JP2018516220A - ガラス管の2方向伸張方法、器具、および、微調整システム - Google Patents

ガラス管の2方向伸張方法、器具、および、微調整システム Download PDF

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Abstract

ガラススリーブを再形成する方法、および、形成具を開示する。ガラススリーブを再形成する方法は、ガラスで作られた管を提供することによって行われてもよい。管は、長軸、および、空間を囲む内側湾曲面を有していてもよい。管を、ガラスの軟化範囲内の温度まで、加熱してもよい。形成具を、導入してもよい。形成具は、少なくとも2つの対向した指状部を有し、囲まれた前記空間内へ導入されてもよい。少なくとも2つの対向した指状部は、略半径方向に延伸していてもよい。少なくとも2つの対向した指状部を、半径軸に沿って、内側湾曲面を押すように移動して、管を再形成して、第1の部分を形成してもよい。

Description

関連出願の相互参照
本出願は、米国特許法第119条の下、2015年4月16日出願の米国仮特許出願第62/148,447号の優先権の利益を主張し、その内容は依拠され、全体として参照により本明細書に組み込まれる。
本開示は、概して、ガラススリーブ、および、ガラススリーブを形成する器具に関する。
任意で、ガラススリーブを再形成する方法は、ガラスで作られた管を提供する工程を有してもよい。管は、長軸、および、空間を囲む内側湾曲面を有していてもよい。方法は、更に、略円筒状の管を、ガラスの軟化範囲内の温度まで、加熱する工程、および、次に、少なくとも2つの対向した指状部を有する形成具を、囲まれた空間内へ、導入する工程を有してもよい。少なくとも2つの対向した指状部は、略半径方向に延伸していてもよい。方法は、更に、少なくとも2つの対向した指状部を、半径軸に沿って、内面を押すように移動して、管を再形成して、第1の部分を形成する工程を有する。対向した指状部を、互いに離れるように移動し、半径軸から偏向させて、管を再形成して、第2の部分を形成してもよい。
他の実施形態において、形成具は、1対の対向した指状部を備える。各指状部は、略半径方向に延伸すると共に、ガラス面に接するように構成された先端部を有していてもよい。更に、形成具は、1対の対向した指状部に接続されていてもよい、第1の可動連結装置を、備えていてもよい。可動連結装置は、半径軸に沿って移動、および、半径軸から偏向するように、構成されていてもよい。形成具は、双円錐形傾斜部を、更に備えていてもよい。双円錐形傾斜部は、半径軸に沿った第1の可動連結装置の移動と連係して、長軸に沿って移動するように構成されていてもよい。任意で、長軸に沿った双円錐形傾斜部の移動が、1対の対向した指状部を、半径軸に対してある角度で、互いに離れるように駆動してもよい。半径軸および長軸が、互いに略直交していてもよい。
本開示の更なる特徴および利点は、次の詳細な記載に示されると共に、部分的には、当業者には、その記載から容易に明らかであるか、または、添付の図面に加えて、次の詳細な記載および請求項を含む本明細書に記載された実施形態を実施することにより、理解されるだろう。
上記概略的な記載および次の詳細な記載の両方が、様々な実施形態を記載し、請求された主題の本質および特徴を理解するための概観または枠組みを提供することを意図していると、理解されるべきである。添付の図面は、様々な実施形態の更なる理解のために含められたものであり、本明細書に組み込まれ、その一部を構成する。図面は、本明細書に記載された様々な実施形態を示し、記載と共に、請求された主題の原理および動作を説明する役割を果たす。
上記要約、更に、次の詳細ないくつかの発明技術の記載も、図面と共に読むことで、より良く理解されるだろう。請求項は、図示した配置および手段に限定されないと、理解されるべきである。更に、図示した外観は、装置の記載した機能を実現するのに採用しうる多数の装飾的外観の1つである。
次に、添付の図面について、記載する。図面は、必ずしも縮尺通りではなく、いくつかの特徴構造、および、図面のいくつかの図は、明瞭または簡潔にするために、縮尺上、誇張されているか、または、概略図で示されているかもしれない。
