JP6526827B2 - 回線交換システムにおけるレート制御 - Google Patents

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Description

本明細書に開示される解決策の実施形態は、一般に、レート適合(レートアダプテーション)に関し、とりわけ、回線交換システムにおける種々の代替コーデックモードタイプに関わるレート適合に関する。
Enhanced Voice Services(EVS)コーデックは、元々は、LTE(Long Term Evolution)上の、具体的には、パケットベースのアクセスによるIMS(IPマルチメディアサブシステム)における高度音声サービスを呈するように設計されたマルチモード/マルチレートコーデックである。
EVSコーデックは、平均5.9kbps(電力制御された可変ビットレート)からの、7.2kbps(一定ビットレート)から128kbps(一定ビットレート)までにわたるビットレートの範囲を与える。この多数のレートをプロビジョニングする目的は、変化する場合がある特有のシステムおよびサービスの必要性に合わせた音声サービスオペレーションを可能にすることである。例えば、システムは、厳しい容量制限を有することがあり、この場合、低レートが使用されることになる。このような容量制約がない場合、より高いビットレートが使用可能である。サービス品質の観点から、より高いビットレートの動作は、より良いサービス(通話)品質につながる可能性があるため望ましい。EVSコーデックはまた、多数のオーディオ帯域幅動作モードを提供する、すなわち、入力信号は、いくつかの異なる帯域幅で符号化可能である。これは、適応型マルチレート(AMR)および適応型マルチレート広帯域(AMR−WB)と比較すると主要な強化であり、これは、1つの特有のオーディオ帯域幅のみを、狭帯域に、または対応して広帯域にコード化する。
実際面では、使用されるべきビットレートに対する要件は、音声通話などの通話セッション中に変化する場合がある。このような変化の理由は、利用可能なネットワーク容量が変更になる場合がある、または、移動度によってユーザ機器(UE)が種々の伝送条件、容量、またはアクセス技術でセルにローミングする場合があることである。レート制御およびコーデック再ネゴシエーションは、次いで、使用されるビットレートを新しい必要性に適合させるために使用される。コーデック再ネゴシエーションは、通話路を中断するのは不可避であるため、全く望ましくない。
EVSコーデックは、2つの基本的なタイプの動作モードである、EVSプライマリモードおよびEVS AMR−WB相互運用(IO)モード(略して「EVS IO」)を含む。EVS IOモードは、3GPP(第3世代パートナーシッププロジェクト)AMR−WBコーデックと十分なビットストリームで相互運用可能である。これらは、EVSコーデックに含まれたことで、EVSではなくAMR−WBのみをサポートするUE、または、EVSではなくAMR−WBをサポートするセルにローミングしたUEに対してEVSコーデックのトランスコードしない相互運用性を提供する。このように、コーデック再ネゴシエーションは回避でき、その代わりにレート制御が使用可能である。
EVSプライマリモードは品質における利点を有するが、UEおよび関わる通信システム構成要素全てがEVSコーデックをサポートする時にのみ使用可能である。
また、EVSコーデックが従来の狭帯域(NB:300Hz…34000Hz)から広帯域(WB:100Hz〜7000Hz)、超広帯域(SWB:50Hz…15000Hz)まで、さらには全帯域(FB:20Hz〜20000Hz)まで、種々のオーディオ帯域幅で動作可能であることに留意することが重要である。種々の帯域幅で動作する多くのモードは同じビットレートを共有する(表1を参照)。
表1は、利用可能なEVSコーデックモードおよびそれらの対応するビットレート、正味のペイロードサイズ(20ミリ秒フレーム当たりのビット数)、および帯域幅全てを列挙している。EVSは全てのモードにおいて20ミリ秒の通話フレームサイズを使用する。
表1からわかるように、EVSプライマリモードおよびEVS IOモードのビットレート範囲は結び付けられ、どちらかのタイプのモードのビットレートは連続していない。ビットレート2.0および2.4kbpsは、通話ポーズ、すなわち通話が非アクティブである際の、音声区間検出(VAD)および間欠送信(DTX)に関連し、SID(無音挿入記述子)フレームの伝送に使用されることにも留意されたい。
EVSプライマリモード5.9VBR(可変ビットレート)は、オーディオ入力信号によって、電源が制御されるように2.8、7.2、および8kbpsの瞬間レートでそれぞれ符号化されたフレームを使用する。アクティブな通話のこのモードの長期平均ビットレートは5.9kbpsである。
Figure 0006526827
表1:EVSコーデックモードおよびそれらの対応するビットレート、ならびに20ミリ秒フレーム当たりの正味のビットペイロードサイズ
EVSコーデックが、LTE(Voice over LTE(VoLTE))におけるような、PS(パケット交換)ベースのチャネル上の音声サービスに対して元々標準化されているが、3GPP UTRAN(ユニバーサル地上無線アクセスネットワーク)などの3G CS(回線交換)システムのためにも標準化する努力が現在継続的に行われている。図1は、UTRAN100および関連のコアネットワーク(CN)101の図式的概観を示す。
AMRおよびAMR−WBコーデックのためのレート制御の作動原理からわかるように、3G CSシステムにおけるレート制御シグナリングは、アクセス技術(GERANおよびUTRAN)によって異なっており、PSシステムにおけるレート制御シグナリングとも異なっている。
PSベースシステムにおいて、通話フレームの転送は、リアルタイム転送プロトコル(RTP)パケットを使用することである。RTPにおけるコーデックモードリクエスト(CMR)は、ユーザプレーン(UP)におけるレート制御コマンドを信号伝達する1つの手段である。代替的には、RTCP−APPは、ユーザプレーンにおいてもCMRを伝えるために使用されてよい。RTCP−APPは、PSベースシステムにおける通話のようなリアルタイムのデータのRTP伝送の姉妹プロトコルであるRTP制御プロトコル(RTCP)に基づく。
GERAN(GSM−EDGE無線アクセスネットワーク)において、CMRは、移動局からネットワークまで、ユーザプレーン上で通話フレームごとに転送され、その逆もまた同様である。GERANとCS−Coreとの間におけるA−インターフェースの最新のバリアントのAoIPにおいて、CMRは、(理想的には)アップリンクおよびダウンリンクにおいてRTPパケットごとに転送される。
3G−アクセス、すなわちUTRANにおいて、CMRは、通話ペイロードと共に転送されない。その代わりに、無線ネットワークコントローラ(RNC)107は、UE103のアップリンクレートを制御する特有の手段を有し、RNCは、制御プレーン上で信号伝達するRRC(無線リソース制御)を介して、UE103が、ある特定の転送フォーマット組み合わせ(TFC)を送信しないようにするため、構成されたモードセットのある特定のモードを許可するまたは禁止することができる。
呼び出しセットアップ中、RAB(無線アクセスベアラ)割り当てにおいて、RNC107は、luインターフェース上で使用される全てのコーデックモードに対するRABサブフロー組み合わせを初期化し、加えて、ダウンリンク(DL)に対する最大レートの制限を与えることができる。同様に、無線インターフェース上で、無線ベアラ構成は、与えられたコーデックレート全てに対応する、または、リクエストされたレートの選択されたサブセットのみに対するTFCを含むことができるようにセットアップされる。加えて、UE103は、呼び出し中の初期セットアップ時か後に、一時的に、または全ての呼び出しに対して、アップリンク(UL)においてある特定の規定されたTFCを使用しないように命じられ得る。
同様に、呼び出し中、RNC107は、ダウンリンクにおけるある特定のモードを無効にするように、レート制御リクエスト(RC−Req)メッセージを(lu UPプロトコルメッセージを使用して)CS−Coreに送信できる。
例えば、RNC107が、モードセット4.75、5.9、7.4、および12.2によってAMRに対して無線ベアラをセットアップするためにCS−CoreからRAB割り当てリクエストを受信した場合、RNC107は、RABフォーマット組み合わせ(RFC)およびTFC全てをこれらレート全てに対して初期化するように、UE103およびメディアゲートウェイ(MGW)に対して対応する初期化メッセージを生成可能である。
RNC107は、考えられる無線または転送制限を考慮する最適な無線構成を選択し、かつ、より高いコーデックレートを禁止することで、通話ユーザがシステムに入ることを許す、または全般的に、よりたくさんの通話ユーザに対してサービスを提供することを可能にする。例として、RNC107は、動作に対して最高レート12.2を許可しないように選択する。その場合、lu UPメッセージは、例えば12.2ではなく5.9のより低いレートが初期レートとして確実に選択されるようにする。
RAB割り当てにおいて、RNC107は、CS−Coreによって指図されると(luUPバージョン2における)全てのモードを受け入れなければならない。後に、呼び出し中に(実際は、RAB割り当て直後でも)RNC107は、例えば、セル容量制限によって、高ビットレートのある特定のモードを無効にすることができる。
無線インターフェースについて、RNC107は、リソース消費を最適化するために、SIDを含むリクエストされたコ−デックレート全てに対するTFC、または、SIDを含むリクエストされたコーデックレートの適正な低いサブセットに対するTFCのみを含む無線ベアラのどちらかを含む無線ベアラ構成を規定することになる。無線インターフェース上の規定されたTFCに加えて、RNC107は、ULにおけるUE103によって使用されるある特定のTFCの使用を許可しないように選定することもできる。その結果、これによって、最大の許可コーデックレートになる。例として、UE103は、AMRモード4.75、5.9、7.4、12.2に対するTFCによる無線ベアラ構成で初期化されてよい。さらに、AMR−SIDはDTX動作に必要とされる。最高レート12.2が使用されるべきでない場合、許可された最大レート7.4より高いレートが許可されないことを指示する情報要素(IE)が含まれる。このように許可されないことは、最大レート7.4を上回るレートが使用時に禁止されているため、レート12.2は少なくともその他の場合に信号伝達されるまで使用されないことを意味する。例えば、RNC107が、最大レートとしてレート12.2を使用できるようにするか、最大レートをさらに例えば5.90kbpsまで低減するように、最大レートとしてレート7.4を許可する決定を修正することを選定する条件を検出する場合、アップリンクにおいて許可された最大レートを修正するように、TFCC(転送フォーマット組み合わせ制御)メッセージをUE103に送信することができる。
