JP2018508370A - 集塵装置 - Google Patents
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Abstract
本明細書には、チャンバを備えた本体と、第1の入口軸に沿って延在し、加圧ガス源に取り外し可能に接続するように構成され、チャンバと連通する第1の入口と、第2の入口軸に沿って延在し、発塵源に取り外し可能に接続するように構成され、チャンバと連通する第2の入口と、出口軸に沿って延在し、チャンバと連通する出口とを有する集塵装置を使用する物品、組立体、及び方法が記載される。出口は、受け部に取り外し可能に接続するように構成されており、出口は、出口内のガスの流れを分流する少なくとも1つのバッフルを有する。
Description
本明細書には、発塵源から粉塵を取り集めるのに有用な装置、システム、及び方法が提供される。係る発塵源には、研磨装置など、製造又は仕上げ工程で使用される工具が含まれる。
集塵は、今日の工業プロセスにおいて一層重要な環境及び安全要因となっている。手動又は機械で行うサンディング作業は、研磨剤表面が基材を擦り付けることに伴い、多くの場合に微細な粒子を生じる。こうした微粒子は、十分に小さい場合、空気品質を低下させ、作業者に重大な健康上のリスクをもたらす。多くの国で、大規模に行われるサンディング作業に対しては、集塵が法律によって義務付けられてさえいる。したがって、製造者も消費者も同様に、その作業環境から浮遊粉塵を除去する改良された方法を探し求めている。
概念上、集塵には、微細粒子の捕捉、搬送、及び回収の3つの基本的な工程が含まれる。捕捉工程は、例えば、発塵源に隣接してポートを設け、そこに粉塵が吸い込まれ得るようにすることによって達成し得る。搬送工程は、多くの場合に、粉塵を浮遊させておき、且つ詰まりを防ぐのに好適なサイズの管を通る空気流を用いて達成される。最後に、回収工程は、全ての粉塵を好適な受け部に一つにまとめることを伴う。これは、一般に、空気をフロースルー型フィルタに通すことによって達成されるが、静電気的又は化学的引力に基づき動作するより高度な回収器を使用することもまた関わり得る。
残念ながら、上記に記載したとおりの粉塵の捕捉及び搬送プロセスは、騒音が非常に大きいことがある。真空ユニットを使用して吸引及び空気濾過を生じさせる単純な粉塵回収システムは、多くの場合に、真空ユニットが原因の高レベルの騒音を生じる。当該技術分野において公知の一部の装置はベンチュリ効果に基づき集塵を達成する。これらの装置は、絞りを有する管を通って流れる正圧に加圧された空気の供給源を使用して低圧域を生じさせ、このようにして望ましくない粉塵の捕捉及び搬送に必要な吸引力を提供する。これらのベンチュリ装置は、ファン駆動式真空システムと比べると概ね静かに動作する。有意義な騒音低減は、より健康的で快適な作業環境を促進し、消費者によって高く評価される。
ベンチュリ効果を用いて集塵に使用する吸引力を生じさせる装置であっても、装置の内壁面及び隣接する配管に空気が衝突することに起因して過剰な騒音が生じることが見出された。詳細には、これらの装置内における秩序立った層流から乱流への急な移行部によって空気がこれらの表面を撃ち付け、それが次にはこれらの表面の振動を引き起こして、騒音が生じ得る。この移行部の急激さは、装置内において1以上の構造要素を間に置き、空気と装置の内表面との間の摩擦が増加するように空気流特性を改変することによって大幅に軽減することができる。この摩擦が装置に当たる空気流を減速させるため、圧力が低下し、騒音の音響波形が操作者にとってより心地良いものに変化する。
第1の態様において、集塵装置が提供される。この集塵装置は、チャンバを有する本体と、第1の入口軸に沿って延在し、加圧ガス源に取り外し可能に接続するように構成され、チャンバと連通する第1の入口と、第2の入口軸に沿って延在し、発塵源に取り外し可能に接続するように構成され、チャンバと連通する第2の入口と、出口軸に沿って延在し、チャンバと連通する出口であって、受け部に取り外し可能に接続するように構成され、出口内のガスの流れを分流する少なくとも1つのバッフルを備える出口と、を含む。
