JP2018502932A - ジスルフィドの酸化およびso2の元素硫黄への変換を伴う統合された炭化水素脱硫 - Google Patents

ジスルフィドの酸化およびso2の元素硫黄への変換を伴う統合された炭化水素脱硫 Download PDF

Info

Publication number
JP2018502932A
JP2018502932A JP2017514307A JP2017514307A JP2018502932A JP 2018502932 A JP2018502932 A JP 2018502932A JP 2017514307 A JP2017514307 A JP 2017514307A JP 2017514307 A JP2017514307 A JP 2017514307A JP 2018502932 A JP2018502932 A JP 2018502932A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
hydrocarbon
disulfide
range
sulfur
bar
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2017514307A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2018502932A5 (ja
JP6526179B2 (ja
Inventor
オメル・レファ・コセオグル
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Saudi Arabian Oil Co
Original Assignee
Saudi Arabian Oil Co
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Saudi Arabian Oil Co filed Critical Saudi Arabian Oil Co
Publication of JP2018502932A publication Critical patent/JP2018502932A/ja
Publication of JP2018502932A5 publication Critical patent/JP2018502932A5/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6526179B2 publication Critical patent/JP6526179B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C10PETROLEUM, GAS OR COKE INDUSTRIES; TECHNICAL GASES CONTAINING CARBON MONOXIDE; FUELS; LUBRICANTS; PEAT
    • C10GCRACKING HYDROCARBON OILS; PRODUCTION OF LIQUID HYDROCARBON MIXTURES, e.g. BY DESTRUCTIVE HYDROGENATION, OLIGOMERISATION, POLYMERISATION; RECOVERY OF HYDROCARBON OILS FROM OIL-SHALE, OIL-SAND, OR GASES; REFINING MIXTURES MAINLY CONSISTING OF HYDROCARBONS; REFORMING OF NAPHTHA; MINERAL WAXES
    • C10G27/00Refining of hydrocarbon oils in the absence of hydrogen, by oxidation
    • C10G27/04Refining of hydrocarbon oils in the absence of hydrogen, by oxidation with oxygen or compounds generating oxygen
    • C10G27/06Refining of hydrocarbon oils in the absence of hydrogen, by oxidation with oxygen or compounds generating oxygen in the presence of alkaline solutions
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B01PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
    • B01DSEPARATION
    • B01D53/00Separation of gases or vapours; Recovering vapours of volatile solvents from gases; Chemical or biological purification of waste gases, e.g. engine exhaust gases, smoke, fumes, flue gases, aerosols
    • B01D53/34Chemical or biological purification of waste gases
    • B01D53/46Removing components of defined structure
    • B01D53/48Sulfur compounds
    • B01D53/50Sulfur oxides
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B01PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
    • B01DSEPARATION
    • B01D53/00Separation of gases or vapours; Recovering vapours of volatile solvents from gases; Chemical or biological purification of waste gases, e.g. engine exhaust gases, smoke, fumes, flue gases, aerosols
    • B01D53/34Chemical or biological purification of waste gases
    • B01D53/46Removing components of defined structure
    • B01D53/48Sulfur compounds
    • B01D53/52Hydrogen sulfide
    • B01D53/523Mixtures of hydrogen sulfide and sulfur oxides
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C01INORGANIC CHEMISTRY
    • C01BNON-METALLIC ELEMENTS; COMPOUNDS THEREOF; METALLOIDS OR COMPOUNDS THEREOF NOT COVERED BY SUBCLASS C01C
    • C01B17/00Sulfur; Compounds thereof
    • C01B17/02Preparation of sulfur; Purification
    • C01B17/04Preparation of sulfur; Purification from gaseous sulfur compounds including gaseous sulfides
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C01INORGANIC CHEMISTRY
    • C01BNON-METALLIC ELEMENTS; COMPOUNDS THEREOF; METALLOIDS OR COMPOUNDS THEREOF NOT COVERED BY SUBCLASS C01C
    • C01B17/00Sulfur; Compounds thereof
    • C01B17/48Sulfur dioxide; Sulfurous acid
    • C01B17/50Preparation of sulfur dioxide
    • C01B17/508Preparation of sulfur dioxide by oxidation of sulfur compounds
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C10PETROLEUM, GAS OR COKE INDUSTRIES; TECHNICAL GASES CONTAINING CARBON MONOXIDE; FUELS; LUBRICANTS; PEAT
    • C10GCRACKING HYDROCARBON OILS; PRODUCTION OF LIQUID HYDROCARBON MIXTURES, e.g. BY DESTRUCTIVE HYDROGENATION, OLIGOMERISATION, POLYMERISATION; RECOVERY OF HYDROCARBON OILS FROM OIL-SHALE, OIL-SAND, OR GASES; REFINING MIXTURES MAINLY CONSISTING OF HYDROCARBONS; REFORMING OF NAPHTHA; MINERAL WAXES
    • C10G19/00Refining hydrocarbon oils in the absence of hydrogen, by alkaline treatment
    • C10G19/02Refining hydrocarbon oils in the absence of hydrogen, by alkaline treatment with aqueous alkaline solutions

