセージ760中に含まれる1つまたは複数のパラメータをレート適応アルゴリズムへの入力としてレート適応アルゴリズムを利用することができ、通信パラメータまたは通信レートに対する調整を決定することができる。この場合、UE730は、通信パラメータまたは通信レートに対する調整を決定したことに基づいて、通信パラメータまたは通信レートを調整することができる。
[0098]いくつかの態様において、UE730は、潜在的ハンドオフ中に、(たとえば、潜在的ハンドオフを示す情報に基づいて)通信パラメータまたは通信レートに関連付けられたパラメータの期待値を決定することができる。たとえば、UE730は、潜在的ハンドオフについてのハンドオフタイプを識別する情報に基づいて、潜在的ハンドオフに関連付けられたハンドオフ持続時間を決定することができる。この場合、UE730は、ハンドオフ持続時間を決定したことに基づいて、特定の持続時間の間、通信パラメータまたは通信レートを調整することができ、(たとえば、ハンドオフのための過度な補償を避けるために)特定の持続時間などの間、レート適応アルゴリズムへの入力として、増加した通信遅延を軽視して(disregard)よい。
[0099]いくつかの態様において、UE730は、パラメータの期待値がパラメータの特定の値の閾値以内であると決定し得る。たとえば、UE730は、期待遅延、期待ジッタなどが、現在の遅延、現在のジッタなどの閾値内であると決定し得る。この場合、UE730は、遅延、ジッタなどを入力としてもつレート適応アルゴリズムが、通信レートに対する調整を規定する(dictate)ときでも、通信レートを維持することができる。別の例では、期待遅延、期待ジッタなどが閾値内でないとき、UE730は、(たとえば、ビデオテレフォニーエンコーダレートを調整することなどによって)通信レートを調整することができる。
[0100]いくつかの態様において、通信レートを調整するとき、UE730は、通信パラメータを調整することができる。たとえば、UE730は、通信レートを調整するとき、ビデオテレフォニーエンコーダレートを調整することができる。別の例では、UE730は、アップリンク通信レート、ダウンリンク通信レートなどを調整することができる。
[0101]いくつかの態様において、UE730は、通信レートを維持することができる。たとえば、潜在的ハンドオフの指示を受信したことに基づいて通信レートを調整した後、UE730は、通信レートを調整させるためのレート適応アルゴリズムをトリガすることに関連付けられる、ジッタの量、パケット遅延などを示す情報(たとえば、潜在的ハンドオフの前と比較して増加したジッタ、潜在的ハンドオフの前と比較して増加したパケット遅延、など)を受信し得る。この場合、UE730は、通信レートに対する変更を拒否してよく、通信レートをプリエンプティブに調整することに基づいて、およびUE710から潜在的ハンドオフの識別を受信したことに基づいて、通信レートを維持してよい。
[0102]いくつかの態様において、UE730は、通信レートを調整するとき、遅延特性を決定することができる。たとえば、UE730は、ハンドオフタイプについての遅延特性を記憶するデータ構造(たとえば、テーブル)を利用することができ、潜在的ハンドオフの特定のハンドオフタイプについての遅延特性を決定することができる。この場合、UE730は、たとえば、エンコーダレートを低減すること、エンコーダレートを保持することなどができる。別の例では、UE730は、遅延特性に基づいて決定されたハンドオフ間隔中の遅延/ジッタを無視すること、画像紛失指示通知(image loss indication notification)を無視することなどを行うように、レート適応アルゴリズムに関連付けられた受信機モジュールを調整することができる。潜在的ハンドオフが完了したという指示をUE730が受信すると、UE730は、図9との関連で本明細書において詳しく論じるように、通信パラメータまたは通信レートを調整することができる。UE730が、取り消しを受信し、および/または潜在的ハンドオフをタイムアウトさせると、UE730は、図10との関連で本明細書において詳しく論じるように、通信レートを調整することができる。いずれのケースでも、UE730は、潜在的ハンドオフ期間後に定常状態に達したとき、UE710に通知を提供することができる。
[0103]図8はワイヤレス通信の方法の例示的なブロックを示しているが、いくつかの態様では、方法は、追加のブロック、より少ないブロック、異なるブロック、または図8に示されているものとは別様に配置されたブロックを含み得る。追加または代替として、図8に示されるブロックのうちの2つ以上が並行して実施されてよい。
[0104]図9は、ワイヤレス通信の方法900のフローチャートである。方法900は、(たとえば、図1の1つまたは複数のUE102、図2のUE206、図6のUE650、図7Aおよび/または図7BのUE710、730、図14の装置1402、図15の装置1402’などを含み得る)UEによって実施され得る。
[0105]902において、UEは、別のUEに関連付けられた潜在的ハンドオフが完了されたことを示す情報を受信し得る。たとえば、図7Aおよび図7Bならびに図8との関連で上述したように、潜在的ハンドオフを示す情報を受信し、潜在的ハンドオフを示す情報に基づいて、通信パラメータまたは通信レートを調整した後、UE730は、潜在的ハンドオフが完了されたことを示す情報をUE710から受信し得る。いくつかの態様において、UEは、潜在的ハンドオフを示す情報を、RTCPメッセージ、送付側アプリケーションおよび受信側アプリケーションによって理解され得る汎用アプリケーションレイヤシグナリングメッセージなどを介して受信し得る。たとえば、UE730は、メッセージ785を介して、潜在的ハンドオフが完了されたという確認を受信し得る。いくつかの態様において、UEは、潜在的ハンドオフが完了されたことを示す情報を受信するとき、通信パラメータまたは通信レートに関連付けられた1つまたは複数のパラメータを受信し得る。たとえば、UE730は、(たとえば、どのUE730が通信レートを調整することができるかに基づく)推定アップリンク通信レートについてのパラメータを受信し得る。
[0106]904において、UEは、潜在的ハンドオフが完了されたことを示す情報を受信したことに基づいて、通信パラメータまたは通信レートを調整することができる。たとえば、図7Aおよび図7Bならびに図8との関連で上述したように、UE730は、潜在的ハンドオフが完了されたことを示す情報(たとえば、メッセージ785)を受信したことに基づいて、通信パラメータまたは通信レートを調整することができる。いくつかの態様において、UEは、別のUEから受信された情報(たとえば、通信レートに関連付けられたパラメータ)に基づいて、通信パラメータまたは通信レートを調整することができる。たとえば、UE730は、通信レートを調整するために、推定アップリンクデータレートなど、UE710によって提供される1つまたは複数のパラメータを利用してよい。別の例では、UE730は、潜在的ハンドオフの前の通信レートに関する、記憶されている情報などに基づいて、通信パラメータまたは通信レートを調整してよい。別の例では、UE730は、ターゲットRAT750のタイプを、異なるタイプのターゲットRATについての通信レートを記憶するルックアップテーブルと相関させることに基づいて、通信パラメータまたは通信レートを調整することができる。いくつかの例では、通信パラメータは、ジッタバッファサイズ、通信コーデックパラメータ、コーデックフレーム毎秒レート、またはコーデック解像度であってよい。
[0107]図9はワイヤレス通信の方法の例示的なブロックを示しているが、いくつかの態様では、方法は、追加のブロック、より少ないブロック、異なるブロック、または図9に示されているものとは別様に配置されたブロックを含み得る。追加または代替として、図9に示されるブロックのうちの2つ以上が並行して実施されてよい。
[0108]図10は、ワイヤレス通信の方法1000のフローチャートである。方法1000は、(たとえば、図1の1つまたは複数のUE102、図2のUE206、図6のUE650、図7Aおよび/または図7BのUE710、730など、図14の装置1402、図15の装置1402’などを含み得る)UEによって実施され得る。
[0109]1002において、UEは、別のUEに関連付けられた潜在的ハンドオフが起きていないと決定し得る。たとえば、図7Aおよび図7Bならびに図8との関連で上述したように、潜在的ハンドオフを示す情報を受信し、潜在的ハンドオフを示す情報に基づいて、通信パラメータまたは通信レートを調整した後、UE730は、潜在的ハンドオフが起きていないことを示す情報をUE710から受信し得る。いくつかの態様において、UEは、潜在的ハンドオフが起きていないことを示す情報を、RTCPメッセージ、送付側アプリケーションおよび受信側アプリケーションによって理解される汎用アプリケーションレイヤシグナリングメッセージなどを介して受信し得る。たとえば、UE730は、潜在的ハンドオフが起きていないことを示すRTCPメッセージを、UE710から受信し得る。
[0110]いくつかの態様において、UEは、別のUEから指示を受信せずに、潜在的ハンドオフが起きていないと決定し得る。たとえば、UE730は、UE730がUE710から潜在的ハンドオフを示す情報を受信してから閾値時間期間が経過したと決定することによって、ハンドオフが起きていないと決定し得る。いくつかの態様において、UEは、別のデバイスから指示を受信したことに基づいて、潜在的ハンドオフが起きていないと決定し得る。たとえば、UE730は、別のeNB(たとえば、eNB740)、ネットワークデバイスなどから、指示を受信し得る。
[0111]1004において、UEは、潜在的ハンドオフが起きていないことを示す情報を受信したことに基づいて、通信パラメータまたは通信レートを調整し得る。たとえば、UE730は、潜在的ハンドオフが起きていないことを示す情報を受信したことに基づいて、通信パラメータまたは通信レートを調整し得る。いくつかの態様において、UE730は、UE710から受信された1つまたは複数のパラメータに基づいて、1つまたは複数の測定されたパラメータ(たとえば、測定されたジッタ、測定されたパケット遅延など)に基づいて、レート適応アルゴリズムに基づいて、などして、通信パラメータまたは通信レートを調整することができる。
[0112]図10はワイヤレス通信の方法の例示的なブロックを示しているが、いくつかの態様では、方法は、追加のブロック、より少ないブロック、異なるブロック、または図10に示されているものとは別様に配置されたブロックを含み得る。追加または代替として、図10に示されるブロックのうちの2つ以上が並行して実施されてよい。
[0113]図11は、ワイヤレス通信の方法1100のフローチャートである。方法1100は、(たとえば、図1の1つまたは複数のUE102、図2のUE206、図6のUE650、図7Aおよび/または図7BのUE710、730など、図14の装置1402、図15の装置1402’などを含み得る)UEによって実施され得る。
[0114]1102において、UEは、別のUEとの通信中に潜在的ハンドオフを識別し得る。たとえば、図7Aおよび図7Bとの関連で上述したように、UE710は、UE730との通信中に潜在的ハンドオフを識別し得る。いくつかの態様において、通信は、ビデオテレフォニー通信、音声通信などを含み得る。