再形成工程前の、形成具およびガラス管の概略断面図である。 ガラス管がスリーブへと再形成され始めた時の、形成具およびガラス管の概略断面図である。 ガラス管がスリーブへと更に再形成された時の、形成具およびガラス管の概略断面図である。 ガラス管がスリーブへと更に再形成された時の、形成具およびガラス管の概略断面図であり、ここでは、形成具の指状部が、管を、他の方向へ伸張している。 再形成工程後の、形成具およびガラス管の概略断面図である。 形成具を示す概略斜視図である。 形成具および双円錐形傾斜部を示す概略斜視図である。 再形成工程前の、形成具、双円錐形傾斜部、および、ガラス管の概略断面図である。 再形成工程後の、形成具、双円錐形傾斜部、および、ガラススリーブの概略断面図である。 ガラス管を、湾曲部分を有するガラススリーブへと再形成するのに使用される、形成具の概略断面図である。 形成具によって形成されたガラススリーブを示す斜視図である。 形成具によって形成された他のガラススリーブを示す斜視図である。 再形成工程前の、形成具およびガラス管を示す概略上面図である。 再形成工程前の、形成具およびガラス管の長さ方向の概略断面図である。 ガラス管がスリーブへと再形成される時の、形成具およびガラス管を示す概略上面図である。 ガラス管がスリーブへと再形成される時の、形成具およびガラス管の長さ方向の概略断面図である。 ガラス管、および、その上にガラス管が再形成されてもよい支持構造部を示す概略斜視図である。 一実施形態による形成ロッドの抜粋平面図である。 図8に示したような形成ロッドを移動するための機構を示す概略平面図であり、形成ロッドを、後退位置(内側)および前進位置(外側)で示している。 図9の装置の代わりの概略平面図であり、図9のように調節された装置の場合より、もっと平坦なスリーブを形成するように再調節されている。
以下の詳細な記載において、本明細書に記載する実施形態の完全な理解のために、数々の具体的な詳細を示す。しかしながら、当業者には、これらの具体的な詳細のいくつか、または、全てを行うことなく、実施形態が行われてもよいことが明らかだろう。他の場合には、記載を不必要に曖昧にしないように、周知の特徴構造または工程は、詳細に記載していないかもしれない。更に、共通または同様の構成要素を識別するのに、類似または同じ参照符号を用いるかもしれない。
高品質な一体型ガラススリーブを、高品質な一体型ガラス管から形成してもよく、ガラススリーブの前側は、任意で、電子装置の前側カバーとして、ガラススリーブの後ろ側は、任意で、電子装置の裏側カバーとして、機能してもよい。一体型ガラススリーブは、フラット表示装置を収容してもよい断面形状を有していてもよい。概して、この断面形状は、フラット表示装置に対し平行に配置してもよい平坦な辺を、有していてもよい。平坦な辺の平坦性は、任意で、電子装置製造会社が指定する厳格な要求を満たすように、構成されてもよい。
図1A〜1E、2A〜2D、3、および、6A〜6Bは、それぞれ、(図1A、2C、6A、および、7に示した)ガラス材料で作られた管10を再形成するための本開示の形成具20を示している。ガラス材料は、ガラス、または、プラスチックであってもよい。管10は、例えば、略円筒状など、様々な形状でありうる。略円筒状の管10は、円形、楕円形、または、他の形状であってもよい。管10は、短くても、長くてもよい。必要に応じて、任意の実施形態において、形成具20を、短い、または、長い管の一端から導入してもよい。必要に応じて、任意の実施形態において、短い管について、形成具20を、両端から導入してもよく、それにより、許容伸張力を高めるのを助け、ユーザは、短い管を、より速く、または、より高い粘度で、伸張することができるかもしれない。任意で、ガラス管10は、イオン交換可能なガラスから作られていてもよい。任意で、イオン交換可能なガラスは、比較的大きなアルカリ金属またはアルカリ土類金属イオンと交換されるかもしれない、比較的小さなアルカリ金属またはアルカリ土類金属イオンを含んでいてもよい。イオン交換可能なガラスは、アルカリアルミノケイ酸塩ガラス、または、アルカリアルミノホウ酸塩ガラスであってもよい。イオン交換可能なガラスの例は、例えば、米国特許第7,666,511号明細書(Ellisonら、2008年11月20日)、米国特許第4,483,700号明細書(Forker,Jrら、1984年11月20日)、および、米国特許第5,674,790明細書(Araujo、1997年10月7日)などの特許文献に開示されており、その全てが、全体として、参照により本明細書に組み込まれ、更に、コーニング社から、GORILLA(登録商標)ガラスとして入手可能である。
形成具は、指状部22、24、26、および、28を有していてもよい。指状部22、24、26、および、28は、六方晶窒化ホウ素(hBN)で被膜されたスチール、空気軸受(例えば、グラファイトなどの耐火性材料で作られ、任意で焼結された空気軸受)、ニッケル系合金(例えば、Inconel)、または、他の材料など、ガラス面に接触するのに適切な任意の材料で形成してもよい指先部23、25、27、および、29を、それぞれ有する。指状部22、24、26、および、28は、指先部23、25、27、および、29と同じ材料で、形成されてもよい。任意で、指先部の材料は、指先部23、25、27、および、29が、ガラス管10と接触している間に、ガラス材料内に、欠陥をほとんど生じない材料であってもよい。更に、選択した指先部の材料は、ガラス材料と同等以上の熱膨張率を有していてもよく、そうでない場合には、再形成工程後にガラスを冷却する時に、ガラス内に応力を生じたり、若しくは、再形成するか、または、そうではなく、形成具20と干渉したりするほどには、ガラスが収縮することが確実にないように(空気軸受の場合のように)、配置してもよい。
