JP2018502582A - 左手または右手で駆動することが可能な双方向ターフグルーマを有するリール芝刈り機 - Google Patents

左手または右手で駆動することが可能な双方向ターフグルーマを有するリール芝刈り機 Download PDF

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Abstract

ターフグルーマは、切断リールの前にリール切断ユニットに連結され、異なる速度で反対方向にターフグルーマを選択的に回転させることができる回転ギア駆動部を有するギアボックスによって動力供給される。回転ギア駆動部は、その入力シャフトおよび出力シャフトの軸を通る平面に関して対称であり、ギアボックスを反転させて、ギア駆動部の2つの異なるモデルが利用可能であることを必要とすることなく、左側または右側の両方からターフグルーマを駆動することを可能にする。ギアボックスは、入力シャフトの端部を切断リールのシャフトに接続し、かつターフグルーマ用の高さ調整器に接続することによってのみ、リール切断ユニットに接続される。【選択図】図3

Description

本発明は、芝刈り作業中に芝面に付加的に作用する少なくとも1つのリール切断ユニットと回転可能なターフグルーマとを有するリール芝刈り機に関する。
芝面上の草を切断するための1つまたは複数のリール切断ユニットを有するリール芝刈り機が、よく知られている。各リール切断ユニットは、未切断の草の葉を鋭利な受け刃に押し付けて、リールブレードと受け刃との間の剪断動作を用いて草の葉を切断する回転可能切断リールを含む。芝面上の草の健全な成長を促進するために、刈り取り作業中に芝面に対して1つまたは複数の付加的な動作を実行するために、切断リールに隣接する切断ユニットに使用する回転可能ターフグルーマも知られている。これらの付加的な動作は、芝面の枯れた芝を除去すること、草の横走茎を切断すること、肥料また追肥剤を芝面に混ぜること、芝面を曝気することなどを含み得る。
いくつかのターフグルーマは、双方向的に駆動されて、切断リールの回転方向と同じ方向または反対方向に回転することができる。ユーザは、任意の所与の時点でターフグルーマの回転方向を選択して、ターフグルーマの動作を芝面の草の種類および状態に合わせてカスタマイズすることができる。しかしながら、既知の双方向ターフグルーマでは、ターフグルーマはどちらの方向にも同じ速度で回転する。これらのタイプの双方向単一速度ターフグルーマでは、本出願人は、切断ユニットの前進方向と同じ方向に回転するとき(ターフグルーマの反対方向動作モード)、ターフグルーマの動作が芝にあまりにも活発になり、厳密に必要とされる分を超えて芝面の草を切断しまたは刈り取る結果となることを発見した。本出願人はさらに、これが電力を無駄にし、それゆえ望ましいものよりも効率が低いことを発見した。
さらに、異なる芝刈り機で使用されるリール切断ユニットまたは同一の芝刈り機で使用される異なるリール切断ユニットは、間隔を空けるため、または他の問題のために、リールシャフトの異なる端部に駆動モータを連結する場合がある。ターフグルーマは、駆動モータに連結された端部とは反対側のリールシャフトの端部から駆動されるので、これは、いくつかのターフグルーマ用の駆動部がリールシャフトの左端部から外れなければならず、一方で、他のターフグルーマ用の駆動部はリールシャフトの右端から外れなければならないことを意味する。したがって、多くのターフグルーマは、リール切断ユニットの駆動方法の変化に対応できるようにターフグルーマの左手または右手のいずれかの駆動を許容するための、2つの異なるモデルに組み込まれている。しかしながら、この理由により2つの異なるターフグルーマのモデルが必要となるため、製造の複雑さが増し、ゆえにそのようなターフグルーマの製造コストおよび小売コストが増加する。これは、製造者にとって、およびエンドユーザの顧客にとって不利である。
本発明の1つの態様は、芝面の草を切断するための少なくとも1つのリール切断ユニットを備えるリール芝刈り機に関し、該リール切断ユニットは、未切断の草を受け刃に押し付けて草を切断する回転可能切断リールを有する。草刈り作業中に芝面に付加的に作用する回転可能ターフグルーマが設けられている。駆動システムがターフグルーマを回転させる。駆動システムは、ターフグルーマが切断リールの回転方向と同じ方向に回転する同方向動作モード、または、ターフグルーマが切断リールの回転方向とは反対の方向に回転する反対方向動作モードのいずれかで、ターフグルーマを双方向に回転させるためにユーザによって選択的に構成可能である。駆動システムは、どの動作モードがユーザによって選択されたかに応じて、ターフグルーマの異なる回転速度を提供するように構成される。
