JP2018513734A - 2つの化合物を混合するためのミキシンググループおよび方法 - Google Patents
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Abstract
骨セメントまたはアクリル樹脂または水硬性セメントなどの混合物を得るために2つの化合物を混合するためのミキシンググループであって、実質的に管状の本体を有し、混合すべき第1の化合物の第1の収容領域(RZ1)を画定する第1の構成要素(2;20;200)であって、第1の構成要素(2;20;200)は、第1の端部(2a)および第2の端部(2b)を有する、第1の構成要素(2;20;200)と、実質的に管状の本体を有し、第2の収容領域(RZ2)を画定する第2の構成要素(3;30;300)であって、第2の構成要素(3;30;300)は、第3の端部(3a)および第4の端部(3b)を有し、第2の構成要素(3;30;300)は、混合すべき第2の化合物または混合すべき第2の化合物を格納するバイアルを格納するように設定されている、第2の構成要素(3;30;300)とを備え、第1の収容領域(RZ1)は、第2の収容領域(RZ2)から第1の収容領域(RZ1)への第2の化合物の通過を可能にするように、第2の収容領域(RZ2)と流体連通しており、グループは、第1の構成要素(2;20)の第1の端部(2a)と第2の構成要素(3;30)の第3の端部(3a)との間に配置されるか、または、第1の端部(2a)および第3の端部(3a)を囲む、実質的に管状の本体を有する少なくとも1つの第3の構成要素(8;80;800)であって、第1の構成要素(2;20;200)および第3の構成要素(8;80;800)は互いに対して摺動可能であり、第2の構成要素(3;30;300)および第3の構成要素(8;80;800)は互いに対して摺動可能である、第3の構成要素(8;80;800)と、第1の構成要素(2;20;200)と第3の構成要素(8;80;800)との間、および第2の構成要素(3;30;300)と第3の構成要素(8;80;800)との間のシール手段(9,10;90,100;900,1000)とを備える、ミキシンググループ。【選択図】図1
Description
本発明は、骨セメントを得るための液体および粉末のような2つの化合物を混合するためのミキシンググループ、ならびに2つの化合物を混合する方法に関する。
骨セメントを得るために、多くのタイプの液体−粉末ミキサが提案されている。
特許文献1および特許文献2は、ともに本特許出願の出願人に利するものであるが、粉末格納室を画定する第1の構成要素を備えるミキサを教示しており、粉体と混合されるべき液体を格納するバイアルのための収容領域を画定する第2の構成要素が、摺動可能に取り付けられている。
粉末格納室内には、次に、混合構成要素を支持するステムが摺動可能に取り付けられ、一方で、内端において、使用中、第2の構成要素の内部には、ガスケットを収容するための環状溝を画定するキャップが取り付けられ、キャップの内端は、格納室から外方に向けられ、第1の構成要素のそれぞれの肩部に対して当接されるように意図された肩部を画定する。
このような装置では、バイアルが破断され、第2の構成要素の動きが第1の構成要素から出るように手動で決定され、これにより破断されたバイアルの液体が粉末格納室に入る。次いで、骨セメントが得られるまで、後者の室内で混合が実行される。必要に応じて、第2の構成要素の移動中に、液体を粉末格納室に移送するのを容易にするために、粉末格納室内に真空が与えられる。
このような装置では、第1の構成要素に対して第2の構成要素を手動で移動させなければならないガスケットは、過度に硬くすることも強くすることもできないという事実を考慮すると、粉末格納室の良好なシールを達成することは非常に困難である。
このような目的のために、粉末と液体との混合中に、ガスケットに空気が入り、最終的な骨セメント混合物に気泡が形成され、得られる骨セメントの質が明らかに低下する。
さらに、上記のデバイスは、特にキャップおよびそれぞれのデバイスの他の構成要素の構成の関数として、バイアルの体積よりもはるかに大きい第1の成分の体積を有する。理解されるように、これは、現行の技術水準によるデバイスにとっては、過度の最終的な体積または幅を含む。
特許文献3、特許文献4、特許文献5および特許文献6は、現行の技術水準によるそれぞれの解決策を教示している。
本発明の1つの目的は、2つの化合物、特に骨セメントを得るための液体および粉末を混合するための新規のミキシンググループを提供することである。
本発明の別の目的は、混合される化合物の収容領域の良好なシールを保証する新規のミキシンググループを提供することである。
本発明の別の目的は、粉末の格納領域内に空気を入れるリスクを冒すことなく、粉末の格納領域に液体を押し込むために良好な押圧を加えることを可能にし、したがって、得られる最終セメントに泡を形成するリスクを低減することを可能にする、新規のミキシンググループを提供することである。
本発明の別の目的は、粉末の格納領域内に空気を入れるリスクを冒すことなく、液体および粉末の混合中に良好な押圧を加えることを可能にし、それゆえ、得られる最終セメントに泡を形成するリスクを低減することを可能にする、新規のミキシンググループを提供することである。
本発明の別の目的は、従来のグループに対してサイズが制限された新規のミキシンググループを提供することである。
本発明の別の目的は、液体および粉末のような2つの化合物を迅速かつ効果的に混合することができる新規混合方法を提供することである。
本発明の一態様によれば、請求項1に記載のミキシンググループが提供される。
本発明の一態様によれば、請求項22に記載の混合方法が提供される。
従属請求項は、本発明の好ましいおよび有利な実施形態を指す。
本発明の他の特徴および利点は、添付の図面に例として示されているミキシンググループの実施形態の説明からより明らかになるであろう。
添付の図面において、同等の部品または構成要素には同じ参照符号が付されている。
まず、図1〜図11を参照して、骨セメントまたはアクリル樹脂を得るために、液体(モノマーなど)および粉末(1つまたは複数のポリマー、場合によってアクリルなど)などの2つの化合物を混合して混合物を得るためのミキシンググループ1を例示する。粉末はまた、硫酸カルシウム(プラスター)またはリン酸三カルシウム(TCP)もしくはヒドロキシアパタイト(HA)の混合物または酸化カルシウム(CaO)を主成分とする混合物のようなカルシウム塩、酸化マグネシウム(MgO)、酸化アルミニウム(AI2O3)、酸化ケイ素(SiO2)、酸化鉄(Fe2O3)、ならびに/あるいは、メタケイ酸カルシウム(CaSiO3およびCa2Si2O5)および/またはアルミン酸三カルシウムCa3(A1O3)2および/または鉄アルミン酸四カルシウム(C4AlFe)のような他の錯塩を主成分とする無機物、ならびに/あるいは、純水または粉末中に存在するものと相乗的な無機塩を含有する水溶液のような第2の化合物と結合したときに、「水硬性セメント」と一般に識別可能な硬化塊を生じる他の無機化合物であってもよい。混合物が生体適合性の生成物または混合物を生じるように、すべての化合物が高純度を有することが好ましい。
このグループは、実質的に管状の本体を有し、粉末などの混合すべき第1の化合物の第1の収容領域RZ1を画定する第1の構成要素またはシリンダ2を含む。より詳細には、第1の構成要素2は、貫通チャネルである第1のチャネルAC1を画定し、以下でより明確になるように、混合されるべき第1の化合物の第1の収容領域RZ1がそのようなチャネル内で画定され、そのような領域RZ1の容積は可変である。
より具体的には、所望に応じて、第1の構成要素2は、骨セメントを供給するための第1の端部2aおよび第2の端部2bを有し、当該端部は、以下でより明確になるように、同じくミキサのステムの通過のための開口部または貫通孔2cを画定することができる。このような目的のために、第2の端部2bは、いずれの場合も、貫通孔2cの流体シールまたはより良好にはさらに粉末シールおよびセメントシールを確保して、ステムを誘導するための中空シャンク区画2gで終端することができる。
第1の構成要素2の実質的に管状の本体は、対称軸x−xを中心として延在し、例えば、それは、対称軸x−xを中心とする回転体を含むことができ、使用中に第2の端部2bに近接する一方の側から、第2の端部から離れた側へと、その直径が次第に大きくなる実質的に円錐台形の区画2dを有することができ、その後、第1の端部2aで終端する実質的に円筒形の区画2eとを有することができる。
次いで、歯またはタブ2fが、第1の端部2aから外側に延在し、互いから角度的にずらされて設けられてもよい。例えば、4つの歯2fは互いに90°ずれている。
実質的に円筒形の区画2eの外側部分から出発して、クラウン要素2hも、必要に応じて環状に延在し、歯2fから間隔をあけて配置することができる。これは、例えば、歯2fよりも大きい直径または幅を有する。
次いで、ミキシンググループ1は、実質的に管状の本体を備え、第2の収容領域RZ2を画定する第2の構成要素3を有し、このような第2の構成要素3は、第3の端部3aおよび第4の端部3bを有する。所望であれば、グループの構成要素が静止位置にあり平衡状態にあるとき、第1の構成要素2の第1の端部2aは、使用中、第2の構成要素3の第3の端部3aの周りに取り付けられるか、またはこれを取り囲む。第2の構成要素3は、使用中、軸x−xに対応する対称軸の周りに延在することができる。例えば、第2の構成要素は、対称軸x−xを中心とした回転体を含むことができる。
また、第2の構成要素は、混合すべき第2の化合物または混合すべき第2の化合物を含有するバイアルを含むように設定される。
したがって、グループ1では、必要に応じて混合されるべき第2の化合物を含むことが意図されているガラスまたは同様の材料で作られたバイアル4を提供することができる。そのようなバイアル4は、第2の構成要素3の第2の収容領域RZ2内に配置される。
