JP2018205095A - 電磁波検出システム - Google Patents

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正光 錦戸
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Abstract

【課題】低コスト、かつ、簡易な構成で物体が位置する方向を検出すること。【解決手段】電磁波検出システム1は、車両Zに備えられ、前記車両Zが左右の最大舵角線に沿って前進または後進したときに前記車両Zの左右の側面が描く軌跡とその内側を含む領域に電磁波を円錐状に放射し、放射された前記電磁波の反射波を検出する第1の電磁波検出装置100aと、前記第1の電磁波検出装置100aと異なる位置で前記車両Zに備えられ、前記領域の少なくとも一部が重なるように電磁波を円錐状に放射し、放射された前記電磁波の反射を検出する第2の電磁波検出装置100bと、前記第1の電磁波検出装置100aおよび前記第2の電磁波検出装置100bによりそれぞれ検出された前記反射波に基づいて、前記領域に位置する物体の方向を検出する制御装置10と、を備える。【選択図】図1

Description

本発明は、電磁波検出システムに関する。
従来、ミリ波などの電磁波を円錐状に放射して、その反射波を検出器により検出することで物体を検出する物体検出装置が知られている(例えば、特許文献1を参照)。そして、このような物体検出装置は、電磁波の放射領域にある物体を検出することはできるものの、その物体がどの方向に位置するかを検出することは困難であるため、通常、複数の検出器を有する。
特開2013−57584号公報
しかしながら、従来の物体検出装置は、複数の検出器を必要とするため、高コスト、かつ、煩雑な構成となる。
かかる事情に鑑みてなされた本発明の目的は、低コスト、かつ、簡易な構成で物体が位置する方向を検出することにある。
上記課題を解決するため、本発明に係る電磁波検出システムは、車両に備えられ、前記車両が左右の最大舵角線に沿って前進または後進したときに前記車両の左右の側面が描く軌跡とその内側を含む領域に電磁波を円錐状に放射し、放射された前記電磁波の反射波を検出する第1の電磁波検出装置と、前記第1の電磁波検出装置と異なる位置で前記車両に備えられ、前記領域の少なくとも一部が重なるように電磁波を円錐状に放射し、放射された前記電磁波の反射を検出する第2の電磁波検出装置と、を備える。
本発明によれば、低コスト、かつ、簡易な構成で物体が位置する方向を検出することができる。
本開示の第1の実施形態に係る電磁波検出システムの機能構成を模式的に示すブロック図である。 本開示の第1の実施形態に係る電磁波検出システム1において、各電磁波検出装置100の取り付け例を示す図である。 本開示の第1の実施形態に係る電磁波検出システム1において、各電磁波検出装置100による電磁波の放射領域を示す図である。 本開示の第1の実施形態に係る電磁波検出システム1において、各電磁波検出装置100による電磁波の放射領域を示す図である。 本開示の第1の実施形態に係る電磁波検出システム1において、各電磁波検出装置100による電磁波の放射領域を示す図である。 本開示の第1の実施形態に係る電磁波検出システム1において、各電磁波検出装置100による電磁波の放射領域を示す図である。 本開示の第2の実施形態に係る電磁波検出システム2の機能構成を模式的に示すブロック図である。 本開示の第2の実施形態に係る電磁波検出システム2において、各電磁波検出装置100の取り付け例を示す図である。 本開示の第2の実施形態に係る電磁波検出システム2において、各電磁波検出装置100による電磁波の放射領域を示す図である。 本開示の第2の実施形態に係る電磁波検出システム2において、各電磁波検出装置100による電磁波の放射領域を示す図である。 本開示の第2の実施形態に係る電磁波検出システム2において、各電磁波検出装置100による電磁波の放射領域を示す図である。 本開示の第2の実施形態に係る電磁波検出システム2において、各電磁波検出装置100による電磁波の放射領域を示す図である。 本開示の第3の実施形態に係る電磁波検出システム3の機能構成を模式的に示すブロック図である。 本開示の第3の実施形態に係る電磁波検出システム3において、各電磁波検出装置100の取り付け例を示す図である。 本開示の第3の実施形態に係る電磁波検出システム3において、各電磁波検出装置100による電磁波の放射領域を示す図である。 本開示の第3の実施形態に係る電磁波検出システム3において、各電磁波検出装置100による電磁波の放射領域を示す図である。 本開示の第3の実施形態に係る電磁波検出システム3において、各電磁波検出装置100による電磁波の放射領域を示す図である。 本開示の第4の実施形態に係る電磁波検出システム4において、各電磁波検出装置100による電磁波の放射領域を示す図である。 本開示の第4の実施形態に係る電磁波検出システム4において、各電磁波検出装置100による電磁波の放射領域を示す図である。 本開示の第4の実施形態に係る電磁波検出システム4において、各電磁波検出装置100による電磁波の放射領域を示す図である。 本開示の第4の実施形態に係る電磁波検出システム4において、各電磁波検出装置100による電磁波の放射領域を示す図である。 本開示の各実施形態に係る電磁波検出システム1〜4における各電磁波検出装置100による電磁波の上下方向への放射領域を示す図である。 本開示の各実施形態に係る電磁波検出システム1〜4における各電磁波検出装置100による電磁波の上下方向への放射領域を示す図である。
