JP2018501805A - 喫煙品に含有される材料 - Google Patents

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Abstract

本発明は、39.5重量%より多いアカシアゴムを含む、喫煙品(1)に含有される喫煙シート材に関する。

Description

本発明は、喫煙品に含有されるアカシアゴムを含む喫煙シート材に関する。
アカシアゴムは、例えば、風味料または希釈剤のカプセル化、バインダーとしての使用、または喫煙品のラッパー等の紙に被膜を形成する目的で燃焼性製品に使用される。
本発明の第1の態様では、充填材および39.5重量%より多いアカシアゴムを含む、喫煙品に含有される喫煙シート材が提供される。
第1の態様による一部の実施態様では、喫煙シート材は、少なくとも39.9、40、41、42、43、44、45、46、47、48、49、50、55、60、65、70、75、80、または85重量%のアカシアゴムを含む。
一部の実施態様では、充填材は、アルギン酸塩、グリセリンおよびチョークのうちの1種類以上を含む。
第1の態様による一部の実施態様では、喫煙シート材は、重量で40%、35%、30%、25%、20%、15%、10%、5%、4%、3%、2%、1%または0.5%より多くタバコを含まない。一部の実施態様では、シート材はタバコを含まない。
第1の態様による一部の実施態様では、喫煙シート材は、800μm、700μm、600μm、550μm、500μm、400μm、200μm、180μm、100μmまたは50μmより大きいサイズの実質的に固形または粒状物質を含まない。いくつかの実施形態では、喫煙シート材は、550μmよりも実質的に大きいサイズの固形または粒状物質を含まない。一部の実施態様では、喫煙シート材は、500μmよりも実質的に大きいサイズの固形または粒状物質を、重量で5%、4%、3%、2%または1%より多く含まない。
第2の態様では、喫煙品に含有される喫煙材のシートを作製する方法が提供され、この方法は、アカシアゴムを含む溶液を調製、流延および乾燥することを含み、溶液中のアカシアゴムの量は溶液の固形分の少なくとも39.5重量%である。
一部の実施態様では、溶液中のアカシアゴムの量は、溶液の固形分の少なくとも39.9、40、41、42、43、44、45、46、47、48、49、50、55、60、65、70、75、80または85重量%である。
一部の実施態様では、溶液は充填材をさらに含む。一部の実施態様では、充填材は、アルギン酸塩、チョークまたはグリセリンのうちの1種類以上を含む。
一部の実施態様では、溶液中のタバコの量は重量で溶液の固形分の40%、35%、30%、25%、20%、15%、10%、5%、4%、3%、2%、1%または0.5%以下である。
一部の実施態様では、溶液中の500μmより大きいサイズの固形または粒状物質の量は重量で溶液の固形分の5%、4%、3%、2%または1%以下である。
第3の態様では、第1の態様による喫煙シート材を含む喫煙品が提供される。一部の実施態様では、喫煙品はさらにタバコを含む。
第4の態様では、喫煙品の使用時に生成される主流煙の成分のうちの1種類以上の濃度を低減するためのアカシアゴムを含む喫煙シート材の使用が提供される。
本発明の態様を、添付の図面を参照して、以下に例示としてのみ説明する。
本発明の第3の態様による喫煙品の図である。 アカシアゴムおよび充填材を含む喫煙シート材を含む紙巻きタバコ、比較シートを含む紙巻きタバコ、およびタバコのみを含む対照用紙巻きタバコの品質試験モジュール(QTM)物理分析の結果を示す表である。 100%タバコから作られた対照と比較して、喫煙品中にアカシアゴムを含む喫煙シート材および充填材を加えることで達成された特定の分析対象物の減少を実証したグラフである。 図3を表で示したデータである。 アカシアゴムおよび充填材を含む喫煙シート材を喫煙品に加えることで達成された特定の分析対象物の減少を、アカシアゴムを含まない比較用喫煙シート材と同じ含有量で比較して実証した表データを示す。
