JP2018515713A - 容積形ポンプ、容積形ポンプの運転方法およびステアリングシステム - Google Patents

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Abstract

本開示は、ステアリングシステム(1)の消費装置(6)に流体を圧送するための容積形ポンプ(10)、特にベーンポンプであって、ロータ(24)と、カムリング(20)と、ケーシング側の制御板(32)と、カバー側の制御板(34)とが、組立状態において1つのロータパッケージ(35)を形成しており、前記ケーシング側の制御板(32)は、軸方向においてケーシング端面(36)に隣接して配置されており、かつ前記カバー側の制御板(34)は、軸方向においてカバー端面(38)に隣接して配置されており、前記ロータパッケージ(35)は、前記ケーシング端面(36)と前記カバー端面(38)との間で軸方向に可動であるものに関する。本開示はさらに、容積形ポンプ(10)の運転方法ならびにステアリングシステム(1)に関する。

Description

本発明は、ステアリングシステムの消費装置に流体を圧送するための容積形ポンプ、特にベーンポンプに関する。本発明はさらに、ステアリングシステムの消費装置に流体を圧送するための容積形ポンプ、特にベーンポンプの運転方法に関する。本発明はさらに、ステアリングシステムに関する。
周知の構成形式のベーンポンプは一般に、ロータがカムリング内で回転するように形成されている。カムリングは、片側からそれぞれ、ケーシングを形成している端面と、制御板とにより閉鎖されている。カムリングは、構成形式に応じてロータの軸線に対して同軸的または非同軸的に延在する輪郭を有しており、かつポンプ室を形成している。ロータの周面には、ロータの幅にわたって実質的に半径方向に延在する複数のスリットが配置されており、これらのスリット内では、半径方向に移動可能な羽根がガイドされている。ロータがその軸線を中心として回転すると、羽根はカムリングの輪郭に沿って案内され、この場合、隣り合う2つの羽根の間にはそれぞれ、容積が可変の室が形成されている。ロータの回転運動に対応して、吸込み範囲と、ポンプ圧縮室または吐出範囲とが形成され、この場合、吸込み範囲は、室の拡大容積範囲に配置されており、かつポンプ圧縮室の吐出範囲は、室の縮小容積範囲に配置されている。
従来のベーンポンプは、液圧流体をベーンポンプの1つの回転方向にしか圧送しない。さらに、ベーンポンプの圧送量を調整するための制御弁を設けることが必要とされている。
よって本発明の根底を成す課題は、回転方向が可逆であり、かつベーンポンプの圧送体積を調整するための制御弁を設けることが不要な、ステアリングシステムの消費装置に流体を圧送するための容積形ポンプ、特にベーンポンプを提供することにある。
この課題は、特許請求項1記載の特徴を有する、ステアリングシステムの消費装置に流体を圧送するための容積形ポンプ、特にベーンポンプにより解決される。さらに前記課題は、特許請求項11記載の特徴を有する、ステアリングシステムの消費装置に流体を圧送するための容積形ポンプ、特にベーンポンプの運転方法により解決される。さらに前記課題は、特許請求項13記載の特徴を有するステアリングシステムにより解決される。
発明の開示
本発明は、ステアリングシステムの消費装置に流体を圧送するための容積形ポンプ、特にベーンポンプを提供するものであり、ロータと、カムリングと、ケーシング側の制御板と、カバー側の制御板とが、組立状態において1つのロータパッケージを形成しており、ケーシング側の制御板は、軸方向においてケーシング端面に隣接して配置されており、かつカバー側の制御板は、軸方向においてカバー端面に隣接して配置されており、ロータパッケージは、ケーシング端面とカバー端面との間で軸方向に可動である。