以下、本開示の実施形態について、図面を参照して詳細に説明する。
まず、本開示の第1の実施形態に係る電磁波検出システム1について説明する。本開示の第1の実施形態に係る電磁波検出システム1の機能構成について、図1を参照して説明する。図1は、本開示の第1の実施形態に係る電磁波検出システム1の機能構成を模式的に示すブロック図である。
図1に示すように、本開示の第1の実施形態に係る電磁波検出システム1は、制御装置10、第1の電磁波検出装置100a、第2の電磁波検出装置100b、第3の電磁波検出装置100c、第4の電磁波検出装置100d、第5の電磁波検出装置100e、第6の電磁波検出装置100fを含む。
尚、本開示の第1の実施形態に係る電磁波検出システム1において、第1の電磁波検出装置100a、第2の電磁波検出装置100b、第3の電磁波検出装置100c、第4の電磁波検出装置100d、第5の電磁波検出装置100e、第6の電磁波検出装置100fは同じ構成である。
そのため、図1においては、第1の電磁波検出装置100aについてのみ詳細な構成を示し、第2の電磁波検出装置100b、第3の電磁波検出装置100c、第4の電磁波検出装置100d、第5の電磁波検出装置100e、第6の電磁波検出装置100fについては詳細な構成を省略して示している。
また、以下では、第1の電磁波検出装置100aについてのみ詳細な構成を説明し、第2の電磁波検出装置100b、第3の電磁波検出装置100c、第4の電磁波検出装置100d、第5の電磁波検出装置100e、第6の電磁波検出装置100fについては詳細な構成の説明については省略する。
また、以下では、第1の電磁波検出装置100a、第2の電磁波検出装置100b、第3の電磁波検出装置100c、第4の電磁波検出装置100d、第5の電磁波検出装置100e、第6の電磁波検出装置100fをそれぞれ区別する必要がない場合、それらを総称して電磁波検出装置100とする。
図1に示すように、制御装置10は、メイン制御部11、メイン記憶部12、メイン通信部13を含む。
メイン制御部11は、電磁波検出システム1全体を制御及び管理するプロセッサを含む。メイン制御部11は、例えば、CPU(Central Processing Unit)などのプロセッサを含む。
本開示の第1の実施形態に係る電磁波検出システム1において、メイン制御部11は、各電磁波検出装置100がそれぞれ放射した電磁波およびその電磁波の反射波に関するデータに基づいて物体を検出する。
メイン記憶部12は、半導体メモリ、又は、磁気メモリなどを含んで構成され、電磁波検出システム1を制御するための各種データ、及び、各種プログラムを記憶すると共にワークメモリとしても機能する。
メイン通信部13は、各電磁波検出装置100または外部装置と有線通信、又は、無線通信を行うことにより、それらと各種データの送受信を行う。
図1に示すように、第1の電磁波検出装置100aは、サブ制御部101a、サブ記憶部102a、サブ通信部103a、放射部104a、放射領域調整部105a、検出部106aを含む。
サブ制御部101aは、第1の電磁波検出装置100a全体を制御及び管理するプロセッサを含む。制御部11は、例えば、CPU(Central Processing Unit)などのプロセッサを含む。
記憶部102aは、半導体メモリ、又は、磁気メモリなどを含んで構成され、第1の電磁波検出装置101aを制御するための各種データ、及び、各種プログラムを記憶すると共にワークメモリとしても機能する。
サブ通信部103aは、制御装置10または外部装置と有線通信、又は、無線通信を行うことにより、それらと各種データの送受信を行う。
放射部104aは、電磁波を円錐状に放射する。放射部104aは、例えば、電磁波として、可視光、赤外光、紫外光、電波、マイクロ波、ミリ波またはサブミリ波を放射する。
放射領域調整部105aは、放射部104aから放射された電磁波の放射領域を調整する。放射領域調整部105aは、例えば、レンズ、ミラーにより電磁波の放射領域を調整する。検出部16は、放射部14から放射された電磁波の反射波を検出する。
次に、本開示の第1の実施形態に係る電磁波検出システム1において、各電磁波検出装置100の取り付け例について、図2を参照して説明する。図2は、本開示の第1の実施形態に係る電磁波検出システム1において、各電磁波検出装置100の取り付け例を示す図である。尚、図2は、各電磁波検出装置100が取り付けられた車両Zの上面図である。
図2に示すように、本開示の第1の実施形態に係る電磁波検出システム1において、第1の電磁波検出装置100a、第2の電磁波検出装置100bはそれぞれ、車両Zの左右のフロントバンパ裏またはフロントライトに取り付けられ、第3の電磁波検出装置100cは、車両Zの中央部のフロントバンパ裏に取り付けられている。
また、図2に示すように、第4の電磁波検出装置100d、第5の電磁波検出装置100eはそれぞれ、車両Zの左右のリアバンパ裏またはリアライトに取り付けられ、第6の電磁波検出装置100fは、車両Zの中央部のリアバンパ内に取り付けられている。
