JP2018514111A - アンテナ装置を使用するビーム形成 - Google Patents

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Abstract

2偏波素子を備えるアンテナアレイを使用してビーム形成するための機構が提供される。方法は、1つまたは2つのビームポートを生成することを含み、この1つまたは2つのビームポートは、オーバラップしていない少なくとも2つのサブアレイを組み合わせることによって規定される。各サブアレイは2つのサブアレイポートを有し、この2つのサブアレイポートは、同一の電力パターン、および相互に直交する偏波を有する。オーバラップしていないこの少なくとも2つのサブアレイは、拡張重みを介して組み合わされる。この拡張重みは、1つまたは2つのビームポートがサブアレイと同じ電力パターンを有するように、この1つまたは2つのビームポートをサブアレイポートにマッピングする。拡張重みのうちの少なくともいくつかは、同一の非ゼロの大きさを有し、送信ローブを形成するような位相に関連付けられる。この方法は、前記1つまたは2つのビームポートを使用して信号を送信することを含む。【選択図】図14

Description

本明細書において提示する実施形態は、ビーム形成に関し、詳細には、2偏波素子を備えるアンテナアレイを使用するビーム形成するための方法、アンテナアレイ、およびコンピュータプログラムに関する。
通信ネットワークでは、所与の通信プロトコル、そのパラメータ、およびこの通信ネットワークが利用される物的環境において、良好な性能と容量を得るのに課題が存在することがある。
良好な性能と容量を得るのに難易度の高い場合があるワイヤレス通信ネットワークの一構成要素は、別のネットワークノードとの間、および/またはワイヤレスユーザ端末との間のワイヤレス通信用に設定されたネットワークノードのアンテナである。
たとえば、マッシブビーム形成、すなわち現在の通信ネットワークで使用されるものよりもアンテナ素子が何桁も多いアクティブアンテナアレイを使用するビーム形成が、将来の第5世代(5G)通信ネットワークの無線アクセス部分において技術的な構成要素になると予想される。無線基地局で大型のアンテナアレイを使用することによって、ユーザデータを空間に集中させて送信することができ、その結果、主としてユーザデータ専用のワイヤレス装置によってエネルギーを受信することになり、したがって、他のワイヤレス装置または他のタイプのノードによって感知される干渉がほとんどなくなる。したがって、マッシブビーム形成は、システム容量およびエネルギー効率を何桁も増大させる潜在的な可能性を有する。
マッシブビーム形成での1つの潜在的な問題は、ビームが狭いので、専用のワイヤレス装置でしかデータを受信できない場合があるという事実に関連することがある。ユーザデータについてはこれが望ましいが、たとえばシステム情報など一部のデータは、好ましくは、通信ネットワーク内のワイヤレス装置の全てまたは少なくともほとんどに送信される(すなわち、ブロードキャストされる)必要がある。したがって、このようなデータは、広いカバレッジで送信して、全てのワイヤレス装置に到達しなければならない。この問題に取り組むいくつかの方式の概要を次に示すことにする。しかし、同様に述べる通り、これらの方式のそれぞれには欠点がある。
第1の手法によれば、ブロードキャストデータを送信するために、別々の広いビームアンテナを使用してもよい。この手法の欠点は、追加のハードウェアが必要になることである。
第2の手法によれば、アンテナの単一のアンテナアレイ素子またはサブアレイを使用して、ブロードキャストデータが送信される。このアレイ素子またはサブアレイは、アンテナのフルアレイよりも広いビームを有する。この手法の欠点は、アンテナアレイ内のほんの1つまたはいくつかの電力増幅器(PA)しか利用されず、したがって電力リソースを無駄にすることである。
第3の手法によれば、アンテナのフルアレイ全体にわたって振幅および/または位相のテーパ付けを使用して、ビームを広げる。このようなテーパ付けの欠点は、振幅のテーパ付けによってPAリソースの利用率が低下し、多くの場合で、位相だけのテーパ付けを使用して所望のビーム形状を合成することが不可能なことである。
第4の手法によれば、狭いビームを使用して、様々な方向に順次ブロードキャストデータを送信する。この手法の潜在的な欠点は、これによって、広いビームであらゆる方向に同時にブロードキャストデータを送信する場合よりも、時間が長くかかり、多くのリソースエレメントを消費することである。
数多くの素子を有するアンテナアレイで広いビームの使用が望ましい場合がある他の状況は、ミリ波(mmW)通信においてであり、これは、5G無線アクセスの一部分になると予想されるアクセス技術である。このような高周波では伝搬損失が増大するので、場合によっては受信機と送信機の両方で、リンクバジェットを維持するのに高利得のビーム形成が必要になる場合がある。通常、送信機と受信機の間の主要な伝搬経路は事前に知られていないので、ビーム形成が必要になることがある。多数の狭い送信ビームおよび受信ビームの全ての組合せを試験して最良のビームペアを見つけるには、非常に多くの時間/周波数リソースを費やすことがある。この問題を解決する方式は、無線基地局が広いビームを用いて探索手順を開始し、次いで狭いビームの最良のペアが見つかるまでこのビームを徐々に狭くすることでもよい。このようなビーム検索手順は一般に、様々なビーム幅を有するビームを柔軟なやり方で生成するための手段を必要とする。アンテナアレイおよび利用可能なPAリソースを完全に利用するためには、様々なビーム幅を有するビームを送信するときに、全てのアンテナ素子と全電力での全てのPAとを使用することが望ましい場合がある。
したがって、改善されたビーム形成が必要である。
本明細書における実施形態の目的は、効率的なビーム形成を実現することである。