グループ1内に、第2の構成要素3内に突出する、バイアル4のための破断手段または開封手段5,6を設けることができる。
破断手段は、例えば、バイアル4を、例えば、その先端部4aにおいて第3の端部3aに向かって押すように意図されたボタン要素5を含むことができる。
ボタン要素5は、第2の構成要素3の第4の端部3bに摺動自在に、またはより良好にはさらに、例えば閉鎖要素16に取り付けられる。閉鎖要素は必要に応じて、スナップ係合、ねじ止め、または他の係合手段を介して、第2の構成要素の第4の端部3b内に連結される。
次いで、破断手段は、第3の端部3aにおいて第2の構成要素3の基部から突出しており、ボタン要素5によって押されると、バイアル4自体を破断させるように、バイアル4に、必要に応じてバイアル4の底部4bに係合させるための先端またはナイフ要素6を備えることができる。
所望であれば、例えば、例として第2の構成要素3の中空の底壁の内面から始まり、第2の収容領域RZ2内に延在し、バイアル4をボタン要素5に向かってまたはボタン要素5に対して可撓性かつ弾性的に押圧した状態に維持するように意図されている弾性手段またはばね11を設けることもできる。
バイアル4に関して、これは、例えば、必要に応じて、一方の側に実質的に円錐台形である先端を有し、他方側に、例えば、バイアル4自体の外側に向かって、したがって、設置された場合は先端要素6に向かって凹面によってわずかに湾曲した底部4bを有する円筒形本体を備えることができる。
さらに、第1の収容領域RZ1は、必要に応じて肺領域LZを介在させて第2の収容領域RZ2から(またはより良好にはさらに第2の収容領域RZ2に含まれるバイアル4から)第2の化合物(液体)を第1の収容領域RZ1に通過させるように第2の収容領域RZ2と流体連通している。有利には、第2の構成要素3の第3の端部3aによって画定された通過開口部または照明3gを遮断するための適切なフィルタ7の配置により、第2の化合物は第1の収容領域RZ1から第2の収容領域RZ2収容領域に逆行することができない。
図面、より詳細には図6に示される実施形態によれば、フィルタ7は、ブッシング要素7aを含み、ブッシング要素7aは、例えば、ブッシング要素7aの内面に周方向に接続されたメッシュとして構成されているフィルタリング構成要素7bによって遮断される貫通開口を画定する。このようなフィルタ7は、第2の端部3a内に、例えばサイジングするために配置または挿入される。
さらに、第2の構成要素3は、第3の端部3aにおいて、例えばサイジングのために、フィルタ7を挿入することなどにより、フィルタ7を位置決めするための座部PSを画定することができる。そのような目的のために、第3の構成要素は、第2の構成要素3自体の、所望に応じて円筒形の側壁3mとともに、第2の収容領域RZ2を閉鎖または画定するための終端壁3hを有することができる。第3の端部3aは、このとき、終端壁3hをわずかに越えて延長され、それによって、位置決め座部PSは、終端壁3hおよび第3の端部3aによって構成される側方ケーシングの一区画によって画定される基部または底部を有する。終端壁3hは、設置された場合、使用中にフィルタリング構成要素7bに至る第2の収容領域RZ2と第2の構成要素3の外部との間に延在する複数の貫通孔THを画定することができる。
本発明によるミキシンググループは、このとき、少なくとも1つの第3の構成要素またはピストン8を備え、これもまた、実質的に管状の本体を有し、貫通チャネルである第2のチャネルAC2を画定する。第3の構成要素またはピストン8は、所望に応じて、使用中、軸x−xに対応する対称軸の周りに延在し、例えば、対称軸x−xを中心とした回転体を含むことができる。第3の構成要素またはピストン8の第2のチャネルAC2において、肺領域LZは、使用中第2の構成要素3の第3の端部3aで画定され得、肺領域LZは可変容積を有する。
必要に応じて、第3の構成要素またはピストン8の実質的に管状の本体は、第2の構成要素3の周りに少なくとも部分的に取り付けられ、外端または第5の端部8aならびに通路開口部8cを画定する内端または第6の端部8bを有し、これは、使用中、第2の構成要素3の通路開口部3gと実質的に整列し、実質的に自由に、第2の収容領域RZ2から第1の収容領域RZ1への第2の化合物の通過を可能にし、かつ妨げない。
そのような目的のために、第3の構成要素8は、一方では外端8aを規定し、他方では、内端8bを規定し、通路開口部8cを画定する環状壁8eを支持する実質的に円筒形の壁8dを備えることができる。
第1の収容領域RZ1は、代わりに、第1チャネルAC1の区切りの第1の構成要素2の内壁と第3の構成要素8の内端8bとの間で画定された領域である。
第3の構成要素8は、第1の構成要素2の第1の端部2aと第2の構成要素3の第3の端部3aとの間に配置することができる。すなわち、第3の構成要素8は、(摺動係合によって)第2の構成要素3の第3の端部3aを囲むことができ、(摺動係合によって)第1の構成要素2の第1の端部2aによって部分的に囲まれ得る。
加えて、第1の構成要素2と第3の構成要素8とは互いに摺動可能であり、一方で、第2の構成要素3と第3の構成要素8とは互いに摺動可能である。有利には、構成要素2と8ならびに3と8との間の相対摺動は、対称軸x−xに沿って、またはこれに実質的に平行に与えられる。
軸x−xは、実際には、グループの構成要素、より詳細には構成要素2,3および8ならびにガスケット9および10の長手方向対称軸を構成する。
そのような目的のために、第3の構成要素すなわちピストン8またはより良好にはさらにその内端8bは、隔壁内でかつその近くで、またはより良好にはさらにこれを画定する実質的に円筒形の2e内でかつその近くで摺動するように、第1の構成要素2によって区切られた第1のチャネルAC1に実質的に対応するかまたはわずかに小さい外径または断面を有するように構成され、一方で、第2の構成要素3またはより良好にはさらに第3の端部3aは、隔壁内でかつその近くで、またはより良好にはさらに、第3の構成要素8を画定する実質的に円筒形の壁8d内でかつその近くで摺動するように、第3の構成要素8によって画定される第2のチャネルAC2に実質的に対応するかまたはわずかに小さい外径または断面を有するように構成される。
第3の構成要素8と第1の構成要素2または第2の構成要素3のうちの1つとの間の相対的な摺動または運動は、実際には第1の収容領域RZlまたは肺領域LZを変化させることを可能にし、したがって収容領域RZ1または収容領域RZ1と流体連通しているグループ1の内側に位置する領域(LZ)の直接の変化が得られる。
有利には、図1〜図11に示す実施形態によれば、第1の収容領域RZ1の容積は、第3の構成要素8に対する第1の構成要素2の相対的な運動にしたがって可変であり、第3の構成要素8は第2の構成要素3と一体であり、すなわち、第3の構成要素8が動かされると、第2の構成要素3はそれとともに動き、第3の構成要素8が停止したままにされると、第2の構成要素3も停止したままにされ、それによって、第3の端部3aは、実質的に内側端部8aに近接してそこに維持される。
さらに、好ましくは、肺領域LZの容積は、所望であれば、第1の構成要素2を停止状態に維持しながら、第2の構成要素3と第3の構成要素8との相対運動にしたがって可変である。
このような目的のために、図1〜図11に示す実施形態によれば、第1の静止位置(図7参照)と第2の作業位置(図8参照)との間で、第2の構成要素3と第3の構成要素8とを互いに対して動かすことによって、第1の収容領域RZ1と流体連通している肺領域LZの自由体積を増加させることが可能である。これは、第3の端部3aを第3の構成要素8の外端8aに向かって運ぶように、すなわち、第2の構成要素3を第2のチャネルAC1から引き出すように、第2の構成要素3および第3の構成要素8との相対的な摺動を場合によっては手動で引き起こすことによって得られる。図に示す実施形態によれば、第1の静止位置(図6参照)において、第3の端部3aは、環状壁8eに対して近位または当接しており、第2の作業位置(図8参照)では、第3の端部3aは、環状壁8eから遠位にある。
さらに、図1〜図11に示す実施形態によれば、第1の構成要素2および第3の構成要素8は代わりに、第1の静止トリム(図10参照)と少なくとも1つの第2の作業トリム(図11参照)との間で、互いに対して運動可能であり、それによって、第1の収容領域RZ1が縮小し、したがって、以下でよりよく説明するように、例えば穴2cを通って第1の収容領域RZ1から混合物が排出される。これは、第3の構成要素8を第2の構成要素3とともに摺動させること、または第1の構成要素2を摺動させることによって得られ、それによって、内端8bが第2の端部2bに向けて、かつ第1の端部2aから外方に運ばれる、あるいはいずれの場合も、混合物に係合して第1の収容領域RZ1から混合物を押し出すように、第1のチャネルAC1に第3の構成要素8を挿入することにより、内端8bを第2の端部2bに近づける。
次いで、第1の構成要素2と第3の構成要素8との間および第2の構成要素3と第3の構成要素8との間にシール手段9,10が設けられる。
有利には、シール手段は、特に第1の構成要素2と第3の構成要素8との間で、第1の収容領域RZ1のシールを確実にするように、第1の構成要素2と第3の構成要素8との間に配置された、必要に応じて環状の少なくとも1つの第1のガスケット9と、特に第2の構成要素3と第3の構成要素8との間で第1の収容領域RZ1、または、設置される場合はまた肺領域LZのシールを確実にするように、第2の構成要素3と第3の構成要素8との間に必要に応じて環状の少なくとも1つの第2のガスケット10とを含む。
より詳細には、シール手段は、それぞれの構成要素、したがって第1の構成要素2と第3の構成要素8との間の第1のガスケット9、および、第2の構成要素3と第3の構成要素8との間の第2のガスケット10のシール接続を確実にするように設定される。