このように、本開示の第1の実施形態に係る電磁波検出システム1において、車両Zの前方および後方にはそれぞれ複数の電磁波検出装置100が取り付けられている。従って、本開示の第1の実施形態に係る電磁波検出システム1は、車両Zの前方および後方のそれぞれにおいて最低でも1台の電磁波検出装置100が正常に機能していれば、他の電磁波検出装置100が機能しなくなっても、物体を検出することができる。
このように、本開示の第1の実施形態に係る電磁波検出システム1において、車両Zの前方および後方にはそれぞれ複数の電磁波検出装置100が取り付けられている。従って、本開示の第1の実施形態に係る電磁波検出システム1は、車両Zの前方および後方のそれぞれにおいて最低でも1台の電磁波検出装置100が正常に機能していれば、他の電磁波検出装置100が機能しなくなっても、物体を検出することができる。
次に、本開示の第1の実施形態に係る電磁波検出システム1において、各電磁波検出装置100による電磁波の放射領域について、図3を参照して説明する。図3は、本開示の第1の実施形態に係る電磁波検出システム1において、各電磁波検出装置100による電磁波の放射領域を示す図である。尚、図2は、各電磁波検出装置100が取り付けられた車両Zの上面図である。
図3に示すように、本開示の第1の実施形態に係る電磁波検出システム1において、第1の電磁波検出装置100a、第2の電磁波検出装置100bおよび第3の電磁波検出装置100cは、それぞれによる電磁波の放射領域A、BおよびCの少なくとも一部が車両Zの前方で重複するように電磁波を放射する。図3においては、第1の電磁波検出装置100a、第2の電磁波検出装置100bおよび第3の電磁波検出装置100cによる重複領域をPで示している。
また、図3に示すように、本開示の第1の実施形態に係る電磁波検出システム1において、第1の電磁波検出装置100aおよび第3の電磁波検出装置100cは、それぞれによる電磁波の放射領域AおよびCの少なくとも一部が車両Zの前方において重複領域Pの外側で重複するように電磁波を放射する。図3においては、第1の電磁波検出装置100aおよび第3の電磁波検出装置100cによる重複領域をQで示している。
また、図3に示すように、本開示の第1の実施形態に係る電磁波検出システム1において、第2の電磁波検出装置100bおよび第3の電磁波検出装置100cは、それぞれによる電磁波の放射領域BおよびCの少なくとも一部が車両Zの前方において重複領域Pの外側で重複するように電磁波を放射する。図3においては、第2の電磁波検出装置100bおよび第3の電磁波検出装置100cによる重複領域をRで示している。
また、図3に示すように、本開示の第1の実施形態に係る電磁波検出システム1において、第4の電磁波検出装置100d、第5の電磁波検出装置100eおよび第6の電磁波検出装置100fは、それぞれによる電磁波の放射領域D、EおよびFの少なくとも一部が車両Zの後方で重複するように電磁波を放射する。図3においては、第4の電磁波検出装置100d、第5の電磁波検出装置100eおよび第6の電磁波検出装置100fによる重複領域をSで示している。
また、図3に示すように、本開示の第1の実施形態に係る電磁波検出システム1において、第4の電磁波検出装置100dおよび第6の電磁波検出装置100fは、それぞれによる電磁波の放射領域DおよびFの少なくとも一部が車両Zの後方において重複領域Sの外側で重複するように電磁波を放射する。図3においては、第4の電磁波検出装置100dおよび第6の電磁波検出装置100fによる重複領域をTで示している。
また、図3に示すように、本開示の第1の実施形態に係る電磁波検出システム1において、第5の電磁波検出装置100eおよび第6の電磁波検出装置100fは、それぞれによる電磁波の放射領域EおよびFの少なくとも一部が車両Zの後方において重複領域Sの外側で重複するように電磁波を放射する。図3においては、第5の電磁波検出装置100eおよび第6の電磁波検出装置100fによる重複領域をUで示している。
このように、本開示の第1の実施形態に係る電磁波検出システム1において、各電磁波検出装置100はそれぞれ、重複領域P、Q、R、S、T、Uを生じるように電磁波を放射する。
従って、本開示の第1の実施形態に係る電磁波検出システム1において、メイン制御部11は、各重複領域における電磁波の反射波に関するデータに基づき、例えば、三角測量法などを用いて、各重複領域における物体の方向を検出することができる。
尚、本開示の第1の実施形態に係る電磁波検出システム1において、各電磁波検出装置100は、車両Zの前方と後方とで同じ視野角に電磁波を放射しても良いし、異なる視野角に電磁波を放射しても良い。また、本開示の第1の実施形態に係る電磁波検出システム1において、各電磁波検出装置100はそれぞれ、同じ視野角に電磁波を放射しても良いし、異なる視野角に電磁波を放射しても良い。
次に、本開示の第1の実施形態に係る電磁波検出システム1において、各電磁波検出装置100による電磁波の具体的な放射領域について、図4〜図6を参照して説明する。図4〜図6は、本開示の第1の実施形態に係る電磁波検出システム1において、各電磁波検出装置100による電磁波の放射領域を示す図である。尚、図4〜図6は、各電磁波検出装置100が取り付けられた車両Zの上面図である。