重要な態様は、RNC107がUL上でUE103によって使用される最大レートのみを制御することである。最大レートを下回るまたは該最大レートまでの実際のレートをUE103が使用できるように、RNC107が制御できる可能性はない。これはむしろ、最大UE伝送電力に対するそれぞれのTFCの要求される伝送電力と関連付けられるUE103による自発的な決定である。(最大レートまで)コーデックレートに対するTFCにとって要求される伝送電力が最大UE伝送電力を超える場合、UE103はTS25.321およびTS25.133に記載されるように最大UE伝送電力を越えないTFCと関連付けられたより低いコーデックレートを自発的に選択できる。
それ故に、簡潔に言えば、一般的に全てのリンクにおけるAMRおよびAMR−WBに関するCS UTRANにおけるコーデックレート制御は「最大レート制御」である。UE103は、構成されたレートのセットの中から最大レートまたはより低いレートを使用してよい。同じことがダウンリンクにも当てはまる。
ハンドオーバのようなある特定の条件では、特にMGWのような他のネットワークノードは、レート制御操作を行うこともできる。例えば、ハンドオーバによって、移動交換局(MSC)はアクティブなコーデックセットを変更でき、関連のMGWは両方向にレート制御コマンドを送信することになる。
提案された解決策は、さまざまなコード化モードのためのTFCによる無線ベアラ構成におけるモード(またはレート)のサブセットを信号伝達することを可能にする。モードのサブセットを、提供された最大レートまたはコーデックモードコマンドに関連付ける着想は、コーデックモードの1つのサブセットから別のサブセットへ動作を切り換える効率的なやり方である。この解決策によって、最大レート制御の、確立されかつ標準化された概念が守られると共に、モード適合が最大レートまたはコーデックモードコマンドによって特定されるモードのサブセットに含まれるモードに制限されるような修正が可能になる。該解決策はまた、コーデック動作モードの1セットから動作モードの別のセットまでの間の切り換えが必要である場合の解決策と見なされることが可能である無線ベアラ構成を変更することで生じる問題を回避する。
解決策の1つの態様は、信号伝達された最大レート、または対応して信号伝達されたコーデックモードコマンドに対するコーデックモードのサブセットの関連付けである。解決策のさらなる態様は、最大レートまたは対応するコーデックモードコマンドによって特定されるコーデックモードのサブセットのメンバであるそれぞれのコーデックモードにレート適合を制約することである。
一態様によると、回線交換通信を適用する通信ネットワークにおけるコーデックレート適合を扱うための方法が提示される。ワイヤレスデバイスによって行われる該方法は、コーデックモードの指示を受信することと、指示されたコーデックモードに基づいてコーデックモードサブセットを判断することとを含む。レート適合は、指示されたコーデックモードに関連付けられたビットレートを下回るまたはこれに等しいビットレートを有する判断されたコーデックモードサブセットに含まれるコーデックモードに基づいて適用される。
一態様によると、回線交換通信を適用する通信ネットワークにおけるコーデックレート適合を扱うための方法が提示される。ネットワークノードによって行われる該方法は、いくつかのコーデックモードサブセットの中から、サービスに関わるノードによって現在サポートされているコーデックモードサブセットを判断することを含み、サービスに対する最大許可ビットレートが判断され、判断されたコーデックモードサブセットにおけるコーデックモードは判断された最大ビットレートより少ないまたはこれに等しいビットレートに関連付けられる。
一態様によると、ワイヤレスデバイスに、コーデックモードの指示を受信させ、かつ、指示されたコーデックモードに基づいてコーデックモードサブセットを判断させるように構成される処理回路構成を含むワイヤレスデバイスが提示される。レート適合は、指示されたコーデックモードに関連付けられたビットレートを下回るまたはこれに等しいビットレートを有する判断されたコーデックモードサブセットに含まれるコーデックモードに基づいて適用される。
一態様によると、レート適合をサポートするためのネットワークノードが提示される。ネットワークノードは、いくつかのコーデックモードサブセットの中から、サービスに関わるノードによって現在サポートされているコーデックモードサブセットをネットワークノードに判断させるように構成される処理回路構成を含む。さらに、サービスに対する最大許可ビットレートが判断され、判断された最大ビットレートより少ないまたはこれに等しいビットレートに関連付けられた、判断されたコーデックモードサブセットにおけるコーデックモードが指示される。
一態様によると、レート適合をサポートするためのワイヤレスデバイスが提示される。ワイヤレスデバイスは、ワイヤレスデバイスに、コーデックモードの指示を受信させるように構成される受信部を含む。ワイヤレスデバイスは、ワイヤレスデバイスに、指示されたコーデックモードに基づいてコーデックモードサブセットを判断させるように構成される判断部と、ワイヤレスデバイスに、指示されたコーデックモードに関連付けられたビットレートを下回るまたはこれに等しいビットレートを有する判断されたコーデックモードサブセットに含まれるコーデックモードに基づいてレート適合を行わせるように構成されるレート適合部とをさらに含む。
一態様によると、レート適合をサポートするためのネットワークノードが提示される。ネットワークノードは、いくつかのコーデックモードサブセットの中から、サービスに関わるノードによって現在サポートされているコーデックモードサブセットをネットワークノードに判断させるように構成される第1の判断部と、サービスに対する最大許可ビットレートをネットワークノードに判断させるように構成される第2の判断部とを含む。ネットワークノードは、判断された最大ビットレートより低いまたはこれに等しいビットレートに関連付けられた、判断されたコーデックモードサブセットにおけるコーデックモードをネットワークノードに指示させるように構成される指示部をさらに含む。
一態様によると、プロセッサによって実行される時、装置に、最大ビットレートの指示を受信させ、かつ、指示された最大ビットレートに基づいてコーデックモードサブセットを判断させる命令を含むコンピュータプログラムが提示される。レート適合は、指示された最大ビットレートを下回るまたはこれに等しいビットレートを有する判断されたコーデックモードサブセットに含まれるコーデックモードに基づいて適用される。
一態様によると、プロセッサによって実行される時、装置に、いくつかのコーデックモードサブセットの中から、サービスに関わるノードによって現在サポートされているコーデックモードサブセットを判断させる命令を含むコンピュータプログラムが提示される。さらに、サービスに対する最大許可ビットレートが判断され、判断された最大ビットレートより少ないまたはこれに等しい、判断されたコーデックモードサブセットにおけるコーデックモードのビットレートが指示される。
本明細書に開示される技術の前述のおよび他の目的、特徴、および利点は、添付の図面に示されるような実施形態の以下のより詳細な説明から明らかとなろう。図面は、必ずしも一定の尺度ではなく、それよりむしろ、本明細書に開示される技術の原理を示すことに重点が置かれている。
ユニバーサル地上無線アクセスネットワーク(UTRAN)および関連のコアネットワーク(CN)を示す図である。 例示の実施形態に従って、ワイヤレスデバイス、例えばUEによって行われる方法であって、ネットワークノード、例えばRNCまたはMGWによって行われてもよい方法を示すフローチャートである。 例示の実施形態に従って、ワイヤレスデバイス、例えばUEによって行われる方法であって、ネットワークノード、例えばRNCまたはMGWによって行われてもよい方法を示すフローチャートである。 例示の実施形態に従って、ワイヤレスデバイス、例えばUE、またはネットワークノード、例えばRNCまたはMGWによって行われる方法を示すフローチャートである。 例示の実施形態に従って、ワイヤレスデバイス、例えばUE、またはネットワークノード、例えばRNCまたはMGWによって行われる方法を示すフローチャートである。 例示の実施形態に従って、ネットワークノード、例えばRNCによって行われる方法を示すフローチャートである。 例示の実施形態に従って、ネットワークノード、例えばRNCによって行われる方法を示すフローチャートである。 例示の実施形態に従って、UE、RNC、およびCNの間のプロトコルメッセージのフローを例示する信号図である。 例示の実施形態による、通信ネットワーク、および、ハンドオーバ前後の種々のコーデックモードサブセットの使用の概略図である。 例示の実施形態によるワイヤレスデバイスの種々の実装形態を示す図である。 例示の実施形態によるワイヤレスデバイスの種々の実装形態を示す図である。 例示の実施形態によるワイヤレスデバイスの種々の実装形態を示す図である。 例示の実施形態によるネットワークノードの種々の実装形態を示す図である。 例示の実施形態によるネットワークノードの種々の実装形態を示す図である。 例示の実施形態によるネットワークノードの種々の実装形態を示す図である。
以下に示されるように、モードセットがEVSプライマリモードおよびEVS IOモード両方を含む時にEVSコーデックに対して上記の最大レート制御を適用する時、問題が生じる場合がある。
まず、AMRのケースのように、EVSコーデック動作に対するアクティブなコーデックセットは呼び出しセットアップ時に規定され、これに対して、MSCおよびRNC107はCN101の方への対応するRABサブフロー組み合わせのみならず、UE103の方への対応するTFCを初期化することが想定される。考えられる最良の通話品質を提供するために、このモードセットは、少なくともEVSプライマリモードを含まなければならない。
これに対する例が、「構成0」として表2に挙げられている。この場合、「1」は、対応するEVSプライマリモードがモードセットに含まれることを指示する。
Figure 0006526827
表2:構成EVSコーデックモードによるEVSコーデックモード構成の例
それに加えて、EVS IOモードの使用を要求する場合があるハンドオーバのケース、例えば、SRVCC(単一無線音声通信継続)に対する規定を設ける必要があることが多いが、これは、ハンドオーバ後のターゲットアクセスが、AMR−WBのみサポートする場合があり、「残りの」ネットワークはEVS IOまで「フォールバック」しなければならないからである。