本発明の別の態様は、芝面の草を切断するための少なくとも1つのリール切断ユニットを備えるリール芝刈り機に関し、該リール切断ユニットは、未切断の草を受け刃に押し付けて草を切断する回転可能切断リールを有する。草刈り作業中に芝面に付加的に作用する回転可能ターフグルーマが設けられている。ターフグルーマを回転させるための駆動システムが設けられている。駆動システムは、ターフグルーマが切断リールの回転方向と同じ方向に回転する同方向動作モード、または、ターフグルーマが切断リールの回転方向とは反対の方向に回転する反対方向動作モードのいずれかで、ターフグルーマを双方向に回転させるためにユーザによって選択的に構成可能である。駆動システムは、入力シャフトおよび出力シャフトを有する回転ギア駆動部を備え、入力シャフトの接続端部は、切断リールのシャフトの一端に連結され、切断リールから回転ギア駆動部に動力を供給し、出力シャフトの接続端は、ターフグルーマのシャフトの対応する端部に結合され、回転ギア駆動部からターフグルーマに動力を供給する。回転ギア駆動部は、入力シャフトおよび出力シャフトの回転軸を通って延伸する平面を中心として実質的に対称であり、回転ギア駆動部が反転されて、左手駆動または右手駆動の方法でターフグルーマを駆動するために使用されることを可能にする。
本発明のまた別の態様は、芝面の草を切断するための少なくとも1つのリール切断ユニットを備えるリール芝刈り機に関し、該リール切断ユニットは、未切断の草を受け刃に押し付けて草を切断する回転可能切断リールを有する。草刈り作業中に芝面に付加的に作用する回転可能ターフグルーマが設けられている。ターフグルーマを回転させるための駆動システムが設けられている。駆動システムは、入力シャフトおよび出力シャフトを有する回転ギア駆動部を備え、入力シャフトの接続端部は、切断リールのシャフトの一端に連結され、切断リールから回転ギア駆動部に動力を供給し、出力シャフトの接続端は、ターフグルーマのシャフトの対応する端部に結合され、回転ギア駆動部からターフグルーマに動力を供給する。回転ギア駆動部は、実質的に、芝面に対してターフグルーマの高さを調節する高さ調整器によってリール切断ユニットにさらに連結されるギアボックス内に封入される。ギアボックスは、リール切断ユニットへのギアボックスの取付けを簡単にするために、入力シャフトの切断リールシャフトへの連結および高さ調整器によってのみ、リール切断ユニットに接続される。
本発明は、以下の図面と併せて以下の詳細な説明においてより詳細に説明され、図面の全体を通じて、同様の参照符号は同様の要素を参照する。
本発明によるリール切断ユニットの斜視図である。
図1の切断ユニットで使用され、回転可能ターフグルーマをそのいずれかの側から両方向に動かすか、または駆動するギアボックスの斜視図である。
ギアボックスの入力シャフトがリールシャフトの一端にどのように接続されているか、および、ギアボックスの出力シャフトがグルーマシャフトの一端にどのように接続されているかを示すために、図2のギアボックス、切断リールの一部分、およびターフグルーマの一部を特に示している、図1の切断ユニットの一部分の斜視図である。
図2のギアボックス内に使用される、組み立てられた状態の回転ギア駆動部の斜視図である。 回転ギア駆動部のギアのうちの一部を分解図で示す、図2のギアボックス内に使用される回転ギア駆動部の斜視図である。
回転ギア駆動部の入力シャフトは回転しているが、出力シャフトは静止しているアイドルモードにある回転ギア駆動部を特に示している、図4Aに示された回転ギア駆動部の平面図である。 回転ギア駆動部の入力シャフトは回転しているが、出力シャフトは静止しているアイドルモードにある回転ギア駆動部を特に示している、図4Aに示された回転ギア駆動部の側面図である。
回転ギア駆動部の入力シャフトが回転しており、回転ギア駆動部の出力シャフトが入力シャフトの回転方向と同方向に回転している同方向モードの回転ギア駆動部を特に示している、図5Aと同様の図である。 回転ギア駆動部の入力シャフトが回転しており、回転ギア駆動部の出力シャフトが入力シャフトの回転方向と同方向に回転している同方向モードの回転ギア駆動部を特に示している、図5Bと同様の図である。
回転ギア駆動部の入力シャフトが回転しており、回転ギア駆動部の出力シャフトが入力シャフトの回転方向と反対方向に回転している反対方向回転モードの回転ギア駆動部を特に示している、図5Aと同様の図である。 回転ギア駆動部の入力シャフトが回転しており、回転ギア駆動部の出力シャフトが入力シャフトの回転方向と反対方向に回転している反対方向回転モードの回転ギア駆動部を特に示している、図5Bと同様の図である。
本発明の一実施形態によるリール切断ユニットが、全体的に2として図1に示されている。切断ユニット2は、横方向に間隔を置いて配置された側板6を含むフレーム4を備えており、この板は様々な交差部材によって互いに強固に接合されている。中央リールシャフト10と、リールシャフト10に溶接されて、横方向に間隔を置いて配置された複数のスパイダ12と、スパイダ12の周囲に周方向に間隔を空けて溶接されて、横方向に延伸する螺旋状にねじられた複数のリールブレード14とを有する、回転可能切断リール8が設けられている。リールシャフト10の対向する両端は側板6上に回転可能に軸支され、リールシャフト10の軸と同軸の実質的に水平な回転軸を中心として切断リール8が回転することが可能である。切断リール8が回転すると、切断リール8のリールブレード14は、フレーム4上に保持された横方向に延伸する受け刃(図示せず)の鋭利な刃先に草の茎を押し付けて、リール切断ユニット2に対する当業者に周知の方法の剪断動作で草を切断する。