さらに詳細には、シール手段は、シール、および、したがって、第1の収容領域RZ1と、第2の収容領域RZ2と、設置される場合、肺領域LZをともに含む、グループの内部領域に対する流体、特に空気の出入りを保証するように設定される。したがって、第1の収容領域RZ1は、所望であれば肺領域LZを介在させて第2の収容領域RZ2とシール流体連通する。
このような目的のために、グループの構成要素2,3および8は、流体シール材料、必要に応じて、プラスチックまたは複合材料で作成され、それによって、流体(特に空気および液体または第2の化合物)がその壁を通過するのを防止し、以下に述べる適切な構成要素によって閉鎖する場合を除く、その端部2a、2b、3a、3b、8a、8bに設けられた穴または開口部、または、適切な加圧流体吸引手段と流体連通して配置されるように設定される出口のみを通過することが可能になる。
第1のガスケット9は、第2のガスケット10とは異なる、すなわち、より大きいまたはより小さい硬度または強度を有し、したがって、好ましくはガスケット9および10は等しい硬度または強度を有しない。より詳細には、第1のガスケットの硬度は、単なる非限定的な例として、70〜150ショア度の間であり得、一方で、第2のガスケットの硬度は、単なる非限定的な例として、50〜70ショア度の間であり得る。
一方、ガスケットの硬度に加えて、構成要素とガスケットとの結合干渉も重要である。
さらに、代替的には、ガスケット9および10の両方が同じ硬度を有してもよいが、第1のガスケット9と第1の構成要素2および第3の構成要素8との結合は、第2のガスケット10と第2の構成要素3および第3の構成要素8との結合とは異なる安定性または強度を有し、それによって、第2の構成要素3と第3の構成要素8との間のシールは、第1の構成要素2と第3の構成要素8との間のシールとは異なる。
より詳細には、それぞれのハウジング内でのまたはそれぞれの構成要素(例えば構成要素2および8)との間の非常に正確な結合を有し、そのような構成要素(2および8)間の取り扱いの上での高い硬度をもたらすガスケット(例えば第1のガスケット9)が存在し得、一方で、他方のガスケット(例えば、第2のガスケット10)は、それぞれのハウジング内でのまたはそれぞれの構成要素(例えば、構成要素3および8)との緩やかな結合を有することができ、これにより、そのような構成要素(3および8)間での操作が相対的に容易になる。
上述の実施形態によれば、第1のガスケット9は、第2のガスケット10よりもはるかに大きな硬度を有し得る。
第1のガスケット9(その硬度または構成要素2および8との結合の強度の関数として)は、第1の構成要素2と第3の構成要素8との間の水圧シールの機能を果たし、また、第2の構成要素3が第3の構成要素8に対して動かされるときに、それらの構成要素の位置が維持されることを保証することもできる(図7および図8参照)。
第1のガスケット9は、第3の構成要素8の外部区画と第1の構成要素2の内部区画との間に画定されたスロットなどに収容された環状ガスケットであってもよい。図示の実施形態によれば、第3の構成要素8の内端8bは実質的にフランジ加工されており、すなわち、環状壁8eは、実質的に円筒状の壁8dよりも大きな外径または幅を有し、そして、フランジ状内端8bに近いが、ここから一定の距離をおいている、第3の構成要素8の外部区画から延伸するリング要素8fをもたらし、それによって、所望される場合は環状の、外向きに開いており、使用中は第1の構成要素2によって外部に対して閉じられる、凹部8gをそれによって画定する。
代わりに、環状の第2のガスケット10に関して、これは、第2の構成要素3の第3の端部3aにフィットすることができ、第3の端部3aに近い一端と第3の端部3aから遠位の一端とを有する主円筒区画10aを備え、(第2のガスケット10は)また、主円筒区画10aの近位端からグループの内部に向かって、または使用中は、第2の構成要素3の第3の端部3aを取り巻くようにその対称軸x−xに向かって突出する第1の環状区画10bを備える。
必要に応じて、第2のガスケット10はまた、例えば、第2の構成要素3によってその第3の端部3aで画定された環状凹部3d内で主円筒区画10aの遠位端から突出している環状の第2の区画10cも備える。
このような場合、第1の静止位置において、第2のガスケット10の第1環状区画10bは、第3の端部3aと環状壁8eとの間に含まれる。
第2のガスケット10には、例えばガスケットの外部に向かって、必要に応じて主要区画10aまたは第1の環状区画10bから突出し、構成要素3と8との間のシールを増加させるように設定することができるリブ10dを設けることができる。
図示の実施形態によれば、第2のガスケット10は、位置決め座部PSおよびフィルタリング構成要素7bと実質的に整列した開口部10fを画定する。
次いで、ミキシンググループ1には、例えば、スリーブ形状の当接構成要素12を設けることができる。当接構成要素は、第1の端部2aにフィットし、第3の構成要素8、またはより良好にはさらにその内端8bが、第1の構成要素2によって画定された第1のチャネルAC1から外れるのを防止するように意図されている。
より詳細には、スリーブ状構成要素12は、第1の構成要素2に向かって内方に突出し、管状構成要素8の内端8bより小さい内径または断面を有する区画12aを有する環状または管状の構成を有することができ、それによって、構成要素8、例えば、リング要素8fにおいて構成要素8の内端8bまたはその突出区画に当接する(構成要素2および8が第1の静止トリム内に配置される)ように意図されている第1の肩部12bが画定される。
スリーブ状要素12は、バヨネット結合、ネジ止めまたは強制挿入によって、第1の構成要素2の第1の端部2aと係合することができる。図に示す実施形態によれば、スリーブ状要素12は、歯2fの挿入またはバヨネット係合を介して実質的にL字形の座部12cを有する。
第1の構成要素2および第3の構成要素8は、上述したように、内端8bが第1の構成要素2の第1の端部2aの近位にあり、所望であればリング要素8fが第1の肩部12bに当接する第1の静止トリム(図9と図10参照)と、内端8bが第1の端部2aから遠位にあり、第2の端部2bの近位にある第2の作業トリム(図11参照)との間で、互いに対して可動である。図1〜図11に示された実施形態によれば、第1のトリムから第2のトリムまで第1の構成要素2および第3の構成要素8が通過する際に、第1の収容領域RZ1が縮小され、したがって、以下でよりよく説明するように、混合物が第1の構成要素2から、例えば孔2cを通って出る。
加えて、ミキシンググループはまた、第3の構成要素8を第2の構成要素3に、特に第3の構成要素8の外端8aを第2の構成要素3の外部中間部分に接続する構成要素13a、13bを有することもできる。
より詳細には、コネクタ構成要素は、第2の構成要素3の周りに取り付けられ、それぞれの端部で互いに当接される2つのハーフリング13a、13bを備えることができ、このようなハーフリング13a、13bは、第3の構成要素8の外端8aに形成されたそれぞれの溝14に、必要に応じて溝を介して、係合、例えば、スナップ係合するように意図された1つまたは複数の突起13cを有する(特に図2〜4を参照)。
そして、ミキシンググループは、第1の化合物および第2の化合物を混合するように第1の収容領域RZ1で動作するように設定された、第1の収容領域RZ1内の混合ユニット15を備えることができる。所望であれば、混合ユニット15には、例えば孔2c内に摺動可能に取り付けられているステム15a、ステム15aの第1の端部に支持され、ステム15aの回転によって第1の収容領域RZ1内で回転するようになっている混合ロータまたはインペラ15bが設けられる。そして、混合ユニット15は、ステム15aの他端に接続され、所望により固定され、使用中に第1の収容領域RZ1の外側に配置されたハンドル15cを備え、これにより混合ロータ15bの回転を駆動することができる。
ステム15aおよび混合ロータ15bは、取り外し可能な係合手段、例えば、バヨネット係合またはネジ止めによって拘束することができる。
代替的に、ステム15aは、分解されてもよく、またはいずれの場合にも、混合ロータ15bから解放されてもよく、例えば取り外し可能な係合手段、例えば、バヨネット係合、ネジ止めまたは同様な手段によって互いに接続される2つの部分にされる。
さらに、混合ロータ15bは、第4の貫通チャネルAC4を中心に画定している。このような目的のために、図に示すように混合ユニット15が設けられる場合、下記にも論述するように、ステム15aが孔2cから取り外され、混合ロータ15bから解放されると、孔2cと実質的に整列したまたはその中にある第4のチャネルAC4を通過させることによって、グループによって得られた混合物を、グループ自体の外(特に、第2のガスケット10およびフィルタリング構成要素7bの外側)に押し出すことができる。
有利には、混合ロータ15bは通路窓を画定し、例えば、第2の化合物が通過し第1の収容領域RZ1に入ることを可能にするように意図されている、その間に通路窓を画定する複数のブレード15dなどを有することができる。
代替的に、混合ユニット15を別様に構成することができ、または、これを、ステム15aを取り出し、分解または解放するときに、グループ内にあるままである混合ユニット15の構成要素が、混合物のための出口孔および開口部内を塞がないように配置することができる。あまり好ましくない変形例によれば、混合ユニット15はまた、第1の収容領域RZ1に取り付けられ、かつ第1の収容領域RZ1内を自由に摺動することができる塊を備えることもできる。
加えて、本発明によるミキシンググループ、必要に応じて、第1の構成要素2には、例えば第1の収容領域RZ1に、または第1の収容領域RZ1に至る少なくとも1つの充填口19を設けることができ、充填口は、吸引手段と流体連通して配置されるように設定され、吸引手段は、下記においてより明瞭になるように、化合物の混合中に、第2の収容領域RZ2から第1の収容領域RZ1への液体の良好な吸引および/または第1の収容領域RZ1からの空気の吸引を可能にする。