これに対する少なくとも2つの潜在的な可能性が存在する。
1つの可能性(a)は、対応するEVS IOモードを同じモードセット、すなわち構成0内に含ませることである。この可能性に従って含まれたEVS IOモードは、表内の「(a)」で指示される。
別の可能性は、EVS IOモードを別個のモードセットとして特定する第2の構成(構成1)を規定することである。この可能性に従って含まれたEVS IOモードは、表内の「(b)」で指示される。
両方の可能性には問題がある。
第1の可能性(構成0、同様に構成2)の問題は、使用されるビットレートの観点から、最大レート制御、および、EVSプライマリモードとEVS−IOモードとの結び付きに関する。該問題は、具体的には、構成に含まれる最大レートを下回るいずれの低いレートもその伝送電力の必要性によって選択する自発的なUEの決定によって引き起こされる。それ故に、RNC107(または任意のネットワークノード)が、EVSプライマリモード(最大レートまでの)のみの間の、または、EVS IOモード(これも最大レートまでの)のみの間のどちらかの適合を指図する可能性はない。むしろ、UE103は、制御不可能なやり方で、EVSプライマリモードおよびEVS IOモード両方を使用して適合することができる。例えば、UE103が現在EVSプライマリモード9.6を使用しており、伝送電力制限に達している場合、EVS IOモード8.85に対応する次に低いビットレートを選択する場合がある。それ故に、EVS IOモードへの切り換えは、単にUE103の伝送電力条件の結果として発生することになり、例えば、EVS IOモードの使用を実際に要求することになるハンドオーバの結果としてではない。
引き起こされる問題は、UE103による自発的なモード切り換えが間違ったコーデックモードの選択につながる可能性があることである。例えば、ハンドオーバ条件によって実際の必要性がないEVS IOモードへの切り換えは、EVSプライマリモードを備えることができるよりも低い品質のコーデックモードを選択することになるため、望ましくない。さらに一層問題になる点は、EVS IOモードの使用を要求する接続の場合のEVSプライマリモードへの自発的な切り換えである。例えば、リモートレガシーAMR−WB−UEは、このような場合に受信することになるEVSプライマリモードフレームを復号することができなくなり、むしろ無音を生じさせる。
UEに対してだけでなく、自発的な最大レート適合を行う場合があるRNC107のような通話路内の他のノードに対しても、同様の問題が存在する場合がある。
別個の構成に関わる他の可能性の問題は、構成0から構成1までの継続中の呼び出しの間望ましくない構成の切り換えがTrFOを維持するために必要となることである。現在の3GPP仕様に続いて、これは、luインターフェース上のRAB修正に関わる呼び出し半ばのネゴシエーションによって達成される。
このようなアプローチの2つの主な問題は、以下のように強調され得る:
1.無線ベアラ構成は、構成1を組み込む新しいものに変更される必要がある。これは、認識される必要があるRRCプロトコル上で信号伝達される同期済み切り換えによって実現される。これの遅延が、(無線条件が悪く、多くの送電が送られる必要がある場合に重大となる場合がある)新しい構成を使用するようにさせることになるのに加えて、追加の信号伝達はまた、完全な接続が断絶されるリスクを負う。
2.luユーザプレーンは、DLに対する最大レート規制に対する新しい条件による構成1について再初期化される必要がある。luインターフェース上での障害および再伝送の限定されるリスクに加えて、新しい最大レート規制がそのULを規制するために他のエンド/UEに送信される必要があり、これによって、追加の信号伝達および潜在的なドロップレートのリスクが生じる。また、他のUEに対する最大レート規制が遅延される場合があるため、受信するRNC107において通話フレームを扱うことができず、廃棄されることを必要とするリスクがあり、このことはさらに、末端間の通話中断を増加させることになる。
種々の実装オプションおよび機能性が、生じる場合がある中断時間を短縮するために存在するが、これは1秒より長い中断を生じさせる可能性があり、ハンドオーバ(例えばSRVCC)時に経験される通話中断に加えて追加されなければならない。それ故に、このような種類の中断は、かなりマイナスの通話サービス品質の影響を及ぼすことになる。
別の問題は、同じビットレートが種々のオーディオ帯域幅に関連する場合があるため、EVSプライマリモードのみがモードセットに含まれる場合にも生じる。それ故に、最大レートの信号伝達は、そのサポートされるオーディオ帯域幅に関するコード化モードを一意に特定しない。この不明瞭さの問題を解決するための解決策が要求される。
本明細書に説明される解決策は、例えば、上記のような制限によって、回線交換通信を適用する通信ネットワークにおけるコーデックレート適合を扱うための、少なくとも、ワイヤレスデバイス、ネットワークノード、およびこれらにおける方法に関する。
解決策の1つの態様は、構成に含まれるコーデックモードがサブセットで構造化されるように、UE103においてEVSに対して最大レート制御を修正することである。そして、最大レート制御は、構成全体に収められるモードの完全なセットではなく、このようなサブセット内に適用されてよい。次いで、音声サービス中に、UE103は、第1のステップにおいて、許可最大レートまたはコーデックモードコマンドを受信することができる。
第2のステップにおいて、UE103は、該当するコーデックモードサブセットを、受信された最大レート、または、対応して受信されたコーデックモードコマンドに関連付けることができる。このことは、信号伝達された最大レートまたは対応して指図されたコーデックモードがどのモードサブセットに属しているかを特定することによって行われてよい。
第3のステップにおいて、最大レート適合は、特定されたサブセットのコーデックモード内のみで(必要な場合に)UE103によって行われて、最大レート、または対応してコーデックモードコマンドに関連付けられたレートを越えないように、かつ、別のモードサブセットに変更されないようにすることができる。
RNC107(または全体のネットワーク)が別のモードサブセットに変更する必要がある/ことを望む場合、UE103は、別の最大レート、または対応するコーデックモードコマンドが与えられて、望んだモードサブセットを特定することができる。
類似の解決策は、UEに対してだけでなく、MGWまたはRNC107のようなネットワークノードにも適用する。
本明細書に説明される解決策は、改善されたトランスコーダフリー動作(TrFO)について、CS上でEVSに対してシームレスのレート切り換えを提供する方式として説明できる。
最初に、図2〜図3および図4a〜図4bを参照して、ワイヤレスデバイスによって行われる例示の実施形態が説明され、次いで、図5〜図6を参照して、RNC107などのネットワークノード、または別の制御ノードによって行われる実施形態が説明される。ワイヤレスデバイスについて説明される実施形態は、RNC107またはMGWのようなネットワークノードにも適用可能であるが、これは、これらのネットワークノード(ワイヤレスデバイスと全く同じように)が自発的なレート適合を行うことができ、これが適正なセブセットにおいて行われなければならないからである。
上記の種々のコーデックモードは、EVS標準内で利用可能なEVSプライマリモードおよびEVS IOモードによって例示されている。しかしながら、該解決策は、種々のタイプのコード化モードから成る構成に関わる他のコード化方法にも適用可能である。これは、いくつかのコーデックモードが第1のタイプの機能性を有する、例えば、広帯域信号を符号化することができる第1のタイプの機器に適合される構成のためのものであり、この場合、他のコーデックモードは第1のタイプの機能性を有さない第2のタイプの機器に対して適合されるため、他のコード化モードを必要とする。第2のタイプの機器は、例えば、狭帯域信号の符号化のみ可能とすることができる。
本明細書に説明される実施形態は、本明細書に例示されるように、種々のタイプのコーデックモードを含むコーデック構成に対して回線交換サービスに対して適切なレート適合を可能にする。
図2は、回線交換を適用する通信ネットワークにおいて動作可能なワイヤレスデバイスによって行われる方法を示す。ワイヤレスデバイスは、例えば、表2に示される構成0または2といった、複数のコーデックモードで構成されると想定されてよい。例として表2からこれらの構成のうちの1つを使用する時、この例では、1つの帯域幅の代替策のみがそれぞれのEVSプライマリモードに対して利用可能であること、およびコーデックモードサブセットが結果として関連のビットレートに基づいて特定可能であることが想定可能である。複数のコーデックモードは種々のサブセットに属し、この場合、それぞれのサブセットは、種々の特性を有するある特定のタイプのコーデックモードを含む。ワイヤレスデバイスは図1におけるUE103などのデバイスに対応することができる。方法は、回線交換通信を適用する通信ネットワークにおいて種々のタイプのコーデックモードを扱うのに適している。該方法は、最大ビットレートの指示を受信すること201を含む。該指示は、例えば、RNC、MSC、またはMGWといったネットワークノード、例えば制御ノードから受信されてよい。指示は、例えば、実際の最大ビットレートとすることが可能であるインジケータ(例えばRmax)、または、最大ビットレートおよび/またはコーデックモードサブセットを指示するように構成されていてよいいくつかの他のパラメータまたは値として受信されてよい。方法は、指示される最大ビットレートまたはインジケータに基づいてコーデックモードサブセットを判断すること202と、指示された最大ビットレートを下回るまたはこれに等しい最大ビットレートを有する判断されたコーデックモードサブセットに含まれるコーデックモードに基づいて、レート適合またはレート制御を適用すること203とをさらに含む。この方法を行うことによって、ワイヤレスデバイスが複数のタイプのコーデックモードで構成される時でも適切なコーデックモードがレート適合において選択可能である。
