JP2018514557A5 - - Google Patents

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本開示の多くの様相および利点は、詳細な説明から明らかであり、したがって、本開示の真の精神および範囲内に収まる本開示のこのような様相および利点をすべて網羅することは、添付の特許請求の範囲によって企図されている。さらに、数多くの変更および変化は、当業者に対して容易に生じるであろうことから、したがって本開示を図示および説明される実際の解釈および操作に制限することは望まれるものではなく、適切な変更および等価物はすべて、本開示の範囲内に収まるよう求められ得る。
一実施形態において、例えば、以下の項目が提供される。
(項目1)
対象へ、
(a)癌細胞阻害薬、そのプロドラッグ、これらのうちのいずれかの医薬として許容され得る塩、およびそれらのうちのいずれかの溶媒和物から選択される治療有効量の少なくとも1つの癌幹細胞阻害薬、ならびに
(b)キナーゼ標的薬、そのプロドラッグ、これらのうちのいずれかの医薬として許容され得る塩、またはこれらのうちのいずれかの溶媒和物から選択される治療有効量の少なくとも1つのキナーゼ標的薬
を投与することを含む、前記対象における癌を治療する方法。
(項目2)
前記少なくとも1つの癌幹細胞阻害薬は、STAT3経路阻害薬から選択される、項目1に記載の方法。
(項目3)
前記少なくとも1つのキナーゼ標的薬は、キナーゼ阻害薬から選択される、項目1または2に記載の方法。
(項目4)
前記少なくとも1つの癌幹細胞阻害薬は、2−(1−ヒドロキシエチル)−ナフト[2,3−b]フラン−4,9−ジオン、2−アセチル−7−クロロ−ナフト[2,3−b]フラン−4,9−ジオン、2−アセチル−7−フルオロ−ナフト[2,3−b]フラン−4,9−ジオン、2−アセチルナフト[2,3−b]フラン−4,9−ジオン、および2−エチル−ナフト[2,3−b]フラン−4,9−ジオンから選択される、項目1〜3のいずれか一項に記載の方法。
(項目5)
前記少なくとも1つのキナーゼ標的薬は、













、および

から選択される、項目1〜4のいずれか一項に記載の方法。
(項目6)
癌を治療することを必要とする対象へ、
式A

を有する化合物、プロドラッグ、誘導体、これらのうちのいずれかの医薬として許容され得る塩、およびこれらのうちのいずれかの溶媒和物から選択される、治療有効量の式Aの少なくとも1つの化合物、ならびに
式B

を有する化合物、プロドラッグ、誘導体、これらのうちのいずれかの医薬として許容され得る塩、およびこれらのうちのいずれかの溶媒和物から選択される、治療有効量の式Bの少なくとも1つの化合物
を投与することを含む、対象における癌を治療する方法。
(項目7)
式A

を有する化合物、プロドラッグ、誘導体、これらのうちのいずれかの医薬として許容され得る塩、およびこれらのうちのいずれかの溶媒和物から選択される、治療有効量の式Aの少なくとも1つの化合物、ならびに
式B

を有する化合物、プロドラッグ、誘導体、これらのうちのいずれかの医薬として許容され得る塩、およびこれらのうちのいずれかの溶媒和物から選択される、治療有効量の式Bの少なくとも1つの化合物
を投与することを含む、CSCの生残および/または自己再生を阻害、低下、ならびに/または低減させる方法。
(項目8)
式A

を有する化合物、プロドラッグ、誘導体、これらのうちのいずれかの医薬として許容され得る塩、およびこれらのうちのいずれかの溶媒和物から選択される、治療有効量の式Aの少なくとも1つの化合物、ならびに
式B

を有する化合物、プロドラッグ、誘導体、これらのうちのいずれかの医薬として許容され得る塩、およびこれらのうちのいずれかの溶媒和物から選択される、治療有効量の式Bの少なくとも1つの化合物
を投与することを含む、対象における従来療法および/または標的療法に対して難治性の少なくとも1つの癌を治療する方法。
(項目9)
式A

を有する化合物、プロドラッグ、誘導体、これらのうちのいずれかの医薬として許容され得る塩、およびそれらのうちのいずれかの溶媒和物から選択される、治療有効量の式Aの少なくとも1つの化合物、ならびに
式B

