JP2018514990A - 端末側の装置、基地局側の装置、端末装置、基地局、及び無線通信方法 - Google Patents

端末側の装置、基地局側の装置、端末装置、基地局、及び無線通信方法 Download PDF

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Abstract

本開示は、端末、基地局側装置、端末装置、基地局及び無線通信方法を提供する。無線通信システムにおける端末側の装置は、サーチ待ちのターゲット周波数範囲に対応する同期信号系列を採用してターゲットセルをサーチするように配置されるサーチ手段と、装置がターゲットセルに同期するように、サーチ手段の検出した同期信号に基づいて同期を行うように配置される同期手段とを含み、ターゲット周波数範囲が第1の周波数範囲に属する場合に、サーチ手段は同期信号系列集合の真部分集合である第1の部分集合における同期信号系列を採用してターゲットセルをサーチする。本開示の技術によれば、セルサーチ過程における同期信号系列マッチング回数を減少し、ユーザー機器がターゲットセルに同期する時間が短縮される。【選択図】図3

Description

本開示は、一般に、無線通信分野に関する。特に、無線通信システムにおける端末側の装置、端末装置、基地局側の装置、基地局、及びそれらに使用される無線通信方法に関する。
ユーザーの高速データ伝送に対するニーズが日々高まり、LTE(Long Time Evolution)は、最も競争力を有する無線伝送技術の一つとなる。ユーザー機器(UE)は、LTEネットワークにアクセスするのに、セルサーチ、セルシステム情報の取得、ランダムアクセスなどの過程を経由しなければならない。セルサーチの主な目的は、(1)セルと周波数及び符号の同期の実現、(2)システムフレームタイミング、即ち下りリンクフレームの始端位置の取得、(3)セルの物理層セル標識(PCI)の特定にある。UEは、起動の際にセルサーチを行う必要があるだけでなく、モビリティをサポートするために、UEは連続的に隣接セルをサーチし、同期を取り、当該セル信号の受信品質を推定することで、切り替え又はセル再選択を行うかどうかを決定する。
データ伝送のニーズが高まるにつれて、伝送帯域幅を増加すること、及びスペクトル利用率を高めることは、システム全体の性能を向上させるための鍵となっている。この背景で、免許不要帯域の使用はますます多くの事業者によって重視され、それを従来のLTE免許帯域の補足としてユーザーのサービス品質を向上させることを考えている。
免許不要帯域セルの通信は他のシステムと共存しており、スペクトルリソースを共通に使用し、ある程度からみると、当該セルの信号は、他の高い優先度のシステム(例えばレーダー)の使用によって退避しなければならず、又は、他のシステム(例えばWiFi)とネゴシエーションを行って一つの固定の時間帯しか使用できないおそれがある。セルサーチと同期に時間がかかりすぎると、UEの初期アクセス及びセル再選択、切り替えに有利ではなく、ひいては免許不要帯域セルの使用を制限することになる。よって、UEが免許不要帯域セルに対して快速にサーチと同期とを行うことができることが要求されている。
以下では、本開示に関する簡単な概説を説明して、本開示のある局面に関する基本的理解を提供する。この概説が本開示に関する取り尽くし的概説ではないと理解すべきである。それは、本開示の肝心又は重要部分を意図的に特定するものではなく、本開示の範囲を意図的に限定するものでもない。その目的は、簡素化の形式で、ある概念を提供して、後論述するより詳しい技術の前言とするものである。
本開示の一局面によれば、無線通信システムにおける端末側の装置を提供する。当該装置は、サーチ待ちのターゲット周波数範囲に対応する同期信号系列を採用してターゲットセルをサーチするように配置されるサーチ手段と、装置がターゲットセルに同期するように、サーチ手段に検出された同期信号に基づいて同期を行うように配置される同期手段とを含む。ターゲット周波数範囲が第1の周波数範囲に属する場合に、サーチ手段は、同期信号系列集合の第1の部分集合における同期信号系列を採用してターゲットセルをサーチし、第1の部分集合は同期信号系列集合の真部分集合である。
本開示の他の一局面によれば、端末側の装置用の無線通信方法を提供する。当該方法は、サーチ待ちのターゲット周波数範囲に対応する同期信号系列を採用してターゲットセルをサーチし、装置がターゲットセルに同期するように、サーチされた同期信号に基づいて同期を行うことを含む。ターゲット周波数範囲が第1の周波数範囲に属する場合に、同期信号系列集合の第1の部分集合における同期信号系列を採用してターゲットセルをサーチし、第1の部分集合は同期信号系列集合の真部分集合である。
本開示の他の一局面によれば、無線通信システムにおける基地局側の装置を提供する。当該装置は、ターゲットセルの周波数範囲に関する、ターゲットセルの物理層セル標識グループを特定するように配置される標識グループ特定手段と、物理層セル標識グループに基づいて、ターゲットセルのセカンダリ同期信号用のセカンダリ同期信号系列を生成するように配置されるセカンダリ同期信号系列生成手段とを含む。ターゲットセルの周波数範囲が第1の周波数範囲に属する場合に、物理層セル標識グループは、物理層セル標識グループ集合からの第1の部分集合であり、第1の部分集合は物理層セル標識グループ集合における真部分集合である。
本開示の他の一局面によれば、基地局側の装置に使用される無線通信方法を提供する。当該方法は、ターゲットセルの周波数範囲に関する、ターゲットセルの物理層セル標識グループを特定し、物理層セル標識グループに基づいて、ターゲットセルのセカンダリ同期信号用のセカンダリ同期信号系列を生成することを含む。ターゲットセルの周波数範囲が第1の周波数範囲に属する場合に、物理層セル標識グループは、物理層セル標識グループ集合のみからの第1の部分集合であり、第1の部分集合は物理層セル標識グループ集合における真部分集合である。
本開示の他の一局面によれば、第1のキャリア上で基地局と通信可能な無線端末装置を提供する。当該装置は、第1のキャリアと異なる第2のキャリア上で基地局から送信された同期信号を受信するように配置される通信手段と、同期信号におけるセカンダリ同期信号と、セカンダリ同期信号系列集合の第1の部分集合における系列とをマッチングすることでセカンダリ同期信号を特定するように配置される同期手段とを含み、第1の部分集合はセカンダリ同期信号系列集合の真部分集合である。
本開示の他の一局面によれば、第1のキャリア上で無線通信端末と通信可能な無線通信システムにおける基地局を提供する。当該基地局は、第1のキャリアと異なる第2のキャリア上で、セカンダリ同期信号を含む同期信号を送信するように配置される通信手段を含む。セカンダリ同期信号は、セカンダリ同期信号系列集合の第1の部分集合から選択されたものであり、第1の部分集合はセカンダリ同期信号系列集合の真部分集合である。
本開示の各方面によれば、セルサーチ過程における同期信号系列マッチング回数を減少し、UEがターゲットセルに同期するために用いられる時間を大幅に短縮する。
以下、図面と組み合わせて本開示の実施例を説明することにより、本開示の上記の目的と他の目的、特徴、長所は容易に理解されるようになるだろう。図面において、同一或いは対応する技術特徴、部品は、同一或いは対応する符号で示す。図面において、比例に従って手段のサイズと相対位置を必ずしも描画する必要はない。
本開示の実施例による無線通信システムにおける端末側の装置の構成を例示するブロック図である。 本開示の他の一実施例による無線通信システムにおける端末側の装置の構成を例示するブロック図である。 本開示の実施例による端末側の装置により使用される無線通信方法のフローチャートを例示する。 本開示の実施例による無線通信システムにおける基地局側の装置の構成を例示するブロック図である。 本開示の実施例による無線通信システムにおける基地局側の装置の構成を例示するブロック図である。 本開示の実施例による基地局側の装置に使用される無線通信方法を例示するフローチャートである。 本開示の実施例による無線端末装置の構成を例示するブロック図である。 本開示の実施例による無線通信システムの同期過程を例示するシーケンス図である。 本開示の別の実施例による無線通信システムの同期過程を例示するシーケンス図である。 本発明を実現できるコンピュータの例示的な構成を例示するブロック図である。 本開示の技術が応用できるeNBの概略的な配置の第1の例を例示するブロック図である。 本開示の技術が応用できるeNBの概略的な配置の第2の例を例示するブロック図である。 本開示の技術が応用できるスマートフォンの概略的な配置を例示するブロック図である。
以下、図面と組み合わせて本開示の例示的な実施例を記述する。明らかかつ簡明のために、明細書において実際の実施例の全部の特徴を記述していない。但し、理解すべきことは、開発者の具体的な目標を実現するように、これらの実際の実施例を開発する過程で実施例に特定する決定をしなければならず、例えば、システム及び業務に関する何らかの制限条件に適合し、且つこれらの制限条件は、実施例が異なることによって変わる可能性がある。なお、さらに、理解すべきことは、開発仕事は非常に複雑で時間がかかる可能性があるが、本開示されている内容に得意な当業者にとって、このような開発仕事はきまり通り行う任務に過ぎない。
ここで、さらに説明する必要がある点は、不必要な細部によって本開示を不明瞭にすることを回避するために、図面において、本発明の方案に緊密に関する装置構成及び/又は処理ステップのみを示し、本発明にそれほど関係ない他の内容を省略した。