混合物の気泡の形成を低減し、その特性を改善するために、第1の化合物および第2の化合物の混合中に、第1の収容領域RZ1内の圧力の低下をもたらすそのような吸引手段も、または、そのような吸引手段のみを駆動することができる。
このような目的のために、混合ユニット15のステム15aの移動は、穴2cで空気漏れを引き起こすことができ、その結果、負荷損失が生じるが、これは吸引手段によってバランスを取られる。
吸引手段は、例えば、電気モータまたはベンチュリ効果によって駆動されるデバイスを含むことができる。代替的に、グループは、例えば手術室に設けられた集中真空ラインと流体連通するように配置することができる。
本発明の1つの態様では、そのような混合物は医療用途の骨セメントである。
吸引手段との接続がない場合、出口は適切なカバーによって密封されて閉じられ得る。
また、充填口19には、粉体を保持しつつ空気の通過を許容する機能を有するフィルタバッフル(図示せず)を挿入することができる。ただし、充填口19は吸引手段と流体連通して配置されない。そのような場合、吸引手段は、必要に応じて、第2の収容領域RZ2、例えば第2の構成要素3またはボタン要素に設けられている、貫通孔または開口と流体連通するように配置することができる。
そのような目的のために、ボタン要素は、図12〜図15に示すように構成することができる。
より詳細には、ボタン要素50は、空気の通過を許容しながら第2の化合物(液体)の通過を阻止するフィルタバッフル50b、および、逆止弁50cが気密状態で収容される貫通孔50aを画定する。さらに詳細には、貫通孔50aにおいて、グループの外側からグループの内側に向かって、またはより良好にはさらに第1の端部2bにより近接して、最初に逆止弁50cが収容され、次いで実質的に直列にフィルタバッフル50bが収容される。逆止弁50cは、フィルタバッフル50bとともに、貫通孔50aのそれぞれの断面内で、少なくともそれらの長手方向範囲の一部分についてまたは対称軸x−xに沿って実質的にサイズ調整されるように挿入され、それによって、これらの各々が交差し、または、実質的に全体的に貫通孔50aのそれぞれの長手方向断面を占める。
明らかに、本発明によるグループには、上記の出口のうちの1つに密封的に接続された、または接続可能な吸引手段も設けられていてもよい。
次いで、ミキシンググループは、ボタン要素5,50の周りに取り付けられ、第2の収容領域RZ2から第1の収容領域RZ1の第2の化合物の移送を容易にするように、第2の化合物を圧送する動作を可能にするように意図されている蛇腹構成要素などを設けられる。
図16に示す変形例によれば、第1の構成要素20は、第4の端部3bに向けられた少なくとも1つの第2の肩部20hを画定し、第1の構成要素20および第3の構成要素80は、第2の肩部20hが第3の構成要素80の内端80bまたは第3の肩部80hの近位にあり、所望であれば第1のガスケット90を介在させてそれに当接する第3の位置またはトリムと、第2の肩部20hが内端80bまたは第3の肩部80hから遠位にある第4の位置またはトリム(図示せず)との間で互いに可動である。
そのような場合、第1の構成要素20は、上述の実質的に円筒形の区画2eに対応する第1の区画20e1と、第1の区画20e1に関して第2の端部20bから遠位にあり、第1の区画20e1よりも大きい外径または幅を有し、第2の肩部20hを画定する環状部分20e3によって第1の区画に接続されている第2の区画20e2とを含むことができる。
さらに、第3の構成要素80は、一方の側において、外端8aを画定し、他方の側において、内端8bを画定する実質的に円筒形の壁8dを含むことができ、第3の構成要素80は、このとき、実質的に円筒形の壁8dの中間部分の外部から突出する環状部分80mを備えている。このような中間部分は、外端8aと内端8bとの間に配置される。そのような場合、第3の肩部80hは、環状区画80mによって画定される。
このような変形例によれば、第2のガスケット100は、第3の構成要素80の内部と第2の構成要素30の外部との間に区画されたスロットなどに収容され、一方で、第1のガスケット90は、第2の肩部20hもしくは第3の肩部80hに接続されるか、またはこれらの1つに取り付けられる。
図17に示す実施形態は、図12の実施形態に非常に類似しているが、第1の構成要素20は、第2の肩部20hを画定し、実質的に円筒形の区画を、実質的に整列され、等しい外径および内径ならびに容積を有する第1のセグメント20elと第2のセグメント20e2とに分割するように、実質的に円筒形の区画の中間部分から始まって内側に向って突出する環状区画20e4を備える。
しかしながら、第3の構成要素80は実質的に真っ直ぐであり、したがって突出部分がないため、第1の構成要素20および第3の構成要素80は、第2の肩部20hが第3の構成要素80の内端8b近位にあり、それと当接する静止位置と、第2の肩部20hが内端8bから遠位にある第4の作業位置との間で互いに対して可動である。そのような場合、第1のガスケット90は、内端8bまたは環状部分20e4に接続されるか、またはこれらの一方に取り付けられる。
ここで図18を参照すると、実質的に図13の実施形態に対応するが、第3の構成要素80が、実質的にU字状またはC字状に曲げられた外部端部8aを有し、それによって、第1の構成要素2が静止位置にあるときに、第1の構成要素2の自由端の受台および支台が画定される、本発明によるミキシンググループの実施形態が示されている。
そのような場合、グループには、第1の構成要素2の自由端に接続/自由端に取り付け/自由端の上に取り付け、または外端8a内に取り付けられる、所望に応じて環状の、例えばU字状またはC字状の第3のガスケット18を設けることもできる。
図16〜図18の実施形態によれば、第1の収容領域RZ1の容積は、第3の構成要素80に対する第2の構成要素30の相対的な運動にしたがって可変であり、第1の構成要素20は第3の構成要素80と一体であり、すなわち、第3の構成要素80が動かされると、第1の構成要素20はそれと共に動き、第3の構成要素80が停止したままにされると、第1の構成要素20も停止したままにされる。
図16〜図18を参照して説明される実施形態によれば、第1のガスケット90は、第2のガスケット100よりもはるかに低い硬度を有することができ、または第1のガスケット90は、第2のガスケット100と第2の構成要素30および第3の構成要素80との結合とは異なる安定性または強度を有する、第1の構成要素20および第3の構成要素80との結合を有する。
そのような場合、第2のガスケット100(その硬度または構成要素30および80との結合の強度の関数として)は、第2の構成要素30と第3の構成要素80との間の水圧シールの機能を果たし、また、(下記でより明瞭になるように)第1の構成要素20が第3の構成要素80に対して動かされるときに、それらの構成要素の位置が維持されることを保証することもできる。
本発明によるグループは、図1〜11に示す実施形態を図16〜18の実施形態の1つと組み合わせるように構成することもでき、そのような場合、例えば、図1〜図15の実施形態のものと実質的に同様の第2の構成要素および第3の構成要素、ならびに、図16〜図18の構成要素と同様の第1の構成要素とを有することができ、そのような場合、第1の構成要素と第2の構成要素とを接続した後、バイアルが設けられる場合には、バイアルを破断した後、肺領域LZを増大させるように、第2の構成要素に対して第3の構成要素を移動させることができ、第1の収容領域RZ1を大きくするように、第1の構成要素に対して第3の構成要素を移動させることができる。
図19〜図21に示すさらなる変形例によれば、第3の構成要素800は、第1の構成要素200および第2の構成要素300の外側にあり、より詳細には、第1の構成要素200および第2の構成要素300の第1の端部2aおよび第3の端部3aならびにそれらの一部を包囲する。
そのような場合、第3の構成要素800の両端8aおよび8bは外部にあり、より詳細には第5の端8aは第2の構成要素300の外部にあり、第2の構成要素300の一区画を囲み、第6の端部8bは第1の構成要素200の外部にあり、第1の構成要素200の一区画を囲む。
そのような目的のために、第3の構成要素800は、必要に応じて、例えば環状のリブまたは突起を有する第5の端部8aを有する実質的に管状のものであり、内側に向かって、または軸x−xに向かって突出し、それらと第2の構成要素300の外部区画との間に、第2のガスケット1000のための座部を画定する。
そのような場合には、第2の構成要素300またはより良好にはさらにその第3の端部3aは、第1の構成要素200によって画定された第1のチャネルAC1と実質的に対応するかまたはわずかに小さい外径または断面を有するように構成され、それによって、区画壁内で、その近くで、またはより良好にはさらに、そのような構成要素を画定する実質的に円筒形の区画2e内で、その近くで摺動する。加えて、第1の構成要素200またはより良好にはさらにその第1の端部2aにあるその一区画は、第3の構成要素800によって画定された第2のチャネルAC2と実質的に対応するかまたはわずかに小さい外径または断面を有するように構成され、それによって、区画壁内でその近くで、またはより良好にはさらに、そのような構成要素を画定する実質的に円筒形の壁8d内でその近くで摺動する。
第1のガスケット900は、代わりに、特に第6の端部8bにおいて、第1の構成要素200の外部区画と第3の構成要素800の内部区画との間に画定されたスロットなどに収容されてもよい。
次いで、グループは、第1の構成要素200と第2の構成要素300との間にガスケット手段を含むことができる。ガスケット手段は、特に第3の端部3a(第5のガスケット22)または第1の端部2a(第4のガスケット21)において、第2の構成要素300の外部区画と第1の構成要素200の内部区画との間に画定されたスロットなどに各々が収容された、必要に応じて環状の第4のガスケット21および/または第5のガスケット22を含むことができる。