また、図4において、波線は、車両Zの左右の側面の延長線を示し、波線と波線との間の距離は、車両Zの左右の側面の間隔、すなわち車幅を示している。また、図5において、波線の矢印は、車両Zの舵が右または左に目一杯切られて前進または後進したときに車両Zの左右の側面が描く軌跡、すなわち、車両Zが左右の最大舵角線に沿って前進または後進したときに左右の側面が描く軌跡(以下、「最大舵角軌跡」とする)を示している。また、図6において、車両Zの前方における波線と波線との間の距離は、車両Zの最先端と重複領域Qとの前後方向における最短距離、および車両Zの最先端と重複領域Rとの前後方向における最短距離のうち近い方の距離を示している。また、図6において、車両Zの後方における波線と波線との間の距離は、車両Zの最後端と重複領域Tとの前後方向における最短距離、および車両Zの最後端と重複領域Uとの前後方向における最短距離のうち近い方の距離を示している。
図4に示すように、本開示の第1の実施形態に係る電磁波検出システム1において、各電磁波検出装置100は、車両Zの前方および後方において、車両Zの左右の側面の延長線とその内側を含む領域が重複領域PおよびSとなるように電磁波を放射する。従って、本開示の第1の実施形態に係る電磁波検出システム1は、車両Zの直進方向に位置する物体の方向を精度よく検出することができる。
また、図5に示すように、本開示の第1の実施形態に係る電磁波検出システム1において、各電磁波検出装置100は、車両Zの前方および後方において、左右の最大舵角軌跡とその内側を含む領域が重複領域PおよびSとなるように電磁波を放射する。従って、本開示の第1の実施形態に係る電磁波検出システム1は、車両Zの進行可能方向に位置する物体の方向を精度よく検出することができる。
また、図6に示すように、本開示の第1の実施形態に係る電磁波検出システム1において、各電磁波検出装置100は、車両Zの最先端と重複領域QおよびRとの間、車両Zの最後端と重複領域TおよびUとの間には距離がある。そして、これらの距離が広いと、物体の方向を検出することができない領域が広くなることになる。そこで、本開示の第1の実施形態に係る電磁波検出システム1において、各電磁波検出装置100はそれぞれ、これらの距離が所定の距離以下になるように電磁波を放射する。ここで、所定の距離とは、例えば、車両Zの前方においては20cm、車両Zの後方においては25cmである。
尚、本開示の第1の実施形態に係る電磁波検出システム1においては、車両Zの前方と後方とに各電磁波検出装置100が備えられている例について説明したが、前方と後方との少なくとも一方に備えられていても良い。また、本開示の第1の実施形態に係る電磁波検出システム1においては、車両Zの前方と後方とで同じ数の電磁波検出装置100が備えられている例について説明したが、異なる数の電磁波検出装置100が備えられていても良い。
次に、本開示の第2の実施形態に係る電磁波検出システム2について説明する。本開示の第2の実施形態に係る電磁波検出システム2の機能構成について、図7を参照して説明する。図7は、本開示の第2の実施形態に係る電磁波検出システム2の機能構成を模式的に示すブロック図である。尚、本開示の第2の実施形態に係る電磁波検出システム2の説明において、本開示の第1の実施形態に係る電磁波検出システム1における構成と同じ符号を付す構成については同じ機能であるため詳細な説明を省略する。
図7に示すように、本開示の第2の実施形態に係る電磁波検出システム2は、第1の電磁波検出装置100a、第2の電磁波検出装置100b、第4の電磁波検出装置100dおよび第5の電磁波検出装置100eを含む。
次に、本開示の第2の実施形態に係る電磁波検出システム2において、各電磁波検出装置100の取り付け例について、図8を参照して説明する。図8は、本開示の第2の実施形態に係る電磁波検出システム2において、各電磁波検出装置100の取り付け例を示す図である。尚、図8は、各電磁波検出装置100が取り付けられた車両Zの上面図である。
図8に示すように、本開示の第2の実施形態に係る電磁波検出システム2において、第1の電磁波検出装置100a、第2の電磁波検出装置100bはそれぞれ、車両Zの左右のフロントバンパ裏またはフロントライトに取り付けられている。
また、図8に示すように、第4の電磁波検出装置100d、第5の電磁波検出装置100eはそれぞれ、車両Zの左右のリアバンパ裏またはリアライトに取り付けられている。
このように、本開示の第2の実施形態に係る電磁波検出システム2において、車両Zの前方および後方にはそれぞれ複数の電磁波検出装置100が取り付けられている。従って、本開示の第2の実施形態に係る電磁波検出システム2は、車両Zの前方および後方のそれぞれにおいて最低でも1台の電磁波検出装置100が正常に機能していれば、他の電磁波検出装置100が機能しなくなっても、物体を検出することができる。
次に、本開示の第2の実施形態に係る電磁波検出システム2において、各電磁波検出装置100による電磁波の放射領域について、図9を参照して説明する。図9は、本開示の第2の実施形態に係る電磁波検出システム2において、各電磁波検出装置100による電磁波の放射領域を示す図である。尚、図9は、各電磁波検出装置100が取り付けられた車両Zの上面図である。
図9に示すように、本開示の第2の実施形態に係る電磁波検出システム2において、第1の電磁波検出装置100aおよび第2の電磁波検出装置100bは、それぞれによる電磁波の放射領域AおよびBの少なくとも一部が車両Zの前方で重複するように電磁波を放射する。図9においては、第1の電磁波検出装置100aおよび第2の電磁波検出装置100bによる重複領域をVで示している。