セルサーチをサポートするために、LTEにおいて、三つのプライマリ同期信号(PSS)と、168のセカンダリ同期信号(SSS)との二種類の下りリンク同期信号が定義されている。よって、LTEにおいてプライマリ同期信号とセカンダリ同期信号との組合せは全部で504の異なるPCIが定義され、且つPCIごとに特定の下りリンク参照信号系列に対応する。168のセカンダリ同期信号は、それぞれ、168のセル標識グループとして標識され、三つのプライマリ同期信号は、それぞれ、三つのセル標識として標識される。プライマリ同期信号とセカンダリ同期信号とは一緒にセルのPCIを決定する。基地局がセル標識グループ及びセル標識(PCI=3*セル標識グループ+セル標識)を決定すると、送信するプライマリ同期信号とセカンダリ同期信号との送信系列が特定される。UEがこれらの信号をサーチした後に、全ての可能な組合せに従って信号に対して、それぞれ相関復調を行って、当該基地局が使用しているセル標識グループ及びセル標識を特定する。
UEは、セルのPCIを復調するために、可能なプライマリ同期信号とセカンダリ同期信号とを一つずつマッチングする必要がある。UEがセルと同期する速度を高めて、アクセス時間を短縮するために、本開示は、新型の技術案を提案し、従来の通信プロトコルに規定された同期信号系列集合の特定の真部分集合における同期信号系列を採用してターゲットセルをサーチすることにより、可能なUEアクセス時間を短縮する。例えば、サーチ待ちのターゲット周波数範囲に応じて当該特定の真部分集合を特定してもよい。
図1は、本開示の実施例による、無線通信システムにおける端末側の装置100の構成を例示するブロック図である。装置100は、例えば携帯電話、ノートコンピュータなどの移動端末装置、及びこのような移動端末装置に、又はこのような移動端末装置と組合せて使用される部品(例えばチップ)又は装置などであるが、これらに限定されない。
装置100はサーチ手段101と同期手段102とを含んでいる。サーチ手段101は、サーチ待ちのターゲット周波数範囲に対応する同期信号系列を採用してターゲットセルをサーチするように配置される。例えば、ターゲット周波数範囲が第1の周波数範囲に属する場合に、サーチ手段101は、同期信号系列集合の、第1の周波数範囲に対応する第1の部分集合における同期信号系列を採用してターゲットセルをサーチすることができる。ここで、第1の部分集合は同期信号系列集合の真部分集合である。ここで、同期信号系列集合は、例えば、従来の通信プロトコルに規定された同期信号系列集合であるが、これに限定されない。ターゲット周波数範囲と第1の部分集合との対応関係は予め設定されたものであってもよく、UEに予め設定され(例えば、UEのブートファイルに書き込む)、又は基地局によりUEに通知してもよい。一実施例において、装置100は、ターゲット周波数範囲が第1の周波数範囲に属するかどうかを特定するための特定手段(未図示)を含むこともできる。
一実施例において、第1の周波数範囲は無線通信システムの免許不要帯域範囲であり、サーチ待ちのターゲットセルは免許不要スペクトルアクセスセルであってもよい。当該実施例において、同期信号系列集合は、例えば、当該無線通信システムにおける通信装置は免許不要帯域上のキャリア通信により通信する際に使用された同期信号系列集合であるが、これらに限定されない。装置100が位置する無線通信システムは、一般に、機会があれば免許不要帯域リソースを利用することしかできず、空きリソースは瞬時に消えてしまうおそれがないので、本発明の方案は、特に、免許不要帯域上で作動するセルを発見することに適合し、セルの発見の時間を短縮し、リソース利用率を向上させる効果を達成するようになる。選択的に、さらに、例えば、免許不要帯域を複数のサブ周波数範囲、例えば、WiFi/レーダーの共存しているサブ周波数範囲及び普通の免許不要サブ周波数範囲に分割してもよい。第1の周波数範囲は、複数のサブ周波数範囲の一つに対応でき、同期信号系列集合は例えば全免許不要帯域での同期信号系列集合であり、その真部分集合に含まれた同期信号系列を利用して快速にサーチする。異なるシステムの共存がある際のサブ周波数範囲でのアクセス時間は普通のサブ周波数範囲よりも厳しく要求され、この例において、異なるシステムの共存がある際のサブ周波数範囲に対応する同期信号系列真部分集合は、通常の免許不要サブ周波数範囲よりも小さく設置されてもよく、これにより、セル発見過程をさらに速める。
同期手段102は、装置100がターゲットセルに同期するように、サーチ手段101に検出された同期信号に基づいて同期を行うように配置される。真部分集合の使用によって、UEがターゲットセルをサーチする過程で実行可能なマッチング回数は著しく減少され、ひいては、UEとターゲットセルとの同期時間を短縮するようになる。
以下では、記述の便宜上、例示的に免許不要帯域セルのアクセスに基づいて本開示による装置と方法を記述する。ただし、当業者は、本開示による装置と方法は、例えば免許帯域などの任意の他の同期過程を速める周波数範囲のセルのアクセスにも適用し、同様に、同期時間を短縮する効果を得ることもできる。例えば、密集したスモールセル配置がある場面において、高速に移動するUEはスモールセルに快速にアクセスする必要もある。よって、スモールセルの帯域範囲を第1の周波数範囲とすることで、同期過程を速める。
従来で定義されている同期信号において、プライマリ同期信号は三種類の可能性があるので、プライマリ同期信号へのマッチングは最大限三回である。セカンダリ同期信号が異なるフレームに位置し採用する系列が異なるので、それぞれのセカンダリ同期信号はまた168の可能性があるので、セカンダリ同期信号へのマッチングは最大限168回に達する。従って、同期信号系列における真部分集合を候補のマッチング待ちの同期信号セットとして採用する方案において、セカンダリ同期信号は大きい最適化空間を有する。よって、一実施例において、上で記述された同期信号系列はセカンダリ同期信号系列であってもよい。サーチ手段101は、例えば免許不要帯域のターゲット周波数範囲に対応するセカンダリ同期信号系列を採用してターゲットセルのセカンダリ同期信号を復号するように配置される。
免許不要帯域の使用について、現在の業界では一般に合意することは、免許帯域による支援で免許不要帯域、即ち、キャリアアグリゲーション方式の、LTEの免許支援により(LAA−LTE)にアクセスする。LAA−LTEセルについて、一実施例において、そのセカンダリ同期信号が従来標準のある部分集合のみを使用することを定義してもよい。例えば、168の基本系列のうちの56の基本系列のみが使用される。これにより、UEがそれぞれセカンダリ同期信号系列に対して自己相関(マッチング)を行う回数を減少し、同期時間を大幅に減少するようになる。
一実施例において、装置100は、通信インタフェース(図示しない)を含むこともできる。当該通信インタフェースは、免許帯域での第1のセルによりターゲットセルをサーチするコマンド、及び第1の部分集合の指示情報を取得するように配置される。例えば、当該通信インタフェースは、免許帯域での第1のセルによりターゲットセルをサーチするコマンド、及び第1の部分集合の指示情報を含むシグナリングを受信してもよい。当該シグナリングは例えばブロードキャストシグナリングであってもよく、RRCシグナリングであってもよい。
LAA−LTEの場面において、セカンダリ同期信号系列集合の、免許不要帯域に対応する真部分集合を同期信号系列として使用してターゲットセルをサーチすることを例として、例えばPCIモード6の値に応じてセカンダリ同期信号の基本系列(従来の標準では168である)を分割し、セカンダリ同期信号の使用する系列を六つの部分集合に分割され、第1の部分集合の候補とし、それぞれの真部分集合に相応する番号を割当て、第1の部分集合の指示情報としてもよい。他の例において、グループIDの順に従って部分集合を分割してもよい。例えば、セカンダリ同期信号の基本系列は三つの部分集合に分割されてもよい。
例えば上記LAA−LTEの場面において、装置100がターゲットセルにアクセスした後に、装置100の通信インタフェースは、さらに、ターゲットセルにより更新された同期信号系列に関する指示を取得及び更新するように配置されてもよい。例えば免許キャリア支援を必要とせず、免許不要帯域による通信の場面において、装置100の通信インタフェースは、装置100がターゲットセルにアクセスした後に、ターゲットセルにより、更新された同期信号系列に関する指示を取得してもよく、言い換えれば、この例において、免許不要帯域により、更新された同期信号系列に関する指示を取得してもよい。
図2は、本開示の他の一実施例による、無線通信システムにおける端末側の装置200の構成を例示するブロック図である。装置200は、サーチ手段201と、同期手段202と、検出手段203と、通知手段204とを含むことができる。サーチ手段201と同期手段202とが有する、図1を組み合わせて記述されるサーチ手段101と同期手段102との同じ機能と構成については、ここで重複する記述をしない。本実施例及び以下の別の実施例において、同一の用語(例えば「第1の部分集合」、「第1の周波数範囲」など)は、前記の実施例と同じ意味を示す。
検出手段203は、第1の部分集合の使用によって、装置200により第1の周波数範囲で受信された参照信号の干渉が過大になったかどうかを検出することができる。例えば、参照信号受信品質(RSRQ)信号などを検出することで干渉が過大になったかどうかを特定してもよいが、これに限定されない。例えば、RSRQを検出することで強い干渉があると特定した場合に、さらに、強い干渉が継続する時間を特定してもよく、それが所定の時間閾値を超えた場合に、第1の部分集合の使用によって、装置200により第1の周波数範囲で受信された参照信号の干渉が過大になったと特定できるが、これに限定されない。干渉が過大になったことが検出された場合に、通知手段204は、検出結果を、そのサービングセル又はターゲットセルの基地局に通知してもよい。なお、幾つかの例において、装置200の現サービングセル(例えば免許帯域でのサービングセル)と、免許不要帯域でのターゲットセルとは基地局を共有し、他の幾つかの例において、サービングセルとターゲットセルとは異なる基地局がエンティティ管理をしてもよく、通知手段204は、検出結果を、サービングセル基地局に通知してから、サービングセル基地局がX2シグナリングによりターゲットセルの基地局に伝送してもよく、更なる幾つかの例において、装置200は、ターゲットセルにアクセスした後に検出結果をターゲットセルの基地局に直接報告してもよい。