指先部の材料は、ガラス管10を再形成するのに用いる温度で、実質的に変形したり、劣化したりすることがないように、十分に高い熱的特性を有していてもよい。特定の例として、指先部の材料が、グラファイトで作られた空気軸受の場合には、空気軸受で使用する気体が、形成具20が曝される温度および他の条件下で、グラファイトの過度の酸化を促進しないように留意すべきである。空気軸受で使用する気体は、空気にも、空気の構成成分にも限定されない。例えば、酸化を防ぐために、例えば、窒素、貴ガス、または、これらのうち2つ以上の組合せなど、処理条件下で不活性の気体を使用しうる。
形成具は、曲げ部61、62を有していてもよい。曲げ部61、62は、700から950℃に高められた再形成温度で幾何学的制御を行うのに、十分な剛性を与える任意の適切な材料で、形成されてもよい。例えば、曲げ部61、62は、耐火性合金、六方晶窒化ホウ素(hBN)で被膜されたスチール、ニッケル系合金(例えば、Inconel)、または、他の材料で形成されてもよい。任意で、曲げ部61、62を、放電加工(EDM)によって、形成してもよい。
図1Aに示したように、略円筒状のガラス管10を、提供してもよい。ガラス管10を、研磨するか、または、他の方法で処理して、内部の欠陥を削減または除去してもよい。ガラス管10を、ガラス軟化範囲内の点に対応する温度まで、加熱してもよい。ガラス軟化範囲は、例えば、膨張計による軟化点、または、リトルトン軟化点を含んでいてもよい。図1Aに示したように、形成具20を、ガラス管10の内側湾曲面14の中の空間16に導入してもよい。図1A〜1Eに示したように、形成具の指状部22、24、26、および、28を、内側湾曲面14を押すように移動して、ガラス管10をガラススリーブ12へと再形成してもよい。
任意で、形成具の指状部22、24、26、および、28は、指先部23、25、27、および、29だけで、ガラス管10の内側湾曲面14に接触し、形成具20とガラス管10との接触を、より狭い接触領域に制限してもよい。図1Bから1Cに示したように、任意で、形成具の2つの端部22、24と、2つの端部26、28とは、互いに離れ、ガラス管10の内側湾曲面14上の対向した接触部分を押すように、移動して、第1の平坦部分30を形成してもよい。
任意で、第2の部分34を、形成する。第2の部分34は、平坦部分であってよい。任意で、平坦部分30、34に対向した、平坦部分32、36を、形成してもよい。図1Dに示したように、対向した指状部22、24の対、および、対向した指状部26と28の対は、互いに離れて(つまり、指状部22が、指状部24から離れるように移動し、指状部26が、指状部28から離れるように移動して)、ガラス管10の内側湾曲面14上の対向した接触部分を押すように移動し、ガラス管10を、更に、再形成してもよい。任意で、形成具の2つの端部22、24と、2つの端部26、28とが、互いに離れるように移動するのと同時に、対向した指状部22と24の対、および、対向した指状部26と28の対は、互いに離れるように移動してもよい。図1Eに示したように、ガラス管10を、ガラススリーブ12へと再形成した後に、指先部23、25、27、および、29を、ガラススリーブ12の内面から遠ざけるように移動することによって、形成具20を、後退させてもよい。
図2Aは、本開示による形成具20の他の実施形態を示している。形成具20は、第1の可動連結装置72、および、第2の可動連結装置74を備えるか、または、それらに接続していてもよい。図2Bは、双円錐形傾斜部70を、形成具20に対して、いかに配置してもよいかを示している。双円錐形傾斜部70は、第1および第2の可動連結装置72、74と連係して、長軸に沿って移動してもよく、したがって、第1および第2の可動連結装置72、74は、繰り返し、かつ、正確に、指先部23、25、27、および、29の位置を駆動してもよい。双円錐形傾斜部70は、半径軸に対してある角度での曲げ部61、62の開閉を、駆動してもよい。曲げ部61、62を開くことで、ガラス管10を、半径軸に対してある角度で、再形成してもよい。ガラス管10を、半径軸に対してある角度で、再形成することを、「横伸張」と称してもよい。
曲げ部61、62を閉じることで、形成具20と、再形成されたガラススリーブ12の内面とが接触することなく、形成具20を取り除くことを可能にしてもよい。図2Cは、形成具20を、ガラス管10の中に、いかに配置してもよいかを示している。第1および第2の可動連結装置72、74を、第1および第2の台73、75上に載置してもよい。第1および第2の台73、75は、第1および第2の可動連結装置72、74を、半径軸に沿って、互いに離れるように駆動して、ガラス管10を再形成してもよい。図2Dは、ガラス管10を、ガラススリーブ12へと再形成した後の、形成具20、並びに、第1および第2の可動連結装置72、74の可能な配置を、双円錐形傾斜部70、並びに、第1および第2の台73、75との関係で、示している。図2Dに示した位置で、形成具20を、ガラススリーブ12の内面に接触せずに、取り除いてもよい。
