JP2000506016A - 喫煙物品用喫煙可能な充填材 - Google Patents

喫煙物品用喫煙可能な充填材

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Abstract

(57)【要約】 本発明は燃料材としてのケーシング材と、無機充填材と、バインダーと、エアロゾル発生源と、からなる喫煙可能な充填材に関すものである。この充填材は、良好な味及び風味特性を有するが、タバコ材の量は僅かである。

Description

【発明の詳細な説明】 喫煙物品用喫煙可能な充填材 本発明は、喫煙物品に用いられる喫煙可能な充填材に関し、特にタバコ葉から なる充填材を含まなくとも喫煙可能な充填材に関する。 タバコ葉からなる充填材に代わる充填材を提供するための試みが数多くなされ ており、その中で僅かではあるが、従来のタバコ葉含有喫煙物の喫煙者にも受け 入れられた味及び風味を有する煙を発生させる代替喫煙用充填材が発見されてき た。しかしながら、殆どの代替充填材は、刻みタバコ葉またはタバコ含有再生物 と共に用いらている。従ってこのような形態であっても、これらの充填材は許容 できない味覚を呈し、喫煙によって得られる満足感を損なうことがある。 通常、タバコ充填材にはタバコブレンドが切断される前にタバコブレンドにケ ーシングソースとしてケーシング材が塗布される。このケーシングソースは、砂 糖、湿潤剤及び風味料などの芳香性物質を含むものを用いることができる。ケー シング材にはカカオ豆、バニラ豆、トンカ豆及びセンブリなどから得られる材料 のような揮発性の強くない風味材を含むものを用いることができる。ケーシング 材は、通常3〜10%の塗布量でタバコに加えられる。 本発明では、ケーシング材として知られている1つまたはそれ以上の材料を喫 煙可能な充填材の燃料材料として利用したタバコ代替材料を提供する。 本発明の目的は、喫煙者に許容され得る味及び風味を有する喫煙可能な充填材 を提供することであり、この充填材はタバコを殆どあるいは全く含まないもので ある。 本発明は、さらにタバコより低い静止燃焼ピーク温度を有する喫煙可能な充填 材を提供することも目的としている。静的燃焼ピーク温度が低い充填材は、喫煙 直後または喫煙中に形成される灰に触れてもやけどせず、従って家具や他の可燃 性のものを焦がすことがないということが明らかになっている。 本発明はさらに許容可能な味及び風味特性を有し、従って必要であれば煙草材 と併用しても天然煙草の味及び風味を損なわない喫煙可能な充填材を提供するこ とも目的としている。また本発明の充填材は、100%本発明の充 填材からなるものでもよい。 本発明による喫煙物品用喫煙可能な充填材は、1つまたはそれ以上のケーシン グ材からなる非タバコ燃料材と、実質的に不燃性の無機充填材と、エアロゾル発 生源と、バインダーとからなる。 ケーシング材にカラメルを使用する場合、少なくとも1つの他のケーシング材 と併用される。 最終的な製品要件によって、炭素、膨張媒体及び有機充填材を本発明の喫煙可 能な充填材の好適な添加剤として任意に加えてもよい。例えば、発泡または膨張 製品であれば、澱粉などの膨張媒体を適量加えてもよい。 炭素及び膨張媒体は、それそれ上記任意に加えられる混合物添加剤の乾燥材料 の乾式重量基準で、最大約20%及び30%加えてもよい。 本発明の喫煙可能な充填材は、好ましくは約10〜70%のケーシング材と、 約2〜30%のエアロゾル発生源と、約5〜80%の無機充填材と、約5〜25 %のバインダーと0〜約30%の膨張媒体と、0〜約20%の炭素と、からなる 。 ケーシング材料の総量は、喫煙可能な充填材の重量で、50%以下であるのが 好ましく、さらに好ましくは40%以下で、30%以下であればさらに好ましい 。 ケーシング材が1つ以上のケーシング材からなり且つカカオを含む場合、カカ オがケーシング材の大半を占めるのが好ましい。 エアロゾル発生材料の量は、喫煙可能な充填材の重量で、約15%またはそれ 以下であるのが好ましい。 無機充填材の量は、喫煙可能な充填材の重量で30%以上であるのが好ましく 、40%以上であればさらに好ましく、約50%以上であればより好ましい。 