[0115]いくつかの態様において、UEは、動きプロセッサ情報に基づいて潜在的ハンドオフを識別し得る。たとえば、UE710は、慣性情報、全地球測位システム(GPS)情報などに基づいて、UE710がソースRAT720から離れて、および/またはターゲットRAT750に向かって移動されていると決定し得る。この場合、UE710は、ソースRAT720に関連付けられたセルから、ターゲットRAT750に関連付けられたセルに向かう方向にUE710が移動されていることに基づいて、潜在的ハンドオフが差し迫っていると決定し得る。
[0116]いくつかの態様において、UEは、信号強度情報(たとえば、Wi−Fi信号強度、LTE信号強度、GSM信号強度など)に基づいて潜在的ハンドオフを識別し得る。たとえば、UE710は、ソースRAT720への第1の接続に関連付けられた第1の信号強度が低下している、および/またはターゲットRAT750への第2の接続に関連付けられた第2の信号強度が増大していると決定し得る。いくつかの態様において、信号強度情報は、ソースRAT720(たとえば、ソースRAT720がWi−Fi RATであるとき)、ターゲットRAT750(たとえば、ターゲットRAT750がWi−Fi RATであるとき)などに関連付けられたWi−Fi信号強度であってよい。
[0117]いくつかの態様において、UEは、RATシグナリング情報に基づいて潜在的ハンドオフを識別し得る。たとえば、UE710は、ハンドオフが起きるべきであること、ソースRAT720が無効にされて(disabled)いること、ソースRAT720が接続で過負荷をかけられていること、を示す信号、またはUE710についての潜在的ハンドオフを示す別の信号を、ソースRAT720、ターゲットRAT750などから受信し得る。
[0118]いくつかの態様において、UEは、機械学習を使って潜在的ハンドオフを識別し得る。たとえば、UE710は、モデルを生成することができ、既知のトレーニングデータ(たとえば、ハンドオフが起きた場合のデータ、ハンドオフが起きなかった場合のデータなど)に基づいてモデルを改良することができ、潜在的ハンドオフが起きるかどうかの決定を行うために、モデルに入力(たとえば、動きプロセッサ情報、信号強度情報、RATシグナリング情報、アップリンクおよび/またはダウンリンクパラメータ、デジッタバッファ状態パラメータ(de-jitter buffer state parameter)、1つまたは複数の環境パラメータなど)を入れることができる。この場合、UE710は、潜在的ハンドオフを識別したこと、および潜在的ハンドオフが起きたかどうか決定したことに基づいて、モデルを更新し続けてよい。
[0119]いくつかの態様において、UE710は、たとえば、あらかじめ実施された機械学習アルゴリズム(たとえば、機械学習ベースの予測アルゴリズム)に基づいて、(たとえば、UE710が、消費者に出荷され、ネットワークに接続される、などの前に)潜在的ハンドオフを識別するように事前構成されてよい。いくつかの態様において、UEは、(たとえば、機械学習アルゴリズムなどの機械学習技法を使って)潜在的ハンドオフの識別を向上させるために、潜在的ハンドオフに関する情報(たとえば、潜在的ハンドオフが起きたかどうか)を利用することができる。いくつかの態様において、UE710は、潜在的ハンドオフの識別を向上させるために(たとえば、機械学習アルゴリズムのセットから選択するために)、潜在的ハンドオフの前、間、および/または後に、メディア品質(たとえば、1つまたは複数の目的測定値、1つまたは複数の主観的測定値などに基づいて決定される、ビデオ通信の品質)に関する情報を利用することができる。いくつかの態様において、UE710は、潜在的ハンドオフを識別するために、入力パラメータのセットの1つまたは複数のパラメータ(たとえば、信号強度パラメータ、アップリンクパラメータ、ダウンリンクパラメータ、デジッタバッファ状態パラメータ、環境パラメータなど)と、機械学習ベースの予測アルゴリズムとを利用することができる。
[0120]いくつかの態様において、UEは、1つまたは複数のパラメータを監視することに基づいて潜在的ハンドオフを識別し得る。たとえば、UE710は、動きプロセッサ情報、信号強度情報、RATシグナリング情報などを決定するために、1つまたは複数のパラメータを監視するための入力を利用することができる。この例に加え、UE710は、1つまたは複数のパラメータのうちのあるパラメータが閾値を満足すると決定することができ、閾値を満足するパラメータに基づいて、潜在的ハンドオフを識別することができる。この場合、UE710は、将来の潜在的ハンドオフの識別を改良するために、予測を、潜在的ハンドオフが実際に起きるかどうかと比較すればよい。
[0121]いくつかの態様において、UEは、潜在的ハンドオフのタイプを識別し得る。たとえば、UE710は、ハンドオフが、RAT間ハンドオフ、RAT内ハンドオフなどであると決定し得る。この場合、UE710は、潜在的ハンドオフのタイプを決定するために、ソースRAT720(たとえば、Wi−Fi RAT、LTE RAT、ワイヤレスローカルエリアネットワーク(WLAN)RATなど)、ターゲットRAT750(たとえば、Wi−Fi RAT、LTE RATなど)などに関する情報を利用することができる。いくつかの態様において、ソースRAT720および/またはターゲットRAT750は、CDMA、GSMなどのような、別のRATに関連付けられ得る。いくつかの態様において、ハンドオフのタイプは、ハンドオフ持続時間、ハンドオフに関連付けられたデータレートなどのような、通信に関連付けられた通信レートを調整することに関連付けられた1つまたは複数のパラメータを決定するのに利用され得る。
[0122]いくつかの態様において、UEは、潜在的ハンドオフを識別した後、1つまたは複数の測定報告を監視し得る。たとえば、UE710は、潜在的ハンドオフが起きようとしているかどうか決定するために、動きプロセッサ情報、信号強度情報、RATシグナリング情報を監視すればよい。潜在的ハンドオフがトリガされ、成功し、完了し、定常状態に達すると、UE710は、図12との関連で本明細書に記載されるように、潜在的ハンドオフの完了に関する情報を提供することができる。潜在的ハンドオフがトリガされず、および/または成功しなかったとき、UE710は、図13との関連で本明細書に記載されるように、潜在的ハンドオフが起きていないことに関する情報(たとえば、取り消しメッセージ(cancellation message))を提供すればよい。
[0123]いくつかの態様において、UEは、潜在的ハンドオフを識別するために、上記技法のうちの1つまたは複数を利用することができる。たとえば、UE710は、動きプロセッサ情報および信号強度情報の組合せ、信号強度情報およびRATシグナリング情報の組合せ、動きプロセッサ情報、信号強度情報、およびRATシグナリング情報の組合せなどに基づいて潜在的ハンドオフを識別し得る。いくつかの態様において、UEは、上記技法のうちの1つまたは複数を利用するとき、1つまたは複数の重みを、1つまたは複数の対応するパラメータに適用してよい。たとえば、UE710は、潜在的ハンドオフを識別するとき、動きプロセッサ情報に第1の重みを、および信号強度情報に第2の重みを適用してよい。
[0124]1104において、UEは、潜在的ハンドオフを識別したことに基づいて、潜在的ハンドオフが起きる前に、別のUEとの通信に関連付けられた通信パラメータまたは通信レートに対する調整を引き起こし得る。たとえば、UE710は、通信に関連付けられた通信パラメータまたは通信レートに対する調整を引き起こし得る。いくつかのケースでは、調整は、ハンドオフが進行している間に起き得る。通信レート(たとえば、ビデオ通信レート)は、UE710に関連付けられたアプリケーションレイヤ出力データレート、UE730に関連付けられたアプリケーションレイヤ入力データレートなどのようなアプリケーションレイヤデータレートを指し得る。
[0125]いくつかの態様において、UE710は、UE730に、通信パラメータまたは通信レートを調整させることによって、通信パラメータまたは通信レートに対する調整を引き起こし得る。たとえば、UE710は、潜在的ハンドオフに関連付けられた情報を、UE730に、および潜在的ハンドオフが起きる前に、提供すればよい。いくつかのケースでは、調整は、ハンドオフが進行している間に起き得る。いくつかの態様において、UE710は、通信遅延に関連付けられた情報、ジッタプロファイル(たとえば、ハンドオフ中の期待ジッタ)、潜在的ハンドオフのタイプ、潜在的ハンドオフ中についての推定通信レート、ハンドオフに関連付けられたオーディオ−ビデオ同期遅延、エンコーダバッファサイズ、デコーダバッファサイズ、ジッタバッファサイズに影響を及ぼす期待ジッタ値、期待ハンドオフ時間、期待ハンドオフ持続時間、期待ハンドオフ完了時間、ハンドオフタイプなどを含む情報を提供し得る。たとえば、UE710は、メッセージ760を介してその情報を提供することができる。いくつかの例では、通信パラメータは、ジッタバッファサイズ、通信コーデックパラメータ、コーデックフレーム毎秒レート、またはコーデック解像度であってよい。
[0126]いくつかの態様において、UE710は、1つまたは複数の先行ハンドオフに基づいてその情報を決定し得る。たとえば、UE710は、別のハンドオフの前、別のハンドオフ中、および/または別のハンドオフの後に発生した1つまたは複数のパラメータに関する特定の情報を記憶することができ、特定の情報に基づいて、潜在的ハンドオフに関連付けられた情報を決定することができる。
[0127]いくつかの態様において、UE710は、アプリケーションレイヤシグナリングを介して、UE730に情報を提供し得る。たとえば、UE730は、アプリケーションレイヤ固有メッセージなどのRTCPメッセージを介して情報を提供し得る。いくつかの態様において、UE730は、UE730および/またはUE710に関連付けられたインターネットプロトコル・マルチメディア・サブシステム(IMS)の1つまたは複数のデバイスを介して、UE710に情報を提供し得る。
[0128]いくつかの態様において、UE710は、UE710上での通信レートを調整することによって、通信レートに対する調整を引き起こし得る。たとえば、UE710は、通信に関連付けられたアップリンク通信レートを調整することができる。いくつかの態様において、UE710は、通信レートに対する調整を決定するために、レート適応アルゴリズムを利用することができる。たとえば、UE710は、通信レートに対する調整を決定するために、ハンドオフタイプ、ハンドオフ持続時間、オーディオ−ビデオ同期遅延、デコーダバッファサイズ、ジッタバッファサイズに影響を及ぼす期待ジッタ値、エンコーダバッファサイズなどのような、1つまたは複数のパラメータを処理するために、レート適応アルゴリズムを利用することができる。この場合、UE710は、レート適応アルゴリズムを使って決定された調整に基づいて、通信レートを調整すればよい。
[0129]図11はワイヤレス通信の方法の例示的なブロックを示しているが、いくつかの態様では、方法は、追加のブロック、より少ないブロック、異なるブロック、または図11に示されているものとは別様に配置されたブロックを含み得る。追加または代替として、図11に示されるブロックのうちの2つ以上が並行して実施されてよい。