切断ユニット2は、切断ユニット2の芝面上での前進動作に対して考えたときに、切断リール8の前方に配置された前部ローラ16および切断リール8の背後に配置された後部ローラ(図示せず)により、地面上の移動のために支持されている。図1に示す1つまたは複数の切断ユニット2は、別個のトラクタ(図示せず)に連結され、または、別個のトラクタによって担持され、それによって、トラクタの推進によって切断ユニット2が芝面上を推進される。このタイプのリール芝刈り機では、このような切断ユニットの各々は、典型的には、切断リール8を回転させるために、リールシャフト10の一端に連結された独自の個別の電動または油圧駆動モータを有し、そのような駆動モータに必要とされる電力または油圧力は、トラクタに担持され、トラクタの原動機によって動力を供給される電力または油圧力システムによって供給される。しかしながら、切断ユニット2は、刈り取りユニット2が原動機を担持する芝刈り機フレームと共に芝刈り機のフレーム4の一部に連結されているか、または芝刈り機のフレーム4の一部として構築されているウォークビハインド型リール芝刈り機の一部とすることができる。したがって、切断ユニット2は、図1に示された形態に限定されず、様々なタイプのリール芝刈り機に単独で、または複数で使用されてもよい。
切断リール8と前部ローラ16との間にターフグルーマ20が配置されている。当該技術分野で周知のように、ターフグルーマ20は、グルーマシャフト22を備え、グルーマシャフトは、グルーマシャフト22の長さに沿って横方向に間隔を置いて配置された複数の切断ディスク24を支持する。グルーマシャフト22は、外向きに延伸する左右のグルーマシャフト端部を有し、図3では1つのグルーマシャフト端部が見えている。切断ユニット2の回転中、ターフグルーマ20が動作状態に置かれていると仮定すると、ターフグルーマ20はグルーマシャフト22の軸を中心に回転し、切断ディスク24のナイフ先端を芝面に係合させる。回転する切断ディスク24の芝面上での作用が、芝面を刈り取り、草の横走茎を切断し、追肥剤を芝面に混ぜるのを助け、とりわけそれによって、芝面の健康な成長を促進する。
ギアボックス26は、切断リール8のリールシャフト10からターフグルーマ20に動力を供給する。ギアボックスは、互いに解放可能にボルト締めされた2つのハウジング部材から形成される。そのように接合されると、2つのハウジング部材は、回転ギア駆動部28を封入する中空ハウジングを形成する。平行な入力シャフト30および出力シャフト32の接続端部はそれぞれ、ギアボックス26の一方の側の開口部を通って外方に延伸するか、または、突出しており、入力シャフト30および出力シャフト32は、ギアボックス26の内部で任意の適切な方法で回転可能に軸支されている。図3を参照されたい。さらに、入力シャフト30は、選択的に取り外し可能なダストカバー33が取り外された後に、入力シャフト30の反対側の端部が露出され、ギアボックス26の他方の側にいるユーザがアクセスできるように、ギアボックス26全体を通って延伸するように十分に長い。入力シャフト30の反対側の端部は、後述する目的のために、ユーザがレンチ等を入力シャフト30に適用することを可能にするための六角形34を含む。図2を参照されたい。図2は、ダストカバー33およびその取付けねじ35を、入力シャフト30の反対側の端部の六角形34を示すための分解形態で示している。入力シャフト30および出力シャフト32の上記部分が貫通するギアボックス26の開口部は、適切なシール(図示せず)によってシールされ、ギア駆動部28の動作を潤滑するための、ギアボックス26内で使用される潤滑剤の漏出を防止する。
再び図3を参照すると、入力シャフト30の接続端部は、雌ねじ穴36を備えている。同様に、切断リール8のリールシャフト10の隣接端部は、全体的に38で示された雌ねじ穴を有する。リールシャフト10の穴38は、入力シャフト30の接続端の穴36よりも大きい直径を有する。したがって、入力シャフト30とリール軸10とを接合または結合するために、段付きの雄ねじ結合部材40が設けられている。結合部材40はそれぞれ、入力シャフト30の接続端部およびリールシャフト10の隣接端部に設けられた雌ねじ穴36、38に以下のようにねじ込まれるのに適した直径の異なる2つの隣接した連続する雄ねじ部42、44を有する。
連結部材40の小径部42が、最初に入力シャフト30の接続端の穴36にねじ込まれる。この点に関して、連結部材40の大径部44の内部は、ユーザが六角レンチ等を連結部材40に適用して連結部材40にトルクを加えて連結部材40の小径部42を入力シャフト30の連結端の穴36にねじ込むことを可能にする六角形凹部46を有する。これを行うとき、ユーザは、片長顎式レンチを使用して入力シャフト30の接続端部の外部六角形48を把持し、入力シャフト30を静止状態に保ち、それによって、連結部材40の回転は、単に入力シャフト30をギアボックス26内で回転させるのではなく、連結部材40を入力シャフト30の連結端部のねじ穴36内へと駆動する働きもする。結合部材40を回転させるために結合部材40の六角凹部46内で六角レンチを使用し、また、入力シャフト30の回転を防止するために入力シャフト30の接続端部において第2の片長顎式レンチを使用した、連結部材部材40に対するこのねじ作用は、連結部材40が入力シャフト30の連結端部にしっかりと固定されるまで継続される。このようにして連結部材40を入力シャフト30に取り付けることは、完全にギアボックス26の外部で、かつギアボックス26を分解する必要なく行うことができる。