第2の態様において、前述の集塵装置を使用して研磨装置を動作させたときの浮遊粉塵を低減する方法が提供される。この方法は、第1の入口を加圧ガス源に接続することと、第2の入口を研磨装置に接続することと、受け部を出口に接続することと、ガスをチャンバに流してベンチュリ効果を誘導し、それによって粉塵を研磨装置から受け部に排出させることとを含む。
有利には、提供される集塵装置は、当該技術分野において公知の従来装置と比べて作業場における動作時騒音の激しさを実質的に軽減し、かつ高い除塵能力を有する、浮遊粉塵の問題に対するコンパクトで低価格の、かつ維持費が低い解決法に相当する。
以下の図面を参照して例示的実施形態を更に説明するものとする。
その底面及び側面の方を見たときの、第1の例示的実施形態に係る集塵装置の斜視図である。
その頂面を示す図1の集塵装置の上面図である。
図2に示される断面3−3に沿った図1〜図2の集塵装置の側面断面図である。
その底面を示す図1〜図3の集塵装置の底面図である。
図4に示される断面5−5に沿った図1〜図4の集塵装置の側面断面図である。
その側面を示す図1〜図5の集塵装置の側面図である。
図1〜図6の集塵装置を含む集塵システムの斜視図である。
様々な条件下で例示的集塵装置を評価して得られた音響周波数に対する音圧レベルの例示的プロットである。
様々な条件下で例示的集塵装置を評価して得られた音響周波数に対する音圧レベルの例示的プロットである。
様々な条件下で例示的集塵装置を評価して得られた音響周波数に対する音圧レベルの例示的プロットである。
様々な条件下で例示的集塵装置を評価して得られた音響周波数に対する音圧レベルの例示的プロットである。
本明細書で使用する場合、
「断面積」は、所与の構造又は特徴を特定の軸に垂直に画定された平面で切断することによって得られる最も大きい面積を意味する。
「直径」は、所与の構造又は特徴の最も大きい寸法を意味する。
「遠位」は、所与の本体の中心又は結合点から離れて位置していることを意味する。
「粉塵」は、望ましくない微細な粒子状物質を意味する。
「流体」は、気体又は液体など、一定の形状を有しない、かつ外圧に容易に降伏する物質を意味する。
「ねじれ角」は、螺旋体とその対応する軸との間に形成される角度を意味する。
「ベンチュリ効果」は、流体(空気など)が管の絞り部を通って流れるときに圧力が低下する流体力学現象を指す。
「断面積」は、所与の構造又は特徴を特定の軸に垂直に画定された平面で切断することによって得られる最も大きい面積を意味する。
「直径」は、所与の構造又は特徴の最も大きい寸法を意味する。
「遠位」は、所与の本体の中心又は結合点から離れて位置していることを意味する。
「粉塵」は、望ましくない微細な粒子状物質を意味する。
「流体」は、気体又は液体など、一定の形状を有しない、かつ外圧に容易に降伏する物質を意味する。
「ねじれ角」は、螺旋体とその対応する軸との間に形成される角度を意味する。
「ベンチュリ効果」は、流体(空気など)が管の絞り部を通って流れるときに圧力が低下する流体力学現象を指す。
本明細書及び図中で繰り返し使用される参照符合は、本開示の同じ又は類似の特徴又は要素を表すことが意図される。本開示の原理の範囲及び趣旨に含まれる他の多くの改変形態及び実施形態が当業者によって考案されうることが理解されるべきである。図面は、縮尺どおりに描かれていない場合がある。
本明細書には、製造施設、専門修理工場、又は車庫などの住宅環境で行われる研磨(又はサンディング)作業において使用し得る軽量装置が記載される。
図1〜図6には、一例示的実施形態に係る集塵装置が示され、以下ではこれを符号100によって参照する。装置100は、図1に示されるとおり、任意選択的に略円筒形状を有する本体102を含む。この形状は装置100の内表面に略対応し、したがって材料費を最小限に抑える助けとなる。しかしながら、本体102の外形に特別な制限はない。
任意選択的に、及び図示されるとおり、本体102は、壁、カート、又は他の外部構造の平坦な面と嵌め込み係合する平坦な面106(図2で見ることができる)を有するフランジ104に接続している。係る構造は、操作者の騒音への暴露を緩和するため、サンディング作業が行われるところから離れて位置することができる。フランジ104は本体102と一体製作されてもよい。