第1の態様によれば、2偏波素子を備えるアンテナアレイを使用するビーム形成するための方法が提示される。この方法は、1つまたは2つのビームポートを生成することを含み、この1つまたは2つのビームポートは、オーバラップしていない少なくとも2つのサブアレイを組み合わせることによって規定される。各サブアレイは2つのサブアレイポートを有し、この2つのサブアレイポートは、同一の電力パターン、および相互に直交する偏波を有する。オーバラップしていないこの少なくとも2つのサブアレイは、拡張重みを介して組み合わされる。この拡張重みは、1つまたは2つのビームポートがサブアレイと同じ電力パターンを有するように、この1つまたは2つのビームポートをサブアレイポートにマッピングする。拡張重みのうちの少なくともいくつかは、同一の非ゼロの大きさを有し、送信ローブを形成するような位相に関連付けられる。この方法は、前記1つまたは2つのビームポートを使用して信号を送信することを含む。
有利には、これによって効率的なビーム形成が実現する。
有利には、これにより、ビーム幅が調整可能な1つまたは2つのビームポートを作るための、アンテナのアーキテクチャおよび方法が実現する。
この1つまたは2つのビームポートは、任意の方向で同一の電力放射パターンおよび直交偏波を有する。
この1つまたは2つのビームポートにおけるビーム幅は、アレイサイズと比較して非常に広くすることができ、単一素子の場合と同じくらい広くすることもできる。
アンテナアレイの全ての電力増幅器は、それぞれのビームポート、または2つのビームポートを合わせたものによって、完全に、すなわち位相テーパのみが適用された状態で利用することができる。
アンテナアーキテクチャは、線状(1−D)アンテナアレイまたは平面(2−D)アンテナアレイのいずれかに基づいてもよい。
第2の態様によれば、アンテナアレイを備えるアンテナ装置が提示される。アンテナアレイは、ビーム形成のための2偏波素子を備える。アンテナアレイはさらに、処理ユニットを備える。この処理ユニットは、アンテナアレイが1つまたは2つのビームポートを生成するように設定され、このビームポートは、オーバラップしていない少なくとも2つのサブアレイを組み合わせることによって規定される。各サブアレイは2つのサブアレイポートを有し、この2つのサブアレイポートは、同一の電力パターン、および相互に直交する偏波を有する。オーバラップしていないこの少なくとも2つのサブアレイは、拡張重みを介して組み合わされる。この拡張重みは、1つまたは2つのビームポートがサブアレイと同じ電力パターンを有するように、この1つまたは2つのビームポートをサブアレイポートにマッピングする。拡張重みのうちの少なくともいくつかは、同一の非ゼロ振幅を有し、送信ローブを形成するような位相に関連付けられる。処理ユニットは、アンテナアレイが、この1つまたは2つのビームポートを使用して信号を送信できるように設定される。
第2の態様によるアンテナ装置を備えるネットワークノードも提示される。
第2の態様によるアンテナ装置を備えるワイヤレス装置も提示される。
第3の態様によれば、2偏波素子を備えるアンテナアレイを使用するビーム形成するためのコンピュータプログラムが提示され、このコンピュータプログラムは、処理ユニット上で実行されるとき、アンテナアレイが第1の態様による方法を実行できるようにするコンピュータプログラムコードを含む。
第4の態様によれば、第3の態様によるコンピュータプログラム、およびこのコンピュータプログラムが記憶されるコンピュータ読取り可能な手段を含むコンピュータプログラム製品が提示される。
第1、第2、第3、および第4の態様の任意の特徴は、適切な場合には他の任意の態様に適用してもよいことに留意されたい。同様に、第1の態様の任意の利点は、第2、第3、および/または第4の態様それぞれに等しく適用してもよく、またその逆の場合も同じである。記載された実施形態の他の目的、特徴、および利点は、以下の詳細な開示、添付の従属クレーム、ならびに各図面から明らかになろう。
一般に、特許請求の範囲で使用される全ての用語は、本明細書において別段の定めが明示的にない限り、技術分野でのその通常の意味に従って解釈すべきである。「a/an/the(要素、装置、構成要素、手段、ステップなど)」への全ての言及は、別段の記載が明示的にない限り、この要素、装置、構成部品、手段、ステップなどのうち少なくとも1つの場合に言及するものとして非限定的に解釈すべきである。本明細書において開示される任意の方法の各ステップは、明示的に記載されない限り、開示された順序そのままで実行しなくてもよい。
次に、添付図面を参照しながら、一例として本発明の考え方を説明する。
実施形態によるアンテナアレイの態様を示す概略図である。 実施形態によるアンテナアレイの態様を示す概略図である。 実施形態によるアンテナアレイの態様を示す概略図である。 サブアレイの例を概略的に示す図である。 実施形態によるアンテナアレイの態様を示す概略図である。 ポート拡張の例を概略的に示す図である。 再帰的なポート拡張を概略的に示す図である。 ポートマッピングを概略的に示す図である。 一実施形態によるアンテナ装置の機能ユニットを示すブロック図である。 一実施形態によるアンテナ装置の機能モジュールを示すブロック図である。 各実施形態によるアンテナ装置を備えるネットワークノードを概略的に示す図である。 各実施形態によるアンテナ装置を備えるワイヤレス装置を概略的に示す図である。 一実施形態によるコンピュータプログラム製品を概略的に示す図である。 一実施形態による方法の流れ図である。 一実施形態による第1のビームポートでの送信ローブの一例のシミュレーション結果を示す図である。 一実施形態による第2のビームポートでの送信ローブの一例のシミュレーション結果を示す図である。 偏波ごとに純粋な振幅テーパを使用する、従来技術によるビーム形成のシミュレーション結果を示す図である。 偏波ごとに純粋な位相テーパを使用する、従来技術によるビーム形成のシミュレーション結果を示す図である。 一実施形態によるビーム形成のシミュレーション結果を示す図である。
次に、本発明概念のいくつかの実施形態が示してある添付図面を参照して、以下に本発明概念をさらに完全に説明する。しかし、本発明概念は、数多くの様々な形態で実施してもよく、本明細書に記載の実施形態に限定されるものと解釈すべきではなく、むしろ、本開示が完璧かつ完全なものになり、本発明概念の範囲を当業者に完全に伝えるように、これらの実施形態が一例として提供される。同様の番号は、説明の全体を通して同様の要素を指す。破線で示される任意のステップまたは機能は、任意選択とみなすべきである。