タバコを含む喫煙品から生じる煙は、同定されている成分が5000を超える複雑で動的な混合物である。これらの成分は紙巻きタバコの吸い口端から出る主流煙(MS)に存在し、また副流煙(SS)の成分としてパフとパフとの間に放出される。
主流煙の成分の少なくとも一部、例えば、芳香族アミン、フェノール類、カルボニル類、多環式芳香族炭化水素、アクリロニトリル、トルエン、イソプレン、スチレン、およびベンゼン等の揮発性炭化水素、ピリジン等の含窒素複素環式化合物、N’−ニトロソアナバシン(NAB)、N’−ニトロソアナタビン(NAT)、4−(メチルニトロソアミノ)−1−(3−ピリジル)−1−ブタノン(NNK)およびN’−ニトロソノルニコニン(NNN)等のタバコ特有ニトロサミン類(TSNA類)、並びにアンモニア、シアン化水素、一酸化窒素、および一酸化炭素等の無機化合物のうちの1種類以上の濃度を低減することは研究目的になり得る。
主流煙および/または副流煙成分を選択的に低減する方法としては、例えば、生物工学的方法によって、出発物質から特定の化合物の濃度を低減する方法、異なる種類のタバコを混合する、あるいは喫煙品に加える前にタバコを処理する方法、希釈剤または充填材を含ませることによって喫煙品中のタバコの量を低減する方法、喫煙品に通気を行い、周囲の空気を喫煙品に吸引してMSを希釈する方法、およびMS成分の除去を向上させるフィルターを使用する方法が挙げられる。さらに、喫煙品内に吸着剤を加えることによって、紙巻きタバコの煙から成分を選択的に除去または減少させる試みがなされている。
アラビアゴム、メスカ、またはチャールグンドとしても知られているアカシアゴムは、2種類のアカシア木(アカシアセヤルおよびアカシアゴムノキ)から採取される樹液でできている。その主成分はアラビンであり、多糖類アラビン酸のカルシウム塩である。
アカシアゴムには様々な用途がある。食品業界ではソフトドリンク用シロップおよび菓子類にしばしば含まれ、特定の医薬品および化粧品ではバインダーおよび/または乳化剤、懸濁化剤または増稠剤として使用される。
アカシアゴムはまた、燃焼性製品に、例えば、希釈剤のカプセル化、また例えば風味料の賦形剤として、バインダーとして、および喫煙品のラッパー等の紙に被膜を形成する等の目的に用いられてきた。
喫煙品に加えるための喫煙材にアカシアゴムおよび充填材を含むシート材を加えることで、使用中に喫煙品から発生する主流煙中の1種類以上の成分の濃度を選択的に低減することが見出された。これらの減少は、対応するアカシアゴム非含有比較シートで観測された減少よりも大きかった。更に、測定された成分のいくつかで観測された減少は、ニコチンで観測された減少よりも大きく、このことは、この減少がシート材によるタバコの単なる希釈効果以上の結果であることを示している。さらにこれらの成分のいくつで観測された減少は、ニコチンを除いた乾燥粒子状物質(NFDPM:nicotine-free dry particulate matter)で観測された減少から予測された減少より大きかった。
「NFDPM」という用語は、当業者に理解されるような試験方法を利用して測定される当業界の用語であり、高効率粒子フィルターに捕捉された主流煙粒子状物質の重量から、フィルター上のニコチンおよび水の重量を引いたものとして定義される。通常、紙巻きタバコ1本当たりのミリグラムの重量単位で表される。
従って、第1の態様では、喫煙品に含有される喫煙シート材が提供され、該シート材は、充填材および39.5重量%より多いアカシアゴムを含む。
「重量で」という用語は、喫煙シート材に対する重量で、を意味する。