指示された最大ビットレートは、構成に含まれるコーデックモードに関連付けられる。それによって、コーデックモードは、指示されたビットレート、またはビットレートを指示するインジケータに基づいて判断可能である。構成に含まれるコーデックモードは、例えば、標準的な取り決めによってまたは構成手順の一部として、サブセットに、分類、分割、または配置される。EVSの例では、1つのサブセットは、例えば1つの帯域幅に対してEVSプライマリコーデックモードを含むことができ、別のサブセットはEVS IOコーデックモードを含むことができる。よって、コーデックモードサブセットは、2つのコーデックモードが同じ最大ビットレートに関連付けられていないことで、指示された最大ビットレートによって分離可能であると想定して、指示される最大ビットレートに基づいて判断されてよい。他の実施形態では、種々のコーデックモードは、同じビットレートに関連付けられてよく、これは、さらに以下でより詳細に説明される。一実施形態によると、コーデックモードサブセットは互いに素である、すなわち、それぞれのコーデックモードは1つのサブセットにのみ含まれ、2つの異なるサブセットに含まれない。種々のサブセットに含まれるコーデックモードは、先に説明されたように、結び付けられたまたはインターリーブされたビットレートを有することができることで、第1のサブセットにおけるコーデックモードの所与のビットレートは別のコーデックモードサブセットの2つのビットレートの間に置かれてよい。
レート適合は、音声通話といった、回線交換サービスに関連して行われると想定されてよい。そのようなレート適合は、以前から知られており、従って、本明細書において詳細な説明は行われない。
図3は、ワイヤレスデバイスまたはネットワークノードによって行われる例示の方法の実施形態の別のフローチャートを示す。図3に示される方法は、図2に示される操作に対応する操作を含み、また、最大ビットレートの新しい指示が操作304で受信可能であることを示す。最大ビットレートの新しい指示、例えばインジケータRmaxを受信すると、ワイヤレスデバイスは新たに指示された最大ビットレートに基づいて、または新しいビットレートのインジケータに基づいて、コーデックモードサブセットを判断する302。次いで、レート適合は、判断されたコーデックモードサブセット内で、すなわち、指示された最大ビットレートより低いまたはこれに等しいビットレートを有する判断されたコーデックモードサブセットに含まれるコーデックモードを使用して、適用303されてよい。
図4aは、ワイヤレスデバイスによって行われる方法の例示の実施形態を示すフローチャートを示す。この例では、方法は、ワイヤレスデバイスが種々の性質を有する多数のコーデックモードで構成される401aことを含む。モードは、種々のサブセットに関連付けられることで、第1の性質を有するモードは第1のサブセットに関連付けられ、第2の性質を有するモードは第2のサブセットに関連付けられ、これは操作402aによって示される。最大ビットレートは、コーデックモードコマンド(CMC)403aによって指示され、これに基づいて、最大ビットレートが判断される404a。CMCは、特有のコーデックモードおよびレートを指示するコーデックモードコマンドである。図4aに示される実施形態によると、コーデックモードサブセットは、受信されたCMCに基づいて判断され405a、これは、代替的には、コーデックモードサブセットがCMCによって指示されるコーデックモードに基づいて判断される405aように表現されてよい。レート適合は、最大ビットレートより低いまたはこれに等しいビットレートを有する現在のサブセット(CSS)(R∈CSS)に属するコーデックモード(およびビットレートR)を使用して適用406a可能である。CMCによる新しい最大ビットレートの指示は、操作407aとして示される、ネットワークノードによってワイヤレスデバイスに与えられてよい。
図4bには、別の実施形態が示される。この例では、方法は、ワイヤレスデバイスがプライマリモードおよびEVS IOモード(EVS構成)を含むコーデックモードのセットによって構成される401bことを含む。コーデックモードは種々のサブセットに関連付けられることで、プライマリモードは、例えば、標準的な取り決めによって、第1のサブセットに関連付けられ、EVS IOモードは、操作402bによって示される、第2のサブセットに関連付けられる。最大ビットレート(Rmax)の指示は受信され403b、現在のサブセットCSSは、受信された、指示済みビットレートまたはインジケータに基づいて特定される404b。レート適合は、指示された最大ビットレートより低いまたはこれに等しい(R≦Rmax)ビットレートを有するCSS(R∈CSS)に属するコーデックモード(およびビットレートR)を使用して適用405bされてよい。このレート適合は、最大ビットレートの新しい指示が受信される403bまで継続可能である。すなわち、新しい最大ビットレートの指示は、操作406bとして示される、ネットワークノードによってワイヤレスデバイスに与えられてよい。
コーデックモードサブセットが、例えば、種々の帯域幅に対するEVSプライマリコーデックモードといった、同じビットレートに関連付けられたコーデックモードを含む場合、最大ビットレートはコーデックモードサブセットを特定するまたは判断するのに十分ではない場合がある。このような場合、現在のコーデックモードサブセット(CSS)は、好ましくは、指示される最大ビットレートによってのみというよりはいくつかの他のやり方で指示されるべきである。例えば、CMCなどのインジケータは、最大ビットレートおよびコーデックモードサブセット両方を指示するように構成可能である。このような構成情報は、例えばセットアップ手順においてワイヤレスデバイスに与えられてよい。標準的な取り決めによる既知のアプリオリも可能である。
図5は、ネットワークノードによって行われる方法の例示の実施形態を示す。ネットワークノードは、例えば、RNC、MSC、もしくはMGW、または、いくつかの他のコアネットワークノードであってよい。方法は、音声通話といった、回線交換サービスに関連して行われるものである。方法は、いくつかのコーデックモードサブセットの中から、ワイヤレスデバイスおよびネットワークノード、例えばUEおよび/またはRNCなど、サービスに関わるノードによって現在サポートされているコーデックモードサブセットを判断すること501を含むことができる。方法は、サービスに対する最大許可ビットレートを判断すること502をさらに含むことができる。方法は、ワイヤレスデバイスに対して、判断された最大ビットレートより少ないまたはこれに等しい、判断されたコーデックモードサブセットにおけるコーデックモードのビットレートを指示すること503をさらに含むことができる。
図6は、ネットワークノードによって行われる例示の方法の実施形態を示す。図6に示される方法は、図5に示される操作に対応する操作、すなわち、コーデックモードサブセット601、およびサービスに対する最大許可ビットレート602を判断することと、判断された最大ビットレート603より少ないまたはこれに等しいサブセットにおけるコーデックモードのビットレートを指示することと、また、コーデックモードサブセットおよび/または最大許可ビットレートの変更に関連付けられた操作604および605に対応する操作を含む。新しいサブセットが適用されるべきであること、または現在適用されているサブセット内の新しい最大ビットレートが適用されるべきであることを、ネットワークノードが判断する(YES)ことを必然的に伴う新しい状況が生じる604時、この新しい状況に対応する新しいビットレートはワイヤレスデバイスに対して指示される605。
ワイヤレスデバイスについて上述されることに対応して、コーデックモードサブセットが同じビットレートに関連付けられたコーデックモードを含む場合、最大ビットレートの指示は、コーデックモードサブセットを、ワイヤレスデバイスなどの別のネットワークノードに対して特定するまたは信号伝達するのに十分ではない場合がある。このような場合、現在のコーデックモードサブセット(CSS)は、好ましくは、指示される最大ビットレートによってのみというよりはいくつかの他のやり方で指示されるべきである。例えば、インジケータは、最大ビットレートおよびコーデックモードサブセット両方を指示するように構成可能である。このような構成情報は、例えばセットアップ手順において、該当するネットワークノードに与えられてよい。
3GPP UTRANおよびEVSのシナリオを想定する詳細な例では、方法は、図7を参照して、以下のように作用することができる。呼び出しセットアップ中に、RNC107は、点(1)において、EVSプライマリモードレートおよびEVS IOモードレートによるRAB割り当てリクエストを受信する。そして次に、UE103は、点(2)において、EVSプライマリモードおよびEVS IOモードのこれらのレートに対してTFCによる無線ベアラ構成でセットアップされる。このセットアップの一部は、また、レートRmax、initに対する初期レート選択である。RAB割り当ての一部はまた、少なくともある最小コーデックレートに対する保証ビットレート(GBR)の設定である。GBRは典型的には、最小EVS IOレートとなるように選定されることになり、このことは、AMR−WBモードの使用を要求する潜在的なハンドオーバ後もTrFOを徹底することになる。UE103は、内部の最大レート規制によって構成されたレートを限定することができるが、該構成は、少なくとも、この最小EVS IOコーデックレートを下回るレート全てを収めることになる。
例として、セットアップは、上記の表2に従って構成0に対応してよい。この構成は、「1」で指示されるEVSプライマリモード7.2、8.0、9.6、および13.2を、ならびに、「(a)」で指示されるEVS IOモード6.60、8,85、および12.65を収める。DTX動作について、EVSプライマリSIDおよびEVS IO SIDに対するTFCがまた構成される。初期レートはEVSプライマリモードの1つのレート、例えば13.2である。下位互換性を理由として、初期レートはまた、低いEVS IOモードレート、例えば6.60になるように選定されてよい。
UE103は、例えば、標準的な取り決め、またはいくつかの他のタイプのアプリオリ情報によって、プライマリモードに関連付けられたレート(すなわち、7.2、8.0、9.6、および13.2)がレートまたはコーデックモードの1つのサブセットを構成し、かつ、EVS IOモードに関連付けられたレート(すなわち、6.60、8.85、および12.65)がレートまたはコーデックモードの第2の互いに素のサブセットを構成するという追加の情報を知る、点(3)。アプリケーション層では、構成されたTFCはEVSコーデック(NAS同期ID)に関連付けられ、さらに、レートの上記のサブセットは、EVSプライマリモードおよびEVS IOモードそれぞれに関連付けられた標準的な取り決めに準拠している。UEアプリケーション層は、標準的な取り決めに準拠して、RNC107からの明白なTFCCメッセージなしでこれらのサブセット間での切り換えが許可されないことを知る。