[0130]図12は、ワイヤレス通信の方法1200のフローチャートである。方法1200は、(たとえば、図1の1つまたは複数のUE102、図2のUE206、図6のUE650、図7Aおよび/または図7BのUE710、730など、図14の装置1402、図15の装置1402’などを含み得る)UEによって実施され得る。
[0131]1202において、UEは、潜在的ハンドオフが完了されたと決定し得る。たとえば、図7Aおよび図7Bならびに図11との関連で上述したように、別のUEとの通信中に潜在的ハンドオフを識別し、潜在的ハンドオフの前に、通信に関連付けられた通信パラメータまたは通信レートに対する調整を引き起こした後、UE710は、潜在的ハンドオフが完了されたと決定し得る。いくつかの態様において、UEは、潜在的ハンドオフが完了された後、潜在的ハンドオフに関連付けられた情報をデータ構造に記憶することができる。たとえば、UEは、別の潜在的ハンドオフを識別する際に利用するために、潜在的ハンドオフ中にパラメータの値を記憶することができる。いくつかの態様において、潜在的ハンドオフに関連付けられた情報は、潜在的ハンドオフに関連付けられたハンドオフ実行時間、潜在的ハンドオフに関連付けられた地理的ロケーション、潜在的ハンドオフに関連付けられたタイプなどを含み得る。
[0132]1204において、UEは、潜在的ハンドオフが完了されたと決定したことに基づいて、通信パラメータまたは通信レートに対する調整を引き起こし得る。たとえば、UE710は、潜在的ハンドオフが完了されたと決定したことに基づいて、通信パラメータまたは通信レートに対する調整を引き起こし得る。いくつかの態様において、UEは、たとえば、通信に関連付けられたアップリンク通信レートを調整することによって、通信パラメータまたは通信レートを調整することができる。いくつかの態様において、UE710は、潜在的ハンドオフが完了されたことをUE730に示すことによって、UE730に通信パラメータまたは通信レートを調整させることができる。たとえば、UE710は、UE730に通信パラメータまたは通信レートを調整させるために、メッセージ785をUE730に送信すればよい。この場合、メッセージ785は、UE710が接続されるターゲットRAT750に関連付けられた、アップリンクレート推定値(たとえば、ネットワーク接続性のためにターゲットRAT750を利用している間の推定アップリンクレート)、ダウンリンクレート推定値(たとえば、ネットワーク接続性のためにターゲットRAT750を利用している間の推定ダウンリンクレート)などを含み得る。いくつかの態様において、UE710は、UE730が(たとえば、ターゲットRAT750のRATのタイプに基づいて)通信レートに対する調整を決定するのを容易にするために、ターゲットRAT750のRATのタイプなど、ターゲットRAT750に関連付けられた情報をUE730に提供し得る。
[0133]いくつかの態様において、UEは、通信レートに対する調整を引き起こすために、通信パラメータまたはレート適応アルゴリズムをリセットすることに関連付けられた情報を提供し得る。たとえば、UE710が、UE730に、レート適応アルゴリズムへの入力に基づいて通信レートに対する調整を無効にさせると、UE710は、UE730に、レート適応アルゴリズムへの入力に基づいて通信レートに対する調整を有効にする(enable)ことに関連付けられた情報を提供することができる。
[0134]図12はワイヤレス通信の方法の例示的なブロックを示しているが、いくつかの態様では、方法は、追加のブロック、より少ないブロック、異なるブロック、または図12に示されているものとは別様に配置されたブロックを含み得る。追加または代替として、図12に示されるブロックのうちの2つ以上が並行して実施されてよい。
[0135]図13は、ワイヤレス通信の方法1300のフローチャートである。方法1300は、(たとえば、図1の1つまたは複数のUE102、図2のUE206、図6のUE650、図7Aおよび/または図7BのUE710、730など、図14の装置1402、図15の装置1402’などを含み得る)UEによって実施され得る。
[0136]1302において、UEは、潜在的ハンドオフが起きていないと決定し得る。たとえば、図7Aおよび図7Bならびに図11との関連で上述したように、別のUEとの通信中に潜在的ハンドオフを識別し、潜在的ハンドオフが起きる前に、通信に関連付けられた通信パラメータまたは通信レートに対する調整を引き起こした後、UE710は、潜在的ハンドオフが起きていないと決定し得る。いくつかの態様において、UEは、タイマを動作させることに基づいて、潜在的ハンドオフが起きていないと決定し得る。たとえば、UE710は、タイマを動作させることができ、閾値時間期間が経過したと決定し得る。この場合、UE710は、閾値時間期間が経過したと決定したことに基づいて、潜在的ハンドオフが起きていないと決定し得る。
[0137]いくつかの態様において、UE710は、動きプロセッサ情報、信号強度情報、RATシグナリング情報などに基づいて、潜在的ハンドオフが起きていないと決定し得る。たとえば、UE710は、UE710が潜在的ハンドオフを識別したときに閾値を満足していた信号強度が、もはやその閾値を満足していないと決定し得る。
[0138]1304において、UEは、潜在的ハンドオフが起きていないと決定したことに基づいて、通信パラメータまたは通信レートに対する調整を引き起こし得る。たとえば、UE710は、図12との関連で上述したように、通信パラメータまたは通信レートを調整すること、UE730に通信パラメータまたは通信レートを調整させることなどによって、通信パラメータまたは通信レートに対する調整を引き起こし得る。この場合、UE710は、UE730に通信パラメータもしくは通信レートを調整させるために、潜在的ハンドオフが起きていないことを示す情報を、UE730に提供すればよく、レート適応アルゴリズムに基づいて、通信パラメータもしくは通信レートを調整すればよく、または同様のことを行ってよい。いくつかの例では、通信パラメータは、ジッタバッファサイズ、通信コーデックパラメータ、コーデックフレーム毎秒レート、またはコーデック解像度であってよい。
[0139]図13はワイヤレス通信の方法の例示的なブロックを示しているが、いくつかの態様では、方法は、追加のブロック、より少ないブロック、異なるブロック、または図13に示されているものとは別様に配置されたブロックを含み得る。追加または代替として、図13に示されるブロックのうちの2つ以上が並行して実施されてよい。
[0140]図14は、例示的な装置1402中の様々なモジュール/手段/構成要素間のデータフローを示す概念データフロー図1400である。装置はUEであり得る。図示のように、装置1402は、受信モジュール1404と、維持モジュール1406と、利用モジュール(utilizing module)1408と、調整モジュール1410と、決定モジュール1412と、記憶モジュール1414と、引き起こしモジュール(causing module)1416と、提供モジュール1418と、識別モジュール1420とを含み得る。
[0141]受信モジュール1404は、(たとえば、図1のeNB106、108、図2のeNB204、208、図6のeNB610、図7Aおよび/または図7BのソースRAT720、ターゲットRAT750、eNB740などのうちの1つまたは複数を含み得る)eNB1450からの入力として、データ1424を受信し得る。受信モジュール1404は、潜在的ハンドオフを示す情報(たとえば、ビデオテレフォニーレートなどのような推定通信レート、アプリケーションレイヤ出力データレート、アプリケーションレイヤ入力データレートなどのようなアプリケーションレイヤデータレート、オーディオ−ビデオ同期遅延、エンコーダバッファサイズ、デコーダバッファサイズ、ジッタバッファサイズに影響を及ぼす期待ジッタ値、予測ハンドオフ時間、予測ハンドオフ持続時間、潜在的RAT間ハンドオフ、潜在的RAT内ハンドオフなどのような予測ハンドオフタイプ)を、通信(たとえば、ビデオ通信)中に受信し得る。受信モジュール1404は、潜在的ハンドオフが完了されたことを示す情報、潜在的ハンドオフが起きていないことを示す情報、特定のパラメータを示す情報(たとえば、ジッタ、パケット遅延、シグナリング情報など)、機械学習ベースの予測アルゴリズムを使うことに関連付けられたパラメータ(たとえば、信号強度パラメータ、アップリンクパラメータ、ダウンリンクパラメータ、デジッタバッファ状態パラメータ、環境パラメータなど)のセット、などを受信し得る。受信モジュール1404は、RTCPメッセージを介して提供されるアプリケーションレイヤ固有メッセージなど、RTCPメッセージを介してデータ1424を受信し得る。図示のように、受信モジュール1404は、(たとえば、受信モジュール1404によって処理され得る)データ1426を、維持モジュール1406に(たとえば、データ1426として)、利用モジュール1408に(たとえば、データ1428として)、調整モジュール1410に(たとえば、データ1440として)、決定モジュール1412に(たとえば、データ1442として)、および/または識別モジュール1420に(たとえば、データ1436として)、出力として提供することができる。
[0142]維持モジュール1406は、受信モジュール1404からデータ1426を受信し得る。データ1426に基づいて、維持モジュール1406は、通信に関連付けられた通信レートを(たとえば、潜在的ハンドオフが起きる前と比較して、ジッタ、パケット遅延などの増加した量にかかわらず)維持することができる。
[0143]利用モジュール1408は、受信モジュール1404からデータ1428を受信し得る。データ1428に基づいて、利用モジュール1408は、通信パラメータまたは通信レートに対する調整(たとえば、調整モジュール1410によって実施され得る)を決定するために、レート適応アルゴリズムを利用することができる。図示のように、利用モジュール1408は、調整モジュール1410にデータ1430を提供してよく、および/または決定モジュール1412にデータ1432を提供してよい。
[0144]調整モジュール1410は、利用モジュール1408からデータ1430を、決定モジュール1412からデータ1434を、受信モジュール1404からデータ1440を、および/または引き起こしモジュール1416からデータ1446を受信し得る。データ1430に基づいて、調整モジュール1410は、(たとえば、通信レートに対する調整を決定するために、レート適応アルゴリズムを利用することに基づいて)通信パラメータまたは通信レートを調整し得る。データ1434に基づいて、調整モジュール1410は、(たとえば、パケット遅延、ジッタプロファイルなどに関連付けられた特定の情報を決定したことに基づいて、パラメータの期待値が閾値内であり、閾値を満足する、などと決定したことに基づいて、オーディオ−ビデオ同期遅延を決定したことに基づいて、推定アップリンクまたはダウンリンクレートを決定したことに基づいて、などして)通信パラメータまたは通信レートを調整し得る。いくつかの例では、通信パラメータは、ジッタバッファサイズ、通信コーデックパラメータ、コーデックフレーム毎秒レート、またはコーデック解像度であってよい。データ1440に基づいて、調整モジュール1410は、潜在的ハンドオフが起きる前に(たとえば、潜在的ハンドオフを示す情報を受信したことに基づいて)通信パラメータもしくは通信レートを、潜在的ハンドオフが完了されたことを示す情報を受信したことに基づいて、通信パラメータもしくは通信レートを、潜在的ハンドオフが起きていないことを示す情報を受信したことに基づいて、通信パラメータもしくは通信レートを、(たとえば、潜在的ハンドオフが起きる)推定時間前に通信パラメータもしくは通信レートを、または同様に、調整し得る。データ1446に基づいて、調整モジュール1410は、通信パラメータまたは通信レートに対する調整などを引き起こすために、潜在的ハンドオフが完了された後、通信パラメータまたは通信レートを調整し得る。調整モジュール1410によって調整される通信レートは、ビデオテレフォニーエンコーダレートを含み得る。