任意で、半径軸からの偏向は、略90度の角度であってもよい。任意で、形成具は、第3および第4の対向した指状部を有していてもよい。第3および第4の対向した指状部は、略半径方向に延伸していてもよい。任意で、方法は、更に、第1の平坦部分に対向した第3の平坦部分を形成する工程、および、第2の平坦部分に対向した第4の平坦部分を形成する工程を、含んでいてもよい。任意で、方法は、更に、最初の2つの対向した指状部を、半径軸に沿って、第1の方向へ移動し、第3および第4の対向した指状部を、半径軸に沿って、第2の方向へ移動して、第1および第3の平坦部分を形成する工程を含んでいてもよい。任意で、方法は、更に、最初の2つの対向した指状部を、互いに離れて、半径軸から偏向して移動し、第3および第4の対向した指状部を、互いに離れて、半径軸から偏向して移動して、第2および第4の平坦部分を形成してもよい。
任意で、略円筒状の管を、ガラス粘度が、10から109.5P(ポアズ)となる温度まで、加熱してもよい。そのような温度は、ガラスの軟化範囲内の温度であってもよい。本開示で用いる「軟化範囲」は、特定の粘度または軟化点ではなく、その粘度でガラスを形成してもよい、可能な粘度の範囲のことを称する。
任意で、略円筒状の管は、長軸に沿った長さを有し、形成具は、内側湾曲面を、略円筒状の管の長さについて、0.5から10.0N/cmの力で押すように移動してもよい。
任意で、形成具は、少なくとも部分的には、以下の材料のうちの1つから作られていてもよい:六方晶窒化ホウ素(hBN)で被膜されたスチール、多孔グラファイト空気軸受、ニッケル系合金、または、Inconel。
図3は、ガラス管10をガラススリーブ12へと再形成するのに使用する形成具20の可能な実施形態を示している。任意で、ガラススリーブ12を、第1の湾曲部分40および第2の湾曲部分42で形成してもよい。形成具の指状部22、24、26、および、28は、ガラス管10を、第1の湾曲部分40および第2の湾曲部分42を有するガラススリーブへと再形成するように構成された、湾曲した断面を有する指先部23、25、27、および、28を、それぞれ含んでいてもよい。
本開示で用いる「スリーブ」という用語は、非円形断面80を有する三次元(3D)の筒状基材を称するのに用いられる。図4および5に、例示的なガラススリーブ12を示している。任意で、ガラススリーブ12は、やや楕円か、または、やや矩形で、丸みのある端部を有する断面を有していてもよい。任意で、ガラススリーブ12は、長さ82、内部の隙間84、および、ガラスの厚さ86を有していてもよい。任意で、ガラススリーブ12は、光学的に平面か、または、平面に近い、少なくとも1つの平坦部分30を有していてもよい。
任意で、第1の平坦部分、および、第1の湾曲部分を有するガラススリーブを製造する方法は、ガラスで作られた略円筒状の管を提供する工程を、含んでいてもよい。略円筒状の管は、長軸、および、空間を囲む内側湾曲面を有していてもよい。方法は、更に、略円筒状の管を、ガラスの軟化範囲内の温度まで加熱して、次に、少なくとも2つの対向した指状部を有する形成具を、囲まれた空間内へ導入する工程を、含んでいてもよい。対向した指状部は、略半径方向に延伸していてもよい。方法は、更に、対向した指状部を、半径軸に沿って、内側湾曲面を押すように移動して、管を再形成し、第1の平坦部分を形成する工程を含んでいてもよい。方法は、更に、対向した指状部を互いに離れて、半径軸から偏向して移動し、管を再形成して、少なくとも部分的には、第1の湾曲部分を再形成する工程を含んでいてもよい。
任意で、略円筒状の管を、ガラス粘度が、10から109.5P(ポアズ)となる温度まで、加熱してもよい。そのような温度は、ガラスの軟化範囲内の温度であってもよい。
任意で、略円筒状の管は、長軸に沿った長さを有していてもよく、形成具は、内側湾曲面を、略円筒状の管の長さについて、0.5から10.0N/cmの力で押すように移動してもよい。
任意で、半径軸からの偏向は、約90度の角度であってもよい。任意で、形成具は、更に、第3および第4の対向した指状部を有していてもよい。第3および第4の対向した指状部は、略半径方向に延伸していてもよい。任意で、方法は、更に、第1の平坦部分と対向した第2の平坦部分、および、第1の湾曲部分に対向した第2の湾曲部分を形成する工程を含んでいてもよい。任意で、方法は、更に、最初の2つの対向した指状部を、半径軸に沿って、第1の方向へ移動し、第3および第4の対向した指状部を、半径軸に沿って、第2の方向へ移動して、第1および第2の平坦部分を形成する工程を含んでいてもよい。任意で、方法は、更に、最初の2つの対向した指状部を互いに離れて、半径軸から偏向して移動し、第3および第4の対向した指状部を互いに離れて、半径軸から偏向して移動して、少なくとも部分的に、第1および第2の湾曲部分を再形成する工程を含んでいてもよい。第1および第2の湾曲部分は、略半円状であってもよい。
