JP2018500478A - スポーツ用、特にスキーをするときに使用する保護ヘルメット - Google Patents

スポーツ用、特にスキーをするときに使用する保護ヘルメット Download PDF

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Abstract

本願に記載のスポーツ用、特にスキーをするときに使用する保護ヘルメットは、弾性的な可撓性を有する材料から形成されたキャップ状外部構造体(2)と、発泡材料から形成された構造的に独立し且つ隣接する部分間の相対移動が制限されるように互いに連結された複数のキャップ部分(5a、5b)を含み、外側に向かって開口してユーザの頭部を受け入れることができる空洞(4)を画定し、キャップ状外部構造体(2)に受容されるキャップ状内部構造体(3)と、キャップ状内部構造体(3)とキャップ状外部構造体(2)との間に配置され、ヘルメットへの衝撃の力によってもたらされたエネルギーを吸収するための少なくとも一つの装置(6)とを備えている。この装置は、一対の対向する表面(13a、13b)の間に画定される横方向の厚さ(13)を有するプレート状部分(12a)を含む少なくとも一つの可撓性部材(12)と、表面(13a、13b)のいずれか一方から同じ方向に突出する複数の突起部(14)とを備え、突起部(14)は、突起部(14)の自由端(14a)の方向にテーパ状に形成され、部分(12a)から離れる方向に延在し、少なくとも一つの部材(12)が、突起部(14)の夫々の自由端(14a)の領域においてキャップ状外部構造体(2)に固定して接合され、少なくとも一つの部材(12)が、部分(12a)の、突起部(14)を有する部分に対向する表面(13a)の領域において、キャップ状内部構造体(3)に固定して接合される。【選択図】図3

Description

本発明は、主請求項である請求項1の前提部に記載した特徴を有するスポーツ用、特にスキーをするときに使用する保護ヘルメットに関する。
スポーツ用、特にスキーをするときに使用する保護ヘルメットの具体的な技術分野において、装着時の快適性および安定性の確保に加えて、衝突の力によって発生した衝撃のエネルギーを吸収する能力が高い適切なヘルメット構造体を構築する必要がある。
一般的に、衝突時の応力を和らげて分散させるのに適したキャップの適度な剛性は、衝突時のエネルギーを最大まで吸収できる適切な変形能の構成を備える必要がある。従来の保護ヘルメット構造体は、これを優先するために、定められた様々な要件に準拠する範囲で適度に妥協されて構成されている。
さらに、既知の保護ヘルメット構造体として、キャップ状内部構造体とは別個のキャップ状外部構造体が作製され、これらのキャップ状構造体との間に配置される適切な材料から形成された一つまたは複数の層が設けられているものがある。これらの層には、適切な変形によって衝撃エネルギーを吸収することが要求されている。
本発明の目的は、既知の解決策によるヘルメット構造体を改善するのに適し、特に、装着時の高い安定性を確保するとともに、保護能力を改善するように構造的および機能的に構成された保護ヘルメットを提供することである。この構成によって、衝突力がヘルメットの表面に対して実質的に垂直に向けられるときだけでなく、衝突力がヘルメットの表面に対して接線方向の成分を有するときにも、障害物と接触する領域や衝撃を受ける面において、衝突力の吸収能力が高くなる。
上述した目的およびその他の目的は、添付の請求項に従って構築されたスポーツ用保護ヘルメットを用いる本発明によって達成される。
本発明の他の特徴および利点は、以下の好ましい実施形態の詳細な説明から明らかになる。これらの実施形態は、添付の図面を参照して非限定的に例示されている。
図1は、本発明によって構築されたヘルメットの斜視図である。 図2は、図1のヘルメットの他の部分の斜視図である。 図3は、図1および図2のヘルメットの第1の細部の斜視図である。 図4は、図1および図2のヘルメットの第1の細部の斜視図である。 図5は、図1から図4のヘルメットの第2の細部の斜視図である。 図6は、図3および図4の細部の特定の箇所を拡大した模式的な断面図である。 図7は、図6の細部の縦断面図である。 図8は、図6の細部の縦断面図である。 図9は、本発明によるヘルメットの他の細部の斜視図であり、ヘルメットの組立ステップを示している。