一部の実施態様では、喫煙シート材は、重量で少なくとも39.9、40、41、42、43、44、45、46、47、48、49、50、55、60、65、70、75、80または85%のアカシアゴムを含む。
一部の実施態様では、得られたシートは、過度に脆くはなく、従って取扱いおよび加工処理が容易になる。
一部の実施態様では、充填材は、バインダー、希釈剤、および無機充填剤等の充填剤のうちの1種類以上を含む。
バインダーの例としては、アルギン酸塩、ペクチン、セルロース化合物および親水コロイド系化合物が挙げられる。
本明細書で使用される場合、「希釈剤」なる用語は、喫煙材を希釈するために使用することができる材料を意味する。例えば、グリセリン、ソラネソール、ネオフィタジエン、3−メチルアニソール、オイゲノール、1−フェニル−1−ペンタノン、2,3−ジメチル−4−エチルアセトフェノン、ニコチン酸、ドコサン、ドトリアンタン、エイコサン、ネオフィタジエン、ヘンエイコサン、ヘントリアコンタン、ヘプタコサン、ヘキサコサン、ノナコサン、オクタコサン、ペンタコサン、ペンタトリアコンタン、スクアレン、テトラコサン、テトラトリアコンタン、トリアセチン、トリアコンタン、トリアコサンおよびトリトリアコンタンが挙げられる。
充填剤の例としては、炭酸カルシウム、パーライト、バーミキュライト、珪藻土、コロイドシリカ、酸化マグネシウム、硫酸マグネシウムおよび炭酸マグネシウムが挙げられる。
一部の実施態様では、バインダーは、アルギン酸ナトリウム等のアルギン酸塩であり、希釈剤はグリセリンであり、充填剤はチョークである。従って、一部の実施態様では、充填材は、アルギン酸ナトリウム等のアルギン酸塩、グリセリンおよびチョークのうちの1種類以上を含む。一部の実施態様では、充填材はアルギン酸ナトリウム等のアルギン酸塩、チョークおよびグリセリンを含む。
一部の実施態様において、アルギン酸ナトリウムの量は、シート材の、約5重量%〜約15重量%である。一部の実施態様では、チョークの量は、喫煙シート材の約10重量%〜約50重量%である。一部の実施態様では、グリセリンの量は、喫煙シート材の約5重量%〜約25重量%である。
一部の実施態様では、アルギン酸ナトリウムの量は、喫煙シート材の約7.5重量%である。一部の実施態様では、チョークの量は、喫煙シート材の約40重量%である。一部の実施態様では、グリセリンの量は、喫煙シート材の約12.5重量%である。
一部の実施態様では、喫煙シート材は、タバコを含まないか、または重量で喫煙シート材の40%、35%、30%、25%、20%、15%、10%、5%、4%、3%、2%、1%または0.5%より多いタバコを含まない。
一部の実施態様では、喫煙シート材は、800μm、700μm、600μm、550μm、500μm、400μm、200μm、180μm、100μmまたは50μmより大きいサイズの実質的に固形または粒状物質を含まない。一部の実施態様では、喫煙シート材は、550μmよりも実質的に大きいサイズの固形または粒状物質を含まない。一部の実施態様では、喫煙シート材は、500μmよりも実質的に大きいサイズの固形または粒状物質を、重量で5%、4%、3%、2%または1%より多く含まない。
いくつかの実施態様では、喫煙シート材は、タバコを含む喫煙品の一部として使用した場合、主流煙の1種類以上の成分の濃度を低減する。一部の実施態様では、主流煙成分の減少は、ホフマン検体として知られている物質のうちの1種類以上の減少を含むことができるが、これに限定されない。
「ホフマン検体」という用語は、技術用語である。これは、喫煙品から発生した主流煙の成分群に関連し、成分としては芳香族アミン、フェノール類、カルボニル類、多環式芳香族炭化水素類、アクリロニトリル、トルエン、イソプレン、スチレンおよびベンゼン等の揮発性炭化水素類、ピリジン等の含窒素複素環化合物、N’−ニトロソアナバシン(NAB)、N’−ニトロソアナタビン(NAT)、4−(メチルニトロソアミノ)−1−(3−ピリジル)−1−ブタノン(NNK)、およびN’−ニトロソノルニコチン(NNN)等のTSNA類、並びにアンモニア、シアン化水素、一酸化窒素(NO)、および一酸化炭素(CO)等の無機化合物が挙げられる。
