JP2018513736A5 - - Google Patents

Claims (12)

1. 電気加熱可能なプラスターであって、
   自己接着性皮膚接触層と、
   電気接点を備え、導電性繊維が互いに接触している、布、ニット構造、かぎ針編み構造、編み上げ構造、双方向もしくは多方向布、フェルトまたは繊維のフリースである、導電性のテキスタイルシートと
   を含み、
   該導電性のテキスタイルシートは、プラスターの背面層を構成し、そして
   該電気加熱可能なプラスターは、少なくとも１種の医薬活性物質を、自己接着性皮膚接触層内に含むことを特徴とする、
   前記プラスター。
2. テキスタイルシートは、
   ａ）もっぱら導電性の繊維、好ましくは金属繊維；
   ｂ）導電性繊維および非導電性繊維の混合物；ならびに／または
   ｃ）テキスタイルシート内に三次元的にかつ耐久的に固定されている、接着性導電性バインダーおよび導電性粒子、好ましくは金属粒子を装備している、１つまたはそれ以上の非導電性テキスタイルシート
   からなるテキスタイルシートの群から選択されることを特徴とする、請求項１に記載のプラスター。
3. 導電性シートは、樹脂層またはポリマー層に埋め込まれていることを特徴とする、請求項１または２に記載のプラスター。
4. 樹脂層またはポリマー層は、少なくとも１種の導電性フィラーを含むことを特徴とする、請求項３に記載のプラスター。
5. 電源、好ましくは直流源を含むことを特徴とする、請求項１〜４のいずれか１項に記載のプラスター。
6. テキスタイルシートの温度を一定に維持できる制御および調節電子システムを含むことを特徴とする、請求項１〜５のいずれか１項に記載のプラスター。
7. 医薬活性物質は、非ステロイド性抗炎症薬（ＮＳＡＩＤ）、抗コリン薬、副交感神経遮断剤、抗真菌薬、ＭＡＯ−Ｂ阻害剤、セロトニンアンタゴニスト、アルファ２受容体アゴニスト、光増感剤、ホルモンおよび／またはタンパク質からなる群から選択される、請求項１〜６のいずれか１項に記載のプラスター。
8. 請求項１〜７のいずれか１項に記載の電気加熱可能なプラスターを製造する方法であって：
   − 布、ニット構造、かぎ針編み構造、編み上げ構造、双方向もしくは多方向布、フェルトまたは繊維のフリースであり、導電性繊維が互いに接触している、導電性テキスタイルシートを準備する工程と、
   − 少なくとも１種の医薬活性物質を含む自己接着性皮膚接触層上に導電性テキスタイルシートを積層する工程と、
   − 個々のプラスターを分離する工程と、
   − 導電性テキスタイルシートの非積層側に接点を適用する工程と
   を含む、前記方法。
9. 少なくとも１つのさらなる層を持つ積層体を準備する工程をさらに含む、請求項８に記載の方法。
10. 請求項１〜７のいずれか１項に記載の電気加熱可能なプラスターの製造のための、導電性テキスタイルシートの使用であって、該導電性のテキスタイルシートは、電気接点を備え、導電性繊維が互いに接触している、布、ニット構造、かぎ針編み構造、編み上げ構造、双方向もしくは多方向布、フェルトまたは繊維のフリースである、前記使用。
11. 医薬活性物質、好ましくはプラスター中に含有される医薬活性物質の皮膚透過、および／または活性物質、好ましくはプラスター中に含有される医薬活性物質の経皮投与を増大させる局所熱療法での使用のための、請求項１〜７のいずれか１項に記載の電気加熱可能なプラスター。
12. 請求項１〜７のいずれか１項に記載のプラスターが患者に適用され、電源と導電性テキスタイルシートとの間の回路が閉じていることを特徴とする、局所熱療法および／または活性物質の経皮投与での使用のための、請求項１〜７のいずれか１項に記載の電気加熱可能なプラスター。