Landscapes

  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Oil, Petroleum & Natural Gas (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • General Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Inorganic Chemistry (AREA)
  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Biomedical Technology (AREA)
  • Environmental & Geological Engineering (AREA)
  • Analytical Chemistry (AREA)
  • Production Of Liquid Hydrocarbon Mixture For Refining Petroleum (AREA)
  • Catalysts (AREA)
  • Treating Waste Gases (AREA)

Abstract

メロックスプロセスのような液体炭化水素ジスルフィド生成物から硫黄を含まない炭化水素生成物流を製造する方法は、炭化水素ジスルフィドを触媒酸化工程に付して清浄な硫黄を含まない炭化水素生成物流を形成する残存脱硫炭化水素から分離されたSO2を生成する工程を含み、SO2を元素硫黄を生成するために必要な化学量論量の硫化水素(H2S)ガスを用いてクラウス処理ユニットへ導入する。

Description

本発明は、炭化水素ジスルフィドを処理して清浄な炭化水素燃料および元素状硫黄を製造する統合された方法に関する。
メルカプタンは、その不快な臭気および腐食性のために望ましくなく、最終生成物燃料の安定性も低下させるので望ましくない。メルカプタンの転化によって生成された液体ジスルフィドは、これらの望ましくない特徴を有さず、メロックス処理燃料中に保持され得るか、または石油精製所の他の場所で除去され、使用され得る。メロックスプロセスは一般に、接触水素化脱硫プロセスより経済的であり、多くの同じ結果を達成する。水素化脱硫プロセスに関する経済的かつ実用的な欠点としては、ジスルフィド化合物を移送しなければならない追加の専用設備、高価で敏感な触媒の使用、および副生成物の硫黄含有化合物の処理および処分が挙げられる。
メルカプタンおよび/または硫化水素(HS)を除去する石油精製および天然ガス処理プラントにおけるプロセスは、もはやメルカプタンおよび硫化水素の酸っぱい悪臭をもたない製品をもたらすので、一般に甘味プロセスと呼ばれる。液体炭化水素ジスルフィドは、甘味を帯びた最終生成物中に残存することができるか、またはそれらは石油精製または天然ガス処理プラント燃料の一部として使用することができるか、またはさらに下流の処理に供されてもよい。
LPG、プロパン、ブタン、軽質ナフサ、灯油およびジェット燃料のような最終生成物に含まれるメルカプタンを液体炭化水素ジスルフィドに変換して除去するために、石油精製および天然ガス処理プラントで広く使用されている独自の触媒メルカプタン酸化プロセスは、メロックスプロセスとして知られている。これは、メルカプタンが触媒の存在下で苛性アルカリ水溶液と反応してナトリウムアルキルチオレートを形成するメルカプタン抽出工程を含む統合された方法であり、その後湿式空気酸化工程で酸化されてジスルフィドおよび抽出工程に戻して再循環させる再生苛性溶液を生成する。メロックスプロセスは、プロセスの幾つかのバージョンでは、水酸化ナトリウム(NaOH)、一般に苛性アルカリと呼ばれる強塩基の水溶液によって提供されるアルカリ性環境を必要とする。この方法の他のバージョンでは、アルカリ度は水酸化ナトリウムよりも相対的に弱い塩基であるアンモニアによってもたらされ、その刺激性および毒性のために特別な注意を払って取り扱わなければならない。