UE103におけるコーデックモードレート適合制御手順は、点(4)において、呼び出し中に、潜在的に変更される最大許可レートRmaxを指示するTFCCメッセージをIEで受信することができる。例として、新しい最大許可レートは9.6kbpsとすることができる。これは、より高いレートを要求する全ての構成されたコーデックモードおよび対応するTFCが許可されないまたは使用不可とされることを意味する。本明細書に説明される解決策のこの例によると、点(5)において、コーデックモードレート適合制御手順は、指示された最大レートRmaxに関連付けられるレートの現在のサブセット(CSS)を特定する。9.6kbpsの最大レートの例において、この関連性はEVSプライマリモードのサブセットをもたらし、この中で、レート適合が最大レートまで許可される。これは、レート7.2、8.0、9.6kbpsによるプライマリモードの中で適合が行われなければならないことを意味する。UE伝送電力に応じたレート適合の例は、下記のように詳述可能である。
UE103は、最大UE伝送電力に対するその要求される伝送電力に基づいて、構成されるTFCそれぞれの状態を連続的に監視する。この監視に基づいて、サポートされるTFCの数が変化するかどうかによって、対応する、新たに利用可能となる、すなわち実現可能なまたは考えられるビットレートは、使用されるコーデックモードの対応する適合を容易にするために上層(とりわけ、アプリケーション層)に報告される。新たに利用可能となるビットレートは、先の利用可能なビットレートより高いまたは低いものであってよい。この段階で、コーデックモードレート適合制御手順は、報告された利用可能なビットレートより少ないまたはこれに等しい、および最大許可ビットレートRmaxより少ないまたはこれに等しいビットレートを有するコーデックモードを選択する。アプリケーション、例えば符号器は、最大レートを下回るレートを選定してもよく、これは、例えば、DTXまたはVBR(可変ビットレート)動作についての典型的なケースであることに留意されたい。さらに、本明細書に説明される解決策のこの例によると、点(6)において、新たに選択されたコーデックモードは、ネットワークから指示されるような許可最大レートに関連付けられたコーデックモードのサブセットから選定される。この例によると、最大伝送電力の監視に基づいて、9.6kbpsのビットレートは、例えば、現在利用可能な最大伝送電力によってこれ以上サポートされない可能性がある恐れがあり、むしろ、8.85のビットレートは新たに利用可能なビットレートとなる。しかしながら、適合制御は、そのケースにおいて、8.85kbpsのビットレートによる別のサブセットにおいてコーデックモードがあっても、8.0kbpsであるEVSプライマリモードのサブセットの最高と考えられるビットレートを選定することになる。しかしながら、ビットレート8.85kbpsを有するモードは、許可されないまたは禁止されたEVS IOサブセットに属する。
結果的に、点(7)において、(UE103から)UL上で、さらにはRNC107からCN101に送信される通話ユーザデータは、指示された許可最大レートを下回るまたはこれに等しいレートを有し、さらには、このレートは、最大レートに関連付けられたレートのCSSの中からの1つのレートである。
RNCまたはネットワークベースのレート適合制御がEVSコーデックモードの異なるサブセットSSnewへの切り換えを選定することに基づいた条件が生じる場合、RNCまたはネットワークベースのレート適合制御は、UE103に、最大レートの対応する適合リクエストをもたらすことになる。次いで、点(8)において、新しい最大レートは、成功した適合後に使用されるべきであるコーデックモードのこの新しいサブセットの中からのレートとなる。例として、EVSプライマリモードとでなくEVS IOモードのみとの接続が継続できない条件が生じる場合がある。その例では、最大レートを9.6kbpsから8.85kbpsに変更する適合リクエストが、UE103に送信されることになる。これによって、コーデックモードレート適合制御は、8.85kbpsの最大レートを越えない、すなわち、8.85kbpsおよび6.60kbpsの中からのEVS IOモードのサブセットの中でのみレート適合を適用する。
点(9)において、モードの新しいサブセット(例えばEVS IOモード)の使用からモード(例えばEVSプライマリ)の初期のサブセットの使用に戻ることは、類似のやり方で行われる。UE103は、EVSプライマリモードから成るサブセットの中からのレート、例えば、9.6kbpsによる最大レートについての適合リクエストが与えられることになる。その場合、UE103におけるコーデックモードレート適合制御手順は、9.6kbpsの指示された最大レートより少ないまたはこれに等しいEVSプライマリモードのサブセット、すなわち、7.2、8、および9.6kbpsに戻るように切り換えることになる。
前述の説明の一般的な注釈として、EVS IOモードとプライマリEVSコーデックモードとの間のシームレスの切り替えを可能にするために、必要条件は、無線構成がそれぞれのサブセットの1つのコーデックレートを少なくとも収めることである。
UE103に伝達される最大レートがコーデックモードサブセットの選定も制御するとすれば、通話路内の少なくともいくつかのネットワークノードがこの手のサブセット選択およびCSS内のレート適合を制御するやり方を知っておくべきであることが必要な場合がある。例えば、RNC107が、最大レートの修正を選択するが、その他の場合、モードのCSSを変更することを要求する制御メッセージを受信していない条件に遭遇する場合、レート適合はCSSに属するレート内で行われてよい。RNC107は、サブセット特有のTFCCメッセージを送信する場合、好ましくは、それ故に、アクティブなサブセットを知るものとする。例えば、表2の構成0に従った構成が使用される場合、および、現在EVSプライマリモード9.6が使用されている場合、RNC107は、構成されたEVSプライマリレートのサブセットの他のレート(7.2、8、または13.2)の中から最大レートのみを変更するものとする。類似の原理が任意の他のサブセットに適用される。それ故に、レートのCSSの制御は、この中で、サブセットを受信された最大レートに関連付けることによってローカルなレート適合が行われてよく、UEに適用するものとするだけでなく、ネットワークノードおよび通話路全体に対しても適用するものとする。しかしながら、RNC107のようなノードがサブセットおよびサブセット選択を知っておく必要性は、一般的に望ましくない。このような影響および結果として生じる実装形態の必要性を回避するために、RNC107がアプリケーションにとらわれないままにすることができる、上記の代替策を使用することが好ましい。RNC107のようなノードがサブセットおよびサブセット選択を知っておく必要性は、例えば、正確なサブセットが選択されることを上層が保証できる場合に回避されてもよい。
レート適合リクエストまたはコマンドをUEなどのワイヤレスデバイスに伝達するRNCまたはネットワークなどのネットワークノードに対するさまざまな考えられる機構がある。1つの可能性は、転送フォーマット組み合わせ制御(TFCC)メッセージを使用するための現在標準化されているやり方である(例えば、3GPP TS25.331を参照)。新しい最大コーデックモードレートを特定するようなメッセージを受信すると、UEは、このレートを、上層に、とりわけコーデックモードレート適合制御手順または機能に送付することができる。
レート適合リクエストをUE103に伝達する代替的なやり方は、制御プレーンにおけるTFCCメッセージの代わりに、ユーザプレーンにおける通話ペイロードと共にコーデックモードリクエスト(CMR)を伝送することである。この代替策は、帯域内信号方式と呼ぶことができる。この代替策によると、CMRは、ダウンリンク通話ペイロードデータと共にUE103に提供される。受信後、コード化通話フレームを表す通話ペイロードデータのようなCMRは、上層に、すなわち、符号器または復号器に提供される。上層では、CMRは、コーデックモードレート適合制御手順または機能に送付される。
別の可能性は、最大レート制御に対して、TFCCメッセージおよび帯域内CMRメッセージ両方を、例えば同時に使用することである。例えば、これは、RNC107によって生成されるTFCCメッセージがULのローカルな無線ネットワーク要件に応じてレート適合を行うために使用され、かつ、コアネットワーク101またはリモートDLの必要性を反映するレート適合リクエストがCMRによって伝達されてよいケースとすることができる。次いで、UE103のコーデックモードレート適合制御手順は、これらの適合リクエストを組み合わせることになる。1つの可能性は、2つの同時発生する適合リクエストメッセージ、例えば、TFCCメッセージにおいて伝達される1つと、帯域内CMRにおいて伝達される1つとが、いわゆる最小動作を適用して組み合わせられることである。これは、最大許可レートがTFCCメッセージおよび帯域内CMRによって伝達される最小限のレートリクエストとして算出されることを意味する。
TFCCメッセージおよび帯域内CMRメッセージが最大レート制御に対して同時に使用される場合、(TFCCメッセージを発行する)RNC107は、レート適合が許可されるコーデックモードのサブセットの変更を要求する条件を知っていない恐れがある。例えば、(MSCまたはMGWのような)コアネットワークノードのみが、1つのコーデックモードサブセットから別のコーデックモードサブセットへの切り換えを要求する、リモートエンドにおける条件を知っている場合がある。例として、回線交換サービスに関わるリモートUE103は、EVSコーデックのプライマリモードではなくAMR−WBのみをサポートするセル内にローミングすることができる。代替的には、リモートUE103は、NB通話のみをサポートするセルにハンドオーバされてよい。
このような種類のケースについての好ましい解決策は、ネットワークから受信されたCMRによって伝達される最大レートがレートのCSS(例:EVS IOレートまたはEVS−NBモード)を特定するために使用され、これらの中で、UE103はレート適合を行うことができることである。そして、このCSS内のレート適合は、TFCCメッセージおよび帯域内CMRによって伝達される最小限のレートリクエストである最大レートまで行われる。これは、TFCCメッセージが最大ビットレートのみを設定し、CMRはCSSを設定することを意味する。より具体的には、TFCCメッセージは、ULの「ローカルな」最大ビットレートのみを制御し、CMRは、リモートダウンリンク、および通話路内の任意のネットワークノードの他の潜在的な制約の必要性に従って、CSSおよび「リモートな」最大ビットレートを設定する。