図3の断面図に示されるとおり、本体102はその内部にチャンバ108を部分的に囲い込む。図示される実施形態において、チャンバ108は、主領域110と、主領域110と連通する周辺領域112とを含む。主領域110及び周辺領域112は、両方ともに、長手方向軸114に沿って延在し、それに対して対称な略円筒形プロファイルを有する。必要に応じて、卵形、矩形、又は他の何らかの多角形などの異なる断面形状もまた用いることができる。
任意選択的に、及び図示されるとおり、主領域110と周辺領域112とは断面直径が互いに大きく異なる。ここで、主領域110は周辺領域112と比べて実質的に周囲寸法がより大きく、軸114に垂直に画定したときのその断面積が大幅に大きくなる。
一部の実施形態において、軸114に垂直に画定した主領域110の断面積と周辺領域112の断面積との比は、少なくとも1:1、少なくとも2:1、少なくとも3:1、少なくとも7:2、又は少なくとも4:1である。一部の実施形態において、軸114に垂直に画定した主領域110の断面積と周辺領域112の断面積との比は、高々15:1、高々12:1、高々10:1、高々9:1、又は高々8:1である。
主領域110と周辺領域112との間の移行部は急激であっても、又は緩徐であってもよい。例えば、前者の領域から後者の領域へと流れる空気が階段関数状の断面直径変化を受けてもよく、あるいは、図3に示されるようなテーパ状領域116を通過してもよい。有利には、テーパ状領域116を含めると、チャンバ108を通る空気の流れが効率化され、かつ動作時騒音に寄与すると考えられる乱流が減少し得る。
再び図3を参照すると、装置100は、チャンバ108と外部環境との連通を可能にする複数の開口、即ち、各々が別個に主領域110と連通する第1の入口118及び第2の入口120、並びに周辺領域112と連通する出口122を更に含む。これらの導管の各々について順番に説明する。
第1の入口118は、エアコンプレッサなどの加圧ガス源に取り外し可能に接続するように構成されている構成をその遠位端に有する長尺通路である。この接続は直接的でも間接的でもよい。例えば、図7に示されるとおり、第1の入口118は、好適なニップルアダプタ151を係合するように構成され得る。ニップルアダプタは、その反対側で上流の圧縮空気源に接続した所定長さの可撓性ホースにハーメチックにつなぎ合わせることができる。更なる選択肢として、加圧ガス源との接続が、第1の入口118に対する空気流を調節する1以上のインラインバルブ又はレギュレータを含んでもよい。
図3に示されるとおり、第1の入口118は円形断面を有し、概ね流れ込む空気の流れ方向に沿って延在する第1の入口軸126に対して対称に配設される。任意選択的に、及び図示されるとおり、第1の入口軸126は軸114と整列する。
空気流によって生じるベンチュリ効果を増幅するため、第1の入口118はフレア状であってもよい。例えば、第1の入口118は1以上のテーパ状セクション124を含み得る。第1の入口118のテーパ状セクション124の直径は、第1の入口118の流入部で比較的大きく、主領域110に近付くにしたがい概ね小さくなる。直径の減少は直線的であっても(図3に示されるとおり)、あるいは非線形的(例えば放物線)形状を有してもよい。図3に示される例示的実施形態では、第1の入口118は3つの連続的なセクションで構成され、第1のセクション及び第2のセクションは直線的なテーパ状であり、及び第3のセクションは非テーパ状(円筒形)である。第1の入口軸126に沿って略減少する断面積を有するおかげで、空気流が主領域110に接近するにしたがいこの絞り部を通る空気流の速度は増加し、ひいては空気が第1の入口118を出る付近に低圧域が生じる。この低圧域はベンチュリ効果に起因する。
一部の実施形態において、軸126に垂直に画定した第1の入口118の拡大上流端の断面積とその縮小下流端の断面積との比は、少なくとも2:1、少なくとも4:1、少なくとも8:1、少なくとも10:1、又は少なくとも12:1である。上限では、第1の入口118の拡大上流端の断面積とその縮小下流端との比は、高々40:1、高々35:1、高々30:1、高々25:1、又は高々20:1であり得る。
