JP2018515178A - 点眼薬用投与器具 - Google Patents

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Abstract

本発明は、注すための水(200)を収容する第一の容器(2)と、薬剤を含む凍結乾燥組成物(300)を収容する第二の容器(3)とを具えた点眼薬を投与するための器具(1)に関する。第一の容器(2)は開いた端部(10)を持つ筒状部材(9)を具え、第二の容器(3)は筒状部材(9)を取り囲んで流体密封式に連結されるように形成された壁(16)と、この器具(1)の組み立て状態において第一および第二の容器(2,3)の内部に収容された材料の混合を阻止する穿刺可能なバリヤー(17)とを具えている。この液滴投与器具(1)はまた、第一および第二の容器(2,3)間に配置されるスペーサー(4)を具え、このスペーサー(4)は筒状部材(9)が穿刺可能なバリヤー(17)を穿孔することを可能にしない。

Description

本発明は、点眼薬を投与するための器具と、点眼薬を投与するための器具の製造方法と、多数回供与点眼薬を調合するための方法とに関する。特に本発明は、第一の材料と、治療薬を含んだ少なくとも一つの第二の材料とを含む点眼薬を投与するための器具に関する。
液滴投与器具が知られている。周知の液滴投与器具は、通常、本体と、この本体に対して連結される点滴器とを有する。この点滴器の目的は、施与に際し、その内部に収容された材料の投与を可能にし、あらかじめ決められた量の液滴の供与を容易にすることにある。
個々の容器の内部に2つの異なった材料を収容するように設計された器具もまた、知られている。これらの容器は、2つの材料の混合を阻止するか、例えば溶液を調合するためにこれらの混合を可能にするように形成されることができる。
しかしながら、上述した器具は、多くの欠点を有している。第一に、周知の器具において、それぞれの容器の内部に収容された2つの材料を別々にしておくことは、複雑な作業であり、従ってこれら周知の器具は、2つの材料の最適な分離を確実にすることができない。材料の混合が不適切な時期に起きた場合、これは、この器具によって投与されるように意図した溶液の誤った調合を結果として生ずるので、この欠点は特に有害である。
上述を考慮に入れた本発明の主たる目的は、従来技術にて遭遇する一つ以上の問題を解決することである。
本発明の目的の一つは、コンパクトで取り扱いやすく信頼性の高い液滴投与器具を提供することである。
本発明の他の目的は、器具によって投与されるように意図された溶液の組成を単純化することができる液滴投与器具を提供することである。
本発明のさらなる目的は、取り扱いやすく信頼性の高い方法にて自動化することができる液滴投与器具の製造方法を提供することである。
さらに、本発明の目的の一つは、多数回供与点眼薬を取り扱いやすくかつ迅速に調合するための方法を提供することである。
これらの目的は、以下の説明からより明確になる他のものと共に、添付された特許請求の範囲の一つ以上の請求項および/または以下の形態に明言されたものに従った液滴投与器具と、液滴投与器具を製造するための方法と、多数回供与点眼薬を調合するための方法とによって本質的に達成され、以下の形態は、単独か、相互に組み合わせるか、あるいは添付した特許請求の範囲の何れか一つの請求項と組み合わせて、および/または以下に記述された何れか一つのさらなる形態または特徴と組み合わせて考慮される。
第1の形態によると、点眼薬を投与するための器具(1)が提供され、この器具は、
第一の材料を収容する第一の容器(2)と、
治療薬を含む第二の材料を収容する第二の容器(3)と
を具え、前記第一の容器(2)は、開いた端部(10)を有する筒状部材(9)を具え、前記第一の材料が前記開いた端部(10)を通って流れることを可能にするようになっており、前記第二の容器(3)は、前記筒状部材(9)を取り囲んで流体密封式に連結されるように形成された壁(16)を具えている。
第1の形態に従った第2の形態によると、前記第一および第二の材料は、相互に異なった集合状態にある。
第1または第2の形態に従った第3の形態によると、第一の材料が液体であって、前記第二の材料は凍結乾燥されている。
第1または第2または第3の形態に従った第4の形態によると、前記第一の材料が注すための水(200)または水性溶液であって、前記第二の材料が薬剤を含む凍結乾燥組成物(300)である。この薬剤は、化学的および/または生物工学的性質のものであってよく、例えば神経成長因子を含むことができる。
第1から第4までの何れかの形態に従った第5の形態によると、前記第二の容器(3)は、前記第一の材料と前記第二の材料との混合を阻止するように意図された穿刺可能なバリヤー(17)を具えている。
第5の形態に従った第6の形態によると、前記穿刺可能なバリヤー(17)は、これが前記第一の材料の前記第二の材料との混合を阻止する少なくとも一つの閉状態と、これが前記第一の材料の前記第二の材料との混合を可能にする開状態との間を動くように形成されている。
第6の形態に従った第7の形態によると、前記穿刺可能なバリヤー(17)は、前記閉状態および前記開状態の両方共に前記第二の容器(3)と連結されている。
第5または第6または第7の形態に従った第8の形態によると、前記穿刺可能なバリヤー(17)は、前記第二の容器(3)の前記壁(16)に近接して配置されている。
第5から第8までの何れか一つの形態に従った第9の形態によると、前記穿刺可能なバリヤー(17)は、前記第二の容器(3)の前記壁(16)に対して横方向に延在している。
第5から第9までの何れか一つの形態に従った第10の形態によると、前記筒状部材(9)は、前記第二の容器(3)の前記壁(16)と流体密封式に連結するように形成され、かつ前記第一および第二の容器(2,3)を相互に機械的に結合するための手段(11)を具えている。
第10の形態に従った第11の形態によると、前記筒状部材(9)の端部(10)は、前記バリヤー(17)を穿孔するように形成されている。