を有する化合物、プロドラッグ、誘導体、これらのうちのいずれかの医薬として許容され得る塩、およびこれらのうちのいずれかの溶媒和物から選択される、治療有効量の式Bの少なくとも1つの化合物
を投与することを含む、対象における癌の再発を予防する方法。
(項目10)
式A

を有する化合物、プロドラッグ、誘導体、これらのうちのいずれかの医薬として許容され得る塩、およびこれらのうちのいずれかの溶媒和物から選択される、治療有効量の式Aの少なくとも1つの化合物、ならびに
式B

を有する化合物、プロドラッグ、誘導体、これらのうちのいずれかの医薬として許容され得る塩、およびそれらのうちのいずれかの溶媒和物から選択される、治療有効量の式Bの少なくとも1つの化合物
を投与することを含む、対象における癌の再成長または再発を抑制する方法。
(項目11)
式Aの前記少なくとも1つの化合物は、約80mgから約960mgの範囲の量で1日2回経口投与される、項目6〜10のいずれか一項に記載の方法。
(項目12)
式Aの前記少なくとも1つの化合物は、約160mgから約240mgの範囲の量で1日2回経口投与される、項目11に記載の方法。
(項目13)
式Aの前記少なくとも1つの化合物は、約240mgの量で1日2回経口投与される、項目11または12に記載の方法。
(項目14)
式Bの前記少なくとも1つの化合物は、約50mgから約600mgの範囲の量で1日1回経口投与される、項目6〜13のいずれか一項に記載の方法。
(項目15)
式Bの前記少なくとも1つの化合物は、約100mgから約300mgの範囲の量で1日1回経口投与される、項目14に記載の方法。
(項目16)
式Bの前記少なくとも1つの化合物は、毎日約100mgまたは毎日約200mgの量で経口投与される、項目14に記載の方法。
(項目17)
前記癌は、食道癌、胃食道接合部癌、胃食道腺癌、胃癌、軟骨肉腫、大腸腺癌、乳癌、卵巣癌、頭頚部癌、黒色腫、胃腺癌、肺癌、膵癌、腎細胞癌、肝細胞癌、子宮頸癌、脳腫瘍、多発性骨髄腫、白血病、リンパ腫、前立腺癌、胆管癌、子宮内膜癌、小腸腺癌、子宮肉腫、またはアドレノコルチコイド癌である、項目1〜16のいずれか一項に記載の方法。
(項目18)
前記癌は、摘出不可能であり、進行性であり、難治性であり、再発性であり、または転移性である、項目17に記載の方法。
(項目19)
(1)式A

を有する化合物、プロドラッグ、誘導体、これらのうちのいずれかの医薬として許容され得る塩、およびそれらのうちのいずれかの溶媒和物から選択される少なくとも1つの化合物、
(2)式B

を有する化合物、プロドラッグ、誘導体、これらのうちのいずれかの医薬として許容され得る塩、およびそれらのうちのいずれかの溶媒和物から選択される少なくとも1つの化合物、ならびに
投与および/または使用のための説明書
を含む、キット。

Claims (31)

  1. 対象における癌を治療するための組み合わせ物であって
    (a)癌細胞阻害薬、そのプロドラッグ、これらのうちのいずれかの医薬として許容され得る塩、およびそれらのうちのいずれかの溶媒和物から選択される少なくとも1つの癌幹細胞阻害薬、ならびに
    (b)キナーゼ標的薬、そのプロドラッグ、これらのうちのいずれかの医薬として許容され得る塩、またはこれらのうちのいずれかの溶媒和物から選択される少なくとも1つのキナーゼ標的薬
    含む、組み合わせ物
  2. 前記少なくとも1つの癌幹細胞阻害薬は、STAT3経路阻害薬から選択される、請求項1に記載の組み合わせ物
  3. 前記少なくとも1つのキナーゼ標的薬は、キナーゼ阻害薬から選択される、請求項1または2に記載の組み合わせ物
  4. 前記少なくとも1つの癌幹細胞阻害薬は、2−(1−ヒドロキシエチル)−ナフト[2,3−b]フラン−4,9−ジオン、2−アセチル−7−クロロ−ナフト[2,3−b]フラン−4,9−ジオン、2−アセチル−7−フルオロ−ナフト[2,3−b]フラン−4,9−ジオン、2−アセチルナフト[2,3−b]フラン−4,9−ジオン、および2−エチル−ナフト[2,3−b]フラン−4,9−ジオンから選択される、請求項1〜3のいずれか一項に記載の組み合わせ物
  5. 前記少なくとも1つのキナーゼ標的薬は、













    、および

    から選択される、請求項1〜4のいずれか一項に記載の組み合わせ物
  6. 対象における癌を治療するための組み合わせ物であって、


    を有する化合物、プロドラッグ、誘導体、これらのうちのいずれかの医薬として許容され得る塩、およびこれらのうちのいずれかの溶媒和物から選択される、式Aの少なくとも1つの化合物、ならびに
    式B

    を有する化合物、プロドラッグ、誘導体、これらのうちのいずれかの医薬として許容され得る塩、およびこれらのうちのいずれかの溶媒和物から選択される、式Bの少なくとも1つの化合物
    を含む、組み合わせ物
  7. CSCの生残および/または自己再生を阻害、低下、ならびに/または低減させるための組み合わせ物であって、


    を有する化合物、プロドラッグ、誘導体、これらのうちのいずれかの医薬として許容され得る塩、およびこれらのうちのいずれかの溶媒和物から選択される、式Aの少なくとも1つの化合物、ならびに
    式B

    を有する化合物、プロドラッグ、誘導体、これらのうちのいずれかの医薬として許容され得る塩、およびこれらのうちのいずれかの溶媒和物から選択される、式Bの少なくとも1つの化合物
    を含む、組み合わせ物
  8. 対象における従来療法および/または標的療法に対して難治性の少なくとも1つの癌を治療するための組み合わせ物であって、


    を有する化合物、プロドラッグ、誘導体、これらのうちのいずれかの医薬として許容され得る塩、およびこれらのうちのいずれかの溶媒和物から選択される、式Aの少なくとも1つの化合物、ならびに
    式B

    を有する化合物、プロドラッグ、誘導体、これらのうちのいずれかの医薬として許容され得る塩、およびこれらのうちのいずれかの溶媒和物から選択される、式Bの少なくとも1つの化合物
    む、組み合わせ物
  9. 対象における癌の再発を予防するための組み合わせ物であって、


    を有する化合物、プロドラッグ、誘導体、これらのうちのいずれかの医薬として許容され得る塩、およびそれらのうちのいずれかの溶媒和物から選択される、式Aの少なくとも1つの化合物、ならびに
    式B

    を有する化合物、プロドラッグ、誘導体、これらのうちのいずれかの医薬として許容され得る塩、およびこれらのうちのいずれかの溶媒和物から選択される、式Bの少なくとも1つの化合物
    を含む、組み合わせ物
  10. 対象における癌の再成長または再発を抑制するための組み合わせ物であって、


    を有する化合物、プロドラッグ、誘導体、これらのうちのいずれかの医薬として許容され得る塩、およびこれらのうちのいずれかの溶媒和物から選択される、式Aの少なくとも1つの化合物、ならびに
    式B

    を有する化合物、プロドラッグ、誘導体、これらのうちのいずれかの医薬として許容され得る塩、およびそれらのうちのいずれかの溶媒和物から選択される、式Bの少なくとも1つの化合物
    を含む、組み合わせ物
  11. 式Aの前記少なくとも1つの化合物は、約80mgから約960mgの範囲の量で1日2回経口投与される、請求項6〜10のいずれか一項に記載の組み合わせ物
  12. 式Aの前記少なくとも1つの化合物は、約160mgから約240mgの範囲の量で1日2回経口投与される、請求項11に記載の組み合わせ物
  13. 式Aの前記少なくとも1つの化合物は、約240mgの量で1日2回経口投与される、請求項11または12に記載の組み合わせ物
  14. 式Bの前記少なくとも1つの化合物は、約50mgから約600mgの範囲の量で1日1回経口投与される、請求項6〜13のいずれか一項に記載の組み合わせ物
  15. 式Bの前記少なくとも1つの化合物は、約100mgから約300mgの範囲の量で1日1回経口投与される、請求項14に記載の組み合わせ物
  16. 式Bの前記少なくとも1つの化合物は、毎日約100mgまたは毎日約200mgの量で経口投与される、請求項14に記載の組み合わせ物
  17. 前記癌は、食道癌、胃食道接合部癌、胃食道腺癌、胃癌、軟骨肉腫、大腸腺癌、乳癌、卵巣癌、頭頚部癌、黒色腫、胃腺癌、肺癌、膵癌、腎細胞癌、肝細胞癌、子宮頸癌、脳腫瘍、多発性骨髄腫、白血病、リンパ腫、前立腺癌、胆管癌、子宮内膜癌、小腸腺癌、子宮肉腫、またはアドレノコルチコイド癌である、請求項1〜16のいずれか一項に記載の組み合わせ物
  18. 前記癌は、摘出不可能であり、進行性であり、難治性であり、再発性であり、または転移性である、請求項17に記載の組み合わせ物
  19. (1)式A