[0145]決定モジュール1412は、利用モジュール1408からデータ1432を、および/または受信モジュール1404からデータ1442を受信し得る。データ1432に基づいて、決定モジュール1412は、(たとえば、レート適応アルゴリズムによって提供される情報に基づいて、レート適応アルゴリズムに基づいて、などして)通信パラメータまたは通信レートに対する調整を決定し得る。データ1442に基づいて、決定モジュール1412は、(たとえば、潜在的ハンドオフを示す情報を受信したことに基づいて、および通信パラメータまたは通信レートに対する調整を引き起こすために)オーディオ−ビデオ同期遅延を、(たとえば、機械学習予測アルゴリズムを使うことに関連付けられた)入力パラメータのセットを、通信に関連付けられた推定アップリンクまたはダウンリンクレート、などを、決定し得る。決定モジュール1412は、(たとえば、ハンドオフ情報を記憶するデータ構造に記憶された情報に基づいて)パケット遅延、ジッタなどに関連付けられた特定の情報を決定し得る。決定モジュール1412は、(たとえば、潜在的ハンドオフ中に予期される)通信に関連付けられたパラメータの期待値を決定することができ、パラメータの期待値が、パラメータの特定の値の閾値量以内であり、パラメータに関連付けられた閾値を満足する、などと決定することができる。決定モジュール1412は、1つまたは複数の他の(先行)ハンドオフに関連付けられた情報(たとえば、1つまたは複数の他のハンドオフに関連付けられた、記憶されている情報、観察された情報など)に基づいて、潜在的ハンドオフに関連付けられた情報を決定することができる。決定モジュール1412は、潜在的ハンドオフが完了されたこと、(たとえば、閾値時間期間が経過したことに基づいて)潜在的ハンドオフが起きていないこと、潜在的ハンドオフに関連付けられた特定のタイプ、などを決定し得る。図示のように、決定モジュール1412は、調整モジュール1410にデータ1434を、引き起こしモジュール1416にデータ1444を、および/または記憶モジュール1414にデータ1448を提供し得る。
[0146]記憶モジュール1414は、決定モジュール1412からデータ1448を受信し得る。データ1448に基づいて、記憶モジュール1414は、潜在的ハンドオフが完了された後、潜在的ハンドオフに関連付けられた情報(たとえば、ハンドオフ実行時間、地理的なロケーション、ハンドオフタイプなど)を(たとえば、データ構造に)記憶し得る。
[0147]引き起こしモジュール1416は、識別モジュール1420からデータ1438を、および/または決定モジュール1412からデータ1444を受信し得る。データ1438に基づいて、引き起こしモジュール1416は、潜在的ハンドオフが起きる前に、通信に関連付けられた通信パラメータまたは通信レートに対する調整を、(たとえば、潜在的ハンドオフを識別したことに基づいて)引き起こし得る。いくつかのケースでは、調整は、ハンドオフが進行している間に起き得る。データ1444に基づいて、引き起こしモジュールは、(たとえば、潜在的ハンドオフが、完了し、起きていない、などと決定したことに基づいて)通信パラメータまたは通信レートに対する調整を引き起こし得る。図示のように、引き起こしモジュール1416は、調整モジュール1410にデータ1446を、および/または提供モジュール1418にデータ1452を提供してよい。
[0148]提供モジュール1418は、決定モジュール1412からデータ1453を、および/または引き起こしモジュール1416からデータ1452を受信し得る。データ1453に基づいて、提供モジュール1418は、潜在的ハンドオフが完了されたとき、レート適応アルゴリズムをリセットすることに関連付けられた情報を提供し得る。データ1452に基づいて、提供モジュール1418は、他のUEに、通信に関連付けられた通信パラメータまたは通信レートを調整させるために、潜在的ハンドオフ(たとえば、期待ハンドオフ時間、期待ハンドオフ持続時間、期待ハンドオフ完了時間、ハンドオフタイプ、推定通信レート、オーディオ−ビデオ同期遅延、エンコーダバッファサイズ、デコーダバッファサイズ、ジッタバッファサイズに影響を及ぼす期待ジッタ値など)、完了されたハンドオフ(たとえば、ターゲットRATアップリンクレート推定値、ターゲットRATダウンリンクレート推定値などのような、ターゲットRATに関連付けられた情報)、起きていない潜在的ハンドオフなど、に関連付けられた情報を、別のUEに提供し得る。提供モジュール1418は、潜在的ハンドオフの前に、潜在的ハンドオフに関連付けられた情報を(たとえば、UEへの送信のためにeNB1450に)提供し得る。図示のように、提供モジュール1418は、(たとえば、アプリケーションレイヤシグナリングを使って、アプリケーションレイヤ固有メッセージなどのRTCPメッセージを介して、などして)eNB1450にデータ1454を提供し得る。提供モジュール1418は、eNB1450、IMSに関連付けられたデバイスなどを介して、別のUEにデータ1454を提供し得る。
[0149]識別モジュール1420は、受信モジュール1404からデータ1436を受信し得る。データ1436に基づいて、識別モジュール1420は、(たとえば、動きプロセッサ情報、ワイヤレスローカルエリアネットワーク(WLAN)信号強度情報、Wi−Fi信号強度情報などのような信号強度情報、RATシグナリング情報などに基づいて)通信中に潜在的ハンドオフを識別することができる。識別モジュール1420は、潜在的ハンドオフを識別すること、パラメータを閾値パラメータ値と突き合わせることなどに関連付けられた1つまたは複数の機械学習技法(たとえば、機械学習ベースの予測アルゴリズム)に基づいて潜在的ハンドオフを識別することができる。図示のように、識別モジュール1420は、引き起こしモジュール1416にデータ1438を提供し得る。
[0150]本装置は、図8、図9、図10、図11、図12、および/または図13の上述のフローチャート中のアルゴリズムのブロックの各々を実施する追加モジュールを含み得る。したがって、図8、図9、図10、図11、図12、および/または図13の上述のフローチャート中の各ブロックは1つのモジュールによって実施されてよく、本装置は、それらのモジュールのうちの1つまたは複数を含み得る。モジュールは、述べられたプロセス/アルゴリズムを行うように特に構成された1つもしくは複数のハードウェア構成要素であるか、述べられたプロセス/アルゴリズムを実施するように構成されたプロセッサによって実装されるか、プロセッサによる実装のためにコンピュータ可読媒体内に記憶されるか、またはそれらの何らかの組合せであり得る。
[0151]図15は、処理システム1514を採用する装置1402’のためのハードウェア実装形態の例1500を示す図である。処理システム1514は、バス1524によって全体的に表される、バスアーキテクチャを用いて実装されてもよい。バス1524は、処理システム1514の特定の適用例および全体的な設計制約に応じて、任意の数の相互接続バスとブリッジとを含んでもよい。バス1524は、プロセッサ1504によって表される1つまたは複数のプロセッサおよび/またはハードウェアモジュールと、モジュール1404、1406、1408、1410、1412、1414、1416、1418、および1420と、コンピュータ可読媒体/メモリ1506とを含む様々な回路を一緒にリンクする。バス1524はまた、タイミングソース、周辺機器、電圧レギュレータ、および電力管理回路など、様々な他の回路をリンクし得るが、これらの回路は当技術分野においてよく知られている。
[0152]処理システム1514はトランシーバ1510に結合され得る。トランシーバ1510は1つまたは複数のアンテナ1520に結合される。トランシーバ1510は、送信媒体を介して様々な他の装置と通信するための手段を与える。トランシーバ1510は、1つまたは複数のアンテナ1520から信号を受信し、受信された信号から情報を抽出し、抽出された情報を処理システム1514、特に受信モジュール1404に与える。さらに、トランシーバ1510は、処理システム1514、具体的には提供モジュール1418から情報を受信し、受信された情報に基づいて、1つまたは複数のアンテナ1520に適用されるべき信号を生成する。処理システム1514は、コンピュータ可読媒体/メモリ1506に結合されたプロセッサ1504を含む。プロセッサ1504は、コンピュータ可読媒体/メモリ1506に記憶されたソフトウェアの実行を含む全般的な処理を担当する。ソフトウェアは、プロセッサ1504によって実行されると、処理システム1514に、任意の特定の装置のための上記で説明した様々な機能を実施させる。コンピュータ可読媒体/メモリ1506はまた、ソフトウェアを実行するときにプロセッサ1504によって操作されるデータを記憶するために使用され得る。処理システムは、モジュール1404、1406、1408、1410、1412、1414、1416、1418、および1420のうちの少なくとも1つをさらに含む。モジュールは、コンピュータ可読媒体/メモリ1506中に常駐する/記憶された、プロセッサ1504中で動作するソフトウェアモジュールであるか、プロセッサ1504に結合された1つまたは複数のハードウェアモジュールであるか、またはそれらの何らかの組合せであり得る。処理システム1514は、UE650の構成要素であり得、メモリ660、ならびに/またはTXプロセッサ668、RXプロセッサ656、およびコントローラ/プロセッサ659のうちの少なくとも1つを含み得る。