また、図9に示すように、本開示の実施形態に係る電磁波検出システム2において、第4の電磁波検出装置100dおよび第5の電磁波検出装置100eは、それぞれによる電磁波の放射領域DおよびEの少なくとも一部が車両Zの後方で重複するように電磁波を放射する。図9においては、第4の電磁波検出装置100dおよび第5の電磁波検出装置100eによる重複領域をWで示している。
このように、本開示の第2の実施形態に係る電磁波検出システム2において、各電磁波検出装置100はそれぞれ、重複領域V、Wを生じるように電磁波を放射する。
従って、本開示の第2の実施形態に係る電磁波検出システム2において、メイン制御部11は、各重複領域における電磁波の反射波に関するデータに基づき、例えば、三角測量法などを用いて、各重複領域における物体の方向を検出することができる。
尚、本開示の第2の実施形態に係る電磁波検出システム2において、各電磁波検出装置100は、車両Zの前方と後方とで同じ視野角に電磁波を放射しても良いし、異なる視野角に電磁波を放射しても良い。また、本開示の第2の実施形態に係る電磁波検出システム2において、各電磁波検出装置100はそれぞれ、同じ視野角に電磁波を放射しても良いし、異なる視野角に電磁波を放射しても良い。
次に、本開示の第2の実施形態に係る電磁波検出システム2において、各電磁波検出装置100による電磁波の具体的な放射領域について、図10〜図12を参照して説明する。図10〜図12は、本開示の第2の実施形態に係る電磁波検出システム2において、各電磁波検出装置100による電磁波の放射領域を示す図である。尚、図10〜図12は、各電磁波検出装置100が取り付けられた車両Zの上面図である。
また、図10において、波線と波線との間の距離は、車両Zの左右の側面の間隔、すなわち車幅を示している。また、図11において、波線の矢印は、車両Zが左右の最大舵角軌跡を示している。また、図12において、車両Zの前方における波線と波線との間の距離は、車両Zの最先端と重複領域Vとの前後方向における最短距離を、車両Zの後方における波線と波線との間の距離は、車両Zの最後端と重複領域Wとの前後方向における最短距離を示している。
図10に示すように、本開示の第2の実施形態に係る電磁波検出システム2において、各電磁波検出装置100は、車両Zの前方および後方において車幅を含む領域が重複領域VおよびWとなるように電磁波を放射する。従って、本開示の第2の実施形態に係る電磁波検出システム2は、車両Zの直進方向に位置する物体の方向を精度よく検出することができる。
また、図11に示すように、本開示の第2の実施形態に係る電磁波検出システム2において、各電磁波検出装置100は、車両Zの前方および後方において左右の最大舵角軌跡とその内側を含む領域が重複領域VおよびWとなるように電磁波を放射する。従って、本開示の第2の実施形態に係る電磁波検出システム2は、車両Zの進行可能方向に位置する物体の方向を精度よく検出することができる。
また、図12に示すように、本開示の第2の実施形態に係る電磁波検出システム2において、各電磁波検出装置100は、車両Zの最先端と重複領域Vとの間、車両Zの最後端と重複領域Wとの間には距離がある。そして、これらの距離が広いと、物体の方向を検出することができない領域が広くなることになる。そこで、本開示の第2の実施形態に係る電磁波検出システム2において、各電磁波検出装置100はそれぞれ、これらの距離が所定の距離以下になるように電磁波を放射する。ここで、所定の距離とは、例えば、車両Zの前方においては20cm、車両Zの後方においては25cmである。
尚、本開示の第2の実施形態に係る電磁波検出システム2においては、車両Zの前方と後方とに各電磁波検出装置100が備えられている例について説明したが、前方と後方との少なくとも一方に備えられていても良い。また、本開示の第2の実施形態に係る電磁波検出システム2においては、車両Zの前方と後方とで同じ数の電磁波検出装置100が備えられている例について説明したが、異なる数の電磁波検出装置100が備えられていても良い。
次に、本開示の第3の実施形態に係る電磁波検出システム3について説明する。本開示の第3の実施形態に係る電磁波検出システム3の機能構成について、図13を参照して説明する。図13は、本開示の第3の実施形態に係る電磁波検出システム3の機能構成を模式的に示すブロック図である。尚、本開示の第3の実施形態に係る電磁波検出システム3の説明において、本開示の第1の実施形態に係る電磁波検出システム1における構成と同じ符号を付す構成については同じ機能であるため詳細な説明を省略する。
図13に示すように、本開示の第3の実施形態に係る電磁波検出システム2は、第3の電磁波検出装置100c、第6の電磁波検出装置100fを含む。
次に、本開示の第3の実施形態に係る電磁波検出システム3において、各電磁波検出装置100の取り付け例について、図14を参照して説明する。図14は、本開示の第3の実施形態に係る電磁波検出システム3において、各電磁波検出装置100の取り付け例を示す図である。尚、図14は、各電磁波検出装置100が取り付けられた車両Zの上面図である。