    を有する化合物、プロドラッグ、誘導体、これらのうちのいずれかの医薬として許容され得る塩、およびそれらのうちのいずれかの溶媒和物から選択される少なくとも1つの化合物、
    (2)式B

    を有する化合物、プロドラッグ、誘導体、これらのうちのいずれかの医薬として許容され得る塩、およびそれらのうちのいずれかの溶媒和物から選択される少なくとも1つの化合物、ならびに
    投与および/または使用のための説明書
    を含む、キット。
  20. 対象における癌を治療するための組成物であって、
    (a)癌細胞阻害薬、そのプロドラッグ、これらのうちのいずれかの医薬として許容され得る塩、およびそれらのうちのいずれかの溶媒和物から選択される少なくとも1つの癌幹細胞阻害薬
    を含み、
    前記組成物は、
    (b)キナーゼ標的薬、そのプロドラッグ、これらのうちのいずれかの医薬として許容され得る塩、またはこれらのうちのいずれかの溶媒和物から選択される少なくとも1つのキナーゼ標的薬
    と組み合わせて投与されることを特徴とする、組成物。
  21. 対象における癌を治療するための組成物であって、
    (b)キナーゼ標的薬、そのプロドラッグ、これらのうちのいずれかの医薬として許容され得る塩、またはこれらのうちのいずれかの溶媒和物から選択される少なくとも1つのキナーゼ標的薬
    を含み、
    前記組成物は、
    (a)癌細胞阻害薬、そのプロドラッグ、これらのうちのいずれかの医薬として許容され得る塩、およびそれらのうちのいずれかの溶媒和物から選択される少なくとも1つの癌幹細胞阻害薬
    と組み合わせて投与されることを特徴とする、組成物。
  22. 対象における癌を治療するための組成物であって、
    式A

    を有する化合物、プロドラッグ、誘導体、これらのうちのいずれかの医薬として許容され得る塩、およびこれらのうちのいずれかの溶媒和物から選択される、式Aの少なくとも1つの化合物
    を含み、
    前記組成物は、
    式B

    を有する化合物、プロドラッグ、誘導体、これらのうちのいずれかの医薬として許容され得る塩、およびこれらのうちのいずれかの溶媒和物から選択される、式Bの少なくとも1つの化合物
    と組み合わせて投与されることを特徴とする、組成物。
  23. 対象における癌を治療するための組成物であって、
    式B

    を有する化合物、プロドラッグ、誘導体、これらのうちのいずれかの医薬として許容され得る塩、およびこれらのうちのいずれかの溶媒和物から選択される、式Bの少なくとも1つの化合物
    を含み、
    前記組成物は、
    式A

    を有する化合物、プロドラッグ、誘導体、これらのうちのいずれかの医薬として許容され得る塩、およびこれらのうちのいずれかの溶媒和物から選択される、式Aの少なくとも1つの化合物
    と組み合わせて投与されることを特徴とする、組成物。
  24. CSCの生残および/または自己再生を阻害、低下、ならびに/または低減させるための組成物であって、
    式A

    を有する化合物、プロドラッグ、誘導体、これらのうちのいずれかの医薬として許容され得る塩、およびこれらのうちのいずれかの溶媒和物から選択される、式Aの少なくとも1つの化合物
    を含み、
    前記組成物は、
    式B

    を有する化合物、プロドラッグ、誘導体、これらのうちのいずれかの医薬として許容され得る塩、およびこれらのうちのいずれかの溶媒和物から選択される、式Bの少なくとも1つの化合物
    と組み合わせて投与されることを特徴とする、組成物。
  25. CSCの生残および/または自己再生を阻害、低下、ならびに/または低減させるための組成物であって、
    式B