バインダーの量は、バインダーがペクチンでない場合、喫煙可能な充填材の重 量で15%以下であることが好ましい。 砂糖を加える場合、その量は喫煙可能な充填材の重量で15%以下であること が好ましい。 ケーシング材は少なくとも2または3種の別個のケーシング材からなるのが好 ましく、最大で約7または8種類のケーシング材から構成されてもよい。 本発明において喫煙可能な充填材のケーシング材の総量は、10〜68%であ るのが好ましく、ケーシング材は0〜15%の甘草、0〜50%のカカオ、0〜 13%のプロピレングリコール、0〜26%の砂糖、0〜6%の蜂蜜、0〜1% のイナゴマメのさや、0〜1%の酒石酸、0〜13%のグリセリン及び9〜67 %のチョークで構成されてもよい。公知のケーシング材としては、甘薯糖、転化 糖、プルーン汁などの果汁から得られる果実糖、デメララ糖、かえで糖、スクロ ース、蜂蜜、カラメル及び糖蜜などの糖類、プロピレングリコール、グリセリン 、ジエチレングリコール、ブチレングリコール及びソルビトールなどの湿潤材、 蒸留水、甘草、コーヒー、バニリン、りんご誘導体、チョウジノキ、カカオ、イ ナゴマメのさや、クエン酸及び酒石酸などの酸類などが挙げられる。当業者に公 知の他のケーシング材も利用可能である。 使用するケーシング材の割合は、煙の味及び風味及び副流煙の低下が望まれる のであれば、その要件によって決まる。本発明の喫煙可能な充填材に使用される 喫煙物品用巻紙の特性は、その透過率と同様に喫煙可能な充填材の組成の決定に 影響を与える。 仕上げ風味量組成物を喫煙材に使用してもよい。従来のタバコ葉含有紙巻タバ コに似た味及び風味を提供するために本発明の喫煙可能な充填材は、紙巻タバコ 用充填材に使用される1つまたはそれ以上の仕上げ風味料を含んでもよい。 本発明の喫煙可能な充填材は、実質的に非タバコ材であるのが好ましい。ここ で言う「実質的に非タバコ材」という言葉は、充填材の重量で約5%またはそれ 以下、好ましくは3%またはそれ以下のタバコ材を含むか、さらに好ましくは全 くタバコ材を含まないことを意味している。 ケーシング材混合物は、充填材がシート材に形成される前に予備処理されるこ とが好ましく、この予備処理では約6分間、約140℃に加熱される。 タバコ抽出物をケーシング材に含ませることが好ましい。このタバコ抽出 物は精製されたものあるいはタバコ抽出物の一部または全てを合成した類似物で もよい。 上記不燃性無機充填材は、本願出願人によるPCT出願に記載されている材 料から選択されるのが好ましい。また有機充填材を無機充填材の一部に替えてあ るいは不燃性充填材として単独で使用してもよい。本願出願人による現在出願中 のPCT出願PCT/GB95/02110の発明の要件は、本願発明で使用さ れるに好適な無機及び有機充填材と関連するものとしてここで参照する。不燃性 無機充填材料は、チョーク、パーライト、蛭石、珪藻土、コロイド状のシリカ、 酸化マグネシウム、硫酸マグネシウムまたは当業界で知られている他の低密度の 非燃焼性無機充填材を包含する。有機充填材は、有機酸の無機塩、多糖類あるい はバインダーとして作用するのに必要な量以上の有機バインダー材などである。 本発明に好適なバインダー材は公知のセルロースバインダーまたはセルロース 誘導体バインダー、アルギン系またはペクチン系バインダーであり、これら全て のバインダーは、上述のPCT出願で特に巻紙に関連して詳述されている。上記 の燃料性材として選択された多糖類を適宜選択された割合で使用すれば充分なバ インディング特性を有するので、追加のバインダーを加える必要はなくなる。追 加のバインダーが必要な場合、そのバインダーはナトリウムカルボキシセルロー ス、メチルセルロース、ヒドロキシプロピルセルロース、ヒドロキシエチルセル ロースまたはセルロースエーテルのようなセルロース誘導体、アルギン酸アンモ ニウム、アルギン酸ナトリウム、アルギン酸ナトリウムカルシウム、アルギン酸 アンモニウムカルシウム、アルギン酸カリウム、アルギン酸マグネシウム、アル ギン酸トリエタノールアミン及びアルギン酸プロピレングリコールエステルなど の可溶性アルギン酸を含むアルギン酸系バインダー、あるいは水酸化アンモニウ ムなどの可溶化剤を添加することによって溶ける不溶性のアルギン酸である。