図19〜図21に例示される実施形態によれば、第1のガスケット900は、第2のガスケット1000よりもはるかに低い硬度を有することができ、または第1のガスケット900は、第2のガスケット1000と第2の構成要素300および第3の構成要素800との結合とは異なる(所望に応じてより低い)安定性または強度を有する、第1の構成要素200および第3の構成要素800との結合を有する。第4のガスケット21および第5のガスケット22は、第2のガスケット1000よりも小さく、第1のガスケット900と実質的に等しい硬度またはそれぞれの構成要素との結合を有することができる。
さらに、図16〜図21の実施形態によるグループには、図1〜図11の実施形態を参照して例示した当接構成要素またはコネクタ構成要素と同様のものであるか、または同様の機能を有する当接構成要素またはコネクタ構成要素を設けることもできる。
ここで、図22および図23に示す実施形態を参照すると、これは図1の実施形態に非常に類似しているが、グループは、バイアル4のシールを確実にし、第2の化合物の望ましくない排出を防止するように、キャップ構成要素23が取り付けられる(開いた)端部4dを画定する、例えばガラス製の格納器本体4cが端部4dの近くに取り付けられている、バイアル4を備え、そのような目的のために、キャップ構成要素23またはそのフィルムは、第2の化合物に対して不透過性である。
キャップ構成要素23は、例えば環状であり得るアルミニウム製のリングナット24などによって、例えば格納容器本体4cの所定位置に固定可能である。キャップ構成要素23またはより良好にはさらにその一部は穿孔可能であり得、このような目的のために、キャップ構成要素23は、例えば環状の支持体23aを有することができ、内部側で、その内部での使用中(バイアル4の内側)、第2の化合物に対して不浸透性であり、バイアル4のための破断手段または開放手段によって穿孔可能であるフィルム23bが固定される。必要に応じて、支持体23aの外側で、キャップ構成要素23は、支持体23aに巻かれるメッシュ構成要素23cなどを有することができる。
代わりに、破断手段または開放手段は、所望であれば、肺領域LZの通過を受けてバイアル4の外側でのおよび第1の収容領域RZ1内でのまたは第1の収容領域RZ1に向かう第2の化合物の搬送または流れを可能にするように設定される、キャップ構成要素23またはその一部の針または穿孔器6aを含んでもよい。図示された非限定的な実施形態によれば、針6aは、第1のチャネル6b、バイアル4の外側で第2の化合物の搬送するまたは流すための、例えば実質的に中央にある第1のチャネル6bと、特に第2の化合物がバイアル4から流出するときに、バイアル4内への空気の通過のための、例えば第1のチャネル6bよりも小さな断面を有する第2のチャネル6cとを有することができるダブルフロー穿孔器を含む。
より詳細には、第1のチャネル6bは、バイアル4の近位にあり、第1の収容領域RZ1から遠位にある入口開口部6b1と、第1の収容領域RZ1につながり、または、いずれにしても入口開口部6b1に対してその近位にある出口開口部6b2とを有してもよい。第2のチャネル6cは、その代わりに、バイアル4から遠位にあり、第1の収容領域RZ1の近位にある導入開口部と、導入開口部に対して第1の収容領域RZ1から遠位にある出口開口部とを有することができる。
穿孔器6aは、例えば、設けられる場合、特に、ボタン要素5を用いてバイアル4が押されるとき、支持体23a、および、設けられる場合、リングナット24の軸方向開口部を通過してキャップ構成要素23またはそのフィルム23bを開放または穿孔するために、バイアル4を開くように設定されている先端6dを有することができる。
本発明によれば、2つの化合物を混合して混合物を得る方法も提供され、方法は、
実質的に管状の本体を有する第1の構成要素2,20,200によって画定された第1の収容領域RZ1内に粉末などの第1の化合物を配置するステップと、
実質的に管状の本体を有する第2の構成要素3,30,300によって画定された第2の収容領域RZ2に混合されるべき第2の化合物または混合されるべき第2の化合物(例えば液体)を含むバイアル4を挿入するステップと、
実質的に管状の本体を有する少なくとも1つの第3の構成要素8,80,800を配置するステップと、
シール手段9,10,90,100,900,1000を配置するステップと、
第1の構成要素2,20の第1の端部2aと第2の構成要素3、30の第3の端部3aとの間に第3の構成要素8,80を介在させて、または、第3の構成要素800によって第1の端部2aおよび第3の端部3aを包囲して、それとともに、第1の構成要素2,20,200と第3の構成要素8,80,800との間ならびに第2の構成要素3,30,300と第3の構成要素8,80,800との間にシール手段9,10,90,100,900,1000を介在させて、
第1の構成要素2,20,200および第3の構成要素8,80,800が互いに対して摺動可能であり、一方で第2の構成要素3,30,300および第3の構成要素8,80,800が互いに対して摺動可能であり、
第1の収容領域RZ1が、第2の収容領域RZ2と流体連通するように、
第1の構成要素2,20,200と第2の構成要素3,30,300とを接続するステップと、
バイアルが設けられる場合、バイアルを第2の構成要素3、30、300内で破断または開放するステップと、
第2の収容領域RZ2から第1の収容領域RZ1への第2の化合物の通過を生じさせるように、第1の収容領域RZ1および/または第1の収容領域RZ1と第3の端部3aとの間に含まれる肺領域LZを増大させるように、第3の構成要素80,800に対して第1の構成要素20,200を、および/または、第3の構成要素8に対して第2の構成要素3を移動させるステップと、
混合物を得るために、第1の化合物および第2の化合物を第1の収容領域RZ1内で混合するステップと、
第1の構成要素の第2の端部から混合物が排出されるように、第1の収容領域RZ1を減少させるように、第3の構成要素8に対して第1の構成要素2を、または、第3の構成要素80,800に対して第2の構成要素30,300を移動させるステップと
を含む。
実質的に管状の本体を有する第1の構成要素2,20,200によって画定された第1の収容領域RZ1内に粉末などの第1の化合物を配置するステップと、
実質的に管状の本体を有する第2の構成要素3,30,300によって画定された第2の収容領域RZ2に混合されるべき第2の化合物または混合されるべき第2の化合物(例えば液体)を含むバイアル4を挿入するステップと、
実質的に管状の本体を有する少なくとも1つの第3の構成要素8,80,800を配置するステップと、
シール手段9,10,90,100,900,1000を配置するステップと、
第1の構成要素2,20の第1の端部2aと第2の構成要素3、30の第3の端部3aとの間に第3の構成要素8,80を介在させて、または、第3の構成要素800によって第1の端部2aおよび第3の端部3aを包囲して、それとともに、第1の構成要素2,20,200と第3の構成要素8,80,800との間ならびに第2の構成要素3,30,300と第3の構成要素8,80,800との間にシール手段9,10,90,100,900,1000を介在させて、
第1の構成要素2,20,200および第3の構成要素8,80,800が互いに対して摺動可能であり、一方で第2の構成要素3,30,300および第3の構成要素8,80,800が互いに対して摺動可能であり、
第1の収容領域RZ1が、第2の収容領域RZ2と流体連通するように、
第1の構成要素2,20,200と第2の構成要素3,30,300とを接続するステップと、
バイアルが設けられる場合、バイアルを第2の構成要素3、30、300内で破断または開放するステップと、
第2の収容領域RZ2から第1の収容領域RZ1への第2の化合物の通過を生じさせるように、第1の収容領域RZ1および/または第1の収容領域RZ1と第3の端部3aとの間に含まれる肺領域LZを増大させるように、第3の構成要素80,800に対して第1の構成要素20,200を、および/または、第3の構成要素8に対して第2の構成要素3を移動させるステップと、
混合物を得るために、第1の化合物および第2の化合物を第1の収容領域RZ1内で混合するステップと、
第1の構成要素の第2の端部から混合物が排出されるように、第1の収容領域RZ1を減少させるように、第3の構成要素8に対して第1の構成要素2を、または、第3の構成要素80,800に対して第2の構成要素30,300を移動させるステップと
を含む。
第2の収容領域RZ2から第1の収容領域RZ1への第2の化合物の通過を容易にするために、第1の収容領域RZ1および/または第1の収容領域RZ1と第3の端部3aとの間に含まれる肺領域LZを増大させるように、第3の構成要素80,800に対して第1の構成要素20,200を、および/または、第3の構成要素8に対して第2の構成要素3を移動させるステップは、プランジャの動作を刺激するために複数回繰り返すことができる。
本発明による方法を達成するために図1〜図11によるミキシンググループが使用される場合、グループを組み立てた後、粉末のような第1の化合物が第1の収容領域RZ1内に配置され、バイアル4(図7参照)またはそのキャップ構成要素23(図23参照)が、必要に応じて破断手段または開口手段5,6または6aで破断または開封され、第2の構成要素3が、肺領域LZの自由領域を増大させるように、第3の構成要素8(図8参照)に対して場合によっては手動で移動され、これは、第2の構成要素3の第3の端部3aを第3の構成要素8の外端8aに向けるように第2の構成要素3を動かすことによって、または、第2の構成要素3を第2のチャネルAC2から除去することによって得られる。このように、実際には肺領域LZの容積が増大するため、その内部の圧力は実際に低減され、したがって第2の化合物が第2の収容領域RZ2から肺領域LZへ、また、部分的に第1の収容領域RZ1内へと通過する。肺領域LZから第1の収容領域RZ1への第2の化合物(液体)のすべての通過を完了させるために、第2の構成要素3は、第3の構成要素8(図9参照)に対して、肺領域LZを減少させるよう場合によっては手動で後ろ向きに動かされ、これにより、残存液体が肺領域LZから第1の収容領域RZ1へと通過する。