連結部材40の小径部42が入力シャフト30に組み付けられると、ギアボックス26を切断ユニット2の側板6に隣接して保持することができ、連結部材40の大径部44は、切断リール8のリールシャフト10の隣接端部のねじ穴38と整列される。リールシャフト10の隣接端部は、側板6の開口部を通じてアクセス可能である。次に、ユーザは、ギアボックス26の他方の側の外部の入力シャフト30の反対側の端部の六角形34にレンチを適用して、入力シャフト30にトルクを加えて、連結部材40の大径部44を、リールシャフト10のねじ端部にねじ込みまたは回転させ始める。この動作は、連結部材40がリールシャフト10内に十分に緊密に受容されるまで続く。
ギアボックス26が切断リール8のリールシャフト10に接続された後、ギアボックス26の出力シャフト32の接続端部は、ターフグルーマ20の隣接シャフト端部に接続され得る。この点において、ギアボックス26の出力シャフト32の接続端は、出力シャフト32の軸に対して直角に貫通する穴49を有する滑らかなスタブシャフトを含む。図3を参照されたい。これにより、ギアボックス26の出力シャフト32は、米国特許出願公開第20140215988号に開示されているターフグルーマ駆動および取付けシステムを使用して、ターフグルーマ20の隣接するシャフト端部に締め付けられる。当該特許出願は、本発明の譲受人であるThe Toro Companyによって所有されている。この特許公報に示された出願は、ギアボックス26への接続を含む、切断ユニット2上のターフグルーマ20を回転可能に支持するために使用される駆動および取付けシステムのすべての詳細について、参照により本明細書に組み込まれる。
ギアボックス26内に収容されたギア駆動部28の構造および動作について、ここで、ギア駆動部28をギアボックス26から分離し取り外して示す、図4〜図7を参照して説明する。最初に図4Aおよび図4Bを参照すると、ギア駆動部28は、入力シャフト30の中間部分に設けられた細長いギア部分50を含む。軸方向にスライド可能な入力ギア52は、入力ギア穴54の歯がギア部分50の歯と噛み合うように、歯部50上の外向きに延伸する歯の形状およびピッチと一致する内向きに延伸する歯を含む貫通孔54を有する。図4Bを参照されたい。図4Bでは、穴54および入力ギア穴54の内側に延伸する歯を示すために、入力ギア52が入力シャフト30のギア部分50から滑り落ちている。
入力シャフト30のギア部50の歯との入力ギア52の歯の嵌合構成は、入力ギア52と入力シャフト30とが互いに回転可能に連結されるようにする。入力シャフト30が回転するときはいつでも、入力ギア52も、図4Aに示すように入力シャフト30のギア部50のある部分の周りに入力ギア穴54が同心円状に受け入れられる限り回転する。それにもかかわらず、入力ギア穴54の長さと比較して入力シャフト30のギア部50の長さが大幅に長いために、入力ギア52は、以下に説明する理由から、図4Bの矢印AおよびBの方向にギア部50の長さに沿って前後に選択的にスライドすることができる。図4Aおよび図4Bからも明らかなように、入力ギア52の外径は、ギア駆動部28の残りの部分と動作可能に噛み合う一連の外向きに延伸するギア歯56も担持する。
入力ギア52と出力シャフト32に設けられた出力ギア60との間には、遊星ギアシステム58が設けられている。ギアシステム58は、主サンギア62と、その内径および外径の両方にギア歯を有するリングギア64と、主サンギア62とリングギア64の内径のギア歯との間に配置された複数の遊星ギア66とを備える。さらに、図4Bに最もよく示されているように、主サンギア62は、第1サンギア62と協働して回転し、それゆえ、本明細書において補助サンギア68として参照されるより大径のギアを含む一体ギア部材の一部である。遊星ギア66が主サンギア62と係合しそれを中心として回転する方法では、遊星ギア66は補助サンギア68の周縁に直接係合せずそれを中心として回転しないため、補助サンギア68は技術的にはサンギアではないが、便宜上、本明細書においては「補助サンギア」という用語を使用する。ここで図4Aを参照すると、ギア駆動部28が組み立てられると、ギアシステム58のリングギア64の外径の歯が、出力シャフト32上の出力ギア60と係合して噛み合う。
図4Aおよび図4Bを参照すると、入力ギア52は、入力ギア穴54の一部の周囲に円周方向に配置され、入力ギア52の外径上の外向きに延伸する歯に隣接する、環状の外向きのチャネル70を含む。チャネル70は、アクチュエータシャフト74の一端にある細長いフィンガ72を受け入れるように寸法決めされている。アクチュエータシャフト74は、入力シャフト30の軸に実質的に垂直な軸を中心として回転するための任意の適切な方法でギアボックス26内に回転可能に軸支される。フィンガ72は、図4Bに最もよく示されているように、アクチュエータシャフト74の回転軸の一方の側にオフセットされている。
アクチュエータシャフト74の反対側の端部は、ユーザがアクチュエータシャフト74をその軸を中心として手動で回転させることを可能にするハンドルとして作用するクロスピン76を含む。この点において、アクチュエータシャフト74の長さの大部分は、ギアボックス26内に位置する。しかしながら、クロスピンハンドル76を有するアクチュエータシャフト74の端部は、ギアボックス26の外側に延伸しており、ギアボックス26を分解する必要なく、ギアボックス26の外側の位置からユーザが手動でアクセスすることができる。図2を参照されたい。明らかに、アクチュエータシャフト74は、ギアボックス26の壁を通過する点でシールされ、ギアボックス26からの潤滑油の漏出を防止する。