RNC107は、CN101の方へ対応するlu UP制御メッセージを発行することによって、最大ビットレートをそのローカルなDLにおいて使用するようにすることに留意されたい。RNC107がアプリケーションにとらわれない場合、最大レートリクエストは、使用されるべきレートのCSSに対応しなくてもよい。それ故に、MGWのようなCNノードは、リクエストされた最大レートが確実にレートのCSSに対応するようにすることが好ましい。RNC107から受信される最大レートリクエストがCSSのレートに対応しない場合、最大レートリクエストは、RNC107によってリクエストされるレートより少ないまたはこれに等しいレートのCSSの中から最も近いレートまで低減されなければならない。上述されるようなCMRを使用する解決策について、この動作は、好ましくは、lu UPメッセージをCMRに変換する時に同時に行われ得る。
RNC107をアプリケーションにとらわれないままにすることができるさらなる可能性は、RNC最大レート制御動作をそのローカルなULに対して変更することで、UE103に対して直接自発的な最大レート適合リクエストを発行しないようにすることとなる。むしろ、上記段落でDLについて説明されたように、RNC107は、RNC107自体のULについてのlu UPレート制御メッセージをCSSが変更されないように最大レートリクエストを修正できるCNノード(MGW)に送信することが可能である。MGWは、次いで、最大レートリクエストが、RNC107によって元々リクエストされたレートより少ないまたはこれに等しいレートのCSSの中から最も近いレートに修正されている場合に、RNC107に、場合によっては修正される最大レートリクエストを送り返すことになる。その後、ULに対するこの最大レートは、TFCCメッセージまたはさらにはCMRを使用することによって、UE103に安全に伝送可能である。
要約すると、RNC107は、一般的に、アプリケーションを意識することなく、かつ、既定されたサブセットを知らないようにすべきである。この知識なく、RNC107が、リモートUEまたはCN101の必要性に従ってコーデックモードサブセットを同時に正確に使用させるようにする最大レート制御についてのTFCCメッセージおよびlu UPメッセージを生成することは可能ではない。それ故に、TFCCメッセージおよびlu UPメッセージのどちらかは、モードサブセットが独立する様式で規定されており、RNC107が、使用されるべきコーデックモードサブセットに関する末端間の要件を知ることなく最大レート制御についてこのシグナリング機構を使用できるようにする。言い換えれば、ネットワークは、TFCCメッセージおよびlu UPメッセージを使用して最大レート制御を行う時に考慮されるべきモードサブセットを、RNC107に知らせなければならない。それ故に、その問題に対する以下の考えられる解決策がある。
a)TFCCメッセージおよびlu UPメッセージは、単に最大ビットレート制御に対して特定され、CMRはモードセットを規定する。この代替策は、RNC107をアプリケーションにとらわれないままにするため好ましい。
b)RNC107は、さらにまたローカルULについての最大レート制御メッセージを、リクエストされるレートが意図せずにCSSを変更することを暗示しないように制御するCNノードに送信する。次いで、CNノードは、対応して調整される最大レート制御メッセージを返す。RNC107は、UE103に対して自発的な最大レート制御TFCCメッセージを送信せず、CNノードから受信された対応する最大レート制御メッセージに応じた最大レート制御メッセージのみを送信する。この代替策は、RNC107をアプリケーションにとらわれないままにするため好ましい。
c)RNC107は、異なるオーディオ帯域幅(EVS−NB、EVS−WB、EVS−SWB、EVS−FB、EVS−IO)への拡張を含む、アプリケーション特有のモードサブセットを知った後、RNC107は、それに応じてTFCCメッセージおよびlu UPメッセージを送信できる。この解決策は、CN101が、サブセットについてまたは少なくともCSSを、RNC107に知らせることを要求する。該解決策はまた、新しいTFCCメッセージおよびlu UPメッセージの定義を要求する。
d)TFCCメッセージおよびlu UPメッセージは最大レート制御を放棄し、CMRだけがモードサブセットおよび最大レートを特定する。これは、TFCCメッセージからエアインターフェースをオフロードすることができるが、RNC107から、CMRのアプリケーションを意識した扱い、および、サブセット、または少なくともCSSのサブセットについての知識を再び必要求する。
本発明の実施形態は、EVSプライマリモードおよび対応するEVS IOモードである、コーデックモードの2つの構成されたサブセットの例で示されている。例えば、種々の帯域幅性能を有するモードのようなモードの他のサブセットへの拡張が可能であり、この場合、モードの1つのサブセットは狭帯域モードとすることができ、第2のサブセットは広帯域モードとすることができ、第3のサブセットは超広帯域モードを含む。VBR5.9kbpsモードの瞬間レート(すなわち、2.8、7.2、8、およびEVSプライマリSID)を別個のサブセットに関連付けることも可能である。
種々のサブセットに属するモードが同じビットレートを有するケースもあり得る。例として、種々の性質を有するが同じ対応するビットレートで動作するコーデックモードがあり得る。例として、NBモードの第1のサブセット、およびWBモードの第2のサブセットがあり得、これら両方は、7.2、8、9.6、および13.2kbpsの同じレートについて規定される。そのケースについての解決策を生じさせることが可能である。この実施形態によると、異なる性質を有するこれらのモードによる無線ベアラ構成のセットアップ後、これらのモードは、まず、それらの異なる性質に従って互いに素のサブセットに関連付けられる。NBモードは、例えば、第1のサブセットに、WBモードは第2のサブセットに関連付け可能である。動作中、UE103(またはネットワークノード)は、最大レートを直接信号伝達するIEではなくコーデックモードコマンド(CMC)を得る。それぞれの受信されたCMCは、その後、対応する最大レートおよびコーデックモードのサブセットに関連付けられ、これらの中で最大レート制御が許可される。新しいCMCが利用可能である場合、例えば、ハンドオーバがコーデックモードのサブセットの変更を要求する場合、新たに受信されたCMCによって手順が繰り返される。図4aはこの解決策を示すフローチャートを収めている。図4bは同様のフローチャートを収めているが、ここで、CMCではなく最大レートが直接信号伝達される。図4bの例では、EVSプライマリモード(サブセット1)およびEVS IOモード(サブセット2)による構成が使用される。
説明された実施形態はまた、構成されるEVS IOレートに加えて、EVSプライマリVBR5.9モード、およびいくつかの一定レートのEVSプライマリモードによる無線ベアラ構成で作用するように拡張可能である。この構成は、追加の5.9VBRモード以外の上で論じられた構成0と同一であり、表2の構成2として示される。VBR5.9モードは、瞬間レート2.8、7.2、8、およびEVSプライマリSIDに対するTFCを要求する。さらに、TFCが、一定レートEVSプライマリモード7.2、8、9.6、および13.2に対して、かつEVS IOモード6.6、8.85、および12.65に対して構成されることが想定される。VBRモードがその動作について上で列挙されるようなTFCを要求しても、VBRモードは唯一のレートとしてその最大瞬間レート8.0kbpsを収める第1のサブセットのみに関連付けられる。これは、電力制御されたVBRモードがいずれのフレームに対しても8.0kbpsの瞬間レートによる伝送を要求する場合があり、この最大値より低いレートへのレート適合はそれ故にその最大瞬間レートの伝送に対して要求されるTFCを与えない恐れがあるため、必要である。一定レートのEVSプライマリモードは、第2のサブセットに関連付けられる。ネットワークが一定レートモードまたはEVS IOモードのいずれかに対してCMCを発行する場合、このCMCに関連付けられるレートは、一定ビットレートのEVSプライマリモードまたはEVS IOモードのそれぞれのサブセットの中からのモードの間のレート適合が行われるまで、最大レートとして使用される。ネットワークがVBRモードに対してCMCを発行する場合、動作はVBRに制約される。一定レートモードのいずれか、特に構成された8kbps最大レートを下回る7.2CBRモードに対するレート適合は除外される。
図8は、本明細書に説明される解決策の実施形態の例のシステム視像を図示する。UE−1 803aは、UE−2 803bとの通話サービス接続を有する。UE−1 803aは初めに、RNC−1 807bによってサーブされるが、RNC−3 807cによってサーブされる別のセルに呼び出し中にローミングする。UE−2 803bはRNC−2 807bによってサーブされる。RNC−1 807aを介した初期接続における全てのネットワークノードは新しいEVSコーデックをサポートするが、これは、RNC−3 807cによってサーブされるセルに対するUE−1 803aのハンドオーバ後のケースではない。サーブするRNC−3 807cに対するローミング後、EVSプライマリコーデックモードはもはやサポートされないが、これはRNC−3 807cがAMR−WBのみをサポートするからである。EVSプライマリモードおよびEVS IOモードを含む構成によって、RNC−1 807aを介して、呼び出しは初めにセットアップされる。さらにまた、呼び出しを、最大レートX=13.2までのEVSプライマリモードで始めに動作させる。UE−1 803aとUE−2 803bとの間の両方向におけるレート制御は、最大レートを越えないレートによる、構成されたEVSプライマリモードのサブセットを使用して行われる。最大レートがEVSプライマリレートのサブセットに属するとすれば、EVS IOレートはレート適合が禁止される(図の灰色部分)。
サーブするRNC−3 807cへのハンドオーバによって、通話接続はEVS IOモードおよびAMR−WBそれぞれで動作させることが必要となる。EVS IOモードのサブセットへの切り換えは、EVS IOレートのサブセットの中からのレート、例えばY=12.65に最大レートを変更することによって開始される。これは、EVS IOレートのサブセットのみを使用して動作を行うために関わるネットワークノード全てに対する信号である。EVSプライマリレートはここで、レート適合が禁止される(灰色部分)。例えば、正確なサブセットが選択されることを上層が保証できるならば、またはRNCをアプリケーションにとらわれないままにする、提供される解決策のいずれかが使用される場合、サブセットおよびサブセット選択を、RNCのようなノードが知っておく、厳密な必要性がないことは留意されたい。この例示の実施形態では、コーデックモードサブセットが最大ビットレートに基づいて特定可能であることが想定される。