図4は、図2A〜2D、または、図3に示した形成具20を使用して形成してもよい、ガラススリーブ12を示している。
図5は、図1A〜1E、または、図2A〜2Dに示した形成具20を使用して形成してもよいガラススリーブ12を示している。
任意で、第1の平坦部分30、第2の平坦部分34、および、ガラススリーブ12の他の平坦部分32、36は、光学的に、平面または略平面であってもよい。例えば、平面度の偏差は、ガラススリーブ12の長さ6cmの第1の平坦部分30に亘って、±50μmであってもよい。平面度の偏差を、例えば、走査式共焦点顕微鏡で測定してもよい。
任意で、第1の平坦部分30に亘るガラススリーブ12の厚さ86を、ガラススリーブ12の長さ6cmの第1の平坦部分30に亘って、厚さ±50μmより大きく変化しないように、注意深く維持してもよい。
任意で、ガラススリーブ12の対向した平坦部分30、32の長さに亘り、2つの対向した平坦部分30、32の間の距離84を、ガラススリーブ12の長さ6cmの1対の平坦部分30、32に亘って、2つの対向した平坦部分30、32の間の距離84が、±100μmより大きく変化しないように、注意深く維持してもよい。
任意で、一定の力が、形成具の指状部22、24、26、および、28によって、内側湾曲面14に対して加えられるように、形成具の指状部22、24、26、および、28を、内側湾曲面14を押すように移動してもよい。形成具の指状部22、24、26、および、28を、内側湾曲面14を押すように移動してもよい速度は、異なっていてもよい。加える力を臨界レベル未満に保って、ガラスの破損を防ぐことが、重要であるかもしれない。
内側湾曲面14を形成するのに必要な力は、工程の後段の伸張段階で、縁部を伸張させて周囲の長さを長くする時の力より、工程の前段の曲げ段階で、第1の形成処理が、2つの形成具の端部22、24、および、端部26、28の間の湾曲した縁部をまっすぐにして、更に、形成具の指状部22、24、26、および、28の周りの湾曲した縁部を、周囲の長さをほとんど長くすることなく、曲げる時の力の方が低いことが、観察された。したがって、工程中に、曲げ段階から伸張段階に移行する時には、形成具20に加えられる力のプロファイル、または、進行速度を、変更してもよい。
任意で、形成具の指状部22、24、26、および、28は、一定の速度で、内側湾曲面14を押すように移動してもよい。任意で、形成具の指状部22、24、26、および、28によって、内側湾曲面14に加えられてもよい力は、異なっていてもよい。加える力を臨界レベル未満に保って、ガラスの破損を防ぐことが重要であるかもしれない。
図6A〜6Cは、ガラス管10に挿入した形成具20の対応する上面図、および、側面からの長さ方向断面図を示している。形成具20は、第1の可動連結装置72、および、第2の可動連結装置74を備えるか、または、それらに接続していてもよい。双円錐形傾斜部70は、第1および第2の可動連結装置72、74と連携して、長軸に沿って移動してもよく、したがって、第1および第2の可動連結装置72、74は、繰り返し、かつ、正確に、指先部23、25、27、および、29の位置の移動を駆動してもよい。双円錐形傾斜部70は、半径軸に対してある角度での曲げ部61、62の開閉を、駆動してもよい。この角度は、図6Aに示したようなY軸に沿っていてもよく、ガラス管10の横伸張を構成してもよい。第1および第2の可動連結装置72、74を、第1および第2の台73、75上に載置してもよい。図6Bに示したように、第1および第2の台73、75は、第1および第2の可動連結装置72、74を、図6Aに示したようなX軸などの半径軸に沿って、互いに離れるようにさせて、ガラス管10を再形成してもよい。
図6Bに示したように、双円錐形傾斜部70は、曲げ部61、62を、互いに離れるように駆動して、ガラス管10を横伸張してもよい。図6A、6Bは、双円錐形傾斜部70と、第1および第2の可動連結装置72、74との間での、可能な連携も示している。例えば、双円錐形傾斜部は、長軸88に沿って、曲げ部61、62の開閉を駆動してもよい。曲げ部61、62を開くことで、再形成を行う丸い先端部を、互いに離れるように移動して、ガラスを、長軸88に沿って、確実に横伸張させてもよい。曲げ部61、62は、曲げ部61、62の後側アームと、正方向に相対的摺動接触する双円錐形傾斜部によって、強制的に閉じられてもよく、曲げ部61、62の閉じる動作は、曲げ部の弾性スプリングバックによって行われる。