メルカプタンの処理から始まるメロックスプロセスのための段階的反応スキームは以下の通りである:
2RSH+2NaOH→2NaSR+2HO (1)
上記反応において、RSHはメルカプタンであり、Rは有機基、例えばメチル基、エチル基、プロピル基または他の炭化水素基である。例えば、エチルメルカプタン(エタンチオール)は、式CSHを有する。
メロックスプロセスの幾つかのバージョンで使用される触媒は水溶性液体であり、他のバージョンでは触媒は木炭顆粒に含浸される。
第2工程は再生と呼ばれ、抽出器から出る苛性溶液を加熱して酸化する工程を含む。酸化により、抽出されたメルカプタンは有機ジスルフィド(RSSR)に変換される。これらのジスルフィドは水不溶性液体であり、それは水性苛性溶液から分離され、デカントされる。再生反応スキームは以下の通りである。
4NaSR+O+2HO→2RSSR+4NaOH (2)
全般的に、メロックスメルカプタン酸化ユニットは精製所で一般的に見られ、生成されたジスルフィドは燃料油と混合され、典型的にはストリームとして生成されるかまたは他のユーティリティを提供するために燃料として燃焼される。この使用は、硫黄含有成分を含む燃焼ガスが製油所で排出される環境問題を引き起こす可能性がある。幾つかの場合、ジスルフィドは自動車用燃料に添加されるか、または燃料ブレンドの一部として保持されるが、ますます厳しくなっている燃料硫黄の仕様では、この使用が完全に排除されることが予期される。
クラウスプロセスは、石油精製所、天然ガス処理プラントおよび他の工業施設で見られる気体硫化水素から元素状硫黄を回収するための確立された商業的プロセスである。クラウスプロセスは、熱的ステップおよび触媒的ステップを含む。制御された熱工程では、約1000℃の温度で動作する炉内でHSの1/3がSOに酸化される。これは、HSとSOとの2:1の混合物が200〜350℃の範囲の温度に維持された活性アルミナまたはチタニア系触媒の固定床を通過して元素硫黄および水を生成する次の触媒工程のための化学量論的反応を確実にする。
2HS+SO→3S+2HO (3)
本発明によって解決される課題は、液体ジスルフィド、特にメルカプタン含有炭化水素生成物流の苛性プロセス、特にメロックスプロセスで生成された炭化水素ジスルフィドから清浄な硫黄を含まない炭化水素燃料を回収するための経済的かつ効果的な方法の必要性である。
メロックスプロセスの液体炭化水素ジスルフィド生成物を処理して清浄な硫黄を含まない炭化水素生成物流を形成する残存する脱硫炭化水素から分離されたSOを生成するための触媒酸化工程を統合する本発明の方法により、上記の必要性が満たされ、他の優位性がもたらされる。SOは、要求される化学量論量の硫化水素(HS)ガスと共にクラウス処理ユニットに導入され、元素硫黄を生成する。
図1は、本発明の方法の簡略化した概略図である。 図2は、O/Sの比が12に等しい2つの異なる触媒系に対するジメチルジスルフィド(DMDS)の転化率の比較プロットである。 図3は、図2に示された2つの触媒系についてのO/S比の変化に対するDMDSの転化率の比較プロットである。