アクチュエータシャフト74、アクチュエータシャフト74の一端のフィンガ72、アクチュエータシャフト74の反対端のクロスピンハンドル76、およびフィンガ72と入力ギア52のチャネル70との係合はまとめて、全体的に78として示されている手動操作可能なアクチュエータを形成する。アクチュエータ78は、入力シャフト30のギア部50上の入力ギア52を、ギア駆動部28の複数の異なる動作モードを選択するためのギア部分50に沿った様々な調整位置の間でスライドさせるためのものである。アクチュエータシャフト74は、好ましくは、アクチュエータシャフト74の周囲に90度ずつ配置された複数の浅いボール受け凹部82のうちの1つに受け入れられるバネ荷重戻り止めボール80によって、任意の特定の調整位置に保持される。必要に応じて、他のタイプの戻り止めを使用することもできる。
ここで、ギア駆動部28の動作を図5〜図7を参照して説明する。図5Aおよび図5Bから始まり、切断リール8のリールシャフト10に動力が供給されていると仮定すると、ギア駆動部28の第1の動作モードは、入力シャフト30が回転しているが出力シャフト32は静止したままであるアイドルモードである。このアイドル動作モードは、図5Aに示すように、入力ギア52をその中間位置にスライドさせるようにアクチュエータ78を操作することによって達成される。この中間位置において、入力ギア52は、いずれか1つに係合することなく、リングギア64とギアシステム58の補助サンギア68との間に配置される。したがって、入力ギア52が図5Bの反時計回り矢印CCWで示される反時計回りの方向に常に回転していると仮定すると、入力ギア52とギアシステム58のいずれの部分との間にも駆動係合はないため、ギア駆動部28内の他の歯車は全く回転しない。したがって、出力シャフト32は静止したままである。
ここで、図6Aに示すように、入力ギア52が中間位置から横方向にスライドしてリングギア64の外歯と係合すると仮定する。これは、アクチュエータシャフト74上のクロスピンハンドル76を使用してアクチュエータシャフト74を第1の方向に90度回転させることによって達成される。これにより、アクチュエータシャフト74上のフィンガ72が横方向に変位し、入力ギア52のチャネル70内のフィンガ72の相互作用によって入力ギア52を横方向に押して入力ギア52をリングギア64に向かって移動させる。入力ギア52が図6Aに示す側方調整位置にあることによって、入力ギア52が同じCCW方向に回転すると、ここで、リングギア64を時計方向CWに回転させ、次いで出力ギア60を入力ギア52と同じCCW方向に回転させる。図6Bを参照されたい。したがって、ギア駆動部28の第2の動作モードは、ギアボックス26の出力シャフト32がギアボックスの入力シャフト30と同じ方向に回転し、ターフグルーマ20を切断ユニット2の切断リール8と同じ方向に回転させる、ちょうど説明したモードである。
上述のこの「同じ方向」の動作モードにおいては、確かに、リングギアが遊星ギア66を回転させ、したがって主サンギア62および補助サンギア68の両方を回転させる。しかしながら、遊星ギア66、主サンギア62および補助サンギア68は、ギア駆動部28の「同方向」動作モードでは遊びギアとして何も駆動することなく自由に回転することになるので、ギア66、62および68の回転は、ここでは重要である。したがって、駆動トルクが入力シャフト30と出力シャフト32との間をどのように伝達されるかにおいてそのような回転は重要ではないので、ギア66、62および68の回転は図6Bには示されていない。入力シャフト30と出力シャフト32との間の駆動は、図6Bの矢印によって示されるように、入力シャフト30からリングギア64へと、そこから出力シャフト32への直線的なギア駆動伝達となる。
ここで、アクチュエータシャフト74が、図6で回転された方向と比較して、図5で元々占められていた位置から反対の方向に90度回転したと仮定する。このシナリオでは、アクチュエータシャフト74の回転により、その上のフィンガ72が入力ギア52をリングギア64から横方向に離すが、補助サンギア68と係合させる。これを図7Aに示す。入力ギア52が図7Aに示す側方調整位置にあることによって、同じCCW方向の入力ギア52の回転が、ここで、補助サンギア68および主サンギア62を時計回りの方向CWに回転させ、これによって、次いで遊星ギア66をCCW方向に回転させ、また、リングギア64をCCW方向に回転させ、最後に出力ギア60を出力シャフト32上でCW方向に回転させる。図7Bを参照されたい。このように、ギア駆動部28のこの第3の動作モードでは、駆動伝達は実際には入力ギア52からギアシステム58の様々なギアを通って、また出力ギア60を通って、出力シャフト32を、入力シャフト30の回転方向とは反対方向の方向に回転させる。これは、切断リール8に対するターフグルーマ20の回転方向を逆転させる。その結果、通常反時計方向CCW方向に回転する切断リールの場合、入力ギア52が図7Aに示す位置にシフトしてギア駆動部28の第3の逆方向モードを選択すると、ターフグルーマ20は反対に、切断リール8のCCW方向に対して時計方向CW方向に回転する。