ガラス管10を略水平に保持して、ガラス10を再形成することが可能かもしれないが、任意で、略円筒状のガラス管10を、略垂直に(つまり、円筒状の軸を垂直に)保持して、再形成し、ガラスのサギングを最小にしてもよい。図7は、ガラス管10を垂直な位置に支持する1つの可能な支持構造部(または、基台)50を示している。図7に示したように、支持構造部50は、開口部52を有し、形成具20の進入、および、任意で、形成具20の移動を可能にしてもよい。支持構造部50は、ガラス管10の変形工程で起きる加熱および冷却に耐えるのに十分な熱物性を有する材料で作られていてもよい。
図8−10は、ガラス管10をガラススリーブ12へと再形成するのに使用する、第1の可動連結装置20の他の可能な実施形態を示している。第1の可動連結装置20は、形成ロッド92を含んでいてもよく、丸い指状部98に接続されていてもよい。形成ロッド92は、補強裏側リブ96、および、回転アーム93を有していてもよい。各形成ロッド92は、枢軸部94、100を有していてもよい。回転アーム93は、枢軸部94の周りを移動してもよい。補強裏側リブ96は、形成ロッド92の幾何学的慣性、および、機械的慣性を高めるために使用されてもよい。回転アーム93を移動する機構は、回転アーム93に枢軸部100によって接続された連動部99を含む。連動部99は、反対側の端部では、移動自在の枢軸部101に接続されている。移動自在の枢軸部101は、板104のスロット103内で進行するように移動を制限されている。枢軸部94は、板106に固定されていてもよい。
板104は、中心102に向かって、または、中心102から遠ざかるように移動自在でなくてもよいが、枢軸部101は、プレート104のスロット103内で(図9および10に示したように左右に)移動自在で、回転アーム93の回転の開始点と終点を変えてもよい。任意で、枢軸部94は、板106を移動することによって、回転アーム93に垂直にも(図9および10に示したように上または下に)移動自在であり、各対の回転アーム93同士の間隔を調節しうる。板104、106は、所定のスリーブの寸法に設定されて、形成動作中、静止したままにされるか、または、形成動作中に板106を移動することによって、回転アーム93の動きを考慮した更なる適応性を与えうる。
動作において、図9に示したように、ガラス管10を、ガラスの軟化範囲内の温度まで加熱する時に、形成ロッド92は、ガラス管10の内面に接触して、内面を破損することなく、ガラス管10に進入してもよい。各回転アーム93は、連動部99の組によって、ガラス管10の内部の開始位置(中心に近い)から、ガラススリーブ12の内部の中間位置(中心から遠い)へと、枢軸部94を中心として枢動してもよい。ガラス管10を伸張させて、ガラススリーブ12へと再形成する時には、(図4に示したような)ガラススリーブ12の厚さ86は、薄くなってもよい。ガラス管10の両側の連動部99の組は、図9および10に矢印で示したように、ガラススリーブ12が全体的に均一な厚さを有するように、連係して移動してもよい。
図10に示したように、図9の機構は、板106を、それぞれ移動することによって、再配置し、スリーブ12の長い方または短い方の内側寸法を、拡大または縮小してもよい。具体的には、図10は、図9より更に離れた板106、および、図9と同じ距離だけ離れた板104を示している。一実施形態において、機構は、図9のように設定して、管10を、半径軸90に本質的に平行に(図9および10に示したように左右)伸張させ始め、次に、板106を、半径軸90に対してある角度で(図9および10に示したように上下に)離れるようにずらして、管10を、上下に伸張させうる。管10を、半径軸90に対してある角度で、伸張させることは、中心102から離れた進行範囲の限界近くの枢軸部94を中心として、回転アーム93を回転させることによっても実現しうるものであり、図示したように、指状部98の枢軸部94を中心とした移動も、半径軸90に垂直の要素を有する。
形成ロッド92を有する可動連結装置は、比較的低温領域に機械部を有し、形成ロッド92は、600℃などの必要とされる温度で加熱されてもよい。実施形態は、形状に限定されず、機械システムは、異なるガラス伸張率を有するように変更されてもよい。実施形態は、微調整具も提供し、ガラス管を再形成してもよい。実施形態は、ガラス管を伸張させる工程、および、得られたスリーブを破損することなく形成具を後退させる工程を微調整する、頑丈で信頼性の高い機器を提供する。
限られた数の実施形態について、態様を記載したが、本開示の恩恵を受けた当業者には、本明細書に開示された記載の範囲を逸脱することなく、他の実施形態が考えられることがわかるだろう。したがって、発明の範囲は、添付の請求項によってのみ、制限されるべきである。
以下、本発明の好ましい実施形態を項分け記載する。
実施形態1
ガラススリーブを再形成する方法において、