触媒酸化工程の実施のために、本出願と共通に所有されているUS2013/0026072およびUS2013/0028822に開示されている触媒は、本発明の方法における炭化水素ジスルフィドの気体状酸化の実施に特に有用である。気体状硫黄含有炭化水素の酸化的脱硫に有用な触媒組成物は、特定量および範囲の酸化銅、酸化亜鉛、酸化アルミニウム、および場合によりセリウムを含む触媒組成物である。US2013/0026072およびUS2013/0028822の開示は、参照により本明細書に組み込まれる。
酸化工程で発生する二酸化硫黄を変換する1つの特別な利点は、従来のクラウスプロセスにおける硫化水素熱分解工程の完全または部分的な除去である。
本発明は、添付の図面を参照して以下により詳細に説明される。
図1は、本発明の方法の簡略化した概略図である。
図2は、O/Sの比が12に等しい2つの異なる触媒系に対するジメチルジスルフィド(DMDS)の転化率の比較プロットである。
図3は、図2に示された2つの触媒系についてのO/S比の変化に対するDMDSの転化率の比較プロットである。
ここで概略図1を参照すれば、液体炭化水素ジスルフィド生成物、例えばメロックスプロセスの副生成物を処理するための本発明の統合された方法は、以下の工程を含む:
(a)使用済みの苛性溶液およびメルカプタンを含まない炭化水素を製造するためのメルカプタン酸化工程;
(b)使用済みの苛性溶液を再生し、副生成物の液体炭化水素ジスルフィドを生成するための湿潤空気酸化工程;
(c)炭化水素ジスルフィドを酸化して二酸化硫黄(SO)および炭化水素を生成させ、硫黄を含まない液体炭化水素生成物流を得るための酸化工程;および
(d)SOを硫化水素と反応させて元素硫黄を生成させる気体脱硫工程。
工程(a)および(b)は従来のメロックスプロセスに対応し、工程(d)は従来のクラウスプロセスに対応することは、当業者には理解されるであろう。液体メルカプタン炭化水素流は、約10〜約60重量%の硫黄含有量を有することができる。
メロックスプロセスとクラウスプロセスとの間に酸化工程(c)を追加することにより、炭化水素ジスルフィドを効率的に二酸化硫黄および軽質炭化水素ガスおよび/または精油所でクリーン燃料として使用することができる液体に変換する。生成された二酸化硫黄はクラウスプロセスユニットに送られ、従来のクラウスプロセスの通りHSの一部から二酸化硫黄を生成して元素硫黄の製造において残存する硫化水素と反応させる必要がないため、従来の熱硫化水素変換工程の必要性を完全にまたは部分的に排除する。
ジメチルジスルフィドの酸化
代表的な条件下でジメチルジスルフィド(DMDS)として0.5W%のSを含有するオクタンの酸化脱硫において、触媒系MoO/AlおよびCuCr/12%CeOの活性を比較研究した。反応は、同じGHSV=10000h−1および300℃±30℃の範囲の温度を含む条件下で行った。触媒投入量は2сmであり、O/S比は以下に示すように12〜60、WHSV h−1の範囲で変化させた。結果を表1に集約し、そのデータを図2および図3に示す。このデータによって示される通り、100W%のDMDSの転化率が、CuCr/CeO/Al触媒に対して26のO/S比および示した他の条件において得られた。
Figure 2018502932
上記の説明および実施例から、本発明は、液体ジスルフィド、特にメルカプタン含有炭化水素生成物流の苛性処理で生成された液体炭化水素ジスルフィドから清浄な硫黄を含まない炭化水素燃料を回収するための経済的かつ有効な方法を提供することは明らかである 。 開示された方法は、ジスルフィドを処理してその硫黄成分を除去し、環境的に許容可能なクリーン燃焼炭化水素燃料を提供することができる製油所およびガス処理プラントのような大規模運転に広く適用可能である。
プロセスの変更および変形は上記の説明からなされ得、本発明の範囲は以下の請求項によって決定される。