本発明はさらに、ステアリングシステムの消費装置に流体を圧送するための容積形ポンプ、特にベーンポンプの運転方法を提供する。当該方法は、組立状態において1つのロータパッケージを形成する、少なくともロータと、カムリングと、ケーシング側の制御板と、カバー側の制御板とから成るロータパッケージを準備するステップを有しており、ケーシング側の制御板を、軸方向においてケーシング端面に隣接して配置し、かつカバー側の制御板を、軸方向においてカバー端面に隣接して配置し、ロータパッケージを、ケーシング端面とカバー端面との間で軸方向に可動にする。
本発明はさらに、少なくとも1つの消費装置と、ステアリングシステムの少なくとも11つの消費装置に流体を圧送するための容積形ポンプとを備えたステアリングシステムを提供する。
本発明の思想は、両回転方向圧送型のベーンポンプを提供することにある。ステアリング運動に対応して両回転方向に駆動する電動モータにより駆動されて、ベーンポンプは液圧流体を、ステアリングシステムの対応するステアリングシリンダ室内へ圧送する。このとき各接続部には、回転方向に応じて切り替わるように、吸込み流体または吐出流体が供給されている。ケーシング端面とカバー端面との間での軸方向におけるロータパッケージの可動性に基づいて、ロータパッケージがケーシング端面またはカバー端面に当て付けられることにより、羽根後部圧力供給用およびベーンポンプの吸込み・吐出量調整用の別個の切替弁を省くことができる。
有利な実施形態および改良は、各下位請求項ならびに図面に関する説明から明らかである。
1つの好適な改良では、ロータの回転方向が可逆である、ということが想定されており、この場合、流体はロータの第1の回転方向またはロータの第2の回転方向に圧送可能であり、容積形ポンプのその時の吐出側は、作動中にロータパッケージを、容積形ポンプの吐出側とは反対の側に位置するケーシング端面またはカバー端面に当て付けている。これにより、その時の吐出側の羽根後部側は開放されることになり、結果的に生じる吸込み開口との接続部は閉鎖されることになる、ということが保証される。
1つの別の好適な改良では、ロータ内に形成された羽根後部圧力供給用の通路が、ケーシング端面またはカバー端面におけるロータパッケージの当付け側において密閉可能である、ということが想定されている。これにより、その時の吐出側の羽根後部側は開放されることになり、かつ結果的に生じる吸込み開口との接続部は閉鎖されることになるので、羽根後部供給用および吸込み・吐出量調整用の別個の切替弁を省くことができる。
1つの別の好適な改良では、ロータパッケージは、休止位置ではケーシング端面とカバー端面とから隔離されており、この場合、ロータパッケージと、ケーシング端面およびカバー端面それぞれとの間に形成されるギャップは、少なくとも0.2mmであり、好適には少なくとも0.1mmである、ということが想定されている。つまりロータパッケージは、休止位置では両端面からやや持ち上げられており、これにより、回転方向ひいては吐出側に応じて、前記中間空間内の圧力流体が、適切な羽根後部通路内へ流入することができるようになっており、ベーンポンプは問題なく即座に羽根後部支援を受けて圧送可能である。ギャップの寸法は、有利にはロータパッケージの最小の軸方向運動しか行われないように寸法決めされている。
1つの別の好適な改良では、ロータパッケージの第1の端面と、ロータパッケージの第2の端面とは各1つの環状の溝を有しており、この環状の溝には、弾性材料から形成されたOリングまたはばね部材が挿入されていることが想定されており、この場合、Oリングおよびばね部材の厚さは、ロータパッケージをケーシング端面とカバー端面とから隔てるために、溝の深さよりも大きく形成されており、この場合、Oリングおよびばね部材のばね定数は、少なくとも200N/mmであり、好適には少なくとも300N/mmである。よってロータパッケージの休止位置は、一方ではOリングシールおよび/またはばね部材により保証される。
1つの別の好適な改良では、ロータの回転方向に応じた、容積形ポンプのその時の吐出側および吸込み側は、カムリング外面に配置されたシールリングにより、互いに隔離されている、ということが想定されている。これにより有利には、容積形ポンプの吐出側と吸込み側との効果的な流体分離が達成され得る。
