JP2018506738A5

JP2018506738A5 -

Info

Publication number: JP2018506738A5
Application number: JP2017537230A
Authority: JP
Filing date: 2016-01-13
Publication date: 2019-01-31

Claims

雑音抑制のためのパネル（１０、３０、４０）であって、
互いに平行に延びる多数の剛性要素（１２、３２、４２）、を含み、隣接する剛性要素間に間隙があるパネルであって、
各間隙内には、音響波を減衰する渦室（１５）が定められおり、
前記剛性要素（１２、３２、４２）は湾曲縁部分（１４）を有し、
隣接要素の前記縁部分（１４）は互いに重なり、
隣接する要素の前記重なった縁部分（１４）は、その間に前記渦室（１５）を定め、かつ、前記渦室（１５）の周囲で該渦室（１５）と連通して前記渦室に対してタンジェンシャルな構成要素と位置合わせする第１のチャネル（１６ａ）及び第２のチャネル（１６ｂ）も定め、前記渦室（１５）は、前記チャネル（１６ａ、１６ｂ）よりも大きな幅を有し、これにより、流体が前記第１のチャネル（１６ａ）を通って又は前記第２のチャネル（１６ｂ）を通って流入する場合に、前記流体は、前記渦室（１５）に対する回転方向を有して前記渦室に入り、前記回転方向は、前記第１のチャネル及び前記第２のチャネルに対して同じであり、これにより、流入する前記液体は前記渦室（１５）において渦（１８）を形成する傾向がある、
ことを特徴とするパネル。
前記渦室の幅が、前記第１のチャネル（１６ａ）の幅の少なくとも２倍かつ前記第２のチャネル（１６ｂ）の幅の少なくとも２倍であることを特徴とする請求項１に記載のパネル。
前記剛性要素（１２）を相互接続し、かつ前記間隙の望ましい幅を有して前記剛性要素（１２）を互いに保持するための連結要素をさらに含むことを特徴とする請求項１又は２に記載のパネル。
前記パネルにおける連続する剛性要素（１２）は、前記第１のチャネル（１６ａ）及び第２のチャネル（１６ｂ）内のインサート、突起又は隆起部（２０）により維持されている、請求項１〜３の何れかに記載のパネル。
各剛性要素（３２、４２）が、前記縁部分（１４）間の異なる中間位置で少なくとも１対の突出湾曲リブ（３４、３７）も定め、前記対は、より短い湾曲リブ（３４）及びより長い湾曲リブ（３７）から構成され、前記対は、隣接要素（３２、４２）の該縁部分（１４）が互いに重なる時に１つの要素のより短い湾曲リブ（３４）が前記隣接要素の前記より長い湾曲リブ（３７）内に延びてそれらの間に２次渦室（３５）を定めるように配置される、請求項１に記載のパネル。
前記剛性要素（３２、４２）は、隣接要素の前記縁部分（１４）が互いに重なるように配置された時に、前記２次渦室（３５）の周囲で前記２次渦室（３５）と連通して前記２次渦室（３５）に対してタンジェンシャルな構成要素と位置合わせする第１の２次チャネル（３６ａ）及び第２の２次チャネル（３６ｂ）も定め、これにより、流体が該第１の２次チャネル（３６ａ）を通って又は前記第２の２次チャネル（３６ｂ）を通って流入する場合に、前記流体は、前記２次渦室（３５）に対する回転方向を有して前記２次渦室（３５）に入り、前記回転方向は、前記第１の２次チャネル（３６ａ）及び前記第２の２次チャネル（３６ｂ）に対して同じであり、
前記第１の２次チャネル（３６ａ）は、前記第１のチャネル（１６ａ）又は前記第２のチャネル（１６ｂ）のいずれかと前記２次渦室（３５）から遠隔の位置で連通する、
ことを特徴とする請求項５に記載のパネル。
前記湾曲縁部分（１４）によって定められた前記渦室（１５）及び前記突出湾曲リブ（３４，３７）の対によって定められた前記２次渦室（３５）は、異なる半径方向寸法のものであることを特徴とする請求項５又は請求項６に記載のパネル。
前記２次渦室（３５）の幅が、前記第１の２次のチャネル（３６ａ）の幅の少なくとも２倍かつ前記第２の２次チャネル（３６ｂ）の幅の少なくとも２倍であることを特徴とする請求項６又は請求項７に記載のパネル。
互いに平行に長手方向に延びる剛性要素（１２）の複数のセットを含み、間隙が、隣接する剛性要素（１２）間の各セットにあり、かつ渦室（１５）が、各間隙内に定められ、
前記剛性要素（１２）のセットは、前記長手方向に連続して配置され、パネル（６０）が、剛性要素（１２）の各連続するセット間に板（７２）も含み、これにより、各板（７２）が、剛性要素（１２）の隣接するセットによって定められた前記渦室（１５）に対して端部を定める、
ことを特徴とする請求項１〜８のいずれか１項に記載のパネル。
連続するセット内の前記剛性要素（１２）は、互いに位置合わせしていることを特徴とする請求項９に記載のパネル。
各剛性要素（１２）の軸方向長さは３０ｍｍ未満である、請求項９又は１０に記載のパネル。
請求項５〜８のいずれか１項に記載のパネル（３０、４０）に使用するための剛性要素（３２、４２）であって、
前記剛性要素（３２、４２）は湾曲した縁部分（１４）を備え、別のそのような剛性要素（３２、４２）に隣接して置かれた時に渦室を定め、前記縁部分（１４）間の異なる中間位置で少なくとも１対の突出湾曲リブ（３４、３７）も定め、前記対は、より短い湾曲リブ（３４）及びより長い湾曲リブ（３７）から構成され、前記対は、隣接要素（３２、４２）の該縁部分（１４）が互いに重なる時に１つの要素のより短い湾曲リブ（３４）が前記隣接要素の前記より長い湾曲リブ（３７）内に延びてそれらの間に２次渦室（３５）を定めるように配置される、剛性要素。
ラウドスピーカハウジング（５０、７０）であって、
ハウジング（５０、７０）の少なくとも１つの壁が、請求項１〜１０のいずれか１項に記載のパネルを含む、ラウドスピーカハウジング。