上述した図を参照すると、符号1は、本発明によって作製されたスポーツ用、特にスキーをするときに使用する保護ヘルメットを全体として示している。
ヘルメットは、キャップ状外部構造体2と、キャップ状内部構造体3とを備え、内部構造体は、外部構造体に挿入され、ユーザの頭部を受け入れるために外方向に開口する空洞4を画定することができる。
内部キャップ3は、以下でより明確に説明する複数の部分5a、5bを備え、それらの部分は、好ましくは発泡材料から形成され、構造的に互いに独立するように構築され、隣接する部分間の相対移動が制限されるように互いに連結されている。したがって、キャップ状内部構造体は、外部キャップの空洞に受容されてそこに固定されるように構成されている。
キャップ状外部構造体とキャップ状内部構造体との間には、ヘルメットへの衝撃力によってもたらされたエネルギーを吸収するための装置が配置されており、符号6がこの装置を全体として示している。さらに、ヘルメットは、符号7で示される従来の内部パッド要素を一つまたは複数備えており、内部パッド要素は、空洞4に挿入されるキャップ状内部構造体3の内面に取り付けられ、ヘルメットを装着するユーザの頭部と直接接触するようになされている。
キャップ状構造体2、3から下方に向かって延在する耳用保護構造体が符号8で示されており、ユーザの頭部にヘルメットを保持するストラップ集合体が全体として符号9で示されている。この集合体は、ストラップを調節する適切な手段を含んでいる。
図4は、発泡材料から形成された部分5a、5bによって画定されるキャップ状内部構造体を示している。これらの部分は、互いに隣接するように配置されたときに、内部キャップの全体的な形態を画定するような形状を有するプレートとして作製される。
好ましい構成では、組み立てられるキャップ状構造体3内に、その上部に配置される第1の中央キャップ部分すなわちプレート5aと、第1の部分からヘルメットの下縁5cまで延在し、第1の部分を王冠のように囲む複数のキャップ部分すなわちプレート5bとが設けられている。
内部キャップ部分の上部凸面に広げられて固定される織布構造体10によって、内部キャップ部分は互いに連結され保持されている。織布構造体10は、内部キャップを覆ってキャップ自体の全体的な凸形状に沿うことができる複数の織布から形成されてもよく、これにより、事前に選択されたキャップ部分すなわちプレートの構成を維持することができる。好ましくは、織布構造体には穴が開けられており、有利には、例えば、網状の織布が選択される。
内部キャップ部分が互いに隣接し且つ互いに離間した構成において、内部キャップ部分は網状の織布によって互いに連結されている。したがって、王冠の、互いに隣接する対のプレート5bの夫々の間と、王冠の各プレート5bと中央/上部プレート5aとの間には、空間を画定することができる。すなわち、プレート5a、5bの夫々の縁または外縁は、互いに接触していない。この構成の目的は、必要に応じて、特に二つの特定の状態において、隣接する部分すなわちプレートに対する各部分すなわちプレートに、所定の相対移動を可能にすることにある。第1の状態は、ヘルメットの装着性に関し、この状態では、プレートの相対移動によって、ユーザの頭部に対してヘルメットが特定の範囲内で自己調節され、装着の快適性が増す。第2の状態は、例えば転倒時や障害物への衝撃などの衝突が認識されたときの状態である。この場合、キャップ状内部構造体の変形が衝撃を吸収するために作用し、ヘルメット構造体への影響、したがってユーザの頭部への影響が低減される。
プレートが他のプレートに対して適切な範囲で相対移動できるように、各プレート5a、5bの縁と、隣接するプレートの外周縁とを離間させる空間が選択される。好ましくは、大きく変形されても、各プレートが、一つまたは複数の隣接するプレートと接触しないようになされている。つまり、プレートの間には数ミリ程度の空間が設けられている。
例えば、網状の織布は、共射出成形プロセスによって部分すなわちプレート5a、5bに取り付けられてもよい。例えば、発泡材料(例えば、ポリスチレンまたはポリプロピレン)からなるプレートを形成するための金型を準備し、材料の射出前に、金型の内部に網(または網の一部)を配置することができる。次にプレートの材料の射出および発泡によって、網とプレートとが固定されて接合される。