1つの別の好適な改良では、ロータは第1の端面または第2の端面に環状の溝を有しており、この環状の溝には、羽根の内側の羽根端部の下側に係合して羽根をカムリングの内壁に当て付けるばね部材、好適には星形ばねが挿入されている、ということが想定されている。これにより、ベーンポンプの回転数が低い状態から、羽根後部圧力供給を支援することができるようになっている。
1つの別の好適な改良では、ロータは第1の端面または第2の端面に環状の溝を有しており、この環状の溝には、ケーシング側の制御板またはカバー側の制御板に挿入された、カムリングに対して等間隔の滑り曲線を有する管状体が突入している、ということが想定されており、この場合、ロータが始動すると、羽根は管状体との接触により各スリット内でロータの半径方向に進出することができるようになっていて、羽根の外端部がカムリングの内壁に当て付けられることになる。つまり、羽根は始動に強制的に進出させられるので、羽根先端部はカムの境界層領域に位置することになる。これにより、圧送開始が保証されている。
1つの別の好適な改良では、管状体は、ロータの第1の端面または第2の端面に形成された溝に少なくとも3mm、好適には少なくとも2mm突入している、ということが想定されており、この場合、管状体は金属薄板として形成されており、かつケーシング側の制御板またはカバー側の制御板に形成された環状溝において位置固定されている。よって管状体は、ベーンポンプの始動段階において羽根を進出させるために、羽根に接触していてもよい。
1つの別の好適な改良では、羽根に対する羽根後部圧力は、ロータに隣接する管状体の端面と、ロータの第1の端面または第2の端面に形成された環状の溝の深さとの間の寸法差により制御可能である、ということが想定されている。それというのも、ギャップ寸法に応じて仕切られる可変の羽根セルが、羽根後部側に形成されるからである。
説明した構成および改良は、互いに任意に組み合わせることができる。
本発明の別の可能な構成、改良および手段は、実施例に関して上でまたは以下に説明した本発明の特徴の、明示的に記載されていない組合せをも包含している。
添付図面は、本発明の実施形態のさらなる理解を仲立ちするものであり、各実施形態を具体的に示すと共に、本発明の説明に関連して、本発明の原理および構想の説明に役立つものである。
別の実施形態および前記利点の多くは図面に鑑みて明らかである。図示の各要素は必ずしも互いに縮尺通りに描かれているわけではない。
本発明の1つの好適な実施形態に基づくステアリングシステムの消費装置に流体を圧送するための容積形ポンプの縦断面図である。 図1に示した、本発明の好適な実施形態に基づく容積形ポンプの拡大詳細図である。 本発明の好適な実施形態に基づくステアリングシステムの消費装置に流体を圧送するための容積形ポンプの概略図である。 本発明の好適な実施形態に基づくステアリングシステムの消費装置に流体を圧送するための容積形ポンプの横断面図である。 本発明の好適な実施形態に基づくステアリングシステムの消費装置に流体を圧送するための容積形ポンプの運転方法のフローチャートを示す図である。 本発明の好適な実施形態に基づくステアリングシステムの消費装置に流体を圧送するための容積形ポンプを備えたステアリングシステムを示す図である。
図中、同一符号は他に記載がない限り、同一のまたは機能が同一の要素、構成部材またはコンポーネントを表す。
図1には、本発明の1つの好適な実施形態に基づくステアリングシステムの消費装置に流体を圧送するための容積形ポンプの縦断面図が示されている。
容積形ポンプ10は、好適には電動モータ14により駆動されている。電動モータ14は、有利には軸16を介してロータ24と接続されている。容積形ポンプ10は、好適にはポンプケーシング18を有しており、ポンプケーシング18内にはカムリング20と、カムリング20内で回転運動可能に支持されたロータ24とが配置されている。さらにポンプケーシング18内には、好適にはケーシング側の制御板32と、カバー側の制御板34とが配置されている。