第10または第11の形態に従った第12の形態によると、前記筒状部材(9)の前記機械的結合手段(11)は、前記筒状部材(9)が前記穿刺可能なバリヤー(17)から空間をあける少なくとも一つの位置と、前記筒状部材(9)が前記穿刺可能なバリヤー(17)に作用してこれを穿孔するような一つの位置との間で前記第一および第二の容器(2,3)の相対移動を可能にするように形成されている。
第5から第12までの何れか一つの形態に従った第13の形態によると、前記第二の容器(3)は、シート(15)を画成するベース部(12)を具え、前記シート(15)は、前記穿刺可能なバリヤー(17)によって一端に範囲を定められると共に前記第二の容器(3)の前記壁(16)によって横方向の範囲を定められている。
第13の形態に従った第14の形態によると、前記壁(16)の少なくとも一部は、前記筒状部材(9)の前記機械的結合手段(11)と合致し、前記筒状部材(9)を取り囲んで流体密封式に連結するように形成されている。
第13または第14の形態に従った第15の形態によると、前記シート(15)は、ほぼ円柱状または角柱状または切頭角柱状または円錐台状の形を有する。
第10から第15までの何れか一つの形態に従った第16の形態によると、前記筒状部材(9)の前記機械的結合手段(11)は、前記第二の容器(3)の前記壁(16)に対して流体密封式に連結するように形成された周縁突起を具えている。
第10から第16の何れかの一つの形態に従った第17の形態によると、前記筒状部材(9)の機械的結合手段(11)は、少なくとも一つのねじ山を有する形式のものか、スナップ係合またはバヨネット形式のものである。
第10から第17の何れかの一つの形態に従った第18の形態によると、前記第二の容器(3)の前記壁(16)は、前記筒状部材(9)の前記結合手段(11)と流体密封式に連結されるように形成されている。
第1から第18までの何れか一つの形態に従った第19の形態によると、前記第一の容器(2)は、前記第一の材料を収容するベース部(6)を具え、前記筒状部材(9)は、このベース部(6)と一体物として形成されている。
第19の形態に従った第20の形態によると、前記ベース部(6)は、ほぼ平らな支持ベース(7)と、この支持ベース(7)と平行にその反対の位置にあるに壁(8)とを具え、前記筒状部材(9)は、この反対の位置にある壁(8)から垂直に突出している。
第19または第20の形態に従った第21の形態によると、前記ベース部(6)はほぼ円柱状または角柱状または切頭角柱状または円錐台状の形を有する。
第1から第21までの何れか一つの形態に従った第22の形態によると、前記第一の容器(2)は一体物として形成されている。
第1から第22までの何れか一つの形態に従った第23の形態によると、前記第二の容器(3)は一体物として形成されている。
第1から第23までの何れか一つの形態に従った第24の形態によると、前記筒状部材(9)は、スペーサー(4)を収容するように形成されたほぼ滑らかな外面を持つ第一の部分と、前記筒状部材(9)を前記第二の容器(3)の前記壁(16)と連結するように形成された機械的結合手段(11)を具えた第二の部分とを有する。
第24の形態に従った第25の形態によると、
前記筒状部材(9)は前記第二の容器(3)の前記壁(16)と連結するように形成された機械的結合手段(11)を具え、
前記第二の容器(3)は、穿刺可能なバリヤー(17)と、シート(15)を画成するベース部(12)とを具え、前記シート(15)は、前記穿刺可能なバリヤー(17)によって一端に範囲を定められると共に前記第二の容器(3)の前記壁(16)によって横方向の範囲を定められ、前記壁(16)の少なくとも一部は、前記筒状部材(9)の前記第二の部分に合致し、前記筒状部材(9)を取り囲んで流体密封式に連結するように形成されている。
第1から第25までの何れか一つの形態に従った第26の形態によると、この器具(1)は前記第一および第二の容器(2,3)間に配置されるスペーサー(4)を具えている。
第26の形態に従った第27の形態によると、前記スペーサー(4)は、第一および第二の容器(2,3)間に配置されてこれらと接触状態で配置されるように意図されたほぼ平行な反対の位置にある2つのベース(20)を有している。
第26または第27の形態に従った第28の形態によると、前記第一の容器(2)および前記第二の容器(3)および前記スペーサー(4)は、ほぼ同じ径方向寸法を有している。
第26または第27または第28の形態に従った第29の形態によると、前記スペーサー(4)は、前記第二の容器(3)の壁(16)が前記第一の容器(2)の前記筒状部材(9)を取り囲んで流体密封式に連結される時であっても、その横方向の抜き出しを可能にする間隙(22)を具えたほぼ環状の形を有する。
第26から第29までの何れか一つの形態に従った第30の形態によると、前記スペーサー(4)は、その容易な移動を可能にするように意図された突出部(21)を具えている。
第1から第30までの何れか一つの形態に従った第31の形態によると、前記第二の容器(3)は、ベース部(12)と、このベース部(12)と対向して配置されるカラー(13)とを具え、このカラー(13)は、点滴器の如き投与部材(5)に結合されるように意図されている。
第31の形態に従った第32の形態によると、前記カラー(13)は、この器具(1)の使用中に、流体の通過を可能にするように意図された開口(14)を有する。
第31または第32の形態に従った第33の形態によると、この器具(1)は、前記第二の容器(3)の前記カラー(13)と連結されるように形成された点滴器の如き投与部材(5)を具えている。
第33の形態に従った第34の形態によると、前記投与部材(5)は、第二の容器(3)のカラー(13)と連結される。
第33または第34の形態に従った第35の形態によると、前記投与部材(5)は、液滴を投与する間、前記第二の容器(3)の内部を滅菌環境に維持するように形成されている。
第33または第34または第35の形態に従った第36の形態によると、前記投与部材(5)および前記カラー(13)は、機械的結合手段を具えている。
第36の形態に従った第37の形態によると、前記機械的結合手段は、少なくとも一つのねじ山を有する形式のものか、スナップ係合またはバヨネット形式のものである。