図14に示すように、本開示の第3の実施形態に係る電磁波検出システム3において、第3の電磁波検出装置100cは、車両Zの中央部のフロントバンパ裏に取り付けられている。
また、図14に示すように、第6の電磁波検出装置100fは、車両Zの中央部のリアバンパ内に取り付けられている。
次に、本開示の第3の実施形態に係る電磁波検出システム3において、各電磁波検出装置100による電磁波の放射領域について、図15を参照して説明する。図15は、本開示の第3の実施形態に係る電磁波検出システム3において、各電磁波検出装置100による電磁波の放射領域を示す図である。尚、図15は、各電磁波検出装置100が取り付けられた車両Zの上面図である。
図15に示すように、本開示の第3の実施形態に係る電磁波検出システム3において、第3の電磁波検出装置100cは、車両Zの前方に電磁波を放射する。
また、図15に示すように、本開示の第3の実施形態に係る電磁波検出システム3において、第6の電磁波検出装置100fは、車両Zの後方に電磁波を放射する。
尚、本開示の第3の実施形態に係る電磁波検出システム3において、各電磁波検出装置100は、車両Zの前方と後方とで同じ視野角に電磁波を放射しても良いし、異なる視野角に電磁波を放射しても良い。また、本開示の第3の実施形態に係る電磁波検出システム3において、各電磁波検出装置100はそれぞれ、同じ視野角に電磁波を放射しても良いし、異なる視野角に電磁波を放射しても良い。
次に、本開示の第3の実施形態に係る電磁波検出システム3において、各電磁波検出装置100による電磁波の具体的な放射領域について、図16、図17を参照して説明する。図16、図17は、本開示の第3の実施形態に係る電磁波検出システム3において、各電磁波検出装置100による電磁波の放射領域を示す図である。尚、図16、図17は、各電磁波検出装置100が取り付けられた車両Zの上面図である。
また、図16において、波線と波線との間の距離は、車両Zの左右の側面の間隔、すなわち車幅を示している。また、図17において、波線の矢印は、左右の最大舵角軌跡を示している。
図16に示すように、本開示の第3の実施形態に係る電磁波検出システム3において、第3の電磁波検出装置100cおよび第6の電磁波検出装置100fは、車両Zの前方および後方において車幅を含む領域が、それぞれの放射領域CおよびFとなるように電磁波を放射する。従って、本開示の第3の実施形態に係る電磁波検出システム3は、第3の電磁波検出装置100cおよび第6の電磁波検出装置100fによる放射領域に位置する物体を検出することができる。
また、図17に示すように、本開示の第3の実施形態に係る電磁波検出システム3において、第3の電磁波検出装置100cおよび第6の電磁波検出装置100fは、車両Zの前方および後方において左右の最大舵角軌跡とその内側を含む領域が、それぞれの放射領域CおよびFとなるように電磁波を放射する。従って、本開示の第3の実施形態に係る電磁波検出システム3は、車両Zの進行可能方向に位置する物体を検出することができる。
尚、本開示の第3の実施形態に係る電磁波検出システム3においては、車両Zの前方と後方とに各電磁波検出装置100が備えられている例について説明したが、前方と後方との少なくとも一方に備えられていても良い。また、本開示の第3の実施形態に係る電磁波検出システム3においては、車両Zの前方と後方とで同じ数の電磁波検出装置100が備えられている例について説明したが、異なる数の電磁波検出装置100が備えられていても良い。
次に、本開示の第4の実施形態に係る電磁波検出システム4について説明する。尚、本開示の第4の実施形態に係る電磁波検出システム4の機能構成は、本開示の第1の実施形態に係る電磁波検出システム1と同じ機能構成(図1)であるため詳細な説明を省略する。また、本開示の第4の実施形態に係る電磁波検出システム4において、各電磁波検出装置100の取り付け例は、本開示の第1の実施形態に係る電磁波検出システム1と同じ取り付け例(図2)であるため詳細な説明を省略する。
次に、本開示の第4の実施形態に係る電磁波検出システム4において、各電磁波検出装置100による電磁波の放射領域について、図18を参照して説明する。図18は、本開示の第4の実施形態に係る電磁波検出システム4において、各電磁波検出装置100による電磁波の放射領域を示す図である。尚、図18は、各電磁波検出装置100が取り付けられた車両Zの上面図である。
図18に示すように、本開示の第4の実施形態に係る電磁波検出システム4において、第1の電磁波検出装置100aおよび第3の電磁波検出装置100cは、それぞれによる電磁波の放射領域AおよびCの少なくとも一部が、車両Zの前方において、第1の電磁波検出装置100aおよび第2の電磁波検出装置100bによる電磁波の放射領域AおよびBが重複しない領域で重複するように電磁波を放射する。図18においては、第1の電磁波検出装置100aおよび第3の電磁波検出装置100cによる重複領域をQで示している。
また、図18に示すように、本開示の第4の実施形態に係る電磁波検出システム4において、第2の電磁波検出装置100bおよび第3の電磁波検出装置100cは、それぞれによる電磁波の放射領域BおよびCの少なくとも一部が車両Zの前方において、第2の電磁波検出装置100bおよび第3の電磁波検出装置100cによる電磁波の放射領域BおよびCが重複しない領域で重複するように電磁波を放射する。図18においては、第2の電磁波検出装置100bおよび第3の電磁波検出装置100cによる重複領域をRで示している。