大型の2偏波アレイから広いビームを生成するための様々な方式が提案されてきた。一例として、ビーム形成回路網、たとえばバトラーマトリックスをアンテナアレイの各偏波方向に適用し、次いで、交番偏波を有するビームを用いて信号を送信して、同じ偏波を有する隣接ビームを用いて送信される信号の不要なコヒーレント加算を回避することがある。その結果得られるビームパターンは、通常は著しく、たとえば数dB程度は波打つ。図17には、従来の単一偏波ビーム形成(SPBF)によって形成された広いビームパターンの一例が示してあり、ここでは、偏波ごとに重みが適用されて、やはり偏波ごとに所望のビームパターンを成形し、数多くの重み要素がゼロに設定された振幅を有し、したがって電力リソースの利用率が低下することになる。これは、振幅テーパの極端な場合とみなしてもよい。別の例は、振幅テーパを適用することを必要とし、これはまた、所望のビーム形状を生成するという点で満足できる結果を提供するものとみなしてもよいが、送信用の電力リソースの利用率という点で満足できる結果を提供するものとみなすことはできない。多くの場合で位相テーパのみを使用すると、結果として、所望の特性を満たさないが、電力リソースの利用率が満足できるパターンが得られる。獲得可能なビーム幅の範囲も制限されることが多い。図18には、従来の(SPBF)ビーム形成によって形成されているが、良好な電力リソース利用率のためだけに位相テーパに制限された広いビームパターンの一例が示してある。その結果、ビームパターンは不要なリップルを示す。
本明細書において提案されているアンテナアレイおよび方法は、所望のビーム形状を有するビームパターン、ならびに優れた電力利用率の両方を実現する。本明細書に開示された各実施形態は、具体的には効率的なビーム形成に関する。ここで効率的なビーム形成を得るために、アンテナアレイ、このアンテナアレイによって実行される方法、処理ユニット上で実行されるとアンテナアレイがこの方法を実行できるようにする、たとえばコンピュータプログラム製品の形でのコードを含むコンピュータプログラムが提供される。
図1は、本明細書において提示された実施形態を適用できる、2次元アンテナアレイ1の例示的なアーキテクチャを示す概略ブロック図である。しかし、本明細書において提示される実施形態は、1次元アンテナアレイにも等しく適用することができる。したがって、アンテナアレイ1は、線状アレイ(1−D)、均一リニアアレイ(ULA)、または平面アレイ(2−D)、均一長方形アレイ(URA)のいずれかとすることができる。
アンテナフロントエンドは、アンテナ素子のアレイ1eを備え、アレイ1eでは、各アンテナ素子は、給電回路網を介して、直交偏波を有する2つのサブアレイポートに接続されたいくつかの放射アンテナ素子のサブアレイでもよい。各サブアレイポートは、無線アレイ1dに含まれる無線チェーンに接続される。ベースバンド信号処理からアクセス可能なブロック1bでのサブアレイポートの数は、入力アンテナポートの(線形)結合である新規のアンテナポートを作るポート低減ブロック1cを介して低減してもよい。専用データとブロードキャストデータが両方とも同時に送信される場合、ベースバンドでサブアレイポートにアクセスする。さらに、大まかに言えば、全てのサブアレイポートへのアクセスは、本明細書で開示されるビーム形成用の機構に従って広いビームを成形するのに必要としてもよい。ベースバンド信号処理ブロック1aでは、行列乗算によって仮想アンテナポートを作ることができる。これらの仮想アンテナポートは、互いに異なるタイプでもよい。たとえば、LTEにおいては、これらの仮想アンテナポートは、ポート0〜3での共通参照信号(CRS)、ポート15〜22でのチャネル状態情報参照信号(CSI−RS)、ならびにポート7〜14でのUE固有の参照信号およびデータを、無線基地局用に運んでもよい。実装形態によっては、図1での2次元アンテナアレイ1の1つまたはいくつかのブロックを取り除いてもよい。
図2は、図1の2次元アンテナアレイ1の実現可能な実装形態を示す概略ブロック図である。この実装形態は、図1のブロック1a、1b、1cを含むビーム形成器、無線アレイ1d、および物理的なアンテナアレイ1eを備える。図2の例では、サブアレイごとに2つのアンテナポートが存在する。ビーム形成器1a〜cは、ユーザデータおよび制御データ、ユーザデータ用のビーム形成重み、CSI−RSなど参照信号用のビーム形成重み、ならびに広いビーム送信用のビーム形成重みを受信するように設定される。各アンテナ素子は、(対象となる)全ての方向で直交偏波を有する2つのサブ素子31、32を備える。通常、これら2つのサブ素子31、32は、図3(a)のように同じ位置に配置されるが、図3(b)のように互いにずらして配置してもよい。
アンテナアレイ1は、1つまたは2つのビームポートを生成するように設定され、このビームポートは、オーバラップしていない少なくとも2つのサブアレイを組み合わせることによって規定される。当業者なら理解できるように、アンテナアレイ1は、様々な送信のために規定されたさらなるポートを生成するように構成してもよい。各サブアレイは2つのサブアレイポートを有し、この2つのサブアレイポートは、同一の電力パターン、および相互に直交する偏波を有する。オーバラップしていないこの少なくとも2つのサブアレイは、拡張重みを介して組み合わされる。この拡張重みは、1つまたは2つのビームポートがサブアレイと同じ電力パターンを有するように、この1つまたは2つのビームポートをサブアレイポートにマッピングする。拡張重みのうちの少なくともいくつかは、同一の非ゼロの大きさを有し、送信ローブを形成するような位相に関連付けられる。アンテナアレイ1は、1つまたは2つのビームポートを使用して信号を送信するように設定される。当業者なら理解できるように、アンテナアレイ1は、同じまたはさらなるビームポートを使用して、さらなる信号を送信するように設定してもよい。
次に、アンテナアレイ1を使用するビーム形成のさらなる詳細に関連する実施形態を開示する。