あるいは、内部キャップの様々な部分すなわちプレートを互いに分離して形成し、次に適切な接着剤を用いて、網または網の一部と様々なプレートとを接着結合させてもよい。
網状の織布構造体10は、内部キャップ部分の金型の湾曲に適合させる且つプレートの任意の相対移動を可能にする、適切な可撓性を有する。そのため、網状の織布構造体は、裂けに強いことに加えて、可撓性が高く、容易に曲げられるようになされている。
貫通孔を有する網によって特徴付けられる網状の構造体は、織布を適切に変形させることができるとともに、ヘルメットの換気を容易にする利点を有する。実際、キャップ状内部構造体は、様々な部分すなわちプレート5a、5bの間に設けられた空間によって、ヘルメット内部を十分に換気することができるようになる。
ヘルメット内部の空気は、実際、前述したように「穴が開けられた」構造を有する網の一部の領域にある開口部を通って出口に向かうことができ、それによって空気の通過が可能になる。さらに、空気の流量を増加させるために、様々なプレートを貫通する追加の貫通開口部11が設けられてもよい。
また、衝撃エネルギーを吸収するための装置6に関して、装置6は、一つまたは複数の弾性的な可撓性を有する部材12を備え、各部材12は、一対の対向する表面13a、13bの間に画定された横方向の厚さ13を有するプレート状部分12aを含んでいる。各部材12は、部分12aの表面13bから同じ方向に向かって上方に突出する複数の突起部14をさらに備え、これらの突起部14は、夫々の自由端14aに向けてテーパ状に形成され、部分12aから離れる方向に延在している。
部材12に設けられる複数の突起部14は、幾何学的且つ規則的に繰り返される同一の形状に形成されることが好ましい。円錐台状に形成される突起部が選択されることが好ましい。
部分12aおよび突起部14が有利に一体に形成される各部材12は、衝撃の吸収能力が高い材料、すなわち、衝撃時の加速度を減衰させる特徴を有する材料から構築されている。
好ましくは、上述した材料は弾性的または粘弾性的な可撓性を有し、またはいかなる場合でも容易に変形可能であり、それによって最初に実質的に平坦な部材12を作製することができる。これにより、材料の弾性特性を利用して内部キャップ3の上部凸面に部材12を取り付けることができ、その結果、部材12は、夫々の位置に適合しながら、部分すなわちプレート5a、5bの湾曲に沿うことができる。
表面13aは、好ましくは滑らかであり、内部キャップ部分の外面と接触して配置される。部材12が取り付けられるときには、円錐台状の突起部14は、その上側自由端14aが外部キャップ2の内面2aに対向しその内面に直接接触するように配置される。
装置6の各部材12は、有利には、突起部14の自由端14aの領域でキャップ状外部構造体2に固定して接合され、さらに、各部材12は、表面13aの領域でキャップ状内部構造体3に固定して接合される。
突起部14の機能は、あらゆる衝撃による衝撃エネルギーを吸収することであり、三つの異なる起こりうる状態において効果的である。第1の状態では、衝撃力がヘルメットの表面に対して厳密に垂直に、つまり理想的にはユーザの頭部の重心に向けられ、第2の状態では、衝撃力が「接線方向」、つまり衝撃力が同じ表面に対して接線方向または「摺動する」方向に向けられ、第3の状態では、衝撃力は前述した第1および第2の状態の組み合わせから生じる。
すなわち、第3の状態における力は、ヘルメットの表面に対して垂直に所定の角度で適用される。
第1の状態では、突起部14は、その縦方向軸に沿って単純に変形することによって衝撃吸収能力を発揮し、その結果、圧縮応力を受ける。
第2の状態では、突起部14は、その縦方向軸に対して横方向に変形することによって(例えば、屈曲することによって)衝撃吸収能力を発揮する。この場合、実際、衝撃力は突起部に付勢力または切断力をもたらす。この状態においては、突起部14が円錐台状であるために、各突起部14は夫々の軸に対してあらゆる横方向に変形されることに留意されたい。
第3の状態に関しては、ヘルメットに対して垂直な成分を有する力および任意の横方向の成分を有する力の場合であっても、各突起部14は横方向と縦方向とに同時に変形可能であるため、衝撃吸収時には効果的であると考えられる。