また、図18に示すように、本開示の第4の実施形態に係る電磁波検出システム4において、第4の電磁波検出装置100dおよび第6の電磁波検出装置100fは、それぞれによる電磁波の放射領域DおよびFの少なくとも一部が、車両Zの前方において、第4の電磁波検出装置100dおよび第5の電磁波検出装置100eによる電磁波の放射領域DおよびEが重複しない領域で重複するように電磁波を放射する。図18においては、第4の電磁波検出装置100dおよび第6の電磁波検出装置100fによる重複領域をTで示している。
また、図18に示すように、本開示の第4の実施形態に係る電磁波検出システム4において、第5の電磁波検出装置100eおよび第6の電磁波検出装置100fは、それぞれによる電磁波の放射領域EおよびFの少なくとも一部が車両Zの前方において、第4の電磁波検出装置100dおよび第5の電磁波検出装置100eによる電磁波の放射領域DおよびEが重複しない領域で重複するように電磁波を放射する。図18においては、第5の電磁波検出装置100dおよび第6の電磁波検出装置100fによる重複領域をUで示している。
また、図18に示すように、本開示の第4の実施形態に係る電磁波検出システム4において、第1の電磁波検出装置100aおよび第4の電磁波検出装置100dは、それぞれによる電磁波の放射領域AおよびDの少なくとも一部が車両Zの右側において重複するように電磁波を放射する。図18においては、第1の電磁波検出装置100aおよび第4の電磁波検出装置100dによる重複領域をXで示している。
また、図18に示すように、本開示の第4の実施形態に係る電磁波検出システム4において、第2の電磁波検出装置100bおよび第5の電磁波検出装置100eは、それぞれによる電磁波の放射領域BおよびEの少なくとも一部が車両Zの左側において重複するように電磁波を放射する。図18においては、第2の電磁波検出装置100bおよび第5の電磁波検出装置100eによる重複領域をYで示している。
このように、本開示の第4の実施形態に係る電磁波検出システム4において、各電磁波検出装置100はそれぞれ、重複領域Q、R、T、U、X、Yを生じるように電磁波を放射する。
従って、本開示の第4の実施形態に係る電磁波検出システム4において、メイン制御部11は、各重複領域における電磁波の反射波に関するデータに基づき、例えば、三角測量法などを用いて、各重複領域における物体の方向を検出することができる。
また、図18に示すように、本開示の第4の実施形態に係る電磁波検出システム4において、各電磁波検出装置100は、重複領域X、Yを生じるように電磁波を放射する。従って、本開示の第4の実施形態に係る電磁波検出システム4は、車両Zの左右に位置する物体の方向を精度よく検出することができる。
尚、本開示の第4の実施形態に係る電磁波検出システム4において、各電磁波検出装置100は、車両Zの前方と後方とで同じ視野角に電磁波を放射しても良いし、異なる視野角に電磁波を放射しても良い。また、本開示の第1の実施形態に係る電磁波検出システム1において、各電磁波検出装置100はそれぞれ、同じ視野角に電磁波を放射しても良いし、異なる視野角に電磁波を放射しても良い。
次に、本開示の第4の実施形態に係る電磁波検出システム4において、各電磁波検出装置100による電磁波の具体的な放射領域について、図19〜図21を参照して説明する。図19〜図21は、本開示の第4の実施形態に係る電磁波検出システム4において、各電磁波検出装置100による電磁波の放射領域を示す図である。尚、図19〜図21は、各電磁波検出装置100が取り付けられた車両Zの上面図である。
また、図19において、波線と波線との間の距離は、車両Zの左右の側面の間隔、すなわち車幅を示している。また、図20において、波線の矢印は、左右の最大舵角軌跡を示している。また、図21において、車両Zの前方における波線と波線との間の距離は、車両Zの最先端と重複領域Qとの前後方向における最短距離、および車両Zの最先端と重複領域Rとの前後方向における最短距離のうち近い方の距離を示している。また、図21において、車両Zの後方における波線と波線との間の距離は、車両Zの最後端と重複領域Tとの前後方向における最短距離、および車両Zの最後端と重複領域Uとの前後方向における最短距離のうち近い方の距離を示している。
図19に示すように、本開示の第4の実施形態に係る電磁波検出システム4において、各電磁波検出装置100は、車両Zの前方および後方において車幅を含む領域が重複領域QおよびRとなるように電磁波を放射する。従って、本開示の第2の実施形態に係る電磁波検出システム2は、車両Zの直進方向に位置する物体の方向を精度よく検出することができる。
また、図20に示すように、本開示の第4の実施形態に係る電磁波検出システム4において、各電磁波検出装置100は、車両Zの前方および後方において左右の最大舵角軌跡とその内側を含む領域が重複領域QおよびRとなるように電磁波を放射する。従って、本開示の第4の実施形態に係る電磁波検出システム4は、車両Zの進行可能方向に位置する物体の方向を精度よく検出することができる。