[0153]1つの構成では、ワイヤレス通信のための装置1402/1402’は、ユーザ機器(UE)によって、UEと通信している別のUEについての、潜在的ハンドオフを示す情報を受信するための手段、UEによって、および潜在的ハンドオフを示す情報に基づいて、潜在的ハンドオフが起きる前に、通信に関連付けられた通信パラメータもしくは通信レートを調整するための手段、ハンドオフ情報を記憶するデータ構造に記憶された情報に基づいて、通信遅延もしくはジッタプロファイルのうちの少なくとも1つに関連付けられた特定の情報を決定するための手段、特定の情報に基づいて、通信パラメータもしくは通信レートを調整するための手段、通信に関連付けられたパラメータの期待値を決定するための手段、パラメータの期待値がパラメータの特定の値の閾値以内であると決定するための手段、パラメータの期待値がパラメータの特定の値の閾値内であると決定したことに基づいて、通信パラメータもしくは通信レートを調整するための手段、通信に関連付けられたパラメータの期待値を決定するための手段、パラメータの期待値がパラメータの特定の値の閾値を満足すると決定するための手段、パラメータの期待値がパラメータの特定の値の閾値を満足すると決定したことに基づいて、通信パラメータもしくは通信レートを調整するための手段、ビデオテレフォニーエンコーダレートを調整するための手段、潜在的ハンドオフを示す情報を受信したことに基づいて、通信パラメータもしくは通信レートに対する調整を決定するために、レート適応アルゴリズムを利用するための手段、通信パラメータもしくは通信レートに対する調整を決定したことに基づいて、通信パラメータもしくは通信レートを調整するための手段、潜在的ハンドオフを示す情報を受信したことに基づいて、オーディオ−ビデオ同期遅延を決定するための手段、オーディオ−ビデオ同期遅延に基づいて、通信パラメータもしくは通信レートを調整するための手段、潜在的ハンドオフを示す情報に基づいて、通信に関連付けられた推定アップリンクもしくはダウンリンクレートを決定するための手段、推定アップリンクもしくはダウンリンクレートに基づいて、潜在的ハンドオフの後、通信パラメータもしくは通信レートを調整するための手段、潜在的ハンドオフが完了されたことを示す情報を受信するための手段、潜在的ハンドオフが完了されたことを示す情報を受信したことに基づいて、通信パラメータもしくは通信レートを調整するための手段、潜在的ハンドオフが起きていないことを示す情報を受信するための手段、潜在的ハンドオフが起きていないことを示す情報を受信したことに基づいて、通信パラメータもしくは通信レートを調整するための手段、通信に関連付けられたジッタの量を示す情報を受信するための手段、ジッタの量を示す情報を受信した後、通信パラメータもしくは通信レートを維持するための手段、通信に関連付けられたパケット遅延の量を示す情報を受信するための手段、パケット遅延の量を示す情報を受信した後、通信パラメータもしくは通信レートを維持するための手段、潜在的ハンドオフが起きる推定時間を示す情報を受信するための手段、ならびに/または潜在的ハンドオフが起きる推定時間を示す情報を受信したことに基づいて、推定時間の前に通信パラメータもしくは通信レートを調整するための手段、を含む。
[0154]別の構成では、ワイヤレス通信のための装置1402/1402’は、ユーザ機器(UE)によって、別のUEとの通信中に潜在的ハンドオフを識別するための手段と、UEによって、および潜在的ハンドオフを識別したことに基づいて、潜在的ハンドオフが起きる前に、通信に関連付けられた通信パラメータまたは通信レートに対する調整を引き起こすための手段と、潜在的ハンドオフの前に、別のUEに、潜在的ハンドオフに関連付けられた情報を提供するための手段と、アプリケーションレイヤシグナリングを介して、潜在的ハンドオフに関連付けられた情報を提供するための手段と、リアルタイムトランスポートプロトコル(RTP)制御プロトコル(RTCP)メッセージを介して、潜在的ハンドオフに関連付けられた情報を提供するための手段と、UEおよび別のUEに接続性を提供することに関連付けられたインターネットプロトコル(IP)マルチメディアサブシステムに関連付けられたデバイスへの特定の通信を介して、潜在的ハンドオフに関連付けられた情報を提供するための手段と、通信パラメータまたは通信レートに対する調整を決定するために、レート適応アルゴリズムを利用するための手段と、動きプロセッサ情報、信号強度情報、または無線アクセス技術(RAT)情報のうちの少なくとも1つに基づいて、潜在的ハンドオフを識別するための手段と、別のUEに、通信に関連付けられた通信パラメータまたは通信レートを調整させるために、潜在的ハンドオフが起きる前に、潜在的ハンドオフに関連付けられた情報を別のUEに提供するための手段と、1つまたは複数の他のハンドオフに関連付けられた情報に基づいて、潜在的ハンドオフに関連付けられた情報を決定するための手段と、潜在的ハンドオフが完了されたと決定するための手段と、潜在的ハンドオフが特定のタイプのハンドオフであると決定するための手段と、潜在的ハンドオフが完了されたと決定したことに基づいて、およびハンドオフの特定のタイプに基づいて、通信パラメータまたは通信レートアルゴリズムをリセットすることに関連付けられた情報を提供するための手段と、潜在的ハンドオフが完了されたと決定するための手段と、潜在的ハンドオフが完了された後、潜在的ハンドオフに関連付けられた情報をデータ構造に記憶するための手段と、潜在的ハンドオフが完了されたと決定するための手段と、潜在的ハンドオフが完了されたと決定したことに基づいて、通信パラメータまたは通信レートに対する別の調整を引き起こすための手段と、潜在的ハンドオフが完了された後、通信パラメータまたは通信レートを調整するための手段と、別のUEに、潜在的ハンドオフが完了された後、通信パラメータまたは通信レートを調整させるために、ターゲット無線アクセス技術(RAT)アップリンクレート推定値またはターゲットRATダウンリンクレート推定値のうちの少なくとも1つを識別する情報を別のUEに提供するための手段と、潜在的ハンドオフが完了されたことを示す情報を別のUEに提供するための手段と、ターゲット無線アクセス技術(RAT)に関連付けられた情報を提供するための手段と、潜在的ハンドオフが起きていないと決定するための手段と、潜在的ハンドオフが起きていないと決定したことに基づいて、通信パラメータまたは通信レートに対する別の調整を引き起こすための手段と、潜在的ハンドオフに関連付けられた閾値時間期間が経過したと決定するための手段と、潜在的ハンドオフに関連付けられた閾値時間期間が経過したと決定したことに基づいて、潜在的ハンドオフが起きていないと決定するための手段と、別のUEに、潜在的ハンドオフが起きていないことを示す情報を提供するための手段と、機械学習ベースの予測アルゴリズムを使って潜在的ハンドオフを識別するための手段と、入力パラメータのセットを監視するための手段と、入力パラメータのセットおよび機械学習ベースの予測アルゴリズムに基づいて、潜在的ハンドオフを識別するための手段と、を含む。
[0155]上述の手段は、上述の手段によって列挙される機能を実施するように構成された、装置1402’の処理システム1514、および/また装置1402の上述のモジュールのうちの1つまたは複数であり得る。上記で説明したように、処理システム1514は、TXプロセッサ668と、RXプロセッサ656と、コントローラ/プロセッサ659とを含み得る。したがって、一構成では、上述の手段は、上述の手段によって具陳された機能を実施するように構成された、TXプロセッサ668、RXプロセッサ656、およびコントローラ/プロセッサ659であり得る。
[0156]開示したプロセス/フローチャートにおけるブロックの特定の順序または階層は、例示的な手法の例であることを理解されたい。設計選好に基づいて、プロセス/フローチャートにおけるブロックの特定の順序または階層は並べ替えられ得ることを理解されたい。さらに、いくつかのブロックは組み合わせられるか、または省略される場合がある。添付の方法クレームは、様々なブロックの要素を例示的な順序で提示し、提示された特定の順序または階層に限定されるものではない。
[0157]これまでの説明は、当業者が本明細書に記載された様々な態様を実践することを可能にするために提供される。これらの態様への様々な修正は当業者には容易に明らかであり、本明細書において規定された一般的な原理は他の態様に適用される場合がある。したがって、特許請求の範囲は、本明細書に示された態様に限定されるものではなく、クレーム文言に矛盾しない最大の範囲を与えられるべきであり、単数形の要素への言及は、そのように明記されていない限り、「唯一無二の」を意味するものではなく、「1つまたは複数の」を意味するものである。「例示的」という単語は、本明細書において、「例、事例、または例示の働きをすること」を意味するために使用される。「例示的」として本明細書において説明されるいずれの態様も、必ずしも他の態様よりも好ましいか、または有利であると解釈されるとは限らない。別段に明記されていない限り、「いくつかの」という用語は1つまたは複数を指す。「A、B、またはCのうちの少なくとも1つの」、「A、B、およびCのうちの少なくとも1つ」、および「A、B、C、またはそれらの任意の組合せ」などの組合せは、A、B、および/またはCの任意の組合せを含み、複数のA、複数のB、または複数のCを含み得る。具体的には、「A、B、またはCのうちの少なくとも1つ」、「A、B、およびCのうちの少なくとも1つ」、および「A、B、C、またはそれらの任意の組合せ」などの組合せは、Aのみ、Bのみ、Cのみ、AおよびB、AおよびC、BおよびC、またはAおよびBおよびCであり得、任意のそのような組合せは、A、B、またはCのうちの1つまたは複数のメンバを含み得る。当業者に知られている、または後に知られることになる、本開示全体にわたって説明された様々な態様の要素のすべての構造的および機能的等価物は、参照により本明細書に明確に組み込まれ、特許請求の範囲に包含されるものである。さらに、本明細書において開示するいかなることも、そのような開示が特許請求の範囲に明示的に記載されているか否かにかかわらず、公に供するものではない。いかなるクレーム要素も、その要素が「ための手段」という句を使用して明確に列挙されていない限り、ミーンズプラスファンクションとして解釈されるべきではない。さらに、「に基づく」という句は、別段に明記されていない限り、「に少なくとも部分的に基づく」を意味するものである。
[0157]これまでの説明は、当業者が本明細書に記載された様々な態様を実践することを可能にするために提供される。これらの態様への様々な修正は当業者には容易に明らかであり、本明細書において規定された一般的な原理は他の態様に適用される場合がある。したがって、特許請求の範囲は、本明細書に示された態様に限定されるものではなく、クレーム文言に矛盾しない最大の範囲を与えられるべきであり、単数形の要素への言及は、そのように明記されていない限り、「唯一無二の」を意味するものではなく、「1つまたは複数の」を意味するものである。「例示的」という単語は、本明細書において、「例、事例、または例示の働きをすること」を意味するために使用される。「例示的」として本明細書において説明されるいずれの態様も、必ずしも他の態様よりも好ましいか、または有利であると解釈されるとは限らない。別段に明記されていない限り、「いくつかの」という用語は1つまたは複数を指す。「A、B、またはCのうちの少なくとも1つの」、「A、B、およびCのうちの少なくとも1つ」、および「A、B、C、またはそれらの任意の組合せ」などの組合せは、A、B、および/またはCの任意の組合せを含み、複数のA、複数のB、または複数のCを含み得る。具体的には、「A、B、またはCのうちの少なくとも1つ」、「A、B、およびCのうちの少なくとも1つ」、および「A、B、C、またはそれらの任意の組合せ」などの組合せは、Aのみ、Bのみ、Cのみ、AおよびB、AおよびC、BおよびC、またはAおよびBおよびCであり得、任意のそのような組合せは、A、B、またはCのうちの1つまたは複数のメンバを含み得る。当業者に知られている、または後に知られることになる、本開示全体にわたって説明された様々な態様の要素のすべての構造的および機能的等価物は、参照により本明細書に明確に組み込まれ、特許請求の範囲に包含されるものである。さらに、本明細書において開示するいかなることも、そのような開示が特許請求の範囲に明示的に記載されているか否かにかかわらず、公に供するものではない。いかなるクレーム要素も、その要素が「ための手段」という句を使用して明確に列挙されていない限り、ミーンズプラスファンクションとして解釈されるべきではない。さらに、「に基づく」という句は、別段に明記されていない限り、「に少なくとも部分的に基づく」を意味するものである。