すなわち、各突起部14は、ヘルメット上の任意の衝突点のヘルメットに接する接平面において360°以内の方向、およびその接平面に垂直な任意の平面において180°以内の方向で、衝撃を吸収するのに効果的である。
装置6の提供によって、ヘルメットは、ユーザの頭部の重心で測定することができる並進加速度を大きく低減することができるだけでなく、接線方向の成分を有する力による衝撃の場合、頭部にもたらされる回転加速度をも大きく低減することができる。
部材12を構築するために使用できる材料に関しては、例えば微孔質発泡材料または微孔質発泡体が挙げられ、好ましくは連続気泡型であり、これらはある程度の可撓性または弾性を有し、衝撃の吸収に対し特に効果的であるように適切に配合された種類も利用可能である。
別の例として、「フォームゴム」とも称される、いわゆる発泡ゴムがあり、衝撃の吸収に対し特に効果的であるように適切に配合された種類も利用可能である。発泡ゴムは、「細胞状」または「多孔質」材料からも実質的に構成されるが、独立気泡型であることが多い。
特に、ポリウレタンベースの微孔質発泡材料は、本発明の目的に非常に適切である。しかしながら、効果を発揮するように用いられる一種の発泡ゴムは、例えば、いわゆるビニル/ニトリル発泡体のような発泡ニトリルゴムである。
使用可能な材料の別の例に、EVA(エチレンビニルアセテートポリマー)ベースの発泡体がある。
衝撃エネルギーを吸収するための部材12の作製に関しては、予め選択された材料の種類によって技術的プロセスが変わる。例えば、発泡ポリウレタン材の場合、適切な金形の内部での射出/発泡プロセスによって、部材12を作製することができる。
しかしながら、ビニルニトリル発泡体の場合、適切な金型の内部での射出/発泡プロセスで事前に得られたより単純な形状を有する半完成要素(一定の厚みを有する平坦な部品)に、熱間成形プロセス(圧縮成形)を施すことによって、部材12を得ることができる。EVAベースの発泡体の場合にも、事前の射出/発泡プロセスで成形された平坦な半完成要素に施される熱間成形プロセスを用いることが可能である。
機械的な観点から、衝撃低減が良好な能力または衝撃低減に最適な能力を有することを特徴とする材料の多くないし大部分は、多かれ少なかれいわゆる粘弾性特性を有することに留意されたい。その他の材料は、実質的に弾性特性を有することによって特徴付けられている。その他の種類の材料は、弾性特性と粘弾性特性の組み合わせからなり、材料の配合または組成に基づいて、弾性がより高くまたは粘弾性がより高くなされている。
本明細書に記載の装置は弾性材料から構築することができるが、粘弾性または少なくとも部分的に粘弾性を有する材料が使用されることが好ましく、これら二種類の材料は、完全に弾性である材料に対して潜在的に衝撃を吸収する能力が高い、すなわち、これらの材料によって衝撃時の加速度のピーク値が減少されると考えられる。
好ましくは、要素12は平坦な部材の形状で作製されており、容易に曲げることができるため、ヘルメットの内部キャップの曲面に適合する。
要素12は、好ましくは接着によって内部キャップ3の部分すなわちプレートに固定される。
装置6の単一の部材12は、互いに隣接する二つまたは二つ以上の内部キャップ部分を部分的に覆うように延在することができる、あるいは単一の部材12を単一の部分に取り付けることができる。
特に、複数の隣接する内部キャップ部分の上に延在する一つまたは複数の部材12が設けられている場合、組み立てを容易にするために、キャップ部分を覆う網状の構造体の上に、部材12を固定することを選択することができる。この場合、接着剤は、あらゆる場合において接着剤が流れることができる穴または開口部を通って網に直接塗布され、内部キャップ部分の外面の自由部分、すなわち、網自体の開口部の領域に配置される部分に達する。
このように、接着結合は、キャップ部分、網状の構造体および衝撃吸収部材12に同時に作用し、これら三つの個別の構成要素を局所的に接合させる。
ヘルメットの換気のために、一つまたは複数の部材12には、一つまたは複数の貫通開口部15が設けられている。この場合、開口部15は、内部キャップのプレートに形成された貫通開口部11と同じ数だけ同じ領域に位置し、単一の部材である網状の織布10が開口部を覆う。網状の構成は空気の通過に適しており、したがって、ヘルメットの使用中に発生する汗の通過に適していることに留意されたい。