大まかに言えば、拡張重みは、サブアレイの単一セットを用いて形成された1つまたは2つのビームポートを、サブアレイの複数のセット上にどのようにマッピングできるのかを記述する。したがって、一実施形態によれば、この拡張重みは、1つまたは2つのビームポートがサブアレイと同じ電力パターンを有するように、この1つまたは2つのビームポートをサブアレイポートにマッピングし、2つのビームポートが存在する場合、この2つのビームポートは、任意の方向で相互に直交する偏波を有する。
オーバラップしていない少なくとも2つのサブアレイを決定し、拡張重みを介してオーバラップしていない少なくとも2つのサブアレイを結合するための様々な方式が存在してもよい。次に、これに関連する様々な実施形態をさらに説明する。
大まかに言えば、所望のビーム幅をもたらす1つまたは2つのビームポートを生成し、電力リソースの良好な利用率のためアンテナアレイ全体を使用するには、1つまたは2つのビームポート用のサブアレイポートマッピングを決定すること、およびサブアレイマッピングをアンテナアレイ全体に拡張することが必要になる場合がある。
サブアレイポートマッピングでは、可能な限り良好な電力利用率で、所望のビーム幅または場合によってはビーム形状が実現されるようにサブアレイが決定される。各サブアレイの拡張後の電力利用率は、サブアレイの場合と同じになる。図4には、それぞれが2つのサブアレイ41、42を含むアンテナアレイの1eの4つの例が(a)、(b)、(c)および(d)に概略的に示してあり、各アンテナアレイ1eは、それぞれ2つのビームポート43、44を備える。
アンテナアレイ全体にサブアレイマッピングを拡張するため、2、6、および10の累乗に基づいた拡張重みを使用して、アンテナアレイの次元ごとにビームポートによって使用されるアンテナ素子の総数が次式のように表される。
port=Dsubarray10、k=0、1,2、...、m=0、1、2、...、n=0、1、2、...
ここで、Dsubarrayは、対象となるアンテナアレイ次元でのサブアレイ内で使用される素子の数である。単一ビームポートのみが望ましい場合、3または5の係数も可能である。したがって、一実施形態によれば、2つのビームポートが存在する場合、拡張重みによって、次元ごとに2、6、または10のサブアレイの累乗の積に2つのビームポートがマッピングされる。たとえば、次元ごとの式は、平面内の直交空間次元でもよい。また、一実施形態によれば、1つのビームポートが存在する場合、拡張重みによって、1、3、または5つのサブアレイの2、6、または10倍の累乗に2つのビームポートがマッピングされる。すなわち、単一ビームポートでは、マッピングは、3または5の2、6,および10倍の累乗に従うことができる。2次元アレイでは、拡張係数3または5を含むマッピングが、1次元でのみ実行することができる。
アンテナアレイを最大限使用するには、実現可能な拡張を含め、サブアレイのサイズがアレイ全体をカバーするようにサブアレイのサイズを決定してもよい。したがって、一実施形態によれば、オーバラップしていない少なくとも2つのサブアレイがともに、アンテナアレイの全ての素子をカバーする。
ポートマッピングでの全てのアンテナ素子は、振幅が同じでもよく、拡張それ自体は全電力の利用を提供するが、サブアレイはそのレベルに到達しなくてもよい。アンテナアレイ内の全てのアンテナ素子を使用し、ならびにサブアレイポートマッピング、したがってビームポートマッピングの振幅を均一にするための理由の1つは、利用可能な電力リソースを効率的に使用することである。具体的には、これは、電力増幅器が分散されたアクティブアンテナアレイに適用されるが、同様に、図5(a)および図5(b)の場合のように、移相器51、場合によっては減衰器52をも備える電力分配回路網50を有するアンテナアレイにも適用される。これは特に、移相器のみを介して実行されるビーム形成に適している。使用するサブアレイの数は、単一ビームポートの場合、2、6、および10の累乗を結合し、潜在的に3倍または5倍することによって与えられる。
したがって、拡張重みは、単一サブアレイによって与えられるビーム形状を有する1つまたは2つのビームポートを、複数のサブアレイ上にどのようにマッピングできるかを記述する。図6には、それぞれ2、6、または10倍だけアンテナアレイのサイズを拡張する拡張重みの、互いに異なるペアの3つの例が(a)、(b)および(c)に概略的に示してある。
拡張重みをどのようにして決定できるのかに関するさらなる実施形態を次に開示する。
2つのビームポートが直交偏波を有するように、ペア内の拡張重みを関連付けてもよい。したがって、一実施形態によれば、2つのビームポートが存在する場合、2つのビームポートの偏波を相互直交に保つように、拡張重みが規定される。
一実施形態によれば、第1の偏波を有するポートaでの拡張重みが次式のように決定される。
Figure 2018514111
Figure 2018514111
Figure 2018514111
ここで、eaは、あるポートをm個のサブアレイの倍数(または、本明細書に開示される拡張を用いたサブアレイの組合せ)にマッピングするための拡張重みを表し、ここで、Zrcは、r個の行とc個の列を有する全てがゼロの行列である。
第1の偏波に直交する第2の偏波を有するポートbでの拡張重みは、次いで次式のように決定される。
eb=flipud([ea(:,2)−ea(:,1)]
ここで、ea(:,c)は、eaの列cを表し、は複素共役を表し、flipud(x)は、xの行順序を逆にする。すなわち、記号aおよびbは、サブアレイポート、サブアレイポートの組合せ、またはビームポート用の2つの直交偏波を表す。この記号は、様々なポート用の特定の偏波を指さない。
当業者には理解できるように、これらの拡張行列は単なる例である。拡張行列の他の有効な例は、たとえば、図示した行列に位相シフトを適用することによって得ることができる。