以下に本願の出願当初の特許請求の範囲に記載された発明を付記する。
[C1]
ワイヤレス通信のための方法であって、
ユーザ機器(UE)によって、前記UEと通信している別のUEの潜在的ハンドオフを示す情報を受信することと、
前記UEによって、および前記潜在的ハンドオフを示す前記情報に基づいて、前記潜在的ハンドオフが起きる前に、前記通信に関連付けられた通信パラメータまたは通信レートを調整することと
を備える方法。
[C2]
前記通信パラメータの期待値を決定することと、前記通信パラメータの前記期待値は前記潜在的ハンドオフ中に予期される、
前記通信パラメータの前記期待値が前記通信パラメータの特定の値の閾値内であると決定することと
をさらに備え、
ここにおいて、前記通信パラメータまたは前記通信レートを調整することは、
ハンドオフ情報または前記通信パラメータを記憶するデータ構造に記憶された情報に基づいて、通信遅延またはジッタプロファイルのうちの少なくとも1つに関連付けられた特定の情報を決定することと、
前記特定の情報に基づいて、および前記通信パラメータの前記期待値が前記通信パラメータの前記特定の値の前記閾値内であると決定したことに基づいて、前記通信パラメータまたは前記通信レートを調整することと
をさらに備える、C1に記載の方法。
[C3]
前記潜在的ハンドオフを示す前記情報を受信したことに基づいて、前記通信レートに対する調整を決定するために、レート適応アルゴリズムを利用することをさらに備え、
ここにおいて、前記通信レートを調整することは、
前記通信レートに対する前記調整を決定したことに基づいて、ビデオテレフォニーエンコーダレートを調整することをさらに備える、C1に記載の方法。
[C4]
前記潜在的ハンドオフを示す前記情報は、
推定通信レート、
オーディオ−ビデオ同期遅延、
エンコーダバッファサイズ、
デコーダバッファサイズ、
ジッタバッファサイズに影響を及ぼす期待ジッタ値、
予測ハンドオフ時間、
予測ハンドオフ持続時間、または
予測ハンドオフタイプ、
のうちの少なくとも1つを含む、C1に記載の方法。
[C5]
前記通信パラメータは、
ジッタバッファサイズ、
通信コーデックパラメータ、
コーデックフレーム毎秒レート、または
コーデック解像度、
のうちの少なくとも1つを含む、C1に記載の方法。
[C6]
前記潜在的ハンドオフを示す前記情報に基づいて、前記通信に関連付けられた推定アップリンクまたはダウンリンクレートを決定することと、
前記潜在的ハンドオフの指示を受信した後、前記推定アップリンクまたはダウンリンクレートに基づいて、前記通信パラメータまたは前記通信レートを調整することと
をさらに備える、C1に記載の方法。
[C7]
前記潜在的ハンドオフが起きていないことを示す情報を受信することと、
前記潜在的ハンドオフが起きていないことを示す前記情報を受信したことに基づいて、前記通信パラメータまたは前記通信レートを調整することと
をさらに備える、C1に記載の方法。
[C8]
前記潜在的ハンドオフが完了されたことを示す情報を受信することと、
前記潜在的ハンドオフが完了されたことを示す前記情報を受信したことに基づいて、前記通信パラメータまたは前記通信レートを調整することと
をさらに備え、
ここにおいて、前記潜在的ハンドオフを示す前記情報または前記潜在的ハンドオフが完了されたことを示す前記情報は、リアルタイムトランスポートプロトコル(RTP)制御プロトコル(RTCP)メッセージまたは汎用アプリケーションレイヤシグナリングメッセージのうちの少なくとも1つを介して受信される、C1に記載の方法。
[C9]
前記通信に関連付けられたジッタの量を示す情報を受信すること、ここにおいて、前記ジッタの量は、前記潜在的ハンドオフを受ける前記別のUEに関連付けられ、およびここにおいて、前記ジッタの量は、前記別のUEが前記潜在的ハンドオフを受ける前の前記通信に関連付けられたジッタの量よりも大きい、または
前記通信に関連付けられたパケット遅延の量を示す情報を受信すること、ここにおいて、前記パケット遅延の量は、前記潜在的ハンドオフを受ける前記別のUEに関連付けられ、およびここにおいて、前記パケット遅延の量は、前記別のUEが前記潜在的ハンドオフを受ける前の前記通信に関連付けられたパケット遅延の量よりも大きい、
前記ジッタの量を示す前記情報または前記パケット遅延の量を示す前記情報を受信した後、前記通信レートを維持することをさらに備える、C1に記載の方法。
[C10]
前記通信はビデオ通信であり、前記通信レートはビデオテレフォニーレートである、C1に記載の方法。
[C11]
前記潜在的ハンドオフは潜在的無線アクセス技術間(RAT間)ハンドオフである、C1に記載の方法。
[C12]
前記潜在的ハンドオフが起きる推定時間を示す情報を受信することをさらに備え、
ここにおいて、前記通信パラメータまたは前記通信レートを調整することは、
前記潜在的ハンドオフが起きる前記推定時間を示す前記情報を受信したことに基づいて、前記推定時間の前に前記通信レートを調整することをさらに備える、C1に記載の方法。
[C13]
ワイヤレス通信のためのデバイスであって、
前記デバイスと通信している別のデバイスの潜在的ハンドオフを示す情報を受信するための手段と、
前記潜在的ハンドオフを示す前記情報に基づいて、前記潜在的ハンドオフが起きる前に、前記通信に関連付けられた通信パラメータまたは通信レートを調整するための手段と
を備えるデバイス。
[C14]
ワイヤレス通信のための方法であって、
ユーザ機器(UE)によって、別のUEとの通信中に潜在的ハンドオフを識別することと、
前記潜在的ハンドオフが起きる前に、前記UEによって、および前記潜在的ハンドオフを識別したことに基づいて、前記別のUEとの前記通信に関連付けられた通信パラメータまたは通信レートに対する調整を引き起こすことと
を備える方法。
[C15]
前記潜在的ハンドオフの前に、前記別のUEに、前記潜在的ハンドオフに関連付けられた情報を提供することをさらに備える、C14に記載の方法。
[C16]
前記潜在的ハンドオフに関連付けられた前記情報を提供することは、
アプリケーションレイヤシグナリングを介して、前記潜在的ハンドオフに関連付けられた前記情報を提供することをさらに備える、C15に記載の方法。
[C17]
前記通信レートに対する前記調整を決定するために、レート適応アルゴリズムを利用することをさらに備える、C14に記載の方法。
[C18]
前記潜在的ハンドオフを識別することは、
動きプロセッサ情報、
信号強度情報、または
無線アクセス技術(RAT)シグナリング情報、
のうちの少なくとも1つに基づいて、前記潜在的ハンドオフを識別することをさらに備える、C14に記載の方法。
[C19]
前記通信パラメータまたは前記通信レートに対する前記調整を引き起こすことは、
前記別のUEに、前記通信に関連付けられた前記通信パラメータまたは前記通信レートを調整させるために、前記潜在的ハンドオフが起きる前に、前記別のUEに前記潜在的ハンドオフに関連付けられた情報を提供することをさらに備え、ここにおいて、前記潜在的ハンドオフに関連付けられた前記情報は、
期待ハンドオフ時間、
期待ハンドオフ持続時間、
期待ハンドオフ完了時間、
ハンドオフタイプ、
推定通信レート、
オーディオ−ビデオ同期遅延、
エンコーダバッファサイズ、
ジッタバッファサイズに影響を及ぼす期待ジッタ値、または
デコーダバッファサイズ、
のうちの少なくとも1つを含む、C14に記載の方法。
[C20]
前記潜在的ハンドオフが完了されたと決定することと、
前記潜在的ハンドオフが特定のタイプのハンドオフであると決定することと、
前記潜在的ハンドオフが完了されたと決定したことに基づいて、およびハンドオフの前記特定のタイプに基づいて、前記通信パラメータまたは通信レートアルゴリズムをリセットすることに関連付けられた情報を提供することと
をさらに備える、C14に記載の方法。
[C21]
前記潜在的ハンドオフが完了されたと決定することと、
前記潜在的ハンドオフが完了された後、前記潜在的ハンドオフに関連付けられた情報をデータ構造に記憶することと
をさらに備える、C14に記載の方法。
[C22]
前記潜在的ハンドオフに関連付けられた前記情報は、
前記潜在的ハンドオフに関連付けられたハンドオフ実行時間、
前記潜在的ハンドオフに関連付けられた地理的ロケーション、または
前記潜在的ハンドオフに関連付けられたタイプ、
のうちの少なくとも1つを含む、C21に記載の方法。
[C23]
前記潜在的ハンドオフが完了されたと決定することと、
前記潜在的ハンドオフが完了された後、前記通信パラメータまたは前記通信レートを調整することと
をさらに備える、C14に記載の方法。
[C24]
前記通信パラメータまたは前記通信レートを調整することは、
前記別のUEに、前記潜在的ハンドオフが完了された後、前記通信パラメータまたは前記通信レートを調整させるために、
ターゲット無線アクセス技術(RAT)アップリンクレート推定値、または
ターゲットRATダウンリンクレート推定値、
のうちの少なくとも1つを識別する情報を前記別のUEに提供することをさらに備える、C23に記載の方法。
[C25]
前記通信パラメータまたは前記通信レートを調整することは、
ターゲット無線アクセス技術(RAT)に関連付けられた情報を提供すること、前記ターゲットRATは、前記潜在的ハンドオフの後、前記UEのネットワーク接続性を容易にすることに関連付けられたRATである、をさらに備える、C23に記載の方法。
[C26]
前記潜在的ハンドオフが起きていないと決定することと、
前記潜在的ハンドオフが起きていないと決定したことに基づいて、前記通信パラメータまたは前記通信レートに対する別の調整を引き起こすことと
をさらに備える、C14に記載の方法。
[C27]
前記潜在的ハンドオフが起きていないと決定することは、
前記潜在的ハンドオフに関連付けられた閾値時間期間が経過したと決定することと、
前記潜在的ハンドオフに関連付けられた前記閾値時間期間が経過したと決定したことに基づいて、前記潜在的ハンドオフが起きていないと決定することと
をさらに備える、C26に記載の方法。
[C28]
前記別の調整を引き起こすことは、
前記別のUEに、前記潜在的ハンドオフが起きていないことを示す情報を提供することをさらに備える、C26に記載の方法。
[C29]
前記潜在的ハンドオフを識別することは、
入力パラメータのセットを決定することと、
入力パラメータの前記セットに基づいて、機械学習ベースの予測アルゴリズムを使用して、前記潜在的ハンドオフを識別することと
をさらに備える、C14に記載の方法。
[C30]
ワイヤレス通信のためのデバイスであって、
別のデバイスとの通信中に潜在的ハンドオフを識別するための手段と、
前記潜在的ハンドオフを識別したことに基づいて、前記潜在的ハンドオフが起きる前に、前記別のデバイスとの前記通信に関連付けられた通信パラメータまたは通信レートに対する調整を引き起こすための手段と
を備えるデバイス。