装置100は、第2の入口軸128に対して対称な、任意選択的に略円筒状の内面を有する第2の入口120を更に含む。任意選択的に、及び図示されるとおり、第2の入口120の外表面は、装置100と浮遊粉塵源(図示せず)との間の取り外し可能な接続が可能であるようにねじ切りされている。第2の入口120を画定する装置100の壁は、本体102に結合される別個の構造体であってもよく、あるいは本体102それ自体の一体部分として製作されてもよい。
一般的な工業的及び商業的適用では、粉塵源は手動のサンディングブロック(図7に示されるものなど)又は電動サンダーなどの研磨装置である。多量の粉塵を生じ得る一般的な電動サンダーには、振動サンダー及びオービタルサンダーが含まれる。先述のとおり、発塵源と装置100の第2の入口120との間の接続は直接的でなくてもよく、これらの2つの部分が空間的に離れていて、しかしながら可変長さの管材料によってなおも相互連結することが好ましい場合もある。
粉塵回収を行う正確な位置は重要でない。場合によっては、回収される粉塵が通る1つ又は複数のポートが研磨剤表面それ自体の上に配置され、それによって研磨されている表面からの粉塵の飛散が防止される。あるいは、1つ又は複数のポートは、研磨剤/被加工物境界面に隣接して同じ略研磨面に沿って位置してもよい。
第2の入口軸128は、第1の入口軸126及び長手方向軸114の向きと異なる向きに沿って整列している。任意選択的に、及び図示されるとおり、第2の入口軸128は第1の入口軸126の向きに垂直であり、したがって主領域110に入る空気は第2の入口120に対して横断方向に沿って流れる。あるいは、第2の入口軸128は、第1の入口及び第2の入口118、120の相対位置が空気流を第1の入口118から第2の入口120へと導くことがない限り、第1の入口軸126に対して他の何らかの角度をなして配置されてもよい。
第1の入口118から出てくる比較的動きの速い空気が主領域110に局所真空を作り出し、それが第2の入口120から空気を引き込む働きをする。装置100の使用時、発塵源からの粉塵粒子がこの空気に取り込まれる。したがって、空気流が維持されているならば、ベンチュリ効果が継続的な吸引をもたらし、それによって粉塵が捕捉され、本体102の主領域110へと搬送される。
最後に、図に示されるとおり、装置100は出口122を含み、出口122は周辺領域112と流体連通する。図3から明らかなとおり、出口122は出口軸130に沿って延在する。好ましくは、出口軸130は少なくとも第1の入口軸126と整列する。より好ましくは、図示されるとおり、出口軸130は第1の入口軸126及び長手方向軸114の両方と整列する。
一部の実施形態において、軸130に垂直に画定した出口122の断面積と周辺領域112の断面積との比は、少なくとも1:1、少なくとも2:1、少なくとも3:1、少なくとも7:2、又は少なくとも4:1である。一部の実施形態において、出口122の断面積と周辺領域112の断面積とのは、高々18:1、高々15:1、高々13:1、高々11:1、又は高々9:1であり得る。
出口122は、好ましくは粉塵粒子用の受け部(ここには図示せず)に取り外し可能に接続するように構成されている構成を有し、係る接続は直接的であっても、あるいは間接的であってもよい。間接的な接続が用いられる場合、出口122と受け部とは、任意選択的に可撓性のコルゲートホースによって相互連結されてもよい。
特定の実施形態において、図に示されるとおり、出口122は、内面132と相補的なネジ付き雄コネクタを受け入れるようにねじ切りされた略円筒状の内面132を有する。
更に、出口122には、出口122を通じて空気流を分流することが可能なバッフル134が含まれる。この詳細な実施形態において、バッフル134は略螺旋状の構成を有し、出口軸130に対して対称に配設される。バッフル134の螺旋体は出口122内で任意の回転度を有する。例えば、図3では、螺旋体は2分の1ターン(180度にわたる)を示し、約39度のねじれ角を有する。
更なる選択肢として、出口122に2つ又はバッフルは、並列又は直列のいずれかで組み込まれてもよい。この2以上のバッフルは互いに同一である必要はない。