衝撃吸収装置の部材12が複数の内部キャップ部分の上に延在する場合、部材12を形成する材料の変形能によって、隣接する部分に対して夫々の部分が自由に移動することが依然として可能である。
好ましくは、内部キャップ3の部分すなわちプレートの上部凸面は、厚みが減少され且つ対応する要素12の輪郭と実質的に等しい輪郭を持つ複数の領域16を有する。これらの領域は、これらの部材12を受容しそこに取り付けるための座部を構成している。座部16の深さは、いずれの場合においても、円錐台状の突起部14が常に座部16より上方に突出するように、部材12の全体の高さまたは厚さよりも小さくなるように選択される。
各部材12の複数の突起部14は、例えば、予め選択された方向に平行な且つ互いに離間した一連の突起部の列を有する構成、および各列の突起部が等間隔で互いに離間した構成を提供することによって、効率良く有利に作製される。さらに、列が伸びる方向に対して横方向に隣接する列の突起部に対して、互い違いに夫々の突起部を設けることができ(図3)、この構成によって網状になされた交差する流路(突起部の列の間に形成される空間によって画定される)が形成され、ヘルメットの全体的な換気が促進される。
再びキャップ状外部構造体2を参照すると、キャップ状外部構造体2は、本質的に従来の方法で衝突時の衝撃を少なくとも部分的に吸収するのに役立ち、ユーザを、鋭利な物体から、および粗い表面上を滑った場合にできる擦り傷から確実に保護することができる。
本発明によれば、キャップ状外部構造体は、内部キャップ3の部分すなわちプレートの移動を可能にするように、所定の可撓性または弾性変形能を有する。
外部キャップ2は、有利には十分な弾性を有するような厚さでABS樹脂材料から作製されてもよい。
衝撃吸収部材12によって、内部キャップに対して、ある種のスペーサが外部キャップに設けられることに留意されたい。要素12が、全体として内部キャップ3の全ての外面を覆わないように提供されることが好ましい。このようにして、外部キャップと内部キャップとの間に、夫々の部材部分12の外周まで延在する流路または通路、すなわち、空間が形成される。
これらの通路は、様々な内部キャップ部分すなわちプレート3を分離する空間と連通し、場合によっては内部キャップに形成された開口部11とも連通している。したがって、通路は、ヘルメットの換気に必要な空気の流れのための流路として作用し、この流れは、ユーザが動いているときに特に効果的である。
この状態において、ヘルメットの前方領域に導入される空気は、上述した内部通路と連通する適切な前方開口部を通って、キャップ2、3間の中間空間において前方から後方向に流れ、次に後方領域に形成された開口部を通ってヘルメットから排出される。前方開口部および後方開口部は、単に、内部キャップと外部キャップとの間の空間によって構成されてもよく、ヘルメットの前縁と後縁において夫々に開口している。
前方から後方に流れている間、ヘルメットに引き込まれる空気は、内部キャップの開口部(厚さ方向に貫通する開口部として、且つ一方のプレートと他方のプレートとの間の空間としても形成される)にある空気、つまりユーザの頭部の近くの空気、したがってあらゆる汗を含む空気を巻き込む傾向にある。
内部キャップの開口部から抽出された空気はまた、後方領域に形成されたヘルメットの開口部を通って排出される。
したがって、頭部の汗を含む空気を抽出し、新しい「新鮮な」空気と入れ替えることによって、空気を連続して交換するができる。外部キャップ2もまた、さらなる換気のために複数の貫通開口部18を有してもよい。これらの開口部18は、内部キャップに設けられた開口部の領域に位置してもよく、または二つのキャップ間の中間空間内に形成された通路の領域に単に位置してもよい。
外部キャップ2をヘルメットの他の部分に組み付けることに関しては、外部キャップの内面2aが、対応する部材12の突起部14の上側自由端14aに固定される。特に、外部キャップ2と部材12は、突起部14の上側端部14aの表面と、外部キャップ2の内面2aの対応する領域との間への接着剤の塗布による接着によって固定される。
実際、外部キャップ2が突起部14の端部14aに固定されて接合されているため、摺動する方向の成分の衝撃力が生じたときには、外部キャップ2は突起部14に横方向の応力を伝達し、突起部14を横方向に(も)変形させ、それによって外部キャップ自体が有する衝撃力のエネルギーを吸収する機能が実行される。