Claims (15)

  1. 以下の工程:
    a.メルカプタン含有炭化水素供給流を水性苛性溶液と接触させてメルカプタンを酸化し、使用済み苛性溶液およびメルカプタンを含まない炭化水素を生成する工程;
    b.使用済み苛性アルカリおよび炭化水素を湿潤空気酸化工程に供して使用済み苛性アルカリを再生し、液体炭化水素ジスルフィド生成物を生成する工程;
    c.再生水性苛性溶液を炭化水素ジスルフィドから分離し、苛性アルカリを工程(a)へ再循環させる工程;
    により液体炭化水素供給流を処理して該流れ中に存在するメルカプタンを除去するための方法であって、
    d.炭化水素ジスルフィド生成物を二酸化硫黄および実質的に硫黄を含まない炭化水素生成物流へ酸化する工程;
    e.炭化水素生成物流を分離および回収する工程;
    f.硫黄ジスルフィドとHSとを所定の化学量論比で反応させて元素硫黄生成物及び水を生成する工程;および
    g.硫黄を回収する工程
    を含む方法。
  2. 苛性アルカリが、水酸化ナトリウム、アンモニア、水酸化カリウム、およびそれらの組み合わせの水溶液からなる群から選択される、請求項1に記載の方法。
  3. 硫黄生成反応:
    2HS+SO→3S+2H
    を完了させる2HS:SOの化学量論比を得るために、HSを酸化反応へ供してHSの所定の部分を二酸化硫黄に変換することを含む、請求項1に記載の方法。
  4. 炭化水素ジスルフィドを触媒の存在下で酸化する、請求項1に記載の方法。
  5. 触媒が、酸化銅を10重量%(wt%)〜50wt%の範囲の量で、酸化亜鉛を5wt%〜20wt%未満の範囲の量で、および酸化アルミニウムを20wt%〜70wt%の範囲の量で含む触媒組成物、およびこれらの組合わせからなる群から選択され、前記触媒組成物は、X線アモルファス酸化物相、および式CuZn1−xAl(式中、xは0〜1の範囲である)、高度に分散した結晶性ZnOおよびCuO単独を有し、および前記組成物は、前記触媒組成物の0.1wt%〜10wt%の範囲の量で直径が5nm〜10nmの範囲内の粒子の形態でのCeOをさらに含む、請求項4に記載の方法。
  6. 触媒組成物は、CuO20wt%〜45wt%、ZnO10wt%〜20wt%未満、およびAl20wt%〜70wt%を含む、請求項5に記載の方法。
  7. 触媒組成物は、CuO30wt%〜45wt%、ZnO12wt%〜20wt%未満、およびAl20wt%〜40wt%を含む、請求項6に記載の方法。
  8. 酸化触媒は、CuCr/CeO/Alである、請求項4に記載の方法。
  9. 液体炭化水素ジスルフィド生成物は、10〜60wt%の範囲の硫黄含量を有する、請求項1に記載の方法。
  10. 炭化水素ジスルフィドを200℃〜600℃、特定の実施形態では約250℃〜約550℃、さらなる実施形態では約300℃〜約500℃の範囲の温度で酸化触媒と接触させる請求項1に記載の方法。
  11. 炭化水素ジスルフィドを、1:100〜1:10、特定の実施態様では1:50〜1:10、さらなる実施態様では1:20〜1:10の範囲でのO:Cのモル比を含み、およびO:Sのモル比は、1:1〜約150:1、ある実施態様では10:1〜100: 1、さらなる実施態様では20:1〜50:1である条件下で酸化触媒と接触させる、請求項4に記載の方法。
  12. 炭化水素ジスルフィドを、1h−1〜100h−1、特定の実施態様では5h−1〜50h−1、さらなる実施態様では10h−1〜30h−1の範囲である重量時間空間速度(WHSV)を含む条件下で酸化触媒と接触させる、請求項4に記載の方法。
  13. 炭化水素ジスルフィドを、1000h−1〜25,000h−1、特定の実施態様では5,000h−1〜15,000h−1、さらなる実施態様では5,000h−1〜10,000h−1の範囲であるガス時間空間速度(GHSV)を含む条件下で酸化触媒と接触させる、請求項4に記載の方法。
  14. 炭化水素ジスルフィドを、1バール〜30バール、特定の実施態様では1バール〜10バール、さらなる実施態様では1バール〜5バールの範囲の操作圧力を含む条件下で酸化触媒と接触させる、請求項4に記載の方法。
  15. 炭化水素ジスルフィドを、1バール〜5バールの範囲の操作圧力、10h−1〜30h−1の範囲の重量時間空間速度(WHSV)、および5,000h−1〜10,000h−1の範囲のガス時間空間速度(GHSV)を含む条件下で酸化触媒と接触させる、請求項4に記載の方法。
JP2017514307A 2014-11-24 2015-11-02 ジスルフィドの酸化およびso2の元素硫黄への変換を伴う統合された炭化水素脱硫 Expired - Fee Related JP6526179B2 (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US14/552,222 2014-11-24
US14/552,222 US9580661B2 (en) 2014-11-24 2014-11-24 Integrated hydrocarbon desulfurization with oxidation of disulfides and conversion of SO2 to elemental sulfur
PCT/US2015/058547 WO2016085619A1 (en) 2014-11-24 2015-11-02 Integrated hydrocarbon desulfurization with oxidation of disulfides and conversion of so2 to elemental sulfur