ポンプケーシング18は、好適には第1のケーシング部分18aと、第2のケーシング部分18bとを有している。第1のケーシング部分18aは、好適には電動モータ14と軸16とに隣接して配置されており、カムリング20と、ケーシング側の制御板32と、カバー側の制御板34とを少なくとも部分的に包囲している。第2のケーシング部分18bは、好適には第1のケーシング部分18aを閉鎖するカバーにより形成されている。
カムリング20とロータ24との間には、作業室30が形成されている。作業室30は、軸方向ではケーシング側の制御板32の端面32aと、カバー側の制御板34の端面34aとにより画定されている。ロータ24と、カムリング20と、ケーシング側の制御板32と、カバー側の制御板34とは、組立状態において1つのロータパッケージ35を形成している。ロータパッケージ35は、好適には2つのねじ46a,46bによりねじ締結されている。この場合、ねじ46a,46bの雄ねじ山が、ロータパッケージ35の雌ねじ山に螺合している。択一的に、ロータパッケージ35は複数のピンに装着されていてもよい。
ケーシング側の制御板32は、軸方向においてケーシング端面36に隣接して配置されており、カバー側の制御板34は、軸方向においてカバー端面38に隣接して配置されている。ロータパッケージ35は、好適にはケーシング端面36とカバー端面38との間で軸方向に可動である。
ロータパッケージ35の第1の端面35aおよびロータパッケージ35の第2の端面35bは、各1つの環状の溝35c,35dを有している。環状の溝35c,35dには、好適には弾性材料から形成されたOリング41が挿入されている。択一的には、例えば両方の環状の溝35c,35dのうちの一方に、ばね部材が挿入されていてもよい。Oリング41およびばね部材の厚さは、好適には溝の深さよりも大きく形成されている。つまりOリング41またはばね部材は、溝よりも大きく寸法決めされている。これによりOリング41およびばね部材は、ロータパッケージ35をケーシング端面36とカバー端面38とから隔離している。Oリングおよびばね部材のばね定数は、好適には少なくとも200N/mmであり、特に好適には少なくとも300N/mmである。
本実施形態では、ロータ24は第1の端面24aに環状の溝24cを有している。択一的に、環状の溝24cは、例えばロータの第2の端面24bに形成されていてもよい。環状の溝24cには、好適には管状体42が挿入されており、管状体42は、ロータパッケージ35の組立状態では溝24cから突出しており、ロータ24が始動すると、ロータ24の羽根(図1には図示せず)に接触して、羽根をロータの半径方向に進出させる。
ロータ24の回転方向DRは、好適には可逆である。よって流体は、好適にはロータ24の第1の回転方向DR1またはロータ24の第2の回転方向DR2に圧送可能である。つまり容積形ポンプ10のその時の吐出側は作動中、ロータパッケージ35をロータ24の回転方向DRに応じて、容積形ポンプ10の吐出側とは反対の側に位置するケーシング端面36またはカバー端面38に当て付けている。容積形ポンプ10は、好適には一定の幾何学形状の圧送容積を有している。択一的に容積形ポンプ10は、例えば可変の幾何学形状の圧送容積を有していてもよい。
図2には、図1に示した、本発明の好適な実施形態に基づく容積形ポンプの拡大詳細図が示されている。
管状体42は、ロータ24の第1の端面24aに形成された溝24cに、好適には2mm突入している。択一的に、管状体42はロータ24の第1の端面24aに形成された溝24cに、例えば3mm以上突入していてもよい。択一的に、溝24cは例えばロータ24の第2の端面24bに形成されていてもよい。管状体42は、好適には金属薄板として形成されている。管状体42は、有利にはケーシング側の制御板32に形成された環状溝37において位置固定されている。択一的に、管状体42は例えばカバー側の制御板34に形成された環状溝内で位置固定されていてもよい。
ロータ24の羽根(図2には図示せず)に対する羽根後部圧力は、好適には、ロータ24に隣接する管状体42の端面42aと、ロータ24の第1の端面24aに形成された環状の溝24cの深さとの間の寸法差に基づいて制御可能である。択一的に、管状体42は例えば、ロータ24の第2の端面24bに形成された環状の溝に配置されていてもよい。