第2の態様では、喫煙品に含有される喫煙材のシートを作製する方法が提供され、この方法は、アカシアゴムを含む溶液を調製、流延および乾燥することを含み、溶液中のアカシアゴムの量は溶液の固形分の少なくとも39.5重量%である。
「固形分」なる用語は、喫煙材のシートを含む溶媒以外の成分(溶媒に分散可能か溶解可能であるかを問わず)のすべてを意味する。
一部の実施態様では、溶液中のアカシアゴムの量は、溶液中の固形分の少なくとも39.9、40、41、42、43、44、45、46、47、48、49、50、55、60、65、70、75、80または85重量%である。
この溶液は、水性溶媒を用いて調製することができる。一部の実施態様では、溶媒は水であってもよい。一部の実施態様では、水は、蒸留水または脱イオン水であってもよい。
一部の実施態様では、溶液は、充填材を更に含む。
一部の実施態様では、充填材は、バインダー、希釈剤、および無機充填剤等の充填剤のうちの1つ以上を含む。一部の実施態様では、バインダーはアルギン酸ナトリウム等のアルギン酸塩であり、希釈剤はグリセリンであり、充填剤はチョークである。従って、一部の実施態様では、充填材は、アルギン酸ナトリウム等のアルギン酸塩、グリセリンおよびチョークのアルギン酸塩のうちの1種類以上を含む。一部の実施態様では、充填材は、アルギン酸ナトリウム等のアルギン酸塩、グリセリンおよびチョーク等を含む。
一部の実施態様では、溶液中のアルギン酸ナトリウムの量は、溶液の固形分の約5重量%〜約15重量%である。一部の実施態様では、溶液中のチョークの量は、溶液の固形分の約10重量%〜約50重量%である。一部の実施態様では、グリセリンの量は、溶液の固形分の約5重量%〜約25重量%である。
一部の実施態様では、溶液中のアルギン酸ナトリウムの量は、溶液の固形分の約7.5重量%である。一部の実施態様では、溶液中のチョークの量は、溶液の固形分の約40重量%である。一部の実施態様では、グリセリンの量は、溶液の固形分の約12.5重量%である。
一部の実施態様では、溶液中のタバコの量は、重量で溶液の固形分の40%、35%、30%、25%、20%、15%、10%、5%、4%、3%、2%、1%または0.5%以下である。一部の実施態様では、溶液はタバコを含まない。
溶液がバインダー、希釈剤、充填剤またはタバコ等の成分をさらに含み、これらの成分の1つ以上が溶媒に可溶性でない、若しくは部分的にしか溶解しない態様では、スラリーが形成される。溶媒が水である場合、スラリーは水性スラリーとなる。
一部の実施態様では、調製された溶液またはスラリーは、流延前に、800μm、700μm、600μm、550μm、500μm、400μm、200μm、180μm、100μm、または50μmより大きいサイズの固形または粒状物質を含まない。一部の実施態様では、喫煙シート材は、550μmより大きいサイズの実質的に固形または粒状物質を含まない。一部の実施態様では、500μmより大きいサイズの固形または粒状物質の量は、重量で溶液の固形分の5%、4%、3%、2%または1%以下である。
一部の実施態様では、成分のうちの1種類以上の成分を、溶媒を用いて1つ以上の別個の溶液またはスラリーとして調製し、次いで混合することができる。あるいは、溶液またはスラリーは、成分のうちの1種類以上を溶媒に混合または配合し、次いで追加の成分を添加することによって調製することができる。成分および/または成分を含む溶液またはスラリーは、強力な混合手段、例えば高剪断混合手段を用いて調製することができる。