同期信号系列集合は、第1の周波数範囲のセルサーチに用いられる複数の真部分集合を含んでもよい。サーチ手段201は、サービングセル/ターゲットセルの基地局が通知手段204から送信された干渉が過大になった通知に応じて複数の真部分集合から再選択された第2の部分集合の指示、及びターゲットセルの基地局から再送信された同期信号を検出してもよい。もちろん、再選択された第2の部分集合は第1の部分集合と異なる。サーチ手段201は、第2の部分集合の指示に従って、第2の部分集合を使用して再送信された同期信号を復号してもよい。
選択的に、ターゲットセルの基地局は、通知手段204から送信された干渉が過大になったという通知に応答して、第1の部分集合から他の同期信号系列を再選択し、部分集合を再選択しなくてもよい。
LAA−LTEの場面において、LAA−LTEのターゲットセルについて、一般に、マクロセルとスモールセルとは異なる帯域に配置されるので、実際の配置において、非常に、同じPSSとSSSとを使用する可能性がある。よって、LAA−LTEセルに対して同期を行う際に、それが使用する具体的なPSS/SSSの使用系列を特定するために、まず、マクロセルとスモールセルとの系列を使用してマッチングし、できるだけ同期の速度を速める。例として、装置200がLTEによる支援での免許不要スペクトルアクセスを実行する場合に、サーチ手段201は、まず、装置200が先に滞留したセルのセカンダリ同期信号を同期信号系列として使用してサーチを行ってもよい。第1の部分集合に含まれる同期信号系列は現在又は以前の免許帯域でのサービングセルの同期信号系列に対応できると理解される。当該技術内容と、以下記述する技術内容とは、図1を組み合わせて記述された装置100にも同様に適用する。
装置200がセル切り替えを行う必要がある場合に、サーチ手段201は、現在サービスする基地局からの無線リソース制御(RRC)配置情報に応じて第1の部分集合に関する指示を取得してもよい。同期信号系列集合は、第1の周波数範囲のセルサーチに用いられる複数の真部分集合を含んでもよく、第1の部分集合の番号はRRC配置情報に含まれる。
サーチ手段201は第1の部分集合における全ての系列を使用してもターゲットセルがサーチできないと、第3の部分集合における系列を使用してサーチを実行することができる。ここでいう第3の部分集合は、第1の周波数範囲のセルサーチに用いられる複数の真部分集合の一つであり、且つ第1の部分集合と異なる。
図3は、本開示の実施例による、端末側の装置に用いられる無線通信方法のフローチャートを例示する。ステップS301において、サーチ待ちのターゲット周波数範囲に対応する同期信号系列を採用してターゲットセルをサーチする。例えば、ターゲット周波数範囲が第1の周波数範囲に属する場合に、同期信号系列集合の第1の部分集合における同期信号系列を採用してターゲットセルをサーチする。ここで、第1の部分集合は同期信号系列集合の真部分集合である。ステップS302において、装置がターゲットセルに同期するように、サーチされた同期信号に基づいて同期を行う。図3のステップに係る具体的実施形態と変形は、図1と図2に組み合わせて記述されたものと同じであるので、ここで重複しない。
以下、図4に組み合わせて本開示の実施例による、無線通信システムにおける基地局側の装置400を記述する。装置400は、標識グループ特定手段401とセカンダリ同期信号系列生成手段402と含んでいる。標識グループ特定手段401は、ターゲットセルの物理層セル標識グループを特定するように配置される。具体的に、標識グループ特定手段401は、ターゲットセルの周波数範囲に準じて物理層セル標識グループを特定してもよい。例えば、ターゲットセルの周波数範囲が第1の周波数範囲に属する場合に、物理層セル標識グループを、物理層セル標識グループ集合からの、物理層セル標識グループ集合の真部分集合である第1の部分集合として特定する。一例において、標識グループ特定手段401は、ターゲットセルの周波数範囲に準じてターゲットセルの物理層セル標識グループを自動的に特定してもよい。選択的に、標識グループ特定手段401は、経営者が運営管理、保守(OAM)により行われる配置に応じて、ターゲットセルの周波数範囲に準じてターゲットセルの物理層セル標識グループを特定してもよい。一例において、装置400は、ターゲットセルの周波数範囲が第1の周波数範囲に属するかどうかを特定する特定手段を含むこともできる。
セカンダリ同期信号系列生成手段402は、標識グループ特定手段401により特定された物理層セル標識グループに基づいて、ターゲットセルのセカンダリ同期信号用のセカンダリ同期信号系列を生成するように配置される。一実施例において、セカンダリ同期信号SSSは、長さが63であるZadoff−Chu系列(中央に直流サブキャリア(DCサブキャリア)があるので、実際に伝送する長さは62となる)、境界に余分に予備してある保護帯域である5個のサブキャリアを加えて、中心の72個のサブキャリア(DCを含まない)を占めるSSSを形成する。周波数分割多重(FDD)であっても時間分割多重(TDD)であっても、SSSはいずれもサブフレーム0と5とで伝送されるようになる。LTEにおいて、SSSの設計は、特別なところがある。例えば、二つのSSS(SSSとSSSとがサブフレーム0とサブフレーム5とにそれぞれ位置する)の値は、168のオプション値の集合の、例えば、元素の数が56である真部分集合)からのものである(規格36.211の表6.11.2.1−1
Figure 2018514990
を参照)。SSSの値の範囲はSSSと異なるので、UEが一つのSSSのみを受信すればシステムフレーム10msのタイミング(即ち、サブフレーム0がある位置)を検出することを許可する。これは、セルサーチの過程に、UEが複数のセルをサーチし、サーチするタイムウィンドウがUEによる一つ以上のSSSを検出するのに不十分かもしれないからである
一実施例において、第1の周波数範囲は無線通信システムの免許不要帯域範囲であってもよい。ターゲットセルは免許不要スペクトルアクセスセルであってもよい。もちろん、第1の周波数範囲は、他の同期過程を速める必要がある周波数範囲であってもよい。例えば、密集したスモールセルの配置がある場面において、UEが高速に移動すると、スモールセルに快速にアクセスする必要もある。よって、当該スモールセルの帯域範囲を第1の周波数範囲とすることで、同期過程を速めることができる。
図5は、本開示の実施例による無線通信システムにおける基地局側の装置500の構成を例示するブロック図である。装置500は、標識グループ特定手段501と、セカンダリ同期信号系列生成手段502と、通信手段503と、情報更新手段504とを含んでいる。標識グループ特定手段501とセカンダリ同期信号系列生成手段502とが有する、図4と組み合わせて記述された標識グループ特定手段401とセカンダリ同期信号系列生成手段402と同じ機能、構成については、ここで重複しない。
第1の周波数範囲は無線通信システムの免許不要帯域範囲であり、且つ、ターゲットセルは免許不要スペクトルアクセスセルである実施例において、装置500は、通信手段503を介してターゲットセルに対応する免許不要帯域上でセカンダリ同期信号を送信することができる。
また、一例において、UE側の装置が第1の部分集合の使用によって当該UE側の装置が第1の周波数範囲で受信された参照信号の干渉が過大になったことを検出し、且つ、干渉が過大になったことを指示する検出結果を、ターゲットセルの基地局に通知した場合に、基地局側の装置500の通信手段503は、さらに、当該干渉が過大になった通知を受信してもよい。なお、幾つかの例において、UE側の装置の現サービングセル(例えば免許帯域でのサービングセル)と免許不要帯域でのターゲットセルとは基地局を共有しており、他の幾つかの例において、サービングセルとターゲットセルとは異なる基地局がエンティティ管理してもよく、検出結果をサービングセル基地局に通知し、それから、サービングセル基地局がX2シグナリングによりターゲットセルの基地局に伝送してもよく、更なるいくつかの例において、UE側の装置はターゲットセルにアクセスした後、検出結果を直接ターゲットセルの基地局に報告してもよい。通信手段503は、当該通知を受信した場合に、通知の受信に応答して、標識グループ特定手段501は物理層セル標識グループ集合の真部分集合であって、第1の部分集合とは異なる第2の部分集合を物理層セル標識グループに再特定してもよい。そして、セカンダリ同期信号系列生成手段502は、第2の部分集合に基づいてセカンダリ同期信号系列を再生成してもよい。標識グループ特定手段501が第2の部分集合を物理層セル標識グループとして再特定した場合に、情報更新手段504は、ターゲットセルにより送信しようとする、第2の部分集合に関する指示情報を含むシステムブロードキャスト情報を生成してもよい。選択的に、情報更新手段504は、免許帯域上で送信しようとする、第2の部分集合に関する指示情報を含むシステムブロードキャスト情報を生成してもよい。
他の例において、通信手段503は、さらに、第2の部分集合の指示情報を、無線通信システムにおける他の基地局側装置、例えば基地局側の装置に通知してもよい。具体的例について、以下で詳細に記述する。