第一から第37までの何れか一つの形態に従った第38の形態によると、前記第一の容器(2)は、前記第二の容器(3)の材料の硬さよりも高い硬さを有する材料から作られている。
第1から第38までの何れかの形態に従った第39の形態によると、前記第一の容器(2)および前記第二の容器(3)はそれぞれコーティングを具え、前記第一の容器(2)のコーティングは、前記第二の容器(3)のコーティングの硬さよりも高い硬さを有している。
第40の形態によると、点眼薬を投与するための器具(1)を製造する方法が提供され、この点眼薬投与器具(1)は、好ましくは第一から第39までの何れか一つの形態に従っており、この方法は、少なくとも以下の
第一の容器(2)と第二の容器(3)とスペーサー(4)とを用意するステップと、
前記第一の容器(2)の内部に第一の材料を導入するステップと、
前記第二の容器(3)の内部に第二の材料を導入するステップと、
前記第一の容器(2)と前記第二の容器(3)と前記スペーサー(4)とを組み立てるステップであって、前記第一および第二の容器(2,3)間にスペーサー(4)を配置する組み立てステップと、
前記第二の材料を凍結乾燥させるステップと
を具えている。
第40の形態に従った第41の形態によると、前記第一の材料は、注すための水または水性溶液である。
第40または第41の形態に従った第42の形態によると、前記第二の材料は、薬剤を含む溶液または分散液である。前記薬剤が化学的および/または生物工学的性質であってよく、例えば神経成長因子を含むことができる。
第40または第41または第42の形態に従った第43の形態によると、前記第二の材料を凍結乾燥させるステップは、前記第一の容器/第二の容器/スペーサーの組み立て後に行われ、これらを凍結乾燥雰囲気の下に置くステップを具えている。
第43の形態に従った第44の形態によると、前記第一の容器(2)は開いた端部(10)を持つ筒状部材(9)を具え、前記第二の容器(3)は、この筒状部材(9)を取り囲んで流体密封式に連結されるように形成された壁(16)と、開口(14)を持つカラー(13)と、シート(15)を画成するベース部(12)とを具え、前記シート(15)は、前記穿刺可能なバリヤー(17)によって一端に範囲を定められると共に前記第二の容器(3)の前記壁(16)によって横方向の範囲を定められている。
第44の形態に従った第45の形態によると、前記組み立てステップは、前記筒状部材(9)を前記シート(15)の内側に流体密封式に連結させるステップを具えている。
第45の形態に従った第46の形態によると、前記第一の容器/第二の容器/スペーサーのアセンブリーを凍結乾燥雰囲気の下に置く前記ステップは、前記薬剤を含む前記凍結乾燥組成物(300)を得、そして注すための水または水性溶液を凍結するために前記カラー(13)の前記開口(14)から、前記薬剤を含む溶液または分散液の水分の流出をもたらすように行われ、前記第一の容器/第二の容器/スペーサーのアセンブリーの取り外しに続き、前記凍結乾燥雰囲気から、注すための水または水性溶液が再び液体になるように、前記注すための水または水性溶液を前記シート(15)から出すことなく凍結させる。
第40または第41または第42の形態に従った第47の形態によると、前記第二の材料を凍結乾燥させる前記ステップは、組み立ての前に行われ、前記第二の容器(3)を凍結乾燥雰囲気の下に置くステップを具えている。
第40から第47までの何れか一つの形態に従った第48の形態によると、この方法は、少なくとも前記第一および第二の容器(2,3)および/または前記スペーサー(4)を滅菌する少なくとも一つのステップを具えている。
第48の形態に従った第49の形態によると、前記少なくとも一つの滅菌ステップは、前記アセンブリーステップと前記第二の材料を凍結乾燥させるためのステップとの間に行われる。
第48または第49の形態に従った第50の形態によると、前記第一および第二の容器(2,3)の内部に前記第一の材料および前記第二の材料をそれぞれ導入する前に、前記少なくとも一つの滅菌ステップが行われる。
第48または第49または第50の形態に従った第51の形態によると、前記滅菌は、ガンマ線を用いた形式のものか、酸化エチレンを用いた形式のものか、高圧滅菌器にて蒸気を用いて行われる。
第48から第51までの何れか一つの形態に従った第52の形態によると、この方法は、点滴器の如き投与部材(5)を用意するステップを具え、前記少なくとも一つの滅菌ステップは、前記投与部材(5)をもまた滅菌するステップを具えている。
第40から第52までの何れか一つの形態に従った第53の形態によると、この方法は、点滴器の如き投与部材(5)を用意するステップと、この投与部材(5)を前記第二の容器(3)と連結させるステップとを具えている。
第53の形態に従った第54の形態によると、前記投与部材(5)を前記第二の容器(3)と連結させるステップは滅菌環境にて行われる。
第53または第54の形態に従った第55の形態によると、前記投与部材(5)を前記第二の容器(3)に連結させるステップは、前記第二の材料の凍結乾燥に続いて行われる。
第40から第55までの何れか一つの形態に従った第56の形態によると、この方法は、さらなる滅菌および/または密閉シールされる容器の内部に前記点眼薬投与器具(1)を包装するステップを具えている。
第56の形態に従った第57の形態によると、前記包装するステップは、前記投与部材(5)の前記第二の容器(3)との連結に続いて行われる。
第56または第57の形態に従った第58の形態によると、前記包装するステップが窒素を含む雰囲気にて行われる。
第40から第58の形態の何れかの一つに従った第59の形態によると、前記第一の容器(2)は、開いた端部(10)を持つ筒状部材(9)を具え、前記第二の容器(3)は、この筒状部材(9)を取り囲んで流体密封式に連結されるように形成された壁(16)を具え、前記組み立てステップは前記筒状部材(9)を前記壁(16)と流体密封式に連結させるステップを具えている。
第40から第59までの何れか一つの形態に従った第60の形態によると、前記第一の容器(2)は、開いた端部(10)を持った筒状部材(9)を具え、前記第二の容器(3)は、穿刺可能なバリヤー(17)と、この穿刺可能なバリヤー(17)によって一端に範囲を定められると共に前記第二の容器(3)の前記壁(16)によって横方向の範囲を定められたシート(15)を画成するベース部(12)とを具え、前記組み立てステップは、前記筒状部材(9)を前記第二の容器(3)の前記壁(16)にある前記流体密封シート(15)の内側に連結させるステップを具えている。
第60の形態に従った第61の形態によると、前記組み立てステップは、前記筒状部材(9)を前記シート(15)の内側に連結させるステップを具え、前記筒状部材(9)の前記開いた端部(10)が前記穿刺可能なバリヤー(17)に対向して配されるようになっている。
第40から第61までの何れか一つの形態に従った第62の形態によると、前記組み立てステップは、前記スペーサー(4)を前記第一の容器(2)と連結させるステップと、前記第二の容器(3)を前記第一の容器/スペーサーのアセンブリーと連結させるステップとを具えている。
第62の形態に従った第63の形態によると、前記第一の容器(2)は、ほぼ平らな支持ベース(7)と、この支持ベース(7)に平行な反対の位置にある壁(8)と、この反対の位置にある壁(8)から垂直に突出する筒状部材(9)とを具えたベース部(6)を具え、前記スペーサー(4)を前記第一の容器(2)と連結させる前記ステップは、前記筒状部材(9)を取り囲むと共に前記反対の位置にある壁(8)に対して近接または接触状態で前記スペーサー(4)を配するステップを具えている。
第62または第63の形態に従った第64の形態によると、前記第二の容器(3)は、穿刺可能なバリヤー(17)と、この穿刺可能なバリヤー(17)によって一端に範囲を定められると共に前記第二の容器(3)の壁(16)によって横方向の範囲を定められるシート(15)を画成するベース部(12)とを具え、前記第二の容器(3)を前記第一の容器/スペーサーのアセンブリーと連結させる前記ステップは、前記筒状部材(9)を前記第二の容器(3)の前記壁(16)にある前記流体密封シート(15)の内側に配するステップを具えている。
第62または第63または第64の形態に従った第65の形態によると、前記筒状部材(9)は、前記第一および第二の容器(2,3)を相互に機械的に結合するための手段(11)を具え、前記第二の容器(3)を前記第一の容器/スペーサーのアセンブリーと連結させる前記ステップは、前記結合手段(11)を用いて前記第二の容器(3)を前記第一の容器(2)と連結させるステップを具えている。
第64または第65の形態に従った第66の形態によると、前記第二の容器(3)は、前記ベース部(12)に対向して配置されるカラー(13)を具え、この方法は、点滴器の如き投与部材(5)を用意するステップと、この投与部材(5)を前記第二の容器(3)の前記カラー(13)と連結させるステップとを具えている。
第40から第66までの何れか一つの形態に従った第67の形態によると、前記第一の容器(2)および前記第二の容器(3)および前記スペーサー(4)を用意する前記ステップは、前記第一の容器(2)および前記第二の容器(3)および前記スペーサー(4)を成形加工するステップを具えている。
第68の形態によると、多数回供与点眼薬溶液を調合するための方法が提供され、この方法は、
第一の容器(2)および第二の容器(3)およびスペーサー(4)を用意するステップであって、開いた端部(10)を持つ筒状部材(9)を前記第一の容器(2)が具え、前記第一の容器(2)および前記第二の容器(3)の内部に収容されるように意図された別々の材料に対して設計された穿刺可能なバリヤー(17)を前記第二の容器(3)が具えているステップと、
注すための水(200)または水性溶液を前記第一の容器(2)の内部に導入するステップと、
薬剤を含む溶液または分散液を前記第二の容器(3)の内部に導入するステップと、
前記第一の容器(2)および前記第二の容器(3)および前記スペーサー(4)を組み立てるステップであって、前記スペーサー(4)を前記第一および第二の容器(2,3)間に配置するステップを具えた組み立てステップと、
前記薬剤を含む溶液または分散液を凍結乾燥させて前記薬剤を含む凍結乾燥組成物(300)を得るステップと、
前記スペーサー(4)を取り外すステップと、
前記筒状部材(9)を用いて前記バリヤー(17)を穿孔するステップと、
注すための水(200)または水性溶液と、前記薬剤を含む前記凍結乾燥組成物(300)とを相互に混合して点眼薬を得るためのステップと
を具えている。
第68の形態に従った第69の形態によると、注すための水(200)または水性溶液と、薬剤を含む前記凍結乾燥組成物(300)とを混合する前記ステップは、前記第一の容器(2)から前記第二の容器(3)への注すための水(200)または水性溶液の通路を具えている。
第68または第69の形態に従った第70の形態によると、前記筒状部材(9)を用いて前記バリヤー(17)を穿孔する前記ステップは、前記第二の容器(3)に対して前記第一の容器を動かすか、またはその逆にすることよって行われる。
第68または第69または第70の形態に従った第71の形態によると、前記第二の容器(3)は、前記筒状部材(9)と連結されるように形成された壁(16)を具え、前記組み立てステップは、前記筒状部材(9)を前記第二の容器(3)の壁(16)と流体密封式に連結させるステップを具えている。
第68から第71までの何れか一つの形態に従った第72の形態によると、前記組み立てステップは、前記筒状部材(9)を前記穿刺可能なバリヤー(17)の近傍に配するステップを具えている。
第73の形態によると、多数回供与点眼薬を調合するための方法が提供され、この方法は、
液滴を投与するための器具(1)を用意するステップであって、好ましくは第1から第39までの何れか一つの形態に従った液滴投与器具(1)は、
注すための水(200)または水性溶液を収容し、かつ開いた端部(10)を持つ筒状部材(9)を具える第一の容器(2)と、
薬剤を含む凍結乾燥組成物(300)を収容し、開口(14)と、前記薬剤を含む前記凍結乾燥組成物(300)に対して注すための水(200)または水性溶液を仕切るように設計された穿刺可能なバリヤー(17)とを持つカラー(13)を具えた第二の容器(3)と、
前記第二の容器(3)のカラー(13)と連結される点滴器の如き投与部材(5)と、
前記第一および第二の容器(2,3)間に配置されるスペーサー(4)と
を具えている前記ステップと、
前記スペーサー(4)を取り外すステップと、
前記筒状部材(9)を用いて前記バリヤー(17)を穿孔するステップと、
注すための水(200)または水性溶液と、薬剤を含む凍結乾燥組成物(300)とを相互に混合して点眼薬を得るようにするステップと
を具えている。
薬剤は、化学的および/または生物工学的性質であってよく、例えば神経成長因子を含むことができる。
第73の形態に従った第74の形態によると、この方法は、前記投与部材(5)を用いて供与量の点眼薬を一回以上投与するステップを具えている。
第73または第74の形態に従った第75の形態によると、注すための水(200)または水性溶液と、前記薬剤を含む凍結乾燥組成物(300)とを混合する前記ステップは、前記第一の容器(2)から前記第二の容器(3)への注すための水(200)または水性溶液の前記流路を具えている。
第73または第74または第75の形態に従った第76の形態によると、前記筒状部材(9)を用いてバリヤー(17)を穿孔するステップは、第二の容器(3)に対して第一の容器を動かすか、あるいはその逆にすることによって行われる。
本発明の一実施形態による液滴投与器具の分解組立図を示す。 図1の液滴投与器具の部分分解組立図を示す。 組み立て状態にある本発明の一実施形態による液滴投与器具の断面図を示す。 異なる組み立て状態にある本発明の一実施形態による液滴投与器具の断面図を示す。 異なる組み立て状態にある本発明の一実施形態による液滴投与器具の断面図を示す。
さて、限定しない実施例により本発明の一つ以上の好ましい実施形態の詳細な説明が与えられる。
諸図を参照すると、1は液滴を投与するための器具の全体を示している。この液滴投与器具1は、第一の容器2と、第二の容器3と、スペーサー4と、投与部材5とを具えている。好ましくは、第一の容器2は一体物として形成されている。この第一の容器2は、注すための水(WFI)200または注すための水性溶液を収容するベース部6を具えている。このベース部6は、支持ベース7と、筒状部材9がそこから垂直に延在する反対の位置にある壁8とを有する。筒状部材9はベース部6と共に一体物として形成され、開いた端部10を有している。この筒状部材9はまた、第一および第二の容器2,3の連結を可能にするように設計された機械的結合手段11をも有する。一例として、筒状部材9はスペーサー4を収容するように意図された第一のほぼ滑らかな部分を有することができ、機械的結合手段11を筒状部材9の第二の部分に沿って画成することができる。この機械的結合手段11は、少なくとも一つのねじ山を具えることができ、代わりに、この結合手段11がスナップ係合またはバヨネット形式のものであってよい。一例として、添付図面は筒状部材9の外面に沿って延在する周縁突起により画成されたねじ式結合手段が設けられた筒状部材9を示している。開いた端部10は、液滴投与器具1のある特定の操作状況において、注すための水200がここを通って移動する、つまり第一の容器2を出ることを可能にするように意図されている。
第二の容器3は、薬剤、例えば神経成長因子(NGF)を含む凍結乾燥組成物300を収容し、第一の容器2と連結されるように形成されている。好ましくは、第二の容器3は一体物として形成される。この第二の容器3は、ベース部12と、開口14が設けられると共にベース部12に対して向かい側に画成されたカラー13とを有する。第二の容器3のベース部12には、壁16によって横方向の範囲を定められると共に、この壁16に対して横方向に延在する穿刺可能なバリヤー17によって一端に範囲を定められるシート15が画成されている。このシート15は、ほぼ円柱状の形を有することができるが、代わりに、シート15はほぼ角柱状または切頭角柱状または円錐台状の形を有することができる。図3に示すように、この液滴投与器具1の組み立て状態において、筒状部材9の少なくとも一部はシート15の内側に収容される。壁16は、筒状部材9の機械的結合手段11と流体密封式に連結されるように意図されており、この目的のため、壁16を筒状部材9の結合手段11と合致した形状にすることができ、あるいは結合手段を同様に有することができる。添付図面は、第二の容器3の、筒状部材9のねじ山に合致するような形状の壁16を示している。この実施形態によると、第二の容器3を第一の容器2と共に単にねじ込むか、あるいは第一の容器2から緩めることにより、第一および第二の容器2,3を連結または連結解除することができる。第一および第二の容器2,3間の流体密封結合を確実にするため、第二の容器3が作られる材料のそれよりも高い硬さを有する材料にて第一の容器2を作ることができ、例えば、第一の容器2をテフロンにて作ると共に第二の容器3をポリエチレンにて作ることができる。より硬い材料またはコーティングを第一の容器2に与えることにより、2つの容器を相互に連結した時に第二の容器3を変形させることができる。このようにして、筒状部材9を第二の容器3のシート15の内側に入れた場合、シート15自身は、筒状部材9を取り囲む流体密封枠を形成するように変形する。上述したように、カラー13は、第二の容器3のベース部12に画成されたシート15に対して反対側に画成され、投与部材5は、液滴投与器具1の組み立て状態において前記カラーと連結される(図3を参照)。投与部材5は、第二の容器3と流体連通状態の流体投与開口18を具えている。添付図面に示すように、投与部材5を例えば点滴器で作ることができる。カラー13および投与部材5は、機械的結合手段19を有することができ、例えば添付図面は、ねじ付き結合手段19が設けられたカラー13と、このカラー13のねじ山と合致するものが内部に形成された投与部材5とを示している(図3から図5を参照)。代わりに、この結合手段19は、スナップ係合またはバヨネット形式のものであってよい。