上記の方法および技法は、ワイヤレスデバイスおよびネットワークノードで実装されてよい。上に、方法の実施形態の説明に関連して、例えばUTRANシステムにおけるこのノードにおいて方法が実装されようとしていることが例示される。他の通信システムにおける対応するノードは異なるように示される場合がある。
UEなどのワイヤレスデバイスの例示の実施形態は、図9aに一般的なやり方で示されている。ワイヤアレスデバイス900は、図2〜図4bのいずれかを参照して上述される方法の実施形態のうちの少なくとも1つを行うように構成される。すなわち、ワイヤレスデバイス900は、上述される種々の実施形態に関わる1つのワイヤレスデバイスの観点による方法を行うように構成されてよい。ワイヤレスデバイス900は、先に説明された方法の実施形態と同じ技術的特徴、目的、および利点に関連付けられると想定されてよい。ノードは、不必要な繰り返しを回避するために簡潔に説明される。
ワイヤレスデバイスは以下のように実装されてよいおよび/または説明されてよい。無線デバイス900はレート適合をサポートするように構成される。ワイヤレスデバイス900は、処理回路構成901および通信インターフェース902を含むことができる。処理回路構成901は、ワイヤレスデバイス900に、上述される方法の実施形態のいずれかに関連付けられた操作を行わせるように構成される。例えば、入力/出力(I/O)インターフェースと示されてもよい通信インターフェース902は、他のネットワークノードに対してデータの送受信を行うためのネットワークインターフェースを含むことができる。
処理回路構成901は、図9bに示されるように、プロセッサ903、例えばCPUなどの処理手段と、命令を記憶するまたは保持するためのメモリ904とを含むことができる。そしてメモリは、処理手段903によって実行される時、ワイヤレスデバイス900に上述される操作のいずれかを行わせる、例えばコンピュータプログラム905の形式の命令を含むことになる。このようなコンピュータプログラムは、代替的には、コンピュータプログラムの使用前および/または使用中にキャリアによって伝えられるまたはキャリアに記憶されることが可能である。
処理回路構成901の代替的な実装形態は図9cに示される。処理回路構成はここで、ワイヤレスデバイスに、RNC、MSC、またはMGWなどのネットワークノードから生じる最大ビットレートの指示を受信させるように構成される、受信部906などの機能ユニットを含む。処理回路構成は、ワイヤレスデバイスに、コーデックモードサブセットを、指示された最大ビットレートまたはそのインジケータに基づいて判断または特定させるように構成させる、例えば判断部907をさらに含むことができる。処理回路構成は、指示された最大ビットレートを下回るまたはこれに等しい最大ビットレートを有する、判断されたコーデックモードサブセットに含まれるコーデックモードに基づいて、レート適合またはレート制御を、ワイヤレスデバイスに行わせるように構成されるレート適合部908をさらに含むことができる。処理回路構成は、より多くのユニットを含むことが可能であり、操作またはタスクは、代替的には、他のユニットのうちの1つによって行われる可能性がある。
上述されるワイヤレスデバイスは、本明細書に説明される種々の方法の実施形態の別個の特徴のいずれかについて構成可能である。ワイヤレスデバイス900は、正則関数を実行するための機能性をさらに含むことが想定可能である。
上述される機能性はまた、ネットワークノードにおいて同様に実装可能である。以下に、ネットワークノードに関連するいくつかのさらなる態様が説明される。
RNC、MSC、またはMGWなどのネットワークノードの例示の実施形態は、図10aにおいて一般的なやり方で示されている。ネットワークノード1000は、例えば、図5〜図6のいずれかを参照して上述される方法の実施形態のうちの少なくとも1つを行うように構成される。すなわち、ネットワークノード1000は、上述される種々の実施形態に関わる1つのネットワークノードの観点による方法を行うように構成されてよい。ネットワークノード1000は、先に説明された方法の実施形態と同じ技術的特徴、目的、および利点に関連付けられると想定されてよい。ノードは、不必要な繰り返しを回避するために簡潔に説明される。
ネットワークノードは、以下のように実装されてよいおよび/または説明されてよい。ネットワークノード1000はレート適合をサポートするように構成される。ネットワークノード1000は、処理回路構成1001および通信インターフェース1002を含むことができる。処理回路構成1001は、ネットワークノード1000に、上述される方法の実施形態のいずれかに関連付けられた操作を行わせるように構成される。例えば、入力/出力(I/O)インターフェースと示されてもよい通信インターフェース1002は、他のネットワークノードに対してデータの送受信を行うためのネットワークインターフェースを含むことができる。
処理回路構成1001は、図10bに示されるように、プロセッサ1003、例えばCPUなどの処理手段と、命令を記憶するまたは保持するためのメモリ1004とを含むことができる。そしてメモリは、処理手段1003によって実行される時、ネットワークノード1000に上述される操作のいずれかを行わせる、例えばコンピュータプログラム1005の形式の命令を含むことになる。このようなコンピュータプログラムは、代替的には、コンピュータプログラムの使用前および/または使用中にキャリアによって伝えられるまたはキャリアに記憶されることが可能である。
処理回路構成1001の代替的な実装形態は図10cに示される。処理回路構成はここで、いくつかのコーデックモードサブセットの中から、サービスに関わるノードによって現在サポートされているコーデックモードサブセットを、ネットワークノードに判断または特定させるように構成される、第1の判断部1006などの機能ユニットを含む。処理回路構成は、サービスに対する最大許可ビットレートをネットワークノードに判断または特定させるように構成される、第2の判断部1007をさらに含むことができる。処理回路構成は、ネットワークノードに、例えば、複数のコーデックモードサブセットが同じレートに関連付けられたモードを含む場合に、判断された最大ビットレートより低いまたはこれに等しい判断されたコーデックモードサブセットにおけるコーデックモードのビットレートを指示させる、および/または、コーデックモードサブセットを指示させるように構成される指示部1008をさらに含むことができる。処理回路構成は、より多くのユニットを含むことが可能であり、操作またはタスクは、代替的には、他のユニットのうちの1つによって行われる可能性がある。
上述されるネットワークノードは、本明細書に説明される種々の方法の実施形態について構成可能である。ネットワークノード1000は、正則関数を実行するための機能性をさらに含むことが想定可能である。
本開示の文脈内で、「ワイヤレスデバイス」または「ワイヤレス端末」という用語は、ワイヤレス信号を伝送するおよび/または受信することによって、基地局などのネットワークノード、または別のワイヤレスデバイスと通信できる任意のタイプのワイヤレスノードを包含する。よって、「ワイヤレスデバイス」という用語は、ユーザ機器、移動端末、機械間通信のための設置型または移動型ワイヤレスデバイス、一体型または組込型ワイヤレスカード、外部プラグインワイヤレスカード、ドングルなどを包含するが、これらに限定されない。本開示全体を通して「ユーザ機器」(「UE」)という用語は、さまざまな実施形態を例示するため使用される時がある。しかしながら、これは、本明細書に示される概念が他のワイヤレスデバイスと等しく適用可能であるため、限定的に解釈されるべきではない。それ故に、「UE」は、本開示において言及される時はいつでも、上記で規定されるようにいずれのワイヤレスデバイスも包含すると理解されるべきである。
本明細書における例は例証の目的でRNCに言及するが、説明される概念はまた、対応する機能を有する他のネットワークノードに適用し、異なって示されることは理解されるべきである。本開示において種々のバージョンで使用されるようなネットワークノードの表現は、RNC、MSC、またはMGWの任意のタイプ、または、通信ネットワークにおいて回線交換サービスのレート適合に関わるように動作可能である他のコアネットワークノードを包含することが意図される。
「レート適合」、「レート制御」、および「レート適合制御」のような表現が本明細書において同義語として使用可能であることは留意されるべきである。
3GPP UTRANによる専門用語は本発明を例示するために本開示において使用されているが、これは本発明の範囲を先述のシステムのみに限定するとして理解されるべきでないことは留意されるべきである。本明細書に説明されるように適切なレート適合制御の限定される可能性を有する他のワイヤレスシステムはまた、本開示内に対象として含まれる着想を活用することによって利益を得ることができる。
本書は、本文において説明されない略語を含むことができる。これらの略語に対する説明は、TS25.401、または3GPP TS26.441〜26.451などの3GPP文献、およびここに言及される他の仕様において見出すことが可能である。本明細書に説明されるステップ、機能、手順、モジュール、ユニット、および/またはブロックは、汎用電子回路構成および特定用途向け回路構成の両方を含む、ディスクリート回路または集積回路技術などの任意の従来の技術を使用してハードウェアに実装されてよい。
特定の例は、1つまたは複数の、適当に構成されたデジタル信号プロセッサ、および他の既知の電子回路、例えば、特殊機能を果たすために相互接続されるディスクリート論理ゲート、または特定用途向け集積回路(ASIC)を含む。
代替的には、上述されるステップ、機能、手順、モジュール、ユニット、および/またはブロックの少なくともいくつかは、1つまたは複数の処理ユニットを含む、適した処理回路構成によって実行するためのコンピュータプログラムなどのソフトウェアに実装されてよい。ソフトウェアは、ネットワークノードにおけるコンピュータプログラムの使用前および/または使用中に、電子信号、光信号、無線信号、またはコンピュータ可読記憶媒体といったキャリアによって伝えられることが可能である。
上述されるネットワークノードは、いわゆるクラウドソリューションにおいて実装されてよく、これは、実装形態が分散可能であり、ネットワークノードがいわゆる仮想ノードまたは仮想マシンであってよいことに言及する。
本明細書に提示されるフロー図または図は、1つまたは複数のプロセッサによって行われる時のコンピュータフロー図または図と見なされてよい。対応する装置は、機能モジュールのグループとして規定されてよく、この場合、プロセッサによって行われるそれぞれのステップは機能モジュールに対応する。この場合、機能モジュールは、プロセッサ上で起動するコンピュータプログラムとして実装される。