    を有する化合物、プロドラッグ、誘導体、これらのうちのいずれかの医薬として許容され得る塩、およびこれらのうちのいずれかの溶媒和物から選択される、式Bの少なくとも1つの化合物
    を含み、
    前記組成物は、
    式A

    を有する化合物、プロドラッグ、誘導体、これらのうちのいずれかの医薬として許容され得る塩、およびこれらのうちのいずれかの溶媒和物から選択される、式Aの少なくとも1つの化合物
    と組み合わせて投与されることを特徴とする、組成物。
  26. 対象における従来療法および/または標的療法に対して難治性の少なくとも1つの癌を治療するための組成物であって、
    式A

    を有する化合物、プロドラッグ、誘導体、これらのうちのいずれかの医薬として許容され得る塩、およびこれらのうちのいずれかの溶媒和物から選択される、式Aの少なくとも1つの化合物
    を含み、
    前記組成物は、
    式B

    を有する化合物、プロドラッグ、誘導体、これらのうちのいずれかの医薬として許容され得る塩、およびこれらのうちのいずれかの溶媒和物から選択される、式Bの少なくとも1つの化合物
    と組み合わせて投与されることを特徴とする、組成物。
  27. 対象における従来療法および/または標的療法に対して難治性の少なくとも1つの癌を治療するための組成物であって、
    式B

    を有する化合物、プロドラッグ、誘導体、これらのうちのいずれかの医薬として許容され得る塩、およびこれらのうちのいずれかの溶媒和物から選択される、式Bの少なくとも1つの化合物
    を含み、
    前記組成物は、
    式A

    を有する化合物、プロドラッグ、誘導体、これらのうちのいずれかの医薬として許容され得る塩、およびこれらのうちのいずれかの溶媒和物から選択される、式Aの少なくとも1つの化合物
    と組み合わせて投与されることを特徴とする、組成物。
  28. 対象における癌の再発を予防するための組成物であって、
    式A

    を有する化合物、プロドラッグ、誘導体、これらのうちのいずれかの医薬として許容され得る塩、およびそれらのうちのいずれかの溶媒和物から選択される、式Aの少なくとも1つの化合物
    を含み、
    前記組成物は、
    式B

    を有する化合物、プロドラッグ、誘導体、これらのうちのいずれかの医薬として許容され得る塩、およびこれらのうちのいずれかの溶媒和物から選択される、式Bの少なくとも1つの化合物
    と組み合わせて投与されることを特徴とする、組成物。
  29. 対象における癌の再発を予防するための組成物であって、
    式B

    を有する化合物、プロドラッグ、誘導体、これらのうちのいずれかの医薬として許容され得る塩、およびこれらのうちのいずれかの溶媒和物から選択される、式Bの少なくとも1つの化合物
    を含み、
    前記組成物は、
    式A

    を有する化合物、プロドラッグ、誘導体、これらのうちのいずれかの医薬として許容され得る塩、およびそれらのうちのいずれかの溶媒和物から選択される、式Aの少なくとも1つの化合物
    と組み合わせて投与されることを特徴とする、組成物。
  30. 対象における癌の再成長または再発を抑制するための組成物であって、
    式A

    を有する化合物、プロドラッグ、誘導体、これらのうちのいずれかの医薬として許容され得る塩、およびこれらのうちのいずれかの溶媒和物から選択される、式Aの少なくとも1つの化合物
    を含み、
    前記組成物は、
    式B

    を有する化合物、プロドラッグ、誘導体、これらのうちのいずれかの医薬として許容され得る塩、およびそれらのうちのいずれかの溶媒和物から選択される、式Bの少なくとも1つの化合物
    と組み合わせて投与されることを特徴とする、組成物。
  31. 対象における癌の再成長または再発を抑制するための組成物であって、
    式B

    を有する化合物、プロドラッグ、誘導体、これらのうちのいずれかの医薬として許容され得る塩、およびそれらのうちのいずれかの溶媒和物から選択される、式Bの少なくとも1つの化合物
    を含み、
    前記組成物は、
    式A

    を有する化合物、プロドラッグ、誘導体、これらのうちのいずれかの医薬として許容され得る塩、およびこれらのうちのいずれかの溶媒和物から選択される、式Aの少なくとも1つの化合物
    と組み合わせて投与されることを特徴とする、組成物。
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