一実施例において、基地局側の装置400(500)は、ターゲットセルの隣接セルの物理層セル標識グループ部分集合を取得するとともに、本セル端末側装置に対して隣接セルに係る無線リソース管理を行う場合に、無線リソース制御シグナリングを生成して隣接セル標識グループ部分集合を端末側装置に通知してもよい。
別の一実施例において、基地局側の装置400(500)の通信手段は、さらに、干渉が過大になった通知の受信に応答して、S1インタフェースにより、コアネットワークへ干渉が過大になったイベントを報告し、コアネットワークから更新されたセル標識グループに関する情報を取得してもよい。
図6は、本開示の実施例による基地局側の装置に使用される無線通信方法を例示するフローチャートである。ステップS601において、ターゲットセルの物理層セル標識グループを特定する。当該物理層セル標識グループはターゲットセルの周波数範囲に関する。例えば、ターゲットセルの周波数範囲が第1の周波数範囲に属する場合に、物理層セル標識グループは物理層セル標識グループ集合のみからの第1の部分集合であり、且つ、当該第1の部分集合は物理層セル標識グループ集合における真部分集合である。ステップS602において、物理層セル標識グループに基づいて、ターゲットセルのセカンダリ同期信号用のセカンダリ同期信号系列を生成する。図6の各ステップに係る具体的な実施形態と変形は、図4と図5に基づいて記述されたものと同じであるので、ここで重複しない。
図7は、本開示の実施例による無線端末装置700の構成を例示するブロック図である。無線端末装置700は、第1のキャリア上で基地局と通信することができる。一例において、第1のキャリアは免許帯域でのキャリアであってもよい。無線端末装置700は、通信手段701と同期手段702とを含むことができる。通信手段701は、前記第1のキャリアと異なる第2のキャリア上で基地局から送信された同期信号を受信してもよい。一例において、第2のキャリアは免許不要帯域でのキャリアであってもよい。同期手段702は、同期信号におけるセカンダリ同期信号とセカンダリ同期信号系列集合の第1部分集合における系列とをマッチングすることでセカンダリ同期信号を特定してもよい。ここで、第1の部分集合は、セカンダリ同期信号系列集合の真部分集合である。一実施例において、セカンダリ同期信号系列集合は、無線端末装置が第1のキャリアにより通信する際に使用されるセカンダリ同期信号系列集合であってもよい。
本開示の実施例によれば、無線通信システムにおける基地局をさらに提供する。当該基地局は第1のキャリア上で無線通信端末と通信することができる。当該基地局は通信手段を含んでいる。当該通信手段は、第1のキャリアと異なる第2のキャリア上でセカンダリ同期信号を含む同期信号を送信するように配置されてもよい。ここで、セカンダリ同期信号は、セカンダリ同期信号系列集合の真部分集合である第1の部分集合から選択されたものであってもよい。一実施例において、第1のキャリアは免許帯域でのキャリア信号であってもよく、第2のキャリアは免許不要帯域でのキャリア信号であってもよい。セカンダリ同期信号系列集合は、例えば基地局が第1のキャリアにより通信する際に使用されるセカンダリ同期信号系列集合であってもよい。
以下では、図8と図9とを組み合せて本開示による具体的な実施例を記述する。なお、図8と図9において、LTEによる支援で免許不要スペクトルアクセスの場面を例として記述したが、当業者は、一般的労働により相応方案を単独の免許不要ネットワーク(即ち、LTEによる支援なしのネットワーク)に使用することができる。
図8は、本開示の実施例による無線通信システムの同期プロセスを例示するシーケンス図である。図8は、LTEによる支援での免許不要スペクトルアクセスの場面を示す。当該実施例において、セルとユーザー機器との全部はいずれも同期信号系列集合の同一の固定部分集合を、第1の部分集合として使用した。時間T81で、UEはサービング基地局とプライマリーコンポーネントキャリア(当該実施例において免許帯域である)上で通信する。時間T82で、基地局は、プライマリーコンポーネントキャリア上で、UEへそれをセカンダリコンポーネントキャリア(当該実施例において免許不要帯域である)に切り替えらせて通信するようにするコマンドを送信する。時間T83で、UEは、当該コマンドに応答して、セカンダリコンポーネントキャリア上のブロードキャスト情報を受信するように切り替える。当該ブロードキャスト情報は同期信号系列集合の、第1の部分集合としての固定部分集合を持っている。時間T84で、UEは、例えばブートファイルに予め記憶された固定部分集合を使用して、受信されたブロードキャスト情報における同期系列信号とマッチングする。使用されるのは固定部分集合であるので、必ず免許不要帯域上でアクセスするセルのセカンダリ同期信号、プライマリ同期信号、ひいては物理標識を特定することができる。時間T85で、UEは、免許不要帯域上で作動しているセルと同期を取り、正常な通信を行う。当該実施例において、各セカンダリセルが使用するのは同期信号系列の固定部分集合(真部分集合)であるので、免許不要帯域上で作動するサービング基地局は、当該部分集合を他の基地局に通知する必要がない。
同様に、図8を参照して、セルとユーザー機器との全部はいずれも同期信号系列集合の同一の固定部分集合を第1の部分集合を使用すると比べると、代わりに、セルごとに自身の固定の部分集合を使用してもよい。時間T84で、UEは、まず、デフォルト部分集合を使用してブロードキャスト情報における同期信号とマッチングする。デフォルト部分集合がマッチングできない場合に、他の部分集合をランダムに交換してマッチングする。一例において、UEは、まず、以前のプライマリーコンポーネントキャリア上の通信と同じプライマリ同期信号とセカンダリ同期信号とを、デフォルト部分集合として使用してマッチングしてもよい。
図9は、本開示の他の一実施例による無線通信システムの同期プロセスを例示するシーケンス図である。図9は、LTEによる支援での免許不要スペクトルアクセスの場面を示す。当該実施例において、全てのセルは、まず、同期信号系列集合の統一デフォルト部分集合を第1の部分集合として使用する。時間T91で、UEはサービング基地局とプライマリーコンポーネントキャリア(当該実施例において免許帯域である)上で通信する。時間T92で、基地局はプライマリーコンポーネントキャリア上でUEへ、それをセカンダリコンポーネントキャリア(当該実施例において免許不要帯域である)に切り替えらせて通信するようにするコマンドを送信する。時間T93で、UEは、当該コマンドに応答して、セカンダリコンポーネントキャリア上のブロードキャスト情報を受信するように切り替える。当該ブロードキャスト情報は同期信号系列集合の、第1の部分集合である固定部分集合を持っている。時間T94で、UEは、例えばブートファイルに予め記憶されたデフォルト部分集合(好ましくは、各セルのデフォルト部分集合と同じ部分集合である)を使用して、受信されたブロードキャスト情報における同期系列信号とマッチングする。時間T95で、UEは、免許不要帯域で作動しているセルと同期を取り、正常な通信を行う。
時間T96で、UEは、同期系列信号の真部分集合の使用によってUEが当該免許不要帯域上で受信された参照信号の干渉が過大になったかどうかを検出する。干渉が過大になると、時間T97でUEは干渉が過大になったことを指示する検出結果をセル基地局に通知する。当該通知は、選択的に、プライマリーコンポーネントキャリア(免許帯域)又はセカンダリコンポーネントキャリア(免許不要帯域)で送信されてもよい。時間T98で、基地局は当該通知の受信に応答して他の真部分集合を交換して、又は元の部分集合を基に一つの信号系列(例えばセカンダリ同期信号系列)を選択する。そして、時間T99とT910とで、それぞれ、当該再選択された部分集合又は系列とを、UEと他の基地局とに送信する。ここで、T99とT910とは同じ時刻であってもよく、異なる時刻であってもよい。
本願は、本願の実施例に係る方法、装置のフローチャート及び/又はブロック図を参照しながら記述される。フローチャート及び/又はブロック図の各ブロック及びフローチャート及び/又はブロック図の各ブロックの組み合わせは、いずれもコンピュータプログラム指令により実現されてもよい。これらのコンピュータプログラム指令は、汎用コンピュータ、専用コンピュータ、又は他のプログラマブルデータ処理装置のプロセッサに提供されることで機器を生産し、コンピュータ又は他のプログラマブルデータ処理装置により実行される指令を介して、フローチャート及び/又はブロック図のブロックにおける規定の機能/操作を実現するための装置を生成する。
これらのコンピュータプログラム指令は、コンピュータ又は他のプログラマブルデータ処理装置に特定の方式で作動させるコンピュータ読み取り可能な記憶媒体に記憶されてもよく、該コンピュータ読み取り可能な記憶媒体に記憶された指令はフローチャート及び/又はブロック図のロックにおける指定の機能/操作を実現する指示手段(instruction means)を含む製品を生成する。
これらのコンピュータプログラム指令は、コンピュータ又は他のプログラマブルデータ処理装置にロードされてもよく、コンピュータ又は他のプログラマブル装置において一連の操作ステップを実行させてコンピュータで実現される処理を生成し、コンピュータ又は他のプログラマブル装置において実行される指令は、フローチャート及び/又はブロック図のブロックにおける規定の機能を実現するためのプロセスを提供する。