Publications (3)

Publication Number Publication Date
JP2018502932A true JP2018502932A (ja) 2018-02-01
JP2018502932A5 JP2018502932A5 (ja) 2018-12-13
JP6526179B2 JP6526179B2 (ja) 2019-06-05

Family

ID=54608940

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2017514307A Expired - Fee Related JP6526179B2 (ja) 2014-11-24 2015-11-02 ジスルフィドの酸化およびso2の元素硫黄への変換を伴う統合された炭化水素脱硫

Country Status (8)

Country Link
US (1) US9580661B2 (ja)
EP (1) EP3223932B1 (ja)
JP (1) JP6526179B2 (ja)
KR (1) KR102470507B1 (ja)
CN (1) CN107108209B (ja)
SA (1) SA517381348B1 (ja)
SG (1) SG11201702756UA (ja)
WO (1) WO2016085619A1 (ja)

Families Citing this family (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2017180505A1 (en) * 2016-04-14 2017-10-19 Uop Llc Process and apparatus for treating mercaptans
US10240096B1 (en) 2017-10-25 2019-03-26 Saudi Arabian Oil Company Integrated process for activating hydroprocessing catalysts with in-situ produced sulfides and disulphides
US10927318B2 (en) 2018-12-05 2021-02-23 Saudi Arabian Oil Company Lubricity additive for transportation fuels
US10793782B2 (en) * 2018-12-05 2020-10-06 Saudi Arabian Oil Company Solvent for use in aromatic extraction process
US10781168B2 (en) * 2018-12-05 2020-09-22 Saudi Arabian Oil Company Oxidized disulfide oil solvent compositions
US10807947B2 (en) * 2018-12-05 2020-10-20 Saudi Arabian Oil Company Controlled catalytic oxidation of MEROX process by-products in integrated refinery process
US10968400B2 (en) * 2019-07-31 2021-04-06 Saudi Arabian Oil Company Process to remove olefins from light hydrocarbon stream by mercaptanization followed by MEROX removal of mercaptans from the separated stream
US11141706B2 (en) 2020-01-23 2021-10-12 Saudi Arabian Oil Company Supercritical water and ammonia oxidation system and process
US11261386B2 (en) 2020-05-20 2022-03-01 Saudi Arabian Oil Company Conversion of MEROX process by-products to useful products in an integrated refinery process
US11603499B2 (en) * 2021-06-30 2023-03-14 Saudi Arabian Oil Company Hydroprocess integrating oxidized disulfide oil compounds