第2の化合物の第2の収容領域RZ2から第1の収容領域RZ1への通過を容易にするため、および/または化合物の混合の間に、第2の化合物の第1の収容領域RZ1への導入を容易にするように、ミキシンググループを適切な加圧流体吸引手段と連通させて配置することができる。
この時点で、例えば、混合ユニット15によって、混合物が得られるまで、第1の化合物および第2の化合物が第1の収容領域RZ1内で混合される。図に示すように混合ユニット15が設けられる場合、混合のために、混合ロータ15bを回転させ、(同時に)ステム15a、したがって混合ロータ15bを、第2の端部2bに交互に接近させ、または外方に動かしながら、軸x−xの方向に動かすことが可能である。
その後、例えば第2のガスケット10の作用により、第2の構成要素3と一体的に第3の構成要素8が、所望に応じて空気銃のような適切な器具によって、所望に応じて孔2cから第1の構成要素2の第2の端部2bから混合物を排出させるように、第1の構成要素の第2の端部2bの方向(図10参照)において、第1のチャネルAC1内で移動される。
混合ユニット15が図示のように設けられている場合、第3の構成要素8を第2の端部2bの方向に移動させる前に、その混合ロータ15bが第1の構成要素2の第2の端部2bにもたらされ、必要であれば、ステム15aが分解されるか、またはステム15aが混合ロータ15bから解放される(図10参照)まで、混合ユニット15のステム15aが第1チャンネルAC1から取り外される。そのような場合、混合物は、第4のチャネルAC4を通過すると、グループ外に押し出され得る。
代わりに、図16〜図18によるミキシンググループを使用することによって本発明による方法が実施される場合、第1の構成要素と第2の構成要素とを接続した後、また、バイアル4が設けられている場合には、バイアル4またはそのキャップ構成要素23が破断または開放された後、以下のステップが実行される。すなわち、
第1の収容領域RZ1を増大させ、したがって第2の収容領域RZ2から第1の収容領域RZ1への第2の化合物の通過を実際に引き起こすように、第1の構成要素20が、第3の構成要素80に対して場合によっては手動で移動され、
例えば、混合ユニット15を用いて、混合物を得るために、第1の収容領域RZ1内で第1の化合物および第2の化合物が混合され、
第2の構成要素30が、必要に応じて、空気銃などの適切な装置によって、第3の構成要素80に対して移動され、したがって、第2の構成要素30が、第1の収容領域RZ1を減少させるように、第2の端部2bの近くに移動され、したがって、所望であれば、第4のチャネルAC4を通すことによって、混合物を、第1の構成要素20の第2の端部2bから、またはより良好にはさらに孔2cから排出させる。
第1の収容領域RZ1を増大させ、したがって第2の収容領域RZ2から第1の収容領域RZ1への第2の化合物の通過を実際に引き起こすように、第1の構成要素20が、第3の構成要素80に対して場合によっては手動で移動され、
例えば、混合ユニット15を用いて、混合物を得るために、第1の収容領域RZ1内で第1の化合物および第2の化合物が混合され、
第2の構成要素30が、必要に応じて、空気銃などの適切な装置によって、第3の構成要素80に対して移動され、したがって、第2の構成要素30が、第1の収容領域RZ1を減少させるように、第2の端部2bの近くに移動され、したがって、所望であれば、第4のチャネルAC4を通すことによって、混合物を、第1の構成要素20の第2の端部2bから、またはより良好にはさらに孔2cから排出させる。
代わりに、図19〜図21によるミキシンググループを使用することによって本発明による方法が実施される場合、バイアル4またはそのキャップ構成要素23が破断または開放された後、以下のステップが実行される。すなわち、
第1の収容領域RZ1を増大させ、したがって第2の収容領域RZ2から第1の収容領域RZ1への第2の化合物の通過を実際に引き起こすように、第1の構成要素200が、第3の構成要素800に対して場合によっては手動で移動され(所望に応じて、例えば、第2のガスケット1000の作用によって、第2の構成要素300は停止したままにする)(図20参照)、
例えば、混合ユニット15を用いて、混合物を得るために、第1の収容領域RZ1内で第1の化合物および第2の化合物が混合され、
第2の構成要素300が、必要に応じて、空気銃などの適切な装置によって、第3の構成要素800および第2の構成要素200(図21参照)に対して、より詳細には第1のチャネルAC1内で移動され、したがって、第2の構成要素300が、第1の収容領域RZ1を減少させるように、第2の端部2bの近くに運ばれ、したがって、所望であれば、第4のチャネルAC4を通すことによって、混合物を、第1の構成要素200の第2の端部2bから、またはより良好にはさらに孔2cから排出させる。
第1の収容領域RZ1を増大させ、したがって第2の収容領域RZ2から第1の収容領域RZ1への第2の化合物の通過を実際に引き起こすように、第1の構成要素200が、第3の構成要素800に対して場合によっては手動で移動され(所望に応じて、例えば、第2のガスケット1000の作用によって、第2の構成要素300は停止したままにする)(図20参照)、
例えば、混合ユニット15を用いて、混合物を得るために、第1の収容領域RZ1内で第1の化合物および第2の化合物が混合され、
第2の構成要素300が、必要に応じて、空気銃などの適切な装置によって、第3の構成要素800および第2の構成要素200(図21参照)に対して、より詳細には第1のチャネルAC1内で移動され、したがって、第2の構成要素300が、第1の収容領域RZ1を減少させるように、第2の端部2bの近くに運ばれ、したがって、所望であれば、第4のチャネルAC4を通すことによって、混合物を、第1の構成要素200の第2の端部2bから、またはより良好にはさらに孔2cから排出させる。
このようなステップの前に、第1の構成要素200は、第3の構成要素800に対して、場合によっては手動で、後方に移動することができる。
また、ボタン要素50a、ならびに、必要に応じてフィルタバッフル50bおよび逆止弁50cが設けられている場合、第2の化合物(液体)を第1の化合物(粉末)内に通すように、バイアル4を破断または開放するためにボタン要素50が押され、構成要素3および8または20,200および80,800は相対的に移動された後、吸引手段と流体連通したチューブが貫通孔50aに接続され、吸引手段は、グループまたはより良好にはさらにそれぞれの収容領域を「真空下」またはいずれの場合にも押圧下におくように駆動される。その後、グループは吸引手段から外されるか、またはその動作が中断されるが、いずれにしても、逆止弁50cが設けられている場合にはその存在に起因して、押圧が維持される。この時点で、化合物は、上記のように、混合物が得られるまで混合される。
したがって、そのような場合、押圧または吸引は、混合中にのみ達成され得、第2の収容領域RZ2から第1の収容領域RZ1への液体の降下を促進しない。第2の化合物または液体を第2の収容領域RZ2から第1の収容領域RZ1へ通過させるために、そのような場合の第1の構成要素20,200は、プランジャのように、第3の構成要素80,800に対して繰り返し動かすことができ、かつ/または、第2の構成要素3は、プランジャのように、第3の構成要素8に対して繰り返し動かすことができる。
代替的に、液体の降下を容易にするために、最初に充填口19で吸引を行い、次に上述のように孔50aで吸引を行うことができる。
理解されるように、本発明によるグループは、シンプルで使い易いものであり、特に、シール手段9,10,90,100,900,1000、詳細には、より硬質または強靱な一方9,100,1000と、より軟質または脆弱な他方10,90,900との2つのガスケット、またはいずれの場合も異なる安定性もしくは強度を有する結合を有するものとともに、第3の構成要素8,80,800が存在することに起因して、第1の収容領域RZ1の良好なシールを保証する。
このようなグループの1つに起因して、事実、現行の技術水準によるグループとは異なり、構成要素に付与される運動に関与する構成要素を区別することが可能である。すなわち、これは、第1の収容領域RZ1または第1の収容領域RZ1と連通する第3の領域LZを増大させ、グループの2つの構成要素を相対的な方法で移動させる(図1〜図11の変形例による第2の構成要素3および第3の構成要素8、図16〜図21の変形例によれば、所望に応じて、第1の構成要素2、第1の構成要素20,200および第3の構成要素80,800を停止したままにし、提供される実施形態の組み合わせによれば、所望に応じて、第2の構成要素30,300、または第2の構成要素3および第3の構成要素8ならびに第1の構成要素20および第3の構成要素8を停止したままにする)、第1のステップを完了させることにより、一方で、骨セメントをグループの外側に押し出すその後の第2のステップは、別の2つの構成要素の相対運動によって得られる(図1〜図11の変形例によれば、第1の構成要素2に対する第3の構成要素8(第2の構成要素3と一体的である)の相対運動、および、図16〜図21の変形例によれば、第2の構成要素30,300に対する第3の構成要素80,800(第1の構成要素20,200と一体的である)の相対運動)。
さらに、硬度または強度の異なる2つのガスケット、またはグループのそれぞれの構成要素との異なる結合を含むシール手段を提供することによって、第1のステップ中に、より柔らかいガスケットが間に配置され構成要素の相対運動が可能になり、そのようなステップは手動で完了可能であり、一方で、通常は適切な機器を用いて行われる第2のステップの間に、より硬いガスケットが間に配置される構成要素の相対運動が可能になる。