また、図21に示すように、本開示の第4の実施形態に係る電磁波検出システム4において、各電磁波検出装置100は、車両Zの最先端と重複領域QおよびRとの間、車両Zの最後端と重複領域TおよびUとの間には距離がある。そして、これらの距離が広いと、物体の方向を検出することができない領域が広くなることになる。そこで、本開示の第4の実施形態に係る電磁波検出システム4において、各電磁波検出装置100はそれぞれ、これらの距離が所定の距離以下になるように電磁波を放射する。ここで、所定の距離とは、例えば、車両Zの前方においては20cm、車両Zの後方においては25cmである。
尚、本開示の第4の実施形態に係る電磁波検出システム4においては、車両Zの前方と後方とに各電磁波検出装置100が備えられている例について説明したが、前方と後方との少なくとも一方に備えられていても良い。また、本開示の第4の実施形態に係る電磁波検出システム4においては、車両Zの前方と後方とで同じ数の電磁波検出装置100が備えられている例について説明したが、異なる数の電磁波検出装置100が備えられていても良い。
次に、本開示の各実施形態に係る電磁波検出システム1〜4における各電磁波検出装置100による電磁波の上下方向への放射領域について、図22、図23に示す。図22、図23は、本開示の各実施形態に係る電磁波検出システム1〜4における各電磁波検出装置100による電磁波の上下方向への放射領域を示す図である。尚、図22、図23は、各電磁波検出装置100が取り付けられた車両Zの側面図である。また、図22、図23においては、Mで示される領域は、車両Zの前方における各電磁波検出装置100による電磁波の放射領域を表し、Nで示される領域は、車両Zの後方における各電磁波検出装置100による電磁波の放射領域を表している。
図22に示すように、本開示の各実施形態に係る電磁波検出システム1〜4において、各電磁波検出装置100は、車両Zの前後で同じ視野角でかつ同じ上下方向に電磁波を放射しても良い。また、図23に示すように、本開示の各実施形態に係る電磁波検出システム1〜4において、各電磁波検出装置100は、車両Zの前後で同じ視野角ではるが、車両Zの前方の方が後方よりも上側を向くように電磁波を放射しても良い。
尚、図22、図23においては、各電磁波検出装置100は、車両Zの前後で同じ視野角で電磁波を放射する例について説明したが、異なる視野角で電磁波を放射しても良い。また、図23においては、各電磁波検出装置100は、車両Zの前方の方が後方よりも上側を向くように電磁波を放射する例について説明したが、車両Zの後方の方が前方よりも上側を向くように電磁波を放射しても良い。
尚、本開示の各実施形態においては、制御装置10と各電磁波検出装置100とが別々の装置である例について説明したが、各電磁波検出装置100のうちいずれかの電磁波検出装置100が制御装置10の機能を含んでいても良い。
1 電磁波検出システム
2 車両
10 制御装置
11 メイン制御部
12 メイン記憶部
13 メイン通信部
100 電磁波検出装置
100a 第1の電磁波検出装置
100b 第2の電磁波検出装置
100c 第3の電磁波検出装置
100d 第4の電磁波検出装置
100e 第5の電磁波検出装置
100f 第6の電磁波検出装置
101a サブ制御部
102a サブ記憶部
103a サブ通信部
104a 放射部
105a 放射領域調整部
106a 検出部

Claims (5)

  1. 車両に備えられ、前記車両が左右の最大舵角線に沿って前進または後進したときに前記車両の左右の側面が描く軌跡とその内側を含む領域に電磁波を円錐状に放射し、放射された前記電磁波の反射波を検出する第1の電磁波検出装置と、
    前記第1の電磁波検出装置と異なる位置で前記車両に備えられ、前記領域の少なくとも一部が重なるように電磁波を円錐状に放射し、放射された前記電磁波の反射を検出する第2の電磁波検出装置と、
    を備える電磁波検出システム。
  2. 車両に備えられ、前記車両の左右の側面の延長線とその内側を含む領域に電磁波を円錐状に放射し、放射された前記電磁波の反射波を検出する第1の電磁波検出装置と、
    前記第1の電磁波検出装置と異なる位置で前記車両に備えられ、前記領域の少なくとも一部が重なるように電磁波を円錐状に放射し、放射された前記電磁波の反射を検出する第2の電磁波検出装置と、
    を備える電磁波検出システム。
  3. 車両に備えられ、電磁波を円錐状に放射し、放射された前記電磁波の反射波を検出する第1の電磁波検出装置と、
    前記第1の電磁波検出装置と異なる位置で前記車両に備えられ、電磁波を円錐状に放射し、放射された前記電磁波の反射波を検出する第2の電磁波検出部と、
    を備え、
    前記第1の電磁波検出装置および前記第2の電磁波検出装置は、それぞれの放射領域の少なくとも一部が重複し、重複する前記放射領域と前記車両の最端との最短距離とが所定の距離以下となるように電磁波を放射する、
    電磁波検出システム。
  4. 車両に備えられ、前記車両の最大舵角線とその内側を含む領域に電磁波を円錐状に放射し、放射された前記電磁波の反射波を検出する電磁波検出装置と、
    を備える電磁波検出システム。
  5. 車両に備えられ、前記車両の左右の側面の延長線とその内側を含む領域に電磁波を円錐状に放射し、放射された前記電磁波の反射波を検出する電磁波検出装置と、
    を備える電磁波検出システム。
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