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63503547A (ja) * 1986-06-17 1988-12-22 メリチェム カンパニー 窒素系助触媒を使ったメルカプタンを含有する液流の処理
JP2006509880A (ja) * 2002-12-17 2006-03-23 シエル・インターナシヨネイル・リサーチ・マーチヤツピイ・ベー・ウイ 硫黄化合物の選択的接触酸化方法
JP2014524836A (ja) * 2011-07-27 2014-09-25 サウジ アラビアン オイル カンパニー 気体炭化水素から硫黄化合物を除去するのに有用な触媒組成物、その製造方法およびその使用

Family Cites Families (23)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4036942A (en) 1971-07-28 1977-07-19 Rhodia, Inc. Process for the removal of hydrogen sulfide and mercaptans from liquid and gaseous streams
US3978137A (en) 1975-03-14 1976-08-31 Universal Oil Products Company Oxidation of sulfur-containing compounds
US4020144A (en) 1975-05-02 1977-04-26 Exxon Research And Engineering Company Method for removal of gaseous sulfur and nitrogen compounds from gas streams
US4347225A (en) 1981-02-26 1982-08-31 Mobil Oil Corporation Method for treating alkaline effluents resulting from petroleum processing
US4347226A (en) 1981-03-03 1982-08-31 Mobil Oil Corporation Method for treating sulfur-containing effluents resulting from petroleum processing
AU579994B2 (en) * 1983-03-07 1988-12-22 Earl W. Hall Process and apparatus for destructive distillation with by-product and energy recovery from municipal solid waste material
US4875997A (en) 1988-11-17 1989-10-24 Montana Refining Company Process for treating hydrocarbons containing mercaptans
US5508013A (en) 1991-04-25 1996-04-16 Elf Aquitaine Production Process for the production of sulphur from at least one sour gas containing hydrogen sulphide and a fuel effluent and thermal reactor
US6210562B1 (en) * 1997-10-15 2001-04-03 China Petrochemical Corporation Process for production of ethylene and propylene by catalytic pyrolysis of heavy hydrocarbons
JP2003147368A (ja) * 2001-11-14 2003-05-21 Yoshinari Kuga 竹炭又は木炭の製造装置及びその方法
US7019187B2 (en) * 2002-09-16 2006-03-28 Equistar Chemicals, Lp Olefin production utilizing whole crude oil and mild catalytic cracking
KR100526017B1 (ko) * 2002-11-25 2005-11-08 한국에너지기술연구원 열분해 비응축성 가스를 회수하는 고분자 폐기물열분해장치 및 그 방법
FR2875236B1 (fr) 2004-09-10 2006-11-10 Total Sa Procede et installation pour le traitement de dso
EA014246B1 (ru) 2006-02-22 2010-10-29 Шелл Интернэшнл Рисерч Маатсхаппий Б.В. Способ удаления дисульфидных соединений
CN101613089B (zh) * 2009-07-29 2011-08-03 苏喜太 用于气体脱硫的吸收液及其脱硫方法
CA2804315C (en) * 2010-07-23 2019-02-19 Kior Inc. Multi-stage biomass conversion
FR2967778A1 (fr) 2010-11-24 2012-05-25 Total Raffinage Marketing Procede et dispositif de regulation de la demande en air d'unites merox extractif
US20130026072A1 (en) 2011-07-27 2013-01-31 Abdennour Bourane Catalytic compositions useful in removal of sulfur compounds from gaseous hydrocarbons, processes for making these and uses thereof
FR2979254B1 (fr) * 2011-08-26 2015-11-06 Total Sa Combustion etagee d'effluents combustibles soufres avec recuperation du soufre dans le procede claus
KR102385590B1 (ko) * 2014-07-17 2022-04-11 사빅 글로벌 테크놀러지스 비.브이. 수소열분해 공정에서 수소 도너 스트림을 사용한 수소 결핍 스트림의 업그레이드
JP6461588B2 (ja) * 2014-12-12 2019-01-30 川崎重工業株式会社 燃焼システム
KR101540987B1 (ko) * 2014-12-31 2015-08-03 극동씰테크 주식회사 콜타르피치를 기반으로 한 탄소분말 결합제용 피치바인더 제조장치 및 그 제조방법
KR20200000218A (ko) * 2018-06-22 2020-01-02 주식회사 에코인에너지 혼합 폐합성수지 저온 열분해 재생연료유 생산장치