こ のような不溶性のアルギン酸としてアルギン酸アルミニウム、アルギン酸銅、ア ルギン酸亜鉛及びアルギン酸銀が挙げられる。最初は可溶性であって処理を施す ことによって最終的には不溶性となるアルギン酸を用いることも可能である。ま たア ラビアゴム、ガッチーゴム、トラガカントゴム、梧桐ゴム、イナゴ豆、アカシア 、グアール、マルメロ種あるいはキサンテンゴムなどのゴム類または寒天、アガ ロース、カラゲーニン、フコイダン及びフルセラランなどのゲル状物も有機バイ ンダーとして使用してもよい。ペクチン及びペクチン系材料もバインダーとして 使用してもよい。さらに澱粉も有機バインダーとして利用可能である。他の好適 なゴムとしてはアカデミックプレス社より発行されているエド・ホイスッラー氏 による「インダストリアルゴム」という小冊子に記載されているものから選択す ることが可能である。珪酸カリウム、珪酸カリウムまたはセメントと組み合わせ て使用される酸化マグネシウム及びこれらの混合物などの無機不燃性バインダー も使用することが可能である。上述の全てのものを組み合わせて用いてもよい。 エアロゾル発生源としては、グリセリン及びまたは上記PCT出願に例示され ているような他のエアロゾル形成化合物などのエアロゾル形成手段から構成され るものが好ましい。これらの形成化合物には多価アルコール、プロピレングリコ ール、トリエチレングリコール、クエン酸トリエチル、トリアセチンまたはトリ エチレングリコールジアセテート(TEGDA)または高沸点炭化水素などが挙 げられる。 上記したように喫煙可能な充填材は、押し出し成形されたものであるのが好ま しく、この押し出し物材は発泡したものまたは発泡していないものであってもよ い。好適な膨張媒体または発泡手段は、上記PCT出願に記載されているものが 挙げられる。澱粉、プルーラン、セルロース誘導体などの他の多糖類、固体発泡 剤、現場気体薬剤となる無機塩及び有機酸、有機気体薬剤、無機気体薬剤及び揮 発性液状発泡剤などが膨張媒体として好適である。水は好ましい揮発性膨張剤と してもよく使用される。上記以外の他の公知の膨張剤も使用可能である。押し出 し物材は、ロッド、ストランド、フィラメントまたはシート状であってもよく、 これらは充填材となるように切断される。またこれとは別に喫煙可能な充填材を 従来公知のバンドキャスティングまたは製紙技術を用いてシート状にキャスティ ングしてもよい。上記押し出し物材が空気または煙の吸い込みを妨げる場合、空 気用の通路を設けるために上 記ストランドまたはフィラメントを絡み合わせたり撚ったりしてもよい。圧力降 下を改善するために他の下流処理を施してもよい。種々の押し出し物の形状が上 記PCT出願で詳述されており、ここでもそれを参照する。 本発明の喫煙可能な充填材は、活性または非活性の炭素材を含むと有利である 。このような炭素材は粉状または粒状であるのが好ましい。 グリセリン、プロピレングリコールなどの可塑材またはその他の可塑材を任意 に、これらが煙のエアロゾルの主成分とならない程度に加えてもよい。 本発明の喫煙物品用充填材は、従来のタバコ充填材料または他のタバコ代替材 料と混合して用いてもよく、このように混合することによって本発明の充填材は 希釈材あるいは従来のタバコ充填材料または他のタバコ代替材料からなる紙巻タ バコのロッドの自然燃焼ピーク温度を下げる手段として作用する。本発明の喫煙 物品用充填材を単独で用いてもよい。 本発明の喫煙物品用充填材は、従来の巻紙で巻かれた喫煙物品の使用に適して おり、また本願出願人により現在出願中のPCT出願で詳述されている巻紙で巻 かれた喫煙物品にも好適に使用される。喫煙物品用巻紙に関する前記PCT出願 の記載をここでも参照する。本発明の喫煙可能な充填材は、R.J.Reyno lds社によって1984年9月14日及び1984年12月21日にそれぞれ 出願された米国特許出願第650,604号及び同第684,537号で詳述さ れている喫煙物品の使用にも適している。本発明の喫煙可能な充填材はこれらの 特許出願においてエアロゾル発生手段または固体燃料エレメントとして使用が可 能である。勿論、他のエアロゾル搬送手段にも本発明の充填材を好適に利用する ことが可能である。本発明の充填材を一部あるいは全体的にこれら米国特許出願 に開示されている材料に置き換えてもよい。本発明の充填材は、燃料源材料とし ても使用可能である。 本発明はまた上述の喫煙可能な充填材からなるロッドと、これを包む巻紙とか らなる喫煙物品をも提供する。 この巻紙は本願出願人による上記PCT出願に記載されているような実質的に 不燃性の巻紙であるのが好ましい。実質的に不燃性の巻紙に関するこのPCT出 願の要件をここで参照する。概略的に説明すると、この巻紙は、主 に不燃性の粒状無機充填材、バインダー及びまたは可塑材そして任意の少量の繊 維からなる。これらの材料は全て上述したものである。 実質的に不燃性の巻紙は、主に不燃性の無機充填材からなるのが好ましい。こ こで言う「主に」という言葉は、少なくとも約65%、通常70%を意味する。 無機充填材は、喫煙物品に火を着けた時に殆どあるいは実質的に全く可視副流煙 を生じさせないので有効である。不燃性巻紙は好ましくは巻紙の重量の少なくと も80%、より好ましくは少なくとも90%の無機充填材からなる。 不燃性巻紙は少量のセルロース繊維材を含んでいてもよい。この繊維材は不燃 性巻紙の重量で10%以下、好ましくは5%以下、より好ましくは2%以下含ま れるのが好ましい。しかしながら、繊維材を全く含まない巻紙が最も好ましい。 またバインダー及びまたは可塑材を含むものが巻紙として好ましい。これらの 成分は、巻紙の重量で最大で30%まで含まれる。バインダーの量は巻き紙の重 量で25%以下であるのが好ましい。その正確な比率は、味、所望の製品の可視 副流煙の放出許容度及び強度及び処理技術に依存する。バインダーは、巻紙の重 量で約5%またはそれ以下存在するのが好ましいが、約8〜10%含有させても よい。 本発明で使用する巻紙は、多くの可視副流煙を発生させないが、許容できる色 及び質の灰を形成する。また本発明の喫煙物品は、それに沿って進む燃焼線を可 視することができ、これにより喫煙者が喫煙物の燃焼状態を目視することができ る。このような燃焼線は有機バインダーが燃焼することによって生じるものであ る。また巻紙組成物に色を変える成分を加えることが可能である。巻紙を白色以 外に着色する着色剤を含ませてもよい。これらの着色剤は、加熱された際に変色 して可視燃焼線を形成するようなCuSo4・5H2Oであってもよい。 選択されたバインダーの特性によって巻紙の透過性も決められる。ナトリウム カルボキシメチルセルロース及びアルギン酸プロピレングリコールなどのバイン ダーは、巻紙内の燃料源の燃焼を維持するのに充分な透過性を有す る巻紙を製するのに特に適しているということが判明している。後者のバインダ ーを使用することによって同じ組成の巻紙でもより多くの透過性を巻紙に与える 。上記のバインダーのいくつかは水和作用時間によってバインダーの効率を決定 することができる。ヒドロキシプロピルセルロースなどの従来の強力なバインダ ーは、少量で巻紙の透過性を増加させることができるが、巻紙の強度に合わせて バランスを取らなければならない。 可塑材は巻紙の重量で最大20%まで加えてもよい。しかしながら、可塑材の 量は、巻紙の重量の10%またはそれ以下、好ましくは5%またはそれ以下であ る。可塑材はグリセリン、プロピレングリコールまたは低融点の脂肪あるいは油 でもよい。巻紙の製造方法によって、巻紙は可塑材を含まなくてもよい場合があ る。可塑材は巻紙の乾燥段階で熱風などの直接加熱によって加熱される場合、加 熱による巻紙のゆがみを防ぐ役割を果たす。可塑材、バインダーまたは他の有機 充填材の量は、燃焼線の幅及び喫煙物の可視副流煙の量に影響を与える。燃焼線 の幅は10mm未満であるのが好ましく、5mm未満であればさらに好ましくは 2〜3mmの幅であればより好ましい。燃焼線の幅は、喫煙物の可燃性材料の組 成によって決まる。 本発明をより理解し、容易に実施できるように本発明を例示する以下の実施例 をおこなった。 実施例1 喫煙可能な充填材を下記の表1に示した量に従って調整した。乾燥材料は、シ ロップ状の砂糖及び他の液状材料、そして230mlの水と混合した。バインダ ーとして使用したアルギン酸プロピレングリコールは水和された。水を除いた各 混合物の固形分重量は100グラムであった。従って表に示したパーセンテージ は、そのままグラムに換算できる。 混合物内に存在するグリセリンの総量は、通常湿潤材としてケーシングに存在 する3重量%、表1の混合物で3グラムのグリセリンと、エアロゾル発生源とし ての総固形重量(水を除いた)で10%、即ち10グラムのグリセリンを含む。 ケーシングソースに通常存在する他の湿潤材の1つを本発明の喫煙可能な充填材 に湿潤材としてエアロゾル発生源として多量に存在する同 じまたは別の材料とともに用いてもよい。 湿潤された混合物を直径1mmの環状ノズルを有するシリンジを介して押出し 成型し、充填材のストランドを製した。このストランドを一晩、室温で空気中に 放置し、乾燥させた。サンプル番号1のストランドを下記に示す方法で調整され た長さ69mmの外巻紙に充填した。充填材と外巻紙の重量を表1に示す。同様 に残りのサンプル番号のストランドを次々に外巻紙に充填した。充填された巻紙 を70mmWGの圧力降下を有するセルロースアセテート繊維からなる長さ27 mmのフィルターエレメントに取り付け、フィルターを含む軸長が35mmにな るまで毎分、2秒間35cm3吸煙させた標準機械喫煙条件下で喫煙させた。そ の結果を表2に示す。 表2の結果は、総粒状物の高煙送出量および製せられた紙巻タバコの長さの割 には比較的多いパフ数が得られたことを示している。このことはパフ数を制御す る天然の燃焼制御物質を含むタバコ材を上記で得られた充填材が含んでいないこ とによる。従来の紙巻タバコ設計の技術を所望の煙の送出量及びパフ数を得るた めに利用することが可能である。例えば、外巻紙の透過率を増加させることによ ってパフ数を減らすことができる。当業者に知られている燃焼制御添加剤を使用 したり、材料の総量を変えることによって同様な効果が得られる。 得られた喫煙物は従来のタバコ葉充填紙巻タバコと同等な風味のある煙を供し た。使用した砂糖の量によって喫煙物品の味及び風味が影響を受けるということ が判明した。少ない量の砂糖がこの点では好ましい。 実施例2及び3では、燃料材をフードブレンダーで固体粒状成分を混練して調 整した。固体成分が良く混練されるように高速攪拌している際に液状成分を加え た。液状成分を加え終えた後、この混合物を30分間攪拌して、バインダーを水 和させた。得られたスラリーを105℃に維持されたステンレス製回転ドラム上 にキャストした。スラリーは、0.75mm幅のスリットを介してドラム上に導 入された。このドラムからシート状になったスラリーを取り出し、60%の相対 湿度で一晩放置した後、事務用シュレッダーで裁断した。得られたストランドの サイズは、タバコストランドと同様のサイズ であった。これらサンプルストランドを用いて27mmのセルロースアセテート フィルターと32mmの吸い口部を有する長さ84mmの紙巻タバコを製した。 得られた紙巻タバコを標準ISO機械吸煙条件下で、毎分、2秒間35cm3吸 煙させ、タバコ軸長が35mmになるまで吸煙させた。煙の送出量をケンブリッ ジフィルターパッドを用いて重量測定した。 実施例2 表3は1つのケーシング材だけが燃料材料として使用されている混合物の例を 示している。 煙送出量のデータは、煙を発生させることができる燃料材としてのこれらケー シング材の効果を例示している。表において燃料組成物の数値はグラムで表され ているが、それをそのままパーセンテージで考慮しても構わない。 実施例3 タバコブレンドにケーシング材を加える際、ケーシング材は予備処理されるの が普通である。以下のサンプルは、通常の用途で得られるケーシングによる味及 び風味の効果を真似るために行った予備処理工程の効果を示している。サンプル 23と26では、チョークに換えて少量のタバコダストをサンプル11と同じブ レンドに加えた。同様にサンプル24と25では、従来のタバコのケーシングを 利用する際に見られる工程を真似るためにタバコ抽出物とタバコ抽出物の一部の 合成類似物を加えた。 サンプル23では、5グラムのタバコダストと100mlの水を乾燥ケーシン グ混合物と混合した。サンプル24で使用したタバコ抽出物は、5グラムのヴァ ージニアタバコを150mlの熱湯で抽出して得られたものである。30分後、 そこから100mlを静かに取り出し、乾燥ケーシング燃料混合物と混合した。 サンプル25では、タバコ抽出物の一部を合成したもの0.5グラムを乾燥混合 物に加え、100mlの水を加えた。 サンプル23〜25(添加剤を加えた後)では、表に示した量の水を加えてド ラムキャスターでキャスティングする前に6分間、140℃の温度で予備加熱処 理を施した。サンプル26ではこのような予備加熱処理を行わなかった。 本発明の燃料材によって、良好な味及び風味が得られ、静的燃焼ピーク温度が 低くなり、副流煙の量が減り且つより燃焼領域を局部化することができるという ことが明らかになった。これら全ての特徴は、従来提案されてきたタバコ代替品 または代替喫煙用充填材と比較して優っている。副流煙の発生量は、喫煙物品に 使用される巻紙を適宜選択することによって低下させることができる。
【手続補正書】特許法第184条の8第1項 【提出日】1998年4月27日(1998.4.27) 【補正内容】 喫煙物品用喫煙可能な充填材 本発明は、喫煙物品に用いられる喫煙可能な充填材に関し、特に煙草葉からな る充填材を含まなくとも喫煙可能な充填材に関する。 煙草葉からなる充填材に代わる充填材を提供するための試みが数多くなされて おり、その中で僅かではあるが、従来の煙草葉含有喫煙物の喫煙者にも受け入れ られた味及び風味を有する煙を発生させる代替喫煙用充填材が発見されてきた。 しかしながら、殆どの代替充填材は、刻み煙草葉または煙草葉含有再生物と共に 用いらている。従ってこのような形態であっても、これらの充填材は許容できな い味覚を呈し、喫煙によって得られる満足感を損なうことがある。 英国特許明細書第1,412,878号には多量の非タバコ有機充填材と、無 機充填材と、バインダーと、可塑材とからなるタバコ代替材が開示されている。 しかしながら、仕上げ風味料ではなく風味燃料成分としてケーシング材を使用す ることはこの先行技術文献には開示されていない。 米国特許第3,931,824号、同第3,894,543号及び英国特許 明細書第1,170,858号には、無機充填材と、フィルム形成成分と、任意 量の可塑材とからなるタバコ代替材料が開示されている。これらの代替材料は、 そのエアロゾルの含有量の点から単独で喫煙可能な充填材としての使用には望ま しくない。 米国特許第4,008,723号には少量の有機可燃性材と多量の無機充填材 と処理された後に実質的に炭素を含む熱分解されたセルロース材と、からなるタ バコ代替材量が開示されている。このタバコ代替材料にはグリセリンが、喫煙時 に煙を発生させる成分用の可塑剤として存在している。クエン酸が存在する場合 、その量が常に1%を超えていることから、ケーシング材としてではなく、燃焼 材として存在している。 米国特許第3,894,543号には、無機充填材と、バインダーと、可塑材 (グリセリン)と、からなるフィルム状のタバコ代替品が開示されている。しか しながら、上記の先行技術と同様に風味燃料成分としてのケーシン グ材の使用については開示されていない。 通常、タバコ充填材にはタバコブレンドが切断される前にタバコブレンドにケ ーシングソースとしてケーシング材が塗布される。このケーシングソースは、砂 糖、湿潤剤及び風味料などの芳香性物質を含むものを用いることができる。ケー シング材にはカカオ豆、バニラ豆、トンカ豆及びセンブリなどから得られる材料 のような揮発性の強くない風味材を含むものを用いることができる。ケーシング 材は、通常3〜10%の塗布量でタバコに加えられる。 本発明では、ケーシング材として知られいる1つまたはそれ以上の材料を喫煙 可能な充填材の燃料材料として利用したタバコ代替材料を提供する。 特許請求の範囲 1.1つまたはそれ以上のケーシング材からなる非タバコ燃料材と、実質的に 不燃性無機充填材と、エアロゾル発生源と、バインダーと、からなり、任意に炭 素と、膨張媒体とを含み、前記ケーシング材が約10〜70%、前記エアロゾル 発生源が約10〜30%、前記無機充填材が約30〜80%、前記バインダーが 約5〜25%、前記膨張材が0〜約30%、前記炭素が0〜約30%含有される ことを特徴とする喫煙可能な充填材。 2.有機充填材が任意の添加剤として加えられることを特徴とする請求項1記 載の喫煙可能な充填材。 3.ケーシング材の総量が50%以下であることを特徴とする請求項1または 2記載の喫煙可能な充填材。 4.前記ケーシング材が甘薯糖、転化糖、プルーン汁などの果汁から得られる 果実糖、デメララ糖、かえで糖、スクロース、蜂蜜、カラメル及び糖蜜などの糖 類、プロピレングリコール、グリセリン、ジエチレングリコール、ブチレングリ コール及びソルビトールなどの湿潤材、蒸留水、甘草、コーヒー、バニリン、り んご誘導体、チョウジノキ、カカオ、イナゴマメのさや、クエン酸及び酒石酸な どの酸類からなる群から選択されることを特徴とする先行請求項いずれか1項記 載の喫煙可能な充填材。 5.仕上げ風味組成物が前記充填材に使用されることを特徴とする先行請求項 いずれか1項記載の喫煙可能な充填材。 6.前記充填材が、その重量で約5%またはそれ以下の実質的に非タバコ材で あることを特徴とする先行請求項いずれか1項記載の喫煙可能な充填材。 7.タバコ抽出物及びまたはタバコと同一のアミノ酸を含むことを特徴とする 先行請求項いずれか1項記載の喫煙可能な充填材。 8.前記不燃性無機材がチョーク、パーライト、蛭石、珪藻土、コロイド状の シリカ、酸化マグネシウム、硫酸マグネシウム及び他の低密度の非燃焼性無機充 填材からなる群から選択されることを特徴とする請求項1記載の喫煙可能な充填 材。 9.前記バインダーが、セルロース系またはセルロース誘導体系バインダー、 アルギン酸系バインダー、ペクチン系バインダーからなる群から選択される有機 バインダーまたは珪酸カリウム、珪酸カリウムと組み合わせた酸化マグネシウム 、セメント及びこれらの混合物からなる群から選択される無機バインダーである ことを特徴とする請求項3または9記載の喫煙可能な充填材。 10.前記エアロゾル発生手段が、多価アルコール、プロピレングリコール、ト リエチレングリコール、グリセリン、エステル及び高沸点炭化水素からなる群か ら選択されるエアロゾル形成手段からなることを特徴とする請求項1記載の喫煙 可能な充填材。 11.前記膨張媒体が澱粉、プルーラン及びセルロース誘導体を含む多糖類、固 体発泡剤、無機塩、インシツ気体薬剤を提供する有機酸、有機気体薬剤、無機気 体薬剤及び揮発性液状発泡剤からなる群から選択されることを特徴とする請求項 1記載の喫煙可能な充填材。 12.ケーシング材からなる非タバコ燃料材と、実質的に不燃性無機充填材と、 エアロゾル発生源と、バインダーと、からなり、前記ケーシング材が少なくとも 甘草及びまたはカカオであることを特徴とする喫煙可能な充填材。 13.さらなるケーシング材が甘薯糖、転化糖、プルーン汁などの果汁から得ら れる果実糖、デメララ糖、かえで糖、スクロース、蜂蜜、カラメル及び糖蜜など の糖類、プロピレングリコール、グリセリン、ジエチレングリコール、ブチレン グリコール及びソルビトールなどの湿潤材、蒸留水、甘草、コーヒー、バニリン 、りんご誘導体、チョウジノキ、カカオ、イナゴマメのさや、クエン酸及び酒石 酸などの酸類からなる群から選択されることを特徴とする先行請求項いずれか1 2項記載の喫煙可能な充填材。 14.1つまたはそれ以上のケーシング材からなる非タバコ燃料材と、実質的に 不燃性無機充填材と、エアロゾル発生源と、バインダーと、からなり、前記ケー シング材が少なくとも1%以上の有機酸からなることを特徴とする喫煙可能な充 填材。 15.さらなるケーシング材が甘薯糖、転化糖、プルーン汁などの果汁から得 られる果実糖、デメララ糖、かえで糖、スクロース、蜂蜜、カラメル及び糖蜜な どの糖類、プロピレングリコール、グリセリン、ジエチレングリコール、ブチレ ングリコール及びソルビトールなどの湿潤材、蒸留水、甘草、コーヒー、バニリ ン、りんご誘導体、チョウジノキ、カカオ、イナゴマメのさやからなる群から選 択されることを特徴とする請求項14記載の喫煙可能な充填材。 16.巻紙とこの巻紙に包まれる先行請求項いずれか1項に記載の喫煙可能な充 填材のロッドからなる喫煙物品において、前記巻紙が紙製または主に不燃性の無 機充填材と、バインダーと、及びまたは可塑材そして任意に少量の繊維とからな る実質的に不燃性の巻紙であることを特徴とする喫煙物品。 17.前記巻紙の前記不燃性無機充填材が粒状であることを特徴とする請求項1 6記載の喫煙物品。 18.実施例を参照して上記で詳述された喫煙物品用喫煙可能な充填材。
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Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.1つまたはそれ以上のケーシング材からなる非タバコ燃料材と、実質的に 不燃性無機充填材と、エアロゾル発生源と、バインダーと、からなる喫煙可能な 充填材。 2.炭素、膨張媒体及び有機充填材の内の1つまたはそれ以上が、任意の添加 剤として加えられることを特徴とする請求項1記載の喫煙可能な充填材。 3.前記喫煙可能な充填材が、約10〜70%のケーシング材と、約2〜30 %のエアロゾル発生源と、約5〜80%の無機充填材と、約5〜25%のバイン ダーと、0〜約30%の膨張媒体と、0〜約20%の炭素と、からなることを特 徴とする請求項1または2記載の喫煙可能な充填材。 4.ケーシング材の総量が50%以下であることを特徴とする請求項1、2ま たは3記載の喫煙可能な充填材。 5.前記ケーシング材が甘薯糖、転化糖、プルーン汁などの果汁から得られる 果実糖、デメララ糖、かえで糖、スクロース、蜂蜜、カラメル及び糖蜜などの糖 類、プロピレングリコール、グリセリン、ジエチレングリコール、ブチレングリ コール及びソルビトールなどの湿潤材、蒸留水、甘草、コーヒー、バニリン、り んご誘導体、チョウジノキ、カカオ、イナゴマメのさや、クエン酸及び酒石酸な どの酸類からなる群から選択されることを特徴とする先行請求項いずれか1項記 載の喫煙可能な充填材。 6.仕上げ風味組成物が前記充填材に使用されることを特徴とする先行請求項 いずれか1項記載の喫煙可能な充填材。 7.前記充填材が、その重量で約5%またはそれ以下の実質的に非タバコ材で あることを特徴とする先行請求項いずれか1項記載の喫煙可能な充填材。 8.タバコ抽出物及びまたはタバコと同一のアミノ酸を含むことを特徴とする 先行請求項いずれか1項記載の喫煙可能な充填材。 9.前記不燃性無機材がチョーク、パーライト、蛭石、珪藻土、コロイド状の シリカ、酸化マグネシウム、硫酸マグネシウム及び他の低密度の非燃焼 性無機充填材からなる群から選択されることを特徴とする請求項3記載の喫煙可 能な充填材。 10.前記バインダーが、セルロース系またはセルロース誘導体系バインダー、 アルギン酸系バインダー、ペクチン系バインダーからなる群から選択される有機 バインダーまたは珪酸カリウム、珪酸カリウムと組み合わせた酸化マグネシウム 、セメント及びこれらの混合物からなる群から選択される無機バインダーである ことを特徴とする請求項3または9記載の喫煙可能な充填材。 11.前記エアロゾル発生手段が、多価アルコール、プロピレングリコール、ト リエチレングリコール、グリセリン、エステル及び高沸点炭化水素からなる群か ら選択されるエアロゾル形成手段からなることを特徴とする請求項3、9または 10記載の喫煙可能な充填材。 12.前記膨張媒体が澱粉、プルーラン及びセルロース誘導体を含む多糖類、固 体発泡剤、無機塩、インシツ気体薬剤を提供する有機酸、有機気体薬剤、無機気 体薬剤及び揮発性液状発泡剤からなる群から選択されることを特徴とする請求項 3、9、10または11記載の喫煙可能な充填材。 13.巻紙とこの巻紙に包まれる先行請求項いずれか1項に記載の喫煙可能な充 填材のロッドからなる喫煙物品において、前記巻紙が紙製または主に不燃性の無 機充填材と、バインダーと、及びまたは可塑材そして任意に少量の繊維とからな る実質的に不燃性の巻紙であることを特徴とする喫煙物品。 14.前記巻紙の前記不燃性無機充填材が粒状であることを特徴とする請求項1 3記載の喫煙物品。 15.実施例を参照して上記で詳述された喫煙物品用喫煙可能な充填材。
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