そのような目的のために、特に、図1〜図11の実施形態を参照すると、外気が通過できる唯一のガスケットである、より脆弱な、または、それぞれの構成要素との結合がより脆弱であるより柔らかいガスケットは、第1の収容領域RZ1から遠く、第3の構成要素8の特定の構造も考慮すると、このようなガスケットは混合物形成工程を損なうことはない。
いずれにしても、これは他の図示された実施形態、特に図17〜図21の実施形態でも保証される。
さらに、本発明によるグループでは、最新の技術水準によるグループ中に提供されるガスケットに対してサイズ(断面)が大幅に低減されている、軟質ガスケットまたはいずれにしても弱い結合およびグループのそれぞれの構成要素を有するものを提供することが可能であり、このような方法により、(第1の収容領域の容積が増加する第1のステップの間に)グループの構成要素の間の手動の移動が容易になる。
本発明の改変および変形は、特許請求の範囲によって規定される保護範囲内で可能である。
したがって、例えば、本発明によるミキシンググループは、バイアルおよびそれを破断するための手段を含まなくてもよく、この場合、第2の構成要素が、混合されるべき第2の化合物を格納するためのバイアルの代わりに、混合されるべき第2の化合物を格納するように設定される。
さらに、そのような場合には、図22および23の実施形態を参照して説明したように、第1の収容領域および第2の収容領域を流体連通させるように設定されたカニューレまたは針またはダブルフロー穿孔器を設けることができ、そのような針は、例えば、第2のガスケットの本体を横切るように設定することができ、これは、このような変形例によれば、環状でなくてもよく、または、代替的に、第1の収容領域および第2の収容領域の別の分離要素または構成要素を横切るようにしてもよい。
代替的に、ミキシンググループは、第2のガスケット(環状ではない)または第1の収容領域および第2の収容領域のシールまたは分離構成要素または壁の、ステムまたはパンチのような破断または開放手段を提供することができる。
このような針またはそのような破断手段は、第1の構成要素、第2の構成要素または第3の構成要素の一部によって支持され、例えば、所望に応じて、針または破断手段に関連するデバイスの構成要素に与えられた運動によって、手動で移動することができる。
そのような目的のために、本発明による方法は、第3の構成要素に関して第2の構成要素を、および/または、第3の構成要素に対して第1の構成要素を移動するステップの前に、所望に応じて、針もしくはカニューレまたは破断手段によって、第2のガスケット、または第1の収容領域および第2の収容領域のための分離要素もしくは構成要素を穿孔または破断するステップを提供することができる。
Claims (30)
- 骨セメントまたはアクリル樹脂または水硬性セメントなどの混合物を得るために2つの化合物を混合するためのミキシンググループであって、
実質的に管状の本体を有し、混合すべき第1の化合物の第1の収容領域(RZ1)を画定する第1の構成要素(2;20;200)であって、前記第1の構成要素(2;20;200)は、第1の端部(2a)および第2の端部(2b)を有する、第1の構成要素(2;20;200)と、
実質的に管状の本体を有し、第2の収容領域(RZ2)を画定する第2の構成要素(3;30;300)であって、前記第2の構成要素(3;30;300)は、第3の端部(3a)および第4の端部(3b)を有し、前記第2の構成要素(3;30;300)は、混合すべき第2の化合物または混合されるべき第2の化合物を格納するバイアル(4)を格納するように設定されている、第2の構成要素(3;30;300)と
を備え、
前記第1の収容領域(RZ1)は、前記第2の収容領域(RZ2)から前記第1の収容領域(RZ1)への前記第2の化合物の通過を可能にするように、前記第2の収容領域(RZ2)と流体連通しており、
前記グループは、
前記第1の構成要素(2;20)の前記第1の端部(2a)と前記第2の構成要素(3;30)の前記第3の端部(3a)との間に配置されるか、または、前記第1の端部(2a)および前記第3の端部(3a)を包囲する、実質的に管状の本体を有する少なくとも1つの第3の構成要素(8;80;800)であって、前記第1の構成要素(2;20;200)および前記第3の構成要素(8;80;800)は互いに対して摺動可能であり、前記第2の構成要素(3;30;300)および前記第3の構成要素(8;80;800)は互いに対して摺動可能である、第3の構成要素(8;80;800)と、
前記第1の構成要素(2,20;200)と前記第3の構成要素(8;80;800)との間、および前記第2の構成要素(3;30;300)と前記第3の構成要素(8;80;800)との間のシール手段(9,10;90,100;900,1000)と
を備える、ミキシンググループ。 - 前記シール手段は、前記第2の構成要素(3;30;300)と前記少なくとも1つの第3の構成要素(8;80;800)との間に配置された少なくとも1つの第1のガスケット(9;90;900)と、前記第1の構成要素(2,20;200)と前記少なくとも1つの第3の構成要素(8;80;800)との間の少なくとも1つの第2のガスケット(10;100;1000)とを含む、請求項1に記載のミキシンググループ。
- 前記少なくとも1つの第1のガスケット(9;90;900)および前記少なくとも1つの第2のガスケット(10;100;1000)のうちの前記少なくとも1つが環状であり、前記第1のガスケット(9;90;900)は、前記第1の構成要素(2,20;200)と前記第3の構成要素(8;80;800)との間の密封接続を確実にすることを目的としており、前記第2のガスケット(10;100;1000)は、前記第2の構成要素(3;30;300)と前記第3の構成要素(8;80;800)との間の密封接続を確実にすることを目的とする、請求項1または2に記載のミキシンググループ。
- 前記少なくとも1つの第3の構成要素(8)は、一方の側で前記第3の構成要素(8)の第5の端部(8a)を画定し、
他方の側で前記前記第3の構成要素(8)の第6の端部(8b)を画定する環状壁(8e)を支持する、実質的に円筒状の壁(8d)を含み、前記第2の構成要素(3)および前記少なくとも1つの第3の構成要素(8)は、前記第3の端部(3a)が前記環状壁(8e)の近位にあるかまたは当接する第1の静止位置と、前記第3の端部(3a)が前記環状壁(8e)から遠位にある第2の作業位置との間で、互いに対して移動可能である、請求項3に記載のミキシンググループ。 - 前記少なくとも1つの第3の構成要素(8;80)の前記実質的に管状の本体が、前記第2の構成要素(3;30)の周囲に少なくとも部分的に取り付けられている、請求項1から4のいずれか一項に記載のミキシンググループ。
- 前記少なくとも1つの第3の構成要素(8;80)の前記実質的に管状の本体は、前記第2の化合物が前記第2の収容領域(RZ2)から前記第1の収容領域(RZ1)へと通過するのを可能にするとともに、妨げないように、実質的に自由な通路開口部(8c)を画定する第5の端部(8a)および第6の端部(8b)を有する、請求項5に記載のミキシンググループ。
- 前記第2のガスケット(10)は、前記第2の構成要素(3)の前記第3の端部(3a)にフィットし、前記第3の端部(3a)の近位にある端部と前記第3の端部(3a)から遠位にある端部とを有する主円筒区画(10a)を備え、前記第2のガスケット(10)は、前記主円筒区画(10a)の前記近位端から前記グループの内側に向かって、または、使用時に前記第3の端部(3a)を取り巻くように前記グループの対称軸(x−x)に向かって突出する第1の環状区画(10b)をさらに備える、請求項2に従属するときの請求項1から6のいずれか一項に記載のミキシンググループ。
- 前記第2のガスケットは、前記第3の端部(3a)において前記第2の構成要素(3)によって画定された環状の凹部(3d)内で、前記主円筒区画(10a)の前記遠位端から突出している第2の区画(10c)を含む、請求項7に記載のミキシンググループ。
- 前記第1の静止位置において、前記第2のガスケット(10)の前記第1の環状区画(10b)が前記第3の端部(3a)と前記環状壁(8e)との間で押圧される、請求項4および7に従属するときの請求項4から8のいずれか一項に記載のミキシンググループ。
- 前記第3の構成要素(8)が第2のチャネル(AC2)を画定し、前記第2のチャネル(AC2)において、肺領域(LZ)が前記第3の構成要素(8)と、前記第3の構成要素(8)の前記第3の端部(3a)との間で画定されており、前記肺領域(LZ)の容積は、前記第2の構成要素(3)と前記第3の構成要素(8)との相対運動に追従して可変であることを特徴とする、請求項1から9のいずれか一項に記載のミキシンググループ。
- 前記第2の構成要素(3)と前記第3の構成要素(8)は、前記肺領域(LZ)の容積を増大させるように、第1の静止位置と第2の作業位置との間で互いに移動可能であり、これは、前記第3の端部(3a)を前記第3の構成要素(8)の前記第5の端部(8a)に向けて運ぶように、前記第2の構成要素(3)を摺動させることによって得られる、請求項4に従属するときの請求項10および請求項4から9のいずれか一項に記載のミキシンググループ。
- 前記第1の構成要素(2;20;200)は、前記第1の収容領域(RZ1)が画定される第1のチャネル(AC1)を画定し、前記第2の構成要素(3)と一体である前記第3の構成要素(8)に対する前記第1の構成要素(2)の相対運動の結果として、または、前記第1の構成要素(20;200)が前記第3の構成要素(80;800)と一体である、前記第3の構成要素(80;800)に対する前記第2の構成要素(30;300)の相対運動の結果として、前記第1の収容領域(RZ1)の容積は可変である、請求項1から11のいずれか一項に記載のミキシンググループ。
- 前記第1の構成要素(2)および前記第3の構成要素(8)は、前記第1の収容領域(RZ1)を縮小するように、第1の静止トリムと第2の作業トリムとの間で互いに対して可動である、請求項1から12のいずれか一項に記載のミキシンググループ。