図3には、本発明の好適な実施形態に基づくステアリングシステムの消費装置に流体を圧送するための容積形ポンプの概略図が示されている。
ロータ24内に形成された、羽根後部に圧力を供給する通路は、好適には、ロータ24の目下の回転方向に応じてケーシング端面36またはカバー端面38におけるロータパッケージ35の当付け側において密閉可能である。ロータパッケージ35は、休止位置ではケーシング端面36およびカバー端面38から隔離されている。ロータパッケージ35と、ケーシング端面36およびカバー端面38それぞれとの間に形成されたギャップ39は、少なくとも0.1mmである。択一的にギャップ39は、例えば少なくとも0.2mmであってもよい。
ロータ24の回転方向DRに応じた、容積形ポンプ10のその時の吐出側DSおよび吸込み側SSは、有利にはカムリング20のカムリング外面20bに配置されたシールリング44により、互いに隔離されている。択一的に、シールリングの代わりに、例えばピストンスライドリングが設けられていてもよい。
図4には、本発明の好適な実施形態に基づくステアリングシステムの消費装置に流体を圧送するための容積形ポンプの横断面図が示されている。
ロータ24は、有利には第1の端面24aに環状の溝24cを有している。この環状の溝24cには、好適にはばね部材43が星形ばねの形態で挿入されている。ばね部材43は、羽根27の内側の羽根端部27bの下側に係合しており、これにより羽根27をカムリング20の内壁20aに当て付けている。
択一的に、星形ばねの形態のばね部材43を設けるためには、例えば管状体42がカバー側の制御板34に形成された環状溝37に挿入されてもよい。管状体42は、好適には環状溝37から突出しており、かつロータ24の第1の端面24aに形成された環状の溝24cに突入している。管状体(図4には図示せず)は、カムリング20に対して等間隔の滑り曲線を有しており、この場合、ロータ24が始動すると、羽根27は管状体との接触により、各スリット26内でロータ24の半径方向に進出可能であり、これにより、外側の羽根端部27aがカムリング20の内壁20aに当て付けられることになる。
図5には、本発明の好適な実施形態に基づくステアリングシステムの消費装置に流体を圧送するための容積形ポンプの運転方法のフローチャートが示されている。
当該方法は、ポンプケーシング、ポンプケーシング内に配置されるカムリングおよびカムリング内に回転運動可能に支持されるロータを準備するステップS1を有しており、この場合、ロータには、内部で羽根を半径方向移動可能に案内する複数のスリットが形成されている。当該方法はさらに、ロータに形成された、スリットと容積形ポンプの吐出側とを接続する羽根後部通路を介して、羽根に流体圧を供給するステップS2を有している。
当該方法はさらに、カムリングの内壁に羽根の外側の端部を当て付けるステップS3を有している。当該方法はさらに、カムリングとロータとにより形成され、軸方向においてケーシング側の制御板の端面とカバー側の制御板の端面とにより画定された作業室を準備するステップS4を有している。
当該方法はさらに、組立状態においてロータパッケージを形成する、少なくともロータと、カムリングと、ケーシング側の制御板と、カバー側の制御板とから成るロータパッケージを準備するステップS5と、ケーシング側の制御板を軸方向においてケーシング端面に隣接して配置すると共に、カバー側の制御板を軸方向においてカバー端面に隣接して配置し、ロータパッケージが、ケーシング端面とカバー端面との間で軸方向に可動であるようにするステップS6とを有している。
さらに好適には、ロータの回転方向は可逆であることが想定されており、この場合、流体はロータの第1の回転方向またはロータの第2の回転方向に圧送され、この場合、容積形ポンプのその時の吐出側は、作動中にロータパッケージを、容積形ポンプの吐出側とは反対の側に位置するケーシング端面またはカバー端面に当て付ける。
図6には、本発明の好適な実施形態に基づくステアリングシステムの消費装置に流体を圧送するための容積形ポンプを備えたステアリングシステムが示されている。