これにより、本発明は記載された目的を達成し、既知の解決策に対して記載された利点をもたらす。
特に、本発明によって、ヘルメットの表面に対して接線方向の成分を有する衝撃力を含む衝撃を吸収できる高い能力と、装着時の高い安定性とが、互いに組み合わされて有利に得られる。
さらに、本発明のヘルメットによって、ヘルメットの全体の厚さを増加することなく、すなわち、その外部体積を増加させずに、上述した利点を得ることができる。
本発明の衝撃吸収装置が提供する高い衝撃吸収能力によって、実際、従来のヘルメットに使われる一般的な内部キャップの厚さに比べて、より薄いことを特徴としている発泡材料からなる内部キャップを使用することができるようになる。
これは、実際、発泡材料からなるキャップの厚さの減少に応じて低下する衝撃吸収能力が、キャップの間に配置された装置が有する衝撃吸収能力によって補われるためである。
別の利点は、衝撃吸収装置を形成する突起部がテーパ状(特に円錐台状)に形成されているため、外部キャップに固定(接着結合)される突起部の全体的な表面が減少され、同時に、突起部の夫々の上側端部と、上側端部が固定される外部キャップの対応する表面部分との間の接合の不正確性による影響が減少されることである。
実際、単一の突起部の上側端部と、対応する外部キャップ部分との間の接着領域に、円筒形状の突起部、すなわち、一定の直径を有する突起部を構築するという前提において、平坦な表面(突起部の表面)と曲面(キャップ部分)とが接触することになる。これは理想的な接着結合の条件ではなく、また結果として耐久性または接着結合自体の効果に関して大きな制限を受ける可能性があり、したがって、二つの表面間の接合状態は最適ではない。
可能な解決策は、外部キャップの表面の湾曲に適合するように、ドーム状または丸みを帯びた、あるいはいずれにしても曲面によって特徴付けられる端部を有する突起部を構築することである。
しかしながら、典型的には、人間の頭部に適合する必要がある保護ヘルメットの外部キャップと内部キャップは、あらゆる位置において等しい曲率を有さず、本質的に異なる夫々の領域において異なる曲率を有することを考慮する必要がある。
したがって、この前提においては、これらの端部と対応するキャップ部分とが同一の曲率を有するように夫々の突起部を形成する必要があり、すなわち、複数の突起部の端部の形状を互いに区別できるようにする必要がある。しかしながら、ヘルメットには実質的にも互いに異なる曲率を有することを特徴とする相当数の部分が見受けられるため、これは複雑な作業となり、したがって高価にもなる。
代わりに、各突起部に対して単一のテーパ形状を選択することによって、各突起部の自由端は直径が減少され、依然として平坦な最終的な表面を含むことができる。平坦な表面の減少された領域は、外部キャップの表面の対応する曲面との間の接合の不正確性の影響の重大さを減少させる。
すべての突起部は単一のテーパ形状を有しているので、装置6の部材の製造プロセスを単純化することができ、それによって技術的にも経済的にも引けをとらないレベルを維持することができ、さらに、各突起部とそれに対応する外部キャップ部分とを接触させて、各突起部とそれに対応する外部キャップ部分と間の接合の不正確性を最小限に抑えることができ、したがって関連する接着結合の不正確性を最小限に抑えることができる。

Claims (18)

  1. スポーツ用、特にスキーをするときに使用する保護ヘルメットであって、
    弾性的な可撓性を有する材料から形成されたキャップ状外部構造体(2)と、
    発泡材料から形成された構造的に独立し且つ隣接する部分間の相対移動が制限されるように互いに連結された複数のキャップ部分(5a、5b)を含み、外側に向かって開口してユーザの頭部を受け入れることができる空洞(4)を画定し、前記キャップ状外部構造体(2)に受容されるキャップ状内部構造体(3)と、
    前記キャップ状内部構造体(3)と前記キャップ状外部構造体(2)との間に配置され、前記ヘルメットへの衝撃の力によってもたらされたエネルギーを吸収するための少なくとも一つの装置(6)と、を備え、
    前記装置(6)は、
    一対の対向する表面(13a、13b)の間に画定される横方向の厚さ(13)を有するプレート状部分(12a)を含む、少なくとも一つの可撓性部材(12)と、