拡張係数を連結して、2つ以上のステップで拡張を実行してもよい。したがって、一実施形態によれば、1つまたは2つのビームポートを規定する前に、サブアレイは、さらなる拡張重みによってさらに拡張される。2、6、および10に基づく拡張が適用される順序は任意であるが、3または5を用いる拡張は、結果として単一ビームポートのみを生成するので、適用される最後の拡張となるはずである。これらは、低いゼロの部分(すなわち、それぞれZ32およびZ52)を取り除き、任意のebマッピングを規定しないことによって、先に規定したeaおよびea10から見つけることができる。図7には、どのようにして拡張が再帰的に使用されて、最終の重みベクトルの所望のサイズに達することができるのかについて、説明に役立つ1つの実例が示してある。図7に示すように、拡張係数は様々な拡張係数と連結してもよく、第1の拡張係数6(拡張×6)と、その後に第2の拡張係数2(拡張×2)が続く。
拡張後の電力利用の一例が、2つのアンテナポートについて図8に示してある。図8の上側を見て分かるように、第1の偏波のアンテナ素子の半分がポート1(○)に接続され、もう半分がポート2(*)に接続されている。図8の下側に示す通り、第2の偏波についても同様の現象が当てはまる。これは、分散された電力増幅器を有するアクティブアンテナの場合、2つのアンテナポートが同じ電力増幅器を共用しなくてもよいことを意味する。図8での大きさのばらつきは、説明する目的で、サブアレイの振幅のばらつきがアレイ全体にわたってどのように繰り返されるのかを示すために等しくない振幅が選択されたこの場合に使用されるサブアレイの定義によるものである。
場合によっては、両方のビームポートが同じ電力増幅器を共用する場合に有益となることがあり、他の場合では、たとえば相関関係にある信号が2つのアンテナポートに印加される場合に、これは望ましくないことがある。1つの理由は、共用している電力増幅器とともに相関関係にある信号によって、電力増幅器の不均一な負荷につながることである。
アンテナポートが電力増幅器を共用する場合、または単一のアンテナポートのみが使用される場合、たとえばそれぞれがビームポートを規定する2つの拡張重みを要素ごとに互いに加えることによって、これが実現可能である。したがって、一実施形態によれば、少なくとも2つのサブアレイの拡張重みが加えられて、1つまたは2つのビームポートのうち1つを生成する。3または5による拡張が使用される場合、その結果は、全てのサブアレイポートにマッピングされた単一ビームポートであり、すなわち、全ての電力リソースを使用することである。サブアレイの拡張は電力パターンを変更しないので、(合計の拡張ベクトル/行列によって与えられる)アレイ係数は、2つのビームポートがサブアレイポートと同一の電力パターンを有することができるようにするために、空間的に白色でもよいことになる。一実施形態によれば、サブアレイポートのうち第1のサブアレイポートに適用される第1の拡張重み行列の2次元離散フーリエ変換の大きさの2乗と、サブアレイポートのうち第2のサブアレイポートに適用される第2の拡張重み行列の2次元離散フーリエ変換の大きさの2乗との合計によって規定される行列内の全ての要素が同じ値を有するように、拡張重みが決定される。すなわち、拡張重みは次式のように決定してもよい。
|DFT(ea)|+|DFT(eb)|=k・Jrc
ここで、DFT(ea)およびDFT(eb)は、それぞれeaおよびebの離散フーリエ変換を表し、eaおよびebは、それぞれサブアレイポートaおよびbに適用される合計の拡張行列であり、aはサブアレイポートのうちの第1のサブアレイポートであり、bはサブアレイポートのうちの第2のサブアレイポートであり、kは定数であり、Jrcはr個の行とc個の列を有する全てが1の行列である。2次元アンテナアレイの場合、拡張重みが行列内で収集される。1次元アンテナアレイの場合、この行列はベクトルに折り畳まれる(これは、1つの行または1つの列のみを有する行列の特別な場合として理解することもできる)。
均一長方形アレイにおいて拡張重みをどのように生成するかについて、次にさらに詳細に提示する。起点は、先に生成したような次元ごとの拡張重みベクトルである。これらの拡張重みベクトルは、組み合わされてビームポートごとに1つずつ、2つの行列とされる。
第1に、非共用リソースを有する第1の次元(ここでは次元y)に沿った1つのビームポートについての拡張重みベクトルが決定される。各次元のうちの1つについて係数3または5を用いた拡張が使用される場合(その結果、全てのリソースを使用する単一ビームポートが得られる)、この次元は、ここではyの次元として選択される。全ての要素(すなわち偏波aとbの両方)を含む、第1のビームポート(すなわちビームポート1)についての完全ベクトルを次式のように表すことができる。
Figure 2018514111
ここで、w1yaおよびw1ybは、yなどの次元に沿った偏波aおよびbをそれぞれ有する要素に加えられるビームポート1での拡張重みを含む列ベクトルを表す。第2に、非共用リソースを有する、第2の次元(ここでは次元z)に沿った2つのビームポートについての拡張重みベクトルが、次式の通り、連続した拡張を介して第1のポートについて決定される。
Figure 2018514111
および、
Figure 2018514111
ここで、w2zaおよびw2zbは、zの次元に沿った偏波aおよびbをそれぞれ有する要素に適用される第2のビームポート(すなわちビームポート2)での拡張重みを含む列ベクトルを表す。
直交偏波および同じ電力パターンをもたらすのに、2つのベクトルw1zおよびw2zが関連している。この関係は次式によって与えられる。
Figure 2018514111
記号「」は、ここでは複素共役を表す(またエルミート共役転置を表すものではない)。
ここで、Fは、ベクトル内の要素(行)の順序を逆にする行列、すなわち、反対角に1を有し、他ではゼロ有する行列である。
Figure 2018514111
これらのベクトルを組み合わせて、偏波ごとに1つの行列を形成し、これは、次式に従って均一長方形アレイ(URA)内の全ての素子を含む。
Figure 2018514111
および、
Figure 2018514111
位相調整係数βを使用して、全電力の利用を確実にする。実際の値は、次元ごとの拡張重みをどのように規定するのかに依存する。本明細書に記載の手順に従えば、位相調整は、ほとんどの場合で1に等しい。
最後に、第2のポートでの拡張重み行列は次式のようになる。
2a=F 1b