なお、図面におけるフローチャートおよびブロック図は、本発明の各実施例に係るシステム、方法およびコンピュータプログラム製品により実現可能なアーキテクチャ、機能および操作を示す。ここで、フローチャートまたはブロック図における各ブロックは、1つのモジュール、プログラムセグメント、またはコードの一部を代表してもよく、前記モジュール、プログラムセグメント、またはコードの一部は、規定の論理機能を達成するための1つ又は複数の実行可能な命令を含む。なお、いくつかの代替実施態様として、ブロックに示された機能は、図面に示された順番と異なる順番で実行されてもよい。例えば、連続して示された2つのブロックは、関連する機能に応じて、実際にほぼ並行に実行されてもよく、逆の順番で実行されてもよい。なお、ブロック図及び/又はフローチャートにおける各ブロックと、ブロック図及び/又はフローチャートにおけるブロックの組合せは、規定の機能または操作を実行する、ハードウェアに基づく専用システムで実現されてもよく、あるいは、専用ハードウェアとコンピュータの命令との組合せで実行されてもよい。
図10は、本発明を実現できるコンピュータの概略的な構成を例示するブロック図である。図10において、演算処理ユニット(CPU)1001は、読取専用メモリ(ROM)1002に記憶されているプログラム或いは記憶部1008からランダムアクセスメモリ(RAM)1003にロードしたプログラムに基づいて各種の処理を実行する。RAM1003にも、必要に応じてCPU1001が各種の処理等を実行する際に必要なデータが記憶される。
CPU1001、ROM1002、RAM1003はバス1004を介して互いに接続されている。入力/出力インタフェース1005もバス1004に接続されている。
キーボード、マウス等を含む入力部1006、ディスプレイ、例えば陰極線管(CRT)、液晶ディスプレイ(LCD)等、スピーカ等を含む出力部1007、ハードディスク等を含む記憶部1008、ネットワークインターフェースカード例えばLANカード、モデム等を含む通信部1009は入力/出力インタフェース1005に接続される。通信部1009は、ネットワーク、例えばインターネットを介して通信処理を実行する。
必要に応じて、ドライバ1010も入力/出力インタフェース1005に接続される。リムーバブルメディア1011、例えばディスク、光ディスク、光磁気ディスク、半導体メモリ等は、必要に応じてドライバ1010に装着され、その中から読み出したコンピュータプログラムが必要に応じて記憶部1008にインストールされる。
ソフトウェアで上記一連の処理を実現する場合、ネットワーク、例えばインターネット或いは記憶装置、例えばリムーバブルメディア1011からソフトウェアを構成するプログラムをインストールする。
当業者であれば、この種の記憶媒体は、図10に示す、その中にプログラムが記憶され方法に別途配分してユーザーにプログラムを提供するリムーバブルメディア1011に限定されないことが理解される。リムーバブルメディア1011の例は、磁気ディスク、光ディスク(光ディスク読取専用メモリ(CD−ROM)とデジタル多用途ディスク(DVD)を含む)、光磁気ディスク(ミニディスク(MD)(登録商標)を含む)、半導体メモリを含む。又は、記憶媒体は、ROM1002、記憶部1008に含まれるハードディスク等であってもよく、その中にプログラムが記憶され、且つこれらを含む装置とともにユーザーに配分される。
本開示の基地局によれば、例えば、任意のタイプの進化型ノードB(eNB)、例えばマクロeNBとスモールeNBとして実現されてもよい。スモールeNBはマクロセルより小さいセルをカバーするeNB、例えばピコファラドeNB、マイクロeNB、ホーム(フェムト)eNBであってもよい。その代わりに、基地局は、任意の他のタイプの基地局、例えばNodeBとベーストランシーバ基地局(BTS)として実現されてもよい。基地局は、無線通信を制御するように配置される本体(基地局装置とも称する)と、本体と異なる箇所に設置される一つ又は複数のリモート無線ヘッド(RRH)とを含んでもよい。ここで、C−RAN(Centralized Cooperative Cloud RAN)の発展につれて、上記の無線通信を制御する本体は、ベースバンド・クラウド端末の処理装置、例えばサーバであってもよい。また、以下記述する各種のタイプの端末は、基地局機能を一時又は半恒久的に実行することにより基地局として作動してもよい。
本開示によるユーザー機器は、例えば、移動端末(例えばスマートフォン、タブレットパソコンコンピュータ(PC)、ノートPC、スマートウェアラブルデバイス、携帯型ゲーム端末、携帯型/ウオッチドッグ型移動ルータとデジタル撮像装置)又はインテリジェント車両、車載端末(例えばカーナビゲーション装置)として実現されてもよい。また、ユーザー機器は、マシンツーマシン(M2M)通信を実行する端末(マシン型通信(MTC)端末とも称される)として実現されてもよい。また、ユーザー機器は、上記端末における端末ごとに取り付けられた無線通信モジュール(例えば単一又は複数のチップを含む集成回路モジュール)であってもよい。
以下では、図13乃至図15を組み合わせた例を挙げて基地局とユーザー機器との応用例を説明する。
特定の場面において、例えば、以上で記述された本開示による基地局は、マクロ基地局又はスモールセル基地局により実現されてもよい。マクロ基地局とスモールセル基地局は、図11と図12とに示すeNBで実現されてもよい。
図11は本開示の技術を応用できるeNBの例示的配置の第1の例を例示するブロック図である。eNB1100は、一つ又は複数のアンテナ1110及び基地局装置1120を含む。基地局装置1120はアンテナ1110ごとにRFケーブルを介して互いに接続されてもよい。
アンテナ1110の各々は、単一の又は複数のアンテナ素子(例えば、多入力多出力(MIMO)アンテナに含まれる複数のアンテナ素子)を含み、基地局装置1120による無線信号の送受信のために用いられる。図11に示すように、eNB1100は、複数のアンテナ1110を含んでもよい。複数のアンテナ1110は、例えばeNB1100が使用する複数の周波数帯域に共用してもよい。なお、図11にはeNB1100が複数のアンテナ1110を含む例を示したが、eNB1100は単一のアンテナ1110を含んでもよい。
基地局装置1120は、コントローラ1121、メモリ1122、ネットワークインタフェース1123、及び無線通信インタフェース1125を含む。
コントローラ1121は、例えばCPU又はDSPであってよく、基地局装置1120の上位レイヤの様々な機能を操作する。例えば、コントローラ1121は、無線通信インタフェース1125により処理された信号内のデータからデータパケットを生成し、生成したパケットをネットワークインタフェース1123を介して転送する。コントローラ1121は、複数のベースバンドプロセッサからのデータをバンドリングすることによりバンドルドパケットを生成し、生成したバンドルドパケットを転送してもよい。また、コントローラ1121は、無線リソース管理、無線ベアラ制御、移動性管理、流入制御、及びスケジューリングのような制御を実行する論理的な機能を有してもよい。また、当該制御は、周辺のeNB又はコアネットワークノードと連携して実行されてもよい。
メモリ1122は、RAM及びROMを含み、コントローラ1121により実行されるプログラム、及び様々な制御データ(例えば、端末リスト、伝送電力データ及びスケジューリングデータなど)を記憶する。
ネットワークインタフェース1123は基地局装置1120をコアネットワーク1124に接続するための通信インタフェースである。コントローラ1121はネットワークインタフェース1123を介してコアネットワークノード又は他のeNBと通信してもよい。この場合、eNB1100とコアネットワークノード又は他のeNBとはロジックインタフェース(例えばS1インタフェースとX2インタフェース)により互いに接続されてもよい。ネットワークインタフェース1123は有線通信インタフェース、又は無線バックホールのための無線通信インタフェースであってもよい。ネットワークインタフェース1123が無線通信インタフェースであれば、ネットワークインタフェース1123は無線通信インタフェース1125により使用される周波数帯域よりも高い周波数帯域を無線通信に使用してもよい。
無線通信インタフェース1125は、任意のセルラー通信方式(例えば、LTE(Long Term Evolution)、LTE−Advanced)をサポートし、アンテナ1110を介して、eNB1100のセル内に位置する端末までの無線接続を提供する。無線通信インタフェース1125は、一般、ベースバンド(BB)プロセッサ1126及びRF回路1127を含んでもよい。BBプロセッサ1126は、例えば、符号化/復号化、変調/復調及び多重化/逆多重化を実行するとともに、レイヤ(例えばL1、媒体アクセス制御(MAC)、無線リンク制御(RLC)、パケットデータ収束プロトコル(PDCP))のさまざまな信号処理を実行してもよい。コントローラ1121の代わりに、BBプロセッサ1126は上記ロジック機能の一部又は全部を有してもよい。BBプロセッサ1126は通信制御プログラムを記憶するメモリであってもよく、又はプログラムを実行するように配置されるプロセッサ及び関連する回路を含むモジュールであってもよい。BBプロセッサ1126の機能はプログラムの更新により変更可能であってもよい。当該モジュールは基地局装置1120のスロットに挿入されるカード若しくはブレードであってもよい。選択的に、当該モジュールはカード若しくはブレードに搭載されるチップであってもよい。一方、RF回路1127は例えばミキサ、フィルタ及びアンプを含んでもよく、アンテナ1110を介して無線信号を送受信する。
図11に示すように、無線通信インタフェース1125は複数のBBプロセッサ1126を含んでもよい。例えば、複数のBBプロセッサ1126はeNB1100が使用する複数の周波数帯域に共用されてもよい。図11に示すように、無線通信インタフェース1125は複数のRF回路1127を含んでもよい。例えば、複数のRF回路1127は複数のアンテナ素子に共用されてもよい。図11は無線通信インタフェース1125に複数のBBプロセッサ1126と複数のRF回路1127とを含む例を示したが、無線通信インタフェース1125は単一のBBプロセッサ1126又は単一のRF回路1127を含んでもよい。