ステアリングシステム1は、モータ駆動式の車両、特に乗用車または商用車内に位置している。ステアリングシステム1は、運転者により操作されるステアリングホイール2を有しており、ステアリングホイール2は、ステアリングコラム3を介してステアリングギヤ4を経て車輪に力を加え、運転者の要望に応じて車輪を変位させる。
ステアリングコラム3には舵角・トルクセンサ5が象徴的に書き込まれており、舵角・トルクセンサ5を介して有利には舵角が、場合によっては舵角速度も検出され得ると共に、入力信号として、入力信号を処理し、それに基づき‐別の車両状態値および運転値と共に‐調整信号を生ぜしめる調整・制御ユニットに供給され得、調整信号を介して、ステアリングシステム1および電動モータ9aを含む車両の様々なユニットが調整され得るようになっている。
ステアリングシステム1は、少なくとも1つの消費装置もしくは作動シリンダ6を有している。作動シリンダ6は、2つの別個の室6aおよび6bを有しており、これらはそれぞれ液圧導管8a,8bを介して容積形ポンプ10に接続されている。容積形ポンプ10は、好適にはベーンポンプとして形成されている。容積形ポンプ10は、好適には消費装置用の液圧を生ぜしめる。さらに、容積形ポンプ10にクラッチ9bを介して接続された電動モータ9aが設けられている。
上で本発明を好適な各実施例に基づき説明したが、本発明はこれらに限定されるものではなく、多様に変更可能である。特に本発明は、本発明の核心から逸脱すること無く種々様々に変化または変更され得る。
例えば管状体42は、鋳造された溝形状に基づき、ケーシング側の制御板32またはカバー側の制御板34に形成された環状溝内に位置固定されていてもよい。ロータは、ガイドが片側または両側に取り付けられているかどうかに応じて、好適にはUU型またはHH型である。漏れ流体の導出は、好適には、ベーンポンプのタンク接続部に通じる軸受潤滑溝および軸シールリング潤滑部を介して行われる。ベーンポンプは択一的に、例えばステアリングシャフトを戻す際に電動モータ9aのジェネレータを駆動するための例えば回生ポンプとして、エネルギ回生用に使用され得る。
1 ステアリングシステム
2 ステアリングホイール
3 ステアリングコラム
4 ステアリングギヤ
5 舵角・トルクセンサ
6 作動シリンダ
6a,6b 室
8a,8b 液圧導管
9a 駆動モータ
9b クラッチ
10 容積形ポンプ
14 電動モータ
16 軸
18 ポンプケーシング
20 カムリング
20a カムリングの内壁
20b カムリング外面
24 ロータ
24a ロータの第1の端面
24b ロータの第2の端面
25 通路
26 スリット
27 羽根
27a 外側の羽根端部
27b 内側の羽根端部
28 羽根後部通路
30 作業室
32 ケーシング側の制御板
32a ケーシング側の制御板の端面
34 カバー側の制御板
34a カバー側の制御板の端面
35 ロータパッケージ
35a ロータパッケージの第1の端面
35b ロータパッケージの第2の端面
35c,35d ロータパッケージの環状の溝
36 ケーシング端面
37 環状溝
38 カバー端面
39 ギャップ
41 Oリング
42 管状体
42a 管状体の端面
43 ばね部材
44 シールリング
46a,46b ねじ
DS 吐出側
SS 吸込み側
DR 回転方向
DR1 第1の回転方向
DR2 第2の回転方向
P 流体圧

Claims (14)

  1. ステアリングシステム(1)の消費装置(6)に流体を圧送するための容積形ポンプ(10)、特にベーンポンプであって、
    ポンプケーシング(18)と、該ポンプケーシング(18)内に配置されたカムリング(20)と、該カムリング(20)内で回転運動可能に支持されたロータ(24)とを備えており、該ロータ(24)は、内部で羽根(27)を半径方向移動可能に案内する複数のスリット(26)を有しており、前記羽根(27)には、前記ロータ(24)に形成された、前記スリット(26)と当該容積形ポンプ(10)の吐出側(DS)とを接続する羽根後部通路(28)を介して流体圧(P)を供給することができるようになっていると共に、羽根外端部(27a)は、前記カムリング(20)の内壁(20a)に当て付けられるようになっており、