a.長軸、および、空間を囲む内面を有する、ガラスで作られた管を提供する工程と、
b.前記管を、前記ガラスの軟化範囲内の温度まで、加熱する工程と、
c.略半径方向に延伸する少なくとも2つの対向した指状部を有する形成具を、囲まれた前記空間内へ、導入する工程と、
d.少なくとも2つの対向した前記指状部を、半径軸に沿って、前記内面を押すように移動して、前記管を再形成して、第1の部分を形成する工程と、
e.少なくとも2つの対向した前記指状部を、互いに離れるように移動し、前記半径軸から偏向させて、前記管を再形成して、第2の部分を形成する工程と、
を有する、方法。
実施形態2
少なくとも2つの対向した前記指状部は、略半径方向に延伸する第3および第4の対向した指状部を含むものである、実施形態1に記載の方法。
実施形態3
前記半径軸からの前記偏向は、略90度の角度である、実施形態1に記載の方法。
実施形態4
4つの前記指状部が、個別の形成ロッドに接続されているものである、実施形態2に記載の方法。
実施形態5
前記第1の部分に対向した第3の部分、および、前記第2の部分に対向した第4の部分を、形成する工程を、
更に有する、実施形態4に記載の方法。
実施形態6
最初の2つの対向した前記指状部を、前記半径軸に沿った第1の方向へ移動する工程と、
第3および第4の対向した前記指状部を、前記半径軸に沿った第2の方向へ移動する工程と、
を更に有し、前記第1および第3の平坦部分を形成するものである、実施形態5に記載の方法。
実施形態7
最初の2つの対向した前記指状部を、互いに離れるように移動し、前記半径軸から偏向させる工程と、
第3および第4の対向した前記指状部を、互いに離れるように移動し、前記半径軸から偏向させる工程と、
を更に有し、前記第2および第4の部分を形成するものである、実施形態6に記載の方法。
実施形態8
前記管を、ガラス粘度が約10から109.5P(ポアズ)となる温度まで、加熱する、実施形態1に記載の方法。
実施形態9
前記形成具を、再形成された前記管から取り除く前に、再形成された該管の前記内面と相互作用せずに、対向した前記指状部を後退させる工程を、
更に有する、実施形態1に記載の方法。
実施形態10
前記形成ロッドが、別々の枢軸部によって、各個別の指状部に取り付けられている、実施形態4に記載の方法。
実施形態11
前記第2の部分が、第1の湾曲部分である、実施形態1に記載の方法。
実施形態12
前記第1の部分と対向した第2の平坦部分、および、前記第1の湾曲部分と対向した第2の湾曲部分を形成する工程を、
更に有する、実施形態11に記載の方法。
実施形態13
最初の2つの対向した前記指状部を、互いに離れるように移動し、前記半径軸から偏向させる工程と、
第3および第4の対向した前記指状部を、互いに離れるように移動し、前記半径軸から偏向させる工程と、
を更に有し、前記第1および第2の湾曲部分を少なくとも部分的に再形成するものである、実施形態12に記載の方法。
実施形態14
各個別の形成ロッドが、1組の連動部によって作動する回転アームを、含むものである、実施形態4に記載の方法。
実施形態15
各指状部が、略半径方向に延伸すると共に、ガラス面に接するように構成された先端部を有するものである、1対の対向した指状部と、
指状部に接続されて、半径軸に沿って移動、および、前記半径軸から偏向するように構成されたものである、第1の可動連結装置と、
を備えた、形成具。
実施形態16
前記半径軸に沿った前記第1の可動連結装置の移動と連係して、長軸に沿って移動するように構成された双円錐形傾斜部を、
更に備えた、実施形態15に記載の形成具。
実施形態17
前記長軸に沿った前記双円錐形傾斜部の移動が、前記1対の対向した指状部を、前記半径軸に対してある角度で、互いに離れるように駆動するものである、実施形態16に記載の形成具。
実施形態18
前記半径軸および前記長軸が、互いに略直交するものである、実施形態17に記載の形成具。
実施形態19
各指状部が、略半径方向に延伸すると共に、ガラス面に接するように構成された先端部を有するものである、第2の対の対向した指状部と、
前記第2の対の対向した指状部に接続されて、前記半径軸に沿って移動するように構成された第2の可動連結装置と、
を更に備えた、実施形態15に記載の形成具。
実施形態20
前記第1の可動連結装置に接続された第1の台と、
前記第2の可動連結装置に接続された第2の台と、
を更に備え、
前記第1および第2の台が、前記第1および第2の可動連結装置を、前記半径軸に沿って、互いに離れるように駆動するように構成されたものである、実施形態15に記載の形成具。
実施形態21
前記第1の可動連結装置が、枢軸部および回転アームを有する形成ロッドを、含むものである、実施形態15に記載の形成具。
10 ガラスで作られた管
12 ガラススリーブ
14 (10の)内側湾曲面
16 (10の内部の)空間
20 形成具
22 (20の)指状部