および、
2b=−F 1a
ここで、FおよびFは、対角線上に1を有し,他ではゼロ有する行列である。拡張係数3および5を使用しない場合、この段階での結果は、同一の電力パターン、直交偏波、非共用リソース(電力増幅器)、およびこの2つのビームポートについては全電力利用率を有する2つのビームポートを規定する拡張重み行列である。
共用リソースが望ましい場合、以下の手順によってこれが得られる。第1に、2つのポート用の行列が次式のように追加される。
1a_shared=w1a+w2a
および、
1b_shared=w1b+w2b
次いで、以下の演算を実行することによって第2のポート用の行列が形成される。
2a_shared=F 1b_shared
2b_shared=−F 1a_shared
拡張係数3または5を使用する場合、その結果は、代わりにサブアレイによって与えられる電力パターンを有する1つのビームポートを規定する拡張行列である。拡張行列は、全電力リソースが利用されるように、ビームポートを全ての電力リソースに接続する。第1のビームポートが既に全てのリソースを使用しているので、拡張重みを追加することなく、前述の通り第2のビームポートが生成される場合、第1のビームポートとの所望の電力パターンおよび直交偏波の共用リソースを有する第2のビームポートが見つかる。
図9には、いくつかの機能ユニットに関して、一実施形態によるアンテナ装置100の構成要素が概略的に示してある。処理ユニット21は、適切な中央処理装置(CPU)、マルチプロセッサ、マイクロコントローラ、デジタル信号プロセッサ(DSP)、特定用途向け集積回路(ASIC)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)などのうち1つまたは複数の任意の組合せを使用して提供され、(図13のような)コンピュータプログラム製品130、たとえば記憶媒体103の形で記憶されているソフトウェア命令を実行することができる。したがって、処理ユニット101はそれにより、本明細書で開示される方法を実行するように構成される。たとえば、処理ユニット101は、本明細書で開示される通り、図4の場合のように任意のサブアレイを生成し、図6および図7の場合にようにビームポートにマッピングするように設定される。
記憶媒体103はまた永続記憶装置を備えてもよく、これは、たとえば磁気記憶装置、光学記憶装置、固体記憶装置、または遠隔設置型記憶装置のうち任意の単一装置またはその組合せとすることができる。アンテナ装置100は、信号を送受信するための通信インターフェース22をさらに備えてもよい。したがって、通信インターフェース22は、図1、図2、図3、および図5のいずれかの場合のようにアンテナアレイを備えてもよい。
処理ユニット21は、たとえば、データおよび制御信号を通信インターフェース102および記憶媒体103に送り、データおよびレポートを通信インターフェース102から受信し、データおよび命令を記憶媒体103から検索することによって、アンテナ装置100の全体的な動作を制御する。本明細書に提示される考え方を曖昧にしないよう、アンテナ装置100の他の構成要素ならびに関連する機能は割愛してある。
図10には、いくつかの機能モジュールに関して、一実施形態によるアンテナ装置100の構成要素が概略的に示してある。図10のアンテナ装置100は、いくつかの機能モジュール、すなわち、以下のステップS102を実行するように設定された生成モジュールと、以下のステップS104を実行するように設定された送信/受信モジュール101bとを備える。図10のアンテナ装置100はさらに、いくつかの任意選択の機能モジュールを備えてもよい。各機能モジュール101a〜101bの機能は、この機能モジュール101a〜101bを使用してもよい状況から明らかである。大まかに言えば、各機能モジュール101a〜101bは、ハードウェアまたはソフトウェアに実装してもよい。好ましくは、1つもしくは複数の、または全ての機能モジュール101a〜101bは、処理ユニット10によって、場合によっては機能ユニット102および/または103と連携して実装してもよい。したがって、処理ユニット101は、記憶媒体103から、機能モジュール101a〜101bによって提示される命令をフェッチし、これらの命令を実行するように構成してもよく、それにより、以下に開示される任意のステップを実行する。
アンテナアレイ1および/またはアンテナ装置100は、集積回路として、独立型装置として、またはさらなる装置の一部として実現してもよい。たとえば、アンテナアレイ1および/またはアンテナ装置100は、ネットワークノード110またはワイヤレス装置120などの無線送受信装置に設けてもよい。図11には、本明細書で開示される少なくとも1つのアンテナアレイ1および/またはアンテナ装置100を備える、ネットワークノード110が示してある。ネットワークノード110は、BTS、NodeB、eNB、中継装置、バックホールノードなどでもよい。図12には、本明細書で開示される少なくとも1つのアンテナアレイ1および/またはアンテナ装置100を備える、ワイヤレス装置120が示してある。このワイヤレス装置120は、ユーザ装置(UE)、携帯電話、タブレットコンピュータ、ラップトップコンピュータなどでもよい。
アンテナアレイ1および/またはアンテナ装置100は、さらなる装置の一体部分として実現してもよい。すなわち、アンテナアレイ1および/またはアンテナ装置100の構成要素は、さらなる装置の他の構成要素と一体化してもよく、さらなる装置ならびにアンテナアレイ1および/またはアンテナ装置100のいくつかの構成要素を共用してもよい。たとえば、さらなる装置がこのように処理ユニットを備える場合、この処理ユニットは、アンテナ装置100に関連する処理ユニット31の動作を実行するように構成してもよい。あるいは、アンテナアレイ1および/またはアンテナ装置100は、さらなる装置での別々のユニットとして実現してもよい。