    前記カムリング(20)と前記ロータ(24)とにより形成された作業室(30)を備えており、該作業室(30)は、軸方向ではケーシング側の制御板(32)の端面(32a)と、カバー側の制御板(34)の端面(34a)とにより画定されており、前記ロータ(24)と、前記カムリング(20)と、前記ケーシング側の制御板(32)と、前記カバー側の制御板(34)とは、組立状態において1つのロータパッケージ(35)を形成しており、前記ケーシング側の制御板(32)は、軸方向においてケーシング端面(36)に隣接して配置されており、かつ前記カバー側の制御板(34)は、軸方向においてカバー端面(38)に隣接して配置されているものにおいて、
    前記ロータパッケージ(35)は、前記ケーシング端面(36)と前記カバー端面(38)との間で軸方向に可動であることを特徴とする、容積形ポンプ(10)。
  2. 前記ロータ(24)の回転方向(DR)は可逆であり、前記流体は前記ロータ(24)の第1の回転方向(DR1)または前記ロータ(24)の第2の回転方向(DR2)に圧送可能であり、当該容積形ポンプ(10)のそのときの吐出側(DS)は、作動中に前記ロータパッケージ(35)を、当該容積形ポンプ(10)の前記吐出側(DS)とは反対の側に位置する前記ケーシング端面(36)または前記カバー端面(38)に当て付けている、請求項1記載の容積形ポンプ(10)。
  3. 前記ロータ(24)内に形成された羽根後部圧力供給用の通路(25)が、前記ケーシング端面(36)または前記カバー端面(38)における前記ロータパッケージ(35)の当付け側において密閉可能である、請求項2記載の容積形ポンプ(10)。
  4. 前記ロータパッケージ(35)は、休止位置では前記ケーシング端面(36)と前記カバー端面(38)とから隔離されており、前記ロータパッケージ(35)と、前記ケーシング端面(36)および前記カバー端面(38)それぞれとの間に形成されるギャップ(39)は、少なくとも0.2mmであり、好適には少なくとも0.1mmである、請求項1から3までのいずれか1項記載の容積形ポンプ(10)。
  5. 前記ロータパッケージ(35)の第1の端面(35a)と、前記ロータパッケージ(35)の第2の端面(35b)とは各1つの環状の溝(35c,35d)を有しており、該環状の溝(35c,35d)には、弾性材料から形成されたOリング(41)またはばね部材が挿入されており、前記Oリング(41)および前記ばね部材の厚さは、前記ロータパッケージ(35)を前記ケーシング端面(36)と前記カバー端面(38)とから隔てるために、前記溝の深さよりも大きく形成されており、前記Oリングおよび前記ばね部材のばね定数は、少なくとも200N/mmであり、好適には少なくとも300N/mmである、請求項1から4までのいずれか1項記載の容積形ポンプ(10)。
  6. 前記ロータ(24)の前記回転方向(DR)に応じた、当該容積形ポンプ(10)のその時の吐出側(DS)および吸込み側(SS)は、カムリング外面(20b)に配置されたシールリング(44)により、互いに隔離されている、請求項1から5までのいずれか1項記載の容積形ポンプ(10)。
  7. 前記ロータ(24)は第1の端面(24a)または第2の端面(24b)に環状の溝(24c)を有しており、該環状の溝(24c)には、前記羽根(27)の内側の羽根端部(27b)の下側に係合して前記羽根(27)を前記カムリング(20)の前記内壁(20a)に当て付けるばね部材(43)、好適には星形ばねが挿入されている、請求項1から6までのいずれか1項記載の容積形ポンプ(10)。
  8. 前記ロータ(24)は第1の端面(24a)または第2の端面(24b)に環状の溝(24c)を有しており、該環状の溝(24c)には、前記ケーシング側の制御板(32)または前記カバー側の制御板(34)に挿入された、前記カムリング(20)に対して等間隔の滑り曲線を有する管状体(42)が突入しており、前記ロータ(24)が始動すると、前記羽根(27)は前記管状体(42)との接触により各前記スリット(26)内で前記ロータ(24)の半径方向に進出することができるようになっていて、前記羽根外端部(27a)が、前記カムリング(20)の前記内壁(20a)に当て付けられることになる、請求項1から6までのいずれか1項記載の容積形ポンプ(10)。