技術的には、バッフルは出口122内に空気渦を作り出す働きをし、それにより層流から過渡流への変化が起こる。次にこの流れはチャンバ108及び出口122の壁との摩擦を受けて減速する。
装置100を含む粉塵サンディングシステム140が図7に示される。装置100によって生じる騒音を更に減弱させるため、粉塵サンディングシステム140は、アダプタ152、154を用いて装着された、装置100を粉塵回収受け部160に接続する可撓性ホース150を更に含み得る。更に示されるとおり、所定長さの可撓性ホース、又は管材156はまた、サンディングブロック158を装置100に動作可能に接続するためにも使用することができる。ニップル151により、装置100を加圧空気源に好都合に接続することが可能になる。
装置100全体の寸法は、自動車車体工場又は他の商業的若しくは工業的状況において取扱い及び設置が容易となるように調整され得る。装置100は、例えば、全体的な長さ対幅のアスペクト比は、少なくとも1:1、少なくとも10:8、又は少なくとも10:7であり得る。同じ又は異なる実施形態において、この装置は、全体的な長さ対幅のアスペクト比は、高々100:1、高々10:1、又は高々10:3であり得る。
本体102、第1の入口118、第2の入口120、及び出口122は、好ましくは一体のユニットとして製造される。装置100は、シングルピースとして作製されると、互いに振動し合う可能性のある別個の部品がないため、騒音の発生を抑えることができる。係る振動は、空気中に、操作者が騒音として知覚する圧力波を生じさせる。
本体102、第1の入口118、第2の入口120、及び出口122の作製に使用される製作方法及び材料に関して、特別な制限はない。一部の実施形態において、装置100の前述の構成要素は、有利には三次元プリンティング又は他のアディティブマニュファクチャリング法を用いて製造される。あるいは、装置100の2以上の部品は、射出成型などの方法を用いて別個に作製され、次にそれらの部品は、続いて一体に結合されてもよい。軽量の装置100の作製に使用し得るため、ポリマー材料が好ましい。装置100の作製に用い得る好適な工学的ポリマーとしては、アクリロニトリルブタジエンスチレン、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリエチレンテレフタレート、更にはこれらのコポリマー及びブレンドが挙げられる。
装置100の例示的使用方法では、使用者は、第1の入口118を圧縮空気ラインに接続し、第2の入口120を研磨装置に接続し、次にフロースルー型粉塵回収袋を出口122に接続する。次に、研磨装置を動作させる前に、使用者は装置100のチャンバ108に空気を急速に流して、粉塵を研磨装置から粉塵回収袋に排出させるベンチュリ効果を誘導する。
他の特徴によって騒音の低減を更に促進し得ると同時に、使用者の通常の操作技術への影響を最小限に抑え得る。例えば、出口122と受け部とを接続するホースの内面に、摩擦を低減するコーティングが塗布されてもよい。例えば、この目的上、ポリエチレンワックスコーティングを有利に使用することができる。
前述の集塵装置及び関連する方法の更なる例示的実施形態を以下に列挙する。なお、これらの実施形態は包括的なものではない。
1. チャンバを有する本体と、第1の入口軸に沿って延在し、加圧ガス源に取り外し可能に接続するように構成され、チャンバと連通する第1の入口と、第2の入口軸に沿って延在し、発塵源に取り外し可能に接続するように構成され、チャンバと連通する第2の入口と、出口軸に沿って延在し、チャンバと連通する出口であって、受け部に取り外し可能に接続するように構成され、出口内のガスの流れを分流する少なくとも1つのバッフルを有する、出口と、を備える、集塵装置。
2. 少なくとも1つのバッフルは、螺旋状のプロファイルを有する、実施形態1の集塵装置。
3. 出口は、ねじ切りされた円筒状の内面を有する、実施形態1又は2の集塵装置。
4. 第1の入口軸と出口軸とは、互いに整列している、実施形態1〜3のいずれか1つの集塵装置。
5. 第2の入口軸は、第1の入口軸に垂直に方向付けされている、実施形態4の集塵装置。