溶液またはスラリーは、従来の手段で、例えば流延シート上に流延し、従来の手段および条件で、例えば約80℃の温度のオーブン中、約90分間、乾燥することができる。次いで、得られたシートを、従来の手段、例えば、調節庫を用いて、約60%の相対湿度、22℃で、約24時間まで、或いは必要ならば、更に長く、例えば48時間まで状態を整えることができる。
アカシアゴムを含む喫煙シート材は、紙巻きタバコ等の喫煙品に加えることができる。従って、第3の態様では、第1の態様による喫煙シート材を含む喫煙品が提供される。
喫煙品は、典型的には、吸い口端にフィルターと、喫煙材を含むロッドと、ロッドの周りを包む紙とを含む。
喫煙材は、喫煙品等の燃焼性製品のタバコロッドに典型的に見られる成分のうちの1種類以上を含んでもよい。例えば、タバコ葉身、タバコ葉柄、膨張タバコ、再構成タバコ、押出タバコ、タバコ代替え品、および充填材が挙げられる。
第3の態様による一部の実施態様では、喫煙シート材を、喫煙品に加えるための喫煙材の成分のうちの1種類以上と共に加えおよび/または混合してもよい。一部の実施態様では、喫煙シート材は、タバコロッドの内部に配置されてもよい。
第3の態様による喫煙品は、喫煙品について知られている任意のサイズ即ち寸法に対応させてもよい。
これとは別に第3の態様による喫煙品は、喫煙材の内側コアおよび外側環を含む同軸コアを含んでもよく、アカシアゴムを含む喫煙シート材は、内側コアまたは外側環のいずれかまたは両方に組み込まれてもよい。そのような態様では、喫煙品は、内側コアおよび外側環状体のための同じまたは異なるラッパー材を含むことができる。
第3の態様による喫煙品は、当技術分野で公知の任意のフィルター構造体を含んでもよい。喫煙品用のフィルターは、典型的には、繊維状セルロースアセテート、ポリプロピレン材料、ポリエチレン材料、またはギャザードペーパー材料のうちの1種類以上を含む。
図1を参照すると、フィルター2と、一方の端部がフィルター2の端部に当接するようにフィルター2と位置合わせされた実質的に円筒形のタバコロッド3とを含む喫煙品1が示されている。タバコロッド3は一部を切り取った形で、充填材およびアカシアゴムを含む細断された喫煙シート材4の位置を示している。タバコロッド3は、従来の方法でチッピング紙によってフィルター2に接合される。
第4の態様では、喫煙品の使用時に発生する主流煙の成分のうちの1種類以上の濃度を低減するためのアカシアゴムを含む喫煙シート材の使用が提供される。一部の実施態様では、主流煙成分の減少には、ホフマン検体として知られる物質のうちの1種類以上の減少を含んでもよいが、これらに限定されない。
一部の実施態様では、シート材を、喫煙品に加えるのに適したサイズに細断、粉砕、または他の方法で小さくする。サイズの縮小は、シュレッダー等の従来の手段を用いて達成することができる。細断されたシート材は、次いで、喫煙材のタバコおよび/または他の成分と混合し、喫煙品に組み込んでもよい。
一部の実施態様では、シート材はタバコロッド内部に配置してもよい。
あるいは、シート材は、喫煙材の他の成分のためのラッパー材または裏張り材として提供されてもよい。
いかなる理論にも束縛されることを望まないが、喫煙品にアカシアゴムを含む喫煙シート材を加えることによって生じる効果は、喫煙材の成分の燃焼および/または熱分解挙動の変化から生じることが示唆される。このことは、燃焼ゾーンおよび/または熱分解ゾーン内の熱過程に物理化学的作用を及ぼし、分析対象物の減少をもたらすアカシアゴムの物理的存在の結果である可能性がある。
主流煙中の物質のうちの数種が、NFDPMの減少から予想されたよりも減少したという観測結果は、喫煙品内で起こる複雑で動的な燃焼および/または熱分解プロセス内で相乗効果が生じている可能性を示している。さらに、TSNA類の減少がニコチンの減少よりも大きいという観測結果は、TSNA類の減少がシート材によるタバコの単純な希釈以上の結果であること、およびいずれの理論にも拘束されることを望まないが、アカシアゴムおよび充填材を含む喫煙シート材を含む紙巻きタバコでは、比較シートを含む紙巻きタバコよりも、燃焼過程中に数種類の分析対象物の低減を促進する機構が働いている可能性があることを示している。