図13には、コンピュータ読取り可能な手段132を含むコンピュータプログラム製品130の一例が示してある。このコンピュータ読取り可能な手段132上では、コンピュータプログラム131を記憶することができ、このコンピュータプログラム131によって、処理ユニット101、21、ならびに処理ユニットに動作可能に結合されたエンティティおよび装置、たとえば通信インターフェース102や記憶媒体103が、本明細書に記載の実施形態による方法を実行できるようになる。したがって、コンピュータプログラム131および/またはコンピュータプログラム製品130は、本明細書で開示される任意のステップを実行するための手段を提供してもよい。
図13の例では、コンピュータプログラム製品130は、CD(コンパクトディスク)またはDVD(デジタル多用途ディスク)またはブルーレイディスクなどの光ディスクとして示してある。コンピュータプログラム製品130はまた、ランダムアクセスメモリ(RAM)、リードオンリメモリ(ROM)、消去可能なプログラマブルリードオンリメモリ(EPROM)、または電気的に消去可能なプログラマブルリードオンリメモリ(EEPROM)などのメモリとして、より具体的には、USB(ユニバーサルシリアルバス)メモリ、またはコンパクトフラッシュメモリなどのフラッシュメモリなどの外部メモリ内の装置の不揮発性記憶媒体として実施することもできる。したがって、コンピュータプログラム131は、ここでは図示した光ディスク上のトラックとして概略的に示してあるが、コンピュータプログラム131は、コンピュータプログラム製品130に適した任意の方式で記憶することができる。
次に図14を参照して、一実施形態による、アンテナアレイ1を使用してビーム形成するための方法を示す。アンテナアレイ1は、2偏波素子を備える。この方法は、アンテナアレイ1を備えるアンテナ装置100によって実行される。この方法は、有利にはコンピュータプログラム32として実現される。
アンテナ装置100は、ステップS102で、1つまたは2つのビームポートを生成するように設定される。この1つまたは2つのビームポートは、オーバラップしていない少なくとも2つのサブアレイを組み合わせることによって規定される。各サブアレイは、2つのサブアレイポートを有する。この2つのサブアレイポートは、それぞれのサブアレイにおいて、同一の電力パターン、および相互に直交する偏波を有する。オーバラップしていないこの少なくとも2つのサブアレイは、拡張重みを介して組み合わされる。この拡張重みは、1つまたは2つのビームポートがサブアレイと同じ電力パターンを有するように、この1つまたは2つのビームポートをサブアレイポートにマッピングする。拡張重みのうちの少なくともいくつかは、同一の非ゼロの大きさを有し、送信ローブを形成するような位相に関連付けられる。アンテナ装置100は、ステップS104で、1つまたは2つのビームポートを使用して信号を送信するように設定される。
図15には、方位角ビーム半値幅(HPBW)=50°および仰角HPBW=25°での、第1のビームポート(ビームポート1)の送信ローブ(ビームパターン)の一例が示してある。
図16には、方位角HPBW=50°および仰角HPBW=25°での、第2のビームポート(ビームポート2)の送信ローブ(ビームパターン)の一例が示してあり、この第2のビームポートの送信ローブの形状が、第1のビームポートの形状(すなわち、図15での送信ローブの形状)と同一である。したがって、図15および図16の送信ローブは、同一の電力パターンを有する。このローブは、(図15および図16からは分からないが)、任意の方向において直交偏波を有する。
図17には、従来の(SPBF)ビーム形成によって作られた広いビームパターンの一例が示してある。対応する重み要素が、図17の左側に示してある。したがって、数多くの重み要素が、ゼロに設定された振幅を有し、その結果、電力リソースの利用率が非常に低くなる。
図18には、良好な電力リソース利用のために位相テーパだけに限定された、従来の(SPBF)ビーム形成によって作られた広いビームパターンの一例が示してある。対応する重み要素が、図18の左側に示してある。しかし、その結果得られるビームパターンのリップルは大きいことが分かる。
図19には、本明細書に開示された実施形態に従って形成された広いビームパターンの一例が示してある。このビームパターンは所望の形状を有し、ここではHPBW=50°であり、電力リソース利用率が非常に良好である。対応する重み要素が、図19の左側に示してある。
いくつかの実施形態を参照しながら、主として本発明概念をこれまで説明してきた。しかし、当業者には容易に理解されるように、これまでに開示したもの以外の他の実施形態も、添付の特許請求の範囲によって規定される本発明概念の範囲内で等しく実現可能である。たとえば、LTE特有の専門用語を使用しているが、本明細書に開示された実施形態は、変更すべき点を変更して、LTEに基づかない通信ネットワークにも適用可能としてよい。

Claims (18)

  1. 2偏波素子を備えるアンテナアレイ(1)を使用してビーム形成するための方法であって、
    1つまたは2つのビームポートを生成すること(S102)であって、前記1つまたは2つのビームポートが、オーバラップしていない少なくとも2つのサブアレイを組み合わせることによって規定され、
    各サブアレイが、2つのサブアレイポートを有し、前記2つのサブアレイポートが、同一の電力パターンおよび相互に直交する偏波を有し、
    前記オーバラップしていない少なくとも2つのサブアレイが拡張重みを介して組み合わされ、
    前記1つまたは2つのビームポートが前記サブアレイと同じ電力パターンを有するように、前記拡張重みが、前記1つまたは2つのビームポートをサブアレイポートにマッピングし、
    前記拡張重みの少なくともいくつかが、同一の非ゼロの大きさを有し、送信ローブを形成するような位相に関連付けられる、生成すること(S102)と、
    前記1つまたは2つのビームポートを使用して信号を送信すること(S104)と
    を含む、方法。
  2. 前記拡張重みが、前記1つまたは2つのビームポートが前記サブアレイと同じ電力パターンを有するように、前記1つまたは2つのビームポートをサブアレイポートにマッピングし、2つのビームポートが存在する場合、前記2つのビームポートが、任意の方向で相互に直交する偏波を有する、請求項1に記載の方法。
