JP2018502077A5

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Publication number: JP2018502077A5
Application number: JP2017532649A
Authority: JP
Filing date: 2016-01-14
Publication date: 2019-02-28

Claims

１−（（Ｒ）−３−（４−アミノ−３−（４−フェノキシフェニル）−１Ｈ−ピラゾロ［３，４−ｄ］ピリミジン−１−イル）ピペリジン−１−イル）プロパ−２−エン−１−オン（イブルチニブ）の調製のためのプロセス（イブルチニブは、式（Ｉ）の化合物である）であって、式（ＸＸＶＩＩ）の化合物を式（ＸＸＶＩＩＩ）（式中、Ｘは、脱離基である）の化合物と反応させることを含むプロセス。
Ｘは、ヒドロキシ、アルコキシ、ハロゲン、スルホネート、およびＰ（＝Ｏ）（ＯＲ ^４） _２（各Ｒ ^４は、独立して、アルキルである）から選択される、請求項１に記載のプロセス。
Ｘは、Ｃｌ以外であり、好ましくは、Ｘは、ヒドロキシ、アルコキシ、Ｂｒ、トリフルオロメタンスルホネート、メタンスルホネート、およびＰ（＝Ｏ）（ＯＲ ^４） _２から選択される、請求項１または２に記載のプロセス。
式（ＸＶＩＩ）
（式中、Ｌは、脱離基である）の化合物。
Ｌは、ハロゲン、ヒドロキシ、アルコキシ、メタンスルホネート、およびトリフルオロメタンスルホネートから選択される、請求項４に記載の化合物。
化合物は、式（ＸＶＩＩ−１）の化合物である、請求項４または５に記載の化合物。
実質的に単離された形態である、請求項４−６のいずれか１つに記載の化合物。
実質的に精製された形態である、請求項４−６のいずれか１つに記載の化合物。
ＨＰＬＣ純度が８０％を超え、９０％を超え、９５％を超え、または９８％を超える、請求項４−８のいずれか１つに記載の化合物。
１−（（Ｒ）−３−（４−アミノ−３−（４−フェノキシフェニル）−１Ｈ−ピラゾロ［３，４−ｄ］ピリミジン−１−イル）ピペリジン−１−イル）プロパ−２−エン−１−オン（イブルチニブ）の調製のためのプロセス（イブルチニブは、式（Ｉ）の化合物である）であって、式（ＸＶＩＩ）（式中、Ｌは、脱離基である）の構造を有する化合物のβ脱離を含み、
前記β脱離は、少なくとも１当量の塩基の存在下で行われる、プロセス。
Ｌは、ハロゲン、ヒドロキシ、アルコキシ、メタンスルホネート、およびトリフルオロメタンスルホネートから選択される、請求項１０に記載の化合物。
１−（（Ｒ）−３−（４−アミノ−３−（４−フェノキシフェニル）−１Ｈ−ピラゾロ［３，４−ｄ］ピリミジン−１−イル）ピペリジン−１−イル）プロパ−２−エン−１−オン（イブルチニブ）の調製のためのプロセス（イブルチニブは、式（Ｉ）の化合物である）であって、式（ＸＩＶ）の化合物を脱保護することを含むプロセス。
保護基は、ベンジル、ベンジルカルバメート、またはｔ−ブチルカルバメートである、請求項１２に記載のプロセス。
１−（（Ｒ）−３−（４−アミノ−３−（４−フェノキシフェニル）−１Ｈ−ピラゾロ［３，４−ｄ］ピリミジン−１−イル）ピペリジン−１−イル）プロパ−２−エン−１−オン（イブルチニブ）の調製のためのプロセス（イブルチニブは、式（Ｉ）の化合物である）であって、式（ＸＶＩＩＩ）（式中、Ｌは、脱離基である）の化合物のβ脱離を含むプロセス。
前記脱離基は、ハロゲン、ヒドロキシ、アルコキシ、メタンスルホネート、およびトリフルオロメタンスルホネートから選択される、請求項１４に記載のプロセス。
１−（（Ｒ）−３−（４−アミノ−３−（４−フェノキシフェニル）−１Ｈ−ピラゾロ［３，４−ｄ］ピリミジン−１−イル）ピペリジン−１−イル）プロパ−２−エン−１−オン（イブルチニブ）の調製のためのプロセス（イブルチニブは、式（Ｉ）の化合物である）であって、式（ＸＸＩＩＩ）の化合物と、ホルムアミド、ギ酸アンモニウム、オルトギ酸トリメチル及びアンモニア、もしくはホルムアミジンまたはそれらの塩、例えば塩酸塩もしくは酢酸塩との縮合を含むプロセス。
１−（（Ｒ）−３−（４−アミノ−３−（４−フェノキシフェニル）−１Ｈ−ピラゾロ［３，４−ｄ］ピリミジン−１−イル）ピペリジン−１−イル）プロパ−２−エン−１−オン（イブルチニブ）の調製のためのプロセス（イブルチニブは、式（Ｉ）の化合物である）であって、式（ＸＸＩＶ）（式中、Ｘは、脱離基である）の化合物を式（ＸＸＶ）の化合物と反応させることを含むプロセス。
Ｘは、ハロゲン、スルホネート、ホスフェート、ヒドロキシ、およびアルコキシから選択される、請求項１７に記載のプロセス。
Ｘは、Ｐ（＝Ｏ）（Ｒ ^６）（式中、Ｒ ^６はＯＨ、ＯＲ ^７（Ｒ ^７はアルキルである）もしくはハロである）である、請求項１７または１８に記載のプロセス。