図12は、本開示の技術を応用できるeNBの例示的配置の第2の例を例示するブロック図である。eNB1200は、一つ又複数のアンテナ1210と、基地局装置1220と、RRH1230とを含んでもよい。RRH1230は各アンテナ1210とRFケーブルケーブルを介して互いに接続されてもよい。基地局装置1220とRRH1230は例えば光ファイバケーブルの高速回線で互いに接続されてもよい。
アンテナ1210の各々は、単一の又は複数のアンテナ素子(例えば、MIMOアンテナに含まれる複数のアンテナ素子)を含み、RRH1230による無線信号の送受信のために用いられる。図12に示すように、eNB1200は複数のアンテナ1210を含んでもよい。例えば、複数のアンテナ1210はeNB1200が使用する複数の周波数帯域に共用されてもよい。図12はeNB1200が複数のアンテナ1210を含む例を示したが、eNB1200は単一のアンテナ1210を含んでもよい。
基地局装置1220は、コントローラ1221、メモリ1222、ネットワークインタフェース1223、無線通信インタフェース1225、及び接続インタフェース1227を含む。コントローラ1221、メモリ1222、及びネットワークインタフェース1223は図12を参考して記述されたコントローラ1221、メモリ1222、及びネットワークインタフェース1223と同じである。ネットワークインタフェース1223は、基地局装置1220をコアネットワーク1224に接続するためのものである。
無線通信インタフェース1225は任意のセルラー通信方式(例えばLTE、LTE−Advanced)をサポートし、RRH1230とアンテナ1210とを介してRRH1230に対応するセクタ内に位置する端末までの無線接続を提供する。無線通信インタフェース1225は、一般、例えばBBプロセッサ1226を含んでもよい。BBプロセッサ1226が接続インタフェース1227を介してRRH1230のRF回路1234と接続されること以外に、BBプロセッサ1226は図11を参考して記述されたBBプロセッサ1226と同じである。図12に示すように、無線通信インタフェース1225は複数のBBプロセッサ1226を含んでもよい。例えば、複数のBBプロセッサ1226はeNB1200が使用する複数の周波数帯域に共用されてもよい。図12は無線通信インタフェース1225が複数のBBプロセッサ1226を含む例を示したが、無線通信インタフェース1225は単一のBBプロセッサ1226を含んでもよい。
接続インタフェース1227は基地局装置1220(無線通信インタフェース1225)をRRH1230に接続するためのインタフェースである。接続インタフェース1227は基地局装置1220(無線通信インタフェース1225)をRRH1230と接続する上記高速回線での通信のための通信モジュールであってもよい。
RRH1230は、接続インタフェース1231と、無線通信インタフェース1233とを含む。
接続インタフェース1231はRRH1230(無線通信インタフェース1233)を基地局装置1230に接続するためのインタフェースである。接続インタフェース1231は上記高速回線での通信のための通信モジュールであってもよい。
無線通信インタフェース1233は、アンテナ1210を介して無線信号を送受信する。無線通信インタフェース1233は、一般、例えばRF回路1234を含んでもよい。RF回路1234は、例えばミキサ、フィルタ及びアンプなどを含んでもよく、アンテナ1210を介して無線信号を送受信する。図12に示すように、無線通信インタフェース1233は複数のRF回路1234を含んでもよい。例えば、複数のRF回路1234は複数のアンテナ素子をサポートすることができる。図12は無線通信インタフェース1233が複数のRF回路1234を含む例を示したが、無線通信インタフェース1233は単一のRF回路1234を含んでもよい。
図11と図12に示すeNB1100とeNB1200とにおいて、図5で記述された通信手段はeNB1100の無線通信インタフェース1125とアンテナ1110との組合せ、又はネットワークインタフェース1123により実現されてもよく、又は、eNB1200のRRH1230と基地局装置1220の無線通信インタフェース1225はそれらの接続インタフェースにより一緒に実現されてもよい。例えば標識グループ特定手段401/501、セカンダリ同期信号系列生成手段402/502、情報更新手段504は、コントローラ1121又はコントローラ1221により実現されてもよい。
以上で記述された本開示の実施例による、通信装置は、スマートフォンとしてとして実現されてもよい。例えば、スマートフォンはwifiホットスポット機能を開いてwifiアクセスデバイスとしてもよい。当該スマートフォンと他のスマートフォンとの間のwifi接続は免許不要スペクトルリソースを利用する。例えばスペクトルマネージャによりスマートフォンによるスペクトルの使用を直接に管理する。
図13は、本開示の技術を応用できるスマートフォン1300の例示的配置を例示するブロック図である。スマートフォン1300、プロセッサ1301、メモリ1302、記憶装置1303、外部接続インタフェース1304、撮像装置1306、センサ1307、マイクロフォン1308、入力装置1309、表示装置1310、スピーカ1311、無線通信インタフェース1312、一つ又は複数のアンテナスイッチ1315、一つ又は複数のアンテナ1316、バス1317、バッテリー1318、及び補助コントローラ1319を含む。
プロセッサ1301は例えばCPU又はSoC(System on Chip)であってもよく、スマートフォン1300のアプリケーションレイヤ及びその他のレイヤの機能を制御する。メモリ1302はRAMとROMを含み、データと、プロセッサ1301により実行されるプログラムを記憶する。記憶装置1303は記憶媒体、例えば半導体メモリ又はハードディスクを含んでもよい。外部接続インタフェース1304は、外部装置(例えばメモリーカード又はUSB(Universal Serial Bus)デバイス)をスマートフォン1300に接続するためのインタフェースである。
撮像装置1306が画像センサ(例えばCCD(Charge Coupled Device)、CMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor))を含み、撮像画像を生成する。センサ1307は例えば、測定センサ、ジャイロセンサ、地磁気センサ及び加速度センサなどのセンサ群を含んでもよい。マイクロフォン1308はスマートフォン1300に入力された音声を音声信号に変換する。入力装置1309は例えば表示装置1310のスクリーン上のタッチを検出するように配置されるタッチセンサ、キーパッド、キーボード、ボタン又はスイッチを含み、ユーザーから入力された操作又は情報を受信する。表示装置1310はスクリーン(例えば液晶ディスプレイ(LCD)、有機発光ダイオード(OLED)ディスプレイ)を含み、スマートフォン1300の出力画像を表示する。スピーカ1311はスマートフォン1300から出力された音声信号を音声に変換する。
無線通信インタフェース1312はいずれかのセルラー通信方式(例えばLTE、LTE−Advanced)をサポートし、無線通信を実行する。無線通信インタフェース1312は、一般に、例えばBBプロセッサ1313とRF回路1314とを含んでもよい。BBプロセッサ1313は例えば符号化/復号化、変調/復調及び多重化/逆多重化を実行してもよく、無線通信のための様々な信号処理を実行する。一方、RF回路1314は例えばミキサ、フィルタ及びアンプを含んでもよく、アンテナ1316を介して無線信号を送受信する。無線通信インタフェース1312はBBプロセッサ1313とRF回路1314を集積した一つのチップモジュールであってもよい。図13に示すように、無線通信インタフェース1312は複数のBBプロセッサ1313と複数のRF回路1314を含んでもよい。図13は無線通信インタフェース1312が複数のBBプロセッサ1313と複数のRF回路1314を含む例を示したが、無線通信インタフェース1312は単一のBBプロセッサ1313又は単一のRF回路1314を含んでもよい。
また、セルラー通信方式を除き、無線通信インタフェース1312は他の種類の無線通信方式、例えば近距離無線通信方式、近接無線通信方式又は無線LAN(Local Area Network)方案をサポートしてもよい。この場合、無線通信インタフェース1312は無線通信方式ごとのBBプロセッサ1313とRF回路1314を含んでもよい。
アンテナスイッチ1315の各々は、無線通信インタフェース1312に含まれる複数の回路(例えば、異なる無線通信方式のための回路)の間でアンテナ1316の接続先を切り替える。
アンテナ1316の各々は単一の又は複数のアンテナ素子(例えば、MIMOアンテナに含まれる複数のアンテナ素子)を含み、無線通信インタフェース1312による無線信号の送受信のために用いられる。図13に示すように、スマートフォン1300は複数のアンテナ1316を含んでもよい。図13はスマートフォン1300が複数のアンテナ1316を含む例を示したが、スマートフォン1300は単一のアンテナ1316を含んでもよい。
また、スマートフォン1300は無線通信方式ごとにアンテナ1316を含んでもよい。この場合、アンテナスイッチ1315はスマートフォン1300の構成から省略されてもよい。