  3. 2つのビームポートが存在する場合、前記2つのビームポートの前記偏波を相互直交に保つように、前記拡張重みが規定される、請求項1に記載の方法。
  4. 2つのビームポートが存在する場合、前記拡張重みによって、次元ごとに2、6、または10のサブアレイの累乗の積に前記2つのビームポートがマッピングされる、請求項1に記載の方法。
  5. 1つのビームポートが存在する場合、前記拡張重みによって、1、3、または5つのサブアレイの2、6、および/または10倍の累乗に前記2つのビームポートがマッピングされる、請求項1に記載の方法。
  6. 前記1つまたは2つのビームポートを規定する前に、前記サブアレイが、さらなる拡張重みによってさらに拡張される、請求項1に記載の方法。
  7. 前記サブアレイポートのうち第1のサブアレイポートに適用される第1の拡張重み行列の2次元離散フーリエ変換の大きさの2乗と、前記サブアレイポートのうち第2のサブアレイポートに適用される第2の拡張重み行列の2次元離散フーリエ変換の大きさの2乗との合計によって規定される行列内の全ての要素が同じ値を有するように、前記拡張重みが決定される、請求項1に記載の方法。
  8. |DFT(ea)|+|DFT(eb)|=k・Jrcになるように前記拡張重みが決定され、
    ここで、DFT(ea)およびDFT(eb)が、それぞれeaおよびebの離散フーリエ変換を表し、eaおよびebが、それぞれ前記サブアレイポートaおよびbに適用される合計の拡張行列であり、aが前記サブアレイポートのうちの第1のサブアレイポートであり、bが前記サブアレイポートのうちの第2のサブアレイポートであり、kが定数であり、Jrcがr個の行とc個の列を有する全てが1の行列である、請求項1に記載の方法。
  9. 前記オーバラップしていない少なくとも2つのサブアレイがともに、前記アンテナアレイの全ての素子をカバーする、請求項1に記載の方法。
  10. 前記少なくとも2つのサブアレイの前記拡張重みが加えられて、前記1つまたは2つのビームポートのうち1つを生成する、請求項1に記載の方法。
  11. 第1の偏波を有するポートaについての前記拡張重みが、
    Figure 2018514111
    Figure 2018514111
    Figure 2018514111
    のように決定され、
    ここで、eaが、前記1つまたは2つのビームポートのうちの1つのビームポートを、m個のサブアレイの倍数にマッピングするための前記拡張重みを表し、Zrcが、r個の行とc個の列を有する全てがゼロの行列である、請求項1に記載の方法。
  12. 前記第1の偏波に直交する第2の偏波を有するポートbについての前記拡張重みが、eb=flipud([ea(:,2)−ea(:,1)])のように決定され、
    ここで、ea(:,c)が、eaの列cを表し、が複素共役を表し、flipud(x)が、xの行順序を逆にする、請求項11に記載の方法。
  13. 前記信号が、ブロードキャスト情報およびシステム情報のうち少なくとも一方を含む、請求項1に記載の方法。
  14. アンテナアレイ(1)を備えるアンテナ装置(100)であって、前記アンテナアレイがビーム形成用の2偏波素子を備え、前記アンテナアレイはさらに処理ユニット(31)を備え、前記処理ユニット(31)は、前記アンテナアレイ(1)に、
    1つまたは2つのビームポートを生成させるように設定され、前記ビームポートが、オーバラップしていない少なくとも2つのサブアレイを組み合わせることによって規定され、
    各サブアレイが、2つのサブアレイポートを有し、前記2つのサブアレイポートが、同一の電力パターンおよび相互に直交する偏波を有し、
    前記オーバラップしていない少なくとも2つのサブアレイが拡張重みを介して組み合わされ、
    前記1つまたは2つのビームポートが前記サブアレイと同じ電力パターンを有するように、前記拡張重みが、前記1つまたは2つのビームポートをサブアレイポートにマッピングし、
    前記拡張重みの少なくともいくつかが、同一の非ゼロの大きさを有し、送信ローブを形成するような位相に関連付けられ、
    前記処理ユニット(31)はさらに、前記アンテナアレイ(1)に、
    前記1つまたは2つのビームポートを使用して信号を送信させるように設定される、アンテナ装置。
  15. 請求項14に記載のアンテナ装置(100)を備える、ネットワークノード(110)。
  16. 請求項14に記載のアンテナ装置(100)を備える、ワイヤレス装置(120)。
  17. 2偏波素子を備えるアンテナアレイ(1)を使用してビーム形成するためのコンピュータプログラム(131)であって、コンピュータプログラムコードを含み、処理ユニット(31)上で実行されると、前記コンピュータプログラムコードは、前記アンテナアレイ(1)に、
    1つまたは2つのビームポートを生成させ(S102)、前記ビームポートが、オーバラップしていない少なくとも2つのサブアレイを組み合わせることによって規定され、
    各サブアレイが、2つのサブアレイポートを有し、前記2つのサブアレイポートが、同一の電力パターンおよび相互に直交する偏波を有し、
    前記オーバラップしていない少なくとも2つのサブアレイが拡張重みを介して組み合わされ、
    前記1つまたは2つのビームポートが前記サブアレイと同じ電力パターンを有するように、前記拡張重みが、前記1つまたは2つのビームポートをサブアレイポートにマッピングし、
    前記拡張重みの少なくともいくつかが、同一の非ゼロの大きさを有し、送信ローブを形成するような位相に関連付けられ、
    前記コンピュータプログラムコードはさらに、前記アンテナアレイ(1)に、
    前記1つまたは2つのビームポートを使用して信号を送信させる(S104)、コンピュータプログラム。
  18. 請求項17に記載のコンピュータプログラム(131)、および前記コンピュータプログラムが記憶されるコンピュータ読取り可能な手段(132)を含む、コンピュータプログラム製品(130)。
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