- 前記第1の構成要素(20)は、前記第4の端部(3b)に向けられた少なくとも1つの第2の肩部(20h)を画定し、前記第1の構成要素(20)および前記少なくとも1つの第3の構成要素(80)は、前記第2の肩部(20h)が前記第3の構成要素(80)の前記内端(80b)または第3の肩部(80h)に近接して当接する第3の位置またはトリムと、前記第2の肩部(20h)が前記内端(80b)または前記第3の肩部(80h)から遠位にある第4の位置またはトリムとの間で互いに対して可動である、請求項4に従属するときの請求項1から13のいずれか一項に記載のミキシンググループ。
- 前記第1の構成要素(2)の前記第1の端部(2a)にフィットし、前記第3の構成要素の前記第6の端部(8b)が、前記第1の構成要素(2)によって画定された第1のチャネル(AC1)から外れるのを防止するように意図された当接構成要素(12)を備える、請求項1から14のいずれか一項に記載のミキシンググループ。
- 前記第1の収容領域(RZ1)内に混合ユニット(15)を備える、請求項1から15のいずれか一項に記載のミキシンググループ。
- 前記混合ユニット(15)は、ステム(15a)と、前記ステム(15a)の第1の端部に支持され、前記第1の収容領域(RZ1)内で回転されるように意図されている混合ロータまたはインペラ(15b)とを設けられている、請求項16に記載のミキシンググループ。
- 前記第1の収容領域(RZ1)と流体連通しており、吸引手段と流体連通して配置されるように意図されている、少なくとも1つの充填口(19)または貫通孔(50a)を備える、請求項1から17のいずれか一項に記載のミキシンググループ。
- 前記貫通孔(50a)は、前記第2の収容領域(RZ2)に設けられ、前記グループは、第2の化合物の通過を阻止するが、空気は通過することができるフィルタバッフル(50b)と、逆止弁(50c)とをさらに備え、前記フィルタバッフル(50b)および前記逆止弁(50c)は、前記貫通孔(50a)内に気密状態で収容されている、請求項18に記載のミキシンググループ。
- 前記第3の構成要素(8)の前記第6の端部(8b)は、前記第1の構成要素(2)によって画定された第1のチャネル(AC1)の区画壁に滑り込んで同一平面になるように、前記第1のチャネル(AC1)に実質的に対応するか、またはそれよりもわずかに小さい直径または外部断面を有する、請求項1から19のいずれか一項に記載のミキシンググループ。
- 前記第2の構成要素(3)の前記第3の端部(3a)は、前記第3の構成要素(8)によって画定された第2のチャネル(AC2)の区画壁に滑り込んで同一平面になるように、前記第2のチャネル(AC2)に実質的に対応する直径または外部断面を有する、請求項1から20のいずれか一項に記載のミキシンググループ。
- 前記第1のガスケット(9;90;900)の、前記第2の構成要素(3;30;300)および前記少なくとも1つの第3の構成要素(8;80;800)との結合は、前記第2のガスケット(10;100;1000)の、前記第1の構成要素(2,20; 200)および前記少なくとも1つの第3の構成要素(8;80;800)との結合と比較して異なる安定性または抵抗を有し、それによって、前記第2の構成要素(3;30;300)と前記少なくとも1つの第3の構成要素(8;80;800)との間のシールは、前記第1の構成要素(2;20;200)と前記少なくとも1つの第3の構成要素(8;80;800)との間のシールとは異なる、請求項2に従属するときの請求項1から21のいずれか一項に記載のミキシンググループ。
- 前記少なくとも1つの第1のガスケット(9;90;900)が、前記第2のガスケット(10;100;1000)とは異なる硬度を有する、請求項2に従属するときの請求項1から22のいずれか一項に記載のミキシンググループ。
- 混合されるべき第2の化合物を格納するように意図されており、前記第2の構成要素(3;30;300)の前記第2の収容領域(RZ2)内に配置されているバイアル(4)と、
前記第2の構成要素(3;30;300)内に突出している、前記バイアル(4)を破断するための破断または開放手段(5,6)と
を備える、請求項1から23のいずれか一項に記載のミキシンググループ。 - 前記バイアル(4)は、格納ボディ(4c)およびキャップ構成要素(23)を含み、前記キャップ構成要素(23)は、前記バイアル(4)のシールを確実にするように、前記格納ボディ(4c)の前記端部(4d)を閉鎖するように取り付けられており、前記破断または開放手段(5、6)は、前記キャップ構成要素(23)またはその一部もしくはそのフィルム(23b)の少なくとも1つの針または穿孔器(6a)を含み、前記少なくとも1つの針または穿孔器(6a)は、前記バイアル(4)の外側でかつ前記第1の収容領域(RZ1)内でまたは前記第1の収容領域に向けて前記第2の化合物を搬送することまたは流すことを可能にするように設定されている、請求項24に記載のミキシンググループ。
- 前記破断または開放手段は、前記バイアル(4)の外側でかつ前記第1の収容領域(RZ1)内でまたは前記第1の収容領域に向けて前記第2の化合物を搬送するためまたは流すための第1のチャネル(6b)と、前記バイアル(4)内へ空気を通すための第2のチャネル(6c)とを含むダブルフロー穿孔器を備える、請求項25に記載のミキシンググループ。
- 骨セメントまたはアクリル樹脂または水硬性セメントなどの混合物を得るために2つの化合物を混合する方法であって、
実質的に管状の本体を有する第1の構成要素(2;20;200)によって画定された第1の収容領域(RZ1)内に第1の化合物を配置するステップと、
実質的に管状の本体を有する第2の構成要素(3;30;300)によって画定された第2の収容領域(RZ2)内に混合されるべき第2の化合物または混合されるべき第2の化合物を含むバイアル(4)を挿入するステップと、
実質的に管状の本体を有する少なくとも1つの第3の構成要素(8;80;800)を提供するステップと、
シール手段(9,10;90;100;900,1000)を提供するステップと、
前記第1の構成要素(2)の第1の端部(2a)と前記第2の構成要素(3)の第3の端部3aとの間に前記少なくとも1つの第3の構成要素(8,80)を介在させて、または、前記少なくとも1つの第3の構成要素(800)によって前記第1の端部(2a)および前記第3の端部(3a)を包囲して、それとともに、前記第1の構成要素(2;20;200)と前記第3の構成要素(3;30;300)との間ならびに前記第2の構成要素(3;30;300)と前記第3の構成要素(8;80;800)との間に前記シール手段(9,10;90;100;900,1000)を介在させて、
前記第1の構成要素(2;20;200)および前記第3の構成要素(8;80;800)が互いに対して変位可能であり、一方で前記第2の構成要素(3;30;300)および前記第3の構成要素(8;80;800)が互いに対して変位可能であり、
前記第1の収容領域(RZ1)が、前記第2の収容領域(RZ2)と流体連通するように、
前記第1の構成要素(2;20,200)と前記第3の構成要素(3;30;300)とを接続するステップと、
バイアル(4)が設けられる場合、前記バイアル(4)を前記第2の構成要素(3;30;300)内で破断または開放するステップと、
前記第2の収容領域(RZ2)から前記第1の収容領域(RZ1)への前記第2の化合物の通過を決定するように、前記第1の収容領域(RZ1)および/または前記第1の収容領域(RZ1)と前記第3の端部(3a)との間に含まれる肺領域LZを増大させるように、前記第3の構成要素(8)に対して前記第2の構成要素(3)を、および/または、前記第3の構成要素(80;800)に対して前記第1の構成要素(20;200)を移動させるステップと、
前記混合物を得るために、前記第1の化合物および前記第2の化合物を前記第1の収容領域(RZ1)内で混合するステップと、
前記第1の収容領域(RZ1)が減少し、したがって、前記第1の構成要素(2;20;200)から混合物が出るように、前記第3の構成要素(8)に対して前記第1の構成要素(2)を、または、前記第3の構成要素(80;800)に対して前記第2の構成要素(30;300)を移動させるステップと
を含む、方法。 - 請求項1から26のいずれか一項に記載のミキシンググループによって行われるときの、請求項27に記載の方法。
- 前記第1の構成要素(2;20;200)と前記第2の構成要素(3;30;300)とを接続した後、かつ、バイアルが設けられている場合は、前記バイアル(4)を破断または開放した後、
前記肺領域(LZ)の自由領域を増加させるように、前記第2の構成要素(3)を前記第3の構成要素(8)に対して移動させるステップであって、それにより前記第2の収容領域(RZ2)から前記肺領域(LZ)へ、および、部分的に前記第1の収容領域(RZ1)内へと、前記第2の化合物が通過する、移動させるステップと、
前記肺領域(LZ)を縮小させるように、前記第3の構成要素(3)を前記第3構成要素(8)に対して後方に移動させるステップであって、それによって、前記肺領域(LZ)から前記第1の収容領域(RZ1)への残留液体の通過が決定される、移動させるステップと、
前記第2の構成要素(3)と一体の前記第3の構成要素(8)を、前記第2の端部(2b)の方向に、前記第1の構成要素(2)によって画定された第1のチャネル(AC1)内へと移動させるステップであって、したがって、前記混合物が、前記第1の構成要素(2)の前記第2の端部(2b)から出る、移動させるステップと
が実行される、請求項10に記載のミキシンググループによる、請求項27または28に記載の方法。 - 前記混合するステップの間に、前記第2の化合物を前記第2の収容領域(RZ2)から前記第1の収容領域(RZ1)に吸引するステップ、および/または、前記第1の収容領域(RZ1)から空気を吸引するステップを有することが想定されている、請求項27から29のいずれか一項に記載の方法。
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