ほとんどのユーザは、多くの場合、切断リール8とターフグルーマ20の両方がCCW方向、すなわち、切断リール8の底部がフレーム4の受け刃に向かって回転し、ターフグルーマ20の底部が切断リール8に向かって回転している方向に回転する、ターフグルーマ20の同方向動作モードを選択する。この動作モードでは、切断リール8の底部が走茎などを刈り取るかまたは切断したりすると、そのような材料は、切断リール8と受け刃との間の追加の切断のために、および、集草装置が使用されている場合には、その後、切断ユニット2に連結されているどの集草装置にも収集されるようにするために、ターフグルーマ20によって切断リール8に投入される。しかしながら、前述したように、ユーザによっては、芝面上で成長している草の種類または草の状態に応じて、ターフグルーマ20が反対方向動作モードで回転することを好む場合がある。この動作モードでは、切断リールの底部が切断リール8から離れて回転する。
本発明のターフグルーマ20では、ユーザは、ターフグルーマ20のどの動作モード、すなわちどの回転方向が使用されるかを容易かつ迅速に選択することができる。ユーザは、アクチュエータ78を操作して、図5Aに示すアイドル位置から入力ギア52をスライドさせて、図6Aに示すようにリングギア64と係合させて同方向動作モードを選択するか、または、代替的に、図7Aに示すように補助サンギア68と係合させて反対方向動作モードを選択するだけでよい。これは、クロスピンハンドル76を掴んでアイドル位置から1つの方向または他の方向に90度だけ回転させることによって簡単に行うことができる。クロスピンハンドル76は、ギアボックス26の外側に位置し、したがって容易にユーザがアクセス可能であるため、ユーザがターフグルーマの動作モードを選択することは、ギアボックス26を開くかまたは外す必要なく、クロスピンハンドル76を操作することによって行うことができ、したがって、選択が非常に迅速かつ容易になる。
ターフグルーマ20の双方向動作モードにおける動作を考慮して、本出願人は、切断ユニット2の前進運動は、反対方向動作モードにおいてはターフグルーマ20の回転速度に加わるが、同方向動作モードでは、ターフグルーマ20の回転速度から減じられることを理解した。これにより、出願人はさらに、両方のモードにおいてターフグルーマ20のために同じ回転速度を使用することによって、動作モードの1つにおいていくぶん劣った結果がもたらされることを理解するに至った。例えば、同方向動作モードで良好な結果が得られるように回転速度を設定した場合、逆回転動作モードにおける同じ回転速度は、ターフグルーマ20を芝生にあまりにも活発にさせ、良好な結果のために必要なより多くの材料を切断または除去する。このより活発な動作は、芝生に損傷を与える可能性があり、または、少なくとも、ターフグルーマ20を動作させるのに必要な電力の増加をもたらし、ひいては電力の非効率性をもたらす可能性がある。
したがって、本発明のターフグルーマ20では、回転ギア駆動部28は、様々なギアのサイズを通じて、同方向動作モードではターフグルーマ20のより速い回転速度を提供し、反対方向動作モードではターフグルーマ20のより遅い回転速度を提供するように構成される。同方向動作モードでの回転のために、本出願人は、ターフグルーマ20が、切断リール8よりも速く、好ましくは切断リール8の回転速度の1.3倍?1.5倍の範囲内で回転すべきであることを発見した。本出願人はさらに、反対方向動作モードでは、ターフグルーマ20は、同方向動作モードよりも遅く回転すべであり、好ましくは切断リール8よりも速く回転すべきではないことを発見した。反対方向動作モードでの動作のために、ターフグルーマ20は、好ましくは、切断リール8の回転速度の0.65倍〜1.0倍の範囲内で回転すべきである。上述した反対動作方向モードと同方向動作モードとの間の回転速度の差は、両方の場合において良好な芝刈り結果をもたらし、芝刈りの間の電力効率を最大にする。異なるモードにおけるこれらの速度差は、単純に、ギア駆動部28内の様々なギアの設計によってもたらされ、一方または他方のモードを選択するだけでもたらされる。
ターフグルーマ20の別の態様は、ギアボックス26および回転ギア駆動部28の対称な設計である。この点において、回転ギア駆動部28は、入力シャフト30および出力シャフト32の回転軸を含む長手方向平面に関して対称である。これにより、ギアボックス26は、図1に示すように、切断ユニット2の反対側、すなわち切断ユニット2の右側と比較して反転されて、切断ユニット2の左側に使用されることが可能になる。このようにギアボックス26を反転させて、ターフグルーマ20を一方の側から他方の側に変更する、すなわち図1に示す右手駆動を左手駆動に変更するとき、変更する必要があるのは、連結部材40のみである。右手駆動を実施するとき、連結部材40の大径部44のねじ山は第1の方向に延伸する。左手駆動を実施するためにギアボックス26を反転させるとき、大径部40に反対方向に延伸するねじ山が設けられている代替の連結部材40が必要である。