以下の実施例は、本発明を例示するために提供されたものであり、本発明を限定するものではない。
実施例1
アカシアゴムと充填材を含むシート材の作製
表Aに詳述した成分を用いて、アカシアゴムと充填材とを含むシート(「アカシアゴムシート」)を作製した。
Figure 2018501805
アルギン酸ナトリウム(FMC BioPolymer社から入手したプロタナール(Protanal)(登録商標)RF6650)を400mlの水にゆっくり加え、約5分間高速で混合した。
別の混合機で、アカシアゴムを水200mlに加え、乳白色になるまで5〜10分間混合した。
残りの150mlの水を用いてグリセリンをアルギン酸塩混合物にそそぎ、2〜5分間混合した。
チョーク(Mineraria Sacilese s.p.a.から入手したCalcitec V100、サイズ範囲:99%が500μm未満)を、グリセリンおよびアルギン酸塩混合物に高濃度で混合しながらゆっくりと添加し、次いでさらに5分間混合した。
水和したアカシアゴム溶液をアルギン酸塩混合物に添加し、滑らかなスラリーが得られるまでさらに5分間混ぜ合わせた。
次いで、スラリー混合物を流延シート上に厚さ2mmに流延し、80℃に設定したオーブンの中に約90分間入れた。
流延シートをオーブンから取り出し、放冷した。次いで、シートが平衡含水量に達するようにそれらを60%相対湿度、22℃に設定されたコンディショニングキャビネットに適当な時間(典型的には12〜48時間)を入れた。
シートをドクターナイフではがし、バッグに入れ、約4℃で保存した。
比較シート
予め作製したアカシアゴム非含有比較シートを使用した。その詳細を表Bに示す。
Figure 2018501805
比較シートに使用したアルギン酸ナトリウムは、FMC BioPolymer社から入手したプロタナール(Protanal)(登録商標)RF6650であった。
比較シートの典型的な製造方法の詳細は、McAdamら、Food and Chemical Toxicology 49(2011)1684-1696の論文に見出すことができる。
シート材を含む紙巻きタバコの作製
上記の方法に従って作製されたアカシアゴムシートおよびアカシアゴム非含有比較シートを、Intimus 007 SX シュレッダーを用いて細断した。必要量を秤量し、USスタイルタバコブレンドに加えた。さらに、タバコのみを含む対照を作製した。
作製された全ての混合物の詳細は、以下の表Cに提供されている。
Figure 2018501805
混合物を大きな可撓性の保管袋中で、空気を導入し、袋を激しく動かし、均質性を肉眼で検査して、手で混合した。
紙巻きタバコを、Marshall McGearty Cigarette Maker(「ミニメーカー」)を使用して製造した。ミニメーカーは、非自動化工程で小規模な紙巻きタバコ製造に使用される。タバコをホッパーに入れ、適切な加重で圧縮する。次いで、一部を圧縮チャンバ内で分離して円筒形ロッドに形成、レバーを使用して充填ノズルを介して紙巻きタバコのスピルに導入する。一度に5個のスピルに充填することができる。タバコへの加重が変わると、分離室、すなわちスピルに入るタバコの量に影響する。これは、ひいては品質試験モジュールを用いて測定された紙巻きタバコの硬度値に影響を与える。
紙巻きタバコ間のばらつきを低減するために、すべての試料で70%の一貫した硬度を目標とした。
変動の低減の別の尺度として、重量選別を用いた。各試料について40本の紙巻きタバコを個々に秤量し、統計的に分析して、データの中央の70%範囲の上限および下限重量値を計算した。喫煙分析用に、この範囲からタバコを選択した。