  9. 前記管状体(42)は、前記ロータ(24)の前記第1の端面(24a)または前記第2の端面(24b)に形成された前記溝(24c)に少なくとも3mm、好適には少なくとも2mm突入しており、前記管状体(42)は金属薄板として形成されており、かつ前記ケーシング側の制御板(32)または前記カバー側の制御板(34)に形成された環状溝(37)において位置固定されている、請求項8記載の容積形ポンプ(10)。
  10. 前記羽根(27)に対する羽根後部圧力は、前記ロータ(24)に隣接する前記管状体(42)の端面(42a)と、前記ロータ(24)の前記第1の端面(24a)または前記第2の端面(24b)に形成された前記環状の溝(24c)の深さとの間の寸法差により制御可能である、請求項8または9記載の容積形ポンプ(10)。
  11. ステアリングシステム(1)の消費装置(6)に流体を圧送するための容積形ポンプ(10)、特にベーンポンプの運転方法であって、
    ポンプケーシング(18)、該ポンプケーシング(18)内に配置されるカムリング(20)および該カムリング(20)内に回転運動可能に支持されるロータ(24)を準備するステップ(S1)であって、前記ロータ(24)には、内部で羽根(27)を半径方向移動可能に案内する複数のスリット(26)が形成されているステップ(S1)と、
    前記ロータ(24)に形成された、前記スリット(26)と当該容積形ポンプ(10)の吐出側(DS)とを接続する羽根後部通路(28)を介して、前記羽根(27)に流体圧(P)を供給するステップ(S2)と、
    前記カムリング(20)の内壁(20a)に前記羽根(27)の外側の端部を当て付けるステップ(S3)と、
    前記カムリング(20)と前記ロータ(24)とにより形成され、軸方向においてケーシング側の制御板(32)の端面(32a)とカバー側の制御板(34)の端面(34a)とにより画定された作業室(30)を準備するステップ(S4)と、
    組立状態において1つのロータパッケージ(35)を形成する、少なくとも前記ロータ(24)と、前記カムリング(20)と、前記ケーシング側の制御板(32)と、前記カバー側の制御板(34)とから成るロータパッケージ(35)を準備するステップ(S5)であって、前記ケーシング側の制御板(32)を軸方向においてケーシング端面(36)に隣接して配置すると共に、前記カバー側の制御板(34)を軸方向においてカバー端面(38)に隣接して配置するステップ(S5)とを有する方法において、
    前記ロータパッケージ(35)を、前記ケーシング端面(36)と前記カバー端面(38)との間で軸方向に可動にするステップ(S6)を有することを特徴とする、方法。
  12. 前記ロータ(24)の回転方向(DR)は可逆であり、前記流体を前記ロータ(24)の第1の回転方向(DR1)または前記ロータ(24)の第2の回転方向(DR2)に圧送し、当該容積形ポンプ(10)のその時の吐出側(DS)は、作動中に前記ロータパッケージ(35)を、当該容積形ポンプ(10)の前記吐出側(DS)とは反対の側に位置する前記ケーシング端面(36)または前記カバー端面(38)に当て付ける、請求項11記載の方法。
  13. ステアリングシステム(1)であって、
    少なくとも1つの消費装置(6)と、
    当該ステアリングシステム(1)の前記少なくとも1つの消費装置(6)に流体を圧送するための、請求項1から10までのいずれか1項記載の容積形ポンプ(10)とを備える、ステアリングシステム(1)。
  14. 前記容積形ポンプ(10)は、ベーンポンプにより形成されている、請求項13記載のステアリングシステム。
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