したがって、駆動部を右手から左手の駆動に、またはその逆に変更するときには、第1の場合に使用される連結部材40が取り外され、代替の連結部材40と置き換えられる。いずれの場合も、使用に必要な連結部材40は、連結部材40の大径部44上に、リールシャフト8およびターフグルーマ20の動作中に自然に締め付ける方向に旋回するねじ山を有しなければならない。リールシャフト8の対向する両端の穴38は、反対方向に旋回するネジ山を有するので、2つの異なる結合部材40の大径部のネジ山もそうなっていなければならない。一方が左手駆動用であり、他方が右駆動用である、2つの異なる連結部材40を設けなければならないが、ギアボックス26自体は両側で同じであり、左手駆動または右手駆動の両方の共通部品として製造することができる。したがって、単一の共通のギアボックス26および択一的に使用可能な2つの連結部材40を製造することは、2つの異なるギアボックスを使用して2つの完全に異なるターフグルーマを製造することよりもはるかに経済的である。これは、製造における多様なコスト効率をもたらし、最終的にはエンドユーザの購入者にとっての多様なコスト効率につながる。
最後に、リールシャフト10とターフグルーマ20との間に設置されたときのギアボックス26は、2つの点においてのみ、すなわち、切断リール8のリールシャフト10への入力シャフト30の接続、および、ターフグルーマ20の地面に対する高さを調整するために使用される高さ調節器86の垂直高さ調節ロッド84の下端への取付けによってのみ、切断ユニット2によって支持される。高さ調整器86、およびギアボックス26上の一対の離間した耳部88間へのそのロッド84の取付けが図1に示されている。しかし、ギアボックス26が側板6に付加的にボルト止めされて支持される公知のターフグルーマ用の多くの従来のギアボックスとは異なり、ギアボックス26を通り抜けて側板6上の様々なボルト受け穴またはスロットに通される締結ボルトはない。結果として、ギアボックス26が側板6上に正確に配置される必要がないので、ギアボックス2を製造する際に許容誤差の問題が少なくなる。なぜなら、ここでは締結ボルトと側板のボルト受け穴またはスロットとの位置合わせの必要性がなくなるからである。これにより、ギアボックス26の製造およびギアボックス26の切断ユニット2への取付けが簡単になる。
本発明の様々な変更が当業者には明らかであろう。本発明は、本明細書に開示される好ましい実施形態の詳細に限定されない。例えば、リールシャフト10とターフグルーマ20との間の駆動は、必ずしも回転ギア駆動部20を有するギアボックス26を備える必要はなく、各方向に異なる速度が使用される双方向動作を提供する他のタイプの駆動伝達を含むことができる。したがって、本発明の範囲は、添付の特許請求の範囲によってのみ限定されるものである。

Claims (12)

  1. リール芝刈り機であって、
    (a)芝面上の草を切断する少なくとも1つのリール切断ユニットであり、前記リール切断ユニットは、前記草を切断するために受け刃に未切断の草を押し付ける回転可能切断リールを有する、リール切断ユニットと、
    (b)草刈り作業中に前記芝面に付加的に作用する回転可能ターフグルーマと、
    (c)前記ターフグルーマを回転させるための駆動システムであり、前記駆動システムは、前記ターフグルーマが前記切断リールの回転方向と同じ方向に回転する同方向動作モード、または、前記ターフグルーマが前記切断リールの回転方向と反対の方向に回転する反対方向動作モードのいずれかで、前記ターフグルーマが双方向的に回転するようにユーザによって選択的に構成可能であり、前記駆動システムは、どの動作モードが前記ユーザによって選択されたかに応じて、前記ターフグルーマに異なる回転速度を提供するように構成されている、駆動システムと
    を備える、リール芝刈り機。
  2. 前記ターフグルーマは、前記草刈り作業中に前記リール切断ユニットの前進方向に対して、前記切断リールより前に配置される、請求項1に記載のリール芝刈り機。
  3. 前記同方向動作モードにおいて、前記切断リールの底部が前記受け刃に向かって回転しており、前記ターフグルーマの底部が前記切断リールに向かって回転している、請求項2に記載のリール芝刈り機。
  4. 前記同方向動作モードにおける前記ターフグルーマの前記回転速度が、反対方向動作モードにおける前記ターフグルーマの前記回転速度よりも速い、請求項3に記載のリール芝刈り機。
  5. 前記同方向動作モードにおける前記ターフグルーマの前記回転速度は、前記切断リールの回転速度よりも速く、前記反対方向動作モードにおける前記ターフグルーマの前記回転速度は、前記切断リールの前記回転速度を超えない、請求項4に記載のリール芝刈り機。
  6. 前記駆動システムは、入力シャフトと、出力シャフトと、前記入力シャフトと前記出力シャフトとの間に配置された遊星ギアシステムとを有する回転ギア駆動部を備え、前記遊星ギアシステムは、主サンギアと、リングギアと、前記主サンギアと前記リングギアとの間に延伸して前記主サンギアおよび前記リングギアと係合する複数の遊星ギアと、前記主サンギアと一体回転するように、前記リングギアと直接噛み合わず前記主サンギアに固定された補助サンギアとを備える、請求項1に記載のリール芝刈り機。