Claims (30)

  1. ワイヤレス通信のための方法であって、
    ユーザ機器(UE)によって、前記UEと通信している別のUEの潜在的ハンドオフを示す情報を受信することと、
    前記UEによって、および前記潜在的ハンドオフを示す前記情報に基づいて、前記潜在的ハンドオフが起きる前に、前記通信に関連付けられた通信パラメータまたは通信レートを調整することと
    を備える方法。
  2. 前記通信パラメータの期待値を決定することと、前記通信パラメータの前記期待値は前記潜在的ハンドオフ中に予期される、
    前記通信パラメータの前記期待値が前記通信パラメータの特定の値の閾値内であると決定することと
    をさらに備え、
    ここにおいて、前記通信パラメータまたは前記通信レートを調整することは、
    ハンドオフ情報または前記通信パラメータを記憶するデータ構造に記憶された情報に基づいて、通信遅延またはジッタプロファイルのうちの少なくとも1つに関連付けられた特定の情報を決定することと、
    前記特定の情報に基づいて、および前記通信パラメータの前記期待値が前記通信パラメータの前記特定の値の前記閾値内であると決定したことに基づいて、前記通信パラメータまたは前記通信レートを調整することと
    をさらに備える、請求項1に記載の方法。
  3. 前記潜在的ハンドオフを示す前記情報を受信したことに基づいて、前記通信レートに対する調整を決定するために、レート適応アルゴリズムを利用することをさらに備え、
    ここにおいて、前記通信レートを調整することは、
    前記通信レートに対する前記調整を決定したことに基づいて、ビデオテレフォニーエンコーダレートを調整することをさらに備える、請求項1に記載の方法。
  4. 前記潜在的ハンドオフを示す前記情報は、
    推定通信レート、
    オーディオ−ビデオ同期遅延、
    エンコーダバッファサイズ、
    デコーダバッファサイズ、
    ジッタバッファサイズに影響を及ぼす期待ジッタ値、
    予測ハンドオフ時間、
    予測ハンドオフ持続時間、または
    予測ハンドオフタイプ、
    のうちの少なくとも1つを含む、請求項1に記載の方法。
  5. 前記通信パラメータは、
    ジッタバッファサイズ、
    通信コーデックパラメータ、
    コーデックフレーム毎秒レート、または
    コーデック解像度、
    のうちの少なくとも1つを含む、請求項1に記載の方法。
  6. 前記潜在的ハンドオフを示す前記情報に基づいて、前記通信に関連付けられた推定アップリンクまたはダウンリンクレートを決定することと、
    前記潜在的ハンドオフの指示を受信した後、前記推定アップリンクまたはダウンリンクレートに基づいて、前記通信パラメータまたは前記通信レートを調整することと
    をさらに備える、請求項1に記載の方法。
  7. 前記潜在的ハンドオフが起きていないことを示す情報を受信することと、
    前記潜在的ハンドオフが起きていないことを示す前記情報を受信したことに基づいて、前記通信パラメータまたは前記通信レートを調整することと
    をさらに備える、請求項1に記載の方法。
  8. 前記潜在的ハンドオフが完了されたことを示す情報を受信することと、
    前記潜在的ハンドオフが完了されたことを示す前記情報を受信したことに基づいて、前記通信パラメータまたは前記通信レートを調整することと
    をさらに備え、
    ここにおいて、前記潜在的ハンドオフを示す前記情報または前記潜在的ハンドオフが完了されたことを示す前記情報は、リアルタイムトランスポートプロトコル(RTP)制御プロトコル(RTCP)メッセージまたは汎用アプリケーションレイヤシグナリングメッセージのうちの少なくとも1つを介して受信される、請求項1に記載の方法。
  9. 前記通信に関連付けられたジッタの量を示す情報を受信すること、ここにおいて、前記ジッタの量は、前記潜在的ハンドオフを受ける前記別のUEに関連付けられ、およびここにおいて、前記ジッタの量は、前記別のUEが前記潜在的ハンドオフを受ける前の前記通信に関連付けられたジッタの量よりも大きい、または
    前記通信に関連付けられたパケット遅延の量を示す情報を受信すること、ここにおいて、前記パケット遅延の量は、前記潜在的ハンドオフを受ける前記別のUEに関連付けられ、およびここにおいて、前記パケット遅延の量は、前記別のUEが前記潜在的ハンドオフを受ける前の前記通信に関連付けられたパケット遅延の量よりも大きい、
    前記ジッタの量を示す前記情報または前記パケット遅延の量を示す前記情報を受信した後、前記通信レートを維持することをさらに備える、請求項1に記載の方法。
  10. 前記通信はビデオ通信であり、前記通信レートはビデオテレフォニーレートである、請求項1に記載の方法。
  11. 前記潜在的ハンドオフは潜在的無線アクセス技術間(RAT間)ハンドオフである、請求項1に記載の方法。
  12. 前記潜在的ハンドオフが起きる推定時間を示す情報を受信することをさらに備え、
    ここにおいて、前記通信パラメータまたは前記通信レートを調整することは、
    前記潜在的ハンドオフが起きる前記推定時間を示す前記情報を受信したことに基づいて、前記推定時間の前に前記通信レートを調整することをさらに備える、請求項1に記載の方法。
  13. ワイヤレス通信のためのデバイスであって、
    前記デバイスと通信している別のデバイスの潜在的ハンドオフを示す情報を受信するための手段と、
    前記潜在的ハンドオフを示す前記情報に基づいて、前記潜在的ハンドオフが起きる前に、前記通信に関連付けられた通信パラメータまたは通信レートを調整するための手段と
    を備えるデバイス。
  14. ワイヤレス通信のための方法であって、
    ユーザ機器(UE)によって、別のUEとの通信中に潜在的ハンドオフを識別することと、
    前記潜在的ハンドオフが起きる前に、前記UEによって、および前記潜在的ハンドオフを識別したことに基づいて、前記別のUEとの前記通信に関連付けられた通信パラメータまたは通信レートに対する調整を引き起こすことと
    を備える方法。
  15. 前記潜在的ハンドオフの前に、前記別のUEに、前記潜在的ハンドオフに関連付けられた情報を提供することをさらに備える、請求項14に記載の方法。
  16. 前記潜在的ハンドオフに関連付けられた前記情報を提供することは、
    アプリケーションレイヤシグナリングを介して、前記潜在的ハンドオフに関連付けられた前記情報を提供することをさらに備える、請求項15に記載の方法。
  17. 前記通信レートに対する前記調整を決定するために、レート適応アルゴリズムを利用することをさらに備える、請求項14に記載の方法。
  18. 前記潜在的ハンドオフを識別することは、
    動きプロセッサ情報、
    信号強度情報、または
    無線アクセス技術(RAT)シグナリング情報、
    のうちの少なくとも1つに基づいて、前記潜在的ハンドオフを識別することをさらに備える、請求項14に記載の方法。
  19. 前記通信パラメータまたは前記通信レートに対する前記調整を引き起こすことは、
    前記別のUEに、前記通信に関連付けられた前記通信パラメータまたは前記通信レートを調整させるために、前記潜在的ハンドオフが起きる前に、前記別のUEに前記潜在的ハンドオフに関連付けられた情報を提供することをさらに備え、ここにおいて、前記潜在的ハンドオフに関連付けられた前記情報は、
    期待ハンドオフ時間、
    期待ハンドオフ持続時間、
    期待ハンドオフ完了時間、
    ハンドオフタイプ、
    推定通信レート、
    オーディオ−ビデオ同期遅延、
    エンコーダバッファサイズ、
    ジッタバッファサイズに影響を及ぼす期待ジッタ値、または
    デコーダバッファサイズ、
    のうちの少なくとも1つを含む、請求項14に記載の方法。
  20. 前記潜在的ハンドオフが完了されたと決定することと、
    前記潜在的ハンドオフが特定のタイプのハンドオフであると決定することと、
    前記潜在的ハンドオフが完了されたと決定したことに基づいて、およびハンドオフの前記特定のタイプに基づいて、前記通信パラメータまたは通信レートアルゴリズムをリセットすることに関連付けられた情報を提供することと
    をさらに備える、請求項14に記載の方法。
  21. 前記潜在的ハンドオフが完了されたと決定することと、
    前記潜在的ハンドオフが完了された後、前記潜在的ハンドオフに関連付けられた情報をデータ構造に記憶することと
    をさらに備える、請求項14に記載の方法。
  22. 前記潜在的ハンドオフに関連付けられた前記情報は、
    前記潜在的ハンドオフに関連付けられたハンドオフ実行時間、
    前記潜在的ハンドオフに関連付けられた地理的ロケーション、または
    前記潜在的ハンドオフに関連付けられたタイプ、
    のうちの少なくとも1つを含む、請求項21に記載の方法。
  23. 前記潜在的ハンドオフが完了されたと決定することと、
    前記潜在的ハンドオフが完了された後、前記通信パラメータまたは前記通信レートを調整することと
    をさらに備える、請求項14に記載の方法。
  24. 前記通信パラメータまたは前記通信レートを調整することは、
    前記別のUEに、前記潜在的ハンドオフが完了された後、前記通信パラメータまたは前記通信レートを調整させるために、
    ターゲット無線アクセス技術(RAT)アップリンクレート推定値、または
    ターゲットRATダウンリンクレート推定値、
    のうちの少なくとも1つを識別する情報を前記別のUEに提供することをさらに備える、請求項23に記載の方法。
  25. 前記通信パラメータまたは前記通信レートを調整することは、
    ターゲット無線アクセス技術(RAT)に関連付けられた情報を提供すること、前記ターゲットRATは、前記潜在的ハンドオフの後、前記UEのネットワーク接続性を容易にすることに関連付けられたRATである、をさらに備える、請求項23に記載の方法。
  26. 前記潜在的ハンドオフが起きていないと決定することと、
    前記潜在的ハンドオフが起きていないと決定したことに基づいて、前記通信パラメータまたは前記通信レートに対する別の調整を引き起こすことと
    をさらに備える、請求項14に記載の方法。
  27. 前記潜在的ハンドオフが起きていないと決定することは、
    前記潜在的ハンドオフに関連付けられた閾値時間期間が経過したと決定することと、
    前記潜在的ハンドオフに関連付けられた前記閾値時間期間が経過したと決定したことに基づいて、前記潜在的ハンドオフが起きていないと決定することと
    をさらに備える、請求項26に記載の方法。
  28. 前記別の調整を引き起こすことは、
    前記別のUEに、前記潜在的ハンドオフが起きていないことを示す情報を提供することをさらに備える、請求項26に記載の方法。
  29. 前記潜在的ハンドオフを識別することは、
    入力パラメータのセットを決定することと、
    入力パラメータの前記セットに基づいて、機械学習ベースの予測アルゴリズムを使用して、前記潜在的ハンドオフを識別することと
    をさらに備える、請求項14に記載の方法。
  30. ワイヤレス通信のためのデバイスであって、
    別のデバイスとの通信中に潜在的ハンドオフを識別するための手段と、
    前記潜在的ハンドオフを識別したことに基づいて、前記潜在的ハンドオフが起きる前に、前記別のデバイスとの前記通信に関連付けられた通信パラメータまたは通信レートに対する調整を引き起こすための手段と
    を備えるデバイス。
JP2017552991A 2015-04-10 2016-04-07 ハンドオフ中のレート適応 Active JP6859265B2 (ja)

Applications Claiming Priority (5)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US201562145981P 2015-04-10 2015-04-10
US62/145,981 2015-04-10
US15/092,147 2016-04-06
US15/092,147 US10524179B2 (en) 2015-04-10 2016-04-06 Rate adaptation during handoffs
PCT/US2016/026488 WO2016164611A1 (en) 2015-04-10 2016-04-07 Rate adaptation during handoffs

Publications (3)

Publication Number Publication Date
JP2018517326A true JP2018517326A (ja) 2018-06-28
JP2018517326A5 JP2018517326A5 (ja) 2019-04-25
JP6859265B2 JP6859265B2 (ja) 2021-04-14

Family

ID=55755778

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2017552991A Active JP6859265B2 (ja) 2015-04-10 2016-04-07 ハンドオフ中のレート適応

Country Status (7)

Country Link
US (1) US10524179B2 (ja)
EP (1) EP3281446A1 (ja)
JP (1) JP6859265B2 (ja)
KR (1) KR20170137082A (ja)
CN (1) CN107439039A (ja)
BR (1) BR112017021720A2 (ja)
WO (1) WO2016164611A1 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP7464046B2 (ja) 2019-04-26 2024-04-09 ソニーグループ株式会社 通信装置、通信方法、及び通信プログラム

Families Citing this family (33)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US10750572B2 (en) * 2015-08-05 2020-08-18 Ipcom Gmbh & Co. Kg SFN inter node messaging
US9986479B2 (en) * 2016-03-01 2018-05-29 Qualcomm Incorporated Carrier prioritization for tune-away
US9826380B1 (en) * 2016-06-29 2017-11-21 T-Mobile Usa, Inc. Video over LTE data usage metering
CN108702237B (zh) * 2016-08-26 2021-08-31 荣耀终端有限公司 一种编码速率的调整方法及终端
US10243691B2 (en) * 2016-09-06 2019-03-26 Mediatek Singapore Pte. Ltd. Apparatuses and methods for avoiding video artifacts introduced by a handover or out-of-service (OOS) condition during a video call
US10390273B2 (en) 2017-02-10 2019-08-20 Microsoft Technology Licensing, Llc Roaming between network access points based on dynamic criteria
US10305782B2 (en) 2017-02-10 2019-05-28 Cisco Technology, Inc. Machine learning-based mechanism for optimal interface selection in network environments employing network address translation
US10397286B2 (en) 2017-05-05 2019-08-27 At&T Intellectual Property I, L.P. Estimating network data streaming rate
US10382517B2 (en) 2017-06-09 2019-08-13 At&T Intellectual Property I, L.P. Estimating network data encoding rate
CN109996334B (zh) 2017-12-29 2022-04-29 华为技术有限公司 信息指示方法、终端设备及网络设备
CN110351201B (zh) * 2018-04-04 2021-09-14 华为技术有限公司 一种数据处理方法及装置
WO2019192760A1 (en) 2018-04-05 2019-10-10 Telefonaktiebolaget Lm Ericsson (Publ) Intra-rat handovers with core network change
US10764833B2 (en) * 2018-04-16 2020-09-01 Qualcomm Incorporated Uplink preemption or dynamic power control for mobile broadband and low latency communication multiplexing
EP3804398A1 (en) * 2018-05-29 2021-04-14 Telefonaktiebolaget Lm Ericsson (Publ) Reporting an indication of one or more estimated signal parameters
CN110572780B (zh) * 2018-06-06 2021-10-22 成都鼎桥通信技术有限公司 视频组呼业务传输速率调整的方法、装置、设备及介质
US11284473B2 (en) 2018-07-27 2022-03-22 Samsung Electronics Co., Ltd. Method and apparatus for intelligent WiFi connection management
US20220322195A1 (en) * 2019-06-19 2022-10-06 Telefonaktiebolaget Lm Ericsson (Publ) Machine learning for handover
US11647441B2 (en) * 2019-07-09 2023-05-09 Qualcomm Incorporated Methods and apparatus for upgrading communication quality
US11190408B2 (en) * 2019-10-30 2021-11-30 At&T Intellectual Property I, L.P. Method and apparatus for controlling disaggregated radio access networks
KR20210057497A (ko) * 2019-11-12 2021-05-21 삼성전자주식회사 무선 통신 시스템에서 단말의 인공 지능을 활용한 핸드오버 방법 및 장치
KR20210063911A (ko) * 2019-11-25 2021-06-02 삼성전자주식회사 무선 통신 시스템에서 핸드오버를 수행하기 위한 장치 및 방법
CN113055833B (zh) * 2019-12-11 2022-08-12 中国移动通信有限公司研究院 一种业务优化方法、基站和应用层设备
CN110996366B (zh) * 2019-12-13 2021-10-22 哈尔滨工业大学 一种异构专用网络垂直切换中权重确定方法
CN111624904B (zh) * 2020-04-07 2022-01-18 青岛奥利普自动化控制系统有限公司 一种基于mes系统的设备管理方法和设备
WO2022002393A1 (en) * 2020-07-01 2022-01-06 Telefonaktiebolaget Lm Ericsson (Publ) Accommodation of latency variations of a communication network
US20230300686A1 (en) * 2020-08-11 2023-09-21 Nokia Technologies Oy Communication system for machine learning metadata
EP4197219A1 (en) * 2020-08-11 2023-06-21 Nokia Technologies Oy Path-aware cognitive handover optimization
US20230328614A1 (en) * 2020-09-02 2023-10-12 Lg Electronics Inc. Method and apparatus for performing cell reselection in wireless communication system
KR20230058012A (ko) * 2020-09-02 2023-05-02 엘지전자 주식회사 무선 통신 시스템에서 핸드오버를 위한 장치 및 방법
US11777641B2 (en) * 2020-10-01 2023-10-03 Qualcomm Incorporated Techniques for radio aware codec rate adaptation
US11856602B2 (en) * 2021-06-18 2023-12-26 Hewlett Packard Enterprise Development Lp Systems and methods for optimizing rate selection for transmissions during spatial reuse in WLAN networks
EP4374603A1 (en) * 2021-07-20 2024-05-29 Telefonaktiebolaget LM Ericsson (publ) Network node and method performed therein for handling configuration of a data connection for a user equipment
US20230319663A1 (en) * 2022-03-09 2023-10-05 Qualcomm Incorporated Handover indication for data stream

Family Cites Families (22)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8085678B2 (en) * 2004-10-13 2011-12-27 Qualcomm Incorporated Media (voice) playback (de-jitter) buffer adjustments based on air interface
EP1850534B1 (en) 2006-04-28 2010-01-06 Alcatel Lucent A method of performing a handover
CN100438504C (zh) * 2006-05-15 2008-11-26 武汉虹旭信息技术有限责任公司 一种流媒体发送速率控制方法
CN100525504C (zh) * 2007-04-03 2009-08-05 中国科学院计算技术研究所 多种无线网络融合环境中的多媒体会话服务质量管理方法
EP2059073A1 (en) * 2007-11-06 2009-05-13 Alcatel Lucent Method and apparatus for call handover in a telecommunications system
JP4975672B2 (ja) 2008-03-27 2012-07-11 京セラ株式会社 無線通信装置
US8165090B2 (en) * 2008-05-15 2012-04-24 Nix John A Efficient handover of media communications in heterogeneous IP networks
US8165091B2 (en) * 2008-06-27 2012-04-24 Nix John A Efficient handover of media communications in heterogeneous IP networks using LAN profiles and network handover rules
KR20110045086A (ko) 2008-08-28 2011-05-03 쿄세라 코포레이션 무선 단말 및 통신 단말
US8305980B1 (en) * 2008-09-12 2012-11-06 Nix John A Efficient handover of media communications in heterogeneous IP networks using handover procedure rules and media handover relays
CN101854268B (zh) * 2009-04-04 2013-06-05 华为技术有限公司 Ip网络性能测量、服务质量控制的方法、装置和系统
US8427949B2 (en) 2009-08-07 2013-04-23 Future Wei Technologies, Inc. System and method for adapting a source rate
US9007914B2 (en) 2009-09-30 2015-04-14 Qualcomm Incorporated Methods and apparatus for enabling rate adaptation across network configurations
US8416690B2 (en) 2010-01-11 2013-04-09 Research In Motion Limited Explicit congestion notification based rate adaptation using binary marking in communication systems
CN102143544B (zh) * 2010-11-02 2014-03-05 华为技术有限公司 控制语音编码速率的方法、设备及系统
WO2013025146A2 (en) * 2011-08-17 2013-02-21 Telefonaktiebolaget L M Ericsson (Publ) Method and controlling network node in a radio access network
EP2862389B1 (en) * 2012-06-13 2017-10-04 Telefonaktiebolaget LM Ericsson (publ) Handover prediction using historical data
US9591513B2 (en) 2012-08-06 2017-03-07 Vid Scale, Inc. Rate adaptation using network signaling
JP5781101B2 (ja) 2013-02-06 2015-09-16 株式会社東芝 制御装置、代表基地局、無線通信システム及び基地局制御方法
CN103259945A (zh) * 2013-05-20 2013-08-21 苏州洲际传书信息科技有限公司 在voip通话中根据网络状况实现语音编码动态切换的方法
US9510251B2 (en) 2013-12-31 2016-11-29 Microsoft Technology Licensing, Llc Call handoff initiation in hybrid networks
JP6526827B2 (ja) * 2015-03-12 2019-06-05 テレフオンアクチーボラゲット エルエム エリクソン(パブル) 回線交換システムにおけるレート制御

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP7464046B2 (ja) 2019-04-26 2024-04-09 ソニーグループ株式会社 通信装置、通信方法、及び通信プログラム

Also Published As

Publication number Publication date
KR20170137082A (ko) 2017-12-12
WO2016164611A1 (en) 2016-10-13
JP6859265B2 (ja) 2021-04-14
US10524179B2 (en) 2019-12-31
EP3281446A1 (en) 2018-02-14
BR112017021720A2 (pt) 2018-07-10
CN107439039A (zh) 2017-12-05
US20160302128A1 (en) 2016-10-13

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6859265B2 (ja) ハンドオフ中のレート適応
JP6522706B2 (ja) Lte(登録商標)におけるスモールセルのための発見基準信号についてのセルid管理
JP6672397B2 (ja) 休止セルのためのアクティベーションプロシージャ
JP6370914B2 (ja) 無線アクセス技術(rat)の間でベアラを切り替えるための技法
JP6486946B2 (ja) スモールエリアmbsfn強化
JP6918785B2 (ja) D2d/wan共存ネットワークにおける電力制御のための方法および装置
JP6517364B2 (ja) Mdtメトリックとqoeメトリックの相関および組み合わせ
JP6456941B2 (ja) 発展型マルチメディアブロードキャストマルチキャストサービスにおけるグループ通信のためのサービス継続性
JP6199504B2 (ja) Ul dm−rsオーバーヘッド低減のための方法および装置
JP6437451B2 (ja) ロングタームエボリューションマシンタイプ通信のためのチャネル状態情報ならびに適応変調およびコーディング設計
US9338580B2 (en) Method and apparatus for packet loss rate-based codec adaptation
JP6599370B2 (ja) D2d通信のためのフィードバック制御
KR102005603B1 (ko) 버스티 간섭을 갖는 레이트 예측을 강화하기 위한 피드백
JP2016508701A (ja) 休止セルにアクセスするための方法および装置
JP6434191B2 (ja) 高いアップリンク干渉状態における呼連続性
JP2017523680A (ja) ミリメートル波長ワイヤレスアクセスネットワークにおけるチャネル拡張
JP6571159B2 (ja) 単一無線ハイブリッドチューンアウェイデバイスのための高速または迅速スケジューリング要求手法を通してlteデータパフォーマンスを最適化するための方法
JP2017532905A (ja) ブロードキャストチャネルを用いたブロードキャストチャネルのキャリアアグリゲーション方法、またはユニキャストチャネルを用いたブロードキャストチャネルのキャリアアグリゲーション方法
JP6266837B2 (ja) ユーザ機器のための電力制御の実施
JP6556744B2 (ja) D2d通信のための部分周波数再利用(ffr)のためのシグナリング
JP2018507647A (ja) ワイヤレス測定のための周波数プルーニング強化
US20160095033A1 (en) Method to optimize lte data performance for single radio hybrid tune away devices through discard timer
US20170019934A1 (en) Buffer status reporting during multimedia service call setup

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20171207

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20171208

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20190313

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20190313

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20191226

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20200114

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20200327

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20200811

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20201019

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20210224

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20210325

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6859265

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250