6. 上流端及び下流端を有する可撓性ホースを更に含み、上流端は、出口に取り外し可能に連結され、下流端は、受け部に連結される、実施形態1〜5のいずれか1つの集塵装置。
7. 可撓性ホースは、その内面に配置された摩擦低減コーティングを有する、実施形態6の集塵装置。
8. 10:1〜10:8の範囲の全体のアスペクト比を有する、実施形態1〜7のいずれか1つの集塵装置。
9. 10:3〜10:7の範囲の全体のアスペクト比を有する、実施形態8の集塵装置。
10. 第1の入口は、1以上のテーパ状セクションを有する、実施形態1〜9のいずれか1つの集塵装置。
11. 1以上のテーパ状セクションは、その上流端に、第1の入口軸に垂直に画定された拡大断面積を有し、その下流端にそれぞれの縮小断面積を有し、拡大断面積と縮小断面積との比は、2:1〜40:1の範囲である、実施形態10の集塵装置。
12. 拡大断面積と縮小断面積との比は、8:1〜30:1の範囲である、実施形態11の集塵装置。
13. 拡大断面積と縮小断面積との比は、12:1〜20:1の範囲である、実施形態12の集塵装置。
14. チャンバは、主領域と、主領域と連通する周辺領域であって、第1の入口軸と垂直に画定される、周辺領域の断面積は、主領域の断面積よりも小さい、周辺領域と、を有し、第1の入口及び第2の入口は、主領域と連通し、出口は、周辺領域と連通する、実施形態1〜13のいずれか1つの集塵装置。
15. 主領域の断面積と、周辺領域の断面積との比は、1:1〜15:1の範囲である、実施形態14の集塵装置。
16. 主領域の断面積と周辺領域の断面積との比は、3:1〜10:1の範囲である、実施形態15の集塵装置。
17. 主領域の断面積と周辺領域の断面積との比は、4:1〜8:1の範囲である、実施形態16の集塵装置。
18. 出口は、第1の入口軸に垂直に画定される、出口断面積を有し、出口断面積は、周辺領域に隣接し、周辺領域の断面積よりも大きい、実施形態14〜17のいずれか1つの集塵装置。
19. 出口断面積と周辺領域の断面積との比は、1:1〜18:1の範囲である、実施形態18の集塵装置。
20. 出口断面積と周辺領域の断面積との比は、3:1〜13:1の範囲である、実施形態19の集塵装置。
21. 出口断面積と周辺領域の断面積との比は、4:1〜9:1の範囲である、実施形態20の集塵装置。
22. 一体構造を有する、実施形態1〜21のいずれか1つの集塵装置。
23. アクリロニトリルブタジエンスチレン、ポリエチレン、ポリプロピレン、及びポリエチレンテレフタレートからなる群から選択されるポリマーを含む、実施形態22の集塵装置。
24. 実施形態1〜23のいずれか1つの集塵装置を使用して研磨装置を動作させたときの浮遊粉塵を低減する方法であって、第1の入口を加圧ガス源に接続することと、第2の入口を研磨装置に接続することと、受け部を出口に接続することと、ガスをチャンバに流してベンチュリ効果を誘導し、これにより粉塵を研磨装置から受け部に排出させることと、を備える、方法。
25. 受け部は、ガス透過性フィルタを含む、実施形態24の方法。
26. 第2の入口と研磨装置とは、可撓性ホースによって相互連結され、したがって集塵装置は、研磨装置から離れて位置する、実施形態24又は25の方法。
実施例
本開示の目的及び利点は、以下の非限定的な実施例によって更に例示されるが、これらの実施例で引用される特定の材料及びそれらの量、並びに他の条件及び詳細は、本開示を不当に限定するものとして解釈されるべきではない。
本開示の目的及び利点は、以下の非限定的な実施例によって更に例示されるが、これらの実施例で引用される特定の材料及びそれらの量、並びに他の条件及び詳細は、本開示を不当に限定するものとして解釈されるべきではない。
騒音評価試験方法
実施例1に記載するとおり、集塵装置の騒音を計測した。各機器は、空気流入ポートと空気出口ポートとを含んだ。50ポンド毎平方インチ(psi)、又は345キロパスカル(kPa)、及び100psi、又は690kPaに予め設定した2つの空気ライン、及び0.25in(0.6cm)無指向性マイクロホン(Santo Amaro,SP,BrazilのBruel&Kjaerから入手した)を提供した。試験中は空気ラインを集塵装置の流入ポートに接続し、マイクロホンを約15cmの距離を置いて前記機器の空気出口ポートに垂直に配設し、但しそれと整列させた。デシベル(dB)単位で計測したときの音圧レベルを約0ヘルツ(Hz)〜約10キロヘルツ(kHz)の範囲の周波数で計測した。結果は、Bruel&Kjaerの「LabShop Software」を用いて分析し、高速フーリエ変換(FFT)分析器を使用して周波数に対する音のプロットを作成した。
実施例1に記載するとおり、集塵装置の騒音を計測した。各機器は、空気流入ポートと空気出口ポートとを含んだ。50ポンド毎平方インチ(psi)、又は345キロパスカル(kPa)、及び100psi、又は690kPaに予め設定した2つの空気ライン、及び0.25in(0.6cm)無指向性マイクロホン(Santo Amaro,SP,BrazilのBruel&Kjaerから入手した)を提供した。試験中は空気ラインを集塵装置の流入ポートに接続し、マイクロホンを約15cmの距離を置いて前記機器の空気出口ポートに垂直に配設し、但しそれと整列させた。デシベル(dB)単位で計測したときの音圧レベルを約0ヘルツ(Hz)〜約10キロヘルツ(kHz)の範囲の周波数で計測した。結果は、Bruel&Kjaerの「LabShop Software」を用いて分析し、高速フーリエ変換(FFT)分析器を使用して周波数に対する音のプロットを作成した。
異なる圧力に設定した2つの空気ラインを使用することに加え、2つの構成を用いて、即ち粉塵回収袋(3M Company,St.Paul,MNから入手した)あり及びなしで騒音評価試験を行った。
実施例1
集塵装置を以下のとおり準備した。アクリロニトリルブタジエンスチレン(ABS)フィラメントを、Movtech,Sao Bernardo do Campo,Brazilから入手した。各フィラメントは重さは、約1kgで、約1.75mmの直径を有し、長さ約400mであった。フィラメントを押出し成形するために使用したABSは、密度は、1.04グラム/cm3及び融点は、230℃であった。フィラメントを熱溶解積層法の機械(3Dプリンタ)に送り込み、(i)Campinas,SP,BrazilのSethi3Dから入手したプーリ、ベルト、ステップモータ、軸受、ホットエンド(0.4mmノズル及び40Wヒータ)、電源(500W)、ヒーテッドベッド(12Vで180W)、トラクタプーリ及び一般的なボルト及び取付け具;(ii)Alutech,Sao Paulo,SP,Brazilから入手したRepRap Graber I3フレーム;及び(iii)Ribeirao Preto,SP,BrazilのMarvitubosから入手したスムースロッドを使用して組み立てた。
集塵装置を以下のとおり準備した。アクリロニトリルブタジエンスチレン(ABS)フィラメントを、Movtech,Sao Bernardo do Campo,Brazilから入手した。各フィラメントは重さは、約1kgで、約1.75mmの直径を有し、長さ約400mであった。フィラメントを押出し成形するために使用したABSは、密度は、1.04グラム/cm3及び融点は、230℃であった。フィラメントを熱溶解積層法の機械(3Dプリンタ)に送り込み、(i)Campinas,SP,BrazilのSethi3Dから入手したプーリ、ベルト、ステップモータ、軸受、ホットエンド(0.4mmノズル及び40Wヒータ)、電源(500W)、ヒーテッドベッド(12Vで180W)、トラクタプーリ及び一般的なボルト及び取付け具;(ii)Alutech,Sao Paulo,SP,Brazilから入手したRepRap Graber I3フレーム;及び(iii)Ribeirao Preto,SP,BrazilのMarvitubosから入手したスムースロッドを使用して組み立てた。
試験結果
結果は、周波数(Hz単位)に対する音圧レベル(dB単位)のプロットとして図8〜図11に示し、ここで図8は、粉塵回収袋を集塵装置に連結しない場合の100psiの圧力における実施例1の結果を示す。図9は、粉塵回収袋がある場合の100psiの圧力における実施例1の結果を示す。図10は、粉塵回収袋がない場合の50psiの圧力における実施例1の結果を示す。図11は、粉塵回収袋がある場合の50psiの圧力における実施例1の結果を示す。
結果は、周波数(Hz単位)に対する音圧レベル(dB単位)のプロットとして図8〜図11に示し、ここで図8は、粉塵回収袋を集塵装置に連結しない場合の100psiの圧力における実施例1の結果を示す。図9は、粉塵回収袋がある場合の100psiの圧力における実施例1の結果を示す。図10は、粉塵回収袋がない場合の50psiの圧力における実施例1の結果を示す。図11は、粉塵回収袋がある場合の50psiの圧力における実施例1の結果を示す。
特許証のための上記出願において引用された全ての参考文献、特許、又は特許出願は、一貫してその全文を参照により本明細書に組み込む。組み込まれた参照文献の部分と本出願の部分との間に不一致又は矛盾がある場合は、前述の説明の情報が優先される。特許請求される開示を当業者が実施することを可能にするために示される前述の説明は、特許請求の範囲及びその全ての均等物によって規定される本開示の範囲を限定するものとして解釈されるべきではない。
Claims (15)
- チャンバを有する本体と、
第1の入口軸に沿って延在し、加圧ガス源に取り外し可能に接続するように構成され、前記チャンバと連通する第1の入口と、
第2の入口軸に沿って延在し、発塵源に取り外し可能に接続するように構成され、前記チャンバと連通する第2の入口と、
出口軸に沿って延在し、前記チャンバと連通する出口であって、受け部に取り外し可能に接続するように構成され、前記出口内のガスの流れを分流する少なくとも1つのバッフルを有する、出口と、を備える、集塵装置。 - 前記少なくとも1つのバッフルは、螺旋状のプロファイルを有する、請求項1に記載の集塵装置。
- 前記出口は、ねじ切りされた円筒状の内面を有する、請求項1又は2に記載の集塵装置。
- 前記第1の入口軸と前記出口軸とは、互いに整列している、請求項1〜3のいずれか一項に記載の集塵装置。
- 前記第2の入口軸は、前記第1の入口軸に垂直に方向付けされている、請求項4に記載の集塵装置。
- 上流端及び下流端を有する可撓性ホースを更に備え、
前記上流端は、前記出口に取り外し可能に連結され、前記下流端は、前記受け部に連結される、請求項1〜5のいずれか一項に記載の集塵装置。 - 前記可撓性ホースは、その内面に配置された摩擦低減コーティングを有する、請求項6に記載の集塵装置。
- 前記第1の入口は、1以上のテーパ状セクションを有する、請求項1〜7のいずれか一項に記載の集塵装置。
- 前記1以上のテーパ状セクションは、
その上流端に、前記第1の入口軸に垂直に画定された拡大断面積を有し、
その下流端に、それぞれの縮小断面積を有し、
前記拡大断面積と前記縮小断面積との比は、6:5〜10:1の範囲である、請求項8に記載の集塵装置。 - 前記チャンバは、
主領域と、
該主領域と連通する周辺領域であって、前記第1の入口軸と垂直に画定される、前記周辺領域の断面積は、前記主領域の断面積よりも小さい、周辺領域と、を有し、
前記第1の入口及び前記第2の入口は、前記主領域と連通し、前記出口は、前記周辺領域と連通する、請求項1〜9のいずれか一項に記載の集塵装置。 - 前記主領域の断面積と、前記周辺領域の断面積との比は、1:1〜15:1の範囲である、請求項10に記載の集塵装置。
- 前記出口は、前記第1の入口軸に垂直に画定される出口断面積を有し、
該出口断面積は、前記周辺領域に隣接し、該周辺領域の断面積よりも大きい、請求項10又は11に記載の集塵装置。 - 前記出口断面積と前記周辺領域の断面積との比は、1:1〜18:1の範囲である、請求項12に記載の集塵装置。
- 一体構造を有する、請求項1〜13のいずれか一項に記載の集塵装置。
- 請求項1〜14のいずれか一項に記載の集塵装置を使用して、研磨装置を動作させたときの浮遊粉塵を低減する方法であって、
前記第1の入口を前記加圧ガス源に接続することと、
前記第2の入口を前記研磨装置に接続することと、
前記受け部を前記出口に接続することと、
前記ガスを前記チャンバに流してベンチュリ効果を誘導し、これにより粉塵を前記研磨装置から前記受け部に排出させることと、を備える、方法。
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