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63503547A (ja) * 1986-06-17 1988-12-22 メリチェム カンパニー 窒素系助触媒を使ったメルカプタンを含有する液流の処理
JP2006509880A (ja) * 2002-12-17 2006-03-23 シエル・インターナシヨネイル・リサーチ・マーチヤツピイ・ベー・ウイ 硫黄化合物の選択的接触酸化方法
JP2014524836A (ja) * 2011-07-27 2014-09-25 サウジ アラビアン オイル カンパニー 気体炭化水素から硫黄化合物を除去するのに有用な触媒組成物、その製造方法およびその使用

Also Published As

Publication number Publication date
EP3223932B1 (en) 2020-07-29
SA517381348B1 (ar) 2020-12-10
SG11201702756UA (en) 2017-06-29
CN107108209B (zh) 2019-01-25
KR102470507B1 (ko) 2022-11-24
WO2016085619A1 (en) 2016-06-02
EP3223932A1 (en) 2017-10-04
JP6526179B2 (ja) 2019-06-05
KR20170088928A (ko) 2017-08-02
US20160145502A1 (en) 2016-05-26
CN107108209A (zh) 2017-08-29
US9580661B2 (en) 2017-02-28

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6526179B2 (ja) ジスルフィドの酸化およびso2の元素硫黄への変換を伴う統合された炭化水素脱硫
JP2022511820A (ja) 統合精製法におけるmerox法副生成物の制御触媒酸化
EA012698B1 (ru) Устройство и способ для удаления меркаптанов из сырьевых газов
WO2020150353A1 (en) Integrated mercaptan extraction and/or sweetening processes combined with thermal oxidation and flue gas treatment
US8568679B2 (en) Process for removing sulfur from a fuel gas stream additionally containing carbon dioxide and light olefins
US10400183B2 (en) Integrated process for activating hydroprocessing catalysts with in-situ produced sulfides and disulphides
CA2642245C (en) Method for disposal of di-sulphide compounds
DK2784022T3 (en) The oxygen use in the Claus plant which is loaded with an additional load ¿in particular a combustion gas containing SO 2 and come from adsorptionsmiddelregenerering
US9718712B2 (en) Methods and systems for treating caustic materials
CA2665003C (en) Process for disposal of mercaptans
CN104845669A (zh) 一种中间馏分油脱硫装置
NL8320199A (nl) Werkwijze voor verwijderen van zwavelverbindingen uit gassen.
Kijlstra et al. Process for the removal of H 2 S and mercaptans from a gas stream
Naderi et al. Natural Gas Odorant Production from Sour Condensate-Increasing Added Value & Decreasing Environmental Problems
EA034277B1 (ru) Способ очистки углеводородной фракции от серосодержащих соединений

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20181101

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20181101

A871 Explanation of circumstances concerning accelerated examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A871

Effective date: 20181101

A975 Report on accelerated examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971005

Effective date: 20190221

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20190226

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20190228

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20190318

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20190402

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20190507

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6526179

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees