本発明は、インテリジェントホーム分野に関するものであり、特に、接続解除方法及び装置に関するものである。
インテリジェントホームにおいて、デバイスの所有者がデバイスとバインディング関係を確立するとともに、該デバイスに対する各種の制御権限を持つことができる。
デバイスの所有者がシェアの方式で家庭における他のメンバーに該デバイスに対する制御権限の一部をシェアすることにより、他のメンバーのユーザアカウントと該デバイスとの間に権限関係接続を確立することもできる。例えば、ユーザがスマートテレビのオン・オフ権限を母親にシェアすることにより、母親もスマートテレビをオン・オフする制御権限を持つようになる。同時に、デバイスの所有者があるユーザアカウントとデバイスとの間の権限関係接続を解除することにより、家庭における該メンバーが該デバイスに対する制御権限を失うようになることもできる。
本発明を実現する過程において、発明者が従来の技術において少なくとも下記の問題が存在することを発見した。
即ち、シェアされた後の制御権限は、デバイスの所有者で手動にて一つずつ解除する必要があり、デバイスの所有者が該シェアを忘れて、且つ該デバイスとのバインディングを解除した後、シェアを受けたユーザが該デバイスに対する制御権限を依然に持っており、セキュリティ性が悪い。
デバイスの所有者があるシェアを忘れて、且つデバイスとのバインディングを解除した後、シェアを受ける者が該デバイスに対する制御権限を依然に持っている問題を解決するために、本発明が接続解除方法及び装置を提供する。技術方案は、下記のようである。
本発明の実施例の第1の局面によると、1種の接続解除方法が提供され、該方法は、
ユーザアカウントから送信されたデバイスとの接続を解除するための解除要求を受信することと、
ユーザアカウントが該デバイスの所有者のアカウントである時に、該デバイスに対応している少なくとも1つの、シェア方式で該デバイスに対する制御権限を取得するシェアを受ける者のアカウントを照会することと、
該デバイスと所有者のアカウントとの間のバインディング接続、及び該デバイスとシェアを受ける者のアカウントとの間の権限関係接続を解除することと、を含む。
好ましいのは、該方法は、
ユーザアカウントが該デバイスのシェアを受ける者のアカウントである時に、該デバイスと該ユーザアカウントとの間の権限関係接続を解除することをさらに含む。
好ましいのは、該方法は、
所有者のアカウントから第1のシェアを受ける者のアカウントに送信された第1のシェア要求を受信することと、
第1のシェアを受ける者のアカウントに該第1のシェア要求を転送することと、
第1のシェアを受ける者のアカウントが該第1のシェア要求を同意する同意信号を受信した時に、第1のシェアを受ける者のアカウントと該デバイスとの間の権限関係接続を確立することと、をさらに含む。
好ましいのは、該方法は、
第1のシェアを受ける者のアカウントから第2のシェアを受ける者のアカウントに送信された第2のシェア要求を受信することと、
第2のシェアを受ける者のアカウントに第2のシェア要求を転送することと、
第2のシェアを受ける者のアカウントが該第2のシェア要求を同意する同意信号を受信した時に、第2のシェアを受ける者のアカウントと該デバイスとの間の権限関係接続を確立することと、をさらに含む。
好ましいのは、該方法は、
第2のシェアを受ける者のアカウントが第1のシェアを受ける者のアカウントによるシェアで該デバイスとの間に権限関係接続を確立したことを示すための通知情報を所有者のアカウントに送信することをさらに含む。
本発明の実施例の第2の局面によると、1種の接続解除装置が提供され、該装置は、
ユーザアカウントから送信されたデバイスとの接続を解除するための解除要求を受信するように配置されている要求受信モジュールと、
ユーザアカウントが該デバイスの所有者のアカウントである時に、該デバイスに対応している少なくとも1つの、シェア方式で該デバイスに対する制御権限を取得するシェアを受ける者のアカウントを照会するように配置されている照会モジュールと、
該デバイスと所有者のアカウントとの間のバインディング接続、及び該デバイスとシェアを受ける者のアカウントとの間の権限関係接続を解除するように配置されている第1の解除モジュールと、を含む。
好ましいのは、該装置は、
ユーザアカウントが該デバイスのシェアを受ける者のアカウントである時に、該デバイスと該ユーザアカウントとの間の権限関係接続を解除するように配置されている第2の解除モジュールをさらに含む。
好ましいのは、該装置は、
所有者のアカウントから第1のシェアを受ける者のアカウントに送信された第1のシェア要求を受信するように配置されている第1の受信モジュールと、
第1のシェアを受ける者のアカウントに該第1のシェア要求を転送するように配置されている第1の転送モジュールと、
第1のシェアを受ける者のアカウントが該第1のシェア要求を同意する同意信号を受信した時に、第1のシェアを受ける者のアカウントと該デバイスとの間の権限関係接続を確立するように配置されている第1の接続モジュールと、をさらに含む。
好ましいのは、該装置は、
第1のシェアを受ける者のアカウントから第2のシェアを受ける者のアカウントに送信された第2のシェア要求を受信するように配置されている第2の受信モジュールと、
第2のシェアを受ける者のアカウントに該第2のシェア要求を転送するように配置されている第2の転送モジュールと、
第2のシェアを受ける者のアカウントが該第2のシェア要求を同意する同意信号を受信した時に、第2のシェアを受ける者のアカウントと該デバイスとの間の権限関係接続を確立するように配置されている第2の接続モジュールと、をさらに含む。
好ましいのは、該装置は、
第2のシェアを受ける者のアカウントが第1のシェアを受ける者のアカウントによるシェアで該デバイスとの間に権限関係接続を確立したことを示すための通知情報を所有者のアカウントに送信するように配置されている通知モジュールをさらに含む。
本発明の実施例の第3局面によると、1種の接続解除装置が提供され、該装置は、
プロセッサと、
該プロセッサにより実行可能な命令を記憶するためのメモリと、を含み、
該プロセッサは、
ユーザアカウントから送信されたデバイスとの接続を解除するための解除要求を受信し、
ユーザアカウントが該デバイスの所有者のアカウントである時に、該デバイスに対応している少なくとも1つの、シェア方式で該デバイスに対する制御権限を取得するシェアを受ける者のアカウントを照会し、
該デバイスと所有者のアカウントとの間のバインディング接続、及び該デバイスとシェアを受ける者のアカウントとの間の権限関係接続を解除するように配置されている。
本発明の実施例に提供された技術方案は、下記の有益な効果を含むことができる。
デバイスの所有者のアカウントから送信された解除要求を受信して、該デバイスに対応している少なくとも1つのシェアを受ける者アカウントを照会するとともに、該デバイスとデバイスの所有者のアカウント及びシェアを受ける者のアカウントとの間の接続を解除することによって、係る技術においてデバイスの所有者があるシェアを忘れて、且つデバイスとのバインディングを解除した後、シェアを受ける者が該デバイスに対する制御権限を依然に持っている問題を解決して、デバイスの所有者のアカウントとデバイスとの間のバインディングが解除された後、該デバイスのシェアを受ける者のアカウントと該デバイスとの間の権限関係接続も同時に解除されることにより、デバイスのセキュリティ性を向上した効果を達成した。
以上の一般的な記述と、以下の詳細の記述は、ただ例示的なものであって、本発明を限定するものではないことを理解すべきである。
ここの図面は、明細書に組み入れて本明細書の一部分を構成し、本発明に該当する実施例を例示するとともに、明細書とともに本発明の原理を解釈するために用いられる。
本発明の各実施例に係る1種の実施環境の概略図である。
1つの例示的な実施例により示された1種の接続解除方法のフローチャートである。
他の例示的な実施例により示された1種の接続解除方法のフローチャートである。
他の例示的な実施例により示された1種の接続解除方法のフローチャートである。
他の例示的な実施例により示された1種の接続解除方法のフローチャートである。
1つの例示的な実施例により示された1種の接続解除装置のブロック図である。
他の例示的な実施例により示された1種の接続解除装置のブロック図である。
他の例示的な実施例により示された1種の接続解除装置のブロック図である。
他の例示的な実施例により示された1種の接続解除装置のブロック図である。
1つの例示的な実施例により示された1種の装置のブロック図である。
他の例示的な実施例により示された1種の接続解除装置に用いられる装置のブロック図である。
ここで、図面に示される例示的な実施例について詳細に説明する。以下、図面に関連して説明する際に、特別な説明がない限り、異なる図面での同一符号は、同一または類似な要素を示す。以下の例示的な実施例で記載する実施例は、本発明に一致する全ての実施例を代表するわけではない。かえって、それらは、添付される特許請求の範囲で詳細に記載される本発明の一部の態様に一致する装置、及び方法の例に過ぎない。
図1は、本発明の各実施例に係る1種の実施環境の概略図である。該実施環境は、第1の端末120、第2の端末140、サーバー160及びデバイス180を含むことが可能である。
第1の端末120及び第2の端末140は、例えば、携帯電話、タブレットPC、ノートパソコン及びデスクトップパソコンのような端末デバイスであってもよい。ユーザが端末でデバイス管理機能を有するクライアント側におけるユーザアカウントであるユーザアカウントを登録する。
当業者として理解すべきは、1つのユーザアカウントが複数の端末で登録されることが可能であり、1つの端末で複数のユーザアカウントを登録することも可能であり、本発明の実施例においてこのことに対して限定しない。本発明の実施例において、ユーザアカウントと端末とが1対1に対応することを例として説明する。
第1の端末120及び第2の端末140とサーバー160との間は、無線Wi−Fi(Wireless−Fidelity)、ブルートゥースなどの無線ネットワークの方式又は有線ネットワークで接続される。
サーバー160は、1台のサーバーであってもよく、複数台のサーバーで組合せたサーバー群、又は、1つのクラウドコンピューティングサービスセンターであってもよい。サーバー160がデバイス管理機能を有するクライアント側にバックグラウンドサービスを提供するために用いられる。
デバイス180がインテリジェントホームと関連する各種のデバイス、例えば、スマートビデオカメラ、テレビ、エアコン、清浄器などの電子機器であってもよい。
デバイス180が無線ネットワーク又は有線ネットワークでサーバー160との間に通信接続を確立する。
説明すべきは、本発明の実施例により提供された接続解除方法は、第1の端末120及び第2の端末140以外に、他の複数の端末を含むことも可能であり、本発明の実施例においてこれに対して限定しない。
図2は、1つの例示的な実施例により示された1種の接続解除方法のフローチャートである。本実施例において、該接続解除方法が図1に示されたサーバー160に適用されることを例として説明する。該方法は、下記のいくつのステップを含むことが可能である。
ステップ201において、ユーザアカウントから送信されたデバイスとの接続を解除するための解除要求を受信する。
一般的に、デバイスの所有者のアカウントとデバイスとの間にバインディング関係が確立されて、デバイスの所有者のアカウントが該デバイスに対応している全ての制御権限を持っている。デバイスのシェアを受ける者のアカウントとデバイスとの間に権限関係接続が確立されて、デバイスのシェアを受ける者のアカウントが該デバイスに対応している制御権限の一部を持っている。
即ち、上記「接続」は、バインディング接続及び/又は権限関係接続を含む。
ステップ202において、上記ユーザアカウントがデバイスの所有者のアカウントである時に、該デバイスに対応している少なくとも1つの、シェア方式で該デバイスに対する制御権限を取得するシェアを受ける者のアカウントを照会する。
ステップ203において、該デバイスとデバイスの所有者のアカウントとの間のバインディング接続、及び該デバイスとシェアを受ける者のアカウントとの間の権限関係接続を解除する。
上記のように、本発明の実施例により提供された接続解除方法は、デバイスの所有者のアカウントから送信された解除要求を受信して、該デバイスに対応している少なくとも1つのシェアを受ける者のアカウントを照会するとともに、該デバイスとデバイスの所有者のアカウント及びシェアを受ける者のアカウントとの間の接続を解除することによって、係る技術においてデバイスの所有者があるシェアを忘れて、且つデバイスとのバインディングを解除した後、シェアを受ける者が該デバイスに対する制御権限を依然に持っている問題を解決して、デバイスの所有者のアカウントとデバイスとのバインディングが解除された後、該デバイスのシェアを受ける者のアカウントと該デバイスとの権限関係接続も同時に解除されることにより、デバイスのセキュリティ性を向上した効果を達成した。
本発明の実施例において、ユーザが端末でユーザアカウントを登録してデバイスとの接続を確立し、該デバイスに接続しているユーザアカウントごとにそれぞれ1つの身分が存在し、上記ユーザアカウントの身分が所有者のアカウントであってもよく、シェアを受ける者のアカウントであってもよい。通常、デバイスごとに1つだけの所有者のアカウントを有するが、複数のシェアを受ける者のアカウントを有することが可能である。第一番目にデバイスと接続されたユーザアカウントがデバイスとバインディング接続を確立するとともに、該ユーザアカウントの身分が所有者のアカウントであることを確定する必要があり、シェアを受けて該デバイスと権限関係接続を確立する他のユーザアカウントの身分がシェアを受ける者のアカウントであり、所有者のアカウントがデバイスに対する制御権限の全部を持ち、シェアを受ける者のアカウントがデバイスに対する制御権限の一部を持っている。上記制御権限がデバイスをオンするための権限、デバイスをオフするための権限、デバイスの運行パラメーターを制御するための権限などを含むことが好ましく、本発明の実施例においてこれに対して限定しない。
本発明の実施例において、図1に示すように、第1の端末120及び第2の端末140を例として説明する。例えば、ユーザが第1の端末120でユーザアカウントを登録して、デバイス180と接続し、第1の端末120におけるユーザアカウントが第一番目にデバイス180と接続を確立するユーザアカウントであるため、第1の端末120におけるユーザアカウントの身分を所有者のアカウントとして確定するとともに、該所有者のアカウントとデバイス180との間にバインディング接続を確立する。第2の端末140がシェアを受ける方式でデバイス180と接続するとともに、デバイス180に対する制御権限の一部を取得することができるため、第2の端末140におけるユーザアカウントの身分をシェアを受ける者のアカウントとして確定する。
図3Aが他の例示的な実施例により示された1種の接続解除方法のフローチャートである。本実施例において該方法が図1に示された実施環境に適用されることを例として説明する。該方法が下記のいくつのステップを含むことが可能である。
ステップ301において、所有者のアカウントから第1のシェアを受ける者のアカウントに送信された第1のシェア要求を受信する。
サーバーが所有者のアカウントから第1のシェアを受ける者のアカウントに送信された第1のシェア要求を受信する。第1のシェアを受ける者のアカウントとは、送信元が所有者のアカウントであるシェア情報を受信するユーザアカウントを指す。
デバイスの所有者のアカウントに対応しているユーザが該デバイスに対する制御権限を他のユーザにシェアしようとする時に、所有者のアカウントがサーバーに少なくともデバイス識別子及び第1のシェアを受ける者のアカウントが付加されている第1のシェア要求を送信する。
デバイス識別子がデバイスのIP(Internet Protocol)アドレス、MAC(Media Access Control)アドレスなどであってもよい。
第1のシェアを受ける者のアカウントがシェアを受けるユーザの携帯電話番号、シェアを受けるユーザのインスタントメッセージアカウント、例えば、QQ番号、MiTalk番号などであることが好ましいが、本実施例においてこれに対して限定しない。
ステップ302において、第1のシェアを受ける者のアカウントに第1のシェア要求を転送する。
サーバーが所有者のアカウントから送信された第1のシェア要求を受信した後、第1のシェア要求に付加されている第1のシェアを受ける者のアカウントに上記第1のシェア要求を転送する。
ステップ303において、第1のシェアを受ける者のアカウントが第1のシェア要求を同意する同意信号を受信して、シェアを受ける者のアカウントとデバイスとの間の権限関係接続を確立する。
第1のシェアを受ける者のアカウントが上記第1のシェア要求を受信して、且つシェアを受けることを選択した後、第1のシェアを受ける者のアカウントがサーバーに第1のシェア要求を同意する同意信号を送信する。
本実施例において、ユーザアカウント毎に1つのデバイスリストが対応されて、ユーザが端末でユーザアカウントを登録した後、端末で該ユーザアカウントに対応しているデバイスリストを査閲することができる。上記デバイスリストが該ユーザアカウントと接続を確立する全てのデバイスの情報を記録するために用いられ、デバイスの名称、デバイスの識別子及びシェア識別子を含むが、これに限らない。
該シェア識別子が該ユーザアカウントが該デバイスのシェアを受ける者のアカウントである時に表示され、ユーザアカウントがシェアを受ける者のアカウントである身分を示すために用いられ、シェア識別子の具体的な表現形式として「シェアする者」又は他の標示性識別子であってもよく、本実施例においてこれに対して限定しない。
下記の表1がデバイスリストの1種の形式であり、ユーザアカウント1のデバイスリストを例示的に示し、例えば、デバイス1、デバイス2及びデバイス3がユーザアカウント1と接続関係を持ち、デバイスリストにおいて行目ごとに1つのデバイスに対応している情報を記録し、例えば、表1における第1行にデバイス1の名称1、識別子1及びシェア識別子が記録され、第2行及び第3行にそれぞれデバイス2とデバイス3に対応している情報が記録され、このように類推する。
そのうち、デバイスの名称として、上記のスマートビデオカメラ、テレビ、エアコンなどであってもよく、ユーザが異なるデバイスを区別するには便利となり、シェア識別子にユーザアカウント1が該デバイスのシェアする者であるか否かを記録し、例えば、表1においてデバイス1及びデバイス3に対応しているシェア識別子がシェアする者であり、デバイス2のシェア識別子が空で、ユーザアカウント1がデバイス1及びデバイス3のシェアする者のアカウントであり、デバイス2の所有者のアカウントであることとして示された。
説明すべきは、表1に示すデバイスリストのフォームと内容が全て例示的なものであり、本実施例においてこれに対して限定しない。
本実施例において、デバイスごとにさらに1つのデバイス権限表が対応され、該デバイスと接続関係を持つ各ユーザアカウントと該デバイスとの間の関係を記録するために用いられ、サーバーがデバイス権限表を照会することによって該デバイスと接続している全てのユーザアカウント、各ユーザアカウントの身分及び制御権限を探し出すことができる。
上記ユーザアカウントの身分が所有者のアカウント又はシェアを受ける者のアカウントである。下記の表2がデバイス権限表の1種の形式であり、デバイス識別子1に対応しているデバイス1のデバイス権限表を示し、例えば、ユーザアカウント1、ユーザアカウント2及びユーザアカウント3がデバイス1と接続関係を持ち、デバイス権限表における行目ごとに1つのユーザアカウントの身分及び制御権限を記録し、例えば、表2の第1行にユーザアカウント1及びその身分が所有者のアカウントであることが記録され、所有者のアカウントが全ての制御権限を持つ。第2行にユーザアカウント2及びその身分がシェアを受ける者のアカウントであることが記録され、該シェアを受ける者のアカウントが権限1及び権限2を持つ。第3行にユーザアカウント3及びその身分がシェアを受ける者のアカウントであることが記録され、該シェアを受ける者のアカウントが権限1を持つ。このように類推する。
例えば、表1においてユーザアカウント1がデバイス1の所有者のアカウントであり、ユーザアカウント2及びユーザアカウント3がデバイス1のシェアを受ける者のアカウントであり、その中に、ユーザアカウントの身分の列に1つだけの所有者のアカウントを有するが複数のシェアを受ける者のアカウントを有することができる。
説明すべきは、表2に示すデバイス権限表のフォーム及び内容が全て例示的であり、本実施例においてこれに対して限定しない。
サーバーが第1のシェアを受ける者のアカウントからリターンされた同意信号を受信した後、第1のシェアを受ける者のアカウントに対応しているデバイスリストにおいて該デバイスの情報を付加すると同時に、上記第1のシェア要求に付加されているデバイス識別子に対応しているデバイスに対するデバイス権限表に第1のシェアを受ける者のアカウントを付加するとともに、ユーザアカウントの身分がシェアを受ける者のアカウントであることを記録する。これによって、第1のシェアを受ける者のアカウントとデバイスとの間の権限関係接続が確立された。
好ましいのは、第1のシェアを受ける者のアカウントとデバイスとの間に権限関係接続が確立された後、サーバーが所有者のアカウントに通知メッセージを送信して、所有者のアカウントに第1のシェアを受ける者のアカウントとデバイスとの間に権限関係接続が成功に確立されたことを通知する。
好ましいのは、第1のシェアを受ける者のアカウントが上記第1のシェア要求を受信した時に、サーバーに第1のシェア要求を受取ることを拒絶するための第1の拒絶信号をリターンすることもでき、サーバーが所有者のアカウントに第1の拒絶情報をリターンするとともに、デバイスと第1のシェアを受ける者のアカウントとの権限関係接続を確立しない。
好ましいのは、所有者のアカウントから第1のシェアを受ける者のアカウントに送信された第1のシェア要求が制御権限情報をさらに含むこともでき、上記制御権限情報がデバイスをオンするための権限、デバイスをオフするための権限、デバイスの運行パラメーターを制御するための権限などを含むことができ、上記制御権限情報が第1のシェアを受ける者のアカウントがデバイスに対してどのような制御権限を持つかとのことを限定するために用いられる。所有者のアカウントから異なる第1のシェアを受ける者のアカウントに送信された制御権限情報が相違することができる。
当業者として理解すべきは、上記実施例により提供された方法が例示的だけであり、所有者のアカウントが他の何れかのユーザアカウントにデバイスに対する制御権限をシェアする時に、全て上記所有者のアカウントから第1のシェアを受ける者のアカウントに要求を送信する方法を採用することができる。
この以外に、本発明の実施例においてさらに1種の再シェアメカニズムが提供された。第1のシェア要求に付加されている制御権限情報は、上記の制御権限以外に、再シェア権限がさらに含まれ、第1のシェアを受ける者に再シェア権限を送信するためのである。上記再シェア権限として、デバイスに対する制御権限を他のユーザアカウントに再びシェアすることができるように第1のシェアを受ける者に指示するために用いられる。第1のシェア要求には再シェア権限が含まれない時に、第1のシェアを受ける者のアカウントが他のユーザアカウントに続いてシェアすることができず、第1のシェア要求には再シェア権限が含まれている時に、第1のシェアを受ける者のアカウントが他のユーザアカウントに該デバイスに対する制御権限の一部を続いてシェアすることができる。図3Bに示すように、図3Bが他の例示的な実施例により示された1種の接続解除方法のフローチャートである。下記のいくつのステップを含む。
ステップ305において、第1のシェアを受ける者のアカウントから第2のシェアを受ける者のアカウントに送信された第2のシェア要求を受信する。
サーバーが第1のシェアを受ける者のアカウントから第2のシェアを受ける者のアカウントに送信された第2のシェア要求を受信する。説明すべきは、ここでの第2のシェアを受ける者のアカウントとは、第1のシェアを受ける者のアカウントから再び送信されたシェア情報を受信するユーザアカウントである。ここでの「第2」とは、例示のためだけであり、第1のシェアを受ける者のアカウントと区別するためだけで、何れかのシェアを受ける者のアカウントを代表することができ、本実施例においてこれに対して限定しない。
デバイスの第1のシェアを受ける者のアカウントに対応しているユーザが該デバイスに対する制御権限を他のユーザにシェアしようとする時に、第1のシェアを受ける者のアカウントからサーバーに第2のシェア要求が送信され、上記第2のシェア要求には少なくともデバイス識別子及び第2のシェアを受ける者のアカウントが付加されて、デバイス識別子がデバイスのIPアドレス、MACアドレスなどであってもよく、第2のシェアを受ける者のアカウントがシェアを受けるユーザの携帯電話番号、シェアを受けるユーザのインスタントメッセージアカウント、例えば、QQ番号、MiTalk番号などであってもよく、本実施例においてこれに対して限定しない。
ステップ306において、第2のシェアを受ける者のアカウントに第2のシェア要求を転送する。
サーバーが第1のシェアを受ける者のアカウントから送信された第2のシェア要求を受信した後、第2のシェア要求に付加されている第2のシェアを受ける者のアカウントに上記第2のシェア要求を転送する。
ステップ307において、第2のシェアを受ける者のアカウントが第2のシェア要求を同意する同意信号を受信して、第2のシェアを受ける者のアカウントとデバイスとの間の権限関係接続を確立する。
第2のシェアを受ける者のアカウントが上記第2のシェア要求を受信するとともにシェアを受けることを選択した後、第2のシェアを受ける者のアカウントがサーバーに第2のシェア要求を同意する同意信号を送信する。
サーバーが第2のシェアを受ける者のアカウントからリターンされた同意信号を受信した後、第2のシェアを受ける者のアカウントに対応しているデバイスリストにデバイスの情報を付加すると同時に、上記第1のシェア要求に付加されているデバイス識別子に対応しているデバイスに対するデバイス権限表に第2のシェアを受ける者のアカウントを付加するとともに、ユーザアカウントの身分がシェアを受ける者のアカウントであることを記録する。これによって、第2のシェアを受ける者のアカウントとデバイスとの間の権限関係接続が確立された。第2のシェアを受ける者のアカウントが第1のシェアを受ける者のアカウントからのシェア要求を受信した後、第2のシェアを受ける者のアカウントが持っている制御権限が第1のシェアを受ける者のアカウントが持っている制御権限と同じである。
ステップ308において、所有者のアカウントに通知メッセージを送信する。
第2のシェアを受ける者のアカウントとデバイスとの間に権限関係接続が確立された後、サーバーが所有者のアカウントに通知メッセージを送信して、第2のシェアを受ける者のアカウントがデバイスと権限関係接続を成功に確立したことを所有者のアカウントに通知する。
好ましいのは、第1のシェアを受ける者のアカウントから第2のシェアを受ける者のアカウントに送信された第2のシェア要求に再シェア権限情報を含むこともできる。
好ましいのは、第2のシェアを受ける者のアカウントが上記第2のシェア要求を受信した時に、サーバーに第2のシェア要求を受取ることを拒絶するための第2の拒絶信号をリターンすることもでき、サーバーが所有者のアカウントに第2の拒絶情報をリターンするとともに、デバイスと第2のシェアを受ける者のアカウントとの権限関係接続を確立しない。
当業者として理解すべきは、上記実施例に提供された方法が例示的なものだけであり、再シェア権限を持っている何れかのシェアを受ける者のアカウントが他のユーザアカウントにデバイスに対する制御権限をシェアする時に、全て上記第1のシェアを受ける者のアカウントが第2のシェアを受ける者のアカウントに要求を送信する方法を採用することができる。
所有者のアカウント及びシェアを受ける者のアカウントとデバイスと接続関係が確立された場合、図3Cに示すフローチャートで接続解除を行う。
ステップ311において、ユーザアカウントから送信された解除要求を受信する。
サーバーがユーザアカウントから送信された、ユーザアカウントとデバイスとの接続を解除するための解除要求を受信する。ユーザがデバイスとの接続を解除する必要がある時に、ユーザが端末でユーザアカウントを登録して、接続解除のための解除要求を出して、該解除要求には少なくとも接続解除しようとするユーザアカウント及び接続解除しようとするデバイスのデバイス識別子が含まれ、デバイス識別子がデバイスのMACアドレス又はIPアドレスであってもよく、本実施例においてこれに対して限定しない。
ユーザアカウントが端末で解除要求をサーバーに送信し、解除要求が、ユーザアカウントとデバイスとの接続記録が存在することを確定する時に、ユーザアカウントとデバイスとの接続を解除するようにサーバーに指示するために用いられる。
この時に、図3Cから分かるように、受信された解除要求に付加されているユーザアカウントの身分の違いによって、サーバーが下記の2種の応答方式のうちの1種を採用することができる。
第1種の応答方式: ステップ312において、上記ユーザアカウントがデバイスの所有者のアカウントである時に、該デバイスに対応している少なくとも1つのシェアを受ける者のアカウントを照会する。
サーバーがユーザアカウントから送信された解除要求を受信した後、解除要求におけるデバイス識別子に対応しているデバイスに対するデバイス権限表を照会し、デバイス権限表に解除要求におけるユーザアカウントが記録されている時に、該ユーザアカウントと該デバイスとの間に接続関係が存在すると確定するとともに、デバイス権限表において上記ユーザアカウントの身分を探し出す。上記ユーザアカウントの身分がデバイスの所有者のアカウントである時に、該デバイスに対するデバイス権限表を照会して、デバイス権限表に記録されている該デバイスと接続関係が存在している全てのシェアを受ける者のアカウントを探し出す。
ステップ313において、該デバイスとデバイスの所有者のアカウントとの間のバインディング接続、及び該デバイスとシェアを受ける者のアカウントとの間の権限関係接続を解除する。
サーバーが所有者のアカウントから送信された解除要求を受信したとともにデバイスの全てのシェアを受ける者のアカウントを探し出した後、所有者のアカウント及びシェアを受ける者のアカウントによって各アカウントのデバイスリストをそれぞれ探し出して、各アカウントのデバイスリストから該デバイスの情報を削除するとともに、デバイス識別子によって該デバイスに対するデバイス権限表を探し出して、デバイス権限表から所有者のアカウント及び全てのシェアする者のアカウントの情報を削除する。これによって、デバイスと所有者のアカウントとの間のバインディング接続を解除するとともに、デバイスと全てのシェアを受ける者のアカウントとの権限関係接続を解除した。
第2種の応答方式: ステップ314において、ユーザアカウントが該デバイスのシェアを受ける者のアカウントである時に、該デバイスと該ユーザアカウントとの間の権限関係接続を解除する。
サーバーがユーザアカウントから送信された解除要求を受信した後、解除要求におけるデバイス識別子に対応しているデバイスに対するデバイス権限表を照会し、デバイス権限表に解除要求におけるユーザアカウントが記録されている時に、該ユーザアカウントと該デバイスとの間に接続関係が存在すると確定するとともに、デバイス権限表において上記ユーザアカウントの身分を探し出す。上記ユーザアカウントの身分がデバイスのシェアを受ける者のアカウントである時に、シェアを受ける者のアカウントによってシェアを受ける者のアカウントのデバイスリストを探し出すとともに、デバイスリストから該デバイスの情報を削除し、それとともに、デバイス識別子によって該デバイスに対するデバイス権限表を探し出して、デバイス権限表から該シェアを受ける者のアカウントに対応している全ての情報を削除する。
1種の可能な実施方式において、シェアを受ける者のアカウントの解除要求がシェアを受ける者のアカウント自体から出されることができ、シェアを受ける者のアカウントがデバイスと権限関係接続を確立したくない時に、シェアを受ける者のアカウントとして主動的に解除要求を出すことができ、解除要求には少なくともシェアを受ける者のアカウント及びデバイス識別子が付加されている。
他の1種の可能な実施方式において、シェアを受ける者のアカウントの解除要求が所有者のアカウントから出されることができ、所有者のアカウントがシェアを受ける者のアカウントがデバイスに対する制御権限を持つことを希望しない時に、所有者のアカウントがサーバーに解除要求を送信することができ、解除要求には少なくとも権限関係接続を解除する必要があるシェアを受ける者のアカウント及びデバイス識別子が付加されている。
上記のように、本実施例に提供された方法は、デバイスの所有者のアカウントから送信された解除要求を受信して、該デバイスに対応している少なくとも1つのシェアを受ける者のアカウントを照会するとともに、該デバイスとデバイスの所有者のアカウント及びシェアを受ける者のアカウントとの間の接続を解除することによって、係る技術においてデバイスの所有者があるシェアを忘れて、且つデバイスとのバインディングを解除した後、シェアを受ける者が該デバイスに対する制御権限を依然に持っている問題を解決し、デバイスの所有者のアカウントとデバイスとのバインディングが解除された後、該デバイスのシェアを受ける者のアカウントと該デバイスとの権限関係接続も解除されたことにより、セキュリティ性を向上した効果を達成した。
本実施例に提供された方法は、所有者のアカウントが他のユーザアカウントにシェア要求を送信することにより、シェアを受ける者のアカウントがデバイスとの間に接続関係を確立するとともに、デバイスに対する制御権限の一部を取得することができ、所有者のアカウントが絶対的な制御権を持っていることを保証できることを前提にして、所有者のアカウント及びシェアを受ける者のアカウントが全てデバイスに対してリモートコントロールすることができる。
本実施例に提供された方法は、シェアを受ける者のアカウントが再シェア権限を持っている時に、シェアを受ける者のアカウントがさらに他のユーザアカウントにシェア要求を再び送信することができ、これによって、シェア権限のモードを拡大して、デバイスの使用率及び使用便利性を向上した。
下記が本発明の装置実施例であり、本発明の方法実施例を実行するために用いられることが可能である。本発明の装置実施例において開示されていない細部に対して、本発明の方法実施例を参照する。
図4が1つの例示的な実施例により示された1種の接続解除装置のブロック図であり、図4に示すように、該装置が図1に示された実施環境に適用され、該装置が要求受信モジュール410、照会モジュール412及び第1の解除モジュール414を含むが、これに限らない。
要求受信モジュール410は、ユーザアカウントから送信されたデバイスとの接続を解除するための解除要求を受信するように配置されている 照会モジュール412は、上記ユーザアカウントが前記デバイスの所有者のアカウントである時に、該デバイスに対応している少なくとも1つの、シェア方式で該デバイスに対する制御権限を取得するシェアを受ける者のアカウントを照会するように配置されている。
第1の解除モジュール414は、該デバイスとデバイスの所有者のアカウントとの間のバインディング接続、及び該デバイスとシェアを受ける者のアカウントとの間の権限関係接続を解除するように配置されている。
上記のように、本発明の実施例に提供された接続解除装置は、デバイスの所有者のアカウントから送信された解除要求を受信して、該デバイスに対応している少なくとも1つのシェアを受ける者のアカウントを照会するとともに、該デバイスとデバイスの所有者のアカウント及びシェアを受ける者のアカウントとの間の接続を解除することによって、係る技術においてデバイスの所有者があるシェアを忘れて、且つデバイスとのバインディングを解除した後、シェアを受ける者が該デバイスに対する制御権限を依然に持っている問題を解決して、デバイスの所有者のアカウントとデバイスとのバインディングが解除された後、該デバイスのシェアを受ける者のアカウントと該デバイスとの権限関係接続も解除されたことにより、セキュリティ性を向上した効果を達成した。
図5Aが他の例示的な実施例により示された1種の接続解除装置のブロック図である。該装置が第1の受信モジュール510、第1の転送モジュール512及び第1の接続モジュール514を含むことができる。
第1の受信モジュール510は、所有者のアカウントから第1のシェアを受ける者のアカウントに送信された第1のシェア要求を受信するように配置されている。
第1の転送モジュール512は、第1のシェアを受ける者のアカウントに第1のシェア要求を転送するように配置されている。サーバーが所有者のアカウントから送信された第1のシェア要求を受信した後、第1のシェア要求に付加されている第1のシェアを受ける者のアカウントに上記第1のシェア要求を転送する。
第1の接続モジュール514は、第1のシェアを受ける者のアカウントが第1のシェア要求を同意する同意信号を受信して、シェアを受ける者のアカウントとデバイスとの間の権限関係接続を確立するように配置されている。
好ましいのは、上記装置は、第1のシェアを受ける者のアカウントとデバイスとの間に権限関係接続が確立された後、所有者のアカウントに通知メッセージを送信して、第1のシェアを受ける者のアカウントがデバイスとの権限関係接続を成功に確立したことを所有者のアカウントに通知するように配置されている第1の通知モジュール516をさらに含む。
好ましいのは、上記装置は、所有者のアカウントに第1の拒絶信号をリターンするように配置されている第1の拒絶モジュール518をさらに含む。第1のシェアを受ける者のアカウントが上記第1のシェア要求を受信した時に、第1のシェア要求を受取ることを拒絶することを選択することもでき、サーバーが所有者のアカウントに第1の拒絶情報をリターンするとともに、デバイスと第1のシェアを受ける者のアカウントとの間の権限関係接続を確立しない。
好ましいのは、所有者のアカウントから第1のシェアを受ける者のアカウントに送信された第1のシェア要求が制御権限情報をさらに含むこともでき、上記制御権限情報がデバイスをオンするための権限、デバイスをオフするための権限、デバイスの運行パラメーターを制御するための権限などを含むことができ、上記第1の制御権限情報が第1のシェアを受ける者のアカウントがデバイスに対してどのような制御権限を持つかとのことを限定するために用いられる。所有者のアカウントから異なる第1のシェアを受ける者のアカウントに送信された第1の制御権限情報が相違することができる。
当業者として理解すべきは、上記実施例に提供された装置が例示的だけであり、所有者のアカウントが他の何れかのユーザアカウントにデバイスに対する制御権限をシェアする時に、全て上記所有者のアカウントから第1のシェアを受ける者のアカウントに要求を送信する装置を採用することができる。
この以外に、本発明の実施例においてさらに1種の再シェアメカニズムが提供された。第1のシェア要求に付加されている制御権限情報において、上記の制御権限以外に、再シェア権限がさらに含まれ、第1のシェアを受ける者に再シェア権限を送信するためのである。上記再シェア権限として、デバイスに対する制御権限を他のユーザアカウントに再びシェアすることができるように第1のシェアを受ける者に指示するために用いられる。第1のシェア要求には再シェア権限が含まれない時に、第1のシェアを受ける者のアカウントが他のユーザアカウントに続いてシェアすることができず、第1のシェア要求には再シェア権限が含まれている時に、第1のシェアを受ける者のアカウントが他のユーザアカウントに該デバイスに対する制御権限の一部を続いてシェアすることができる。図5Bに示すように、図5Bが他の例示的な実施例により示された1種の接続解除装置のフローチャートである。該装置は、第2の受信モジュール520、第2の転送モジュール522、第2の接続モジュール524及び第2の通知モジュール526を含むことができる。
第2の受信モジュール520は、第1のシェアを受ける者のアカウントから第2のシェアを受ける者のアカウントに送信された第2のシェア要求を受信するように配置されている。
第2の転送モジュール522は、第2のシェアを受ける者のアカウントに第2のシェア要求を転送するように配置されている。サーバーが第1のシェアを受ける者のアカウントから送信された第2のシェア要求を受信した後、第2のシェア要求に付加されている第2のシェアを受ける者のアカウントに上記第2のシェア要求を転送する。
第2の接続モジュール524は、第2のシェアを受ける者のアカウントが第2のシェア要求を同意する同意信号を受信して、第2のシェアを受ける者のアカウントとデバイスとの間の権限関係接続を確立するように配置されている。
第2の通知モジュール526は、所有者のアカウントに通知メッセージを送信するように配置されている。第2のシェアを受ける者のアカウントとデバイスとの間に権限関係接続が確立された後、サーバーが所有者のアカウントに通知メッセージを送信して、第2のシェアを受ける者のアカウントがデバイスとの権限関係接続を成功に確立したことを所有者のアカウントに通知する。
好ましいのは、第1のシェアを受ける者のアカウントから第2のシェアを受ける者のアカウントに送信された第2のシェア要求には再シェア権限情報が含まれることもできる。
好ましいのは、上記装置は、第1のシェアを受ける者に第2の拒絶信号をリターンするように配置されている第2の拒絶モジュール528をさらに含むことができる。第2のシェアを受ける者のアカウントが上記第2のシェア要求を受信した時に、第2のシェア要求を受け取ることを拒絶することも選択でき、サーバーが第1のシェアを受ける者のアカウントに第2の拒絶情報をリターンするとともに、デバイスと第2のシェアを受ける者のアカウントとの権限関係接続を確立しない。
当業者として理解すべきは、上記実施例に提供された装置が例示的なものだけであり、再シェア権限を持っている何れかのシェアを受ける者のアカウントが他のユーザアカウントにデバイスに対する制御権限をシェアする時に、全て上記第1のシェアを受ける者のアカウントが第2のシェアを受ける者のアカウントに要求を送信する装置を採用することができる。
図5Cが他の例示的な実施例により示された1種の接続解除装置のブロック図であり、所有者のアカウント及びシェアを受ける者のアカウントとデバイスとの接続関係が確立された場合、図5Cに示すブロック図で接続解除を行う。該装置は、要求受信モジュール530、照会モジュール540、第1の解除モジュール550、第2の解除モジュール560を含むことができる。
要求受信モジュール530は、ユーザアカウントから送信された解除要求を受信するように配置されて、該解除要求が、ユーザアカウントとデバイスとの接続記録が存在することを確定する時に、ユーザアカウントとデバイスとの接続を解除するようにサーバーに指示するために用いられるものである。
この時に、図5Cから分かるように、流れが分かれて行き、受信された解除要求に付加されているユーザアカウントの身分の違いによって、サーバーが下記の2種の応答方式のうちの1種を採用することができる。
第1種の応答方式: 照会モジュール540は、上記ユーザアカウントがデバイスの所有者のアカウントである時に、該デバイスに対応している少なくとも1つのシェアを受ける者のアカウントを照会するように配置されている。
第1の解除モジュール550は、該デバイスとデバイスの所有者のアカウントとの間のバインディング接続、及び該デバイスとシェアを受ける者のアカウントとの間の権限関係接続を解除するように配置されている。
第2種の応答方式: 第2の解除モジュール560は、ユーザアカウントが該デバイスのシェアを受ける者のアカウントである時に、該デバイスと該ユーザアカウントとの間の権限関係接続を解除するように配置されている。
1種の可能な実施方式において、シェアを受ける者のアカウントの解除要求がシェアを受ける者のアカウント自体から出されることができ、シェアを受ける者のアカウントがデバイスと権限関係接続を確立したくない時に、シェアを受ける者のアカウントとして主動的に解除要求を出すことができ、解除要求には少なくともシェアを受ける者のアカウント及びデバイス識別子が付加されている。
他の1種の可能な実施方式において、シェアを受ける者のアカウントの解除要求が所有者のアカウントから出されることができ、所有者のアカウントがシェアを受ける者のアカウントがデバイスに対する制御権限を持つことを希望しない時に、所有者のアカウントがサーバーに解除要求を送信することができ、解除要求には少なくとも権限関係接続を解除する必要があるシェアを受ける者のアカウント及びデバイス識別子が付加されている。
上記のように、本実施例に提供された装置は、デバイスの所有者のアカウントから送信された解除要求を受信して、該デバイスに対応している少なくとも1つのシェアを受ける者のアカウントを照会するとともに、該デバイスとデバイスの所有者のアカウント及びシェアを受ける者のアカウントとの間の接続を解除することによって、係る技術においてデバイスの所有者があるシェアを忘れて、且つデバイスとのバインディングを解除した後、シェアを受ける者が該デバイスに対する制御権限を依然に持っている問題を解決し、デバイスの所有者のアカウントとデバイスとのバインディングが解除された後、該デバイスのシェアを受ける者のアカウントと該デバイスとの権限関係接続も解除されたことにより、セキュリティ性を向上した効果を達成した。
本実施例に提供された装置は、所有者のアカウントが他のユーザアカウントにシェア要求を送信することにより、シェアを受ける者のアカウントがデバイスとの間に接続関係を確立するとともに、デバイスに対する制御権限の一部を取得することができ、所有者のアカウントが絶対的な制御権を持っていることを保証できることを前提にして、所有者のアカウント及びシェアを受ける者のアカウントが全てデバイスに対してリモートコントロールすることができる。
本実施例に提供された装置は、シェアを受ける者のアカウントが再シェア権限を持っている時に、シェアを受ける者のアカウントがさらに他のユーザアカウントにシェア要求を再び送信することができ、これによって、シェア権限のモードを拡大して、デバイスの使用率及び使用便利性を向上した。
上記実施例における装置に関し、その中の各モジュールが操作を実行する具体的な方式は、該方法に関する実施例において既に詳細に説明したので、ここで詳細に説明しない。
本発明の1つの例示的な実施例により提供された1種の接続解除装置は、本発明に提供された接続解除方法を実現することができ、該装置は、プロセッサと、プロセッサにより実行可能な命令を記憶するためのメモリと、を含み、 プロセッサは、 ユーザアカウントから送信されたデバイスとの接続を解除するための解除要求を受信し、 ユーザアカウントが該デバイスの所有者のアカウントである時に、該デバイスに対応している少なくとも1つの、シェア方式で該デバイスに対する制御権限を取得するシェアを受ける者のアカウントを照会し、 該デバイスと所有者のアカウントとの間のバインディング接続、及び該デバイスとシェアを受ける者のアカウントとの間の権限関係接続を解除するように配置されている。
好ましいのは、プロセッサは、 ユーザアカウントが該デバイスのシェアを受ける者のアカウントである時に、該デバイスと該ユーザアカウントとの間の権限関係接続を解除するように配置されている。
好ましいのは、プロセッサは、 所有者のアカウントから第1のシェアを受ける者のアカウントに送信された第1のシェア要求を受信し、 第1のシェアを受ける者のアカウントに該第1のシェア要求を転送し、 第1のシェアを受ける者のアカウントが該第1のシェア要求を同意する同意信号を受信した時に、第1のシェアを受ける者のアカウントと該デバイスとの間の権限関係接続を確立するように配置されている。
好ましいのは、プロセッサは、 第1のシェアを受ける者のアカウントから第2のシェアを受ける者のアカウントに送信された第2のシェア要求を受信し、 第2のシェアを受ける者のアカウントに該第2のシェア要求を転送し、 第2のシェアを受ける者のアカウントが該第2のシェア要求を同意する同意信号を受信した時に、第2のシェアを受ける者のアカウントと該デバイスとの間の権限関係接続を確立するように配置されている。
好ましいのは、プロセッサは、 第2のシェアを受ける者のアカウントが第1のシェアを受ける者のアカウントによるシェアで該デバイスとの間に権限関係接続を確立したことを示すための通知情報を所有者のアカウントに送信するように配置されている。
図6が1つの例示的な実施例により示された1種の装置600のブロック図である。例えば、装置600は、携帯電話、コンピュータ、デジタル放送端末、メッセージ送受信装置、ゲームコンソール、タブレット装置、医療設備、フィットネス装置、PDAなどである。
図6を参照すると、装置600は、プロセスアセンブリ602、メモリ604、電源アセンブリ606、マルチメディアアセンブリ608、オーディオアセンブリ610、入出力(I/O)インタフェース612、センサアセンブリ614、及び通信アセンブリ616のような1つ或いは複数のアセンブリを含んでもよい。
プロセスアセンブリ602は、一般的には装置600の全体の動作を制御するものであり、例えば、表示、電話呼び出し、データ通信、カメラ操作、及び記録操作と関連する操作を制御する。プロセスアセンブリ602は、1つ以上のプロセッサ618を含み、これらによって命令を実行することにより、上記の方法の全部、又は一部のステップを実現するようにしてもよい。なお、プロセスアセンブリ602は、1つ以上のモジュールを含んでプロセスアセンブリ602と他のアセンブリの間のインタラクションを容易にしてもよい。例えば、プロセスアセンブリ602は、マルチメディアモジュールを含んでマルチメディアアセンブリ608とプロセスアセンブリ602の間のインタラクションを容易にしてもよい。
メモリ604は、各種類のデータを記憶することにより装置600の動作を支援するように構成される。これらのデータの例は、装置600において操作されるいずれのアプリケーションプログラム又は方法の命令、連絡対象データ、電話帳データ、メッセージ、画像、ビデオ等を含む。メモリ604は、いずれかの種類の揮発性メモリ、不揮発性メモリ記憶デバイスまたはそれらの組み合わせによって実現されてもよく、例えば、SRAM(Static Random Access Memory)、EEPROM(Electrically Erasable Programmable Read−Only Memory)、EPROM(Erasable Programmable Read Only Memory)、PROM(Programmable ROM)、ROM(Read Only Memory)、磁気メモリ、フラッシュメモリ、磁気ディスク、或いは光ディスクである。
電源アセンブリ606は、装置600の各アセンブリに電力を供給する。電源アセンブリ606は、電源管理システム、1つ或いは複数の電源、及び装置600のための電力の生成、管理、及び割り当てに関連する他のアセンブリを含んでもよい。
マルチメディアアセンブリ608は、上記装置600とユーザの間に1つの出力インタフェースを提供するスクリーンを含む。部分実施例において、スクリーンは、液晶モニター(LCD)とタッチパネル(TP)を含んでもよい。スクリーンがタッチパネルを含むことにより、スクリーンはタッチスクリーンを実現することができ、ユーザからの入力信号を受信することができる。タッチパネルは、1つ以上のタッチセンサを含み、タッチ、スライド、及びタッチパネル上のジェスチャを検出することができる。タッチセンサは、タッチ、又はスライド動作の境界だけでなく、タッチ、又はスライド操作に係る継続時間、及び圧力も検出できる。部分実施例において、マルチメディアアセンブリ608は、1つのフロントカメラ、及び/又はリアカメラを含む。装置600が、例えば撮影モード、又はビデオモード等の操作モードにある場合、フロントカメラ、及び/又はリアカメラは外部からマルチメディアデータを受信できる。フロントカメラとリアカメラのそれぞれは、1つの固定型の光レンズ系、又は可変焦点距離と光学ズーム機能を有するものであってもよい。
オーディオアセンブリ610は、オーディオ信号を入出力するように構成される。例えば、オーディオアセンブリ610は、1つのマイク(MIC)を含み、装置600が、例えば呼出しモード、記録モード、及び音声認識モード等の操作モードにある場合、マイクは外部のオーディオ信号を受信することができる。受信されたオーディオ信号は、さらにメモリ604に記憶されたり、通信アセンブリ616を介して送信されたりする。部分実施例において、オーディオアセンブリ610は、オーディオ信号を出力するための1つのスピーカーをさらに含む。
I/Oインタフェース612は、プロセスアセンブリ602と周辺インタフェースモジュールの間にインタフェースを提供するものであり、上記周辺インタフェースモジュールは、キーボード、クリックホイール、ボタン等であってもよい。これらのボタンは、ホームボタン、ボリュームボタン、起動ボタン、ロッキングボタンを含んでもよいが、これらに限定されない。
センサアセンブリ614は、装置600に各方面の状態に対する評価を提供するための1つ以上のセンサを含む。例えば、センサアセンブリ614は、装置600のON/OFF状態、装置600のディスプレイとキーパッドのようなアセンブリの相対的な位置決めを検出できる。センサアセンブリ614は、装置600、或いは装置600の1つのアセンブリの位置変更、ユーザと装置600とが接触しているか否か、装置600の方位、又は加速/減速、装置600の温度の変化を検出できる。センサアセンブリ614は、何れの物理的接触がない状態にて付近の物体の存在を検出するための近接センサを含んでもよい。センサアセンブリ614は、撮影アプリケーションに適用するため、CMOS、又はCCD画像センサのような光センサを含んでもよい。部分実施例において、当該センサアセンブリ614は、加速度センサ、ジャイロスコープセンサ、磁気センサ、圧力センサ、及び温度センサをさらに含んでもよい。
通信アセンブリ616は、装置600と他の機器の間に有線、又は無線形態の通信を提供する。装置600は、例えばWiFi、2G、3G、又はこれらの組み合わせのような、通信規格に基づいた無線ネットワークに接続されてもよい。1つの例示的な実施例において、通信アセンブリ616は、放送チャンネルを介して外部の放送管理システムからの放送信号、又は放送に関連する情報を受信する。1つの例示的な実施例において、上記通信アセンブリ616は、近距離無線通信(NFC)モジュールをさらに含むことにより、近距離通信をプッシュする。例えば、NFCモジュールは、RFID(Radio Frequency IDentification)技術、IrDA(Infrared Data Association)技術、UWB(Ultra Wide Band)技術、BT(Bluetooth(登録商標))技術、及び他の技術に基づいて実現できる。
例示的な実施例において、装置600は、1つ以上のASIC(Application Specific Integrated Circuit)、DSP(Digital Signal Processor)、DSPD(Digital Signal Processing Device)、PLD(Programmable Logic Device)、FPGA(Field−Programmable Gate Array)、コントローラ、マイクロコントローラ、マイクロプロセッサ、または他の電子部品によって実現されるものであり、上記第1のデバイス側或いは第2のデバイス側の接続解除方法を実行する。
例示的な実施例において、命令を含むコンピュータ読取り可能な非一時的な記録媒体、例えば命令を含むメモリ604をさらに提供し、装置600のプロセッサ618により上記命令を実行して上記方法を実現する。例えば、コンピュータ読取り可能な非一時的な記録媒体は、ROM、RAM、CD−ROM、磁気テープ、フロッピーディスク、光データ記憶デバイス等である。
図7が他の例示的な実施例により示された1種の接続解除装置に用いられる装置のブロック図である。例えば、装置700が1つのネットワーク側デバイスとして提供されることができる。図7を参照すると、装置700が1つ以上のプロセッサを含むプロセスアセンブリ702、及びプロセスアセンブリ702により実行可能な命令、例えば、アプリケーションプログラムを記憶するためのメモリ704に代表されるメモリ資源を含む。メモリ704に記憶されているアプリケーションプログラムがそれぞれワンセットの命令に対応する1つ以上のモジュールを含むことができる。この他、プロセスアセンブリ702が命令を実行することにより、上記サーバー側の接続解除方法を実行するように構成される。
装置700は、装置700の電源管理を実行するように構成される1つの電源アセンブリ706、装置700をネットワークに接続するための1つの有線或いは無線ネットワークインタフェース708、及び1つの入出力(I/O)インタフェース710をさらに含むことができる。装置700は、メモリ704に記憶されているオペレーティングシステム(Operating System、OS)、例えば、Windows ServerTM、Mac OS XTM、UnixTM、LinuxTM、FreeBSDTM或いは類似なものに基いて操作することができる。
当業者は、明細書に対する理解、及び明細書に記載された発明に対する実施を通じて、本発明の他の実施形態を容易に得ることができる。本発明は、本発明に対する任意の変形、用途、または適応的な変化を含み、このような変形、用途、または適応的な変化は、本発明の一般的な原理に従い、本発明では開示していない本技術分野の公知の知識、または通常の技術手段を含む。明細書と実施例は、ただ例示的なものであって、本発明の本当の範囲と主旨は、以下の特許請求の範囲によって示される。
本発明は、上記で記述し、図面で図示した特定の構成に限定されず、その範囲を離脱しない状況で、様様な修正と変更を実現できる。本発明の範囲は、添付される特許請求の範囲のみにより限定される。
本願は、出願番号がCN201510595907.1であって、出願日が2015年9月17日である中国特許出願に基づき優先権を主張し、当該中国特許出願のすべての内容を本願に援用する。
本発明は、インテリジェントホーム分野に関するものであり、特に、接続解除方法、装置、プログラム及び記録媒体に関するものである。
インテリジェントホームにおいて、デバイスの所有者がデバイスとバインディング関係を確立するとともに、該デバイスに対する各種の制御権限を持つことができる。
デバイスの所有者がシェアの方式で家庭における他のメンバーに該デバイスに対する制御権限の一部をシェアすることにより、他のメンバーのユーザアカウントと該デバイスとの間に権限関係接続を確立することもできる。例えば、ユーザがスマートテレビのオン・オフ権限を母親にシェアすることにより、母親もスマートテレビをオン・オフする制御権限を持つようになる。同時に、デバイスの所有者があるユーザアカウントとデバイスとの間の権限関係接続を解除することにより、家庭における該メンバーが該デバイスに対する制御権限を失うようになることもできる。
本発明を実現する過程において、発明者が従来の技術において少なくとも下記の問題が存在することを発見した。
即ち、シェアされた後の制御権限は、デバイスの所有者で手動にて一つずつ解除する必要があり、デバイスの所有者が該シェアを忘れて、且つ該デバイスとのバインディングを解除した後、シェアを受けたユーザが該デバイスに対する制御権限を依然に持っており、セキュリティ性が悪い。
デバイスの所有者があるシェアを忘れて、且つデバイスとのバインディングを解除した後、シェアを受ける者が該デバイスに対する制御権限を依然に持っている問題を解決するために、本発明が接続解除方法、装置、プログラム及び記録媒体を提供する。技術方案は、下記のようである。
本発明の実施例の第1の局面によると、1種の接続解除方法が提供され、該方法は、
ユーザアカウントから送信されたデバイスとの接続を解除するための解除要求を受信することと、
ユーザアカウントが該デバイスの所有者のアカウントである時に、該デバイスに対応している少なくとも1つの、シェア方式で該デバイスに対する制御権限を取得するシェアを受ける者のアカウントを照会することと、
該デバイスと所有者のアカウントとの間のバインディング接続、及び該デバイスとシェアを受ける者のアカウントとの間の権限関係接続を解除することと、を含む。
好ましいのは、該方法は、
ユーザアカウントが該デバイスのシェアを受ける者のアカウントである時に、該デバイスと該ユーザアカウントとの間の権限関係接続を解除することをさらに含む。
好ましいのは、該方法は、
所有者のアカウントから第1のシェアを受ける者のアカウントに送信された第1のシェア要求を受信することと、
第1のシェアを受ける者のアカウントに該第1のシェア要求を転送することと、
第1のシェアを受ける者のアカウントが該第1のシェア要求を同意する同意信号を受信した時に、第1のシェアを受ける者のアカウントと該デバイスとの間の権限関係接続を確立することと、をさらに含む。
好ましいのは、該方法は、
第1のシェアを受ける者のアカウントから第2のシェアを受ける者のアカウントに送信された第2のシェア要求を受信することと、
第2のシェアを受ける者のアカウントに第2のシェア要求を転送することと、
第2のシェアを受ける者のアカウントが該第2のシェア要求を同意する同意信号を受信した時に、第2のシェアを受ける者のアカウントと該デバイスとの間の権限関係接続を確立することと、をさらに含む。
好ましいのは、該方法は、
第2のシェアを受ける者のアカウントが第1のシェアを受ける者のアカウントによるシェアで該デバイスとの間に権限関係接続を確立したことを示すための通知情報を所有者のアカウントに送信することをさらに含む。
本発明の実施例の第2の局面によると、1種の接続解除装置が提供され、該装置は、
ユーザアカウントから送信されたデバイスとの接続を解除するための解除要求を受信するように配置されている要求受信モジュールと、
ユーザアカウントが該デバイスの所有者のアカウントである時に、該デバイスに対応している少なくとも1つの、シェア方式で該デバイスに対する制御権限を取得するシェアを受ける者のアカウントを照会するように配置されている照会モジュールと、
該デバイスと所有者のアカウントとの間のバインディング接続、及び該デバイスとシェアを受ける者のアカウントとの間の権限関係接続を解除するように配置されている第1の解除モジュールと、を含む。
好ましいのは、該装置は、
ユーザアカウントが該デバイスのシェアを受ける者のアカウントである時に、該デバイスと該ユーザアカウントとの間の権限関係接続を解除するように配置されている第2の解除モジュールをさらに含む。
好ましいのは、該装置は、
所有者のアカウントから第1のシェアを受ける者のアカウントに送信された第1のシェア要求を受信するように配置されている第1の受信モジュールと、
第1のシェアを受ける者のアカウントに該第1のシェア要求を転送するように配置されている第1の転送モジュールと、
第1のシェアを受ける者のアカウントが該第1のシェア要求を同意する同意信号を受信した時に、第1のシェアを受ける者のアカウントと該デバイスとの間の権限関係接続を確立するように配置されている第1の接続モジュールと、をさらに含む。
好ましいのは、該装置は、
第1のシェアを受ける者のアカウントから第2のシェアを受ける者のアカウントに送信された第2のシェア要求を受信するように配置されている第2の受信モジュールと、
第2のシェアを受ける者のアカウントに該第2のシェア要求を転送するように配置されている第2の転送モジュールと、
第2のシェアを受ける者のアカウントが該第2のシェア要求を同意する同意信号を受信した時に、第2のシェアを受ける者のアカウントと該デバイスとの間の権限関係接続を確立するように配置されている第2の接続モジュールと、をさらに含む。
好ましいのは、該装置は、
第2のシェアを受ける者のアカウントが第1のシェアを受ける者のアカウントによるシェアで該デバイスとの間に権限関係接続を確立したことを示すための通知情報を所有者のアカウントに送信するように配置されている通知モジュールをさらに含む。
本発明の実施例の第3局面によると、1種の接続解除装置が提供され、該装置は、
プロセッサと、
該プロセッサにより実行可能な命令を記憶するためのメモリと、を含み、
該プロセッサは、
ユーザアカウントから送信されたデバイスとの接続を解除するための解除要求を受信し、
ユーザアカウントが該デバイスの所有者のアカウントである時に、該デバイスに対応している少なくとも1つの、シェア方式で該デバイスに対する制御権限を取得するシェアを受ける者のアカウントを照会し、
該デバイスと所有者のアカウントとの間のバインディング接続、及び該デバイスとシェアを受ける者のアカウントとの間の権限関係接続を解除するように配置されている。
本発明の実施例の第4局面によると、プロセッサに実行されることにより、前記の接続解除方法を実現することを特徴とするプログラムが提供される。
本発明の実施例の第5局面によると、前記のプログラムが記録された記録媒体が提供される。
本発明の実施例に提供された技術方案は、下記の有益な効果を含むことができる。
デバイスの所有者のアカウントから送信された解除要求を受信して、該デバイスに対応している少なくとも1つのシェアを受ける者アカウントを照会するとともに、該デバイスとデバイスの所有者のアカウント及びシェアを受ける者のアカウントとの間の接続を解除することによって、係る技術においてデバイスの所有者があるシェアを忘れて、且つデバイスとのバインディングを解除した後、シェアを受ける者が該デバイスに対する制御権限を依然に持っている問題を解決して、デバイスの所有者のアカウントとデバイスとの間のバインディングが解除された後、該デバイスのシェアを受ける者のアカウントと該デバイスとの間の権限関係接続も同時に解除されることにより、デバイスのセキュリティ性を向上した効果を達成した。
以上の一般的な記述と、以下の詳細の記述は、ただ例示的なものであって、本発明を限定するものではないことを理解すべきである。
ここの図面は、明細書に組み入れて本明細書の一部分を構成し、本発明に該当する実施例を例示するとともに、明細書とともに本発明の原理を解釈するために用いられる。
本発明の各実施例に係る1種の実施環境の概略図である。
1つの例示的な実施例により示された1種の接続解除方法のフローチャートである。
他の例示的な実施例により示された1種の接続解除方法のフローチャートである。
他の例示的な実施例により示された1種の接続解除方法のフローチャートである。
他の例示的な実施例により示された1種の接続解除方法のフローチャートである。
1つの例示的な実施例により示された1種の接続解除装置のブロック図である。
他の例示的な実施例により示された1種の接続解除装置のブロック図である。
他の例示的な実施例により示された1種の接続解除装置のブロック図である。
他の例示的な実施例により示された1種の接続解除装置のブロック図である。
1つの例示的な実施例により示された1種の装置のブロック図である。
他の例示的な実施例により示された1種の接続解除装置に用いられる装置のブロック図である。
ここで、図面に示される例示的な実施例について詳細に説明する。以下、図面に関連して説明する際に、特別な説明がない限り、異なる図面での同一符号は、同一または類似な要素を示す。以下の例示的な実施例で記載する実施例は、本発明に一致する全ての実施例を代表するわけではない。かえって、それらは、添付される特許請求の範囲で詳細に記載される本発明の一部の態様に一致する装置、及び方法の例に過ぎない。
図1は、本発明の各実施例に係る1種の実施環境の概略図である。該実施環境は、第1の端末120、第2の端末140、サーバー160及びデバイス180を含むことが可能である。
第1の端末120及び第2の端末140は、例えば、携帯電話、タブレットPC、ノートパソコン及びデスクトップパソコンのような端末デバイスであってもよい。ユーザが端末でデバイス管理機能を有するクライアント側におけるユーザアカウントであるユーザアカウントを登録する。
当業者として理解すべきは、1つのユーザアカウントが複数の端末で登録されることが可能であり、1つの端末で複数のユーザアカウントを登録することも可能であり、本発明の実施例においてこのことに対して限定しない。本発明の実施例において、ユーザアカウントと端末とが1対1に対応することを例として説明する。
第1の端末120及び第2の端末140とサーバー160との間は、無線Wi−Fi(Wireless−Fidelity)、ブルートゥースなどの無線ネットワークの方式又は有線ネットワークで接続される。
サーバー160は、1台のサーバーであってもよく、複数台のサーバーで組合せたサーバー群、又は、1つのクラウドコンピューティングサービスセンターであってもよい。サーバー160がデバイス管理機能を有するクライアント側にバックグラウンドサービスを提供するために用いられる。
デバイス180がインテリジェントホームと関連する各種のデバイス、例えば、スマートビデオカメラ、テレビ、エアコン、清浄器などの電子機器であってもよい。
デバイス180が無線ネットワーク又は有線ネットワークでサーバー160との間に通信接続を確立する。
説明すべきは、本発明の実施例により提供された接続解除方法は、第1の端末120及び第2の端末140以外に、他の複数の端末を含むことも可能であり、本発明の実施例においてこれに対して限定しない。
図2は、1つの例示的な実施例により示された1種の接続解除方法のフローチャートである。本実施例において、該接続解除方法が図1に示されたサーバー160に適用されることを例として説明する。該方法は、下記のいくつのステップを含むことが可能である。
ステップ201において、ユーザアカウントから送信されたデバイスとの接続を解除するための解除要求を受信する。
一般的に、デバイスの所有者のアカウントとデバイスとの間にバインディング関係が確立されて、デバイスの所有者のアカウントが該デバイスに対応している全ての制御権限を持っている。デバイスのシェアを受ける者のアカウントとデバイスとの間に権限関係接続が確立されて、デバイスのシェアを受ける者のアカウントが該デバイスに対応している制御権限の一部を持っている。
即ち、上記「接続」は、バインディング接続及び/又は権限関係接続を含む。
ステップ202において、上記ユーザアカウントがデバイスの所有者のアカウントである時に、該デバイスに対応している少なくとも1つの、シェア方式で該デバイスに対する制御権限を取得するシェアを受ける者のアカウントを照会する。
ステップ203において、該デバイスとデバイスの所有者のアカウントとの間のバインディング接続、及び該デバイスとシェアを受ける者のアカウントとの間の権限関係接続を解除する。
上記のように、本発明の実施例により提供された接続解除方法は、デバイスの所有者のアカウントから送信された解除要求を受信して、該デバイスに対応している少なくとも1つのシェアを受ける者のアカウントを照会するとともに、該デバイスとデバイスの所有者のアカウント及びシェアを受ける者のアカウントとの間の接続を解除することによって、係る技術においてデバイスの所有者があるシェアを忘れて、且つデバイスとのバインディングを解除した後、シェアを受ける者が該デバイスに対する制御権限を依然に持っている問題を解決して、デバイスの所有者のアカウントとデバイスとのバインディングが解除された後、該デバイスのシェアを受ける者のアカウントと該デバイスとの権限関係接続も同時に解除されることにより、デバイスのセキュリティ性を向上した効果を達成した。
本発明の実施例において、ユーザが端末でユーザアカウントを登録してデバイスとの接続を確立し、該デバイスに接続しているユーザアカウントごとにそれぞれ1つの身分が存在し、上記ユーザアカウントの身分が所有者のアカウントであってもよく、シェアを受ける者のアカウントであってもよい。通常、デバイスごとに1つだけの所有者のアカウントを有するが、複数のシェアを受ける者のアカウントを有することが可能である。第一番目にデバイスと接続されたユーザアカウントがデバイスとバインディング接続を確立するとともに、該ユーザアカウントの身分が所有者のアカウントであることを確定する必要があり、シェアを受けて該デバイスと権限関係接続を確立する他のユーザアカウントの身分がシェアを受ける者のアカウントであり、所有者のアカウントがデバイスに対する制御権限の全部を持ち、シェアを受ける者のアカウントがデバイスに対する制御権限の一部を持っている。上記制御権限がデバイスをオンするための権限、デバイスをオフするための権限、デバイスの運行パラメーターを制御するための権限などを含むことが好ましく、本発明の実施例においてこれに対して限定しない。
本発明の実施例において、図1に示すように、第1の端末120及び第2の端末140を例として説明する。例えば、ユーザが第1の端末120でユーザアカウントを登録して、デバイス180と接続し、第1の端末120におけるユーザアカウントが第一番目にデバイス180と接続を確立するユーザアカウントであるため、第1の端末120におけるユーザアカウントの身分を所有者のアカウントとして確定するとともに、該所有者のアカウントとデバイス180との間にバインディング接続を確立する。第2の端末140がシェアを受ける方式でデバイス180と接続するとともに、デバイス180に対する制御権限の一部を取得することができるため、第2の端末140におけるユーザアカウントの身分をシェアを受ける者のアカウントとして確定する。
図3Aが他の例示的な実施例により示された1種の接続解除方法のフローチャートである。本実施例において該方法が図1に示された実施環境に適用されることを例として説明する。該方法が下記のいくつのステップを含むことが可能である。
ステップ301において、所有者のアカウントから第1のシェアを受ける者のアカウントに送信された第1のシェア要求を受信する。
サーバーが所有者のアカウントから第1のシェアを受ける者のアカウントに送信された第1のシェア要求を受信する。第1のシェアを受ける者のアカウントとは、送信元が所有者のアカウントであるシェア情報を受信するユーザアカウントを指す。
デバイスの所有者のアカウントに対応しているユーザが該デバイスに対する制御権限を他のユーザにシェアしようとする時に、所有者のアカウントがサーバーに少なくともデバイス識別子及び第1のシェアを受ける者のアカウントが付加されている第1のシェア要求を送信する。
デバイス識別子がデバイスのIP(Internet Protocol)アドレス、MAC(Media Access Control)アドレスなどであってもよい。
第1のシェアを受ける者のアカウントがシェアを受けるユーザの携帯電話番号、シェアを受けるユーザのインスタントメッセージアカウント、例えば、QQ番号、MiTalk番号などであることが好ましいが、本実施例においてこれに対して限定しない。
ステップ302において、第1のシェアを受ける者のアカウントに第1のシェア要求を転送する。
サーバーが所有者のアカウントから送信された第1のシェア要求を受信した後、第1のシェア要求に付加されている第1のシェアを受ける者のアカウントに上記第1のシェア要求を転送する。
ステップ303において、第1のシェアを受ける者のアカウントが第1のシェア要求を同意する同意信号を受信して、シェアを受ける者のアカウントとデバイスとの間の権限関係接続を確立する。
第1のシェアを受ける者のアカウントが上記第1のシェア要求を受信して、且つシェアを受けることを選択した後、第1のシェアを受ける者のアカウントがサーバーに第1のシェア要求を同意する同意信号を送信する。
本実施例において、ユーザアカウント毎に1つのデバイスリストが対応されて、ユーザが端末でユーザアカウントを登録した後、端末で該ユーザアカウントに対応しているデバイスリストを査閲することができる。上記デバイスリストが該ユーザアカウントと接続を確立する全てのデバイスの情報を記録するために用いられ、デバイスの名称、デバイスの識別子及びシェア識別子を含むが、これに限らない。
該シェア識別子が該ユーザアカウントが該デバイスのシェアを受ける者のアカウントである時に表示され、ユーザアカウントがシェアを受ける者のアカウントである身分を示すために用いられ、シェア識別子の具体的な表現形式として「シェアする者」又は他の標示性識別子であってもよく、本実施例においてこれに対して限定しない。
下記の表1がデバイスリストの1種の形式であり、ユーザアカウント1のデバイスリストを例示的に示し、例えば、デバイス1、デバイス2及びデバイス3がユーザアカウント1と接続関係を持ち、デバイスリストにおいて行目ごとに1つのデバイスに対応している情報を記録し、例えば、表1における第1行にデバイス1の名称1、識別子1及びシェア識別子が記録され、第2行及び第3行にそれぞれデバイス2とデバイス3に対応している情報が記録され、このように類推する。
そのうち、デバイスの名称として、上記のスマートビデオカメラ、テレビ、エアコンなどであってもよく、ユーザが異なるデバイスを区別するには便利となり、シェア識別子にユーザアカウント1が該デバイスのシェアする者であるか否かを記録し、例えば、表1においてデバイス1及びデバイス3に対応しているシェア識別子がシェアする者であり、デバイス2のシェア識別子が空で、ユーザアカウント1がデバイス1及びデバイス3のシェアする者のアカウントであり、デバイス2の所有者のアカウントであることとして示された。
説明すべきは、表1に示すデバイスリストのフォームと内容が全て例示的なものであり、本実施例においてこれに対して限定しない。
本実施例において、デバイスごとにさらに1つのデバイス権限表が対応され、該デバイスと接続関係を持つ各ユーザアカウントと該デバイスとの間の関係を記録するために用いられ、サーバーがデバイス権限表を照会することによって該デバイスと接続している全てのユーザアカウント、各ユーザアカウントの身分及び制御権限を探し出すことができる。
上記ユーザアカウントの身分が所有者のアカウント又はシェアを受ける者のアカウントである。下記の表2がデバイス権限表の1種の形式であり、デバイス識別子1に対応しているデバイス1のデバイス権限表を示し、例えば、ユーザアカウント1、ユーザアカウント2及びユーザアカウント3がデバイス1と接続関係を持ち、デバイス権限表における行目ごとに1つのユーザアカウントの身分及び制御権限を記録し、例えば、表2の第1行にユーザアカウント1及びその身分が所有者のアカウントであることが記録され、所有者のアカウントが全ての制御権限を持つ。第2行にユーザアカウント2及びその身分がシェアを受ける者のアカウントであることが記録され、該シェアを受ける者のアカウントが権限1及び権限2を持つ。第3行にユーザアカウント3及びその身分がシェアを受ける者のアカウントであることが記録され、該シェアを受ける者のアカウントが権限1を持つ。このように類推する。
例えば、表1においてユーザアカウント1がデバイス1の所有者のアカウントであり、ユーザアカウント2及びユーザアカウント3がデバイス1のシェアを受ける者のアカウントであり、その中に、ユーザアカウントの身分の列に1つだけの所有者のアカウントを有するが複数のシェアを受ける者のアカウントを有することができる。
説明すべきは、表2に示すデバイス権限表のフォーム及び内容が全て例示的であり、本実施例においてこれに対して限定しない。
サーバーが第1のシェアを受ける者のアカウントからリターンされた同意信号を受信した後、第1のシェアを受ける者のアカウントに対応しているデバイスリストにおいて該デバイスの情報を付加すると同時に、上記第1のシェア要求に付加されているデバイス識別子に対応しているデバイスに対するデバイス権限表に第1のシェアを受ける者のアカウントを付加するとともに、ユーザアカウントの身分がシェアを受ける者のアカウントであることを記録する。これによって、第1のシェアを受ける者のアカウントとデバイスとの間の権限関係接続が確立された。
好ましいのは、第1のシェアを受ける者のアカウントとデバイスとの間に権限関係接続が確立された後、サーバーが所有者のアカウントに通知メッセージを送信して、所有者のアカウントに第1のシェアを受ける者のアカウントとデバイスとの間に権限関係接続が成功に確立されたことを通知する。
好ましいのは、第1のシェアを受ける者のアカウントが上記第1のシェア要求を受信した時に、サーバーに第1のシェア要求を受取ることを拒絶するための第1の拒絶信号をリターンすることもでき、サーバーが所有者のアカウントに第1の拒絶情報をリターンするとともに、デバイスと第1のシェアを受ける者のアカウントとの権限関係接続を確立しない。
好ましいのは、所有者のアカウントから第1のシェアを受ける者のアカウントに送信された第1のシェア要求が制御権限情報をさらに含むこともでき、上記制御権限情報がデバイスをオンするための権限、デバイスをオフするための権限、デバイスの運行パラメーターを制御するための権限などを含むことができ、上記制御権限情報が第1のシェアを受ける者のアカウントがデバイスに対してどのような制御権限を持つかとのことを限定するために用いられる。所有者のアカウントから異なる第1のシェアを受ける者のアカウントに送信された制御権限情報が相違することができる。
当業者として理解すべきは、上記実施例により提供された方法が例示的だけであり、所有者のアカウントが他の何れかのユーザアカウントにデバイスに対する制御権限をシェアする時に、全て上記所有者のアカウントから第1のシェアを受ける者のアカウントに要求を送信する方法を採用することができる。
この以外に、本発明の実施例においてさらに1種の再シェアメカニズムが提供された。第1のシェア要求に付加されている制御権限情報は、上記の制御権限以外に、再シェア権限がさらに含まれ、第1のシェアを受ける者に再シェア権限を送信するためのである。上記再シェア権限として、デバイスに対する制御権限を他のユーザアカウントに再びシェアすることができるように第1のシェアを受ける者に指示するために用いられる。第1のシェア要求には再シェア権限が含まれない時に、第1のシェアを受ける者のアカウントが他のユーザアカウントに続いてシェアすることができず、第1のシェア要求には再シェア権限が含まれている時に、第1のシェアを受ける者のアカウントが他のユーザアカウントに該デバイスに対する制御権限の一部を続いてシェアすることができる。図3Bに示すように、図3Bが他の例示的な実施例により示された1種の接続解除方法のフローチャートである。下記のいくつのステップを含む。
ステップ305において、第1のシェアを受ける者のアカウントから第2のシェアを受ける者のアカウントに送信された第2のシェア要求を受信する。
サーバーが第1のシェアを受ける者のアカウントから第2のシェアを受ける者のアカウントに送信された第2のシェア要求を受信する。説明すべきは、ここでの第2のシェアを受ける者のアカウントとは、第1のシェアを受ける者のアカウントから再び送信されたシェア情報を受信するユーザアカウントである。ここでの「第2」とは、例示のためだけであり、第1のシェアを受ける者のアカウントと区別するためだけで、何れかのシェアを受ける者のアカウントを代表することができ、本実施例においてこれに対して限定しない。
デバイスの第1のシェアを受ける者のアカウントに対応しているユーザが該デバイスに対する制御権限を他のユーザにシェアしようとする時に、第1のシェアを受ける者のアカウントからサーバーに第2のシェア要求が送信され、上記第2のシェア要求には少なくともデバイス識別子及び第2のシェアを受ける者のアカウントが付加されて、デバイス識別子がデバイスのIPアドレス、MACアドレスなどであってもよく、第2のシェアを受ける者のアカウントがシェアを受けるユーザの携帯電話番号、シェアを受けるユーザのインスタントメッセージアカウント、例えば、QQ番号、MiTalk番号などであってもよく、本実施例においてこれに対して限定しない。
ステップ306において、第2のシェアを受ける者のアカウントに第2のシェア要求を転送する。
サーバーが第1のシェアを受ける者のアカウントから送信された第2のシェア要求を受信した後、第2のシェア要求に付加されている第2のシェアを受ける者のアカウントに上記第2のシェア要求を転送する。
ステップ307において、第2のシェアを受ける者のアカウントが第2のシェア要求を同意する同意信号を受信して、第2のシェアを受ける者のアカウントとデバイスとの間の権限関係接続を確立する。
第2のシェアを受ける者のアカウントが上記第2のシェア要求を受信するとともにシェアを受けることを選択した後、第2のシェアを受ける者のアカウントがサーバーに第2のシェア要求を同意する同意信号を送信する。
サーバーが第2のシェアを受ける者のアカウントからリターンされた同意信号を受信した後、第2のシェアを受ける者のアカウントに対応しているデバイスリストにデバイスの情報を付加すると同時に、上記第1のシェア要求に付加されているデバイス識別子に対応しているデバイスに対するデバイス権限表に第2のシェアを受ける者のアカウントを付加するとともに、ユーザアカウントの身分がシェアを受ける者のアカウントであることを記録する。これによって、第2のシェアを受ける者のアカウントとデバイスとの間の権限関係接続が確立された。第2のシェアを受ける者のアカウントが第1のシェアを受ける者のアカウントからのシェア要求を受信した後、第2のシェアを受ける者のアカウントが持っている制御権限が第1のシェアを受ける者のアカウントが持っている制御権限と同じである。
ステップ308において、所有者のアカウントに通知メッセージを送信する。
第2のシェアを受ける者のアカウントとデバイスとの間に権限関係接続が確立された後、サーバーが所有者のアカウントに通知メッセージを送信して、第2のシェアを受ける者のアカウントがデバイスと権限関係接続を成功に確立したことを所有者のアカウントに通知する。
好ましいのは、第1のシェアを受ける者のアカウントから第2のシェアを受ける者のアカウントに送信された第2のシェア要求に再シェア権限情報を含むこともできる。
好ましいのは、第2のシェアを受ける者のアカウントが上記第2のシェア要求を受信した時に、サーバーに第2のシェア要求を受取ることを拒絶するための第2の拒絶信号をリターンすることもでき、サーバーが所有者のアカウントに第2の拒絶情報をリターンするとともに、デバイスと第2のシェアを受ける者のアカウントとの権限関係接続を確立しない。
当業者として理解すべきは、上記実施例に提供された方法が例示的なものだけであり、再シェア権限を持っている何れかのシェアを受ける者のアカウントが他のユーザアカウントにデバイスに対する制御権限をシェアする時に、全て上記第1のシェアを受ける者のアカウントが第2のシェアを受ける者のアカウントに要求を送信する方法を採用することができる。
所有者のアカウント及びシェアを受ける者のアカウントとデバイスと接続関係が確立された場合、図3Cに示すフローチャートで接続解除を行う。
ステップ311において、ユーザアカウントから送信された解除要求を受信する。
サーバーがユーザアカウントから送信された、ユーザアカウントとデバイスとの接続を解除するための解除要求を受信する。ユーザがデバイスとの接続を解除する必要がある時に、ユーザが端末でユーザアカウントを登録して、接続解除のための解除要求を出して、該解除要求には少なくとも接続解除しようとするユーザアカウント及び接続解除しようとするデバイスのデバイス識別子が含まれ、デバイス識別子がデバイスのMACアドレス又はIPアドレスであってもよく、本実施例においてこれに対して限定しない。
ユーザアカウントが端末で解除要求をサーバーに送信し、解除要求が、ユーザアカウントとデバイスとの接続記録が存在することを確定する時に、ユーザアカウントとデバイスとの接続を解除するようにサーバーに指示するために用いられる。
この時に、図3Cから分かるように、受信された解除要求に付加されているユーザアカウントの身分の違いによって、サーバーが下記の2種の応答方式のうちの1種を採用することができる。
第1種の応答方式:
ステップ312において、上記ユーザアカウントがデバイスの所有者のアカウントである時に、該デバイスに対応している少なくとも1つのシェアを受ける者のアカウントを照会する。
サーバーがユーザアカウントから送信された解除要求を受信した後、解除要求におけるデバイス識別子に対応しているデバイスに対するデバイス権限表を照会し、デバイス権限表に解除要求におけるユーザアカウントが記録されている時に、該ユーザアカウントと該デバイスとの間に接続関係が存在すると確定するとともに、デバイス権限表において上記ユーザアカウントの身分を探し出す。上記ユーザアカウントの身分がデバイスの所有者のアカウントである時に、該デバイスに対するデバイス権限表を照会して、デバイス権限表に記録されている該デバイスと接続関係が存在している全てのシェアを受ける者のアカウントを探し出す。
ステップ313において、該デバイスとデバイスの所有者のアカウントとの間のバインディング接続、及び該デバイスとシェアを受ける者のアカウントとの間の権限関係接続を解除する。
サーバーが所有者のアカウントから送信された解除要求を受信したとともにデバイスの全てのシェアを受ける者のアカウントを探し出した後、所有者のアカウント及びシェアを受ける者のアカウントによって各アカウントのデバイスリストをそれぞれ探し出して、各アカウントのデバイスリストから該デバイスの情報を削除するとともに、デバイス識別子によって該デバイスに対するデバイス権限表を探し出して、デバイス権限表から所有者のアカウント及び全てのシェアする者のアカウントの情報を削除する。これによって、デバイスと所有者のアカウントとの間のバインディング接続を解除するとともに、デバイスと全てのシェアを受ける者のアカウントとの権限関係接続を解除した。
第2種の応答方式:
ステップ314において、ユーザアカウントが該デバイスのシェアを受ける者のアカウントである時に、該デバイスと該ユーザアカウントとの間の権限関係接続を解除する。
サーバーがユーザアカウントから送信された解除要求を受信した後、解除要求におけるデバイス識別子に対応しているデバイスに対するデバイス権限表を照会し、デバイス権限表に解除要求におけるユーザアカウントが記録されている時に、該ユーザアカウントと該デバイスとの間に接続関係が存在すると確定するとともに、デバイス権限表において上記ユーザアカウントの身分を探し出す。上記ユーザアカウントの身分がデバイスのシェアを受ける者のアカウントである時に、シェアを受ける者のアカウントによってシェアを受ける者のアカウントのデバイスリストを探し出すとともに、デバイスリストから該デバイスの情報を削除し、それとともに、デバイス識別子によって該デバイスに対するデバイス権限表を探し出して、デバイス権限表から該シェアを受ける者のアカウントに対応している全ての情報を削除する。
1種の可能な実施方式において、シェアを受ける者のアカウントの解除要求がシェアを受ける者のアカウント自体から出されることができ、シェアを受ける者のアカウントがデバイスと権限関係接続を確立したくない時に、シェアを受ける者のアカウントとして主動的に解除要求を出すことができ、解除要求には少なくともシェアを受ける者のアカウント及びデバイス識別子が付加されている。
他の1種の可能な実施方式において、シェアを受ける者のアカウントの解除要求が所有者のアカウントから出されることができ、所有者のアカウントがシェアを受ける者のアカウントがデバイスに対する制御権限を持つことを希望しない時に、所有者のアカウントがサーバーに解除要求を送信することができ、解除要求には少なくとも権限関係接続を解除する必要があるシェアを受ける者のアカウント及びデバイス識別子が付加されている。
上記のように、本実施例に提供された方法は、デバイスの所有者のアカウントから送信された解除要求を受信して、該デバイスに対応している少なくとも1つのシェアを受ける者のアカウントを照会するとともに、該デバイスとデバイスの所有者のアカウント及びシェアを受ける者のアカウントとの間の接続を解除することによって、係る技術においてデバイスの所有者があるシェアを忘れて、且つデバイスとのバインディングを解除した後、シェアを受ける者が該デバイスに対する制御権限を依然に持っている問題を解決し、デバイスの所有者のアカウントとデバイスとのバインディングが解除された後、該デバイスのシェアを受ける者のアカウントと該デバイスとの権限関係接続も解除されたことにより、セキュリティ性を向上した効果を達成した。
本実施例に提供された方法は、所有者のアカウントが他のユーザアカウントにシェア要求を送信することにより、シェアを受ける者のアカウントがデバイスとの間に接続関係を確立するとともに、デバイスに対する制御権限の一部を取得することができ、所有者のアカウントが絶対的な制御権を持っていることを保証できることを前提にして、所有者のアカウント及びシェアを受ける者のアカウントが全てデバイスに対してリモートコントロールすることができる。
本実施例に提供された方法は、シェアを受ける者のアカウントが再シェア権限を持っている時に、シェアを受ける者のアカウントがさらに他のユーザアカウントにシェア要求を再び送信することができ、これによって、シェア権限のモードを拡大して、デバイスの使用率及び使用便利性を向上した。
下記が本発明の装置実施例であり、本発明の方法実施例を実行するために用いられることが可能である。本発明の装置実施例において開示されていない細部に対して、本発明の方法実施例を参照する。
図4が1つの例示的な実施例により示された1種の接続解除装置のブロック図であり、図4に示すように、該装置が図1に示された実施環境に適用され、該装置が要求受信モジュール410、照会モジュール412及び第1の解除モジュール414を含むが、これに限らない。
要求受信モジュール410は、ユーザアカウントから送信されたデバイスとの接続を解除するための解除要求を受信するように配置されている
照会モジュール412は、上記ユーザアカウントが前記デバイスの所有者のアカウントである時に、該デバイスに対応している少なくとも1つの、シェア方式で該デバイスに対する制御権限を取得するシェアを受ける者のアカウントを照会するように配置されている。
第1の解除モジュール414は、該デバイスとデバイスの所有者のアカウントとの間のバインディング接続、及び該デバイスとシェアを受ける者のアカウントとの間の権限関係接続を解除するように配置されている。
上記のように、本発明の実施例に提供された接続解除装置は、デバイスの所有者のアカウントから送信された解除要求を受信して、該デバイスに対応している少なくとも1つのシェアを受ける者のアカウントを照会するとともに、該デバイスとデバイスの所有者のアカウント及びシェアを受ける者のアカウントとの間の接続を解除することによって、係る技術においてデバイスの所有者があるシェアを忘れて、且つデバイスとのバインディングを解除した後、シェアを受ける者が該デバイスに対する制御権限を依然に持っている問題を解決して、デバイスの所有者のアカウントとデバイスとのバインディングが解除された後、該デバイスのシェアを受ける者のアカウントと該デバイスとの権限関係接続も解除されたことにより、セキュリティ性を向上した効果を達成した。
図5Aが他の例示的な実施例により示された1種の接続解除装置のブロック図である。該装置が第1の受信モジュール510、第1の転送モジュール512及び第1の接続モジュール514を含むことができる。
第1の受信モジュール510は、所有者のアカウントから第1のシェアを受ける者のアカウントに送信された第1のシェア要求を受信するように配置されている。
第1の転送モジュール512は、第1のシェアを受ける者のアカウントに第1のシェア要求を転送するように配置されている。サーバーが所有者のアカウントから送信された第1のシェア要求を受信した後、第1のシェア要求に付加されている第1のシェアを受ける者のアカウントに上記第1のシェア要求を転送する。
第1の接続モジュール514は、第1のシェアを受ける者のアカウントが第1のシェア要求を同意する同意信号を受信して、シェアを受ける者のアカウントとデバイスとの間の権限関係接続を確立するように配置されている。
好ましいのは、上記装置は、第1のシェアを受ける者のアカウントとデバイスとの間に権限関係接続が確立された後、所有者のアカウントに通知メッセージを送信して、第1のシェアを受ける者のアカウントがデバイスとの権限関係接続を成功に確立したことを所有者のアカウントに通知するように配置されている第1の通知モジュール516をさらに含む。
好ましいのは、上記装置は、所有者のアカウントに第1の拒絶信号をリターンするように配置されている第1の拒絶モジュール518をさらに含む。第1のシェアを受ける者のアカウントが上記第1のシェア要求を受信した時に、第1のシェア要求を受取ることを拒絶することを選択することもでき、サーバーが所有者のアカウントに第1の拒絶情報をリターンするとともに、デバイスと第1のシェアを受ける者のアカウントとの間の権限関係接続を確立しない。
好ましいのは、所有者のアカウントから第1のシェアを受ける者のアカウントに送信された第1のシェア要求が制御権限情報をさらに含むこともでき、上記制御権限情報がデバイスをオンするための権限、デバイスをオフするための権限、デバイスの運行パラメーターを制御するための権限などを含むことができ、上記第1の制御権限情報が第1のシェアを受ける者のアカウントがデバイスに対してどのような制御権限を持つかとのことを限定するために用いられる。所有者のアカウントから異なる第1のシェアを受ける者のアカウントに送信された第1の制御権限情報が相違することができる。
当業者として理解すべきは、上記実施例に提供された装置が例示的だけであり、所有者のアカウントが他の何れかのユーザアカウントにデバイスに対する制御権限をシェアする時に、全て上記所有者のアカウントから第1のシェアを受ける者のアカウントに要求を送信する装置を採用することができる。
この以外に、本発明の実施例においてさらに1種の再シェアメカニズムが提供された。第1のシェア要求に付加されている制御権限情報において、上記の制御権限以外に、再シェア権限がさらに含まれ、第1のシェアを受ける者に再シェア権限を送信するためのである。上記再シェア権限として、デバイスに対する制御権限を他のユーザアカウントに再びシェアすることができるように第1のシェアを受ける者に指示するために用いられる。第1のシェア要求には再シェア権限が含まれない時に、第1のシェアを受ける者のアカウントが他のユーザアカウントに続いてシェアすることができず、第1のシェア要求には再シェア権限が含まれている時に、第1のシェアを受ける者のアカウントが他のユーザアカウントに該デバイスに対する制御権限の一部を続いてシェアすることができる。図5Bに示すように、図5Bが他の例示的な実施例により示された1種の接続解除装置のフローチャートである。該装置は、第2の受信モジュール520、第2の転送モジュール522、第2の接続モジュール524及び第2の通知モジュール526を含むことができる。
第2の受信モジュール520は、第1のシェアを受ける者のアカウントから第2のシェアを受ける者のアカウントに送信された第2のシェア要求を受信するように配置されている。
第2の転送モジュール522は、第2のシェアを受ける者のアカウントに第2のシェア要求を転送するように配置されている。サーバーが第1のシェアを受ける者のアカウントから送信された第2のシェア要求を受信した後、第2のシェア要求に付加されている第2のシェアを受ける者のアカウントに上記第2のシェア要求を転送する。
第2の接続モジュール524は、第2のシェアを受ける者のアカウントが第2のシェア要求を同意する同意信号を受信して、第2のシェアを受ける者のアカウントとデバイスとの間の権限関係接続を確立するように配置されている。
第2の通知モジュール526は、所有者のアカウントに通知メッセージを送信するように配置されている。第2のシェアを受ける者のアカウントとデバイスとの間に権限関係接続が確立された後、サーバーが所有者のアカウントに通知メッセージを送信して、第2のシェアを受ける者のアカウントがデバイスとの権限関係接続を成功に確立したことを所有者のアカウントに通知する。
好ましいのは、第1のシェアを受ける者のアカウントから第2のシェアを受ける者のアカウントに送信された第2のシェア要求には再シェア権限情報が含まれることもできる。
好ましいのは、上記装置は、第1のシェアを受ける者に第2の拒絶信号をリターンするように配置されている第2の拒絶モジュール528をさらに含むことができる。第2のシェアを受ける者のアカウントが上記第2のシェア要求を受信した時に、第2のシェア要求を受け取ることを拒絶することも選択でき、サーバーが第1のシェアを受ける者のアカウントに第2の拒絶情報をリターンするとともに、デバイスと第2のシェアを受ける者のアカウントとの権限関係接続を確立しない。
当業者として理解すべきは、上記実施例に提供された装置が例示的なものだけであり、再シェア権限を持っている何れかのシェアを受ける者のアカウントが他のユーザアカウントにデバイスに対する制御権限をシェアする時に、全て上記第1のシェアを受ける者のアカウントが第2のシェアを受ける者のアカウントに要求を送信する装置を採用することができる。
図5Cが他の例示的な実施例により示された1種の接続解除装置のブロック図であり、所有者のアカウント及びシェアを受ける者のアカウントとデバイスとの接続関係が確立された場合、図5Cに示すブロック図で接続解除を行う。該装置は、要求受信モジュール530、照会モジュール540、第1の解除モジュール550、第2の解除モジュール560を含むことができる。
要求受信モジュール530は、ユーザアカウントから送信された解除要求を受信するように配置されて、該解除要求が、ユーザアカウントとデバイスとの接続記録が存在することを確定する時に、ユーザアカウントとデバイスとの接続を解除するようにサーバーに指示するために用いられるものである。
この時に、図5Cから分かるように、流れが分かれて行き、受信された解除要求に付加されているユーザアカウントの身分の違いによって、サーバーが下記の2種の応答方式のうちの1種を採用することができる。
第1種の応答方式:
照会モジュール540は、上記ユーザアカウントがデバイスの所有者のアカウントである時に、該デバイスに対応している少なくとも1つのシェアを受ける者のアカウントを照会するように配置されている。
第1の解除モジュール550は、該デバイスとデバイスの所有者のアカウントとの間のバインディング接続、及び該デバイスとシェアを受ける者のアカウントとの間の権限関係接続を解除するように配置されている。
第2種の応答方式:
第2の解除モジュール560は、ユーザアカウントが該デバイスのシェアを受ける者のアカウントである時に、該デバイスと該ユーザアカウントとの間の権限関係接続を解除するように配置されている。
1種の可能な実施方式において、シェアを受ける者のアカウントの解除要求がシェアを受ける者のアカウント自体から出されることができ、シェアを受ける者のアカウントがデバイスと権限関係接続を確立したくない時に、シェアを受ける者のアカウントとして主動的に解除要求を出すことができ、解除要求には少なくともシェアを受ける者のアカウント及びデバイス識別子が付加されている。
他の1種の可能な実施方式において、シェアを受ける者のアカウントの解除要求が所有者のアカウントから出されることができ、所有者のアカウントがシェアを受ける者のアカウントがデバイスに対する制御権限を持つことを希望しない時に、所有者のアカウントがサーバーに解除要求を送信することができ、解除要求には少なくとも権限関係接続を解除する必要があるシェアを受ける者のアカウント及びデバイス識別子が付加されている。
上記のように、本実施例に提供された装置は、デバイスの所有者のアカウントから送信された解除要求を受信して、該デバイスに対応している少なくとも1つのシェアを受ける者のアカウントを照会するとともに、該デバイスとデバイスの所有者のアカウント及びシェアを受ける者のアカウントとの間の接続を解除することによって、係る技術においてデバイスの所有者があるシェアを忘れて、且つデバイスとのバインディングを解除した後、シェアを受ける者が該デバイスに対する制御権限を依然に持っている問題を解決し、デバイスの所有者のアカウントとデバイスとのバインディングが解除された後、該デバイスのシェアを受ける者のアカウントと該デバイスとの権限関係接続も解除されたことにより、セキュリティ性を向上した効果を達成した。
本実施例に提供された装置は、所有者のアカウントが他のユーザアカウントにシェア要求を送信することにより、シェアを受ける者のアカウントがデバイスとの間に接続関係を確立するとともに、デバイスに対する制御権限の一部を取得することができ、所有者のアカウントが絶対的な制御権を持っていることを保証できることを前提にして、所有者のアカウント及びシェアを受ける者のアカウントが全てデバイスに対してリモートコントロールすることができる。
本実施例に提供された装置は、シェアを受ける者のアカウントが再シェア権限を持っている時に、シェアを受ける者のアカウントがさらに他のユーザアカウントにシェア要求を再び送信することができ、これによって、シェア権限のモードを拡大して、デバイスの使用率及び使用便利性を向上した。
上記実施例における装置に関し、その中の各モジュールが操作を実行する具体的な方式は、該方法に関する実施例において既に詳細に説明したので、ここで詳細に説明しない。
本発明の1つの例示的な実施例により提供された1種の接続解除装置は、本発明に提供された接続解除方法を実現することができ、該装置は、プロセッサと、プロセッサにより実行可能な命令を記憶するためのメモリと、を含み、
プロセッサは、
ユーザアカウントから送信されたデバイスとの接続を解除するための解除要求を受信し、
ユーザアカウントが該デバイスの所有者のアカウントである時に、該デバイスに対応している少なくとも1つの、シェア方式で該デバイスに対する制御権限を取得するシェアを受ける者のアカウントを照会し、
該デバイスと所有者のアカウントとの間のバインディング接続、及び該デバイスとシェアを受ける者のアカウントとの間の権限関係接続を解除するように配置されている。
好ましいのは、プロセッサは、
ユーザアカウントが該デバイスのシェアを受ける者のアカウントである時に、該デバイスと該ユーザアカウントとの間の権限関係接続を解除するように配置されている。
好ましいのは、プロセッサは、
所有者のアカウントから第1のシェアを受ける者のアカウントに送信された第1のシェア要求を受信し、
第1のシェアを受ける者のアカウントに該第1のシェア要求を転送し、
第1のシェアを受ける者のアカウントが該第1のシェア要求を同意する同意信号を受信した時に、第1のシェアを受ける者のアカウントと該デバイスとの間の権限関係接続を確立するように配置されている。
好ましいのは、プロセッサは、
第1のシェアを受ける者のアカウントから第2のシェアを受ける者のアカウントに送信された第2のシェア要求を受信し、
第2のシェアを受ける者のアカウントに該第2のシェア要求を転送し、
第2のシェアを受ける者のアカウントが該第2のシェア要求を同意する同意信号を受信した時に、第2のシェアを受ける者のアカウントと該デバイスとの間の権限関係接続を確立するように配置されている。
好ましいのは、プロセッサは、
第2のシェアを受ける者のアカウントが第1のシェアを受ける者のアカウントによるシェアで該デバイスとの間に権限関係接続を確立したことを示すための通知情報を所有者のアカウントに送信するように配置されている。
図6が1つの例示的な実施例により示された1種の装置600のブロック図である。例えば、装置600は、携帯電話、コンピュータ、デジタル放送端末、メッセージ送受信装置、ゲームコンソール、タブレット装置、医療設備、フィットネス装置、PDAなどである。
図6を参照すると、装置600は、プロセスアセンブリ602、メモリ604、電源アセンブリ606、マルチメディアアセンブリ608、オーディオアセンブリ610、入出力(I/O)インタフェース612、センサアセンブリ614、及び通信アセンブリ616のような1つ或いは複数のアセンブリを含んでもよい。
プロセスアセンブリ602は、一般的には装置600の全体の動作を制御するものであり、例えば、表示、電話呼び出し、データ通信、カメラ操作、及び記録操作と関連する操作を制御する。プロセスアセンブリ602は、1つ以上のプロセッサ618を含み、これらによって命令を実行することにより、上記の方法の全部、又は一部のステップを実現するようにしてもよい。なお、プロセスアセンブリ602は、1つ以上のモジュールを含んでプロセスアセンブリ602と他のアセンブリの間のインタラクションを容易にしてもよい。例えば、プロセスアセンブリ602は、マルチメディアモジュールを含んでマルチメディアアセンブリ608とプロセスアセンブリ602の間のインタラクションを容易にしてもよい。
メモリ604は、各種類のデータを記憶することにより装置600の動作を支援するように構成される。これらのデータの例は、装置600において操作されるいずれのアプリケーションプログラム又は方法の命令、連絡対象データ、電話帳データ、メッセージ、画像、ビデオ等を含む。メモリ604は、いずれかの種類の揮発性メモリ、不揮発性メモリ記憶デバイスまたはそれらの組み合わせによって実現されてもよく、例えば、SRAM(Static Random Access Memory)、EEPROM(Electrically Erasable Programmable Read−Only Memory)、EPROM(Erasable Programmable Read Only Memory)、PROM(Programmable ROM)、ROM(Read Only Memory)、磁気メモリ、フラッシュメモリ、磁気ディスク、或いは光ディスクである。
電源アセンブリ606は、装置600の各アセンブリに電力を供給する。電源アセンブリ606は、電源管理システム、1つ或いは複数の電源、及び装置600のための電力の生成、管理、及び割り当てに関連する他のアセンブリを含んでもよい。
マルチメディアアセンブリ608は、上記装置600とユーザの間に1つの出力インタフェースを提供するスクリーンを含む。部分実施例において、スクリーンは、液晶モニター(LCD)とタッチパネル(TP)を含んでもよい。スクリーンがタッチパネルを含むことにより、スクリーンはタッチスクリーンを実現することができ、ユーザからの入力信号を受信することができる。タッチパネルは、1つ以上のタッチセンサを含み、タッチ、スライド、及びタッチパネル上のジェスチャを検出することができる。タッチセンサは、タッチ、又はスライド動作の境界だけでなく、タッチ、又はスライド操作に係る継続時間、及び圧力も検出できる。部分実施例において、マルチメディアアセンブリ608は、1つのフロントカメラ、及び/又はリアカメラを含む。装置600が、例えば撮影モード、又はビデオモード等の操作モードにある場合、フロントカメラ、及び/又はリアカメラは外部からマルチメディアデータを受信できる。フロントカメラとリアカメラのそれぞれは、1つの固定型の光レンズ系、又は可変焦点距離と光学ズーム機能を有するものであってもよい。
オーディオアセンブリ610は、オーディオ信号を入出力するように構成される。例えば、オーディオアセンブリ610は、1つのマイク(MIC)を含み、装置600が、例えば呼出しモード、記録モード、及び音声認識モード等の操作モードにある場合、マイクは外部のオーディオ信号を受信することができる。受信されたオーディオ信号は、さらにメモリ604に記憶されたり、通信アセンブリ616を介して送信されたりする。部分実施例において、オーディオアセンブリ610は、オーディオ信号を出力するための1つのスピーカーをさらに含む。
I/Oインタフェース612は、プロセスアセンブリ602と周辺インタフェースモジュールの間にインタフェースを提供するものであり、上記周辺インタフェースモジュールは、キーボード、クリックホイール、ボタン等であってもよい。これらのボタンは、ホームボタン、ボリュームボタン、起動ボタン、ロッキングボタンを含んでもよいが、これらに限定されない。
センサアセンブリ614は、装置600に各方面の状態に対する評価を提供するための1つ以上のセンサを含む。例えば、センサアセンブリ614は、装置600のON/OFF状態、装置600のディスプレイとキーパッドのようなアセンブリの相対的な位置決めを検出できる。センサアセンブリ614は、装置600、或いは装置600の1つのアセンブリの位置変更、ユーザと装置600とが接触しているか否か、装置600の方位、又は加速/減速、装置600の温度の変化を検出できる。センサアセンブリ614は、何れの物理的接触がない状態にて付近の物体の存在を検出するための近接センサを含んでもよい。センサアセンブリ614は、撮影アプリケーションに適用するため、CMOS、又はCCD画像センサのような光センサを含んでもよい。部分実施例において、当該センサアセンブリ614は、加速度センサ、ジャイロスコープセンサ、磁気センサ、圧力センサ、及び温度センサをさらに含んでもよい。
通信アセンブリ616は、装置600と他の機器の間に有線、又は無線形態の通信を提供する。装置600は、例えばWiFi、2G、3G、又はこれらの組み合わせのような、通信規格に基づいた無線ネットワークに接続されてもよい。1つの例示的な実施例において、通信アセンブリ616は、放送チャンネルを介して外部の放送管理システムからの放送信号、又は放送に関連する情報を受信する。1つの例示的な実施例において、上記通信アセンブリ616は、近距離無線通信(NFC)モジュールをさらに含むことにより、近距離通信をプッシュする。例えば、NFCモジュールは、RFID(Radio Frequency IDentification)技術、IrDA(Infrared Data Association)技術、UWB(Ultra Wide Band)技術、BT(Bluetooth(登録商標))技術、及び他の技術に基づいて実現できる。
例示的な実施例において、装置600は、1つ以上のASIC(Application Specific Integrated Circuit)、DSP(Digital Signal Processor)、DSPD(Digital Signal Processing Device)、PLD(Programmable Logic Device)、FPGA(Field−Programmable Gate Array)、コントローラ、マイクロコントローラ、マイクロプロセッサ、または他の電子部品によって実現されるものであり、上記第1のデバイス側或いは第2のデバイス側の接続解除方法を実行する。
例示的な実施例において、命令を含むコンピュータ読取り可能な非一時的な記録媒体、例えば命令を含むメモリ604をさらに提供し、装置600のプロセッサ618により上記命令を実行して上記方法を実現する。例えば、コンピュータ読取り可能な非一時的な記録媒体は、ROM、RAM、CD−ROM、磁気テープ、フロッピーディスク、光データ記憶デバイス等である。
図7が他の例示的な実施例により示された1種の接続解除装置に用いられる装置のブロック図である。例えば、装置700が1つのネットワーク側デバイスとして提供されることができる。図7を参照すると、装置700が1つ以上のプロセッサを含むプロセスアセンブリ702、及びプロセスアセンブリ702により実行可能な命令、例えば、アプリケーションプログラムを記憶するためのメモリ704に代表されるメモリ資源を含む。メモリ704に記憶されているアプリケーションプログラムがそれぞれワンセットの命令に対応する1つ以上のモジュールを含むことができる。この他、プロセスアセンブリ702が命令を実行することにより、上記サーバー側の接続解除方法を実行するように構成される。
装置700は、装置700の電源管理を実行するように構成される1つの電源アセンブリ706、装置700をネットワークに接続するための1つの有線或いは無線ネットワークインタフェース708、及び1つの入出力(I/O)インタフェース710をさらに含むことができる。装置700は、メモリ704に記憶されているオペレーティングシステム(Operating System、OS)、例えば、Windows ServerTM、Mac OS XTM、UnixTM、LinuxTM、FreeBSDTM或いは類似なものに基いて操作することができる。
当業者は、明細書に対する理解、及び明細書に記載された発明に対する実施を通じて、本発明の他の実施形態を容易に得ることができる。本発明は、本発明に対する任意の変形、用途、または適応的な変化を含み、このような変形、用途、または適応的な変化は、本発明の一般的な原理に従い、本発明では開示していない本技術分野の公知の知識、または通常の技術手段を含む。明細書と実施例は、ただ例示的なものであって、本発明の本当の範囲と主旨は、以下の特許請求の範囲によって示される。
本発明は、上記で記述し、図面で図示した特定の構成に限定されず、その範囲を離脱しない状況で、様様な修正と変更を実現できる。本発明の範囲は、添付される特許請求の範囲のみにより限定される。
本願は、出願番号がCN201510595907.1であって、出願日が2015年9月17日である中国特許出願に基づき優先権を主張し、当該中国特許出願のすべての内容を本願に援用する。