23 (22の)指先部
24 (20の)指状部
25 (24の)指先部
26 (20の)指状部
27 (26の)指先部
28 (20の)指状部
29 (28の)指先部
30 (12の)平坦部分
32 (12の)平坦部分
34 (12の)平坦部分
36 (12の)平坦部分
40 (12の)湾曲部分
42 (12の)湾曲部分
50 支持構造部
52 (50内の)開口部
61 曲げ部
62 曲げ部
70 双円錐形傾斜部
72 可動連結装置
73 台
74 可動連結装置
75 台
80 (12の)非円形断面
82 (12の)長さ
84 (12の)内部の隙間
86 (12の)ガラスの厚さ
88 長軸
90 半径軸
92 形成ロッド
93 回転アーム
94 枢軸部
96 補強リブ
98 丸い指状部
99 1組の連動部
100 枢軸部
101 移動自在枢軸部
102 ガラススリーブの中心
103 スロット
194 板
106 板

Claims (10)

  1. ガラススリーブを再形成する方法において、
    a.長軸、および、空間を囲む内面を有する、ガラスで作られた管を提供する工程と、
    b.前記管を、前記ガラスの軟化範囲内の温度まで、加熱する工程と、
    c.略半径方向に延伸する少なくとも2つの対向した指状部を有する形成具を、囲まれた前記空間内へ、導入する工程と、
    d.少なくとも2つの対向した前記指状部を、半径軸に沿って、前記内面を押すように移動して、前記管を再形成して、第1の部分を形成する工程と、
    e.少なくとも2つの対向した前記指状部を、互いに離れるように移動し、前記半径軸から偏向させて、前記管を再形成して、第2の部分を形成する工程と、
    を有する、方法。
  2. 少なくとも2つの対向した前記指状部は、略半径方向に延伸する第3および第4の対向した指状部を含むものである、請求項1に記載の方法。
  3. 4つの前記指状部が、別々の枢軸部によって各個別の指状部が取り付けられた形成ロッドに、接続され、
    前記形成ロッドが、1組の連動部によって作動する回転アームを含むものである、請求項2に記載の方法。
  4. 最初の2つの対向した前記指状部を、前記半径軸に沿った第1の方向へ移動する工程と、
    第3および第4の対向した前記指状部を、前記半径軸に沿った第2の方向へ移動する工程と、
    を更に有し、前記第1の部分、および、該第1の部分と対向した第3の部分を形成し、
    最初の2つの対向した前記指状部を、互いに離れるように移動し、前記半径軸から偏向させる工程と、
    第3および第4の対向した前記指状部を、互いに離れるように移動し、前記半径軸から偏向させる工程と、
    を更に有し、前記第2の部分、および、該第2の部分と対向した第4の部分を形成するものである、請求項2に記載の方法。
  5. 前記形成具を、再形成された前記管から取り除く前に、再形成された該管の前記内面と相互作用せずに、対向した前記指状部を後退させる工程を、
    更に有する、請求項1に記載の方法。
  6. 前記第2の部分が、第1の湾曲部分であって、
    前記第1の部分と対向した第2の平坦部分、および、前記第1の湾曲部分と対向した第2の湾曲部分を形成する工程と、
    最初の2つの対向した前記指状部を、互いに離れるように移動し、前記半径軸から偏向させる工程と、
    第3および第4の対向した前記指状部を、互いに離れるように移動し、前記半径軸から偏向させる工程と、
    を更に有し、前記第1および第2の湾曲部分を、少なくとも部分的に再形成するものである、請求項2に記載の方法。
  7. 各指状部が、略半径方向に延伸すると共に、ガラス面に接するように構成された先端部を有するものである、1対の対向した指状部と、
    指状部に接続されて、半径軸に沿って移動、および、前記半径軸から偏向するように構成されたものである、第1の可動連結装置と、
    を備えた、形成具。
  8. 前記半径軸に沿った前記第1の可動連結装置の移動と連係して、長軸に沿って移動するように構成された双円錐形傾斜部を、更に備え、
    前記長軸に沿った前記双円錐形傾斜部の移動が、前記1対の対向した指状部を、前記半径軸に対してある角度で、互いに離れるように駆動するものである、請求項7に記載の形成具。
  9. 各指状部が、略半径方向に延伸すると共に、ガラス面に接するように構成された先端部を有するものである、第2の対の対向した指状部と、
    前記第2の対の対向した指状部に接続されて、前記半径軸に沿って移動するように構成された第2の可動連結装置と、
    を更に備えた、請求項7に記載の形成具。
  10. 前記第1の可動連結装置が、枢軸部および回転アームを有する形成ロッドを、含むものである、請求項7に記載の形成具。
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