    前記表面(13a、13b)のいずれか一方から同じ方向に突出する複数の突起部(14)と、を備え、
    前記突起部(14)は、前記突起部(14)の自由端(14a)の方向にテーパ状に形成され、前記部分(12a)から離れる方向に延在し、
    前記少なくとも一つの部材(12)が、前記突起部(14)の夫々の前記自由端(14a)の領域において前記キャップ状外部構造体(2)に固定して接合され、前記少なくとも一つの部材(12)が、前記部分(12a)の、前記突起部(14)を有する部分に対向する前記表面(13a)の領域において、前記キャップ状内部構造体(3)に固定して接合されることを特徴とする、ヘルメット。
  2. 前記突起部(14)は、円錐台状に形成される、請求項1に記載のヘルメット。
  3. 前記複数の突起部(14)は、前記少なくとも一つの部材(12)上の前記突起部(14)の複数の列に配置され、前記突起部(14)の列は、所定の方向に互いに離間し、各列における前記突起部(14)は、規則的な等間隔で互いに離間している、請求項1または2に記載のヘルメット。
  4. 所定の列にある前記突起部(14)は、隣接する列の突起部(14)に対して互い違いに配置される、請求項3に記載のヘルメット。
  5. 前記可撓性部材(12)は、発泡ゴムから作製される、請求項1から4のいずれか1項または複数項に記載のヘルメット。
  6. 前記部材(12)の材料は、ポリウレタンまたはニトリルベースの発泡ゴムまたはEVA(エチレンビニルアセテートポリマー)ベースの発泡ゴムである、請求項5に記載のヘルメット。
  7. 前記部材(12)は、微孔質発泡材料、好ましくは連続気泡型の微孔質発泡材料から作製される、請求項1から4のいずれか1項または複数項に記載のヘルメット。
  8. 前記微孔質発泡材料は、ポリウレタンベースである、請求項7に記載のヘルメット。
  9. 前記少なくとも一つの可撓性部材(12)は、適切な金型の内部での射出/発泡プロセスによって、または熱間成形プロセスによって作製される、請求項1から8のいずれか1項または複数項に記載のヘルメット。
  10. 前記突起部(14)の夫々の自由端(14a)は、接着によって対向する前記キャップ状外部構造体(2)の表面(2a)に固定される、請求項1から9のいずれか1項または複数項に記載のヘルメット。
  11. 前記少なくとも一つの可撓性部材(12)の前記プレート状部分(12a)は、接着によって前記キャップ状内部構造体(3)に固定される、請求項1から10のいずれか1項または複数項に記載のヘルメット。
  12. 前記内部キャップ部分(5a、5b)は、織布構造体(10)によって互いに離間した位置に互いに保持され、相対移動が制限されながらユーザの頭部を覆う、請求項1から11のいずれか1項または複数項に記載のヘルメット。
  13. 前記織布構造体(10)は、網状の織布を備える、請求項12に記載のヘルメット。
  14. 前記網状の織布は、前記外部キャップ(2)に対向する前記キャップ(3)の前記内部部分(5a、5b)の夫々の表面に配置され、各内部キャップ部分とそれに隣接する内部キャップ部分との間に所定の距離が保持されるように固定される、請求項13に記載のヘルメット。
  15. 前記網状の織布は、共射出成形プロセスによって前記キャップ部分(5a、5b)に固定される、請求項14に記載のヘルメット。
  16. 前記キャップ状内部構造体(3)は、第1の上部中央キャップ部分(5a)と、前記第1の部分(5a)から前記ヘルメットの下縁(5c)まで王冠状に延在する複数のキャップ部分(5b)とを備える、請求項1から15のいずれか1項または複数項に記載のヘルメット。
  17. 前記外側キャップ(2)に対向する前記内部キャップ部分(3)の前記表面に凹部が設けられ、前記凹部は、前記衝撃吸収装置の前記可撓性部材(12)の前記プレート状部分(12a)を少なくとも部分的に受容するための座部(16)を画定する、請求項14に記載のヘルメット。
  18. 前記少なくとも一つの部材(12)は、弾性的または粘弾性的な可撓性を有する、請求項1から17のいずれか1項または複数項に記載のヘルメット。
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