  7. 前記ギア駆動部は、前記同方向動作モードおよび前記反対方向動作モードにおいて前記入力シャフトと前記出力シャフトとの間で動力を伝達する2つの択一的に使用可能な駆動経路を提供し、前記駆動経路は、
    (a)前記入力シャフトの入力ギアが前記リングギアを動作可能に回転させ、それによって前記出力シャフトの出力ギアを回転させる第1の経路であって、前記遊星ギア、前記主サンギアおよび前記補助サンギアの回転は、動力を伝達しない遊びギアとしての役割を果たす、第1の経路と、
    (b)前記入力ギアが前記補助サンギアを動作可能に回転させ、それによって前記主サンギアおよび前記遊星ギアを介して前記リングギアおよび前記出力ギアに動力を伝達し、それによって、前記遊星ギアシステム全体が動力を伝達する、第2の経路と
    を備える、請求項6に記載のリール芝刈り機。
  8. 前記第1の経路または前記第2の経路の選択は、前記ユーザによって、前記入力ギアが前記リングギアと係合する第1の位置から前記入力ギアが前記補助サンギアと係合する第2の位置に、前記入力シャフトの前記入力ギアを軸方向にスライドさせることによって選択的に達成される、請求項7に記載のリール芝刈り機。
  9. リール芝刈り機であって、
    (a)芝面上の草を切断する少なくとも1つのリール切断ユニットであり、前記リール切断ユニットは、前記草を切断するために受け刃に未切断の草を押し付ける回転可能切断リールを有する、リール切断ユニットと、
    (b)草刈り作業中に前記芝面に付加的に作用する回転可能ターフグルーマと、
    (c)前記ターフグルーマを回転させるための駆動システムであり、前記駆動システムは、前記ターフグルーマが前記切断リールの回転方向と同じ方向に回転する同方向動作モード、または、前記ターフグルーマが前記切断リールの回転方向と反対の方向に回転する反対方向動作モードのいずれかで、前記ターフグルーマが双方向的に回転するようにユーザによって選択的に構成可能であり、前記駆動システムは、入力シャフトと出力シャフトとを有する回転ギア駆動部を備え、前記入力シャフトの接続端部は、前記切断リールのシャフトの一端に連結され、前記切断リールから前記回転ギア駆動部に動力を供給し、前記出力シャフトの接続端部は、前記ターフグルーマのシャフトの対応する端部に連結され、前記回転式ギア駆動部から前記ターフグルーマに動力を供給し、前記回転ギア駆動部は、前記入力シャフトおよび前記出力シャフトの回転軸を通って延伸する平面を中心として実質的に対称であり、前記回転ギア駆動部が反転されて、左手駆動または右手駆動の方法で前記ターフグルーマを駆動するために使用されることを可能にする、駆動システムと
    を備える、リール芝刈り機。
  10. 前記切断リールシャフトの対向する両端には、反対のピッチのねじ山との雌ねじを切られており、前記出力シャフトの前記接続端部も雌ねじを切られており、前記リール芝刈り機は、一対のねじ付きカプラをさらに備え、各カプラは、前記出力シャフトの前記接続端部および前記切断リールシャフトの一端にねじ込まれて前記回転ギア駆動部を前記切断リールおよび前記ターフグルーマの両方に接続し、前記切断リールシャフトの前記端部にねじ込まれる各カプラの部分は、前記切断リールシャフトの反対側の端部の反対側のねじ山と一致するように、他方のカプラの対応する部分と比較して反対のピッチのねじ山を有し、それによって、前記回転ギア駆動部が前記左手駆動の方法用に設定されているのか、または、前記右手駆動の方法用に設定されているのかに応じて、前記ねじ付きカプラの対が択一的に使用可能である、請求項9に記載のリール芝刈り機。
  11. 前記回転ギア駆動部は、ギアボックス内に実質的に封入されており、前記入力シャフトおよび前記出力シャフトの前記接続端は前記ギアボックスから外方に延伸または突出して、前記切断リールシャフトおよび前記ターフグルーマシャフトにそれぞれ接続することを可能にする、請求項9に記載のリール芝刈り機。
  12. リール芝刈り機であって、
    (a)芝面上の草を切断する少なくとも1つのリール切断ユニットであり、前記リール切断ユニットは、前記草を切断するために受け刃に未切断の草を押し付ける回転可能切断リールを有する、リール切断ユニットと、
    (b)草刈り作業中に前記芝面に付加的に作用する回転可能ターフグルーマと、
    (c)前記ターフグルーマを回転させるための駆動システムであり、前記駆動システムは、入力シャフトと出力シャフトとを有する回転ギア駆動部を備え、前記入力シャフトの接続端部は、前記切断リールのシャフトの一端に連結され、前記切断リールから前記回転ギア駆動部に動力を供給し、前記出力シャフトの接続端部は、前記ターフグルーマのシャフトの対応する端部に連結され、前記回転式ギア駆動部から前記ターフグルーマに動力を供給し、前記回転ギア駆動部は、前記芝面に対して前記ターフグルーマの高さを調節する高さ調整器によって前記リール切断ユニットにさらに連結されるギアボックス内に実質的に封入され、前記ギアボックスは、前記リール切断ユニットへの前記ギアボックスの取付けを簡単にするために、前記入力シャフトの前記切断リールシャフトへの連結および前記高さ調整器によってのみ、前記リール切断ユニットに接続される、駆動システムと
    を備える、リール芝刈り機。
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