バス1317は、プロセッサ1301、メモリ1302、記憶装置1303、外部接続インタフェース1304、撮像装置1306、センサ1307、マイクロフォン1308、入力装置1309、表示装置1310、スピーカ1311、無線通信インタフェース1312及び補助コントローラ1319を互いに接続させる。バッテリー1318は、図中に破線で部分的に示した支線を介して図13に示すスマートフォン1300の各ブロックに電力を供給する。補助コントローラ1319は例えば、スリープモードにおいて、スマートフォン1300の最低限必要な機能を動作させる。
図13に示すスマートフォン1300において、例えばサーチ手段101/201、同期手段102/202、検出手段203はプロセッサ1301により実現されてもよい。また、例えば通知手段204と通信手段701とは、無線通信インタフェース1312、又は無線通信インタフェース1312とアンテナ 1316との組合せにより実現されてもよい。
本文に使用する用語は、特定の実施例を記述するために、本発明を限定することを意図しないと理解される。上下文で別途に指す以外、本文に使用する単数の形の「一」と「当該」も、複数の形を含むことを意図する。さらに、用語「含む」は、本文で使用される際に、特徴、全体、ステップ、操作、手段及び/又はコンポーネントの存在を指すが、一つ又は複数の他の特徴、全体、ステップ、操作、手段及び/又はコンポーネントの存在又は添加を排除しない。
前の明細書において特定の実施例を参照して本発明を記述した。しかしながら、当業者であれば、請求項の範囲に限定される範囲から逸脱しないことを前提として、様々な修正と変更を行うことができると理解される。
本開示の技術によると、さらに、以下の実施例で実現される。
1.無線通信システムにおける端末側の装置であって、
サーチ待ちのターゲット周波数範囲に対応する同期信号系列を採用してターゲットセルをサーチするように配置されるサーチ手段と、
装置がターゲットセルに同期するように、サーチ手段に検出された同期信号に基づいて同期を行うように配置される同期手段とを含み、
ターゲット周波数範囲が第1の周波数範囲に属する場合に、サーチ手段は、同期信号系列集合の真部分集合である第1の部分集合における同期信号系列を採用してターゲットセルをサーチする。
2.第1の周波数範囲は無線通信システムの免許不要帯域範囲であり、ターゲットセルは免許不要スペクトルアクセスセルである方案1に記載の端末側の装置。
3.同期信号系列集合は、装置が免許帯域でのキャリアにより通信する際に使用される同期信号系列集合である方案2に記載の端末側の装置。
4.同期信号系列はセカンダリ同期信号系列であり、サーチ手段は、ターゲット周波数範囲に対応するセカンダリ同期信号系列を採用してターゲットセルのセカンダリ同期信号を復号するように配置される方案1〜3のいずれか一項に記載の端末側の装置。
5.免許帯域での第1のセルにより、ターゲットセルをサーチするコマンド、及び第1の部分集合の指示情報を取得するように配置される通信インタフェースをさらに含む方案1〜4のいずれか一項に記載の端末側の装置。
6.通信インタフェースは、第1のセルにより、コマンドと指示情報とを含むシグナリングを受信する方案5に記載の端末側の装置。
7.装置は、装置がターゲットセルにアクセス後に、ターゲットセルにより、更新された同期信号系列に関する指示を取得するように配置される通信インタフェースをさらに含む方案1〜4のいずれか一項に記載の端末側の装置。
8.第1の部分集合の使用によって、装置により第1の周波数範囲で受信された参照信号の干渉が過大になったかどうかを検出するように配置される検出手段と、
干渉が過大になったことが検出された場合に、検出結果をターゲットセルの基地局に通知するように配置される通知手段とをさらに含む方案1〜7のいずれか一項に記載の端末側の装置。
9.同期信号系列集合は、第1の周波数範囲のセルサーチに用いられる複数の真部分集合を含み、サーチ手段は、ターゲットセルの基地局が、干渉が過大になった通知に応答して、複数の真部分集合から再選択された、第1の部分集合と異なる第2の部分集合の指示、及びターゲットセルの基地局から再送信された同期信号を検出し、
サーチ手段は、指示に応じて、第2の部分集合を使用して再送信された同期信号を復号する方案8に記載の端末側の装置。
10.装置がロング・ターム・エボリューションによる支援での免許不要スペクトルアクセスを実行する場合に、サーチ手段は、まず、装置が先に滞留したセルのセカンダリ同期信号を同期信号系列として使用してサーチを行う方案1〜9のいずれか一項に記載の端末側の装置。
11.装置がセル切り替えを行う必要がある場合に、サーチ手段は、基地局からの無線リソース制御構成情報に応じて、第1の部分集合に関する指示を取得する方案1〜9のいずれか一項に記載の端末側の装置。
12.同期信号系列集合は、第1の周波数範囲のセルサーチに用いられる複数の真部分集合を含み、第1の部分集合の番号は、無線リソース制御構成情報に含まれる方案11に記載の端末側の装置。
13.第1の部分集合における全ての系列を使用してもターゲットセルがサーチできない場合に、サーチ手段は、第1の周波数範囲のセルサーチに用いられる複数の真部分集合の一つであるとともに第1の部分集合と異なる第3の部分集合における系列を使用してサーチを実行する方案1〜12のいずれか一項に記載の端末側の装置。
14.端末側の装置により使用される無線通信方法であって、
サーチ待ちのターゲット周波数範囲に対応する同期信号系列を採用してターゲットセルをサーチし、
装置がターゲットセルに同期するように、サーチされた同期信号に基づいて同期を行うことを含み、
ターゲット周波数範囲が第1の周波数範囲に属する場合に、同期信号系列集合の真部分集合である第1の部分集合における同期信号系列を採用してターゲットセルをサーチする。
15.無線通信システムにおける基地局側の装置であって、
ターゲットセルの物理層セル標識グループを特定するように配置され、物理層セル標識グループがターゲットセルの周波数範囲に関する標識グループ特定手段と、
物理層セル標識グループに基づいて、ターゲットセルのセカンダリ同期信号用のセカンダリ同期信号系列を生成するように配置されるセカンダリ同期信号系列生成手段とを含み、
ターゲットセルの周波数範囲が第1の周波数範囲に属する場合に、物理層セル標識グループは、物理層セル標識グループ集合からの第1の部分集合であり、第1の部分集合は物理層セル標識グループ集合における真部分集合である。
16.第1の周波数範囲は無線通信システムの免許不要帯域範囲であり、ターゲットセルは免許不要スペクトルアクセスセルである方案15に記載の基地局側の装置。
17.ターゲットセルに対応する免許不要帯域上でセカンダリ同期信号を送信するように配置される通信手段をさらに含む方案16に記載の基地局側の装置。
18.端末からの、第1の部分集合の使用によって端末の受信した参照信号の干渉が過大になったことに関する通知を受信するように配置される通信手段をさらに含み、
通知の受信に応答して、標識グループ特定手段は、物理層セル標識グループ集合における第2の部分集合を物理層セル標識グループとして再特定し、第2の部分集合は物理層セル標識グループの真部分集合であるとともに第1の部分集合と異なり、セカンダリ同期信号系列生成手段は、第2の部分集合に基づいてセカンダリ同期信号系列を再生成する方案16に記載の基地局側の装置。
19.ターゲットセルにより送信しようとする、第2の部分集合に関する指示情報を含むシステムブロードキャスト情報を生成するように配置される情報更新手段をさらに含む方案18に記載の基地局側の装置。
20.免許帯域上で送信しようとする、第2の部分集合に関する指示情報を含むシステムブロードキャスト情報を生成するように配置される情報更新手段をさらに含む方案18に記載の基地局側の装置。
21.通信手段は、さらに、第2の部分集合の指示情報を、無線通信システムにおける他の基地局側装置に通知するように配置される方案18〜20のいずれか一項に記載の基地局側の装置。
22.基地局側の装置は、ターゲットセルの隣接セルの物理層セル標識グループ部分集合を取得するとともに、本セル端末側装置に対して隣接セルに係る無線リソース管理を行う場合に、無線リソース制御シグナリングを生成して隣接セル標識グループ部分集合を端末側装置に通知する方案15〜21のいずれか一項に記載の基地局側の装置。
23.通信手段は、さらに、通知の受信に応答して、S1インタフェースによりコアネットワークへ干渉が過大になったイベントを報告し、コアネットワークから更新されたセル標識グループに関する情報を取得するように配置される方案18に記載の基地局側の装置。
24.基地局側の装置に使用される無線通信方法であって、
ターゲットセルの周波数範囲に関する、ターゲットセルの物理層セル標識グループを特定し、
物理層セル標識グループに基づいて、ターゲットセルのセカンダリ同期信号用のセカンダリ同期信号系列を生成することを含み、
ターゲットセルの周波数範囲が第1の周波数範囲に属する場合に、物理層セル標識グループは、物理層セル標識グループ集合のみからの第1の部分集合であり、第1の部分集合は物理層セル標識グループ集合における真部分集合である。
25.第1のキャリア上で基地局と通信可能な無線端末装置であって、
第1のキャリアと異なる第2のキャリア上で基地局から送信された同期信号を受信するように配置される通信手段と、
同期信号におけるセカンダリ同期信号と、セカンダリ同期信号系列集合の真部分集合である第1の部分集合における系列とをマッチングすることでセカンダリ同期信号を特定するように配置される同期手段とを含む無線端末装置。
26.第1のキャリア上で無線通信端末と通信可能な無線通信システムにおける基地局であって、基地局は、
第1のキャリアと異なる第2のキャリア上で、セカンダリ同期信号を含む同期信号を送信するように配置される通信手段を含み、
セカンダリ同期信号は、セカンダリ同期信号系列集合の第1の部分集合から選択するものであり、第1の部分集合はセカンダリ同期信号系列集合の真部分集合である。

Claims (26)

  1. 無線通信システムにおける端末側の装置であって、
    サーチ待ちのターゲット周波数範囲に対応する同期信号系列を採用してターゲットセルをサーチするように配置されるサーチ手段と、
    前記装置が前記ターゲットセルに同期するように、前記サーチ手段に検出された同期信号に基づいて同期を行うように配置される同期手段とを含み、
    前記ターゲット周波数範囲が第1の周波数範囲に属する場合に、前記サーチ手段は、同期信号系列集合の真部分集合である第1の部分集合における同期信号系列を採用して前記ターゲットセルをサーチする端末側の装置。
  2. 前記第1の周波数範囲は前記無線通信システムの免許不要帯域範囲であり、前記ターゲットセルは免許不要スペクトルアクセスセルである請求項1に記載の端末側の装置。
  3. 前記同期信号系列集合は、前記装置が免許帯域でのキャリアにより通信する際に使用される同期信号系列集合である請求項2に記載の端末側の装置。
  4. 前記同期信号系列はセカンダリ同期信号系列であり、前記サーチ手段は、前記ターゲット周波数範囲に対応するセカンダリ同期信号系列を採用して前記ターゲットセルのセカンダリ同期信号を復号するように配置される請求項1〜3のいずれか一項に記載の端末側の装置。
  5. 前記端末側の装置はユーザー機器であり、免許帯域での第1のセルにより、前記ターゲットセルをサーチするコマンド、及び前記第1の部分集合の指示情報を取得するように配置される通信インタフェースをさらに含む請求項1〜4のいずれか一項に記載の端末側の装置。
  6. 前記通信インタフェースは、前記第1のセルにより、前記コマンドと前記指示情報とを含むシグナリングを受信する請求項5に記載の端末側の装置。
  7. 前記端末側の装置はユーザー機器であり、前記装置は、前記装置が前記ターゲットセルにアクセス後に、前記ターゲットセルにより、更新された同期信号系列に関する指示を取得するように配置される通信インタフェースをさらに含む請求項1〜4のいずれか一項に記載の端末側の装置。
  8. 前記第1の部分集合の使用によって、前記装置により前記第1の周波数範囲で受信された参照信号の干渉が過大になったかどうかを検出するように配置される検出手段と、
    前記干渉が過大になったことが検出された場合に、検出結果を前記ターゲットセルの基地局に通知するように配置される通知手段とをさらに含む請求項1〜7のいずれか一項に記載の端末側の装置。
  9. 前記同期信号系列集合は、前記第1の周波数範囲のセルサーチに用いられる複数の真部分集合を含み、前記サーチ手段は、前記ターゲットセルの基地局が、前記干渉が過大になった通知に応答して、前記複数の真部分集合から再選択された、前記第1の部分集合とは異なる第2の部分集合の指示、及び前記ターゲットセルの基地局から再送信された同期信号を検出し、
    前記サーチ手段は、前記指示に応じて、前記第2の部分集合を使用して前記再送信された同期信号を復号する請求項8に記載の端末側の装置。
  10. 前記装置がロング・ターム・エボリューションによる支援での免許不要スペクトルアクセスを実行する場合に、前記サーチ手段は、まず、前記装置が先に滞留したセルのセカンダリ同期信号を前記同期信号系列として使用してサーチを行う請求項1〜9のいずれか一項に記載の端末側の装置。
  11. 前記装置がセル切り替えを行う必要がある場合に、前記サーチ手段は、基地局からの無線リソース制御構成情報に応じて、前記第1の部分集合に関する指示を取得する請求項1〜9のいずれか一項に記載の端末側の装置。
  12. 前記同期信号系列集合は、前記第1の周波数範囲のセルサーチに用いられる複数の真部分集合を含み、前記第1の部分集合の番号は、前記無線リソース制御構成情報に含まれる請求項11に記載の端末側の装置。
  13. 前記第1の部分集合における全ての系列を使用しても前記ターゲットセルがサーチできない場合に、前記サーチ手段は、前記第1の周波数範囲のセルサーチに用いられる複数の真部分集合の一つであるとともに前記第1の部分集合とは異なる第3の部分集合における系列を使用して前記サーチを実行する請求項1〜12のいずれか一項に記載の端末側の装置。
  14. 端末側の装置により使用される無線通信方法であって、
    サーチ待ちのターゲット周波数範囲に対応する同期信号系列を採用してターゲットセルをサーチし、
    前記装置が前記ターゲットセルに同期するように、サーチされた同期信号に基づいて同期を行うことを含み、
    前記ターゲット周波数範囲が第1の周波数範囲に属する場合に、同期信号系列集合の真部分集合である第1の部分集合における同期信号系列を採用して前記ターゲットセルをサーチする無線通信方法。
  15. 無線通信システムにおける基地局側の装置であって、
    ターゲットセルの物理層セル標識グループを特定するように配置され、前記物理層セル標識グループが前記ターゲットセルの周波数範囲に関する標識グループ特定手段と、
    前記物理層セル標識グループに基づいて、前記ターゲットセルのセカンダリ同期信号用のセカンダリ同期信号系列を生成するように配置されるセカンダリ同期信号系列生成手段とを含み、
    前記ターゲットセルの周波数範囲が第1の周波数範囲に属する場合に、前記物理層セル標識グループは、物理層セル標識グループ集合からの第1の部分集合であり、前記第1の部分集合は物理層セル標識グループ集合における真部分集合である基地局側の装置。
  16. 前記第1の周波数範囲は前記無線通信システムの免許不要帯域範囲であり、前記ターゲットセルは免許不要スペクトルアクセスセルである請求項15に記載の基地局側の装置。
  17. 前記基地局側の装置はeNBであり、前記ターゲットセルに対応する免許不要帯域上で前記セカンダリ同期信号を送信するように配置される通信手段をさらに含む請求項16に記載の基地局側の装置。
  18. 前記基地局側の装置はeNBであり、
    端末からの、前記第1の部分集合の使用によって前記端末の受信した参照信号の干渉が過大になったことに関する通知を受信するように配置される通信手段をさらに含み、
    前記通知の受信に応答して、前記標識グループ特定手段は、前記物理層セル標識グループ集合における第2の部分集合を前記物理層セル標識グループとして再特定し、前記第2の部分集合は、前記物理層セル標識グループの真部分集合であるとともに前記第1の部分集合とは異なり、前記セカンダリ同期信号系列生成手段は、前記第2の部分集合に基づいて前記セカンダリ同期信号系列を再生成する請求項16に記載の基地局側の装置。
  19. 前記ターゲットセルにより送信しようとする、前記第2の部分集合に関する指示情報を含むシステムブロードキャスト情報を生成するように配置される情報更新手段をさらに含む請求項18に記載の基地局側の装置。
  20. 免許帯域上で送信しようとする、前記第2の部分集合に関する指示情報を含むシステムブロードキャスト情報を生成するように配置される情報更新手段をさらに含む請求項18に記載の基地局側の装置。
  21. 前記通信手段は、さらに、前記第2の部分集合の指示情報を、前記無線通信システムにおける他の基地局側装置に通知するように配置される請求項18〜20のいずれか一項に記載の基地局側の装置。
  22. 前記基地局側の装置は、前記ターゲットセルの隣接セルの物理層セル標識グループ部分集合を取得するとともに、本セル端末側装置に対して前記隣接セルに係る無線リソース管理を行う場合に、無線リソース制御シグナリングを生成して隣接セル標識グループ部分集合を前記端末側装置に通知する請求項15〜21のいずれか一項に記載の基地局側の装置。
  23. 前記通信手段は、さらに、前記通知の受信に応答して、S1インタフェースによりコアネットワークへ前記干渉が過大になったイベントを報告し、前記コアネットワークから更新されたセル標識グループに関する情報を取得するように配置される請求項18に記載の基地局側の装置。
  24. 基地局側の装置に使用される無線通信方法であって、
    ターゲットセルの周波数範囲に関する、前記ターゲットセルの物理層セル標識グループを特定し、
    前記物理層セル標識グループに基づいて、前記ターゲットセルのセカンダリ同期信号用のセカンダリ同期信号系列を生成することを含み、
    前記ターゲットセルの周波数範囲が第1の周波数範囲に属する場合に、前記物理層セル標識グループは、物理層セル標識グループ集合のみからの第1の部分集合であり、前記第1の部分集合は物理層セル標識グループ集合における真部分集合である無線通信方法。
  25. 第1のキャリア上で基地局と通信可能な無線端末装置であって、
    前記第1のキャリアと異なる第2のキャリア上で基地局から送信された同期信号を受信するように配置される通信手段と、
    前記同期信号におけるセカンダリ同期信号と、セカンダリ同期信号系列集合の真部分集合である第1の部分集合における系列とをマッチングすることで前記セカンダリ同期信号を特定するように配置される同期手段とを含む無線端末装置。
  26. 第1のキャリア上で無線通信端末と通信可能な無線通信システムにおける基地局であって、
    前記第1のキャリアと異なる第2のキャリア上で、セカンダリ同期信号を含む同期信号を送信するように配置される通信手段を含み、
    前記セカンダリ同期信号は、セカンダリ同期信号系列集合の第1の部分集合から選択するものであり、前記第1の部分集合はセカンダリ同期信号系列集合の真部分集合である無線通信システムにおける基地局。
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