処理回路構成の例は、1つまたは複数のマイクロプロセッサ、1つまたは複数のデジタル信号プロセッサ(DSP)、1つまたは複数の中央処理装置(CPU)、および/または、1つもしくは複数のフィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)または1つもしくは複数のプログラマブル論理コントローラ(PLC)などの任意の適したプログラマブル論理回路構成を含むがこれらに限定されない。すなわち、上述される種々のノードにおける配置のユニットまたはモジュールは、アナログ回路およびデジタル回路の組み合わせ、および/または、例えばメモリに記憶される、ソフトウェアおよび/またはファームウェアで構成される1つもしくは複数のプロセッサによって実装可能である。これらのプロセッサのみならず、他のデジタルハードウェアの1つまたは複数は、単一の特定用途向け集積回路構成(ASIC)に含まれてよい、または、いくつかのプロセッサおよびさまざまなデジタルハードウェアは、システムオンチップ(SoC)に個々にパッケージ化されようと組み付けられようと、いくつかの別個の構成要素の間で分散可能である。
提案された技術が実装される任意の従来のデバイスまたはユニットの一般的な処理性能を再利用することを可能としてよいことも理解されるべきである。例えば、既存のソフトウェアの再プログラミングによって、または新しいソフトウェア構成要素を加えることによって、既存のソフトウェアを再利用することを可能にしてもよい。
上述される実施形態は単に例として挙げられており、提案された技術がこれらに限定されないことは理解されるべきである。本発明の範囲から逸脱することなく、さまざまな修正、組み合わせ、および変更が実施形態になされてよいことは、当業者には理解されるであろう。特に、種々の実施形態における種々の部分的な解決策は、技術的に可能な場合、他の構成で組み合わせ可能である。
「含む(comprise)」または「含んでいる(comprising)」という単語を使用する時、非限定的、すなわち、「少なくとも〜から成る」という意味で解釈されるべきである。
いくつかの代替的な実装形態では、ブロックに記される機能/操作は、フローチャートに記される順序以外で生じる場合があることも留意されるべきである。例えば、連続して示される2つのブロックは、実際、実質的に同時に実行されてよい、または、これらブロックは、時には、関わる機能性/操作によって、逆の順序で実行される場合がある。さらに、フローチャートおよび/またはブロック図のあるブロックの機能性は複数のブロックに分離可能である、および/または、フローチャートおよび/またはブロック図の2つ以上のブロックの機能性は少なくとも部分的に一体化されてよい。最後に、他のブロックは、示されるブロック間に加えられて/挿入されてよい、および/または、ブロック/動作は、発明概念の範囲から逸脱することなく省略されてよい。
相互作用するユニットの選定のみならず、本開示内のユニットの名前付けが単に例示の目的によるものであり、上述される方法のいずれかを実行するのに適したノードが、示唆された手順操作を実行できるようにするために複数の代替的なやり方で構成可能であることは理解されるべきである。
本開示に説明されるユニットが、論理エンティティと見なされるべきであり、別個の物理エンティティとしての必要性はないことも留意されるべきである。

Claims (17)

  1. 回線交換通信ネットワークにおけるコーデックレート適合を扱うための、ワイヤレスデバイスによって行われる方法であって、
    コーデックモードの指示を受信すること(403a)と、
    前記指示されたコーデックモードに基づいて複数のコーデックモードサブセットから1つのコーデックモードサブセットを判断することであって、前記コーデックモードサブセットは、複数のコーデックモードを含み、第1の性質を有するコーデックモードは第1のコーデックモードサブセットに関連付けられ、第2の性質を有するコーデックモードは第2のコーデックモードサブセットに関連付けられ、前記第1の性質はEnhanced Voice Services(EVS)プライマリモードに対応し、前記第2の性質はEVS AMR−WB相互運用(IO)モードに対応する、判断すること(405a)と、
    前記指示されたコーデックモードに関連付けられたビットレートを下回るまたはこれに等しいビットレートを有する前記判断されたコーデックモードサブセットに含まれる前記コーデックモードに基づいて、レート適合を適用すること(406a)と、を含む、方法。
  2. コーデックモードの新しい指示を受信することと、
    前記新たに指示されたコーデックモードに基づいてコーデックモードサブセットを判断することと、
    前記判断されたコーデックモードサブセット内でレート適合を適用することと、をさらに含む、請求項1に記載の方法。
  3. 前記コーデックモードの指示を受信することは、コーデックモードに対する最大ビットレートを指示するように構成されるインジケータ(CMC)を受信することを含む、請求項1または2に記載の方法。
  4. 変更された最大許可ビットレートを指示する最大ビットレートの第2の指示を受信することと、前記判断されたコーデックモードサブセット内でレート適合を適用することとをさらに含む、請求項1から3のいずれか一項に記載の方法。
  5. 種々の帯域幅性能を有するコーデックモードは種々のコーデックモードサブセットに関連付けられる、請求項1から4のいずれか一項に記載の方法。
  6. 一定ビットレート動作性能および可変ビットレート動作性能を有するコーデックモードは種々のコーデックモードサブセットに関連付けられる、請求項1から4のいずれか一項に記載の方法。
  7. 回線交換通信ネットワークにおけるコーデックレート適合を扱うための、ネットワークノードによって行われる方法であって、
    いくつかのコーデックモードサブセットの中から、サービスに関わるノードによって現在サポートされているコーデックモードサブセットを判断することであって、前記コーデックモードサブセットは、複数のコーデックモードを含み、第1の性質を有するコーデックモードは第1のコーデックモードサブセットに関連付けられ、第2の性質を有するコーデックモードは第2のコーデックモードサブセットに関連付けられ、前記第1の性質はEnhanced Voice Services(EVS)プライマリモードに対応し、前記第2の性質はEVS AMR−WB相互運用(IO)モードに対応する、判断すること(501)と、
    前記サービスに対する最大許可ビットレートを判断すること(502)と、
    前記判断された最大ビットレートより少ないまたはこれに等しいビットレートに関連付けられた、前記判断されたコーデックモードサブセットにおけるコーデックモードを指示すること(503)と、を含む、方法。
  8. 新しいコーデックモードサブセットが適用されるべきであること、または現在適用されているサブセット内の新しい最大ビットレートが適用されるべきであることを判断すること(604)と、新しいコーデックモードを指示すること(605)と、をさらに含む、請求項に記載の方法。
  9. コーデックモードを指示することは、最大ビットレートまたはコーデックモードを指示するためのインジケータ(CMC)を構成することを含む、請求項またはに記載の方法。
  10. 処理回路構成(901)を含むワイヤレスデバイス(900)であって、
    前記処理回路構成(901)は、前記ワイヤレスデバイス(900)に、
    コーデックモードの指示を受信させ、
    前記指示されたコーデックモードに基づいて複数のコーデックモードサブセットから1つのコーデックモードサブセットを判断させ、および、
    前記指示されたコーデックモードに関連付けられたビットレートを下回るまたはこれに等しいビットレートを有する前記判断されたコーデックモードサブセットに含まれる前記コーデックモードに基づいてレート適合を適用させるように構成され
    前記コーデックモードサブセットは、複数のコーデックモードを含み、第1の性質を有するコーデックモードは第1のコーデックモードサブセットに関連付けられ、第2の性質を有するコーデックモードは第2のコーデックモードサブセットに関連付けられ、前記第1の性質はEnhanced Voice Services(EVS)プライマリモードに対応し、前記第2の性質はEVS AMR−WB相互運用(IO)モードに対応する、ワイヤレスデバイス(900)。
  11. 前記処理回路構成は、前記ワイヤレスデバイスに、請求項2からのいずれか一項に記載の方法を行わせるようにさらに構成される、請求項10に記載のワイヤレスデバイス。
  12. 前記ワイヤレスデバイスは、ユーザ機器、移動端末、機械間通信のための設置型または移動型ワイヤレスデバイス、一体型または組込型ワイヤレスカード、外部プラグインワイヤレスカード、およびドングルのうちの1つである、請求項10または11に記載のワイヤレスデバイス。
  13. 処理回路構成(1001)を含む、レート適合をサポートするためのネットワークノード(1000)であって、前記処理回路構成(1001)は、前記ネットワークノード(1000)に、
    いくつかのコーデックモードサブセットの中から、サービスに関わるノードによって現在サポートされているコーデックモードサブセットを判断させ、
    前記サービスに対する最大許可ビットレートを判断させ、前記コーデックモードサブセットは、複数のコーデックモードを含み、第1の性質を有するコーデックモードは第1のコーデックモードサブセットに関連付けられ、第2の性質を有するコーデックモードは第2のコーデックモードサブセットに関連付けられ、前記第1の性質はEnhanced Voice Services(EVS)プライマリモードに対応し、前記第2の性質はEVS AMR−WB相互運用(IO)モードに対応し、
    前記判断された最大ビットレートより少ないまたはこれに等しいビットレートに関連付けられた、前記判断されたコーデックモードサブセットにおけるコーデックモードを指示させるように構成される、ネットワークノード(1000)。
  14. 前記処理回路構成は、前記ネットワークノードに請求項またはに記載の方法を行わせるようにさらに構成される、請求項13に記載のネットワークノード。
  15. 前記ネットワークノードは、無線ネットワークコントローラ(RNC)、移動交換局(MSC)、およびメディアゲートウェイ(MGW)のうちの1つである、請求項13または14に記載のネットワークノード。
  16. プロセッサ(1003)によって実行される時、装置に、請求項1からまたはからのいずれか一項に記載の方法の操作を行わせる命令を含む、コンピュータプログラム(1005)。
  17. 求項16に記載のコンピュータプログラムを記憶するコンピュータ可読媒体
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