紙巻きタバコの品質試験モジュールの物理的分析を実施した。結果を図2に示す。
次に、重量基準を満たす紙巻きタバコを、下記の表Dに詳述されている喫煙様式(smoking regime)を用いて喫煙し、各タバコの主流煙を分析した。
Figure 2018501805
5回の反復試験を行い、1回の反復試験につき5本のタバコを喫煙した。各紙巻きタバコからの主流煙を分析し、反復試験の平均を計算した。
結果
図3は、タバコ対照の紙巻きタバコと比較した場合の、アカシアゴムシートおよび比較シートの紙巻タバコの両方についての選択された主流煙分析対象物の変化率のグラフを示す。図4は、全紙巻タバコの主流煙の絶対収率と共に変化率を表にまとめたものである。
アカシアゴムと充填材を含む喫煙シート材を20%含有する紙巻きタバコ(「タバコ+20%アカシアゴムシート」)は、タバコ対照および対応する比較シートを20%含有する紙巻きタバコと比較してNO、NOx(NOとNOの合計)、CO、NNN、NAT、NABおよびNNKの濃度を低減した。
同様に、アカシアゴムと充填材を含む喫煙シート材を40%含有する紙巻きタバコ(「タバコ+40%アカシアゴムシート」)は、タバコ対照および対応する比較シートを40%含有する紙巻きタバコと比較してNO、NOx、CO、NNN、NAT、NABおよびNNKの濃度を低減した。
さらに、アカシアゴムと充填材を含む喫煙シート材を20%含有する紙巻きタバコ(「タバコ+20%アカシアゴムシート」)におけるこれらの成分、即ちNO、NOx、NNN、NAT、NABおよびNNKのうちの数種類で観測された減少は、ニコチンで観測された減少より大きく、TSNA類の減少がシート材による単純なタバコの希釈以上の結果であることを示している。
同様に、アカシアゴムと充填材を含む喫煙シート材を40%含有する紙巻きタバコ(「タバコ+40%アカシアゴムシート」)におけるこれらの成分NO、NOx、NNN、NAT、NABおよびNNKのうちの数種類で観測された減少は、ニコチンで観測された減少より大きく、TSNA類の減少がシート材による単純なタバコの希釈以上の結果であることを示している。
これに加えて、アカシアゴムおよび充填材を含む喫煙シート材を20%含有する紙巻きタバコ(「タバコ+20%アカシアゴムシート」)では、NFDPMによって達成される減少よりも大幅にNO、NOx、CO、NNN、NAT、NABおよびNNKの濃度が減少した。また、アカシアゴムおよび充填材を含む喫煙シート材を40%含有する紙巻きタバコ(「タバコ+40%アカシアゴムシート」)では、NFDPMによって達成される減少よりも大幅にNO、NOx、ニコチン、NNN、NAT、NABおよびNNKの濃度が減少した。
これに加えて、図5は、アカシアゴムおよび充填材を含む喫煙シート材が、いくつかの分析対象物の低減において比較シートよりも効果的であることを示している。例えば、「タバコ+20%アカシアゴムシート」および「タバコ+40%アカシアゴムシート」の両方とも、対応する含有量の「タバコ+比較シート」と比較して、NO、NOx、CO、NNN、NAT、NABおよびNNKを減少させた。いずれの理論にも拘束されることを望まないが、ニコチン濃度は低下しないので、アカシアゴムおよび充填材を含む喫煙シート材を含む紙巻きタバコが、比較シートを含む紙巻きタバコと比べて、燃焼過程中に数種類の分析対象物の低減を促進する機構が働いている可能性があることが示唆される。
また、「タバコ+アカシアゴムシート」は、20%および40%の両方の含有量で、対応する含有量の「タバコ+比較シート」に比較して、いくつかの分析対象物、例えば、NO、NOx、CO、NNN、NAT、NAB、およびNNKは、生成したNFDPM収量よりも多い量が減少した。
種々の問題への対処と技術の進歩のため、本開示全体は、種々の態様を例示的に示しており、これらの態様では、特許請求される発明が実施され、喫煙品に含有される喫煙シート材を作製するための優れた方法を提供することができる。本開示の利点および特徴は、態様の代表的な試料であり、網羅的でも排他的でもない。それらは、特許請求された特徴の理解と教示の助けのためにのみ提示される。当然だが、本開示の利点、態様、実施例、機能、特徴、構造、および/または他の態様が、本開示を特許請求の範囲に規定されたとおりに限定する、または特許請求の範囲の均等物に限定すると見なされるべきではなく、本開示の範囲および/または精神から逸脱することなく他の態様を利用しても改変を行うことができる。種々の態様は、開示された構成要素、成分、特徴、部品、工程、手段等の組合せを適切に含んでも、これらで構成されても、基本的にこれらで構成されてもよい。また本開示は、現在は特許請求されていないが将来特許請求される可能性がある他の発明を含む。

Claims (15)

  1. 充填材および39.5重量%より多いアカシアゴムを含む、喫煙品に含有される喫煙シート材。
  2. 少なくとも39.9、40、41、42、43、44、45、46、47、48、49、50、55、60、65、70、75、80、または85重量%のアカシアゴムを含むことを特徴とする請求項1記載の喫煙シート材。
  3. 前記充填材は、アルギン酸塩、チョークおよびグリセリンのうちの1種類以上を含むことを特徴とする請求項1または2記載の喫煙シート材。
  4. 重量で40%、35%、30%、25%、20%、15%、10%、5%、4%、3%、2%、1%または0.5%より多いタバコを含まないことを特徴とする請求項1乃至3いずれか1項記載の喫煙シート材。
  5. タバコを含まないことを特徴とする請求項1乃至4いずれか1項記載の喫煙シート材。
  6. 800μm、700μm、600μm、550μm、500μm、400μm、200μm、180μm、100μmまたは50μmより大きいサイズの実質的に固形または粒状物質を含まないことを特徴とする請求項1乃至5いずれか1項記載の喫煙シート材。
  7. 500μmよりも実質的に大きいサイズの固形または粒状物質を、重量で5%、4%、3%、2%または1%より多く含まないことを特徴とする請求項1乃至6いずれか1項記載の喫煙シート材。
  8. アカシアゴムを含む溶液を調製、流延および乾燥することを含み、この溶液中のアカシアゴムの量は前記溶液の固形分の少なくとも39.5重量%である、喫煙品に含有される喫煙材のシートを作製する方法。
  9. 前記溶液中のアカシアゴムの量は、この溶液の固形分の少なくとも39.9、40、41、42、43、44、45、46、47、48、49、50、55、60、65、70、75、80または85重量%であることを特徴とする請求項8記載の方法。
  10. 前記溶液は、アルギン酸塩、チョークまたはグリセリンのうちの1種類以上をさらに含むことを特徴とする請求項8または9記載の方法。
  11. 前記溶液中のタバコの量は、重量で溶液の固形分の40%、35%、30%、25%、20%、15%、10%、5%、4%、3%、2%、1%または0.5%以下であることを特徴とする請求項8乃至10いずれか1項記載の方法。
  12. 前記溶液中の500μmより大きいサイズの固形または粒状物質の量は、重量で溶液の固形分の5%、4%、3%、2%または1%以下であることを特徴とする請求項8乃至11いずれか1項記載の方法。
  13. 請求項1乃至7いずれか1項記載の喫煙シート材を含む喫煙品。
  14. タバコをさらに含むことを特徴とする請求項13記載の喫煙品。
  15. 喫煙品の使用時に発生する主流煙の成分のうちの1種類以上の濃度を低減するためのアカシアゴムを含む喫煙充填材の使用。
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