以下に、より極めて詳細に記述されるように、投与部材5は、注すための水200と薬剤を含む凍結乾燥組成物300とから調合される多数回供与眼科用液剤を投与することを可能にするように形成されている。特に、投与部材5(図3から図5にのみ概略的に示す)は、点眼薬の液滴を投与する間、第二の容器3の内部の滅菌環境を維持するように形成される。投与部材5のこの特別な特性のため、これと調合される点眼薬が多数回供与であってよいように、この投与器具1を設計することが可能である。換言すると、溶液が投与器具1の内部に調合された瞬間から、この溶液を開口後、長期間、最高90日間に亙って用いることができ、これは一つの治療期間が単一の投与器具1を用いて達成されることを通常可能にする。例えば、この容器の滅菌性を維持することができる投与部材5は、フランス国のNemera La Verpilli・reによりNovelia(登録商標)という商品名にて商業的に販売されている。
さらに、スペーサー4は、このスペーサー4を第一および第二の容器2,3と連結した状態において、第一および第二の容器2,3と接触状態になる平行な反対の位置にある2つのベース20を有している(図3を参照)。従って、液滴投与器具1の組み立て状態において、スペーサー4は第一および第二の容器2,3間に連結される。スペーサー4のベース20と第一および第二の容器2,3との間のそれぞれの接触は、後者が意図せずに相互に近付くように動くことができることを阻止する。一例として、スペーサー4はOリングまたは弾性リングからなるものであってよい。スペーサー4はほぼ環形状を有し、第二の容器3の壁16が第一の容器2の筒状部材9を取り囲んで流体密封式に連結された場合であっても、スペーサーの横方向の抜き出しを可能にする間隙22を具えている。この方法において、器具1を分解することなくスペーサー4を取り外すことができ、従って器具1自体およびその中身の滅菌性が守られる。好ましくは、スペーサー4は、第一および第二の容器2,3と比較してほぼ同じ径方向寸法を有する本体を有する。第一の容器2、第二の容器3とスペーサー4とに同じ径方向寸法を与えることは、これが点眼薬投与器具1のコンパクト性を増大させるので、特に有利である。必要に応じて、スペーサー4は、その容易な移動を可能にするように設計された突出部21を具えている(図1〜図3を参照)。図3に示すように、スペーサー4は、液滴投与器具1の組み立て状態において、筒状部材9が穿刺可能なバリヤー17と接触状態になることを阻止することができる。穿刺可能なバリヤー17は、これが注すための水と薬剤を含む凍結乾燥組成物300との混合を阻止する閉状態(バリヤーが穿刺されていない図3を参照)と、これが注すための水200と薬剤を含む凍結乾燥組成物300との混合を可能にする開状態(バリヤーが穿刺、すなわち開いている図5を参照)との間を動く。図3に示す液滴投与器具の組み立て状態において、穿刺可能なバリヤー17は、これが第二の容器3によって画成されるシート15の先端に範囲を定め、第一および第二の容器2,3の内部にそれぞれ収容された材料の相互混合を阻止する閉状態にある。スペーサー4の取り外しおよび第二の容器3に対する第一の容器2の移動(またはその逆)に続き、筒状部材9は穿刺可能なバリヤー17と接触状態になり、これを穿孔、すなわちそこに開口をもたらす(図5を参照)。図4は、図3に示した形態と、液滴投与器具1からスペーサー4を取り外した図5に示すものとの間の液滴投与器具1の形態を代わりに示しているが、筒状部材9は穿刺可能なバリヤー17に対して作用していない。バリヤー17を穿孔した後、液滴投与器具1を単に振り動かすことによって、第一および第二の容器2,3の内部に収容された2つの材料を相互に混合することができる。2つの材料の相互混合は、多数回供与点眼薬の調合を可能にする。従って、投与部材5を用いてこの多数回供与点眼薬を適量に分けると共に投与することができる。
さらに本発明は、請求項1による点眼薬投与器具1の製造方法に関する。
この方法の第一の実施形態によると、注すための水200または注すための水性溶液が第一の容器2の内部に導入される。次に、スペーサー4が筒状部材9を取り囲んで第一の容器2と連結されるが、図2に示すこの結合状態の第一の容器/スペーサーのアセンブリーを参照のこと。この時点で、第二の容器3は第一の容器/スペーサーのアセンブリーと連結されるが、この連結は、第一の容器2と第二の容器3との間の流体密封シールを確実にし、従って筒状部材9を流体密封式に連結したシート15の内部から、第一の容器2の内部に収容された材料が出ることを阻止する。特に、上端にてシート15を塞ぐ穿刺可能なバリヤー17の装備により、また筒状部材9と、シート15の横方向の範囲を定める壁16との間の流体密封連結により、流体が第一の容器2から出ることを阻止する。
第一の容器/スペーサーのアセンブリーと第二の容器3との連結に続き、第一の容器/第二の容器/スペーサーのアセンブリーの滅菌が行われる。この滅菌は、ガンマ線または酸化エチレンを用いた形式のものであってよく、あるいは高圧滅菌器にて蒸気を用いて行われる形式のものであってよい。その後、薬剤を含む溶液または分散液が第二の容器3の内部に導入される。薬剤は、化学的および/または生物工学的性質のものであってよく、例えば神経成長因子を含むことができる。この処理の時点で、第一の容器2は注すための水200を収容すると共に第二の容器3と流体密封式に連結され、第二の容器3は薬剤を含む溶液または分散液を収容しており、第二の容器3はカラー13の部分にて開口している。
次に、第一の容器/第二の容器/スペーサーのアセンブリーは、凍結乾燥雰囲気にさらされるが、この目的のため、これを凍結乾燥チャンバーの内部に入れることができる。この凍結乾燥雰囲気は、例えば一次乾燥のための−90℃から−20℃までの間、好ましくは−50℃から−30℃までの間の温度と、二次乾燥のための−15℃から+35℃までの間、好ましくは−5℃から+15℃までの間の温度とを有することができ、この処理中の真空圧は、20から300μbar(マイクロバール)までの間の値を有することができる。この凍結乾燥雰囲気は、薬剤を含む溶液または分散液の凍結乾燥を可能にし、従って薬剤を含む凍結乾燥組成物300が得られることを可能にする。この凍結乾燥操作は、薬剤を含む溶液または分散液の水分を除去し、この水分は、カラー13の開口14を通って第二の容器3から流出する。第一の容器2は第二の容器3と流体密封式で連結されているので、凍結乾燥雰囲気は、第一の容器2に収容された注すための水200を凍結乾燥させることを可能にせず、代わりに注すための水200は第一の容器2の内部で凍結するが、ここ、または筒状部材9が連結するシート15から流出することを可能にしない。これは第一の容器の内部に限定されるため、注すための水200は、凍結乾燥雰囲気の解除を受けて液体状態に戻る。
この時点で、点眼薬を投与するための器具1を得るように投与部材5が第二の容器3のカラー13と連結され、これを単にねじ込むことによって、投与部材5をカラー13と相互に連結させることができる。この投与部材5の連結を滅菌環境にて行うことができる。このようにして得られる点眼薬投与のための器具1が図3に示される。
次に、この方法は、点眼薬投与器具1を包装するためのステップを伴い、この包装ステップは、好ましくは窒素を含む雰囲気にて行われる。包装ステップは、点眼薬投与器具1をさらなる滅菌または密封シールされる容器の内部に置くことを伴うことができる。
この方法の第二の実施形態によると、第一の容器2および第二の容器3が最初に滅菌される。このステップはまた、投与部材5およびスペーサー4の滅菌を伴うことができる。この滅菌は、ガンマ線または酸化エチレンを用いた形式のものであってよく、あるいは高圧滅菌器にて蒸気を用いて行われる形式のものであってよい。この方法の第二の実施形態によると、滅菌に続いて、以下に記述される一つ以上のステップを滅菌環境にて行うことができる。滅菌に続き、注すための水200が第一の容器2の内部に導入される。次に、スペーサー4が筒状部材9を取り囲んで第一の容器2と連結される。薬剤を含む溶液または分散液が第二の容器3の内部に導入されるが、このステップ中に、第二の容器3は第一の容器2と組み合わせられない。次に、第二の容器3が前述したものと同じ温度および圧力値を有する凍結乾燥雰囲気にさらされ、このようにして、第二の容器3の内部に収容された薬剤を含む溶液または分散液の凍結乾燥が行われる。この第二の実施形態によると、第一の容器2は凍結乾燥雰囲気にさらされない。従って、凍結乾燥処理の終りに、第二の容器3は薬剤を含む凍結乾燥組成物300を収容する。凍結乾燥に続き、投与部材5が第二の容器3のカラー13と連結されるが、投与部材5の連結を滅菌環境にて行うことができる。液滴投与器具1の組み立てを行うため、第二の容器/投与部材のアセンブリーは、第一の容器/スペーサーのアセンブリーと連結される。前記容器間での流体の漏洩を阻止するため、第一の容器2が(上述したように)第二の容器3と流体密封式に結合されるように、この組み立て作業を行うことができる。このようにして得られる点眼薬投与のための器具1が図3に示される。
次に、この方法は点眼薬投与器具1を包装するためのステップに直面し、この包装ステップは窒素を含む雰囲気にて好ましくは行われる。包装ステップは、点眼薬投与器具1をさらなる滅菌または密封シール容器内に置くことを伴うことができる。
この点眼薬投与器具1の使用方法を以下に記述しよう。点眼薬投与器具1の使用方法は、多数回供与点眼薬の調合を実質的に伴う。
点眼薬の調合を可能にするため、点眼薬投与器具1の組み立て状態から、スペーサー4を点眼薬投与器具1から横方向に取り除く。間隙22の存在に起因し、スペーサー4は第一の容器2を第二の容器/投与部材のアセンブリーから分解することなく、取り外すことができる。この時点で、第一の容器2および第二の容器3が相互により近付くように相対的に動かされ、例えばこの操作を(図5に示すように)第一の容器2に対する第二の容器3の回転運動か、あるいはその逆を用いて行うことができる。第一および第二の容器2,3の移動は、上述した結合手段の装備に起因して可能になる。この移動は、第二の容器3のバリヤー17が第一の容器2の筒状部材9を用いて穿刺される(図5参照)ことを可能にする。バリヤー17を穿孔した後、点眼薬を得るため、注すための水200と薬剤、例えば神経成長因子を含む凍結乾燥組成物300との混合が行われる。
上述したように、薬剤を含む凍結乾燥組成物300が投与部材5を連結した第二の容器3の内部に導入される。液滴投与器具1の使用中、投与部材5の近傍での凍結乾燥組成物300の装備に起因し、液滴投与器具1を振り動かすことによって、注すための水が第一の容器2から第二の容器3へと流れ出るようになり、混合が主に第二の容器3の内部で行われ、従って第一の容器2の内部に薬剤を含む凍結乾燥組成物300が有することを回避することができる。
混合に続き、液滴投与器具1を使用している間、点眼薬の供与およびこれに続く投与が投与部材5を用いてこれらを適量に分けることによって行われる。従って、調合された点眼薬の投与を数日、最大で90日間まで繰り返すことができる。
本発明の結果として、以下の一つ以上の利点を得ると共に従来技術において遭遇する一つ以上の問題を解決することができる。最初に、本発明に関し、コンパクトで単純かつ人間工学的な点眼薬投与器具を得ることができる。
発明はまた、単純かつ信頼性の高い方法で自動化することができる液滴投与器具の製造方法を提供する。
本発明はまた、単純であって迅速に実施することができる点眼薬の調合方法を提供する。
本発明はまた、使用するのが便利であり、実施するのが容易であり、そして製造するのが簡単かつ低コストである。

Claims (15)

  1. 点眼薬を投与するための器具(1)であって、
    第一の液体材料を収容する第一の容器(2)と、
    治療薬を含む第二の凍結乾燥材料を収容する第二の容器(3)と、
    前記第一および第二の容器(2,3)間に配置されたスペーサー(4)と
    を具え、前記第一の容器(2)は、開いた端部(10)を有すると共に前記第一の材料がこの開いた端部(10)を通って流れることを可能にする筒状部材(9)を具え、前記第二の容器(3)は、この筒状部材(9)を取り囲んで流体密封式に連結されるように形成された壁(16)を具え、
    前記スペーサー(4)は、前記第一および第二の容器(2,3)間にこれらと接触状態で配置されるように意図されたほぼ平行な反対の位置にある2つのベース(20)を有することを特徴とする。
  2. 前記第二の容器(3)は、前記第一の材料と前記第二の材料との混合を阻止するように意図された穿刺可能なバリヤー(17)を具え、この穿刺可能なバリヤー(17)は、前記第一の材料の前記第二の材料との混合が阻止される少なくとも一つの閉状態と、前記第一の材料の前記第二の材料との混合が可能になる開状態との間を動くように形成されていることを特徴とする請求項1に記載の器具(1)。
  3. 前記穿刺可能なバリヤー(17)は、前記閉状態および前記開状態の両方にて前記第二の容器(3)と連結され、前記穿刺可能なバリヤー(17)は、前記第二の容器(3)の前記壁(16)に近接して配置されていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の器具(1)。
  4. 前記筒状部材(9)は、前記第二の容器(3)の前記壁(16)と流体密封式に連結するように形成されて前記第一および第二の容器(2,3)を相互に機械的に結合するための手段(11)を具え、筒状部材(9)の端部(10)は前記バリヤー(17)を穿孔するように形成され、前記筒状部材(9)の前記機械的結合手段(11)は、前記筒状部材(9)が前記穿刺可能なバリヤー(17)から空間をあけられる少なくとも一つの位置と、筒状部材(9)が穿刺可能なバリヤー(17)に作用してこれを穿孔するような一つの位置との間で第一および第二の容器(2,3)の相対移動を可能にするように形成されていることを特徴とする請求項1または請求項2または請求項3に記載の器具(1)。
  5. 前記第二の容器(3)は、シート(15)を画成するベース部(12)を具え、前記シート(15)は、前記穿刺可能なバリヤー(17)によって一端に範囲を定められると共に前記第二の容器(3)の前記壁(16)によって横方向の範囲を定められ、前記壁(16)の少なくとも一部は、前記筒状部材(9)の前記機械的結合手段(11)に合致し、前記筒状部材(9)を取り囲んで流体密封式に連結するように形成されていることを特徴とする請求項1から請求項4までの何れか一項に記載の器具(1)。
  6. 前記筒状部材(9)の前記機械的結合手段(11)は、前記第二の容器(3)の前記壁(16)に対して流体密封式にて連結するように形成された周縁突起を具え、前記筒状部材(9)の前記機械的結合手段(11)は、少なくとも一つのねじ山を有する形式のものか、スナップ係合形式のものか、バヨネット形式のものであることを特徴とする請求項4または請求項5に記載の器具(1)。
  7. 前記第二の容器(3)の前記壁(16)は、前記筒状部材(9)の前記結合手段(11)と流体密封式に連結されるように形成されていることを特徴とする請求項4または請求項5または請求項6に記載の器具(1)。
  8. 前記第一の容器(2)は、前記第一の液体材料を収容するベース部(6)を具え、前記筒状部材(9)がこのベース部(6)と一体物として形成され、当該ベース部(6)は、ほぼ平らな支持ベース(7)と、この支持ベース(7)に平行な反対の位置にある壁(8)とを具え、前記筒状部材(9)がこの反対の位置にある壁(8)から垂直に突出していることを特徴とする請求項1から請求項7までの何れか一項に記載の器具(1)。
  9. 前記第一の容器(2)が一体物として形成され、前記第二の容器(3)が一体物として形成されていることを特徴とする請求項1から請求項8までの何れか一項に記載の器具(1)。
  10. 筒状部材(9)はスペーサー(4)を受けるように形成されたほぼ滑らかな外面を持つ第一の部分と、前記筒状部材(9)を前記第二の容器(3)の前記壁(16)に対して連結するように形成された機械的結合手段(11)を具えた第二の部分とを有し、
    前記筒状部材(9)は、前記第二の容器(3)の前記壁(16)と連結するように形成された機械的結合手段(11)を具え、
    前記第二の容器(3)は、穿刺可能なバリヤー(17)と、シート(15)の範囲を定めるベース部(12)とを具え、前記シート(15)は、前記穿刺可能なバリヤー(17)によって一端に範囲を定められると共に前記第二の容器(3)の前記壁(16)によって横方向の範囲を定められ、前記壁(16)の少なくとも一部は、前記筒状部材(9)の前記第二の部分に合致し、前記筒状部材(9)を取り囲んで流体密封式に連結するように形成されていることを特徴とする請求項1から請求項9までの何れか一項に記載の器具(1)。
  11. 前記第一および第二の容器(2,3)間に配置される前記スペーサー(4)は、前記第二の容器(3)の壁(16)が前記第一の容器(2)の前記筒状部材(9)を取り囲んで流体密封式に連結される時であっても、その横方向の抜き出しを可能にする間隙(22)を具えたほぼ環状の形を有していることを特徴とする請求項1から請求項10までの何れか一項に記載の器具(1)。
  12. 前記第二の容器(3)は、ベース部(12)と、このベース部(12)に対して向かい側に配置されたカラー(13)とを具え、このカラー(13)は、点滴器の如き投与部材(5)に対して結合されるように意図され、当該カラー(13)は、この器具(1)の使用中に、流体の通過を可能にするように意図された開口(14)を有することを特徴とする請求項1から請求項11までの何れか一項に記載の器具(1)。
  13. 前記第二の容器(3)の前記カラー(13)と連結され、前記第二の容器(3)中の滅菌環境を維持しつつ液滴を投与するように形成された点滴器の如き投与部材(5)を具え、前記投与部材(5)および前記カラー(13)は、少なくとも一つのねじ山を有する形式か、スナップ係合形式か、バヨネット形式の機械的結合手段を具えていることを特徴とする請求項1から請求項12までの何れか一項に記載の器具(1)。
  14. 前記第一の容器(2)は、前記第二の容器(3)の材料の硬さよりも高い硬さを有する材料から作られていることを特徴とする請求項1から請求項13までの何れか一項に記載の器具(1)。
  15. 前記第一の容器(2)は、注すための水(200)または水性溶液を収容し、前記第二の容器(3)は、化学的および/または生物工学的性質の薬剤、好ましくは神経成長因子を含む凍結乾燥組成物(300)を収容していることを特徴とする請求項1から請求項14までの何れか一項に記載の器具(1)。
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